JP7745865B2 - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムInfo
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Description
更に言えば、そのような動画を作成する際には費用的又は時間的コストが大きかった。このため、繰り返し動画を作成して改善を目指す、といったことも難しかった。
動画を用いたマーケティングを支援する情報処理システムにおいて、
動画を生成するための型であって、キャッチ、ボディ、及びエンドを基本型とする型を複数種類格納して管理する型管理手段と、
所定の検索条件を入力すると前記複数種類の型の中から1以上の型を出力するモデルを格納して管理するモデル管理手段と、
動画を用いたマーケティングを行うユーザから、前記検索条件を取得する検索条件取得手段と、
前記検索条件が入力されたときに前記モデルから出力される型を、動画を生成するために使用する使用型として決定する使用型決定手段と、
動画を設計するための質問のうち、前記使用型に対応付けられた1以上の質問を前記ユーザに提示して、当該1以上の質問の夫々に対する当該ユーザの回答を受け付ける(例えば簡易設計シートを紙媒体で出力して回答が記載された紙媒体をスキャンする処理や、質問を画面提示して回答を入力する処理を実行する)質疑応答手段と、
前記使用型、及び前記質疑応答手段の処理の結果得られた前記ユーザの前記回答に基づいて、動画を生成する動画生成手段と、
を備える。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の情報処理装置が適用される情報処理システムの適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
換言すれば、本サービスは、ユーザUに、マーケティングのための動画(以下、「マーケティング動画」と呼ぶ)を数多く容易に作成させて、マーケティング動画の質を向上させることで、動画マーケティングの成果を向上させるものである。
しかしながら、従来においては、ユーザUにとってマーケティング動画の作成ですら、コストが高い、時間がかかる、及び動画マーケティングの成果がでないという課題があり、動画マーケティングの知見が溜まりづらい状況であった。
そこで、本出願人は、非常に多数のマーケティング動画を作成しつつ、これらについて後述のPDCAを繰り返すことによって、動画マーケティングの成果に共通する法則を発見した。
この法則を体現したものが「リチカ式動画マーケティング」である。
「リチカ式動画マーケティング」とは、マーケティング動画で成果を出すために開発された、マーケター(ここではユーザU)のためのフレームワークをいう。
本サービスは、「リチカ式動画マーケティング」を用いるサービスである。
以下、「リチカ式動画マーケティング」について説明する。
以下、第1要因及び第2要因の夫々について、その順番で個別に説明する。
第1要因の発生原因は、目的から逆算されてマーケティング動画が作成されておらず、なんとなくそれっぽいマーケティング動画が作成されただけで満足していたためである。
第2要因の発生原因は、作成されるマーケティング動画の量が圧倒的に足りない、目標設計があいまい、及び中期視点でPDCAのチェックできていないことである。
即ち、第1要因を解決するためには、理想のマーケティング動画の作成をすることが必要である。
第2要因を解決するためには、PDCAを回すことが必要である。
このようにして課題を解決するためのフレームワークが、「リチカ式動画マーケティング」である。
即ち、「リチカ式動画マーケティング」とは、「理想のマーケティング動画の作成をすること」と「PDCAを回すこと」とから構成されるフレームワークである。
「PDCAを回すこと」を達成するためには、「短期及び中期ゴール設定」、「正しいテスト」、及び「(多数のマーケティング動画の)量」の3つの要素を夫々達成する必要がある。
本サービスのうち、図1に示される部分は、特に、「理想のマーケティング動画の作成をすること」を実現させ、かつ、「PDCAを回すこと」の達成に必要な「(多数のマーケティング動画の)量」を実現させることができる。
「理想のマーケティング動画の作成をすること」のためには、上述した3つの要素、即ち、「情報設計」、「配信面の最適化」、及び「デザイン(見せ方)」の夫々の達成が必要である。
これらの3つの要素の夫々を達成する手段は、マーケティング動画の3つの特徴(第1特徴乃至第3特徴)を考慮した手段である必要がある。
