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JP7745949B2 - ワイヤー用固定具 - Google Patents
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JP7745949B2 - ワイヤー用固定具 - Google Patents

ワイヤー用固定具

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Description

本発明は、医療分野で用いられるワイヤー用固定具などに関する。
骨折等に対する治療法として、経皮的ピンニング法や観血的整復固定術が、最も普及している。これらの治療法では、整復後に、「K-wire」と呼ばれるキルシュナー鋼線が骨に刺入されて、骨の内固定がなされる。キルシュナー鋼線は、治療後の状態として、骨癒合が得られた後に外来で簡便に抜去できるように、刺入部側を直線状のまま、若しくは、L字状に曲げて体表に露出させる場合もあるし、また小切開を加えて抜去できるように、L字に曲げて皮下に埋没させる場合もある。
しかし、治療後の状態として、キルシュナー鋼線の刺入部側を直線状のまま、若しくは、L字状に曲げて体表に露出させる場合、キルシュナー鋼線が、刺入部側から骨の内側へ押し込まれ、刺入直後の本来の位置より深く進んでしまう虞がある。このような場合、キルシュナー鋼線が抜去困難となったり、キルシュナー鋼線の鋭利な先端部位が骨を貫通してその先の組織を盲目的に損傷させたりする虞がある。また、キルシュナー鋼線の刺入部側をL字状に曲げて体表に露出させる場合、L字部分が引っ掛かってキルシュナー鋼線が抜ける虞がある。また、キルシュナー鋼線の刺入部側を皮下に埋没させる場合、皮膚の外表面から力を受けて、キルシュナー鋼線が内側へ押し込まれ、L字部分が周囲の血管や神経、腱等の軟部組織に干渉し損傷させる虞がある。
このような問題が生じる虞があるため、治療後にキルシュナー鋼線は移動しないことが望ましい。特許文献1には、骨折治療に用いる骨折治療用内固定器が記載されている。この骨折治療用内固定器は、治療対象部位に対し骨折部位を跨ぐように貫通されるキルシュナー鋼線と、キルシュナー鋼線の両端部を保持する一対のステープラーと、ステープラー上でキルシュナー鋼線の両端部を力学的手段により固定するネジセットとを備えている。
特許第6616767号公報
ところで、従来のワイヤー用固定具は、キルシュナー鋼線などの医療用ワイヤーの固定に用いるステープラー及びボルトセットに多くの角部がある。そのため、ステープラー及びボルトセットの近傍に血管や神経、腱等の軟部組織が存在している場合、ステープラー及びボルトセットの角部が軟部組織に当たって軟部組織が損傷する虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、骨に刺入される医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具において、装着箇所の近傍に血管や神経、腱等の軟部組織が存在する場合でも、軟部組織に損傷が生じにくいワイヤー用固定具を実現することを目的とする。
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、骨に刺入される医療用ワイヤーの位置を固定するために、医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具であって、玉状に形成され、医療用ワイヤーが貫通する部位として厚さ方向に延びる貫通部が形成された玉部材を備え、医療用ワイヤーが貫通部を貫通する状態で、玉部材を潰して前記貫通部の内面によって医療用ワイヤーを挟むことで、玉部材が医療用ワイヤーに装着される、ワイヤー用固定具である。
第2の発明は、第1の発明において、貫通部の内面には、1つ又は複数の凸部が形成されている。
第3の発明は、第1の発明において、貫通部の内面では、該貫通部の正面視において互いに対向する領域に、一対の凹凸部が形成されている。
第4の発明は、第3の発明において、一対の凹凸部が、正面視における貫通部の短手方向に対向している。
第5の発明は、第1の発明において、玉部材では、貫通部の一端が開口する裏面に、先端が尖った複数の突起が形成されている。
第6の発明は、第1の発明において、玉部材は、正面視における外形の最小寸法よりも、厚さ寸法が小さく形成されている。
第7の発明は、第6の発明において、玉部材は、扁球状に形成され、貫通部は、短軸方向に延びる貫通孔である。
