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JP7747285B2 - ネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー - Google Patents
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JP7747285B2 - ネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー - Google Patents

ネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー

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Description

本発明は鉄筋カプラーに係り、さらに詳しくはネジ継手方式による鉄筋の連結作業時連結される多数の鉄筋を回転させないか、最小の回転力を用いて鉄筋の連結作業を行えるネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーに関する。
一般に、鉄筋コンクリート構造は圧縮及び引張強度に優れて多様な形態の構造物を施工できるのみならず、その物理的特性に優れることから各種の建築及び土木工事に幅広く使われている。
かかる建築物の建設及び各種の土木工事のためのコンクリート構造物の製造時配筋作業を行うようになるが、配筋作業時一定の長さに規格化された鉄筋は構造物によって互いに連結して使用するようになる。
通常、配筋作業時鉄筋をつなぐ連結方法としては、重ね継手、溶接継手、ネジ継手などが提案されている。
ネジ継手方式は鉄筋の端部にネジを加工して互いに連結する方法であって、連結部位に引張力の作用時スリップ現象を防ぐことができるが、端部にネジを形成するための別の加工設備が必要となり、現場における連結作業が容易でない。
韓国特許第1563637号(2015年10月21日)には管体一体型鉄筋の連結装置が開示されている。この発明の鉄筋連結装置は連結対象の鉄筋の端部に密着し、外周面に雄ネジが形成された弧形の分割管が設けられ、該分割管は前記内周面に雌ネジが形成された連結管により結合された構造を有する。
韓国特許公開第2015-0096554号には螺旋形鉄筋連結用カプラーが開示されており、韓国特許公開第2019-00609979号には異形鉄筋のネジ式鉄筋ジョイント構造が開示されている。そして、韓国特許第2344476号には初期スリップ防止用鉄筋カプラーが開示されている。
この鉄筋ジョイントはカプラーが両鉄筋の雄ネジ部に螺合されて異形鉄筋を繋ぐ構造を有する。
前述したような従来のネジ継手方式ジョイントは、連結のための両側の鉄筋がコンクリート構造物に固定された状態では向かい合う鉄筋の両側の端部の間隔によって鉄筋に形成されたネジが同一なピッチへの連続性が保証されない短所があり、向かい合う二つの鉄筋の端部に形成されたネジの連続性が保証されない場合、カプラーとの螺合が実質的に不可能である。
これをさらに詳しく説明すれば、連結のための第1コンクリート構造物に固定された第1鉄筋と第2コンクリート構造物に固定された第2鉄筋が互いに接合された場合、第1鉄筋に形成されたネジの先端部と第2鉄筋に形成されたネジの先端部との位相差が生じて螺旋が続かなくなるので、両鉄筋の螺合が不可能になる短所がある。
また、連結される第1及び第2鉄筋の端部が所定の間隔に隔てる場合、離隔した距離がネジのピッチまたはその倍数と一致しない場合、第1鉄筋に螺合されたカプラーを回転させて第2鉄筋と螺合することができないという難点がある。
また、従来のネジ継手方式の鉄筋カプラーは連結のための鉄筋の端部に形成された鉄筋ネジ部とカプラー本体の中空部の内周面に形成された結合ネジ部が螺合されることによってカプラー本体を媒介として連結が行われるので、連結のためには鉄筋のうち少なくとも一つを回転させたり、カプラー本体を回転しなければならない。
従って、鉄筋の連結作業時設置空間に多大な制約を受けるようになると、連結作業の工数が増大する短所がある。
韓国特許第1563637号 韓国特許公開第2015-0096554号 韓国特許公開第2019-00609979号 韓国特許第2344476号
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、カプラー本体との連結のための両鉄筋のネジ締めの際、少なくとも一側の鉄筋を回転させずに挿入してから螺合状態を保持できるので、鉄筋の連結作業による工数を削減することができ、連結のための鉄筋がコンクリート構造物に固定された状態においても鉄筋のネジ締めの可能なネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーを提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、連結のための鉄筋が構造物に固定された状態において鉄筋を回転させず、鉄筋の螺合部とカプラー本体との螺合によるトラブルを根本的に減らすことのできるネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーを提供することにある。
