特許法第30条第2項適用 (1)販売及び実施による公開1 販売・実施日(公開日)2020年9月1日 販売先 本社 フレスコ株式会社(福島県相馬市中村字宇多川町17番地) 実施先(店舗) 東原町店(福島県南相馬市原町区北原字本屋敷186)(実施先HP URL:http://fresco-k.com/store_higashihara.html) (2)販売及び実施による公開2 販売・実施日(公開日)2020年9月1日 販売先 本社 株式会社ニシムタ(鹿児島県鹿児島市与次郎1丁目10番1号) 実施先(店舗) ニシムタ伊集院店(鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉802番地)(実施先HP URL:https://nishimuta.co.jp/shop/post_18) (3)展示出品による公開 開催日(公開日) 2021年2月17日~2021年2月19日 展示会名、開催場所 第55回スーパーマーケット・トレードショー2021 一般社団法人 全国スーパーマーケット協会 主催 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1) <資 料> 展示会開催・概要資料 プリントアウト
(実施形態)
(ショッピングシステムStのネットワーク構成)
図1は、実施形態に係るショッピングシステムStのネットワーク構成を示す説明図である。ショッピングシステムStは、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストア、各種用品店など、種々の店舗に導入可能である。
図1において、ショッピングシステムStは、外部のクラウドサーバSvとストアコントローラ(ストアコンピュータ、管理装置)10と、取引状況管理装置11と、店舗内の店舗端末装置1と、顧客が所有する顧客端末装置30aとを含む。店舗端末装置1は、セルフ精算装置20と、貸出端末装置30bと、兼用POS(Point Of Sales)端末装置40とを含む。店舗端末装置1は、店舗に設置された装置であるとともに、取引において顧客が使用する装置である。店舗端末装置1は、店舗が所有するものでもよいし、製造メーカから貸し出されたものでもよいし、リース会社からリース契約で貸し出されたものでもよい。
なお、兼用POS端末装置40は、顧客自身での使用の他に、店員による登録操作等の使用も可能な兼用装置ある。また、以下において、顧客端末装置30aおよび貸出端末装置30bは、特に区別して説明する場合を除いて、携帯端末装置30として説明する。
各装置および各端末は、それぞれ、ネットワークを介して、通信可能に接続されている。例えば、ストアコントローラ10と、取引状況管理装置11と、セルフ精算装置20と、兼用POS端末装置40とは、それぞれ、LAN(Local Area Network)55を介して、通信可能に接続されている。各装置および各端末は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信部などを備えたコンピュータ装置である。
クラウドサーバSvは、顧客に関する顧客情報、店舗に関する店舗情報、店舗ごとの商品に関する商品情報(商品マスタ)、仮想上のカートを示すカート情報など、各種情報を管理するサーバ装置である。例えば、カート情報は、顧客ごとに、仮想上のカートとして生成され、携帯端末装置30によって読み取られた商品コードに基づいて更新される。カート情報には、カート(取引および顧客)を識別するためのカート識別情報が割り当てられる。なお、クラウドサーバSvが管理(生成および記憶)する情報については、図5を用いて後述する。
ストアコントローラ10は、兼用POS端末装置40や不図示の計量装置を管理するとともに、商品マスタなどの取引に必要な各種情報を記憶する。商品マスタは、各商品の商品識別情報(例えば、JAN(Japanese Article Number)コード)、商品名、販売価格などの商品情報を格納するファイルである。また、商品マスタは、計量が必要な商品の商品識別情報、商品名、単価などの各種情報を含む。また、ストアコントローラ10は、商品マスタのほかにも、在庫状況、販売履歴、入出金記録などの各種の情報を記憶する。なお、ストアコントローラ10は、顧客の会員情報を記憶してもよい。
取引状況管理装置11は、セルフ精算装置20や兼用POS端末装置40を監視する。具体的には、取引状況管理装置11は、セルフ精算装置20および兼用POS端末装置40の状況(処理状況)を表示したり、セルフ精算装置20および兼用POS端末装置40を制御したりする。なお、ショッピングシステムStは、店員が所持する端末装置を含んでもよい。当該端末装置は、例えば、取引状況管理装置11に表示される内容と同様の内容を表示したり、店員を呼び出す旨を報知したりする。
兼用POS端末装置40は、モードに応じて、顧客自身が操作することも可能であるし、店員が操作することも可能である。ここでいうモードは、店員登録モードと、フルセルフモードと、会計専用モードである。
店員登録モードは、店員が商品を登録し、顧客が自装置で精算する対面精算と、他の装置で精算するセルフ精算とのうちいずれか一方の精算を行うモードである。他の装置は、セルフ精算装置20や、他の兼用POS端末装置40である。なお、店員登録モードでは、兼用POS端末装置40は、他の装置へ精算情報を送信する。ただし、店員登録モードにおいて、店員が顧客から現金等を受け取り、店員が精算できるようにしてもよい。
フルセルフモードは、自装置で、顧客が商品を登録(セルフ登録)し、セルフ精算を行うモードである。
会計専用モードは、他の装置(例えば、他の兼用POS端末装置40や携帯端末装置30)によって登録された商品の精算情報を取得して、セルフ精算を行うモードである。
セルフ精算装置20は、顧客自身が操作する精算専用のPOS端末装置である。なお、セルフ精算装置20は、セルフ登録を行う機能を有していてもよく、具体的には、フルセルフモードに切り替え可能であってもよい。なお、図1において、セルフ精算装置20および兼用POS端末装置40の台数は、複数台を例示しているが、1台でもよい。
携帯端末装置30は、顧客が所有する顧客端末装置30aと、店舗が所有する貸出端末装置30bとを含む。貸出端末装置30bは、使用されていないときは、店舗の入口等に設置される充電器に接続されて、充電が行われる。貸出端末装置30bの充電方式は、有線で充電される方式でもよいし、非接触での充電(ワイヤレス充電)される方式でもよい。携帯端末装置30は、スマートフォン、タブレット装置、携帯電話などの可搬型のコンピュータ装置である。携帯端末装置30は、通信部、撮像部(カメラ)、タッチパネルなどを備え、顧客によって操作される。本実施形態において、携帯端末装置30は、ショッピングカートに対して着脱可能に取り付けられる。ただし、貸出端末装置30bについては、ショッピングカートに据え付けられ、すなわち、ショッピングカートに対して着脱不可能でもよい。
携帯端末装置30には、ショッピングシステムStに係る商品の登録や、登録した商品の精算を行うためのアプリケーションソフトウェア(以下、「ショッピングアプリ」という。)がインストールされている。携帯端末装置30は、ショッピングアプリを起動させることにより、商品に付されるバーコード(コード情報)をスキャンして(読み取り)、商品の登録を受け付ける。携帯端末装置30は、商品に付されたバーコードを読み取ると、読み取った情報をカート識別情報とともにクラウドサーバSvへ送信する。これにより、当該バーコードに対応する商品情報が、クラウドサーバSvのカート情報(仮想カート)に登録される。
また、携帯端末装置30は、精算を行う際に、自装置に割り当てられたカート識別情報をコード化して表示する。当該コードは、例えば、2次元コード(QRコード(登録商標))であるが、1次元コード(バーコード)でもよい。顧客は、この2次元コード(以下「精算用コード」という。)をセルフ精算装置20に読み取らせる。セルフ精算装置20は、精算用コードを読み取ると、クラウドサーバSvに対して、カート識別情報が示すカート情報(取引情報)の送信要求を行う。そして、セルフ精算装置20は、当該送信要求に応じてクラウドサーバSvから取引情報を受信して、精算を行うことが可能になる。なお、精算は、セルフ精算装置20で行われることに限らず、会計専用モードの兼用POS端末装置40で行うことも可能である。
本ショッピングシステムStでは、取引態様は、以下の二つの取引態様がある。一つ目の取引態様は、携帯端末装置30で商品を登録する取引(以下「携帯登録取引」という。)である。二つ目の取引態様は、兼用POS端末装置40で商品を登録する取引(以下「POS登録取引」という。)である。このため、顧客に応じて、携帯登録取引と、POS登録取引とが行われる。
ここで、兼用POS端末装置40は、店員による商品登録の完了を顧客が待つことや、他の顧客の取引が完了する順番待ちが生じたりすることがある。これに対して、携帯登録取引では、それぞれの携帯端末装置30で商品登録が行われるため、商品登録において、顧客は他の顧客を待つことがない。また、一の顧客が占有することとなる装置は、店舗端末装置1のうち、精算時におけるセルフ精算装置20のみである。このため、携帯登録取引が普及すれば、来店客が多くても、店舗における円滑な取引を行うことが可能になる。また、店員の商品登録に係る業務量を軽減させることもできるため、店員は商品の補充などの他の業務を行うことが可能になる。したがって、店舗の運営上も効率的となる。
以下では、まず、携帯登録取引について主に説明する。POS登録取引については、図15以降で後述する。
(セルフ精算装置20の構成例)
まず、図2および図3を用いて、セルフ精算装置20の構成について説明する。
図2は、セルフ精算装置20の設置例を示す説明図である。
図3は、セルフ精算装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。図2および図3において、同一部分には同一符号を付している。
以下、図2を参照しつつ、図3に示したセルフ精算装置20の構成例を説明する。セルフ精算装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、操作表示部205と、スキャナ部206と、カード決済部208と、釣銭機209と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215と、カメラ216と、サインポール220とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより、セルフ精算装置20の動作を制御する。各種プログラムは、本実施形態に係る情報出力プログラムを含む。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出しや書き込みが可能なメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、外部から取得した情報(例えば、クラウドサーバSvから取得した取引情報(登録情報)や、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報を記憶する。また、この情報は、この他にも、登録商品を精算(決済)する精算処理において生成した精算情報などを含む。
ハードディスク204は、種々の情報を記憶する。例えば、ハードディスク204は、カメラ216によって撮像された撮像結果(例えば、動画)を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行する情報出力プログラム等の各種のプログラムを記憶してもよい。また、RAM203に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
操作表示部205は、タッチディスプレイ(タッチパネル)であり、例えば、縦型である。操作表示部205は、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客から種々の操作入力を受け付ける。
スキャナ部206は、各種コードを光学的に読み取る。スキャナ部206は、筐体に固定された定置型スキャナ、操作者が把持するハンディ型スキャナや、ペン型スキャナなどを含む。各種コードは、例えば、携帯端末装置30に表示された精算用コードや、お会計券(登録商標)に印刷されているコード(バーコード、2次元コード等)である。また、各種コードは、品券類(商品券、クーポン券、優待券)や、各種カード(例えば、会員カード、ポイントカード等)に印刷されているコード(バーコード、2次元コード等)を含む。また、各種コードは、店員の名札に付された店員コードを含む。
また、セルフ精算装置20が商品の登録機能を備える場合、スキャナ部206は、商品に付されているバーコード(商品コード等)を読み取る。なお、商品の登録は、商品に付されているバーコードの読み取りによる登録に限らない。例えば、操作表示部205に、商品に対応するプリセットキー(商品を注文するボタン)を表示し、当該プリセットキーが操作(押下)されることによって、商品が登録されてもよい。