即ち、第1特徴とは、マーケティング動画は、視聴態度で4種類に大別できるという特徴である。
第2特徴とは、基本の型(以下、「基本型」と呼ぶ)があるという特徴である。
第3特徴とは、「言葉(ストーリー)」が大切という特徴である。
以下、第1特徴乃至第3特徴の夫々について、その順番で個別に説明する。
即ち、マーケティング動画は、サーチ型、フィード型、ストリーム型、及び、サイネージ型の4種類に大別できる。ここで、サーチ型、フィード型、及びストリーム型は、オンラインで視聴される種類である。一方、サイネージ型は、オフラインで視聴される種類である。
「サーチ型」とは、サーチエンジン等視聴者がサーチを目的とするメディアにおいて視聴する態度の視聴者に対して配信されるマーケティング動画の種類である。サーチ型の視聴態度は、一言で言えば「調べている」というものである。
「フィード型」とは、SNS(Social Networking Service)等のメディアにおいて視聴する態度の視聴者に対して配信されるマーケティング動画の種類である。フィード型の視聴態度は、一言で言えば「なんとなく」というものである。
「ストリーム型」とは、動画配信(ストリーム配信)のメディアにおいて視聴する態度の視聴者に対して配信されるマーケティング動画の種類である。ストリーム型の視聴態度は、一言で言えば「視聴してる」というものである。
「サイネージ型」とは、街角等に設置されたディスプレイといったサイネージにおいて視聴する態度の視聴者に対して配信されるマーケティング動画の種類である。ストリーム型の視聴態度は、一言で言えば「目に入る」というものである。
ここで、メディア(媒体)とは、ユーザがマーケティング動画を公開する場所である。本実施形態では、マーケティング動画を行うメディアには、インターネット上に公開されたウェブページや街角に設置されたディスプレイといったサイネージが想定されている。
上述したサーチエンジン、SNS、及び動画配信メディアの他、動画共有プラットフォーム、ブログ(ウェブログ)は、メディアの一例である。
次に、第2特徴、即ち、基本型があるという特徴について説明する。
即ち、キャッチは、1以上のシーンから構成され、マーケティング動画の最初に配置(再生)されるものである。キャッチは、本題(ボディ)までの「ツカミ」に相当する構成要素、即ち導入の役割を果たす構成要素である。キャッチは、視聴者に対していかに興味を持たせるかが重要であり、失敗すると視聴者が離脱してしまう(マーケティング動画の視聴をやめてしまう)要素である。
ボディは、1以上のシーンから構成され、キャッチの次に配置(再生)されるものである。ボディは、ユーザUにとって紹介したい「メイン」に相当する構成要素、即ち本題の役割を果たす構成要素である。ボディは、ヘッド(キャッチ)との一貫性が大事であり、その構成が重要になる要素である。
エンドは、1以上のシーンから構成され、ボディの次に配置されるもの、即ちマーケティング動画の最後に配置されるものである。エンドは、マーケティング動画の「締め」に相当する要素、即ち結びの役割を果たす構成要素である。エンドは、行動については具体的に提示することが重要であり、かつ、スッキリ終わらせることが重要である。
次に、第3特徴、即ち、「言葉(ストーリー)」が大切という特徴について説明する。
したがって、「言葉(ストーリー)」を意識したマーケティング動画の作成が重要である。例えば、音声ありのマーケティング動画にすることで、視聴者は、そのマーケティング動画を「聴いている」状態になる。また、音声無しの場合にはそのマーケティング動画を「読んでいる」状態になる。そこで、視聴者が「言葉(ストーリー)」を「聴いている」又は「読んでいる」状態になるようなマーケティング動画が好適である。
換言すると、「言葉(ストーリー)」を視聴者が「読めない」又は「聴けない」状態になるマーケティング動画では、視聴者(ユーザ)体験を毀損してしまい不適である。
このように、マーケティング動画では「言葉(ストーリー)」が最重要という概念の理解が、動画マーケティングで成果を出すための第一歩として重要である。
特に、「情報設計」→「配信面の最適化」→「デザイン」の順番で、マーケティング動画を設計して作成することが好適である。ここで、情報設計としては、明確な目的・訴求のうえに作られた設計であることが必要である。配信面の最適化としては、マーケティング動画の時間的な長さや画面比率等の最適化が必要である。「デザイン」としては、一定以上のクオリティ(デザインや表現)が必要である。
動画マーケティングにおいて成果を出すためには、「情報設計」に注力する必要がある。しかしながら、「情報設計」に注力した設計をしたうえで、「配信面の最適化」及び「デザイン」について設計してマーケティング動画を作成していくためには、高度なスキルが必要であった。
