JP7761866B2 - 光伝送装置及び光伝送方法 - Google Patents
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Description
本発明は、光伝送装置及び光伝送方法に関する。
従来の通信ネットワークは、一般的に、アクセス、メトロ、コアネットワークから構成され、これらを階層的に繋ぐアーキテクチャとなっている。アクセスからメトロにトラフィックを渡す際には、その境界において光信号を一旦電気信号に変換する。そして、より広帯域な光パスで、より多数のユーザにサービスを提供するために、集線、多重が行われる。メトロからコアネットワークにトラフィックを渡す場合も同様である。これにより、ユーザ間での設備共用や、サービス間での設備共用により経済化が図れる。
一方、ユーザ当たりの回線帯域や、サービス当たりの回線帯域が制約される。そのため、高精細映像等の大容量データを送信する際に、データ圧縮処理が必要となり大きな遅延が発生する。また、電気集線ポイントや多重ポイントにおいて、パケットやフレームの待ち合わせ処理による遅延やジッタが発生する。
これに対して、従来のネットワークで階層間に設けていた光信号の電気終端を不要化するネットワーク構成が提案されている。このネットワーク構成では、アクセスノードが、アクセスとメトロの境界に配置される。このアクセスノードは、光信号の宛先である装置を端点とする光パスの経路に応じて光信号を振り分ける機能を具備する。このような構成により、光スルー、折返し、取り出し・挿入を実現し、任意の地点間に大容量かつ低遅延なEnd-End光パスを提供できる。光スルーとは、アクセスとメトロとの境界を越えて光信号を転送する機能である。折返しとは、同一のアクセスノードに収容されるユーザ装置どうしを光直結する機能である。取り出し・挿入とは、再生中継・波長変換やネットワークレイヤ・サービスレイヤでの電気処理が必要な場合にそれを実現するための機能である。
"Open All-Photonic Network Functional Architecture," Version 1.0, Innovative Optical Wireless Network (IOWN) Global Forum, January 2022, [Online] https://iowngf.org/technology/
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金井拓也,本田一暁,田中康就,金子慎,原一貴,可児淳一,吉田智暁, "All-Photonics Network を支えるPhotonic Gateway", 電子情報通信学会 総合大会, B-8-20, 2021年3月
従来の光通信システムにおいてメトロネットワーク等で広く用いられている光ノードの一つに、ROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)等の光伝送装置90がある。光伝送装置90は、複数拠点を繋いで効率的にトラヒックを転送することを実現する。図7は、従来の光伝送システムの構成例を示す図である。図7に示される光伝送システムが有する光伝送装置90は、複数の合分波部91と、複数の波長多重分離部92と、制御部99と、を備える。
合分波部91は、複数のトランスポンダ30、及び複数の波長多重分離部92と接続される。合分波部91は、トランスポンダ30から入力される光信号を、そのトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路と接続する波長多重分離部92に向けて出力する。また、合分波部91は、経路を共用する光信号どうしを波長多重する。また、合分波部91は、波長多重分離部92から入力される光信号を、その光信号の宛先であるトランスポンダ30と接続されているポートから出力する。合分波部91としては、M×Nマルチキャストスイッチ、M×NのWSS(Wavelength Selective Switch)、1×MのWSSと1×NのWSSとを組み合わせた構成、などを用いて実装される。M×Nマルチキャストスイッチは、例えばM個の1×N光スプリッタ/カプラとN個のM×1光スイッチから構成される。
波長多重分離部92は、複数の合分波部91、及び複数の他の波長多重分離部92と接続される。波長多重分離部92は、各々の合分波部91と各々の他の波長多重分離部92から入力される波長多重された光信号どうしを波長多重する。波長多重分離部92は、波長多重された光信号をネットワーク側ポートから出力する。また、波長多重分離部92は、ネットワーク側ポートから入力される光信号を、この光信号の宛先であるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて、合分波部91、他の波長多重分離部92に向けて出力する。波長多重分離部92は、例えば、WSSにより構成されるWXC(Wavelength Cross Connect)を用いて実装されてもよい。
制御部99は、合分波部91及び波長多重分離部92の動作を制御する。また、制御部99は、トランスポンダ30に対して波長の割り当てを行ってもよい。ROADM等の光伝送装置90では、トランスポンダ30から入力される光信号は光/電気変換されることなく、いずれかの波長多重分離部92のネットワーク側ポートから出力される。また、波長多重分離部92のネットワーク側ポートから入力された光信号は、光/電気変換されることなく、いずれかのトランスポンダ30に向けて出力される。そのため、このような光伝送装置90をアクセスノードとして用いる場合、取り出し・挿入を実現することができない。そのため、再生中継、波長変換、ネットワークレイヤ/サービスレイヤでの電気処理等の処理を実現することができなくなってしまう。
上記事情に鑑み、本発明は、光/電気変換を行うことなく信号を伝送する光伝送システムにおいて、信号に対して電気処理を実行することを可能にする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送装置であって、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波部と、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離部と、前記合分波部から出力された上り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する上り信号分波部と、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記上り方向の光信号を、所定の前記波長多重分離部に出力する上り信号合波部と、を備える光伝送装置である。
また、本発明の一態様は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送装置であって、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波部と、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離部と、前記波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する下り信号分波部と、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記下り方向の光信号を、所定の前記合分波部に出力する下り信号合波部と、を備える光伝送装置である。
また、本発明の一態様は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送方法であって、合分波部が、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波ステップと、波長多重分離部が、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離ステップと、上り信号分波部が、前記合分波部から出力された上り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する上り信号分波ステップと、上り信号合波部が、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記上り方向の光信号を、所定の前記波長多重分離部に出力する上り信号合波ステップと、を有する光伝送方法である。
