ここで、本発明の好適な実施形態を詳細に参照することとし、これらの例が添付図面に例示されている。本発明は、好適な実施形態と共に説明されるが、これによって、本発明をこれらの実施形態に限定する意図はないことを理解されたい。反対に、本発明は、代替例、修正例、及び均等例をカバーすることが意図されており、これらは、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲の中に含まれ得る。更に、以下の本発明の詳細な説明において、多くの具体的な詳細が、本発明の十分な理解を提供するために記載されている。しかし、これらの具体的な詳細がなくても本発明が実施され得ることは、当業者には明らかであろう。他の例では、よく知られた方法、手順、コンポーネント及び回路は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないように、詳細には説明されてはいない。
図1は、一実施形態による搬送システムTS1のブロック図である。搬送システムTS1は、物品の搬送を行うシステムである。搬送システムTS1は、搬送管理装置100を備える。搬送管理装置100は、搬送システムTS1に関する情報を管理するコンピュータである。
図2は、一実施形態による搬送管理装置100のブロック図である。搬送管理装置100は、中央処理装置110、記憶装置120、入力装置130及び出力装置140を備える。
中央処理装置110は、記憶装置120、入力装置130及び出力装置140の制御やデータの演算等を行う装置である。
記憶装置120は、データやプログラムの保存、記憶を行うための装置である。記憶装置120は、例えば、搬送システムTS1に用いる搬送ソフトウェアを記憶する。
入力装置130は、搬送管理装置100にデータや情報、指示等を与えるための装置である。入力装置130は、例えば、マウスやタッチパネル等である。マウスは、平らな面の上で卵大の装置を動かし、移動量や方向を指示する装置である。タッチパネルは、指先や専用のペンで画面に触れることで入力を行う装置である。
出力装置140は、記憶装置120からデータを受け取って、人間に認識できる形で外部に物理的に提示する装置である。搬送管理装置100は、出力装置140として、表示装置141を備える。表示装置141は、画面を発光させて像を映し出すディスプレイである。
図3は、一実施形態によるウィンドウW1の画面レイアウトを示す図である。搬送ソフトウェアが実行されると、表示装置141は、ウィンドウW1を表示画面F1に表示する。ウィンドウW1は、表示装置141の表示画面F1上で搬送ソフトウェアに割り当てられた矩形の表示領域である。ウィンドウW1の画面レイアウトは、搬送ソフトウェアの表示、操作要素を表示画面F1にどのように配置するかを定めたものである。
ウィンドウW1の画面レイアウトは、タイトルパネルP1、情報パネルP2、コマンドパネルP3及びナビゲーションパネルP4を有する。情報パネルP2の表示領域、及びコマンドパネルP3の表示領域は、第1領域の一例である。タイトルパネルP1の表示領域、及びナビゲーションパネルP4の表示領域は、第2領域の一例である。
タイトルパネルP1は、利用者が操作可能なGUI(Graphical User Interface)が表示される領域である。GUIは、情報の提示に画像や図形を多用し、基礎的な操作の大半をマウスやタッチパネル等による表示画面F1における位置の指示により行うことができる操作要素である。実施形態における画面レイアウトにおいて、タイトルパネルP1に表示されるGUIは、第1ボタンB1及び第2ボタンB2である。ボタンは、項目を選択するための矩形状の入力要素である。第1ボタンB1及び第2ボタンB2は、第2操作要素の一例である。
情報パネルP2は、利用者が操作可能なGUIと、搬送システムTS1に関する情報とが表示される領域である。実施形態における画面レイアウトにおいて、情報パネルP2に表示されるGUIは、第1ラジオボタンRB1及び第2ラジオボタンRB2である。ラジオボタンは、複数の項目から一つを選択するための小さな丸いボタン状の入力要素である。第1ラジオボタンRB1及び第2ラジオボタンRB2は、第1操作要素の一例である。
コマンドパネルP3は、利用者が操作可能なGUIが表示される領域である。実施形態における画面レイアウトにおいて、コマンドパネルP3に表示されるGUIは、第3ボタンB3及び第4ボタンB4である。第3ボタンB3及び第4ボタンB4は、第1操作要素の一例である。
ナビゲーションパネルP4は、利用者が操作可能なGUIが表示される領域である。実施形態における画面レイアウトにおいて、ナビゲーションパネルP4に表示されるGUIは、第5ボタンB5及び第6ボタンB6である。第5ボタンB5は、情報パネルP2の表示を第1表示から第2表示に切り替える指示を与えるGUIである。第6ボタンB6は、情報パネルP2の表示を第2表示から第1表示に切り替える指示を与えるGUIである。第5ボタンB5及び第6ボタンB6は、第2操作要素の一例である。第5ボタンB5は、第1切替操作要素の一例である。第6ボタンB6は、第2切替操作要素の一例である。
