JP7744783B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Description
そして、本発明の使い捨ておむつは、前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、前記吸収体とは異なる吸収性シートがシート状で配置されており、前記吸収性シートが、前記吸収体よりも後背側に配置されていることを特徴とする。
前記トップシートは、通常、吸収性物品の最も着用者側に配置されるものであり、着用者の体液を速やかに捕捉して吸収体へと移動させる。前記トップシートは、透液性のシート材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布が使用できる。トップシートとして利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布、エアスルー不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシートとして、表面を界面活性剤により親水化処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド)にて形成された透液性の不織布が用いられてもよい。
バックシートは、吸収性物品の最も外面側に配置されるものであり、体液等が外部に漏れ出すことを防止する。バックシートに使用される不透液性シートとしては、例えば、疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド)にて形成された撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布)や、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムが利用され、不透液性シートに到達した体液が、吸収性物品の外側にしみ出すのを防止する。不透液性シートにプラスチックフィルムが利用される場合、ムレを防止して着用者の快適性を向上するという観点からは、透湿性(通気性)を有するプラスチックフィルムが利用されることが好ましい。また、さらなる拡散性付与、形状安定性のために、プラスチックフィルムと、吸収体との間に紙シートを配置してもよい。
前記吸収体は、体液を吸収し、保持する。前記吸収体は、少なくとも一層の吸水層から構成される。前記吸水層は、吸水性材料として、吸水性樹脂粉末を含有するものが好ましい。前記吸水性樹脂粉末としては、従来吸収性物品に使用されているものが使用できる。
前記使い捨ておむつの前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、前記吸収体とは異なる吸収性シートがシート状で配置されている。
前記ポリウレタンフォームの硬さは、30N以上が好ましく、より好ましくは50N以上であり、200N以下が好ましく、より好ましくは150N以下である。前記ポリウレタンフォームの硬さは、JIS K6400に従い測定する。
前記ポリウレタンフォームの通気性は、10L/min以上が好ましく、より好ましくは20L/min以上であり、120L/min以下が好ましく、より好ましくは100L/min以下である。ポリウレタンフォームの通気性が10L/min以上であれば吸収性物品の内側におけるムレが防止できる。前記ポリウレタンフォームの通気性は、ASTM D3574に準拠して測定する。
前記吸収性シートと前記トップシートとの間および/または前記吸収性シートと前記バックシートとの間には、接着剤が配置されていることが好ましい。前記接着剤は、吸収性シートのトップシート側平面および/またはバックシート側平面に間欠的に配置されていることが好ましい。
複数のパターンを組み合わせて配置する方法としては、張り合わされる一方のシートの接着面に複数のパターンで接着剤を塗布した後、この接着剤上に他方のシートを積層する方法;張り合わされる2枚のシートのそれぞれの接着面にそれぞれ異なるパターンで接着剤を塗布し、これらを張り合わせる方法等が挙げられる。
本発明において、前記吸収性シートと前記トップシートとの間に配置されている接着剤を、第1接着剤と称する。つまり、第1接着剤は、吸収性シートとトップシートとを直接接着する。後述するように、胴回り用弾性部材の収縮力によって、吸収性シートが肌面側を内側とする半椀状に変形すると、着用時に、後背部の吸収性シートが配置されている部分と着用者との間に大きな空間が形成される。この際、吸収性シートの肌面側の表面からトップシートが浮動すると、トップシートによって前記空間が消失するおそれがある。前記第1接着剤を配置することで吸収性シートの肌面側の表面からトップシートが浮動することを防止でき、前記空間がより確実に形成される。
前記吸収性シートと前記バックシートとの間には、接着剤が配置されていることが好ましい。なお、本発明において、前記吸収性シートと前記バックシートとの間に配置されている接着剤を、第2接着剤と称する。つまり、第2接着剤は、吸収性シートとバックシートとを直接接着する。前記第2接着剤を配置することで着用時にバックシートと吸収性シートとが一体的に変形するため、吸収性シートを効果的に半椀状に保持できる。
使い捨ておむつの幅方向に連続し、前後方向に断続的に配置する態様の具体例としては、使い捨ておむつの幅方向に延びる帯状の接着剤を、前後方向に間隔をあけて複数配置する態様;使い捨ておむつの幅方向に延びるスパイラル状の接着剤を、前後方向に間隔をあけて複数配置する態様等が挙げられる。
使い捨ておむつの幅方向に連続する部分と幅方向に断続的に配置される部分とを有する態様の具体例としては、吸収性シートの後方端領域には使い捨ておむつの幅方向に連続するように接着剤を配置し、他の部分には使い捨ておむつの前後方向に延びる帯状の接着剤を、幅方向に間隔をあけて複数配置する態様等が挙げられる。
使い捨ておむつの前後方向および幅方向に断続的に配置する態様の具体例としては、一定の平面視形状を有する接着剤を点在させる態様等が挙げられる。
前記使い捨ておむつは、前腹部の前側端近傍および/または後背部の後端部近傍において、前記トップシートと前記バックシートの間に、胴回り用弾性部材が配置されていることが好ましい。胴回り用弾性部材が配置された前腹部の前側端近傍および/または後背部の後端部近傍は、胴回り用弾性部材によって幅方向への収縮力が付与される。そのため、着用時に、着用者の胴回りにフィットするようになる。
前記使い捨ておむつは、股部の幅方向両端部の近傍において、前記トップシートと前記バックシートとの間に、前後方向に延びるレッグ用弾性部材が配置されていてもよい。レッグ用弾性部材をトップシートおよびバックシートに固定することで、レッグ用弾性部材の収縮力により、レッグギャザーが形成できる。なお、レッグ用弾性部材は、使い捨ておむつの幅方向において、前記吸収体の両側端の幅方向外方に配置されていることが好ましい。
