JP7745596B2 - 組換えコラーゲンの局所製剤 - Google Patents
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Description
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2019年4月1日に出願した米国仮出願第62/827,662号の利益を主張する。
コラーゲンタンパク質および類似タンパク質は、生物圏において最も豊富なタンパク質である。コラーゲンは、動物および他の組織の皮膚、結合組織、および骨で見つかった構造タンパク質である。ヒトの場合、身体に存在するコラーゲンの量は総タンパク質の約3分の1であり、皮膚の乾燥重量の約4分の3を占める。
ある特定の実施形態では、様々なポリペプチド、そのようなポリペプチドを含む組成物、ならびにそのようなポリペプチドおよび/またはその組成物を使用する方法がある。ある特定の実施形態では、そのようなポリペプチドは、天然コラーゲン、例えば本明細書に記載されているような天然コラーゲンに比べて短縮された1つまたは複数のアミノ酸配列を含むような、天然には存在しないポリペプチドおよび/または組換えポリペプチドを含む。ある特定の事例では、そのようなポリペプチドは、本明細書では「短縮型コラーゲン」として記載されている。特定の実施形態では、ポリペプチドは、天然ヒトコラーゲンの1つまたは複数の(例えば、2つまたはそれより多くの)短縮型アミノ酸配列を含む。他の特定の実施形態では、ポリペプチドは、天然クラゲコラーゲンの1つまたは複数の(例えば2つまたはそれより多くの)短縮型アミノ酸配列を含む。一態様では、皮膚(例えば、個体、例えばヒトの皮膚)に利点を提供する(例えば、皮膚の堅さ、弾力性、明るさ、水分保持(hydration)、触覚テクスチャー、または視覚テクスチャーを増加させる)方
法が提供される。いくつかの実施形態での方法は、本明細書に記載されているポリペプチド(例えば、本明細書に記載されているような、天然に存在しない短縮型コラーゲン)または製剤(例えば、これは天然に存在しない短縮型コラーゲンのようなポリペプチドを含む)を皮膚に局所的に塗布することを含む。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
皮膚の堅さ、弾力性、明るさ、水分保持、触覚テクスチャー、コラーゲン含有量、エラスチン含有量を増加させ、赤みまたは視覚テクスチャーを低減する方法であって、天然に存在しない短縮型コラーゲンを前記皮膚に局所的に塗布することを含む(例えば、前記短縮型コラーゲンが、天然に存在するコラーゲン、例えば天然に存在するヒトまたはクラゲコラーゲンのアミノ酸配列と比べて短縮されたアミノ酸配列であるか、またはそれを含むアミノ酸配列を含むポリペプチドである)、方法。
(項目2)
皮膚に存在する線もしくは皺を減少させるか、または皮膚の紅斑を減少させる方法であって、天然に存在しない短縮型コラーゲンを前記皮膚に局所的に塗布することを含む(例えば、前記短縮型コラーゲンが、天然に存在するコラーゲン、例えば天然に存在するヒトまたはクラゲコラーゲンのアミノ酸配列と比べて短縮されたアミノ酸配列であるか、またはそれを含むアミノ酸配列を含むポリペプチドである)、方法。
(項目3)
前記天然に存在しない短縮型コラーゲンがヒトコラーゲンまたはクラゲコラーゲンである、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記短縮型コラーゲンがヒトコラーゲンである、項目1または3に記載の方法。
(項目5)
前記ヒトコラーゲンが、C末端、N末端で短縮されるか、内部で短縮されるか、または前記C末端と前記N末端の両方で短縮される、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記ヒトコラーゲンが前記C末端と前記N末端の両方で短縮される、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記コラーゲンが、前記C末端で10アミノ酸から800アミノ酸の間で短縮され、および/または前記N末端で10アミノ酸から800アミノ酸の間で短縮される、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記短縮型コラーゲンが、10アミノ酸から900アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から800アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から700アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から600アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から500アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から400アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から300アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から200アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から100アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から50アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から800アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から700アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から600アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から500アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から400アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から300アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から200アミノ酸の間の長さ、または50アミノ酸から100アミノ酸の間の長さである、項目3から項目7のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記コラーゲンが短縮型ヒト21型コラーゲンである、項目1から項目8のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記短縮型ヒト21型コラーゲンが配列番号16である、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記皮膚の前記堅さが、キュートメーターを使用して測定した場合に、少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、70%、または75%増加する、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目12)
