Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7743473B2 - 除電装置、及び画像形成装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7743473B2 - 除電装置、及び画像形成装置 - Google Patents

除電装置、及び画像形成装置

Info

Publication number
JP7743473B2
JP7743473B2 JP2023131590A JP2023131590A JP7743473B2 JP 7743473 B2 JP7743473 B2 JP 7743473B2 JP 2023131590 A JP2023131590 A JP 2023131590A JP 2023131590 A JP2023131590 A JP 2023131590A JP 7743473 B2 JP7743473 B2 JP 7743473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
contact
static elimination
static
nip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023131590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025026172A (ja
Inventor
亮 坂口
裕之 江田
優子 眞保
慎 岩▲崎▼
力 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2023131590A priority Critical patent/JP7743473B2/ja
Publication of JP2025026172A publication Critical patent/JP2025026172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7743473B2 publication Critical patent/JP7743473B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

本発明は、シートを除電する除電装置、及びそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、シートにトナー像を転写する際に高い転写電圧が印加されることから、転写後のシートは帯電し得る。転写後のシートを除電しないと、シートが排出トレイに排出される際に排出トレイ上に先に積載されたシートに静電吸着し積載不良が生じたり、あるいは排出トレイに向け搬送中のシートが搬送途中で静電吸着し搬送不良が生じたりする虞があった。そこで、画像形成装置には、転写後にシートを除電する除電装置が設けられている(特許文献1)。
特許文献1に記載の除電装置は、シートに接触することで除電可能な接触型除電装置と、シートに接触しなくとも除電可能な非接触型除電装置を有している。特許文献1に記載の除電装置では、シートの表面抵抗の違いに応じて接触型除電装置又は非接触型除電装置を用いて、あるいは接触型除電装置及び非接触型除電装置の両方を用いて、シートの除電が行われている。
特開2019-167169号公報
ところで、従来では接触型除電装置を用いない場合、接触型除電装置が有する一対の除電ローラの摩耗を防ぐために、除電ローラの一方を、他方の除電ローラに当接した当接位置から他方の除電ローラに接触しない離間位置へと移動させている。それ故、接触型除電装置による除電が不要なシートに、接触型除電装置による除電が必要なシートが後続して搬送される場合には、接触型除電装置による除電を行うために、除電ローラの一方を離間位置から当接位置に移動させる必要がある。従来では、除電ローラが当接位置に移動してから除電必要なシートを到達させるために、先行するシートの先端から後続するシートの先端までの間(紙間と呼ぶ)を広げているが、そうすると画像形成装置の生産性が低下してしまうという問題が生じ得る。
本発明は上記問題に鑑みてなされ、先行する除電不要なシートと後続する除電必要なシートの紙間を広げずとも、除電ローラの離間位置から当接位置への着動作を行うことができる除電装置、及び画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態に係る除電装置は、第一除電部材と、前記第一除電部材と当接して除電ニップ部を形成する第二除電部材とを有し、電圧の印加により前記除電ニップ部を通過するシートを除電する接触型除電部と、前記接触型除電部に電圧を印加する電源部と、前記除電ニップ部にシートを搬送する搬送部と、前記第一除電部材を、前記第二除電部材と当接する当接位置と前記第二除電部材から離間した離間位置とに移動可能な接離機構と、電が不要な第一シートに続けて搬送される第二シートを除電する場合に、前記搬送部によるシートの搬送方向に関し、前記第一シートの後端が前記除電ニップ部のニップ領域を通過する前に、前記接離機構による前記第一除電部材の前記離間位置から前記当接位置への移動を開始する第1のモードと、前記第一シートの後端が前記ニップ領域を通過した後に、前記接離機構による前記第一除電部材の前記離間位置から前記当接位置への移動を開始する第2のモードとを実行可能である制御部と、前記第一シートの種別に応じて、前記第1のモードと前記第2のモードのいずれを実行するかをユーザ入力可能な入力部と、を備え、前記制御部は、前記第二シートを除電する場合に、前記入力部によるユーザ入力に従って前記第1のモードと前記第2のモードのいずれかを実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、先行する除電不要な第一種別のシートと後続する除電必要な第二種別のシートの紙間を広げずとも、第一除電部材の離間位置から当接位置への着動作を行うことができる。
本実施形態の画像形成装置を示す概略図。 画像形成装置の制御系を示すブロック図。 接触型除電装置を示す模式図。 (a)シート通過前の非接触型除電装置を示す模式図、(b)シート通過時の非接触型除電装置を示す模式図。 接離機構を示す模式図であり、(a)除電ローラが当接位置にある場合、(b)除電ローラが離間位置にある場合。 除電ローラの脱動作処理を示すフローチャート。 除電ローラの着動作処理を示すフローチャート。 本実施形態の除電制御処理を示すフローチャート。 本実施形態における除電ローラの着動作について説明するためのタイミングチャート。 設定入力画面を示す図。 シートの種別毎に設定入力可能な設定入力画面を示す図。 従来例における除電ローラの着動作について説明するためのタイミングチャート。
<画像形成装置>
以下、本実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置101は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。図1に示すように、画像形成装置101は、印刷装置102と除電装置103とフィニッシャ104とを備えている。なお、ここでは、印刷装置102と除電装置103とフィニッシャ104とをそれぞれ別体の筐体に構成し、それらを連結したものを例に示したが、これに限らない。例えば、印刷装置102と除電装置103は、同じ筐体に設けられてよい。
