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JP7757641B2 - 記憶定着制御装置及び記憶定着方法 - Google Patents
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JP7757641B2 - 記憶定着制御装置及び記憶定着方法 - Google Patents

記憶定着制御装置及び記憶定着方法

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Description

本発明は、記憶定着制御装置及び記憶定着方法に関する。
睡眠状態にある被験者に対して感覚刺激を供給することにより、被験者の認知領域を強化する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2021-503339号公報
特許文献1に記載の技術では、被験者の記憶が定着したかどうかに関わらず感覚刺激を供給するため、被験者に対して効率よく記憶を定着させることが困難である。このため、被験者に対して効率よく記憶を定着させる技術が求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、被験者に対して効率よく記憶を定着させることが可能な記憶定着制御装置及び記憶定着方法を提供することを目的とする。
本発明に係る記憶定着制御装置は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を取得する取得部と、取得された前記脳活動情報に基づいて前記被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する状態判定部と、前記状態判定部の判定結果に応じて、前記被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置に再生させる再生制御部と、前記コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する記憶定着判定部とを備える。
本発明に係る記憶定着方法は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を取得することと、取得された前記脳活動情報に基づいて前記被験者の脳の所定部位の活動状態を判定することと、前記活動状態の判定結果に応じて、前記被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置に再生させることと、前記コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定することとを含む。
本発明によれば、被験者に対して効率よく記憶を定着させることが可能となる。
図1は、本実施形態に係る記憶定着装置の一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態に係る記憶定着装置の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、睡眠レベルの一例を示す図である。 図4は、被験者の脱酸化ヘモグロビン濃度の時間変化の一例を示す図である。 図5は、被験者の睡眠レベルの時間変化の一例を示す図である。 図6は、制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、被験者の睡眠レベルの時間変化の一例を示す図である。 図8は、制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る記憶定着制御装置及び記憶定着方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る記憶定着装置100の一例を示す模式図である。図1に示すように、記憶定着装置100は、検出装置10と、設定装置20と、制御装置(記憶定着制御装置)30と、再生装置40と、刺激付与装置50とを備える。
検出装置10は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を検出する。検出装置10としては、例えばfNIRS(functional Near-Infrared Spectroscopy:機能的近赤外分光分析法)の原理に基づいて脳血流の計測を行う計測装置が用いられる。なお、検出装置10は、fNIRSの原理に基づく計測装置に限定されず、例えば脳活動情報として脳活動量を計測するfMRI(機能的磁気共鳴画像法)の原理に基づいて計測を行う計測装置を用いてもよい。
検出装置10は、例えば、頭部装着部11と、複数の光ファイバチャネル12と、情報生成部13とを有する。頭部装着部11は、被験者の頭部に装着される。光ファイバチャネル12は、不図示の光源からの近赤外光を被験者の頭部に出射する出射用の光ファイバ12aと、被験者の頭部の内部で反射又は散乱された近赤外光を受光して情報生成部13に送る受光用の光ファイバ12bとを有する。光ファイバ12a及び光ファイバ12bは、被験者の脳のウェルニッケ野について計測が可能な位置に配置される。なお、光ファイバ12a及び光ファイバ12bは、被験者の脳のウェルニッケ野に加えて又は代えて、ブローカ野について計測が可能な位置に配置されてもよい。