カード決済部208は、各種カード(クレジットカード、交通系ICカード等のプリペイドカード、ポイントカード等)による決済機構である。カード決済部208は、カード認識部や表示部や操作部を備える。カード認識部は、各種カードの情報を磁気的または電気的に読み取る。読み取られた情報は、登録商品の精算に用いられる。なお、カード認識部は、例えば、ポイントカードの保有ポイントを使用する場合など、今回の登録商品の精算において使用する情報を認識することも可能である。また、カード認識部は、例えば、ポイントカードにポイントを付与する場合など、今回の登録商品の精算に使用しない情報を認識することも可能である。カード認識部は、接触型のカード(ICカード、磁気カード)や、非接触型のカード(ICカード)を認識することが可能である。
釣銭機209は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有する。釣銭機209は、投入口に投入された紙幣や硬貨を検出するセンサを有する。当該センサは、投入口に紙幣や硬貨が投入された旨の検出や、金種別の枚数の検出などを行う。釣銭機209は、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。釣銭機209は、操作者側に向けられており、顧客から各種操作や現金の投入を受け付ける。
印刷部213は、各種媒体(レシート、お会計券等)を発行する。印刷部213は、媒体発行口の方向を変更可能である。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、音声ガイダンスや警告音などを出力する。音声ガイダンスや警告音は、商品の登録や精算に係るものである。
通信部215は、他の装置(ストアコントローラ10、取引状況管理装置11、および兼用POS端末装置40)と情報を送受信するインターフェースである。
カメラ216は、操作表示部205の右上に取り付けられている。カメラ216は、動画、または静止画を連続的に撮像するカメラである。カメラ216には、CCD(charge coupled device)カメラや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラを用いることが可能である。カメラ216は、精算時における顧客の操作状況を撮像する。セルフ精算装置20が商品の登録機能を備える場合、カメラ216は、顧客による商品の登録操作における商品を撮像する。
具体的に説明すると、カメラ216は、客側の立ち位置にて精算に係る操作を行う顧客の様子を撮像するように設けられる。カメラ216によって撮像された撮像画像は、精算を行う顧客を監視する監視画像として用いることができる。また、当該撮像画像は、ハードディスク204等の記憶装置に記憶される。
当該撮像画像は、例えば、実際に入金した額を検証するために用いられたり、証拠として用いられたりする。例えば、顧客が釣銭機209に千円札を入金したものの、「一万円札を入金したのに、お釣りが少ない。」と申し出たとする。この場合、釣銭機209では、千円札が入金されたことが記録されている。ただし、釣銭機209が誤認識することは、生じ得ないとは言えない。そこで、店員は、撮像画像を検証することにより、実際に顧客が入金した金種を確認することができる。また、顧客に対して、当該撮像画像を証拠として提示することができる。
なお、カメラ216で撮像する撮像情報をリアルタイムでセルフ精算装置20の操作表示部205に常時表示することも可能である。撮像画像を常時表示することで、セルフ精算装置20を利用する顧客に、撮像されていることを意識させることができ、不正の抑止効果を得ることができる。
また、撮像画像は、操作表示部205の一部の領域に表示される。ただし、セルフ精算装置20が操作表示部205とは異なる表示部(以下「第2客側表示部」という。)を備える場合、撮像画像は、第2客側表示部に表示されてもよい。第2客側表示部は、操作表示部205よりも表示領域の大きい表示部としてもよい。第2客側表示部の表示領域を大きくすることにより、不正の抑止効果をより向上させることができる。また、第2客側表示部の取り付け位置は、操作表示部205の上部や左右のいずれであってもよい。特に、遠方からの視認性が向上するような位置(例えば上部)に設けられた場合には、セルフ精算装置20から離れた店員(特に監視員)でも、顧客の利用状況を監視することができる。
また、撮像画像として録画する期間は、例えば、取引開始から顧客がレシートを受け取って、セルフ精算装置20の前を離れるまでの期間である。セルフ精算装置20の前の顧客の有無は、例えば、人感センサによって判別される。カメラ216は、セルフ精算装置20の前に顧客がいる期間を、録画する期間としてもよい。
また、カメラ216は、常時撮像(録画)してもよい。すなわち、カメラ216は、取引の有無や、セルフ精算装置20の前の顧客の有無にかかわらず、常時録画していてもよい。常時録画する場合、セルフ精算装置20は、不要な部分を削除する機能を備えるようにしてもよい。この機能は、例えば、精算の開始を受け付ける精算開始ボタンが押下される5秒前から、レシートが取り出されて5秒間が経過するまでを保存の対象とし、それ以外を削除する機能である。これにより、精算開始ボタンが押下される前の状態についても、撮像画像を残すことができる。
サインポール220は、発光部を備える。サインポール220の発光部は、例えば、ランプやLED(light emitting diode)であり、所定の色や、所定の点灯態様で点灯可能である。サインポール220の点灯態様により、セルフ精算装置20の使用中を示したり、警告を示したりする。サインポール220は、上方に向けて設けられており、セルフ精算装置20の近くにいない店員にも点灯態様を認識させることが可能である。
(携帯端末装置30のハードウェア構成)
図4は、携帯端末装置30のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図4において、携帯端末装置30は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、メモリ404と、通信部405と、操作部406と、カメラ407と、マイク408と、ディスプレイ409と、スピーカ410と、GPS(Global Positioning System)ユニット411とを備えている。各部は、バス420によってそれぞれ接続されている。
CPU401は、携帯端末装置30の全体の制御を司る。ROM402は、各種プログラムを記録している。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU401は、RAM403をワークエリアとして使用しながら、ROM402に記録された、ショッピングアプリ等の各種プログラムを実行することによって、携帯端末装置30の全体の制御を司る。
メモリ404は、各種データを記憶する。メモリには、例えば、フラッシュメモリが用いられる。メモリ404は、ショッピングアプリなどの各種プログラムや、地図データや店舗の情報など各種データを記憶する。また、貸出端末装置30bのメモリ404には、本実施形態に係る情報出力プログラムが記憶されている。
通信部405は、ネットワークに接続され、ネットワークを介して他の装置(例えば、クラウドサーバSv)に接続される。ネットワークとして機能する通信網には、インターネットや携帯電話網などがある。
操作部406は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のタッチキーを表示するタッチパネルや、ハードキーなどである。
カメラ407は、商品に付されたバーコードや、各種の2次元コードを読み取る。
マイク408は、操作者の音声を入力する。
ディスプレイ409は、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、画像、コードなどを表示する。
スピーカ410は、音声を含む音を出力する。
GPSユニット411は、GPS衛星から位置情報を受信し、地図データ上における携帯端末装置30の現在位置を検出する機能を有する。また、携帯端末装置30は、不図示の各種センサ(例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、距離センサなど)を備え、携帯端末装置30の各種状態(例えば、携帯端末装置30の傾きや、携帯端末装置30と商品との距離)などを検出する機能を有する。
(クラウドサーバSvが管理する情報の一例)
次に、図5を用いて、クラウドサーバSvが管理する情報の一例について説明する。
図5は、クラウドサーバSvが管理する各種情報の一例を示す説明図である。図5に示すように、クラウドサーバSvが記憶する情報は、(A)顧客情報501と、(B)店舗情報502と、(C)カート情報503とを含む。なお、クラウドサーバSvは、自装置内の記憶部に各種情報を記憶することに代えて又は加えて、クラウドサーバSvがアクセス可能なファイルサーバ等の他の装置に、各種情報の一部または全部を記憶してもよい。
(顧客情報501)
図5(A)は、顧客情報501の一例を示す。顧客情報501は、個々の顧客を管理するための情報である。顧客情報501は、店舗ごとや系列店ごとに管理される情報である。図5(A)に示すように、顧客情報501は、顧客識別情報と、顧客名と、顧客登録日と、顧客ランクと、ポイント数と、を含む。
顧客識別情報は、顧客を一意に識別する識別情報である。顧客識別情報は、例えば、クラウドサーバSvや、アプリケーション全般を提供する所定のサーバから、携帯端末装置30にショッピングアプリがインストールされる際に生成される。例えば、顧客識別情報は、携帯端末装置30にショッピングアプリがインストールされる際に、インストールされたショッピングアプリごとに固有に割り当てられる識別情報であってもよい。
顧客名は、顧客の氏名やニックネームなどである。顧客名は、例えば、顧客を新規に登録する際に、携帯端末装置30の登録フォーム(入力フォーム)の氏名欄に入力された情報に基づいて生成される。
顧客登録日は、クラウドサーバSvに顧客情報501を新規に登録した日時である。顧客登録日は、顧客を新規に登録の際の現在日時に基づいて生成される。
顧客ランクは、顧客の購入実績に応じたランクを示す。
ポイント数は、会員カードを提示して買い物を行ったことによって顧客に付与される会員ポイントのポイント数である。
(店舗情報502)
図5(B)は、店舗情報502の一例を示す。店舗情報502は、各店舗を管理するための情報である。図5(B)に示すように、店舗情報502は、店舗識別情報と、店舗名と、第1店舗特定情報(2次元コードの情報)と、第2店舗特定情報(位置情報)とを含む。
店舗識別情報は、店(屋号)または企業のコードと、支店のコードとを含む。
店舗名は、店舗の名称であり、例えば、店名(屋号)または企業名と、支店名とから構成される。
第1店舗特定情報は、取引する店舗(商品の売買が行われる店舗)を特定するための情報である。第1店舗特定情報は、例えば、2次元コードの情報である。第2店舗特定情報は、店舗の所在地を示す位置情報(GPS情報)である。なお、図5(B)に示した例では、第1店舗特定情報と第2店舗特定情報とをそれぞれ記憶しているが、いずれも店舗を一意に特定できる情報であることから、少なくともいずれか一方の情報を記憶していればよい。
(カート情報503)
図5(C)は、カート情報503の一例を示す。カート情報503は、顧客が登録した商品に関する情報である。図5(C)に示すように、カート情報503は、カート識別情報と、取引開始日時と、取引終了日時と、顧客識別情報と、登録商品情報とを含む。
カート識別情報は、カート情報503を識別するための情報である。具体的には、カート識別情報は、店舗識別情報と、日付と、シリアル番号(例えば、各店舗の日付別のシリアル番号)とを含む。
取引開始日時は、取引を開始した日時であり、例えば、当該カート情報503の生成日時である。なお、取引開始日時は、1品目の商品の登録日時としてもよく、具体的には、図5(C)に示す登録商品情報(登録商品1:○○中濃ソース)を記憶した日時としてもよい。また、取引開始日時に代えて又は加えて、商品ごとの登録日時を別途記憶するようにしてもよい。
取引終了日時は、取引を終了した日時であり、具体的には、精算した日時である。
顧客識別情報は、当該取引を行う顧客を一意に識別する情報であり、顧客情報501の顧客識別情報と同様の情報である。
登録商品情報(計)は、商品が登録されるごとに更新される累計情報である。登録商品情報(計)は、品数(商品数)、概算小計金額、小計金額等を含む。
登録商品情報(登録商品N:Nは整数)は、N品目に登録された商品の番号(データ番号)を含む。登録商品情報Nは、商品コード、品名、販売価格(図中「価格」と記載)、当該商品の登録日時などを含む。具体的には、登録商品情報(登録商品1:○○中濃ソース)は、1品目に登録された商品を示す。登録商品情報(登録商品2:○○チーズ)は、2品目に登録された商品を示す。なお、図5(C)に示す例では、3品目以降の登録商品情報については、図示を省略している。
