以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下、図面において実質的に同じ構成要素、処理、情報およびデータには同じ符号および名称が付される。また、複数ありうる構成要素のいずれかを特定せずに示すときには、構成要素の符号の添え字を省略することがある。また、情報処理の主体となりうる装置を総称して「ノード」と記載することがある。
また、図面において構成要素およびデータの数および種類は例示的に示され、適宜、増減されたり変更されたりしうる。また、ノードの間における通信の順番は例示的に示され、適宜、変更されうる。また、図示の都合上、図面において、「装置」および「システム」など、構成要素の名称の一部が適宜、省略されることがある。また、図面において、発明の本質的な説明に関係しない構成要素は、適宜、省略されることがある。
図1は、実施の形態にかかる不動産サービスシステム1の構成を示す図である。図1に示すように、不動産サービスシステム1は、インターネットなどの通信ネットワーク100を介して相互に通信が可能に接続された法務局システム2と、不動産情報サービスサーバ4と、地図情報サーバ14と、金融機関サーバ16と、広告サーバ18と、ユーザ端末30-1~30-mとを備える。また、不動産情報サービスサーバ4にはプリンタ102などの周辺機器が適宜、接続される。ただし、mは2以上の整数である。
図2は、図1に示した法務局システム2、不動産情報サービスサーバ4、地図情報サーバ14、金融機関サーバ16、広告サーバ18およびユーザ端末30のコンピュータとしてのハードウェア12の構成を例示する図である。図2に示すように、これらのノードは、バス120を介して相互にデータを入出力可能に接続されたCPU(Central Processing Unit)122と、ROM(Read Only Memory)124と、RAM(Random Access Memory)126と、通信ネットワーク100に接続されるネットワークインターフェース(IF)128と、ディスプレイおよびキーボードなどのユーザインターフェース(UI;User Interface)装置が接続される入出力装置(I/O)130と、フラッシュメモリおよびDVDなどの記録媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行う記録装置132と、プリンタ102などが接続される外部装置IF134とを備える。
不動産サービスシステム1の構成要素は、専門のハードウェアにより実現されても、図2に示したROM124などに記憶されたソフトウェアをCPU122が実行することにより実現されても、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。
図1に示した不動産サービスシステム1において、法務局システム2は、法務局により運営され、不動産登記の登記事項証明書を不動産情報サービスサーバ4に対して交付する。つまり、法務局システム2は、不動産情報サービスサーバ4と通信ネットワーク100を介して通信し、不動産情報サービスサーバ4から不動産登記の登記事項証明書の交付の申請を受ける。
法務局システム2は、交付の申請を受けると、不動産情報サービスサーバ4に対して登記事項証明書を交付し、不動産情報サービスサーバ4から手数料の納付を受ける。ただし、法務局システム2は、不動産情報サービスサーバ4を介さず、通信ネットワーク100を介してユーザ端末30と直接に通信し、登記事項証明書の交付の申請を受け付け、登記事項証明書を交付し、手数料の納付を受けることもできる。
なお、以下、不動産登記の登記事項証明書およびその電子データは、単に登記事項証明書および証明書とも記載される。また、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2への登記事項証明書の交付の申請、法務局システム2から不動産情報サービスサーバ4への登記事項証明書の交付、および、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2の手数料の納入の一連の動作は、単に登記事項証明書の取得とも記載される。
図3Aは、土地の登記事項証明書に含まれるデータを例示する図表である。図3Bは、一戸建ての建物の登記事項証明書に含まれるデータを例示する図表である。図3Cは、共同住宅の登記事項証明書に含まれるデータを例示する図表である。
図3A~図3Cに示すように、土地、一戸建ての建物および共同住宅の登記事項証明書は、これらの不動産に対応する登記簿謄本に含まれる項目に対応するデータを含む。つまり、これらの登記事項証明書は、不動産と、その所在と、所有者の氏名または名称と、所有者の住所または所在とを特定するデータを含む。また、これらの登記事項証明書は、登録の受付日、債権額および利息など不動産の取引価格を推定するために用いられうるデータを含む。
また、図3Bに示すように、建物の登記事項証明書は、付属建物の表示の表題部をさらに含む。また、図3Cに示すように、共同住宅の登記事項証明書は、専有部分の家屋番号をさらに含む。
図3Aに示すように、土地の登記事項証明書の表題部(土地の表示)は、不動産番号などと、所在と、地番と、地目と、地積と、登録原因および日付と、所有者とを示すデータを含む。所有者を示す所有者データは、不動産の所有者の氏名または名称と、住所または居所とを示すデータを含む。図3Bに示すように、建物の登記事項証明書の表題部(主である建物の表示)は、所在と、家屋番号と、種類と、構造と、床面積と、登記の日付とを示すデータを含む。
図3Cに示すように、共同住宅の登記事項証明書の表題部(一棟の建物の表示)は、所在図番号などと、所在と、建物の名称と、構造と、床面積と、登録原因および日付とを示すデータを含む。
また、共同住宅の登記事項証明書の表題部(専有部分の建物の表示)は、不動産番号と、家屋番号と、建物の名称と、種類と、構造と、床面積と、登記原因および日付とを示すデータを含む。また、共同住宅の登記事項証明書の表題部(敷地権の表示)は、土地の符号と、敷地権の種類と、敷地権の割合と、登録原因および日付と、所有者とを示すデータを含む。
図3A~図3Cに示すように、土地、建物および共同住宅の登記事項証明書の権利部の甲区は、1つ以上の順位番号に対応づけられた所有者と、登記の目的と、受付年月日および受付番号と、権利者その他の事項とを示すデータを含む。
土地の登記事項証明書の権利部の乙区は、1つ以上の順位番号に対応づけられた登記の目的と、登記がなされた年月日を示す受付年月日およびその受付番号と、権利者その他の事項とを示すデータを含む。権利部の乙区の権利者その他を示すデータは、登録原因と、債権額と、利息と、損害額と、債務者と、抵当権者と、共同担保とを示すデータを含む。共同担保のデータは、共同担保目録を示す。
図1に示す地図情報サーバ14は、インターネット関連のサービスを提供する事業者により運営され、他のノードからの問い合わせに応じて、問い合わされた不動産と、その周辺の不動産および地図とを示す地図情報をWebページ上で提供する。
金融機関サーバ16は、例えば、銀行およびクレジットカード会社により運営され、法務局システム2、不動産情報サービスサーバ4およびユーザ端末30の間の金銭の授受の処理を行う。つまり、金融機関サーバ16は、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2への手数料の納入の指示を受けたときに、不動産情報サービスサーバ4の口座から法務局システム2の口座に、手数料の金額の金銭を移動させる処理を行う。
また、金融機関サーバ16は、ユーザ端末30から不動産情報サービスサーバ4への課金への支払いの指示を受けたときに、ユーザ端末30のユーザの口座から不動産情報サービスサーバ4の口座に課金の金額の金銭を移動させる処理を行う。