前記使い捨ておむつの両側部には、前記トップシートの肌面側に立ち上がりフラップが配置されていることが好ましい。前記立ち上がりフラップは、立ち上がりの起点となる基部と、立ち上がりの先端となる自由端を有する。立ち上がりフラップを設けることで、尿等の体液の横漏れを防止できる。
図1~図3には、本発明の使い捨ておむつの第1の実施態様としてテープタイプの使い捨ておむつの構成例を示した。図1は、テープタイプの使い捨ておむつを肌面側から見た平面図を表す。図2は、図1に示した吸収性物品のA-A断面図を表す。図3は、図1に示した吸収性物品のB-B断面図を表す。図では、矢印xを幅方向とし、矢印yを前後方向と定義付ける。矢印xおよびyにより形成される面上の方向を、平面方向と定義付ける。また、矢印x、yにより形成される面に対して垂直方向が厚さ方向zを表す。なお、図3において、立ち上がりフラップの構成を理解しやすくするため、サイドシート8が若干立ち上がった状態を図示している。
図6~図8には、本発明の使い捨ておむつの第2の実施態様としてテープタイプの使い捨ておむつの構成例を示した。図6は、テープタイプの使い捨ておむつを肌面側から見た平面図を表す。図7は、図6に示した吸収性物品のA-A断面図を表す。図8は、図6に示した吸収性物品のB-B断面図を表す。図では、矢印xを幅方向とし、矢印yを前後方向と定義付ける。矢印xおよびyにより形成される面上の方向を、平面方向と定義付ける。また、矢印x、yにより形成される面に対して垂直方向が厚さ方向zを表す。
Claims (9)
- 透液性のトップシートと、不透液性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された吸収体とを含む積層体からなり、
前腹部と、後背部と、前記前腹部及び前記後背部を繋ぐ幅狭の股部とを有する使い捨ておむつであって、
前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、前記吸収体とは異なる吸収性シートがシート状で配置されており、
前記吸収性シートが、前記吸収体よりも後背側に配置されており、
前記吸収性シートと前記トップシートとの間および/または前記吸収性シートと前記バックシートとの間には、接着剤が配置されており、
前記接着剤は、吸収性シートのトップシート側平面および/またはバックシート側平面に間欠的に配置されていることを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記吸収性シートと前記トップシートとの間には第1接着剤が配置されており、
前記吸収性シートと前記バックシートとの間には第2接着剤が配置されており、
前記吸収性シートのトップシート側平面における第1接着剤の塗布面積とバックシート側平面における第2接着剤の塗布面積との比(第1接着剤の塗布面積/第2接着剤の塗布面積)が5~20である請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 透液性のトップシートと、不透液性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された吸収体とを含む積層体からなり、
前腹部と、後背部と、前記前腹部及び前記後背部を繋ぐ幅狭の股部とを有する使い捨ておむつであって、
前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、前記吸収体とは異なる吸収性シートがシート状で配置されており、
前記吸収性シートが、前記吸収体よりも後背側に配置されており、
前記吸収性シートと前記トップシートとの間には第1接着剤が配置されており、
前記吸収性シートと前記バックシートとの間には第2接着剤が配置されており、
前記吸収性シートのトップシート側平面における第1接着剤の塗布面積とバックシート側平面における第2接着剤の塗布面積との比(第1接着剤の塗布面積/第2接着剤の塗布面積)が5~20であることを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記吸収性シートのトップシート側平面には、全面積の50%以上に第1接着剤が配置されている請求項1~3のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
- 透液性のトップシートと、不透液性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置された吸収体とを含む積層体からなり、
前腹部と、後背部と、前記前腹部及び前記後背部を繋ぐ幅狭の股部とを有する使い捨ておむつであって、
前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、前記吸収体とは異なる吸収性シートがシート状で配置されており、
前記吸収性シートが、前記吸収体よりも後背側に配置されており、
前記吸収性シートのトップシート側平面には、全面積の50%以上に第1接着剤が配置されていることを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記吸収性シートの前側端と前記吸収体の後側端とが離間しており、
前記吸収性シートの前側端と前記吸収体の後側端との間隔が、5mm以上である請求項1~5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記吸収性シートと前記トップシートとの間には第1接着剤が配置されており、
前記吸収性シートと前記バックシートとの間には第2接着剤が配置されており、
前記第1接着剤および第2接着剤が、使い捨ておむつの前後方向に連続するように配置され、幅方向に断続的に配置されている請求項1~6のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記吸収性シートが、厚さが1.0mm~7.0mm、かつ、目付量が15g/m2~250g/m2のプラスチックフォームである請求項1~7のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
- 前記後背部には、前記トップシート及び前記バックシートの間に、胴回り用弾性部材が配置されており、
前記後背部の胴回り用弾性部材が、前記吸収性シートの後背側に配置されている請求項1~8のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
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