図4は、一実施形態によるメッセージボックスMB1の表示に関するフローチャートである。図5は、一実施形態によるメッセージボックスMB1の表示例を示す図である。メッセージボックスMB1は、表示装置141の表示画面F1で、利用者に何らかの伝達内容を通知するために表示される矩形の領域である。以下は、メッセージボックスMB1の表示に関する処理について説明する。中央処理装置110は、例えば、搬送ソフトウェアの実行時にインターバルタイマーを設定し、インターバルタイマーによって発生する第1割り込み信号を第1トリガーにして図4に示す処理を実行する。インターバルタイマーは、一定の時間が経過するごとにそのことを知らせる仕組みである。第1割り込み信号は、中央処理装置110に現在実行中の処理を一時中断させ、強制的に図4に示す処理を実行させる信号である。第1トリガーは、第1割り込み信号が発生したときに自動的に図4に示す処理を起動する搬送ソフトウェアの仕組みである。
まず、中央処理装置110は、利用者に通知すべき伝達内容があるかを判定する(S101)。S101において、中央処理装置110は、例えば、搬送システムTS1において障害が発生したときに、利用者に通知すべき伝達内容があると判定する。中央処理装置110は、例えば、搬送ソフトウェアの処理においてエラーが発生したときに、利用者に通知すべき伝達内容があると判定する。中央処理装置110は、例えば、搬送管理装置100に障害が発生したときに、利用者に通知すべき伝達内容があると判定する。中央処理装置110は、例えば、入力装置130を用いて入力されたデータや情報、指示等が許容されないときに、利用者に通知すべき伝達内容があると判定する。
S101において利用者に通知すべき伝達内容がない場合(S101;NO)、中央処理装置110は、図4に示す処理を終了する。
S101において利用者に通知すべき伝達内容がある場合(S101;YES)、中央処理装置110は、第1領域の表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示させる(S102)。S102において、中央処理装置110は、情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示させる。S102の処理が実行されると、表示装置141は、図5に示すように、情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示する。中央処理装置110は、例えば、フレームウィンドウとしてウィンドウW1を表示させる。ウィンドウW1の表示位置は、スクリーン座標系において定義される。また、中央処理装置110は、例えば、ウィンドウW1におけるクライアントウィンドウに、タイトルパネルP1、情報パネルP2、コマンドパネルP3及びナビゲーションパネルP4を表示させる。そして、中央処理装置110は、例えば、ウィンドウW1のドキュメントウィンドウとしてメッセージボックスMB1を表示させる。メッセージボックスMB1の表示位置は、ウィンドウW1のクライアント領域におけるクライアント座標系において定義される。中央処理装置110は、クライアントウィンドウに表示される情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む表示領域内にメッセージボックスMB1が表示されるように、メッセージボックスMB1の表示位置を定義する。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作不能に表示させる(S103)。S103において、中央処理装置110は、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示させる。図5において、ハッチングされた領域は、GUIが操作不能に表示される表示領域である。S103の処理が実行されると、表示装置141は、図5に示すように、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示する。
次に、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1に対する操作が完了したかを判定する(S104)。中央処理装置110は、例えば、メッセージボックスMB1を表示したときにインターバルタイマーを設定し、インターバルタイマーによって発生する第2割り込み信号を第2トリガーにしてS104の処理を実行する。第2割り込み信号は、中央処理装置110に現在実行中の処理を一時中断させ、強制的にS104の処理を実行させる信号である。第2トリガーは、第2割り込み信号が発生したときに自動的にS104の処理を起動する搬送ソフトウェアの仕組みである。