ただし、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2への手数料の納入、および、ユーザ端末30から不動産情報サービスサーバ4への課金への支払は、金融機関サーバ16を介して行われる必要はない。つまり、手数料の納入は、法務局システム2と不動産情報サービスサーバ4との間で直接に行われてよく、また、課金への支払いは、ユーザ端末30と不動産情報サービスサーバ4との間で直接に行われてよい。また、口座の間で金銭を移動させることは、振り込みとも記載される。
広告サーバ18は、例えば、売主および仲介業者などの不動産取引関係者により運用され、他のノードからの問い合わせに応じて、問い合わされた不動産およびその周辺の不動産の広告の情報をWebページ上で提供する。
図4は、図1に示したユーザ端末30の構成を例示する図である。図4示すように、ユーザ端末30は、要求・受信制御装置300と、登録装置302と、認証装置304と、要求装置306と、支払装置308と、受信装置310とを備える。
ユーザ端末30は、これらの構成要素により、不動産情報サービスサーバ4に対するユーザ端末30のユーザの登録を行う。また、ユーザ端末30は、不動産情報サービスサーバ4からの登記事項証明書を、通信ネットワーク100を介して受信する。また、ユーザ端末30は、不動産情報サービスサーバ4から通信ネットワーク100を介して行われる課金に応じて金銭を支払う。
なお、以下、ユーザ端末30から不動産情報サービスサーバ4への登記事項証明書の要求と、不動産情報サービスサーバ4からユーザ端末30への登記事項証明書の送信と、不動産情報サービスサーバ4からユーザ端末30への課金と、ユーザ端末30から不動産情報サービスサーバ4への金銭の支払いとを含む一連の動作を、登記事項証明書の提供とも記す。
要求・受信制御装置300は、ユーザ端末30の構成要素を制御して、不動産情報サービスサーバ4への登記事項証明書の提供を受ける処理を行わせる。また、要求・受信制御装置300は、通信ネットワーク100を介したユーザ端末30と他のノードとの間の通信の制御を行う。
登録装置302は、ユーザ端末30のユーザを不動産情報サービスサーバ4に登録するために必要な処理を行う。つまり、登録装置302は、不動産情報サービスサーバ4との間で通信を行い、不動産情報サービスサーバ4におけるユーザのアカウントの作成、および、識別情報(ID;IDentifier)およびパスワードの設定などの認証情報の設定を行う。
また、登録装置302は、ユーザが不動産取引関係者における買主、売主および仲介業者のいずれであるかであるかを示すユーザ種別の設定を行う。なお、ユーザは、買主、売主および仲介業者のいずれかに一意に分類されなくてよく、売主が買主を兼ねたり、売主が仲介業者を兼ねたりしてよい。
また、登録装置302は、ユーザの不動産情報サービスサーバ4におけるランクの設定、つまり、不動産情報サービスサーバ4の有料会員であるか無料会員であるか、継続的なユーザであるか一時的なユーザであるかなどを示すユーザランクの設定を行う。また、登録装置302は、ユーザの氏名または名称を示すユーザ名と、ユーザの住所または居所を示す所在と、ユーザの電子メールアドレスおよび電話番号などを示す連絡先との設定を行う。
認証装置304は、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを作成したユーザ端末30のユーザが、不動産情報サービスサーバ4にログインする際に必要とされる認証の処理を行う。この認証は、IDおよびパスワードを用いる認証、および、指紋などの生体情報を用いる認証など、様々な方法により実現されうる。なお、以下、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを作成したユーザ端末30のユーザを、単にユーザとも記す。
要求装置306は、例えば、ユーザ端末30のUI装置のディスプレイにGUI(Graphcal User Interface)画像を表示する。さらに、要求装置306は、登記事項証明書を所望し、その要求元となるユーザ端末30のUI装置のキーボードなどに対するユーザの操作に応じて、登記事項証明書を特定する情報を受け入れる。さらに、要求装置306は、不動産情報サービスサーバ4に対して、受け入れた情報により特定される登記事項証明書の提供を要求する。
支払装置308は、不動産情報サービスサーバ4からの課金を受け、金融機関サーバ16を介して、課金された金額の金銭を、金融機関サーバ16を介して不動産情報サービスサーバ4に対して支払う。
受信装置310は、不動産情報サービスサーバ4から送信されてきた登記事項証明書を受信し、ディスプレイへの表示、および、記録媒体への記録などを行う。
図5は、図1に示した不動産情報サービスサーバ4の構成を示す図である。図5に示すように、不動産情報サービスサーバ4は、証明書データベース(DB;Data Base)40、証明書提供サービスシステム42、証明書取得システム52、および、プリンタ102による不動産取引を勧誘するダイレクトメール(DM;Direct Mail)の印刷などを行う流通促進システム6を備える。
不動産情報サービスサーバ4は、例えば、不動産の仲介業者、または、インターネットにおける不動産取引のプラットフォームの提供者により運用される。不動産情報サービスサーバ4の運用者は、自ら不動産の取引を行っても、自らは不動産の取引を行わず、不動産の情報提供のみ、あるいは、不動産の取引に適した仲介業者の提供のみを行ってもよい。
不動産情報サービスサーバ4は、これらの構成要素により、法務局システム2に対して登記事項証明書の交付を申請し、この申請に応じて法務局システム2により交付された登記事項証明書を受信する。また、不動産情報サービスサーバ4は、受信した登記事項証明書を、証明書DB40に記憶される証明書情報の複数のエントリに記憶させる。
なお、証明書情報は、登記事項証明書そのものであったり、登記事項証明書にIDなどの付加情報を加えたものであったり、登記事項証明書のうち、不動産情報サービスサーバ4における処理に必要とされる一部であったりしてよい。
また、不動産情報サービスサーバ4は、受信した登記事項証明書を、この登記事項証明書を要求したユーザ端末30に対して送信する。また、不動産情報サービスサーバ4は、法務局システム2からの手数料支払の請求に応じて、手数料の金額の金銭を、金融機関サーバ16を介して法務局システム2に対して支払う。
なお、以下、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2への登記事項証明書の交付の申請と、法務局システム2から不動産情報サービスサーバ4への手数料支払の要求と、不動産情報サービスサーバ4から法務局システム2への手数料支払とを含む一連の動作は、登記事項証明書の取得とも記される。
また、不動産情報サービスサーバ4は、ユーザ端末30に対する課金を行う。また、不動産情報サービスサーバ4は、証明書DB40に記憶された証明書情報を用い、不動産取引関係者に対して、不動産の販売の勧誘など、不動産流通促進のための様々なサービスを提供する。従って、不動産情報サービスサーバ4は、これらの機能により、不動産取引関係者にとって有益な情報を提供するプラットフォームとなりうる。
図6は、図5に示した証明書提供サービスシステム42の構成を示す図である。図6に示すように、証明書提供サービスシステム42は、証明書提供部44と、ユーザ情報を記憶するユーザDB46と、法務局システム2への手数料の納入を示す納入情報およびユーザへの課金を示す課金情報を記憶する会計DB48と、証明書取得部50とを備える。
証明書提供サービスシステム42は、これらの構成要素により、ユーザ端末30のユーザのアカウント作成およびその管理と、ユーザ端末30への登記事項証明書の提供と、法務局システム2からの登記事項証明書の取得とを行う。
