JP7757082B2 - モータ及び車両 - Google Patents
モータ及び車両Info
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Description
図1は、モータ1の要部を拡大した断面図である。図2は、モータ1の断面図である。図1は、図2の破線で囲まれた部分Iを拡大した図である。
シャフト2は、円柱形状であり、中心軸CXに沿って軸方向に延びる。本実施形態では、シャフト2は、固定軸であり、たとえば車両100の車体130(後述する図4参照)に回転不能に固定される。
ロータ3は、軸方向に延びる中心軸CXを中心にして回転可能である。前述の如く、モータ1は、ロータ3を備える。本実施形態では、ロータ3は、シャフト2に対して回転可能である。ロータ3は、ロータ筒部31と、リム32と、を備える。ロータ筒部31は、中心軸CXを囲んで軸方向に延びる。好ましくは、ロータ筒部31は、磁性体材料を用いて形成され、マグネット33のヨークとして機能する。但し、この例示は、ロータ筒部31が非磁性体材料を用いて形成される構成を排除しない。また、ロータ筒部31及びマグネット33間には、ロータ筒部31とは別の磁性体が配置されてもよい。
ステータ4は、ロータ3と径方向に対向する。前述の如く、モータ1は、ステータ4を備える。ステータ4は、ロータ3よりも径方向内方Diに配置される。ステータ4は、ステータコア41と、インシュレータ42と、複数のコイル部43と、導線44と、渡線45と、を有する。ステータコア41は、磁性体材料を用いて形成され、本実施形態では電磁鋼板が軸方向に積層された積層体である。ステータコア41は、コアバック411と、複数のティース412と、を有する。コアバック411は、マグネット33よりも径方向内方Diに配置され、中心軸CXを囲む。ステータ4は、コアバック411を有する。モータ1は、ステータ4を備える。複数のティース412は、コアバック431から径方向外方Doに延びて、周方向に並ぶ。ステータ4は、複数のティース412を有する。
結束部5は、複数の渡線45を結束する。前述の如く、モータ1は、結束部5を有する。好ましくは、結束部5は、リング部材8に連結される。こうすれば、結束部5によって複数の渡線45を束ねてリング部材8に固定できる。たとえば、本実施形態では、結束部5は、リング部材8の後述する第1溝部83の内面に連結される。詳細には、結束部5は、可撓性を有する線状部材(たとえば結束バンド)である。結束部5は、図1に示すように、第1溝部83の後述する孔部8321に通され、第1溝部83の後述する底板部832の一部とともに複数の渡線45から成る束の周囲に巻き付けられて環状に連結される。これにより、結束部5は、渡線45の束を底板部832に固定できる。こうすれば、結束部5により束ねた複数の渡線45を第1溝部83内に保持できる。渡線45の第1溝部83の外部への移動をより確実に防止できるので、他の部材への渡線45の干渉をより確実に防止できる。
ステータホルダ6は、ステータ4を保持する。ステータホルダ6は、内筒部61と、ホルダ筒部62と、接続部63と、を有する。
第1カバー部材71は、ロータ3の軸方向一方D1側の端部を覆う。第1カバー部材71は、シャフト2に対してロータ3とともに回転可能である。第1カバー部材71は、カバー711と、ベアリングホルダ712と、ベアリング713と、筒部714と、エンドキャップ715と、を有する。
第2カバー部材72は、ロータ3の軸方向他方D2側の端部を覆う。第2カバー部材72は、シャフト2に対してロータ3とともに回転可能である。第2カバー部材72は、カバー721と、ベアリングホルダ722と、ベアリング723と、エンドキャップ724と、を有する。
リング部材8は、ホルダ筒部62の軸方向一方D1側の端部に配置されて、中心軸CXを囲む。前述の如く、モータ1は、リング部材8を備える。本実施形態では、リング部材8は、樹脂などの電気絶縁性を有する材料で形成され、中心軸CXを囲む環状である。なお、本実施形態では、リング部材8は、インシュレータ42とは別の部材である。これにより、インシュレータ42及びリング部材8の取付作業がし易くなる。但し、この例示に限定されず、リング部材8は、インシュレータ42と一体であってもよい。
環状板部81は、中心軸CXを囲む環状であり、径方向に広がる。なお、環状板部81は、中心軸CXを中心とする周方向の全域に渡って切れ目の無く連続的に一繋がりとなる形状であってもよいし、中心軸CXを中心とする全域の一部に1以上の切れ目を有する形状であってもよい。前述の如く、リング部材8は、環状板部81を有する。環状板部81は、ホルダ筒部62の軸方向一方D1側の端部に配置される。
突出部82は、リング部材8の径方向外方Do側の端部において径方向外方Doに突出する。前述の如く、リング部材8は、突出部82を有する。より詳細には、突出部82は、複数である。各々の突出部82は、環状板部81の径方向外方Do側の端部に配置されて、周方向に並ぶ。
第1溝部83には、渡線45が配置される。前述の如く、リング部材8は、第1溝部83を有する。第1溝部83は、コアバック411よりも径方向内方Diに配置されて、周方向に延びる。本実施形態では、第1溝部83は、中心軸CXを囲む環状である。第1溝部83は、軸方向他方D2に凹む。第1溝部83は、渡線45及び結束部5を収容し、好ましくは渡線45及び結束部5の全体を収容する。