本発明では、玉部材を潰してその貫通部の内面によって医療用ワイヤーを挟むという簡単な作業によって、玉部材が医療用ワイヤーに装着される。そして、玉部材の装着箇所の近傍に血管や神経、腱等の軟部組織が存在していたとしても、玉部材は玉状に形成されているため、玉部材が軟部組織に接触しても軟部組織に損傷は生じにくい。本発明によれば、骨に刺入される医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具において、装着箇所の近傍に軟部組織が存在する場合でも、軟部組織に損傷が生じにくいワイヤー用固定具を実現することができる。
図1(A)は、本実施形態に係るワイヤー用固定具の玉部材を表側から見た正面図であり、図1(B)は、玉部材の側面図であり、図1(C)は、図1(A)とは別の形態の玉部材の正面図である。 図2は、本実施形態に係るワイヤー用固定具の使用方法を説明するための図であり、図2(A)は、骨への医療用ワイヤーの刺入作業が完了した状態を表し、図2(B)は、玉部材が骨の外面に接触する位置まで玉部材を移動させた状態を表し、図2(C)は、ペンチで玉部材をかしめる様子を表し、図2(D)は、医療用ワイヤーを切断する様子を表す。 図3(A)は、本実施形態の変形例1に係る玉部材の底面図であり、図3(B)は、玉部材の側面図である。 図4は、本実施形態の変形例2に係る玉部材の側面図である。 図5は、本実施形態の変形例3に係る玉部材の斜視図である。 図6(A)は、図5に示す玉部材の正面図であり、図6(B)は、図6(A)において下側から見た玉部材の側面図であり、図6(C)は、図6(A)において右側から見た玉部材の側面図であり、図6(D)は、図6(A)のA-A切断位置における玉部材の断面図であり、図6(E)は、図6(A)とは凸部が連続的に並ぶ方向が異なる玉部材について、A-A切断位置に対応する位置における断面図である。 図7は、本実施形態の変形例4に係るワイヤー用固定具が医療用ワイヤーに装着された状態を表す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の一例であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態は、骨8に刺入される医療用ワイヤー5(キルシュナー鋼線など)の位置を固定するために、医療用ワイヤー5に装着されるワイヤー用固定具10である。ワイヤー用固定具10は、経皮的ピンニング法又は観血的整復固定術などの治療又は手術の際に使用される。
ワイヤー用固定具10は、1本の医療用ワイヤー5に対し、外表面が滑らかな玉状の玉部材11を1つ備えている。玉部材11の材料には、皮下に埋没することが医療上許容され、且つ、外力を加えると塑性変形をする材料(ステンレス、チタンなど)が用いられている。
ここで、「玉状」とは、真球に限定されず、球体、楕円体、又はこれらに類した形状を意味する。玉部材11は、図1に示すように、例えば貫通孔12の開口の縁を除いて角部がなく、丸くまとめられた一塊のものとして形成されている。正面視における玉部材11の外周は、曲線のみにより構成され(図1(A)参照)、玉部材11の外周は、全長に亘って断面視において丸みを帯びている。
具体的に、玉部材11は、扁球状に形成されている。玉部材11は、短軸が厚さ方向に延びる扁平な回転楕円体状を呈する。玉部材11は、図1(A)に示す正面視における外形の最小寸法Lが、厚さ寸法D(図1(B)参照)よりも大きく形成されている。本実施形態では、正面視における玉部材11の形状が円形であるため、外形の最小寸法Lは玉部材11の直径となる。正面視における玉部材11の形状が縦長の場合、外形の最小寸法Lは、長手方向に直交する横寸法(幅寸法)となる。例えば外形の最小寸法Lは、厚さ寸法Dの1.5倍以上とすることができる。後述する第3変形例では、外形の最小寸法Lは、厚さ寸法Dの3倍以上としている。このような形状とすることで、玉部材11の表面と裏面において、略平坦な領域がある場合にはその領域の面積が大きくなり、略平坦な領域がない場合には曲率が小さな領域の面積が大きくなり、骨8との接触面積が大きくなる。
玉部材11には、医療用ワイヤー5が貫通する貫通部として、厚さ方向(短軸方向)に延びる貫通孔12が形成されている。玉部材11は、貫通孔12を有することでリング状(又はドーナツ状)を呈する。貫通孔12は、例えば円形の穴とすることができる。玉部材11は、中空リベットとして機能する。なお、貫通部12は、図1(C)に示すように、玉部材11の側面側に開口部を有していてもよい。正面視において玉部材11は略C字状を呈する。
玉部材11の寸法について、医療用ワイヤー5の直径に応じて使い分けすることができるように、複数の寸法が規格される。医療用ワイヤー5は、一般的に、0.7mm~2.4mmのものが使用されている。正面視における玉部材11の外形の最小寸法(本実施形態では直径)Lは、例えば1.5mm~8mmとすることができる。玉部材11の厚さDは、例えば1mm~5mmとすることができる。貫通孔12の直径rは、医療用ワイヤー5の直径よりも僅かに大きくし、例えば0.8mm~2.8mmとすることができる。