本発明のさらに他の目的とするところは、一側がコンクリート固定された鉄筋と他の側にコンクリート構造物に固定された鉄筋をそれぞれ連結する作業を行う際、連結のための鉄筋の間隔ずれによって鉄筋の螺合部とカプラー本体とのピッチ不一致の問題を克服することができ、連結される複数の鉄筋が同軸上に置かれずに食い違った状態においても連結可能なネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、本発明に係るネジピッチ補正の可能なネジ継手方式のワンタッチ鉄筋カプラーは、長手方向に形成された中空の一側内周面に第1本体ネジ部が形成され、他の側の内周面に第2本体ネジ部が形成されたカプラー本体と、円周方向に配列された複数個の第1位相差補正片によって第1鉄筋の第1鉄筋ネジ部が挿入されて螺合される第1鉄筋接合部が形成され、第1鉄筋接合部と第1鉄筋ネジ部の結合時、第1鉄筋ネジ部の挿入によって第1位相差補正片が拡開されて挿入が行われた後、第1位相差補正片が上方へ弾性バイアスさせるための弾性保持手段によって第1鉄筋ネジ部に密着して螺合できるように、第1位相差補正片の外周面に第1鉄筋ネジ部のネジピッチより相対的に大きいピッチにて形成され、前記第1本体ネジ部と結合される第1補正ユニットの外側ネジ部が形成された第1ネジ位相差補正ユニットとを備えることをその特徴とする。
本発明において、前記カプラー本体の第2本体ネジ部は、前記第1鉄筋と連結される第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部と結合され、第1及び第2鉄筋の第1及び第2鉄筋ネジ部が結合されたカプラー本体の内部には前記第1ネジ位相差補正ユニットを上方に弾性バイアスさせるための弾性保持手段が設けられる。
前記弾性保持手段は、前記第1ネジ位相差補正ユニットが結合されるカプラー本体の第1本体ネジ部の直径と第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部の直径差による段差部に一側が保持されるバネと、該バネの他の側に保持されて前記第1ネジ位相差補正ユニットの第1位相差補正片に接触してこれらを上方に弾性バイアスさせる中央板を備える。
前記カプラー本体の内周面に形成された第1本体ネジ部に形成されたネジのネジ山のカプラー本体の入り口方向の面は、カプラー本体の中央部から外側方向へ傾斜して形成された第1螺旋傾斜部からなり、第1位相差補正片の外周面に形成された第1補正ユニットの外側ネジ部の各ネジ山の一側は、前記第1螺旋傾斜部と対応する第2螺旋傾斜部からなって、第1位相差補正片が半径方向へ移動する際第1螺旋傾斜部に対して第2螺旋傾斜部が摺動する。
そして、前記第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部とカプラー本体の第2本体ネジ部は円周方向に配列された第2位相差補正片からなる第2ネジ位相差補正ユニットを媒介として螺合される。
以上説明したように本発明によれば、建築構造物の建築過程において、建築構造物に固定された鉄筋の連結作業時、鉄筋に形成された螺合部とカプラー本体の螺合時のピッチの位相差または連結される鉄筋の離隔状態によって発生するネジの位置ずれを根本的に解決することができる。
そして、本発明は各々固定された両鉄筋の連結作業時、鉄筋またはカプラー本体を回転させずに、鉄筋の螺合部とカプラー本体に螺合されたネジ位相差補正ユニットの鉄筋接合部と螺合できることから、鉄筋の連結による作業性を向上することができる。
また、本発明に係る鉄筋カプラーは建築構造物に固定された両鉄筋の連結作業時、両鉄筋が同軸上に位置されずに、食い違った場合に鉄筋の連結作業が可能になる。
本発明の第1の実施形態に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの分離斜視図である。 図1に示したネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの分離斜視図である。 図3に示したネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの分離斜視図である。 図5に示したネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの断面図である。 本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの作動状態を示す断面図である。 本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの作動状態を示す断面図である。 本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの使用状態を示す側面図である。 図5に示したネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの作動状態を示した断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーは、少なくとも一側が固定された第1及び第2鉄筋を互いに連結するためのものであって、その実施形態を図1ないし図4に示した。
