Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7762033B2 - 回収タンクシステムおよびその運転方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7762033B2 - 回収タンクシステムおよびその運転方法 - Google Patents

回収タンクシステムおよびその運転方法

Info

Publication number
JP7762033B2
JP7762033B2 JP2021166623A JP2021166623A JP7762033B2 JP 7762033 B2 JP7762033 B2 JP 7762033B2 JP 2021166623 A JP2021166623 A JP 2021166623A JP 2021166623 A JP2021166623 A JP 2021166623A JP 7762033 B2 JP7762033 B2 JP 7762033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank chamber
tank
recovery
opening
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021166623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023057236A (ja
Inventor
悠太 稲見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP2021166623A priority Critical patent/JP7762033B2/ja
Publication of JP2023057236A publication Critical patent/JP2023057236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7762033B2 publication Critical patent/JP7762033B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

本発明は水中の堆積土を回収する設備に係り、特に回収タンクシステムおよびその運転方法に関する。
水中の堆積土砂を回収する技術が種々提案されている。特許文献1に開示された揚砂搬送装置では、真空発生装置により堆積土砂を吸引する際に圧縮空気による気流搬送を併用して水と堆積土砂を土砂回収部(固液分離装置)に連続的に搬送し、土砂回収部で水と堆積土砂とを分離することで堆積土砂の高濃度回収を行っている。
また、特許文献2に開示された沈砂の除去設備では、一対の固液分離用の回収タンクを設け、これらの吸水/排水を交互に切り替えることで排出システムの連続運転を可能にしている。
特開2018-158277 特開2011-125865
上記特許文献2に開示された排出システムでは、第1の回収タンクの水位が上限値に達すると第2の回収タンクへ切り替え、その間に第1の回収タンクに貯留した沈砂を含む排水を排出し、第2の回収タンクが上限値に達すると第1の回収タンクへ切り替える、という交互運転を行っている。このために回収タンクが上限値になるまでの吸水工程時間と下限値になるまでの排水工程時間に差がある場合、効率的な排出処理ができない。たとえば、排水工程時間が吸水工程時間より大幅に短い場合、一方の回収タンクで排水が完了すると、次の吸水が始まるまでアイドル状態となる。
複数の回収タンクを同時に運転しようとすれば、十分に高い性能の真空吸引装置を用意する必要があるが、大容量の吸引を行えば回収タンクが上限値を超えてパンクする可能性が高くなり連続施工の妨げになる。また排水工程が高頻度化することで部品が損耗し、部品交換による高コスト化を避けることができない。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、本発明の目的は、泥土回収を効率化し、高コスト化を回避しつつ大容量の吸引に対応できる回収タンクシステムおよびその運転方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の一実施の形態によれば、水底の堆積土を含む泥水を吸引し排出する回収タンクシステムであって、並列接続された複数の回収タンクと、各回収タンクの運転を制御するコントローラと、を備え、前記複数の回収タンクの各々が、内部を負圧にすることで前記泥水を吸引する第1タンク室と、前記第1タンク室の底部と第1開閉バルブを通して連結され底部に泥水を排出するための第2開閉バルブを有する第2タンク室と、からなり、前記コントローラが、各回収タンクの前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることで前記第1及び第2開閉バルブの開閉を制御し、各回収タンクの吸収/排出工程のタイミングを所定時間ずつ遅延させながら前記複数の回収タンクの吸引/排出工程を並行して連続的に実行し、前記複数の回収タンクの排出工程が時間的に異なるタイミングに設定され、かつ前記遅延させる所定時間が前記複数の回収タンクの各々の排出工程時間より長く設定される、ことを特徴とする