[ワイヤー用固定具の使用方法]
続いて、図2を参照しながら、ワイヤー用固定具10の使用方法について説明を行う。ワイヤー用固定具10は、骨8への医療用ワイヤー5の刺入作業が完了した状態(図2(A)に示す状態)から使用される。以下では、観血的整復固定術の場合を例にして説明を行う。
まず玉部材11の貫通孔12に医療用ワイヤー5を通し、図2(B)に示すように、玉部材11の裏面(又は表面)が骨8の外面に接触する位置まで玉部材11を移動させる。そして、この状態で、図2(C)に示すように、ペンチなどの道具Pを用いて、玉部材11の側面を掴み、この状態から玉部材11を潰して貫通孔12の内面(互いに対向する内面)によって医療用ワイヤー5を挟むことで(つまり、玉部材11をかしめることで)、玉部材11が医療用ワイヤー5に装着(固定)される。玉部材11は「かえし」の役割を果たす。
さらに、玉部材11の装着後、図2(D)に示すように、ペンチなどの道具Pを用いて、医療用ワイヤー5のうち玉部材11の貫通孔12から突出する部分の根元を切断する。つまり、玉部材11の直上で医療用ワイヤー5を切断する。そして、これらの一連の作業後に、皮膚の縫合などを行うことで、手術は完了する。なお、図2では皮膚の記載は省略している。
なお、経皮的ピンニング法の場合は、玉部材11の裏面(又は表面)が皮膚の外面に接触する位置で、ペンチなどの道具Pを用いて、玉部材11を潰して貫通孔12の内面によって医療用ワイヤー5を挟むことで、玉部材11が医療用ワイヤー5に装着される。そして、玉部材11の直上で医療用ワイヤー5を切断すると、治療が完了する。
[本実施形態の効果等について]
本実施形態では、玉部材11をかしめるという簡単な作業によって、玉部材11が医療用ワイヤー5に装着され、刺入部のぎりぎりの位置(玉部材11が骨8の外面又は皮膚の外面に接する位置)に玉部材11を容易に固定することが可能である。玉部材11によって医療用ワイヤー5の位置が固定される。医療用ワイヤー5は、刺入した当初の位置からずれる虞が低下する。また、玉部材11を体表に露出させる場合、医療用ワイヤー5の断端が玉部材11からほとんど突出しないように医療用ワイヤー5が切断されるため、玉部材11が引っかかって医療用ワイヤー5が抜ける虞も低下する。本実施形態によれば、医療用ワイヤー5の位置ずれにより生じる、骨8を固定する固定力の低下、及び、固定した骨8の破綻を防止することができる。
また、本実施形態では、玉部材11の装着箇所の近傍に血管や神経、腱等の軟部組織が存在していたとしても、玉部材11は玉状に形成されており、玉部材11が軟部組織に接触しても軟部組織の損傷は生じにくい。
ここで、玉部材11によって医療用ワイヤー5の位置の固定がなされない場合、[背景技術]で記載した様々な懸念があることから、骨8の癒合がある程度得られた状態で、可及的早期に医療用ワイヤー5の抜去がなされる場合がある。それに対し、本実施形態では、医療用ワイヤー5の移動の虞が小さく、他の懸念もないため、骨8の固定が必要な期間に亘って医療用ワイヤー5による骨8の固定を行うことができる。
[実施形態の変形例1]
本変形例は、図3に示すように、玉部材11の裏面11b(貫通孔12の一端が開口する面)に、先端が尖った複数の突起15が形成されている。複数の突起15は、貫通孔12の近傍に配置され、貫通孔12の周方向に沿って並ぶ。各突起15は、鋲状に形成されている。各突起15の寸法は、直径(底部の直径)が1mm程度、高さが1mm程度とすることができる。突起15の本数は、例えば3本以上とすることができる。
本変形例では、玉部材11の裏面11bが骨8側を向くように、玉部材11の貫通孔12に医療用ワイヤー5を通す。また、玉部材11をかしめて医療用ワイヤー5に装着した後に、玉部材11を骨8側に押し込み、各突起15を骨8に打ち込む作業を行う。
ここで、医療用ワイヤー5を刺入する際、医療用ワイヤー5が反る場合がある。こうした場合、医療用ワイヤー5が回旋すると、固定した骨8の安定性に影響する。本変形例では、各突起15によって医療用ワイヤー5が回旋することが抑制される。そのため、固定した骨8の安定性への影響を抑制することができる。
[実施形態の変形例2]
本変形例は、図4に示すように、側面視における玉部材11の形状が、実施形態とは異なる。玉部材11では、裏側の外周11yの曲率が、表側の外周11xの曲率よりも大きい。そのため、玉部材11は、骨8との接触面積が大きくなる。
[実施形態の変形例3]
本変形例は、玉部材11の貫通孔12の内面から突出する、1つ又は複数の凸部21が設けられている。本変形例では、図5及び図6(A)-(D)に示すように、貫通孔12の内面に、連続する複数の凸部21(例えば3つ以上の凸部21)からなる凹凸部25が形成されている。なお、本変形例において、貫通部12は、図1(C)に示すように玉部材11の側面側に開口部を有していてもよい。