S104においてメッセージボックスMB1に対する操作が完了していない場合(S104;NO)、中央処理装置110は、再びそれまで実行していた処理を再開する。
S104においてメッセージボックスMB1に対する操作が完了した場合(S104;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を閉じる(S105)。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作可能に表示させる(S106)。S106において、中央処理装置110は、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作可能に表示させる。
図6は、一実施形態によるメッセージボックスMB1のドラッグに関する表示例を示す図である。メッセージボックスMB1は、ドラッグ可能である。ドラッグは、マウスのボタンを押しながら移動させる操作や、他の装置におけるこれに相当する操作である。メッセージボックスMB1は、第1領域に埋め込まれて表示されているため、第1領域の範囲外にドラッグ不能である。メッセージボックスMB1は、第1領域の表示領域の外に向かってドラッグされても、図6に示すように、第1領域の境界線より先に移動しない。
図7は、一実施形態によるウィンドウシステムの表示例を示す図である。搬送ソフトウェアは、ウィンドウシステムを採用可能である。ウィンドウシステムは、表示装置141の表示画面F1上に搬送ソフトウェアに割り当てられた複数のウィンドウW1を同時に表示させ、即座に切り替えて使用できる方式である。最前面に表示されるウィンドウW1は、アクティブウィンドウである。アクティブウィンドウは、現在選択され、操作対象となっているウィンドウW1である。
図8は、一実施形態によるウィンドウシステムにおけるメッセージボックスMB1の表示に関するフローチャートである。図9は、一実施形態によるウィンドウシステムにおけるメッセージボックスMB1の表示例を示す図である。図8において、図4に示す処理と同じ処理は、同じ符号が付されている。以下は、ウィンドウシステムにおけるメッセージボックスMB1の表示に関する処理について説明する。中央処理装置110は、例えば、搬送ソフトウェアの実行時にインターバルタイマーを設定し、インターバルタイマーによって発生する第3割り込み信号を第3トリガーにして図8に示す処理を実行する。第3割り込み信号は、中央処理装置110に現在実行中の処理を一時中断させ、強制的に図8に示す処理を実行させる信号である。第3トリガーは、第3割り込み信号が発生したときに自動的に図8に示す処理を起動する搬送ソフトウェアの仕組みである。
まず、中央処理装置110は、利用者に通知すべき伝達内容があるかを判定する(S101)。
S101において利用者に通知すべき伝達内容がない場合(S101;NO)、中央処理装置110は、図8に示す処理を終了する。
S101において利用者に通知すべき伝達内容がある場合(S101;YES)、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける第1領域の表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示させる(S202)。S202において、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示させる。S202の処理が実行されると、表示装置141は、図9に示すように、アクティブウィンドウにおける情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む表示領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示する。
次に、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける第1操作要素を操作不能に表示させる(S203)。S203において、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示させる。図9において、ハッチングされた領域は、GUIが操作不能に表示される表示領域である。S203の処理が実行されると、表示装置141は、図9に示すように、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示する。
次に、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1に対する操作が完了したかを判定する(S104)。
