本開示は、以下の定義及び実施例を含む、以下の説明を参照することによって、より完全に理解されてもよい。別個の態様の文脈において本明細書に記載される開示された組成物及び方法の特定の特徴はまた、単一の態様で組み合わせて提供されてもよい。あるいは、簡略のために、単一の態様の文脈で説明される開示された組成物及び方法の種々の特徴は、別々に又は任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。
本明細書の様々な箇所において、化合物の置換基は、基又は範囲内で開示されている。実施形態は、そのような基及び範囲のメンバーの各々及び全ての個々の部分組み合わせを含むことが具体的に意図されている。例えば、「C1~6アルキル」又は「C1~C6アルキル」という用語は、メチル、エチル、C3アルキル、C4アルキル、C5アルキル、及びC6アルキルを個別に開示することを具体的に意図している。
簡潔にするために別個の実施形態の文脈において記載される特定の実施形態はまた、単一の実施形態内に組み合わされて提供されてもよいことが更に理解される。逆に、簡潔にするために単一の実施形態の文脈において記載される実施形態の様々な特徴は、別々に又は任意の好適な部分的組み合わせで提供されてもよい。
本明細書で使用される全てのパーセンテージ及び比率は、特に指示がない限り、重量による。
「アルキル」という用語は、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、直鎖又は分岐鎖炭化水素基、スピロ環式基、又は縮合若しくは架橋二環式基を指し、それぞれが1~12個の炭素原子(「C1~C12」)、好ましくは1~6個の炭素原子(「C1~C6」)を有する。アルキル基の例として、メチル(Me、C1アルキル)、エチル(Et、C2アルキル)、n-プロピル(C3アルキル)、イソプロピル(C3アルキル)、ブチル(C4アルキル)、イソブチル(C4アルキル)、sec-ブチル(C4アルキル)、tert-ブチル(C4アルキル)、ペンチル(C5アルキル)、イソペンチル(C5アルキル)、tert-ペンチル(C5アルキル)、ヘキシル(C6アルキル)、イソヘキシル(C6アルキル)などが挙げられる。「スピロ環式基」という用語は、2つの環が1つの単一原子(スピロ原子)のみを共有するスピロ環式化合物を指し、スピロ原子は通常四級炭素である。スピロ環式化合物の例は、スピロ[2,3]ウンデカン、スピロ[3,3]ヘプタン、及びスピロ[5,5]ウンデカンである。「縮合二環式基」という用語は、2つの環が2つの隣接する原子を共有する縮合二環式化合物を指す。縮合二環式化合物の例としては、ビシクロ[4.4.0]デカン、α-ツジェン及びデカリンなどが挙げられる。「架橋二環式基」という用語は、2つの環が、少なくとも1つの原子を含有する架橋によって2つの橋頭原子を分離している3つ以上の原子を共有する、架橋二環式化合物を指す。架橋二環式化合物の例としては、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[1,1,1]ペンタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ-[3.3.1]ノナン、ビシクロ[3.3.3]ウンデカンなどが挙げられる。「ハロアルキル」という用語は、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、1~12個の炭素原子(「C1~C12」)、好ましくは1~6個の炭素原子(「C1~C6」)を有する直鎖又は分岐鎖炭化水素基を指し、基中において、基中の水素原子のうちの1つ以上がハロゲン原子によって置き換えられている。ハロアルキル基の例としては、トリフルオロメチル(-CF3、C1ハロアルキル)、トリフルオロエチル(-CH2CF3、C2ハロアルキル)などが挙げられる。
「ハロ」又は「ハロゲン」という用語は、クロロ、フルオロ、ブロモ、又はヨードを指す。
「オキソ」という用語は、二価置換基としての酸素原子(すなわち、=O)を指し、炭素(例えば、C=O)に結合したときにカルボニル基を形成するか、又は窒素若しくは硫黄ヘテロ原子に結合してニトロソ、スルフィニル又はスルホニルを形成する。
「シクロアルキル」という用語は、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、3~10個の炭素原子(「C3~C10」)、好ましくは3~6個の炭素原子(C3~C6」)、又は3~7個の炭素原子(「C3~C7」)を有する単環式、二環式、又は三環式の非芳香族炭化水素基を指す。シクロアルキル基の例としては、例えば、シクロプロピル(C3)、シクロブチル(C4)、シクロプロピルメチル(C4)、シクロペンチル(C5)、シクロヘキシル(C6)、1-メチルシクロプロピル(C4)、2-メチルシクロペンチル(C4)、アダマンタニル(C10)などが挙げられる。
用語「ヘテロシクロアルキル」は、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、O、N及びSからなる群から選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含有する任意の3~14員の単環式二環式、又は三環式飽和環構造を指す。ヘテロシクロアルキル基は、基中の原子数について、又は基中の炭素原子数について記載され得る。「二環式」環構造という用語は、スピロ環式、縮合二環式、又は架橋二環式環を指す。例えば、「4~10員ヘテロシクロアルキル」という用語は、4~10個の環原子を含有するヘテロシクロアルキル基を指す。例えば、-C4~C6ヘテロシクロアルキルという用語は、4~6個の炭素原子を含有するヘテロシクロアルキル基を指す。ヘテロシクロアルキル基は、結果的に安定した構造になるように、環の任意のヘテロ原子又は炭素原子に結合し得る。好適なヘテロシクロアルキル基の例としては、アゼパニル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ジオキソラニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ジオキサニル、モルホリニル、ジチアニル、チオモルホリニル、オキサゼパニル、オキラニル、オキセタニル、キヌクリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、デカヒドロキノリン、2-アザスピロ[5.5]ウンデカン、6-オキサ-3-アザビシクロ[3.1.1]ヘプタンなどが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アリール」とは、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、環系中で、6個又は10個の炭素原子を有する単環式又は二環式芳香族炭化水素環構造を指す。アリール基の例は、フェニル及びナフチルである。
用語「ヘテロアリール」とは、単独で又は置換基の一部として使用されるとき、炭素原子、並びに窒素、酸素、及び硫黄から選択される4個以下のヘテロ原子を含む単環式、二環式、又は三環式芳香環構造を指す。ヘテロアリール環は、合計で5、6、9、10個、又は14個の環状原子を含み得る。ヘテロアリール基は、基中の原子数について、又は基中の炭素原子数について記載され得る。すなわち、「5~14員ヘテロアリール」という用語は、5~14個の環原子を含有するヘテロアリール基を指す。例えば、-C4~C6ヘテロアリールという用語は、4~6個の炭素原子を含有するヘテロアリール基を指す。ヘテロアリール基の例としては、ピロリル、フリル、チオフェニル(チエニル)、オキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フラザニル、インドリジニル、インドリルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
C1~C6などの炭素原子の範囲が本明細書で使用されるとき、全ての範囲、並びに個々の数の炭素原子が包含される。例えば、「C1~C3」は、C1~C3、C1~C2、C2~C3、C1、C2、及びC3を含む。炭素原子の範囲は、代替表現で表され得る。例えば、「C1~6」という用語は、「C1~C6」の代替表現である。
本明細書において、環系が員数の範囲、例えば、「5~14員」を有するものとして記載される場合、全ての範囲、並びに個々の数の原子が包含される。例えば、「5~14員」は、5~6員、5~10員、6~9員、5員、6員、7員、8員などを含む。
本明細書で使用されるとき、「アルコキシ」は、-O-アルキル基を指す。例示的なアルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(例えば、n-プロポキシ及びイソプロポキシ)、t-ブトキシなどが挙げられる。
単独で又は置換基の一部として使用されるとき、「アルケニル」という用語は、2~12個の炭素原子(「C2~C12」)、好ましくは、2~6個の炭素原子(「C2~6」)を有する直鎖又は分枝鎖基を指し、基中において、基は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含み、アルケニル基として、ビニル(-CH=CH2、C2アルケニル)、アリル(-CH2-CH=CH2、C3アルケニル)、プロペニル(-CH=CHCH3、C3アルケニル)、イソプロペニル(-C(CH3)=CH2、C3アルケニル)、ブテニル(-CH=CHCH2CH3、C4アルケニル)、sec-ブテニル(-C(CH3)=CHCH3、C4アルケニル)、イソ-ブテニル(-CH=C(CH3)2、C4アルケニル)、2-ブテニル(-CH2CH=CHCH3、C4アルキル)、ペンテニル(CH=CHCH2CH2CH3又はCH2=CHCH2CH2CH2-、C5アルケニル)などが挙げられる。
単独で又は置換基の一部として使用されるとき、「アルキニル」という用語は、2~12個の炭素原子(「C2~C12」)、好ましくは2~6個の炭素原子(「C2~C6」)を有する直鎖又は分岐鎖基を指し、基中において、基は少なくとも1つの炭素-炭素三重結合を含む。アルキニル基の例としては、エチニル(-C≡CH、C2アルキニル)、プロパルギル(-CH2-CH≡CH、C3アルキニル)などが挙げられる。
本明細書に記載の化合物は、非対称であってよい(例えば、1つ以上の立体中心を有する)。鏡像異性体及びジアステレオ異性体などの全ての立体異性体は、特に指示がない限り、意図されている。非対称的に置換された炭素原子を含有する本明細書で提供される化合物は、光学活性又はラセミ形態で単離され得る。光学活性出発材料から光学活性形態を調製する方法は、ラセミ混合物の分解又は立体選択的合成によるものなど、当該技術分野で既知である。オレフィン、C=N二重結合などの幾何異性体もまた、本明細書に記載の化合物中に存在し得、そのような安定した異性体全てが、本実施形態において企図される。本実施形態の化合物の幾何異性体が記載され、異性体の混合物として、又は分離された異性体形態として単離され得る。
本明細書で提供される化合物はまた、互変異性型を含み得る。全ての互変異性型が包含される。
いくつかの実施形態では、化合物は、回転異性体として存在し得る。いくつかの実施形態では、化合物は、任意の割合の回転異性体の混合物として存在する。他の実施形態では、化合物は、他の回転異性体を実質的に含まない特定の回転異性体として存在する。
化合物はまた、中間体又は最終化合物中に存在する原子の全ての同位体を含み得る。同位体は、同じ原子番号を有するが異なる質量数を有する原子を含む。例えば、水素の同位体には、トリチウム及び重水素が含まれる。
いくつかの実施形態では、化合物及びその塩は、実質的に単離される。「実質的に単離される」とは、化合物が、形成又は検出された環境から少なくとも部分的に又は実質的に分離されていることを意味する。部分的分離には、例えば、化合物が濃縮された組成物が含まれ得る。実質的分離には、少なくとも約50重量%、少なくとも約60重量%、少なくとも約70重量%、少なくとも約80重量%、少なくとも約90重量%、少なくとも約95重量%、少なくとも約97重量%、又は少なくとも約99重量%の化合物又はその塩を含有する組成物を含み得る。化合物及びその塩を単離するための方法は、当該技術分野における常法である。
本明細書に記載の化合物の薬学的に許容される塩も本明細書に提供される。本明細書で使用されるとき、「薬学的に許容される塩」は、親化合物が存在する酸又は塩基部分をその塩形態に変換することによって修飾されている、開示された化合物の誘導体を指す。薬学的に許容される塩の例としては、アミンなどの塩基性残基の鉱酸塩又は有機酸塩、カルボン酸などの酸性残基のアルカリ塩又は有機塩などが挙げられるが、これらに限定されない。薬学的に許容される塩は、例えば、非毒性の無機酸又は有機酸から形成された親化合物の従来の非毒性塩が挙げられるが、これらに限定されない。薬学的に許容される塩は、従来の化学的方法によって塩基性部分又は酸性部分を含有する親化合物から合成することができる。一般に、そのような塩は、これらの化合物の遊離酸又は塩基形態を、水中若しくは有機溶媒中又は2種の混合物中で、化学量論量の適切な塩基又は酸と反応させることによって調製することができ、一般に、エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、又はアセトニトリルなどの非水性媒体が好ましい。好適な塩のリストは、Remington’s Pharmaceutical Sciences,17th ed.,Mack Publishing Company,Easton,Pa.,1985,p.1418及びJournal of Pharmaceutical Science,66,2(1977)にあり、それぞれ参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
「薬学的に許容される」という語句は、適切な医療判断の範囲内で、過剰な毒性、刺激性、アレルギー反応、又は他の問題若しくは合併症を伴うことなく、妥当な有益性/危険性の比に見合う、ヒト及び動物の組織と接触した使用に適したこれらの化合物、物質、組成物、及び/又は剤形を指すために本明細書で使用される。
「薬学的に許容される賦形剤」とは、医薬組成物に添加される、あるいは別の方法で、溶剤、キャリア、若しくは希釈剤として使用されて薬剤の投与を促進し、それらと相溶性のある不活性物質などの、被検者に対する投与に関して非毒性であり、生物学的許容範囲内であり、また別の方法では生物学的に好適な物質を意味する。賦形剤の例としては、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、種々の糖及びデンプン型、セルロース誘導体、ゼラチン、植物油、及びポリエチレングリコールが挙げられる。
「溶媒和物」とは、本明細書に提供される化合物と1つ以上の溶媒分子との物理的会合を指す。
「被検者」はヒトを含む。用語「ヒト」、「患者」、及び「被検者」は、本明細書において互換的に使用される。
本明細書で使用されるとき、「~を必要とする」という語句は、動物又は哺乳動物(被験者)が特定の方法又は治療の必要性を有すると特定されていることを意味する。いくつかの実施形態では、特定は、任意の診断手段によるものであり得る。本明細書に記載の方法及び治療のいずれかにおいて、動物又は哺乳動物は、それを必要とし得る。いくつかの実施形態では、動物又は哺乳動物は、環境にあるか、又は特定の疾患、障害、若しくは病状が蔓延している環境に進行する。いくつかの実施形態では、それを必要とする被験者は、治療される必要のある状態を有する疑いがある。
任意の疾患又は障害の「治療する」又は「治療」は、いくつかの実施形態では、疾患又は障害を改善すること(すなわち、疾患又はその臨床症状のうちの少なくとも1つを制止する又は低減すること)を意味する。別の実施形態では、「治療する」又は「治療」とは、少なくとも1つの物理的パラメータを改善することを意味し、これは被検者によって認識可能でなくてもよい。更に別の実施形態では、「治療する」又は「治療」は、物理的に、(例えば、識別可能な症状の安定化)、生理学的に、(例えば、物理的パラメータの安定化)、又は両方のいずれかで、疾患又は障害を調節することを意味する。更に別の実施形態では、「治療する」又は「治療」は、疾患又は障害の発症を遅延させることを意味する。
本明細書で使用されるとき、「X~Yの整数」という語句は、終点を含む任意の整数を意味する。例えば、「X~Yの整数」又は「1~5」又は「1から5」という語句は、「整数」という用語によって修飾されていない場合、1、2、3、4、又は5又はその範囲内の任意の値を意味する。
「本開示の化合物」及び相当する表現は、本明細書に記載される任意の化合物又は構造表示、並びにそれらの亜属を包含することを意味し、これらの表示は、文脈が許容する場合、本明細書で提供される式の様々な化合物の立体異性体(例えば、鏡像異性体、ジアステレオ異性体)及び構成異性体(例えば、互変異性体)、並びにその薬学的に許容される塩を含む。
本明細書で使用する場合、用語「同位体変異体」とは、天然の存在量よりも大きいこのような化合物を構成する原子のうちの1個以上に同位体の割合を含有する化合物を意味する。例えば、化合物の「同位体変異体」は、放射性標識することができ、すなわち、1つ以上の放射性同位体を含有することができる、又は、例えば、重水素(2H又はD)、炭素-13(13C)、窒素-15(15N)等の非放射性同位体で標識化することができる。このような同位体置換が行われる化合物では、存在する場合、以下の原子が異なってもよく、例えば、任意の水素が2H/Dであってもよく、任意の炭素が13Cであってもよく、又は任意の窒素が15Nであってもよく、このような原子の存在及び配置が当業者に決定されてもよいことが理解されよう。
また、同じ分子式を有するが、それらの原子の結合の性質若しくは配列が異なる化合物、又はそれらの原始の空間を介した配置が異なる化合物は、「異性体」と称されることも理解されたい。空間内のそれらの原子の配置が異なる異性体は、「立体異性体」、例えば、ジアステレオ異性体、鏡像異性体、及びアトロプ異性体と称される。本開示の化合物は、1つ以上の非対称中心を有してもよく、したがって、このような化合物は、各非対称中心において個々の(R)-若しくは(S)-立体異性体として、又はこれらの混合物として生成され得る。別途記載のない限り、本明細書及び特許請求の範囲における特定の化合物の説明又は名称は、その全ての立体異性体及び混合物、ラセミ体、又はその他のものを含むことが意図される。1つのキラル中心が構造中に存在するが、その中心に特異的な立体化学は示されておらず、鏡像異性体の両方が個々に、又は鏡像異性体の混合物として、この構造に包含される。2つ以上のキラル中心が構造中に存在するが、中心に特異的な立体化学は示されておらず、全ての鏡像異性体及びジアステレオ異性体が、個々に又は混合物として、その構造に包含される。立体化学の決定及び立体異性体の分離に関する方法は、当該技術分野において周知である。
本明細書を通して、組成物が特定の成分を有する、挙げられる、若しくは含むものとして記載されている場合、又はプロセスが、特定のプロセス工程を有する、挙げられる、若しくは含むものとして記載されている場合、本明細書に記載の組成物はまた、列挙された成分から本質的になる、又はそれらからなり、本明細書に記載のプロセスはまた、列挙された処理工程から本質的になる、又はそれからなることが企図される。更に、工程の順序又は特定のアクションを実行する順序は、プロセスが動作可能に留まる限り、重要でないことを理解されたい。更に、2つ以上の工程又はアクションを同時に行うことができる。
いくつかの実施形態では、式(I)若しくは式(II)の化合物、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物が提供される。
いくつかの実施形態では、本開示は、式(I)の化合物に関する。
いくつかの実施形態では、本開示は、式(I)の化合物の薬学的に許容される塩又は溶媒和物に関する。
他の態様では、本開示は、式(II)の化合物に関する。
いくつかの実施形態では、本開示は、式(II)の化合物の薬学的に許容される塩又は溶媒和物に関する。
いくつかの実施形態では、式(I)又は式(II)の化合物中のX1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3である。
いくつかの実施形態では、X1は、Nである。他の実施形態では、X1は、CR3である。
いくつかの実施形態では、X2は、Nである。他の実施形態では、X2は、CR3である。
いくつかの実施形態では、X3は、Nである。他の実施形態では、X3は、CR3である。
いくつかの態様では、式(I)の化合物中のA1は、N又はC-R4である。
いくつかの実施形態では、A1は、Nである。
他の実施形態では、A1は、C-R4である。
いくつかの態様では、式(I)の化合物中のB1は、C-R6R7、N-R5、O、又はSである。
いくつかの実施形態では、B1は、C-R6R7である。
他の実施形態では、B1は、N-R5である。
他の実施形態では、B1は、Oである。
他の実施形態では、B1は、Sである。
いくつかの態様では、式(II)の化合物中のA2は、N-R8、S、又はOである。
いくつかの実施形態では、A2は、N-R8である。
他の実施形態では、A2は、Sである。
他の実施形態では、A2は、Oである。
いくつかの態様では、式(II)の化合物中のB2は、C-R9又はNである。
いくつかの実施形態では、B2は、C-R9である。
他の実施形態では、B2は、Nである。
いくつかの態様では、式(I)又は式(II)の化合物中のR1は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~14員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C1-6アルキル、例えば、C6アルキル、C5アルキル、C4アルキル、C3アルキル、C2アルキル、C1アルキル、メチル、エチル、イソプロピルなどであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C1~6アルコキシ、例えば、C6アルコキシ、C5アルコキシ、C4アルコキシ、C3アルコキシ、C2アルコキシ、C1アルコキシ、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシなどであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C2~6アルケニル、例えば、C6アルケニル、C5アルケニル、C4アルケニル、C3アルケニル、C2アルケニル、エテニル、プロペニル、イソプロペニルなどであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C2~6アルキニル、例えば、C6アルキニル、C5アルキニル、C4アルキニル、C3アルキニル、C2アルキニル、エチニル、2-プロピニル(すなわち、プロパルギル)などであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C6~10アリール、例えば、C6アリール、C7アリール、C8アリール、C9アリール、C10アリール、フェニル、ナフチルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1は、C3~10シクロアルキル、例えば、C10シクロアルキル、C9シクロアルキル、C8シクロアルキル、C7シクロアルキル、C6シクロアルキル、C5シクロアルキル、C4シクロアルキル、C3シクロアルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1はシクロペンチルであり、1、2、3、4、5、6、7、又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R1はシクロヘキシルであり、1、2、3、4、5、6、7、又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、5~14員ヘテロアリール、例えば、5員ヘテロアリール、6員ヘテロアリール、7員ヘテロアリール、8員ヘテロアリール、9員ヘテロアリール、10員ヘテロアリール、11員ヘテロアリール、12員ヘテロアリール、13員ヘテロアリール、14員ヘテロアリール、ピロリル、フリル、チオフェニル(チエニル)、オキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピラダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フラザニル、インドリジニル、インドリルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、4~10員ヘテロシクロアルキル、例えば、10員ヘテロシクロアルキル、9員ヘテロシクロアルキル、8員ヘテロシクロアルキル、7員ヘテロシクロアルキル、6員ヘテロシクロアルキル、5員ヘテロシクロアルキル、4員ヘテロシクロアルキル、ピペリジニル、ピロリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、C6~10アリール-C1~4アルキル、例えば、C6~10アリール-C1アルキル、C6~10アリール-C2アルキル、C6~10アリール-C3アルキル、C6~10アリール-C4アルキル、C6アリール-C1アルキル、C6アリール-C2アルキル、C6アリール-C3アルキル、C6アリール-C4アルキル、C10アリール-C1アルキル、C10アリール-C2アルキル、C10アリール-C3アルキル、C10アリール-C4アルキル、-CH2-フェニル、-CH2CH2-フェニル、-CH2-ナフチル、-CH2CH2-ナフチルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、例えば、C3~10シクロアルキル-C1アルキル、C3~10シクロアルキル-C2アルキル、C3~10シクロアルキル-C3アルキル、C3~10シクロアルキル-C4アルキル、C3-6シクロアルキル-C1アルキル、C3-6シクロアルキル-C2アルキル、C3-6シクロアルキル-C3アルキル、C3-6シクロアルキル-C4アルキル、C5-6シクロアルキル-C1アルキル、C5-6シクロアルキル-C2アルキル、C5-6シクロアルキル-C3アルキル、C5-6シクロアルキル-C4アルキルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、例えば、(5~14員ヘテロアリール)-C1アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C2アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C3アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C4アルキル、(5員ヘテロアリール)-C1アルキル、(5員ヘテロアリール)-C2アルキル、(5員ヘテロアリール)-C3アルキル、(5員ヘテロアリール)-C4アルキル、(6員ヘテロアリール)-C1アルキル、(6員ヘテロアリール)-C2アルキル、(6員ヘテロアリール)-C3アルキル、(6員ヘテロアリール)-C4アルキル、(9員ヘテロアリール)-C1アルキル、(9員ヘテロアリール)-C2アルキル、(9員ヘテロアリール)-C3アルキル、(9員ヘテロアリール)-C4アルキル、(10員ヘテロアリール)-C1アルキル、(10員ヘテロアリール)-C2アルキル、(10員ヘテロアリール)-C3アルキル、(10員ヘテロアリール)-C4アルキルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
他の実施形態では、R1は、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、例えば、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C2アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C3アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C4アルキルなどであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの態様では、式(I)又は式(II)の化合物中のR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は、それぞれ独立して、H、D、ハロ、オキソ、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C1~6ハロアルキル、C1~6ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、NO2、ORa1、SRa1、NHORa1、C(O)Ra1、C(O)NRa1Ra1、C(O)ORa1、OC(O)Ra1、OC(O)NRa1Ra1、NHRa1、NRa1Ra1、NRa1C(O)Ra1、NRa1C(O)ORa1、NRa1C(O)NRa1Ra1、C(=NRa1)Ra1、C(=NRa1)NRa1Ra1、NRa1C(=NRa1)NRa1Ra1、NRa1C(=NOH)NRa1Ra1、NRa1C(=NCN)NRa1Ra1、NRa1S(O)Ra1、NRa1S(O)2Ra1、NRa1S(O)2NRa1Ra1,S(O)Ra1,S(O)NRa1Ra1S(O)2Ra1、SF5、P(O)Ra1Ra1、P(O)(ORa1)(ORa1)、B(ORa1)2及びS(O)2NRa1Ra1から選択され、
R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9が、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、Hである。
いくつかの実施形態では、R2は、ハロではない。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~6アルキルである。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~4アルキルである。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~3アルキルである。
いくつかの実施形態では、R5は、任意にC1~6アルキルである。いくつかの実施形態では、R5は、任意に置換されたC1~4アルキルである。いくつかの実施形態では、R5は、任意に置換されたC1~3アルキルである。いくつかの実施形態では、任意に置換されたC1~6アルキル、任意に置換されたC1~4アルキル、又は任意に置換されたC1~3アルキルは、2つのRb置換基で置換されている。いくつかの実施形態では、任意に置換されたC1~6アルキル、任意に置換されたC1~4アルキル、又は任意に置換されたC1~3アルキルは、1つのRb置換基で置換されている。いくつかの実施形態では、Rbは、炭素環、ヘテロ環、又はアリールではない。
いくつかの実施形態では、R2は、Hである。
いくつかの実施形態では、R3は、Hである。
いくつかの実施形態では、R4は、Hである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、Dである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、ハロ、(すなわち、F、Cl、Br、又はI)である。
いくつかの実施形態では、R2は、ハロである。いくつかの実施形態では、R2は、Fである。他の実施形態では、R2は、Clである。
いくつかの実施形態では、R3は、ハロである。いくつかの実施形態では、R3は、Fである。他の実施形態では、R3は、Clである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、オキソである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C1~6アルキル、例えば、C6アルキル、C5アルキル、C4アルキル、C3アルキル、C2アルキル、C1アルキル、-メチル、-エチル、-イソプロピルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2は、メチルである。
いくつかの実施形態では、R3は、メチルである。
いくつかの実施形態では、R4は、メチルである。
いくつかの実施形態では、R5は、メチルである。他の実施形態では、R5は、イソプロピルである。
いくつかの実施形態では、R8は、メチルである。
いくつかの実施形態では、R9は、メチルである。他の実施形態では、R9は、イソプロピルである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C1~6アルコキシ、例えば、C6アルコキシ、C5アルコキシ、C4アルコキシ、C3アルコキシ、C2アルコキシ、C1アルコキシ、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C2~6アルケニル、例えば、C6アルケニル、C5アルケニル、C4アルケニル、C3アルケニル、C2アルケニル、-エテニル、-プロペニル、-イソプロペニルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C2~6アルキニル、例えば、C6アルキニル、C5アルキニル、C4アルキニル、C3アルキニル、C2アルキニル、-エチニル、2-プロピニル(すなわち、プロパルギル)などであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C1~6ハロアルキル、例えば、C6ハロアルキル、C5ハロアルキル、C4ハロアルキル、C3ハロアルキル、C2ハロアルキル、C1ハロアルキル、ハロメチル、ハロエチル、ハロイソプロピルなどである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C1~6ハロアルコキシ、例えば、C6ハロアルコキシ、C5ハロアルコキシ、C4ハロアルコキシ、C3ハロアルコキシ、C2ハロアルコキシ、C1ハロアルコキシ、ハロメトキシ、ハロエトキシ、ハロイソプロポキシ(haloisopropxy)などである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C6~10アリール、例えば、C6アリール、C7アリール、C8アリール、C9アリール、C10アリール、フェニル、ナフチルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C3~10シクロアルキル、例えば、C10シクロアルキル、C9シクロアルキル、C8シクロアルキル、C7シクロアルキル、C6シクロアルキル、C5シクロアルキル、C4シクロアルキル、C3シクロアルキル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、5~10員ヘテロアリール、例えば、5員ヘテロアリール、6員ヘテロアリール、7員ヘテロアリール、8員ヘテロアリール、9員ヘテロアリール、10員ヘテロアリール、ピロリル、フリル、チオフェニル(チエニル)、オキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピラダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フラザニル、インドリジニル、インドリルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、4~14員ヘテロシクロアルキル、例えば、10員ヘテロシクロアルキル、9員ヘテロシクロアルキル、8員ヘテロシクロアルキル、7員ヘテロシクロアルキル、6員ヘテロシクロアルキル、5員ヘテロシクロアルキル、4員ヘテロシクロアルキル、ピペリジニル、ピロリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C6~10アリール-C1~4アルキル、例えば、C6~10アリール-C1アルキル、C6~10アリール-C2アルキル、C6~10アリール-C3アルキル、C6~10アリール-C4アルキル、C6アリール-C1アルキル、C6アリール-C2アルキル、C6アリール-C3アルキル、C6アリール-C4アルキル、C10アリール-C1アルキル、C10アリール-C2アルキル、C10アリール-C3アルキル、C10アリール-C4アルキル、-CH2-フェニル、-CH2CH2-フェニル、-CH2-ナフチル、-CH2CH2-ナフチルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、例えば、C3~10シクロアルキル-C1アルキル、C3~10シクロアルキル-C2アルキル、C3~10シクロアルキル-C3アルキル、C3~10シクロアルキル-C4アルキル、C3-6シクロアルキル-C1アルキル、C3-6シクロアルキル-C2アルキル、C3-6シクロアルキル-C3アルキル、C3-6シクロアルキル-C4アルキル、C5-6シクロアルキル-C1アルキル、C5-6シクロアルキル-C2アルキル、C5-6シクロアルキル-C3アルキル、C5-6シクロアルキル-C4アルキルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、例えば、(5~14員ヘテロアリール)-C1アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C2アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C3アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C4アルキル、(5員ヘテロアリール)-C1アルキル、(5員ヘテロアリール)-C2アルキル、(5員ヘテロアリール)-C3アルキル、(5員ヘテロアリール)-C4アルキル、(6員ヘテロアリール)-C1アルキル、(6員ヘテロアリール)-C2アルキル、(6員ヘテロアリール)-C3アルキル、(6員ヘテロアリール)-C4アルキル、(9員ヘテロアリール)-C1アルキル、(9員ヘテロアリール)-C2アルキル、(9員ヘテロアリール)-C3アルキル、(9員ヘテロアリール)-C4アルキル、(10員ヘテロアリール)-C1アルキル、(10員ヘテロアリール)-C2アルキル、(10員ヘテロアリール)-C3アルキル、(10員ヘテロアリール)-C4アルキルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、例えば、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C2アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C3アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C4アルキルなどであり、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、CNである。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NO2である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、ORa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、SRa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NHORa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C(O)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C(O)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C(O)ORa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、OC(O)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、OC(O)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NHRa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(O)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(O)ORa1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(O)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C(=NRa1)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、C(=NRa1)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(=NRa1)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(=NOH)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1C(=NCN)NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1S(O)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1S(O)2Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、NRa1S(O)2NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、S(O)Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、S(O)NRa1Ra1S(O)2Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、SF5である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、P(O)Ra1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、P(O)(ORa1)(ORa1)である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、B(ORa1)2である。