そこで、高度なスキルが無いユーザUであっても、「情報設計」に注力した設計をしたうえで、「配信面の最適化」及び「デザイン」について設計してマーケティング動画を作成することができるように、図1に示す本サービスが提供される。
ここで、「型」とは、マーケティング動画の構成のパターンである。即ち、マーケティング動画のフォーマット構成(マーケティング動画を構成する複数のシーンの配置の仕方等)、当該マーケティング動画の時間、当該マーケティング動画のサイズ(アクセプト比率等)等の要素に応じて分類されたパターンが、「型」である。
図2の例では、型を分類するための要素として、フォーマット構成、時間、及びサイズが採用されている。
図2の例では、上述の基本型、即ち、キャッチ、ボディ、及びエンドの夫々に対して、AIBACの各シーンが配置されるパターンに応じて、複数のフォーマット構成が予め規定されている。
ここで、AIBACとは、ユーザがダイレクトにレスポンスする際に好適なマーケティング広告のためのフレームワークである。具体的には以下に示す「A」「I」「B」「AC」の要素を含むフレームワークを用いることが好適である。
「A」とは、注意喚起(Attention)のシーンである。即ち、まず、マーケティング動画においては、冒頭2秒が勝負であって、フィードで指を止めてもらう必要が有る。そこで、響くキーワードや、疑問を投げかけて自分事化してもらったり、目に留まるアニメーションを含むことが重要であり、これらのためのモーション等が含まれるシーンである。
「I」とは、興味関心(Interest)のシーンである。即ち、次に、マーケティング動画においては、シンプルさが鍵であって商品の特徴を絞って説明する必要が有る。そこで、商品やサービス名、Attennsionの解決策を含み、専門用語を含まないことが重要である。
「B」とは、利益(Benefit)のシーンである。即ち、次に、マーケティング動画においては、利用した結果が即わかり、素材や機能より使用上の利益を伝える必要が有らる。そこで、結果どうなるか、即ち、具体的には便利になる、健康になる等、明確な利益を含むシーンとするのが好適である。
「AC」とは、行動換気(Action)のシーンである。即ち、最後に、マーケティング動画においては、最後は具体的な行動で次のアクションを提示し、実際に行動に起こしてもらう必要が有る。そこで、具体的なアクションを提示する、即ち、お店に行く、資料をダウンロードする、詳細を見る、などのアクションをユーザに提示することが好適である。
型の夫々は、上述のAIBACを反映したシーンが配置されたものとなっているのである。
また例えばフォーマット構成FC2は、キャッチに対して1つの「A」が配置され、ボディに対して1つの「I」と2つの「B」がその順番に配置され、エンドに対して1つの「Ac」が配置されるパターンである。
また例えばフォーマット構成FC3は、キャッチに対して1つの「A」が配置され、ボディにはシーンが配置されず、ボディに対して3つの「B」が配置され、エンドに対して1つの「Ac」が配置されるパターンである。
例えば、6秒、15秒、及び30秒等のパターンが存在する。さらに、30秒等同一の長さであっても、キャッチ、ボディ、及びエンドの夫々に対する時間配分の比率が異なるものを、別バターンとして分類してもよい。
例えば、1:1(所謂スクエア)、4:5、9:16等のパターンが存在する。
なお、サイズの具体例については、図7を用いて後述する。
ここで、モーションとは、マーケティング動画の動きである。即ち、モーションとは、マーケティング動画を構成する素材(例えば、文字、図形(写真を含む)、記号、色彩、又はこれらの結合)の動きをいう。
なお、モーションの具体例については、図6乃至図9を用いて後述する。
即ち、第1の型には、第1メディアと、第1モーションとが紐づけられている。
また、第2の型には、第2メディアと、第2モーションとが紐づけられている。
また、第3の型には、第1メディアと、第2モーションとが紐づけられている。
このように、第1の型乃至第Nの型の夫々には、m(mはN以下の正の整数値)個のメディアのうち少なくとも1のメディアが紐づけられている。
また、型F1乃至FNの夫々には、q(qはN以下の正の整数値)個のモーションのうち少なくとも1のモーションが紐づけられている。
また、第1の型乃至第Nの型の夫々には、夫々の型に応じた後述する簡易設計シートが紐づけられている。また、簡易設計シートの具体例については、図10乃至14を用いて説明する。