これら図面を参照すれば、本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー10は、建築物の建築の際配筋のための第1及び第2鉄筋100、110を螺合によって連結できるものであって、連結のための第1及び第2鉄筋100、110の端部側には所定のピッチのネジが形成された第1及び第2鉄筋ネジ部101、111が各々形成される。
また、長手方向に形成された中空の一側内周面には前記第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101の螺合のための第1本体ネジ部20が形成され、他の側の中空内周面に前記第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111と螺合する第2本体ネジ部30が形成されたカプラー本体40を備える。
そして、前記カプラー本体40には第1ネジ位相差補正ユニット50が設けられるが、第1ネジ位相差補正ユニット50は弾性収縮リング51により外周面が保持され円周方向に配列されて第1鉄筋接合部54を形成する複数個の第1位相差補正片52を備える。
この第1位相差補正片52の内周面には第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101と結合される第1内側補正ネジ部53が形成される。そして、外周面には第1位相差補正片52が半径方向に移動して、第1鉄筋ネジ部101が第1鉄筋接合部54と螺合されずに挿入されてから、第1鉄筋ネジ部101と第1鉄筋接合部54の螺合状態を保持できるように第1本体ネジ部20と結合される第1外側補正ネジ部55が形成される。
また、前記カプラー本体40の内部には前記第1ネジ位相差補正ユニット50を上方へ弾性バイアスさせるための弾性保持手段70が設けられる。
前述したように構成された本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーを構成要素別に詳述すれば、次の通りである。
前記第1鉄筋100と第2鉄筋110の端部に各々設けられた第1及び第2鉄筋ネジ部101、111に形成されたネジのピッチは互いに同一に形成される。
前記カプラー本体40は長手方向に中空が形成されるが、この中空の一側の直径が他の側の直径より相対的に大きく形成されることによって、中央部側に段差が形成される。前記カプラー本体40の中空の直径が相対的に大きい側の内周面には第1本体ネジ部20が形成され、小直径側の中空内周面には第2本体ネジ部30が形成される。該第2本体ネジ部30の内周面に形成されたネジのピッチは第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111のネジピッチと同一に形成される。
一方、カプラー本体40の第1本体ネジ部20に形成されたネジと前記第1ネジ位相差補正ユニット50の第1位相差補正片52の外周面に形成された第1外側補正ネジ部55は、前記第1鉄筋ネジ部101に形成されたネジのピッチより相対的に大きく形成され、弾性収縮リング51に保持されたまま半径方向の外側と内側に移動変位が前記第1鉄筋ネジ部101のネジ山の高さまたは谷の深さより大きく形成される。
この際、第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101が第1ネジ位相差補正ユニット50の第1鉄筋接合部54と螺合せずに挿入が行われた状態と、第1鉄筋接合部54の第1内側補正ネジ部53と第1鉄筋ネジ部101のネジが結合された状態を維持する間、第1本体ネジ部20と第1外側補正ネジ部55の螺合状態が維持されるべきである。
そして、前記第1本体ネジ部20に形成されたネジと第1位相差補正片52の外周面に形成された第1外側補正ネジ部55のネジ山の一側は結合された第1鉄筋100に働く引張力が第1位相差補正片52によって第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101と結合される締結力(把持力)として働くように、図2及び図4に示されているように、各々第1及び第2螺旋傾斜部21,56が形成される。
そして、前記カプラー本体40の内部に設けられる第1ネジ位相差補正ユニット50を上方に弾性バイアスさせるための弾性保持手段70は、前記カプラー本体40の第1本体ネジ部20と第2本体ネジ部30との境界に形成された段差部に一側が保持されたコイルバネ71を備える。また、段差部に保持されたバネ71の他の側には中央板72が設けられるが、この中央板72は第1ネジ位相差補正ユニット50の第1位相差補正片52の下端部と接触して、これらを上方に加圧することになる。
一方、図3及び図4には本発明に係るネジピッチ補正の可能なネジ締め方式の鉄筋カプラーの第2の実施形態を示す。本実施形態において、前述した実施形態と同じ図面符号は同一の構成要素を指す。