本発明の一実施の形態による回収タンクシステムにおいて、前記複数の回収タンクの各々が、前記第1タンク室と前記第2タンク室との間を連通あるいは分離させるための第1制御バルブと、前記第2タンク室と外部との間を連通あるいは分離させるための第2制御バルブと、を更に有し、前記コントローラが、前記第1および第2制御バルブをそれぞれ開閉制御することで前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることができる。
本発明の一実施の形態による回収タンクシステムにおいて、前記コントローラが、a)前記第1開閉バルブを開いて前記第1タンク室に吸引され貯留した泥水を前記第2タンク室へ落下させて前記第2タンク室に貯留させ、b)前記第1開閉バルブを閉じて前記第1タンク室に吸引された泥水を貯留させ、c)前記第2開閉バルブを開いて前記第2タンク室に貯留した泥水を排出し、d)前記第2開閉バルブを閉じ、前記a)-d)を繰り返すことで前記複数の回収タンクの連続運転を実行することができる。
前記目的を達成するため本発明の一実施の形態によれば、並列接続された複数の回収タンクと各回収タンクの運転を制御するコントローラとを備え、水底の堆積土を含む泥水を吸引し排出する回収タンクシステムの運転方法であって、前記複数の回収タンクの各々が、内部を負圧にすることで前記泥水を吸引する第1タンク室と、前記第1タンク室の底部と第1開閉バルブを通して連結され底部に泥水を排出するための第2開閉バルブを有する第2タンク室と、からなり、前記コントローラが、各回収タンクの前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることで前記第1及び第2開閉バルブの開閉を制御し、前記複数の回収タンクの吸収/排出工程のタイミングを所定時間ずつ遅延させながら前記複数の回収タンクの吸引/排出工程を並行して連続的に実行し、前記複数の回収タンクの排出工程が時間的に異なるタイミングに設定され、かつ前記遅延させる所定時間が前記複数の回収タンクの各々の排出工程時間より長く設定されることを特徴とする
本発明の一実施の形態による回収タンクシステムの運転方法において、前記複数の回収タンクの各々が、前記第1タンク室と前記第2タンク室との間を連通あるいは分離させるための第1制御バルブと、前記第2タンク室と外部との間を連通あるいは分離させるための第2制御バルブと、を更に有し、前記コントローラが、前記第1および第2制御バルブをそれぞれ開閉制御することで前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることができる。
本発明の一実施の形態による回収タンクシステムの運転方法において、前記コントローラが、a)前記第1開閉バルブを開いて前記第1タンク室に吸引され貯留した泥水を前記第2タンク室へ落下させて前記第2タンク室に貯留させ、b)前記第1開閉バルブを閉じて前記第1タンク室に吸引された泥水を貯留させ、c)前記第2開閉バルブを開いて前記第2タンク室に貯留した泥水を排出し、d)前記第2開閉バルブを閉じ、前記a)-d)を繰り返すことで前記複数の回収タンクの連続運転を実行することができる。
本発明の一実施の形態によれば、並列接続された複数の回収タンクの各々の吸収/排出タイミングを所定時間ずつ遅延させることで、複数の回収タンクの吸引/排出工程を並行して連続的に実行することでき、堆積土回収を効率化できる。
本発明の一実施の形態によれば、前記複数の回収タンクの排出工程を時間的に異なるタイミングに設定することで、複数の回収タンクの排出工程を時間的に重なることなく吸引/排出工程を並行して連続的に実行することができる。これにより泥水を排出する高濃度搬送ポンプの能力を抑制することができ、泥土回収の効率化と、高コスト化を回避しつつ大容量の吸引に対応することが可能となる。
本発明の一実施の形態によれば、第1タンク室と第2タンク室との間を連通あるいは分離させるための第1制御バルブと第2タンク室と外部との間を連通あるいは分離させるための第2制御バルブとをそれぞれ開閉制御することで第1タンク室および第2タンク室の気圧を変化させる。これにより各回収タンクの第1及び第2開閉バルブを開閉するための駆動機構を設けることなく、第1および第2制御バルブの開閉制御だけで自動的に開閉制御可能となり、開閉制御のための構成を簡略化できる。