また、本発明の一態様は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送方法であって、合分波部が、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波ステップと、波長多重分離部が、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離ステップと、下り信号分波部が、前記波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する下り信号分波ステップと、下り信号合波部が、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記下り方向の光信号を、所定の前記合分波部に出力する下り信号合波ステップと、を有する光伝送方法である。
本発明により、光/電気変換を行うことなく信号を伝送する光伝送システムにおいて、信号に対して電気処理を実行することが可能となる。
以下、本発明の実施形態における光伝送装置及び光伝送方法について、図面を参照しながら説明する。
なお、本発明の実施形態における光伝送装置及び光伝送方法の構成が有する特徴をより分かり易くするため、比較対象として非特許文献3に記載の技術に基づく従来技術について、まず先に説明する。非特許文献3には、合分波部を拡張することによって取り出し機能及び挿入機能を実現する光伝送装置の構成が記載されている。
図1は、従来の光伝送システム100mの構成例を示す図である。光伝送システム100mは、光伝送装置10m及び電気処理部20を備える。光伝送装置10mと電気処理部20とは相互に光信号を入出力できるよう接続される。光伝送装置10mは、ネットワークと複数のトランスポンダ30とに接続される。光伝送装置10mは、光ファイバーで構成されたネットワークを介して他の光伝送装置(不図示)と接続される。
図1において、光伝送装置10mの上側にはネットワークが位置する。相対的にネットワークに近い位置を指す場合に「ネットワーク側」と記載する。光伝送装置10mの下側にはトランスポンダ30が位置する。相対的にトランスポンダ30側に近い位置を指す場合に「トランスポンダ側」と記載する。
図1に示される従来の光伝送システム100mは、図中の下側(トランスポンダ側)から上側(ネットワーク側)に向かう上り方向の光信号に対する電気処理を実現する構成である。
光伝送装置10mは、複数(K台)の合分波部11、複数(H台)の波長多重分離部12、及び制御部19を備える。なお、K及びHはそれぞれ2以上の整数である。K及びHは同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
合分波部11は、複数(L台)のトランスポンダ30、複数(H台)の波長多重分離部12、及び電気処理部20と、相互に光信号を入出力できるよう接続される。
図中の下側から上側に向かう上り方向トラヒックについて、合分波部11は、トランスポンダ30から入力される光信号を、波長多重分離部12又は電気処理部20に向けて出力する。このとき、出力先となる波長多重分離部12は、光信号の送信元であるトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路に接続する波長多重分離部12である。合分波部11は、経路を共用する光信号どうしを波長多重して出力する。合分波部11は、出力される光信号について電気処理部20による電気処理が必要な場合は、その光信号をネットワーク側ポートから電気処理部20へ出力する。このような構成によって、取り出し機能が実現される。
図中の上側から下側に向かう下り方向トラヒックについて、合分波部11は、波長多重分離部12から入力される光信号を、トランスポンダ30に向けて出力する。このとき、合分波部11は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30が接続されているポートから光信号を出力する。
合分波部11は、例えばM個の1×N光スプリッタ/カプラとN個のM×1光スイッチとを備えたM×Nマルチキャストスイッチを用いて構成されてもよい。合分波部11は、例えばM×NのWSS(Wavelength Selective Switch)を用いて構成されてもよい。合分波部11は、1×MのWSSと1×NのWSSとを組み合わせた装置を用いて構成されてもよい。
波長多重分離部12は、複数(K台)の合分波部11、及び複数((H-1)台)の他の波長多重分離部12、と相互に光信号を入出力できるよう接続される。波長多重分離部12は、合分波部11及び他の波長多重分離部12から入力される波長多重された光信号どうしを波長多重して、ネットワーク側ポートからネットワークへ出力する。
波長多重分離部12は、ネットワーク側ポートから入力される光信号を、合分波部11又は他の波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、波長多重分離部12は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて、出力先となる合分波部11又は波長多重分離部12を選択する。波長多重分離部12は、例えば、WSSを用いて構成されてもよい。
制御部19は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部19は、プロセッサーがプログラムを実行することによって動作してもよい。制御部19は、合分波部11や波長多重分離部12の動作を制御する。例えば、制御部19は、合分波部11において、ポートとポートとの間の接続関係を制御してもよい。また、制御部19は、トランスポンダ30に対して波長の割り当てを行ってもよい。
電気処理部20は、複数(K台)の合分波部11と接続される。電気処理部20は、上り方向トラヒックについて、合分波部11から出力される光信号に対して電気処理を行う。電気処理部20によって実行される電気処理の具体例として、再生中継、波長変換、ネットワークレイヤでの電気処理、サービスレイヤでの電気処理などがある。電気処理部20は、電気処理がなされた光信号を、入力元の合分波部11に向けて出力する。
このように、合分波部11のネットワーク側ポートから電気処理部20へ入力される上り方向の光信号は、電気処理部20によって電気処理がなされた後、電気処理部20へ光信号を入力した合分波部11のトランスポンダ側ポートに入力される。このような構成によって、挿入機能が実現される。
なお、合分波部11のネットワーク側ポートから電気処理部20へ入力される上り方向の光信号は、電気処理部20によって電気処理がなされた後、電気処理部20へ光信号を出力した合分波部11とは異なる合分波部11のトランスポンダ側ポートに入力されるようにしてもよい。
合分波部11は、電気処理部20から入力される光信号を、波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、出力先となる波長多重分離部12は、光信号の送信元であるトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路に接続する波長多重分離部12である。
なお、図1において電気処理部20に入力された複数の光信号はそれぞれ異なるポートから出力されるが、入力された複数の光信号は電気処理が実行された後に同じポートから出力されてもよい。例えば、複数の信号を多重してより高速な光信号として出力するMuxponder機能が電気処理部20に実装された場合、入力された複数の光信号が同一のポートから出力される。
なお、図1に示される光伝送システム100mでは、上り方向の光信号と下り方向の光信号とがそれぞれ異なる光ファイバー芯線を流れる構成である。しかし、各光信号が同一の光ファイバー芯線を流れる区間が存在してもよい。
なお、電気処理部20が自身に入力された光信号の波長をトランスポンダ30から出力された光信号の波長とは異なる波長に変換して出力する場合、トランスポンダ30から光信号が入力された合分波部11と同一の合分波部11に対して電気処理部20が光信号を出力したとしても、波長衝突が生じない。そのため、合分波部11が異なるポートに同一の波長の光信号を入力することを許容しないContention型の構成であっても、電気処理部20は、トランスポンダ30から光信号が入力された合分波部11と同一の合分波部11に対して光信号を出力することができる。このとき、電気処理部20から出力される光信号の波長は、トランスポンダ30から合分波部11に入力される光信号の波長や、電気処理部20から合分波部11に入力される他の光信号の波長と異なる波長である。