情報生成部13は、受光用の光ファイバ12bから送られた近赤外光に基づいて、酸化ヘモグロビン濃度を脳活動情報として算出する。なお、情報生成部13は、脳活動情報として、酸化ヘモグロビン濃度に加えて又は代えて、脱酸化ヘモグロビン濃度及び総ヘモグロビン濃度の少なくとも一方を算出してもよい。本実施形態において、情報生成部13で算出される脳活動情報は、被験者の脳のウェルニッケ野についての活動情報である。なお、光ファイバ12bと情報生成部13の接続は、有線で接続してもよく、無線で接続してもよい。また、情報生成部13は頭部装着部11に内蔵されても良い。
設定装置20は、記憶定着装置100の設定情報を入力する。設定情報は、例えば再生装置40で再生する内容等に関する情報を含む。設定装置20は、キーボード、マウス等の入力装置が用いられてもよいし、タッチパネルを有するスマートフォン、タブレット等が用いられてもよい。
制御装置30は、記憶定着装置100の動作を統括的に制御する。制御装置30は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置と、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)等の記憶装置を有する。
再生装置40は、再生制御部33の制御に基づいて、第1コンテンツ及び第2コンテンツを再生する。再生装置40は、例えば音声を出力するスピーカを有する。当該スピーカとしては、例えば被験者の頭部に装着可能なヘッドフォン等に搭載された構成であってもよい。
刺激付与装置50は、被験者の聴覚とは異なる感覚を刺激させる装置である。刺激付与装置50は、例えば被験者の視覚を刺激する視覚刺激部51と、被験者の触覚を刺激する触覚刺激部52と、被験者の臭覚を刺激する臭覚刺激部53とを有する。視覚刺激部51は、例えば光照射機能を有するアイマスク等が挙げられる。触覚刺激部52は、例えばグローブ型の触覚デバイス等が挙げられる。臭覚刺激部53は、例えば芳香剤等の香り成分を噴射可能なデバイス等が挙げられる。刺激付与装置50は、再生装置40で再生されるコンテンツの単語に対応する刺激を、視覚、触覚及び臭覚に対する刺激として付与することで、被験者に対してマルチモーダル刺激を付与することが可能である。
次に、本実施形態に係る制御装置30の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る記憶定着装置100の一例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、制御装置30は、取得部31と、状態判定部32と、再生制御部33と、刺激制御部34と、記憶定着判定部35と、記憶部36とを有する。
取得部31は、検出装置10の情報生成部13で生成された脳活動情報を取得する。取得部31は、上記した情報生成部13の機能を有する構成であってもよい。つまり、取得部31は、検出装置10の光ファイバ12bから送られる信号を直接取得して脳活動情報を算出する構成であってもよい。取得部31は、所定期間ごとに脳活動情報を取得するようにする。
状態判定部32は、取得部31で取得された脳活動情報に基づいて、被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する。状態判定部32で活動情報を判定するタイミングは、例えば取得部31で脳活動情報を取得するタイミングと同一又は対応するタイミングとすることができる。本実施形態において、脳の所定部位は、例えばウェルニッケ野である。活動状態としては、記憶定着に適している適応状態(所定状態)か、記憶定着に適していない非適応状態かの2段階に設定することができる。
図3は、被験者の酸化ヘモグロビン濃度の時間変化の一例を示す図である。脳細胞が活動すると、血液中の酸化ヘモグロビンから酸素分子が離れ(脱酸化)て脱酸化ヘモグロビンに変わり、脱酸化により生じた酸素分子が脳細胞に移動する。つまり、酸化ヘモグロビン濃度が低く脱酸化ヘモグロビン濃度が高い状態は、脳細胞が活発に活動し、脱酸化が活発に行われている状態であると認定できる。一方、酸化ヘモグロビン濃度が高く脱酸化ヘモグロビン濃度が低い状態は、脱酸化がそれほど活発に行われていない状態であり、脳細胞の活動に余裕のある状態であると認定できる。
したがって、状態判定部32は、例えば図3に示すように、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が所定の閾値A1以上の場合には適応状態と判定し、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が閾値A1未満の場合には非適応状態と判定することができる。
状態判定部32は、被験者の睡眠レベルを判定してもよい。状態判定部32で睡眠レベルを判定するタイミングは、取得部31で脳活動情報を取得するタイミングと同一又は対応するタイミングであってもよいし、取得部31で脳活動情報を取得するタイミングと異なる又は対応しないタイミングであってもよい。
