本発明は、安全且つ効果的に腫瘍を抑制できる化合物及びその使用を提供することを目的とする。
その上、本発明は、糸粒体の酸化的リン酸化経路、糸粒体の膜透過性遷移孔、NNMT遺伝子及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルにより本発明の化合物が腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するかどうかを判断するマーカーを提供することを目的とする。本発明の化合物は、糸粒体の酸化的リン酸化経路の上方調節、糸粒体の膜透過性遷移孔の低活性、NNMT遺伝子の低発現又は未発現及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位の高メチル化がある腫瘍に対してより著しく優れた治療効果を備える。
本発明の第1態様は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ここで、
環Aは、置換又は非置換のC6-C16アリール環、置換又は非置換のC3-C16シクロアルキル環、置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロアリール環を表し;
環Bは、無、置換又は非置換のC6-C16アリール環、置換又は非置換のC3-C16シクロアルキル環、置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロアリール環を表し;
R1は
を表し;
R2は、水素原子、
を表し;
R3は、無、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基-、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基を表し;
R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基を表し;
R6は、置換又は非置換のC6-C16アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換の3-16員シクロアルキル基、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル基を表し;
nは、0、1、2、3、4、5又は6を表し;
環Cは、無、置換又は非置換のC6-C16アリール環、置換又は非置換のC3-C16シクロアルキル環、置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロアリール環を表し;
R7は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基を表し;
R8とR9は、結合して、置換又は非置換の3-16員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環を形成し;
R10及びR11は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基-、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基、又は置換又は非置換のC1-C6アルキル基-C(O)-を表し;或いは、R10とR11は、結合して、置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロアリール環を形成し;
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C16アリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基-、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C10アルキル基-を表し;
前記任意の「置換」は、環上又は原子団上の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7又は8つ)の水素原子が、C1-C8アルキル基、C3-C8シクロアルキル基、C1-C8ハロゲン化アルキル基、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、C1-C4カルボキシル基、C2-4エステル基、C2-C4アシルアミノ基、C1-C8アルコキシル基、C1-C8アルキルチオール基、C1-C8ハロゲン化アルコキシル基、C1-C8ハロゲン化アルキルチオール基、C6-C12アリール基、5-10員ヘテロアリール基、及び5-10員ヘテロシクロアルキル基から選択される置換基によって置換されることを指し;
前記ヘテロシクロアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロシクロアルキル環及びヘテロアリール環の複素環上には、それぞれ独立して、N、O及びSから選択される1つ~4つ(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子がある。
別の好ましい例で、前記任意の「置換」は、環上又は原子団上の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ又は8つ)の水素原子が、C1-C6アルキル基、C3-C8シクロアルキル基、C1-C6ハロゲン化アルキル基、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、C1-C4カルボキシル基、C2-4エステル基、C2-C4アシルアミノ基、C1-C6アルコキシル基、C1-C6アルキルチオール基、C1-C6ハロゲン化アルコキシル基、C1-C6ハロゲン化アルキルチオール基、C6-C12アリール基、5-10員ヘテロアリール基、及び5-10員ヘテロシクロアルキル基から選択される置換基によって置換されることを指す。
別の好ましい例で、前記任意の「置換」は、環上又は原子団上の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ又は8つ)の水素原子が、C1-C4アルキル基、C3-C8シクロアルキル基、C1-C4ハロゲン化アルキル基、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、C1-C4カルボキシル基、C2-4エステル基、C2-C4アシルアミノ基、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、C1-C4ハロゲン化アルコキシル基、C1-C4ハロゲン化アルキルチオール基、C6-C12アリール基、5-10員ヘテロアリール基、及び5-10員ヘテロシクロアルキル基から選択される置換基によって置換されることを指す。
別の好ましい例で、前記ヘテロシクロアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロシクロアルキル環及びヘテロアリール環の複素環上には、それぞれ独立して、N、O及びSから選択される1つ~4つ(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子がある。
別の好ましい例で、前記ハロゲン原子は、F、Cl、Br又はIを指す。
別の好ましい例で、前記シクロアルキル環には1つ、2つ又は3つのC=C環式二重結合がある。
別の好ましい例で、前記ヘテロシクロアルキル環には1つ、2つ又は3つのC=C環式二重結合がある。別の好ましい例で、前記ヘテロシクロアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロシクロアルキル環及びヘテロアリール環の複素環上には、それぞれ独立して、N、O及びSから選択される1つ~4つ(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子がある。
別の好ましい例で、環Aは、置換又は非置換のC6-C12アリール環、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル環、置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、置換又は非置換のC6-C10アリール環、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル環、置換又は非置換の3-10員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-10員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、置換又は非置換のC6-C8アリール環、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル環、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、無、置換又は非置換の5員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の6員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の7員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の8員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の5員ヘテロアリール環、置換又は非置換の6員ヘテロアリール環、置換又は非置換の7員ヘテロアリール環、又は置換又は非置換の8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、置換又は非置換の5員ヘテロアリール環、置換又は非置換の6員ヘテロアリール環、置換又は非置換の7員ヘテロアリール環、又は置換又は非置換の8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、置換又は非置換のピリジン環、置換又は非置換のピリミジン環、置換又は非置換のベンゼン環、置換又は非置換のナフトイル環、置換又は非置換のチアゾール環、置換又は非置換のイミダゾール環、又は置換又は非置換のピロリル環を表す。
別の好ましい例で、環Aは、ピリジン環、ピリミジン環、ベンゼン環、ナフトイル環、チアゾール環、又はイミダゾール環を表す。
別の好ましい例で、R1は、環A上のヘテロ原子と結合する。
別の好ましい例で、R1は、環A上のN、O又はS原子と結合する。
別の好ましい例で、R1は、環A上のN原子と結合する。
別の好ましい例で、R2は、環A上の炭素原子と結合する。
別の好ましい例で、環Bは、無、置換又は非置換のC6-C12アリール環、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル環、置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Bは、無、置換又は非置換のC6-C10アリール環、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル環、置換又は非置換の3-10員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-10員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Bは、無、置換又は非置換のC6-C8アリール環、置換又は非置換のC5-C8シクロアルキル環、置換又は非置換の5-8員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Bは、無、置換又は非置換の5員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の6員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の7員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の8員ヘテロシクロアルキル環、置換又は非置換の5員ヘテロアリール環、置換又は非置換の6員ヘテロアリール環、置換又は非置換の7員ヘテロアリール環、又は置換又は非置換の8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、前記シクロアルキル環には1つ、2つ又は3つのC=C環式二重結合がある。
別の好ましい例で、環Bは、無、置換又は非置換のテトラヒドロピリジン環、置換又は非置換のピロリル環、置換又は非置換のジヒドロピロール環、置換又は非置換のイミダゾール環、又は置換又は非置換のピラゾール環を表す。
別の好ましい例で、環Bは、無、テトラヒドロピリジン環、ピペリジン環、ピロリル環、ジヒドロピロール環、テトラヒドロ・ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、ピリジン環、
を表す。
別の好ましい例で、R3は、環B上の炭素原子と結合する。
別の好ましい例で、R3は、環B上のヘテロ原子と結合する。
別の好ましい例で、R3は、環B上のN、O又はS原子と結合する。
別の好ましい例で、R3は、環B上のN原子と結合する。
別の好ましい例で、
と環Aとの結合状態は
である。
別の好ましい例で、
と環Aとの結合状態は
である。
別の好ましい例で、前記テトラヒドロピリジン環は、1,2,3,4-テトラヒドロピリジン環である。
別の好ましい例で、前記ピロリル環は、1-ヒドロピロール環である。
別の好ましい例で、前記ジヒドロピロール環は、2,3-ジヒドロピロール環である。
別の好ましい例で、環Bは無となる。
本発明は、環Bが無の場合、式Iの化合物の構造がI-1構造に示される通りであることを理解すべきである。
別の好ましい例で、式Iの化合物は、式I-1の通りである。
別の好ましい例で、環Bは無となり、R2は
を表す。
別の好ましい例で、環Bは、置換又は非置換のC6-C16アリール環、置換又は非置換のC3-C16シクロアルキル環、置換又は非置換の3-16員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-16員ヘテロアリール環を表し;R2は水素原子を表す。
別の好ましい例で、R1は
を表す。
別の好ましい例で、R1は
を表す。
別の好ましい例で、R2は、水素原子、又は
を表す。
別の好ましい例で、R2は、水素原子、又は
を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C8アルキル基、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基-置換又は非置換のC1-C8アルキル基-、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C8アルキル基-を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C6アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C6アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C6アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C10アリール基、置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C10アリール基-置換又は非置換のC1-C4アルキル基-、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C4アルキル基-を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C4アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基-、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基-を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、置換又は非置換のC1-C6アルキル基、置換又は非置換のC3-C6シクロアルキル基、置換又は非置換のフェニル基、置換又は非置換のフェニル基-メチル基-、置換又は非置換のピリジン基、置換又は非置換のピリジン基-メチル基-、置換又は非置換のフェニル基-エチル基-、又は置換又は非置換のピリジン基-エチル基-を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C6シクロアルキル基、置換又は非置換のフェニル基、置換又は非置換のフェニル基-メチル基-、置換又は非置換のピリジン基、置換又は非置換のピリジン基-メチル基-、置換又は非置換のフェニル基-エチル基-、又は置換又は非置換のピリジン基-エチル基-を表す。
別の好ましい例で、R3は、水素原子、置換又は非置換のメチル基、置換又は非置換のエチル基、置換又は非置換のプロピル基、置換又は非置換のシクロプロピル基、置換又は非置換のフェニル基、置換又は非置換のフェニル基-メチル基-、置換又は非置換のピリジン基、置換又は非置換のピリジン基-メチル基-、置換又は非置換のフェニル基-エチル基-、又は置換又は非置換のピリジン基-エチル基-を表す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。前記置換基は、ハロゲン原子(例えば、塩素原子)、ニトロ基、アミノ基、C1-C4アルキル基(メチル基)、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、F3C-又はF3C-O-を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-メチル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-メチル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-メチル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。前記置換基は、ハロゲン原子(例えば、塩素原子)、ニトロ基、アミノ基、C1-C4アルキル基(メチル基)、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、F3C-又はF3C-O-を指す。
別の好ましい例で、前記置換のフェニル基は一置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C8アルキル基、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C6アルキル基、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C4アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R4及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基を表す。
別の好ましい例で、nは、0、1、2、3、4、5又は6を表す。
本発明は、nが0となる場合、
が
を指すことを理解すべきである。
別の好ましい例で、R6は、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換の3-12員シクロアルキル基、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル基を表す。
別の好ましい例で、R6は、置換又は非置換のC6-C10アリール基、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基、置換又は非置換の3-8員シクロアルキル基、又は置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基を表す。
別の好ましい例で、R6は、置換又は非置換のC6-C8アリール基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基、置換又は非置換の3-8員シクロアルキル基、又は置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基を表す。
別の好ましい例で、R6は、置換又は非置換のフェニル基、置換又は非置換のピリジン基、又は置換又は非置換のピラジン基を表す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。前記置換基は、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、F3C-、F3C-O-、C6-C12アリール基、又は5-10員ヘテロアリール基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。前記置換基は、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、F3C-、F3C-O-、又はフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換のフェニル基は一置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、R6は、メタ-ニトロフェニル基、オルト-ニトロフェニル基、パラ-ニトロフェニル基、フェニル基、パラ-メチルフェニル基、オルト-メチルフェニル基、メタ-メチルフェニル基、パラ-アミノフェニル基、オルト-アミノフェニル基、メタ-アミノフェニル基、パラ-メトキシフェニル基、オルト-メトキシフェニル基、メタ-メトキシフェニル基、パラ-トリフルオロメトキシフェニル基、オルト-トリフルオロメトキシフェニル基、メタ-トリフルオロメトキシフェニル基、パラ-ハロゲン化フェニル基、オルト-ハロゲン化フェニル基、メタ-ハロゲン化フェニル基、パラ-トリフルオロメチルフェニル基、オルト-トリフルオロメチルフェニル基、メタ-トリフルオロメチルフェニル基、パラ-フェニルフェニル基、オルト-フェニルフェニル基、メタ-フェニルフェニル基、ピリジン基、
、ピラジン基、又はモノメチル置換ピラジン基を表す。
別の好ましい例で、R7は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C8アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、又は置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R7は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C6シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C6アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R7は、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C6シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C6アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、R7は、水素原子を表す。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の3-12員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の3-10員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-10員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の3-8員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の5-8員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の5-6員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換の5員シクロアルキル環、又は置換又は非置換の6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
別の好ましい例で、前記シクロアルキル環には1つ、2つ又は3つのC=C環式二重結合がある。
別の好ましい例で、R8とR9は、結合して、置換又は非置換のシクロペンテン環又はシクロヘキセン環を形成する。
別の好ましい例で、環Cは、無、置換又は非置換のC6-C12アリール環、置換又は非置換のC3-C12シクロアルキル環、置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Cは、無、置換又は非置換のC6-C10アリール環、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル環、置換又は非置換の3-10員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-10員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Cは、無、置換又は非置換のC6-C8アリール環、置換又は非置換のC5-C10シクロアルキル環、置換又は非置換の5-10員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール環を表す。
別の好ましい例で、環Cは、置換又は非置換のベンゼン環又は置換又は非置換のピリジン環を表す。
別の好ましい例で、環Cは、置換又は非置換のベンゼン環又は置換又は非置換のピリジン環を表し;前記任意の「置換」は、原子団上の1つ、2つ又は3つの水素原子が、メチル基、ハロゲン原子、ニトロ基、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、及びメトキシ基-から選択される置換基によって置換されることを指す。
別の好ましい例で、R10及びR11は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、置換又は非置換のC1-C10アルキル基、置換又は非置換のC3-C10シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C8アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C8アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基-置換又は非置換のC1-C8アルキル基-、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C8アルキル基、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基-C(O)-を表し;或いは、R10とR11は、結合して、置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の3-12員ヘテロアリール環を形成する。
別の好ましい例で、R10及びR11は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C6アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C6アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C6アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C10アリール基-置換又は非置換のC1-C4アルキル基-、置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C4アルキル基、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基-C(O)-を表し;或いは、R10とR11は、結合して、置換又は非置換の5-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール環を形成する。
別の好ましい例で、R10及びR11は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-O-、F3C-、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C4アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基-、置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基-、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基-C(O)-を表し;或いは、R10とR11は、結合して、置換又は非置換の5-12員ヘテロシクロアルキル環、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール環を形成する。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換の3-12員ヘテロシクロアルキル環は、置換又は非置換のC6-C8アリール環と置換又は非置換のC5-C8単環との縮合ヘテロシクロアルキル環である。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換の5-12員ヘテロシクロアルキル環は、置換又は非置換のC6-C8アリール環と置換又は非置換のC5-C8単環との縮合ヘテロシクロアルキル環である。
別の好ましい例で、R10及びR11は、それぞれ独立して、メチル基、置換又は非置換のフェニル基、置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-、置換又は非置換のピリジン基、置換又は非置換のピリジン基-C1-C2アルキル基-、置換又は非置換のC1-C3アルキル基-C(O)-を表し;或いは、R10とR11は、結合して、置換又は非置換のイソキノリン環、置換又は非置換のキノリン環、置換又は非置換のテトラヒドロイソキノリン環、置換又は非置換のテトラヒドロキノリン環、又は置換又は非置換のジヒドロイソキノリン-1ケトン環を形成する。
別の好ましい例で、前記テトラヒドロキノリン環は1,2,3,4-テトラヒドロキノリン環を指す。
別の好ましい例で、前記ジヒドロイソキノリン-1ケトン環は3,4-ジヒドロイソキノリン-1ケトン環を指す。
別の好ましい例で、置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-は、置換又は非置換のフェニル基-メチル基-、又は置換又は非置換のフェニル基-エチル基-を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-において前記置換又は非置換のフェニル基は一置換又は非置換のフェニル基を指し、且つ置換はフェニル基のオルト置換、パラ置換又はメタ置換を指す。前記置換基は、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコキシル基、C1-C4アルキルチオール基、F3C-、又はF3C-O-を指す。
別の好ましい例で、前記置換のフェニル基は一置換のフェニル基を指す。
別の好ましい例で、前記置換又は非置換のフェニル基-C1-C2アルキル基-は、置換又は非置換のフェニル基-メチル基-、又は置換又は非置換のフェニル基-エチル基-を指す。
別の好ましい例で、R12及びR13は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C8アルキル基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C6アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C6アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C12アリール基-置換又は非置換のC1-C6アルキル基-、又は置換又は非置換の5-12員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C6アルキル基を表す。
別の好ましい例で、R12及びR13は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、F3C-、F3C-O-、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC3-C6シクロアルキル基、置換又は非置換のC1-C4アルコキシル基、置換又は非置換のC1-C4アルキルチオール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基、置換又は非置換の5-10員ヘテロアリール基、置換又は非置換のC6-C8アリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基-、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基-置換又は非置換のC1-C2アルキル基を表す。
別の好ましい例で、R12及びR13は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、又はフェニル基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-2構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-3構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-4構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-5構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-6構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-7構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-8構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl)、メチル基、ニトロ基、又はフェニル基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-9構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-10構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-11構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-12構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-13構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1、2、3又は4を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-14構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-15構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-16構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-17構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1又は2を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-18構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-19構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-20構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1、2、3、4又は5を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-21構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2、3、4又は5を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-22構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは1、2、3、4又は5を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-23構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは1、2、3、4又は5を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-24構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
aは0、1、2、3、4又は5を表し;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-25構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
aは0、1、2、3、4又は5を表し;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-26構造に示される通りである。
ここで、R10、R11及び環Cは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-27構造に示される通りである。
ここで、R10、R11及び環Cは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-28構造に示される通りである。
ここで、R10及びR11は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-29構造に示される通りである。
ここで、R10及びR11は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-30構造に示される通りである。
ここで、R10及びR11は上記に定義の通りであり;
R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-31構造に示される通りである。
ここで、R10及びR11は上記に定義の通りであり;
R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-32構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-33構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-34構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-35構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-36構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-37構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-38構造に示される通りである。
ここで、R3、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りであり;
aは0、1、2又は3を表し;
それぞれのR18は、独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換又は非置換のC1-C4アルキル基、置換又は非置換のC6-C12アリール基、置換又は非置換のC3-C8シクロアルキル基、置換又は非置換の3-8員ヘテロシクロアルキル基、又は置換又は非置換の5-8員ヘテロアリール基を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-39構造に示される通りである。
ここで、R10及びR11は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-40構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りであり;
R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C6アルキル基を表す。
別の好ましい例で、R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基(例えば、メチル基)を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-41構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りであり;
R20は、水素原子又はハロゲン原子を表す。
別の好ましい例で、R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基(例えば、メチル基)を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-42構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-43構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、-OCF3、又は-CF3を表し;
R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C6アルキル基を表す。
別の好ましい例で、R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基(例えば、メチル基)を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-44構造に示される通りである。
ここで、R3は上記に定義の通りであり;
R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独立して、水素原子、-CF3、ハロゲン原子(例えば、Cl、F)、メチル基、ニトロ基、フェニル基、又は-OCF3を表し;
R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C6アルキル基を表す。
別の好ましい例で、R19は、水素原子、又は置換又は非置換のC1-C4アルキル基(例えば、メチル基)を表す。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-45構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の構造は、I-46構造に示される通りである。
ここで、R4、R5、R6、R10、R11及びnは上記に定義の通りである。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物の薬学的に許容される塩は、塩酸、ガラクタル酸、D-グルクロン酸、臭化水素酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ピクリン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、アスパラギン酸及びグルタミン酸の何れか又はそれらの組合せから選択される酸が式Iの化合物と形成する塩である。
別の好ましい例で、前記式Iの化合物は、次の構造を備える。
本発明の第2態様は、(a)本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩、及び(b)その薬学的に許容される担体を含む薬物の組成物を提供する。
本発明の第3態様は、腫瘍の予防及び/又は治療に用いられる組成物又は製剤を調製するために本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩についての使用を提供する。
別の好ましい例で、前記腫瘍は、肺癌、膵臓癌、乳癌、リンパ腫、前立腺癌、脳腫瘍、白血病、肝臓癌、黒色癌腫、腸癌、腎臓癌、結腸癌又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記腫瘍はヒト由来の腫瘍である。
別の好ましい例で、前記腫瘍はヒトの腫瘍である。
別の好ましい例で、前記結腸癌は結腸腺癌を含む。
別の好ましい例で、前記癌細胞における糸粒体の膜透過性遷移孔は低活性にされる。
別の好ましい例で、前記癌は糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされる癌を含む。
別の好ましい例で、前記糸粒体の膜透過性遷移孔の低活性は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)の糸粒体の膜透過性遷移孔の活性度又は発現量A1と正常細胞(類同な細胞)における糸粒体の膜透過性遷移孔の活性度又は発現量A0との間の比率(A1/A0)が<1.0となり、好ましく≦0.8となり、それからもっと好ましく≦0.7、≦0.6、≦0.5、≦0.4、≦0.3、≦0.2、≦0.1又は≦0.05となることを指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、糸粒体の膜透過性遷移孔の活性が正常に発現される細胞(類同な腫瘍細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、類同な細胞、それでも糸粒体の膜透過性遷移孔の活性が正常に発現される細胞を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞は糸粒体の膜透過性遷移孔の活性が正常に発現される正常な組織細胞(例えば、腫瘍細胞由来細胞、腫瘍隣接細胞又は癌化膀胱組織細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記乳癌はトリプルネガティブ乳癌を含む。