次に、保留商品を示す保留商品情報について説明する。保留商品は、店員の確認を要する商品である。例えば、保留商品は、未スキャン商品、NONファイル商品、年齢確認が必要な商品、防犯タグの除去が必要な商品、医薬品などの種別がある。
未スキャン商品は、スキャンされなかった商品である。携帯端末装置30は、各種センサの検出結果を用いて、携帯端末装置30が傾けられている状況であり、かつ、当該携帯端末装置30から一定距離だけ離れた位置に商品が存在している状況を、バーコードの読取中であるとして判別する。そして、携帯端末装置30は、バーコードの読取中であると判別してから、所定時間内にバーコードを読み取れなかった場合に、タイムアウトしたものとして判別する。このとき、撮像された商品の画像は、未スキャン商品として記憶される。
NONファイル商品は、例えば、商品マスタに登録されていない商品である。具体的には、NONファイル商品は、商品コードのスキャンに成功し(未スキャン商品とはならずに)、商品マスタに該商品コードの商品を問い合わせたものの、商品の特定に失敗した(商品の問い合わせがNGとなった)ことによって登録できなかった商品である。
また、年齢確認が必要な商品、防犯タグの除去が必要な商品、医薬品は、顧客の操作によって商品登録はされるものの、精算が完了するまでに店員の確認操作が必要な商品である。具体的に説明すると、年齢確認が必要な商品は、例えば、酒類、タバコなど未成年者が購入できない商品である。防犯タグの除去が必要な商品は、例えば、一定金額以上の商品など、防犯タグが取り付けられている商品である。医薬品は、例えば、薬剤師の説明を要する商品である。
図5(C)に示すように、保留商品情報(計)は、保留商品(未スキャン商品、NONファイル商品)の品数(商品数)と、保留商品種別とを含む。保留商品種別は、保留商品の種別を示す情報である。
保留商品情報(保留商品N:Nは整数)は、N品目の保留商品の情報であり、N品目の保留商品の保留商品種別を含む。図示では、保留商品種別の「1」は未スキャン商品を示し、保留商品種別の「2」はNONファイル商品を示す。なお、不図示であるが、保留商品種別の「3」は年齢確認が必要な商品を示し、保留商品種別の「4」は防犯タグの除去が必要な商品を示し、保留商品種別の「5」は医薬品を示す。また、保留商品情報は、当該商品の登録日時を含む。
また、未スキャン商品の保留商品情報は、保留商品種別「1」に加え、当該商品の画像データ(携帯端末装置30がバーコードの読み取り行った際に撮像した画像データ)を含む。例えば、保留商品情報(1)は、保留商品種別が「1(未スキャン商品)」であるとともに、画像データを含む。
また、NONファイル商品の保留商品情報は、保留商品種別「2(NONファイル商品)」に加え、携帯端末装置30が読み取った商品コードを含む。例えば、保留商品情報(2)は、保留商品種別が「2(NONファイル商品)」であるとともに、商品コードを含む。
(携帯登録取引の導入の取り組みについて)
ショッピングシステムStでは、携帯登録取引と、POS登録取引とのいずれかによって取引が行われる。店舗では、携帯登録取引を導入したものの、顧客が自分の携帯端末装置30(顧客端末装置30a)にショッピングアプリをインストールしてくれないと、ショッピングシステムStを有効活用することができない。このため、店舗では、貸出端末装置30bを用いて、顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせることを促す取り組みが行われている。
店舗スタッフは、なるべく多くの顧客に貸出端末装置30bを利用させたいと思っているものの、店舗において用意できる貸出端末装置30bの台数には限りがある。そのため、店舗スタッフは、同一の顧客が貸出端末装置30bを複数回利用することは避けてもらいたいと思っている。すなわち、店舗スタッフは、貸出端末装置30bを利用した顧客には、なるべく早く、自分の顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールしてもらいたいと思っている。本実施形態では、アプリケーションを利用する顧客を効率よく増やすことを可能にする。以下、本実施形態に係るショッピングシステムStの機能的構成について説明する。
(セルフ精算装置20と、貸出端末装置30bとの機能的構成について)
セルフ精算装置20と、貸出端末装置30bとは、それぞれ制御部を備える。制御部は、例えば、セルフ精算装置20のCPU201、貸出端末装置30bのCPU401によって実現される。すなわち、CPU201、401がそれぞれ情報出力プログラムを実行することにより、制御部の機能を実現する。
制御部は、顧客端末装置30aを用いて商品を登録するアプリケーション(ショッピングアプリ)を顧客端末装置30aにインストールさせるための情報(以下「インストール支援情報」という。)を出力させる。インストール支援情報は、顧客端末装置30aが取得することによって、ショッピングアプリを配信するサイト(アプリ配信サーバ)にアクセスさせるURL(Uniform Resource Locator)を含む。なお、顧客端末装置30aは、アプリ配信サーバにアクセスすると、顧客の操作の元、ショッピングアプリをインストールする。
インストール支援情報は、コード化されており、例えば、2次元コード(以下「インストール用コード」という。)で表される。インストール用コードには、当該インストール用コードを生成した貸出端末装置30bが設置された店舗を特定するユニークな情報(例えば、店舗識別情報)が含まれる。インストール用コードは、各装置のディスプレイに表示される。具体的には、インストール用コードは、セルフ精算装置20の操作表示部205や、貸出端末装置30bのディスプレイ409に画像表示される。また、インストール用コードは、レシートにも出力される。顧客端末装置30aは、カメラ407を用いて、インストール用コードを読み取ると、アプリ配信サーバにアクセスする。
なお、インストール支援情報は、コード化されることに限らない。例えば、インストール支援情報は、アプリ配信サーバのURLのアドレスが文字で表示されてもよいし、送信によって出力されてもよい。言い換えれば、顧客端末装置30aは、顧客の操作入力によってURLを取得してもよいし、通信によって、URLを取得してもよい。通信は、例えば、ブルートゥース(登録商標)、NFC(Near field communication)、赤外線通信などである。
制御部は、商品登録中の画面から別画面へ遷移する際に、インストール用コードを表示させる。商品登録中の画面から別画面へ遷移する際とは、例えば、精算を行う際や、後述する支援アイコンが押下された際である。
また、制御部は、精算を行う際にインストール用コードを出力させる。精算を行う際とは、例えば、精算を開始する際や、精算が終了する際である。精算が開始する際とは、具体的には、精算開始ボタン(小計ボタン)が押下されたときである。精算が終了する際とは、例えば、会計ボタン(現計ボタン)が押下されたときである。
(貸出端末装置30bについて)
貸出端末装置30bには、ショッピングアプリがインストールされている。貸出端末装置30bにインストールされているショッピングアプリは、顧客端末装置30aにインストールさせる、または、インストールされているショッピングアプリと同様のアプリである。なお、貸出端末装置30bへのショッピングアプリのインストールは、店員によって行われる。
ショッピングアプリがインストールされている顧客端末装置30aは、顧客の買物を支援する支援ツールの実行を受け付ける支援アイコンを表示する。支援アイコンは、買物のメモ機能(買物メモツール)を示す買物メモアイコンと、買物の履歴を表示させる履歴表示機能(履歴表示ツール)を示す履歴表示アイコンとを含む。買物のメモ機能とは、例えば、買物を行う前に、顧客が購入する品物のメモの入力を受け付ける機能である。履歴表示機能とは、以前に購入した商品に関する情報(購入日時、商品名、単価など)を表示させる機能である。
なお、携帯端末装置30に表示されるアイコンには、支援アイコンの他にも、商品登録アイコンが含まれる。商品登録アイコンは、カメラ407を起動して、商品の登録および表示を行う、買物登録ツールを起動させるアイコンである。ショッピングアプリの起動時には、商品登録アイコンが押下されなくても、買物登録ツールが起動される。
貸出端末装置30bの制御部は、顧客端末装置30aに表示される支援アイコンと同じ支援アイコンをディスプレイ409に表示させる。貸出端末装置30bは、支援アイコンが選択された場合、インストール用コードをディスプレイ409に表示させる。
また、貸出端末装置30bの制御部は、支援アイコンが選択された場合、当該支援に対応する支援ツールについての説明を示す説明画像をディスプレイ409に表示させる。説明画像は、具体的には、メモ機能の使用についての説明画像や、履歴表示機能の使用についての説明画像である。
また、貸出端末装置30bの制御部は、支援アイコンが選択された場合、当該支援に対応する支援ツールを実行する。例えば、制御部は、説明画像を表示しながら、支援ツールを実行する。ただし、制御部は、説明画像を表示せずに、支援ツールを実行するようにしてもよい。
(ショッピングシステムStにおける商品の登録から取引の完了に係る処理の一例)
図6は、ショッピングシステムStにおける商品の登録から取引の完了に係る処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図6では、ある顧客が、ある店舗に来店して、自身の顧客端末装置30a、または貸出端末装置30bを用いて購入対象の商品を登録し、セルフ精算装置20で当該取引を完了するまでの流れについて説明する。
ステップS601:まず、携帯端末装置30は、ショッピングアプリを起動する。
ステップS602:携帯端末装置30は、店舗を特定する情報(店舗特定情報)を取得する。ここで、店舗特定情報の取得態様の一例について説明する。例えば、店舗の入り口付近には、店舗特定情報(第1店舗特定情報)を示す2次元コードが表示されている。2次元コードは、所定の表示装置に表示出力されていてもよいし、媒体への印刷によって表示出力されていてもよい。カメラ407は、顧客の操作に応じて、当該2次元コードをスキャンする。これにより、携帯端末装置30は、店舗特定情報を取得する。なお、2次元コードには、店舗を識別するための店舗識別情報が含まれていてもよい。
なお、店舗特定情報の取得態様の他の一例としては、位置情報の取得が挙げられる。例えば、携帯端末装置30は、来店した顧客の操作に応じて、位置情報(GPS情報)を取得する。この位置情報は、第2店舗特定情報との比較に用いられる情報であり、第1店舗特定情報に代わる情報である。なお、携帯端末装置30は、来店した顧客の操作に応じてショッピングアプリが起動することにより、位置情報を取得してクラウドサーバSvに接続し、初期画面としてクラウドサーバSvに接続中である旨を報知する画面を表示するようにしてもよい。
店舗特定情報を取得した携帯端末装置30は、クラウドサーバSvに取引開始の要求を行う。具体的には、携帯端末装置30は、取得した店舗特定情報と、顧客識別情報とをクラウドサーバSvへ送信する。なお、貸出端末装置30bの場合、店舗特定情報は予め取得されていてもよい。
ステップS603:クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から取引の開始要求として、顧客識別情報および店舗特定情報を受信すると、当該取引のカート情報503を生成する。具体的には、クラウドサーバSvは、図5(C)に示したように、カート識別情報と、取引開始日時と、顧客識別情報とを含むカート情報503を生成する。より具体的に説明すると、クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から取引の開始要求として店舗特定情報を受信すると、店舗情報502(図5(B)参照)を参照し、店舗識別情報を特定する。なお、クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から位置情報を受信した場合は、店舗情報502の第2店舗特定情報を参照して、位置情報に対応する店舗識別情報を特定する。なお、2次元コードに店舗識別情報を含ませるようにした場合には、クラウドサーバSvは、受信した2次元コードから店舗識別情報を取得する。
また、クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から取引の開始要求があると、現在日付を取得し、シリアル番号を発行(採番)する。さらに、クラウドサーバSvは、取得した店舗識別情報と、取得した現在日付と、発行したシリアル番号とを結合させたカート識別情報を生成して記憶する。また、クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から取引の開始要求を受信すると、現在日時を、カート情報503内の取引開始日時(生成日時)に記憶する。また、クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から取引の開始要求を受信すると、受信した顧客識別情報をカート情報503に記憶させる。