印刷装置102は、図示を省略した例えば印刷装置102に接続された原稿読取装置や、パーソナルコンピュータ等の外部機器から送られる画像データに基づいてトナー像をシートに形成する。印刷装置102には、各種シートを収容可能なカセット111、112からシートが供給される。カセット111、112からは、収容されたシートの最上位の一枚のみが搬送パス113へ搬送される。なお、シートとしては、薄紙、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等のシート材が挙げられる。
印刷装置102は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション114、115、116、117を有している。画像形成ステーション114、115、116、117では、それぞれが有する感光ドラムにトナー像が形成される。感光ドラムに形成されたトナー像は、一次転写ローラに一次転写電圧が印加されることに応じて、像担持体としての中間転写ベルト118に一次転写される。そして、中間転写ベルト118が時計回りに回転することで、トナー像は二次転写部N2へ到達する。二次転写部N2は、二次転写内ローラ119と二次転写外ローラ120とが当接することにより形成される転写ニップ部であり、転写部材としての二次転写内ローラ119に対し不図示の電源により二次転写電圧が印加されることに応じて、中間転写ベルト118上(像担持体上)のトナー像は搬送パス113を搬送されてきたシートに二次転写される。上記した画像形成ステーション114、115、116、117、一次転写ローラは、中間転写ベルト118にトナー像を形成する画像形成部190を構成している。
シートに二次転写されたトナー像は、第一定着ユニット121により熱と圧力とが加えられてシートに定着される。第一定着ユニット121は加圧ローラと加熱ローラを備え、それらローラが形成する定着ニップ部をシートが挟持搬送される際に、熱によりトナーが溶融され、溶融されたトナー像が圧力によりシートに圧着される。
第一定着ユニット121を通過したシートは、搬送パス122を通って搬送パス125へと搬送される。ただし、シートの種別によっては定着のためにさらに溶融と圧着が必要な場合があり、そうしたシートは第二定着ユニット123へ搬送される。第二定着ユニット123は上記した第一定着ユニット121と同様の構成であって、熱と圧力を加えることでシートにトナー像を定着する。第二定着ユニット123を通過したシートは、搬送パス124を通って搬送パス125へと搬送される。ここで、シートの両面にトナー像を形成する両面画像形成モードの場合、一面目へのトナー像形成後、シートが搬送パス122、124から反転パス126へと搬送され、反転パス126で搬送方向の先端と後端の入れ替えが行われる。その後、シートは両面搬送パス127を介して搬送パス113へと搬送され、二次転写部N2で中間転写ベルト118上のトナー像がシートの二面目に二次転写される。
搬送パス125へ搬送されたシートは、シートの搬送方向において二次転写部N2よりも下流側に配置された除電装置103に対し、搬送パス128を介して印刷装置102から受け渡される。搬送パス128には、印刷装置102から受け渡されたシートを接触型除電装置129へ向けて搬送する搬送部としての搬送ローラ170が設けられている。
画像形成装置101では、シートにトナー像を二次転写する際に高い二次転写電圧が印加されることから、転写後のシートは帯電する。シートが帯電していると、搬送中のシートが搬送ガイド等に静電吸着し搬送不良が生じたり、あるいはシートが排出トレイ(135、136)に排出される際に、排出トレイ(135、136)上に既に積載されたシートに静電吸着し積載不良が生じたりする。そこで、帯電したシートから電荷を取り除いて除電するために、本実施形態の画像形成装置101は除電装置103を備えている。除電装置103は接触型除電装置129と非接触型除電装置131を有し、後述するように接触型除電装置129、非接触型除電装置131に除電電圧が印可されることにより、二次転写後のシートから電荷を取り除く。
フィニッシャ104は大容量のシートを積載することが可能なフィニッシャであり、シートを排出する排出トレイとして、第二排出部としての上トレイ135と、第一排出部としての下トレイ136が設けられている。上トレイ135は、下トレイ136の鉛直方向上側に配置されている。印刷装置102からフィニッシャ104へ搬送されたシートは、搬送パス132及び搬送パス133を経由して上トレイ135に排出される、あるいは搬送パス132及び搬送パス134を経由して下トレイ136に排出される。上トレイ135に至る搬送パス(132、133)と、下トレイ136に至る搬送パス(132、134)とは、搬送パス132が共通の経路であり、その先の搬送パス133と搬送パス134の径路が異なる。搬送パス132、133、134は、シートPを上トレイ135や下トレイ136に向けて案内するガイド部材(180、181)により形成されている。ガイド部材(180、181)は、例えば樹脂によりモールド成形されている。
搬送パス132、133、134の途中には、シートの通過を検知する搬送センサ137、138、139がそれぞれ配置され、それらの検知結果は印刷装置102に送られる。印刷装置102は(詳しくはCPU203、後述する図2参照)、それらの検知結果に基づき所定時間経過してもシートに関し搬送方向の先端あるいは後端の通過を検知しなかった場合に、シートが搬送途中で詰まる搬送ジャムがフィニッシャ104内で発生したと検知する。
<画像形成装置の制御系>
次に、画像形成装置101の制御系について、図1を参照しながら図2を用いて説明する。まず、印刷装置102の制御系について説明する。図2に示すように、印刷装置102は、通信インタフェース(I/F)201、HDD(Hard Disk Drive)202、CPU(Central Processing Unit)203、メモリ204、操作部205、ディスプレイ206を備えている。さらに、印刷装置102は、レーザ露光部207、作像部208、定着部209、給送部210、画像読取部211を備えている。それぞれの構成要素は、システムバス213を介して接続されている。
通信インタフェース201は通信ケーブル229を介して除電装置103と接続されており、印刷装置102と除電装置103との間で制御指示やデータなどの入出力が行われる。また、不図示のコンピュータなどの外部機器と接続されて、外部機器との間で各種データの入出力が行われる。HDD202は、制御プログラムやデータが保存された記憶装置である。CPU203は、HDD202に保存された制御プログラム等に基づいて、例えば不図示の画像形成処理や除電制御処理(後述する図8参照)などを実行し、それに伴い画像形成装置101全体を制御する。CPU203は主に印刷装置102を制御するが、除電装置103やフィニッシャ104に制御指示を送ることで、除電装置103やフィニッシャ104で行う制御を管理する。メモリ204は、CPU203が各種処理を行う際に必要となる制御プログラムや画像データが記憶され、また一時的なデータのワークエリアとして機能する。