このような型DBが、予め用意されている。
使用型の選択手法は、特に限定されず、「理想のマーケティング動画の作成をすること」が可能となる型が使用型として選択される手法であれば足りる。
ただし、非常に多数の種類(例えば15000種類)の型の中から適切な型を選択することは困難であることから、本実施形態では、モデルを用いる手法が採用されている。
即ち、本実施形態では、実際に作成されて配信されたマーケティング動画についいて、その「型」、当該マーケティング動画が配信されたメディアや当該マーケティングの対象となる業種等の各種要素、及び当該マーケティング動画が配信された成果等の組を学習用データとして用いられる。このような学習用データが、非常に多数のマーケティング動画(実際に作成されて配信されたもの)の夫々に対して用意される。そして、このような学習用データを用いた機械学習が行われ、その結果として、動画マーケティングが行われるメディアや動画マーケティングの対象となる業種等の各種要素からなる「検索条件」を入力すると、適切な「使用型」を出力するモデルが予め用意される。なお、以下このようなモデルを「使用型決定モデル」と呼ぶ。
即ち、本実施形態では、ユーザにより入力された検索条件を使用型決定モデルに入力し、当該使用型決定モデルから出力される型を、「使用型」として選択する、という手法が採用されている。
なお、「使用型決定モデル」は、このように本実施形態では機械学習の結果得られたものであるが、検索条件を入力すると使用型を出力するものであれば足り、例えば次のようなルールベースに基づくものであってもよい。
即ち、例えば、動画マーケティングが行われるメディアや動画マーケティングの対象となる業種等の各種要素からなる複数種類の検索条件と、夫々に適した型の種類とが対応付けられたテーブルが予め用意され、そのテーブルを用いるものも「使用型決定モデル」の一例である。
簡易設計シートとは、使用型Fkに基づくマーケティング動画の設計において、上述の「情報設計」をユーザUが簡単に行えるシートである。即ち、使用型Fkは、使用メディアを含む検索条件に基づいて選択されたものであって、基本型をベースとするものである。このため、使用型Fkを用いることで、マーケティング動画の第1特徴乃至第3特徴のうち、マーケティング動画は視聴態度で4種類に大別できるという第1特徴及び基本型があるという第2特徴を満たしたマーケティング動画の作成が可能になる。
さらに、「言葉(ストーリー)」が大切という第3特徴を満たすために簡易設計シートが用いられる。即ち、「言葉(ストーリー)」を大切にした「情報設計」がユーザUにより簡単に行えるシートが簡易設計シートである。
具体的な例示については図10乃至図14を参照して後述するが、質疑応答又は穴埋め形式で、所定の欄にユーザUによる回答を入力することで、使用型Fkに適した「言葉(ストーリー)」を用いた「情報設計」が自動的に完成するシートが、簡易設計シートである。
ここで、ユーザUにより各種事項が入力された簡易設計シートとは、上述のように、使用型Fkに適した「言葉(ストーリー)」を用いた「情報設計」を示すシートである。
また、使用型Fkは、検索条件(ユーザUの行おうとる動画マーケティングに基づく各種要素、例えば使用メディア等からなる条件)に基づいて選択されたものであり、サイズや時間は当該検索条件にとって最適なものである。また、使用型Fkには、最適なモーション等も対応付けられている。即ち、使用型Fkを用いるということは、「配信画面の最適化」と「デザイン」を設計したことと等価である。
そして、マーケティング動画が配信された結果、そのマーケティング動画の対象の商品や役務の売り上げ等のデータが得られる。ユーザUは商品や役務の売り上げ等のデータを用いて、配信されたマーケティング動画による動画マーケティングの評価(成果の確認)を行う。
ここで、図1に示す本サービスを利用することで、上述したように、「理想のマーケティング動画の作成をすること」が可能になる。さらに、ユーザUは、検索条件や簡易設計シートについて簡単な事項を入力するという簡単な操作をするだけで、「理想のマーケティング」動画を作成することができる。このことは、「理想のマーケティング」動画を多量に生成することが容易であること、即ち「PDCAを回すこと」にとって必要な要素のうち「量」を満たすことを意味する。
このように、本サービスは、「PDCAを回すこと」にとっての支援にもなる。
なお、図示はしないが、サーバは、さらに、「PDCAを回すこと」にとって必要な要素のうち「短期/中期ゴール設定」を満たすように、ユーザに簡単な入力をさせるシート(上述の簡易設計シートと同様なシート)を、ユーザに提示してもよい。