固定部84は、基板9を固定する。前述の如く、リング部材8は、固定部84を有する。固定部84は、環状板部81から軸方向一方D1に突出する。固定部84の軸方向一方D1側の端部には、基板9が連結される。固定部84は、径方向において渡線45とコイル部43との間に配置されて、周方向に延びる。
第2溝部85には、導線44の伸長部441が配置される。前述の如く、リング部材8は、第2溝部85を有する。第2溝部85は、環状板部81の軸方向一方D1側の端面に配置されて、軸方向他方D2に凹む。第2溝部85は、一対の壁面851と、一対の壁面851の軸方向他方D2側の端部同士を接続する底面(符号省略)と、で構成される。つまり、一対の壁面851は、第2溝部85の少なくとも周方向を向く内側面である。こうすれば、環状板部81よりも軸方向一方D1側の空間に伸長部441を引き出すためのスペースを確保しなくてもよい。従って、モータ1の軸方向サイズの増大を抑制できる。なお、この例示は、一対の壁面811が第2溝部85の内側面ではない構成を排除しない。たとえば、一対の壁面851は、周方向に隣り合う一対のリブの周側面であってもよい。このリブは、少なくとも一部の第2溝部85に代えて環状板部81の軸方向一方D1側の端面に配置されてよく、軸方向一方D1に突出して径方向に延びる。
基板9は、リング部材8の軸方向一方D1側の端部に配置されて、軸方向と交差する方向に広がる。前述の如く、モータ1は、基板9を備える。リング部材8の軸方向一方D1側の端部に基板9を配置することで、基板9を作業性良くコンパクトに配置できる。
本実施形態では、モータ1は、いわゆるインホイールモータであり、車両100に搭載される。図4は、車両100の構成例を示す概念図である。図4の車両100は、電動二輪車である。車両100は、モータ1を備える。車両100では、コイル部43間を電気的に接続する渡線45をコアバック411よりも径方向内方Diに配置することにより、車両100が搭載するモータ1の軸方向サイズの増加を抑制できる。但し、本実施形態の例示は、モータ1が電動二輪車以外の車両100に搭載される構成を排除しない。
以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾が生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
Claims (13)
- 軸方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
ステータホルダと、
リング部材と、
を備え、
前記ロータは、前記中心軸を囲むマグネットを有し、
前記ステータは、
前記マグネットよりも径方向内方に配置され、前記中心軸を囲むコアバックと、
前記コアバックから径方向外方に延びて周方向に並ぶ複数のティースと、
各々の前記ティースに導線が配置された複数のコイル部と、
前記コアバックよりも径方向内方に配置され、異なる前記コイル部間を電気的に接続する渡線と、
を有し、
前記導線は、前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる伸長部を有し、
前記伸長部は、前記渡線と繋がり、
前記ステータホルダは、前記中心軸を囲んで軸方向に延び、径方向外側面に前記コアバックを保持するホルダ筒部を有し、
前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置されて前記中心軸を囲み、
前記リング部材は、
前記ステータホルダの径方向内側面に配置されて軸方向に延びる筒部と、
前記筒部の軸方向他方端部から径方向内方に広がる底板部と、
を有し、
前記渡線は、前記底板部の軸方向一方端面に配置される、モータ。 - 複数の前記渡線を結束する結束部をさらに備え、
前記結束部は、前記リング部材に連結される、請求項1に記載のモータ。 - 前記結束部は、前記底板部の軸方向他方端面に連結される、請求項2に記載のモータ。
- 前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置される環状板部を有し、
前記環状板部は、少なくとも周方向に対向する一対の壁面を有し、
前記一対の壁面は、前記環状板部の径方向外方側の端部から径方向内方側の端部に向かって延び、
前記伸長部は、前記一対の壁面の間に配置される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ。 - 軸方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
ステータホルダと、
リング部材と、
を備え、
前記ロータは、前記中心軸を囲むマグネットを有し、
前記ステータは、
前記マグネットよりも径方向内方に配置され、前記中心軸を囲むコアバックと、
前記コアバックから径方向外方に延びて周方向に並ぶ複数のティースと、
各々の前記ティースに導線が配置された複数のコイル部と、
前記コアバックよりも径方向内方に配置され、異なる前記コイル部間を電気的に接続する渡線と、
を有し、
前記導線は、前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる伸長部を有し、
前記伸長部は、前記渡線と繋がり、
前記ステータホルダは、前記中心軸を囲んで軸方向に延び、径方向外側面に前記コアバックを保持するホルダ筒部を有し、