図1に示される従来の光伝送システム100mの構成では、合分波部11のトランスポンダ側ポートに、挿入機能に用いられるポート(以下、「挿入用ポート」という。)を確保する必要がある。ここで、電気処理部20から出力される光信号が波長多重されずに合分波部11に入力される場合には、電気処理部20に振り分けられる光パスの個数と同数の挿入用ポートが必要となる。また、電気処理部20から出力される光信号が伝送される光パスが収容される方路ごとに、電気処理部20から出力される光信号が波長多重されて合分波部11に入力される場合には、方路数と同数の挿入用ポートが必要となる。
そのため、合分波部11のトランスポンダ側ポートの個数が、例えば図7に示される取り出し機能及び挿入機能を持たない従来の光伝送装置90の合分波部91のトランスポンダ側ポートの個数と同数である場合、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数が減少する。あるいは、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を、例えば図7に示される取り出し機及び挿入機能を持たない従来の光伝送装置90の合分波部91あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数と同数にするためには、合分波部11の構成を大規模化してトランスポンダ側ポートの個数を増やす必要がある。
図2に示される従来の光伝送システム100nは、図中の上側(ネットワーク側)から下側(トランスポンダ側)に向かう下り方向の光信号に対する電気処理を実現する構成である。
光伝送装置10nは、複数(K台)の合分波部11、複数(H台)の波長多重分離部12、及び制御部19を備える。なお、K及びHはそれぞれ2以上の整数である。K及びHは同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
合分波部11は、複数(L台)のトランスポンダ30、複数(H台)の波長多重分離部12、及び電気処理部20、と相互に光信号を入出力できるよう接続される。
図中の下側から上側に向かう上り方向トラヒックについて、合分波部11は、トランスポンダ30から入力される光信号を、波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、出力先となる波長多重分離部12は、光信号の送信元であるトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路に接続する波長多重分離部12である。合分波部11は、経路を共用する光信号どうしを波長多重して出力する。
図中の上側から下側に向かう下り方向トラヒックについて、合分波部11は、波長多重分離部12から入力される光信号を、トランスポンダ30又は電気処理部20に向けて出力する。このとき、合分波部11は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30が接続されているポートから光信号を出力する。合分波部11は、出力される光信号について電気処理部20による電気処理が必要な場合は、その光信号をトランスポンダ側ポートから電気処理部20へ出力する。このような構成によって、取り出し機能が実現される。
合分波部11は、例えばM個の1×N光スプリッタ/カプラとN個のM×1光スイッチとを備えたM×Nマルチキャストスイッチを用いて構成されてもよい。合分波部11は、例えばM×NのWSSを用いて構成されてもよい。合分波部11は、1×MのWSSと1×NのWSSとを組み合わせた装置を用いて構成されてもよい。
波長多重分離部12は、複数(K台)の合分波部11、及び複数((H-1)台)の他の波長多重分離部12、と相互に光信号を入出力できるよう接続される。波長多重分離部12は、合分波部11及び他の波長多重分離部12から入力される波長多重された光信号どうしを波長多重して、ネットワーク側ポートからネットワークへ出力する。
波長多重分離部12は、ネットワーク側ポートから入力される光信号を、合分波部11又は他の波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、波長多重分離部12は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて、出力先となる合分波部11又は波長多重分離部12を選択する。波長多重分離部12は、例えば、WSSを用いて構成されてもよい。
制御部19は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部19は、プロセッサーがプログラムを実行することによって動作してもよい。制御部19は、合分波部11や波長多重分離部12の動作を制御する。例えば、制御部19は、合分波部11において、ポートとポートとの間の接続関係を制御してもよい。また、制御部19は、トランスポンダ30に対して波長の割り当てを行ってもよい。
電気処理部20は、複数(K台)の合分波部11と接続される。電気処理部20は、下り方向トラヒックについて、合分波部11から出力される光信号に対して電気処理を行う。電気処理部20によって実行される電気処理の具体例として、再生中継、波長変換、ネットワークレイヤでの電気処理、サービスレイヤでの電気処理などがある。電気処理部20は、電気処理がなされた光信号を、入力元の合分波部11に向けて出力する。
このように、合分波部11のトランスポンダ側ポートから電気処理部20へ入力される下り方向の光信号は、電気処理部20によって電気処理がなされた後、電気処理部20へ光信号を入力した合分波部11のネットワーク側ポートに入力される。このような構成によって、挿入機能が実現される。
なお、合分波部11のトランスポンダ側ポートから電気処理部20へ入力される下り方向の光信号は、電気処理部20によって電気処理がなされた後、電気処理部20へ光信号を入力した合分波部11とは異なる合分波部11のネットワーク側ポートに入力されるようにしてもよい。
合分波部11は、電気処理部20から入力される光信号を、トランスポンダ30に向けて出力する。このとき、合分波部11は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30が接続されているポートから光信号を出力する。
なお、図2において、互いに異なるポートから電気処理部20にそれぞれ入力された光信号は、電気処理がなされた後に、互いに異なるポートからそれぞれ出力される。但し、一つのポートから電気処理部20に入力された光信号が、電気処理が実行された後に、複数のポートから出力されてもよい。例えば、高速な信号が分離されて、より低速な光信号としてそれぞれ出力されるような構成、あるいは、同一の信号がコピーされて、複数のポートからそれぞれ出力されるような構成であってもよい。
なお、図2に示される光伝送システム100nでは、上り方向の光信号と下り方向の光信号とがそれぞれ異なる光ファイバー芯線を流れる構成である。しかし、各光信号が同一の光ファイバー芯線を流れる区間が存在してもよい。
なお、電気処理部20が自身に入力された光信号の波長を波長多重分離部12から出力された光信号の波長とは異なる波長に変換して出力する場合、波長多重分離部12から光信号が入力された合分波部11と同一の合分波部11に対して電気処理部20が光信号を出力したとしても、波長衝突が生じない。そのため、合分波部11が異なるポートに同一の波長の光信号を入力することを許容しないContention型の構成であっても、電気処理部20は、波長多重分離部12から光信号が入力された合分波部11と同一の合分波部11に対して光信号を出力することができる。このとき、電気処理部20から出力される光信号の波長は、波長多重分離部12から合分波部11に入力される光信号の波長や、電気処理部20から合分波部11に入力される他の光信号の波長と異なる波長である。
図2に示される従来の光伝送システム100nの構成では、合分波部11のトランスポンダ側ポートに、電気処理部20に振り分けられる光パスの個数と同数の取り出し機能に用いられるポート(以下、「取り出し用ポート」という。)を確保する必要がある。