ステップS604:携帯端末装置30は、顧客の操作に応じて、商品(商品に付されたバーコード)をスキャンし、登録する。商品をスキャンすると、携帯端末装置30は、スキャンによって得られた商品コードを、カート識別情報とともにクラウドサーバSvへ送信する。
ステップS605:クラウドサーバSvは、携帯端末装置30から商品コードとカート識別情報とを受信すると、受信したカート識別情報が含まれるカート情報503を特定し、特定したカート情報503に含まれる登録商品情報を更新する。
ステップS606:携帯端末装置30は、登録が完了するまで、ステップS604に戻る。登録の完了は、例えば、ディスプレイ409に表示される精算開始を受け付ける精算開始ボタンが押下されることである。
ステップS607:携帯端末装置30は、登録が完了すると、精算用コードを生成して、ディスプレイ409に表示する。
ステップS608:セルフ精算装置20は、携帯端末装置30に表示される精算用コードをスキャンする。精算用コードには、カート識別情報や、セルフ精算装置20がクラウドサーバSvからカート情報503を受信するための情報などが含まれる。
ステップS609:セルフ精算装置20は、精算用コードをスキャンすると、クラウドサーバSvに対して、カート情報503の送信要求を行う。カート情報503の送信要求において、セルフ精算装置20は、精算用コードに含まれるカート識別情報をクラウドサーバSvへ送信する。
ステップS610:クラウドサーバSvは、セルフ精算装置20からカート情報503の送信要求を受信すると、カート識別情報を用いてカート情報503を特定する。クラウドサーバSvは、カート情報503を特定すると、カート情報503をセルフ精算装置20へ送信する。
ステップS611:セルフ精算装置20は、クラウドサーバSvからカート情報503を受信すると、携帯端末装置30の種別(顧客端末装置30aまたは貸出端末装置30b)に応じた精算処理を実行する。貸出端末装置30bにおける精算処理では、セルフ精算装置20は、インストール用コードを、操作表示部205に表示したり、レシートに印刷したりする。なお、セルフ精算装置20は、顧客識別情報(または顧客名)を用いて、顧客端末装置30aであるか、貸出端末装置30bであるかを判別する。
セルフ精算装置20は、精算処理を実行すると、カート識別情報を含む取引完了通知をクラウドサーバSvへ送信する。
ステップS612:クラウドサーバSvは、セルフ精算装置20から取引完了通知を受信すると、取引完了通知からカート識別情報を抽出する。そして、クラウドサーバSvは、当該カート識別情報が含まれる当該カート情報503の取引終了日時(精算日時)を記憶し、取引完了通知を携帯端末装置30へ送信する。
ステップS613:携帯端末装置30は、クラウドサーバSvから取引完了通知を受信すると、携帯端末装置30に登録されている商品を消去し、ショッピングアプリを終了する。なお、携帯端末装置30は、ステップS607において精算用コードを表示した後に、携帯端末装置30に登録されている商品を消去し、ショッピングアプリを終了してもよい。この場合、クラウドサーバSvによる取引完了通知の送信処理(ステップS612)は、行われなくてもよい。
なお、ステップS604およびステップS605において、携帯端末装置30は、クラウドサーバSvに、商品コードを送信して、商品コードに対応する商品情報を受信する。携帯端末装置30は、商品情報を受信すると、当該商品情報をメモリ404に記憶する。本実施形態では、携帯端末装置30は、商品情報を受信すると、クラウドサーバSvとの通信を行わないようにしている。例えば、携帯端末装置30は、数量変更や取り消しを受け付けたとしても、クラウドサーバSvへの送信を行わないようにしている。これは、仮に、携帯端末装置30が数量変更や取消しなどの操作を受け付ける度に、クラウドサーバSvと通信したとすると、通信量が多くなってしまうためである。携帯端末装置30は、精算用コードの生成を行う際に、クラウドサーバSvへ登録商品の商品情報を一括で送信するようにしている。
なお、例えば、店内に携帯端末装置30が接続可能なWi-Fi(登録商標)があり、携帯端末装置30の通信量を考慮しない場合は、常時、クラウドサーバSvと相互に通信を行うようにしてもよい。
(携帯端末装置30が行うショッピングアプリ起動中の処理)
次に、図7および図8を用いて、携帯端末装置30が行うショッピングアプリ起動中の処理について説明する。
(顧客端末装置30aが行うショッピングアプリ起動中の処理)
図7は、顧客端末装置30aが行うショッピングアプリ起動中の処理の一例を示すフローチャートである。図7において、顧客端末装置30aは、ショッピングアプリの起動中であるか否かを判断する(ステップS701)。顧客端末装置30aは、ショッピングアプリの起動中となるまで待機し(ステップS701:NO)、ショッピングアプリの起動中となると(ステップS701:YES)、商品登録アイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS702)。なお、アプリ起動時には、商品登録アイコンが押下されなくても、カメラ407を起動して商品登録を行う機能である商品登録ツールが起動する。
商品登録アイコンが押下されない場合(ステップS702:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS704に進む。商品登録アイコンが押下された場合(ステップS702:YES)、顧客端末装置30aは、商品登録ツールを起動し、すなわち、カメラ407を起動して商品のスキャンを行う(ステップS703)。
そして、顧客端末装置30aは、買物メモアイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS704)。買物メモアイコンが押下されない場合(ステップS704:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS706に進む。買物メモアイコンが押下された場合(ステップS704:YES)、顧客端末装置30aは、買物メモツールを起動し、すなわち、買物メモの入力を受け付ける(ステップS705)。
そして、顧客端末装置30aは、履歴表示アイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS706)。履歴表示アイコンが押下されない場合(ステップS706:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS708に進む。履歴表示アイコンが押下された場合(ステップS706:YES)、顧客端末装置30aは、履歴表示ツールを起動し、すなわち、買物の履歴表示を行う(ステップS707)。
次に、顧客端末装置30aは、精算ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS708)。精算ボタンが押下されない場合(ステップS708:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS710に進む。精算ボタンが押下された場合(ステップS708:YES)、顧客端末装置30aは、精算用コードを生成し、ディスプレイ409に表示する(ステップS709)。
次に、顧客端末装置30aは、クラウドサーバSvから取引完了通知を受信したか否かを判断する(ステップS710)。クラウドサーバSvから取引完了通知を受信しない場合(ステップS710:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS712に進む。クラウドサーバSvから取引完了通知を受信した場合(ステップS710:YES)、顧客端末装置30aは、登録した商品を消去する(ステップS711)。
次に、顧客端末装置30aは、ショッピングアプリが終了したか否かを判断する(ステップS712)。ショッピングアプリが終了していない場合(ステップS712:NO)、顧客端末装置30aは、ステップS702に戻る。ショッピングアプリが終了した場合(ステップS712:YES)、顧客端末装置30aは、一連の処理を終了する。
(貸出端末装置30bが行うショッピングアプリ起動中の処理)
図8は、貸出端末装置30bが行うショッピングアプリ起動中の処理の一例を示すフローチャートである。図8において、貸出端末装置30bは、ショッピングアプリの起動中であるか否かを判断する(ステップS801)。貸出端末装置30bは、ショッピングアプリの起動中となるまで待機し(ステップS801:NO)、ショッピングアプリの起動中となると(ステップS801:YES)、商品登録アイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS802)。なお、アプリ起動時には、商品登録アイコンが押下されなくても、商品登録ツールが起動する。
商品登録アイコンが押下されない場合(ステップS802:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS804に進む。商品登録アイコンが押下された場合(ステップS802:YES)、貸出端末装置30bは、商品登録ツールを起動し、すなわち、カメラ407を起動して商品のスキャンを行う(ステップS803)。
そして、貸出端末装置30bは、買物メモアイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS804)。買物メモアイコンが押下されない場合(ステップS804:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS809に進む。買物メモアイコンが押下された場合(ステップS804:YES)、貸出端末装置30bは、ディスプレイ409にインストール用コードを表示する(ステップS805)。そして、買物メモツールの試し使用を示す試し使用ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS806)。
試し使用ボタンが押下されない場合(ステップS806:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS809に進む。試し使用ボタンが押下された場合(ステップS806:YES)、貸出端末装置30bは、買物メモツールを起動し、すなわち、買物メモの入力を受け付ける(ステップS807)。このとき、貸出端末装置30bは、買物メモツールの説明画像を表示する(ステップS808)。
そして、貸出端末装置30bは、履歴表示アイコンが押下されたか否かを判断する(ステップS809)。履歴表示アイコンが押下されない場合(ステップS809:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS814に進む。履歴表示アイコンが押下された場合(ステップS809:YES)、貸出端末装置30bは、ディスプレイ409にインストール用コードを表示する(ステップS810)。そして、履歴表示ツールの試し使用を示す試し使用ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS811)。
試し使用ボタンが押下されない場合(ステップS811:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS814に進む。試し使用ボタンが押下された場合(ステップS811:YES)、貸出端末装置30bは、履歴表示ツールを起動し、すなわち、買物の履歴表示を行う(ステップS812)。このとき、貸出端末装置30bは、履歴表示ツールの説明画像を表示する(ステップS813)。
次に、貸出端末装置30bは、精算ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS814)。精算ボタンが押下されない場合(ステップS814:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS816に進む。精算ボタンが押下された場合(ステップS814:YES)、貸出端末装置30bは、精算用コードを生成し、ディスプレイ409に表示する(ステップS815)。
次に、貸出端末装置30bは、クラウドサーバSvから取引完了通知を受信したか否かを判断する(ステップS816)。クラウドサーバSvから取引完了通知を受信しない場合(ステップS816:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS819に進む。クラウドサーバSvから取引完了通知を受信した場合(ステップS816:YES)、貸出端末装置30bは、登録した商品を消去する(ステップS817)。