以下、図3乃至図5を参照して、本サービスを実現するための情報処理システム、即ち本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成等について説明する。
なお、ユーザ端末2とメディアサーバ3とは、説明の便宜上図3では1台のみ図示されているが、各ユーザU毎に及び各メディア毎に1台以上設けられる。
サーバ1と、ユーザ端末2と、メディアサーバ3は、インターネット(Internet)等のネットワークNWを介して相互に接続されている。なお、ネットワークNWは、本実施形態ではインターネットとされているが、その形態は特に本実施形態のものに限定されず、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、LAN(Local Area Network)等を採用することができる。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部17は、液晶等のディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(ユーザ端末2やメディアサーバ3等)との間で行う通信を制御する。
なお、図示はしないが、図3の情報処理システムのうち、ユーザ端末2やメディアサーバ3も、図4に示すハードウェア構成を有している。このため、ユーザ端末2やメディアサーバ3のハードウェア構成についての説明は省略する。ただし、ユーザ端末2がスマートフォンやタブレットで構成される場合には、入力部16及び出力部17として、タッチパネルを有している。
また、サーバ1の記憶部18には、型DB200と、使用型モデル300とが設けられている。
使用型モデル管理部112は、所定の検索条件を入力すると複数種類の型の中から1以上の型を出力する使用型モデル300を記憶部18に格納して管理する。
使用型決定部114は、検索条件を使用型モデル300に入力してその結果出力される(型管理部111から抽出される)型Fkを、使用型Fkとして決定する。
具体的には例えば、質疑応答部115は、簡易設計シートのデータを、ユーザ端末2に送信する。ユーザUは、ユーザ端末2を操作して、簡易設計シートを紙媒体で出力して回答を記載して、当該回答が記載された紙媒体をスキャンする。ユーザ端末2は、スキャンの結果得られるデータをサーバ1に送信する。質疑応答部115は、当該データを取得する。
また例えば、質疑応答部115は、簡易設計シートに含まれる各質問をユーザ端末2の画面に提示して、ユーザUによるユーザ端末2に対する回答の入力操作を受け付ける。
生成されたマーケティング動画は、ユーザ端末2に供給される。ユーザUは、ユーザ端末2を操作して、マーケティング動画を再生することができる。
また、ユーザ端末2又はサーバ1から、ユーザUが所望するメディアのメディアサーバ3から、マーケティング動画が配信(再生)される。これにより、視聴者はマーケティング動画を視聴することができる。
評価取得部118は、動画生成部116により使用型Fkに基づいて生成されたマーケティング動画に対するユーザU又は視聴者の評価を取得する。
モデル更新部119は、評価取得部118により取得された評価と分析部117による分析の結果の少なくとも一部、及び使用型Fkを用いて、使用型モデル300を更新する。
型生成更新部120は、評価取得部118により取得された評価と分析部117による分析の結果の少なくとも一部、及び使用型Fkを用いて、使用型Fkの更新と新たな型の生成のうち少なくとも一方を実行する。
以下、図6乃至図14を参照して、マーケティング動画のモーション及び簡易設計シートの具体例について説明する。
図6(a)乃至(c)は、マーケティング動画の動きを示す各時刻の静止画がその順番に図示されたものである。
図6(a)と図6(b)に示すように、マーケティング動画の動きとして、「7,000ポイントプレゼント!」の文字列が、順に表示される。この時、図6(a)の「7」の文字は、図6(a)の「7」の文字と比較して上側に表示されている。即ち、文字列は、一旦上に飛び上がったような動きと共に現れ、画面中央に静止して表示される。その後、数秒間、図6(b)の配置で静止する。
これにより、このマーケティング動画を視聴した場合、文字列の動きによりその文字列に注目が集まり、その後、その文字列が静止することで、可読性が高くなるのである。
これにより、マーケティング動画の全ての面積部分に対するモーションが発生するため、そのマーケティング動画自体へ注目が集まるのである。