S104においてメッセージボックスMB1に対する操作が完了していない場合(S104;NO)、中央処理装置110は、再びそれまで実行していた処理を再開する。
S104においてメッセージボックスMB1に対する操作が完了した場合(S104;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を閉じる(S105)。
次に、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける第1操作要素を操作可能に表示させる(S206)。S206において、中央処理装置110は、アクティブウィンドウにおける第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作可能に表示させる。
図10は、一実施形態によるウィンドウシステムにおけるメッセージボックスMB1のドラッグに関する表示例を示す図である。メッセージボックスMB1は、アクティブウィンドウにおける第1領域に埋め込まれて表示されているため、アクティブウィンドウにおける第1領域の範囲外にドラッグ不能である。メッセージボックスMB1は、アクティブウィンドウにおける第1領域の表示領域の外に向かってドラッグされても、図10に示すように、第1領域の境界線より先に移動しない。
図11は、一実施形態による第1領域おける表示の切り替えに伴うメッセージボックスMB1の表示に関するフローチャートである。図12及び図13は、一実施形態による第1領域の表示の切り替えに伴うメッセージボックスMB1の表示例を示す図である。以下は、情報パネルP2の表示の切り替えに伴うメッセージボックスMB1の表示に関する処理について説明する。中央処理装置110は、例えば、搬送ソフトウェアの実行時にインターバルタイマーを設定し、インターバルタイマーによって発生する第4割り込み信号を第4トリガーにして図11に示す処理を実行する。インターバルタイマーは、一定の時間が経過するごとにそのことを知らせる仕組みである。第4割り込み信号は、中央処理装置110に現在実行中の処理を一時中断させ、強制的に図11に示す処理を実行させる信号である。第4トリガーは、第4割り込み信号が発生したときに自動的に図11に示す処理を起動する搬送ソフトウェアの仕組みである。
情報パネルP2の表示を第1表示とするとき、中央処理装置110は、例えば、搬送システムTS1に関する情報として第1情報を表示させる。情報パネルP2の表示を第2表示とするとき、中央処理装置110は、例えば、搬送システムTS1に関する情報として第2情報を表示させる。以下は、情報パネルP2の表示が第1表示である状態を初期状態として説明する。
まず、中央処理装置110は、第1切替操作要素が操作されたかを判定する(S301)。S301において、中央処理装置110は、第5ボタンB5が押されたことを以て、第1切替操作要素が操作されたと判定する。
S301において第1切替操作要素が操作されていない場合(S301;NO)、中央処理装置110は、図11に示す処理を終了する。
S301において第1切替操作要素が操作された場合(S301;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を表示中であるかを判定する(S302)。記憶装置120は、例えば、メッセージボックスMB1を表示中であるかを示すフラグを記憶する。フラグは、メッセージボックスMB1の表示状態を変更した際に結果を保存しておく領域である。例えば、メッセージボックスMB1表示していない場合、フラグは、「0」の値を取る。例えば、メッセージボックスMB1が表示されている場合、フラグは、「1」の値を取る。中央処理装置110は、例えば、S102の処理、S202の処理を実行したときに、フラグの値を「1」に変更する。中央処理装置110は、例えば、S105の処理を実行したときに、フラグの値を「0」に変更する。S302において、中央処理装置110は、例えば、フラグの値を参照し、メッセージボックスMB1を表示中であるかを判定する。
S302においてメッセージボックスMB1を表示中である場合(S302;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を非表示にさせる(S303)。