そのため、合分波部11のトランスポンダ側ポートの個数が、例えば図7に示される取り出し機及び挿入機能を持たない従来の光伝送装置90の合分波部91のトランスポンダ側ポートの個数と同数である場合、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数が減少する。あるいは、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を、例えば図7に示される取り出し機及び挿入機能を持たない従来の光伝送装置90の合分波部91あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数と同数にするためには、合分波部11の構成を大規模化してトランスポンダ側ポートの個数を増やす必要がある。
このように、図1に示される従来の光伝送システム100mの構成、及び図2に示される従来の光伝送システム100nの構成では、光信号に対して電気処理を実行する場合、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数が減少する、あるいは、合分波部11の構成を大規模化する必要があるという課題が生じる。これに対し、以下に説明する本発明の実施形態における光伝送システムは、合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を減少させたり、合分波部11の構成を大規模化したりすることなく、光信号に対して電気処理を実行することができる。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aについて説明する。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aについて説明する。
[光伝送システムの構成]
図3は、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aの構成を示す図である。図3に示されるように、光伝送システム100aは、光伝送装置10a及び電気処理部20を備える。光伝送装置10aと電気処理部20とは相互に光信号を入出力できるよう接続される。
図3は、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aの構成を示す図である。図3に示されるように、光伝送システム100aは、光伝送装置10a及び電気処理部20を備える。光伝送装置10aと電気処理部20とは相互に光信号を入出力できるよう接続される。
光伝送装置10aは、ネットワークとトランスポンダ30とに接続される。光伝送装置10aは、光ファイバーで構成されたネットワークを介して他の光伝送装置(不図示)と接続される。
図3において、光伝送装置10aの上側にはネットワークが位置する。相対的にネットワークに近い位置を指す場合に「ネットワーク側」と記載する。光伝送装置10aの下側にはトランスポンダ30が位置する。相対的にトランスポンダ30側に近い位置を指す場合に「トランスポンダ側」と記載する。
図3に示される第1の実施形態における光伝送システム100aは、図中の下側(トランスポンダ側)から上側(ネットワーク側)に向かう上り方向の光信号に対する電気処理を実現する構成である。
図3に示されるように、光伝送装置10aは、複数(K台)の第1の合分波部11、複数(H台)の波長多重分離部12、第2の合分波部13、及び制御部19を備える。なお、K及びHはそれぞれ2以上の整数である。K及びHは同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。
また、図3に示されるように、第1の合分波部11は、取り出し機能部(下り用)及び挿入機能部(上り用)からなる。また、図3に示されるように、第2の合分波部13は、電気処理部20を挟むように配置される、取り出し機能部(上り用)13p及び挿入機能部(上り用)13qからなる。
第1の合分波部11は、複数(L台)のトランスポンダ30、及び複数(H台)の波長多重分離部12と相互に光信号を入出力できるよう接続される。また、第1の合分波部11は、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pへ光信号を出力できるように当該取り出し機能部(上り用)13pと接続される。
図中の下側から上側に向かう上り方向トラヒックについて、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、トランスポンダ30から入力される光信号を、波長多重分離部12又は第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pに向けて出力する。このとき、出力先となる波長多重分離部12は、光信号の送信元であるトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路に接続する波長多重分離部12である。第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、経路を共用する光信号どうしを波長多重して出力する。
第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、出力される光信号について電気処理部20による電気処理が必要な場合は、その光信号をネットワーク側ポートから第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pへ出力する。このような構成によって、取り出し機能が実現される。
図中の上側から下側に向かう下り方向トラヒックについて、第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)は、波長多重分離部12から入力される光信号を、トランスポンダ30に向けて出力する。このとき、合分波部11は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30が接続されているポートから光信号を出力する。
第1の合分波部11の、挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、例えばM個の1×N光スプリッタ/カプラとN個のM×1光スイッチとを備えたM×Nマルチキャストスイッチを用いて構成されてもよい。第1の合分波部11の、挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、例えばM×NのWSSを用いて構成されてもよい。第1の合分波部11の、挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、1×MのWSSと1×NのWSSとを組み合わせた装置を用いて構成されてもよい。
第1の合分波部11の、挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、例えばファイバークロスコネクト(FXC;Fiber Cross Connect)の装置とアレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)やWSS等の波長合分波手段とを組み合わせて構成されてもよい。FXCは、非特許文献3に記載の微小電気機械システム(MEMS;Micro Electro Mechanical Systems)やピエゾアクチュエータを用いて構成される。FXCは、各々のポートから入力される光を、波長に関わらずに、そのポートに対する接続ポートとして接続関係が設定されているポートに出力する。
波長多重分離部12は、複数(K台)の第1の合分波部11、及び複数((H-1)台)の他の波長多重分離部12、と相互に光信号を入出力できるよう接続される。また、波長多重分離部12は、第2の合分波部13を構成する挿入機能部(上り用)13qから出力された光信号が入力されるように、当該挿入機能部(上り用)13qと接続される。波長多重分離部12は、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)、他の波長多重分離部12、及び第2の合分波部13から入力される波長多重された光信号どうしを波長多重して、ネットワーク側ポートからネットワークへ出力する。
波長多重分離部12は、ネットワーク側ポートから入力される光信号を、第1の合分波部11又は他の波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、波長多重分離部12は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて、出力先となる第1の合分波部11又は他の波長多重分離部12を選択する。波長多重分離部12は、例えば、WSSにより構成される波長クロスコネクト(WXC;Wavelength Cross Connect)を用いて実装されてもよい。