図4は、睡眠レベルの一例を示す図である。図4に示すように、本実施形態において、睡眠レベルは、例えば覚醒状態(睡眠ではない状態)をレベル0、レム睡眠の状態をレベル1、ノンレム睡眠のステージ1の状態をレベル2、ノンレム睡眠のステージ2の状態をレベル3、ノンレム睡眠のステージ3の状態をレベル4、ノンレム睡眠のステージ4の状態をレベル5の6段階に設定することができる。なお、睡眠レベルの設定については、上記に限定されず、例えば5段階以下又は7段階以上に設定してもよい。状態判定部32は、取得部31で取得された脳活動情報を用いて睡眠レベルを判定してもよいし、脳波計や心拍計により検出される脳波、心拍数、または3軸加速度センサ等により検出される睡眠時の人の動きや振動を用いて睡眠レベルを判定してもよい。
再生制御部33は、状態判定部32の判定結果に基づいて、被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置40に再生させる。本実施形態において、コンテンツは、例えば被験者が設定装置20により設定した音声であり、被験者に記憶させる内容を含む第1コンテンツと、当該第1コンテンツとは異なる第2コンテンツとを含む。第2コンテンツとしては、例えば第1コンテンツの内容に関連する音楽、被験者を落ち着かせる音楽、被験者に対して商品、サービスの内容をアピールする広告の音声等が挙げられる。
再生制御部33は、状態判定部32において睡眠レベルが第1レベルであり、かつ、活動状態が適応状態であると判定された場合、コンテンツとして上記の第1コンテンツを再生装置40に再生させる。本実施形態において、第1レベルは、例えば被験者がレム睡眠の状態にあるレベル1とすることができる。再生制御部33は、非適応状態となる期間L(図4参照)については、被験者の睡眠レベルが第1レベルであっても第1コンテンツが流れないように制御する。このため、脳細胞に必要以上の負荷をかけることを避け、脳細胞の活動に余裕のある状態に効率的に記憶定着を行わせることができる。
再生制御部33は、状態判定部32において睡眠レベルが第1レベルとは異なる第2レベルであると判定された場合、コンテンツとして上記の第2コンテンツを再生装置40に再生させる。第2レベルは、第1レベルよりも睡眠の深さが深いレベルとすることができる。本実施形態において、第2レベルは、例えば被験者がノンレム睡眠のステージ1又はステージ2に対応するレベル、つまり、レベル2又はレベル3とすることができる。なお、再生制御部33は、第2コンテンツの再生については行わせなくてもよい。再生制御部33は、例えば第2コンテンツとして広告の音声を再生装置40に再生させる場合、第1コンテンツの内容の記憶定着を阻害しないように、例えば被験者の睡眠レベルが第2レベルであると判定されてから所定時刻を経過した後に、再生を開始させるようにすることができる。
再生制御部33は、再生装置40に第1コンテンツを再生させた後、状態判定部32において、睡眠レベルが第1レベルとは異なるレベルである旨の判定及び被験者の脳の活動状態が適応状態ではない旨の判定の少なくとも一方の判定がなされた場合、第1コンテンツを停止させる。また、再生制御部33は、再生装置40に第2コンテンツを再生させた後、状態判定部32において、睡眠レベルが第2レベルとは異なるレベルである旨の判定がなされた場合、第2コンテンツを停止させる。
再生制御部33は、後述する記憶定着判定部35の判定結果に応じて、再生装置40におけるコンテンツの再生態様を調整する。例えば、再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果が定着状態(記憶が定着された状態:後述)である場合、再生装置40で再生するコンテンツを現在再生されているコンテンツ(記憶用の第1コンテンツ)から他のコンテンツに切り替えるようにしてもよい。この場合、切り替える対象となるコンテンツとしては、被験者があらかじめ設定した他の第1コンテンツであってもよいし、第2コンテンツであってもよい。再生制御部33は、複数種類の第1コンテンツから切り替える対象となるコンテンツを選択する場合、設定装置20により再生順序が設定されていれば当該再生順序の設定に基づいて第1コンテンツを選択する。また、再生制御部33は、第1コンテンツに含まれる言語の量、分野等に基づいて理解困難度を算出し、算出した理解困難度に基づいて第1コンテンツを選択するようにしてもよい。この場合、再生制御部33は、例えば理解困難度の低い順又は高い順に第1コンテンツを選択することができる。また、再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果が非定着状態(記憶が定着されていない状態:後述)である場合、現在再生されているコンテンツ(記憶用の第1コンテンツ)を再生装置40で繰り返し再生させるようにしてもよい。また、再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果が非定着状態(記憶が定着されていない状態:後述)である場合、現在再生されているコンテンツを再生装置40で繰り返し再生させるようにしてもよい。
刺激制御部34は、再生装置40でコンテンツが再生される際に、被験者の聴覚とは異なる感覚への刺激を刺激付与装置50により付与させる。刺激制御部34は、例えば再生装置40で第1コンテンツが再生される際、再生装置40で再生される単語に対応する刺激を刺激付与装置50により被験者に付与させることができる。