証明書提供部44は、提供制御装置440と、ユーザ登録装置442と、ユーザ認証装置444と、ユーザ課金装置446と、ユーザ要求受信装置448と、証明書提供装置450とを備える。証明書提供部44は、これらの構成要素により、ユーザのアカウント作成およびその管理、および、法務局システム2への登記事項証明書の提供を行う。
提供制御装置440は、証明書提供部44の他の構成要素を制御して、ユーザ端末30への登記事項証明書の提供と、その課金処理とを行わせる。また、提供制御装置440は、通信ネットワーク100を介した証明書提供部44と他のノードとの間の通信の制御を行う。
ユーザ登録装置442は、ユーザ端末30からのユーザ登録データを処理し、ユーザのアカウントを作成し、作成したアカウントの管理を管理するユーザ情報をユーザDB46に記憶する。
ユーザ認証装置444は、ユーザDB46に記憶されたユーザ情報と、ユーザ端末30からのIDおよびパスワードなどを示すデータとを用いて、ユーザを認証する。証明書提供部44は、さらに、この認証の結果を示すユーザDB46に記憶する。
ユーザ課金装置446は、ユーザ端末30からの要求に応じて登記事項証明書を提供するときに、ユーザに対する課金を行い、ユーザから金融機関サーバ16を介した課金への支払いを受け、課金およびその結果を示す課金情報を会計DB48に記憶する。また、ユーザ課金装置446は、有料会員のユーザに会費の支払いを請求し、会費の支払を受け、会費の支払いを受けたか否かを示す会費情報をユーザDB46に記憶する。
図7は、図6に示したユーザDB46に記憶されるユーザ情報を例示する図である。図7に示すように、ユーザDB46に記憶される情報に含まれる複数のエントリには、ユーザのアカウントを一意に示すアカウントIDと、ユーザのいずれかを一意に示すユーザIDと、ユーザ種別と、ユーザのランクと、IDおよびパスワードなどの認証情報と、ユーザの氏名または名称を示すユーザ名と、ユーザの住所または居所を示す所在と、ユーザの電子メールアドレスおよび電話番号などの連絡先と、有料会員のユーザから会員が支払われたか否かを示す会費情報と、不動産と、不動産価格と、ユーザが認証済みか未認証かを示す認証結果情報とを示すデータが記憶される。
不動産を示すデータは、任意のタイミングでユーザにより設定され、ユーザが取引を希望するなど、何らかの関心を有する不動産を示す。希望価格は、ユーザが何らかの関心を有する不動産の取引における売値および買値などの希望価格を示す。なお、ユーザ情報の1つのエントリには、複数の不動産およびこれらの希望価格を示すデータが含まれうる。また、以下、「ユーザ情報のエントリ」などは、「エントリ」が省略され、単に「ユーザ情報」とも記載されることがある。
図8Aは、図6に示した会計DB48に記憶される課金情報を例示する図である。図8Aに示すように、課金情報の複数のエントリには、図7に示したユーザ情報と共通なユーザIDと、このユーザに対して提供した登記事項証明書を示すデータと、その課金の金額を示すデータと、その課金に対する支払が済んでいるか未払いであるかを示すデータとを対応づけて含む課金明細情報とが記憶される。
図6に示すユーザ要求受信装置448は、ユーザ端末30から登記事項証明書の提供の要求を受信し、この要求をユーザ課金装置446に通知する。また、ユーザ要求受信装置448は、この要求に含まれ、ユーザが要求する登記事項証明書を特定する情報を証明書取得部50に対して出力する。
証明書提供装置450は、法務局システム2により交付された登記事項証明書を証明書取得部50から受け、この登記事項証明書の提供を要求したユーザ端末30に対して提供する。また、証明書提供装置450は、ユーザ端末30に対して登記事項証明書を提供したことをユーザ課金装置446に対して通知する。
図6に示すように、証明書取得部50は、取得制御装置500と、証明書申請装置502と、証明書受信装置504と、手数料納入装置506とを備える。証明書取得部50は、これらの構成要素により、ユーザ端末30に対して提供する登記事項証明書を、法務局システム2から取得する。
取得制御装置500は、証明書取得部50の構成要素を制御して、法務局システム2からの登記事項証明書の取得と、その手数料の納入処理とを行わせる。また、取得制御装置500は、通信ネットワーク100を介した証明書取得部50と他のノードとの間の通信の制御を行う。
証明書申請装置502は、証明書申請装置502は、証明書提供部44からユーザが要求する登記事項証明書を特定する情報を受け、この情報により特定される登記事項証明書の交付を法務局システム2に対して申請する。
証明書受信装置504は、交付の申請に応じて法務局システム2から交付された登記事項証明書を受信し、証明書提供部44に対して出力する。
手数料納入装置506は、法務局システム2から手数料の納付の指示に応じて、金融機関サーバ16を介して手数料の納付を行い、納付の結果を示す納付情報を会計DB48に記憶する。
図8Bは、図6に示した会計DB48に記憶される納付情報を例示する図である。図8Bに示すように、納付情報は、手数料の納付が指示された登記事項証明書と、その納付額と、手数料を納入済みであるか未納入であるかとを示すデータを対応づけて記憶する。
なお、不動産サービスシステム1において、金融機関サーバ16は複数ありうるので、このときには、複数の金融機関サーバ16それぞれについて納付情報を作成する必要がある。従って、このときには、納付情報は複数のエントリを含み、複数のエントリそれぞれには、複数の金融機関サーバ16のいずれかのIDを示す金融機関サーバIDが付される。
図9は、図5に示した証明書取得システム52の構成を示す図である。図9に示すように、証明書取得システム52は、図6に示した証明書提供サービスシステム42の構成要素のうち、取得制御装置500と、証明書申請装置502と、証明書受信装置504と、手数料納入装置506とを、証明書取得部50と共通に備える。証明書取得システム52は、これらの構成要素により、不動産情報サービスサーバ4の運営者の操作に応じて、あるいは、流通促進システム6からの要求に応じて、法務局システム2から登記事項証明書を取得し、証明書情報として証明書DB40に記憶する。
図10は、図5に示した流通促進システム6の構成を示す図である。図10に示すように、流通促進システム6は、流通促進情報作成装置60とサービス提供装置62とを備える。流通促進情報作成装置60は、不動産情報作成装置600と、不動産情報収集装置602と、価格推定装置604と、不動産DB606と、流通促進情報作成装置608と、流通促進DB610とを備える。サービス提供装置62は、売主募集装置620と、買主募集装置622と、情報提示装置624と、紹介装置626とを、サービス提供処理装置として備える。
流通促進システム6は、これらの構成要素により、図5に示した証明書DB40の複数のエントリから、図3A~図3Cに示した登記事項証明書を示す証明書情報を読み出す。流通促進システム6は読み出した証明書情報を処理し、不動産の売主および買主の募集、不動産の情報の提示および仲介業者の紹介を、不動産流通促進のためのサービスとして行う。
流通促進情報作成装置60の不動産情報作成装置600は、証明書DB40から証明書情報を読み出して解析し、図3A~図3Cに示した登記事項証明書に含まれる所在のデータなど、登記事項証明書を特定するデータを得る。不動産情報作成装置600は、得られたデータを動産情報収集装置602に出力し、不動産の登記事項証明書を収集させる。
また、不動産情報作成装置600は、証明書DB40から読み出した証明書情報、および、不動産情報収集装置602からの証明書情報から、複数の不動産のいずれかを一意に識別する不動産IDを作成する。不動産情報作成装置600は、不動産IDと証明書情報が示す登記事項証明書とを対応づけ、不動産情報のエントリを作成し、不動産DB606に対して出力し、順次、記憶させる。なお、不動産IDは、不動産ではなく、不動産の登記事項証明書自体を一意に識別してもよい。