そして、貸出端末装置30bは、返却前の最後に、インストール用コードを表示する(ステップS818)。次に、貸出端末装置30bは、ショッピングアプリが終了したか否かを判断する(ステップS819)。ショッピングアプリが終了していない場合(ステップS819:NO)、貸出端末装置30bは、ステップS802に戻る。ショッピングアプリが終了した場合(ステップS819:YES)、貸出端末装置30bは、一連の処理を終了する。
(携帯端末装置30に表示される画面の一例について)
次に、図9~図12を用いて、顧客端末装置30aと、貸出端末装置30bとに表示される画面例についてそれぞれ説明する。まず、図9を用いて、顧客端末装置30aに表示される、買物メモツールを使用する場合の画面例について説明する。
図9は、顧客端末装置30aに表示される、買物メモツールを使用する場合の画面の一例を示す説明図である。
図9(A)は、顧客端末装置30aに表示される、商品登録ツールが起動した際の商品登録画面910を示す。商品登録画面910は、撮像領域911と、合計表示領域912と、精算開始ボタン913と、登録商品表示領域914と、アイコン915(915a、915b、915c)とを含む。
撮像領域911は、携帯端末装置30のカメラ407の機能により、商品に付されたバーコードを撮像することが可能な領域である。合計表示領域912は、登録した各種商品の合計点数や合計金額を示す領域である。精算開始ボタン913は、登録が完了し、精算手続の開始の指示を受け付けるボタンである。
登録商品表示領域914は、登録した商品の商品名、数量、価格などが表示される領域である。なお、登録商品表示領域914には、登録した順番で、登録商品が表示される。具体的には、最も直近に登録した商品が、登録商品表示領域914の上方に表示される。
アイコン915は、商品登録アイコン915aと、買物メモアイコン915bと、履歴表示アイコン915cとを含む。商品登録画面910において、商品登録アイコン915aがオンを示しており、すなわち、商品登録ツールが起動していることを示している。商品登録画面910において、買物メモアイコン915bが押下されると、図9(B)に示す買物メモ画面920に移行する。
図9(B)は、顧客端末装置30aに表示される買物メモツールが起動した際の買物メモ画面920を示す。買物メモ画面920は、入力欄921を含む。買物メモ画面920において、買物メモアイコン910bがオンを示しており、すなわち、買物メモツールが起動していることを示している。買物メモ画面920において、入力欄921が押下(タップ)されると、図9(C)に示す入力画面930に遷移する。
図9(C)は、入力欄921へ文字を入力する入力画面930を示す。入力画面930は、入力欄921(921a、921b、921c)と、入力ボタン931とを含む。顧客は、買物前などに、入力ボタン931を用いて、入力欄921に購入予定の品物を入力する。入力欄921は、品物の入力が完了すると、追加して表示される。例えば、顧客が入力欄921bに購入予定の品物の入力が完了すると、新たに入力欄921cが表示される。入力欄921および入力ボタン931以外の領域が押下されると、図9(D)に示す入力完了画面940に遷移する。
図9(D)は、入力欄921への入力が完了した入力完了画面940を示す。入力完了画面940は、入力欄921と、削除受付ボタン941と、チェック入力欄942とを含む。チェック入力欄942が押下されると、チェック入力欄942にはチェック画像が表示される。チェック入力欄942にチェック画像が表示された状態で、削除受付ボタン941が押下されると、当該チェック入力欄942に対応する商品が削除される。入力完了画面940において、商品登録アイコン915aや履歴表示アイコン915cが押下されると、買物メモツールが終了する。
なお、入力完了画面940に表示された内容は、保存される。具体的には、入力完了画面940を閉じて、他のツールを起動させたり、他のアプリを起動させたりした後に、再び買物メモツールを起動させた際には、最後に表示されていた入力完了画面940が表示される。これにより、顧客は、自宅等で買物メモツールを使用して、メモを入力しておき、店舗において買物メモツールを起動させて、メモした内容を参照することができる。また、買物途中で買物メモに入力した商品を削除することができる。このため、顧客が実際に商品を買物かごに入れた際に、当該商品に対応するメモを削除することができる。これにより、買物を効率よく行うことができる。
(貸出端末装置30bに表示される、買物メモツールを使用する場合の画面例)
図10は、貸出端末装置30bに表示される、買物メモツールを使用する場合の画面の一例を示す説明図である。
図10(A)は、貸出端末装置30bに表示される、商品登録ツールが起動した際の商品登録画面1010を示す。商品登録画面1010は、図9(A)に示した商品登録画面910と同様の画面である。図10(A)において、買物メモアイコン915bが押下されると、図10(B)に示すインストール推奨画面1020に移行する。
図10(B)は、貸出端末装置30bに表示されるインストール推奨画面1020を示す。インストール推奨画面1020は、インストール案内1021と、インストール用コード1022と、試し使用ボタン1023とを含む。インストール案内1021は、貸出端末装置30bが貸与品であることから、買物メモツールを使用できない旨や、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示している。
インストール用コード1022は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。試し使用ボタン1023は、買物メモツールの試し使用の開始を受け付けるボタンである。インストール推奨画面1020において、試し使用ボタン1023が押下されると、図10(C)に示す画面に遷移する。
図10(C)は、買物メモツールの試し使用画面1030を示す。試し使用画面1030は、説明画像1031と、入力欄921と、入力ボタン931とを含む。説明画像1031は、買物メモツールの機能の説明として、例えば、入力欄921へ文字を入力させるための説明を示す。入力が完了すると、図10(D)に示す入力完了画面940に遷移する。
図10(D)は、入力欄921への入力が完了した入力完了画面1040を示す。入力完了画面1040は、説明画像1041と、入力欄921と、削除受付ボタン941とを含む。説明画像1041は、チェック入力欄942にチェックを入力して、チェック対象の商品を削除させることが可能であることの説明を示す。入力完了画面1040において、商品登録アイコン915aや履歴表示アイコン915cが押下されると、買物メモツールが終了する。
(顧客端末装置30aに表示される、履歴表示ツールを使用する場合の画面一例)
図11は、顧客端末装置30aに表示される、履歴表示ツールを使用する場合の画面の一例を示す説明図である。
図11(A)は、顧客端末装置30aに表示される、商品登録ツールが起動した際の商品登録画面1110を示す。商品登録画面1110は、図9(A)に示した商品登録画面910と同様の画面である。図11(A)において、履歴表示アイコン915cが押下されると、図11(B)に示す履歴選択画面1120に移行する。
図11(B)は、顧客端末装置30aに表示される履歴表示ツールが起動した際の履歴選択画面1120を示す。履歴選択画面1120は、日時表示1121と、チェック入力欄1122とを含む。履歴選択画面1120において、履歴表示アイコン915cがオンを示しており、すなわち、履歴表示ツールが起動していることを示している。チェック入力欄1122は、日時表示1121に対応して表示されている。履歴選択画面1120において、いずれかのチェック入力欄1122が押下されると、図11(C)に示す履歴表示画面1130に遷移する。
図11(C)は、履歴表示画面1130を示す。履歴表示画面1130は、ある日時に顧客が購入した商品に関する情報を示す。具体的には、履歴表示画面1130は、購入日時、商品名、単価を示す。履歴表示画面1130により、顧客は、過去に購入した商品の確認や、過去に購入した際の価格を確認することができる。履歴表示画面1130において、商品登録アイコン915aや買物メモアイコン915bが押下されると、履歴表示ツールが終了する。
(貸出端末装置30bに表示される、履歴表示ツールを使用する場合の画面一例)
図12は、貸出端末装置30bに表示される、履歴表示ツールを使用する場合の画面の一例を示す説明図である。
図12(A)は、貸出端末装置30bに表示される、商品登録ツールが起動した際の商品登録画面1210を示す。商品登録画面1210は、図9(A)に示した商品登録画面910と同様の画面である。図12(A)において、履歴表示アイコン915cが押下されると、図12(B)に示すインストール推奨画面1220に移行する。
図12(B)は、貸出端末装置30bに表示されるインストール推奨画面1220を示す。インストール推奨画面1220は、インストール案内1221と、インストール用コード1222と、試し使用ボタン1223とを含む。インストール案内1221は、貸出端末装置30bが貸与品であることから、履歴表示ツールを使用できない旨や、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示している。
インストール用コード1222は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。試し使用ボタン1223は、履歴表示ツールの試し使用の開始を受け付けるボタンである。インストール推奨画面1220において、試し使用ボタン1223が押下されると、図12(C)に示す画面に遷移する。
図12(C)は、履歴表示ツールの試し使用画面1230を示す。試し使用画面1230は、説明画像1231と、日時表示1121と、チェック入力欄1122とを含む。説明画像1131は、履歴表示ツールの機能の説明として、例えば、日にちの選択を促す説明を示す。試し使用画面1230において、いずれかのチェック入力欄1122が押下されると、図12(D)に示す履歴表示画面1240に遷移する。
図12(D)は、履歴表示画面1240を示す。履歴表示画面1130は、ある日時に購入した商品に関する情報を示す。具体的には、履歴表示画面1130は、説明画像1241を含む。説明画像1241は、過去の買物の履歴を表示できることの説明を示す。履歴表示画面1130において、商品登録アイコン915aや買物メモアイコン915bが押下されると、履歴表示ツールが終了する。
(セルフ精算装置20に表示される画面の一例について)
次に、図13を用いて、顧客端末装置30aを用いた携帯登録取引と、貸出端末装置30bを用いた携帯登録取引とにおいて、セルフ精算装置20に表示される画面例についてそれぞれ説明する。
図13は、携帯登録取引においてセルフ精算装置20に表示される画面の一例を示す説明図である。
図13(A)は、顧客端末装置30aを用いた携帯登録取引において、精算が完了した際にセルフ精算装置20に表示される精算完了画面1310を示す。精算完了画面1310は、取引が完了した旨と、今回の買物で獲得できる特典(例えば、会員ポイントなど)を示している。
図13(B)は、貸出端末装置30bを用いた携帯登録取引において、精算が完了した際にセルフ精算装置20に表示される精算完了画面1320を示す。精算完了画面1320は、取引が完了した旨を示している。また、精算完了画面1320には、インストール案内1321と、インストール用コード1322とを含む。インストール案内1321は、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示しており、例えば、ショッピングアプリをインストールすることにより今回の特典を獲得できる旨についても示している。
インストール用コード1322は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。なお、インストール案内1321と、インストール用コード1322とは、精算完了後に表示されることに限らず、精算用コードをスキャンさせた直後や精算中など、精算完了前に表示されてもよい。
(携帯登録取引におけるレシートの一例について)
次に、図14を用いて、顧客端末装置30aを用いた携帯登録取引と、貸出端末装置30bを用いた携帯登録取引とにおいて、発行されるレシートについてそれぞれ説明する。
図14は、携帯登録取引においてセルフ精算装置20において発行されるレシートの一例を示す説明図である。
図14(A)は、顧客端末装置30aを用いた携帯登録取引において、セルフ精算装置20において発行されるレシート1410を示す。レシート1410は、通常のレシートである。
図14(B)は、貸出端末装置30bを用いた携帯登録取引において、精算が完了した際にセルフ精算装置20において発行されるレシート1420を示す。レシート1420は、レシート1410に記載される内容に加えて、インストール案内1421と、インストール用コード1422とを含む。インストール案内1421は、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示しており、例えば、ショッピングアプリをインストールすることにより今回の特典を獲得できる旨についても示している。インストール用コード1422は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。