第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pは、複数(K台)の第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)、及び電気処理部20と接続する。取り出し機能部(上り用)13pは、上り方向トラヒックについて、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)のネットワーク側ポートから波長多重して出力される光信号を、波長ごとに分離して電気処理部20に向けて出力する。
第2の合分波部13を構成する挿入機能部(上り用)13qは、電気処理部20、及び複数(H台)の波長多重分離部12と接続する。挿入機能部(上り用)13qは、上りトラヒックについて、電気処理部20から出力される光信号を、波長多重分離部12のトランスポンダ側ポートへ出力する。このような構成によって、挿入機能が実現される。
挿入機能部(上り用)13qは、光信号を伝送する光パスを収容する方路と接続する波長多重分離部12へ出力する。挿入機能部(上り用)13qは、経路を共用する光信号どうしを波長多重する。
第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13p及び挿入機能部(上り用)13qとしては、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)と同様の構成を用いることができる。第2の合分波部13は、例えばファイバークロスコネクト(FXC;Fiber Cross Connect)の装置とアレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)やWSS等の波長合分波手段とを組み合わせて構成されてもよい。FXCは、非特許文献3に記載の微小電気機械システム(MEMS;Micro Electro Mechanical Systems)やピエゾアクチュエータを用いて構成される。FXCは、各々のポートから入力される光を、波長に関わらずに、そのポートに対する接続ポートとして接続関係が設定されているポートに出力する。
制御部19は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部19は、プロセッサーがプログラムを実行することによって動作してもよい。制御部19は、第1の合分波部11、波長多重分離部12、及び第2の合分波部13の動作を制御する。例えば、制御部19は、第1の合分波部11及び第2の合分波部13において、ポートとポートとの間の接続関係を制御してもよい。また、制御部19は、トランスポンダ30に対して波長の割り当てを行ってもよい。
電気処理部20は、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13p及び挿入機能部(上り用)13qと接続される。電気処理部20は、上り方向トラヒックについて、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pから入力される光信号に対して電気処理を行う。電気処理部20によって実行される電気処理の具体例として、再生中継、波長変換、ネットワークレイヤでの電気処理、サービスレイヤでの電気処理などがある。電気処理部20は、電気処理がなされた光信号を挿入機能部(上り用)13qへ出力する。
なお、図3において電気処理部20に入力された複数の光信号はそれぞれ異なるポートから出力されるが、入力された複数の光信号は電気処理が実行された後に同じポートから出力されてもよい。例えば、複数の信号を多重してより高速な光信号として出力するMuxponder機能が電気処理部20に実装された場合、入力された複数の光信号が同一のポートから出力される。
なお、図3に示される光伝送システム100aでは、上り方向の光信号と下り方向の光信号とがそれぞれ異なる光ファイバー芯線を流れる構成である。しかし、各光信号が同一の光ファイバー芯線を流れる区間が存在してもよい。
[光伝送システムの動作]
以下、光伝送システム100aの上りトラヒックに対する動作の一例について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aの動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートが示す動作は、例えば、トランスポンダ30から送信された上り方向の光信号が光伝送装置10aに入力される際に開始される。
以下、光伝送システム100aの上りトラヒックに対する動作の一例について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態における光伝送システム100aの動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートが示す動作は、例えば、トランスポンダ30から送信された上り方向の光信号が光伝送装置10aに入力される際に開始される。
トランスポンダ30から送信された上り方向の光信号が、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)に入力される(ステップS101)。入力された光信号に対して電気処理部20による電気処理が必要な場合(ステップS102・YES)、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、入力された上り方向の光信号を波長多重して、ネットワーク側ポートから第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(上り用)13pへ出力する(ステップS103)。
取り出し機能部(上り用)13pは、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)から入力された、波長多重された上り方向の光信号を、波長ごとに分離して電気処理部20へ出力する(ステップS104)。
電気処理部20は、取り出し機能部(上り用)13pから入力された上り方向の光信号に対して電気処理を行う(ステップS105)。電気処理部20は、電気処理がなされた上り方向の光信号を、第2の合分波部13を構成する挿入機能部(上り用)13qへ出力する(ステップS106)。
挿入機能部(上り用)13qは、電気処理部20から入力された波長ごとの上り方向の光信号を波長多重し、光信号を伝送する光パスを収容する方路と接続する波長多重分離部12のトランスポンダ側ポートへ出力する(ステップS107)。
一方、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)に入力された上り方向の光信号に対して電気処理部20による電気処理が必要ではない場合(ステップS102・NO)、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、入力された上り方向の光信号を波長多重し、光信号を伝送する光パスを収容する方路と接続する波長多重分離部12のトランスポンダ側ポートへ出力する(ステップS108)。
波長多重分離部12は、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)、他の波長多重分離部12、及び第2の合分波部13を構成する挿入機能部(上り用)13qからトランスポンダ側ポートへ入力された波長多重された上り方向の光信号どうしを波長多重する。波長多重分離部12は、波長された上り方向の光信号をネットワーク側ポートからネットワークへ出力する(ステップS109)。
以上で、図4が示す光伝送システム100aの動作が終了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態における光伝送装置10aは、電気処理部20を挟むように配置される第2の合分波部13(取り出し機能部(上り用)13p及び挿入機能部(上り用)13q)を備える。このような構成を備えることで、第1の実施形態における光伝送装置10aでは、例えば図1に示される従来の光伝送装置10mのように、第1の合分波部11のトランスポンダ側ポートに挿入用ポートを確保する必要がない。これにより、第1の実施形態における光伝送装置10aは、第1の合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を減少させたり、第1の合分波部11の構成を大規模化したりすることなく、上りトラヒックの光信号に対して電気処理を実行することができる。