図11Aは、不動産DB606に記憶される不動産情報を例示する図である。図11Aに示すように、不動産情報は複数のエントリを含む。これら複数のエントリには、不動産に対して一意に付された不動産IDと、この不動産の登記事項証明書と、不動産が取引されるときの取引価格として推定された推定価格と、この不動産に何らかの関心を有するユーザのユーザ情報に含まれる希望価格とを示すデータが対応づけられて記憶される。なお、不動産IDの付与は、不動産の所有者が、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有するユーザであるか否かにかかわらず行われる。
不動産情報収集装置602は、不動産情報作成装置600からの不動産を特定する所在などを示すデータを、図1に示した地図情報サーバ14に対して送信し、この所在を含む地図情報を受信する。また、不動産情報収集装置602は、通信ネットワーク100において提供される検索エンジンを用い、不動産情報作成装置600からの不動産の所在を示すデータを用いた検索を行う。不動産情報収集装置602は、この検索の結果が、広告サーバ18の広告を示すときには、検索の結果を用いて広告サーバ18から不動産の広告情報を得る。
また、不動産情報収集装置602は、地図情報サーバ14から得られた地図情報、および、広告サーバ18から得られた広告情報から、不動産情報作成装置600から入力された不動産の周囲にある不動産の情報を収集する。不動産情報収集装置602は、収集した不動産の情報により特定される登記事項証明書を示す証明書情報を、図5に示した証明書DB40から読み出す。
あるいは、不動産情報収集装置602は、証明書取得システム52に、収集した不動産の情報により特定される登記事項証明書を取得させ、証明書DB40を介して証明書情報として読み出す。不動産情報収集装置602は、読み出した証明書情報を、不動産情報作成装置600に対して出力する。
なお、不動産情報収集装置602は、例えば、不動産情報作成装置600から土地の所在が入力され、この所在が大都市を示すときには、この土地と都道府県、市、区、町および番地を共通とする土地を、この不動産の周囲にある不動産とする。
また、不動産情報収集装置602は、地図情報を用いるときには、この土地と共通の路線に面し、この土地から予め決められた距離の範囲のなかある土地を、この不動産の周囲にある不動産とする。また、不動産情報収集装置602は、不動産の所在が集合住宅に含まれる複数の専有部分の1つを示すときには、この専有部分と建物を共にする他の専有部分を、この不動産の周囲にある不動産とする。
価格推定装置604は、図3A~図3Cに示した登記事項証明書において、権利者その他を示すデータに含まれ、受付年月日・受付番号、債権額および利息を示すデータから、不動産が取引されるときの取引価格を推定し、推定価格を求める。また、価格推定装置604は、推定価格を示すデータを、不動産DB606に記憶された不動産情報に、図11Aに示したように追加する。
価格推定装置604は、例えば、債権額および利息を示すデータに基づいて、受付年月日・受付番号が示す年月日と、取引価格の推定を行う年月日とから、債権額にその利息を加えた金額を推定する。また、価格推定装置604は、不動産を購入するときの頭金と借入金との一般的な割合に基づいて、債権額にその利息を加えた金額と、頭金とその利息を加えた金額との合計の金額を推定する。さらに、価格推定装置604は、この合計の金額に、受付年月日・受付番号が示す年月日から取引価格の推定を行う年月日までの不動産の取引価格の変化を考慮して、不動産の取引価格を推定する。
流通促進情報作成装置608は、不動産DB606に記憶された不動産情報と、図6に示した証明書提供サービスシステム42のユーザDB46に記憶されたユーザ情報とに基づいてサービスを提供するためのサービス情報を作成するサービス情報作成装置である。流通促進情報作成装置608は、作成したサービス提供情報を、流通促進情報として流通促進DB610に記憶する。流通促進情報は、不動産の売主および買主の募集、不動産の情報の提示および仲介業者の紹介などに用いられる。
なお、不動産の売主の募集は、例えば、通信ネットワーク100を介して伝送される電子データおよびプリンタ102により印刷されるDMにより、不動産の所有者に不動産の売却を勧誘したり、不動産の債権者に債権の持ち分の売却を勧誘したりすることである。売主の募集は、不特定の不動産の所有者および債権者に対して行われうる。
つまり、不動産の売主の募集は、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有するユーザであるか否かにかかわらず、図11Aに示した不動産情報に含まれる登記事項証明書において、不動産の所有者および債権者であると判断された人および企業に対して行われうる。以下、売主の募集が、不動産の所有者に対して行われる場合を説明する。
また、不動産の買主の募集は、例えば、不動産情報サービスサーバ4に登録されたユーザのうち、図7に示したユーザ情報のユーザ種別により買主であることが示されたユーザを相手として、売主であることが示されたユーザが所有する不動産の購入を、DMおよび電子メールなどの手段により勧誘することである。
また、不動産の情報の提示は、例えば、売りに出された不動産の登記事項証明書と、売主の希望価格または推定価格とを、電子メールおよび電子データとしてユーザに提示することである。
不動産の仲介業者の紹介は、売りに出された不動産の仲介に適した仲介業者を、ユーザ情報のユーザ種別により仲介業者であることが示されたユーザから選択し、売りに出された不動産の購入を希望するユーザに紹介することである。
不動産の情報の提示および仲介業者の紹介のサービスを受けうるユーザは、不動産情報サービスサーバ4の運営者の運営方針により適宜、選択されうる。つまり、不動産情報サービスサーバ4の運用者は、例えば、不動産の情報の提示および仲介業者の紹介を、ユーザ情報に含まれるユーザランクにより有料会員であることが示されたユーザに対してのみ行ったり、有料会員であるか無料会員であるかに関わらず全てのユーザに対して行ったりできる。
図11Bは、図10に示した流通促進DB610に記憶される流通促進情報を例示する図である。流通促進情報は複数のエントリを含み、図11Bに示すように、複数のエントリには、流通促進サービスIDと、不動産IDと、サービス種別と、価格推定装置604により推定された不動産の推定価格と、希望価格と、サービスの提供先を示す提供先IDの1つ以上とを示すデータが対応づけられて記憶される。
流通促進サービスIDは、サービス提供装置62により提供されるサービスを一意に示す。不動産IDは、流通促進サービスIDにより示されるサービスの対象となる不動産を一意に示す。
サービス種別は、不動産流通促進のために、不動産IDが示す不動産に関係して提供されうる複数の種類のサービスのいずれか、つまり、不動産の売主および買主の募集、不動産の情報の提示および仲介業者の紹介のいずれかを示すサービス種別データである。1つ以上の提供先IDは、サービスの提供を受ける不動産の所有者、または、ユーザを示す提供先データである。なお、サービスの提供を受ける不動産の所有者は、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有するユーザであっても、ユーザでなくてもよい。また、サービスの提供を受ける不動産の所有者が不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有するユーザでないときには、提供先IDは、不動産の所有者の意思にかかわらず作成されうる。
流通促進情報は、これらのデータの組み合わせにより、不動産IDが示す不動産について、提供先IDが示す不動産の所有者またはユーザに対して、サービス種別が示す不動産流通促進のためのサービスのいずれが提供されるかを示す。
以下、図12A~図12Cを参照して、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626の動作を詳細に説明する。図10に示した売主募集装置620は、流通促進情報およびユーザ情報を処理し、売主の募集のための処理を行う。図12Aは、売主募集装置620が不動産の流通を促進するサービスとして売主の募集を行う処理を示すフローチャートである。