(POS登録取引について)
次に、POS登録取引について説明する。図15および図16を用いて、兼用POS端末装置40の構成について説明する。図15は、兼用POS端末装置40の設置例を示す説明図である。
図16は、兼用POS端末装置40のハードウェア構成を示すブロック図である。図15および図16において、同一部分には同一符号を付している。
以下、図15を参照しつつ、図16に示した兼用POS端末装置40の構成例を説明する。兼用POS端末装置40は、CPU1501と、ROM1502と、RAM1503と、ハードディスク1504と、客側表示部1505と、客側スキャナ部1506と、カード決済部1508と、釣銭機1509と、店員側表示部1510と、キー操作部1511と、店員側スキャナ部1512と、印刷部1513と、音声出力部1514と、通信部1515と、カメラ1516とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU1501は、中央演算処理装置であり、ROM1502に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより、兼用POS端末装置40の動作を制御する。各種プログラムは、本実施形態に係る情報出力プログラムを含む。
ROM1502は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU1501が利用する各種の情報を記憶する。
RAM1503は、読み出しや書き込みが可能なメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM1503は、外部から取得した情報(例えば、ストアコントローラ10から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報を記憶する。この情報は、例えば、商品を登録する登録処理において生成した登録情報や、登録した商品を精算(決済)する精算処理において生成した精算情報などを含む。
ハードディスク1504は、種々の情報を記憶する。例えば、ハードディスク1504は、カメラ1516によって撮像された撮像結果(例えば、動画)を記憶する。ハードディスク1504は、例えば、ROM1502に代えて、CPU1501が実行する情報出力プログラム等の各種のプログラムを記憶してもよい。また、RAM1503に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
客側表示部1505は、顧客用のタッチディスプレイである。客側表示部1505は、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客から種々の入力を受け付ける。
客側スキャナ部1506は、顧客用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。例えば、客側スキャナ部1506は、商品に付されているバーコード(商品コード等)や、お会計券に印刷されているコードを光学的に読み取る。また、客側スキャナ部1506は、携帯端末装置30に表示された精算用コードを読み取ることも可能である。兼用POS端末装置40は、客側スキャナ部1506によって精算用コードが読み取られると、読み取った内容に基づいて精算を行うことが可能である。
カード決済部1508は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等のプリペイドカード、ポイントカード等)による決済機構である。
釣銭機1509は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有する。
店員側表示部1510は、店員用のタッチディスプレイである。店員側表示部1510は、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。店員側表示部1510には、商品に対応するプリセットキーが表示され、当該プリセットキーが店員によって押下されることによって、商品の登録が行われる。また、店員側表示部1510には、商品の登録完了を受け付ける小計キーが表示される。
キー操作部1511は、各種のキー(ハードウェアキー、ボタン)から構成される。キー操作部1511は、店員から種々の入力を受け付ける。具体的には、キー操作部1511は、モード切替えボタンを含む。モード切替えボタンは、押下するごとに予め定めた順番で移行先のモードに切替えることが可能なボタンである。
店員側スキャナ部1512は、店員用のスキャナ部であり、各種の情報を光学的に読み取る。例えば、店員側スキャナ部1512は、商品に付されているバーコードや、店員の名札に付された店員コードを光学的に読み取る。
印刷部1513は、各種媒体(レシート、領収書、お会計券等)を印刷して出力する。印刷部1513は、媒体発行口の方向を変更可能である。具体的には、印刷部1513は、回転自在な機構を有し、媒体発行口が店員側から客側に向くように、また、客側から店員側に向くように構成されている。
音声出力部1514は、音声を出力する。例えば、音声出力部1514は、音声ガイダンスや警告音などを出力する。音声ガイダンスや警告音は、商品の登録や精算に係るものである。
通信部1515は、他の装置(ストアコントローラ10、取引状況管理装置11、および他の兼用POS端末装置40)と情報を送受信するインターフェースである。
カメラ1516は、客側から見て、客側表示部1505の右上に取り付けられている。カメラ1516は、動画、または静止画を連続的に撮像するカメラである。カメラ1516は、例えば、登録時および精算時における顧客の操作状況を撮像する。具体的には、カメラ1516は、兼用POS端末装置40の両脇に設けられたカウンタ上の買い物かごの内部(商品)や、登録時における顧客の操作状況など、商品登録時の動作を撮像する。また、カメラ1516は、顧客が所持する紙幣や硬貨、釣銭機1509、手の動作など、精算時の動作を撮像する。
(兼用POS端末装置40との機能的構成について)
兼用POS端末装置40は、制御部を備える。制御部は、兼用POS端末装置40のCPU1501によって実現される。すなわち、CPU1501が情報出力プログラムを実行することにより、制御部の機能を実現する。
制御部は、インストール支援情報を出力させる。具体的には、制御部は、条件に応じて、客側表示部1505にインストール用コードを表示させる。当該条件は、以下の条件1~7である。
・条件1:制御部は、店員の操作に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、店員が店員側表示部1510に表示される所定のボタンや、キー操作部1511に配置される所定のキーを押下した場合に、制御部は、インストール用コードを表示させ、一方で、当該押下がない場合に、インストール用コードを表示させない。
・条件2:制御部は、顧客の操作に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、顧客が客側表示部1505に表示される所定のボタンを押下した場合に、制御部は、インストール用コードを表示させ、一方で、当該押下がない場合に、インストール用コードを表示させない。
・条件3:制御部は、購入する商品に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、制御部は、購入する商品に特定の商品が含まれる場合に、インストール用コードを表示させ、一方で、購入する商品に特定の商品が含まれない場合に、インストール用コードを表示させない。特定の商品は、予め設定される商品であり、例えば、店員を含む他人に購入を知られたくない商品である。具体的には、特定の商品は、例えば、生理用品、避妊用品、青年向け雑誌、健康状態や身体的状況に伴って必要とされる商品などである。
・条件4:制御部は、顧客の来店頻度に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、制御部は、来店頻度が閾値以上の場合に、インストール用コードを表示させ、一方で、来店頻度が閾値未満の場合に、インストール用コードを表示させない。
・条件5:制御部は、時間帯に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、制御部は、現在の日時が予め設定した繁忙期間である場合に、インストール用コードを表示させ、一方で、現在の日時が予め設定した閑散期間である場合に、インストール用コードを表示させない。
・条件6:制御部は、過去のインストール用コードの出力回数に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、制御部は、過去の所定期間内の出力回数が閾値以下である場合に、インストール用コードを表示させ、一方で、当該出力回数が閾値を超える場合に、インストール用コードを表示させない。
・条件7:制御部は、貸出端末装置30bの貸与実績に応じて、インストール用コードを表示させる。具体的には、制御部は、貸出端末装置30bの過去の貸与実績が閾値以下である場合に、インストール用コードを表示させ、一方で、当該貸与実績が閾値を超える場合に、インストール用コードを表示させない。
(兼用POS端末装置40が行う処理の一例)
次に、図17および図18を用いて、兼用POS端末装置40が行う処理について説明する。
図17は、兼用POS端末装置40が行う処理の一例を示すフローチャートである。まず、兼用POS端末装置40は、条件1~条件7に応じてインストール用コードを表示させるコード表示処理(図18(A)参照)を行う(ステップS1701)。そして、兼用POS端末装置40は、1品目の商品のバーコードがスキャンされたか否かを判断する(ステップS1702)。1品目の商品のバーコードがスキャンされない場合(ステップS1702:NO)、兼用POS端末装置40は、ステップS1701に戻る。1品目の商品のバーコードがスキャンされた場合(ステップS1702:YES)、兼用POS端末装置40は、当該商品を登録する(ステップS1703)。
そして、兼用POS端末装置40は、コード表示処理(図18(A)参照)を行う(ステップS1704)。次に、兼用POS端末装置40は、2品目以降の商品のバーコードがスキャンされたか否かを判断する(ステップS1705)。2品目以降の商品のバーコードがスキャンされた場合(ステップS1705:YES)、兼用POS端末装置40は、ステップS1703に戻る。
2品目以降の商品のバーコードがスキャンされない場合(ステップS1705:NO)、兼用POS端末装置40は、小計ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS1706)。小計ボタンが押下されない場合(ステップS1706:NO)、兼用POS端末装置40は、ステップS1704に戻る。一方で、小計ボタンが押下された場合(ステップS1706:YES)、兼用POS端末装置40は、コード表示処理(図18(A)参照)を行う(ステップS1707)。
次に、兼用POS端末装置40は、顧客から釣銭機1509への貨幣の投入を受け付ける(ステップS1708)。そして、兼用POS端末装置40は、投入金額が合計金額以上であるか否かを判断する(ステップS1709)。投入金額が合計金額以上でない場合(ステップS1709:NO)、兼用POS端末装置40は、ステップS1707に戻る。
投入金額が合計金額以上である場合(ステップS1709:YES)、兼用POS端末装置40は、会計ボタン(預り金を確定し、処理を進行させる現計ボタン)が押下されたか否かを判断する(ステップS1710)。会計ボタンが操作されない場合(ステップS1710:NO)、兼用POS端末装置40は、ステップS1707に戻る。
会計ボタンが押下された場合(ステップS1710:YES)、兼用POS端末装置40は、レシート発行処理(図18(B)参照)を行い(ステップS1711)、一連の処理を終了する。なお、兼用POS端末装置40は、レシートを発行する際に、釣り銭がある場合には、釣銭を放出する。
(兼用POS端末装置40が行う情報出力処理の一例)
図18は、兼用POS端末装置40が行う情報出力処理の一例を示すフローチャートである。図18(A)は、情報出力処理としてのコード表示処理の一例(図17のステップS1701、1704、1707)を示すフローチャートである。
図18(A)において、兼用POS端末装置40は、情報出力フラグの値が1であるか否かを判断する(ステップS1801)。情報出力フラグは、インストール用コードを表示すると判断した場合にセット(値が1に)される情報である。情報出力フラグの値は、各取引の開始時では、0である。情報出力フラグの値が1である場合(ステップS1801:YES)、兼用POS端末装置40は、ステップS1804に進む。