<第2の実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bについて説明する。
以下、図面を参照しながら、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bについて説明する。
[光伝送システムの構成]
図5は、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bの構成を示す図である。図5に示されるように、光伝送システム100bは、光伝送装置10b及び電気処理部20を備える。光伝送装置10bと電気処理部20とは相互に光信号を入出力できるよう接続される。
図5は、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bの構成を示す図である。図5に示されるように、光伝送システム100bは、光伝送装置10b及び電気処理部20を備える。光伝送装置10bと電気処理部20とは相互に光信号を入出力できるよう接続される。
図5に示される第2の実施形態における光伝送システム100bは、図中の上側(ネットワーク側)から下側(トランスポンダ側)に向かう下り方向の光信号に対する電気処理を実現する構成である。
図5に示されるように、光伝送装置10bは、複数(K台)の第1の合分波部11、複数(H台)の波長多重分離部12、第2の合分波部13、及び制御部19を備える。なお、K及びHはそれぞれ2以上の整数である。K及びHは同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。また、図5に示されるように、第1の合分波部11は、取り出し機能部(下り用)及び挿入機能部(上り用)からなる。また、図5に示されるように、第2の合分波部13は、電気処理部20を挟むように配置される、取り出し機能部(下り用)13r及び挿入機能部(下り用)13sからなる。
第1の合分波部11は、複数(L台)のトランスポンダ30、及び複数(H台)の波長多重分離部12と相互に光信号を入出力できるよう接続される。また、第1の合分波部11は、第2の合分波部13を構成する挿入機能部(下り用)13sから出力された光信号が入力されるように、当該挿入機能部(下り用)13sと接続される。
図中の下側から上側に向かう上り方向トラヒックについて、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、トランスポンダ30から入力される光信号を、波長多重分離部12に向けて出力する。このとき、出力先となる波長多重分離部12は、光信号の送信元であるトランスポンダ30を端点とする光パスを収容する方路に接続する波長多重分離部12である。第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)は、経路を共用する光信号どうしを波長多重して出力する。
図中の上側から下側に向かう下り方向トラヒックについて、第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)は、波長多重分離部12、及び第2の合分波部13を構成する挿入機能部(下り用)13sから入力される光信号を、トランスポンダ30に向けて出力する。このとき、第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30が接続されているポートから光信号を出力する。
第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、例えばM個の1×N光スプリッタ/カプラとN個のM×1光スイッチとを備えたM×Nマルチキャストスイッチを用いて構成されてもよい。合分波部11は、例えばM×NのWSSを用いて構成されてもよい。合分波部11は、1×MのWSSと1×NのWSSとを組み合わせた装置を用いて構成されてもよい。
第1の合分波部11の、挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)は、例えばFXCの装置とアレイ導波路回折格子(AWG)やWSS等の波長合分波手段とを組み合わせて構成されてもよい。FXCは、非特許文献3に記載のMEMSやピエゾアクチュエータを用いて構成される。FXCは、各々のポートから入力される光を、波長に関わらずに、そのポートに対する接続ポートとして接続関係が設定されているポートに出力する。
波長多重分離部12は、複数(K台)の第1の合分波部11、及び複数((H-1)台)の他の波長多重分離部12、と相互に光信号を入出力できるよう接続される。また、波長多重分離部12は、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13rへ向けて光信号を出力するように、当該取り出し機能部(下り用)13rと接続される。波長多重分離部12は、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)及び他の波長多重分離部12から入力される波長多重された光信号どうしを波長多重して、ネットワーク側ポートからネットワークへ出力する。
波長多重分離部12は、ネットワーク側ポートから入力される光信号を、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)、他の波長多重分離部12、又は第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13rに向けて出力する。このとき、波長多重分離部12は、出力される光信号の宛先となるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて、出力先となる第1の合分波部11又は他の波長多重分離部12を選択する。
波長多重分離部12は、出力される光信号について電気処理部20による電気処理が必要な場合は、その光信号をトランスポンダ側ポートから取り出し機能部(下り用)13rへ出力する。このような構成によって、取り出し機能が実現される。
波長多重分離部12は、例えば、WSSにより構成されるWXC(Wavelength Cross Connect)を用いて実装されてもよい。
第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13rは、複数の波長多重分離部12、及び電気処理部20と接続する。取り出し機能部(下り用)13rは、下り方向トラヒックについて、波長多重分離部12から波長多重して出力される光信号を、波長ごとに分離して電気処理部20に向けて出力する。
第2の合分波部13を構成する挿入機能部(下り用)13sは、電気処理部20、及び複数の第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)と接続する。挿入機能部(下り用)13sは、下りトラヒックについて、電気処理部20から出力される光信号を、第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)のネットワーク側ポートへ出力する。このような構成によって、挿入機能が実現される。
挿入機能部(下り用)13sは、光信号を、当該光信号の宛先であるトランスポンダ30と接続する第1の合分波部11の取り出し機能部(下り用)に向けて出力する。挿入機能部(下り用)13sは、経路を共用する光信号どうしを波長多重する。
第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13r及び挿入機能部(下り用)13sとしては、第1の合分波部11の挿入機能部(上り用)及び取り出し機能部(下り用)と同様の構成を用いることができる。第2の合分波部13は、例えばファイバークロスコネクト(FXC;Fiber Cross Connect)の装置とアレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)やWSS等の波長合分波手段とを組み合わせて構成されてもよい。FXCは、非特許文献3に記載の微小電気機械システム(MEMS;Micro Electro Mechanical Systems)やピエゾアクチュエータを用いて構成される。FXCは、各々のポートから入力される光を、波長に関わらずに、そのポートに対する接続ポートとして接続関係が設定されているポートに出力する。