図7(a)に示すように、広告を通じて行ってほしいアクションを自然に誘導するモーションが採用される。
即ち、図7(a)の例では、動きは図示しないが、「詳しくはサイトへ」という文字列とともに、その文字列の上部に3つの点が配置されている。
この文字列と点は、その大きさが変化すると共に、出現、消滅、又は点滅といった動きをする。
これにより、視聴者は、詳しくはサイトへという文字列をクリック操作するイメージをもつ。このように、広告を通じて行ってほしいアクションを自然に誘導するモーションが採用される。
即ち図7(b)の例では、動きは図示しないが画像(写真)素材でありながら、その画像は全体的にゆっくりと(少し)移動され、ゆっくりと(すこし)ズームイン・ズームアウトされる。これにより画像素材でありながら、動的要素を感じることができるマーケティング動画となる。
さらには、上述の図6(a)及び図6(b)と同様に、文字列が浮かび上がるといったモーションが採用される。
また、上述の図6(c)と同様に、画像(写真)素材の時(画面遷移時)において、動画の全体を塗り替えるようなモーションが採用される。
このように、画像素材でありながら、動的要素を感じさせるモーションが採用される。
図8(a)に示すマーケティング動画のサイズは、1:1である。また、図8(b)に示すマーケティング動画の例のサイズは、9:16である。
また、図示はしないが、その他、4:5のサイズ等も採用される。
このように、本サービスでは、動画広告の成果を最大化するため、以下配信面(メディア)に最適化した動画作成ができる。
このとき、マーケティング動画のサイズは、以下のような条件が考慮される。
即ち、メディアである各種SNSの夫々で定められたサイズが考慮される。
また、メディアである各種SNSの夫々の視聴者(即ち、SNSのユーザ)の視聴態度や属性(性別や年齢等)が考慮される。
また、メディアとして、該当のサイネージが採用される場合、そのサイネージのディスプレイ等のサイズに応じたサイズが採用される。
即ち、Facebookに投稿されることを前提としたマーケティング動画は、1:1又は4:5のサイズをメインに生成される。
更に言えば、型構成として、文言遡及を主とするものが採用される。
また、図示はしないが、奥行き感や大きなモーションでフック効果が高い型が選択される。
即ち、Facebookのユーザ(マーケティング動画の視聴者)は、比較的年齢層が高く、記事内容の文字列を読むことにも慣れている。従って、文言遡及が主である型が採用されるのが好適である。
また、ユーザは、記事内容の文字列と組み合わせられた写真や動画を順に閲覧していく事になる。従って、奥行き感やモーションでフック効果が高い型が選択されるのが好適なのである。
即ち、InstagramのStoriesに投稿されることを前提としたマーケティング動画は、9:16のサイズをメインに生成される。
更に言えば、型構成として、動く雑誌のような画像を主にテキストを読ませるものが採用される。
即ち、InstagramのStoriesのユーザ(マーケティング動画の視聴者)は、比較的年齢層が低く、動画として興味を示されたものを、ユーザ端末の全画面で閲覧する。そこで、ユーザ端末の全画面で閲覧するのに好適9:16のサイズが採用され、動く雑誌のような画像を主に、テキストを読ませる型が採用されるのである。
図9は、図5の機能的構成のサーバにより提供される簡易設計シートの一例を示す図である。
図10は、図5の機能的構成のサーバにより提供される簡易設計シートの一例であって、図9と異なる例を示す図である。
図11は、図5の機能的構成のサーバにより提供される簡易設計シートの一例であって、図9及び図10と異なる例を示す図である。
図12は、図5の機能的構成のサーバにより提供される簡易設計シートの一例であって、図9乃至図11と異なる例を示す図である。
次に、ユーザは、図10に示す簡易設計シートを提示される。即ち、ユーザは、キャッチを洗い出すための質問を提示され、それに対して回答を行う。
次に、ユーザは、図11に示す簡易設計シートを提示される。即ち、ユーザは、ボディを決定するための質問を提示され、それに対して回答を行う。
そして、ユーザは、図12に示す簡易設計シートを提示される。即ち、ユーザは、エンドを整理するための質問を提示され、それに対して回答を行う。
図13の例のマーケティング動画には、キャッチとして、図10の回答に含まれる「透明感で差をつけたいなら」という文字列が含まれるシーンが採用されている。ボディとして、図11の回答に含まれる「24時間効果長持ち」、「つけたまま眠ってもOK」、「天然成分でお肌に優しい」という文字列が夫々含まれるシーンが採用されている。キャッチとして、図12の回答に含まれる「無料サンプル配布中」という文字列が含まれるシーンが採用されている。