別の好ましい例で、前記肝臓癌は未分化又は低分化の肝臓癌である。
別の好ましい例で、前記白血病は急性骨髄性白血病を含む。
別の好ましい例で、前記白血病はM4級急性骨髄性白血病を含む。
別の好ましい例で、前記肺癌は、非小細胞肺癌、小細胞肺癌又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記リンパ腫はB細胞リンパ腫を含む。
別の好ましい例で、前記腸癌は直腸腺癌を含む。
別の好ましい例で、前記直腸腺癌はDukes’ type C,grade IV直腸腺癌を含む。
別の好ましい例で、前記脳腫瘍は、膠芽細胞腫、脳髄芽細胞腫又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記腎臓癌は、腎臓透明細胞腺癌を含む。
別の好ましい例で、前記癌の癌細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節され、及び/又は糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされる。
別の好ましい例で、前記癌の癌細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される。
別の好ましい例で、前記癌は糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される癌を含む。
別の好ましい例で、前記癌の癌細胞においては糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされる。
別の好ましい例で、前記糸粒体の酸化的リン酸化経路の上方調節は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量E1と正常細胞(類同な細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量E0との間の比率(E1/E0)が>1.0となり、好ましく≧1.2となり、それからもっと好ましく≧1.5、≧2、≧3又は≧5となることを指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベルが正常に発現される細胞(類同な腫瘍細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、類同な細胞、それでも糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベルが正常に発現される細胞を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞は糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベルが正常に発現される正常な組織細胞(例えば、腫瘍細胞由来細胞、腫瘍隣接細胞又は癌化膀胱組織細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞(類同な腫瘍細胞)は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩に不敏感である細胞を含む。
別の好ましい例で、前記糸粒体の膜透過性遷移孔の低活性は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)の糸粒体の膜透過性遷移孔の活性度又は発現量A1と正常細胞(類同な細胞)における糸粒体の膜透過性遷移孔の活性度又は発現量A0との間の比率(A1/A0)が<1.0となり、好ましく≦0.8となり、それからもっと好ましく≦0.7、≦0.6、≦0.5、≦0.4、≦0.3、≦0.2、≦0.1又は≦0.05となることを指す。
別の好ましい例で、前記癌の患者には糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤を投薬して癌細胞中の糸粒体の膜透過性遷移孔を低活性にする。
別の好ましい例で、糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤で糸粒体の膜透過性遷移孔を低活性にする。
別の好ましい例で、前記レベルは、タンパク質レベル及び/又はmRNAレベルを指す。
別の好ましい例で、前記発現は、タンパク質発現及び/又はmRNA発現を指す。
別の好ましい例で、前記糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤は、Cyclosporin A、CyP-Dタンパク質阻害剤、過酸化物捕捉剤又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記腫瘍(癌)はNNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記腫瘍(癌)はNNMT遺伝子のヌクレオチド部位の高メチル化及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位の高メチル化がある腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記腫瘍はNNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記腫瘍(癌)はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子はヒト由来のNNMT遺伝子である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子はヒトのNNMT遺伝子である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍は、当該腫瘍から抽出された1μgのタンパク質に、それからもっと好ましく5μg、10μg、100μg又は1000μgのタンパク質にNNMTタンパク質をNNMT抗体で検出できない腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍は、腫瘍細胞のNNMT遺伝子の発現量が同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子の発現量よりも小さくなる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍は、腫瘍細胞のNNMT遺伝子の発現量E1と同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子の発現量E0との間の比率(E1/E0)が<1.0となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子の発現量E1と同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子の発現量E0との間の比率(E1/E0)が<1.0となり、好ましく≦0.7となり、それからもっと好ましく≦0.6、≦0.5、≦0.4、≦0.3、≦0.2、≦0.1、≦0.05、≦0.01、≦0.005、≦0.001、≦0.0001、≦0.00001、≦0.000001又は≦0.0000001となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、NNMT遺伝子が正常に発現される細胞(類同な腫瘍細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、類同な細胞、それでもNNMT遺伝子が正常に発現される細胞を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞はNNMT遺伝子が正常に発現される正常な組織細胞(例えば、腫瘍細胞由来細胞、腫瘍隣接細胞又は癌化膀胱組織細胞)を指す。
別の好ましい例で、E0はNNMT遺伝子が正常に発現される細胞のNNMT遺伝子の発現量である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子が正常に発現される細胞は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩に不敏感である細胞を含む。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルが同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルよりも大きくする腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルL1と同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルL0との間の比率(L1/L0)が>1.0となり、好ましく≧1.2又は≧1.5となり、それからもっと好ましく≧2、≧3、≧5、≧8、≧10、≧15、≧20、≧30又は≧50となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルが≧1%となり、好ましく≧3%、≧5%、≧10%、≧15%又は≧20%となり、それからもっと好ましく≧25%、≧30%、≧40%又は≧50%となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が正常にメチル化される細胞(類同な腫瘍細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、類同な細胞、それでもNNMT遺伝子のヌクレオチド部位が正常にメチル化される細胞を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞はNNMT遺伝子のヌクレオチド部位が正常にメチル化される正常な組織細胞(例えば、腫瘍細胞由来細胞、腫瘍隣接細胞又は癌化膀胱組織細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が正常にメチル化される細胞は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩に不敏感である細胞を含む。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル(M%)が≧3%且つM1%以下となり、ここでM1が3~100の任意の正の整数である腫瘍を指す。
別の好ましい例で、M1は5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、80、85、90、95又は100である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子領域のメチル化されたヌクレオチドの数とNNMT遺伝子領域の全てのヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子プロモーター領域のヌクレオチド部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子プロモーター領域のヌクレオチド配列はSEQ ID NO:1に示される。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域内のヌクレオチド部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~2500位である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域内のヌクレオチド部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~1808位である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルが同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルよりも大きくする腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルW1と同一細胞又は正常細胞(例えば、癌化膀胱組織細胞)中のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルW0との間の比率(W1/W0)が>1.0となり、好ましく≧1.2又は≧1.5となり、それからもっと好ましく≧2、≧3、≧5、≧8、≧10、≧15、≧20、≧30又は≧50となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルが≧1%となり、好ましく≧3%、≧5%、≧10%、≧15%又は≧20%となり、それからもっと好ましく≧25%、≧30%、≧40%又は≧50%となる腫瘍を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が正常にメチル化される細胞(類同な腫瘍細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記同一細胞は、類同な細胞、それでもNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が正常にメチル化される細胞を指す。
別の好ましい例で、前記正常細胞は、NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が正常にメチル化される正常な組織細胞(例えば、腫瘍細胞由来細胞、腫瘍隣接細胞又は癌化膀胱組織細胞)を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が正常にメチル化される細胞は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩に不敏感である細胞を含む。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベル(M%)が≧3%且つM2%以下となり、ここでM2が3~100の任意の正の整数である腫瘍を指す。
別の好ましい例で、M2は5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、80、85、90、95又は100である。
別の好ましい例で、前記CpG部位のメチル化レベルは、某遺伝子領域のメチル化されたCpGヌクレオチドの数と当該遺伝子領域の全てのヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT某遺伝子領域のメチル化されたCpGヌクレオチドの数とNNMT遺伝子領域の全てのヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記CpG部位のメチル化レベルは、某遺伝子領域のメチル化されたCpGヌクレオチドの数と当該遺伝子領域の全てのCpGヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT某遺伝子領域のメチル化されたCpGヌクレオチドの数とNNMT遺伝子領域の全てのCpGヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記DNACpG部位のメチル化レベルは、某領域のDNAのメチル化されたCpG部位の数と当該領域のDNAの全てのCpG部位の数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記DNACpG部位のメチル化レベルは、某領域のDNAのメチル化されたCpGヌクレオチドの数と当該領域のDNAの全てのヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記DNACpG部位のメチル化レベルは、某領域のDNAのメチル化されたCpGヌクレオチドの数と当該領域のDNAの全てのCpGヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子領域のDNAのメチル化されたCpG部位の数とNNMT遺伝子領域のDNAの全てのCpG部位の数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子領域のDNAのメチル化されたCpGヌクレオチドの数とNNMT遺伝子領域のDNAの全てのCpGヌクレオチドの数との間の比率を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子プロモーター領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子プロモーター領域のヌクレオチド配列はSEQ ID NO:1に示される。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~2500位である。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~1808位である。
別の好ましい例で、前記腫瘍は、肺癌、腎臓癌、乳癌、結腸癌、リンパ腫、白血病、膵臓癌、肝臓癌、前立腺癌又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記発現は、タンパク質発現及び/又はmRNA発現を含む。
別の好ましい例で、前記組成物は薬物の組成物である。
別の好ましい例で、前記組成物又は製剤は薬学的に許容される担体を更に含む。
別の好ましい例で、前記発現はmRNA発現又はタンパク質発現である。
別の好ましい例で、前記組成物又は製剤の形態は固体、液体または半固体である。
別の好ましい例で、前記組成物又は製剤の類型は経口剤、外用剤又は注射用製剤である。
別の好ましい例で、前記組成物又は製剤の類型は錠剤、注射剤、輸液剤、軟膏剤、ゲル剤、溶液剤、丸剤又は被膜剤である。
別の好ましい例で、前記組成物は薬物の組成物である。
別の好ましい例で、前記組成物又は製剤は薬学的に許容される担体を更に含む。
本発明の第4態様は、抗癌剤の抗癌効果を高めるための組成物又は製剤の調製に応用する糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤の使用を提供する。
別の好ましい例で、前記抗癌剤は、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩の通りである。
別の好ましい例で、前記癌は本発明の第1態様に記載の通りである。
別の好ましい例で、前記糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤は、Cyclosporin A、CyP-Dタンパク質阻害剤、過酸化物捕捉剤又はこれらの組合せから選択される。
別の好ましい例で、前記CyP-Dタンパク質阻害剤はSfA、BKA及びADP(ANTタンパク質の活性を調節する小分子)の通りである。
別の好ましい例で、前記過酸化物捕捉剤は、Propofol、pyruvate、MCI-186又はこれらの組合せから選択される。
本発明の第5態様は、次の成分を含む活性成分の組合せを提供する。
(1)抗癌剤とする第一活性成分、及び
(2)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分。
別の好ましい例で、前記第一活性成分と前記第二活性成分との間のモル比は0.01-600:1となり、好ましく0.05-500:1となり、それからもっと好ましく0.1-400:1、0.2-200:1、0.5-100:1、0.5-80:1又は1-50:1となる。
別の好ましい例で、前記活性成分の組合せには少なくとも1種の独立な活性成分がある。
別の好ましい例で、前記活性成分の組合せには第一活性成分と第二活性成分がお互いから独立している。
本発明の第6態様は、次の成分を含む組成物を提供する。
(1)抗癌剤とする第一活性成分、及び
(2)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分。
別の好ましい例で、前記組成物は薬物の組成物である。
別の好ましい例で、前記薬物の組成物は薬学的に許容される担体を更に含む。
別の好ましい例で、組成物の活性成分の総重量に対する前記第一活性成分の含有率は、0.01-99.99wt%であり、好ましく0.1-99.9wt%であり、それからもっと好ましく1-99wt%、10-99wt%又は20-99wt%である。
別の好ましい例で、組成物の活性成分の総重量に対する前記第二活性成分の含有率は、0.01-99.99wt%であり、好ましく0.1-99.9wt%であり、それからもっと好ましく1-99wt%、10-99wt%又は20-99wt%である。
本発明の第7態様は、次の製剤を含む医療キットを提供する。
(A)抗癌剤とする第一活性成分を含む第一製剤、及び
(B)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分を含む第二製剤。
別の好ましい例で、前記医療キットは取扱説明書を更に備える。
別の好ましい例で、第一製剤と第二製剤はお互いから独立している。
別の好ましい例で、第一製剤と第二製剤はお互いに併合する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書には、前記第一製剤と前記第二製剤を併用して抗癌剤の抗腫瘍活性を高めると指摘する。
別の好ましい例で、前記併用方法は、先ず糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤を含む第二製剤を投薬し、次に抗癌剤を投薬することである。
本発明の第8態様は、癌細胞を阻害するための体外の非治療的及び非診断的方法を提供する。前記方法は、癌細胞を本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩に接触させて癌細胞を阻害するというステップを含む。
別の好ましい例で、前記接触は体外培養接触である。
本発明の第9態様は、癌の予防及び/又は治療方法を提供する。前記方法は、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩、又は本発明の第5態様に記載の活性成分の組合せ、又は本発明の第6態様に記載の組成物、又は本発明の第7態様に記載の医療キットをそれらが必要な対象に応用して癌を予防及び/又は治療するというステップを含む。
別の好ましい例で、前記対象は、ヒト及びヒト以外の哺乳類動物(例えば、げっ歯類、兎、猿、家畜、犬、猫)である。
本発明の第10態様は、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩が腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するかどうかを判断するマーカーを提供し;前記マーカーは、糸粒体の酸化的リン酸化経路、糸粒体の膜透過性遷移孔、NNMT遺伝子、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを備える。
別の好ましい例で、前記マーカーは、糸粒体の酸化的リン酸化経路の発現量、糸粒体の膜透過性遷移孔の活性、NNMT遺伝子の発現量、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを備える。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子プロモーター領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを指す。別の好ましい例で、腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる。
別の好ましい例で、腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる。
別の好ましい例で、腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が低発現又は未発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる。
別の好ましい例で、腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が高発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が低メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が低メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適しないようになる。
本発明の第11態様は、検出キットを提供する。前記検出キットは、
(i)糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル、糸粒体の膜透過性遷移孔のレベル、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを検出するために用いられる検出試剤を備える。
別の好ましい例で、前記レベルは、タンパク質レベル及び/又はmRNAレベルを指す。
別の好ましい例で、前記検出キットの検出試料は腫瘍細胞を含む。
別の好ましい例で、NNMT遺伝子発現は当該遺伝子のmRNA発現又はタンパク質発現を指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子プロモーター領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを含む。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを指す。
別の好ましい例で、前記NNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを指す。
本発明の第12態様は、随伴検出キットを製造するために本発明の第11態様に記載の検出キットの使用を提供する。前記随伴検出キットは、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩が腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するかどうかを判断するために用いられる。
別の好ましい例で、前記随伴検出キットは取扱説明書又はラベルを更に備える。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになるという内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が低発現又は未発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が高発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が低メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が低メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適しないようになる内容を記載する。
本発明の第13態様は、医療キットを提供する。前記医療キットは、
(i)糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル、糸粒体の膜透過性遷移孔のレベル、NNMT遺伝子の発現量、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを検出するために用いられる検出試剤と
(ii)本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩とを備える。
別の好ましい例で、前記医療キットは取扱説明書又はラベルを更に備える。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになるという内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が低発現又は未発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになる内容を記載する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書又はラベルには、
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が高発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が低メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が低メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適しないようになる内容を記載する。
本発明の第14態様は、前記本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩をそれらが必要な対象に応用するように腫瘍の予防及び/又は治療の方法を提供する。
別の好ましい例で、前記腫瘍は本発明の第1態様に記載の通りである。
別の好ましい例で、前記癌の癌細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節され、及び/又は糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされる。
別の好ましい例で、前記対象の腫瘍はNNMT遺伝子が低発現又は未発現される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記対象の腫瘍はNNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記対象の腫瘍はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍を含む。
別の好ましい例で、前記対象は、ヒト及びヒト以外の哺乳類動物(例えば、げっ歯類、兎、猿、家畜、犬、猫)である。
本発明の第15態様は、装置又はシステムを提供する。前記装置又はシステムは、
(i)糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル、糸粒体の膜透過性遷移孔のレベル、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを検出するために用いられる検出モジュールと、
(ii)出力モジュールとを備える。
前記出力モジュールは、
腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになるという情報;
別の好ましい例で、腫瘍患者の腫瘍細胞においては糸粒体の膜透過性遷移孔が低活性にされると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになるという情報;
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が低発現又は未発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が高メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が高メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するようになるという情報;及び/又は
腫瘍患者の腫瘍細胞においてはNNMT遺伝子が高発現され、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位が低メチル化され、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位が低メチル化されると、本発明の第1態様に記載の式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩がその腫瘍患者の予防及び/又は治療に適しないようになるという情報を出力する。
別の好ましい例で、前記装置は、遺伝子検出器又はタンパク質検出器を備える。
別の好ましい例で、前記装置又はシステムは試料供給モジュールを更に備える。
別の好ましい例で、前記試料供給モジュールは腫瘍細胞抽出物を供給するために用いられる。
別の好ましい例で、前記装置又はシステムは、データ処理モジュールを更に備える。
別の好ましい例で、前記データ処理モジュールは、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを処理してそれらの数値範囲を得る。
別の好ましい例で、前記データ処理モジュールは、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子プロモーター領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを処理してそれらの数値範囲を得る。
別の好ましい例で、前記データ処理モジュールは、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを処理してそれらの数値範囲を得る。
別の好ましい例で、前記データ処理モジュールは、NNMT遺伝子の発現量及び/又はNNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを処理してそれらの数値範囲を得る。
本発明の範囲内において本発明の上記の技術的特徴は次の具体的な技術的特徴(例えば、実施例)と組み合わせられると、新しい又は好ましい技術的解決策を構成するようになると理解すべきである。全文の大きさに限りがあるから、ここでは繰り返さない。
本発明者は、長期的かつ深い研究及び多くの選別を行った結果として、特定の化合物(式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩)が腫瘍を有効的に阻害することを予期せず見出したうえに、本発明の化合物が糸粒体の酸化的リン酸化経路mPTPの不活性がある腫瘍細胞の活性を低濃度(IC50)で著しく抑えられることを予期せず見出した。これは、本発明の化合物がmPTPの低活性又は不活性がある腫瘍細胞に対して強い阻害効果を備えるが、mPTPの高活性がある腫瘍細胞に対して弱い阻害効果を備えると指摘した。通常、mPTPの高活性がある正常な体細胞にとっては、本発明の化合物が正常な体細胞に弱い影響を与えるため、売薬の安全性を良好に保っている。
本発明者は、NNMT遺伝子の低発現(又は未発現)、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位の高メチル化及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位の高メチル化がある腫瘍細胞に対して本発明の化合物が明らかな阻害効果を備えることを初めて予期せず見出した。NNMT遺伝子の発現量、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル及び/又はNNMT遺伝子プロモーター領域のDNA CpG部位のメチル化レベルは、本発明の化合物が腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するかどうかを判断するマーカーとしての機能を果たす。本発明者は、これに基づいて本発明を成し遂げる。
(用語)
本明細書で使われたように、「含む」、「備える」及び「有する」という用語は、互換的に使用される可能性があり、且つ閉鎖された定義に、半閉鎖され及び開放された定義も有する。言い換えれば、前記用語は「...によって構成する」、「基本的に...よって構成する」という意味を含む。
「抗癌剤」と「抗腫瘍剤」という用語は互換的に使用される可能性がある。
「癌」と「癌症」と「腫瘍」という用語は互換的に使用される可能性がある。
本明細書で使われたように、「某細胞」という用語は、単一細胞(例えば、単一の癌細胞)又は複数の類同な細胞を含む一群の細胞(例えば、腫瘍組織)を指す。
「IC50」という用語は、半阻害濃度(50% inhibiting concentration)を表し、即ち50%の阻害効果を達成する時の阻害剤の濃度を意味する。
本明細書で使われたように、「IC50」及び「IC50」という用語は、互換的に使用される可能性があり、半阻害濃度(50% inhibiting concentration)を表し、即ち50%の阻害効果を達成する時の阻害剤の濃度を意味する。
「糸粒体の膜透過性遷移孔」という用語をmPTP(mitochondria permeability transition pore)と略称する。
「糸粒体の酸化的リン酸化経路」という用語をOXPHOS(Oxidative Phosphorylation)と略称し、酸化的リン酸化とも呼ばれる。
本明細書で使われたように、「DNA CpG部位が高いメチル化される」と「DNA CpG部位の高メチル化」と「DNA CpG部位のメチル化レベルが高い」は互いに互換的に使用される可能性がある。
本明細書で使われたように、「DNA CpG部位が低メチル化される」と「DNA CpG部位の低メチル化」と「DNA CpG部位のメチル化レベルが低い」は互換的に使用される可能性がある。
本明細書で使われたように、「DNA CpG部位のメチル化レベル」という用語は、某DNA領域のメチル化されたCpG部位の数と当該領域の全てのCpG部位の数との間の比率を指す。
本明細書で使われたように、「DNA CpG部位のメチル化」と「CpGヌクレオチドのメチル化」と「CpGのメチル化」は互換的に使用される可能性がある。
本明細書で使われたように、「本発明の化合物が腫瘍患者に適する」は、腫瘍患者の腫瘍が本発明の化合物に対して敏感であることを意味する。
本明細書で使われたように、「本発明の化合物が腫瘍患者に適しない」は、腫瘍患者の腫瘍が本発明の化合物に対して不敏感であることを意味する。
本明細書で使われたように、「NNMT」という用語の英語名はNicotinamide N-Methyltransferaseである。
本明細書で使われたように、「bp」という用語はbase pairを指し、塩基対を意味する。
本明細書で使われたように、「SST」という用語は、転写開始部位を指す。
当業者が化学的に安定な化合物を製造するために本発明の化合物上の置換基及び置換形態を選択でき、且つ当該技術分野に既存の技術と以下に記載の方法で前記化合物を合成できることを理解すべきである。1つ以上(複数)の置換基によって置換された場合は、これらの置換基が安定な構造を生成する限り、同じ炭素上又は異なる炭素上に位置できることを理解すべきである。
本明細書で使われたように、「置換」又は「置換された」という用語は、原子団上の水素原子が非水素原子基で置換されるが、それらの結合価を満たす必要があり、且つ置換により化学的に安定な化合物、即ち、環化や脱離などの変換を自発的に行われない化合物を生成することを指す。
本明細書で使われたように、「R1」、「R1」及び「R1」は同じ意味を有し、互換的に使用される可能性があり、他の類同な定義も同じ意味を有する。
本明細書で使われたように、
は原子団の結合部位を表す。
本明細書で使われたように、「アルキル基」という用語は、炭素原子のみを含む直鎖(即ち、分枝無し)、又は分枝飽和の炭化水素基、又は直鎖と分枝鎖との組合せの原子団を指す。アルキル基の前に炭素数で限定されること(例えば、C1-C6アルキル基)は、前記アルキル基が1つ~6つの炭素原子を有することを指し、例えば、C1-C4アルキル基は、1つ~4つの炭素原子を含むアルキル基を指す。これらのアルキル基の代表例は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、s-ブチル基、t-ブチル基、又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「C2-C4アルケニル基」という用語は、1つ又は複数の二重結合を有する2つ~4つの炭素原子の直鎖又は分岐アルケン分子から二重結合に結合する1つの水素原子を失って形成されるヒドロカルビル基を指す。それらの代表例は、ビニル基(CH2=CH-)、(C(CH3)2=CH-)、又は類同な原子団を含む。
本明細書で使われたように、「C2-C4アルキニル基」という用語は、1つ又は複数の三重結合を有する2つ~4つの炭素原子の直鎖又は分岐アルケン分子から三重結合に結合する1つの水素原子を失って形成されるヒドロカルビル基を指す。それらの代表例は、エチニル基(CH≡CH-)、(H3C-C≡CH-)、又は類同な原子団を含む。
本発明において、「ハロゲン原子」は、F、Cl、Br又はIを指す。
本発明において、「ハロゲン化」は、ハロゲン原子で置き換えられることを指す。
本明細書で使われたように、「ハロゲン化アルキル基」という用語は、アルキル基の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)の水素原子がハロゲン原子で置換されるものを指す。前記アルキル基及びハロゲン原子は上記に定義の通りである。ハロゲン化アルキル基の前に炭素数で限定されること(例えば、C1-C8ハロゲン化アルキル基)は、前記ハロゲン化アルキル基が1つ~8つの炭素原子を有することを指し、例えば、C1-C6ハロゲン化アルキル基は、1つ~6つの炭素原子を含むハロゲン化アルキル基を指す。これらのハロゲン化アルキル基の代表例は、-CF3、-CHF2、モノフッ化イソプロピル基、ジフッ化ブチル基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「シクロアルキル環」という用語は、完全飽和又は部分飽和の単環、二環又は多環(縮合環、架橋環又はスピロ環)の環系を指す。某シクロアルキル環の前に炭素数で限定されること(例えば、C3-C12)は、前記シクロアルキル環が3つ~12個の環上炭素原子を有することを指す。幾つかの好ましい実施例では、「C3-C8シクロアルキル環」という用語は、3つ~8つの環上炭素原子を有する完全飽和又は部分飽和のモノシクロアルキル環又はジシクロアルキル環を指し、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロアミル環、シクロヘプチル環又は類同な環を含む。「スピロシクロアルキル環」は、単環間で1つの炭素原子(スピロ原子と呼ばれる)を共用する二環又は多環を指し、こういう環は1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、いずれの環にも完全な共役π電子系がない。「縮合シクロアルキル環」は、系内の各環が系内の他の環と共用し隣接する1対の炭素原子の全炭素二環又は多環を指し、ここで1つ又は複数の環は、1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、主鎖を結ぶ共用し隣接する1対の炭素原子は、非共役π電子系を有する全炭素二環又は多環上の隣接する1対の炭素原子である。「架橋シクロアルキル環」は、任意の2つの環が直接連結されていない2つの炭素原子を共用する全炭素多環を指し、こういう環は1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、いずれの環にも完全な共役π電子系がない。これらのシクロアルキル環の代表例は、シクロプロピル環、シクロブチル環、シクロアミル環、シクロヘプチル環又は類同な環を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「シクロアルキル基」という用語は、完全飽和又は部分飽和の単環、二環又は多環(縮合環、架橋環又はスピロ環)の環状原子団を指す。某シクロアルキル基の前に炭素数で限定されること(例えば、C3-C12)は、前記シクロアルキル基が3つ~12個の環上炭素原子を有することを指し、幾つかの好ましい実施例では、「C3-C8シクロアルキル基」という用語は、3つ~8つの環上炭素原子を有する完全飽和又は部分飽和のモノシクロアルキル基又はジシクロアルキル基を指し、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロアミル基、シクロヘプチル基又は類同な原子団を含む。「スピロシクロアルキル基」は、単環間で1つの炭素原子(スピロ原子と呼ばれる)を共用する二環又は多環原子団を指し、こういう原子団は1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、いずれの原子団にも完全な共役π電子系がない。「縮合シクロアルキル基」は、系内の各環が系内の他の環と共用し隣接する1対の炭素原子の全炭素二環又は多環原子団を指し、ここで1つ又は複数の環は、1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、主鎖を結ぶ点は、非共役π電子系を有する環上の炭素原子に位置する必要がある。「架橋シクロアルキル基」は、任意の2つの環が直接連結されていない2つの炭素原子を共用する全炭素多環原子団を指し、こういう原子団は1つ又は複数の二重結合を含む可能性があるが、いずれの環にも完全な共役π電子系がない。これらのシクロアルキル基の代表例は、
を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「ハロゲン化シクロアルキル基」という用語は、シクロアルキル基の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)の水素原子がハロゲン原子で置換されるものを指す。前記シクロアルキル基及びハロゲン原子は上記に定義の通りである。シクロアルキル基の前に炭素数で限定されること(例えば、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基)は、前記シクロアルキル基が3つ~8つの環上炭素原子を有することを指し、例えば、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基は、3つ~8つの環上炭素原子を含むハロゲン化シクロアルキル基を指す。これらのハロゲン化シクロアルキル基の代表例は、モノフッ化シクロプロピル基、モノ塩素化シクロブチル基、モノフッ化シクロアミル基、ジフッ化シクロヘプチル基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