図12Aに示すように、ステップS100において、売主募集装置620は、流通促進DB610から流通促進情報を読み出す。
ステップS102において、売主募集装置620は、流通促進情報のサービス種別が売主の募集を示すか否かを判断する。売主募集装置620は、流通促進情報のサービス種別が売主の募集を示す(S102の処理においてY)ときにはS104の処理に進み、流通促進情報のサービス種別が売主の募集を示さない(S102の処理においてN)ときには処理を終了する。
ステップS104において、売主募集装置620は、図6に示したユーザDB46から、図7に示したユーザ情報に含まれるユーザIDの全てを読み出す。
ステップS106において、売主募集装置620は、未だに処理の対象とされていない流通促進情報の提供先IDを読み出す。
ステップS108において、売主募集装置620は、S106の処理において読み出した提供先IDが、S104の処理において読み出したユーザIDに含まれているか否かを判断する。売主募集装置620は、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれているとき(S108の処理においてY)にはS110の処理に進み、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれてないとき(S108の処理においてN)にはS114の処理に進む。
ステップS110において、売主募集装置620は、ユーザDB46に記憶されたユーザ情報から、提供先IDと同じユーザIDを含むエントリを読み出す。売主募集装置620は、さらに、読み出したユーザ情報のエントリに記憶されたユーザクラスおよび会員情報に基づいて、提供先IDと同じユーザIDが付されたユーザに対して売主の募集のサービスを行えるか否かを判断する。
売主募集装置620は、売主の募集のサービスを行えるとき(S110の処理においてY)にはS112の処理に進み、売主の募集のサービスを行えないとき(S110の処理においてN)にはS122の処理に進む。
ステップS112において、売主募集装置620は、S110の処理において読み出したユーザ情報のエントリから、ユーザの氏名または名称およびその連絡先を示すデータを得る。
ステップS114において、売主募集装置620は、流通促進情報に含まれる不動産IDと共通の不動産IDを含む不動産情報を、不動産DB606から読み出す。
ステップS116において、売主募集装置620は、S114の処理において読み出した不動産情報に含まれる登記事項証明書から、不動産の所有者を示すデータを得て、このデータから不動産の所有者の連絡先を作成する。
ステップS118において、売主募集装置620は、S112またはS116の処理において、不動産の所有者の氏名または名称およびその住所などが得られたときには、不動産の所有者に送るDMをプリンタ102に印刷させ、売主の募集を行う。
あるいは、S112の処理において、不動産の所有者のメールアドレスなどが得られたときには、売主募集装置620は、不動産の所有者の端末装置に通信ネットワーク100を介して売主の募集を行うための電子データを送信する。なお、S118の処理において、不動産の所有者の端末装置は、上述したように、ユーザ端末30であっても、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有さない人のユーザ端末30以外の端末装置であってもよい。また、売主の募集の際に、不動産の所有者に、不動産情報サービスサーバ4へのアカウントの作成を勧誘してもよい。
ステップS120において、売主募集装置620は、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについてS106,S108の処理が行われたか、つまり、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについて処理が完了したか否かを判断する。売主募集装置620は、提供先IDの全てについて処理が終了したとき(S120の処理においてY)にはS122の処理に進み、提供先IDの全てについて処理が終了していないとき(S120の処理においてN)にはS106の処理に戻る。
ステップS122において、売主募集装置620は、売主の募集の処理に用いられた流通促進情報のエントリを削除し、処理を終了する。
買主募集装置622は、流通促進情報およびユーザ情報を処理し、買主の募集のための処理を行う。以下、図12Bを参照して、買主募集装置622の処理をさらに説明する。図12Bは、買主募集装置622が不動産の流通を促進するサービスとして買主の募集を行う処理を示すフローチャートである。
図12Bに示すように、ステップS140において、買主募集装置622は、流通促進DB610から流通促進情報を読み出す。
ステップS142において、買主募集装置622は、流通促進情報のサービス種別が買主の募集を示すか否かを判断する。買主募集装置622は、流通促進情報のサービス種別が買主の募集を示す(S142の処理においてY)ときにはS144の処理に進み、流通促進情報のサービス種別が買主の募集を示さない(S142の処理においてN)ときには処理を終了する。
ステップS144において、買主募集装置622は、図6に示したユーザDB46から、図7に示したユーザ情報に含まれるユーザIDの全てを読み出す。
ステップS146において、買主募集装置622は、未だに処理の対象とされていない流通促進情報の提供先IDを読み出す。
ステップS148において、買主募集装置622は、S146の処理において読み出した提供先IDが、S144の処理において読み出したユーザIDに含まれているか否かを判断する。買主募集装置622は、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれているとき(S148の処理においてY)にはS150の処理に進み、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれてないとき(S148の処理においてN)にはS156の処理に進む。
ステップS150において、買主募集装置622は、ユーザDB46に記憶されたユーザ情報から、提供先IDと同じユーザIDを含むエントリを読み出す。買主募集装置622は、さらに、読み出したユーザ情報のエントリに記憶されたユーザクラスおよび会員情報に基づいて、提供先IDと同じユーザIDが付されたユーザに対して買主の募集のサービスを行えるか否かを判断する。
買主募集装置622は、買主の募集のサービスを行えるとき(S150の処理においてY)にはS152の処理に進み、買主の募集のサービスを行えないとき(S150の処理においてN)にはS156の処理に進む。
ステップS152において、買主募集装置622は、S150の処理において読み出したユーザ情報のエントリから、ユーザの氏名または名称およびその連絡先を示すデータを得る。
ステップS154において、買主募集装置622は、S152の処理において、ユーザの氏名または名称およびその住所などが得られたときには、不動産の買主となりうるユーザに送るDMをプリンタ102に印刷させ、買主の募集を行う。
あるいは、S152の処理において、ユーザのメールアドレスなどが得られたときには、買主募集装置622は、不動産の買主となりうるユーザのユーザ端末30に、通信ネットワーク100を介して買主の募集を行うための電子データを送信する。
ステップS156において、買主募集装置622は、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについてS146,S148の処理が行われたか、つまり、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについて処理が完了したか否かを判断する。