図6(A)に示す貫通孔12(玉部材11)の正面視において(貫通孔12の貫通方向に見て)、凹凸部25における各凸部21は先細形状(例えば、付け根側が底辺の三角形状)に形成され、各凸部21の先端は尖っている。凹凸部25はギザギザ状を呈する。また、貫通孔12の内面では、各凸部21が、貫通孔12の貫通方向(玉部材11の厚さ方向)に亘って形成されている。
貫通孔12の内面では、貫通孔12の正面視において互いに対向する領域に、一対の凹凸部25が形成されている。ここで、貫通孔12は、図6(A)に示す正面視おいて横長に形成されている。貫通孔12の正面形状は、長手方向、及び、長手方向に交差する短手方向(例えば長手方向に直交する方向)を有する形状を呈する。貫通孔12の短手方向の寸法は、医療用ワイヤー5の直径よりも僅かに大きくしている。一対の凹凸部25は、正面視における貫通部12の短手方向に対向している。
ワイヤー用固定具10を使用する際、医療用ワイヤー5が貫通孔12を貫通する状態で、貫通孔12の短手方向に玉部材11は潰される。医療用ワイヤー5は、一対の凹凸部25により挟まれる。これにより、医療用ワイヤー5に対し玉部材11の位置ずれが生じにくくなる。なお、本変形例の凹凸部25では、複数の凸部21が貫通孔12の周方向に連続的に並ぶが、図6(E)に示すように、複数の凸部21が貫通孔12の貫通方向に連続的に並ぶようにしてもよい。この場合、医療用ワイヤー5の長さ方向における玉部材11の位置ずれが生じにくくなる。
[実施形態の変形例4]
本変形例は、図7に示すように、医療用ワイヤー5の刺入部側と対側の両方に玉部材11が装着される。ワイヤー用固定具10は、1本の医療用ワイヤー5に対し、2つの玉部材11を備えている。本変形例では、医療用ワイヤー5の位置がより確実に固定される。
本発明は、医療分野で用いられるワイヤー用固定具などに適用可能である。
5 医療用ワイヤー
8 骨
10 ワイヤー用固定具
11 玉部材
12 貫通孔(貫通部)

Claims (5)

  1. 骨に刺入される医療用ワイヤーの位置を固定するために、前記医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具であって、
    玉状に形成され、前記医療用ワイヤーが貫通する部位として厚さ方向に延びる貫通部が形成された玉部材を備え、
    前記玉部材では、正面視における外形の最小寸法よりも、厚さ寸法が小さく、
    前記貫通部は、前記正面視において長手方向を横方向として横長の貫通孔であり、
    前記貫通部の内面には、前記貫通部の短手方向に対向する一対の凹凸部が形成され、
    前記医療用ワイヤーが前記貫通部を貫通する状態で、前記玉部材を潰して前記貫通部の内面によって前記医療用ワイヤーを挟むことで、前記玉部材が前記医療用ワイヤーに装着される、ワイヤー用固定具。
  2. 前記玉部材では、前記貫通部の一端が開口する裏面に、先端が尖った複数の突起が形成されている、請求項1に記載のワイヤー用固定具。
  3. 前記玉部材は、扁球状に形成され、
    前記貫通部は、短軸方向に延びる貫通孔である、請求項に記載のワイヤー用固定具。
  4. 骨に刺入される医療用ワイヤーの位置を固定するために、前記医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具であって、
    玉状に形成され、前記医療用ワイヤーが貫通する部位として厚さ方向に延びる貫通部が形成された玉部材を備え、
    前記玉部材では、正面視における外形の最小寸法が厚さ寸法の3倍以上であり、
    前記医療用ワイヤーが前記貫通部を貫通する状態で、前記玉部材を潰して前記貫通部の内面によって前記医療用ワイヤーを挟むことで、前記玉部材が前記医療用ワイヤーに装着される、ワイヤー用固定具。
  5. 骨に刺入される医療用ワイヤーの位置を固定するために、前記医療用ワイヤーに装着されるワイヤー用固定具であって、
    玉状に形成され、前記医療用ワイヤーが貫通する部位として厚さ方向に延びる貫通部が形成された玉部材を備え、
    前記貫通部の内面には、1つ又は複数の凸部が形成され、前記凸部は、前記貫通部の正面視において三角形状に形成され、且つ、前記貫通部の貫通方向に亘って形成され、又は、前記貫通部の内面では、該貫通部の正面視において互いに対向する領域に、一対の凹凸部が形成され、前記凹凸部の凸部は、前記貫通部の正面視において三角形状に形成され、且つ、前記貫通部の貫通方向に亘って形成され、
    前記医療用ワイヤーが前記貫通部を貫通する状態で、前記玉部材を潰して前記貫通部の内面によって前記医療用ワイヤーを挟むことで、前記玉部材が前記医療用ワイヤーに装着される、ワイヤー用固定具。
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