S302においてメッセージボックスMB1を表示中でない場合(S302;NO)、又はS303の処理を実行した後、中央処理装置110は、第1領域の表示を第1表示から第2表示に切り替えさせる(S304)。S304において、中央処理装置110は、例えば、情報パネルP2の表示を第1表示から第2表示に切り替える。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作可能に表示させる(S305)。S305において、中央処理装置110は、例えば、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作可能に表示させる。S303からS305の処理が実行されると、表示装置141は、メッセージボックスMB1を非表示にして、情報パネルP2の表示を図12に示す第1表示から図13に示す第2表示に切り替える。表示装置141は、情報パネルP2の表示を切り替えるときに、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作可能に表示する。
次に、中央処理装置110は、第2切替操作要素が操作されたかを判定する(S306)。中央処理装置110は、例えば、第1領域の表示を第2表示に切り替えたときにインターバルタイマーを設定し、インターバルタイマーによって発生する第5割り込み信号を第5トリガーにしてS306の処理を実行する。第5割り込み信号は、中央処理装置110に現在実行中の処理を一時中断させ、強制的にS306の処理を実行させる信号である。第5トリガーは、第5割り込み信号が発生したときに自動的にS306の処理を起動する搬送ソフトウェアの仕組みである。S306において、中央処理装置110は、第6ボタンB6が押されたことを以て、第2切替操作要素が操作されたと判定する。
S306において第2切替操作要素が操作されていない場合(S306;NO)、中央処理装置110は、再びそれまで実行していた処理を再開する。
S306において第2切替操作要素が操作された場合(S306;YES)、中央処理装置110は、第1領域の表示を第2表示から第1表示に切り替えさせる(S307)。S307において、中央処理装置110は、例えば、情報パネルP2の表示を第2表示から第1表示に切り替える。
次に、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を再表示させる(S308)。S308において、中央処理装置110は、S303において非表示にしたメッセージボックスMB1を再表示する。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作不能に表示させる(S309)。S309において、中央処理装置110は、例えば、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示させる。S307からS309の処理が実行されると、表示装置141は、情報パネルP2の表示を図13に示す第2表示から図12に示す第1表示に切り替えて、メッセージボックスMB1を再表示する。表示装置141は、情報パネルP2の表示を切り替えるときに、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示する。メッセージボックスMB1は、第1領域の表示領域内に再表示されればよく、非表示になる前の位置と異なる位置に再表示されてよい。
図14は、一実施形態による第1領域おける表示の切り替えに伴うメッセージボックスMB1の表示に関するフローチャートである。図14において、図11に示す処理と同じ処理は、同じ符号が付されている。以下は、第1領域おける表示の切り替えに伴うメッセージボックスMB1の表示に関する処理の変形例について、情報パネルP2の表示が第1表示である状態を初期状態として説明する。
まず、中央処理装置110は、第1切替操作要素が操作されたかを判定する(S301)。
S301において第1切替操作要素が操作されていない場合(S301;NO)、中央処理装置110は、図14に示す処理を終了する。
S301において第1切替操作要素が操作された場合(S301;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を表示中であるかを判定する(S302)。
S302においてメッセージボックスMB1を表示中である場合(S302;YES)、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を非表示にさせる(S403)。S403において、中央処理装置110は、非表示にするときのメッセージボックスMB1の位置情報を記憶装置120に記憶させる。中央処理装置110は、例えば、表示画面F1の座標系における、メッセージボックスMB1の絶対座標を記憶装置120に記憶させる。中央処理装置110は、例えば、表示画面F1の座標系における、ウィンドウW1に対するメッセージボックスMB1の相対座標を記憶装置120に記憶させる。中央処理装置110は、例えば、第1領域に対するメッセージボックスMB1の相対座標を記憶装置120に記憶させる。