図5は、被験者に付与する刺激の種類と、再生装置40で再生される単語との対応関係の一例を示す図である。図5に示すように、例えば再生装置40において、まぶしい、チカチカする、強い日差し、西日、対向車のヘッドランプ、等のような視覚的な状態を表す単語が再生される場合、刺激制御部34は、被験者の視覚に対する刺激を視覚刺激部51により被験者に対して付与することができる。また、例えば再生装置40において、痛い、熱い、ざらざら、滑らか、柔らかい、等のような触覚的な状態を表す単語が再生される場合、刺激制御部34は、被験者の触覚に対する刺激を触覚刺激部52により被験者に対して付与することができる。また、例えば再生装置40において、バラの香り、菊野かおり、腐った魚の匂い、醤油の匂い、等のような臭覚的な状態を表す単語が再生される場合、刺激制御部34は、被験者の臭覚に対する刺激を臭覚刺激部53により被験者に対して付与することができる。
記憶定着判定部35は、コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する。本実施形態において、記憶定着判定部35は、設定装置20で設定された記憶用の第1コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する。なお、記憶定着判定部35は、第2コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定してもよい。
図6は、被験者のウェルニッケ野における酸化ヘモグロビン濃度の時間変化の一例を示す図である。ウェルニッケ野が言語の意味を理解できた場合、ウェルニッケ野における活動を活発にしなくてもその言語を処理できるようになるため、脱酸化が低減され、酸化ヘモグロビン濃度が上昇することが知られている。一方、ウェルニッケ野が言語の意味を理解できない場合には、脱酸化が低減されないため、酸化ヘモグロビン濃度が上昇しないことが知られている。つまり、酸化ヘモグロビン濃度が高い状態では、ウェルニッケ野が言語の意味を理解し、記憶が定着された状態であると認定できる。一方、酸化ヘモグロビン濃度が低い状態では、ウェルニッケ野が言語の意味を理解できておらず、記憶が定着されていない状態であると認定できる。したがって、記憶定着判定部35は、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が所定の閾値A2以上である場合には記憶が定着された状態(以下、定着状態)であると判定し、閾値A2未満である場合には記憶が定着されていない状態(以下、非定着状態)であると判定する。なお、被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度の閾値A2については、活動状態が適応状態であることが前提であるため、A1<A2とすることができる。図6に示す例において、記憶定着判定部35は、所定の単位期間ごとに判定を行い、単位期間の少なくとも一部の期間で酸化ヘモグロビン濃度が閾値A2以上である場合に記憶が定着された状態と判定しているが、これに限定されない。ここで、記憶定着判定部35は、脳のウェルニッケ野の脱酸化ヘモグロビン濃度が所定の閾値未満である場合には記憶が定着状態であると判定し、所定の閾値以上である場合には記憶が非定着状態であると判定しても良い。
記憶部36は、各種情報を記憶する。記憶部36は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等のストレージを有している。なお、記憶部36として、リムーバブルディスク等の外部記憶媒体が用いられてもよい。記憶部36は、制御装置30において取得部31、状態判定部32及び再生制御部33の各種処理を実行するためのプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部36は、第1コンテンツ及び第2コンテンツを記憶する。また、記憶部36は、設定装置20により設定した設定内容を記憶する。
記憶部36は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を取得する処理と、取得された脳活動情報に基づいて被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する処理と、活動状態の判定結果に応じて、被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置40に再生させる処理と、コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する処理とをコンピュータに実行させるプログラムを記憶する。
次に、上記のように構成された記憶定着装置100を用いた記憶定着方法について説明する。被験者は、検出装置10の頭部装着部11を頭部に装着し、光ファイバチャネル12が脳のウェルニッケ野に対応するように位置を調整する。被験者は、この状態で睡眠をとる。図7は、被験者の睡眠レベルの時間変化の一例を示す図である。図7に示す例では、被験者の睡眠レベルが覚醒状態のレベル0から徐々に深い睡眠状態(例えば、レベル5等)に変化し、その後、時間の経過に伴い上昇及び下降を繰り返す。
検出装置10は、光ファイバ12aから被験者の頭部に近赤外光を照射し、光ファイバ12bで受光される近赤外光を情報生成部13に送る。情報生成部13は、光ファイバ12bから送られる近赤外光に基づいて、被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度を脳活動情報として算出する。