操作部205は、ユーザからの各種設定入力や操作指示などを受け付ける。ディスプレイ206は、画像処理装置の設定情報や画像形成ジョブの処理状況、また後述する各種画面などを表示可能である。このディスプレイ206は、ユーザが画面上のソフトウェアキーをタッチすることにより、操作されたソフトウェアキーに予め割り当てられている各種動作を実行可能なタッチパネルであってよい。
レーザ露光部207は、トナー像を転写するために感光ドラムにレーザ光を照射するための一次帯電や、レーザ露光を行う装置である。レーザ露光部207においては、まず感光ドラム表面を均一なマイナス電位に帯電させる一次帯電が行われる。次に、レーザドライバーから発せられるレーザ光が、ポリゴンミラーで反射角度が調節されながら感光ドラムに照射されることにより、感光ドラム表面においてレーザ光が照射された箇所のマイナス電荷が中和されて、感光ドラムに静電潜像が形成される。
作像部208は、シートに対してトナーを転写するための装置であり、現像ユニット、転写ユニット、トナー補給部等により構成され、感光ドラム上のトナーをシートに転写する。現像ユニットにおいては、現像シリンダからマイナスに帯電したトナーを感光ドラム表面の静電潜像に付着させ、可視像化する。転写ユニットにおいては、一次転写ローラにプラス電圧を印可して感光ドラム表面のトナーを中間転写ベルト118に転写する一次転写、二次転写内ローラ119にマイナス電圧を印可して中間転写ベルト118上のトナーをシートに転写する二次転写が行われる。定着部209はシート上のトナーを熱と圧力でシートに溶解固着するための装置であり、加熱ヒーター、加熱ローラ、加圧ローラ等で構成される。給送部210はシートを搬送するための装置であり、ローラや各種センサによりシートの給送動作、搬送動作が制御される。
次に、除電装置103の制御系について説明する。除電装置103は、通信インタフェース(I/F)221、除電制御部227を有する。取得部としての通信インタフェース221は通信ケーブル229を介して印刷装置102と接続されており、印刷装置102のCPU203と除電制御部227との間で、例えばユーザが操作部205から入力した制御指示や設定入力などを取得する。除電制御部227はCPU203からの制御指示に従って除電装置103を制御するものであり、除電高圧制御部222、着脱制御部223、非接触型除電高圧制御部224、搬送制御部226を有し、それらがシステムバス225を介して接続されている。
除電高圧制御部222は、除電高圧電源230による接触型除電装置129の除電電圧を制御する(後述の図3参照)。着脱制御部223は、不図示の接離機構による接触型除電装置129の除電ローラ130aと除電ローラ130bとが接触する接触位置と、それらが接触しない非接触位置(離間位置ともいう)との間の移動を制御する。非接触型除電高圧制御部224は、非接触型除電高圧電源240による非接触型除電装置131の除電電圧を制御する(後述の図4(a)参照)。搬送制御部226は、除電装置103にシートを受け渡す搬送ローラ170を制御する。なお、搬送制御部226によりシートの搬送制御が行われる際には、CPU203により印刷装置102内におけるシートの搬送制御が行われる。
なお、ここでは除電制御部227がCPU203からの制御指示に従って除電装置103を制御する例を示したが、これに限らない。例えば、CPU203が上記した除電制御部227の機能を有しており、CPU203が除電装置103を直接的に制御するようにしてもよい。
次に、フィニッシャ104の制御系について説明する。フィニッシャ104は、通信インタフェース(I/F)231、CPU232、メモリ233、排出制御部234で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス235を介して接続される。通信インタフェース231は通信ケーブル239を介して除電装置103と接続されており、フィニッシャ104と除電装置103との間で制御指示やデータなどを送受信する通信が行われる。CPU232は、印刷装置102のCPU203からの制御指示に従ってフィニッシャ104を制御する。ここでは、メモリ233に格納された制御プログラムに応じて、シートの排出に必要な各種制御を行う。メモリ233は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排出制御部234は、CPU232からの制御指示に基づき、除電装置103から搬送されてくるシートを上トレイ135、下トレイ136に分けて搬送する制御を行い得る。
次に、除電部としての除電装置103が備える接触型除電装置129と非接触型除電装置131について、図1を参照しながら図3乃至図4(b)を用いて説明する。図3は、接触型除電装置129を示す模式図である。図4(a)はシート通過前の非接触型除電装置131を示す模式図であり、図4(b)はシート通過時の非接触型除電装置131を示す模式図である。
本実施形態では、二次転写内ローラ119に二次転写電圧としてマイナス電圧が印可される。そのため、シートが二次転写部N2を通過すると、二次転写内ローラ119側のシート表面はマイナスに帯電し、反対側のシート裏面は誘電分極によりプラスに帯電する。そして、シートが帯電したままフィニッシャ104へ搬送されると、搬送中のシートが搬送ガイド等に静電吸着し搬送不良が生じる虞がある。あるいは、シートが排出トレイ(135、136)に排出される際に、排出トレイ(135、136)上に既に積載されたシートに静電吸着し積載不良が生じたり、積載されたシート同士が静電気力により張り付いたりする虞がある。そこで、本実施形態では、除電装置103によりシートから電荷を取り除いて除電することができるようにしている。除電装置103は、接触型除電装置129と非接触型除電装置131の2つの除電ユニットを有し、これらの除電ユニットはシートの搬送方向に並べて配置されている。
<接触型除電装置>
図3に示すように、接触型除電装置129(接触型除電部)は、対向する二つの除電ローラ130a、130bを有している。除電ローラ130aは接地され、除電ローラ130bは除電高圧電源230により除電電圧が印加される。除電ローラ130aと除電ローラ130bは、互いに当接して除電ニップ部J1を形成する。シートが除電ニップ部J1を通過する際に、除電ローラ130aがシート表面に接触し、除電ローラ130bがシート裏面に接触する。その状態で、除電高圧電源230によりマイナスの除電電圧が印加されると、シート裏面に存在するプラスの電荷が取り除かれる。これにより、シート裏面に存在するプラスの電荷が減少し、それに伴ってシート表面に存在するマイナスの電荷も減少する。接触型除電装置129は、シートPと接触して直接電圧を印可するために高い除電効果が得られる。
<非接触型除電装置>
上記した接触型除電装置129は高い除電効果が得られるが、除電後のシートPの表面及び裏面の電位(以下、表面電位と呼ぶ)にばらつきが生じやすい。そこで、接触型除電装置129の除電によりばらつきが生じたシートPの表面電位を略均一にするために、非接触型除電装置131が接触型除電装置129よりもシートPの搬送方向下流側に配置されている。非接触型除電装置131は、一般的に接触型除電装置129により除電された後のシートの残電荷を非接触な状態で除電し得る。本実施形態では、非接触型除電装置131としてACコロトロン方式のものを用いた。