S302においてメッセージボックスMB1を表示中でない場合(S302;NO)、又はS403の処理を実行した後、中央処理装置110は、第1領域の表示を第1表示から第2表示に切り替えさせる(S304)。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作可能に表示させる(S305)。
次に、中央処理装置110は、第2切替操作要素が操作されたかを判定する(S306)。
S306において第2切替操作要素が操作されていない場合(S306;NO)、中央処理装置110は、再びそれまで実行していた処理を再開する。
S306において第2切替操作要素が操作された場合(S306;YES)、中央処理装置110は、第1領域の表示を第2表示から第1表示に切り替えさせる(S307)。
次に、中央処理装置110は、メッセージボックスMB1を再表示させる(S408)。S408において、中央処理装置110は、非表示にしたときの位置と同じ位置にメッセージボックスMB1を再表示させる。中央処理装置110は、例えば、メッセージボックスMB1の位置情報を記憶装置120から読み出して、読み出された位置情報に従ってメッセージボックスMB1を再表示させる。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作不能に表示させる(S309)。
図3から図14に示す実施形態におけるメッセージボックスMB1は、文字等によるメッセージ、及び「OK」等と書かれたボタンが一つだけ表示されるものである。表示装置141は、メッセージボックスMB1として、ダイアログボックスDB1を表示可能である。ダイアログボックスDB1は、利用者に何らかの入力を促すために表示される矩形の領域である。
図15は、一実施形態によるダイアログボックスDB1の表示例を示す図である。図15に示す実施形態において、表示装置141は、ID(identification)とパスワードの文字入力操作を利用者に促すダイアログボックスDB1を表示している。ダイアログボックスDB1は、利用者に何らかの入力を促すタイプであればよく、文字入力操作を利用者に促すタイプに限られない。ダイアログボックスDB1は、一覧からの項目の選択を利用者に促すタイプであってよい。ダイアログボックスDB1は、複数の入力要素の組み合わせ等の複雑な操作を求めるタイプであってよい。
図16は、一実施形態による第1領域おける表示の切り替えに伴うダイアログボックスDB1の表示に関するフローチャートである。図17及び図18は、一実施形態による第1領域の表示の切り替えに伴うダイアログボックスDB1の表示例を示す図である。図16において、図11に示す処理と同じ処理は、同じ符号が付されている。以下は、第1領域おける表示の切り替えに伴うダイアログボックスDB1の表示に関する処理について、情報パネルP2の表示が第1表示である状態を初期状態として説明する。
まず、中央処理装置110は、第1切替操作要素が操作されたかを判定する(S301)。
S301において第1切替操作要素が操作されていない場合(S301;NO)、中央処理装置110は、図16に示す処理を終了する。
S301において第1切替操作要素が操作された場合(S301;YES)、中央処理装置110は、ダイアログボックスDB1を表示中であるかを判定する(S502)。記憶装置120は、例えば、ダイアログボックスDB1を表示中であるかを示すフラグを記憶する。フラグは、ダイアログボックスDB1の表示状態を変更した際に結果を保存しておく領域である。例えば、ダイアログボックスDB1表示していない場合、フラグは、「0」の値を取る。例えば、ダイアログボックスDB1が表示されている場合、フラグは、「1」の値を取る。中央処理装置110は、例えば、ダイアログボックスDB1を表示するときに、フラグの値を「1」に変更する。中央処理装置110は、例えば、ダイアログボックスDB1を閉じるときに、フラグの値を「0」に変更する。S502において、中央処理装置110は、例えば、フラグの値を参照し、ダイアログボックスDB1を表示中であるかを判定する。
S502においてダイアログボックスDB1を表示中である場合(S502;YES)、中央処理装置110は、ダイアログボックスDB1を非表示にさせる(S503)。S503において、中央処理装置110は、非表示にするときのダイアログボックスDB1に対する入力状態に関する情報を記憶装置120に記憶させる。文字入力操作を利用者に促すタイプのダイアログボックスDB1が表示されている場合、中央処理装置110は、既に入力されている文字情報を記憶装置120に記憶させる。一覧からの項目の選択を利用者に促すタイプのダイアログボックスDB1が表示されている場合、中央処理装置110は、既に選択されている項目に関する情報を記憶装置120に記憶させる。複数の入力要素の組み合わせ等の複雑な操作を求めるタイプのダイアログボックスDB1が表示されている場合、中央処理装置110は、既に行われている操作に関する情報を記憶装置120に記憶させる。