制御装置30において、取得部31は、情報生成部13で生成された脳活動情報を取得する。状態判定部32は、被験者の睡眠レベルを判定し、取得部31で取得された脳活動情報に基づいて被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する。
図7に示す例において、時刻t1では、状態判定部32において、被験者の睡眠レベルがレベル3と判定されている。この場合、再生制御部33は、コンテンツとして第2コンテンツC2を再生装置40に再生させる。レベル3の睡眠状態にある被験者は、再生装置40から再生される第2コンテンツにより聴覚が刺激される。例えば、第1コンテンツの内容に関連する音楽により聴覚が刺激される場合、レベル3又はレベル4の睡眠状態においても、記憶の定着を図ることができる。また、被験者を落ち着かせる音楽により聴覚が刺激される場合、被験者を落ち着いた状態とすることで、疲労の蓄積が抑制される。また、広告の音声により聴覚が刺激される場合、レベル3又はレベル4の睡眠状態にある被験者に対して、商品、サービスの内容を効率的にアピールすることができる。時刻t1の後、被験者の睡眠レベルの判定結果が一定期間レベル3を維持し、その後レベル2に変化している。この期間、再生制御部33は、第2コンテンツC2の再生を継続させる。
また、時刻t2では、状態判定部32における被験者の睡眠レベルの判定結果がレベル1に変化している。この場合、再生制御部33は、状態判定部32における被験者の活動状態の判定結果が適応状態であるか否かを確認する。被験者の活動状態が適応状態であると認定した場合、第2コンテンツC2の再生を停止し、第1コンテンツC1を再生装置40に再生させる。レム睡眠(レベル1の睡眠状態)にある被験者は、再生装置40から再生される第1コンテンツC1により聴覚が刺激される。この刺激により、第1コンテンツC1に含まれる内容が脳に記憶として定着されることになる。なお、第1コンテンツC1の再生が行われる際、刺激制御部34は、刺激付与装置50により聴覚とは異なる感覚への刺激を付与させてもよい。
再生装置40により第1コンテンツC1が再生される場合、記憶定着判定部35は、第1コンテンツC1の内容が被験者に記憶として定着した状態か否か(定着状態か非定着状態か)を判定する。記憶定着判定部35により定着状態であると判定された場合、再生制御部33は、第1コンテンツC1の再生を停止させる、又は第1コンテンツC1の内容を変更して再生装置40から再生させることができる。記憶定着判定部35により非定着状態であると判定された場合、第1コンテンツC1の内容を繰り返し再生装置40に再生させることができる。
また、時刻t3から時刻t4までの期間Lにおいて、状態判定部32における被験者の活動状態の判定結果が非適応状態となっている。この場合、再生制御部33は、第1コンテンツC1の再生を停止させる。時刻t4において、再び被験者の活動状態の判定結果が適応状態になっている。この場合、再生制御部33は、第1コンテンツC1の再生を再開させる。
第1コンテンツC1の再生を再開した後、時刻t5では、被験者の睡眠レベルの判定結果がレベル2に変化している。この場合、再生制御部33は、第1コンテンツC1の再生を停止させ、第2コンテンツC2の再生を開始させる。時刻t5の後、被験者の睡眠レベルの判定結果が一定期間レベル2を維持し、その後レベル3に変化している。この期間、再生制御部33は、第2コンテンツC2の再生を継続させる。また、時刻t6において、被験者の睡眠レベルの判定結果がレベル4に変化している。この場合、再生制御部33は、第2コンテンツC2の再生を停止させる。
このように、記憶定着判定部35により定着状態か非定着状態かを判定するため、第1コンテンツC1の内容が被験者に記憶として定着したか否かを容易に判別できる。また、再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果に応じて再生装置40におけるコンテンツの再生態様を調整するため、被験者の記憶の定着状態に応じてコンテンツの再生を行わせることができる。また、刺激制御部34は、コンテンツが再生装置40から再生される際に、被験者の聴覚とは異なる感覚への刺激を刺激付与装置50から付与させるため、被験者に記憶の定着を促進させることができる。
図8は、制御装置30の動作の一例を示すフローチャートである。図8に示すように、取得部31は、情報生成部13で生成された脳活動情報を取得する(ステップS10)。状態判定部32は、被験者の睡眠レベルを判定し、取得部31で取得された脳活動情報に基づいて被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する(ステップS20)。