前記皮膚の前記弾力性が、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、70%、または75%増加する、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目13)
前記皮膚の前記弾力性が、1週間処置した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも8%増加する、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記皮膚の前記弾力性が、2週間処置した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも25%増加する、項目12に記載の方法。
(項目15)
前記皮膚の前記弾力性が、2週間処置した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも30%増加する、項目12に記載の方法。
(項目16)
前記皮膚の前記弾力性が、4週間処置した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも100%増加する、項目12に記載の方法。
(項目17)
前記天然に存在しない短縮型コラーゲンが、前記皮膚に対して、0.1%w/wの前記天然に存在しない短縮型コラーゲンを含むフェイシャルセラムとして塗布される、項目13または16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記皮膚の前記水分保持が、コルネオメーターで測定した場合に、少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、70%、または75%増加する、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目19)
前記皮膚の前記堅さが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目20)
前記皮膚の前記弾力性が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目21)
前記皮膚の前記明るさが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目22)
前記皮膚の前記コラーゲン含有量が、SIAscopeで測定した場合に、少なくとも5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、または15%増加する、項目1から項目10に記載のいずれかに記載の方法。
(項目23)
前記皮膚の前記コラーゲン含有量が2週間後に少なくとも5%増加する、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記皮膚の前記コラーゲン含有量が2週間後に少なくとも7%増加する、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記皮膚の前記コラーゲン含有量が4週間後に少なくとも9%増加する、項目22に記載の方法。
(項目26)
前記皮膚の前記触覚テクスチャーが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目27)
前記皮膚の前記視覚テクスチャーが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目28)
皮膚に存在する前記線または皺が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に減少する、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目29)
皮膚に存在する前記線または皺が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に少なくとも10%減少する、項目28に記載の方法。前記皮膚の前記紅斑が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に減少する、項目1から項目10のいずれかに記載の方法。
(項目30)
前記皮膚の前記紅斑が、2週間局所塗布した後、専門の臨床的評点者によって判定される場合に、少なくとも10%、20%、30%、40%、または45%減少する、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記皮膚の前記紅斑が、4週間局所塗布した後、専門の臨床的評点者によって判定される場合に、少なくとも10%、20%、30%、40%、45%、50%、または55%減少する、項目29に記載の方法。
(項目32)
皮膚細胞におけるコラーゲン産生を刺激する方法であって、天然に存在しない短縮型コラーゲンを前記皮膚に局所的に塗布することを含む、方法。
(項目33)