本発明の一実施の形態によれば、第1タンク室と第2タンク室とからなる回収タンクを用いて上述したa)-d)の操作を繰り返すことで複数の回収タンクの連続運転を実行する。これにより泥土回収が効率化し、高コスト化を回避しつつ大容量の吸引に対応することが可能となる。
本発明の一実施形態による回収タンクシステムを搭載した台船の堆積土回収設備の概略的構成図である。 本実施形態による回収タンクシステムにおける一つの泥土回収タンクのブロック構成図である。 図2に示す泥土回収タンクの運転制御の一例を示すフローチャートである。 図2に示す泥土回収タンクの運転制御の一例を示す模式図である。 図2に示す泥土回収タンクの泥土吸収/排出サイクルを示すタイムチャートである。 本発明の第1実施例による回収タンクシステムのブロック構成図である。 図6に示す回収タンクシステムの運転制御を示すタイムチャートである。 本発明の第2実施例による回収タンクシステムのブロック構成図である。 図8に示す回収タンクシステムの運転制御を示すタイムチャートである。 本発明の第3実施例による回収タンクシステムのブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
1.第1実施形態
図1に例示するように、台船10に搭載された堆積土回収設備は、河川、運河、湖、ダム貯水池、ポンプ沈砂池などの水中の底部に堆積した堆積土20を吸引し、台船10上で堆積土を回収する設備であり、回収された堆積土が陸上の沈砂池へ搬送される。
台船10上には門型設備11、回収タンクシステム12、フィルタ13、真空吸引装置14および高濃度搬送ポンプ15が搭載されている。門型設備11はワイヤーロープ16により攪拌高濃度ポンプ20を昇降可能に吊り下げ、攪拌高濃度ポンプ20の下端に取り付けられたオーガ付吸引機21を任意の揚程hの水底にある堆積土22まで下降させることができる。オーガ付吸引機21により吸引された堆積土22は攪拌高濃度ポンプ20により攪拌され真空吸引管23を通して回収タンクシステム12へ搬送され、また吸水された水が揚水搬送管24を通して回収タンクシステム12へ搬送される。
回収タンクシステム12は複数の回収タンク、各タンクの運転を制御するシステムおよび排出された泥水を貯める水槽Wからなり、本実施形態では複数(n台)の泥土回収タンクT1~Tnが設置されているものとする。各泥土回収タンクは真空吸引管23を通して吸引された堆積土と水が混合した泥水を後述するサイクルで吸引し水槽Wへ排出する。水槽Wに貯留した泥水は高濃度搬送ポンプ15により沈砂池へ搬送される。堆積土22の吸引および排出は、後述するように真空吸引装置14がフィルタ13を通して回収タンク内を負圧にし、制御部による泥土回収タンクのバルブ制御により実行される。
なお、台船10には図示しない管理室が設けられ、作業員は後述する回収タンクシステム12の連続運転制御と、真空吸引装置14および高濃度搬送ポンプ15の動作制御とを目視あるいはモニタを監視しながら実行することができる。次に、回収タンクシステム12における泥土回収タンクの構成および運転制御について詳細に説明する。
1.1)泥土回収タンク
図2に例示するように、泥土回収タンクT1~Tnの各々(以下、泥土回収タンクTという。)は上側タンク室BL1と下側タンク室BL2とからなる上下二段構成を有する。上側タンク室BL1の上面には吸引口Iと排出口Eとが設けられ、吸引口Iに真空吸引管23が接続され、排出口Eに真空吸引装置14が接続されている。
上側タンク室BL1の底面は中央部に向かって傾斜した形状を有し、その中央下端部に下方向にのみ開く開閉バルブSVが設けられている。上側タンク室BL1は開閉バルブSVを通して下側タンク室BL2と下方向に連通可能である。本実施形態では、開閉バルブSVは逆止め弁と同様に機能し、後述するように上側タンク室BL1と下側タンク室BL2との気圧差に応じて自然に開閉して上側タンク室BL1内に貯留した泥水を下側タンク室BL2へ落下させることができる。すなわち、上側タンク室BL1の気圧が下側タンク室BL2より低ければ開閉バルブSVは閉じて泥水を貯留し、上側タンク室BL1と下側タンク室BL2の気圧が等しければ開いて貯留した泥水が下側タンク室BL2へ落下する。
下側タンク室BL2の底面は中央部に向かって傾斜した形状を有し、その中央下端部に下方向にのみ開く開閉バルブSVが設けられている。本実施形態では、開閉バルブSVは逆止め弁と同様に機能し、後述するように下側タンク室BL2と大気圧との気圧差に応じて、上述した開閉バルブSVと同様に、自然に開閉して下側タンク室BL2内に貯留した泥水を水槽Wへ排出することができる。
本実施形態による泥土回収タンクTは、開閉バルブSVおよびSVの開閉を制御することで泥土の吸引および排出の連続運転を行うことができるが、開閉バルブSVおよびSVの開閉制御は種々の方法で実現可能である。本実施形態では、次に述べるように、上側タンク室BL1と下側タンク室BL2との気圧差、下側タンク室BL2と外部との気圧差を利用して、開閉バルブSVおよびSVの開閉制御を実行する。すなわち開閉バルブSVおよびSVは下方向に開くことができる受動的なバルブとして構成することができ、開閉のための特別なアクチュエータは不要である。