なお、図示はしないが、図13の文字列や背景は、適宜、その型に紐づけられたモーションで表示される。
なお、この時、図10に記載のキャッチのうち、使用されていないものがある。このようなキャッチが夫々採用されたマーケティング動画が生成されてもよい。これにより、キャッチの異なる複数のマーケティング動画が生成される。
生成された複数のマーケティング動画が夫々配信されることにより、夫々のマーケティング動画に対応付けられたマーケティングデータが取得可能となる。即ち、どのようなキャッチが良かったか、といったデータが取得されるため、PDCAを回すことが可能となるのである。
図14は、図5の機能的構成のサーバにより生成されるマーケティング動画におけるAIBACの一例を示す図である。
図14の例において、キャッチとして、「A」及び「I」が採用されている。また、ボディとして3つの「B」が採用されている。また、エンドとして、「Ac」が採用されている。
具体的にはキャッチとして、「広告代理店の必須動画ツールとは?」という文字列が表示されている。これにより、視聴者に対して、注意喚起を促し、つまり、広告代理店関係者に、自身についての事項である、と認識してもらうことができる。また、視聴者に対して、どのようなツールが必須であるのかといった興味を持たせることで、引き続きマーケティング動画を視聴してその答えを知りたいという興味を持ってもらうのである。
即ち例えば、マーケティングデータがユーザやサービス提供者である分析担当者等に提示されてもよい。即ち、モデル更新部119や型生成更新部120は、ユーザや分析担当者に分析がなされた結果を用いて、使用型モデル300を更新したり、使用型Fkの更新、新たな型の生成をする意ことができる。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が、情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図5に特に限定されず、任意でよい。例えば、動画生成部116の機能ブロックを、ユーザ端末2等に移譲してもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
即ち、本発明が適用される情報処理システム(例えば図5の機能的構成を有する情報処理装置1を含む情報処理システム)は、
動画を用いたマーケティングを支援する情報処理システムにおいて、
動画を生成するための型であって、キャッチ、ボディ、及びエンドを基本型とする型を複数種類格納して管理する型管理手段(例えば、図5の型管理部111)と、
所定の検索条件を入力すると前記複数種類の型の中から1以上の型を出力するモデルを格納して管理するモデル管理手段(例えば、図5の使用型モデル管理部112)と、
動画を用いたマーケティングを行うユーザから、前記検索条件を取得する検索条件取得手段(例えば、図5の検索条件取得部113)と、
前記検索条件が入力されたときに前記モデルから出力される型を、動画を生成するために使用する使用型として決定する使用型決定手段(例えば、図5の使用型決定部114)と、
動画を設計するための質問のうち、前記使用型に対応付けられた1以上の質問を前記ユーザに提示して、当該1以上の質問の夫々に対する当該ユーザの回答を受け付ける質疑応答手段(例えば、図5の質疑応答部115)と、
前記使用型、及び前記質疑応答手段の処理の結果得られた前記ユーザの前記回答に基づいて、動画を生成する動画生成手段(例えば、図5の動画生成部116)と、
を備えれば足りる。
その結果、ユーザはマーケティング動画を次々に生成し、動画を用いたマーケティングの成果を向上させることができる。
前記検索条件には、前記メディアの種類を含まれている、ようにすることができる。
前記動画生成手段は、前記使用型に対応付けられたモーションを含む動画を生成する、ことができる。
前記動画生成手段により前記使用型に基づいて生成された前記動画に対する所定の分析を実行する分析手段(例えば、図5の分析部117)と、
前記評価取得手段により取得された前記評価と前記分析手段による前記分析の結果の少なくとも一部、及び前記使用型を用いて、前記モデルを更新するモデル更新手段(例えば、図5のモデル更新部119)と、
前記評価取得手段により取得された前記評価と前記分析手段による前記分析の結果の少なくとも一部、及び前記使用型を用いて、前記使用型の更新と新たな型の生成のうち少なくとも一方を実行する型生成更新手段(例えば、図5の型生成更新部120)と、