「アルコキシル基」という用語は、R-O-原子団を指し、ここでRはアルキル基を指す。アルキル基は上記に定義の通りである。アルコキシル基の前に炭素数で限定されること(例えば、C1-C8アルコキシル基)は、前記アルコキシル基中のアルキル基が1つ~8つの炭素原子を有することを指す。これらのアルコキシル基の代表例は、メトキシ基、エトキシル基、N-プロポキシ基、イソプロポキシ基、t-ブトキシ基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「アルキルチオール基」という用語は、R-O-原子団を指し、ここでRはアルキル基を指す。アルキル基は上記に定義の通りである。アルキルチオール基の前に炭素数で限定されること(例えば、C1-C8アルコキシル基)は、前記アルキルチオール基中のアルキル基が1つ~8つの炭素原子を有することを指す。これらのアルキルチオール基の代表例は、メチルチオ基、エチルチオ基、N-プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、t-ブチルチオール基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「ハロゲン化アルコキシル基」という用語は、ハロゲン化アルキル基-O-を指す。前記ハロゲン化アルキル基は上記に定義の通りである。例えば、C1-C6ハロゲン化アルコキシル基は、1つ~6つの炭素原子を有するハロゲン化アルコキシル基を指す。これらのハロゲン化アルコキシル基の代表例は、モノフッ化メトキシ基、モノフッ化エトキシル基、ジフッ化ブトキシ基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「ハロゲン化アルキルチオール基」という用語は、ハロゲン化アルキル基-S-を指す。前記ハロゲン化アルキル基は上記に定義の通りである。例えば、C1-C6ハロゲン化アルキルチオール基は、1つ~6つの炭素原子を有するハロゲン化アルキルチオール基を指す。これらのハロゲン化アルキルチオール基の代表例は、モノフッ化メチルチオ基、モノフッ化エチルチオ基、ジフッ化ブチルチオール基又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
「ヘテロシクロアルキル環」という用語は、「ヘテロ環」とも呼ばれ、完全飽和又は部分不飽和の環(3~7員単環、7~11員二環又は8~16員三環を含むが、これらに限定されない)を指し、ここで少なくとも1つのヘテロ原子は少なくとも1つの炭素原子を有する環に存在する。ヘテロ環を前に限定する員数は、ヘテロシクロアルキル環の環原子の個数を指す。例えば、3-16員ヘテロ環は、3つ~16個の環原子を有するヘテロ環を指す。ヘテロ原子を有する各ヘテロ環には1つ又は複数の(例えば、1つ、2つ、3つ又は4つ)ヘテロ原子が存在する可能性があり、それらのヘテロ原子は、それぞれ独立して、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子から選択され、ここで、窒素原子又は硫黄原子は酸化される可能性があり、窒素原子も四級化される可能性がある。ヘテロ環は、環又は環系分子の任意のヘテロ原子又は炭素原子の残基に結合する可能性がある。これらの単環ヘテロシクロアルキル環の代表例は、アゼチジニル環やオキセタン環やイミダゾリン環やイミダゾリドン環やテトラヒドロフラニル環やピペリジニル環やピペラジニル環や2-オキシピペラジニル環や2-オキシピペリジニル環や4-ピペリジノン環やテトラヒドロピラニル環やモルホリン環やチオモルホリン環やチオモルホリンスルホキシド環やチオモルホリンスルホン環や1,3-ジオキサン環やテトラヒドロ-1,1-ジオキシチオフェン環等を含むが、これらに限定されない。多環ヘテロシクロアルキル環は、スピロ環、縮合環及び架橋環のヘテロ環を含む。関連するスピロ環、縮合環及び架橋環のヘテロ環は、随意に単結合で他の環と連結するか、環上の任意の二つ以上の原子を介して他のシクロアルキル環、ヘテロ環、アリール環及びヘテロアリール環と更に縮環するが、主鎖を結ぶ点は、非共役π電子系を有する環上の炭素原子上又はヘテロ原子上にある必要がある。
「ヘテロシクロアルキル基」という用語は、完全飽和又は部分不飽和の環状原子団(3~7員単環、7~11員二環又は8~16員三環を含むが、これらに限定されない)を指し、ここで少なくとも1つのヘテロ原子は少なくとも1つの炭素原子を有する環に存在する。ヘテロシクロアルキル基を前に限定する員数は、ヘテロシクロアルキル基の環原子の個数を指す。例えば、3-16員ヘテロシクロアルキル基は、3つ~16個の環原子を有するヘテロシクロアルキル基を指す。ヘテロ原子を有する各ヘテロ環には1つ又は複数の(例えば、1つ、2つ、3つ又は4つ)ヘテロ原子が存在する可能性があり、それらのヘテロ原子は、それぞれ独立して、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子から選択され、ここで、窒素原子又は硫黄原子は酸化される可能性があり、窒素原子も四級化される可能性がある。ヘテロシクロアルキル基は、環又は環系分子の任意のヘテロ原子又は炭素原子の残基に結合する可能性がある。これらの単環ヘテロシクロアルキル基の代表例は、アゼチジニル基やオキセタン基やイミダゾリン基やイミダゾリドン基やテトラヒドロフラニル基やピペリジニル基やピペラジニル基や2-オキシピペラジニル基や2-オキシピペリジニル基や4-ピペリジノン基やテトラヒドロピラニル基やモルホリン基やチオモルホリン基やチオモルホリンスルホキシド基やチオモルホリンスルホン基や1,3-ジオキサン基やテトラヒドロ-1,1-ジオキシチオフェン基等を含むが、これらに限定されない。多環ヘテロシクロアルキル基は、スピロ環、縮合環及び架橋環の複素環基を含む。関連するスピロ環、縮合環及び架橋環のヘテロシクロアルキル基は、随意に単結合で他の原子団と連結するか、環上の任意の二つ以上の原子を介して他のシクロアルキル環及びヘテロ環と更に縮環する。多環ヘテロシクロアルキル基は、縮合芳香環を備える可能性があるが、主鎖を結ぶ点は、非共役π電子系を有する環上の炭素原子上又はヘテロ原子上にある必要がある。
「アリール環」という用語は、共役π電子系を有する全炭素単環又は縮合多環(隣接する一対の炭素原子を共有する環)を指し、芳香族環状炭化水素化合物である。アリール環の前に炭素数で限定されること(例えば、C6-C12アリール基)は、前記アリール環が6つ~12個の環上炭素原子を有することを指す。これらのアリール環の代表例は、フェニル環やナフトイル環等を含む。アリール環は、他の炭素環(飽和環又は不飽和環を含む)に縮合できるが、窒素原子や酸素原子や硫黄原子等のヘテロ原子を含まれない上に、主鎖を結ぶ点は、共役π電子系を有する環上の炭素原子上にある必要がある。これらのアリール環の代表例は、フェニル環、ナフトイル環又は類同な環を含む。
「アリール基」という用語は、共役π電子系を有する全炭素単環式又は縮合多環式(隣接する一対の炭素原子を共有する環)の原子団を指し、芳香族環状炭化水素化合物の原子団である。アリール基の前に炭素数で限定されること(例えば、C6-C12アリール基)は、前記アリール基が6つ~12個の環上炭素原子を有することを指す。これらのアリール基の代表例は、フェニル基やナフトイル基等を含む。アリール基は、他の環状原子団(飽和環又は不飽和環を含む)に縮合できるが、窒素原子や酸素原子や硫黄原子等のヘテロ原子を含まれない上に、主鎖を結ぶ点は、共役π電子系を有する環上の炭素原子上にある必要がある。これらのアリール基の代表例は、
を含むが、これらに限定されない。
「ヘテロアリール環」という用語は、1つ又は複数の(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)ヘテロ原子を有する芳香族複素環を指す。当該環は、単環(単環式)、又は縮合され又は共有結合された多環(二環式、三環式又は多環式)となり、且つヘテロ原子を含む各複素環が酸素原子、硫黄原子及び窒素原子からそれぞれ独立して選択された1つ又は複数(例えば、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子を有する可能性がある。ヘテロアリール環を前に限定する員数は、ヘテロアリール環の環原子の個数を指す。例えば、5-12員ヘテロアリール環は、5つ~12個の環原子を有するヘテロアリール環を指す。これらのヘテロアリール環の代表例は、ピロリル環やピラゾール環やイミダゾール環やオキサゾール環やイソオキサゾール環やチアゾール環やチアジアゾール環やイソチアゾール環やフラン環やピリジン環やピラジン環やピリミジン環やピラジン環やトリアジン環やトリアゾール環やテトラゾリル環等を含むが、これらに限定されない。
「ヘテロアリール基」という用語は、1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子を有する芳香族複素環系の原子団を指す。当該原子団は、単環(単環式)、又は縮合され又は共有結合された多環(二環式、三環式又は多環式)となり、且つヘテロ原子を含む各複素環が酸素原子、硫黄原子及び窒素原子からそれぞれ独立して選択された1つ又は複数(例えば、1つ、2つ、3つ又は4つ)のヘテロ原子を有する可能性がある。ヘテロアリール基を前に限定する員数は、ヘテロアリール基の環原子の数を指す。例えば、5-12員ヘテロアリール基は、5つ~12個の環原子を有するヘテロアリール基を指す。これらのヘテロアリール基の代表例は、ピロリル基やピラゾール基やイミダゾール基やオキサゾール基やイソオキサゾール基やチアゾール基やチアジアゾール基やイソチアゾール基やフラン基やピリジン基やピラジン基やピリミジン基やピラジン基やトリアジン基やトリアゾール基やテトラゾリル基等を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「カルボキシル基」という用語は、-COOHの原子団或-アルキル基-COOHの原子団を指し、ここでアルキル基は上記に定義の通りである。例えば、「C2-C4カルボキシル基」は-C1-C3アルキル基-COOHの原子団を指す。これらのカルボキシル基の代表例は、-COOH、-CH2COOH、-C2H4COOH又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「エステル基」という用語は、R-C(O)-O-の原子団或-C(O)-O-Rの原子団を指し、ここでアルキル基(R)は上記に定義の通りである。例えば、「C2-C4エステル基」は-C1-C3アルキル基-C(O)-O-の原子団又は-C(O)-O-C1-C3アルキル基の原子団を指す。これらのエステル基の代表例は、CH3COO-、C2H5COO-、C3H8COO-、(CH3)2CHCOO-、-COOCH3、-COOC2H5、-COOC3H8、-COOC(CH3)3又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「アシルアミノ基」という用語は、R-C(O)-N-の原子団或-C(O)-N-Rの原子団を指し、ここでアルキル基(R)は上記に定義の通りである。例えば、「C2-C4アシルアミノ基」は-C1-C3アルキル基-C(O)-N-の原子団又は-C(O)-N -C1-C3アルキル基の原子団を指す。これらのアシルアミノ基の代表例は、CH3CO-N-、C2H5CO-N-、C3H8CO-N-、(CH3)2CHCO-N-、-CO-N-CH3、-CO-N-C2H5、-CO-N-C3H8又は類同な原子団を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使われたように、「アミノ基」は単独又は他の置換基の一部として-NH2を表す。
本明細書で使われたように、「ニトロ基」は単独又は他の置換基の一部として-NO2を表す。
本明細書で使われたように、「シアン基」は単独又は他の置換基の一部として-CNを表す。
本明細書で使われたように、「ヒドロキシル基」は単独又は他の置換基の一部として-OHを表す。
本明細書で使われたように、「メルカプト基」は単独又は他の置換基の一部として-SHを表す。
本明細書で、全ての置換基は、「置換していた」と明示的に記載されない限り、置換していないものを意味する。「置換」という用語は、特定の置換基が特定の原子団上において1つ又は複数の水素原子を置換することを指す。特定の置換基は、上記に説明された置換基、又は各実施例に現れる置換基である。好ましくは、前記「置換」は、環又は原子団上の1つ又は複数(好ましくは、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ又は8つ)の水素原子が、C1-C8アルキル基、C3-C8シクロアルキル基、C1-C8ハロゲン化アルキル基、C3-C8ハロゲン化シクロアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、-CN、ヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基、C1-C4カルボキシル基、C2-C4エステル基、C2-C4アシルアミノ基、C1-C8アルコキシル基、C1-C8アルキルチオール基、C1-C8ハロゲン化アルコキシル基、C1-C8ハロゲン化アルキルチオール基、C6-C12アリール基、5-10員ヘテロアリール基及び5-10員ヘテロシクロアルキル基から選択される置換基によって置換されることを指す。特に明記されていない限り、任意に置換を行う原子団は、当該原子団の任意の置換可能な部位に特定の群から選択される置換基を備える可能性があり、且つ前記置換基は各部位に同一となるか異なる可能性がある。
本発明において、「予防」は、疾患、及び/又はそれに伴う症状の発症を予防するか、対象を保護して罹病を防ぐ方法を指す。本明細書において使用される「予防」は、疾患及び/又はそれに付随する症状の発症を遅延させ、並びに対象の罹病のリスクを低減することも指す。
本発明に記載の「治療」は、疾患の進行を遅延させて終結させるか、疾患を排除することを意味するが、100%の抑制、排除及び逆転を必要としない。幾つかの実施形態では、本発明に記載の組成物、医療キット、食品キット、健康製品キット又は活性成分の組合せが存在しない場合に観察されるレベルに比べて、本発明の化合物又は組成物の作用下で腫瘍を少なくとも約10%、30%、50%又は80%などで軽減、阻害及び/又は逆転するようになる。
本発明において、「予防」は、疾患、及び/又はそれに伴う症状の発症を予防するか、対象を保護して罹病を防ぐ方法を指す。
本発明に記載の「治療」は、疾患の進行を遅延させて終結させるか、疾患を排除することを意味するが、100%の抑制、排除及び逆転を必要としない。幾つかの実施形態では、本発明の化合物が存在しない場合に観察されるレベルに比べて、本発明の化合物の作用下で関連する疾病(腫瘍)及びその合併症を少なくとも約10%、30%、50%、80%、又は100%などで軽減、阻害及び/又は逆転するようになる。
(糸粒体の酸化的リン酸化経路及び糸粒体の膜透過性遷移孔)
糸粒体の酸化的リン酸化経路(Oxidative Phosphorylation,OXPHOS)は、糸粒体の最も重要な経路の1つとして、トリカルボン酸回路や脂肪酸化等の経路に由来するNADHやFADH等でATPを合成する。糸粒体の酸化的リン酸化経路にはそれぞれ複合体I、II、III、IV及びVという5つのタンパク質複合体を組成する90以上のタンパク質がある。
糸粒体の酸化的リン酸化経路は、糸粒体の膜透過性遷移孔(mPTP,mitochondria permeability transition pore)によって調節されており、本発明の化合物は、mPTPの不活性がある細胞をより良く抑える。
本明細書で使われたように、「糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される」及び「糸粒体の酸化的リン酸化経路が陽性になる」という用語は、互換的に使用される可能性があり、某細胞(例えば、腫瘍細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量が正常細胞(類同な細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量より大きいことを指す。好ましくは、「糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される」及び「糸粒体の酸化的リン酸化経路が陽性になる」という用語は、某細胞(例えば、腫瘍細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量E1と正常細胞(類同な細胞)の糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量E0との間の比率(E1/E0)が>1.0となり、好ましく≧1.2となり、それからもっと好ましく≧1.5、≧2、≧3又は≧5となることを指す。
本発明において、「糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される」及び「糸粒体の酸化的リン酸化経路が陽性になる」は、mPTPの活性で特徴付けられる。mPTPが不活性にされることは、「糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節される」及び「糸粒体の酸化的リン酸化経路が陽性になる」を示す。例えば、某細胞(例えば、腫瘍細胞)のmPTPの活性のレベル又は発現量A1と正常細胞(類同な細胞)のmPTPの活性のレベル又は発現量A0との間の比率(A1/A0)が<1.0となり、好ましく≦0.8となり、それからもっと好ましく≦0.7、≦0.6、≦0.5、≦0.4、≦0.3、≦0.2、≦0.1又は≦0.05となると、当該細胞が糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されるか、陽性になる細胞であると見なす。
本発明の好ましい例で、前記レベルは、タンパク質レベル及び/又はmRNAレベルを指す。
本発明の好ましい例で、前記発現は、タンパク質発現及び/又はmRNA発現を指す。
本発明において、前記糸粒体の酸化的リン酸化経路のレベル又は発現量、及びmPTPの活性のレベル又は発現量は、常法を用いて測定される。例えば、mPTPの活性を測定するか、タンパク質レベル又はmRNAレベルにおいてmPTPの発現量を測定する。
(NNMT遺伝子)
本発明において、NNMTの英語名はNicotinamide N-Methyltransferaseである。データベースが異なれば、NNMT遺伝子の識別番号も異なる。例えば、HGNC:7861; Entrez Gene:4837; Ensembl:ENSG00000166741; OMIM:600008; UniProtKB:P40261。
GCF_000001405.25(GRCh37.p13)というヒトゲノムバージョンによると、NNMT遺伝子領域は、ヒト第11染色体の第114,128,528位のbpから第114,184,258位のbpまでに位置し、全長が55,731bpとなるDNA配列である。当該領域はNNMT遺伝子プロモーター領域、NNMT遺伝子エクソン領域及びNNMT遺伝子イントロン領域を含み、且つNNMT遺伝子の転写開始部位は第114,166,535位のbpである。
NNMT遺伝子プロモーター領域は、ヒト第11染色体の第114,164,535位のbpから第114,167,034位のbpまでのヌクレオチド配列、即ちNNMT遺伝子の転写開始部位の前2000bp([]の内部分)から転写開始部位自身及び後ろ499bp(小文字部分)までの配列である。NNMT遺伝子プロモーター領域は、全長が2500bpとなり、そのヌクレオチド配列が次のSEQ ID NO:1に示される。
[TATCCAAGAGCTATCAGCACTCCCATGTTTATTGTAGCACTGTTCACAATAGCCAAGATTTGGAAGTACTCTAAGTGTCCATTAGCAGATGAATGGATAAAGACAATGTGGTAATACACATAATGGAGTACTATTCAGTCATAAAGAAGAATTAGATCCTGTCATTTGCAATAACATGGATGGAACTGGAGGTCATAATGTTGAGTGAAATAAACCAGGCACAGAAAGACAAACTTTGCATGTTCTCACTTATTTATGGGAGCTAAAAACTAAAATAACTGAACTCACAGAGATAGAGAGTAGAAGGATGGTTACGAGAGGATGGGAAGGGTAGCGAGGTGGGTAGGGGGGATGTGGGGATCATTAATGGGTATAAAAAATAGTTAGAGGCCAGGCGCAGTGGCTCACGCCTGTAATCCCAGCACTTTGGGAGGCCGAGGTAGGCGGAACACCTGAGGAGTTCAAGACCAGCCTGGCCAATATGATGAAACCCCGTCTCTACTAAAAATACAAAAATTAGCTGGGCGTGATGGTGTGCACCTGTAGTCCCAGCTGCTTGGGAGGCTGAGGCAGGAGAATCGCTGGAACCCAAGAGGTGAAGGTTGCAGTGAGCTGAGATCGCGTCACTGCACTCCAGCCTGGGTGACAGAGTGAGACTCCACATCAAAAAAAAAAAAAAAAAGTTAGAAAGATTGAATAAGACCTAATATTTGCTAGCACAACAGGGTGAATATAGTAAAAAATAATTTATTTGTACCTTCAAAAATAACTAGACAAGTATAATTGGGTTGTTTGTAACACACAAAAAATAAGTACTTGAAGTGGTGGATACCCCATTTACCCTGATGTGATTATTTTGTATTGCAGGCCTCTATCAGAATATCTCATGTAACCCATAAATATATACACCTACTCTGTACCCACAAAAAGTTTTTAAAAAGAAAAATAAATAGCAACCGAAAAAAAAAGAGAGGGAGAAAAGAAAAAAGAAAAAAAAATCAAGTGCCTGGCTGGGTAGAATAAATTCTAAGGCCACAATGTTACTGACCATGGGTTTTTTGGCTCTCAGTGTATAGAAATTGACACAAGGCCAATAGTCTTCCCAAACATGCTTTACTGGAACTTACGCCCTGGCATAAGGGCCACAACAAAAGAGAGAGCGAATTCTCTGGCTTGCTGACTCCTTGGAAAAAACCGGTAGGGATTTTTTTATTAGGCAAAGCACAGGAATTGACGTCAGAGGCAGGATGTGCTGCTGGGCAAAGCATACGAGAAGTGGGGTATGCAGGTCAGCATTACTTGGTTGCAATGGTTATCTTGAGGAATGGGCCAACTGGTGGTCTGGCCAGTGGCAACAAGGCTGTAAATCAATTATTCAGCATTCCTTCCCAAGGTGGGACACCCGGCAACATTGTTTATCTCCTAAGGCCAGTTCCTGGAATTAAGTGAAAGGATGACTAATGGACATGTTGTCAGTGAGGTAGTGGTGTGGGTTTTGTGACCAGTGGGAATGCACGAAAGAATGCTTTAGCGGGGAGTGAGCTGAAGCCAAGCCCCATCCCTACTCTGTCTCAAAGTGAGTTCAGAAAAGGGGATTTAAAGAATTCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTGAGACAGAGTCTTGCTCTGTCGCCCAGGCTGGAGTGCAGTGGCGCCATCTTGGCTCACTGCAAGCTCCGCCCCCCGGGTTCATGCCATTCTCCTGCCTCAGCCTCCCAAGTAGCTGGGACTGCAGGTGCCTACCACCAAGCCCAGCTAATTTTTTGTATTTTTTTTTTAGTAGAGACGGGGTTTCACCATGTTAGCCAGGATGGTCTCGATCTCCTGACCTCGTGATCTGCCCGCCTTAGCCTCCCAAAGTGCTGGGATTACAGGCATGAGCCTCCGCCCCCGGCCTTAAATAATTCTTAAAGGAAGTAAAGTTAACTTTGAAAGAACTATCAGGATTTGGATTGACTGAAAGGAGTGGGGAAGCTTAGG]gaggaggtgcttgccagacactgggtcatggcagtggtcggtgaagctgcagttgcctagggcagggatggagagagagtctgggcatgaggagagggtctcgggatgtttggctggactagattttacagaaagccttatccaggcttttaaaattactctttccagacttcatctgagactccttcttcagccaacattccttagccctgaatacatttcctatcctcatctttcccttcttttttttcctttcttttacatgtttaaatttaaaccattcttcgtgaccccttttcttgggagattcatggcaagaacgagaagaatgatggtgcttgttaggggatgtcctgtctctctgaactttggggtcctatgcattaaataattttcctgacgagctcaagtgctccctctggtctacaatccctggcggctggccttcatcccttgggcaagcattgcatacagctcatggccctccctctaccataccc(SEQ ID NO: 1)。
本発明において、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951-2500位である。
本発明において、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951-1808位である。
(DNAメチル化(DNA methylation))
DNAメチル化(DNA methylation)は、DNA配列を変更せずに遺伝子発現を変えるDNAの化学修飾の形式である。所謂DNAメチル化とは、DNAメチルトランスフェラーゼの作用下でゲノムCpGジヌクレオチド中のシトシン上の第5位の炭素位が一つのメチル基を共有結合することを指す。多くの研究によると、DNAメチル化は、クロマチン構造、DNA形態、DNA安定性及びDNAとタンパク質との相互作用様式を変化させ、遺伝子発現を調節する可能性がある。
DNAメチル化は、最初に発見もされ、最も深く研究もされた後成的遺伝の調節機製の1つである。広義のDNAメチル化は、DNA配列上の特定の塩基が、DNAメチルトランスフェラーゼ1(DNA methyltransferase1)の触媒作用下でS-アデノシルメチオニン(S-adenosyl methionine)をメチル供与体として共有結合を介して1つのメチル基を獲得するという化学修飾プロセスを指す。このDNAメチル化の修飾は、シトシンのC-5位やアデニンのN-6位やグアニンのN-7位等の部位に生じる可能性がある。一般的な研究にかかるDNAメチル化は、主にCpGジヌクレオチド中のシトシン上の第5位の炭素原子がメチル化されるプロセスを指す。その生成物は5-メチルシトシン(5-mC)と呼ばれ、植物や動物などの真核生物のDNAメチル化の主な形態となる。DNAメチル化は、比較的安定した修飾状態として、DNAメチルトランスフェラーゼの作用下でDNA複製プロセスにつれて新生の世代DNAに遺伝できるため、重要な後成的遺伝の調節機製となる。
DNAメチル化反応は2つの類型に分けられる。第1類は、2本の非メチル化鎖を有するDNAがメチル化され、デノボメチル化(denovo methylation)と呼ばれる。第2類は、1本のメチル化鎖を有する二鎖DNAに他の非メチル化鎖をメチル化し、維持メチル化(maintenance methylation)と呼ばれる。
典型的に、DNAメチル化はDNACpG部位のメチル化である。CpGジヌクレオチドはヒトゲノムに非常に不均一に分布し、ゲノムにあるいくつかのセグメントにはCpGが通常の確率以上に保たれる。主に遺伝子のプロモーター(promotor)及びエクソン領域に位置するCpG部位の濃縮領域(CpGアイランドとも呼ばれる)は、CpGジヌクレオチドを濃縮する一部の領域であり、その中に遺伝子のプロモーターの60%以上がCpGアイランドを含む。ここで、CpGはシトシン(C)-リン酸(p)-グアニン(G)の略語である。
細胞内遺伝子発現は、シグナル伝達経路、転写因子及び後成的遺伝修飾による様々な調節を受ける。DNAメチル化修飾は、後成的遺伝修飾が遺伝子発現を調節するための重要な方法である。特定の遺伝子領域におけるDNAメチル化レベルは、何時も当該遺伝子の発現レベルに影響を与える。後成的遺伝修飾のDNAメチル化修飾は、シグナル伝達経路や転写因子による遺伝子発現の調節に比べて、遺伝子発現に対する影響がもっと安定しており、且つ細胞外環境の影響を受けにくくなる。DNAメチル化修飾は、既存の技術で容易に検出できるため、理想的なバイオマーカーとなる。
(式Iの化合物)
本明細書で使われたように、「本発明の化合物」、「本発明の式Iの化合物」及び「式Iの化合物」は、互換的に使用される可能性があり、式Iの構造を有する化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩を指す。この用語は、上記の成分の混合物も含むことを理解すべきである。
具体的に、前記式Iの化合物は、本発明の第1態様に記載の通りである。
代表的に、本発明の式Iの化合物は、本発明の実施例1~105によって調製される特定の化合物(それらの塩又は塩基イオンのない遊離状態を含む)である。
本発明においては、環Bが無の場合、R3も無となり、すなわち、環Bが無の場合、式Iの化合物は次の構造を有することを理解すべきである。
本態様に記載のIの化合物は、当該技術的分野で公知の有機合成方法によって調製することができる。
本発明の化合物は、腫瘍細胞に対して優れた阻害効果を備え、糸粒体の酸化的リン酸化経路が上方調節されるか、mPTPが低活性にされる腫瘍細胞をより良く抑え、特にmPTPが常にオフになっている腫瘍細胞をより良く抑える。その上、通常、mPTPの高活性がある正常な体細胞にとっては、本発明の化合物が正常な体細胞に弱い阻害効果を与え、中毒性副作用がほとんどないため、本発明化合物により安全且つ有効な抗癌剤を開発できる。
「薬学的に許容される塩」という用語は、本発明の化合物と酸又は塩基によって形成される且つ薬物として使用に適する塩を指す。薬学的に許容される塩は無機塩と有機塩を含む。好ましい塩の一種は、本発明の化合物と酸によって形成された塩であり、この種の塩の形成に適する酸は、塩酸や臭化水素酸やフッ化水素酸やヨウ化水素酸や硫酸や硝酸やリン酸等の無機酸、ギ酸や酢酸やプロピオン酸やシュウ酸やマロン酸やコハク酸やフマル酸やマレイン酸や乳酸やリンゴ酸や酒石酸やクエン酸やピクリン酸やメタンスルホン酸やベンゼンスルホン酸やベンゼンスルホン酸等の有機酸、及びアスパラギン酸やグルタミン酸等の酸性アミノ酸を含が、これらに限定されない。好ましい塩の他の種は、本発明の化合物と塩基によって形成された金属塩であり、この種の塩の形成に適する塩基は、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムや炭酸ナトリウムや重炭酸ナトリウムやリン酸ナトリウム等の無機塩基、及びアンモニアやトリエチルアミンやジエチルアミン等の有機塩基を含むが、これらに限定されない。
本発明は、式Iに示されたような化合物をそれらの薬学的に許容される塩に常法で変換する可能性がある。例えば、対応する酸の溶液を上記化合物の溶液に加えて、全部の塩類化後溶媒を除去すると、本発明の化合物の対応する塩を獲得できるようになる。
好ましくは、本発明に記載の化合物は、本発明の実施例のとおりで調製されるものである。
(癌症)
本発明は、本発明の化合物が、腫瘍細胞に対して優れた阻害効果を備え、糸粒体の酸化的リン酸化経路の上方調節、mPTPの低活性、NNMT遺伝子の低発現又は未発現、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位の高メチル化、及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位の高メチル化がある腫瘍細胞をより良く抑える。
具体的に、本発明の腫瘍は、本発明の第1態様に記載の通りである。
(抗癌剤)
本発明において、前記抗癌剤は、式Iの化合物、又はその光学異性体又はラセミ体、又はその溶媒和物、又はその薬学的に許容される塩である可能性がある。
(糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤及びその使用)
本発明において、前記糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤は、Cyclosporin A、CyP-Dタンパク質阻害剤、過酸化物捕捉剤又はこれらの組合せを含むが、これらに限定されない。
代表的に、前記CyP-Dタンパク質阻害剤はSfA、BKA及びADP(ANTタンパク質の活性を調節する小分子)を含む。
代表的に、前記過酸化物捕捉剤は、Propofol、pyruvate、MCI-186又はこれらの組合せを含むが、これらに限定されない。
(マーカー)
本発明は、更に本発明の化合物が腫瘍患者の予防及び/又は治療に適するかどうかを判断するマーカーを提供する。前記マーカーは、糸粒体の酸化的リン酸化経路、糸粒体の膜透過性遷移孔、NNMT遺伝子、NNMT遺伝子のヌクレオチド部位のメチル化レベル及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位のメチル化レベルを備える。
(組成物又は製剤、活性成分の組合せ及び投薬方法)
本発明は、更に組成物又は製剤、活性成分の組合せ及び医療キットを提供し、前記組成物又は製剤、活性成分の組合せ及び医療キットは、癌の予防及び/又は治療に用いられる。
好ましくは、本発明の組成物は薬物の組成物である。前記薬物の組成物は薬学的に許容される担体を更に含む。
本明細書で使われたように、「薬学的に許容される担体」は、ヒト又は動物の利用に適する且つ純度が足りて毒性が十分に低くなる必要がある1つ又は複数の相容性の固体、半固体、液体及びゲル充填剤を指す。「相容性」は、それぞれ薬物組成物中の各成分と薬物の活性成分を混合し、且つそれらをお互いに混合すると、薬効が著しく低下しないようになることを指す。
本発明において、薬学的に許容される担体は、特に制限せず、当該分野で常用される材料から選択されるか、従来の方法で調製するか、市場から購入できると理解すべきである。薬学的に許容される担体の一部は、繊維素及びその誘導体(例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル・セルロース、カルボキシルメチル・セルロース・ナトリウム等)やゼラチンやタルクや固体潤滑剤(例えば、ステアリン酸、及びステアリン酸マグネシウム)や硫酸カルシウムや植物油(例えば、大豆油、ゴマ油、落花生油、オリーブ油等)や多価アルコール(例えば、プロピレン・グリコール、グリセリン、マンニトール、ソルビトール等)や乳化剤(例えば、トゥイーン)や湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)や緩衝剤やキレート剤や増粘剤やpH調整剤や浸透促進剤や着色料や香料や安定剤や酸化防止剤や防腐剤や静菌剤やヒートフリー原水等を含む。
体外研究及び体内投薬(例えば、腫瘍内の投薬)、糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤は、腫瘍細胞のmPTP活性を低め、糸粒体の酸化的リン酸化経路を上方調節することで抗腫瘍薬の治療効果を高めるため、抗腫瘍薬及びmPTP阻害剤の相乗的な抗腫瘍効果を発揮できる。
本発明は、相乗的な抗腫瘍のために抗腫瘍薬及びmPTP阻害剤を含む活性成分の組合せ、組成物及び医療キットを提供する。
本発明は、次の成分を含む活性成分の組合せを提供する。
(1)抗癌剤とする第一活性成分、及び
(2)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分。
別の好ましい例で、前記活性成分の組合せには少なくとも1種の独立な活性成分がある。
別の好ましい例で、前記活性成分の組合せには第一活性成分と第二活性成分がお互いから独立している。
本発明は、更に次の成分を含む組成物を提供する。
(1)抗癌剤とする第一活性成分、及び
(2)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分。
別の好ましい例で、前記薬物の組成物は薬学的に許容される担体を更に含む。
別の好ましい例で、組成物の活性成分の総重量に対する前記第一活性成分の含有率は、0.01-99.99wt%であり、好ましく0.1-99.9wt%であり、それからもっと好ましく1-99wt%、10-99wt%又は20-99wt%である。
別の好ましい例で、組成物の活性成分の総重量に対する前記第二活性成分の含有率は、0.01-99.99wt%であり、好ましく0.1-99.9wt%であり、それからもっと好ましく1-99wt%、10-99wt%又は20-99wt%である。
本発明は、更に次の製剤を含む医療キットを提供する。
(A)抗癌剤とする第一活性成分を含む第一製剤、及び
(B)糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤とする第二活性成分を含む第二製剤。
別の好ましい例で、前記医療キットは取扱説明書を更に備える。
別の好ましい例で、第一製剤と第二製剤はお互いから独立している。
別の好ましい例で、第一製剤と第二製剤はお互いに併合する。
別の好ましい例で、前記取扱説明書には、前記第一製剤と前記第二製剤を併用して抗癌剤の抗腫瘍活性を高めると指摘する。
別の好ましい例で、前記併用方法は、先ず糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤を含む第二製剤を投薬し、次に抗癌剤を投薬することである。
好ましくは、本発明の活性成分の組合せ、組成物及び/又は医療キットにおいては、前記第一活性成分と前記第二活性成分との間のモル比は0.01-600:1となり、好ましく0.05-500:1となり、それからもっと好ましく0.1-400:1、0.2-200:1、0.5-100:1、0.5-80:1又は1-50:1となる。
本発明において、前記組成物又は製剤の類型は経口剤、外用剤又は注射用製剤を含むが、これらに限定されない。
それらの代表例として、前記組成物又は製剤の類型は錠剤、注射剤、輸液剤、軟膏剤、ゲル剤、溶液剤、丸剤又は被膜剤を含むが、これらに限定されない。
典型的には、注射剤は腫瘍内の注射剤である。
薬物製剤は投薬方式と一致すべきである。好ましい投薬方式は、経口投薬及び注射投薬(腫瘍内の注射など)である。薬物の組成物又は製剤を使う場合は、有効な治療の量の薬物が治療対象(例えば、ヒト又は非ヒト哺乳動物)に投薬される。本明細書で使われたように、「有効な治療の量」という用語は、ヒト及び/又は動物に機能又は活性をもたらし、ヒト及び/又は動物に受け入れられる量を指す。当業者にとっては、前記「有効な治療の量」が薬物組成物の形態、投薬経路、所用薬物の補助材料、疾患の重症度及び他の薬物との組合せに応じて異なることを理解すべきである。
一投薬方式においては、第一活性成分の安全かつ有効な1日投薬量は、通常、少なくとも約0.1mgであり、ほとんどの場合、約2500mgを超えない。好ましくは、この投薬量は1mg~500mgであり;第二活性成分の安全かつ有効な1日投薬量は、通常、少なくとも約0.01mgであり、ほとんどの場合、2500mg以下である。好ましくは、投薬量範囲は0.1mg~2500mgである。勿論、具体的な投薬量は、投薬経路や患者の健康状態等の条件を考える必要があるが、これらの条件は熟練した医師が考えに入れられるものである。
(本発明は、以下の主な有益な効果を有する。)
本発明は、腫瘍細胞を高効率かつ安全に抑え、特に糸粒体の酸化的リン酸化経路の上方調節又はmPTPの低活性がある腫瘍細胞を著しく阻害できる新規化合物を初めて開発したものである。その上、当該新規化合物は、特にNNMT遺伝子の低発現又は未発現及び/又はNNMT遺伝子領域のDNA CpG部位の高メチル化がある腫瘍細胞を著しく阻害できる。
本発明は、次に特定の実施例と相まってさらに説明される。これらの実施形態は、本発明の範囲を限定せずに本発明対する説明のみを目的とすると理解すべきである。次の実施例で、具体的な条件を明示しない実験方法は、通常一般的な条件に従うか、製造業者の推奨事項に応ずる。特に明記されていない限り、百分比と割合は重量で計算される。
(実施例1)
化合物AB24831Aの調製
ステップ1):
化合物1(440mg,2mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、次いで化合物2(428.4mg,4.2mmol)、ビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(42mg,0.06mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(825mg,6.4mmol)及びヨウ化第1銅(19mg,0.1mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0~50%)で純化され、化合物3(重量が130mg,収率が33%)を得る。
ステップ2):
化合物3(130mg,0.47mmol)をジオキサン(6mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(336.6mg,3mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(10mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が50mg,収率が50%)を得る。
ステップ3):
化合物4(100mg,0.67mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(312mg,1.34mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、調製及び純化を経由して化合物AB24831A(重量が25.2mg,収率が8.1%)を得る。
化合物AB24831A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.53(s,1H),9.06(s,1H),8.24(d,J=7.1Hz,1H),8.14(d,J=6.5Hz,1H),8.08(d,J=7.4Hz,4H),7.74(d,J=7.6Hz,2H),7.64-7.55(m,3H),7.48(s,1H),6.36(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+347.82,観測値:347.25。
(実施例2)
化合物AB24828Aの調製
ステップ1):
化合物1(140mg,0.66mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物2(161.4mg,1.39mmol)、ビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(14mg,0.02mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(272mg,2.11mmol)及びヨウ化第1銅(5.7mg,0.03mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が100mg,収率が75.7%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.47mmol)をジオキサン(30mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(160mg,1.43mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(10mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が50mg,収率が50%)を得る。
ステップ3):
化合物4(50mg,0.67mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(312mg,1.34mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、調製及び純化を経由して化合物AB24828A(重量が34.7mg,収率が10.9%)を得る。
化合物AB24828A
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.15(s,1H),9.02(s,1H),8.21(d,J=6.1Hz,1H),8.07(d,J=8.4Hz,3H),7.74(d,J=7.0Hz,2H),7.31(d,J=29.2Hz,5H),6.74(s,1H),6.33(s,2H),4.33(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+361.84,観測値:361.25。
(実施例3)
化合物AB24861の調製
ステップ):
化合物1(100mg,0.48mmol)及び化合物2(123g,0.577mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で4時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に反応溶液を濾過し、且つアセトニトリルのろ過ケークを経由して化合物AB24861(重量が110.0mg,収率が67.2%)を得る。
化合物AB24861
1H NMR(400MHz, DMSO-d6)δ 12.96(s,1H),9.15(s,1H),8.27(s,1H),8.22(s,1H),8.11(s,1H),8.04(d,J=7.4Hz,1H),7.56(d,J=7.1Hz,1H),7.47(d,J=7.8Hz,1H),7.39(d,J=6.5Hz,1H),7.29(d,J=12.7Hz,4H),7.17(s,1H),6.27(s,2H),4.18(s,2H),2.43(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+341.43,観測値:341.30。
(実施例4)
化合物AB24859の調製
ステップ1):