前記天然に存在しない短縮型コラーゲンがヒトコラーゲンである、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記ヒトコラーゲンが、C末端、N末端で短縮されるか、内部で短縮されるか、または前記C末端と前記N末端の両方で短縮される、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記ヒトコラーゲンが前記C末端と前記N末端の両方で短縮される、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記コラーゲンが、前記C末端で10アミノ酸から800アミノ酸の間で短縮され、および/または前記N末端で10アミノ酸から800アミノ酸の間で短縮される、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記短縮型コラーゲンが、10アミノ酸から900アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から800アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から700アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から600アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から500アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から400アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から300アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から200アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から100アミノ酸の間の長さ、10アミノ酸から50アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から800アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から700アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から600アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から500アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から400アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から300アミノ酸の間の長さ、50アミノ酸から200アミノ酸の間の長さ、または50アミノ酸から100アミノ酸の間の長さである、項目33から項目36のいずれかに記載の方法。
(項目38)
前記コラーゲンが短縮型ヒト21型コラーゲンである、項目32から項目37のいずれかに記載の方法。
(項目39)
前記短縮型ヒト21型コラーゲンが配列番号16である、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記皮膚中の前記コラーゲンが、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも9%、または少なくとも10%増加する、項目32から項目39のいずれかに記載の方法。
(項目41)
前記皮膚中の前記コラーゲンが、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも9%、または少なくとも10%増加する、項目32から項目39のいずれかに記載の方法。
(項目42)
短縮型ヒト21型コラーゲンと、水、油グリセレス-8エステルズ、グリセリン、ココナッツアルカン、ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、ペンチレングリコール、EDTA二ナトリウム、カプリリルグリコール、クロルフェネシン、およびフェノキシエタノールからなる群から選択される1つまたは複数の追加の成分とを含む局所製剤。
(項目43)
前記短縮型ヒト21型コラーゲンが配列番号16である、項目42に記載の局所製剤。
(項目44)
前記油が植物油、好ましくはオリーブ油である、項目42または項目43に記載の局所製剤。
(項目45)
前記短縮型ヒト21型コラーゲンが、海洋コラーゲンがヒト初代線維芽細胞に塗布された場合よりも、ヒト初代線維芽細胞に塗布された場合にエラスチン発現を高いレベルに上方制御する、項目43または項目44に記載の局所製剤。
(項目46)
短縮型クラゲコラーゲンと、水、油グリセレス-8エステルズ、グリセリン、ココナッツアルカン、ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、ペンチレングリコール、EDTA二ナトリウム、カプリリルグリコール、クロルフェネシン、およびフェノキシエタノールからなる群から選択される1つまたは複数の追加の成分とを含む局所製剤。
(項目47)
前記短縮型クラゲコラーゲンが配列番号5である、項目46に記載の局所製剤。
(項目48)
前記油が植物油、好ましくはオリーブ油である、項目46または項目47に記載の局所製剤。
以下の説明において、ある特定の具体的な詳細が、本開示の様々な実施形態の完全な理解を提供するために示されている。しかし、当業者には、この開示がこれらの詳細を介さずに実施され得ることは理解されよう。
edle aligner、必要に応じてデフォルト設定、を参照)、BLASTアルゴリズム(例えば、blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgiで入手可能なBLASTアラインメントツール、必要に応じてデフォルト設定、を参照)、またはSmith-Watermanアルゴリズム(例えば、www.ebi.ac.uk/Tools/psa/emboss_water/nucleotide.htmlで利用可能なEMBOSS Waterアライナー、必要に応じてデフォルト設定、を参照)を含む、任意の適切なアラインメントアルゴリズムによって測定することができる。最適なアラインメントは、デフォルトパラメーターを含む、選択したアルゴリズムの任意の適切なパラメーターを使用して評価することができる。いくつかの場合には、天然に存在しないコラーゲンは、本明細書に開示されている配列に対して少なくとも60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、97%、98%、99%、または100%の配列同一性を有し得る。
J Bacteriol, Sept. 2011, 4984-4987。
ームおよびリップスティック、ヘアシャンプー、ヘアコンディショナーおよびボディシャンプー、ヘアセラムおよびスカルプセラム、ヘアミストおよびヘアスプレー、アイシャドー、コンシーラー、マスカラ、ならびに他のカラー化粧品が含まれる。
(a)マグネシウム塩を含む培地中で組換えグラム陰性細菌細胞を培養するステップであって、培地中のマグネシウムイオンの濃度が少なくとも約6mMであり、細菌細胞がタンパク質をコードする外因性遺伝子を含む、ステップと;
