JP7748345B2 - 付加硬化性シリコーン樹脂組成物及び半導体装置用ダイアタッチ材 - Google Patents
付加硬化性シリコーン樹脂組成物及び半導体装置用ダイアタッチ材Info
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Description
(A-1)下記式(1)
(R1 1R2 2SiO1/2)a(R2 3SiO1/2)b(R2 2SiO2/2)c
(R2SiO3/2)d(SiO4/2)e (1)
(式中、R1は炭素数2~8のアルケニル基、R2は独立して炭素数1~12のアルキル基であり、0.01<a<0.15、0.3<b<0.6、0≦c、0≦d、0.25<e<0.67であり、但し、a+b+c+d+e=1を満足する数である。)
で示され、1分子中に2個以上の炭素数2~8のアルケニル基を有する分岐状オルガノポリシロキサン、
(A-2)下記式(2)
(R1R2 2SiO1/2)2(R2 2SiO2/2)x(R3 2SiO2/2)y (2)
(式中、R1及びR2はそれぞれ上記と同じであり、R3は独立して炭素数6~12のアリール基であり、x及びyはx>0、y≧0であり、0.85≦(x/(x+y))であり、かつ、50≦x+y≦5000となる数である。)
で示される直鎖状オルガノポリシロキサン、
(B)下記式(3)
(R2 3SiO1/2)2(HR2SiO2/2)j(R2 2SiO2/2)k (3)
(式中、R2はそれぞれ上記と同じであり、j及びkは0.60≦(j/(j+k))≦0.95である正数であり、30≦j+k≦120である。)で示される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、ヒドロシリル基を含有するケイ素原子数1~10の有機ケイ素化合物の含有量が5質量%以下である直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)付加硬化触媒、及び
(D)平均粒径(D50)が3μm以上であるフレーク形状の熱伝導性フィラー
を含有するものである付加硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
前記付加硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物が、熱伝導率が1.0W/m・K以上であり、更に-40℃における貯蔵弾性率が150MPa以下のものである付加硬化性シリコーン樹脂組成物を提供する。
(MeSiO3/2)p1(EpSiO3/2)p2(EpMeSiO2/2)q1(Me2SiO2/2)q2(ViMeSiO2/2)q3(OR5)r (4)
(式中、Meはメチル基であり、Epはエポキシ基を有する1価の有機基であり、Viはビニル基であり、R5は炭素数1~12のアルキル基であり、0≦p1<0.35、0≦p2<0.35、0≦q1<0.35、0.4≦q2<0.7、0<q3<0.1、0≦r<0.05であり、0.15≦(p2+q1)/(p1+p2+q1+q2+q3+r)≦0.35であり、但し、p1+p2+q1+q2+q3+r=1となる数である。)
で示され、重量平均分子量が1,500~8,000であり、かつエポキシ当量が250~500g/eqである分岐状オルガノポリシロキサンを含有するものであることが好ましい。
(A-1)下記式(1)
(R1 1R2 2SiO1/2)a(R2 3SiO1/2)b(R2 2SiO2/2)c
(R2SiO3/2)d(SiO4/2)e (1)
(式中、R1は炭素数2~8のアルケニル基、R2は独立して炭素数1~12のアルキル基であり、0.01<a<0.15、0.3<b<0.6、0≦c、0≦d、0.25<e<0.67であり、但し、a+b+c+d+e=1を満足する数である。)
で示され、1分子中に2個以上の炭素数2~8のアルケニル基を有する分岐状オルガノポリシロキサン、
(A-2)下記式(2)
(R1R2 2SiO1/2)2(R2 2SiO2/2)x(R3 2SiO2/2)y (2)
(式中、R1及びR2はそれぞれ上記と同じであり、R3は独立して炭素数6~12のアリール基であり、x及びyはx>0、y≧0であり、0.85≦(x/(x+y))であり、かつ、50≦x+y≦5000となる数である。)
で示される直鎖状オルガノポリシロキサン、
(B)下記式(3)
(R2 3SiO1/2)2(HR2SiO2/2)j(R2 2SiO2/2)k (3)
(式中、R2はそれぞれ上記と同じであり、j及びkは0.60≦(j/(j+k))≦0.95である正数であり、30≦j+k≦120である。)で示される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、ヒドロシリル基を含有するケイ素原子数1~10の有機ケイ素化合物の含有量が5質量%以下である直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)付加硬化触媒、及び
(D)平均粒径(D50)が3μm以上であるフレーク形状の熱伝導性フィラー