化合物1(2.0g,15.5mmol)、化合物2(5.6g,46.6mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(771.0mg,0.5mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(451.0mg,1mmol)及びトリエチレンジアミン(5.24g,30mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、120℃で16時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、水と酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=66.6%)で純化され、化合物3(重量が70mg,収率が2.16%)を得る。
ステップ2):
化合物3(97mg,0.5mmol)及び化合物4(244g,1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に反応溶液を濾過し、且つアセトニトリルでろ過ケークを洗濯して化合物AB24859(重量が89mg,収率が52.1%)を得る。
化合物AB24859:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 12.98(s,1H),9.17(s,1H),8.28-8.21(m,2H),8.09(d,J=6.6Hz,1H),7.94(d,J=7.7Hz,2H),7.43(d,J=7.8Hz,2H),7.34-7.24(m,4H),7.18(d,J=7.2Hz,1H),6.36(s,2H),2.41(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+341.43,観測値:341.30。
(実施例5)
化合物AB24835Aの調製
ステップ1):
化合物1(1.28g,10mmol)、化合物2(4.02g,30mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(457.5mg,0.5mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(290.13mg,1mmol)及びトリエチレンジアミン(3.36g,30mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、120℃で16時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、水と酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=66.6%)で純化され、化合物3(重量が1.1g,収率が2.16%)を得る。
ESI-MS:理論値[M+1]+208.26,観測値:209.30。
ステップ2):
化合物3(208mg,1mmol)及び化合物4(233.5mg,1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に反応溶液を濾過し、且つ酢酸エチルでろ過ケークを洗濯して化合物AB24835A(重量が150mg,収率が41.55%)を得る。
化合物AB24835A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 12.98(s,1H),9.14(s,1H),8.30-8.19(m,2H),8.08(dd,J=22.2,7.3Hz,3H),7.72(d,J=7.9Hz,2H),7.29(dt,J=14.9,7.5Hz,4H),7.18(d,J=7.0Hz,1H),6.35(s,2H),4.18(s,2H).
ESI-MS:理論値[M+1]+361.84,観測値:361.30。
(実施例6)
化合物AB24863の調製
ステップ1):
化合物1(3.86g,30mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(250mL)に溶解し、次いで化合物2(12.1g,90mmol)、トリエチレンジアミン(10.1g,90mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(870mg,3mmol)及びビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(1.37g,1.5mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が120℃に上がって2時間一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.0g,収率が32%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(244mg,1mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物AB24863(重量が140mg,収率が59.8%)を得る。
化合物AB24863
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.01(s,1H),9.16(s,1H),8.46(d,J=7.9Hz,2H),8.26(dd,J=16.4,8.2Hz,4H),8.14(d,J=6.9Hz,1H),7.31(dd,J=20.1,7.4Hz,4H),7.20(d,J=7.3Hz,1H),6.43(s,2H),4.20(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+388.40,観測値:388.25。
(実施例7)
化合物AB24878の調製
ステップ1):
化合物1(2.7g,23mmol)及び化合物2(2.5g,19mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(30mL)に溶解し、次いでトリエチレンジアミン(6.5g,58mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(890mg,0.97mmol)及びテトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(561mg,1.94mmol)を逐次添加し、封管において120℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(60mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=5%)で純化され、化合物3(重量が800mg,収率が17.9%)を得る。
ステップ2):
化合物3(92mg,0.5mmol)及び化合物4(244g,1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に反応溶液を濾過し、且つアセトニトリルでろ過ケークを洗濯して化合物AB24878(重量が116.2mg,収率が53.02%)を得る。
化合物AB24878
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.28(s,1H),8.77(d,J=11.6Hz,2H),8.59(d,J=8.2Hz,1H),8.48(s,2H),8.37(d,J=6.3Hz,1H),7.96(t,J=7.8Hz,1H),7.80(d,J=7.2Hz,2H),7.52(t,J=7.2Hz,2H),7.38(d,J=7.1Hz,1H),6.53(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+358.37,観測値:358.30。
(実施例8)
化合物AB24872の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,3.6mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いで氷浴でデス・マーチン酸化剤(2.02g,4.7mmol)を加え、次に室温で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾液を減圧濃縮して減圧下で有機溶媒を除去し、且つカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-10%)で純化され、化合物2(重量が340mg,収率が69.1%)を得る。
ステップ2):
化合物2(340mg,2.67mmol)、化合物3(286mg,2.22mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(102mg,0.11mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(64mg,0.22mmol)及びトリエチレンジアミン(750mg,6.68mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、120℃で16時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、水と酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=66.6%)で純化され、化合物4(重量が200mg,収率が37.9%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,0.96mmol)及び化合物5(245mg,1.15mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24872(重量が92.6mg,収率が28.3%)を得る。
化合物AB24872:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 10.11(s,1H),9.54(s,1H),9.20(dd,J=39.1,6.4Hz,2H),8.78(d,J=7.5Hz,2H),8.46-8.36(m,2H),8.22(dd,J=29.1,7.7Hz,3H),7.98(d,J=6.7Hz,1H),7.24(s,2H),3.22(d,J=11.7Hz,6H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+341.43,観測値:341.25。
(実施例9)
化合物AB24854の調製
ステップ1):
化合物1(8g,47.1mmol)をテトラヒドロフラン(80mL)に溶解し、次いで氷浴で2.5 Nの水素化アルミニウムリチウムのテトラヒドロフラン溶液(56mL,141.2mmol)を滴下し、室温で30分間攪拌し、次に温度が75℃に上がって一晩還流する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、氷浴で水(56mL)を滴下し、次いで15%水酸化ナトリウム水溶液(56mL)及び水(158mL)を逐次加え、珪藻土でアルミニウム塩を濾過し、酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が5.6g,収率が75.76%)を得る。
ステップ2):
化合物2(3g,17.64mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解し、次いで氷浴でデス・マーチン酸化剤(8.97g,21.18mmol)を加え、次に室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、ジクロロメタン(50mL)を加えて珪藻土でアルミニウム塩を濾過し、濾液を減圧濃縮して減圧下で有機溶媒を除去し、且つカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-10%)で純化され、化合物3(重量が2.4g,収率が80.9%)を得る。
ステップ3):
化合物3-1(1.67g,12.99mmol)、化合物3(2.4g,14.29mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(30mL)に溶解し、次いでビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(595mg,0.65mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(377mg,1.31mmol)及びトリエチレンジアミン(4.37g,38.97mmol)を加え、120℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物4(重量が1.2g、収率が50%、粗製品)を得る。
ステップ4):
化合物4(500mg,2.06mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物5(660mg,3.09mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応液を遠心脱液し、粗製品の調製により化合物AB24854(重量が20mg、収率が2.59%)を得る。
化合物AB24854:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 9.02(s,1H),8.09(s,2H),7.97(dd,J=13.7,7.1Hz,3H),7.42(d,J=8.0Hz,2H),7.32-7.19(m,4H),6.27(s,2H),4.25(s,2H),2.45(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+375.12、観測値:375.20。
(実施例10)
化合物AB24945の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、氷浴で30分間攪拌し、次に化合物2(289mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(10mL)と酢酸エチル(10mL)を加えて産物を抽出し、酢酸エチルでの抽出を3回行い、有機相が合併する。飽和食塩水で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-10%)で純化され、化合物3(重量が260mg,収率が73.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(130mg,0.625mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(200mg,0.94mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過して化合物AB24945(重量が70mg、収率が32.8%)を得る。
化合物AB24945:
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 10.96(s,1H),8.05(d,J=7.4Hz,2H),7.87(s,2H),7.78(s,1H),7.42(s,2H),7.36-7.28(m,5H),6.81(d,J=11.9Hz,3H),5.70(s,2H),2.41(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+341.43、観測値:341.10。
(実施例11)
化合物AB24837の調製
ステップ1):
化合物1(440mg,2mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、次いで化合物2(428.4mg,4.2mmol)、ビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(42mg,0.06mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(825mg,6.4mmol)及びヨウ化第1銅(19mg,0.1mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が130mg,収率が33%)を得る。
ステップ2):
化合物3(130mg,0.47mmol)をジオキサン(6mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(336.6mg,3mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(10mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が50mg,収率が50%)を得る。
ステップ3):
化合物4(340mg,1.75mmol)を酢酸(5mL)に溶解し、次いでパラジウム炭素(100mg,3mmol)を添加し、次に水素で3回置換を行った後、室温で12時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過及び遠心脱液を行い、調製により化合物5(重量が50mg、収率が50%)を得る。
ステップ4):
化合物6(50mg,0.26mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物7(182mg,0.78mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、調製及び純化を経由して化合物AB24837(重量が30mg,収率が33.71%)を得る。
化合物AB24837
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.40(s,1H),8.05(d,J=6.6Hz,1H),8.00(d,J=8.0Hz,2H),7.93(s,1H),7.69(d,J=7.9Hz,2H),7.38(d,J=6.5Hz,2H),7.32(d,J=6.5Hz,3H),6.82(d,J=6.5Hz,1H),5.87(s,2H),5.36(d,J=8.9Hz,1H),3.74-3.65(m,1H),2.99(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+349.84、観測値:349.00。
(実施例12)
化合物AB24827Aの調製
ステップ1):
化合物1(440mg,2mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、次いで化合物2(486mg,4.2mmol)、ヨウ化第1銅(19mg,0.1mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(824mg,6.4mmol)及びビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(42mg,0.06mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が332mg,収率が79.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(332mg,1.6mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(538mg,4.8mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が100℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物4(重量が189mg,収率が56.7%)を得る。
ステップ3):
化合物4(189mg,0.9mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(233mg,1.1mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物AB24827A(収率が9.3%)を得る。
化合物AB24827A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.00(s,1H),9.08(s,1H),8.33(d,J=6.5Hz,1H),8.05(d,J=8.5Hz,2H),7.93(d,J=6.8Hz,1H),7.72(d,J=8.3Hz,2H),7.28(d,J=28.2Hz,5H),6.80(s,1H),6.32(s,2H),4.23(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+361.84、観測値:361.25。
(実施例13)
化合物AB24887の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が280mg,収率が79.5%)を得る。
ステップ2):
化合物3(280mg,1.3mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物4(430mg,2.0mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応液を遠心脱液する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24887(重量が220mg,収率が47.9%)を得る。
化合物AB24887
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.28(s,1H),8.47(s,1H),8.32(s,1H),8.15(s,1H),7.95(d,J=7.6Hz,2H),7.44(d,J=7.7Hz,2H),7.34(s,5H),7.17(s,1H),6.37(s,2H),5.66(s,2H),2.41(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+341.43、観測値:341.25。
(実施例14)
化合物AB24888の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が280mg,収率が79.5%)を得る。
ステップ2):
化合物3(250mg,1.2mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物4(440mg,1.8mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(3mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を経由して化合物AB24888(重量が300mg、収率が67.1%)を得る。
化合物AB24888
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.26(s,1H),8.73(s,1H),8.58(d,J=8.1Hz,1H),8.46(t,J=7.4Hz,2H),8.35(d,J=6.8Hz,1H),8.16(s,1H),7.94(t,J=7.9Hz,1H),7.33(s,5H),7.19(s,1H),6.47(s,2H),5.66(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+372.40、観測値:372.25。
(実施例15)
化合物AB24895の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,4.23mmol)、ヨードベンゼン(963mg,4.23mmol)、ヨウ化第1銅(16.2mg,0.085mmol)、リン酸三カリウム(1.79g,8.46mmol)及びシクロヘキサンジアミン(99mg,0.87mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解する。次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が580mg)を得る。
ステップ2):
化合物3(290mg,1.49mmol)及び化合物4(477mg,2.24mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24895(重量が377mg、収率がが77.3%)を得る。
化合物AB24895:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.45(s,1H),8.56(d,J=5.9Hz,1H),8.31(s,1H),8.14(d,J=6.5Hz,1H),7.96(d,J=7.3Hz,2H),7.70(dd,J=22.8,7.0Hz,4H),7.57(d,J=6.7Hz,1H),7.43(d,J=7.3Hz,2H),7.36(s,1H),6.50(s,2H),2.40(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+327.41、観測値:327.20。
(実施例16)
化合物AB24833Aの調製
ステップ1):
化合物1(2.0g,15.5mmol)、化合物2(5.6g,46.6mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(771.0mg,0.5mmol)、テトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(451.0mg,1mmol)及びトリエチレンジアミン(5.24g,30mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、120℃で16時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、水と酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=66.6%)で純化され、化合物3(重量が70mg,収率が2.16%)を得る。
ステップ2):
化合物3(70mg,0.336mmol)及び化合物4(157mg,0.673mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80oで3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、直に反応溶液を濾過し、且つ酢酸エチルでろ過ケークを洗濯して化合物AB24833A(重量が40mg,収率が32.8%)を得る。
化合物AB24833A
1H NMR(399MHz,DMSO-d6)δ 12.76(s,1H),9.26(s,1H),8.36(d,J=7.0Hz,1H),8.06(s,2H),8.02(d,J=7.2Hz,1H),7.82(s,1H),7.75(s,2H),7.29(d,J=7.8Hz,4H),7.18(s,1H),6.33(s,2H),4.14(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+361.85、観測値:361.25。
(実施例17)
化合物AB24916の調製
ステップ1):
化合物1(480mg,3.0mmol)を酢酸(7mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(480mg、3.0mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が400mg,収率が55.8%)を得る。
ステップ2):
化合物2(150mg,0.63mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(150mg,0.82mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を経由して化合物AB24916(重量が50mg、収率が23.1%)を得る。
化合物AB24916:
1H NMR(400MHz, DMSO-d6)δ 9.55(s,1H),8.26(d,J=7.0Hz,1H),8.15(d,J=7.1Hz,1H),7.69(s,1H),7.47(d,J=7.6Hz,1H),7.35(dd,J=20.0,5.6Hz,6H),7.07(d,J=7.0Hz,1H),6.98(d,J=6.7Hz,1H),5.69(d,J=10.6Hz,1H),4.57(d,J=5.5Hz,2H),3.21(d,J=12.6Hz,1H),3.11(d,J=16.3Hz,1H),2.75(d,J=10.4Hz,1H),2.46-2.41(m,1H),2.32(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+343.44、観測値:343.10。
(実施例18)
化合物AB24913の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,2.77mmol)を酢酸(7mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(443mg,2.77mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が200mg,収率が27.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物4(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物5(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ3):
化合物2(200mg,0.77mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(212mg,1.12mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を経由して化合物AB24913(重量が50mg、収率が17.5%)を得る。
化合物AB24913:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.34(s,1H),8.22(s,1H),8.12(d,J=6.5Hz,1H),7.82(s,1H),7.72(d,J=8.0Hz,1H),7.50(d,J=7.9Hz,1H),7.34(d,J=25.3Hz,5H),7.01(d,J=6.4Hz,2H),5.68(d,J=14.0Hz,1H),4.57(d,J=5.3Hz,2H),3.19(t,J=17.3Hz,3H),2.77(d,J=9.0Hz,1H)。
ESI-MS:理論値[M-Br-]+363.86、観測値:363.30。
(実施例19)
化合物AB24841Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(500mg,2.7mmol)を酢酸(50mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(442mg,2.7mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物5(重量が700mg,収率が97.3%)を得る。
ステップ3):
化合物5(400mg,1.5mmol)及び化合物3(200mg,1.1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24841A(重量が37mg、収率が9.3%)を得る。
化合物AB24841A:
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 9.96(s,1H),7.90-7.52(m,3H),7.25(s,8H),6.50(s,1H),5.50(s,1H),4.43(s,2H),3.34(s,1H),3.05(s,1H),2.50(d,J=38.1Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+363.86、観測値:363.25。
(実施例20)
化合物AB24920の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,2.6mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、次いで0℃で液体臭素(418mg,2.6mmol)を加え、0℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、2M重炭酸ナトリウム水溶液(40mL)と酢酸エチル(40mL)で産物を希釈し、有機相を遠心脱液して化合物2(重量が400mg,Crude)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.70mmol)及び化合物3(130mg,0.70mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に室温で4時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=10:1)で純化され、化合物AB24920(重量が41mg,収率が14.8%)を得る。
化合物AB24920:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ=9.44(s,1H),8.54(s,1H),8.46(d,J=8.1,1H),8.26(d,J=6.5,1H),8.14(d,J=6.0,1H),7.76(d,J=8.3,1H),7.37(s,4H),7.31(s,1H),7.04(s,2H),5.79(d,J=12.9,1H),5.73(s,1H),4.58(d,J=4.9,2H),2.83(s,1H),2.51(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+374.41、観測値:374.30。
(実施例21)
化合物AB24923の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(300mg,2.03mmol)を酢酸(10mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(326mg,2.03mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物5(重量が400mg,収率が86.7%)を得る。
ステップ3):
化合物5(200mg,0.88mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(109mg,0.59mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、遠心脱液を経由して化合物AB24923(重量が25mg、収率が8.6%)を得る。
化合物AB24923:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.68(s,1H),8.14(d,J=6.6Hz,1H),8.06(t,J=6.7Hz,3H),7.71(s,1H),7.37(s,7H),7.31(d,J=3.5Hz,1H),6.97(dd,J=26.9,6.0Hz,3H),4.93-4.91(m,2H),4.60(s,2H),3.44(d,J=13.3Hz,1H),2.85(t,J=9.2Hz,1H),2.64(d,J=10.5Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO-]+330.40、観測値:330.30。
(実施例22)
化合物AB24840Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(500mg,3.0mmol)を酢酸(50mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(480mg,3.0mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物5(重量が600mg,収率が38.46%)を得る。
ステップ3):
化合物5(300mg,1.2mmol)及び化合物3(200mg,1.1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24840A(重量が27.6mg,収率が7.2%)を得る。
化合物AB24840A:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.38(s,1H),8.31(d,J=7.1Hz,1H),8.16(d,J=7.0Hz,1H),7.84-7.75(m,2H),7.60(d,J=8.1Hz,1H),7.34(dd,J=23.4,6.5Hz,5H),6.99(d,J=6.6Hz,2H),5.62(t,J=6.7Hz,1H),4.58(d,J=5.4Hz,2H),3.85(dd,J=17.3,8.2Hz,1H),3.45(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+349.84、観測値:349.20。
(実施例23)
化合物AB24904の調製
ステップ1):
化合物1(146mg,1.0mmol)を酢酸(5mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(160mg,1.0mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が180mg,収率が97.3%)を得る。
ステップ2):
化合物2(180mg,0.79mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(161mg,0.87mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を経由して化合物AB24904(重量が40mg、収率が15.4%)を得る。
化合物AB24904:
1H NMR(400MHz, DMSO-d6)δ 9.76(s,1H),8.34(d,J=6.1Hz,1H),8.20(d,J=6.0Hz,1H),7.64(d,J=6.7Hz,1H),7.45(d,J=6.7Hz,1H),7.37(s,4H),7.30(d,J=5.3Hz,2H),7.11(s,1H),6.97(s,1H),5.67(s,1H),4.57(s,2H),3.77(dd,J=16.2,8.1Hz,1H),2.53(s,3H),2.48(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+329.42、観測値:329.50。
(実施例24)
化合物AB24905の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(300mg,2.05mmol)を酢酸(10mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(328mg,2.05mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-20%)で純化され、化合物5(重量が300mg,収率が65%)を得る。
ステップ3):
化合物5(200mg,0.89mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(110mg,0.60mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24905(重量が110mg,収率が56%)を得る。
化合物AB24905:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.43(s,1H),8.30(d,J=6.9Hz,1H),8.15(d,J=6.8Hz,1H),7.63(d,J=7.6Hz,1H),7.55(d,J=8.9Hz,2H),7.36(s,4H),7.30(d,J=5.6Hz,1H),6.99(t,J=8.0Hz,2H),5.62(s,1H),4.57(d,J=5.5Hz,2H),3.78(dd,J=16.7,8.4Hz,1H),3.37(s,1H),2.38(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+329.41、観測値:329.25。
(実施例25)
化合物AB24883の調製
ステップ1):
化合物1(1.06g,10mmol)をエタノール(50mL)に溶解し、次いで化合物2(1.37g,10mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(1.13g,30mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(20mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(20mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が600mg,収率が26.4%)を得る。
ステップ2):
化合物3(50mg,0.22mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(5mL)に溶解し、次いで2-(7-アジンベンゾトリアゾール)-N,N,N’,N’-六フッ化リン酸テトラメチル尿素(125.55mg,0.33mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(85.2mg,0.66mmol)及び化合物4(25.9mg,0.24mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(10mL)と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、酢酸エチルでの抽出を3回行い、有機相が合併した後、飽和食塩水で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24883(重量が27.9mg,収率が36.7%)を得る。
化合物AB24883
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 8.79(s,1H),8.70(d,J=8.2Hz,1H),7.94(d,J=8.4Hz,2H),7.77(s,1H),7.62(s,1H),7.36(s,4H),7.26(s,1H),6.78(d,J=8.1Hz,2H),4.43(d,J=5.0Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M+1]+348.30、観測値:348.20。
(実施例26)
化合物AB24851の調製
ステップ1):
化合物1(3.0g,18.3mmol)をメチルベンゼン(50mL)に溶解し、次いで化合物2(5.8g,54.8mmol)、炭酸セシウム(12.0g,36.5mmol)、トリ-(ジフェニレン-BASEアセトン)ジパラジウム(334mg,0.36mmol)及び2-ジシクロヘキシルヘキシルリン-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(262mg,0.54mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を室温に下げ、水(50mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が150mg,収率が4.4%)を得る。
ステップ2):
化合物3(150mg,0.78mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物4(151mg,0.71mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24851(重量が10mg,収率が3.9%)を得る。
化合物AB24851:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 7.93(d,J=7.8Hz,2H),7.34(dd,J=47.3,19.8Hz,9H),4.58(s,2H),4.37(s,2H),2.45(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+323.43、観測値:323.20。
(実施例27)
化合物AB24850の調製
ステップ1):
化合物1(2g,5.91mmol)、化合物2(2.51g,7.09mmol)及びナトリウム・メトキシド(958mg,17.73mmol)を無水エタノール(30mL)に溶解し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物3(重量が2.1g,収率が86.24%)を得る。
ステップ2):
化合物3(1.2g,2.91mmol)をテトラヒドロフラン(6mL)及び水(6mL)に溶解し、次いで濃塩酸(3mL)を加え、次に100℃で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を加えてPH値を調節し、酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物4(重量が500mg,収率が83.21%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,1.17mmol)及び化合物5(249mg,1.17mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いでトリエチルアミン(356mg,3.51mmol)を加え、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24850(重量が40mg,収率が11.32%)を得る。
化合物AB24850:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.83(s,0H),7.93(d,J=7.4Hz,1H),7.43-7.27(m,2H),7.22(s,0H),6.99(s,0H),6.48(s,0H),5.84(s,1H),2.44(s,3H).
ESI-MS:理論値[M+1]+303.14、観測値:303.00。
(実施例28)
化合物AB24885の調製
ステップ1):