再生制御部33は、状態判定部32において睡眠レベルが第1レベルかつ活動状態が適応状態であると判定された場合(ステップS30のYes)、第2コンテンツが再生中か否かを判定する(ステップS40)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS40のYes)には、第2コンテンツの再生を停止させる(ステップS50)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中ではないと判定した場合(ステップS40のNo)又は第2コンテンツの再生を停止した場合には、第1コンテンツが再生中か否かを判定する(ステップS60)。再生制御部33は、第1コンテンツが再生中ではないと判定した場合(ステップS60のNo)、再生装置40に第1コンテンツを再生させる(ステップS70)。再生制御部33は、第1コンテンツが再生中であると判定した場合(ステップS60のYes)、ステップS70を飛ばして、後述するステップS150以降の処理を行う。
再生制御部33は、ステップS30において睡眠レベルが第1レベルではない又は活動状態が適応状態ではないと判定された場合(ステップS30のNo)、第1コンテンツが再生中か否かを判定する(ステップS80)。再生制御部33は、第1コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS80のYes)には、第1コンテンツの再生を停止させる(ステップS90)。
再生制御部33は、第1コンテンツが再生中ではないと判定した場合(ステップS80のNo)又は第1コンテンツの再生を停止した場合には、睡眠レベルの判定結果が第2レベルか否かを判定する。再生制御部33は、睡眠レベルの判定結果が第2レベルであると判定した場合(ステップS100のYes)、第2コンテンツが再生中か否かを判定する(ステップS110)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中ではないと判定した場合(ステップS110のNo)、再生装置40に第2コンテンツを再生させる(ステップS120)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中であると判定した場合(ステップS110のYes)、ステップS120を飛ばして処理を終了する。
また、再生制御部33は、睡眠レベルの判定結果が第2レベルではないと判定した場合(ステップS100のNo)、第2コンテンツが再生中か否かを判定する(ステップS130)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中と判定した場合(ステップS130のYes)には、第2コンテンツの再生を停止させる(ステップS140)。再生制御部33は、第2コンテンツが再生中ではないと判定した場合(ステップS130のNo)、ステップS140を飛ばして処理を終了する。
ステップS70を行った場合、又はステップS60のNoの処理を行った場合、刺激制御部34は、再生装置40から再生される第1コンテンツに所定の単語が含まれるか否かを判定する(ステップS150)。刺激制御部34は、所定の単語が含まれると判定した場合(ステップS150のYes)、当該単語に対応する感覚の刺激を刺激付与装置50により被験者に付与させる(ステップS160)。刺激制御部34は、所定の単語が含まれないと判定した場合(ステップS150のNo)、ステップS160の処理を飛ばす。
ステップS160を行った場合、又はステップS150のNoの処理を行った場合、記憶定着判定部35は、第1コンテンツの内容が被験者に記憶として定着した状態か否か(定着状態か非定着状態か)を判定する(ステップS170)。再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果に応じて、再生装置40で再生されるコンテンツの変更及び再生装置40におけるコンテンツの再生態様の変更のうち少なくとも一方を行わせる(ステップS180)。
ステップS180において、記憶定着判定部35により定着状態であると判定された場合、再生制御部33は、例えば第1コンテンツの再生を停止させる、複数の第1コンテンツが設定装置20で設定されている場合には次の第1コンテンツを再生させる、等の処理を行わせることができる。
また、ステップS180において、記憶定着判定部35により非定着状態であると判定された場合、再生制御部33は、第1コンテンツの内容を繰り返し再生装置40に再生させる、第1コンテンツの内容の理解の助ける内容の第2コンテンツの再生を行わせる、等の処理を行わせることができる。第1コンテンツの内容を繰り返し再生装置40に再生させる場合、再生速度を遅くする等、再生速度を変更して再生させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係る制御装置30は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を取得する取得部31と、取得された脳活動情報に基づいて被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する状態判定部32と、状態判定部32の判定結果に応じて、被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置40に再生させる再生制御部33と、コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する記憶定着判定部35とを備える。