を含有するものである付加硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
前記付加硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物が、熱伝導率が1.0W/m・K以上であり、更に-40℃における貯蔵弾性率が150MPa以下のものである付加硬化性シリコーン樹脂組成物である。
(A-1)成分は、下記式(1)で表され、1分子中に2個以上の炭素数2~8のアルケニル基を有する分岐状オルガノポリシロキサンである。
(R1 1R2 2SiO1/2)a(R2 3SiO1/2)b(R2 2SiO2/2)c(R2SiO3/2)d(SiO4/2)e (1)
(式中、R1は炭素数2~8のアルケニル基、R2は独立して炭素数1~12のアルキル基であり、0.01<a<0.15、0.3<b<0.6、0≦c、0≦d、0.25<e<0.67であり、但し、a+b+c+d+e=1を満足する数である。)
(A-2)成分は、下記式(2)で表され、1分子中に2個のR1(炭素数2~8のアルケニル基)を有する直鎖状オルガノポリシロキサンである。
(R1R2 2SiO1/2)2(R2 2SiO2/2)x(R3 2SiO2/2)y (2)
(式中、R1及びR2はそれぞれ上記と同じであり、R3は独立して炭素数6~12のアリール基であり、x及びyはx>0、y≧0であり、0.85≦(x/(x+y))であり、かつ、50≦x+y≦5000となる数である。)
(B)成分は、下記式(3)で表される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンである。
(R2 3SiO1/2)2(HR2SiO2/2)j(R2 2SiO2/2)k (3)
(式中、R2はそれぞれ上記と同じであり、jおよびkは0.60≦(j/(j+k))≦0.95である正数であり、30≦j+k≦120である。)
(C)成分の付加硬化触媒は、本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物の付加硬化反応を進行させるために配合されるものであり、白金系、パラジウム系、ロジウム系のものがあるが、コスト等の観点から白金、塩化白金酸等の白金系のもの、例えば、H2PtCl6・mH2O,K2PtCl6,KHPtCl6・mH2O,K2PtCl4,K2PtCl4・mH2O(mは、正の整数)等や、これらと、オレフィン等の炭化水素、アルコール又はアルケニル基含有オルガノポリシロキサンとの錯体等を例示することができ、これらは単独でも、2種以上の組み合わせでも使用することができる。また、白金系では紫外線光により、配位子が外れ活性が発現する錯体を用いても良い。
(D)成分の平均粒径(D50)が3μm以上であるフレーク形状の熱伝導性フィラーは、本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物の熱伝導性を向上するために配合されるものであり、具体的には熱伝導率20W/m・K以上のフィラーを指す。熱伝導性フィラーの材質としては無機物質や金属が選択できる。付加硬化性シリコーン組成物より与える硬化物の貯蔵弾性率を低く保つことが出来ること、熱伝導性が高いことより、フレーク状の銀粒子を用いることがより好ましい。
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物には、前記(A-1)~(D)成分の他に、接着助剤を添加してもよい。
(MeSiO3/2)p1(EpSiO3/2)p2(EpMeSiO2/2)q1(Me2SiO2/2)q2(ViMeSiO2/2)q3(OR5)r (4)
(式中、Meはメチル基であり、Epはエポキシ基を有する1価の有機基であり、Viはビニル基であり、R5は炭素数1~12のアルキル基であり、繰り返し単位のモル分率(含有率)p1~rについては、0≦p1<0.35、0≦p2<0.35、0≦q1<0.35、0.4≦q2<0.7、0<q3<0.1、0≦r<0.05であり、0.15≦(p2+q1)/(p1+p2+q1+q2+q3+r)≦0.35であり、但し、p1+p2+q1+q2+q3+r=1となる数である。)
・展開溶媒:テトラヒドロフラン(THF)
・流量:0.6mL/min
・検出器:示差屈折率検出器(RI)
・カラム:TSK Guardcolumn SuperH-L
・TSKgel SuperH4000(6.0mmI.D.×15cm×1)
・TSKgel SuperH3000(6.0mmI.D.×15cm×1)
・TSKgel SuperH2000(6.0mmI.D.×15cm×2)
(いずれも東ソー社製)
・カラム温度:40℃
・試料注入量:20μL(濃度0.5質量%のTHF溶液)
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物には、得られる硬化物の強度を向上させる目的や、チキソ性を付与しダイアタッチ材の塗布作業性を向上させる目的、また保管時の熱伝導性フィラーの沈降を抑制する目的で、無機充填材を適宜配合することができる。無機充填材としては、例えば、ヒュームドシリカ、石英粉末等が例示でき、特にはヒュームドシリカを用いることが好適である。