これらの図面を参照すれば、前記第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101は第1ネジ位相差補正ユニット50の第1鉄筋接合部54と螺合され、前記第1ネジ位相差補正ユニット50の第1位相差補正片52の外周面に形成された第1外側補正ネジ部55は、前述したようにカプラー本体40の一側に形成された第1本体ネジ部20と螺合されるが、第1鉄筋ネジ部101に形成されたネジのピッチより大きく形成される。
そして、第1鉄筋100との連結のための第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111は、弾性収縮リング81に第1位相差補正片82が円周方向に保持された第2ネジ位相差補正ユニット80の第2鉄筋接合部84と螺合され、前記第2ネジ位相差補正ユニット80の外周面はカプラー本体40の一側に形成された第2本体ネジ部30と螺合される。
前述したように第1ネジ位相差補正ユニット50の外周面に形成された第1外側補正ネジ部55のピッチと第1本体ネジ部20のネジピッチは、前記第1鉄筋ネジ部101のネジピッチより相対的に大きく形成される。
また、前記第2ネジ位相差補正ユニット80の外周面に形成された第2外側補正ネジ部85のピッチと第2ネジ位相差補正ユニット80が結合されるカプラー本体40の第2本体ネジ部30のネジピッチは前記第2鉄筋ネジ部111のピッチより相対的に大きく形成される。
ここで、第2ネジ位相差補正ユニット80の第2位相差補正片82は、前述した第1位相差補正片52のように、第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111と第2鉄筋接合部84の挿入の際半径方向に前後進する。この際、前記第2位相差補正片82の半径方向への移動変位が前記第2鉄筋ネジ部111のネジ山の高さまたは谷の深さより大きく形成される。
そして、前記カプラー本体40の内部には前記第1位相差補正片52と第2位相差補正片82とを外側方向に弾性バイアスさせる弾性保持手段70が設けられるが、弾性保持手段70はカプラー本体40の中空中央部に置かれる中央板75と該中央板75の両側に各々設けられるバネ76、57を備える。
図5及び図6には、本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの第3の実施形態を示す。
これら図面を参照すれば、カプラー本体40の一側に第1ネジ位相差補正ユニット50が結合される第1本体ネジ部20が形成され、このカプラー本体40の他の側には前記第1本体ネジ部20と中心軸Cがずれた第3本体ネジ部35が形成される。
そして、カプラー本体40の第3本体ネジ部35は、連結部材48によって第1偏心補正ネジ部46が形成された偏心補正カプラー本体45と螺合されて連結される。前記偏心補正カプラー本体45に形成された第1偏心補正ネジ部46は、前記第3本体ネジ部35と同一に中心軸Cからずれるように形成される。
前記偏心補正カプラー本体45に形成された第1偏心補正ネジ部46と対応する他の側には第1本体ネジ部20と同一の中心軸C線上に形成され、第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111と結合される第2偏心補正ネジ部47が形成される。
前記第1ネジ位相差補正ユニット50は、前述した実施形態と同様に、弾性収縮リング51によって保持され、内側に第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101と結合される第1内側補正ネジ部53が形成され、外側に第1外側補正ネジ部55が形成された複数個の第1位相差補正片52からなる。また、第1ネジ位相差補正ユニット50は前記実施形態のように弾性保持手段70により外側方向に弾持される。
前述したように構成された本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーの作用を、図7及び図8を参照して説明すれば、次の通りである。
まず、本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー10を用いて建築物を建築する時、コンクリート構造物に一側が固定された第2鉄筋110に第1鉄筋100を連結するためには第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111にカプラー本体40の第2本体ネジ部30を螺合する。
そして、前記カプラー本体40の第1鉄筋ネジ部20に結合された第1ネジ位相差補正手段50を0.5ないし1回転させて、カプラー本体40から引き出す。
このような状態で結合のための第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101を第1ネジ位相差補正手段50の第1鉄筋接合部54に挿入する。こうすれば、図7に示したように、弾性保持手段70または弾性収縮リング51により保持された第1ネジ位相差補正手段50の第1位相差補正片52が半径方向に移動しつつ第1鉄筋ネジ部101が第1位相差補正片52の内周面に形成された第1内側補正ネジ部53との螺合なしで挿入が行われる。このように挿入が行われた第1鉄筋ネジ部101の端部は中央板72の上面に接触する。