(b)タンパク質を培地から回収するステップ
を含む。
短縮型コラーゲンの生成
E.coliでの発現のために最適化され、240内部アミノ酸が(完全長クラゲコラーゲン(配列番号33)と比べて)短縮化されたクラゲコラーゲンをコードするコドン最適化DNA配列が合成され、発現された。DNA配列を下記の配列番号1に示す。配列番号1では、DsbA分泌タグがヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号2のアミノ酸1~24をコードする。9ヒスチジン残基を含むヒスチジンタグは、配列番号1のヌクレオチド73~99によってコードされており、配列番号2のアミノ酸25~33をコードする。リンカーは、配列番号1のヌクレオチド100~111によってコードされており、配列番号2のアミノ酸34~37をコードする。トロンビン切断部位は、配列番号1のヌクレオチド112~135によってコードされており、配列番号2のアミノ酸38~45をコードする。切断されたコラーゲンは、配列番号1のヌクレオチド136~822によってコードされており、配列番号2のアミノ酸46~274をコードする。
号4)
Bioworks)内部合成によって合成した。pET28ベクターと配列番号1の間のオーバーラップを30~40bpの長さになるように設計し、酵素PrimeSTAR(登録商標)GXLポリメラーゼ(www.clontech.com/US/Products/PCR/GC_Rich /PrimeSTAR_GXL_DNA_Polymerase?sitex=10020:22372:US)によるPCRを使用して付加した。次いで、開環されたpET28aベクターとインサートDNA(配列番号1)を、SGI GibsonAssembly(登録商標)(us.vwr.com/store/product/17613857/gibson-assembly-hifi-1-step-kit-synthetic-genomics-inc)を使用して最終プラスミドに共にアセンブルした。次いで、プラスミド配列を、Eurofins Genomics(www.eurofinsgenomics.com)によりサンガーシーケンシングによって検証した。
Hisタグ、リンカー、およびトロンビン切断部位を有していない短縮型クラゲコラーゲンを下記に開示する。このコラーゲンをコードするコドン最適化ヌクレオチド配列は、配列番号6に提供されている。アミノ酸配列は、配列番号7に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号6のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号7のアミノ酸1~24をコードする。短縮型コラーゲン配列は、配列番号6のヌクレオチド73~639によってコードされており、配列番号7のアミノ酸25~213をコードする。
DsbA分泌タグ-Hisタグ-リンカー-トロンビン切断部位を有するクラゲコラーゲンとGFPベータラクタマーゼの融合を下記に開示する。このコラーゲンをコードするコドン最適化ヌクレオチド配列は、配列番号9に提供されている。アミノ酸配列は、配列番号10に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号9のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号10のアミノ酸1~24をコードする。Hisタグは、配列番号9のヌクレオチド73~99によってコードされており、配列番号10のアミノ酸25~33の9ヒスチジンタグをコードする。リンカーは、配列番号9のヌクレオチド100~111によってコードされており、配列番号10のアミノ酸34~37をコードする。トロンビン切断部位は、配列番号9のヌクレオチド112~135によってコードされており、配列番号10のアミノ酸38~45をコードする。リンカーを有する緑色蛍光タンパク質(GFP)は、配列番号9のヌクレオチド136~873によってコードされており、配列番号10のアミノ酸46~291をコードする。短縮型コラーゲン配列は、配列番号9のヌクレオチド874~1440によってコードされており、配列番号10のアミノ酸292~480をコードする。リンカーを有するベータ-ラクタマーゼは、配列番号9のヌクレオチド1441~2232によってコードされており、配列番号10のアミノ酸481~744をコードする。ベータ-ラクタマーゼは、ポリペプチドが独立の分泌タグを有していなかったとしても、ペリプラズム空間を適切に標的にした。DsbA分泌タグは、転写物全体(DsbA分泌タグ-Hisタグ-リンカー-トロンビン切断部位を有する短縮型コラーゲンとGFPベータラクタマーゼの融合タンパク質)をペリプラズム空間に方向づけ、ベータ-ラクタマーゼは適切に機能した。
DsbA分泌タグ-Hisタグ-リンカー-トロンビン切断部位を有するクラゲコラーゲンとGFPベータ-ラクタマーゼの融合を下記に開示する。このコラーゲンをコードするコドン最適化ヌクレオチド配列は、配列番号11に提供されている。アミノ酸配列は、配列番号12に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号11のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号12のアミノ酸1~24をコードする。Hisタグは、配列番号11のヌクレオチド73~99によってコードされており、配列番号12のアミノ酸25~33の9ヒスチジンタグをコードする。リンカーは、配列番号11のヌクレオチド100~111によってコードされており、配列番号12のアミノ酸34~37をコードする。トロンビン切断部位は、配列番号11の112~135のヌクレオチドによってコードされており、配列番号12のアミノ酸38~45をコードする。リンカーを有する緑色蛍光タンパク質(GFP)は、配列番号11のヌクレオチド136~873によってコードされており、配列番号12のアミノ酸46~291をコードする。短縮型コラーゲンの配列は、配列番号11のヌクレオチド874~1440によってコードされており、配列番号12のアミノ酸292~480をコードする。リンカーを有するベータ-ラクタマーゼは、配列番号11のヌクレオチド1441~2232によってコードされており、配列番号12のアミノ酸481~744をコードする。
ヒトコラーゲン
短縮型ヒトコラーゲン21型アルファ1