買主募集装置622は、提供先IDの全てについて処理が終了したとき(S156の処理においてY)にはS158の処理に進み、提供先IDの全てについて処理が終了していないとき(S156の処理においてN)にはS146の処理に戻る。
ステップS158において、買主募集装置622は、買主の募集の処理に用いられた流通促進情報のエントリを削除し、処理を終了する。
情報提示装置624は、流通促進情報およびユーザ情報を処理し、情報提供のための処理を行う。以下、図12Cを参照して、情報提示装置624の処理をさらに説明する。図12Cは、情報提示装置624が不動産の流通を促進するサービスとして情報提供を行う処理を示すフローチャートである。
図12Cに示すように、ステップS180において、情報提示装置624は、流通促進DB610から流通促進情報を読み出す。
ステップS182において、情報提示装置624は、流通促進情報のサービス種別が情報提供を示すか否かを判断する。情報提示装置624は、流通促進情報のサービス種別が情報提供を示す(S182の処理においてY)ときにはS184の処理に進み、流通促進情報のサービス種別が情報提供を示さない(S182の処理においてN)ときには処理を終了する。
ステップS184において、情報提示装置624は、図6に示したユーザDB46から、図7に示したユーザ情報に含まれるユーザIDの全てを読み出す。
ステップS186において、情報提示装置624は、未だに処理の対象とされていない流通促進情報の提供先IDを読み出す。
ステップS188において、情報提示装置624は、S186の処理において読み出した提供先IDが、S184の処理において読み出したユーザIDに含まれているか否かを判断する。情報提示装置624は、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれているとき(S188の処理においてY)にはS190の処理に進み、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれてないとき(S188の処理においてN)にはS196の処理に進む。
ステップS190において、情報提示装置624は、ユーザDB46に記憶されたユーザ情報から、提供先IDと同じユーザIDを含むエントリを読み出す。情報提示装置624は、さらに、読み出したユーザ情報のエントリに記憶されたユーザクラスおよび会員情報に基づいて、提供先IDと同じユーザIDが付されたユーザに対して情報提供のサービスを行えるか否かを判断する。
情報提示装置624は、情報提供のサービスを行えるとき(S190の処理においてY)にはS192の処理に進み、情報提供のサービスを行えないとき(S190の処理においてN)にはS196の処理に進む。
ステップS192において、情報提示装置624は、S190の処理において読み出したユーザ情報のエントリから、ユーザの氏名または名称およびその連絡先を示すデータを得る。
ステップS194において、情報提示装置624は、S192の処理において、ユーザの氏名または名称およびその住所などが得られたときには、プリンタ102に、情報の提供先のユーザに送る登記事項証明書の全部または抜粋された一部を記載した書類を印刷させ、さらに、この書類の送り先を示す情報を封筒に印刷させる。
あるいは、S192の処理において、ユーザのメールアドレスなどが得られたときには、情報提示装置624は、情報の提供先のユーザに通信ネットワーク100を介して、登記事項証明書の全部または抜粋された一部、および、不動産の推定価格を示す電子データをユーザ端末30に送信し、情報提供を行う。
情報の提供先のユーザには、不動産の推定価格および希望価格がさらに提供されてよい。また、ユーザは、情報提供を受けて、図7に示した不動作および希望価格を示すデータを、ユーザ端末30を介してユーザDB46に記憶させることができる。
ステップS196において、情報提示装置624は、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについてS186,S188の処理が行われたか、つまり、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについて処理が完了したか否かを判断する。
情報提示装置624は、提供先IDの全てについて処理が終了したとき(S196の処理においてY)にはS198の処理に進み、提供先IDの全てについて処理が終了していないとき(S196の処理においてN)にはS186の処理に戻る。
ステップS198において、情報提示装置624は、情報提供の処理に用いられた流通促進情報のエントリを削除し、処理を終了する。
紹介装置626は、流通促進情報およびユーザ情報を処理し、仲介業者の紹介のための処理を行う。以下、図12Dを参照して、紹介装置626の処理をさらに説明する。図12Dは、紹介装置626が不動産の流通を促進するサービスとして仲介業者の紹介を行う処理を示すフローチャートである。
図12Dに示すように、ステップS220において、紹介装置626は、流通促進DB610から流通促進情報を読み出す。
ステップS222において、紹介装置626は、流通促進情報のサービス種別が仲介業者の紹介を示すか否かを判断する。紹介装置626は、流通促進情報のサービス種別が仲介業者の紹介を示す(S222の処理においてY)ときにはS224の処理に進み、流通促進情報のサービス種別が仲介業者の紹介を示さない(S222の処理においてN)ときには処理を終了する。
ステップS224において、紹介装置626は、図6に示したユーザDB46から、図7に示したユーザ情報に含まれるユーザIDの全てを読み出す。
ステップS226において、紹介装置626は、未だに処理の対象とされていない仲介業者の紹介先となる流通促進情報の提供先IDを読み出す。
ステップS228において、紹介装置626は、S226の処理において読み出した提供先IDが、S224の処理において読み出したユーザIDに含まれているか否かを判断する。紹介装置626は、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれているとき(S228の処理においてY)にはS230の処理に進み、読み出した提供先IDがユーザIDに含まれてないとき(S228の処理においてN)にはS238の処理に進む。
ステップS230において、紹介装置626は、ユーザDB46に記憶されたユーザ情報から、提供先IDと同じユーザIDを含むエントリを読み出す。紹介装置626は、さらに、読み出したユーザ情報のエントリに記憶されたユーザクラスおよび会員情報に基づいて、提供先IDと同じユーザIDが付されたユーザに対して仲介業者の紹介のサービスを行えるか否かを判断する。
紹介装置626は、は、仲介業者の紹介のサービスを行えるとき(S230の処理においてY)にはS232の処理に進み、仲介業者の紹介のサービスを行えないとき(S230の処理においてN)にはS238の処理に進む。
ステップS232において、紹介装置626は、S230の処理において読み出したユーザ情報のエントリから、ユーザの氏名または名称およびその連絡先を示すデータを得る。
ステップS234において、紹介装置626は、例えば、ユーザ情報から、ユーザ種別が仲介業者を示すエントリの全てを読み出す。さらに、紹介装置626は、S232の処理において、ユーザの住所が得られたときには、このユーザの住所に最も近い仲介業者を選択する。
あるいは、紹介装置626は、流通促進情報と共通の不動産IDを含む不動産情報から登記事項証明書を読み出し、この登記事項証明書が示す不動産の所在に最も近い仲介業者を選択する。
ステップS236において、紹介装置626は、S232の処理において、ユーザの氏名または名称およびその住所などが得られたときには、プリンタ102に、仲介業者を紹介する書面を印刷させ、さらに、この書面の送り先を示す情報を封筒に印刷させる。