いくつかの実施形態では、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、S(O)2NRa1Ra1である。
いくつかの実施形態では、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、5-、6-、又は7-員ヘテロシクロアルキル環を形成し、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C3~C7スピロ環式環を形成し、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、5-、6-、又は7-員ヘテロシクロアルキル環を形成し、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Ra1は、独立して、H、D、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Ra1が、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Ra1は、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRd置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Rb置換基は、独立して、D、ハロ、オキソ、C1~4アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C1~4ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、OH、NH2、NO2、NHORc、ORc、SRc、C(O)Rc、C(O)NRcRc、C(O)ORc、OC(O)Rc、OC(O)NRcRc、C(=NRc)NRcRc、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、SF5、P(O)RcRc、P(O)(ORc)(ORc)、NHRc、NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、NRcS(O)(=NRc)Rc、NRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRc、S(O)Rc、S(O)NRcRc、S(O)2Rc又はS(O)2NRcRcから選択され、
Rbが、C1~4アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C1~4ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rbは、1、2、又は3個の独立して選択されたRd置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、Rbは、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcである。
他の実施形態では、Rbは、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcである。
本開示のいくつかの態様では、各Rcは、独立して、H、D、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Rcが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rcは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Rfは、独立して、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、ハロ、CN、NHORg、ORg、SRg、C(O)Rg、C(O)NRgRg、C(O)ORg、OC(O)Rg、OC(O)NRgRg、NHRg、NRgRg、NRgC(O)Rg、NRgC(O)NRgRg、NRgC(O)ORg、C(=NRg)NRgRg、NRgC(=NRg)NRgRg、NRgC(=NOH)NRgRg、NRgC(=NCN)NRgRg、SF5、P(O)RgRg、P(O)(ORg)(ORg)、S(O)Rg、S(O)NRgRg、S(O)2Rg、NRgS(O)2Rg、NRgS(O)2NRgRg、及びS(O)2NRgRgから選択され、
Rfが、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rfは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRn置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Rnは、独立して、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、ハロ、CN、Ro、NHORo、ORo、SRo、C(O)Ro、C(O)NRoRo、C(O)ORo、OC(O)Ro、OC(O)NRoRo、NHRo、NRoRo、NRoC(O)Ro、NRoC(O)NRoRo、NRoC(O)ORo、C(=NRo)NRoRo、NRoC(=NRo)NRoRo、NRoC(=NOH)NRoRo、NRoC(=NCN)NRoRo、SF5、P(O)RoRo、P(O)(ORo)(ORo)、S(O)Ro、S(O)NRoRo、S(O)2Ro、NRoS(O)2Ro、NRoS(O)2NRoRo、及びS(O)2NRoRoから選択される。
本開示のいくつかの態様では、各Rdは、独立して、D、オキソ、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、ハロ、C3~10シクロアルキル、C6~10アリール、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、NH2、NHORe、ORe、SRe、C(O)Re、C(O)NReRe、C(O)ORe、OC(O)Re、OC(O)NReRe、NHRe、NReRe、NReC(O)Re、NReC(O)NReRe、NReC(O)ORe、C(=NRe)NReRe、NReC(=NRe)NReRe、NReC(=NOH)NReRe、NReC(=NCN)NReRe、SF5、P(O)ReRe、P(O)(ORe)(ORe)、S(O)Re、S(O)NReRe、S(O)2Re、NReS(O)2Re、NReS(O)2NReRe、及びS(O)2NReReから選択され、
Rdが、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C6~10アリール、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rdは、1、2、又は3個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Reは、独立して、H、D、CN、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Reが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Reは、1、2又は3個の独立して選択されたRg置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Rgは、独立して、H、D、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Rgが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rgは、1、2又は3個の独立して選択されたRP置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各RPは、独立して、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、ハロ、CN、NHORr、ORr、SRr、C(O)Rr、C(O)NRrRr、C(O)ORr、OC(O)Rr、OC(O)NRrRr、NHRr、NRrRr、NRrC(O)Rr、NRrC(O)NRrRr、NRrC(O)ORr、C(=NRr)NRrRr、NRrC(=NRr)NRrRr、NRrC(=NOH)NRrRr、NRrC(=NCN)NRrRr、SF5、P(O)RrRr、P(O)(ORr)(ORr)、S(O)Rr、S(O)NRrRr、S(O)2Rr、NRrS(O)2Rr、NRrS(O)2NRrRr、及びS(O)2NRrRrから選択される。
本開示のいくつかの態様では、各Ro又はRrは、独立して、H、D、C1~4アルキル、C3~6シクロアルキル、C6~10アリール、5又は6員ヘテロアリール、C1~4ハロアルキル、C2~4アルケニル、及びC2~4アルキニルから選択され、
Ro又はRrが、C1~4アルキル、C3~6シクロアルキル、C6~10アリール、5又は6員ヘテロアリール、C2~4アルケニル、及びC2~4アルキニルであるとき、Ro又はRrは、1、2又は3個の独立して選択されたRq置換基で任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各Rqは、独立して、D、OH、CN、-COOH、NH2、ハロ、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、C1~6アルコキシ、C1~6ハロアルコキシ、C1~4アルキルチオ、フェニル、5~6員ヘテロアリール、C3~6シクロアルキル、4~6員ヘテロシクロアルキル、-CONHR12、-NHC(O)R12、-OC(O)R12、-C(O)OR12、-C(O)R12、-SO2R12、-NHSO2R12、-SO2NHR12及びNR12R12から選択され、
Rqが、C1~6アルキル、フェニル、4~6員ヘテロシクロアルキル又は5~6員ヘテロアリールであるとき、Rqは、OH、CN、-COOH、NH2、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル又は4~6員ヘテロシクロアルキルで任意に置換されている。
本開示のいくつかの態様では、各R12は、独立して、C1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(I)若しくは式(II)、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5であり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9であり、R1は、C3~10シクロアルキル又は4~10員ヘテロシクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、C1~6ハロアルキル又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R3は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R4は、H、D、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
R5は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
R7は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~6アルキルであり、
R9は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
Rbは、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、NRcS(O)(=NRc)Rc、NRcS(O)2Rc、又はNRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(I)若しくは式(II)、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5であり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9であり、
R1は、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R3は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R4は、H、D、C1~6アルキル、又はC1~6アルコキシであり、
R5は、C1~6アルキル又はC1~6アルコキシであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1-6アルキルであり、
R7は、C1-6アルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~6アルキルであり、
R9は、C1~6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
Rbは、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、NRcS(O)(=NRc)Rc、NRcS(O)2Rc、又はNRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、式(I)若しくは式(II)の化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物は、以下のものであり、式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5であり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9であり、
R1は、C3~C7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で置換されており、
Rbは、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルであり、
R2は、H、ハロゲン、又はC1~6アルキルであり、
R3は、H、ハロゲン、C1~6アルキルであり、
R4は、H又はC1~6アルキルであり、
R5は、C1~6アルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1~6アルキルであり、
R7は、C1~6アルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~C6アルキルであり、
R9は、C1~C6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(I)若しくは式(II)の化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物は、以下のものであり、式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5、O、又はSであり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9又はNであり、
R1は、C3~C7シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、
R2は、H、ハロゲン、又はC1~C6アルキルであり、
R3は、H、ハロゲン、C1~C6アルキルであり、
R4は、H又はC1~C6アルキルであり、
R5は、C1~C6アルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1若しくは2個のメチル基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1~C6アルキルであり、
R7は、C1~C6アルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~C7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~C6アルキルであり、
R9は、C1~C6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1若しくは2個のメチル基で任意に置換された、5、6、若しくは7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(I)又は式(II)の化合物中のR1は、以下のものである。
他の実施形態では、R1は、以下のものである。
いくつかの実施形態では、化合物は、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1、R2、R4、R5、R8、R9、X1、X2、及びX3は、本明細書全体で定義されているものである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、N、X2は、CR3、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、N、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、CR3、及びX3は、Nである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、CR3、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、N、X2は、CR3、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、N、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、CR3、及びX3は、Nである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、X1は、CR3、X2は、CR3、及びX3は、CR3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、ハロゲン又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、C1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、クロロ又はフルオロである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R4は、H又はC1~6アルキルであり、R5は、C1~6アルキルであり、又はR4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R4は、Hである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R4は、C1~6アルキル、例えば、非限定的に、CH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R5は、C1~6アルキル、例えば、非限定的に、CH(CH3)2である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、任意に置換された6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。いくつかの実施形態では、1又は2個のRb置換基は、C1~4アルキル、例えば、非限定的に、CH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R2は、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R2は、ハロゲン又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R2は、C1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、クロロ又はフルオロである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。他の実施形態では、R1上のRb置換基は、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである。いくつかの実施形態では、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。いくつかの実施形態では、Rf置換基は、独立して、ハロゲン、CN又はORgである。いくつかの実施形態では、Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1上の1個のRb置換基は、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R8は、C1~6アルキルであり、及びR9は、C1~6アルキルであり、又はR8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R8は、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R9は、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。いくつかの実施形態では、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する。いくつかの実施形態では、1又は2個のRb置換基は、C1~4アルキル、好ましくは、CH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、ハロゲン又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、C1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、クロロ又はフルオロである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩の式を有し、式中、R1は、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1上の1個のRb置換基は、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである。いくつかの実施形態では、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。いくつかの実施形態では、Rf置換基は、独立して、ハロゲン、CN又はORgである。いくつかの実施形態では、Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。他の実施形態では、R1上のRb置換基は、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、各R3は、独立して、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、各R3は、独立して、H又はハロゲン、例えば、非限定的に、Cl又はFである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R3のうち1つのみは、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、残りはHである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(III)若しくは式(IV)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R3のうち1つはハロゲン、好ましくはCl又はFであり、残りはHである。
いくつかの実施形態では、R1は、本明細書及び上記、例えば段落00160で提供される立体異性体である。
いくつかの実施形態では、化合物は、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、変数は本明細書全体を通して定義される。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、ハロゲン又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、C1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R2は、クロロ又はフルオロである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1上の1個のRb置換基は、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである。いくつかの実施形態では、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。いくつかの実施形態では、Rf置換基は、独立して、ハロゲン、CN又はORgである。いくつかの実施形態では、Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。他の実施形態では、R1上のRb置換基は、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である。
いくつかの実施形態では、化合物は、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、A1はNである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、A1は、C-R4である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B1は、C-R6R7である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B1は、N-R5である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B1は、Oである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B1は、Sである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R4は、Hである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R4は、C1~6アルキル、好ましくはCH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R5は、C1~6アルキル、好ましくはCH(CH3)2である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)、式(VI)、式(VII)、若しくは式(XI)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、任意に置換された5員ヘテロシクロアルキル環を形成する。いくつかの実施形態では、1又は2個のRb置換基は、C1~4アルキル、好ましくは、CH3である。いくつかの実施形態では、R6は、C1~6アルキル、好ましくはCH3であり、R7は、C1~6アルキル、好ましくはCH3である。いくつかの実施形態では、又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~C7スピロ環式環を形成する。いくつかの実施形態では、C4~C7スピロ環式環は、スピロシクロペンタン環である。
いくつかの実施形態では、化合物は、
又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、A2は、N-R8である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、A2は、Sである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、A2は、Oである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B2は、C-R9である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、B2は、Nである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R8は、C1~6アルキル、好ましくはCH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R9は、C1~6アルキル、好ましくはCH(CH3)2である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(VIII)、式(IX)、式(X)、若しくは式(XII)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する。いくつかの実施形態では、1又は2個のRb置換基は、C1~4アルキル、好ましくは、CH3である。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R3は、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(V)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R3は、H又はハロゲン、好ましくはCl又はFである。
いくつかの実施形態では、化合物は、式(I)~(XII)のうちいずれか1つ又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物の式を有し、式中、R1は、
であり、nは、0又は1であり、Rbは、本明細書全体を通して定義されたものである。いくつかの実施形態では、R1上のRb置換基は、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである。いくつかの実施形態では、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている。いくつかの実施形態では、Rf置換基は、独立して、ハロゲン、CN又はORgである。他の実施形態では、Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。他の実施形態では、R1上のRb置換基は、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である。
いくつかの態様では、本開示は、式(I-A)の化合物を目的とし、
式中、
R1は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~14員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
R3は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
R4は、Hであり、
R5は、C1~C6アルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、式(I-A)の化合物は以下のものであり、式中、
R1は、C3~C7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で置換されており、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、CH3、OH、又はOCH3であり、
R2は、H、ハロゲン、又はC1~C6アルキルであり、
R3は、H、又はハロゲンであり、
R4は、H、又はC1~C6アルキルであり、
R5は、C1~C6アルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(I-A)の化合物は、以下のものであり、式中、R1 は、C3~C7シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、R2は、H、Cl、又はCl3であり、R3は、Fであり、R4は、Hであり、R5は、C1~C6アルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(I-A)の化合物は、以下のものであり、式中、R1は、C5~C6シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、R2は、H、Cl、又はCl3であり、R3は、Fであり、R4は、Hであり、R5は、イソプロピルである。
いくつかの実施形態では、式(I-A)の化合物は、以下のものであり、式中、R1は、C5~C6シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、R2は、H、Cl、又はCl3であり、R3は、Fであり、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの態様では、本開示は、式(XIII)の化合物を目的とし、
式中、
R1は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~14員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
R3は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
いくつかの実施形態では、式(XIII)の化合物は、以下のものであり、式中、R1は、C3~C7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で置換されており、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、CH3、OH、又はOCH3であり、
R2は、H、ハロゲン、又はC1~C6アルキルであり、R3は、H、又はハロゲンである。
いくつかの実施形態では、式(XIII)の化合物は、以下のものであり、式中、R1は、C5~C6シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、R2は、H、Cl、又はCl3であり、R3は、Fである。
いくつかの態様では、本開示は、式(II-A)の化合物を目的とし、
式中、
R1は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~14員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであり、このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている。
R3は、H、ヒドロキシル、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、C1~C6アルキル、C3~C10シクロアルキル、C1~C6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルは、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである。
R8は、C1~C6アルキルであり、
R9は、C1~C6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1若しくは2個のメチル基で任意に置換された、5、6、若しくは7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(II-A)の化合物は、以下のものであり、式中、R1は、C3~C7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で置換されており、
Rbは、C1~6アルキル、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2Rcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、CH3、OH、又はOCH3であり、
R2は、H、ハロゲン、又はC1~C6アルキルであり、
R3は、H、又はハロゲンであり、
R8は、C1~C6アルキルであり、
R9は、C1~C6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、式(II-A)の化合物は以下のものであり、式中、
R1は、C5~C6シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、
R2は、H、Cl、又はCl3であり、
R3は、H、又はFであり、
R8は、Cl3であり、
R9は、イソプロピル(すなわち、Cl(CH3)2)である。
他の実施形態では、式(II-A)の化合物は以下のものであり、式中、
R1は、C5~C6シクロアルキルであり、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
で置換されており、
R2は、H、Cl、又はCl3であり、
R3は、H、又はFであり、
R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1又は2個のメチル基で置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する。
いくつかの実施形態では、本開示は、
の式を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、変数が本明細書で定義されるとおりである、化合物を目的とし、これらが提供され、2つ以上のRbがあるとき、各Rbは互いに独立している。
いくつかの実施形態では、本開示は、
の式を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、変数が本明細書で定義されるとおりである、化合物を目的とし、これらが提供され、2つ以上のRbがあるとき、各Rbは互いに独立している。いくつかの実施形態では、R2は、ハロではない。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~6アルキルである。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~4アルキルである。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~3アルキルである。いくつかの実施形態では、R2は、任意に置換されたC1~3アルコキシルである。いくつかの実施形態では、R5は、任意にC1~6アルキルである。いくつかの実施形態では、R5は、任意に置換されたC1~4アルキルである。いくつかの実施形態では、R5は、任意に置換されたC1~3アルキルである。いくつかの実施形態では、任意に置換されたC1~6アルキル、任意に置換されたC1~4アルキル、又は任意に置換されたC1~3アルキルは、2つのRb置換基で置換されている。いくつかの実施形態では、任意に置換されたC1~6アルキル、任意に置換されたC1~4アルキル、又は任意に置換されたC1~3アルキルは、1つのRb置換基で置換されている。いくつかの実施形態では、Rbは、炭素環、ヘテロ環、又はアリールではない。いくつかの実施形態では、R2は、Me又はOMeである。いくつかの実施形態では、R3は、H、D、又はFである。いくつかの実施形態では、R4は、H、又はC1~3アルキルである。いくつかの実施形態では、R5は、イソプロピル、-CF3(CH)CH3、-C3~6シクロアルキル、又は-CH2-(C3~6シクロアルキル)である。いくつかの実施形態では、Rbは、NHCOR13又はCNである。いくつかの実施形態では、R13は、H又は任意に置換されたC1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルである。