情報出力フラグの値が1でない場合(ステップS1801:NO)、兼用POS端末装置40は、インストール用コードの表示の要否を判断する(ステップS1802)。ステップS1802では、兼用POS端末装置40は、上述した条件1~条件7のいずれか1つ以上を満たすか否かを判断する。インストール用コードの表示が不要である場合(ステップS1802:NO)、兼用POS端末装置40は、一連の処理を終了する(図17に移行する)。
インストール用コードの表示が必要である場合(ステップS1802:YES)、兼用POS端末装置40は、情報出力フラグの値を1にセットする(ステップS1803)。そして、兼用POS端末装置40は、客側表示部1505にインストール用コードを表示し(ステップS1804)、一連の処理を終了する。なお、ステップS1804において、既にインストール用コードを表示している場合、兼用POS端末装置40は、インストール用コードを継続して表示する。
図18(B)は、情報出力処理としてのレシート発行処理の一例(図17のステップS1711)を示すフローチャートである。図18(B)において、兼用POS端末装置40は、情報出力フラグの値が1であるか否かを判断する(ステップS1811)。情報出力フラグの値が1でない場合(ステップS1811:NO)、兼用POS端末装置40は、通常のレシートを印刷、発行し(ステップS1812)、ステップS1814に進む。情報出力フラグの値が1である場合(ステップS1811:YES)、兼用POS端末装置40は、インストール用コードを印刷したレシートを発行する(ステップS1813)。そして、兼用POS端末装置40は、情報出力フラグの値を0にセットし(ステップS1814)、一連の処理を終了する。
図17および図18のフローチャートによれば、例えば、条件1が成立すると(店員による所定のボタンの操作があると)、インストール用コードの表示が必要と判断し(図18(A)のステップS1802:YES)、インストール用コードを表示するとともに(図18(A)のステップS1804)、インストール用コードをレシートに印刷することができる(図18(B)のステップS1813)。
(兼用POS端末装置40の表示部に表示される画面の一例)
次に、図19を用いて、兼用POS端末装置40の表示部に表示される画面について説明する。なお、図19では、店員登録モードにおける対面精算を行う際の画面を例に挙げて説明する。
図19は、兼用POS端末装置40の表示部に表示される画面の一例を説明図である。図19(A)は、店員側表示部1510に表示される画面の一例として、小計画面1910を示す。小計画面1910は、店員が兼用POS端末装置40を操作して、ある顧客の購入商品(缶ビール、アスパラ)を登録し、小計ボタンを操作した後の画面を示す。
小計画面1910は、コード表示ボタン1911を含む。コード表示ボタン1911は、客側表示部1505におけるインストール用コードの表示開始を受け付けるとともに、インストール用コードの表示中または非表示中を示すボタンである。店員がコード表示ボタン1911を押下すると(条件1が成立すると)、客側表示部1505にインストール用コードが表示される。また、このとき、コード表示ボタン1911は、インストール用コードを客側表示部1505に表示中であることを示す表示態様で表示される。なお、条件1以外の他の条件(条件2~7)が成立した場合も、客側表示部1505にインストール用コードが表示され、この場合も、コード表示ボタン1911は、表示中であることを示す表示態様で表示される。
図19(B)は、客側表示部1505に表示される画面の一例として、小計画面1920を示す。小計画面1920は、インストール案内1921と、インストール用コード1922とを含む。インストール案内1021は、兼用POS端末装置40における登録に要した時間(〇〇分)や、携帯登録取引を利用した場合には上記時間(〇〇分)が解消される旨や、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示している。インストール用コード1922は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。
なお、図19では、店員登録モードにおける対面精算を行う際の画面を例に挙げて説明したが、フルセルフモードや、会計専用モードの場合も同様に、客側表示部1505にインストール用コードを表示させることが可能である。例えば、フルセルフモードにおいて、インストール用コードは、商品登録画面、小計画面、精算完了後の画面のうち、少なくともいずれか1つの画面で表示されればよい。また、会計専用モードにおいて、インストール用コードは、精算完了前に表示されてもよいし、精算完了後に表示されてもよいし、精算完了前と精算完了後とに表示されてもよい。
(POS登録取引におけるレシートの一例について)
次に、図20を用いて、POS登録取引において兼用POS端末装置40によって発行されるレシートについて説明する。
図20は、POS登録取引において兼用POS端末装置40によって発行されるレシートの一例を示す説明図である。
図20(A)に示すレシート2010は、インストール案内2011と、インストール用コード2012とを含む。インストール案内2011は、兼用POS端末装置40における登録に要した時間(〇〇分)や、携帯登録取引を利用した場合には上記時間(〇〇分)が解消される旨や、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨を示している。インストール用コード2012は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。
図20(B)に示すレシート2020は、特定商品(例えば、店員を含む他人に購入をあまり知られたくない商品等)を購入した場合に、兼用POS端末装置40によって発行されるレシートである。レシート2020は、インストール案内2021と、インストール用コード2022とを含む。インストール案内2021は、携帯登録取引を利用した場合には、他人に知られずれに、特定商品の購入できる旨を示している。インストール用コード2022は、図20(A)のインストール用コード2012と同様である。
以上説明したように、本実施形態に係る店舗端末装置1(セルフ精算装置20、貸出端末装置30b、兼用POS端末装置40)は、顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのインストール支援情報を出力するようにした。これにより、顧客が利用する店舗端末装置1でインストール支援情報を出力できるため、顧客にショッピングアプリのインストールを効率よく促すことができる。したがって、ショッピングアプリを利用する顧客を効率よく増やすことができるため、携帯登録取引に係るシステムを有効活用することができる。
また、本実施形態に係る店舗端末装置1は、商品登録中の画面から別画面へ遷移する際に、インストール支援情報をコード化した画像(インストール用コード)を表示するようにした。これにより、画面が遷移した際に、表示画面からショッピングアプリを簡単にインストールすることができるため、より効率よくショッピングアプリのインストールを促すことができる。
また、本実施形態に係る店舗端末装置1は、精算を行う際にインストール支援情報を出力するようにした。これにより、店舗端末装置1は、精算を行う際に、ショッピングアプリのインストールを促すことができる。これにより、例えば、POS登録取引において渋滞の列に並んだ顧客に対して、精算時にショッピングアプリのインストールを効率よく促すことができる。また、インストール支援情報をレシートに印刷することができるため、自宅等においても、ショッピングアプリのインストールを促すことができる。
また、本実施形態に係る貸出端末装置30bは、ショッピングアプリがインストールされているものとした。これにより、貸出端末装置30bを用いてショッピングアプリを利用している利用意欲のある顧客に対して、インストール支援情報を提示することができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より効率よく促すことができる。
また、本実施形態に係る貸出端末装置30bは、ショッピングアプリがインストールされた顧客端末装置30aに表示される支援アイコンと、同じ支援アイコンを表示し、当該支援アイコンが選択された場合、インストール支援情報を表示するようにした。これにより、顧客のショッピングアプリの利用意欲を掻き立てることができるとともに、ショッピングアプリをインストールさせる機会を逃さないようにすることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より効率よく促すことができる。
また、本実施形態に係る貸出端末装置30bは、支援アイコンが選択された場合、支援ツールについての説明を示す説明画像を表示するようにした。これにより、支援ツールによって買物がより便利になることを顧客にアピールすることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より促すことができる。
また、本実施形態に係る貸出端末装置30bは、支援アイコンが選択された場合、当該支援アイコンに対応する支援ツールを実行するようにした。これにより、顧客に支援ツールを使用させることができるため、顧客のショッピングアプリの利用意欲を掻き立てることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より促すことができる。
また、上記実施形態において、インストール支援情報は、アプリ配信サーバにアクセスさせるURLを含むとともに、インストール用コードを生成した貸出端末装置30bが設置された店舗の店舗識別情報を含むこととした。このため、店舗では、インストールの有無等を集計することによって、どの方法がショッピングアプリのダウンロードに繋がる有効な手段であるかを把握し、より効果が大きいと判断した手段にシフトすることにより、インストールを、より最適に促すことができる。具体的には、集計した情報をショッピングシステムStに取り込み、2次元コードの出力を制御してもよい。例えば、客側表示部1505に表示したインストール用コードからのダウンロードが好調であると判断した場合(例えば、所定期間内のダウンロード数が当初予定の目標数を上回った場合)には、客側表示部1505によるインストール用コードの出力頻度を上げるようにしてもよい。また、レシートのインストール用コードからのダウンロードが不調であると判断した場合(例えば、所定期間内のダウンロード数が当初予定の目標数を下回った場合)には、レシートによるインストール用コードの出力頻度を下げるようにしてもよい。例えば、インストールの勧誘(宣伝)が過多になり過ぎて、顧客の印象を悪くしないように、インストールの効果が少ないと判断したものについては、縮小、打ち切りとしてもよい。
(実施形態の変形例)
次に、実施形態の変形例について説明する。なお、以下の各変形例では、上述した実施形態で説明した内容については、適宜説明を省略する。また、以下の各変形例、および上述した実施形態は、それぞれ組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、貸出端末装置30bにおいて支援ツール(買物メモツールおよび履歴表示ツール)を実行するようにした。変形例1では、貸出端末装置30bにおいて支援ツールを実行しないようにする構成について説明する。変形例1において、貸出端末装置30bは、試し使用ボタン1023、1223(図10(B)、図12(B)参照)を表示しない。また、貸出端末装置30bは、試し使用ボタン1023、1223に代わって、支援ツールの説明を表示することを受け付けるボタンを表示してもよい。当該ボタンが押下された場合、貸出端末装置30bは、支援ツールの機能を説明する説明画像を表示するようにしてもよい。
変形例1のようにしたとしても、顧客に支援ツールを敢えて使用させないことにより、支援ツールの利用意欲を掻き立てることができる。また、説明画像を表示することにより、支援ツールによって買物がより便利になることを顧客にアピールすることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを促すことができる。
(変形例2)
変形例2では、貸出端末装置30bを用いて、ショッピングアプリをインストールした顧客に対して、精算時やレシートにインストール支援情報を出力しないようにする。具体的には、貸出端末装置30bは、例えば、インストール推奨画面1020、1220(図10(B)、図12(B)参照)において、顧客からインストールを行うか否かを受け付ける表示ボタンを表示するようにする。貸出端末装置30bは、当該表示ボタンにおいて、インストールを行う旨を受け付けた場合、当該貸出端末装置30bを利用している顧客が自分の顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールしたものと見なし、インストールを行った旨の情報をクラウドサーバSvへ送信する。