あるいは、S232の処理において、ユーザのメールアドレスなどが得られたときには、紹介装置626は、仲介業者の紹介先のユーザに、通信ネットワーク100を介して、仲介業者の紹介を行うための電子データをユーザ端末30に送信する。
ステップS238において、紹介装置626は、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについてS226,S228の処理が行われたか、つまり、流通促進情報に含まれる提供先IDの全てについて処理が完了したか否かを判断する。紹介装置626は、提供先IDの全てについて処理が終了したとき(S238の処理においてY)にはS240の処理に進み、提供先IDの全てについて処理が終了していないとき(S238の処理においてN)にはS226の処理に戻る。
ステップS240において、紹介装置626は、仲介業者の紹介の処理に用いられた流通促進情報のエントリを削除し、処理を終了する。
以下、不動産サービスシステム1の動作を説明する。まず、不動産情報サービスサーバ4において、ユーザ端末30から登記事項証明書の提供の要求を受けずに、ユーザの操作、または、流通促進システム6からの要求に応じて、法務局システム2から登記事項証明書を取得する動作を説明する。図13は、不動産サービスシステム1の動作を例示する第1の通信シーケンス図である。
なお、以下、通信シーケンス図を参照した説明においては、図1,図4~図6,図9,図10に示したユーザ端末30および不動産情報サービスサーバ4の構成要素同士の間で情報の入出力が行われることを前提とし、この旨の記載は省略される。また、同様に、不動産サービスシステム1のノード同士の間で通信ネットワーク100を介して情報の通信が行われる記載もまた、省略される。
図13に示すように、ステップS300において、不動産情報サービスサーバ4の証明書取得システム52の証明書申請装置502は、不動産情報サービスサーバ4のUI装置に対するユーザによる要求の操作、および、流通促進システム6からの要求を受ける。
ステップS302において、不動産情報サービスサーバ4の証明書取得システム52の証明書申請装置502は、法務局システム2に対して登記事項証明書の交付を申請する。
ステップS304において、法務局システム2は、証明書取得システム52に対して登記事項証明書を交付し、証明書受信装置504は、法務局システム2から交付された登記事項証明書を受信する。
ステップS306において、証明書受信装置504は、受信した登記事項証明書を証明書DB40に対して出力し、証明書情報として記憶させる。
ステップS308において、手数料納入装置506は、法務局システム2から手数料の納入の請求を受信する。
ステップS310において、手数料納入装置506は、金融機関サーバ16との間で、法務局システム2に手数料を納入する処理を行う。手数料納入装置506は、さらに、図8Bに示した納付情報を作成し、会計DB48に記憶させる。
ステップS312において、手数料納入装置506は、法務局システム2に対して手数料の納付を通知する。
ステップS314において、金融機関サーバ16は、不動産情報サービスサーバ4の運営者の口座から法務局システム2の口座に、手数料の金額の金銭を振り込む処理を行う。
次に、不動産サービスシステム1において、不動産情報サービスサーバ4がユーザ端末30から登記事項証明書の提供の要求を受けて、法務局システム2から登記事項証明書を取得し、ユーザ端末30に提供する動作を例示する。図14は、不動産サービスシステム1の動作を例示する第2の通信シーケンス図である。
図14に示すように、ステップS320において、ユーザ端末30の登録装置302と、不動産情報サービスサーバ4の証明書提供サービスシステム42のユーザ登録装置442との間で、アカウントを作成する処理が行われる。
つまり、ユーザが、ユーザ端末30のUI装置のキーボードなどに対して、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを作成する操作を行うと、登録装置302は、この操作により入力された情報をユーザ登録装置442に対して送信する。ユーザ登録装置442は、登録装置302からの情報を受信し、ユーザのアカウントを作成する。ユーザ登録装置442は、さらに、図7に示したアカウントのユーザ情報を作成し、ユーザDB46に記憶させる。
ステップS322において、認証装置304とユーザ認証装置444との間で、ユーザを認証する処理が行われる。つまり、認証装置304が、ユーザ認証装置444にユーザのIDおよびパスワードなどの情報を送信し、ユーザ認証装置444がこれらの情報を受信して、ユーザを認証する。ユーザ認証装置444は、この認証の結果をユーザDB46に対して出力し、図7に示したユーザ情報に反映させる。
ステップS324において、要求装置306は、ユーザ要求受信装置448に対して、登記事項証明書の提供を要求する。
ステップS326において、ユーザ要求受信装置448は要求装置306からの要求を受信し、証明書取得システム52の証明書申請装置502に対して出力する。証明書申請装置502は、法務局システム2に対して登記事項証明書の交付を申請する。
ステップS328において、法務局システム2は、証明書受信装置504に対して登記事項証明書を交付する。証明書受信装置504は、交付された登記事項証明書を受信し、証明書提供装置450に対して出力する。
ステップS330において、証明書提供装置450は、交付された登記事項証明書を受信装置310に対して送信する。
ステップS332~S340において、図13に示したS304~S312と同様な処理が行われる。つまり、ステップS332において、証明書受信装置504は、受信した登記事項証明書を証明書DB40に対して出力し、証明書情報として記憶させる。
ステップS334において、手数料納入装置506は、法務局システム2から手数料の納入の請求を受信する。
ステップS336において、手数料納入装置506は、金融機関サーバ16との間で、法務局システム2に手数料を納入する処理を行う。手数料納入装置506は、さらに、図8Bに示した納付情報を作成し、会計DB48に記憶させる。
ステップS338において、手数料納入装置506は、法務局システム2に対して手数料の納付を通知する。
ステップS340において、金融機関サーバ16は、不動産情報サービスサーバ4の運営者の口座から法務局システム2の口座に、手数料の金額の金銭を振り込む処理を行う。
ステップS342において、ユーザ課金装置446は、支払装置308に対して、予め決められた金額の課金を行う。
ステップS344において、ユーザが、課金された金銭を支払う操作を行うと、支払装置308は、金融機関サーバ16に対して課金に応じて金銭を支払う処理を行う。
ステップS346において、支払装置308は、ユーザ課金装置446に対して課金に応じた支払をしたことを通知する。
ステップS348において、金融機関サーバ16は、ユーザの口座から不動産情報サービスサーバ4の運営者の口座に、課金の金額の金銭を振り込む処理を行う。ユーザ課金装置446は、さらに、図8Aに示した課金情報の作成を行い、ユーザDB46に記憶させる。
以下、不動産サービスシステム1において、流通促進システム6が証明書DB40から証明書情報を読み出し、流通促進のためのサービスを提供する動作を説明する。図15は、不動産サービスシステム1の動作を例示する第3の通信シーケンス図である。
図15に示すように、ステップS360において、流通促進システム6の流通促進情報作成装置60は、不動産情報サービスサーバ4に対するユーザの操作、または、一定の周期で起動する。
不動産情報作成装置600は、さらに、証明書DB40に対して、図3A~図3Cを参照して説明した登記事項証明書の全てまたは一部を示す証明書情報の送信を要求する。