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物には、硬化速度を調整する等の目的で硬化抑制剤を配合することができる。硬化抑制剤としては、例えば、テトラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサンやヘキサビニルジシロキサン、1,3-ジビニルテトラメチルジシロキサン等のビニル基含有オルガノポリシロキサン、エチニルシクロヘキサノールや3-メチル-1-ブチン-3-オール等のアセチレンアルコール類及びそのシラン変性物やシロキサン変性物、ハイドロパーオキサイド、テトラメチルエチレンジアミン、ベンゾトリアゾール、トリアリルイソシアヌレート、アルキルマレエート及びこれらの混合物からなる群から選ばれる化合物等が挙げられる。
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物は、樹脂組成物全体における重合度10以下の低分子シロキサン化合物量が1質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.5質量%以下である。重合度10以下の低分子シロキサン化合物量が上記量以下であれば、周辺部材への汚染が少なく、動作を損なうことのない半導体パッケージを与えることが可能である。
・装置:GC-2014((株)島津製作所製)
・カラム:品名…HP-5MS(アジレント・テクノロジー(株)製、内径:0.25mm、長さ:30m、充填材:〔(5%-フェニル)-メチルポリシロキサン〕
・検出器:FID検出器(検出器温度:300℃)
・試料:試料1.0gを10mLのn-テトラデカン/アセトン標準溶液(濃度:20μg/mL)に溶解させたものをサンプルとした。
・注入量:1μL
・オーブン温度:50℃-280℃/23分-280℃/17分
・キャリアガス:種類…ヘリウム、線速…34.0cm/s
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物は、硬化後の樹脂硬化物の熱伝導率が1.0W/m・K以上であり、好ましくは1.5W/m・K以上である。硬化後の樹脂硬化物の熱伝導率が上記数値以上であれば、半導体用ダイアタッチ剤として用いる場合、半導体チップより発生する熱を充分に放熱することで半導体パッケージの消費電力を抑えることや、故障を抑制することができる。
本発明の付加硬化性シリコーン樹脂組成物は、硬化後の樹脂硬化物の-40℃における貯蔵弾性率が150MPa以下であり、好ましくは100MPa以下である。硬化後の樹脂硬化物の-40℃における貯蔵弾性率が上記値以下であれば、動作温度領域における半導体パッケージの反りが少なく、動作不良を抑制することができる。
(a1-1):シロキサン単位が、ViMe2SiO1/2単位が10モル%、Me3SiO1/2単位が40モル%、SiO4/2単位が50モル%で示され、SiVi基量が0.08mol/100gであり、GPC測定による重量平均分子量が5,600であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃で固体の分岐状オルガノポリシロキサン
(a1-2):シロキサン単位が、ViMe2SiO1/2単位が10モル%、Me3SiO1/2単位が35モル%、MeSiO3/2単位が25モル%、SiO4/2単位が30モル%で示され、SiVi基量が0.09mol/100gであり、GPC測定による重量平均分子量が4,900であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃で液状の分岐状オルガノポリシロキサン
(a2-1):下記式
(ViMe2SiO1/2)2(Ph2SiO2/2)20(Me2SiO2/2)350
で表され、SiVi基量が0.006mol/100gであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃の粘度が5,100mPa・sである直鎖状オルガノポリシロキサン
(a2-2):下記式
(ViMe2SiO1/2)2(Me2SiO2/2)388
で表され、SiVi基量が0.006mol/100gであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃の粘度が5,000mPa・sである直鎖状オルガノポリシロキサン
(b-1):下記式
(Me3SiO1/2)2(HMeSiO2/2)72(Me2SiO2/2)24
で表され、ヒドロシリル基量が1.14mol/100gであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃の粘度が163mPa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(b-2):下記式
(Me3SiO1/2)2(HMeSiO2/2)86(Me2SiO2/2)10