このような過程において、前記第1位相差補正片52の外周面に形成された第1外側補正ネジ部55の第2螺旋傾斜部56は、第1本体ネジ部20の第1螺旋傾斜部21に対して摺動しつつ退く。
このような状態で前記第1ネジ位相差補正手段50を正逆転させて、図8に示したように、前記第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101に形成されたネジと第1ネジ位相差補正手段50の内周面に形成された第1内側補正ネジ部53とを螺合させてから、第1ネジ位相差補正手段50を締め付けて第1鉄筋100の連結を完了する。
そして、図9に示したように、第1及び第2コンクリート構造物210、220に各々固定された第1及び第2鉄筋100、110を連結するためには、第2コンクリート構造物220に固定された第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111にカプラー本体40の第2本体ネジ部30を螺合する。
そして、各第1ネジ位相差補正ユニット50を回転させて、第1補正ユニットの外側補正ネジ部55が0.5ないし1ピッチ引き出されるようにする。
このような状態で、第1コンクリート構造物210に設けられた第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101がカプラー本体40の第1ネジ位相差補正手段50と対応するように位置させる。
そして、第1コンクリート構造物210を下降させ、第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101が各々のカプラー本体40に結合された第1ネジ位相差補正手段50の第1鉄筋接合部54に挿入させる。
こうすれば、前述したように弾性収縮リング51及び弾性保持手段70により保持された第1ネジ位相差補正手段50の第1位相差補正片52が半径方向に移動しつつ第1鉄筋ネジ部101が第1位相差補正片52の内周面に形成された第1内側補正ネジ部53との螺合なしで挿入が行われるが、第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101は第2鉄筋110に対して挿入深さの差が生じうる。
第1鉄筋ネジ部101の挿入位置の差は第1鉄筋ネジ部101に形成されたネジと第1ネジ位相差補正手段50の第1位相差補正片52に形成された第1内側補正ネジ部53の螺合が位相差またはピッチ連続性(ピッチのずれ)のアンバランスによって結合がなされない場合もある。
このような状態で、前記第1ネジ位相差補正手段50を正逆転させ、前記第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101に形成されたネジと第1位相差補正片52の内周面に形成された第1内側補正ネジ部53とを螺合する。
そして、各々の第1ネジ位相差補正手段50を締め付けて第1鉄筋100の連結を完了する。
一方、図10に示したように、連結のための第1及び第2鉄筋100、110が同じ中心軸C線上に位置しない場合、偏心補正カプラー本体45の第2偏心補正ネジ部47に連結するため第2鉄筋110の第2鉄筋ネジ部111を結合する。
この状態において、前記偏心補正カプラー本体45と、この連結部材48によって連結されたカプラー本体40を回転させて、前記第1ネジ位相差補正ユニット50の第1鉄筋接合部54の中心を一致させる。また、前述した実施形態のように第1鉄筋100の第1鉄筋ネジ部101を第1鉄筋接合部54と結合する。
以上述べたように、本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーは、連結される第1及び第2鉄筋を回転させずにネジ締めが可能になり、両鉄筋の固定時ネジピッチによるトラブルを根本的に解決することができ、ひいては鉄筋の連結による作業性を向上することができる。
特に、コンクリート構造物に第1及び第2鉄筋が固定された状態においても、ネジ山の結合不良及びネジの位相差による結合不良などを根本的に解決することができ、連結のための第1及び第2鉄筋が同一の中心軸線上に置かれずに、食い違った場合には連結が可能になる。
上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明に係るネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラーは配筋時鉄筋の連結だけではなく、各種の産業施設に使われるパイプ、ボルト、形鋼、ロードなどの連結にも幅広く適用可能である。
10:ワンタッチネジ鉄筋カプラー
20:第1本体ネジ部
21:第1螺旋傾斜部
30:第2本体ネジ部
35:第3本体ネジ部
40:カプラー本体
45:偏心補正カプラー本体
46:第1偏心補正ネジ部
47:第2偏心補正ネジ部
48:連結部材
50:第1ネジ位相差補正ユニット