化合物1(519mg,3mmol)をテトラヒドロフラン(30mL)に溶解し、次いで化合物2(481mg,4.5mmol)及びメタンスルホン酸(2-ジシクロヘキシルヘキシルリン)-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル-2-基)パラジウム(II)(163mg,0.18mmol)を逐次添加し、反応温度を0℃に下げ、次にジトリメチルシリルアミンリチウムを注射し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が40℃ に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が80mg,収率が13%)を得る。
ステップ2):
化合物3(160mg,0.8mmol)をN-tertブタノール(10mL)に溶解し、次いでギ酸塩トリエチル(296mg,2mmol)及びギ酸塩(37mg,0.8mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって18時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィーで純化され、化合物4(重量が100mg、収率が63.8%)を得る。
ステップ3):
化合物4(100mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(127mg,0.6mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィーで純化され、化合物AB24885(重量が20mg、収率が9.4%)を得る。
化合物AB24885:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.39(s,1H),8.92(s,1H),8.54(d,J=6.4Hz,1H),8.17(d,J=6.9Hz,1H),7.99(d,J=7.7Hz,2H),7.42(d,J=10.2Hz,7H),5.72(s,2H),4.85-4.84(m,2H),2.46(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+342.41、観測値:342.30。
(実施例29)
化合物AB24898の調製
ステップ1):
化合物2(53.5mL,150mmol,3N)をテトラヒドロフランに溶解し、次いで0℃で化合物1(6.25g,50mmol)を加え、0℃~室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、0℃で飽和塩化アンモニウムを加えて急冷を行い、産物を珪藻土で濾過し酢酸エチルで抽出し、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=1:2)で純化され、化合物3(重量が4.2g,収率が41.37%)を得る。
ステップ2):
化合物3(4.06g,20mmol)をテトラヒドロフランに溶解し、次いで0℃でデス・マーチン酸化剤(10.17g,24mmol)を加える。0℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=1:3)で純化され、化合物4(重量が4.0g,収率が99.0%)を得る。
ステップ3):
化合物4(402mg,2mmol)をエタノールに溶解し、次いでヒドラジン水和物(200mg,4mmol)を添加し、次に90℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、直に遠心脱液を経由してカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=1:1)で純化され、化合物5(重量が60mg,収率が15.30%)を得る。
ステップ4):
化合物5(100mg,0.51mmol)及び化合物6(123.93mg,0.51mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB24898(重量が100mg,収率が54.61%)を得る。
化合物AB24898:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.77(s,1H),8.89(d,J=6.4Hz,1H),8.78(s,1H),8.65-8.47(m,3H),8.11(d,J=7.4Hz,2H),7.97(t,J=7.9Hz,1H),7.65-7.50(m,3H),6.65(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br-]+359.36、観測値:359.25。
(実施例30)
化合物AB24839Bの調製
ステップ1):
化合物1(2.1g,20mmol)をアンモニア及びエタノール(40:40mL)に溶解し、次に-78℃~-10℃で3時間攪拌した後、化合物2(6.72g,40mmol)を加え、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濃塩酸溶液を加えてpH値を1に調節し、水と酢酸エチル(80mL)で産物を抽出し、水相のpH値を50%水酸化ナトリウムで14に調節し、水とジクロロメタン(2x80mL)で産物を抽出し、有機相を遠心脱液して化合物3(重量が1.6g,収率が54.42%)を得る。
ステップ2):
化合物3(5g,28.57mmol)、化合物4(21g,142.85mmol)及びトリエチルアミン(28.85g,285.7mmol)をアセトニトリル(60mL)に溶解し、次に80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(200mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で純化され、化合物5(重量が2.2g,収率が25.41%)を得る。
ステップ3):
化合物5(2.2g,7.26mmol)、化合物6(1.68g,10.89mmol)、炭酸ナトリウム(2.1g,19.8mmol)及び[1,1’-ジ(ジフェニルホスフィン)ジシクロペンタジエニル鉄] 二塩化パラジウム(495.6mg,0.66mmol)をジオキサン及び水(21:7mL)に溶解し、封管において95℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(200mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=3:1)で純化され、化合物7(重量が200mg,収率が11.02%)を得る。
ステップ4):
化合物7(500mg,2mmol)、ジメチルアミノピリジン(48.8mg,0.4mmol)、トリエチルアミン(404mg,4mmol)及び無水トリフルオロ酢酸(2.1g,10mmol)をジクロロメタ(10mL)に溶解し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水とジクロロメタン(50mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=3:1)で純化され、化合物8(重量が200mg,収率が28.82%)を得る。
ステップ5):
化合物8(300mg,0.86mmol)及びGrubbs Catalyst 2ND(100mg)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、40℃で16時間攪拌し、次いで水酸化カリウム水溶液(1N,5mL)を加えて1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水とジクロロメタン(50mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=10:1)で純化され、化合物9(重量が120mg,収率が62.57%)を得る。
ステップ6):
化合物9(60mg,0.25mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物10(57mg,0.25mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24839B(重量が6mg,収率が9.94%)を得る。
化合物AB24839B:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.16(s,1H),8.05(d,J=7.1Hz,2H),7.83(s,1H),7.62(d,J=7.3Hz,2H),7.37(d,J=13.9Hz,6H),7.09(d,J=6.1Hz,1H),6.40(d,J=11.0Hz,1H),6.20(s,1H),4.80-4.74(m,2H),3.62(s,1H),3.03(s,1H),2.81(d,J=10.6Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+375.87、観測値:375.30。
(実施例31)
化合物AB24959の調製
ステップ1):
化合物1(294mg,2mmol)をジメチル・スルホキシド(10mL)に溶解し、次いで炭酸セシウム(1.64g,5mmol)及びヨウ化第1銅(76.2mg,0.4mmol)を加え、N,N-2メチルエチレンジアミンを5滴滴下し、室温で反応液を10分間攪拌する。化合物2(650mg,3mmol)を添加し、反応液を加熱し120℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物3(重量が200mg、収率が47.62%)を得る。
ステップ2):
化合物3(200mg,0.89mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(189.57mg,0.89mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(5mL)で洗濯し、化合物AB24959(重量が70mg、収率が22.03%)を得る。
化合物AB24959:
1H NMR(400MHz, DMSO-d6)δ 8.83(d,J=5.4Hz,2H),8.27(d,J=5.5Hz,2H),8.04(d,J=7.2Hz,1H),7.95(d,J=7.2Hz,2H),7.63(s,1H),7.45(d,J=5.7Hz,4H),6.31(s,2H),4.24(s,2H),3.21(s,2H),2.42(s,3H)。
ESI-MS:理論値[M-Br]+357.43、観測値:357.10。
(実施例32)
化合物AB24938の調製
ステップ1):
化合物1(2g,23mmol)及び化合物2(2.5g,19mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(30mL)に溶解し、次いでトリエチレンジアミン(6.5g,58mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(890mg,0.97mmol)及びテトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(561mg,1.94mmol)を加え、封管において120℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=5%)で純化され、化合物3(重量が800mg、収率が26.1%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.625mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物4(200mg,0.938mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24938(重量が78mg,収率が39.8%)を得る。
化合物AB24938:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.14(s,1H),8.23(d,J=9.1Hz,3H),8.08(s,1H),8.00(d,J=7.0Hz,1H),7.84(d,J=7.3Hz,1H),7.68(t,J=7.1Hz,1H),6.39(s,2H),3.14(s,1H),1.33(d,J=5.7Hz,6H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+313.80、観測値:313.25。
(実施例33)
化合物AB24821の調製
ステップ1):
化合物1(2.7g,20mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物1-1(5.3g,40mmol)、2-(7-アジンベンゾトリアゾール)-N,N,N’,N’-六フッ化リン酸テトラメチル尿素(11.4g,30mmol)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(9g,70mmol)を添加し、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物2(重量が3.6g,収率が91.1%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,1mmol)を乾燥のテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、次いで0℃で1Nのメチル臭化マグネシウムのテトラヒドロフラン溶液(2mL)を加える。0℃で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(6mL)、水(20mL)及び酢酸エチル(20mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物3(重量が67mg,収率が37.4%)を得る。
ステップ3):
化合物3(363mg,3mmol)を酢酸(5mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(383mg,3.8mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物4(重量が100mg,収率が97.3%)を得る。
ステップ4):
化合物5(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物6(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物7(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ5):
化合物4(100mg,0.46mmol)及び化合物7(86mg,0.46mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24821(重量が15mg,収率が10.1%)を得る。
化合物AB24821
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.45(s,1H),9.03(s,1H),8.77(s,1H),8.16(d,J=7.0Hz,1H),8.05(d,J=7.1Hz,1H),7.36(s,4H),7.30(s,1H),7.05(d,J=8.3Hz,1H),7.01(d,J=7.3Hz,1H),5.92(s,2H),4.56(d,J=5.4Hz,2H),2.63(s,3H)。
ESI-MS:理論値[M-Br]+319.38、観測値:319.30。
(実施例34)
化合物AB24839の調製
ステップ1):
化合物1(2.1g,20mmol)をアンモニア及びエタノール(40:40mL)に溶解し。次に-78℃~-10℃で3時間攪拌した後、化合物2(6.72g,40mmol)を加え、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濃塩酸溶液を加えてpH値を1に調節し、水と酢酸エチル(80mL)で産物を抽出し、水相のpH値を50%水酸化ナトリウムで14に調節し、水とジクロロメタン(2x80mL)で産物を抽出し、有機相を遠心脱液して化合物3(重量が1.6g,収率が54.42%)を得る。
ステップ2):
化合物3(5g,28.57mmol)、化合物4(21g,142.85mmol)及びトリエチルアミン(28.85g,285.7mmol)をアセトニトリル(60mL)に溶解し、次に80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(200mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)で純化され、化合物5(重量が2.2g,収率が25.41%)を得る。
ステップ3):
化合物5(2.2g,7.26mmol)、化合物6(1.68g,10.89mmol)、炭酸ナトリウム(2.1g,19.8mmol)及び[1,1’-ジ(ジフェニルホスフィン)ジシクロペンタジエニル鉄] 二塩化パラジウム(495.6mg,0.66mmol)をジオキサン及び水(21:7mL)に溶解し、封管において95℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(200mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=3:1)で純化され、化合物7(重量が200mg,収率が11.02%)を得る。
ステップ4):
化合物7(500mg,2mmol)、ジメチルアミノピリジン(48.8mg,0.4mmol)、トリエチルアミン(404mg,4mmol)及び無水トリフルオロ酢酸(2.1g,10mmol)をジクロロメタ(10mL)に溶解し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水とジクロロメタン(50mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(PE:EA=3:1)で純化され、化合物8(重量が200mg,収率が28.82%)を得る。
ステップ5):
化合物8(300mg,0.86mmol)及びGrubbs Catalyst 2ND(100mg)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、40℃で16時間攪拌し、次いで水酸化カリウム水溶液(1N,5mL)を加えて1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水とジクロロメタン(50mLx2)で産物を抽出する。産物は、有機相を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=10:1)で純化され、化合物9(重量が120mg,収率が62.57%)を得る。
ステップ6):
化合物9(120mg,0.53mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、次いでパラジウム炭素(12mg)を加える。水素で4時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物を珪藻土で濾過し、濾液を遠心脱液して化合物10(重量が20mg,収率が16.77%)を得る。
ステップ7):
化合物10(20mg,0.08mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物11(20.71mg,0.08mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24839(重量が3.1mg,収率が9.94%)を得る。
化合物AB24839:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.05(d,J=7.7Hz,2H),7.92-7.82(m,2H),7.62(d,J=7.7Hz,2H),7.40(dd,J=30.0,8.5Hz,6H),6.92(d,J=6.7Hz,1H),5.80(s,2H),5.21(d,J=10.2Hz,1H),2.69-2.45(m,2H),2.13(s,2H),1.99(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+377.89、観測値:377.25。
(実施例35)
化合物AB27130の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.01mmol)及びトリフェニルホスフィン(400mg,3.54mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物を濾過し、テトラヒドロフランで3回洗濯し、粗製品とする化合物2(重量が350mg,収率が91.1%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.52mmol)及び化合物3(108mg,0.46mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、次いでトリエチルアミン(2mL)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、温度が70℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が150mg,収率が89%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,0.61mmol)を飽和塩酸塩酢酸エチル溶液(5mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮して粗製品とする化合物5(重量が210mg)を得る。
ステップ4):
化合物5(200mg,0.97mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、次いでパラジウム炭素(20mg)を添加し、次に水素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物6(重量が60mg,収率が29.5%)を得る。
ステップ5):
化合物7(200mg,1.11mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(456mg,1.11mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物8(重量が250mg,収率が87.29%)を得る。
ステップ6):
化合物6(100mg,0.48mmol)及び化合物8(148mg,0.57mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで炭酸カリウム(66mg,0.48mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27130(重量が55mg,収率が29.4%)を得る。
化合物AB27130:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.37(s,1H),8.18(s,1H),8.09(s,1H),7.79(d,J=45.7Hz,2H),7.53(s,1H),7.38(d,J=20.0Hz,5H),6.93(s,1H),5.71(d,J=9.8Hz,1H),4.77(s,1H),3.22(s,2H),2.79(s,2H),2.52(s,2H),2.10(s,1H),1.89(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+389.90、観測値:389.10。
(実施例36)
化合物AB27141の調製
ステップ1):
化合物1(240mg,2mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物2(555mg,1.5mmol)及びトリエチルアミン(606.0mg,6.0mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が260mg,収率が58.47%)を得る。
ステップ2):
化合物3(111mg,0.50mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(130mg、0.5mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(タノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27141(重量が40mg,収率が19.95%)を得る。
化合物AB27141
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.67(s,1H),8.75(d,J=6.4Hz,1H),8.22(d,J=6.5Hz,1H),8.05(s,1H),7.80(s,1H),7.73(d,J=7.8Hz,1H),7.57-7.50(m,3H),7.40(dd,J=12.0,7.2Hz,4H),7.14(s,1H),6.25-6.15(m,2H),3.43(d,J=43.7Hz,2H),3.20(d,J=16.7Hz,1H),2.95(d,J=10.2Hz,1H),2.06(d,J=6.2Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+401.91、観測値:401.10。
(実施例37)
化合物AB24957の調製
ステップ1):
化合物1(300mg,3.15mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物2(671mg,2.35mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物3(重量が600mg,収率が83.54%)を得る。
ステップ2):
化合物3(200mg,0.87mmol)をオキシ塩化リン(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して化合物4(重量が215mg,粗製品)を得、直に次段階に投入される。
ステップ3):
化合物4(215mg,0.88mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物5(117mg,0.88mmol)及びトリエチルアミン(267mg,2.64mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、化合物AB24957(重量が80mg,収率が26.50%)を得る。
化合物AB24957:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 8.30(s,2H),7.95(d,J=8.2Hz,2H),7.45(d,J=8.1Hz,1H),7.38(s,1H),7.32-7.27(m,2H),6.00(s,2H),4.85(s,2H),3.86(t,J=6.0Hz,2H),3.04(t,J=5.9Hz,2H),2.44(s,2H)。
ESI-MS:理論値[M-Br]+343.18、観測値:343.30。
(実施例38)
化合物AB24989の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、氷浴で30分間攪拌し、次に化合物2(289mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(10mL)と酢酸エチル(10mL)を加えて産物を抽出し、酢酸エチルでの抽出を3回行い、有機相が合併する。飽和食塩水で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-10%)で純化され、化合物3(重量が260mg,収率が73.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(300mg,1.44mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(577mg,2.16mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過して化合物AB24989(重量が30mg、収率が5.3%)を得る。
化合物AB24989:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.25(s,1H),8.45(s,1H),8.33(s,3H),8.16(s,2H),7.90(s,1H),7.34(s,5H),7.20(s,1H),6.44(s,2H),5.67(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+395.40、観測値:395.30。
(実施例39)
化合物AB24906の調製
ステップ1):
化合物1(438mg,3mmol)を酢酸(5mL)に溶解し、臭化水素酸を1滴滴下し、次いで酢酸(2mL)に液体臭素(384mg,2.4mmol)を加えて上記混合液にそれを注射し、次に窒素で3回置換を行い、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、薄層クロマトグラフィーを通して化合物2(重量が400mg,収率が59.51%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.9mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(171mg,0.9mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:タノール=10:1)で純化され、化合物AB24906(重量が100mg,収率が27.23%)を得る。
化合物AB24906:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.54(s,1H),8.30(d,J=7.0Hz,1H),8.15(d,J=7.0Hz,1H),7.66(d,J=7.6Hz,1H),7.48(s,1H),7.33(d,J=25.3Hz,6H),7.00(dd,J=22.7,6.8Hz,2H),5.62(s,1H),4.57(d,J=4.8Hz,2H),3.76(d,J=8.3Hz,1H),3.39(s,1H),2.44(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+329.16、観測値:329.16。
(実施例40)
化合物AB24949の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.22mmol)を酢酸(5mL)に溶解し、臭化水素酸を1滴滴下し、次いで酢酸(2mL)に液体臭素(193mg,1.22mmol)を加えて上記混合液にそれを注射し、次に窒素で3回置換を行い、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、薄層クロマトグラフィーを通して化合物2(重量が300mg,収率が101%)を得る。
ステップ2):
化合物3(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物4(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物5(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ3):
化合物6(300mg,1.24mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(228mg,1.24mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:タノール=10:1)で純化され、化合物AB24949(重量が35mg,収率が12.5%)を得る。
化合物AB24949:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.16-7.98(m,3H),7.35(d,J=21.1Hz,5H),7.16(s,2H),6.95(d,J=12.6Hz,2H),4.59(s,2H),3.39(s,1H),3.24-3.19(m,1H),2.76(s,1H),2.59(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+347.40、観測値:347.10。
(実施例41)
化合物AB24954の調製
ステップ1):
化合物1(176mg,1.0mmol)を酢酸(7mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(160mg,1.0mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が200mg,収率が78.43%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.78mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(150mg,0.82mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を通して化合物AB24954(重量が20mg、収率が7.14%)を得る。
化合物AB24954:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.11(d,J=7.4Hz,1H),8.03(d,J=7.3Hz,1H),7.58(d,J=8.0Hz,1H),7.37(s,5H),7.32(s,1H),7.26(d,J=7.3Hz,1H),6.98(d,J=7.2Hz,1H),6.92(d,J=7.3Hz,1H),4.86-4.84(m,1H),4.59(s,2H),3.90(s,3H),3.40(d,J=18.1Hz,1H),3.00(t,J=12.3Hz,1H),2.69(s,1H),2.60(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+359.45、観測値:359.10。
(実施例42)
化合物AB24963の調製
ステップ1):
化合物1(8g,83.33mmol)をオキシ塩化リン(40mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、オキシ塩化リンを遠心脱液し、氷浴でジクロロメタン(50mL)を加え、氷水(50mL)を徐々に滴下し、ジクロロメタン(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=30-80%)で純化され、化合物2(重量が5g,収率が52.17%)を得る。
ステップ2):
化合物2(2.5g,21.73mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物3(7.43g,65.22mmol)及び炭酸カリウム(9.01g,65.22mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物4(重量が2.1g,収率が52.24%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,1.08mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(371mg,1.62mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB24963(重量が20mg,収率が5.54%)を得る。
化合物AB24963
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 10.18(s,1H),8.77(s,1H),8.14(s,1H),7.98(d,J=8.2Hz,2H),7.33(d,J=22.3Hz,5H),7.13(d,J=8.2Hz,2H),6.97(s,1H),5.83(s,2H),4.73(s,2H),3.86(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+334.16、観測値:334.25。
(実施例43)
化合物AB24964の調製
ステップ1):
化合物1(8g,83.33mmol)をオキシ塩化リン(40mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、オキシ塩化リンを遠心脱液し、氷浴でジクロロメタン(50mL)を加え、氷水(50mL)を徐々に滴下し、ジクロロメタン(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=30-80%)で純化され、化合物2(重量が5g,収率が52.17%)を得る。
ステップ2):
化合物2(2.5g,21.73mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物3(7.43g,65.22mmol)及び炭酸カリウム(9.01g,65.22mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物4(重量が2.1g,収率が52.24%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,1.08mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(446mg,1.62mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB24964(重量が30mg,収率が7.3%)を得る。
化合物AB24964:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.13(s,1H),8.79(s,1H),8.12(d,J=25.9Hz,3H),7.94(d,J=6.7Hz,2H),7.77(s,2H),7.51(s,1H),7.44(s,1H),7.35(d,J=17.5Hz,3H),6.97(s,1H),5.92(s,2H),4.74(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+380.46、観測値:380.30。
(実施例44)
化合物AB24967の調製
ステップ1):
化合物1(8g,83.33mmol)をオキシ塩化リン(40mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、オキシ塩化リンを遠心脱液し、氷浴でジクロロメタン(50mL)を加え、氷水(50mL)を徐々に滴下し、ジクロロメタン(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=30-80%)で純化され、化合物2(重量が5g,収率が52.17%)を得る。
ステップ2):
化合物1(2.5g,21.73mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物3(7.43g,65.22mmol)及び炭酸カリウム(9.01g,65.22mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物4(重量が2.1g,収率が52.24%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,1.08mmol)をアセトニトリル(15mL)に溶解し、次いで化合物5(367mg,1.29mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB24967(重量が30mg,収率が7.16%)を得る。
化合物AB24967:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 10.29(s,1H),8.75(s,1H),8.14(s,1H),8.05(s,1H),7.92(s,1H),7.78(s,2H),7.33(d,J=23.1Hz,6H),6.99(d,J=6.7Hz,1H),5.90(s,2H),4.73(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+388.13、観測値:388.25。
(実施例45)
化合物AB24991の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が200mg,収率が56.9%)を得る。
ステップ2):
化合物3(200mg,0.96mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(337mg,1.44mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24991(重量が100mg,収率が28.86%)を得る。
化合物AB24991:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.26(s,1H),8.41(d,J=42.8Hz,2H),8.06(dd,J=48.7,20.6Hz,3H),7.85(d,J=6.8Hz,1H),7.69(d,J=7.0Hz,1H),7.27(d,J=60.4Hz,6H),6.40(s,2H),5.67(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+361.11、観測値:361.05。
(実施例46)
化合物AB27106の調製
ステップ1):
化合物1(80mg,0.38mmol)及び化合物2(103mg,0.385mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を通して化合物AB27106(重量が57mg、収率が37.97%)を得る。
化合物AB27106:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.53(s,1H),9.29(s,1H),8.33-8.25(m,4H),8.14(d,J=6.7Hz,1H),8.05(d,J=8.3Hz,2H),7.38-7.28(m,4H),7.21(dd,J=7.2,4.0,1.4Hz,1H),6.53(s,2H),4.22(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+395.40、観測値:395.05。
(実施例47)
化合物AB27107の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.50mmol)及び化合物2(141mg,0.5mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を通して化合物AB27107(重量が65mg、収率が31.55%)を得る。
化合物AB27107:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.10(s,1H),9.24(s,1H),8.41-8.12(m,5H),7.67(d,J=8.3Hz,2H),7.40-7.27(m,4H),7.21(t,J=7.1Hz,1H),6.48(s,2H),4.22(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+411.40、観測値:411.05。
(実施例48)
化合物AB27114の調製
ステップ1):
化合物1(4.4g,20mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、次いで化合物2(4.28g,42mmol)、ヨウ化第1銅(0.19g,1mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(8.24g,64mmol)及びビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(190mg,0.6mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(100mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=2:1)で純化され、化合物3(重量が3.5g,収率が84.13%)を得る。
ステップ2):
化合物3(1.5g,7.2mmol)を1,4-ジオキサン(40mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(2.4mg,21.6mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が100℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物4(重量が1.1g,収率が73.45%)を得る。
ステップ3):
化合物4(104mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(160mg,0.6mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物AB27114(重量が141mg、収率が59.49%)を得る。
化合物AB27114:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 13.04(s,1H),9.11(s,1H),8.35(d,J=6.0Hz,1H),8.24(d,J=7.2Hz,2H),8.03(d,J=7.2Hz,2H),7.96(d,J=6.2Hz,1H),7.33(s,2H),7.26(s,1H),6.82(s,1H),6.41(s,2H),4.24(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+395.14、観測値:395.14。
(実施例49)
化合物AB27124の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が200mg,収率が56.9%)を得る。
ステップ2):
化合物4(200mg,1.11mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、次いで化合物5(456mg,1.11mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物6(重量が250mg,収率が87.29%)を得る。