で表され、ヒドロシリル基量が1.40mol/100gであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃の粘度が165mPa・sであるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
(c-1):白金の含有量が2質量%であり、SiVi基量が1.05mol/100gである、白金(0)の1,3-ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体の1,3-ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液
(d-1):平均粒径(D50)6.5μmであるフレーク状銀粉「AgC-237」(福田金属箔粉工業社製)
(d-2):平均粒径(D50)2.4μmであるフレーク状銀粉「AgC-239」(福田金属箔粉工業社製)(比較用)
(d-3):平均粒径(D50)4.2μmであるフレーク状銀粉「FA-D-1」(DOWAエレクトロニクス社製)
(d-4):平均粒径(D50)7.6μmであるフレーク状銀粉「AgC-223」(福田金属箔粉工業社製)
(d-5):平均粒径(D50)6.1μmである真球状の銀めっき銅コア粉「TFM―C05P」(東洋アルミニウム社製)(比較用)
(d-6):平均粒径(D50)5.7μmである真球状酸化アルミニウム「AC-9204」(アドマテックス社製)(比較用)
(e-1):シロキサン単位が、Ep’SiO3/2単位が29モル%、Me2SiO2/2単位が64モル%、ViMeSiO2/2単位が6モル%、OMe単位が1モル%で示され、重量平均分子量が2,400であり、SiVi基量が0.05mol/100gであり、エポキシ当量が330g/eqであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.3質量%であり、25℃の粘度が350mPa・sである分岐状オルガノポリシロキサン
(e-2):シロキサン単位が、MeSiO3/2単位が25モル%、Ep’MeSiO2/2単位が22モル%、Me2SiO2/2単位が47モル%、ViMeSiO2/2単位が5モル%、OMe単位が1モル%で示され、重量平均分子量が4,500であり、SiVi基量が0.05mol/100gであり、エポキシ当量が435g/eqであり、25℃で液体であり、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量が0.1質量%であり、25℃の粘度が355mPa・sである分岐状オルガノポリシロキサン
(f-1):日本アエロジル社製ヒュームドシリカ「RX300」
(g-1):エチニルシクロヘキサノール
実施例1~8及び比較例1~5の付加硬化性シリコーン樹脂組成物を表1、2に示した配合比(数値は質量部)により調製し、該組成物の硬さ、引張り強さ、切断時伸び、硬化物の-40℃のおける貯蔵弾性率、接着性、熱伝導性、重合度10以下の低分子シロキサン化合物含有量、貯蔵安定性を下記に示す試験方法により評価した。各測定結果について表1、2に示した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物を、熱風循環式乾燥機を使用して100℃で1時間加熱することにより、シリコーン硬化物を作製した。該シリコーン硬化物をJIS K 6253-3:2012に準拠し、タイプAデュロメータを用いて測定した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物を、熱風循環式乾燥機を使用して100℃で1時間加熱することにより、シリコーン硬化物を作製した。該シリコーン硬化物の引張り強さ、切断時伸びをJIS K 6250に準拠して測定した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物を、熱風循環式乾燥機を使用して100℃で1時間加熱することにより、厚さ2mmでシート形状のシリコーン硬化物を作製した。該シリコーン硬化物の-40℃における貯蔵弾性率を、ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社製動的粘弾性測定装置(DMA)「Q800」により測定した。
ガラスエポキシ基板であるFR-4上に、付加硬化性シリコーン樹脂組成物を所定量塗布し、3.0mm×3.0mmのサイズであるSiチップをダイボンドした後、熱風循環式乾燥機を使用して100℃で1時間加熱硬化した。加熱後、取り出したパッケージを25℃まで冷却し、ボンドテスター(ノードソン・アドバンスト・テクノロジー社製:Dage4000)にてチップと基板との接着強度を各樹脂硬化物について試験数50で測定し、平均接着強度を算出した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物を、熱風循環式乾燥機を使用して100℃で1時間加熱することにより、厚さ0.5mm、1mm及び2mmでシート形状のシリコーン硬化物を作製した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物の重合度10以下の低分子シロキサン化合物の含有量は前述と同様の方法を用いて測定した。