制御部19は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部19は、プロセッサーがプログラムを実行することによって動作してもよい。制御部19は、第1の合分波部11、波長多重分離部12、及び第2の合分波部13の動作を制御する。例えば、制御部19は、第1の合分波部11及び第2の合分波部13において、ポートとポートとの間の接続関係を制御してもよい。また、制御部19は、トランスポンダ30に対して波長の割り当てを行ってもよい。
電気処理部20は、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13r及び挿入機能部(下り用)13sと接続される。電気処理部20は、下り方向トラヒックについて、第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13rから入力される光信号に対して電気処理を行う。電気処理部20によって実行される電気処理の具体例として、再生中継、波長変換、ネットワークレイヤでの電気処理、サービスレイヤでの電気処理などがある。電気処理部20は、電気処理がなされた光信号を挿入機能部(下り用)13sへ出力する。
なお、図5において、互いに異なるポートから電気処理部20にそれぞれ入力された光信号は、電気処理がなされた後に、互いに異なるポートからそれぞれ出力される。但し、一つのポートから電気処理部20に入力された光信号が、電気処理が実行された後に、複数のポートから出力されてもよい。例えば、高速な信号が分離されて、より低速な光信号としてそれぞれ出力されるような構成、あるいは、同一の信号がコピーされて、複数のポートからそれぞれ出力されるような構成であってもよい。
なお、図5に示される光伝送システム100bでは、上り方向の光信号と下り方向の光信号とがそれぞれ異なる光ファイバー芯線を流れる構成である。しかし、各光信号が同一の光ファイバー芯線を流れる区間が存在してもよい。
[光伝送システムの動作]
以下、光伝送システム100bの下りトラヒックに対する動作の一例について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bの動作を示すフローチャートである。図6のフローチャートが示す動作は、例えば、ネットワーク側から伝送された下り方向の光信号が光伝送装置10bに入力される際に開始される。
以下、光伝送システム100bの下りトラヒックに対する動作の一例について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態における光伝送システム100bの動作を示すフローチャートである。図6のフローチャートが示す動作は、例えば、ネットワーク側から伝送された下り方向の光信号が光伝送装置10bに入力される際に開始される。
ネットワーク側から伝送された下り方向の光信号が、波長多重分離部12(下り用)に入力される(ステップS201)。入力された下り方向の光信号に対して電気処理部20による電気処理が必要な場合(ステップS202・YES),波長多重分離部12(下り用)は、入力された下り方向の光信号を波長多重して、トランスポンダ側ポートから第2の合分波部13を構成する取り出し機能部(下り用)13rへ出力する(ステップS203)。
取り出し機能部(下り用)13rは、波長多重分離部12(下り用)から入力された、波長多重された下り方向の光信号を、波長ごとに分離して電気処理部20へ出力する(ステップS204)。
電気処理部20は、取り出し機能部(下り用)13rから入力された下り方向の光信号に対して電気処理を行う(ステップS205)。電気処理部20は、電気処理がなされた下り方向の光信号を、第2の合分波部13を構成する挿入機能部(下り用)13sへ出力する(ステップS206)。
挿入機能部(下り用)13sは、電気処理部20から入力された波長ごとの下り方向の光信号を波長多重し、光信号を伝送する光パスを収容する方路と接続する第1の合分波部11のネットワーク側ポートへ出力する(ステップS207)。
一方、波長多重分離部12(下り用)に入力された下り方向の光信号に対して電気処理部20による電気処理が必要ではない場合(ステップS202・NO)、波長多重分離部12(下り用)は、入力された下り方向の光信号を、光信号の宛先となるトランスポンダ30を端点とする光パスの経路に応じて波長多重し、光信号を伝送する光パスを収容する方路と接続する第1の合分波部11のネットワーク側ポート、又は他の波長多重分離部12(下り用)へ出力する(ステップS208)。
第1の合分波部11は、波長多重分離部12(下り用)、及び第2の合分波部13を構成する挿入機能部(下り用)13sからネットワーク側ポートへ入力された波長多重された下り方向の光信号どうしを波長多重する。第1の合分波部11は、波長された下り方向の光信号をトランスポンダ側ポートからトランスポンダ30へ出力する(ステップS209)。
以上で、図6が示す光伝送システム100bの動作が終了する。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態における光伝送装置10bは、電気処理部20を挟むように配置される第2の合分波部13(取り出し機能部(下り用)13r及び挿入機能部(下り用)13s)を備える。このような構成を備えることで、第2の実施形態における光伝送装置10bでは、例えば図2に示される従来の光伝送装置10nのように、第1の合分波部11のトランスポンダ側ポートに取り出し用ポートを確保する必要がない。これにより、第2の実施形態における光伝送装置10bは、第1の合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を減少させたり、第1の合分波部11の構成を大規模化したりすることなく、下りトラヒックの光信号に対して電気処理を実行することができる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態における光伝送装置10aの構成と第2の実施形態における光伝送装置10bの構成とが組み合わされて、光伝送装置10c(不図示)が構成されてもよい。このように構成されることによって、トランスポンダ30からネットワーク側への上り方向トラフィックと、ネットワーク側からトランスポンダ30への下り方向トラフィックと、の双方について光信号の取り出し機能及び挿入機能の実現が可能になる。これにより、上り信号と下り信号との双方について電気処理を行うことが可能となる。
第1の実施形態における光伝送装置10aの構成と第2の実施形態における光伝送装置10bの構成とが組み合わされて、光伝送装置10c(不図示)が構成されてもよい。このように構成されることによって、トランスポンダ30からネットワーク側への上り方向トラフィックと、ネットワーク側からトランスポンダ30への下り方向トラフィックと、の双方について光信号の取り出し機能及び挿入機能の実現が可能になる。これにより、上り信号と下り信号との双方について電気処理を行うことが可能となる。
このように、本発明の第3の実施形態における光伝送装置10cは、電気処理部20を挟むように配置される第2の合分波部13(取り出し機能部(上り用)13pと挿入機能部(上り用)13q、及び、取り出し機能部(下り用)13rと挿入機能部(下り用)13s)を備える。このような構成を備えることで、第3の実施形態における光伝送装置10cでは、例えば図1に示される従来の光伝送装置10m及び図2に示される従来の光伝送装置10nのように、第1の合分波部11のトランスポンダ側ポートに挿入用ポート及び取り出し用ポートを確保する必要がない。
これにより、第3の実施形態における光伝送装置10cは、第1の合分波部11あたりの収容可能なトランスポンダ30の個数を減少させたり、第1の合分波部11の構成を大規模化したりすることなく、上りトラヒック及び下りトラヒックの光信号に対して電気処理を実行することができる。
上述した実施形態によれば、光伝送装置は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する装置である。例えば、光伝送装置は、実施形態における光伝送装置10aであり、通信端末装置は、実施形態におけるトランスポンダ30である。光伝送装置は、複数の合分波部と、複数の波長多重分離部と、上り信号分波部と、上り信号合波部とを備える。例えば、合分波部は、実施形態における第1の合分波部11であり、波長多重分離部は、実施形態における波長多重分離部12であり、上り信号分波部は、実施形態における取り出し機能部(上り用)13pであり、上り信号合波部は、実施形態における挿入機能部(上り用)13qである。