上側タンク室BL1と下側タンク室BL2のそれぞれの側面に設けられた連通口C1およびC2は電磁的に開閉制御可能な制御バルブVLに接続され、上側タンク室BL1と下側タンク室BL2は制御バルブVLを開くことで連通し、閉じることで互いに分離される。さらに下側タンク室BL2の側面に設けられた連通口C3は電磁的に開閉制御可能な制御バルブVLに接続され、下側タンク室BL2は制御バルブVLを開くことで外部と連通し、閉じることで外部から隔離される。
さらに上側タンク室BL1と下側タンク室BL2には、内部の泥水の水位を検知するレベルセンサS1およびS2がそれぞれ設けられている。バルブコントローラ(制御部)100は、後述するように、レベルセンサS1およびS2により検出された水位および/またはタイマを監視しながら制御バルブVLおよびVLの開閉を行い、泥土回収タンクの吸引/排出制御を実行する。以下、泥土回収タンクの吸引/排出制御について説明する。
1.2)吸引/排出制御
図3および図4を参照しながら、本実施形態によるバルブコントローラ100の吸引/排出制御について具体的に説明する。なお、バルブコントローラ100の機能はコンピュータのプロセッサ上で図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現することができる。
図3において、真空吸引装置14が稼働すると(動作201)、バルブコントローラ100は制御バルブVLを開いて上側タンク室BL1と下側タンク室BL2とを連通させ、制御バルブVLを閉じて下側タンク室BL2を外部から隔離する(動作202)。これにより上側タンク室BL1および下側タンク室BL2が共に負圧になって開閉バルブSVが自然に閉じ、開閉バルブSVが自然に開いて泥水が下側タンク室BL2に落下して貯留する(図4(A))。
続いて、バルブコントローラ100は制御バルブVLおよびVLを閉じる(動作203)。これにより上側タンク室BL1が負圧になって開閉バルブSV1が自然に閉じ、泥水が上側タンク室BL1に吸引され貯留する(図4(B))。
バルブコントローラ100はレベルセンサS1により検出される上側タンク室BL1の水位が所定のしきい値Lに達している否かを監視する(動作204)。所定しきい値Lは、たとえばタンク室容量の80%の水位に相当する。別の監視方法として、バルブコントローラ100は制御バルブVLおよびVLを閉じてからの経過時間をタイマにより計測し、タイマが所定の経過時間Tsucに達したか否か、および上側タンク室BL1の水位が所定のしきい値Lに達したか否かを判断してもよい。経過時間Tsucはタンク室の水位がゼロ(タンク室容量の0%)から上限値(たとえばタンク室容量の80%)に到達するまでの実測時間を平均した値を使用することができる。上側タンク室BL1の水位が所定のしきい値Lに達したか、あるいはタイマが所定の経過時間Tsucに達したかの何れかであれば、上側タンク室BL1の水位が所定のしきい値Lに達したものと判断することができる。
上側タンク室BL1の水位が所定のしきい値Lに達すると(動作204のNO)、バルブコントローラ100は制御バルブVLを閉じ、制御バルブVLを開く(動作205)。制御バルブVLを閉じることで下側タンク室BL2が上側タンク室BL1から独立し、制御バルブVLを開くことで下側タンク室BL2が外部と連通して大気圧まで上昇する。これにより開閉バルブSVが自然に開いて下側タンク室BL2に貯留していた泥水が水槽Wへ排出される(図4(C))。
バルブコントローラ100はレベルセンサS2により検出される下側タンク室BL2の水位がゼロになったか否か、すなわち排出が完了したか否かを監視する(動作206)。なお、排出完了の判断はタイマによる経過時間の監視を組み合わせてもよい。
排出が完了すれば(動作206のYES)、バルブコントローラ100は制御バルブVLおよびVLを閉じる(図4(D))。制御が終了していなければ(動作208のNO)、上述した動作202~208を繰り返すことで図4(A)~(D)で示す吸引/排水サイクルを繰り返し実行することができる。
図5に示すように、上側タンク室BL1は図4(A)~図4(D)を通して吸引動作を継続し、下側タンク室BL2は図4(A)~図4(B)で泥水を貯留し、図4(C)~図4(D)で泥水を排出する。時点t1~t3の1サイクルのうち排出工程は時点t2~t3であり、排出工程の所要時間(排出工程時間)は吸引工程の所要時間(吸引工程時間)より短いものとし、たとえば吸引工程時間=50秒に対して排出工程時間=5秒である。
以上述べたように、本実施形態による回収タンクシステム12は、複数の泥土回収タンクT1~Tnの吸引/排出サイクルを順次所定のタイミングで動作させることで、以下に述べるように効率的な連続運転が可能となる。