付加硬化性シリコーン樹脂組成物を、-20℃の冷凍庫で1ヵ月保管し、常温へ解凍後に表面の状態を観察した。樹脂分とフィラーとの分離が確認されないものは「〇」とし、分離が確認されるものは「×」とした。
Claims (6)
- 付加硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
(A-1)下記式(1)
(R1 1R2 2SiO1/2)a(R2 3SiO1/2)b(R2 2SiO2/2)c
(R2SiO3/2)d(SiO4/2)e (1)
(式中、R1は炭素数2~8のアルケニル基、R2は独立して炭素数1~12のアルキル基であり、0.01<a<0.15、0.3<b<0.6、0≦c、0≦d、0.25<e<0.67であり、但し、a+b+c+d+e=1を満足する数である。)
で示され、1分子中に2個以上の炭素数2~8のアルケニル基を有する分岐状オルガノポリシロキサン、
(A-2)下記式(2)
(R1R2 2SiO1/2)2(R2 2SiO2/2)x(R3 2SiO2/2)y (2)
(式中、R1及びR2はそれぞれ上記と同じであり、R3は独立して炭素数6~12のアリール基であり、xは85~3400、yは8~600であり、0.85≦(x/(x+y))であり、かつ、93≦x+y≦4000となる数である。)
で示される直鎖状オルガノポリシロキサン、
(B)下記式(3)
(R2 3SiO1/2)2(HR2SiO2/2)j(R2 2SiO2/2)k (3)
(式中、R2はそれぞれ上記と同じであり、j及びkは0.60≦(j/(j+k))≦0.95である正数であり、30≦j+k≦120である。)で示される直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサンであって、ヒドロシリル基を含有するケイ素原子数1~10の有機ケイ素化合物の含有量が5質量%以下である直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン、
(C)付加硬化触媒、及び
(D)平均粒径(D50)が3μm以上であるフレーク形状の熱伝導性フィラー
を含有するものである付加硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
前記付加硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物が、熱伝導率が1.0W/m・K以上であり、更に-40℃における貯蔵弾性率が150MPa以下のものであり、かつ、
前記(A-2)成分の配合量は、前記(A-1)成分100質量部に対して100~3000質量部であり、
前記(B)成分の配合量は、付加硬化性シリコーン樹脂組成物全体におけるケイ素原子に結合したアルケニル基の合計1モルに対して、前記(B)成分中のケイ素原子に結合した水素原子の合計が1.0~2.0モルの範囲となる量であることを特徴とする付加硬化性シリコーン樹脂組成物。 - 前記(D)成分が銀粒子であることを特徴とする請求項1に記載の付加硬化性シリコーン樹脂組成物。
- 更に、(E)接着助剤として、下記式(4)
(MeSiO3/2)p1(EpSiO3/2)p2(EpMeSiO2/2)q1(Me2SiO2/2)q2(ViMeSiO2/2)q3(OR5)r (4)
(式中、Meはメチル基であり、Epはエポキシ基を有する1価の有機基であり、Viはビニル基であり、R5は炭素数1~12のアルキル基であり、0≦p1<0.35、0≦p2<0.35、0≦q1<0.35、0.4≦q2<0.7、0<q3<0.1、0≦r<0.05であり、0.15≦(p2+q1)/(p1+p2+q1+q2+q3+r)≦0.35であり、但し、p1+p2+q1+q2+q3+r=1となる数である。)
で示され、重量平均分子量が1,500~8,000であり、かつエポキシ当量が250~500g/eqである分岐状オルガノポリシロキサンを含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の付加硬化性シリコーン樹脂組成物。 - 更に、(F)成分として無機充填剤を含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の付加硬化性シリコーン樹脂組成物。
- 前記付加硬化性シリコーン樹脂組成物全体における重合度10以下の低分子シロキサン化合物量が1質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の付加硬化性シリコーン樹脂組成物。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の付加硬化性シリコーン樹脂組成物からなるものであることを特徴とする半導体装置用ダイアタッチ材。
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