いくつかの実施形態では、本開示は、
の式を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を目的とする。
いくつかの実施形態では、本開示は、
の式を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、変数が本明細書で定義されるとおりである、化合物を目的とし、これらが提供される。いくつかの実施形態では、R2は、H、D、ハロゲン、又はMeである。いくつかの実施形態では、R3は、H、D、又はFである。いくつかの実施形態では、R10は、H、D、Me、又はC1~3ハロアルキルである。いくつかの実施形態では、R11は、H、D、Me、又はC1~3ハロアルキルである。いくつかの実施形態では、Rbは、NHCOR14である。いくつかの実施形態では、R14は、H、-CH2CN、又は任意に置換されたC1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルである。
いくつかの実施形態では、本開示は、
を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を目的とする。
いくつかの実施形態では、化合物は、
の式を有する。
いくつかの実施形態では、本開示は、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-[(1-ヒドロキシシクロプロパンカルボニル)アミノ]-シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-(チアゾール-4-イル)アセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミド-シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-(メタンスルホンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]モルホリン-4-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-シクロヘキシル)-4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-メチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3,3-ジメチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-エチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-メトキシウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール-7-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-ヒドロキシブタンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)シクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(メチルスルホンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7’-フルオロ-2’-メチルスピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]-5’-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピルベンゾ[c]イソチアゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-イソブチルアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセタミド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
メチル((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(メチルスルホンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(1-フルオロシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-1-メチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-((1r,3R)-3-ヒドロキシシクロブタン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-ヒドロキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-(オキセタン-3-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(1-シクロプロピル-4-フルオロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(1-(シクロプロピルメチル)-4-フルオロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(S)-N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(3-メチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)モルホリン-4-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]-3-[(メチルスルホンイミドイル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N1-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-N3-メチルシクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド、
3-シアノ-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(1-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(1-フルオロシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-2-メトキシニコチンアミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-5-メチルイソキサゾール-3-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-6-メチルニコチンアミド、
(1S,3R)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-5-メチルイソキサゾール-3-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-2-メトキシニコチンアミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)モルホリン-4-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(3-エチルウレイド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)アゼチジン-1-カルボキサミド、
メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(P1)、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(P2)、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メトキシピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(9-フルオロ-4,4-ジメチル-3,4-ジヒドロ-1H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-c][1,4]オキサジン-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドからなる群から選択される化合物、及びその薬学的に許容される塩を目的とする。
本明細書に記載の全ての亜属を含む本明細書で提供される化合物は、複数の立体中心を有し得ることが明らかであろう。その結果、本明細書で提供される様々な式の化合物(本明細書で提供される亜属)の複数の立体異性体(鏡像異性体及びジアステレオ異性体)が存在する。本開示は、本明細書で提供される任意の式(及び本明細書で提供される亜属)の任意の化合物の各立体異性体、並びに当該立体異性体の混合物を企図し、包含する。全ての鏡像異性体、ジアステレオマー、及びそれらの混合物は、本明細書に記載の化合物の範囲内に含まれる。
本明細書で提供される任意の式の化合物(本明細書で提供される全ての亜属を含む)の薬学的に許容される塩及び溶媒和物もまた、本開示の範囲内である。本明細書で提供される任意の式の化合物(本明細書で提供される全ての亜属を含む)の同位体変異体もまた、本開示によって企図される。
医薬組成物及び投与方法
対象となる医薬組成物は、典型的には、治療有効量の本開示の化合物を活性成分として提供するように、又は薬学的に許容される塩、エステル、プロドラッグ、溶媒和物、水和物若しくはその誘導体を提供するように処方される。所望の場合、医薬組成物は、薬学的に許容される塩及び/又はその配位化合物、並びに1種以上の薬学的に許容される賦形剤、不活性固体希釈剤及び充填剤を含むキャリア、滅菌水溶液及び種々の有機溶媒を含む希釈剤、浸透促進剤、可溶化剤、並びに補助剤を含有する。
対象のなる医薬組成物は、単独で、又は1種以上のその他の薬剤と組み合わせて投与することができるが、これはまた、典型的には、医薬組成物の形態で投与される。所望の場合、1種以上の化合物及びその他の薬剤を製剤へと混合してもよく、又は両方の成分を別々の製剤へと配合して、組み合わせて、別々に又は同時に使用してもよい。
いくつかの実施形態では、医薬組成物中に提供される1種以上の化合物の濃度は、重量比(w/w)、重量/容量比(w/v)、又は容量比(v/v)で、100%、90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、19%、18%、17%、16%、15%、14%、13%、12%、11%、10%、9%、8%、7%、6%、5%、4%、3%、2%、1%、0.9%、0.8%、0.7%、0.6%、0.5%、0.4%、0.3%、0.2%、0.1%、0.09%、0.08%、0.07%、0.06%、0.05%、0.04%、0.03%、0.02%、0.01%、0.009%、0.008%、0.007%、0.006%、0.005%、0.004%、0.003%、0.002%、0.001%、0.0009%、0.0008%、0.0007%、0.0006%、0.0005%、0.0004%、0.0003%、0.0002%、又は0.0001%(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)未満である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の濃度は、重量比(w/w)、重量/容量比(w/v)、又は容量比(v/v)で、90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、19.75%、19.50%、19.25%、19%、18.75%、18.50%、18.25%、18%、17.75%、17.50%、17.25%、17%、16.75%、16.50%、16.25%、16%、15.75%、15.50%、15.25%、15%、14.75%、14.50%、14.25%、14%、13.75%、13.50%、13.25%、13%、12.75%、12.50%、12.25%、12%、11.75%、11.50%、11.25%、11%、10.75%、10.50%、10.25%、10%、9.75%、9.50%、9.25%、9%、8.75%、8.50%、8.25%、8%、7.75%、7.50%、7.25%、7%、6.75%、6.50%、6.25%、6%、5.75%、5.50%、5.25%、5%、4.75%、4.50%、4.25%、4%、3.75%、3.50%、3.25%、3%、2.75%、2.50%、2.25%、2%、1.75%、1.50%、1.25%、1%、0.9%、0.8%、0.7%、0.6%、0.5%、0.4%、0.3%、0.2%、0.1%、0.09%、0.08%、0.07%、0.06%、0.05%、0.04%、0.03%、0.02%、0.01%、0.009%、0.008%、0.007%、0.006%、0.005%、0.004%、0.003%、0.002%、0.001%、0.0009%、0.0008%、0.0007%、0.0006%、0.0005%、0.0004%、0.0003%、0.0002%、又は0.0001%(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)超である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の濃度は、重量比(w/w)、重量/容量比(w/v)、又は容量比(v/v)で、約0.0001%~約50%、約0.001%~約40%、約0.01%~約30%、約0.02%、約29%、約0.03%~約28%、約0.04%~約27%、約0.05%~約26%、約0.06%~約25%、約0.07%~約24%、約0.08%~約23%、約0.09%~約22%、約0.1%~約21%、約0.2%~約20%、約0.3%~約19%、約0.4%~約18%、約0.5%~約17%、約0.6%~約16%、約0.7%~約15%、約0.8%~約14%、約0.9%~約12%、約1%~約10%の範囲である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の濃度は、重量比(w/w)、重量/容量比(w/v)、又は容量比(v/v)で、約0.001%~約10%、約0.01%~約5%、約0.02%~約4.5%、約0.03%~約4%、約0.04%~約3.5%、約0.05%~約3%、約0.06%~約2.5%、約0.07%~約2%、約0.08%~約1.5%、約0.09%~約1%、約0.1%~約0.9%の範囲である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の量は、10g、9.5g、9.0g、8.5g、8.0g、7.5g、7.0g、6.5g、6.0g、5.5g、5.0g、4.5g、4.0g、3.5g、3.0g、2.5g、2.0g、1.5g、1.0g、0.95g、0.9g、0.85g、0.8g、0.75g、0.7g、0.65g、0.6g、0.55g、0.5g、0.45g、0.4g、0.35g、0.3g、0.25g、0.2g、0.15g、0.1g、0.09g、0.08g、0.07g、0.06g、0.05g、0.04g、0.03g、0.02g、0.01g、0.009g、0.008g、0.007g、0.006g、0.005g、0.004g、0.003g、0.002g、0.001g、0.0009g、0.0008g、0.0007g、0.0006g、0.0005g、0.0004g、0.0003g、0.0002g、又は0.0001g(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)以下である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の量は、0.0001g、0.0002g、0.0003g、0.0004g、0.0005g、0.0006g、0.0007g、0.0008g、0.0009g、0.001g、0.0015g、0.002g、0.0025g、0.003g、0.0035g、0.004g、0.0045g、0.005g、0.0055g、0.006g、0.0065g、0.007g、0.0075g、0.008g、0.0085g、0.009g、0.0095g、0.01g、0.015g、0.02g、0.025g、0.03g、0.035g、0.04g、0.045g、0.05g、0.055g、0.06g、0.065g、0.07g、0.075g、0.08g、0.085g、0.09g、0.095g、0.1g、0.15g、0.2g、0.25g、0.3g、0.35g、0.4g、0.45g、0.5g、0.55g、0.6g、0.65g、0.7g、0.75g、0.8g、0.85g、0.9g、0.95g、1g、1.5g、2g、2.5g、3g、3.5g、4g、4.5g、5g、5.5g、6g、6.5g、7g、7.5g、8g、8.5g、9g、9.5g、又は10g(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)超である。
いくつかの実施形態では、1種以上の化合物の量は、0.0001~10g、0.0005~9g、0.001~8g、0.005~7g、0.01~6g、0.05~5g、0.1~4g、0.5~4g、又は1~3gの範囲である。
いくつかの実施形態では、R鏡像異性体を含む医薬組成物は、S鏡像異性体を含まないか、又は実質的に含まない。
いくつかの実施形態では、S鏡像異性体を含む医薬組成物は、R鏡像異性体を含まないか、又は実質的に含まない。
いくつかの実施形態では、医薬組成物は、少なくとも又は約80、85、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99%のエナンチオマー過剰率の、R又はS鏡像異性体などの、本明細書で提供される化合物の特定の鏡像異性体を含む。いくつかの実施形態では、エナンチオマー過剰率は、少なくとも又は約90%である。いくつかの実施形態では、エナンチオマー過剰率は、少なくとも又は約95%である。いくつかの実施形態では、エナンチオマー過剰率は、少なくとも又は約98%である。いくつかの実施形態では、エナンチオマー過剰率は、少なくとも又は約99%である。
化合物は、幅広い用量範囲にわたって有効であり得る。例えば、成人ヒトの治療において、0.01~1000mg、0.5~100mg、1~50mg/日、及び5~40mg/日の用量が、使用されてもよい用量の例である。例示的な用量は、10~30mg/日である。正確な投与量は、投与経路、化合物が投与される形態、治療される被検者、治療される被検者の体重、及び主治医の選好及び経験に依存するであろう。
医薬組成物は、本明細書で提供される活性成分(すなわち、本開示の化合物)、又は薬学的に許容されるその塩及び/若しくは配位化合物、並びに1種以上の薬学的に許容される賦形剤、不活性固体希釈剤及び充填剤を含むがこれらに限定されないキャリア、希釈剤、滅菌水溶液及び種々の有機溶媒、浸透促進剤、可溶化剤、並びに補助剤を含有し得る。
以下に、非限定的で例示的な医薬組成物及びその調製方法が記載される。
経口投与用の医薬組成物。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される化合物、及び経口投与に好適な医薬賦形剤を含有する経口投与用の医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、実施形態は、(i)ある量(例えば、有効量)の化合物と、任意選択的に(ii)ある量の第2の薬剤と、(iii)経口投与に好適な医薬賦形剤と、を含有する、経口投与用の固体医薬組成物を提供する。いくつかの実施形態では、組成物は、(iv)ある量の第3の薬剤を更に含有する。
いくつかの実施形態では、医薬組成物は、経口摂取に好適な液体医薬組成物であってもよい。経口投与に好適な医薬組成物は、カプセル、カシェ、又は錠剤などの別個の投与形態として存在し得る、あるいは、所定量の活性成分を、粉末として又は顆粒で、溶液で、又は水性若しくは非水性の液体、水中油型エマルション、若しくは油中水型液体エマルション中の懸濁液としてそれぞれ含有する、液体又はエアゾールスプレーとして存在し得る。このような投与形態は、薬剤師の方法のいずれかによって調製し得るが、全ての方法は、活性成分をキャリアと結合させる工程を含み、これは、1種以上の必要な成分を構成する。一般に、組成物は、活性成分を液体キャリア又は超微粒状固体キャリア又はその両方と均一かつ密接に混合し、次に、必要に応じて、生成物を所望の状態に形成することによって調製される。例えば、錠剤は、場合により1種以上の補助的成分を用いて圧縮又は成形することによって調製され得る。圧縮された錠剤は、好適な機械で、場合により、結合剤、潤滑剤、不活性希釈剤、及び/又は表面活性剤若しくは分散剤などであるがこれらに限定されない賦形剤と混合される粉末又は顆粒などの自由流動形態の活性成分を圧縮することによって、調製され得る。成形された錠剤は、好適な機械で、不活性液体希釈剤で湿らせた粉末状化合物の混合物を成形することによって作製され得る。
本明細書で提供される実施形態は、水がいくつかの化合物の分解を促進し得るため、活性成分を含む無水医薬組成物及び投与形態を更に包含する。例えば、貯蔵寿命又は経時的な配合物の安定性などの特性を決定するために、長期保存をシミュレーションする手段として、医薬分野においては水を添加(例えば、5%)してもよい。無水医薬組成物及び投与形態は、無水又は低水分含有成分及び低水分若しくは低湿度条件を使用して調製され得る。ラクトースを含有する医薬組成物及び投与形態は、製造、包装、及び/又は保存中に水分及び/又は湿度と実質的に接触することが予想される場合、無水にされ得る。無水医薬組成物は、その無水の性質が維持されるように調製及び保存されてもよい。したがって、無水組成物は、好適な配合キットに含まれ得るように、水への曝露を防止することが知られている材料を使用して包装されてもよい。好適な包装の例としては、気密封止された箔、プラスチック等、単位用量容器、ブリスターパック、及びストリップパックが挙げられるが、これらに限定されない。
活性成分は、従来の医薬配合技術に従って、医薬キャリアと均質混和物中で組み合わされ得る。キャリアは、投与に所望される製剤の形態に応じて、多種多様な形態をとり得る。経口投与形態用の組成物を調製する際、経口液体製剤(懸濁液、溶液、エリキシル剤など)又はエアゾールの場合では、例えば、水、グリコール、油、アルコール、香料添加剤、防腐剤、着色剤等の、通常の医薬培養液のいずれがキャリアとして使用され得る、又は経口固体製剤の場合の場合では、デンプン、糖、微結晶セルロース、希釈剤、造粒剤、潤滑剤、結合剤、及び崩壊剤などのキャリアが、いくつかの実施形態ではラクトースの使用を用いることなく使用され得る。例えば、好適なキャリアとしては、粉末、カプセル、及び錠剤が、固体経口製剤で挙げられる。所望であれば、錠剤は、標準的な水性又は非水性技術によってコーティングされ得る。
医薬組成物及び投与形態での使用に好適な結合剤としては、トウモロコシデンプンと、ジャガイモデンプンと、又はその他のデンプンと、ゼラチンと、アカシア、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸、その他のアルギン酸塩、粉末トラガカント、グアーガム、セルロース及びその誘導体(例えば、エチルセルロース、酢酸セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム)、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロース、及びこれらの混合物などの天然及び合成ガムと、が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に開示される医薬組成物及び投与形態で使用するのに好適な充填剤の例としては、タルク、炭酸カルシウム(例えば、顆粒又は粉末)、微結晶セルロース、粉末セルロース、デキストロース、カオリン、マンニトール、ケイ酸、ソルビトール、デンプン、アルファ化デンプン、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
崩壊剤は、水性環境に曝露された場合に崩壊する錠剤を提供するために、本明細書で提供される組成物に使用されてもよい。崩壊剤が多過ぎると、提供された錠剤が容器内で崩壊する場合がある。崩壊剤が少な過ぎると、崩壊が発生するには不十分な場合があり、したがって、投与形態からの活性成分(複数可)の放出速度及び放出範囲が変動する場合がある。したがって、本明細書に開示される化合物の投与形態を形成するためには、活性成分(複数可)の放出を有害に変化させないよう、多過ぎも少な過ぎもしない十分な量の崩壊剤が使用されてもよい。使用される崩壊剤の量は、配合物の種類及び投与様式iに基づいて変更されてもよく、当業者に容易に認識可能であってもよい。約0.5~約15重量%の崩壊剤、又は約1~約5重量%の崩壊剤を医薬組成物中で使用してもよい。医薬組成物及び投与形態を形成するために使用し得る崩壊剤としては、寒天、アルギン酸、炭酸カルシウム、微結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ポラクリリンカリウム、グリコール酸ナトリウムデンプン、ジャガイモデンプン又はタピオカデンプン、その他のデンプン、アルファ化デンプン、その他のデンプン、粘土、その他のアルギン、その他のセルロース、ガム、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
医薬組成物及び投与形態を形成するために使用し得る潤滑剤としては、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、鉱油、軽油、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、ポリエチレングリコール、その他のグリコール、ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウム、タルク、水素添加植物油(例えば、ピーナッツ油、綿実油、ヒマワリ油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油、及び大豆油)、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸エチル、ラウレス酸エチル、寒天、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。追加の潤滑剤としては、例えば、シロイド(syloid)シリカゲル、合成シリカの凝固エアロゾール、又はこれらの混合物が挙げられる。潤滑剤は、場合により、医薬組成物の約1重量%未満の量で添加され得る。
水性懸濁液及び/又はエリキシル剤が経口投与に所望される場合、その中の活性成分は、種々の甘味剤又は香料添加剤、着色物質又は染料と組み合わされてもよく、所望であれば、水、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、及びこれらの種々の組み合わせとして、このような希釈剤と共に薬剤を乳化及び/又は沈殿させてもよい。
錠剤は、非コーティングされ得る、又は消化管における崩壊及び吸収を遅延させ、それによって、長期間にわたって持続的な作用を提供するために、周知の技術によってコーティングされ得る。例えば、モノステアリン酸グリセリン又はジステアリン酸グリセリンなどの時間遅延材料を用い得る。経口使用のための製剤はまた、活性成分が、不活性固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム若しくはカオリンと混合される硬質ゼラチンカプセルとして、又は活性成分が、水若しくは油媒体、例えばピーナッツ油、流動パラフィン若しくはオリーブ油と混合される軟質ゼラチンカプセルとして、提示され得る。
医薬組成物及び投与形態を形成するために使用し得る界面活性剤としては、親水性界面活性剤、親油性界面活性剤、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。すなわち、親水性界面活性剤の混合物を用いてもよく、親油性界面活性剤の混合物を用いてもよく、又は少なくとも1種の親水性界面活性剤と少なくとも1種の親油性界面活性剤との混合物を用いてもよい。
好適な親水性界面活性剤は、一般に、少なくとも10のHLB値を有してもよいが、好適な親油性界面活性剤は、一般に、約10以下のHLB値を有してもよい。非イオン性両親媒性化合物の相対親水性及び疎水性を特徴付けるために使用される実験的パラメータは、親水性-親油性バランス(「HLB」値)である。より低いHLB値を有する界面活性剤は、親油性又は疎水性がより高く、油中でより高い溶解度を有する一方で、より高いHLB値を有する界面活性剤は、より親水性であり、水溶液中でより高い溶解度を有する。
親水性界面活性剤は、一般に、約10超のHLB値を有する化合物であるもの、並びにHLBスケールが一般に適用可能ではないアニオン性、カチオン性、又は双性イオン性化合物であるものと考えられる。同様に、親油性(すなわち疎水性)界面活性剤は、約10以下のHLB値を有する化合物である。しかしながら、界面活性剤のHLB値は、工業用、医薬品用、及び化粧品用エマルションの配合を可能にするために一般的に使用されるおおざっぱな指針である。
親水性界面活性剤は、イオン性又は非イオン性のいずれかであってよい。好適なイオン性界面活性剤としては、アルキルアンモニウム塩、フシジン酸塩、アミノ酸の脂肪酸誘導体、オリゴペプチド、及びポリペプチド;アミノ酸のグリセリド誘導体、オリゴペプチド、及びポリペプチド;レシチン及び水素添加レシチン;リゾレシチン及び水素添加リゾレシチン;リン脂質及びこれらの誘導体;リゾリン脂質及びその誘導体;カルニチン脂肪酸エステル塩;アルキル硫酸塩;脂肪酸塩;ドクサートナトリウム;アシル乳酸;モノ-及びジ-グリセリドのモノ-及びジ-アセチル化酒石酸エステル;サクシニル化モノ-及びジ-グリセリド;モノ-及びジ-グリセリドのクエン酸エステル;並びにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
上記の群内で、イオン性界面活性剤としては、例として、レシチン、リゾレシチン、リン脂質、リゾリン脂質及びこれらの誘導体;カルニチン脂肪酸エステル塩;アルキル硫酸塩の塩;脂肪酸塩;ドクサートナトリウム;アシル乳酸;モノ-及びジ-グリセリドのモノ-及びジ-アセチル化酒石酸エステル;サクシニル化モノ-及びジ-グリセリド;モノ-及びジ-グリセリドのクエン酸エステル;並びにこれらの混合物が挙げられる。
イオン性界面活性剤は、イオン化形態のレシチン、リゾレシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジン酸、リゾホスファチジルセリン、PEG-ホスファチジルエタノールアミン、PVP-ホスファチジルエタノールアミン、脂肪酸の乳酸エステル、ステアロイル-2-乳酸、ステアロイル乳酸、スクシニル化モノグリセリド、モノ/ジグリセリドのモノ/ジアセチル化酒石酸エステル、モノ/ジグリセリドのクエン酸エステル、コリルサルコシン、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リシノール酸塩、リノール酸塩、リノレン酸、ステアリン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、テラセシル硫酸、ドクサート、ラウロイルカルニチン、パルミトイルカルニチン、ミリストイルカルニチン、並びにこれらの塩及び混合物であり得る。
親水性非イオン性界面活性剤としては、アルキルグルコシド;アルキルマルトシド;アルキルチオグルコシド;ラウリルマクロゴールグリセリド;ポリエチレングリコールアルキルエーテルなどのポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ポリエチレングリコールアルキルフェノールなどのポリオキシアルキレンアルキルフェノール;ポリエチレングリコール脂肪酸モノエステル及びポリエチレングリコール脂肪酸ジエステルなどのポリオキシアルキレンアルキルフェノール脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールグリセロール脂肪酸エステル;ポリグリセロール脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステルなどのポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル;グリセリド、植物油、硬化植物油、脂肪酸、及びステロールからなる群の少なくとも1つの員を有するポリオールの親水性エステル交換生成物;ポリオキシエチレンステロール、誘導体、及びこれらの類似体;ポリオキシエチル化ビタミン及びその誘導体;ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンブロックコポリマー;及びこれらの混合物;ポリエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステル及びトリグリセリド、植物油、及び水素添加植物油からなる群の少なくとも1つの員を有するポリオールの親水性エステル交換生成物を挙げても良いが、これらに限定されない。ポリオールは、グリセロール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、プロピレングリコール、ペンタエリスリトール、又は糖類であってもよい。
その他の親水性非イオン性界面活性剤としては、限定するものではないが、PEG-10ラウリン酸、PEG-12ラウリン酸、PEG-20ラウリン酸、PEG-32ラウリン酸、PEG-32ジラウリン酸、PEG-12オレイン酸、PEG-15オレイン酸、PEG-20オレイン酸、PEG-20ジオレイン酸、PEG-32オレイン酸、PEG-200オレイン酸、PEG-400オレイン酸、PEG-15ステアリン酸、PEG-32ジステアリン酸、PEG-40ステアリン酸、PEG-100ステアリン酸、PEG-20ジラウリン酸、PEG-25グリセリルトリオレイン酸、PEG-32ジオレイン酸、PEG-20グリセリルラウリン酸、PEG-30グリセリルラウリン酸、PEG-20グリセリルステアリン酸、PEG-20グリセリルオレイン酸、PEG-30グリセリルオレイン酸、PEG-30グリセリルラウリン酸、PEG-40グリセリルラウリン酸、PEG-40パーム核油、PEG-50硬化ヒマシ油、PEG-40ヒマシ油、PEG-35ヒマシ油、PEG-60ヒマシ油、PEG-40硬化ヒマシ油、PEG-60硬化ヒマシ油、PEG-60トウモロコシ油、PEG-6カプリン酸/カプリル酸グリセリド、PEG-8カプリル/カプリル酸グリセリド、ポリグリセリル-10ラウリン酸、PEG-30コレステロール、PEG-25フィトステロール、PEG-30大豆ステロール、PEG-20トリオレイン酸、PEG-40ソルビタンオレイン酸、PEG-80ソルビタンラウリン酸、ポリソルベート20、ポリソルベート80、POE-9ラウリルエーテル、POE-23ラウリルエーテル、POE-10オレイルエーテル、POE-20オレイルエーテル、POE-20ステアリルエーテル、トコフェリルPEG-100コハク酸、PEG-24コレステロール、オレイン酸ポリグリセリル-10、Tween40、Tween 60、スクロースモノステアリン酸、スクロースモノラウリン酸、スクロースモノパルミチン酸、PEG10-100ノニルフェノール系、PEG15-100オクチルフェノール系、及びポロキサマーが挙げられる。
好適な親油性界面活性剤としては、単なる例として、脂肪族アルコール;グリセロール脂肪酸エステル;アセチル化グリセロール脂肪酸エステル;低級アルコール脂肪酸エステル;プロピレングリコール脂肪酸エステル;ソルビタン脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステル;ステロール及びステロール誘導体;ポリオキシエチル化ステロール及びステロール誘導体;ポリエチレングリコールアルキルエーテル;糖エステル;糖エーテル;モノ-及びジ-グリセリドの乳酸誘導体;グリセリド、植物油、硬化植物油、脂肪酸及びステロールからなる群の少なくとも1つの員を有するポリオールの疎水性エステル交換生成物;油溶性ビタミン/ビタミン誘導体;並びにこれらの混合物が挙げられる。この群内で、好ましい親油性界面活性剤としては、グリセロール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、及びこれらの混合物が挙げられる、又は植物油、硬化植物油、及びトリグリセリドからなる群の少なくとも1つの員を有するポリオールの疎水性エステル交換生成物が挙げられる。
いくつかの実施形態では、組成物は、化合物の良好な可溶化及び/又は溶解を確実にし、かつ化合物の沈殿を最小限に抑えるための可溶化剤を含んでもよい。例えばこれは、非経口使用用組成物、例えば、注入用組成物に使用できる。可溶化剤はまた、親水性薬物及び/又は界面活性剤などのその他の成分の溶解度を増加させるために、又は組成物を安定若しくは均質な溶液若しくは分散液として維持するために、追加されてもよい。
好適な可溶化剤の例としては、以下の、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール及びこれらの異性体、グリセロール、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、トランスクトール、ジメチルイソソルビド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びその他のセルロース誘導体、シクロデキストリン及びシクロデキストリン誘導体などの、アルコール並びにポリオール;テトラヒドロフルフリルアルコールPEGエーテル(グリコフロール)又はメトキシPEGなどの、約200~約6000の平均分子量を有するポリエチレングリコールのエーテル;2-ピロリドン、2-ピペリドン、ε-カプロラクタム、N-アルキルピロリドン、N-ヒドロキシアルキルピロリドン、N-アルキルピペリドン、N-アルキルカプロラクタム、ジメチルアセトアミド及びポリビニルピロリドンなどの、アミド及びその他の窒素含有化合物;プロピオン酸エチル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリブチル、クエン酸トリエチル、オレイン酸エチル、カプリル酸エチル、酪酸エチル、トリアセチン、プロピレングリコールモノアセタート、プロピレングリコールジアセタート、εカプロラクトン及びこれらの異性体、δ-バレロラクトン及びこれらの異性体、β-ブチロラクトン及びこれらの異性体などのエステル;並びにジメチルアセトアミド、ジメチルイソソルビド、N-メチルピロリドン、モノオクタノイン、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、及び水などのその他の可溶化剤が挙げられるが、これらに限定されない。
可溶化剤の混合物もまた使用してもよい。例としては、トリアセチン、クエン酸トリエチル、オレイン酸エチル、カプリル酸エチル、ジメチルアセトアミド、N-メチルピロリドン、N-ヒドロキシエチルピロリドン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、エタノール、ポリエチレングリコール200-100、グリコフルロール、トランスクトール、プロピレングリコール、及びジメチルイソソルビドが挙げられるが、これらに限定されない。特に好ましい可溶化剤としては、ソルビトール、グリセロール、トリアセチン、エチルアルコール、PEG-400、グリコフロール、及びプロピレングリコールが挙げられる。
含まれ得る可溶化剤の量は、特に限定されない。所与の可溶化剤の量は、当業者によって容易に決定されてもよい、生物学的に許容可能な量に限定され得る。状況次第では、例えば、蒸留又は蒸発などの従来の技術を用いて被検者又はそれを必要とする被験者に組成物を提供する前に過剰な可溶化剤を除去して、薬物の濃度を最大化させるために、生物学的に許容可能な量を上回る可溶化剤の量を含むことが有利な場合がある。したがって、存在する場合、可溶化剤は、薬物とその他の賦形剤との組み合わせ重量に基づいて、10重量%、25重量%、50重量%、100重量%、又は最大約200重量%>の重量比であり得る。所望であれば、5%>、2%>、1%あるいはそれ未満などの、非常に少量の可溶化剤を使用することもできる。典型的には、可溶化剤は、約1重量%>~約100重量%、より典型的には約5重量%>~約25重量%>の量で存在してもよい。
組成物は、1種以上の薬学的に許容される添加剤及び賦形剤を更に含み得る。このような添加剤及び賦形剤としては、限定するものではないが、粘着性低下剤、消泡剤、緩衝剤、ポリマー、酸化防止剤、防腐剤、キレート化剤、粘度調節剤、等張化剤、風味剤、着色剤、着臭剤、乳白剤、懸濁化剤、結合剤、充填剤、可塑剤、潤滑剤、及びこれらの混合物が挙げられる。