図4(a)に示すように、非接触型除電装置131(非接触型除電部)は放電ワイヤー140とアース電極141とを有し、放電ワイヤー140は非接触型除電高圧電源240によりプラスの除電電圧が印加される。放電ワイヤー140にプラスの除電電圧が印加されると、放電ワイヤー140にコロナ放電が生じてプラスの電荷が発生する。そして、図4(b)に示すように、放電ワイヤー140に発生したプラスの電荷は、静電気力によりシート表面のマイナス電荷に引き寄せられる。これにより、シート表面のマイナス電荷が除電される。他方、シート裏面のプラス電荷は、接地により電位が「0」となっているアース電極141に引き寄せられることによって除電される。こうした非接触型除電装置131によるシートPの除電効果は接触型除電装置129による除電効果よりも小さいが、非接触型除電装置131では除電後のシートPの表面電位のばらつきを小さくできることから、非接触型除電装置131を通過後のシートPは表面電位が略均一となる。
<除電電圧>
ただし、二次転写後のシートPの帯電量はシートの種別毎に異なる。そこで、本実施形態ではシートPの除電効果を得るために、表1に示す基準電圧テーブルに従って、シートの種別に応じて接触型除電装置129及び非接触型除電装置131それぞれに印加する所定の基準電圧を設定できるようにしている。基準電圧テーブルは、印刷装置102の例えばHDD202(図2参照)に予め記憶されている。
表1に示すように、基準電圧テーブルには、シートの種別(紙種)毎に、接触型除電装置129の基準電圧と非接触型除電装置131の基準電圧とが設定されている。表1の基準電圧テーブルでは、接触型除電装置129の基準電圧が、「普通紙」と「厚紙」の場合に「0ボルト」、「コート紙」の場合に「-100ボルト」、「合成紙」の場合に「-800ボルト」に設定されている。即ち、「普通紙」と「厚紙」は接触型除電装置129による除電が不要な第一種別のシートであり、「コート紙」、「合成紙」は接触型除電装置129による除電が必要な第二種別のシートである。他方、非接触型除電装置131の基準電圧は、「普通紙」、「厚紙」、「コート紙」、「合成紙」のすべてで「800ボルト」に設定されている。なお、本明細書において、除電不要なシートとは接触型除電装置129による除電が不要なシートのことを言い、除電必要なシートとは接触型除電装置129による除電が必要なシートのことを言い、除電不要なシートも除電必要なシートも非接触型除電装置131による除電は行われる。
<接離機構>
上記した接触型除電装置129は、除電ローラ130aと除電ローラ130bをシートに接触させて除電することから、除電ローラ130a及び除電ローラ130bがシートの搬送を行う度に摩耗して、シートの除電能力が低下し得る。そこで、非接触型除電装置131単体でシートの除電を行う場合には、シートの除電を行わない接触型除電装置129において除電ローラ130aと除電ローラ130bとを接触させない。そうするために、接触型除電装置129には、図5(a)及び図5(b)に示すように、一方の除電ローラ130bに対して他方の除電ローラ130aを接離する接離機構150が設けられている。
図5(a)及び図5(b)に示すように、接離機構150は第一除電部材としての除電ローラ130aに取り付けられ、除電ローラ130aを、除電ローラ130bと当接する当接位置と除電ローラ130bから離間した離間位置とに移動可能である。接離機構150は揺動支点152を中心に揺動する揺動アーム151を有し、揺動アーム151は着脱モータ160により反時計回り又は時計回りに揺動される。この揺動アーム151の揺動支点152から離れた先端側には、除電ローラ130aが回転可能に支持されている。着脱モータ160を反時計回りに駆動すると、図5(a)に示すように、揺動アーム151が揺動支点152を中心に反時計回りに揺動し、除電ローラ130aが第二除電部材としての除電ローラ130bと当接する当接位置に移動される。
反対に、着脱モータ160を時計回りに駆動すると、図5(b)に示すように、揺動アーム151が揺動支点152を中心に時計回りに揺動し、除電ローラ130aが除電ローラ130bから離間した離間位置に移動される(脱動作)。そして、当接位置から離間位置へ移動する除電ローラ130aが、接離機構150の上部に配置された着脱センサ153を押下すると、着脱モータ160が停止して、除電ローラ130aが離間位置で停止される。着脱センサ153は例えばプッシュスイッチであり、除電ローラ130aに押下されている場合にオン状態であり、除電ローラ130aに押下されていない場合にオフ状態である。
<脱動作処理>
次に、除電ローラ130aを当接位置から離間位置へ移動させる脱動作処理について、図2、図5(a)及び図5(b)を参照しながら図6を用いて説明する。図6は、除電ローラ130aの脱動作処理を示すフローチャートである。接触型除電装置129によりシートの除電を行わない場合、CPU203は、通信インタフェース201を介して着脱制御部223に対し脱動作の開始指示を送信する。
着脱制御部223はCPU203から脱動作の開始指示を受信すると、着脱モータ160を所定の速度で時計方向に駆動開始する(S1)。着脱制御部223は、揺動アーム151を介して時計方向に移動する除電ローラ130aによって着脱センサ153が押下されオンされたか否かを判定する(S2)。着脱センサ153がオフである場合(S2のNo)、着脱制御部223は着脱センサ153がオンされるまで、着脱モータ160を所定の速度で時計方向に駆動し、除電ローラ130aを当接位置へ向けて移動させる。着脱センサ153がオンされた場合(S2のYes)、着脱制御部223は着脱モータ160を停止することにより(S3)、除電ローラ130aを離間位置で停止する。着脱制御部223は着脱モータ160を停止すると、通信インタフェース201を介してCPU203に対し脱動作の終了を送信する。
<着動作処理>
続いて、除電ローラ130aを離間位置から当接位置へ移動させる着動作処理について、図2、図5(a)及び図5(b)を参照しながら図7を用いて説明する。図7は、除電ローラ130aの着動作処理を示すフローチャートである。接触型除電装置129によりシートの除電を行う場合、CPU203は、通信インタフェース201を介して着脱制御部223に対し着動作の開始指示を送信する。
着脱制御部223はCPU203から着動作の開始指示を受信すると、着脱モータ160を所定の速度で反時計方向に駆動開始する(S11)。着脱制御部223は、着脱センサ153を駆動開始してから「600msec」経過したか否かを判定する(S12)。着脱制御部223は「600msec」経過するまで(S12のNo)、除電ローラ130aを離間位置へ向けて移動させる。着脱センサ153を駆動開始してから「600msec」経過した場合(S12のYes)、着脱制御部223は着脱モータ160を停止する(S13)。これにより、除電ローラ130aは当接位置で停止する。着脱制御部223は着脱モータ160を停止すると、通信インタフェース201を介してCPU203に対し着動作の終了を送信する。
なお、本実施形態において、上記の「600msec」は、着脱モータ160を所定の速度で反時計方向に駆動した場合に、除電ローラ130aが離間位置から当接位置へ移動するまでにかかる時間である。そうであるから、接離機構150の構成や着脱モータ160の駆動速度によっては、「600msec」に限られない。