上記の合分波部は、自装置に接続される通信端末装置との間で光信号を入出力する。上記の波長多重分離部は、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する。上記の上り信号分波部は、合分波部から出力された上り方向の光信号を、光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する。例えば、電気処理部は、実施形態における電気処理部20であり、上り信号の光信号は、実施形態における上り方向トラヒックである。上記の上り信号合波部は、電気処理部によって電気処理がなされた上り方向の光信号を、所定の波長多重分離部に出力する。
なお、上記の光伝送装置は、下り信号分波部と、下り信号合波部とをさらに備えていてもよい。例えば、下り信号分波部は、実施形態における取り出し機能部(下り用)13rであり、下り信号合波部は、実施形態における挿入機能部(下り用)13sである。下り信号分波部は、波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を電気処理部に出力する。例えば、下り方向の光信号は、実施形態における下り方向トラヒックである。下り信号合波部は、電気処理部によって電気処理がなされた下り方向の光信号を、所定の合分波部に出力する。
なお、上記の光伝送装置において、上り信号分波部及び上り信号合波部は、ファイバークロスコネクト(FXC)と波長合分波手段とを含んで構成されてもよい。
なお、上記の光伝送装置において、波長多重分離部は、波長クロスコネクト(WXC)を含んで構成されてもよい。
また、上述した実施形態によれば、光伝送装置は、通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する装置である。例えば、光伝送装置は、実施形態における光伝送装置10bであり、通信端末装置は、実施形態におけるトランスポンダ30である。光伝送装置は、複数の合分波部と、複数の波長多重分離部と、下り信号分波部と、下り信号合波部とを備える。例えば、合分波部は、実施形態における第1の合分波部11であり、波長多重分離部は、実施形態における波長多重分離部12であり、下り信号分波部は、実施形態における取り出し機能部(下り用)13rであり、下り信号合波部は、実施形態における挿入機能部(下り用)13sである。
上記の合分波部は、自装置に接続される通信端末装置との間で光信号を入出力する。上記の波長多重分離部は、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する。上記の下り信号分波部は、波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を、光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する。例えば、電気処理部は、実施形態における電気処理部20であり、下り信号の光信号は、実施形態における下り方向トラヒックである。上記の下り信号合波部は、電気処理部によって電気処理がなされた下り方向の光信号を、所定の合分波部に出力する。
なお、上記の光伝送装置において、下り信号分波部及び下り信号合波部は、ファイバークロスコネクト(FXC)と波長合分波手段とを含んで構成されてもよい。
上述した実施形態における光伝送装置10a、光伝送装置10b、及び光伝送装置10cの一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10a,10b,10c,10m,10n…光伝送装置,11…第1の合分波部(合分波部),12…波長多重分離部,13…第2の合分波部,13p…取り出し機能部(上り用),13q…挿入機能部(上り用),13r…取り出し機能部(下り用),13s…挿入機能部(下り用),19…制御部,20…電気処理部,30…トランスポンダ,90…光伝送装置,91…合分波部,92…波長多重分離部,99…制御部,100a,100b,100m,100n…光伝送システム
Claims (8)
- 通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送装置であって、
自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波部と、
自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離部と、
前記合分波部から出力された上り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する上り信号分波部と、
前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記上り方向の光信号を、所定の前記波長多重分離部に出力する上り信号合波部と、
を備える光伝送装置。 - 前記波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を前記電気処理部に出力する下り信号分波部と、
前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記下り方向の光信号を、所定の前記合分波部に出力する下り信号合波部と、
をさらに備える請求項1に記載の光伝送装置。 - 前記上り信号分波部及び前記上り信号合波部は、ファイバークロスコネクトと波長合分波手段とを含んで構成される
請求項1又は請求項2に記載の光伝送装置。 - 前記波長多重分離部は、波長クロスコネクトを含んで構成される
請求項1又は請求項2に記載の光伝送装置。 - 通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送装置であって、
自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波部と、
自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離部と、
前記波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する下り信号分波部と、
前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記下り方向の光信号を、所定の前記合分波部に出力する下り信号合波部と、
を備える光伝送装置。 - 前記下り信号分波部及び前記下り信号合波部は、ファイバークロスコネクトと波長合分波手段とを含んで構成される
請求項5に記載の光伝送装置。 - 通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送方法であって、
合分波部が、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波ステップと、
波長多重分離部が、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離ステップと、
上り信号分波部が、前記合分波部から出力された上り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する上り信号分波ステップと、
上り信号合波部が、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記上り方向の光信号を、所定の前記波長多重分離部に出力する上り信号合波ステップと、
を有する光伝送方法。 - 通信端末装置とネットワークとの間で光信号を電気信号に変換することなく伝送する光伝送方法であって、
合分波部が、自装置に接続される前記通信端末装置との間で光信号を入出力する複数の合分波ステップと、
波長多重分離部が、自装置に接続されるネットワークとの間で光信号を入出力する複数の波長多重分離ステップと、
下り信号分波部が、前記波長多重分離部から出力された下り方向の光信号を、前記光信号に対して所定の電気処理を実行する電気処理部に出力する下り信号分波ステップと、
下り信号合波部が、前記電気処理部によって前記電気処理がなされた前記下り方向の光信号を、所定の前記合分波部に出力する下り信号合波ステップと、
を有する光伝送方法。
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