ステップ3):
化合物3(150mg,0.58mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物6(100mg,0.48mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB27124(重量が65mg,収率が34.99%)を得る。
化合物AB27124:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.45(s,1H),8.62(s,1H),8.40(d,J=6.8Hz,1H),8.21(d,J=2.5Hz,1H),7.88(d,J=2.0Hz,1H),7.79(dd,J=8.3,2.3Hz,1H),7.58(d,J=8.3Hz,1H),7.42-7.31(m,5H),7.19(d,J=3.3Hz,1H),5.71(s,2H),3.30(s,3H),3.04(dd,J=13.2,4.6Hz,1H),2.69(d,J=8.9Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+387.13、観測値:387.20。
(実施例50)
化合物AB27127の調製
ステップ):
化合物1(100mg,0.42mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物2(77.73mg,0.42mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB27127(重量が15mg,収率が9.73%)を得る。
化合物AB27127:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.50(s,1H),8.65(s,1H),8.40(d,J=6.5Hz,1H),8.20(s,1H),7.72(s,1H),7.49(s,1H),7.41-7.26(m,6H),7.14(s,1H),6.36(d,J=11.1Hz,1H),5.70(s,2H),3.31(s,1H),3.21-3.06(m,1H),2.95(t,J=30.6Hz,1H),2.65(s,1H),2.33(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+367.47、観測値:367.25。
(実施例51)
化合物AB24924の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(400mg,2.1mmol)を酢酸(10mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(348mg,2.17mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で沈殿していた固体を濾過し、ジクロロメタン(5ml)でろ過ケークを洗濯し、有機溶媒を除去し、化合物5(重量が400mg、収率が81.3%)を得る。
ステップ3):
化合物5(300mg,1.16mmol)及び化合物3(107mg,0.58mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB24924(重量が15mg、収率が3.9%)を得る。
化合物AB24924:
1H NMR(400MHz,CD3OD)δ 8.96(s,1H),8.57(d,J=5.3Hz,1H),8.05(dd,J=7.5,1.9Hz,1H),7.97(dd,J=7.4,1.9Hz,1H),7.41(d,J=5.3Hz,1H),7.29(t,J=4.6Hz,4H),7.27-7.20(m,1H),6.92(dd,J=7.4,2.9Hz,1H),6.86(dd,J=7.5,2.9Hz,1H),4.52(s,2H),3.35(s,1H),3.24-3.21(m,1H),3.20-3.17(m,1H),2.72(d,J=4.5Hz,1H),2.56-2.48(m,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+330.41、観測値:330.30。
(実施例52)
化合物AB24996の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=50:1)で純化され、化合物3(重量が12g,収率が55.2%)を得る。
ステップ2):
化合物3(12g,55.6mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.89g,11.12mmol)及び過硫酸カリウム(37g,139mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が3.1g,収率が26.05%)を得る。
ステップ3):
化合物4(1.5mg,6.9mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(2.9g,6.9mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が2.2g,収率が85.48%)を得る。
ステップ4):
化合物5(150mg,0.5mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物6(104mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB24996(重量が40mg,収率が16.0%)を得る。
化合物AB24996:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.38(s,1H),8.56(d,J=6.7Hz,1H),8.36(d,J=6.9Hz,1H),8.17(s,1H),8.11(d,J=8.0Hz,1H),7.94(s,1H),7.80(d,J=8.1Hz,1H),7.35(s,5H),7.17(s,1H),6.20(d,J=9.8Hz,1H),5.67(s,2H),3.40(s,3H),3.06(s,1H),2.68(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+421.15、観測値:421.15。
(実施例53)
化合物AB27111の調製
ステップ1):
化合物1(36.3g,150mmol)をテトラヒドロフラン(120mL)に溶解し、次いで化合物2(12.6g,180mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(120mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物3(重量が6.72g,収率が18.66%)を得る。
ステップ2):
化合物3(6.72g,28mmol)をジクロロメタン(200mL)及び水(200mL)に溶解し、次いで硝酸銀(952mg,5.6mmol)及び過硫酸カリウム(18.9g,70mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が2.35g,収率が36.33%)を得る。
ステップ3):
化合物4(2.0g,8.69mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(2.9g,6.9mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)を通して化合物5(重量が2.5g,収率が93.10%)を得る。
ステップ4):
化合物5(240mg,0.78mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物6(150mg,0.78mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27111(重量が88mg,収率が27.31%)を得る。
化合物AB27111:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.72(s,1H),8.27(d,J=6.8Hz,1H),8.17(d,J=6.7Hz,1H),8.02(d,J=8.5Hz,1H),7.48(s,1H),7.40(d,J=11.9Hz,5H),7.29(s,1H),7.11(d,J=5.7Hz,1H),6.99(d,J=5.6Hz,1H),5.81(d,J=10.7Hz,1H),4.57(d,J=4.9Hz,2H),3.25(s,2H),3.21(s,1H),2.81(d,J=9.3Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+413.42、観測値:413.20。
(実施例54)
化合物AB27112の調製
ステップ1):
化合物1(8g,83.33mmol)をオキシ塩化リン(40mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、オキシ塩化リンを遠心脱液し、氷浴でジクロロメタン(50mL)を加え、氷水(50mL)を徐々に滴下し、ジクロロメタン(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=30-80%)で純化され、化合物2(重量が5g,収率が52.17%)を得る。
ステップ2):
化合物1(2.5g,21.73mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物3(7.43g,65.22mmol)及び炭酸カリウム(9.01g,65.22mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃で加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物4(重量が2.1g,収率が52.24%)を得る。
ステップ3):
化合物4(100mg,0.54mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(173mg,0.65mmol)を加え、室温で16攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27112(重量が40mg,収率が19.9%)を得る。
化合物AB27112:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.47(s,1H),8.79(s,1H),8.20(s,3H),8.01(d,J=6.7Hz,2H),7.37(s,5H),7.06(d,J=6.5Hz,1H),5.97(s,2H),4.73(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+372.36、観測値:372.10。
(実施例55)
化合物AB27125の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で純化され、化合物3(重量が13g,収率が60.3%)を得る。
ステップ2):
化合物3(6.48g,30mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1g,6mmol)及び過硫酸カリウム(20g,270mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が584mg,収率が9.0%)を得る。
ステップ3):
化合物4(584mg,1.98mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(820mg,1.98mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が670mg,収率が94.7%)を得る。
ステップ4):
化合物5(200mg,0.65mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物6(100mg,0.65mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27125(重量が53mg,収率が16.3%)を得る。
化合物AB27125:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.40(s,1H),8.58(d,J=6.0Hz,1H),8.37(d,J=6.2Hz,1H),8.15(d,J=17.0Hz,2H),8.06(d,J=7.5Hz,1H),7.76(d,J=7.5Hz,1H),7.35(s,5H),7.17(s,1H),6.24(d,J=12.0Hz,1H),5.68(s,2H),3.39(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+421.15、観測値:421.15。
(実施例56)
化合物AB27126の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が200mg,収率が56.9%)を得る。
ステップ2):
化合物4(30g,124mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物5(10.46g,149mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物6(重量が11.2g,収率が38.93%)を得る。
ステップ3):
化合物6(11.2g,48mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.65g,9.7mmol)及び過硫酸カリウム(32.6g,121mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物7(重量が930mg,収率が8.42%)を得る。
ステップ4):
化合物7(930mg,4.04mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(1.68g,4.04mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物8(重量が800mg,収率が64.50%)を得る。
ステップ5):
化合物8(200mg,0.65mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物3(100mg,0.65mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27126(重量が20mg,収率が7.04%)を得る。
化合物AB27126:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.41(s,1H),8.58(s,1H),8.37(d,J=5.9Hz,1H),8.18(s,1H),7.70(dd,J=33.1,12.2Hz,3H),7.35(s,5H),7.16(s,1H),6.25(s,1H),5.68(s,2H),3.48(s,2H),3.04(d,J=9.3Hz,1H),2.65(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+437.15、観測値:437.20。
(実施例57)
化合物AB27131の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で純化され、化合物3(重量が13g,収率が60.1%)を得る。
ステップ2):
化合物3(6.48g,30mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1g,6mmol)及び過硫酸カリウム(20g,270mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が584mg,収率が9.0%)を得る。
ステップ3):
化合物4(584mg,1.98mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(820mg,1.98mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が670mg,収率が94.7%)を得る。
ステップ4):
化合物5(150mg,0.5mmol)及び化合物6(105mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27131(重量が30mg、収率が11.9%)を得る。
化合物AB27131:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.29(s,1H),8.15(d,J=14.3Hz,2H),8.05(dd,J=14.3,7.1Hz,2H),7.73(d,J=7.4Hz,1H),7.45-7.30(m,5H),6.90(d,J=6.3Hz,1H),5.70(d,J=12.1Hz,1H),4.77(s,1H),2.81(s,2H),2.59(s,4H),2.10(s,1H),1.88(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+423.17、観測値:423.17。
(実施例58)
化合物AB27133の調製
ステップ1):
化合物1(160g,1mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(414mg,1mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物2(重量が240mg,収率が100%)を得る。
ステップ2):
化合物2(240mg,1.0mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(210mg,1.0mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27133(重量が70.0mg,収率が18.97%)を得る。
化合物AB27133:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.47(s,1H),8.20(s,1H),8.12(d,J=6.4Hz,1H),7.71(s,1H),7.48(d,J=7.2Hz,1H),7.39(d,J=6.3Hz,2H),7.34(d,J=6.5Hz,4H),6.98(d,J=6.7Hz,1H),5.72(d,J=11.3Hz,1H),4.77(s,1H),3.33-3.27(m,1H),3.23(d,J=12.8Hz,1H),3.12(d,J=15.4Hz,1H),2.77(d,J=9.3Hz,2H),2.57(s,1H),2.33(s,3H),2.08(s,1H),1.88(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+369.49、観測値:369.15。
(実施例59)
化合物AB27142の調製
ステップ1):
化合物1(5.0g,22.72mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(100mL)に溶解し、次いで化合物2(7.65g,68.16mmol)、ジメチルフェロセン二塩化パラジウム(1.0g,1.2mmol)、塩化リチウム(0.96mg,22.72mmol)及び炭酸ナトリウム(4.8g,45.44mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が2.65g,収率が56.89%)を得る。
ステップ2):
化合物3(2.65g,12.99mmol)をエタノール(100mL)に溶解し、次いで水酸化ナトリウム(15.59g,389.70mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いでジクロロメタン(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が1.1g,収率が63.66%)を得る。
ステップ3):
化合物4(260mg,2mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物5(253mg,1.5mmol)及び炭酸カリウム(830mg,6mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物6(重量が100mg,収率が22.52%)を得る。
ステップ4):
化合物6(100mg,0.45mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物7(116mg、0.45mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27142(重量が12.1g,収率が6.70%)を得る。
化合物AB27142:
1H NMR(400MHz,CD3OD-d6)δ 9.25(s,1H),8.38(d,J=6.2Hz,1H),8.06-7.96(m,2H),7.66(d,J=14.5Hz,2H),7.48(d,J=7.8Hz,1H),7.33(d,J=16.3Hz,5H),5.57(s,2H),3.47(t,J=13.4Hz,1H),3.33(s,1H),3.04(s,1H),2.75(d,J=10.2Hz,1H),2.44(s,4H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+401.91、観測値:401.10。
(実施例60)
化合物AB27144の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で純化され、化合物3(重量が13g,収率が60.1%)を得る。
ステップ2):
化合物3(6.48g,30mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1g,6mmol)及び過硫酸カリウム(20g,270mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が584mg,収率が9.0%)を得る。
ステップ3):
化合物4(584mg,1.98mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(820mg,1.98mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が670mg,収率が94.7%)を得る。
ステップ4):
化合物5(150mg,0.5mmol)及び化合物6(92mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール =10:1)を通して、化合物AB27144(重量が30mg、収率が12.6%)を得る。
化合物AB27144:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.33(s,1H),8.25(d,J=6.3Hz,1H),8.12(d,J=11.7Hz,2H),8.03(d,J=7.2Hz,1H),7.71(d,J=7.9Hz,1H),7.34(d,J=24.9Hz,5H),7.02(s,2H),5.72(d,J=10.7Hz,1H),4.58(d,J=4.9Hz,2H),3.39(s,1H),2.83(s,1H),2.50(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+397.15、観測値:397.15。
(実施例61)
化合物AB27156の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(30g,124mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物5(10.46g,149mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、-78℃でn-ブチルリチウム(100mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物6(重量が11.2g,収率が38.93%)を得る。
ステップ3):
化合物6(11.2g,48mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.65g,9.7mmol)及び過硫酸カリウム(32.6g,121mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物7(重量が930mg,収率が8.42%)を得る。
ステップ4):
化合物7(930mg,4.04mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(1.68g,4.04mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物8(重量が800mg,収率が64.50%)を得る。
ステップ5):
化合物8(200mg,0.65mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物3(100mg,0.65mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27156(重量が12mg,収率が4.5%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.50(s,1H),8.25(d,J=6.7Hz,1H),8.14(d,J=6.6Hz,1H),7.76-7.66(m,2H),7.61(d,J=8.2Hz,1H),7.34(d,J=24.9Hz,5H),7.03(dd,J=16.4,6.5Hz,2H),5.75(d,J=10.8Hz,1H),4.58(d,J=4.8Hz,2H),3.24(s,3H),2.81(d,J=8.6Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+413.41、観測値:413.30。
(実施例62)
化合物AB27128の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、氷浴でNaH(203mg,5.07mmol)を添加し、0℃で30分間攪拌し、次に化合物2(318mg,1.86mmol)を加え、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)と酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併する。飽和食塩水(50mL)で有機相を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が200mg,収率が56.9%)を得る。
ステップ2):
化合物4(200mg,1.05mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(434mg,1.05mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が260mg,収率が92.05%)を得る。
ステップ3):
化合物3(125mg,0.65mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(260mg,0.96mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB27128(重量が20mg,収率が7.73%)を得る。
化合物AB27128
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.45(s,1H),8.61(dd,J=10.6,4.8Hz,2H),8.52(dd,J=8.5,2.5Hz,1H),8.41(d,J=7.1Hz,1H),8.21(d,J=3.3Hz,1H),7.83(d,J=8.5Hz,1H),7.42-7.31(m,5H),7.21(d,J=3.2Hz,1H),6.34(d,J=14.0Hz,1H),5.71(s,2H),3.47(s,2H),3.09(dd,J=13.3,5.7Hz,1H),2.73(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+398.15、観測値:398.25。
(実施例63)
化合物AB27169の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.85mmol)を無水エタノール(30mL)に溶解し、次いで化合物2(236mg,236mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水素化ホウ素ナトリウム(210mg,5.55mmol)を加え、室温まで3時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で急冷を行い、次いで酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が100mg,収率が27.16%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(160mg,0.75mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27169(重量が25mg,収率が15.10%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.65(s,1H),8.10(s,2H),7.87(s,2H),7.38(d,J=12.9Hz,8H),7.27(s,1H),6.89(s,1H),5.86(s,2H),4.64(s,2H),2.39(s,4H),2.20(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+331.18、観測値:331.30。
(実施例64)
化合物AB27166の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(184mg,1mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(5mL)に溶解し、次いでトリエチルアミン(303mg,3mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、0℃で30分間攪拌し、0℃で化合物4(157mg,2mmol)を加え、室温で反応を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物5(重量が180mg,収率が79.2%)を得る。
ステップ3):
化合物5(180mg,0.8mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物6(426mg,2mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、調製及び純化を経由して化合物AB27166(重量が40mg,収率が10.5%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.78(d,J=6.3Hz,2H),8.16(d,J=6.3Hz,2H),7.91(d,J=7.6Hz,2H),7.43(d,J=7.6Hz,2H),7.35(d,J=7.1Hz,1H),7.27(d,J=7.2Hz,3H),6.29(s,2H),5.32(s,2H),2.40(s,3H),2.38(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+359.44、観測値:359.20。
(実施例65)
化合物AB27170の調製
ステップ1):
化合物1(1g,9.26mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(2.9g,27.78mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(422mg,11.11mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(30mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(20mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(20mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が1.5g,収率が81.4%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.51mmol)及び4(108mg,0.51mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27170(重量が75mg、収率が29.4%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.20(d,J=24.3Hz,1H),8.07(dd,J=48.5,6.5Hz,1H),7.92(d,J=6.8Hz,2H),7.40(dd,J=22.1,7.3Hz,5H),7.31(s,1H),7.03-6.84(m,2H),5.96(s,2H),4.55(s,2H),2.40(s,3H),2.32(d,J=7.7Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+331.43、観測値:331.25。
(実施例66)
化合物AB24917の調製
ステップ1):
化合物1(160mg,1mmol)を酢酸(7mL)に溶解し、次いで混合液に液体臭素(160mg,1.0mmol)を加え、臭化水素酸水溶液を2滴滴下し、次に室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(30mL)を加え、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物2(重量が260mg,収率が90.0%)を得る。
ステップ2):
化合物2(260mg,0.9mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(165mg,0.9mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、沈殿していた固体を濾過し、アセトニトリル(2mL)でろ過ケークを3回洗濯し、遠心脱液を通して化合物AB24917(重量が45mg、収率が14.57%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.76(s,1H),8.30(d,J=7.2Hz,1H),8.20(d,J=7.0Hz,1H),7.82(d,J=7.8Hz,1H),7.45-7.37(m,4H),7.34-7.30(m,1H),7.26(d,J=10.1Hz,2H),7.17-7.11(m,1H),7.03-6.97(m,1H),5.76(dd,J=13.8,4.1Hz,1H),4.60(d,J=5.4Hz,2H),3.33-3.22(m,2H),3.12(d,J=16.4Hz,1H),2.83-2.72(m,1H),2.46(s,1H),2.38(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+343.45、観測値:343.10。
(実施例67)
化合物AB24956の調製
ステップ1):
化合物1(300mg,3.15mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物2(671mg,2.35mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物3(重量が600mg,収率が83.54%)を得る。
ステップ2):
化合物3(200mg,0.87mmol)をオキシ塩化リン(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して化合物4(重量が215mg,粗製品)を得、直に次段階に投入される。
ステップ3):
化合物4(215mg,0.88mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物5(137mg,0.88mmol)及びトリエチルアミン(267mg,2.64mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24956(重量が20mg,収率が6.91%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.27(s,2H),7.92(d,J=6.6Hz,2H),7.40(d,J=18.2Hz,6H),7.08(s,2H),5.96(s,2H),4.95(s,4H),2.41(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+329.16、観測値:329.25。
(実施例68)
化合物AB27176の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.76mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(61mg,1.56mmol)を添加し、氷浴で10分間攪拌し、次に化合物2(130mg,0.76mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(15mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(20mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が90mg,収率が53.1%)を得る。
ステップ2):
化合物3(90mg,0.4mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(116mg,0.48mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、70℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27176(重量が40mg,収率が26.2%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.43(s,1H),8.54(s,1H),8.30(s,1H),7.89(s,1H),7.73(s,1H),7.50(s,1H),7.34(s,5H),6.13(d,J=12.3Hz,1H),5.59(s,2H),3.21(s,2H),3.03(d,J=11.6Hz,1H),2.62(s,1H),2.49(s,1H),2.48(s,3H),2.36(s,1H),2.34(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+381.49、観測値:381.10。
(実施例69)
化合物AB27174の調製
ステップ1):
化合物1(10.0g,25.44mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(100mL)に溶解し、次いで化合物2(15.3g,136mmol)、ジメチルフェロセン二塩化パラジウム(2.0g,2.4mmol)、塩化リチウム(1.82mg,45mmol)及び炭酸ナトリウム(9.6g,90mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が5.3g,収率が56.89%)を得る。
ステップ2):
化合物3(3.2g,15.6mmol)をエタノール(100mL)に溶解し、次いで水酸化ナトリウム(18.7g,468mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いでジクロロメタン(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が1.9g,収率が63.66%)を得る。
ステップ3):
化合物4(100mg,0.751mmol)を無水のN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、次いで化合物5(95mg,0.751mmol)及び炭酸カリウム(311mg,2.25mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物6(重量が60mg,収率が35.8%)を得る。
ステップ4):
化合物6(60mg,0.269mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物7(78mg,0.269mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27174(重量が20mg,収率が18.54%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.49(s,1H),8.60(d,J=6.5Hz,1H),8.34(d,J=6.5Hz,1H),8.14(s,1H),8.06(d,J=7.6Hz,1H),7.90(s,1H),7.77(d,J=7.7Hz,1H),7.35(s,5H),6.37(d,J=11.0Hz,1H),5.61(s,2H),3.09(d,J=10.1Hz,1H),2.67(d,J=8.6Hz,1H),2.35(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+435.41、観測値:435.35。
(実施例70)
化合物AB24948の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0°Cに下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(200mg,1.22mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(505mg,1.22mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が270mg,収率が92.97%)を得る。
ステップ3):
化合物3(140mg,0.74mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(270mg,1.11mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、化合物AB24948(重量が220mg,収率が75.47%)を得る。
1H NMR(400MHz,CD3OD) δ 10.19(s,1H),9.05(s,1H),8.94(s,1H),8.44-8.30(m,3H),8.15(d,J=25.3Hz,5H),7.83(s,2H),6.52(s,1H),5.38(s,2H),4.03(d,J=15.5Hz,2H),3.95(s,1H),3.60(d,J=8.4Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+347.16、観測値:347.10。
(実施例71)
化合物AB27163の調製
ステップ1):
化合物1(1.19mg,10mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いでNaH(480mg,20mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、0℃で30分間攪拌し、0℃で化合物2(1.85g,10mmol)を加え、室温で反応を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物3(重量が1.2g,収率が53.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.45mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(107.55mg,0.45mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27163(重量が30mg,収率が17.49%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.37(s,1H),8.54(s,1H),8.37-8.29(m,2H),7.72(s,1H),7.51(d,J=7.5Hz,1H),7.42(d,J=7.0Hz,2H),7.37(d,J=8.0Hz,3H),7.30(d,J=6.8Hz,1H),7.18(s,1H),6.14(dd,J=28.5,8.4Hz,2H),3.19(d,J=15.1Hz,2H),2.98(d,J=9.9Hz,1H),2.64(s,1H),2.34(s,3H),1.97(d,J=6.4Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+381.49、観測値:381.20。
(実施例72)
化合物AB27184の調製
ステップ1):
化合物1(360mg,2.25mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(929mg,2.25mmol)を加え、更にメタノールを1滴滴下し、次に窒素で3回置換を行い、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)で純化され、化合物2(重量が470mg,収率が64.48%)を得る。
ステップ2):
化合物2(116mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(111mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で純化され、化合物AB27184(重量が104mg,収率が46.73%)を得る。