上記のように、接触型除電装置129ではシートの除電を行わない場合に、除電ローラ130aを離間位置に移動して除電ローラ130aと除電ローラ130bとを接触させないことで、除電ローラ130a及び除電ローラ130bが無駄に摩耗するのを抑制している。そうであれば、複数のシートに連続して画像形成を行う連続画像形成ジョブ(不図示)の実行時において、除電不要なシートに後続して除電必要なシートを除電する場合には、除電ローラ130aを離間位置から当接位置に移動させ、接触型除電装置129によるシートの除電を行わせる必要がある。
ここで、除電不要なシートに後続して除電必要なシートを除電する場合における、除電ローラ103aの着動作タイミングの従来例を図12に示す。図12は、従来例における除電ローラ103aの着動作について説明するためのタイミングチャートである。図12においては、除電不要なシートの「普通紙」に連続して除電必要なシートの「合成紙」が搬送される場合を例に示している。非接触型除電装置131には、非接触型除電高圧電源240により「普通紙」及び「合成紙」ともに基準電圧の「800ボルト」が印加されている(除電電圧オン)。
まず、除電不要な「普通紙」が連続して搬送される場合には、接触型除電装置129による除電が不要なため、除電高圧電源230により除電電圧が「0ボルト」(除電電圧オフ)とされ、接離機構150により除電ローラ103aは離間位置にある。このとき、先行する普通紙と後続する普通紙とは、紙間T1(時刻t0~時刻t1)を空けて除電ニップ部J1のニップ領域に搬送される。本実施形態において、紙間T1は例えば「1000msec」である。先行する合成紙と後続する合成紙も、紙間T1(時刻t3~時刻t4)空けて除電ニップ部J1のニップ領域に搬送される。
なお、本明細書において、紙間とは、先行するシートの先端から後続するシートの先端までの間のことを言う。また、除電ニップ部J1のニップ領域とは、除電ローラ103aが当接位置にある場合には除電ニップ部J1そのもののシート搬送方向の領域のことを言い、除電ローラ103aが離間位置にある場合には除電ローラ103bにおいて除電ニップ部J1に相当するシート搬送方向の領域のことを言う(図5(b)の領域Z参照)。
例えば、普通紙から合成紙に切り替わる場合には、合成紙は接触型除電装置129による除電が必要なため、接離機構150により除電ローラ103aを離間位置から当接位置に移動する着動作を開始する必要がある。従来では、先行する普通紙の後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過してから、接離機構150による着動作を開始していた(時刻t2)。そして、着動作を開始してから除電高圧電源230により除電電圧が「-800ボルト」(除電電圧ON)に切り替えられる。
そして、合成紙は、接触型除電装置129による除電を正しく行うために、除電ローラ130aが当接位置に到達した以降に除電ニップ部J1のニップ領域に侵入するように搬送される。上記したように、除電ローラ130aが離間位置から当接位置へ移動するまでにかかる時間は、「600msec」である。
そこで、従来では、普通紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に侵入してから、普通紙の後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過するまでにかかる時間(時刻t1~時刻t2)に、上記した「600msec」を加算しただけの紙間「T2」を少なくとも空けていた。こうして、従来では、除電ローラ103aが当接位置に移動してから除電が必要な合成紙を到達させるために、先行する普通紙と後続する合成紙の紙間を「T1」よりも広げている。それ故、接離機構150による着動作が繰り返される連続画像形成ジョブを行った場合に、従来では画像形成装置101の生産性が低下することがあった。
この点に鑑み、本実施形態では、除電不要なシートから除電必要なシートへの切り替え時に、先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過するのを待たずに、先行するシートが除電ニップ部J1のニップ領域を通過中に、接離機構150による着動作を開始する。以下、これを実現する本実施形態の「除電制御処理」について、図1、図2を参照しながら図8及び図9を用いて説明する。図8は、本実施形態の除電制御処理を示すフローチャートである。図9は、本実施形態における除電ローラ103aの着動作について説明するためのタイミングチャートである。
ここでは一例として、除電制御処理(モード)がCPU203の制御の下に除電制御部227により実行される場合を挙げて説明する。CPU203は、連続画像形成ジョブの開始指示を受けて連続画像形成ジョブを実行する際に、通信インタフェース201を介して除電制御部227に除電制御処理の実行開始を指示する。
<除電制御処理>
図8に示すように、除電制御部227は、まず非接触型除電高圧電源240による非接触型除電装置131への基準電圧の印加を開始する(S21)。そして、除電制御部227は、印刷装置102から送られる1枚目のシートが除電必要なシートであるか否かを判定する(S22)。1枚目のシートが除電不要なシートである場合(S22のNo)、除電制御部227は1枚目のシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達したか否かを判定する(S23)。シートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達していない場合(S23のNo)、除電制御部227はシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達するまで待機する。シートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達すると(S23のYes)、除電制御部227は後続して搬送されるシートがあるか否かを判定する(S24)。
後続するシートがない場合(S24のNo)、除電制御部227はステップS40の処理へジャンプする。ステップS40において、除電制御部227は非接触型除電高圧電源240による非接触型除電装置131への基準電圧の印加を停止させる。そして、除電制御部227は本除電制御処理を終了し、通信インタフェース221を介してCPU203に対し除電制御処理を終了したことを通知する。
他方、後続するシートがある場合(S24のYes)、除電制御部227は先行する除電不要なシートに後続するシートが除電必要なシートであるか否かを判定する(S25)。後続するシートが除電必要なシートでない場合(S25のNo)、除電制御部227はステップS23の処理に戻る。こうして除電不要なシートが連続搬送される場合、接触型除電装置129の除電ローラ130aは離間位置にあるので、それらのシートは非接触型除電装置131のみによる除電が行われる。図9に示すように、普通紙が紙間(T1、時刻t0~時刻t1)で連続搬送される場合、これらの普通紙が非接触型除電装置131のみによる除電が行われる。