S502においてダイアログボックスDB1を表示中でない場合(S502;NO)、又はS503の処理を実行した後、中央処理装置110は、第1領域の表示を第1表示から第2表示に切り替えさせる(S304)。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作可能に表示させる(S305)。S503、S304及びS305の処理が実行されると、表示装置141は、ダイアログボックスDB1を非表示にして、情報パネルP2の表示を図17に示す第1表示から図18に示す第2表示に切り替える。表示装置141は、情報パネルP2の表示を切り替えるときに、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作可能に表示する。
次に、中央処理装置110は、第2切替操作要素が操作されたかを判定する(S306)。
S306において第2切替操作要素が操作されていない場合(S306;NO)、中央処理装置110は、再びそれまで実行していた処理を再開する。
S306において第2切替操作要素が操作された場合(S306;YES)、中央処理装置110は、第1領域の表示を第2表示から第1表示に切り替えさせる(S307)。
次に、中央処理装置110は、ダイアログボックスDB1を再表示させる(S508)。S508において、中央処理装置110は、S503において非表示にしたときの入力状態が維持されるようにダイアログボックスDB1を再表示する。中央処理装置110は、例えば、ダイアログボックスDB1に対する入力状態に関する情報を記憶装置120から読み出して、読み出された情報に従ってダイアログボックスDB1を再表示させる。
次に、中央処理装置110は、第1操作要素を操作不能に表示させる(S309)。S307、S508及びS309の処理が実行されると、表示装置141は、情報パネルP2の表示を図18に示す第2表示から図17に示す第1表示に切り替えて、ダイアログボックスDB1を再表示する。表示装置141は、情報パネルP2の表示を切り替えるときに、第1ラジオボタンRB1、第2ラジオボタンRB2、第3ボタンB3及び第4ボタンB4を操作不能に表示する。ダイアログボックスDB1は、第1領域の表示領域内に再表示されればよく、非表示になる前の位置と異なる位置に再表示されてよい。
本発明の実施形態は、様々な異なるタイプの有形の記憶装置120に適合し、これらの記憶装置120で実装され得ることを理解されたい。記憶装置120は、変更又は再書き込みが可能であるが、非一時的記憶媒体とみなされてよい。非一時的記憶媒体を示すことによって、媒体の特性を制限することを意図せず、様々な記憶媒体を含むことができ、非一時的コンピュータ可読媒体は全てのコンピュータ可読媒体を含む。唯一の例外は、一時的な伝搬信号である。
以下は、新規手法と関連した例示的な概念又は実施形態の一覧であることを理解されたい。この一覧は包括的でなく、可能な実施形態を必ずしも全て含んではいないことも理解されたい。以下の概念及び実施形態は、ハードウェアで実装されてよい。一実施形態では、以下の方法又はプロセスは、様々な処理コンポーネント又はユニットによって行われるオペレーションを説明する。例示的な一実施形態では、方法、プロセス、オペレーション等と関連した命令又は指示がメモリに格納されてよく、オペレーション、機能、動作等をプロセッサに実施させてよい。
表示装置141は、物品の搬送を行う搬送システムTS1に用いる。表示装置141は、搬送システムTS1に用いる搬送ソフトウェアに割り当てられたウィンドウW1を表示可能である。表示装置141は、ウィンドウW1の領域内に埋め込まれて表示され、利用者に伝達内容を通知するメッセージボックスMB1を表示可能である。ウィンドウW1は、利用者が操作可能な操作要素として第1ラジオボタンRB1及び第2ラジオボタンRB2が表示される情報パネルP2を含む。ウィンドウW1は、利用者が操作可能な操作要素として第3ボタンB3及び第4ボタンB4が表示されるコマンドパネルP3を含む。ウィンドウW1は、操作要素として第1ボタンB1及び第2ボタンB2が表示されるタイトルパネルP1を含む。ウィンドウW1は、操作要素として第5ボタンB5及び第6ボタンB6が表示されるナビゲーションパネルP4を含む。表示装置141は、メッセージボックスMB1を表示しているときに、メッセージボックスMB1が埋め込まれている領域に表示される操作要素を操作不能に表示し、且つ、他の領域に表示される操作要素を操作可能に表示する。表示装置141は、メッセージボックスMB1を表示するにあたり、情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示する。