加えて、酸又は塩基は、処理を促進するため、安定性を向上させるため、又はその他の理由のために、組成物中に配合されてもよい。薬学的に許容される塩基の例としては、アミノ酸、アミノ酸エステル、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、合成ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロカルサイト、水酸化アルミニウムマグネシウム、ジイソプロピルエチルアミン、エタノールアミン、エチレンジアミン、トリエタノールアミン、トリエチルアミン、トリイソプロパノールアミン、トリメチルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(トリス)等が挙げられる。酢酸、アクリル酸、アジピン酸、アルギン酸、アルカンスルホン酸、アミノ酸、アスコルビン酸、安息香酸、ホウ酸、酪酸、炭酸、クエン酸、脂肪酸、ギ酸、フマル酸、グルコン酸、ヒドロキノスルホン酸、イソアスコルビン酸、乳酸、マレイン酸、シュウ酸、パラ-ブロモフェニルスルホン酸、プロピオン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、ステアリン酸、コハク酸、タンニン酸、酒石酸、チオグリコール酸、トルエンスルホン酸、尿酸などの薬学的に許容される酸の塩である、塩基もまた好適である。リン酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、及びリン酸二水素ナトリウムなどの多水素酸の塩も使用し得る。塩基が塩である場合、カチオンは、アンモニウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属等の任意の便利かつ薬学的に許容されるカチオンであり得る。例としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム、及びアンモニウムが挙げられてもよいが、これらに限定されない。
好適な酸は、薬学的に許容される有機酸又は無機酸である。好適な無機酸の例としては、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硫酸、硝酸、ホウ酸、リン酸等が挙げられる。好適な有機酸の例としては、酢酸、アクリル酸、アジピン酸、アルギン酸、アルカンスルホン酸、アミノ酸、アスコルビン酸、安息香酸、ホウ酸、酪酸、炭酸、クエン酸、脂肪酸、ギ酸、フマル酸、グルコン酸、ヒドロキノスルホン酸、イソアスコルビン酸、乳酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、シュウ酸、パラ-ブロモフェニルスルホン酸、プロピオン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、ステアリン酸、コハク酸、タンニン酸、酒石酸、チオグリコール酸、トルエンスルホン酸、尿酸などが挙げられる。
注入用の医薬組成物。
いくつかの実施形態では、化合物、及び注入用に好適な医薬賦形剤を含有する注入用の医薬組成物が提供される。組成物中の薬剤の成分及び量は、本明細書に記載される通りである。
組成物が注入によって投与するために組み込まれてもよい形態としては、ゴマ油、トウモロコシ油、綿実油、若しくはピーナッツ油を含む、水性若しくは油性懸濁液、又はエマルション、並びにエリキシル剤、マンニトール、デキストロース、又は滅菌水溶液、及び類似の医薬溶剤が挙げられる。
生理食塩水中の水溶液もまた、通常、注入に使用されている。エタノール、グリセロール、プロピレングリコール、液体ポリエチレングリコール等(及びこれらの好適な混合物)、シクロデキストリン誘導体、及び植物油も使用されてもよい。適切な流動性は、分散の場合に必要な粒径を維持するため、例えば、レシチンなどのコーティングを使用することによって、及び界面活性剤の使用によって、維持し得る。微生物の作用の予防は、種々の抗菌剤及び抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸、チメロサール等によってもたらされ得る。
滅菌注入可能溶液は、ある量の化合物を、必要に応じて上記に列挙したような種々のその他の成分と共に適切な溶媒中に配合することによって調製され、続いて滅菌濾過される。一般に、分散液は、種々の滅菌された有効成分を、基本の分散培地及び上記で列挙したものからの必要とされるその他の成分を含有する繁殖不能容器内へと配合することによって、調整される。滅菌注入可能溶液の調製のための滅菌粉末の場合、特定の望ましい調製方法は、真空乾燥及び凍結乾燥技術であり、これは、活性成分の粉末と、その以前に滅菌濾過された溶液からの任意の追加の所望の成分と、をもたらす。
局所(例えば、経皮)送達用の医薬組成物。
いくつかの実施形態では、化合物、及び経皮送達用に好適な医薬賦形剤を含有する経皮送達用の医薬組成物が提供される。
組成物は、ゲル、水溶性ゼリー、クリーム、ローション、懸濁液、発泡体、粉末、スラリー、軟膏、溶液、油、ペースト、坐剤、スプレー、エマルション、食塩水溶液、ジメチルスルホキシド(DMSO)系溶液などの、局所投与又は局部投与に好適な固体、半固体、又は液体形態の製剤へと配合し得る。一般に、高密度のキャリアは、活性成分への長時間の曝露を伴う領域を提供することができる。対照的に、溶液配合物は、選択された領域への活性成分のより即時の曝露をもたらす場合がある。
医薬組成物はまた、皮膚の角質層透過性バリアにわたって治療分子の浸透を増加させるか、又は送達を補助することを可能にする化合物である、好適な固体又はゲル相キャリア又は賦形剤を含んでもよい。局部用配合物の当該技術分野において訓練されている者に周知のこれらの浸透促進分子の多くが存在する。
このようなキャリア及び賦形剤の例としては、保湿剤(例えば、尿素)、グリコール(例えば、プロピレングリコール)、アルコール(例えば、エタノール)、脂肪酸(例えば、オレイン酸)、界面活性剤(例えば、ミリスチン酸イソプロピル及びラウリル硫酸ナトリウム)、ピロリドン、モノラウリン酸グリセロール、スルホキシド、テルペン(例えば、メントール)、アミン、アミド、アルカン、アルカノール、水、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、種々の糖、デンプン、セルロース誘導体、ゼラチン、及びポリエチレングリコールなどのポリマーが挙げられるが、これらに限定されない。
方法で使用するための別の例示的な配合物は、経皮送達デバイス(「パッチ」)を用いる。このような経皮パッチを使用して、化合物の連続的又は不連続的注入を、別の薬剤を用いて又は用いずに、制御された量で提供してもよい。
医薬品を送達するための経皮パッチの構築及び使用は、当該技術分野において周知である。米国特許第5,023,252号、同第4,992,445号、及び同第5,001,139号を参照のこと。このようなパッチは、連続的、パルス的、又は必要に応じて医薬品の送達のために構築されてもよい。
吸入用の医薬組成物。
吸入又は送気用の組成物には、薬学的に許容される水性若しくは有機溶媒又はそれらの混合物中の溶液及び懸濁液、並びに粉末が含まれる。液体又は固体組成物は、上記のような好適な薬学的に許容される賦形剤を含有してもよい。好ましくは、組成物は、局所的又は全身的効果のために、経口又は鼻呼吸経路によって投与される。好ましくは、薬学的に許容される溶媒中の組成物は、不活性ガスの使用によって噴霧されてもよい。霧化された溶液は、噴霧デバイスから直接吸入されてもよく、又は噴霧デバイスは、フェイスマスクテント若しくは断続的な正圧呼吸機に取り付けられてもよい。溶液、懸濁液、又は粉末組成物は、配合物を適切な方法で送達するデバイスから、好ましくは経口的又は鼻的に投与されてもよい。
他の医薬組成物。
医薬組成物はまた、本明細書に記載される組成物、及び舌下、頬側、直腸、骨内、眼内、鼻孔内、硬膜外、又は鼻腔内投与に好適な1種以上の薬学的に許容される賦形剤から調製されてもよい。このような医薬組成物の調製は、当該技術分野において周知である。例えば、Anderson、Philip O.;Knoben、James E.;Troutman、William G、eds.、Handbook of Clinical Drug Data、Tenth Edition、McGraw-Hill、2002年;Pratt And Taylor、eds.、Principles of Drug Action、Third Edition、Churchill Livingston、New York、1990年;Katzung、ed.、Basic and Clinical Pharmacology、Ninth Edition、McGraw Hill、20037ybg;Goodman and Gilman、eds.The Pharmacological Basis Of Therapeutics、Tenth Edition、McGraw Hill、2001年;Remington Pharmaceutical Sciences、20th Ed.、Lippincott Williams & Wilkins、2000年;Martindale、The Extra Pharmacopoeia、Thirty-Second Edition(The Pharmaceutical Press、London、1999年)を参照のこと。
化合物又は医薬組成物の投与は、作用部位への化合物の送達を可能にする任意の方法によって行い得る。これらの方法としては、直腸投与、カテーテル若しくはステントによる局所送達を介した、又は吸入を介した、経口経路、十二指腸内経路、非経口注入(静脈内、動脈内、皮下、筋肉内、血管内、腹腔内又は注入を含む)、局部(例えば、経皮適用)が挙げられる。化合物はまた、脂肪内又は髄腔内に投与し得る。
投与される化合物の量は、治療される被検者、障害又は状態の重症度、投与速度、化合物の配置、及び処方医師の裁量に依存する。しかしながら、有効用量は、摂取量を1回で又は分割して、1日当たり体重kgあたり約0.001~約100mg、好ましくは1~約35mg/kg/日の範囲である。70kgのヒトでは、これは、約0.05~7g/日、好ましくは約0.05~約2.5g/日である。場合によっては、上記範囲の下限未満の投与量レベルは適切以上であり得るが、その他の場合では、例えば、このようなより多い用量を、1日全体にわたって投与するために数回の少量の用量へと分割することによって、いずれかの有害な副作用を引き起こすことなく、依然としてより多い用量が使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、化合物は、単回投与で投与される。
典型的には、このような投与は、薬剤を迅速に導入するために注入、例えば静脈注入によって行われ得る。しかしながら、経口などのその他の経路が適切に使用されてもよい。化合物の単回用量もまた、急性状態の治療に使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、化合物は、複数回投与される。投与は、1日当たり約1回、2回、3回、4回、5回、6回、又は6回を超えてもよい。投与は、約1ヶ月に1回、2週間毎に1回、1週間に1回、又は1日であってもよい。いくつかの実施形態では、化合物及び別の薬剤は、1日当たり約1回~約6回、一緒に投与される。いくつかの実施形態では、化合物及び薬剤の投与は、約7日未満継続する。更に別の実施形態では、投与は、約6、10、14、28日、2ヶ月、6ヶ月、又は1年を超えて継続する。場合によっては、必要に応じて連続投与が達成され、維持される。
化合物の投与は、必要な限り継続してもよい。いくつかの実施形態では、化合物は、1、2、3、4、5、6、7、14、又は28日を超えて投与される。いくつかの実施形態では、化合物は、28、14、7、6、5、4、3、2、又は1日未満で投与される。いくつかの実施形態では、化合物は、例えば、慢性効果の治療のために、進行中に長期にわたって投与される。
化合物は、直腸内、頬側、鼻孔内、及び経皮経路を含む類似した効用を有する薬剤の許容される投与様式のうちのいずれかによって、動脈内注入、静脈内、腹腔内、非経口、筋肉内、皮下、経口、局部的、又は吸入により、単回用量又は複数回用量のいずれかで投与されてもよい。
組成物はまた、例えば、ステントなどの含浸若しくはコーティングされたデバイス、又は動脈挿入された円筒状ポリマーを介して送達されてもよい。このような投与方法は、例えば、バルーン血管形成術などの処置後の再狭窄の予防又は改善を助けることができる。理論に束縛されるものではないが、化合物は、再狭窄に寄与する動脈壁内の平滑筋細胞の遊走及び増殖を遅らせる又は阻害することができる。化合物は、例えば、ステントの壁体から、ステントのグラフトから、移植片から、又はステントのカバー若しくはシースからの局所送達によって投与されてもよい。いくつかの実施形態では、化合物は、マトリックスと混合される。このようなマトリックスは、ポリマーマトリックスであってもよく、化合物をステントに結合する役割を果たし得る。このような使用に好適なポリマーマトリックスとしては、例えば、ポリラクチド、ポリカプロラクトングリコリド、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリアミノ酸、多糖類、ポリホスファゼン、ポリ(エーテル-エステル)コポリマー(例えば、PEO-PLLA)などのラクトン系ポリエステル又はコポリエステル;ポリジメチルシロキサン、ポリ(エチレン-酢酸ビニル)、アクリレート系ポリマー又はコポリマー(例えば、ポリヒドロキシエチルメタクリル酸メチル、ポリビニルピロリドン)、ポリテトラフルオロエチレン及びセルロースエステルなどのフッ素化ポリマーが挙げられる。好適なマトリックスは、非分解性であってもよく、又は時間と共に分解して、化合物又は化合物を放出してもよい。化合物は、ディップコーティング/スピンコーティング、スプレーコーティング、ディップコーティング、及び/又はブラシコーティングなどの種々の方法によってステントの表面に適用してもよい。化合物を溶媒中に適用してもよく、溶媒を蒸発させて、ステント上に化合物の層を形成してもよい。あるいは、化合物は、ステント又はグラフトの本体、例えば、マイクロチャネル又は微細孔内に配置されてもよい。埋め込まれた場合、化合物はステントの本体から外に拡散して動脈壁と接触する。このようなステントは、このような微細孔又はマイクロチャネルを含有するように製造されたステントを好適な溶媒中で化合物の溶液へと浸漬させ、続いて溶媒を蒸発させることによって調製してもよい。ステントの表面上の過剰な薬物は、追加の簡潔な溶媒洗浄を介して除去されてもよい。更にその他の実施形態では、化合物は、ステント又はグラフトに共有結合されてもよい。生体内で分解する共有結合性リンカーを使用して、化合物の放出をもたらしてもよい。エステル、アミド、又は無水物結合などの任意の生体不安定性結合を使用してもよい。化合物は、血管形成術中に使用されるバルーンから血管内に追加的に投与され得る。配合物の心膜又は外膜を介した化合物の血管外投与もまた、再狭窄を減少させるために行われても良い。
説明されるように使用されてもよい種々のステントデバイスが、例えば、以下の参照文献に開示されており、これらの全ては参照により本明細書に組み込まれる。米国特許第5451233号、同第5040548号、同第5061273号、同第5496346号、同第5292331号、同第5674278号、同第3657744号、同第4739762号、同第5195984号、同第5292331号、同第5674278号、同第5879382号、同第6344053号。
化合物は、用量で投与されてもよい。化合物の薬物動態学における被検者間変動に起因して、投与レジメンの個別化が最適な治療に必要であることが、当該技術分野において周知である。化合物の投与は、本開示に照らして日常的な実験によって見出すことができる。
化合物が1種以上の薬剤を含む組成物中に投与され、その薬剤が化合物の単位用量形態の薬剤よりも短い半減期を有するとき、化合物を適宜調整してもよい。
被験者となる医薬組成物は、例えば、錠剤、カプセル、ピル、粉末、持続放出製剤、溶液、及び懸濁液として、経口投与に好適な形態であってもよい、又は無菌溶液、懸濁液若しくはエマルションとして非経口注入用に好適な形態であってもよい、又は軟膏若しくはクリームとして局部用投与に好適な形態であってもよく、又は座薬として直腸投与に好適な形態であってもよい。医薬組成物は、正確な用量の単回投与に好適な単位投与形態であってもよい。医薬組成物は、従来の医薬キャリア又は賦形剤、及び化合物を活性成分として含み得る。加えて、それは、その他の薬又は医薬品、キャリア、補助剤等を含んでもよい。
例示的な非経口投与形態としては、滅菌水溶液中の活性化合物の溶液又は懸濁液、例えば、水性プロピレングリコール又はデキストロース溶液が挙げられる。所望であれば、このような投与形態を好適に緩衝し得る。
使用方法
いくつかの実施形態では、方法は、ある量、例えば治療有効量の化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を、被験者又はそれを必要とする被験者に投与することを含む。化合物の対象となる組み合わせの治療的に有効な量は、意図される用途(生体外又は生体内)、又は治療される被検者及び疾患状態、例えば、被検者の体重及び年齢、疾患状態の重症度、投与様式等によって異なってもよいが、これは、当業者によって容易に決定され得る。本用語はまた、標的細胞における特定の応答、例えば、標的タンパク質の増殖の低減又は活性の下方制御を誘導する用量にも適用される。特定の用量は、選択される特定の化合物、続く投与レジメン、それが、その他の化合物、投与のタイミング、投与される組織、及びそれが担持される物理的送達システムと組み合わせて投与されるかどうかにに応じて変動し得る。
本明細書で使用する場合、用語「IC50」とは、生物学的又は生化学的機能を阻害する阻害剤の最大半減阻害濃度を意味する。本定量的測定は、所与の生物学的プロセス(又はプロセスの構成要素、すなわち、酵素、細胞、細胞受容体、又は微生物)を半分まで阻害するために、特定の阻害剤がどれだけ必要とされるかを示す。換言すれば、物質の最大半減(50%)阻害濃度(IC)(50%IC又はIC50)である。EC50は、生体内で最大効果の50%>を得るために必要な血漿濃度を意味する。
いくつかの実施形態では、対象方法は、生体外アッセイで確認されるように、IC50値がほぼ所定値又は所定値未満であるCDK阻害剤を利用する。いくつかの実施形態では、CDK阻害剤は、約1nM以下、2nM以下、5nM以下、7nM以下、10nM以下、20nM以下、30nM以下、40nM以下、50nM以下、60nM以下、70nM以下、80nM以下、90nM以下、100nM以下、120nM以下、140nM以下、150nM以下、160nM以下、170nM以下、180nM以下、190nM以下、200nM以下、225nM以下、250nM以下、275nM以下、300nM以下、325nM以下、350nM以下、375nM以下、400nM以下、425nM以下、450nM以下、475nM以下、500nM以下、550nM以下、600nM以下、650nM以下、700nM以下、750nM以下、800nM以下、850nM以下、900nM以下、950nM以下、1μΜ以下、1.1μΜ以下、1.2μΜ以下、1.3μΜ以下、1.4μΜ以下、1.5μΜ以下、1.6μΜ以下、1.7μΜ以下、1.8μΜ以下、1.9μΜ以下、2μΜ以下、5μΜ以下、10μΜ以下、15μΜ以下、20μΜ以下、25μΜ以下、30μΜ以下、40μΜ以下、50μΜ、60μΜ、70μΜ、80μΜ、90μΜ、100μΜ、200μΜ、300μΜ、400μΜ、又は500μΜ以下(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)のIC50値で、CDKを阻害する。いくつかの実施形態では、CDK酵素はCDK9である。
いくつかの実施形態では、CDK酵素を阻害する対象方法は、本明細書に記載されるように、CDK酵素を有効量の化合物又はその薬学的に許容される塩と接触させることを含む。いくつかの実施形態では、CDK酵素はCDK9である。
いくつかの実施形態では、CDK阻害剤は、1つ、2つ、又は3つのその他のCDKに対するそのIC50値よりも、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、35、40、45、50、100、又は1000倍(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)低いIC50値で、CDKを選択的に阻害する。いくつかの実施形態では、CDK阻害剤は、CDK9阻害剤である。
いくつかの実施形態では、CDK阻害剤は、約1nM、2nM、5nM、7nM、10nM、20nM、30nM、40nM、50nM、60nM、70nM、80nM、90nM、100nM、120nM、140nM、150nM、160nM、170nM、180nM、190nM、200nM、225nM、250nM、275nM、300nM、325nM、350nM、375nM、400nM、425nM、450nM、475nM、500nM、550nM、600nM、650nM、700nM、750nM、800nM、850nM、900nM、950nM、1μΜ、1.1μΜ、1.2μΜ、1.3μΜ、1.4μΜ、1.5μΜ、1.6μΜ、1.7μΜ、1.8μΜ、1.9μΜ、2μΜ、5μΜ、10μΜ、15μΜ、20μΜ、25μΜ、30μΜ、40μΜ、50μΜ、60μΜ、70μΜ、80μΜ、90μΜ、100μΜ、200μΜ、300μΜ、400μΜ、又は500μΜ(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)未満のIC50値で、CDKを選択的に阻害し、当該IC50値は、1つ、2つ、又は3つのその他のCDKに対するそのIC50値よりも、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25、30、35、40、45、50、100、又は1000倍(又は上記の任意の2つの数によって定義される範囲の数、及びそれらの数を含む範囲の数)低い。いくつかの実施形態では、CDK阻害剤は、CDK9阻害剤である。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物は、被験者におけるCDK酵素を阻害するために使用され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の提供される医薬組成物は、被験者におけるCDK酵素を阻害するために使用され、この使用は、有効量の記載される1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者におけるCDK酵素を阻害する配合物の製造における、本明細書に記載の化合物の使用が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者におけるCDK酵素を阻害するための、本明細書に記載の医薬組成物の使用が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。いくつかの実施形態では、CDK酵素はCDK9である。
対象方法は、CDKに関連する疾患又は障害の状態を治療するのに有用である。CDKの異常な活性又は発現レベルから直接又は間接的に生じるいずれかの疾患又は障害の状態は、意図される疾患又は障害の状態であり得る。いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、CDKに関連する疾患又は障害の状態を治療するための当該方法は、本明細書に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を被験者に投与することを含む。
CDKに関連する異なる疾患又は障害の状態が報告されている。CDKは、例えば、自己免疫疾患、神経変性(パーキンソン病、アルツハイマー病及び虚血など)、炎症性疾患、ウイルス感染、及び癌、例えば、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌などに関与している。
そのような状態の非限定的な例として、棘細胞腫、腺房細胞癌、聴神経腫、末端黒子型黒色腫、先端汗腺腫、急性好酸球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、急性リンパ性白血病、急性巨核芽球性白血病、急性単球性白血病、成熟を伴う急性骨髄芽球性白血病、急性骨髄性樹状細胞白血病、急性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病、急性前骨髄球性白血病、アダマンチノーマ、腺癌、腺様嚢胞癌、腺腫、腺様歯原性腫瘍、副腎皮質癌、成人T細胞白血病、侵攻性NK細胞性白血病、AIDS関連癌、AIDS関連リンパ腫、胞状軟部肉腫、エナメル上皮繊維腫、肛門癌、未分化大細胞リンパ腫、甲状腺未分化癌、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫、血管筋脂肪腫、血管肉腫、虫垂癌、星状細胞腫、非定型奇形腫様ラブドイド腫瘍、基底細胞癌、Basal-like型癌、B細胞白血病、B細胞リンパ腫、ベリーニ管癌、胆道癌、膀胱癌、芽細胞腫、骨癌、骨腫瘍、脳幹神経膠腫、脳腫瘍、乳癌、ブレンナー腫瘍、気管支腫瘍、細気管支肺胞癌、褐色腫、バーキットリンパ腫、原発部位不明の癌、カルチノイド腫瘍、癌腫、上皮内癌、陰茎癌、原発部位不明の癌腫、癌肉腫、キャッスルマン病、中枢神経系胚芽腫、小脳星状細胞腫、大脳星状細胞腫、子宮頸癌、胆管癌、軟骨腫、軟骨肉腫、脊索腫、絨毛癌、脈絡叢乳頭腫、慢性リンパ性白血病、慢性単球性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性骨髄増殖性疾患、慢性好中球性白血病、透明細胞腫瘍、結腸癌、大腸癌、頭蓋咽頭腫、皮膚T細胞リンパ腫、デゴス病、隆起性皮膚繊維肉腫、類皮嚢腫、繊維形成性小円形細胞腫瘍、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、胚芽異形成性神経上皮腫瘍、胚性癌腫、内胚葉洞腫瘍、子宮体癌、子宮内膜癌、子宮内膜性腫瘍、腸症関連T細胞リンパ腫、上衣芽腫、上衣腫、類表皮癌、類上皮肉腫、赤白血病、食道癌、感覚神経芽腫、ユーイング腫瘍、ユーイング肉腫、ユーイング肉腫、頭蓋外胚細胞腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、肝外胆管癌、乳房外パジェット病、卵管癌、胎児封入奇形、線維腫、線維肉腫、濾胞性リンパ腫、濾胞性甲状腺癌、胆嚢癌、胆嚢癌、神経節膠腫、神経節神経腫、胃癌、胃リンパ腫、胃腸癌、消化管カルチノイド腫瘍、消化管間質腫瘍、消化管間質腫瘍、胚細胞腫瘍、胚細胞腫、妊娠性絨毛癌、妊娠性絨毛腫瘍、骨巨細胞腫、多形性膠芽腫、神経膠腫症、グロムス腫瘍、グルカゴノーマ、性腺芽腫、顆粒膜細胞腫、有毛細胞白血病、頭頸部癌、頭頸部癌、心臓癌、b-サラセミア及び鎌状赤血球症(SCD)などの異常ヘモグロビン症、血管芽細胞腫、血管外皮細胞腫、血管肉腫、血液悪性腫瘍、肝細胞癌、肝脾T細胞リンパ腫、遺伝性乳癌卵巣癌症候群、ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫、下咽頭癌、視床下部膠腫、炎症性乳癌、眼内黒色腫、膵島細胞癌、膵島細胞腫瘍、若年性骨髄単球性白血病、カポジ肉腫、カポジ肉腫、腎臓癌、クラッキン腫瘍、クルケンベルグ腫瘍、喉頭癌、喉頭癌、悪性黒子型黒色腫、白血病、口唇及び口腔癌、脂肪肉腫、肺癌、黄体腫、リンパ管腫、リンパ管肉腫、リンパ上皮腫、リンパ性白血病、リンパ腫、マクログロブリン血症、悪性線維性組織球腫、悪性線維性組織球腫、骨の悪性線維性組織球腫、悪性神経膠腫、悪性中皮腫、悪性末梢神経鞘腫瘍、悪性ラブドイド腫瘍、悪性トリトン腫瘍、MALTリンパ腫、マントル細胞リンパ腫、マスト細胞白血病、肥満細胞症、縦隔胚細胞腫瘍、縦壁腫瘍、甲状腺髄様癌、髄芽細胞腫、髄芽細胞腫、髄上皮腫、黒色腫、黒色腫、髄膜腫、メルケル細胞癌、中皮腫、中皮腫、原発不明の転移性頸部扁平上皮癌、転移性尿路上皮癌、ミュラー管混合腫瘍、単球性白血病、口腔癌、粘液性腫瘍、多発性内分泌腫瘍症候群、多発性骨髄腫、多発性骨髄腫、菌状息肉腫、菌状息肉腫、骨髄異形成症、骨髄異形成症候群、骨髄性白血病、骨髄性肉腫、骨髄増殖性疾患、粘液腫、鼻腔癌、鼻咽頭癌、鼻咽頭癌、新生物、神経鞘腫、神経芽細胞腫、神経芽細胞腫、神経繊維腫、神経腫、結節型黒色腫、非ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、非黒色腫皮膚癌、非小細胞肺癌、眼腫瘍学、乏突起星細胞腫、乏突起神経膠腫、好酸性腺腫、視神経鞘髄膜腫、口腔癌、口腔癌、口腔咽頭癌、骨肉腫、骨肉腫、卵巣癌、卵巣癌、上皮性卵巣癌、卵巣胚細胞腫瘍、卵巣低悪性度腫瘍、乳房パジェット病、パンコースト腫瘍、膵臓癌、膵臓癌、甲状腺乳頭癌、乳頭腫症、傍神経節腫、副鼻腔癌、副甲状腺癌、陰茎癌、血管周囲類上皮細胞腫瘍、咽頭癌、褐色細胞腫、中分化の松果体実質腫瘍、松果体芽細胞腫、下垂体細胞腫、下垂体腺腫、下垂体腫瘍、形質細胞新生物、胸膜肺芽腫、多胚腫、前駆Tリンパ芽球性リンパ腫、原発性中枢神経系リンパ腫、原発性滲出液リンパ腫、原発性肝細胞癌、原発性肝癌、原発性腹膜癌、原始神経外胚葉性腫瘍、前立腺癌、腹膜偽粘液腫、直腸癌、腎細胞癌、第15染色体上のNUT遺伝子に関連する呼吸器癌腫、網膜芽細胞腫、横紋筋腫、横紋筋肉腫、リヒタートランスフォーメーション、仙尾部奇形腫、唾液腺癌、肉腫、神経鞘腫症、脂腺癌、続発性新生物、セミノーマ、漿液性腫瘍、セルトリ・レイディッヒ細胞腫、性索間質性腫瘍、セザリー症候群、印環細胞癌、皮膚癌、小青色円形細胞腫瘍、小細胞癌、小細胞肺癌、小細胞性リンパ腫、小腸癌、軟部組織肉腫、ソマトスタチノーマ、煤煙性いぼ、脊髄腫瘍、脊椎腫瘍、脾臓辺縁帯リンパ腫、扁平上皮癌、胃癌、表在拡大型黒色腫、テント上原始神経外胚葉性腫瘍、表面上皮間質腫瘍、滑膜肉腫、T細胞急性リンパ芽球性白血病、T細胞大顆粒リンパ球性白血病、T細胞白血病、T細胞リンパ腫、T細胞前リンパ球性白血病、奇形腫、末期リンパ腺癌、精巣癌、卵胞膜細胞腫、喉頭癌、胸腺癌、胸腺腫、甲状腺癌、腎盂及び尿管の移行上皮癌、移行上皮癌、尿膜管癌、尿道癌、泌尿生殖器腫瘍、子宮肉腫、ブドウ膜黒色腫、膣癌、ヴェルナー・モリソン症候群、疣状癌、視経路グリオーマ、外陰癌、ワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症、ワルティン腫瘍、ウィルムス腫瘍、又はこれらの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、当該方法は、腫瘍血管新生、関節リウマチなどの慢性炎症性疾患、アテローム性動脈硬化症、炎症性腸疾患、乾癬、湿疹、及び強皮症などの皮膚疾患、糖尿病、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢黄斑変性、血管腫、神経膠腫、黒色腫、カポジ肉腫、並びに卵巣癌、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌、及び類表皮癌からなる群から選択される疾患を治療するためのものである。
他の実施形態では、当該方法は、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌、卵巣癌、子宮癌、又は子宮頸癌から選択される疾患を治療するためのものである。いくつかの実施形態では、当該方法は、被験者又はそれを必要とする被験者に、本明細書に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
他の実施形態では、当該方法は、白血病、例えば、急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、有毛細胞白血病、骨髄異形成症、骨髄増殖性疾患、急性骨髄性白血病(AML)、慢性骨髄性白血病(CML)、肥満細胞症、慢性リンパ性白血病(CLL)、多発性骨髄腫(MM)、骨髄異形成症候群(MDS)、又は類表皮癌から選択される疾患を治療するためのものである。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害の治療のための使用における、本明細書に記載の化合物が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害の治療のための使用における、本明細書に記載の医薬組成物が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療する配合物の製造における、本明細書に記載の化合物の使用が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害の治療のための本明細書に記載の医薬組成物の使用であって、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。いくつかの実施形態では、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害は、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、癌の治療のための使用における、本明細書に記載の化合物が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、癌の治療のための使用における、本明細書に記載の医薬組成物が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、癌を治療する配合物の製造における、本明細書に記載の化合物の使用が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の化合物、薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを、被験者に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、被験者又はそれを必要とする被験者における、癌の治療のための本明細書に記載の医薬組成物の使用が提供され、この使用は、有効量の本明細書に記載の1種以上の医薬組成物を、被験者に投与することを含む。いくつかの実施形態では、癌は、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である。
本開示の化合物、並びにそれらを含む医薬組成物は、単独で、又は医学療法と組み合わせて、記載された疾患のいずれかを治療するために投与することができる。医学療法としては、例えば、手術及び放射線療法(例えば、ガンマ線照射、中性子線放射線療法、電子線放射線療法、陽子線療法、近接照射療法、全身放射性同位体)が挙げられる。
他の態様では、本開示の化合物、並びにそれを含む医薬組成物は、単独で、又は1つ以上の他の薬剤と組み合わせて、記載された疾患のいずれかを治療するために投与することができる。
他の方法では、本開示の化合物、並びにそれを含む医薬組成物は、核内受容体作用物質のアゴニストと組み合わせて投与することができる。
他の方法では、本開示の化合物、並びにそれを含む医薬組成物は、核内受容体作用物質のアンタゴニストと組み合わせて投与することができる。
他の方法では、本開示の化合物、並びにそれを含む医薬組成物は、抗増殖剤と組み合わせて投与することができる。
併用療法
癌及び他の増殖性疾患を治療するために、化合物は、化学療法剤、核受容体のアゴニスト若しくはアンタゴニスト、又は他の抗増殖剤と組み合わせて使用することができる。化合物はまた、手術又は、ガンマ線照射、中性子線放射線療法、電子線放射線療法、陽子線療法、近接照射療法、全身放射性同位体などの放射線療法と組み合わせて使用され得る。好適な化学療法薬の例としては、アバレリクス、アルデスロイキン、アレムツズマブ、アリトレチノイン、アロプリノール、全トランス型レチノイン酸、アルトレタミン、アナストロゾール、三酸化ヒ素、アスパラギナーゼ、アザシチジン、ベンダムスチン、ベバシズマブ、ベキサロテン、ブレオマイシン、ボルテゾムビ(bortezombi)、ボルテゾミブ、ブスルファン静注、ブスルファン経口、カルステロン、カペシタビン、カルボプラチン、カルムスチン、セツキシマブ、クロラムブシル、シスプラチン、クラドリビン、クロファラビン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダルテバリンナトリウム、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、デニロイキン、デニロイキンジフチトクス、デクスラゾキサン、ドセタキセル、ドキソルビシン、プロピオン酸ドロモスタノロン、エクリズマブ、エピルビシン、エルロチニブ、エストラムスチン、リン酸エトポシド、エトポシド、エキセメスタン、クエン酸フェンタニル、フィルグラスチム、フロクスウリジン、フルダラビン、フルオロウラシル、フルベストラント、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブオゾガマイシン、酢酸ゴセレリン、酢酸ヒストレリン、イブリツモマブチウキセタン、イダルビシン、イホスファミド、メシル酸イマチニブ、インターフェロンアルファ-2a、イリノテカン、トシル酸ラパチニブ、レナリドマイド、レトロゾール、ロイコボリン、酢酸リューブロリド、レバミゾール、ロムスチン、メクロレタミン、酢酸メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メトキサレン、マイトマイシンC、ミトタン、ミトキサントロン、フェンプロピオン酸ナンドロロン、ネララビン、ノフェツモマブ、オキサリプラチン、パクリタキセル、パミドロネート、パノビノスタット、パニツムマブ、ペグアスパラガーゼ、ペグフィルグラスチム、ペメトレキセド二ナトリウム、ペントスタチン、ピポブロマン、プリカマイシン、プロカルバジン、キナクリン、ラスブリカーゼ、リツキシマブ、ルキソリチニブ、ソラフェニブ、ストレプトゾシン、スニチニブ、リンゴ酸スニチニブ、タモキシフェン、テモゾロミド、テニポシド、テストラクトン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、トポテカン、トレミフェン、トシツモマブ、トラスツズマブ、トレチノイン、ウラシルマスタード、バルルビシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビノレルビン、ボリンスタット(vorinstat)、及びゾレドロネートのうちいずれかが挙げられる。
いくつかの実施形態では、化合物は、エピジェネティック調節因子を標的とする治療薬と組み合わせて使用することができる。エピジェネティック調節因子の例としては、ブロモドメイン阻害剤、ヒストンリジンメチルトランスフェラーゼ阻害剤、ヒストンアルギニンメチルトランスフェラーゼ阻害剤、ヒストンデメチラーゼ阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤、ヒストンアセチラーゼ阻害剤、及びDNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤が挙げられる。ヒストンデアセチラーゼ阻害剤として、例えば、ボリノスタットが挙げられる。ヒストンアルギニンメチルトランスフェラーゼ阻害剤として、PRMT5、PRMT1、及びPRMT4などのタンパク質アルギニンメチルトランスフェラーゼ(PRMT)の阻害剤が挙げられる。DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤として、DNMT1及びDNMT3の阻害剤が挙げられる。
癌及び他の増殖性疾患を治療するために、化合物は、JAKキナーゼ阻害剤(例えば、ルキソリチニブ)、PI3K-デルタ選択性及び広域スペクトルPI3K阻害剤を含むPI3キナーゼ阻害剤、MEK阻害剤、CDK4/6阻害剤及びCDK9阻害剤を含むサイクリン依存性キナーゼ阻害剤、BRAF阻害剤、mTOR阻害剤、プロテアソーム阻害剤(例えば、ボルテゾミブ、カルフィルゾミブ)、HDAC阻害剤(例えば、パノビノスタット、ボリノスタット)、DNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤、デキサメタゾン、ブロモ及びエクストラターミナルファミリーメンバーであるBTK阻害剤(例えば、イブルチニブ、アカルブルチニブ)、BCL2阻害剤(例えば、ベネトクラクス)、BCL2ファミリー二重阻害剤(例えば、BCL2/BCLxL)、PARP阻害剤、FLT3阻害剤、又はLSD1阻害剤などの標的療法と組み合わせて使用することができる。
いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、PD-1の阻害剤、例えば、抗PD-1モノクローナル抗体である。いくつかの実施形態では、抗PD-1モノクローナル抗体は、ニボルマブ、ペンブロリズマブ(MK-3475としても知られる)、又はPDR001である。いくつかの実施形態では、抗PD-1モノクローナル抗体は、ニボルマブ又はペンブロリズマブである。いくつかの実施形態では、抗PD1抗体はペンブロリズマブである。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、PD-L1の阻害剤、例えば、抗PD-L1モノクローナル抗体である。いくつかの実施形態では、抗PD-L1モノクローナル抗体は、アテゾリズマブ、デュルバルマブ、又はBMS-935559である。いくつかの実施形態では、免疫チェックポイント分子の阻害剤は、CTLA-4の阻害剤、例えば、抗CTLA-4抗体である。いくつかの実施形態では、抗CTLA-4抗体はイピリムマブである。
いくつかの実施形態では、薬剤は、アルキル化剤、プロテアソーム阻害剤、コルチコステロイド、又は免疫調節剤である。アルキル化剤の例としては、シクロホスファミド(CY)、メルファラン(MEL)、及びベンダムスチンが挙げられる。いくつかの実施形態では、プロテアソーム阻害剤はカルフィルゾミブである。いくつかの実施形態では、コルチコステロイドはデキサメタゾン(DEX)である。いくつかの実施形態では、免疫調節剤は、レナリドミド(LEN)又はポマリドミド(POM)である。
自己免疫又は炎症状態を治療するために、化合物は、トリアムシノロン、デキサメタゾン、フルオシノロン、コルチゾン、プレドニゾロン、又はフルメトロンなどのコルチコステロイドと組み合わせて投与され得る。
自己免疫又は炎症状態を治療するために、化合物は、フルオノロンアセトニド(Retisert(登録商標))、リメキソロン(AL-2178、Vexol、Alcon)、又はシクロスポリン(Restasis(登録商標))などの免疫抑制剤と組み合わせて投与され得る。
いくつかの実施形態では、化合物は、本明細書で提供される疾患、障害、又は状態の防止(防止する又は防止している)又は予防の方法で使用される。いくつかの実施形態では、化合物は、本明細書で提供される状態又は疾患の再発を防止するために使用される。
本開示はまた、以下の非限定的な実施形態を提供する。
1. 式(I)若しくは式(II)を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、
式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5、O、又はSであり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9又はNであり、
R1は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~14員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
このとき、R1は、1、2、3、4、5、6、7、又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9は、それぞれ独立して、H、D、ハロ、オキソ、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C1~6ハロアルキル、C1~6ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、NO2、ORa1、SRa1、NHORa1、C(O)Ra1、C(O)NRa1Ra1、C(O)ORa1、OC(O)Ra1、OC(O)NRa1Ra1、NHRa1、NRa1Ra1、NRa1C(O)Ra1、NRa1C(O)ORa1、NRa1C(O)NRa1Ra1、C(=NRa1)Ra1、C(=NRa1)NRa1Ra1、NRa1C(=NRa1)NRa1Ra1、NRa1C(=NOH)NRa1Ra1、NRa1C(=NCN)NRa1Ra1、NRa1S(O)Ra1、NRa1S(O)2Ra1、NRa1S(O)2NRa1Ra1、S(O)Ra1、S(O)NRa1Ra1S(O)2Ra1、SF5、P(O)Ra1Ra1、P(O)(ORa1)(ORa1)、B(ORa1)2及びS(O)2NRa1Ra1から選択され、
R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9が、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~14員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8又はR9は、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C3~C7スピロ環式環を形成し、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
各Ra1は、独立して、H、D、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Ra1が、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Ra1は、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRd置換基で任意に置換されており、
各Rb置換基は、独立して、D、ハロ、オキソ、C1~4アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C1~4ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、OH、NH2、NO2、NHORc、ORc、SRc、C(O)Rc、C(O)NRcRc、C(O)ORc、OC(O)Rc、OC(O)NRcRc、C(=NRc)NRcRc、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、SF5、P(O)RcRc、P(O)(ORc)(ORc)、NHRc、NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、NRcS(O)(=NRc)Rc、NRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRc、S(O)Rc、S(O)NRcRc、S(O)2Rc又はS(O)2NRcRcから選択され、
Rbが、C1~4アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C1~4ハロアルコキシ、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~14員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rbは、1、2、又は3個の独立して選択されたRd置換基で任意に置換されており、
各Rcは、独立して、H、D、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Rcが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rcは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、ハロ、CN、NHORg、ORg、SRg、C(O)Rg、C(O)NRgRg、C(O)ORg、OC(O)Rg、OC(O)NRgRg、NHRg、NRgRg、NRgC(O)Rg、NRgC(O)NRgRg、NRgC(O)ORg、C(=NRg)NRgRg、NRgC(=NRg)NRgRg、NRgC(=NOH)NRgRg、NRgC(=NCN)NRgRg、SF5、P(O)RgRg、P(O)(ORg)(ORg)、S(O)Rg、S(O)NRgRg、S(O)2Rg、NRgS(O)2Rg、NRgS(O)2NRgRg、及びS(O)2NRgRgから選択され、
Rfが、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rfは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRn置換基で任意に置換されており、
各Rnは、独立して、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、ハロ、CN、Ro、NHORo、ORo、SRo、C(O)Ro、C(O)NRoRo、C(O)ORo、OC(O)Ro、OC(O)NRoRo、NHRo、NRoRo、NRoC(O)Ro、NRoC(O)NRoRo、NRoC(O)ORo、C(=NRo)NRoRo、NRoC(=NRo)NRoRo、NRoC(=NOH)NRoRo、NRoC(=NCN)NRoRo、SF5、P(O)RoRo、P(O)(ORo)(ORo)、S(O)Ro、S(O)NRoRo、S(O)2Ro、NRoS(O)2Ro、NRoS(O)2NRoRo、及びS(O)2NRoRoから選択され、
各Rdは、独立して、D、オキソ、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、ハロ、C3~10シクロアルキル、C6~10アリール、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、CN、NH2、NHORe、ORe、SRe、C(O)Re、C(O)NReRe、C(O)ORe、OC(O)Re、OC(O)NReRe、NHRe、NReRe、NReC(O)Re、NReC(O)NReRe、NReC(O)ORe、C(=NRe)NReRe、NReC(=NRe)NReRe、NReC(=NOH)NReRe、NReC(=NCN)NReRe、SF5、P(O)ReRe、P(O)(ORe)(ORe)、S(O)Re、S(O)NReRe、S(O)2Re、NReS(O)2Re、NReS(O)2NReRe、及びS(O)2NReReから選択され、
Rdが、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C6~10アリール、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rdは、1、2、又は3個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Reは、独立して、H、D、CN、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Reが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Reは、1、2又は3個の独立して選択されたRg置換基で任意に置換されており、
各Rgは、独立して、H、D、C1~6アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルから選択され、
Rgが、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルであるとき、Rgは、1、2又は3個の独立して選択されたRP置換基で任意に置換されており、
各RPは、独立して、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル、及び(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキル、ハロ、CN、NHORr、ORr、SRr、C(O)Rr、C(O)NRrRr、C(O)ORr、OC(O)Rr、OC(O)NRrRr、NHRr、NRrRr、NRrC(O)Rr、NRrC(O)NRrRr、NRrC(O)ORr、C(=NRr)NRrRr、NRrC(=NRr)NRrRr、NRrC(=NOH)NRrRr、NRrC(=NCN)NRrRr、SF5、P(O)RrRr、P(O)(ORr)(ORr)、S(O)Rr、S(O)NRrRr、S(O)2Rr、NRrS(O)2Rr、NRrS(O)2NRrRr、及びS(O)2NRrRrから選択され、
各Ro又はRrは、独立して、H、D、C1~4アルキル、C3~6シクロアルキル、C6~10アリール、5又は6員ヘテロアリール、C1~4ハロアルキル、C2~4アルケニル、及びC2~4アルキニルから選択され、
Ro又はRrが、C1~4アルキル、C3~6シクロアルキル、C6~10アリール、5又は6員ヘテロアリール、C2~4アルケニル、及びC2~4アルキニルであるとき、Ro又はRrは、1、2又は3個の独立して選択されたRq置換基で任意に置換されており、
各Rqは、独立して、D、OH、CN、-COOH、NH2、ハロ、C1~6アルキル、C1~6ハロアルキル、C1~6アルコキシ、C1~6ハロアルコキシ、C1~4アルキルチオ、フェニル、5~6員ヘテロアリール、C3~6シクロアルキル、4~6員ヘテロシクロアルキル、-CONHR12、-NHC(O)R12、-OC(O)R12、-C(O)OR12、-C(O)R12、-SO2R12、-NHSO2R12、-SO2NHR12及びNR12R12から選択され、
Rqが、C1~6アルキル、フェニル、4~6員ヘテロシクロアルキル又は5~6員ヘテロアリールであるとき、Rqは、OH、CN、-COOH、NH2、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル又は4~6員ヘテロシクロアルキルで任意に置換されており、
各R12は、独立して、C1~6アルキルである、化合物。
2. 化合物が、
を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、
式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5であり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9であり、
R1は、C3~10シクロアルキル又は4~10員ヘテロシクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、C1~6ハロアルキル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R3は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、C1~6ハロアルキル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R4は、H、D、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
R5は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
R7は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
R9は、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~6シクロアルキル、又は4~6員ヘテロシクロアルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
Rbは、C1~4アルキル、5~10員ヘテロアリール、4~14員ヘテロシクロアルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、OH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、
各Rcが、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであるとき、Rcは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、実施形態1に記載の化合物。
3. 化合物が、
を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、
式中、
X1、X2、及びX3は、それぞれ独立して、N又はCR3であり、
A1は、N又はC-R4であり、
B1は、C-R6R7、N-R5であり、
A2は、N-R8、S、又はOであり、
B2は、C-R9であり、
R1は、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
R2は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R3は、H、D、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、
R4は、H、D、C1~6アルキル、又はC1~6アルコキシであり、
R5は、C1~6アルキル、又はC1~6アルコキシであり、
又は、R4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R6は、C1~6アルキルであり、
R7は、C1~6アルキルであり、
又は、R6及びR7は、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~7スピロ環式環を形成し、
R8は、C1~6アルキルであり、
R9は、C1~6アルキルであり、
又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5、6、又は7員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
Rbは、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、NRcS(O)(=NRc)Rc、NRcS(O)2Rc、又はNRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、
各Rcが、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであるとき、Rcは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN、C1~4アルキル、又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、実施形態1に記載の化合物。
4. X1がNである、実施形態1~3に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
5. X2がNである、実施形態1~4のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
6. X3がNである、実施形態1~5のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
7. X1がCR3である、実施形態1~6のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
8. X2がCR3である、実施形態1~7のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
9. X3がCR3である、実施形態1~8のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
10. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、又は4個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている、実施形態1~9のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
11. R1が、C3~7シクロアルキルであり、1、2、3、又は4個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されている、実施形態10に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
12. R1が、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、実施形態11に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
13. C5~6シクロアルキルが、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルである、実施形態12に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
14. R1上の1個のRb置換基が、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである、実施形態10~13のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
15. NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcが、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、Rcが、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルのとき、Rcは、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている、実施形態14に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
16. Rf置換基が、独立して、ハロゲン、CN、又はORgである、実施形態15に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
17. Rgが、独立して、H、又はC1~6アルキルである、実施形態16に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
18. R1上の1個のRb置換基が、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である、実施形態10~13のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
19. R2が、H、ハロゲン(好ましくは、Cl)、又はC1~6アルキル(好ましくは、CH3)である、実施形態1~18のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
20. R2が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3又はCH2CH3である、実施形態1~19のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
21. R3が、H又はハロゲン、好ましくはFである、実施形態1~20のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
22. 当該化合物が、式(I)の化合物である
式(I)、実施形態1~21のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
23. A1がNである、実施形態22に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
24. A1がC-R4である、実施形態22に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
25. B1がC-R6R7である、実施形態22~24のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
26. B1がN-R5である、実施形態22~24のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
27. B1がOである、実施形態22~24のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
28. B1がSである、実施形態22~24のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
29. R4がHである、実施形態24~28のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
30. R4が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態24~28のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
31. R5が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、実施形態26に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
32. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態24若しくは26のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
33. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、任意に置換された5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態32に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
34. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態33に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
35. R6が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3であり、R7が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態25に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
36. R6及びR7が、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~C7スピロ環式環を形成する、実施形態25に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
37. C4~C7スピロ環式環が、スピロシクロペンタン環である、実施形態36に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
38. 当該化合物が、式(II)の化合物である
実施形態1~21のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
39. A2がN-R8である、実施形態38に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
40. A2がSである、実施形態38に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
41. A2がOである、実施形態38に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
42. B2がC-R9である、実施形態38~41のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
43. B2がNである、実施形態38~41のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
44. R8が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態39に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
45. R9が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、実施形態42に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
46. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態39若しくは42のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
47. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態46に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
48. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態47に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
49. 化合物が、
の式を有する化合物、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、変数が実施形態1に定義されるとおりである、実施形態1に記載の化合物。
50. 化合物が式(III)の式を有し、X1がNであり、X2がCR3であり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
51. 化合物が式(III)の式を有し、X1がCR3であり、X2がNであり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
52. 化合物が式(III)の式を有し、X1がCR3であり、X2がCR3であり、X3がNである、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
53. 化合物が式(III)の式を有し、X1がCR3であり、X2がCR3であり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
54. 化合物が式(IV)の式を有し、X1がNであり、X2がCR3であり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
55. 化合物が式(IV)の式を有し、X1がCR3であり、X2がNであり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
56. 化合物が式(IV)の式を有し、X1がCR3であり、X2がCR3であり、X3がNである、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
57. 化合物が式(IV)の式を有し、X1がCR3であり、X2がCR3であり、X3がCR3である、実施形態49に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
58. R2が、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態49~57のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
59. R2が、ハロゲン、又はC1~6アルキルである、実施形態49~57のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
60. R2が、C1~6アルキルである、実施形態49~57のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
61. R2が、クロロ又はフルオロである、実施形態49~57のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
62. R4が、H又はC1~6アルキルであり、R5が、C1~6アルキルであり、又はR4及びR5は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
63. R4がHである、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
64. R4が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
65. R5が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
66. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
67. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、任意に置換された5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、式(III)の実施形態49~53のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
68. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態67に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
69. R2が、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態62~68のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
70. R2が、ハロゲン、又はC1~6アルキルである、実施形態62~68のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
71. R2が、C1~6アルキルである、実施形態62~68のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
72. R2が、クロロ又はフルオロである、実施形態62~68のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
73. 化合物が式(III)の化合物を有し、R1が、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、実施形態49~53及び58~72のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
74. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(III)の実施形態49~53及び58~72のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
75. R1が、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(III)の実施形態49~53及び58~72のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
76. R1が、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(III)の実施形態49~53及び58~72のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
77. R1が、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(III)の実施形態49~53及び58~72のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
78. R1上の1個のRb置換基が、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである、実施形態73のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
79. NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcが、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている、実施形態78に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
80. Rf置換基が、独立して、ハロゲン、CN、又はORgである、実施形態79に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
81. Rgが、独立して、H、又はC1~6アルキルである、実施形態80に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
82. R1上の1個のRb置換基が、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である、実施形態73~77のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
83. R8が、C1~6アルキルであり、R9が、C1~6アルキルであり、又は、R8及びR9は、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成し、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、式(IV)の実施形態49若しくは54~57のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
84. R8が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、式(IV)の実施形態49、54~57、及び83のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
85. R9が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、式(IV)の実施形態49、54~57、及び83のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
86. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、式(IV)の実施形態49、54~57、及び83のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
87. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態86に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
88. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態87に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
89. R2が、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態83~88のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
90. R2が、ハロゲン、又はC1~6アルキルである、実施形態83~88のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
91. R2が、C1~6アルキルである、実施形態83~88のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
92. R2が、クロロ又はフルオロである、実施形態83~88のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
93. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、式(IV)の実施形態49、54~57、及び83~92のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
94. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(IV)の実施形態49、54~57及び83~92のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
95. R1が、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(IV)の実施形態49、54~57及び83~92のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
96. R1が、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(IV)の実施形態49、54~57及び83~92のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
97. R1が、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、式(IV)の実施形態49、54~57及び83~92のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