をさらに備えることができる。
Claims (6)
- 動画を用いたマーケティングを支援する情報処理システムにおいて、
動画を生成するための型であって、キャッチ、ボディ、及びエンドを基本型とする型を複数種類格納して管理する型管理手段と、
所定の検索条件を入力すると前記複数種類の型の中から1以上の型を出力するモデルを格納して管理するモデル管理手段と、
動画を用いたマーケティングを行うユーザから、前記検索条件を取得する検索条件取得手段と、
前記検索条件が入力されたときに前記モデルから出力される型を、動画を生成するために使用する使用型として決定する使用型決定手段と、
動画を設計するための質問のうち、前記使用型に対応付けられた1以上の質問を前記ユーザに提示して、当該1以上の質問の夫々に対する当該ユーザの回答を受け付ける質疑応答手段と、
前記使用型、及び前記質疑応答手段の処理の結果得られた前記ユーザの前記回答に基づいて、動画を生成する動画生成手段と、
を備える情報処理システム。 - 前記複数種類の型の夫々には、適応可能なメディアの種類が対応付けられており、
前記検索条件には、前記メディアの種類を含まれている、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記複数種類の型の夫々には、適応可能なモーションが対応付けられており、
前記動画生成手段は、前記使用型に対応付けられたモーションを含む動画を生成する、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記動画生成手段により前記使用型に基づいて生成された前記動画に対するユーザ又は視聴者の評価を取得する評価取得手段と、
前記動画生成手段により前記使用型に基づいて生成された前記動画に対する所定の分析を実行する分析手段と、
前記評価取得手段により取得された前記評価と前記分析手段による前記分析の結果の少なくとも一部、及び前記使用型を用いて、前記モデルを更新するモデル更新手段と、
前記評価取得手段により取得された前記評価と前記分析手段による前記分析の結果の少なくとも一部、及び前記使用型を用いて、前記使用型の更新と新たな型の生成のうち少なくとも一方を実行する型生成更新手段と、
をさらに備える請求項1に記載の情報処理システム。 - 動画を用いたマーケティングを支援する情報処理装置であって、
動画を生成するための型であって、キャッチ、ボディ、及びエンドを基本型とする型を複数種類格納して管理する型管理手段と、
所定の検索条件を入力すると前記複数種類の型の中から1以上の型を出力するモデルを格納して管理するモデル管理手段と、
を備える情報処理装置が実行する情報処理方法において、
動画を用いたマーケティングを行うユーザから、前記検索条件を取得する検索条件取得ステップと、
前記検索条件が入力されたときに前記モデルから出力される型を、動画を生成するために使用する使用型として決定する使用型決定ステップと、
動画を設計するための質問のうち、前記使用型に対応付けられた1以上の質問を前記ユーザに提示して、当該1以上の質問の夫々に対する当該ユーザの回答を受け付ける質疑応答ステップと、
前記使用型、及び前記質疑応答ステップの処理の結果得られた前記ユーザの前記回答に基づいて、動画を生成する動画生成ステップと、
を含む情報処理方法。 - 動画を用いたマーケティングを支援するコンピュータであって、
動画を生成するための型であって、キャッチ、ボディ、及びエンドを基本型とする型を複数種類格納して管理する型管理手段と、
所定の検索条件を入力すると前記複数種類の型の中から1以上の型を出力するモデルを格納して管理するモデル管理手段と、
を備えるコンピュータに、
動画を用いたマーケティングを行うユーザから、前記検索条件を取得する検索条件取得ステップと、
前記検索条件が入力されたときに前記モデルから出力される型を、動画を生成するために使用する使用型として決定する使用型決定ステップと、
動画を設計するための質問のうち、前記使用型に対応付けられた1以上の質問を前記ユーザに提示して、当該1以上の質問の夫々に対する当該ユーザの回答を受け付ける質疑応答ステップと、
前記使用型、及び前記質疑応答ステップの処理の結果得られた前記ユーザの前記回答に基づいて、動画を生成する動画生成ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|
| 川村 洋次,日本認知科学会第33回大会論文集[USB],2016年09月16日,pp.181-184 |
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