1H NMR(400MHz,dmso-d6)δ 9.37(s,1H),8.54(s,1H),8.33(d,J=11.0Hz,2H),7.81(d,J=6.6Hz,1H),7.31(dd,J=58.4,33.6Hz,9H),6.17(s,1H),6.10(s,1H),3.18(d,J=18.2Hz,2H),2.98(s,1H),2.64(s,1H),2.38(s,3H),1.96(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+381.49、観測値:381.30。
(実施例73)
化合物AB27162の調製
ステップ1):
化合物1(1.19mg,10mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いでNaH(480mg,20mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、0℃で30分間攪拌し、0℃で化合物2(1.85g,10mmol)を加え、室温で反応を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物3(重量が1.2g,収率が53.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(30g,124mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物5(10.46g,149mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、-78℃でn-ブチルリチウム(100mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物6(重量が11.2g,収率が38.93%)を得る。
ステップ3):
化合物6(11.2g,48mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.65g,9.7mmol)及び過硫酸カリウム(32.6g,121mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物7(重量が930mg,収率が8.42%)を得る。
ステップ4):
化合物7(930mg,4.04mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(1.68g,4.04mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)を通して化合物8(重量が800mg,収率が64.50%)を得る。
ステップ5):
化合物3(100mg,0.45mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物8(138mg,0.45mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27162(重量が30.0mg,収率が14.78%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.39(s,1H),8.56(s,1H),8.36(s,2H),7.70(dd,J=33.7,12.2Hz,3H),7.46-7.26(m,5H),7.20(s,1H),6.19(s,2H),3.34(s,2H),3.02(d,J=10.4Hz,1H),2.64(s,1H),1.97(d,J=6.4Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+451.16、観測値:451.35。
(実施例74)
化合物AB27145の調製
ステップ1):
化合物1(236mg,2.0mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(24mg,1.0mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、氷浴で30分間攪拌し、氷浴で化合物2(408mg,2.4mmol)を徐々に加え、室温で90分間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、氷水(20mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が200mg,収率が62.5%)を得る。
ステップ2):
化合物3(60mg,0.31mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(100mg,0.31mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、60℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB27145(重量が30mg,収率が24.88%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.37(s,1H),8.57(d,J=6.7Hz,1H),8.34(d,J=6.6Hz,1H),8.07(s,1H),7.80-7.71(m,2H),7.67(d,J=8.1Hz,1H),7.13(s,1H),6.21(d,J=12.0Hz,1H),4.37(s,2H),3.33(s,2H),3.06(d,J=10.1Hz,1H),2.69(s,1H),1.84(d,J=7.0Hz,2H),0.84(t,J=6.8Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+389.39、観測値:389.05。
(実施例75)
化合物AB27129の調製
ステップ1):
化合物1(5.5g,25mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(200mL)に溶解し、次いで化合物2(52.5mL)、ヨウ化第1銅(237mg,1.25mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(10.0g,80mmol)及びビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(525.75mg,0.75mmol)を逐次添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が2.25g,収率が67.67%)を得る。
ステップ2):
化合物3(2.25g,17mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(51mL)を添加し、110℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が1.2g,収率が54.3%)を得る。
ステップ3):
化合物4(550mg,4.2mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(304mg、12.7mmol)を添加し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が294mg,収率が31.53%)を得る。
ステップ4):
化合物5(100mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物6(129mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27129(重量が40mg,収率が16.67%)を得る。
1H NMR(400MHz,dmso-d6)δ 9.11(s,1H),8.36(d,J=6.4Hz,1H),8.06-7.93(m,2H),7.66(d,J=7.5Hz,1H),7.48(d,J=7.8Hz,1H),7.34(d,J=6.5Hz,3H),7.08(d,J=6.2Hz,2H),6.93(s,1H),5.67(s,2H),3.44(d,J=12.1Hz,1H),3.33(s,1H),3.00(s,1H),2.77(s,1H),2.53(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+401.91、観測値:401.20。
(実施例76)
化合物AB27161の調製
ステップ1):
化合物1(1.19mg,10mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いでNaH(480mg,20mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、0℃で30分間攪拌し、0℃で化合物2(1.85g,10mmol)を加え、室温で反応を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物3(重量が1.2g,収率が53.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(111mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(146mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=0-30%)で純化され、化合物AB27161(重量が90mg,収率が41.37%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.47(s,1H),8.62(d,J=6.1Hz,1H),8.38(s,2H),8.21-8.01(m,2H),7.76(d,J=7.7Hz,1H),7.57-7.16(m,6H),6.42(d,J=13.2Hz,1H),6.21(d,J=5.8Hz,1H),3.44(d,J=13.0Hz,2H),3.05(d,J=11.5Hz,1H),2.69(s,1H),1.97(d,J=6.2Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M]+435.47、観測値:435.25。
(実施例77)
化合物AB27165の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物2(130.0mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=0-30%)で純化され、化合物AB27165(重量が80.0mg,収率が39.90%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.47(s,1H),8.61(d,J=5.8Hz,1H),8.45-8.30(m,2H),7.83(s,1H),7.75(d,J=7.7Hz,1H),7.54(d,J=7.7Hz,1H),7.44(d,J=6.1Hz,2H),7.32(dd,J=22.8,3.1Hz,3H),7.19(s,1H),6.38(d,J=12.2Hz,1H),6.21(d,J=5.5Hz,1H),3.33-3.11(m,2H),3.02(d,J=11.2Hz,1H),2.65(s,1H),1.96(d,J=5.5Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+401.91、観測値:401.10。
(実施例78)
化合物AB24961の調製
ステップ1):
化合物1(202mg,1.09mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物2(250mg,1.09mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB24961(重量が40mg,収率が10.65%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 10.47(s,1H),8.88(s,1H),8.27(d,J=6.7Hz,1H),7.81(d,J=7.5Hz,1H),7.37(d,J=3.3Hz,3H),7.25(d,J=7.9Hz,2H),7.03(d,J=7.2Hz,1H),5.70(d,J=9.9Hz,1H),4.73(d,J=5.0Hz,2H),2.74(d,J=9.9Hz,1H),2.37(s,4H),2.06(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+344.44、観測値:344.10。
(実施例79)
化合物AB27158の調製
ステップ1):
化合物1(700mg,6mmol)をジクロロメタン(80mL)に溶解し、次いでホウ酸シクロプロピル(1.5g,18mmol)、トリエチルアミン(1.2g,12mmol)及び酢酸銅(1.2g,6mmol)を逐次添加し、次に窒酸素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いでジクロロメタン(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物2(重量が170mg,収率が15.58%)を得る。
ステップ2):
化合物2(85mg,0.5mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(150mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、調製及び純化を経由して化合物AB27158(重量が40mg,収率が15.99%)を得る。
1H NMR(400MHz,dmso-d6)δ 9.35(s,1H),8.58(d,J=6.3Hz,1H),8.25(d,J=6.3Hz,1H),8.00(s,1H),7.71(dd,J=35.0,14.5Hz,3H),7.07(s,1H),6.18(d,J=12.2Hz,1H),3.76(s,1H),3.05(s,1H),2.65(s,1H),2.49(s,2H),1.14(d,J=22.5Hz,4H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+387.37、観測値:387.10。
(実施例80)
化合物AB27155の調製
ステップ1):
化合物1(236mg,2.0mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(24mg,1.0mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、氷浴で30分間攪拌し、氷浴でヨウ化エチル(374mg,2.4mmol)を徐々に加え、室温で90分間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。粗製品をメタノールで濾過し、減圧下で濾液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物2(重量が185mg,収率が62.9%)を得る。
ステップ2):
化合物4(30g,124mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物5(10.46g,149mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、-78℃でn-ブチルリチウム(100mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物6(重量が11.2g,収率が38.93%)を得る。
ステップ3):
化合物6(11.2g,48mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.65g,9.7mmol)及び過硫酸カリウム(32.6g,121mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、水及び有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物7(重量が930mg,収率が8.42%)を得る。
ステップ4):
化合物7(930mg,4.04mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(1.68g,4.04mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液してカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)を通して化合物8(重量が800mg,収率が64.50%)を得る。
ステップ5):
化合物2(90mg,0.61mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物8(472mg,1.53mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27155(重量が20mg,収率が8.7%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.37(s,1H),8.58(d,J=6.4Hz,1H),8.32(d,J=6.6Hz,1H),8.10(s,1H),7.71(dd,J=34.7,14.4Hz,3H),7.13(s,1H),6.23(d,J=9.9Hz,1H),4.44(d,J=6.7Hz,2H),3.33(s,2H),3.06(d,J=12.7Hz,1H),2.67(s,1H),1.42(dd,J=6.5Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+375.36、観測値:375.20。
(実施例81)
化合物AB27104の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で純化され、化合物3(重量が12g,収率が55.30%)を得る。
ステップ2):
化合物3(12g,55.6mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1.89g,11.12mmol)及び過硫酸カリウム(37g,139mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)で純化され、化合物4(重量が3.1g,収率が25.93%)を得る。
ステップ3):
化合物4(1.5g,6.9mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(1.68g,4.04mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が2.2g,収率が854.48%)を得る。
ステップ4):
化合物5(150mg,0.5mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物6(105mg,0.5mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-30%)で純化され、化合物AB27104(重量が20mg,収率が7.96%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.29(s,1H),8.17(s,1H),8.09(s,2H),7.91(s,1H),7.78(d,J=7.8Hz,1H),7.38(d,J=21.0Hz,6H),6.90(d,J=6.8Hz,1H),5.70(d,J=13.2Hz,1H),4.77(s,1H),3.32(s,2H),2.81(s,2H),2.62(s,1H),2.10(s,1H),1.88(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+423.45、観測値:423.25。
(実施例82)
化合物AB27154の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,4.23mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(304.56mg,12.7mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、氷浴で30分間攪拌し、氷浴でヨウ化メチル(723.89mg,5.1mmol)を徐々に加え、室温で90分間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。粗製品をメタノールで濾過し、減圧下で濾液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物2(重量が479mg,収率が85.78%)を得る。
ステップ2):
化合物2(100mg,0.76mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(233mg,0.76mmol)を加え、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27154(重量が40mg,収率が11.10%)を得る。
1H NMR(400MHz,dmso-d6)δ 9.35(s,1H),8.56(d,J=6.8Hz,1H),8.24(d,J=6.8Hz,1H),7.99(s,1H),7.81-7.70(m,2H),7.67(d,J=8.2Hz,1H),7.11(s,1H),6.16(d,J=11.0Hz,1H),4.01(s,3H),3.33(s,2H),3.06(d,J=8.6Hz,1H),2.67(d,J=11.1Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+361.34、観測値:361.05。
(実施例83)
化合物AB24999の調製
ステップ1):
化合物1(4.4g,20mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミドDMF(150mL)に溶解し、次いで化合物2(4.28g,42mmol)、ビストリフェニルホスフィン二塩化パラジウム(421mg,0.6 mol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(8.25g,64mmol)及びヨウ化第1銅(190mg,1mmol)を逐次添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(250mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-50%)で純化され、化合物3(重量が3.5g,収率が89.74%)を得る。
ステップ2):
化合物3(3.5g,17.9mmol)をジオキサン(100mL)に溶解し、次いでカリウムt-ブトキシド(1mol)のテトラヒドロフラン溶液(53.8mL)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、酢酸エチル(100mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(300mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が2.2g,収率が62.8%)を得る。
ステップ3):
化合物4(800mg,4.12mmol)を氷酢酸(50mL)に溶解し、次いでパラジウム炭素(100mg,3mmol)を添加し、次に水素で80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物を珪藻土で濾過し、濾液を遠心脱液して化合物5(重量が100mg,収率が12.3%)を得る。
ステップ4):
化合物5(70mg,0.35mmol)をアセトン(10mL)に溶解し、次いで化合物6(286mg,0.76mmol)及び酢酸ナトリウム(143mg,1.75mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、80℃で2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィーで純化され、化合物AB24999(重量が21.8mg,収率が15.5%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.48(s,1H),8.14(d,J=7.5Hz,2H),8.08(d,J=7.1Hz,1H),7.95(s,1H),7.62(d,J=8.0Hz,2H),7.40(d,J=6.7Hz,2H),7.35(s,3H),6.85(d,J=6.8Hz,1H),5.93(s,2H),5.39(s,1H),3.76-3.66(m,1H),2.99(d,J=18.1Hz,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+399.39、観測値:399.10。
(実施例84)
化合物AB24988の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.85mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(68mg,1.69mmol)を添加し、氷浴で10分間攪拌し、次に化合物2(145mg,0.85mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(15mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(20mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が90mg,収率が50.90%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.48mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(136mg,0.48mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24988(重量が50mg,収率が25.34%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.26(s,1H),8.46(s,1H),8.35(s,1H),8.18(d,J=8.9Hz,3H),7.64(d,J=7.0Hz,2H),7.34(s,5H),7.19(s,1H),6.39(s,2H),5.67(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+411.40、観測値:411.30。
(実施例85)
化合物AB27149の調製
ステップ1):
化合物1(22g,100mmol)をテトラヒドロフラン(200mL)に溶解し、次いで化合物2(10.5g,150mmol)を加え、-78℃でn-ブチルリチウム(80mL,2.5mol/L)を添加し、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で純化され、化合物3(重量が13g,収率が60.3%)を得る。
ステップ2):
化合物3(6.48g,30mmol)をジクロロメタン(100mL)及び水(100mL)に溶解し、次いで硝酸銀(1g,6mmol)及び過硫酸カリウム(20g,270mmol)を加え、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=0-10%)で純化され、化合物4(重量が584mg,収率が9.0%)を得る。
ステップ3):
化合物4(584mg,1.98mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解し、次いでC8H18N2O2HBr3(820mg,1.98mmol)を加え、室温で1時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、産物は、反応液を遠心脱液して薄層クロマトグラフィーを通して化合物5(重量が670mg,収率が94.7%)を得る。
ステップ4):
化合物1(236mg,2.0mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(24mg,1.0mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、氷浴で30分間攪拌し、氷浴でヨウ化エチル(374mg,2.4mmol)を徐々に加え、室温で90分間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。粗製品をメタノールで濾過し、減圧下で濾液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物7(重量が185mg,収率が62.9%)を得る。
ステップ5):
化合物7(50mg,0.34mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物5(100mg,0.34mmol)を加え、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27149(重量が13.1mg,収率が10.7%)を得る。
1H NMR(400MHz,CD3OD-d4)δ 9.23(s,1H),8.44(d,J=6.6Hz,1H),8.28(s,1H),8.14(d,J=6.6Hz,1H),7.94(s,2H),7.70(d,J=7.7Hz,1H),7.10(s,1H),6.05(d,J=13.8Hz,1H),4.48(d,J=7.0Hz,2H),3.55(d,J=13.6Hz,1H),3.43(d,J=16.8Hz,1H),3.07(d,J=10.6Hz,1H),2.81(d,J=10.1Hz,1H),1.54(dd,J=6.9Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+359.36、観測値:359.25。
(実施例86)
化合物AB27118の調製
ステップ1):
化合物1(300mg,4.05mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(20mL)に溶解し、次いで化合物2(259mg,2.02mmol)、トリエチレンジアミン(585.8.mg,2.02mmol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(92.4mg,0.1mmol)及びテトラフルオロホウ酸トリ-tert-ブチルホスフィン(678mg,6.06mmol)を加え、110℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物3(重量が100mg、収率が34.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(50mg,0.225mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(160mg,0.56mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、温度が110℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB27118(重量が22.9mg,収率が24.8%)を得る。
1HNMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.14(s,1H),8.24(s,3H),8.18(s,1H),8.04(s,3H),7.19(s,2H),7.09(s,2H),6.41(s,2H),4.13(s,2H),2.23(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+409.42、観測値:409.20。
(実施例87)
化合物AB24987の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.85mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(68mg,1.69mmol)を添加し、氷浴で10分間攪拌し、次に化合物2(145mg,0.85mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(15mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(20mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物3(重量が90mg,収率が50.90%)を得る。
ステップ2):
化合物3(100mg,0.48mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(136mg,0.48mmol)を加え、次に窒素で3回置換を行い、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24987(重量が50mg,収率が26.37%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.29(s,1H),8.48(s,1H),8.36(d,J=5.3Hz,1H),8.24(s,2H),8.18(s,1H),8.04(d,J=5.9Hz,2H),7.35(s,5H),7.21(s,1H),6.44(s,2H),5.68(s,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+395.40、観測値:395.25。
(実施例88)
化合物AB27148の調製
ステップ1):
化合物1(500mg,4.23mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(10mL)に溶解し、氷浴でNaH(304.56mg,12.7mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、氷浴で30分間攪拌し、氷浴でヨウ化メチル(723.89mg,5.1mmol)を徐々に加え、室温で90分間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(20mL)で産物を希釈し、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。粗製品をメタノールで濾過し、減圧下で濾液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物2(重量が479mg,収率が85.78%)を得る。
ステップ2):
化合物2(100mg,0.76mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物3(200mg,0.76mmol)を加え、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物AB27148(重量が40mg,収率が18.81%)を得る。
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.36(s,1H),8.57(d,J=6.7Hz,1H),8.25(d,J=6.5Hz,1H),8.14(s,1H),8.07(d,J=7.7Hz,1H),8.00(s,1H),7.77(d,J=7.9Hz,1H),7.11(s,1H),6.22(d,J=10.6Hz,1H),4.01(s,3H),3.40(s,2H),3.08(s,1H),2.70(s,1H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+345.34、観測値:345.05。
(実施例89)
化合物AB24852の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(368mg,2mmol)及び化合物4(1.2g,6mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24852(重量が107.3mg,収率が12.5%)を得る。
化合物AB24852:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.61(s,1H),8.69(s,1H),8.56(d,J=8.2Hz,1H),8.42(d,J=7.5Hz,1H),8.19(d,J=6.7Hz,1H),8.09(d,J=6.8Hz,1H),7.93(t,J=7.8Hz,1H),7.39(s,4H),7.31(s,1H),7.11(d,J=6.8Hz,1H),7.04(d,J=6.6Hz,1H),6.06(s,2H),4.58(d,J=4.6Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+348.37、観測値:348.30。
(実施例90)
化合物AB24807Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(368mg,2mmol)及び化合物4(1.2g,6mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物は、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24807A(重量が22.9mg,収率が3.7%)を得る。
化合物AB24807A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.41(s,1H),8.15(d,J=7.2Hz,1H),8.04(d,J=7.4Hz,1H),7.97(d,J=7.7Hz,2H),7.70(d,J=6.7Hz,1H),7.58(t,J=7.5Hz,2H),7.35(d,J=4.1Hz,4H),7.28(d,J=3.7Hz,1H),7.01(dd,J=16.5,7.3Hz,2H),5.92(s,2H),4.54(d,J=5.5Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+303.30、観測値:303.25。
(実施例91)
化合物AB24803Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(500mg,2.72mmol)及び化合物4(1.23g,5.42mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物は、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24803A(重量が100mg,収率が11.08%)を得る。
化合物AB24803A:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.19(s,0H),8.13(s,0H),8.03(s,0H),7.96(d,J=8.1Hz,1H),7.36(s,2H),7.11(d,J=8.2Hz,1H),6.99(s,1H),5.84(s,1H),4.56(s,1H),3.85(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+333.16、観測値:333.30。
(実施例92)
化合物AB24810Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(500mg,2.72mmol)及び化合物4(1.5g,5.43mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、攪拌を始め、温度が80℃に上がって16時間攪拌し反応する。減圧下で溶液を濃縮し、アセトニトリルを除去し、調製により化合物AB24810A(重量が120mg,収率が26.8%)を得る。
化合物AB24810A:
1H NMR(399MHz,DMSO-d6)δ 9.25(s,1H),8.15(d,J=6.3Hz,1H),8.04(d,J=6.8Hz,1H),7.96(d,J=7.4Hz,1H),7.63(s,2H),7.55(s,1H),7.37(d,J=6.3Hz,4H),7.30(s,1H),7.01(s,2H),5.80(s,2H),4.56(d,J=5.8Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+387.38、観測値:387.30。
(実施例93)
化合物AB24805Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(552mg,3mmol)をアセトニトリル(20mL)に溶解し、次いで化合物4(2.1 g、9mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。調製及び純化により化合物AB24805A(重量が24.4mg,収率が2.4%)を得る。
化合物AB24805A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.24(s,1H),8.13(d,J=7.0Hz,1H),8.01(s,2H),7.93(d,J=7.6Hz,1H),7.80(s,1H),7.64(s,1H),7.37(d,J=6.6Hz,4H),7.30(s,1H),7.01(s,2H),5.89(s,2H),4.56(d,J=5.9Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+337.82、観測値:337.30。
(実施例94)
化合物AB24808Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(500mg,2.72mmol)及び化合物4(1.5g,5.43mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物は、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24808A(重量が120mg,収率が11.6%)を得る。
化合物AB24808A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.24(s,1H),8.13(d,J=6.8Hz,1H),8.01(d,J=7.7Hz,1H),7.91(d,J=8.4Hz,2H),7.83(d,J=6.9Hz,2H),7.33(d,J=23.6Hz,5H),7.00(s,2H),5.87(s,2H),4.56(d,J=5.7Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+382.27、観測値:382.95。
(実施例95)
化合物AB24845Aの調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(184mg,1mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(426mg,2mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、直に減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。調製及び純化により化合物AB24845A(重量が23.2mg,収率が5.3%)を得る。
化合物AB24845A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.24(s,1H),8.16(d,J=6.8Hz,1H),8.05(d,J=6.7Hz,1H),7.90(d,J=8.0Hz,2H),7.42(d,J=7.6Hz,2H),7.38(s,4H),7.32(s,1H),7.01(s,2H),5.89(s,2H),4.57(d,J=5.6Hz,2H),2.41(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+317.40、観測値:317.35。
(実施例96)
化合物AB24955の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(368mg,2mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(8mL)に溶解し、氷浴でNaH(120mg,5mmol)を添加し、0℃で1時間攪拌し、次にヨウ化メチル(284mg,2mmol)を加え、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水と酢酸エチル(10mL)で産物を抽出し、有機相を減圧下で濃縮して残留物を得る。最後に、残留物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10%)で純化され、化合物4(重量が100mg、収率が25.25%)を得る。
ステップ3):
化合物4(100mg,1.07mmol)をアセトニトリル(5mL)に溶解し、次いで化合物5(80mg,0.40mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応液を遠心脱液して調製及び純化により化合物AB24955(重量が24.8mg,収率が5.2%)を得る。
化合物AB24955:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 8.23(s,1H),8.13(s,1H),7.90(d,J=7.3Hz,2H),7.41(d,J=7.7Hz,2H),7.36(d,J=6.8Hz,2H),7.31(d,J=6.6Hz,1H),7.24(d,J=6.7Hz,2H),7.18(d,J=6.2Hz,2H),5.91(s,2H),4.89(s,2H),3.28(s,3H),2.40(s,3H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+331.43、観測値:331.30。
(実施例97)
化合物AB24809Aの調製
ステップ1):
化合物1(500mg,2.72mmol)及び化合物2(1.5g,5.43mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物は、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24809A(重量が120mg,収率が11.89%)を得る。
化合物AB24809A:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.25(s,1H),8.17(d,J=7.4Hz,3H),7.99(d,J=7.9Hz,3H),7.36(s,5H),7.01(s,2H),5.94(s,2H),4.56(s,2H).