98. R1上の1個のRb置換基が、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである、実施形態93~97のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
99. NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcが、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている、実施形態98に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
100. Rf置換基が、独立して、ハロゲン、CN、又はORgである、実施形態99に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
101. Rgが、独立して、H、又はC1~6アルキルである、実施形態100に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
102. R1上の1個のRb置換基が、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である、実施形態93~97のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
103. 各R3が、独立して、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態49~102のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
104. 各R3が、独立して、H又はハロゲン、好ましくは、Cl又はFである、実施形態49~102のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
105. R3のうち1つのみが、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルであり、残りがHである、実施形態49~102のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
106. R3のうち1つがハロゲン、好ましくはCl又はFであり、残りがHである、実施形態49~102のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
107. 化合物が、
の式を有する、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物であって、変数が実施形態1に定義されるとおりである、実施形態1に記載の化合物。
108. R2が、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態107に記載の式(V)~(XII)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
109. R2が、ハロゲン、又はC1~6アルキルである、実施形態106に記載の式(V)~(XII)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
110. R2が、C1~6アルキルである、実施形態106に記載の式(V)~(XII)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
111. R2が、クロロ又はフルオロである、実施形態106に記載の式(V)~(XII)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
112. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1、2、3、4、5、6、7又は8個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換されており、
各Rbは、独立して、C1~4アルキル、NRcC(=NRc)NRcRc、NRcC(=NOH)NRcRc、NRcC(=NCN)NRcRc、NRcC(O)Rc、NRcC(O)ORc、NRcC(O)NRcRc、NRcS(O)Rc、又はNRcS(O)2Rc、NRcS(O)2NRcRcであり、
各Rcは、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されており、
各Rfは、独立して、ハロゲン、CN又はORgであり、
各Rgは、独立して、H又はC1~6アルキルである、実施形態107~111のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
113. R1が、C3~10シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、実施形態107~111のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
114. R1が、C3~7シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、実施形態107~111のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
115. R1が、C5~6シクロアルキルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、実施形態107~111のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
116. R1が、シクロペンタニル又はシクロヘキサニルであり、1個のRb置換基で任意に置換されている、実施形態107~111のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
117. R1上の1個のRb置換基が、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである、実施形態112~116のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
118. NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcが、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている、実施形態117に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
119. Rf置換基が、独立して、ハロゲン、CN、又はORgである、実施形態118に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
120. Rgが、独立して、H、又はC1~6アルキルである、実施形態119に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
121. R1上の1個のRb置換基が、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である、実施形態112~116のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
122. 当該化合物が、式(V)、式(VI)、式(VII)、又は式(XI)の化合物である
実施形態107~121のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
123. A1がNである、実施形態122に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
124. A1がC-R4である、実施形態122に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
125. B1がC-R6R7である、実施形態122~124のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
126. B1がN-R5である、実施形態122~124のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
127. B1がOである、実施形態122~124のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
128. B1がSである、実施形態122~124のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
129. R4がHである、実施形態124~128のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
130. R4が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態124~128のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
131. R5が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、実施形態126に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
132. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態124若しくは126のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
133. R4及びR5が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、任意に置換された5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態132に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
134. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態133に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
135. R6が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3であり、R7が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態125に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
136. R6及びR7が、これら両方が結合している炭素原子と共に、C4~C7スピロ環式環を形成する、実施形態125に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
137. C4~C7スピロ環式環が、スピロシクロペンタン環である、実施形態136に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
138. 当該化合物が、式(VIII)、式(IX)、式(X)、又は式(XII)の化合物である
実施形態107~121のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
139. A2がN-R8である、実施形態138に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
140. A2がSである、実施形態138に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
141. A2がOである、実施形態138に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
142. B2がC-R9である、実施形態138~141のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
143. B2がNである、実施形態138~141のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
144. R8が、C1~6アルキル、好ましくは、CH3である、実施形態139に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
145. R9が、C1~6アルキル、好ましくは、CH(CH3)2である、実施形態142に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
146. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1、2、3、4又は5個の独立して選択されたRb置換基で任意に置換された、5又は6員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態139若しくは142のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
147. R8及びR9が、これらが結合している原子と共に、1又は2個のRb置換基で任意に置換された、5員ヘテロシクロアルキル環を形成する、実施形態146に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
148. 1又は2個のRb置換基が、C1~4アルキル、好ましくはCH3である、実施形態147に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
149. R3が、H、OH、ハロゲン、CN、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、C1~6アルコキシル、又は4~14員ヘテロシクロアルキルである、実施形態107~148のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
150. R3が、H又はハロゲン、好ましくは、Cl又はFである、実施形態107~148のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
151. R1が、
であり、nは0又は1であり、Rbは、実施形態1で定義されるとおりである、実施形態1~13、19~77、83~97、103~116、及び122~150のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
152. R1上の1個のRb置換基が、NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRcである、実施形態151に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
153. NRcC(O)Rc、NRcC(O)NRcRc、又はNRcS(O)2NRcRc中のRcが、独立して、H、C1~6アルキル、C3~10シクロアルキル、4~10員ヘテロシクロアルキル、又は(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキルであり、1、2、3、4、又は5個の独立して選択されたRf置換基で任意に置換されている、実施形態152に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
154. Rf置換基が、独立して、ハロゲン、CN、又はORgである、実施形態153に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
155. Rgが、独立して、H、又はC1~6アルキルである、実施形態154に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
156. R1上の1個のRb置換基が、アセタミド(-NHC(O)CH3)、3-ヒドロキシブタンアミド(-NHC(O)CH2CH(OH)CH3)、プロピオンアミド(-NHC(O)CH2CH3)、2-メトキシアセタミド(-NHC(O)CH2-OCH3)、2-シアノアセタミド(-NHC(O)CH2-CN)、1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド、
2-(チアゾール-4-イル)アセタミド、
メチルスルホンアミド(-NSO2CH3)、3-メチルウレイド(-NC(O)NHCH3)、3-メトキシウレイド(-NC(O)NHOCH3)、3,3-ジメチルウレイド(-NC(O)N(CH3)2)、又は3-エチルウレイド(-NC(O)NHCH2CH3)、モルホリン-4-カルボキシアミド、すなわち、
又は4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、すなわち、
である、実施形態1~155のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
157. 化合物が、
の式を有する、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
158. 化合物が、
の式を有し、
式中、
R2は、Me又はOMeであり、
R3は、H、D、又はFであり、
R4は、H又はC1~3アルキルであり、
R5は、イソプロピル、-CF3(CH)CH3、-C3~6シクロアルキル、又は-CH2-(C3-6シクロアルキル)であり、
Rbは、NHCOR13又はCNであり、
R13は、H又は任意に置換されたC1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルである、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
159. 化合物が、
の式を有する、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
160. 化合物が、
の式を有し、
式中、
R2は、H、D、ハロゲン、又はMeであり、
R3は、H、D、又はFであり、
R10は、H、D、Me、又はC1~3ハロアルキルであり、
R11は、H、D、Me、又はC1~3ハロアルキルであり、
Rbは、NHCOR14であり、
R14は、H、-CH2CN、又は任意に置換されたC1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C6~10アリール、C3~10シクロアルキル、5~10員ヘテロアリール、4~10員ヘテロシクロアルキル、C6~10アリール-C1~4アルキル、C3~10シクロアルキル-C1~4アルキル、(5~10員ヘテロアリール)-C1~4アルキル-又は(4~10員ヘテロシクロアルキル)-C1~4アルキルである、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
161. 化合物が、
の式を有する、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
162. 化合物が、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-[(1-ヒドロキシシクロプロパンカルボニル)アミノ]-シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-(チアゾール-4-イル)アセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミド-シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-(メタンスルホンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド、
N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]モルホリン-4-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)-シクロヘキシル)-4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-メチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3,3-ジメチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-エチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-メトキシウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール-7-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(3-ヒドロキシブタンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)シクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(メチルスルホンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7’-フルオロ-2’-メチルスピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]-5’-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピルベンゾ[c]イソチアゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-プロピオンアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-イソブチルアミドシクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-(ジメチルアミノ)アセタミド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
メチル((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(メチルスルホンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(1-フルオロシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(1-ヒドロキシシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-1-メチルアゼチジン-3-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-((1r,3R)-3-ヒドロキシシクロブタン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-ヒドロキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-(オキセタン-3-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(1-シクロプロピル-4-フルオロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(1-(シクロプロピルメチル)-4-フルオロ-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(S)-N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(3-メチルウレイド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)モルホリン-4-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-4-メチルピペラジン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]-3-[(メチルスルホンイミドイル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド、
(1S,3R)-N1-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-N3-メチルシクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド、
3-シアノ-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(1-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(1-フルオロシクロプロパン-1-カルボキシアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-2-メトキシニコチンアミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-5-メチルイソキサゾール-3-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-6-メチルニコチンアミド、
(1S,3R)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-3-(2-メトキシアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-5-メチルイソキサゾール-3-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-2-メトキシニコチンアミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)モルホリン-4-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(3-エチルウレイド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)アゼチジン-1-カルボキサミド、
メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1-メチル-1H-ピラゾール-3-イル)メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(2,2-ジフルオロシクロプロピル)メチル((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(P1)、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(P2)、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メトキシピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(9-フルオロ-4,4-ジメチル-3,4-ジヒドロ-1H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-c][1,4]オキサジン-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド、
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドからなる群から選択される、実施形態1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物。
163. 実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩若しくは溶媒和物と、任意選択的に医薬的に許容される賦形剤と、を含む、医薬組成物。
164. 医薬組成物が、少なくとも90%のエナンチオマー過剰率の化合物の1つの鏡像異性体、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む、実施形態163に記載の医薬組成物。
165. 医薬組成物が、少なくとも95%のエナンチオマー過剰率の化合物の1つの鏡像異性体、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む、実施形態163に記載の医薬組成物。
166. 医薬組成物が、少なくとも98%のエナンチオマー過剰率の化合物の1つの鏡像異性体、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む、実施形態163に記載の医薬組成物。
167. 医薬組成物が、少なくとも99%のエナンチオマー過剰率の化合物の1つの鏡像異性体、又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を含む、実施形態163に記載の医薬組成物。
168. CDK酵素を阻害する方法であって、CDK酵素を、有効量の実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物、又は実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物と接触させることを含む、方法。
169. CDK酵素がCDK9である、実施形態168に記載の方法。
170. 被験者又はそれを必要とする被験者における異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療する方法であって、被験者に、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物、又は実施形態163~167のいずれか1つの医薬組成物を投与することを含む、方法。
171. 異常なCDK活性に関連する疾患又は障害が、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である、実施形態170に記載の方法。
172. 被験者又はそれを必要とする被験者における癌を治療する方法であって、被験者に、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を投与することを含む、方法。
173. 癌が、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である、実施形態172に記載の方法。
174. 被験者におけるCDK酵素を阻害するための使用における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、化合物。
175. 被験者におけるCDK酵素を阻害するための使用における、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、医薬組成物。
176. 被験者におけるCDK酵素を阻害する配合物の製造における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、使用。
177. 被験者におけるCDK酵素を阻害するための実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、使用。
178. CDK酵素がCDK9である、実施形態174~177のいずれか1つに記載の使用。
179. 被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療するための使用における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、化合物。
180. 被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療するための使用における、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、医薬組成物。
181. 被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療する配合物の製造における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、使用。
182. 被験者又はそれを必要とする被験者における、異常なCDK活性に関連する疾患又は障害を治療するための、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、使用。
183. 異常なCDK活性に関連する疾患又は障害が、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である、実施形態179~182のいずれか1つに記載の使用。
184. 被験者又はそれを必要とする被験者における、癌を治療するための使用における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、化合物。
185. 被験者又はそれを必要とする被験者における、癌を治療するための使用における、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、医薬組成物。
186. 被験者又はそれを必要とする被験者における、癌を治療する配合物の製造における、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態1~162のいずれか1つに記載の化合物又は薬学的に許容される塩、溶媒和物、医薬組成物、又はそのプロドラッグを投与することを含む、使用。
187. 被験者又はそれを必要とする被験者における、癌を治療するための、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物の使用であって、その使用が、被験者に、有効量の、実施形態163~167のいずれか1つに記載の医薬組成物を投与することを含む、使用。
188. 癌が、結腸癌、乳癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、卵巣癌、前立腺癌、慢性リンパ性白血病、リンパ腫、骨髄腫、急性骨髄性白血病、又は膵臓癌である、実施形態183~187のいずれか1つに記載の使用。
以下の実施例は、本明細書に記載の方法及び組成物を例示するものであって、限定するものではない。本明細書に開示される治療、合成、及び他の実施形態において通常遭遇する様々な条件及びパラメータの他の好適な改変及び修正は、実施形態の趣旨及び範囲内である。
本明細書で提供される化合物は、例えば、表A及び表1~8に例示又は特定されている、実施例1~88を含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物は、トリフルオロ酢酸(「TFA」)塩形態で作製され得るが、TFA塩形態は、塩形態の非限定的な例であり、化合物は、他の塩形態で作製することもできる。例えば、実施例1~27、43~46、48、50~75、76-1、76-2、77~79、及び81~88は、TFA塩形態で調製される。
合成
塩を含む本開示の化合物は、既知の有機合成手法を使用して調製することができ、多数の可能な合成経路のいずれかに従って合成することができる。
本開示の化合物を調製するための反応は、好適な溶媒中で実施することができ、これは、有機合成の当業者によって容易に選択することができる。好適な溶媒は、反応が実行される温度、例えば、溶媒の凍結温度から溶媒の沸騰温度までの範囲であり得る温度において、出発材料(反応物)、中間体、又は生成物と実質的に非反応性であり得る。所与の反応は、1つの溶媒又は2つ以上の溶媒の混合物中で実施することができる。特定の反応工程に応じて、特定の反応工程に好適な溶媒を、当業者によって選択することができる。
本開示の化合物の調製は、様々な化学基の保護及び脱保護を含み得る。保護及び脱保護の必要性、並びに適切な保護基の選択は、当業者によって容易に決定され得る。保護基の化学的性質は、例えば、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、T.W.Greene and P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,3rd.Ed.,Wiley & Sons,Inc.,New York(1999)に見出され得る。
反応は、当該技術分野で既知の任意の好適な方法に従って監視することができる。例えば、生成物の形成は、核磁気共鳴分光法(例えば、1H又は13C)、赤外線分光法、分光光度法(例えば、UV可視)、若しくは質量分析などの分光学的手段によって、又は、高速液体クロマトグラフィー(「HPLC」)若しくは薄層クロマトグラフィーなどのクロマトグラフィーによって、監視することができる。
本明細書で使用されるとき、「周囲温度」、「室温」、「RT」、及び「r.t.」の表現は、当該技術分野において理解され、一般に、反応が実行される室内の温度付近である温度、例えば反応温度、例えば、約20℃~約30℃の温度を指す。
本開示の化合物は、文献で知られている多数の調製反応を使用して調製することができる。以下のスキームは、本明細書で提供される化合物の調製に関連する一般的なガイダンスを提供する。当業者は、様々な化合物を調製するために有機化学の一般的な知識を使用して、スキームに示される調製物を修正又は最適化できることを理解するであろう。化合物を調製するための例示的な合成方法は、以下のスキームに提供される。
一般スキーム
式(I)又は式(II)の化合物は、任意選択的に保護された二環式化合物又は三環式化合物1-1又は1-2から調製することができ、スキームIに示されるように、式中、Y1は、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である。1-1又は1-2は、M1が、ボロン酸、ボロネートエステル、トリフルオロホウ酸カリウム、又はSn(Bu)3又はZnなどの適切に置換された金属である、1-3と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム触媒の存在下)下でカップリングし、式(I)又は式(II)の化合物を得ることができる。
あるいは、1-1又は1-2は、適切な1-4又は1-5(例えば、M2がB(OH)2、Bpin、BF3K、Sn(Bu)3、又はZnである)に変換された後、Y2がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である1-6と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム(0)触媒の存在下)下でカップリングし、式(I)又は式(II)の化合物を得ることができる。
化合物を合成するためのいくつかの中間体は、スキームIIに示されるように調製することができる。Y2が、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)、又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である任意選択的に置換された2-アミノピリジン2-1を、Boc保護アミノ酸2-2と、標準的なアミド形成条件下(例えば、HATU、HOBt、又はPyBOPなどのカップリング剤の存在下でDIPEA又はトリメチルアミンなどの適切な塩基と処理)でカップリングすることができる。2-3のY2であるハロ(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロ基(例えば、OTf又はOMs)は、適切な置換された金属2-4(例えば、M2は、B(OH)2、Bpin、BF3K、Sn(Bu)3又はZn)に、標準的な条件下(例えば、ビス(ピナコラト)ジボロンなどのジホウ素試薬、ジクロロ[ビス(トリフェニルホスホラニル)]パラジウム又はビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと酢酸カリウムなどの塩基との錯体などのパラジウム触媒の存在下)で、変換することができる。化合物2-5又は2-6は、スキームIに記載の方法を使用して中間体2-4から合成することができる。2-5又は2-6上のBoc保護基を、酸性条件下(例えば、TFA又はHCl)で除去して、中間体2-7又は2-8を得ることができる。
式(I)又は式(II)のいくつかの化合物は、スキームIIIに示されるように調製することができる。中間体2-7又は2-8は、カルボン酸3-1と、標準的なアミド形成条件下(例えば、HATU、HOBt、又はPyBOPなどのカップリング剤の存在下でDIPEA又はトリメチルアミンなどの適切な塩基と処理)でカップリングし、化合物3-2又は3-3を得ることができる。