後続するシートが除電必要なシートである場合(S25のYes)、除電制御部227は、搬送されるシートとシートとの紙間と、除電ローラ130aが離間位置から当接位置へ移動するまでにかかる時間とに基づいて、接離機構150による除電ローラ130aの着動作を開始する着動作開始時間Tを求める(S26)。図9に示すように、例えばシートとシートとの紙間(T1)が「1000msec」であり、除電ローラ130aが離間位置から当接位置へ移動するまでにかかる時間が「600msec」であるとすれば、着動作開始時間Tは「400msec(1000-600)」である。
除電制御部227は、先行する除電不要なシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達した時刻から、着動作開始時間Tが経過したか否かを判定する(S27)。着動作開始時間Tが経過していなければ(S27のNo)、除電制御部227は着動作開始時間Tが経過するまで待機する。着動作開始時間Tが経過したら(S27のYes)、除電制御部227は接離機構150による除電ローラ130aの着動作を開始する(S28)。
図9に示す例では、先行する普通紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達してから(時刻t1)、着動作開始時間T「400msec」経過後の時刻が「t10」である。そのため、除電制御部227は接離機構150による除電ローラ130aの着動作を開始するタイミングを時刻t10に決定し、時刻t10に接離機構150の着動作を開始する。こうして、先行する普通紙の後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過する前に(時刻t2)、接離機構150による除電ローラ130aの離間位置から当接位置への移動を開始させる(時刻t10)。この着動作を開始するタイミング(時刻t10)は、紙間(T1)で搬送される後続する合成紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する前に(時刻t31)、除電ローラ130aの当接位置への移動を完了させることができるタイミングである。
接離機構150の着動作開始後、除電制御部227は、先行する除電不要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過したか否かを判定する(S29)。先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達していない場合(S29のNo)、除電制御部227は先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過するまで待機する。先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達すると(S29のYes)、除電制御部227は除電高圧電源230により除電ローラ130bへの除電電圧の印加を開始する(S31)。
図9に示すように、除電制御部227は時刻t2のときに除電ローラ130bへの除電電圧の印加を開始する。これは、先行する除電不要な普通紙が除電ニップ部J1のニップ領域を通過中に、除電ローラ130bへ除電電圧が印加されると、普通紙に必要のない電圧が印加されてしまい、普通紙が帯電するからである。その場合には、シートの積載不良が生じたりシートの搬送不良が生じたりする虞がある。そうならないように、普通紙が除電ニップ部J1のニップ領域を通過した後に、除電ローラ130bに対し除電電圧の印加を開始するようにしている。また、紙間(T1)で搬送される後続する合成紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する前に(時刻t31)、除電高圧電源230により印加される電圧はシートの種別に応じた基準電圧(表1参照)に到達するようにしている。
除電制御部227は除電ローラ130bへの除電電圧の印加開始後(S31)、後続する除電必要なシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達したか否かを判定する(S32)。後続する除電必要なシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達していない場合(S32のNo)、除電制御部227は後続するシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達するまで待機する。後続するシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達すると(S32のYes)、除電制御部227は後続して搬送されるシートがあるか否かを判定する(S33)。
後続するシートがない場合(S33のNo)、除電制御部227は除電高圧電源230による除電ローラ130bへの除電電圧の印加を終了する(S38)。そして、除電制御部227は、接離機構150による除電ローラ130aの脱動作を開始して(S39)、除電ローラ130aを当接位置から離間位置へ移動させる。また、除電制御部227は、非接触型除電高圧電源240による非接触型除電装置131への基準電圧の印加を停止させ(S40)て、本除電制御処理を終了する。
他方、後続するシートがある場合(S33のYes)、除電制御部227は後続するシートも除電必要なシートであるか否かを判定する(S34)。後続するシートも除電必要なシートである場合(S34のYes)、除電制御部227はステップS32の処理に戻る。こうして除電必要なシートが紙間(T1)で連続して搬送される場合、接触型除電装置129の除電ローラ130aが当接位置にあるので、それらのシートは接触型除電装置129及び非接触型除電装置131により除電が行われる。図9に示すように、時刻t31以降に合成紙が紙間(T1、時刻t31~時刻t41)で連続搬送される場合、これらの合成紙が接触型除電装置129及び非接触型除電装置131により除電が行われる。
後続するシートが除電必要なシートでない場合(S34のNo)、除電制御部227は、先行する除電必要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過したか否かを判定する(S35)。先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達していない場合(S35のNo)、除電制御部227は先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過するまで待機する。先行するシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達すると(S35のYes)、除電制御部227は除電高圧電源230による除電ローラ130bへの除電電圧の印加を終了する(S36)。そして、除電制御部227は、接離機構150による除電ローラ130aの脱動作を開始して(S37)、除電ローラ130aを当接位置から離間位置へ移動させて、ステップS23の処理に戻る。
上記したステップS22の処理において、1枚目のシートが除電必要なシートである場合(S22のYes)、除電制御部227は接離機構150による除電ローラ130aの着動作を開始して(S30)、除電ローラ130aを離間位置から当接位置へ移動させる。その後、除電制御部227はステップS31の処理へ進み、ステップS31以降の処理を行う。