2.実施例
2.1)第1実施例
図6に例示するように、本発明の第1実施例による回収タンクシステム12aは並列配置された一対の泥土回収タンクT1およびT2からなり、泥土回収タンクT1およびT2の各々は図2に示す構造を有し、図3~図5に示す吸引/排出サイクルで動作する。
以下、説明の重複を避けるために、図6においては以下の参照符号を用いるものとする。図2に示す泥土回収タンクTの上側タンク室BL1、下側タンク室BL2、開閉バルブSV、開閉バルブSV、制御バルブVLおよび制御バルブVLは、泥土回収タンクTx(x=1あるいは2)の上側タンク室BL1x、下側タンク室BL2x、開閉バルブSV1x、開閉バルブSV2x、制御バルブVL1xおよび制御バルブVL2xにそれぞれ対応する。たとえば、図2における泥土回収タンクTの制御バルブVLには、図6における泥土回収タンクT1の制御バルブVL11および泥土回収タンクT2の制御バルブVL11がそれぞれ対応する。これら対応する部材の構成および機能は基本的に同様であるから構造の詳細は省略する。
なお、図6にはレベルセンサS1およびS2は図示されていないが、図2と同様に設けられている。したがって、バルブコントローラ100は、泥土回収タンクT1およびT2におけるそれぞれの上側および下側タンク室の水位を監視しながら、泥土回収タンクT1の制御バルブVL11およびVL21および泥土回収タンクT2の制御バルブVL12およびVL22の開閉制御を行い、以下に述べるタイミングで泥土回収タンクT1およびT2の吸引/排出制御を実行する。
図7に例示するように、バルブコントローラ100は泥土回収タンクT1およびT2の吸引/排出動作を制御し、泥土回収タンクT1に対しては図5と同様の泥土吸引/排出サイクルを時点t1から開始し、泥土回収タンクT2に対しては同様の泥土吸引/排出サイクルを時点t1から所定時間tdだけ遅れた時点t2から開始する。この遅延時間tdは、泥土回収タンクの排出工程時間(t3~t4あるいはt5~t6)より長い時間に設定される。このようにバルブコントローラ100は、泥土回収タンクT1およびT2を排出工程のタイミングが時間的に異なるように連続運転させることが可能となる。
たとえば図6に示すように、泥土回収タンクT1が図4(A)に示す吸引状態であるときに泥土回収タンクT2が図4(C)に示す排出工程であるように吸引/排出サイクルと設定することができる。
以上述べたように、本発明の第1実施例によれば、一対の泥土回収タンクT1およびT2を連続運転する際に、一方の回収タンクの吸引/排出工程を他方より所定時間遅延させることで、泥土回収タンクT1およびT2の吸引/排出工程を並行して連続的に実行することでき、堆積土回収を効率化することができる。
2.2)第2実施例
本発明は、上述した一対の回収タンクT1およびT2の連続運転に限定されるものではなく、複数(3以上)の回収タンクを用いた連続運転であっても同様に適用可能である。以下本発明の第2実施例として、3台の回収タンクT1~T3の連続運転について説明する。ただし、上記第1実施例と同様の機能を有する部材については同様の参照番号あるいは符号を付して説明は省略する。
また、説明の重複を避けるために、図8においては以下の参照符号を用いるものとする。すなわち図6の場合と同様に、図2に示す泥土回収タンクTの上側タンク室BL1、下側タンク室BL2、開閉バルブSV、開閉バルブSV、制御バルブVLおよび制御バルブVLは、泥土回収タンクTx(x=1、2あるいは3)の上側タンク室BL1x、下側タンク室BL2x、開閉バルブSV1x、開閉バルブSV2x、制御バルブVL1xおよび制御バルブVL2xにそれぞれ対応する。
またレベルセンサS1、S2についても同様に、泥土回収タンクT1~T3の各々に設けられている。したがって、バルブコントローラ100は、泥土回収タンクT1~T3におけるそれぞれの上側および下側タンク室の水位を監視しながら、それぞれの泥土回収タンクTxの制御バルブVL1xおよびVL2xの開閉制御を行い、以下に述べるタイミングで泥土回収タンクT1~T3の吸引/排出制御を実行する。
図9に例示するように、バルブコントローラ100は泥土回収タンクT1~T3の吸引/排出動作を制御し、泥土回収タンクT1に対しては図5と同様の泥土吸引/排出サイクルを時点t1から開始し、泥土回収タンクT2に対しては同様の泥土吸引/排出サイクルを時点t1から所定時間tdだけ遅れた時点t1+tdから開始し、泥土回収タンクT3に対してはさらに所定時間tdだけ遅れた時点t1+2tdから開始する。バルブコントローラ100は、この遅延時間tdを泥土回収タンクの排出工程時間(t3~t4)より長い時間に設定し、かつ泥土回収タンクT1~T3の排出工程タイミングが時間的に異なるように制御する。
たとえば図9に示すように、泥土回収タンクT1が貯留工程であるときに泥土回収タンクT2およびT3がそれぞれ異なるタイミングで排出工程となるように設定される。