ステップS362において、証明書DB40は、この要求に応じて証明書情報を送信する。不動産情報作成装置600は、さらに、受信した証明書情報を解析し、図3A~図3Cに示した登記事項証明書に含まれ、登記事項証明書を特定するデータを得て、不動産情報収集装置602に出力する。
ステップS364において、不動産情報作成装置600から入力され、不動産の所在を示すデータを用いて、地図情報サーバ14に対して地図情報を要求する。
ステップS366において、地図情報サーバ14は、この要求に応じて地図情報を不動産情報収集装置602に送信する。不動産情報収集装置602は、地図情報サーバ14からの地図情報を受信し、不動産情報作成装置600に対して出力する。
ステップS368において、不動産情報作成装置600から入力され、不動産の所在を示すデータを用いて、金融機関サーバ16に対して広告情報を要求する。
ステップS370において、金融機関サーバ16は、この要求に応じて広告情報を不動産情報収集装置602に送信する。不動産情報収集装置602は、金融機関サーバ16からの広告情報を受信し、不動産情報作成装置600に対して出力する。
なお、S364,S366の処理の組み合わせ、および、S368,S370の処理の組み合わせは必要に応じて行われ、両方が行われても、いずれかが行われても、両方が行われなくてもよい。
ステップS372において、不動産情報作成装置600は、図11Aに示した不動産情報を作成し、不動産DB606に記憶させる。価格推定装置604は、不動産DB606に記憶された不動産情報を処理し、不動産情報のエントリに含まれる債権額、利息および登録の日付などから不動産の取引価格を推定し、不動産DB606に記憶させる。
ステップS374において、流通促進情報作成装置608は、不動産情報サービスサーバ4に対するユーザの操作、または、一定の周期で起動し、証明書提供サービスシステム42のユーザDB46に対して、図7に示したユーザ情報の全てまたは一部のエントリの送信を要求する。
ステップS376において、ユーザDB46は、この要求に応じてユーザ情報を流通促進情報作成装置608に送信する。
ステップS378において、流通促進情報作成装置608は、図11Bに示した流通促進情報を作成し、流通促進DB610に記憶する。
ステップS380において、流通促進システム6のサービス提供装置62は、不動産情報サービスサーバ4に対するユーザの操作、または、一定の周期で起動する。さらに、サービス提供装置62の売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626は、流通促進DB610から流通促進情報の全てまたは一部のエントリを読み出し、図12A~図12Dを参照して説明した処理を行う。
ステップS382において、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626は、不動産の流通促進のために必要な電子データを作成し、ユーザ端末30、および、ユーザ以外の端末装置に送信する。
ステップS384において、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626は、不動産の流通促進のために必要な書類などを、プリンタ102に印刷させる。
なお、S380~S384の処理において、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626の全てが動作しなくてよく、これらの1つ以上が動作すればよい。また、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626は、S382,S384の処理の両方または一方を選択的に行ってよい。
以上説明した不動産サービスシステム1において、不動産情報サービスサーバ4からユーザへの課金の金額は、不動産情報サービスサーバ4の運営者の運営方針に応じて適宜、設定される。例えば、課金の金額を手数料の金額よりも低くすると、ユーザは、不動産情報サービスサーバ4を介さず直接に法務局システム2から取り寄せるよりも安価に登記事項証明書を取得できる。
一方、不動産情報サービスサーバ4の運営者は、不動産の流通を促進するための様々なサービスに必要な登記事項証明書を、ユーザへの課金の金額だけ安価に入手できることになる。従って、課金の金額を手数料の金額との関係において適切に設定することにより、ユーザと不動産情報サービスサーバ4の運営者との両者に利益がもたらされる。
また、流通促進情報作成装置608により、図11Bに示したように、不動産情報サービスサーバ4にアカウントを有するユーザに限らず、証明書DB40に記憶された証明書情報が示す登記事項証明書により特定される不動産の所有者の全てに提供先IDが付されうる。従って、不動産サービスシステム1は、そのユーザに対してだけでなく、証明書提供サービスシステム42が取得しうる全ての不動産の所有者に対して、不動産流通促進のためのサービスを提供できる。
以下、不動産サービスシステム1の動作の変形例を説明する。なお、以上、不動産流通促進の勧誘のためにDMの作成が行われる場合を例示したが、不動産サービスシステム1において、ユーザに限定した不動産情報の提示など、様々なサービスが提供されうる。
図16,図17は、不動産サービスシステム1の動作の変形例を示す第1および第2の通信シーケンス図である。なお、図16,図17は、不動産サービスシステム1において、図1,図5,図6に示した不動産情報サービスサーバ4が、証明書DB40に、図1,図4に示したユーザにより要求された登記事項証明書を示す証明書情報が記憶されているか否かに応じて動作を変更する場合を示す。
図16,図17に示すように、図14に示したS320~S324の処理の後、S380の処理に進む。ステップS380において、ユーザ要求受信装置448は、証明書DB40に対して、要求された登記事項証明書を示す証明書情報が記憶されているか否かを問い合わせる。
図16に示すように、ユーザ要求受信装置448が、証明書DB40から、要求された登記事項証明書を示す証明書情報が記憶されていない旨の応答を受けると、図14に示したS336~S348の処理が行われる。
一方、図17に示すように、要求された登記事項証明書を示す証明書情報が証明書DB40に記憶されており、ステップS384において、ユーザ要求受信装置448が証明書DB40からこの証明書情報を読み出せたとき、S330の処理が行われる。なお、図17に点線で示すように、このとき、不動産情報サービスサーバ4からユーザへの課金に関するS342~S348の処理を行うか否かは、不動産情報サービスサーバ4の運営者の運営方針による。
つまり、例えば、不動産情報サービスサーバ4の運用者は、証明書DB40に記憶された証明書情報が示す登記事項証明書をユーザに提供したときには課金を行わず、法務局システム2から取得した登記事項証明書をユーザに提供したときにのみ課金を行うといった運営をすることができる。
また、サービス提供装置62が含みうる構成要素は、売主募集装置620、買主募集装置622、情報提示装置624および紹介装置626に限定されない。例えば、不動産情報サービスサーバ4の運用者が、不動産の流通の促進のために新たなサービスを提供するときには、流通促進情報作成装置608が、流通促進情報に、この新たなサービスを示すサービス種別を示すデータを記憶するようにし、さらに、この新たなサービスを実現するための構成要素をサービス提供装置62に追加すればよい。
図18は、図11Bに示した流通促進情報の変形例を示す図である。図18に示すように流通促進情報は、図11Bに示したデータの全てを常に含まなくてよく、これらのデータのうち、サービス種別と、1つ以上の提供先IDとを示すデータを含めばよいことがある。サービス提供部62は、図18に示した流通促進情報を用い、例えば、そのエントリそれぞれに含まれる提供先IDが示す不動産の所有者をプリンタ102により印刷し、DMの封筒に貼り付ける宛先のシールを作成してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。