クラウドサーバSvは、インストールを行った旨を示すフラグを管理するようにし、貸出端末装置30bからインストールを行った旨の情報を受信した場合、当該フラグをオンにする。
セルフ精算装置20は、貸出端末装置30bの精算用コードを読み取ると、クラウドサーバSvから、当該フラグの情報を含む精算情報を受信する。セルフ精算装置20は、精算情報を受信すると、当該フラグがオンの場合には、インストール用コード1322(図13(B))を表示せず、すなわち、精算完了画面1310(図13(A)参照)を表示する。一方で、当該フラグがオフの場合には、セルフ精算装置20は、インストール用コード1322を表示した精算完了画面1320(図13(B)参照)を表示する。
また、セルフ精算装置20は、レシートの発行において、当該フラグがオンの場合には、インストール用コード1422(図14(B))を印刷せず、すなわち、通常のレシート1410(図14(A)参照)を発行する。一方で、当該フラグがオフの場合には、セルフ精算装置20は、インストール用コード1422を印刷したレシート1420(図13(B)参照)を発行する。
変形例2によれば、貸出端末装置30bのインストール推奨画面1020、1220(インストール用コード1022、1222)を用いて、自分の顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせた顧客に対して、再度、ショッピングアプリのインストールを促すことのないようにすることができる。
(変形例3)
変形例3では、貸出端末装置30bの充電中に表示するインストール用コードについて説明する。貸出端末装置30bは、使用されていないときは、店舗の入口等に設置される充電器に接続されて、充電が行われる。ここで、充電量が少ないと、商品の登録途中で、充電切れとなってしまう。このため、充電量が所定値以下である場合には、貸出端末装置30bの使用をさせないようにしている。
図21は、充電量が所定値以下である場合に、貸出端末装置30bが表示する充電中の画面の一例を示す説明図である。変形例3にかかる貸出端末装置30bの制御部は、充電量と、インストール支援情報とを同一画面に出力させる。例えば、図21に示すように、ディスプレイ409には、充電中画面2100が表示されている。充電中画面2100は、充電中案内2101と、インストール案内2102と、インストール用コード2103とを含む。充電中案内2101は、現在の充電量と、充電中であるものの、充電量が所定値以下であることから、使用できない旨とを示している。
インストール案内2102、別の貸出端末装置30bを使用する旨と、顧客が所有する顧客端末装置30aへのショッピングアプリのインストールを促す旨とを示している。インストール用コード2103は、顧客が所有する顧客端末装置30aがスキャンすることにより、当該顧客端末装置30aにショッピングアプリをインストールさせるためのコードである。
なお、貸出端末装置30bにおけるインストール用コード2103は、充電量が所定値以下の場合に表示されるようにしたが、これに限らず、充電量が所定量を超える場合にも表示されるようにしてもよい。すなわち、インストール用コード2103は、充電中であれば、充電量にかかわらず、表示されるようにしてもよい。
変形例3に係る貸出端末装置30bは、充電量と、インストール支援情報とを同一画面に出力するようにした。変形例3によれば、充電量に応じた使用の可否を顧客に提示できるとともに、使用されていない貸出端末装置30bを用いて、顧客にショッピングアプリのインストールを促すことができる。したがって、使用されていない貸出端末装置30bを有効に活用することができる。
(変形例4)
次に、変形例4について説明する。上述した変形例3では、充電中のため利用できない貸出端末装置30bのディスプレイ409にインストール用コードを表示する例について説明した。変形例4では、充電量が充分で、いつでも利用可能な貸出端末装置30bに、インストール用コードを表示する。
例えば、充電器に載置された貸出端末装置30bが充電器から取り除かれたことを条件に、すなわち、充電が止まり且つ充電量が所定量を超える場合に、インストール用コードを表示するようにしてもよい。また、貸出端末装置30bは、顧客によって、買物を開始する旨の宣言を受け付けて、商品登録画面へ遷移する際に、インストール用コードを表示するようにしてもよい。さらに、貸出端末装置30bは、商品登録画面において、一品目の商品を登録した際に、インストール用コードを表示するようにしてもよい。
変形例4によれば、貸出端末装置30bが利用される際の隙間の時間を用いて、顧客にショッピングアプリのインストールを促すことができる。したがって、より効率よくショッピングアプリのインストールを促すことができる。
以下、実施形態総括を記載する。
[発明の名称]店舗端末装置、情報出力方法、およびプログラム
[技術分野]
本発明は、店舗端末装置、情報出力方法、およびプログラムに関する。
[背景技術]
近年、顧客が所有する携帯端末装置に所定のアプリケーションをインストールさせて、当該携帯端末装置を用いて、商品の登録を行うシステムが普及している。店舗では、顧客に対して携帯端末装置に、当該アプリケーションをインストールすることを促すための各種取り組みが行われている。関連する技術として、非会員のユーザに対して、アプリケーション上で、本登録を誘導するメール送信システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第6164345号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来技術では、導入した当該システムの有効な活用ができていない、という問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、システムを有効に活用する技術を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
(1)上述した課題を解決するために、本発明の一態様である店舗端末装置は、店舗に設置され、取引において顧客が使用する店舗端末装置であって、顧客が所有する顧客端末装置を用いて商品を登録するアプリケーションを前記顧客端末装置にインストールさせるための情報を出力させる制御手段を備える、ことを特徴とする店舗端末装置である。
上記構成によれば、顧客が利用する店舗端末装置1でインストール支援情報を出力できるため、顧客にショッピングアプリのインストールを効率よく促すことができる。したがって、ショッピングアプリを利用する顧客を効率よく増やすことができるため、携帯登録取引に係るシステムを有効活用することができる。
(2)上記(1)の構成において、前記制御手段は、商品登録中の画面から別画面へ遷移する際に、前記情報をコード化した画像を表示手段に表示させるようにしてもよい。
上記構成によれば、画面が遷移した際に、表示画面からショッピングアプリを簡単にインストールすることができるため、より効率よくショッピングアプリのインストールを促すことができる。
(3)上記(1)または(2)の構成において、前記制御手段は、当該店舗端末装置の充電量と前記情報とを同一画面に出力させるようにしてもよい。
上記構成によれば、充電量に応じた使用の可否を顧客に提示できるとともに、使用されていない貸出端末装置30bを用いて、顧客にショッピングアプリのインストールを促すことができる。したがって、使用されていない貸出端末装置30bを有効に活用することができる。
(4)上記(1)乃至(3)の構成において、前記店舗端末装置は、顧客に貸し出す可搬型の端末装置であるとともに、前記アプリケーションがインストールされているようにしてもよい。
上記構成によれば、貸出端末装置30bを用いてショッピングアプリを利用している利用意欲のある顧客に対して、インストール支援情報を提示することができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より効率よく促すことができる。
(5)上記(4)の構成において、前記制御手段は、前記アプリケーションがインストールされた前記顧客端末装置に表示されるアイコンであるとともに、顧客の買物を支援する支援ツールの実行を受け付ける前記アイコンと、同じアイコンを表示手段に表示させ、前記同じアイコンが選択された場合、前記情報を前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
上記構成によれば、顧客のショッピングアプリの利用意欲を掻き立てることができるとともに、ショッピングアプリをインストールさせる機会を逃さないようにすることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より効率よく促すことができる。
(6)上記(5)の構成において、前記制御手段は、前記同じアイコンが選択された場合、前記支援ツールについての説明を示す説明画像を前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
上記構成によれば、支援ツールによって買物がより便利になることを顧客にアピールすることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より促すことができる。
(7)上記(5)または(6)の構成において、前記制御手段は、前記同じアイコンが選択された場合、前記支援ツールを実行するようにしてもよい。
上記構成によれば、顧客に支援ツールを使用させることができるため、顧客のショッピングアプリの利用意欲を掻き立てることができる。したがって、ショッピングアプリのインストールを、より促すことができる。
(8)上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である情報出力方法は、店舗に設置され、取引において顧客が使用する店舗端末装置に用いられるコンピュータが、顧客が所有する顧客端末装置を用いて商品を登録するアプリケーションを前記顧客端末装置にインストールさせるための情報を出力させる、処理を実行することを特徴とする情報出力方法である。
上記構成によれば、顧客が利用する店舗端末装置1でインストール支援情報を出力できるため、顧客にショッピングアプリのインストールを効率よく促すことができる。したがって、ショッピングアプリを利用する顧客を効率よく増やすことができるため、携帯登録取引に係るシステムを有効活用することができる。
(9)上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、店舗に設置され、取引において顧客が使用する店舗端末装置に用いられるコンピュータに、顧客が所有する顧客端末装置を用いて商品を登録するアプリケーションを前記顧客端末装置にインストールさせるための情報を出力させる、処理を実行させることを特徴とするプログラムである。
上記構成によれば、顧客が利用する店舗端末装置1でインストール支援情報を出力できるため、顧客にショッピングアプリのインストールを効率よく促すことができる。したがって、ショッピングアプリを利用する顧客を効率よく増やすことができるため、携帯登録取引に係るシステムを有効活用することができる。
なお、上記において説明した店舗端末装置1(セルフ精算装置20、貸出端末装置30b、兼用POS端末装置40)における各機能(入出力、記憶、処理(判断含む))の全部または一部は、当該機能の実行主体として説明した装置とは異なる他の装置において実現してもよい。
具体的には、上述した説明では、セルフ精算装置20、貸出端末装置30b、および兼用POS端末装置40が、制御部を備える構成について説明した。制御部の機能部の全部または一部が、他のコンピュータ装置に具備されていてもよい。例えば、制御部の機能部のうち全部または一部が、ストアコントローラ10に具備されていてもよいし、クラウドサーバSvに具備されていてもよいし、これら以外のコンピュータ装置に具備されていてもよい。また、制御部の機能部が具備されるコンピュータ装置は、複数台であることに限らず、1台であってもよい。例えば、制御部の機能部の全てを一のコンピュータ装置が具備していてもよい。
具体的には、例えば、貸出端末装置30bに代えて、ストアコントローラ10やクラウドサーバSvが、インストール支援情報を出力させるための指示を行うようにしてもよい。
上記に関連し、店舗端末装置1は、商品の登録や精算に関しては、入出力のインターフェース部分に特化したいわゆるシンクライアントとして機能してもよい。つまり、セルフ精算装置20、貸出端末装置30b、および兼用POS端末装置40は、各種の入力(操作者の操作、スキャナ等のデバイスによる検出)を受け付け、入力情報(操作情報、スキャン情報等)をクラウドサーバSvに送信し、当該入力情報に基づくクラウドサーバSvの処理結果(更新画面情報、デバイスの制御情報等)を受信し、各種の出力(表示部への表示、デバイスの制御)を行ってもよい。
なお、以上に説明した店舗端末装置1(セルフ精算装置20、貸出端末装置30b、および兼用POS端末装置40)を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。