以上述べたように、本発明の第2実施例によれば、3台の泥土回収タンクT1~T3を連続運転する際に、互いの吸引/排出工程を所定時間遅延させることで、泥土回収タンクT1~T3の吸引/排出工程を並行して連続的に実行することでき、堆積土回収を効率化することができる。
2.3)第3実施例
以下本発明の第3実施例として、二対の回収タンクT1およびT2とT3およびT4との連続運転について説明する。ただし、上記第1および第2実施例と同様の機能を有する部材については同様の参照番号あるいは符号を付して説明は省略する。
また、説明の重複を避けるために、図10においては以下の参照符号を用いるものとする。すなわち図6の場合と同様に、図2に示す泥土回収タンクTの上側タンク室BL1、下側タンク室BL2、開閉バルブSV、開閉バルブSV、制御バルブVLおよび制御バルブVLは、泥土回収タンクTx(x=1、2、3あるいは4)の上側タンク室BL1x、下側タンク室BL2x、開閉バルブSV1x、開閉バルブSV2x、制御バルブVL1xおよび制御バルブVL2xにそれぞれ対応する。またレベルセンサS1、S2についても同様に、泥土回収タンクT1~T4の各々に設けられている。
図10に例示するように、真空吸引管23に接続された吸引管121は四分岐し、第1の分岐が制御バルブVL10を介して泥土回収タンクT1の吸引口Iに接続され、第2の分岐が制御バルブVL20を介して泥土回収タンクT2の吸引口Iに接続され、第3の分岐が制御バルブVL30を介して泥土回収タンクT3の吸引口Iに接続され、第4の分岐が制御バルブVL40を介して泥土回収タンクT4の吸引口Iに接続されている。泥土回収タンクT1の排気口Eは真空吸引装置14側に接続された排気管122に接続され、同様に泥土回収タンクT2~T4の排気口E~Eも排気管122に接続されている。
図10には示されていないが、回収タンクシステム12cには図2と同様のバルブコントローラ100が設けられ、泥土回収タンクT1~T4におけるそれぞれの上側および下側タンク室の水位を監視しながら、泥土回収タンクT1およびT2の制御バルブVL11、VL21、VL12およびVL22と、泥土回収タンクT3およびT4の制御バルブVL13、VL23、VL14およびVL24との開閉制御を行い、図9と同様のタイミングで泥土回収タンクT1~T4の吸引/排出制御を実行する。
たとえば、バルブコントローラ100は泥土回収タンクT1~T4の吸引/排出動作を制御し、泥土回収タンクT1~T4の泥土吸引/排出サイクルを所定時間tdずつ遅延させながら、泥土回収タンクT1~T4を排出工程のタイミングが時間的に異なるように連続運転させる。あるいは、図6に示すように、泥土回収タンクT1/T3が図4(A)に示す吸引状態であるときに泥土回収タンクT2/T4が図4(C)に示す排出工程であるように吸引/排出サイクルと設定し、泥土回収タンクT1/T3が図4(A)に示す吸引状態であるときに泥土回収タンクT2/T4が図4(C)に示す排出工程であるように吸引/排出サイクルと設定してもよい。
また、バルブコントローラ100は、制御バルブVL10、VL20、VL30およびVL40をそれぞれ独立に開閉制御することで、どの組み合わせの泥土回収タンクを連続運転させるかを決定することができる。
本発明の第3実施例によれば、二対の泥土回収タンクT1およびT2、T3およびT4を連続運転する際に、互いの吸引/排出工程を所定時間遅延させることで、泥土回収タンクT1~T4の吸引/排出工程を並行して連続的に実行することでき、堆積土回収を効率化することができる。
3.効果
以上述べたように、本発明の実施形態および実施例によれば、図2に示す構成の回収タンクを複数台(任意の台数)並列に配置し、図7および図9に例示するように各回収タンクの吸収/排出タイミングを所定時間tdずつ遅延させることで、複数の回収タンクの排出工程を時間的に重なることなく、複数の回収タンクT1~Tnの吸引/排出工程を並行して連続的に実行することでき、堆積土回収を効率化することができる。特に、複数の回収タンクの排出工程のタイミングを異なるように設定することで、泥水を排出する高濃度搬送ポンプの能力を抑制することができ、泥土回収の効率化と、高コスト化を回避しつつ大容量の吸引に対応することが可能となる。
10 台船
11 門型設備
12 回収タンクシステム
13 フィルタ
14 真空吸引装置
15 高濃度搬送ポンプ
16 ワイヤーロープ
20 堆積土
21 攪拌高濃度ポンプ
22 オーガ付吸引機
23 真空吸引管
24 揚水搬送管
121 吸引管
122 排気管
100 バルブコントローラ
T1、T2、T3、T4 回収タンク
BL1、BL11-BL14 上側タンク室
BL2、BL21―BL24 下側タンク室
S1、S2 レベルセンサ
VL~VL、VL11~VL14、VL21~VL24 制御バルブ
SV、SV、SV11-SV14、SV21-SV24 開閉バルブ

Claims (6)