また、本実施形態に係る記憶定着方法は、被験者の脳の活動状態を示す脳活動情報を取得することと、取得された脳活動情報に基づいて被験者の脳の所定部位の活動状態を判定することと、活動状態の判定結果に応じて、被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置40に再生させることと、コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定することとを含む。
この構成によれば、再生装置40から再生されるコンテンツの内容が被験者の記憶として定着したかの判定を行うため、被験者に記憶として定着したか否かを容易に判別でき、被験者に対して効率よく記憶を定着させることができる。
本実施形態に係る制御装置30において、再生制御部33は、記憶定着判定部35の判定結果に応じて、再生装置40で再生されるコンテンツの変更及び再生装置40におけるコンテンツの再生態様の変更のうち少なくとも一方を行わせる。この構成では、被験者の記憶の定着状況に応じてコンテンツ及び再生態様の少なくとも一方を変更させることにより、被験者に効率的に記憶の定着を行わせることができる。
本実施形態に係る制御装置30において、所定状態は、被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第1閾値A1以上の状態である。この構成により、被験者の言語中枢の活動状態に応じて効率的に記憶の定着を図ることができる。
本実施形態に係る制御装置30において、記憶定着判定部35は、被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第2閾値A2以上である場合に、コンテンツの内容が記憶として定着したと判定する。この構成では、被験者の言語中枢の活動状態に応じて被験者に記憶として定着したか否かを容易に判別できる。
本実施形態に係る制御装置30において、コンテンツが再生される際に、被験者の聴覚とは異なる感覚への刺激を刺激付与装置により付与させる刺激制御部34を更に備える。この構成では、被験者に対して聴覚とは異なる感覚へマルチモーダル刺激を付与することができるため、効率的に記憶の定着を図ることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、睡眠レベルの第1レベルとして、レベル1(レム睡眠にある状態)を例に挙げて説明したが、これに限定されない。なお、第1レベルは、例えばレベル1に加えて又は代えて、被験者がノンレム睡眠のステージ1又はステージ2に対応するレベル、つまり、レベル2又はレベル3としてもよい。
<変形例1>
また、状態判定部32において被験者の脳の所定部位の活動状態を判定する際に、酸化ヘモグロビン濃度の閾値を睡眠レベルに応じて変化させてもよい。例えば、第1レベルに対応する睡眠レベルが高い(覚醒度が低い)場合には、酸化ヘモグロビン濃度の閾値を高くし、第1レベルに対応する睡眠レベルが低い(覚醒度が高い)場合には、酸化ヘモグロビン濃度の閾値を低くすることができる。このようにすることで、覚醒度が高い場合により容易に被験者に対して聴覚刺激を与え、覚醒度が低い場合により慎重に被験者に対して聴覚刺激を与えることができ、被験者の健康への影響を低減することができる。
<変形例2>
また、状態判定部32は、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が所定値以上か未満かに基づき、適応状態と非適応状態とを判定することができるとしたが、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度の代わりに、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差を用いても良い。すなわち、状態判定部32は、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差が所定値B1以上の場合には適応状態と判定し、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差が所定値B1未満の場合には非適応状態と判定する。このようにすることで、酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度が共に高いような場合に、被験者に対して聴覚刺激を与えることで、酸化ヘモグロビンの更なる供給を被験者に強いることなく、効果的に被験者に対して聴覚刺激を与えることで、被験者の健康への影響を低減することができる。また、酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差を用いることで、相対値とすることができ、個人差を許容し易くなる。
<変形例3>
また、記憶定着判定部35は、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が所定の閾値以上か未満かに基づき、定着状態と非定着状態とを判定するとしたが、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度の代わりに、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差を用いても良い。すなわち、記憶定着判定部35は、脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度と脱酸化ヘモグロビン濃度の差が所定値B2以上である場合には記憶が定着状態であると判定し、所定値B2未満である場合には記憶が非定着状態であると判定しても良い。