前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置されて前記中心軸を囲み、
前記渡線は、前記ホルダ筒部よりも径方向内方に配置され、
前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置される環状板部を有し、
前記環状板部は、少なくとも周方向に対向する一対の壁面を有し、
前記一対の壁面は、前記環状板部の径方向外方側の端部から径方向内方側の端部に向かって延び、
前記伸長部は、前記一対の壁面の間に配置される、モータ。 - 前記伸長部は、前記一対の壁面のうちの一方の壁面の少なくとも一部に接するとともに、前記一対の壁面のうちの他方の壁面の少なくとも一部に接する、請求項4又は請求項5に記載のモータ。
- 前記リング部材は、前記伸長部が配置される溝部をさらに有し、
前記溝部は、前記環状板部の軸方向一方側の端面に配置されて、軸方向他方に凹み、
前記一対の壁面は、前記溝部の少なくとも周方向を向く内側面である、請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のモータ。 - 前記リング部材の軸方向一方側の端部に配置されて軸方向と交差する方向に広がる基板をさらに備え、
前記リング部材は、
前記基板を固定する固定部と、
前記固定部の径方向外方側の端部から径方向内方側の端部に向かって前記固定部を貫通する開口部と、
を有し、
前記固定部は、径方向において前記渡線と前記コイル部との間に配置されて、周方向に延び、
少なくとも一部の前記伸長部は、前記開口部を通じて前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータ。 - 軸方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
ステータホルダと、
リング部材と、
前記リング部材の軸方向一方側の端部に配置されて軸方向と交差する方向に広がる基板と、
を備え、
前記ロータは、前記中心軸を囲むマグネットを有し、
前記ステータは、
前記マグネットよりも径方向内方に配置され、前記中心軸を囲むコアバックと、
前記コアバックから径方向外方に延びて周方向に並ぶ複数のティースと、
各々の前記ティースに導線が配置された複数のコイル部と、
前記コアバックよりも径方向内方に配置され、異なる前記コイル部間を電気的に接続する渡線と、
を有し、
前記導線は、前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる伸長部を有し、
前記伸長部は、前記渡線と繋がり、
前記ステータホルダは、前記中心軸を囲んで軸方向に延び、径方向外側面に前記コアバックを保持するホルダ筒部を有し、
前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置されて前記中心軸を囲み、
前記渡線は、前記ホルダ筒部よりも径方向内方に配置され、
前記リング部材は、
前記基板を固定する固定部と、
前記固定部の径方向外方側の端部から径方向内方側の端部に向かって前記固定部を貫通する開口部と、
を有し、
前記固定部は、径方向において前記渡線と前記コイル部との間に配置されて、周方向に延び、
少なくとも一部の前記伸長部は、前記開口部を通じて前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる、モータ。 - 前記基板の少なくとも一部は、前記コアバックよりも径方向外方に配置される、請求項8又は請求項9に記載のモータ。
- 前記リング部材は、前記リング部材の径方向外方側の端部において径方向外方に突出する突出部を有し、
前記突出部は、軸方向において前記導線及び前記ティース間に配置される、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のモータ。 - 軸方向に延びる中心軸を中心にして回転可能なロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
ステータホルダと、
リング部材と、
を備え、
前記ロータは、前記中心軸を囲むマグネットを有し、
前記ステータは、
前記マグネットよりも径方向内方に配置され、前記中心軸を囲むコアバックと、
前記コアバックから径方向外方に延びて周方向に並ぶ複数のティースと、
各々の前記ティースに導線が配置された複数のコイル部と、
前記コアバックよりも径方向内方に配置され、異なる前記コイル部間を電気的に接続する渡線と、
を有し、
前記導線は、前記コイル部から前記コアバックよりも径方向内方に延びる伸長部を有し、
前記伸長部は、前記渡線と繋がり、
前記ステータホルダは、前記中心軸を囲んで軸方向に延び、径方向外側面に前記コアバックを保持するホルダ筒部を有し、
前記リング部材は、前記ホルダ筒部の軸方向一方側の端部に配置されて前記中心軸を囲み、
前記渡線は、前記ホルダ筒部よりも径方向内方に配置され、
前記リング部材は、前記リング部材の径方向外方側の端部において径方向外方に突出する突出部を有し、
前記突出部は、軸方向において前記導線及び前記ティース間に配置される、モータ。 - 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のモータを備える、車両。
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