  1. 水底の堆積土を含む泥水を吸引し排出する回収タンクシステムであって、
    並列接続された複数の回収タンクと、
    各回収タンクの運転を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記複数の回収タンクの各々が、内部を負圧にすることで前記泥水を吸引する第1タンク室と、前記第1タンク室の底部と第1開閉バルブを通して連結され底部に泥水を排出するための第2開閉バルブを有する第2タンク室と、からなり、
    前記コントローラが、各回収タンクの前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることで前記第1及び第2開閉バルブの開閉を制御し、各回収タンクの吸収/排出工程のタイミングを所定時間ずつ遅延させながら前記複数の回収タンクの吸引/排出工程を並行して連続的に実行し、
    前記複数の回収タンクの排出工程が時間的に異なるタイミングに設定され、かつ前記遅延させる所定時間が前記複数の回収タンクの各々の排出工程時間より長く設定される
    ことを特徴とする回収タンクシステム。
  2. 前記複数の回収タンクの各々が、
    前記第1タンク室と前記第2タンク室との間を連通あるいは分離させるための第1制御バルブと、
    前記第2タンク室と外部との間を連通あるいは分離させるための第2制御バルブと、
    を更に有し、
    前記コントローラが、前記第1および第2制御バルブをそれぞれ開閉制御することで前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることを特徴とする請求項に記載の回収タンクシステム。
  3. 前記コントローラが、
    a)前記第1開閉バルブを開いて前記第1タンク室に吸引され貯留した泥水を前記第2タンク室へ落下させて前記第2タンク室に貯留させ、
    b)前記第1開閉バルブを閉じて前記第1タンク室に吸引された泥水を貯留させ、
    c)前記第2開閉バルブを開いて前記第2タンク室に貯留した泥水を排出し、
    d)前記第2開閉バルブを閉じ、
    前記a)-d)を繰り返すことで前記複数の回収タンクの連続運転を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の回収タンクシステム。
  4. 並列接続された複数の回収タンクと各回収タンクの運転を制御するコントローラとを備え、水底の堆積土を含む泥水を吸引し排出する回収タンクシステムの運転方法であって、
    前記複数の回収タンクの各々が、内部を負圧にすることで前記泥水を吸引する第1タンク室と、前記第1タンク室の底部と第1開閉バルブを通して連結され底部に泥水を排出するための第2開閉バルブを有する第2タンク室と、からなり、
    前記コントローラが、
    各回収タンクの前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることで前記第1及び第2開閉バルブの開閉を制御し、
    前記複数の回収タンクの吸収/排出工程のタイミングを所定時間ずつ遅延させながら前記複数の回収タンクの吸引/排出工程を並行して連続的に実行し、
    前記複数の回収タンクの排出工程が時間的に異なるタイミングに設定され、かつ前記遅延させる所定時間が前記複数の回収タンクの各々の排出工程時間より長く設定される
    ことを特徴とする回収タンクシステムの運転方法。
  5. 前記複数の回収タンクの各々が、前記第1タンク室と前記第2タンク室との間を連通あるいは分離させるための第1制御バルブと、前記第2タンク室と外部との間を連通あるいは分離させるための第2制御バルブと、を更に有し、
    前記コントローラが、前記第1および第2制御バルブをそれぞれ開閉制御することで前記第1タンク室および前記第2タンク室の気圧を変化させることを特徴とする請求項に記載の回収タンクシステムの運転方法。
  6. 前記コントローラが、
    a)前記第1開閉バルブを開いて前記第1タンク室に吸引され貯留した泥水を前記第2タンク室へ落下させて前記第2タンク室に貯留させ、
    b)前記第1開閉バルブを閉じて前記第1タンク室に吸引された泥水を貯留させ、
    c)前記第2開閉バルブを開いて前記第2タンク室に貯留した泥水を排出し、
    d)前記第2開閉バルブを閉じ、
    前記a)-d)を繰り返すことで前記複数の回収タンクの連続運転を実行することを特徴とする請求項4または5に記載の回収タンクシステムの運転方法。