Hisタグ、リンカー、およびトロンビン切断部位を有していない、短縮型ヒトコラーゲン21型アルファ1(完全長ヒト21型アルファ1コラーゲン(配列番号31)と比べた短縮型)を下記に開示する。このコラーゲンをコードするコドン最適化ヌクレオチド配列およびアミノ酸配列を下記に開示する。DsbA分泌タグは、配列番号13のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号14のアミノ酸1~24をコードする。短縮型コラーゲン配列は、配列番号13のヌクレオチド73~633によってコードされており、配列番号14のアミノ酸25~211をコードする。
とインサートDNA(配列番号13)を、In-Fusion Cloning(www.takarabio.com/products/cloning/in-fusion-cloning)を使用して最終プラスミドに共にアセンブルした。次に、プラスミド配列を、Genewiz(www.genewiz.com/en)によりサンガーシーケンシングによって検証した。
1)DI水中の濃度550g/kgのグルコースシロップのオートクレーブ5L。(VWR、製品番号97061-170)。
2)3946mLのDI水中のオートクレーブ:
20gの(NH4)2HPO4。(VWR、製品番号97061-932);
66.5gのKH2PO4。(VWR、製品番号97062-348);
22.5gのH3C6H5O7。(VWR、製品番号BDH9228-2.5KG);
8.85gのMgSO4.7H2O。(VWR、製品番号97062-134);
1000×微量金属配合物(表3)の10mL。
オートクレーブ後に、(2)に(1)の118gを添加;
25mg/mLの硫酸カナマイシン(VWR-V0408)の5mL;
28%のNH4OH(VWR、製品番号BDH3022)を使用してpHを6.1に調整。
Hisタグ、リンカー、およびトロンビン切断部位を有していない短縮型ヒトコラーゲン1型アルファ2(完全長ヒトコラーゲン1型アルファ2(配列番号32)と比べた短縮型)を下記に開示している。コドン最適化ヌクレオチド配列およびアミノ酸配列を下記に開示している。DsbA分泌タグは、配列番号17のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号18のアミノ酸1~24をコードする。短縮型コラーゲン配列は、配列番号17のヌクレオチド73~636によってコードされており、配列番号18のアミノ酸25~212をコードする。
Hisタグ、リンカー、およびトロンビン切断部位を有していない短縮型ヒトコラーゲン1型アルファ2(完全長ヒトコラーゲン1型アルファ2(配列番号32)と比べた短縮型)は下記に開示されている。コドン最適化ヌクレオチド配列およびアミノ酸配列は下記に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号21のヌクレオチド1~72によってコードされており、配列番号22のアミノ酸1~24をコードする。短縮型コラーゲン配列は、配列番号21のヌクレオチド73~609によってコードされており、配列番号22のアミノ酸25~203をコードする。
DsbA分泌およびFLAGタグを有する短縮型ヒトコラーゲン1型アルファ2短縮化5のアミノ酸配列は、配列番号25に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号26のヌクレオチド1~57によってコードされており、アミノ酸配列は、配列番号25のアミノ酸1~19である。コラーゲンヌクレオチド配列は、配列番号26のヌクレオチド58~657であり、アミノ酸配列は、配列番号25のアミノ酸20~219である。FLAGヌクレオチド配列は、配列番号26のヌクレオチド658~684であり、アミノ酸配列は、配列番号25のアミノ酸220~228である。
DsbA分泌タグおよびFLAGタグを有する短縮型ヒトコラーゲン1型アルファ2短縮化6のアミノ酸配列は、配列番号27に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号28のヌクレオチド1~57によってコードされており、アミノ酸配列は、配列番号27のアミノ酸1~19である。コラーゲンヌクレオチド配列は、配列番号28のヌクレオチド58~657であり、アミノ酸配列は、配列番号27のアミノ酸20~219である。FLAGヌクレオチド配列は、配列番号28のヌクレオチド658~684であり、アミノ酸配列は、配列番号27のアミノ酸220~228である。
DsbA分泌タグおよびFLAGタグを有する短縮型ヒトコラーゲン1型アルファ2短縮化7のアミノ酸配列は、配列番号29に開示されている。DsbA分泌タグは、配列番号30のヌクレオチド1~57によってコードされており、アミノ酸配列は、配列番号29のアミノ酸1~19である。コラーゲンヌクレオチド配列は、配列番号30のヌクレオチド58~759であり、アミノ酸配列は、配列番号29のアミノ酸20~253である。FLAGヌクレオチド配列は、配列番号30のヌクレオチド760~786であり、アミノ酸配列は、配列番号29のアミノ酸254~262である。
短縮型ヒト21型コラーゲンのヒト臨床試験
短縮型ヒト21型コラーゲン(配列番号16)を含む局所スキンケア製品の効果を判定するためにヒト対象を使用する臨床試験を実施する。本研究は、米国および国際的な臨床試験の実施に関する基準(FDAおよびICHガイドライン)ならびに塗布される政府規制に従って実施される。
視覚的評価尺度(Visual Analog Scales)(VAS)は、臨床研究において、直接測定できない様々な症状、主観的な特性、または態度の強度または頻度を測定するために一般的に用いられている。VASは信頼性の高い尺度であり、単純な順序尺度よりも小さな変化に敏感である。(A. Paul-Dauphin, F. Guillemin, J. Virion and S. Briancon, "Bias and precision in visual analog scales: A randomized controlled trial," American Journal of Epidemiology, vol. 150, no. 10, pp. 1117-27, 1999)。VAS項目に回答する場合、専門評点者は、2つの評価項目回答またはアンカー回答の間の線(10cm)に沿った位置を示すことによって、提示に対する同意のレベルを指定する。シンプルなVASが、10cmの水平線の両端が、左(最良)から右(最悪)に向かう極限として定義される有効性パラメーターを評価するために使用される。光老化の兆候は以下のように分類することができる:軽度=1~3.9cm、中程度=4~6.9cm、重度=7~10cm。
皮膚細胞に対する短縮型ヒト21型コラーゲンのin vitro試験