以上のように、本実施形態では、先行する除電不要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過する前に、除電ローラ130aの当接位置への移動を開始し、後続する除電必要なシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する前に、除電ローラ130aの離間位置から当接位置への移動が完了するようにした。これにより、先行する除電不要なシートと後続する除電必要なシートの紙間(T1)を広げずとも、除電ローラ130aの離間位置から当接位置への移動を完了させることができる。したがって、画像形成装置101の生産性は低下しない。
なお、上述したように、除電ローラ130aの着動作を開始するタイミングは、後続する合成紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する前に(時刻t31)、除電ローラ130aの当接位置への移動を完了させることができればよい。そうであれば、除電ローラ130aが離間位置から当接位置へ移動するまでにかかる時間(例えば600msec)よりも、紙間(T1)が例えば「500msec」のように短い場合には、先行する普通紙の先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する時刻t1の「100msec」前に、除電ローラ130aの着動作を開始すればよい。
<他の実施形態>
なお、先行する除電不要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過する前に(図9の時刻t2)、除電ローラ130aの当接位置への移動が終了した場合、シートの種別によっては、先行する除電不要なシート(例えば薄紙など)にしわ等が生じ得る。そこで、先行する除電不要なシートにしわ等を生じさせないために、ユーザが上述した「除電制御処理」を実行するか実行しないかを設定入力できるようにするのが好ましい。図10に、ユーザに「除電制御処理」の実行有無を設定入力させるため、ディスプレイ206に表示する「設定入力画面」を示す。図10に示すように、「設定入力画面」には、「除電制御処理」の実行有無の設定入力をユーザに促す旨が表示されると共に、「実行する」ボタン1201と、「実行しない」ボタン1202が表示されている。
ユーザにより「実行する」ボタン1201が操作された場合には、上述した「除電制御処理」が実行される。この場合、先行する除電不要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過する前に、除電ローラ130aの当接位置への移動が開始され、後続する除電必要なシートの先端が除電ニップ部J1のニップ領域に到達する前に、除電ローラ130aの離間位置から当接位置への移動が完了する(第1のモード)。他方、ユーザにより「実行しない」ボタン1202が操作された場合には、上述した「除電制御処理」が実行されない。この場合、従来例のように(図12参照)、先行する除電不要なシートの後端が除電ニップ部J1のニップ領域を通過してから、除電ローラ130aの離間位置から当接位置への移動が開始される(第2のモード)。第1のモードでは生産性を向上でき、第2のモードではしわ等を生じ難くできる。
また、上記したユーザによる「除電制御処理」の実行有無の設定入力は、シートの種別毎に設定できるようにしてよい。図11に、シートの種別毎に「除電制御処理」の実行有無を設定入力可能な「設定入力画面」を示す。図11に示す「設定入力画面」には、シートの種別が表示されると共に、「生産性優先」ボタン1301と、「しわ抑制優先」ボタン1302が表示されている。
ユーザにより「生産性優先」ボタン1301が操作された場合には、上述した「除電制御処理」が実行される。この場合、上記した第1のモードが実行されることにより生産性を向上できるが、シートの種別によってはしわが生じ得る。これに対し、ユーザにより「しわ抑制優先」ボタン1302が操作された場合には、上記した第2のモードが実行されることにより、生産性を向上し得ないが、どのような種別のシートでもしわ等が生じるのを抑制し得る。
なお、上述した第一、第二実施形態では、各色の感光ドラムから中間転写ベルト118に各色のトナー像を一次転写した後に、シートに各色の複合トナー像を一括して二次転写する中間転写方式の印刷装置102を例に説明したが、これに限らない。例えば、感光ドラムとの間でニップ部が形成された搬送ベルトに搬送されるシートに対し、感光ドラムと搬送ベルトを挟んで対向配置された転写ローラへの電圧印加により、感光ドラム上のトナー像をシートに直接転写する直接転写方式の印刷装置102であってもよい。
103…除電装置、118…像担持体(中間転写ベルト)、119…転写部材(二次転写内ローラ)、129…接触型除電部(接触型除電装置)、130a…第一除電部材(除電ローラ)、130b…第二除電部材(除電ローラ)、131…非接触型除電部(非接触型除電装置)、150…接離機構、170…搬送部(搬送ローラ)、190…画像形成部、221…取得部(通信インタフェース)、227…制御部(除電制御部)、J1…除電ニップ部、N2…転写ニップ部(二次転写部)、P…シート

Claims (6)

  1. 第一除電部材と、前記第一除電部材と当接して除電ニップ部を形成する第二除電部材とを有し、電圧の印加により前記除電ニップ部を通過するシートを除電する接触型除電部と、
    前記接触型除電部に電圧を印加する電源部と、
    前記除電ニップ部にシートを搬送する搬送部と、
    前記第一除電部材を、前記第二除電部材と当接する当接位置と前記第二除電部材から離間した離間位置とに移動可能な接離機構と、
    電が不要な第一シートに続けて搬送される第二シートを除電する場合に、前記搬送部によるシートの搬送方向に関し、前記第一シートの後端が前記除電ニップ部のニップ領域を通過する前に、前記接離機構による前記第一除電部材の前記離間位置から前記当接位置への移動を開始する第1のモードと、前記第一シートの後端が前記ニップ領域を通過した後に、前記接離機構による前記第一除電部材の前記離間位置から前記当接位置への移動を開始する第2のモードとを実行可能である制御部と、
    前記第一シートの種別に応じて、前記第1のモードと前記第2のモードのいずれを実行するかをユーザ入力可能な入力部と、を備え、
    前記制御部は、前記第二シートを除電する場合に、前記入力部によるユーザ入力に従って前記第1のモードと前記第2のモードのいずれかを実行する、
    ことを特徴とする除電装置。
  2. 前記制御部は、前記第1のモード時、前記搬送方向に関し、前記第一シートの後端が前記ニップ領域を通過したタイミングで前記接触型除電部への電圧の印加を開始し、前記第二シートの先端が前記ニップ領域に到達する前に前記第二シートの種別に応じた基準電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  3. 前記制御部は、前記第1のモード時、前記搬送方向に関し、前記第一シートの先端が前記ニップ領域に到達してから、前記第二シートの先端が前記ニップ領域に到達するまでにかかる時間と、前記接離機構により前記第一除電部材を前記離間位置から前記当接位置に移動するのにかかる時間とに基づいて、前記接離機構による前記第一除電部材の前記離間位置から前記当接位置への移動を開始するタイミングを決定し、前記第二シートの先端が前記ニップ領域に到達する前に前記第一除電部材の前記当接位置への移動を完了する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  4. 前記制御部は、前記第二シートに続けて除電が不要な第三シートが搬送される場合に、前記搬送方向に関し、前記第二シートの後端が前記ニップ領域を通過した後に、前記接離機構による前記第一除電部材の前記当接位置から前記離間位置への移動を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  5. 前記接触型除電部よりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記接触型除電部により除電された後のシートを非接触な状態で除電可能な非接触型除電部を備え、