この実施形態の表示装置141は、簡易な構成により、メッセージボックスMB1が表示されているときに、情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む領域に表示される操作要素を操作不能とする。表示装置141は、簡易な構成により、メッセージボックスMB1が表示されているときに、タイトルパネルP1の領域とナビゲーションパネルP4の領域とに表示される操作要素を操作可能とする。即ち、この実施形態の表示装置141は、簡易な構成により、SEMI E95に定められた仕様を充足できる。
表示装置141は、搬送システムTS1に関する情報を情報パネルP2に表示可能である。表示装置141は、メッセージボックスMB1をドラッグ可能に表示する。
この実施形態の表示装置141は、情報パネルP2に表示されている情報がメッセージボックスMB1に隠れて視認困難又は視認不能になった場合に、メッセージボックスMB1をドラッグして情報を視認可能にさせることができる。
表示装置141は、搬送ソフトウェアに割り当てられた複数のウィンドウW1を表示可能である。表示装置141は、複数のウィンドウW1のうちの、メッセージボックスMB1を表示したときのアクティブウィンドウの領域内にメッセージボックスMB1を埋め込んで表示する。表示装置141は、メッセージボックスMB1をアクティブウィンドウの範囲外にドラッグ不能に表示する。
この実施形態の表示装置141は、複数のウィンドウW1を表示しているときにメッセージボックスMB1を表示する場合に、いずれのウィンドウW1に対応して表示されたメッセージボックスMB1であるかを確実に認識させることができる。
表示装置141は、メッセージボックスMB1を情報パネルP2とコマンドパネルP3とを囲む領域の範囲外にドラッグ不能に表示する。
この実施形態の表示装置141は、メッセージボックスMB1がドラッグされても、タイトルパネルP1及びナビゲーションパネルP4に表示されている操作要素に対する操作を阻害させない。
第5ボタンB5は、情報パネルP2の表示を第1表示から第2表示に切り替える指示を与える。第6ボタンB6は、情報パネルP2の表示を第2表示から第1表示に切り替える指示を与える。表示装置141は、メッセージボックスMB1が表示されているときに第5ボタンB5が操作された場合、第2表示に切り替えるときに、メッセージボックスMB1を非表示とする。表示装置141は、メッセージボックスMB1を非表示としているときに第6ボタンB6が操作された場合、第1表示に切り替えるときに、メッセージボックスMB1を再表示する。
この実施形態の表示装置141は、第1表示が行われているときにメッセージボックスMB1が表示された場合、第2表示に切り替えられた後に再び第1表示に戻されても、メッセージボックスMB1による伝達内容を通知できる。
表示装置141は、メッセージボックスMB1として、文字入力操作と項目選択操作との少なくとも一方の操作を利用者に促すダイアログボックスDB1を表示可能である。表示装置141は、ダイアログボックスDB1に対する操作が完了していないときに第5ボタンB5が操作された場合、第2表示に切り替えるときに、ダイアログボックスDB1を非表示とする。表示装置141は、ダイアログボックスDB1を非表示としているときに第6ボタンB6が操作された場合、第1表示に切り替えるときに、非表示とする前に行われた操作が反映されたダイアログボックスDB1を再表示する。
この実施形態の表示装置141は、操作が完了していないダイアログボックスDB1を非表示とした場合に、再表示したダイアログボックスDB1に対する操作をやり直す手間を省略させることができる。
本発明の具体的な実施形態に関する前述の説明は、例示及び説明を目的に提示されている。これらは、包括的であることも、本発明を開示されたまさにその形態に限定することも意図するものではなく、上記の教示を踏まえると、多くの修正及び変形が可能であることは明らかである。これらの実施形態は、本発明の原理、及びその実際の適用を最も適切に説明した。それにより、これらの実施形態は、他の当業者が本発明、及び様々な実施形態を、企図される特定の用い方に適した様々な修正と共に最も適切に利用することを可能にするために選択され、説明された。本発明の範囲は、本明細書に添付される特許請求の範囲、及びその均等物によって定められることが意図されている。また、法令で許容される限りにおいて、日本特許出願である特願2022-076185、及び上述の実施形態等で引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
上記の実施形態における表示装置141は、搬送システムTS1に用いるディスプレイである。表示装置141は、SEMI規格に従った表示を行うディスプレイであればよく、搬送システムTS1に用いるディスプレイに限られない。表示装置141は、例えば、物品の保管を行う物品保管システムに用いるディスプレイであってよい。