短縮型ヒト21型アルファ1コラーゲンは、コラーゲンI型の線維芽細胞産生を刺激する
一連のin vitro実験を実施して、短縮型ヒト21型コラーゲンのヒト皮膚線維芽細胞およびケラチノサイトに対する効果を評価した。第1の実験では、ヒト初代線維芽細胞のコラーゲンI型タンパク質の分泌について評価した。線維芽細胞を、0.03%の配列番号16に記載のポリペプチドと48時間培養した。培養上清を酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)によって、分泌された総コラーゲンI型タンパク質の指標である、プロコラーゲンI型C-ペプチドを分析した。図1に示したように、配列番号16のポリペプチドで処置した細胞は、未処置の細胞(図1;「A」)またはレチノールで処置した細胞(図1;「C」)よりも高いレベルのコラーゲンI型(図1;「B」)を分泌した。
グローバルな遺伝子発現を分析するために、RNAシーケンシングを実施した。48時間曝露した後、線維芽細胞を0.03%の配列番号16に記載のポリペプチドとインキュベートした。これらの線維芽細胞は、培地単独でインキュベートした細胞よりも高いレベルのいくつかの細胞外マトリックス遺伝子を発現した。図2Aに示したように、配列番号16のポリペプチドで処置した線維芽細胞(図2A;「C」)は、未処置の細胞(図2A;「A」)またはレチノールで処置した線維芽細胞(図2A;「B」)と比べて、コラーゲンI型遺伝子(COL1A)を上方制御した。この応答は、ビタミンCで処置した線維芽細胞と同様であった(図2A;「D」)。図2Bに示したように、配列番号16のポリペプチドで処置した線維芽細胞(図2B;「B」)は、未処置の細胞(図2B;「A」)および様々な海洋コラーゲン(図2B;「C」、「D」、「E」、および「F」)と比べて、エラスチン遺伝子(ELN)を上方制御した。図2Cに示したように、配列番号16のポリペプチドで処置した線維芽細胞(図2C;「B」)は、未処置の細胞(図2C;「A」)、レチノール(図2C;「C」)、およびビタミンC(図2C;「D」)と比べて、フィブロネクチン遺伝子(FN1)を上方制御した。
ヒト初代ケラチノサイトに、40mJ/cm2のUVB光を照射した後、0.1%の配列番号16のポリペプチドで24時間処置した。炎症誘発性サイトカインIL-1aのレベルは、ELISAにより判定した。図3に示したように、配列番号16のポリペプチドで処置したUVB照射ケラチノサイト(図3;「B」)は、未処置のUVB照射ケラチノサイト(図3;「A」)と比べて低レベルのIL-1αを発現した。
配列番号16のポリペプチドの抗酸化能は、酸素フリーラジカル吸収能(ORAC)アッセイを使用して評価した。ОRACアッセイは、蛍光読み出し情報を使用して製品の抗酸化能を測定する無細胞アッセイである。データは、トロロックス(ビタミンE)相当量で報告されている。図4で示したように、配列番号16のポリペプチドの0.1%溶液は、190μMのトロロックスと同等の抗酸化特性を有していた。
配列番号16のポリペプチドによる処置のUVB照射ケラチノサイトに対する効果をさらに評価するために、実験を照射前および照射後の処置により実施した。ヒト初代ケラチノサイトを0.1%の配列番号16のポリペプチドで24時間前処置し、40mJ/cm2のUVB光を照射し、次いで、0.1%の配列番号16のポリペプチドでさらに24時間、再度処置した。細胞生存率は、MTT代謝比色測定法を使用して評価した。図5に示したように、配列番号16のポリペプチドで処置したUVB照射ケラチノサイト(図5;「B」)は、そのような処置なしのUVB照射ケラチノサイト(図5;「A」)よりも高い細胞生存率を示した。
短縮型ヒト21型コラーゲンのヒト臨床試験。
短縮型ヒト21型アルファ1コラーゲンの局所塗布は、顔の皮膚の弾力性増加に関連する
臨床試験(n=15名の対象)において、対象は、タンパク質を含まないベースのフェイシャルセラムを1週間のウォッシュアウト期間使用した後、0.1%の配列番号16のポリペプチドを含む局所フェイシャルセラムを8週間使用した。配列番号16のポリペプチドの局所塗布は、キュートメーターを使用して測定した場合に、皮膚の弾力性の増加と関連していた。図6に示したように、対象の100%は、ベースライン(図6;「A」)と比較した場合、2週間(図6;「B」)および4週間(図6;「C」)で、皮膚の弾力性が増加する改善を示した。
臨床試験(n=15名の対象)において、対象は、タンパク質を含まないベースのフェイシャルセラムを1週間のウォッシュアウト期間使用した後、0.1%の配列番号16のポリペプチドを含む局所フェイシャルセラムを8週間使用した。配列番号16のポリペプチドの局所塗布は、SIAscopeによって測定した場合に、皮膚コラーゲンの含有量の増加と関連していた。図7に示したように、皮膚のコラーゲン含有量は、ベースライン(図7;「A」)と比較した場合、2週間(図7;「B」)および8週間(図7;「C」)で増加した。
臨床試験(n=15名の対象)において、対象は、タンパク質を含まないベースのフェイシャルセラムを1週間のウォッシュアウト期間使用した後、0.1%の配列番号16のポリペプチドを含む局所フェイシャルセラムを8週間使用した。図8に示したように、配列番号16のポリペプチドの局所塗布は、ベースライン(図8;「A」)と比較した場合、4週間(図8;「B」)および8週間(図8;「C」)での皮膚の赤みの減少と関連していた。
臨床試験(n=15名の対象)において、対象は、タンパク質を含まないベースのフェイシャルセラムを1週間のウォッシュアウト期間使用した後、0.1%の配列番号16のポリペプチドを含む局所フェイシャルセラムを8週間使用した。図9に示したように、配列番号16のポリペプチドの局所塗布は、ベースライン(図9;「A」)と比較した場合、4週間(図9;「B」)および8週間(図9;「C」)での顔の皺の減少と関連していた。
皮膚細胞に対する短縮型クラゲコラーゲンのin vitro試験
短縮型クラゲコラーゲンは、コラーゲンI型タンパク質の皮膚細胞産生を刺激する
一連のin vitro実験を実施して、短縮型クラゲコラーゲンのヒトの皮膚線維芽細胞およびケラチノサイトに対する効果を評価した。線維芽細胞およびケラチノサイトを含むin vitro完全厚さヒト皮膚組織モデル(MatTek)を、配列番号5のポリペプチドで48時間処置した後のコラーゲンI型の分泌について評価した。次いで、組織モデルをすすぎ、新しい培地でさらに48時間(96時間時点)インキュベートした。培養上清を、プロコラーゲンI型C-ペプチド(総分泌コラーゲンI型タンパク質の読み出し情報)についてELISAにより分析した。図10に示したように、配列番号5のポリペプチドで処置した組織モデル(図10;「A」)は、未処置の組織モデル(図10;「B」)または陽性対照のビタミンB3(図10;「C」)で処置した組織モデルよりも高レベルのI型コラーゲンを分泌した。