式(I)又は式(II)のいくつかの化合物は、スキームIVに示されるように調製することができる。アミン2-7又は2-8は、塩化スルホニル4-1と、様々な方法(例えば、ピリジン又はトリメチルアミンなどの適切な塩基で、及び任意に4-ジメチルアミノピリジンなどの触媒を用いて処理)によってカップリングし、化合物4-2又は4-3を得ることができる。
式(I)又は式(II)のいくつかの化合物は、スキームVに示されるように調製することができる。中間体2-7又は2-8は、アミン5-1と、標準的な尿素形成条件下(例えば、アミン2-7又は2-8を、DIPEA又はトリメチルアミンなどの適切な塩基で、CDI又はトリホスゲンなどのカップリング剤の存在下で処理し、続いてアミン5-1を添加する)でカップリングし、化合物3-2又は3-3を得ることができる。
化合物を作製するためのいくつかの中間体は、スキームVIに示されるように調製することができる。Y1がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)、又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である、任意選択的に置換されたアニリン6-1は、ラクタム6-2と、トリエチルアミン及びPOCl3との処理下でカップリングし、化合物6-3を得ることができる。Cs2CO3、CuSO4などの塩基の存在下で、化合物6-3を三環式生成物6-4に変換することができる。
スキームVIIに示されるように、中間体7-3は、Y1が、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)、又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である、ヒドラジン7-1とケトン7-2の、酸性条件下(例えば、溶媒としてHOAC)でのカップリングによって調製することができる。
スキームVIIIに示されるように、中間体8-2は、Y1が、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)、又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である、アニリン8-1とケトン7-2を、MeSO2NH2及びSOCl2による処理下で使用して、調製することができる。
化合物を作製するためのいくつかの中間体は、スキームIXに示されるように調製することができる。N-クロロスクシンイミド、N-ブロモスクシンイミド、Br2、又はN-ヨードスクシンイミドなどの好適な試薬による化合物9-1のハロゲン化により、ハロゲン化物9-2を得ることができる。標準的な鈴木条件下(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)での9-2とボロン酸エステル9-3とのカップリングにより、化合物9-4を得ることができる。化合物9-4中の二重結合は、標準的な水素付加条件下(例えば、PtO2及びH2などの触媒の存在下)で還元し、化合物9-5を得ることができる。
化合物を作製するためのいくつかの中間体は、スキームXに示されるように調製することができる。LDAなどの適切な塩基の存在下での化合物9-1のケトン10-1とのカップリングにより、アルコール10-2を得ることができる。トリフルオロ酢酸/トリエチルシランを使用した10-2の脱酸素により、化合物10-3を得ることができる。
式(I-A)の化合物は、任意選択的に保護された二環式化合物又は三環式化合物11-1から調製することができ、スキームIに示されるように、式中、Y1は、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である。化合物11-1は、M1が、ボロン酸、ボロネートエステル、トリフルオロホウ酸カリウム、又はSn(Bu)3又はZnなどの適切に置換された金属である、1-3と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム触媒の存在下)下でカップリングし、式(I-A)の化合物を得ることができる。
あるいは、化合物11-1は、適切な化合物11-2(例えば、M2がB(OH)2、Bpin、BF3K、Sn(Bu)3、又はZnである)に変換された後、Y2がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である1-6と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム(0)触媒の存在下)下でカップリングし、式(I-A)の化合物を得ることができる。
式(XIII)の化合物は、化合物12-4から調製することができ、スキームXIIに示されるように、式中、Y1は、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である。Y1がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)、又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である、任意選択的に置換されたアニリン12-1は、ラクタム12-2と、トリエチルアミン及びPOCl3との処理下でカップリングし、化合物12-3を得ることができる。Cs2CO3、CuSO4などの塩基の存在下で、化合物12-3を三環式生成物12-4に変換することができる。化合物12-4は、M1が、ボロン酸、ボロネートエステル、トリフルオロホウ酸カリウム、又はSn(Bu)3又はZnなどの適切に置換された金属である、1-3と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム触媒の存在下)下でカップリングし、式(XIII)の化合物を得ることができる。
あるいは、化合物12-4は、適切な化合物12-5(例えば、M2がB(OH)2、Bpin、BF3K、Sn(Bu)3、又はZnである)に変換された後、Y2がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である1-6と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム(Spalladium)触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム(0)触媒の存在下)下でカップリングし、式(XIII)の化合物を得ることができる。
式(II-A)の化合物は、任意選択的に保護された二環式化合物又は三環式化合物13-1から調製することができ、スキームIに示されるように、式中、Y1は、ハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である。化合物13-1は、M1が、ボロン酸、ボロネートエステル、トリフルオロホウ酸カリウム、又はSn(Bu)3又はZnなどの適切に置換された金属である、1-3と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム触媒の存在下)下でカップリングし、式(II-A)の化合物を得ることができる。
あるいは、化合物13-1は、適切な化合物13-2(例えば、M2がB(OH)2、Bpin、BF3K、Sn(Bu)3、又はZnである)に変換された後、Y2がハロゲン(例えば、Cl、Br、又はI)又は擬ハロゲン(例えば、OTf又はOMs)である1-6と、標準的な鈴木条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、ジクロロメタンと塩基(例えば、炭酸塩塩基)の錯体などのパラジウム触媒の存在下)、又は標準的なスティル条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などのパラジウム(0)触媒の存在下)、又は標準的な根岸条件(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)又は[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム(0)触媒の存在下)下でカップリングし、式(II-A)の化合物を得ることができる。
化合物の例:
実施例1:(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
工程1:5-ブロモ-7-フルオロ-3-ヨード-2-メチル-インダゾール
5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール(102mg、0.45mmol)のジクロロメタン(「DCM」)(1mL)中溶液を、窒素(「N2」)下で含有するセプタム付き4mLバイアルに、ピリジン(54μL、0.67mmol)、続いて(ジアセトキシヨード)ベンゼン(172mg、0.53mmol)を投入した。反応混合物を30℃で30分間撹拌した。反応混合物にヨウ素(136mg、0.53mmol)を投入し、30℃で20時間撹拌した。反応混合物に追加のピリジン(25μL、0.31mmol)及び(ジアセトキシヨード)ベンゼン(72mg、0.22mmol)を豆乳し、30℃で10分間撹拌した。次いで、混合物にヨウ素(56mg、0.22mmol)を投入し、30℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)、飽和Na2SO3(5mL)、飽和NaHCO3(5mL)で希釈し、DCM(2×30mL)で抽出した。有機層を、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下において濃縮した。粗固体をDCM(2×2mL)ですすぎ、液体をフラッシュカラムクロマトグラフィー(「FCC」)(12g SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→20%、DCM中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を、残りの固体と合わせて、5-ブロモ-7-フルオロ-3-ヨード-2-メチル-インダゾール(146mg、0.41mmol、収率92%)を灰白色の固体として得た。液体クロマトグラフィー-質量分析(「LCMS」)m/z C8H6BrFIN2(M+H)+の計算値:354.87/356.87;実測値:354.9/356.9。
工程2:5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロペニル-2-メチル-インダゾール
5-ブロモ-7-フルオロ-3-ヨード-2-メチル-インダゾール(720mg、2.03mmol)、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(150mg、0.21mmol)、及び炭酸カリウム(727mg、5.26mmol)の混合物を、N2下で含有するセプタム付きの50mLの丸底フラスコ(「RBF」)に、テトラヒドロフラン(「THF」)(12mL)及び水(6mL)を投入した。反応混合物をN2で2分間パージし、2-イソプロペニル-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(450μL、2.4mmol)を投入した後、45℃で1時間撹拌した。反応混合物に、追加の2-イソプロペニル-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(50μL、0.27mmol)及び1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(30mg、0.041mmol)を投入し、45℃で更に1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(「EtOAc」)(100mL)で希釈し、次いで飽和NaHCO3(30mL)と水(40mL)、水(70mL)、及びブライン(50mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(40g SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→20%、DCM+ヘキサン中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧下で濃縮して、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロペニル-2-メチル-インダゾール(483mg、1.8mmol、収率88%)を透明な黄色/橙色の油として得た。LCMS m/z C11H11BrFN2(M+H)+の計算値:269.01/271.01;実測値:269.0/271.0。
工程3:5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール
5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロペニル-2-メチル-インダゾール(472mg、1.75mmol)と無水酸化白金(IV)(14.4mg、0.063mmol)の混合物をN2下で含有するセプタム付きの20mLバイアルに、酢酸エチル(11mL)を投入した。反応混合物に、H2を1分間注入し、H2バルーン下で維持し、室温(「RT」)で2時間撹拌した。反応混合物を0.45μmのPefeフィルター(「PTFE」)を通して濾過し、濃縮乾固させた。生成物である、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール(1.75mmol、収率100%)を収率100%と仮定し、ジオキサン中の原液として粗製物を後続反応で使用した。LCMS m/z C11H13BrFN2(M+H)+の計算値:271.02/273.02;実測値:271.0/273.0。
工程4:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート
(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(4.2g、17mmol)の120mLの乾燥DCM中、0℃の混合物に、1-クロロ-N,N,2-トリメチルプロパ-1-エン-1-アミン(2.77g、20.7mmol)を滴下して加えた。混合物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、4-ブロモ-5-クロロ-ピリジン-2-アミン(3.58g、17.3mmol)及びピリジン(1.68mL、20.7mmol)を順次添加した。得られた混合物を室温で12時間撹拌した。揮発物を減圧下で除去し、残留物を150mLの酢酸エチルに溶解し、水(50mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させて、濃縮した。残留物を逆相高圧液体クロマトグラフィー(「HPLC」)(水及びメタノール中0.1%アンモニア)で精製し、tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(4.8g、10.6mmol、収率61.6%)を白色の固体として得た。LCMS C13H16BrClN3O3[M+H-tBu]+ m/zの計算値=376.0;実測値:376.0。プロトン核磁気共鳴(「1H NMR」)(400MHz,DMSO-d6)δ1.03-1.13(m,1H),1.22-1.32(m,3H),1.37(s,9H),1.68-1.80(m,3H),1.88(d,J=12.0Hz,1H),2.54-2.61(m,1H),3.21-3.29(m,1H),6.81(d,J=8.0Hz,1H),8.48(s,1H),8.50(s,1H),10.81(s,1H)。
工程5:(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
10mLのDCM中、tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(500mg、1.16mmol)の混合物に、TFA(0.88mL、11.55mmol)を添加した。混合物を室温で5時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去して、(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをTFA塩(518mg、1.16mmol、収率100%)として得た。LCMS C12H16BrClN3O[M+H]+ m/zの計算値=332.01;実測値:332.0。
工程6:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ブロモ-5-クロロピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)シクロヘキサンカルボキサミド;2,2,2-トリフルオロ酢酸(518mg、1.16mmol)の15mLの乾燥DCM中、0℃の混合物に、トリエチルアミン(587mg、5.8mmol)、続いて無水酢酸(142mg、1.39mmol)を滴下して加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。揮発物を除去し、残留物を60mLの酢酸エチルに溶解し、水(20mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させて、濃縮した。残留物を逆相HPLC(水及びメタノール中0.1%アンモニア)で精製し、(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)シクロヘキサンカルボキサミド(361mg、0.96mmol、収率83%)を白色の固体として得た。LCMS C14H18BrClN3O2[M+H]+ m/zの計算値=374.02;実測値:374.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ1.04-1.12(m,1H),1.21-1.32(m,3H),1.71-1.77(m,6H),1.84-1.93(m,1H),2.56-2.63(m,1H),3.51-3.62(m,1H),7.78(d,J=7.6Hz,1H),8.49(s,1H),8.50(s,1H),10.83(s,1H)。
工程7:[2-[[(1S,3R)-3-アセタミドシクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸
(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)シクロヘキサンカルボキサミド(180mg、0.48mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(128mg、0.50mmol)、ジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(39mg、0.05mmol)、及び酢酸カリウム(90mg、0.92mmol)の混合物を含有する、セプタム付きの20mLマイクロ波用バイアルに、1,4-ジオキサン(4.8mL)を投入し、N2を2分間注入した。反応混合物を90℃で10時間マイクロ波処理した。黒色の混合物を粗製物として使用し、[2-[[(1S,3R)-3-アセタミドシクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸の0.086M溶液(5mL、0.43mmol、収率90%)として推定した。LCMS C14H20BClN3O4(M+H)+ m/zの計算値:340.12/342.12;実測値:340.2/342.2。
工程8:(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
炭酸ナトリウム(42.0mg、0.40mmol)、及びジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(17mg、0.02mmol)の混合物を含有する、セプタム付きの5mLのマイクロ波用バイアルに、1,4-ジオキサン中の粗5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール(55mg、0.20mmol)の原液(350μL)、続いて、[2-[[(1S,3R)-3-アセタミドシクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸(2.5mL、0.23mmol)の粗液、ジオキサン中0.086M(2.5mL、0.215mmol)、次いで水(850μL)を投入した。反応混合物にN2を2分間注入した後、90℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固した。残留物を超音波処理によりアセトニトリル(合計約7~8mL)で抽出し、0.45μmのPTFEで濾過して、分取LCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中アセトニトリル(「MeCN」)38→54%、MeCN中湿式充填)で直接精製した。純粋な所望の生成物を含有する画分を合わせ、部分的に減圧下で濃縮し、凍結乾燥して、純度98.2%の所望の生成物を得た。この物質を、分取HPLCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 38→54%、MeCN中湿式充填)によって更に精製した。純粋な生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥して、(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミドをTFA塩(38mg、0.053mmol、収率26%)として得た。LCMS C25H30ClFN5O2(M+H)+ m/zの計算値:486.21/488.20;実測値:486.3/488.3;1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ10.69(s,1H),8.45(s,1H),8.22(s,1H),7.80-7.71(m,2H),7.11(dd,J=1.3,12.3Hz,1H),4.17(s,3H),3.64-3.49(m,2H),2.69-2.56(m,1H),1.89(d,J=12.3Hz,1H),1.83-1.69(m,6H),1.45(d,J=7.0Hz,6H),1.34-1.22(m,3H),1.13-1.02(m,1H);
実施例2:(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-[(1-ヒドロキシシクロプロパンカルボニル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド
工程1:[2-[[(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸
Tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(実施例1、工程4に従って調製、500mg、1.16mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(300mg、1.18mmol)、酢酸カリウム(224mg、2.28mmol)、及びジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(94mg、0.12mmol)の混合物を、N2下で含有するセプタム付きの加熱乾燥した20mLマイクロ波用バイアルに、1,4-ジオキサン(11.4mL)を投入し、N2を2分間注入した。反応混合物を93℃で9.5時間撹拌した。LCMS分析は、SMの消費、~90%の所望のボロン酸の形成、少量のプロトデボロル化生成物の形成を示す。黒色の混合物を粗製物として使用し、[2-[[(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸の0.086M溶液(12mL、1.03mmol、収率89%)として推定した。LCMS C17H26BClN3O5(M+H)+ m/zの計算値:398.16/400.16;実測値:398.3/400.3。
工程2:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート
炭酸ナトリウム(185mg、1.75mmol)、及びジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(71mg、0.087mmol)の混合物をN2下で含有する、セプタム付きの20mLのマイクロ波用バイアルに、1,4-ジオキサン中の5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール(実施例1、工程3に従って調製、238mg、0.88mmol)の溶液(750μL)、続いて、1,4-ジオキサン中の[2-[[(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸(1.04mmol)の粗溶液(11.4mL)、次いで水(3.9mL)を投入した。反応混合物にN2を2分間注入した後、90℃で2時間マイクロ波処理した。反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、飽和NaHCO3(30mL)と水(30mL)、水(30mL)とブライン(30mL)、及びブライン(2×40mL)で洗浄した。合わせた水層をEtOAc(30mL)で逆抽出し、次いでブライン(20mL)で洗浄した。有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、綿を通して濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(40g SiO2、DCM中EtOAc 0→40%、DCM中湿式充填、ブロード/テーリングピーク)によって精製した。ほとんど所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧及び加熱(約50℃)下で濃縮し、tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(500mg、0.92mmol、収率100%)を橙色の発泡体として得た。LCMS C28H36ClFN5O3(M+H)+ m/zの計算値:544.25/546.25;実測値:544.3/546.3;
工程3:(1S,3R)-3-アミノ-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
酢酸エチル中のtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[5-5クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(500mg、0.92mmol)溶液(10mL)を含有する、セプタム付きの50mL丸底フラスコに、12M HCl(aq)(1.0mL、12mmol)を投入した。反応混合物をRTで10分間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、ジオキサンと2回共蒸発させて、粗(1S,3R)-3-アミノ-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミドをHCl塩(500mg、0.90mmol、収率98%)として得た。LCMS C23H28ClFN5O(M+H)+ m/zの計算値:444.20/446.19;実測値:444.1/446.1。
工程4:(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-[(1-ヒドロキシシクロプロパンカルボニル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド
N,N-ジメチルホルムアミド(「DMF」)中の1-ヒドロキシ-1-シクロプロパンカルボン酸(5.0mg、0.05mmol、3.3当量)の溶液(0.15mL)を含有する、セプタム付きの4mLバイアルに、トリエチルアミン(10μL、0.07mmol、4.8当量)、続いて、DMF中のHATU(17mg、0.04mmol、3当量)の原液(0.15mL)を投入した。反応混合物をRTで15分間撹拌した。次いで、反応混合物に、(1S,3R)-3-アミノ-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド、三塩酸塩(8.3mg、0.02mmol、1当量)の原液及びDMF中のトリエチルアミン(10μL、0.07mmol、4.8当量)を糖衣入試、RTで3時間撹拌した。反応混合物を、
水及びMeOHで希釈し、0.45μmPTFEを通して濾過し、分取LCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 40→55%、湿式充填)によって精製した。純粋な生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥して、(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-[(1-ヒドロキシプロパンカルボニル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミドをTFA塩(4.1mg、0.0054mmol、収率36%)として得た。LCMS C27H32ClFN5O3(M+H)+ m/zの計算値:528.22/530.21;実測値:528.4/530.3。
表1の実施例は、実施例2の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例6:(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-(メタンスルホンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド
DMF中の(1S,3R)-3-アミノ-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド;三塩酸塩(実施例2、工程3に従って調製、8.2mg、0.01mmol)の溶液(0.15mL)を含有する、セプタム付きの4mLバイアルに、トリエチルアミン(12μL、0.09mmol)、続いてメタンスルホニルクロリド(1.5μL、0.02mmol)を投入した。反応混合物をRTで18時間撹拌した。反応混合物を水及びMeCNで希釈し、0.45μmPTFEを通して濾過し、分取HPLCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 40→55%、湿式充填)によって精製し、純度99.3%の(1S,3R)-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]-3-(メタンスルホンアミド)シクロヘキサンカルボキサミドをTFA塩(5.9mg、0.0078mmol、収率53%)として得た。LCMS C24H30ClFN5O3(M+H)+ m/zの計算値:522.17/524.17;実測値:522.1/524.1。
実施例7:N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]モルホリン-4-カルボキサミド
工程1:N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]イミダゾール-1-カルボキサミド
DMF中の(1S,3R)-3-アミノ-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド;三塩酸塩(実施例2、工程3に従って調製、42mg、0.08mmol)の溶液(880μL)を含有する、セプタム付きの4mLバイアルに、1、1’-カルボニルジイミダゾール(25mg、0.15mmol)、続いてトリエチルアミン(70μL、0.50mmol)を投入した。反応混合物をRTで18時間撹拌した。反応混合物を、DMF中のN-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]イミダゾール-1-カルボキサミド(40.838mg、収率100%)の粗溶液として、後続反応に使用し、収率100%と仮定した。LCMS C27H30ClFN7O2(M+H)+ m/zの計算値:538.21/540.21;実測値:538.2/540.2。
工程2:N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]モルホリン-4-カルボキサミド
DMF中のN-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]イミダゾール-1-カルボキサミド(6.2mg、0.01mmol、1当量(「eq」)粗溶液(200μL)を含む、セプタム付きの4mLバイアルに、モルホリン(10μL、0.12mmol、10当量)を投入し、40℃で2時間撹拌した。反応混合物を水及びMeCNで希釈し、0.45μmPTFEを通して濾過し、分取LCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 38→54%、湿式充填)によって精製し、N-[(1R,3S)-3-[[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]モルホリン-4-カルボキサミドをTFA塩(4.9mg、0.0062mmol、収率54%)として得た。LCMS C28H35ClFN6O3(M+H)+ m/zの計算値:557.24/559.24;実測値:557.3/559.2。
表2の実施例は、実施例7の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例13:(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール-7-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
工程1:N-(4-ブロモ-2,6-ジフルオロ-フェニル)-5,5-ジメチル-ピロリジン-2-イミン
4-ブロモ-2,6-ジフルオロ-アニリン(1.8g、8.65mmol)及び5,5-ジメチルピロリジン-2-オン(1.08g、9.52mmol)のトルエン溶液(20mL)に、トリエチルアミン(「TEA」)(2.14mL、13mmol)及びPOCl3(1.21mL、13mmol)を添加し、混合物をN2下で3時間、120℃で撹拌した。LCMSは、反応が完了したことを示した。反応物を真空で濃縮乾固させ、残留物をDCM(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×100mL)、次いでブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥して、濾過した。濾液を真空で濃縮して粗製物を得、これを1%~5%のDCM中MeOHで溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、N-(4-ブロモ-2,6-ジフルオロ-フェニル)-5,5-ジメチル-ピロリジン-2-イミン(2.0g、6.60mmol、収率76.2%)を黄色の油として得た。LCMS C12H14BrF2N2(M+H)+ m/zの計算値:303.0/305.0;実測値:303.0/305.0。
工程2:7-ブロモ-5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール
N-(4-ブロモ-2,6-ジフルオロ-フェニル)-5,5-ジメチル-ピロリジン-2-イミン(2.0g、6.6mmol)のDMA溶液(20mL)にCuSO4(1.05g、6.6mmol)及びCs2CO3(4.3g、13.2mmol)を添加した。混合物を210℃にて10時間、N2下で撹拌した。反応物を真空で濃縮乾固させ、残留物をEtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(2×100mL)、次いで飽和ブライン溶液(100mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥して、濾過した。濾液を真空で濃縮して粗製物を得、これを1%~5%のDCM中MeOHで溶出するシリカゲルでのカラムクロマトグラフィーで精製して、7-ブロモ-5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール(1.32g、4.15mmol、収率62.9%)を褐色の固体として得た。LCMS C12H13BrFN2(M+H)+ m/zの計算値:283.0/285.0;実測値:283.0/285.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.76(d,J=1.6Hz,1H),7.26-7.23(m,1H),3.04-3.00(m,2H),2.51-2.49(m,2H),1.60(s,6H)。
工程3:5-フルオロ-1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール
1,4-ジオキサン中の7-ブロモ-5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール(300mg、1.06mmol)の混合物(10mL)に、ビス(ピナコラト)ジボロン(430mg、1.7mmol)、KOAc(311mg、3.18mmol)、及びPd(dppf)Cl2(138mg、0.21mmol)を室温で加え、混合物をN2下で16時間、100℃にて撹拌した。反応物を濃縮乾固させ、残留物をEtOAc(30mL)中に回収した。有機層を水(2×10mL)及びブライン(1×10mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させて、濃縮乾固した。次いで、粗残留物を、10~30%のイソヘキサン中EtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、5-フルオロ-1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール(235mg、0.67mmol、収率63%)を白色の固体として得た。LCMS C18H25BFN2O2(M+H)+ m/zの計算値:331.2;実測値:331.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.61(s,1H),7.17-7.15(m,1H),3.07-3.04(m,2H),2.54-2.51(m,2H),1.6-1.60(m,6H),1.32(s,12H)。
工程4:(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール-7-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(3.7mg、3.2μmol)を1,4-ジオキサン(1mL)及び水(0.25mL)中に含有するマイクロ波用チューブに、(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)シクロヘキサンカルボキサミド(実施例1、工程6に従って調製、12.0mg、0.03mmol)及び1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール(10.0mg、0.03mmol)を投入した。反応混合物に、窒素を10分間注入した。反応物に炭酸ナトリウム(6.8mg、0.06mmol)を投入し、更に5分間窒素を注入した。反応チューブに蓋をし、マイクロ波反応器内で1時間加熱した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧下で濃縮し、粗残留物を、0.1%TFAを改質剤として用いた水中ACN(5~95%)を使用するC-18逆相クロマトグラフィーによって精製して、(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール-7-イル)-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド;2,2,2-トリフルオロ酢酸(8mg、0.013mmol、収率42%)を得た。)。LCMS C26H30ClFN5O2(M+H)+ m/zの計算値:498.2;実測値:498.3。1H NMR(500MHz,アセトニトリル-d3)δ8.95(s,1H),8.45(s,1H),8.31(s,1H),7.79(s,1H),7.44(dd,J=1.2,11.0Hz,1H),6.65(d,J=8.1Hz,1H),3.76(dt,J=3.8,7.8Hz,1H),3.45(t,J=7.6Hz,2H),2.77(t,J=7.6Hz,2H),2.61(s,1H),2.15-2.05(m,1H),1.92(s,6H),1.78(s,6H),1.52-1.28(m,3H),1.20(m,1H)。