51:弾性収縮リング
52:第1位相差補正片
53:第1内側補正ネジ部
54:第1鉄筋接合部
55:第1外側補正ネジ部
56:第2螺旋傾斜部
57:バネ
70:弾性保持手段
71:コイルバネ
72:中央板
75:中央板
76:バネ
80:第2ネジ位相差補正ユニット
81:弾性収縮リング
82:第2位相差補正片
84:第2鉄筋接合部
85:第2外側補正ネジ部
100:第1鉄筋
101:第1鉄筋ネジ部
110:第2鉄筋
111:第2鉄筋ネジ部
210:第1コンクリート構造物
220:第2コンクリート構造物
C:中心軸

Claims (6)

  1. 長手方向に形成された中空の一側内周面に第1本体ネジ部が形成され、他の側の内周面に第2本体ネジ部が形成されたカプラー本体と、
    円周方向に配列された複数個の第1ピッチのずれ補正片により第1鉄筋の第1鉄筋ネジ部が挿入されて螺合される第1鉄筋接合部が形成され、前記第1ピッチのずれ補正片の外周面に前記第1鉄筋ネジ部のネジピッチより相対的に大きいピッチにて形成されて、前記第1本体ネジ部と結合される第1外側補正ネジ部を備える第1ネジピッチのずれ補正ユニットとを含み、
    前記第1ピッチのずれ補正片は、前記第1鉄筋接合部と前記第1鉄筋ネジ部の結合時、前記第1鉄筋ネジ部の挿入により拡開され、前記カプラー本体に設けられた弾性保持手段により前記第1鉄筋ネジ部に密着して螺合し、
    前記弾性保持手段は、前記第1ネジピッチのずれ補正ユニットが結合される前記カプラー本体の第1本体ネジ部の直径と第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部の直径との差による段差部に一側が保持されるバネと、該バネの他の側に保持されて前記第1ネジピッチのずれ補正ユニットの第1ピッチのずれ補正片に接触してこれらを上方に弾性バイアスさせる中央板を備えることを特徴とするネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
  2. 前記第1ネジピッチのずれ補正ユニットの第1ピッチのずれ補正片により外周面に設けられ、前記第1ピッチのずれ補正片の中心方向に弾持する弾性収縮リングをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
  3. 前記カプラー本体の第1本体ネジ部に形成されたネジ山の一側は、前記カプラー本体の中央部から外側方向へ傾斜して形成された第1螺旋傾斜部を備え、
    前記第1ピッチのずれ補正片の外周面に形成された前記第1外側補正ネジ部の各ネジ山の一側は、前記第1螺旋傾斜部と対応する第2螺旋傾斜部を備え、
    前記第1ピッチのずれ補正片の半径方向への移動時、前記第1螺旋傾斜部に対して前記第2螺旋傾斜部が摺動することを特徴とする請求項1に記載のネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
  4. 第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部と前記カプラー本体の第2本体ネジ部との間に弾性収縮リングにより保持された第2ピッチのずれ補正片を備える第2ネジピッチのずれ補正ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
  5. 円周方向に配列された複数個の第1ピッチのずれ補正片により第1鉄筋の第1鉄筋ネジ部が挿入されて螺合する第1鉄筋接合部が形成され、前記第1ピッチのずれ補正片の外周面に前記第1鉄筋ネジ部のネジピッチより相対的に大きいピッチにて第1本体ネジ部と結合される第1外側補正ネジ部が形成された第1ネジピッチのずれ補正ユニットと、
    長手方向に形成された中空の一側内周面に前記第1ネジピッチのずれ補正ユニットの第1外側補正ネジ部と螺合される前記第1本体ネジ部が形成され、他の側に前記第1本体ネジ部と中心軸がずれている第3本体ネジ部が形成されたカプラー本体と、
    前記カプラー本体の第3本体ネジ部と連結部材によって連結されるものであって、前記第3本体ネジ部と同様に中心軸からずれた第1偏心補正ネジ部が一側に形成され、他の側に前記第1本体ネジ部と同一の中心軸線上に形成され、第2鉄筋の第2鉄筋ネジ部と結合される第2偏心補正ネジ部が形成された偏心補正カプラー本体とを備え
    前記第1ピッチのずれ補正片は、前記第1鉄筋接合部と前記第1鉄筋ネジ部の結合時、前記第1鉄筋ネジ部の挿入により拡開され、前記カプラー本体に設けられた弾性保持手段により前記第1鉄筋ネジ部に密着して螺合することを特徴とするネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
  6. 前記第1ネジピッチのずれ補正ユニットの第1ピッチのずれ補正片によって外周面に設けられ、第1ピッチのずれ補正片の中心方向に弾持する弾性収縮リングをさらに備えることを特徴とする請求項に記載のネジピッチ補正の可能なワンタッチネジ鉄筋カプラー。
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