さらなる試験において、ヒト初代ケラチノサイトに25mJ/cm2のUVB光を照射し、次いで、0.03%の配列番号5のポリペプチドを含む培地で一晩インキュベートした。DNAを細胞から抽出し、OxiSelect UV-Induced DNA Damage ELISAキットを使用して、チミンダイマー(DNA損傷の指標)のレベルを分析した。図11に示したように、配列番号5のポリペプチドで処置した細胞(図11;「B」)は、未処置の細胞(図11;「A」)よりも、低レベルのチミン二量体を示し、したがってDNA損傷がより少ないことを示した。
ヒト初代ケラチノサイトに40mJ/cm2のUVB光を照射し、次いで、0.03%の配列番号5のポリペプチドを含む培地で48時間インキュベートした。細胞生存率は、MTT代謝比色測定法を使用して評価した。図12に示したように、配列番号5のポリペプチドで処置したUVB照射ケラチノサイト(図12;「B」)は、未処置のUVB照射ケラチノサイト(図12;「A」)よりも高い細胞生存率を示した。
都市部粉塵からの保護について試験するため、ヒト初代ケラチノサイトを、0.03%の配列番号5のポリペプチドで24時間前処置し、次に2mg/mlの都市部粉塵(NIST 1649B)に24時間曝露した。細胞生存率は、MTT代謝比色測定法を使用して評価した。図13に示したように、配列番号5のポリペプチドで前処置したケラチノサイト(図13;「B」)は、都市部粉塵に曝露された未処置のケラチノサイト(図13;「A」)よりも、都市部粉塵の曝露後に高い細胞生存率を示した。
in vitro完全厚さヒト皮膚組織モデル(MatTek)によるさらなる試験において、MatTek組織モデルに300mJ/cm2のUVB光を照射し、次いで、0.01%の配列番号5のポリペプチドで24時間処置した。炎症誘発性サイトカインIL-1αのレベルは、ELISAにより判定した。図14で示したように、配列番号5のポリペプチドで処置した組織モデル(図14;「A」)は、未処置のUVB照射(図14;「B」)対照組織モデルと比較して、より低いレベルのIL-1αを示した。
配列番号5のポリペプチドもまた、ORACアッセイにおいて評価した。図15に示したように、配列番号5のポリペプチドの0.1%溶液は、193μMのトロロックスと同等の抗酸化特性を有していた。
短縮型クラゲコラーゲンのヒト臨床試験
短縮型クラゲコラーゲンの局所塗布は、顔の皮膚の水分増加に関連する
臨床試験(n=18名の対象)において、対象は、0.05%の配列番号5のポリペプチドを含む局所フェイシャルクリームを2週間使用した。図16に示したように、配列番号5のポリペプチドの局所塗布は、ベースライン(図16;「A1」)と比較した場合、1週間(図16;「A2」)および2週間(図16;「A3」)での皮膚の水分保持の増加と関連していた。配列番号5のポリペプチドの局所塗布はまた、ベースライン(図16;「B1」)、1週間(図16;「B2」)、および2週間(図16;「B3」)での海洋コラーゲンの局所塗布と比べて、皮膚の水分保持の増加を示した。
短縮型クラゲコラーゲンの局所塗布は、顔の皮膚の弾力性の増加に関連する
臨床試験(n=18名の対象)において、対象は、0.05%の配列番号5のポリペプチドを含む局所フェイシャルクリームを2週間使用した。図17に示したように、配列番号5のポリペプチドの局所塗布は、ベースライン(図17;「A」)と比較した場合、1週間(図17;「B」)および2週間(図17;「C」)で、キュートメーターを使用して測定した皮膚の弾力性の増加と関連していた。
Claims (33)
- 対象の皮膚に対して化粧品の利点を提供する方法において使用するための、配列番号5に記載のアミノ酸配列を含むポリペプチドを含む組成物であって、
前記方法が、前記対象の前記皮膚に前記組成物を局所的に塗布することを含み、前記化粧品の利点が、(i)皮膚の堅さ、弾力性、明るさ、水分保持、触覚テクスチャー、視覚テクスチャー、および/またはコラーゲン含有量の増加;(ii)皮膚に存在する皮膚損傷、線、および/または皺、ならびに/あるいは、皮膚の紅斑または赤みの低減;(iii)皮膚の紫外線による損傷の予防または処置;(iv)損傷した皮膚の修復の促進;(v)都市部の粉塵への曝露の影響からの皮膚細胞の保護;(vi)皮膚におけるコラーゲン産生の刺激;ならびに(vii)上記(i)~(vi)の2つ以上の任意の組み合わせ、からなる群から選択される、組成物。 - 前記ポリペプチドが、配列番号5に記載のアミノ酸配列からなる、請求項1に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記堅さが、キュートメーターを使用して測定した場合に、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも70%、または少なくとも75%増加する、請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも70%、または少なくとも75%増加する、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、1週間局所塗布した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも8%増加する、請求項4に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、2週間局所塗布した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも25%増加する、請求項5に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、2週間局所塗布した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも30%増加する、請求項5に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、4週間局所塗布した後、キュートメーターで測定した場合に、少なくとも100%増加する、請求項5に記載の組成物。