JP2021166623A 2021-10-11 2021-10-11 回収タンクシステムおよびその運転方法 Active JP7762033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166623A JP7762033B2 (ja) 2021-10-11 2021-10-11 回収タンクシステムおよびその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166623A JP7762033B2 (ja) 2021-10-11 2021-10-11 回収タンクシステムおよびその運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023057236A JP2023057236A (ja) 2023-04-21
JP7762033B2 true JP7762033B2 (ja) 2025-10-29

Family

ID=86006303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021166623A Active JP7762033B2 (ja) 2021-10-11 2021-10-11 回収タンクシステムおよびその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7762033B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031745A (ja) 2006-07-28 2008-02-14 Oyanagi Kensetsu Kk 高濃度浚渫装置
JP2011125865A (ja) 2004-01-13 2011-06-30 Asahi Tec Environmental Solutions Corp 沈砂池設備

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011125865A (ja) 2004-01-13 2011-06-30 Asahi Tec Environmental Solutions Corp 沈砂池設備
JP2008031745A (ja) 2006-07-28 2008-02-14 Oyanagi Kensetsu Kk 高濃度浚渫装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023057236A (ja) 2023-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103895554B (zh) 一种下水道污水处理专用汽车及其污水循环再利用方法
CN1345401A (zh) 自动气泵
KR20090106457A (ko) 진공 라인 청소 분리 시스템
CN103205991A (zh) 河道清淤装置及其方法
JP7664782B2 (ja) 回収タンクシステムおよびその運転方法
CN105664567A (zh) 一种船用转鼓微滤除藻的方法及装置
CN203174656U (zh) 河道清淤装置
JP7762033B2 (ja) 回収タンクシステムおよびその運転方法
US6592753B2 (en) Oil recovery system
CN103070456A (zh) 一种节水自循环小黄姜清洗装置
CN108339301B (zh) 一种分段处理的立式污水处理器
KR101613351B1 (ko) 해수여과 취수시스템의 유지 관리를 위한 제어방법
US6837174B1 (en) Pneumatic bilge liquid removal system and method therefor
CN105598068A (zh) 一种用于建筑废弃物再生利用的清洗除杂装置
WO1999044944A1 (en) Oil recovery system
CN106395981A (zh) 一种适用于舰船的污油水分离装置
CN205569934U (zh) 油水分离系统
JP5071962B2 (ja) 負圧形成装置及びそのドレン排出方法
KR100330715B1 (ko) 기름회수시스템
JPH08170351A (ja) はしけを用いた真空式ヘドロ回収方法及びその装置
KR100455743B1 (ko) 하천의 퇴적물 채취선
JP2003227149A (ja) 洪水時河川水の河道外貯留施設
CN210421244U (zh) 一种初期雨水收集和处理装置
CN114699811A (zh) 一种污水处理用管网循环除砂装置及运行方法
CN208183848U (zh) 河道清淤系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20251007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20251017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7762033

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150