    前記制御部は、前記第一シート及び前記第二シートそれぞれの表面電位を均一にするように、前記非接触型除電部により前記第一シート及び前記第二シートをそれぞれ除電する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
  6. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記像担持体に当接して転写ニップ部を形成し、転写電圧の印加により前記転写ニップ部を通過するシートに対し前記像担持体上のトナー像を転写する転写部材と、
    シートの搬送方向において前記転写ニップ部よりも下流側に配置された、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の除電装置と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2023131590A 2023-08-10 2023-08-10 除電装置、及び画像形成装置 Active JP7743473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023131590A JP7743473B2 (ja) 2023-08-10 2023-08-10 除電装置、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023131590A JP7743473B2 (ja) 2023-08-10 2023-08-10 除電装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2025026172A JP2025026172A (ja) 2025-02-21
JP7743473B2 true JP7743473B2 (ja) 2025-09-24

Family

ID=94645177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023131590A Active JP7743473B2 (ja) 2023-08-10 2023-08-10 除電装置、及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7743473B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111367A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成システムおよび加湿制御方法
JP2019167169A (ja) 2018-03-22 2019-10-03 富士ゼロックス株式会社 除電装置及びこれを用いた被帯電媒体処理装置
JP2020100509A (ja) 2020-04-03 2020-07-02 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021099382A (ja) * 2019-12-19 2021-07-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111367A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成システムおよび加湿制御方法
JP2019167169A (ja) 2018-03-22 2019-10-03 富士ゼロックス株式会社 除電装置及びこれを用いた被帯電媒体処理装置
JP2020100509A (ja) 2020-04-03 2020-07-02 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2025026172A (ja) 2025-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5983686B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
EP3073330B1 (en) Image forming apparatus
JP7277191B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7039193B2 (ja) 画像形成装置
US7876349B2 (en) Image forming apparatus for forming an image in an accurate position
JP5726143B2 (ja) 画像形成装置
JP7743473B2 (ja) 除電装置、及び画像形成装置
JP6918567B2 (ja) 画像形成装置
US12321123B2 (en) Charge eliminating apparatus, image forming apparatus, and charge adjusting apparatus
JP2024108112A (ja) 除電装置及び画像形成装置、電荷調整装置
KR20100048905A (ko) 공통의 스캐닝 및 인쇄 공급 경로를 갖는 인쇄 장치 및 인쇄 장치의 작동 제어 방법
JP2016102825A (ja) 連続紙印刷装置
JP2016161715A (ja) 画像形成装置
JP7771135B2 (ja) 除電装置、及び画像形成装置
US10890872B2 (en) Image forming apparatus
US12455529B2 (en) Charge eliminating apparatus and image forming system
JP2018052675A (ja) 画像形成装置
JP2008083608A (ja) 画像形成装置
JP2000229748A (ja) 画像形成装置
EP3879350B1 (en) Image reading device and image forming system
JP2025022524A (ja) 画像形成装置
CN118409482A (zh) 电荷消除装置、图像形成装置和电荷调整装置
JP7275666B2 (ja) 用紙排出装置および画像形成システム
JP4420256B2 (ja) 画像形成装置
JP2007232749A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7743473

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150