- 前記ポリペプチドが、前記皮膚に対して、0.1%w/wの前記ポリペプチドを含むフェイシャルセラムとして塗布される、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記水分保持が、コルネオメーターで測定した場合に、少なくとも5%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも70%、または少なくとも75%増加する、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記堅さが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記弾力性が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、請求項1~11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記明るさが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記コラーゲン含有量が、SIAscopeで測定した場合に、少なくとも5%、少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも9%、少なくとも10%、少なくとも11%、少なくとも12%、少なくとも13%、少なくとも14%、または少なくとも15%増加する、請求項1~13に記載のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記コラーゲン含有量が、2週間局所適用した後に少なくとも5%増加する、請求項14に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記コラーゲン含有量が、2週間局所適用した後に少なくとも7%増加する、請求項14に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記コラーゲン含有量が、4週間局所適用した後に少なくとも9%増加する、請求項14に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記触覚テクスチャーが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、請求項1~17のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記視覚テクスチャーが、専門の臨床的評点者によって判定される場合に改善される、請求項1~18のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膚に存在する前記線または皺が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に減少する、請求項1~19のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膚に存在する前記線または皺が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に少なくとも10%減少する、請求項20に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記紅斑が、専門の臨床的評点者によって判定される場合に減少する、請求項1~21のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記紅斑が、2週間局所塗布した後、専門の臨床的評点者によって判定される場合に、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、または少なくとも45%減少する、請求項22に記載の組成物。
- 前記皮膚の前記紅斑が、4週間局所塗布した後、専門の臨床的評点者によって判定される場合に、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、または少なくとも55%減少する、請求項22に記載の組成物。
- 皮膚細胞におけるコラーゲン産生を刺激する方法において使用するための、配列番号5に記載のアミノ酸配列を含むポリペプチドを含む局所組成物であって、前記方法が、前記組成物を前記皮膚細胞に局所的に塗布することを含む、局所組成物。
- 前記ポリペプチドが、配列番号5のアミノ酸配列からなる、請求項25に記載の局所組成物。
- 前記皮膚中の前記コラーゲンが、少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも9%、または少なくとも10%増加する、請求項25又は26に記載の局所組成物。
- 配列番号5のアミノ酸配列を含むポリペプチドと、
水、油、グリセレス-8エステルズ、グリセリン、ココナッツアルカン、ヒドロキシエチルアクリレート/アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムコポリマー、ペンチレングリコール、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)二ナトリウム、カプリリルグリコール、クロルフェネシン、およびフェノキシエタノールからなる群から選択される1つまたは複数の追加の成分とを含む、局所製剤。 - 前記ポリペプチドが、配列番号5のアミノ酸配列からなる、請求項28に記載の局所製剤。
- 前記油が植物油である、請求項28又は29に記載の局所製剤。
- 前記植物油がオリーブ油である、請求項30に記載の局所製剤。
- 対象の皮膚に対して化粧品の利点を提供する方法のための組成物の調製における、配列番号5に記載のアミノ酸配列を含むポリペプチドの使用であって、
前記方法が、前記対象の前記皮膚に前記組成物を局所的に塗布することを含み、前記化粧品の利点が、(i)皮膚の堅さ、弾力性、明るさ、水分保持、触覚テクスチャー、視覚テクスチャー、および/またはコラーゲン含有量の増加;(ii)皮膚に存在する皮膚損傷、線、および/または皺、ならびに/あるいは、皮膚の紅斑または赤みの低減;(iii)皮膚の紫外線による損傷の予防または処置;(iv)損傷した皮膚の修復の促進;(v)都市部の粉塵への曝露の影響からの皮膚細胞の保護;(vi)皮膚におけるコラーゲン産生の刺激;ならびに(vii)上記(i)~(vi)の2つ以上の任意の組み合わせ、からなる群から選択される、使用。 - 皮膚細胞におけるコラーゲン産生を刺激する方法のための局所組成物の調製における、配列番号5に記載のアミノ酸配列を含むポリペプチドの使用であって、前記方法が、前記組成物を前記皮膚細胞に局所的に塗布することを含む、使用。
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