ESI-MS:理論値[M- CF3COO]+371.38、観測値:371.30。
(実施例98)
化合物AB24983の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(368mg,2mmol)及び化合物4(1.2g,6mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、80℃で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行う。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物5(重量が107.3mg,収率が12.5%)を得る。
ステップ3):
化合物5(347mg,1mmol)を無水エタノール(4mL)及び水(1mL)に溶解し、次いで還元鉄塵(560mg,10mmol)及び塩化アンモニウム(324mg,6mmol)、80℃で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、溶液を濾過し、濾液に酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(30mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物AB24983(重量が10.6mg,収率が2.6%)を得る。
化合物AB24983:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.43(s,1H),8.15(d,J=6.8Hz,1H),8.04(d,J=6.4Hz,1H),7.37(s,4H),7.30(s,1H),7.21(d,J=7.3Hz,1H),7.12(s,2H),7.04(d,J=6.1Hz,1H),6.99(d,J=6.9Hz,1H),6.87(d,J=7.2Hz,1H),5.83(s,2H),5.49(s,2H),4.55(s,2H)。
ESI-MS:理論値[M-Br]+318.39、観測値:318.30。
(実施例99)
化合物AB24813の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(1.0g,8.88mmol)をジクロロメタン(30mL)に溶解し、次いで氷浴で三塩化アルミニウム(2.3g,17.76mmol)及び化合物5(2.8g,13.3mmol)を加え、次に反応液を氷浴で1時間攪拌する。TLCで新たな化合物を検出すると、水(50mL)で産物を希釈し、次いでジクロロメタン(30mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去し、化合物6(重量が300mg,収率が12.94%)を得る。
ステップ3):
化合物6(400mg,1.53mmol)及び化合物3(300mg,1.64mmol)を加えをアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24813(重量が24mg,収率が3.1%)を得る。
化合物AB24813:
1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 11.09(s,1H),8.17(s,1H),7.90(s,1H),7.66(s,1H),7.46(s,2H),7.36-7.24(m,8H),6.50(s,1H),4.54(s,2H),1.92(s,6H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+365.88、観測値:365.25。
(実施例100)
化合物AB24814の調製
ステップ1):
化合物1(100mg,0.403mmol)をオキシ塩化リン(10mL)に溶解し、3時間攪拌し、次に110℃でLCMS検出、冷却及び濃縮を行い、次いで氷浴で化合物2(96mg,0.806mmol)及びメタノール(20mL)を加え、室温で反応を行い、溶液を濃縮して調製により化合物AB24814(重量が41.2mg,収率が28.1%)を得る。
化合物AB24814:
1H NMR(400MHz, DMSO-d6)δ 9.25(d,J=6.9Hz,1H),8.05(d,J=7.4Hz,1H),8.03-7.94(m,3H),7.67(d,J=7.8Hz,2H),7.36(d,J=7.6Hz,4H),7.26(s,1H),7.01(s,1H),6.79(s,1H),5.85(s,2H),4.89(s,1H),1.51(d,J=6.3Hz,3H).
ESI-MS:理論値[M- CF3COO]+351.85、観測値:351.00。
(実施例101)
化合物AB24817の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物4(500mg,3.21mmol)及びC8H18N2O2HBr3(1.3g,3.21mmolをメタノール(20mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-5%)で純化され、化合物5(重量が510mg,収率が67.8%)を得る。
ステップ3):
化合物5(350mg,1.5mmol)及び化合物3(184mg,1.0mmol)を加えをアセトニトリル(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行い、室温で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24817(重量が47mg,収率が14%)を得る。
化合物AB24817:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.27(s,1H),9.00(s,1H),8.35(d,J=8.2Hz,1H),8.11(d,J=6.7Hz,1H),8.00(d,J=6.9Hz,1H),7.78(d,J=8.2Hz,1H),7.36(s,4H),7.29(s,1H),7.01(s,2H),5.88(s,2H),4.55(d,J=5.3Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+338.81、観測値:338.20。
(実施例102)
化合物AB24880の調製
ステップ1):
化合物1(5.6g,53.13mmol)をエタノール(10mL)に溶解し、次いで化合物2(5g,53.13mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が90℃に上がって2時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、反応温度を0℃に下げ、水素化ホウ素ナトリウム(4.01g,106.2mmol)を徐々に加え、反応系を室温まで自然昇温し、1時間撹拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(200mL)で産物を希釈し、次いで酢酸エチル(200mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(200mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、並びに濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=10:1)で純化され、化合物3(重量が2.6g,収率が26.8%)を得る。
ステップ2):
化合物3(300mg,1.63mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで化合物4(1.38g,4.89mmol)及び酢酸ナトリウム(669mg,8.15mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、室温で16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、反応液を遠心脱液し、薄層クロマトグラフィーを通して化合物AB24880(重量が300mg,収率が60.74%)を得る。
化合物AB24880:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 9.46(s,1H),8.78(s,1H),8.17(d,J=6.7Hz,1H),8.06(t,J=7.0Hz,2H),7.99(d,J=7.5Hz,1H),7.75(s,1H),7.32(d,J=26.4Hz,5H),7.09-6.95(m,2H),5.96(s,2H),4.54(d,J=5.0Hz,2H).
ESI-MS:理論値[M-Br]+304.14、観測値:304.05。
(実施例103)
化合物AB24822の調製
ステップ1):
化合物1(247mg,1mmol)をオキシ塩化リン(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が110℃に上がって3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、化合物2(重量が200mg,収率が75.18%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.8mmol)を無水メタノール(10mL)に溶解し、次いで0℃で化合物3(162.2mg,1.5mmol)及びトリエチルアミン(5mL)を加えて16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=8:1)で純化され、化合物AB24822(重量が42.8mg,収率が11.8%)を得る。
化合物AB24822:
1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ 9.31(s,1H),8.56(s,1H),8.13(s,1H),7.99(d,J=8.5Hz,3H),7.82(s,1H),7.69(d,J=7.3Hz,2H),7.41(s,1H),7.33(s,1H),7.03(s,2H),5.89(s,2H),4.67(s,2H)。
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+338.81、観測値:338.15。
(実施例104)
化合物AB24846の調製
ステップ1):
化合物1(8g,83.33mmol)をオキシ塩化リン(40mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、90℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、オキシ塩化リンを遠心脱液し、氷浴でジクロロメタン(50mL)を加え、氷水(50mL)を徐々に滴下し、ジクロロメタン(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(100mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=30-80%)で純化され、化合物2(重量が5g,収率が52.17%)を得る。
ステップ2):
化合物1(2.5g,21.73mmol)をN,N-ジメチルホルムアミドDMF(50mL)に溶解し、次いで化合物3(7.43g,65.22mmol)及び炭酸カリウム(9.01g,65.22mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃まで加熱して一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、水(50mL)と酢酸エチル(50mLx3)を加えて産物を抽出し、有機相が合併した後、飽和食塩水(50mL)で産物を洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥を行い、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:石油エーテル=0-30%)で純化され、化合物4(重量が2.1g,収率が52.24%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,1.08 mmol)をアセトニトリル(15mL)に溶解し、次いで化合物5(345mg,1.62mmol)を添加し、次に窒素で3回置換を行った後、80℃で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、反応液を遠心脱液して調製により化合物AB24846(重量が30mg,収率が8.72%)を得る。
化合物AB24846:
1H NMR(400MHz,DMSO,d6)δ 8.77(s,1H),8.14(s,1H),7.89(s,2H),7.42(s,8H),7.35(s,3H),7.10-6.90(m,1H),5.86(s,2H),4.71(s,2H),2.39(s,4H).
ESI-MS:理論値[M-CF3COO]+318.16、観測値:318.10。
(実施例105)
化合物AB24838の調製
ステップ1):
化合物1(200mg,1.01mmol)及びトリフェニルホスフィン(400mg,3.54mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、次に窒素で3回置換を行った後、温度が80℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、産物を濾過し、テトラヒドロフランで3回洗濯し、粗製品とする化合物2(重量が350mg,収率が91.1%)を得る。
ステップ2):
化合物2(200mg,0.52mmol)及び化合物3(108mg,0.46mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、次いでトリエチルアミン(2mL)を加え、次に窒素で3回置換を行った後、温度が70℃に上がって16時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、室温まで冷却を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物4(重量が150mg,収率が89%)を得る。
ステップ3):
化合物4(200mg,0.61mmol)を飽和塩酸塩酢酸エチル溶液(5mL)に溶解し、室温で3時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮して粗製品とする化合物5(重量が210mg)を得る。
ステップ4):
化合物5(200mg,0.97mmol)をエタノール(5mL)に溶解し、次いでパラジウム炭素(20mg)を添加し、次に水素で3回置換を行った後、室温で一晩攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、濾過を行い、減圧下で溶液を濃縮する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物6(重量が60mg,収率が29.5%)を得る。
ステップ5):
化合物6(110mg,0.52mmol)及び化合物7(184mg,0.79mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、次いで炭酸カリウム(72mg,0.52mmol)を加え、70℃で5時間攪拌する。薄層クロマトグラフィーで新たな化合物を検出すると、減圧下で溶液を濃縮し、有機溶媒を除去する。最後に、産物は、カラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=0-10%)で純化され、化合物AB24838(重量が61mg,収率が32.3%)を得る。
化合物AB24838:
1H NMR(399MHz,DMSO-d6)δ 9.30(s,1H),8.01(dd,J=17.6,9.1Hz,2H),7.70(d,J=7.8Hz,1H),7.39(d,J=6.8Hz,1H),7.33(d,J=6.2Hz,2H),6.92(d,J=7.0Hz,1H),5.90(s,2H),4.76(s,1H),2.77(d,J=10.0Hz,1H),2.57(d,J=16.7Hz,1H),2.09(s,1H),1.87(d,J=8.4Hz,1H).
ESI-MS:理論値M-Br]+363.86、観測値:363.15。
(実施例106 NCI-H82細胞に対して各実施例の調製による様々な化合物の阻害効果を調べる)
実験方法
Promega CellTiter-Gloキットは、細胞活力を検出するために、細胞内のATP含有量を直接測定することで、細胞の活性を反映する。10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株NCI-H82(ATCC、番号HTB-175)に対しては、Promega CellTiter-GloキットでNCI-H82に対する様々な化合物の半阻害濃度IC50を測定する。
表1からわかったように、本発明の化合物は、NCI-H82細胞に対して優れた阻害効果を有する。
(実施例107 様々な腫瘍細胞株に対して実施例89により調製された化合物AB24852の阻害効果を調べる)
Promega CellTiter-Gloキットは、細胞活力を検出するために、細胞内のATP含有量を直接測定することで、細胞の活性を反映する。様々な腫瘍細胞株は培地で培養されると、Promega CellTiter-Gloキットでは化合物AB24852の半阻害濃度IC50を測定する。各腫瘍細胞株の名称、由来及び培養条件は次の通りである。
10%ウシ胎児血清を有するDMEM培地+P/Sで培養された細胞株A-375(ATCC、番号CRL-1619);
10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株SNU-398(ATCC、番号CRL-2233);
5%ウシ胎児血清を有するHITES培地+P/Sで培養された細胞株NCI-H1048(ATCC、番号CRL-5853);
10%ウシ胎児血清を有するDMEM培地+P/Sで培養された細胞株MIA PaCa-2(ATCC、番号CRL-1420);
10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株22RV1(ATCC、番号CRL-2505);
10%ウシ胎児血清を有するMcCoy’s 5a培地+P/Sで培養された細胞株G-401(ATCC、番号CRL-1441);
10%ウシ胎児血清を有するLeibovitz’s L-15培地+P/Sで培養された細胞株MDA-MB-453(ATCC、番号HTB-131);
10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株SU-DHL-2(ATCC、番号CRL-2956);
alpha-MEM培地(20%ウシ胎児血清を有する且つ20%体積割合が5637細胞株によって調整された培地)+P/Sで培養された細胞株OCI-AML-4(DSMZ、番号ACC-729);
10%ウシ胎児血清を有するLeibovitz’s L-15培地+P/Sで培養された細胞株SW48(ATCC、番号CCL-231);
様々な腫瘍細胞株に対する化合物AB24852の阻害効果は、表2に示される。
注釈:A-375は黒色癌腫を表し;SNU-398は未分化又は低分化の肝臓癌を表し;NCI-H1048は小細胞肺癌を表し;MDA-MB-453はトリプルネガティブ乳癌を表し;SU-DHL-2はB細胞リンパ腫を表し;OCI-AML-4はM4級急性骨髄性白血病を表し;SW48はDukes’ type C,grade IV直腸腺癌を表す。
表2からわかったように、化合物AB24852は、様々な腫瘍細胞株に対して優れた阻害効果を有する。
(実施例108 Daoy細胞及びNCI-H82細胞における糸粒体の膜透過性遷移孔の活性を調べる)
1.1実験的背景:糸粒体の膜透過性遷移孔(mPTP)は、分子量1.5KD未満の小分子を自由に通過させる糸粒体内膜上の非特異的経路であり、その活性は、糸粒体内の過酸化物(H2O2など)、pH及びカルシウムイオンの影響を受ける。正常な体細胞等の一部の細胞には糸粒体の膜透過性遷移孔が活性になるが、幾つかの腫瘍細胞等の一部の細胞には糸粒体の膜透過性遷移孔が不活性になる。糸粒体の膜透過性遷移孔が活性になる細胞にとっては、過酸化物(H2O2など)を添加すると、糸粒体の膜透過性遷移孔の活性が上がって糸粒体膜電位が下がるようになる。それに反して、糸粒体の膜透過性遷移孔が不活性になるか尚さら閉じる細胞にとっては、過酸化物(H2O2など)を添加すると、糸粒体の膜透過性遷移孔の活性に明らかな影響はなく、糸粒体膜電位に明らかな変化もない。我々は、この原理に基づいて過酸化物による刺激下で糸粒体膜電位差の変化を測定することでmPTPが特定の細胞において活性になるかどうかを判断できる。
1.2実験方法及び結果:
細胞株Daoyは、ヒトの髄芽細胞腫細胞(ATCC、番号HTB-186)として10%ウシ胎児血清を有するEMEM培地+P/Sで培養された。細胞株NCI-H82は、小細胞肺癌細胞(ATCC、番号HTB-175)として、10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された。培地には1.5 μMのCyclosporin A(CSA、CSAはmPTP糸粒体の膜透過性遷移孔の活性を有効的に阻害できる)を加え、同時にCyclosporin A(CSA)なしで培養している細胞を対照群として選定する。Tetramethylrhodamine(TMRM)により糸粒体膜電位差を検出すると、TMRM蛍光強度が高くなり、膜電位差が大きくなる。その結果は表3に示される。
注釈:「+」は存在を意味し、「-」は無を意味する。
表3からわかったように、Daoy細胞の膜電位はH2O2作用下で下方調節され、こういう下方調節は糸粒体の膜透過性遷移孔の阻害剤CSAによって逆転される可能性があり、これはDaoy細胞の糸粒体の膜透過性遷移孔が活性になることを示す。NCI-H82細胞の膜電位はH2O2及びCSAの影響を受けず、これはNCI-H82細胞のmPTP糸粒体の膜透過性遷移孔が不活性になることを示す。そのため、表3は、Daoy細胞の糸粒体の膜透過性遷移孔が活性になるが、NCI-H82細胞のmPTP糸粒体の膜透過性遷移孔が不活性になると指摘する。
(実験例109 癌細胞の増殖活性に対する実施例の調製による上記関連化合物の阻害作用とmPTP活性度との関連を調べる)
3.1実験的背景:Promega CellTiter-Gloキットは、細胞活力を検出するために、細胞内のATP含有量を直接測定することで、細胞の活性を反映する。本実験は、糸粒体の膜透過性遷移孔が活性になるDaoy細胞、及び糸粒体の膜透過性遷移孔が不活性になるNCI-H82細胞を用いて、Daoy細胞、mPTP阻害剤(Cyclosporin A,CSA,1.5μM,Sigma)を加えたDaoy細胞、及びNCI-H82細胞に対する活性阻害のIC50値を検出する。
3.2実験方法及び結果:細胞株Daoyは、10%ウシ胎児血清を有するEMEM培地+P/Sで培養された。細胞株NCI-H82は、10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された。こういう両種の細胞(Daoy細胞及びNCI-H82細胞)に対し、それから3つの条件(CSA無しのDaoy細胞、CSAを有するDaoy細胞及びCSA無しのNCI-H82細胞)下で上記関連化合物の半阻害濃度IC50を測定する。その結果は表4に示される。
表4からわかったように、実施例の調製による上記関連化合物は、Daoy細胞及びNCI-H82細胞に対し阻害効果を有し、特にmPTPが不活性になるNCI-H82細胞に対してより良い阻害効果を有する。その上、mPTP阻害剤CsAを加えてDaoy細胞のmPTP活性が下がると、Daoy細胞に対する上記関連化合物の阻害効果を著しく上げられる。これは、細胞のmPTP活性を下げて上記関連化合物の抗腫瘍活性を著しく上げられ、mPTP不活性の細胞に対する上記関連化合物の阻害効果がより明らかになると指摘する。
(実施例110 様々な腫瘍細胞株に対して実施例の調製による様々な化合物の感受性を調べる)
細胞活性の検出試剤では、様々な腫瘍細胞株に対して実施例の調製による様々な化合物の阻害効果を検出する。
実験的背景:Promega CellTiter-Gloキットは、細胞活力を検出するために、細胞内のATP含有量を直接測定することで、細胞の活性を反映する。本実験は、異なる化合物が様々な腫瘍細胞株の活性を抑えるIC50値を検出することで様々な化合物に敏感又は不敏感である細胞株を分析する。
実験方法及び結果:様々な腫瘍細胞は10%FBSを有する培地(P/Sを加える)で培養され、3時間又は一晩継代培養後、段階希釈された様々なイソキノリン化合物を添加し、3日間培養後に半阻害濃度IC50を測定する。各腫瘍細胞株の名称、由来及び培養条件は次の通りである。
10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株NCI-H82(ATCC、番号HTB-175);
10%ウシ胎児血清を有するMcCoy’s 5a培地+P/Sで培養された細胞株G-401(ATCC、番号CRL-1441);
10%ウシ胎児血清を有するLeibovitz’s L-15培地+P/Sで培養された細胞株MDA-MB-453(ATCC、番号HTB-131);
10%ウシ胎児血清を有するLeibovitz’s L-15培地+P/Sで培養された細胞株SW48(ATCC、番号CCL-231);
10%ウシ胎児血清を有するIMDM培地+P/Sで培養された細胞株CFPAC-1(ATCC、番号CRL-1918);
10%ウシ胎児血清を有するRPMI1640培地+P/Sで培養された細胞株786-O(ATCC、番号CRL-1932);
10%ウシ胎児血清を有するDMEM培地+P/Sで培養された細胞株GB-1(JCRB、番号IFO50489);
実験結果を下記表5に示す。
注釈:IC
50は半阻害濃度(50% inhibiting concentration)、即ち50%の阻害効果を達成する時の阻害剤の濃度である。
表5からわかったように、様々な細胞に対して異なる化合物の感受性を検出することにより、NCI-H82(ヒト小細胞肺癌細胞)やG-401(腎臓癌)やMDA-MB-453(トリプルネガティブ乳癌細胞)やSW48(Dukes’ type C,grade IV結腸腺癌)は、関連化合物(IC50が低い)に敏感であるが、GB-1(ヒト脳膠芽細胞腫細胞)やCFPAC-1(ヒト膵臓癌細胞)やSF126(ヒト脳腫瘍細胞)や786-O(腎臓透明細胞腺癌細胞)は、関連化合物(IC50値が高い)に不敏感であると発見した。
(実施例111)
RT-qPCRで遺伝子発現分析実験を行うことで上記関連化合物に敏感である4例の腫瘍細胞株とそれに不敏感である4例の腫瘍細胞株に対してNNMT遺伝子のmRNA転写レベルを検出し、それぞれこれらの腫瘍細胞株のNNMT遺伝子発現パターンを測定する。実験結果を図1に示す。
図1からわかったように、RT-qPCRで遺伝子発現分析実験を行うことで化合物に敏感である4例の腫瘍細胞株(NCI-H82、G-401、MDA-MB-453及びSW48)とそれに不敏感である4例の腫瘍細胞株(786-O、CFPAC-1、GB-1及びSF126)に対してNNMT遺伝子のmRNA転写レベルを検出する場合は、NNMT遺伝子が敏感な細胞(NCI-H82、G-401、MDA-MB-453及びSW48)において低発現され、不敏感な細胞(786-O、CFPAC-1、GB-1及びSF126)において高発現されていたと発見した。
そのため、図1から得られる結論は、NNMT遺伝子が高発現される腫瘍細胞株に比べて、NNMT遺伝子を低発現する腫瘍細胞株に対するイソキノリン化合物の阻害効果が明らかに強まり、即ち腫瘍細胞中のNNMT遺伝子の発現はイソキノリン化合物に対する感受性と逆相関する。
(実施例112)
NNMT遺伝子の英語名はNicotinamide N-Methyltransferaseである。
NNMT遺伝子のプロモーター領域のヌクレオチド配列はSEQ ID NO:1に示される。
NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~2500位である。
NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域は、SEQ ID NO:1に示されたヌクレオチド配列の951~1808位である。
上記関連化合物に敏感である4例の腫瘍細胞株とそれに不敏感である4例の腫瘍細胞株のNNMT遺伝子のプロモーター領域、NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域及びNNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域に対しては、亜硫酸水素塩で配列決定を行って上記関連領域内のDNA CpG部位のメチル化レベルを検出する。先ずゲノムDNAを亜硫酸水素塩で処理する場合は、メチル化されなかったシトシンが脱アミノ化されてウラシルになるが、メチル化されたシトシンが脱アミノ化されなかったため、亜硫酸水素塩で処理された配列決定試料をそれで処理されなかった配列決定試料と比較することで、メチル化部位を発見するようになる。実験結果を図2、図3及び図4に示す。
図2(NNMT遺伝子のプロモーター領域)、図3(NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の後ろ499bpまでの領域)及び図4(NNMT遺伝子の転写開始部位の前1050bpから転写開始部位の前193bpまでの領域)に示されたように、上記関連化合物は、NNMT遺伝子のプロモーター領域、又はNNMT遺伝子の上記関連領域にDNA CpG部位が高メチル化される腫瘍細胞に対して強い阻害効果を備えるが、NNMT遺伝子のプロモーター領域、又はNNMT遺伝子の上記関連領域にDNA CpG部位が低メチル化される腫瘍細胞に対して弱い阻害効果を備える。これは、腫瘍細胞におけるNNMT遺伝子のプロモーター領域又はNNMT遺伝子の上記関連領域内のDNA CpG部位の高メチル化が上記関連化合物に対するその感受性と正相関することを示す。
(実施例113 肝臓ミクロソームにおける実施例の調製による上記関連化合物の安定性)
Corningのヒト肝臓ミクロソームで本実験を行い、そのステップは次の通りである。
1)緩衝液Cを調製する。
緩衝液A:1.0 Lの0.1 M リン酸二水素カリウム緩衝液(1.0 mM EDTAを含有)
緩衝液B:1.0 Lの0.1 M リン酸二水素カリウム緩衝液(1.0 mM EDTAを含有)
緩衝液C:緩衝液Aを700mLの緩衝液Bに加え、pHが7.4に達したら停止する。
2)10 mM原液を調製する:
試験される化合物をDMSOに溶解し、10 mM原液に調製する。
3)投薬溶液を調製する:
500 μM溶液:10 μLの10 mM原液を190μLのACNに加える。
1.5μM溶液投薬溶液(肝臓ミクロソーム溶液に溶解):
479.75μLの緩衝液Cに18.75μLの20mg/mL肝臓ミクロソームを加え、次いで1.5μLの500μM溶液を加え、軽く揺らしてよく混ぜる。
4)6 mM NADPH溶液の調製:
NADPHを量り分け、適量の緩衝液Cを加えて6mMのNADPH溶液を調製する。
5)30μLの1.5μM投薬溶液を96孔培養皿において様々な時点(0分、5分、15分、30分及び45分)に設定された孔に加え、試料を2組に複製する。
6)0分時点に当たる試料の調製: 135μLACN(内部標準物質を含む)を0分時点に対応する孔に添加し、続いて15μLの6 mM NADPH溶液を加える。
7)1.5 μMの投与溶液を載せる96孔培養皿とNADPH溶液を37℃の水浴中で5分間予熱する。
8)予熱された15 μLの6 mM NADPH溶液を、5分、15分、30分及び45分に設定された孔に加え、反応が始動して計時が始まる。
9)記時器に5分、15分、30分及び45分が示されたら、135μLのACN(内部標準物質を含む)を加えて反応を終了する。10分間ボルテックスし、5594(gの試料を遠心分離機(Thermo Multifuge×3R)で15分間遠心分離する。
10)遠心分離された試料から50 μLの上清液を取り出し、50μLの水を加えた96孔培養皿に移し、混合し、最後に分析のためにLC-MS/MSに送る。
実験結果を表6に示す。
表6からわかったように、実施例の調製による上記関連化合物は、肝臓ミクロソームにおいて優れた半減期T1/2を有することにより、肝臓における実施例の調製による化合物の安定性が優れると指摘する。
本出願に参考文献として引用された上文に記載の全部の文献は、それぞれ参考文献として引用されるものを指す。その上、さらに、当業者が本文を読んだ後、本発明に対して様々な修正又は修正を行われ、且つこれによる等価な形態も本出願の請求項の範囲に入ると理解すべきである。