<変形例4>
また、状態判定部32は、被験者の脳の所定部位としてウェルニッケ野の活動状態を判定すると例示したが、脳の所定部位として、ブローカ野を加えても良い。すなわち、状態判定部32は、例えば、脳のウェルニッケ野及びブローカ野の両方の酸化ヘモグロビン濃度が所定値(それぞれ閾値A1、C1)以上の場合には適応状態と判定し、脳のウェルニッケ野及びブローカ野の少なくとも一方の酸化ヘモグロビン濃度がそれぞれ閾値A1、C1未満の場合には非適応状態と判定することができる。このとき、記憶定着判定部35は、脳のウェルニッケ野及びブローカ野の両方の酸化ヘモグロビン濃度が所定値(それぞれ閾値A2、C2)以上である場合には記憶が定着状態であると判定し、脳のウェルニッケ野及びブローカ野の少なくとも一方の酸化ヘモグロビン濃度がそれぞれ閾値A2、C2未満の場合には記憶が非定着状態であると判定する。
なお、以上のような各変形例は他の変形例と組み合わせることができる。
10…検出装置、11…頭部装着部、12…光ファイバチャネル、12a,12b…光ファイバ、13…情報生成部、20…設定装置、30…制御装置、31…取得部、32…状態判定部、33…再生制御部、34…刺激制御部、35…記憶定着判定部、36…記憶部、40…再生装置、50…刺激付与装置、51…視覚刺激部、52…触覚刺激部、53…臭覚刺激部、100…記憶定着装置

Claims (6)

  1. 被験者の脳のウェルニッケ野及びブローカ野の酸素ヘモグロビン濃度又は脱酸化ヘモグロビン濃度を示す脳活動情報を取得する取得部と、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記被験者の脳の所定部位の活動状態が所定状態かを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に応じて、前記被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置に再生させる再生制御部と、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する記憶定着判定部と
    を備え
    前記所定状態は、前記被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第1閾値以上の状態である
    記憶定着制御装置。
  2. 前記再生制御部は、前記記憶定着判定部の判定結果に応じて、前記再生装置で再生される前記コンテンツの変更及び前記再生装置における前記コンテンツの再生態様の変更のうち少なくとも一方を行わせる
    請求項1に記載の記憶定着制御装置。
  3. 前記記憶定着判定部は、前記被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第2閾値以上である場合に、前記コンテンツの内容が記憶として定着したと判定する
    請求項1又は請求項に記載の記憶定着制御装置。
  4. 前記コンテンツが再生される際に、前記被験者の聴覚とは異なる感覚への刺激を刺激付与装置により付与させる刺激制御部を更に備える
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の記憶定着制御装置。
  5. 被験者の脳のウェルニッケ野及びブローカ野の酸素ヘモグロビン濃度又は脱酸化ヘモグロビン濃度を示す脳活動情報を取得することと、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記被験者の脳の所定部位の活動状態が所定状態かを判定することと、
    前記活動状態の判定結果に応じて、前記被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置に再生させることと、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定することと
    を含み、
    前記所定状態は、前記被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第1閾値以上の状態である
    記憶定着方法。
  6. 被験者の脳のウェルニッケ野及びブローカ野の酸素ヘモグロビン濃度又は脱酸化ヘモグロビン濃度を示す脳活動情報を取得する取得部と、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記被験者の脳の所定部位の活動状態が所定状態かを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部の判定結果に応じて、前記被験者の聴覚を刺激するコンテンツを再生装置に再生させる再生制御部と、
    取得された前記脳活動情報に基づいて前記コンテンツの内容が記憶として定着したかを判定する記憶定着判定部と
    を備え、
    前記記憶定着判定部は、前記被験者の脳のウェルニッケ野の酸化ヘモグロビン濃度が第2閾値以上である場合に、前記コンテンツの内容が記憶として定着したと判定する
    記憶定着制御装置。
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