実施例14:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:(1S,3R)-3-アミノ-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
炭酸ナトリウム(27.9mg、0.26mmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.50mL)中に含有するマイクロ波用チューブに、tert-ブチルN-[3-[(4-ブロモ-5-クロロ-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(実施例1、工程4に従って調製(114mg、0.26mmol))、及び5-フルオロ-1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾール(実施例13、工程3に従って調製(87mg、0.26mmol))を投入した。反応混合物に、窒素を10分間注入した。反応混合物に、ジクロロ-1,1’-ビスジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロロメタン(216mg、0.26mmol)を投入し、N2を更に5分間注入した。反応チューブに蓋をし、マイクロ波反応器内で1時間、50℃にて加熱した。反応混合物をCelite(登録商標)を通して濾過し、濃縮し、粗残留物をDCM中0~30%EtOAcを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、Boc保護アミンを得た。生成物を酢酸エチル(2mL)に溶解し、0.5mLの濃HClで処理した。反応混合物をRTで30分間撹拌し、真空下で濃縮し、1,4-ジオキサンと共沸させて、(1S,3R)-3-アミノ-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをHCl塩(110mg、0.22mmol、収率85%)として得た。LCMS C24H28ClFN5O(M+H)+ m/zの計算値:456.2;実測値:456.2。
工程2:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例2、工程4について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C27H29ClFN6O2(M+H)+ m/zの計算値:523.2;実測値:523.3
表3の実施例は、実施例14の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例21:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(メチルスルホンアミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例6について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C25H30ClFN5O3S(M+H)+ m/zの計算値=534.2;実測値:534.3。
実施例22:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-3-フルオロ-N-イソプロピル-2-ニトロ-アニリン
5-ブロモ-1,3-ジフルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(11.0g、46.2mmol、1.0当量)とK2CO3(8.05mL、46.2mmol、1.0当量)のDMF(50mL)中0℃の混合物に、イソプロピルアミン(5.5g、92.4mmol、2.0当量))をゆっくりと添加した。更に30分間撹拌した後、冷却浴を除去した。反応容器を室温まで温め、RTで1時間撹拌した。混合物を飽和Na2CO3水溶液でクエンチし、EtOAc(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラム(100~200のメッシュサイズ、石油エーテル:酢酸エチル=20/1)でのカラムクロマトグラフィーによって精製して、5-ブロモ-3-フルオロ-N-イソプロピル-2-ニトロ-アニリン(7.0g、収率55%)を黄色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ6.76(t,J=1.6Hz,1H),6.57(dd,J=10.8,2.0Hz,1H),3.68-3.76(m,1H),1.30(dd,J=9.6,4.4Hz,6H)。
工程2:5-ブロモ-3-フルオロ-N1-イソプロピル-ベンゼン-1,2-ジアミン
5-ブロモ-3-フルオロ-N-イソプロピル-2-ニトロ-アニリン(11.0g、39.7mmol、1.0当量)のメタノール(50mL)及び水(6mL)の溶液に、鉄粉末(22.2g、397mmol、10.0当量)及び塩化アンモニウム(「NH4Cl」)(21.0g、397mmol、10.0当量)を加えた。反応混合物を80℃で1時間撹拌した。反応混合物をr.t.に冷却し、濾過し、MeOH(100mL)で洗浄した。濾液を濃縮し、シリカゲルカラム(100~200のメッシュサイズ、石油エーテル:酢酸エチル=1/1)でのカラムクロマトグラフィーによって精製して、5-ブロモ-3-フルオロ-N1-イソプロピル-ベンゼン-1,2-ジアミン(7.00g、収率71.3%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ6.55(dd,J=10.4,2.0Hz,1H),6.36(s,1H),4.80(br.s,1H),4.63(br.s,2H),3.53-3.56(m,1H),1.15(d,J=6.4Hz,6H)。
工程3:6-ブロモ-4-フルオロ-1-イソプロピル-ベンズイミダゾール
5-ブロモ-3-フルオロ-N1-イソプロピル-ベンゼン-1,2-ジアミン(3.00g、12.1mmol、1当量)とオルトギ酸トリメチル(38.6g、364mmol、30当量)の溶液に、ギ酸(60.0mg、1.21mmol、0.10当量)を加えた。反応混合物を85℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、シリカゲルカラム(100~200のメッシュサイズ、石油エーテル:酢酸エチル=1/1)でのカラムクロマトグラフィーによって精製して、6-ブロモ-4-フルオロ-1-イソプロピル-ベンズイミダゾール(2.50g、収率80.1%)を得た。LCMS C10H11BrFN2(M+H)+ m/zの計算値=257.0;実測値:256.8。
工程4:4-フルオロ-1-イソプロピル-6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズイミダゾール
6-ブロモ-4-フルオロ-1-イソプロピル-ベンズイミダゾール(1.00g、3.89mmol、1.0当量)及びビス(ピナコラト)ジボロン(1.48g、5.83mmol、1.5当量)のDMSO(10mL)溶液に、酢酸カリウム(1.14g、11.7mmol、3.0当量)、トリシクロヘキシルホスファン(218mg、0.780mmol、0.20当量)及び酢酸パラジウム(II)(43.7mg、0.190mmol、0.050当量)を室温で添加した。反応混合物を減圧下で脱気し、N2を再充填した。反応物を90℃で1時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(50mL)で希釈し、濾過し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラム(100~200のメッシュサイズ、石油エーテル:酢酸エチル=5/1)でのカラムクロマトグラフィーによって精製して、4-フルオロ-1-イソプロピル-6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズイミダゾール(500mg、収率42.3%)を得た。LCMS C16H23BFN2O2(M+H)+ m/zの計算値=305.2;実測値:305.0。
工程5:tert-ブチル((1R,3S)-3-((4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(260mg、1.07mmol、1.0当量)のDCM(20mL)中の混合物に、1-クロロ-N,N,2-トリメチルプロパ-1-エン-1-アミン(171mg、1.28mmol、1.2当量)を0℃で添加した。混合物を室温で1.5時間撹拌した。次いで、4-ヨード-5-メチル-ピリジン-2-アミン(250mg、1.07mmol、1.0当量)及びピリジン(101mg、1.28mmol、1.2当量)を添加した。混合物を室温で12時間撹拌した。次いで、反応混合物を濃縮し、C18カラム(20~35μM、100A、80g)、移動相:H2O(0.1%TFA)/MeOH、流量:50mL/分の分取HPLCによって精製し、tert-ブチル((1R,3S)-3-((4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(230mg、収率46.9%)を得た。LCMS C16H27IN3O3(M+H)+ m/zの計算値=460.1;実測値:460.0。
工程6:(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
tert-ブチル((1R,3S)-3-((4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(230mg、0.500mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中混合物に、TFA(5.0mL)を添加した。混合物を室温で5時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、真空で乾燥させて、(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをTFA塩(237mg、0.500mmol、収率100%)として得た。LCMS C13H19IN3O(M+H)+ m/zの計算値=360.1;実測値:360.0。
工程7:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(237mg、0.500mmol、1.0当量、TFA塩)のDCM(10mL)中、0℃の混合物に、TEA(0.410mL、2.50mmol、2.5当量)、続いて無水酢酸(0.05mL、0.550mmol、1.1当量)を滴下して加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を濃縮し、C18カラム(20~35μM、100A、80g)、移動相:H2O(0.1%TFA)/MeOH、流量:50mL/分の分取HPLCによって精製し、(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをTFA塩(121mg、0.300mmol、収率59.6%)を得た。LCMS C15H21IN3O2(M+H)+ m/zの計算値=402.1;実測値:402.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.48(s,1H),8.60(s,1H),8.15(s,1H),7.78(d,J=7.6Hz,1H),3.51-3.57(m,1H),2.50-2.60(m,1H),2.28(s,3H),1.74-1.87(m,7H),1.22-1.31(m,3H),1.03-1.11(m,1H)。
工程8:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
4-フルオロ-1-イソプロピル-6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズイミダゾール(60.0mg、0.200mmol、1.0当量)及び(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(0.08g、0.200mmol、1.0当量、TFA塩)の1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)中の溶液に、Na2CO3(0.130g、0.590mmol、3.0当量)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(22.8mg、0.02mmol、0.10当量)を室温で加えた。反応混合物を減圧下で脱気し、N2を再充填した。次いで、反応物を90℃で14時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、濾過し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をC18カラム(5μM、50×150mm)、移動相:H2O(0.1%TFA)/MeOH、流量:50mL/分の分取HPLCによって精製し、rac-(1S,3R)-3-アセタミド-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(24.0mg、収率25.6%)を得た。LCMS C25H31FN5O2(M+H)+ m/zの計算値=452.2;実測値:452.0。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.38(s,1H),8.22(s,1H),8.02(s,1H),7.47(d,J=1.2Hz,1H),7.06(dd,J=11.2,1.2Hz,1H),3.70-3.76(m,1H),3.20-3.27(m,1H),2.56-2.62(m,1H),2.27(s,3H),2.06(d,J=13.6Hz,1H),1.90(d,J=10.4Hz,6H),1.59-1.68(m,6H),1.43(m,3H),1.20(m,1H)。
実施例23:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(5-フルオロ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d]ピロロ[1,2-a]イミダゾール-7-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、4-フルオロ-1-イソプロピル-6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズイミダゾールの代わりに5-フルオロ-1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾールを用いて、実施例22、工程8について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C27H33FN5O2(M+H)+ m/zの計算値=478.3;実測値:478.3。
実施例24:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロペンタン-1-カルボキサミド
表題化合物は、工程5で(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸の代わりに(1S,3R)-(+)-3-(Boc-アミノ)シクロペンタンカルボン酸を用いて、実施例22について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C24H29FN5O2(M+H)+ m/zの計算値=438.2;実測値:438.2。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ9.00(s,1H),8.31(s,1H),7.78(d,J=1.2Hz,1H),7.67(s,1H),7.35(dd,J=10.8,1.2Hz,1H),4.93-5.00(m,1H),4.16-4.26(m,1H),3.05-3.12(m,1H),2.31-2.40(m,4H),2.00-2.01(m,3H),1.94(s,3H),1.82-1.85(m,1H),1.63-1.71(m,7H)。
実施例25:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7’-フルオロ-2’-メチルスピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]-5’-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5’-ブロモ-7’-フルオロ-2’-メチルスピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]
1-シクロペンタンエタノン(6.00g、53.5mmol、1.0当量)を、2-(4-ブロモ-2-フルオロフェニル)ヒドラジン-1-イウム塩化物(12.9g、53.5mmol、1.0当量)の酢酸(40mL)溶液に添加した。混合物を5時間還流した。その後、AcOHを真空で除去した。残留物を水(20mL)で希釈して、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(25mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(EA/PE=1:50~1:25)によって精製し、5’-ブロモ-7’-フルオロ-2’-メチル-スピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール](5.40g、収率35.8%)を黄色の固体として得た。1H NMR:(400MHz,CDCl3)δ7.18-7.22(m,2H),2.30(s,3H),1.99-2.07(m,6H),1.78-1.82(m,2H)。
工程2:7’-フルオロ-2’-メチル-5’-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)スピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]
Pd(dppf)Cl2(2.49g、3.83mmol、0.20当量)を、5’-ブロモ-7’-フルオロ-2’-メチル-スピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール](5.40g、19.1mmol、1.0当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(5.35g、21.0mmol、1.1当量)及び酢酸カリウム(「KOAc」)(3.75g、38.3mmol、2.0当量)の1,4-ジオキサン(100mL)中混合物に添加した。混合物を脱気し、N2を再充填した。次いで、反応物を90℃に加熱し、一晩撹拌した。混合物を室温に冷却し、濾過し、水(100mL)で希釈し、EtOAc(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、真空下で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM/MeOH=50/1~30/1)によって精製して、7’-フルオロ-2’-メチル-5’-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)スピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール](5.60g、収率88.9%)を黄色の油として得た。1H NMR:(400MHz,CDCl3)δ7.48(s,1H),7.45(d,J=10.0Hz,1H),2.33(s,3H),2.09-2.14(m,2H),1.95-2.03(m,4H),1.82-1.89(m,2H),1.34(s,12H)。
工程3:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7’-フルオロ-2’-メチルスピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]-5’-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾールの代わりに7’-フルオロ-2’-メチル-5’-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)スピロ[シクロペンタン-1,3’-インドール]を用いて、実施例13、工程4について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C27H31ClFN4O2(M+H)+ m/zの計算値=497.2;実測値:497.3。
実施例26:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピルベンゾ[c]イソチアゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-2,1-ベンゾチアゾール
メタンスルホンアミド(7.2g、75.3mmol)、塩化チオニル(8.0mL、110mmol)及びトルエン(10mL)の混合物を、N2下、120℃にて18時間撹拌した。室温に冷却した後、トルエンを減圧下で除去し、残留物を次の工程で直接使用した。
4-ブロモ-2-メチル-アニリン(2.0g、10.8mmol)のトルエン(40mL)中溶液に、塩化チオニル(1.4g、11.8mmol)を0℃で滴下して加えた。添加が完了した後、反応混合物を120℃で18時間加熱した。ピリジン(1.0mL、12.3mmol)と上記反応の粗残留物を混合物に添加した。次いで、得られた溶液を120℃で18時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAc(100mL)に溶解し、水(2×100mL)で洗浄した。有機層をブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空中で濃縮して粗製物を得、これをシリカゲル(EA:PE=1:10)でのカラムクロマトグラフィーで精製して、5-ブロモ-2,1-ベンゾチアゾール(800mg、3.74mmol、収率35%)を黄色の固体として得た。LCMS C7H5BrNS(M+H)+ m/zの計算値=214.0/216.0;実測値:214.1/216.2。
工程2:2-(5-ブロモベンゾ[c]イソチアゾール-3-イル)プロパン-2-オール
5-ブロモ-2,1-ベンゾチアゾール(0.92g、4.3mmol)のTHF(5mL)中溶液に、LDA(1.16mL、21.5mmol)を-78℃で添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、次いで-78℃まで冷却した。溶液に乾燥アセトン(3.18mL、43mmol)を添加した。得られた溶液を25℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を20mLの重炭酸ナトリウム水溶液でクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。有機相を合わせ、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル(石油エーテル:酢酸エチル=10:1~2 1)でのカラムクロマトグラフィーで精製し、2-(5-ブロモ-2,1-ベンゾチアゾール-3-イル)プロパン-2-オール(610mg、2.24mmol、収率52%)を得た。LCMS C10H11BrNSO(M+H)+ m/zの計算値=272.0/274.0;実測値:271.9/274.0。
工程3:5-ブロモ-3-イソプロピルベンゾ[c]イソチアゾール
2-(5-ブロモ-2,1-ベンゾチアゾール-3-イル)プロパン-2-オール(610mg、2.24mmol)のDCM(2mL)中溶液に、トリエチルシラン(3.6mL、22mmol)及びTFA(1.7mL、22mmol)を添加した。反応物を25℃で18時間撹拌した。得られた混合物を、真空中で濃縮した。溶液を2M重炭酸ナトリウム水溶液でpH8に調整した。得られた溶液を酢酸エチル(3×20mL)で抽出し、有機層を合わせ、30mLのブラインで洗浄した。混合物を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)でのカラムクロマトグラフィーで精製し、5-ブロモ-3-イソプロピル-2,1-ベンゾチアゾール(420mg、1.64mmol、収率73%)を得た。LCMS C10H11BrNS(M+H)+ m/zの計算値=256.0/258.0;実測値:256.0/258.0。
工程4:3-イソプロピル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンゾ[c]イソチアゾール
5-ブロモ-3-イソプロピル-2,1-ベンゾチアゾール(100mg、0.39mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)中溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.16mL、0.47mmol)、酢酸カリウム(76.62mg、0.78mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(28.6mg、0.04mmol)を添加した。得られた溶液を、N2下、90℃にて12時間撹拌し、次いで、室温に冷却し、真空中で濃縮した。残留物をシリカゲル(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)でのカラムクロマトグラフィーで精製し、3-イソプロピル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,1-ベンゾチアゾール(60mg、0.20mmol、収率51%)を白色の固体を得た。LCMS C16H23BNO2S(M+H)+ m/zの計算値=304.2;実測値:304.2。
工程5:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピルベンゾ[c]イソチアゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾールの代わりに3-イソプロピル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,1-ベンゾチアゾールを用いて、実施例13、工程4について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C24H28ClN4O2S(M+H)+ m/zの計算値471.1;実測値:471.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)10.76(s,1H),8.50(s,1H),8.27(s,1H),8.01(s,1H),7.84-7.78(m,2H),7.56-7.54(m,1H),3.96-3.91(m,1H),3.55-3.50(m,1H),2.67-2.60(m,1H),1.90-1.86(m,1H),1.81-1.69(m,6H),1.50-1.48(m,6H),1.31-1.22(m,3H),1.11-1.04(m,1H)。
実施例27:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド
5-ブロモ-1H-インダゾール-3-カルボン酸(4.5g、18.7mmol)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(「EDCI」)(5.01mg、26.1mmol)、及びN,N-ジメチルアミノピリジン(「DMAP」)(3.4g、28mmol)のDMF(15mL)中撹拌溶液に、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.7g、28mmol)を室温で添加した。16時間後、混合物に水(50mL)を添加し、白色の固体を沈殿させた。固体を濾過して、生成物である5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(5.3g、18.7mmol、収率99.9%)を得た。LCMS C10H11BrN3O2[M+H]+ m/zの計算値=284.0/286.0;実測値:284.0/286.0。
工程2:1-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン
5-ブロモ-N-メトキシ-N-メチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド(12.0g、42.2mmol)のTHF(250mL)中撹拌溶液に、メチルマグネシウムブロミド(Et2O中1M、211mL、211mmol)を0℃で添加した。3時間後、反応混合物をNH4Cl水溶液(50mL)でクエンチし、EtOAc(500mL)で希釈した。有機層を水(2×200mL)及びブライン(1×200mL)で洗浄した。有機物を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮した。粗残留物をイソヘキサン中10%EtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し、生成物である1-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)エタノン(11.4g、40.1mmol、収率95%)を黄色の固体として得た。LCMS C9H8BrN2O[M+H]+ m/zの計算値=239.0/241.0;実測値:239.0/241.0。
工程3:1-(5-ブロモ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン
1-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)エタノン(10g、41.8mmol)のDMF(200mL)中撹拌溶液に、水素化ナトリウム(2.5g、62.7mmol)を0で℃で添加した。1時間後、2-(クロロメトキシ)エチル-トリメチル-シラン(8.4g、50.2mmol)を添加した。得られた溶液を0℃で更に2時間撹拌した。混合物をEtOAc(100mL)中に取り、水(2×100mL)次いで飽和ブライン(1×100mL)で洗浄した。有機物を分離し、MgSO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮乾固させた。次いで、粗製物を、イソヘキサン中の10%EtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、1-(5-ブロモ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン(24.5g、59.7mmol、収率71%)を黄色の油として得た。LCMS C15H22BrN2O2Si[M+H]+ m/zの計算値=369.1/371.1;実測値:369.1/371.1。
工程4:エチル3-(5-ブロモ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-インダゾール-3-イル)ブタ-2-エノエート
NaH(2.0g、51mmol)のTHF(100mL)中撹拌溶液に、エチル2-(ジエトキシホスホリル)アセテート(11.4g、50.9mmol)を0℃で添加した。次いで、1-[5-ブロモ-1-(2-トリメチルシリルエトキシメチル)インダゾール-3-イル]エタノン(7.5g、20.3mmol)のTHF(20mL)中溶液を、室温で滴下して加えた。6時間後、反応物をNH4Cl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を、石油エーテル:酢酸エチル=10:1で溶出するフラッシュカラムによって精製し、エチル3-[5-ブロモ-1-(2-トリメチルシリルエトキシメチル)インダゾール-3-イル]ブタ-2-エノエート(6g、13.7mmol、収率67.2%)を黄色の油として得た。LCMS C19H28BrN2O3Si[M+H]+ m/zの計算値=439.1/441.1;実測値:439.1/441.1。
工程5:3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタ-2-エノエート
3-[5-ブロモ-1-(2-トリメチルシリルエトキシメチル)インダゾール-3-イル]ブタ-2-エノエート(500mg、1.14mmol)のTHF(10mL)中撹拌溶液に、TBAF(THF中1M、2.28mL、2.28mmol)を室温で添加した。得られた混合物を80℃で5時間加熱した。反応混合物をEtOAc(30mL)で希釈し、次いでH2O及びブラインで洗浄した。有機物を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮乾固させた。次いで、粗残留物を、イソヘキサン中の17%EtOAcで溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、エチル3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタ-2-エノエート(130mg、0.42mmol、収率37%)を淡黄色の固体として得た。LCMS C13H14BrN2O2[M+H]+ m/zの計算値=309.0/311.0;実測値:309.0/311.0。
工程6:3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタノエート
エチル3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタ-2-エノエート(105mg、0.34mmol)のTHF(6mL)/水(6mL)中撹拌溶液に、4-メチルベンゼンスルホン酸ヒドラジド(632mg、3.4mmol)及び酢酸ナトリウム三水和物(693mg、5.1mmol)を室温で添加した。得られた混合物を90℃で16時間加熱した。反応混合物をEtOAcで希釈し、H2Oで洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を、石油エーテル:酢酸エチル=7:1~石油エーテル:酢酸エチル=4:1で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製し、エチル3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタノエート(50mg、0.16068mmol、収率47.3%)を無色の油として得た。LCMS C13H16BrN2O2[M+H]+ m/zの計算値=311.0/313.0;実測値:311.0/313.0。
工程7:3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタン-1-オール
エチル3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタノエート(4.8g、15.4mmol)のTHF(50mL)中溶液に、LiAlH4(875mg、23.1mmol)を0℃で添加した。得られた混合物を0℃で1時間攪拌した。反応物をNH4Cl水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH=20:1で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーによって精製して、3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタン-1-オール(3.3g、12.3mmol、収率79.5%)を得た。LCMS C11H14BrN2O[M+H]+ m/zの計算値=269.0/271.0;実測値:269.0/271.0。
工程8:5-ブロモ-3-(4-クロロブタン-2-イル)-1H-インダゾール
3-(5-ブロモ-1H-インダゾール-3-イル)ブタン-1-オール(3.3g、12.3mmol)のMeCN(15mL)及びクロロホルム(15mL)中溶液に、SOCl2(8.81mL、123mmol)を添加した。得られた混合物を70℃で2時間撹拌した。揮発物を減圧下で除去し、残留物を更に精製することなく次の工程で使用した。LCMS C11H13BrClN2[M+H]+ m/zの計算値=287.0/289.0;実測値:287.0/289.0。
工程9:8-ブロモ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール
5-ブロモ-3-(3-クロロ-1-メチル-プロピル)-1H-インダゾール(3.0g、10.4mmol)のDMSO(10mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.07mL、31.3mmol)を添加した。得られた混合物を90℃で16時間撹拌した。揮発物を減圧下で除去し、残留物を、石油エーテル:酢酸エチル=2:1で溶出するフラッシュカラムクロマトグラフィーで精製し、8-ブロモ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール(1.95g、7.77mmol、収率74.4%)を得た。LCMS C11H12BrN2[M+H]+ m/zの計算値=251.0/253.0;実測値:251.0/253.0。
工程10:1-メチル-8-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール
8-ブロモ-1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール(600mg、2.39mmol)のDMSO(10mL)中溶液に、ビス(ピナコラト)ジボロン(971mg、3.82mmol)、トリシクロヘキシルホスファン(134mg、0.48mmol)、KOAc(702mg、7.17mmol)、及び酢酸パラジウム(II)(54mg、0.24mmol)を室温で添加した。得られた混合物を、N2下、90℃にて1時間撹拌した。反応物をH2O(30mL)に注き、EtOAc(20×2mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を真空下で濃縮して粗製物を得、これを、H2O/ACN=90/10~5/95で溶出する逆相カラムによって精製し、1-メチル-8-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール(565mg、1.89mmol、収率79%)を白色の固体として得た。LCMS C17H24BN2O2[M+H]+ m/zの計算値=299.2;実測値:299.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.10(s,1H),7.51-7.42(m,2H),4.50-4.32(m,2H),3.71-3.66(m,1H),2.95-2.86(m,1H),2.33-2.22(m,1H),1.45-1.43(m,3H),1.31-1.30(m,12H)。
工程11:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、1,1-ジメチル-7-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-a]ベンズイミダゾールの代わりに、1-メチル-8-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾールを用いて、実施例13、工程4について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C25H29ClN5O2(M+H)+ m/zの計算値=466.2;実測値:466.4。
実施例28:(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-ピリジン-2-アミン
4-ヨード-5-メチル-ピリジン-2-アミン(22.5g、96.1mmol、1.0当量)及び4-フルオロ-1-イソプロピル-6-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ベンズイミダゾール(工程4、実施例22、40.9g、135mmol、1.4当量)のDMSO(250mL)及び水(50mL)中溶液に、Na2CO3(40.8g、192mmol、2.0当量)及びPd(dppf)Cl2(6.26mg、9.61mmol、0.1当量)を室温で添加した。反応混合物を減圧下で脱気し、N2を3回再充填した。得られた混合物を110℃で3時間加熱した。反応混合物を水(600mL)で希釈し、濾過し、EA(3×200mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=30/1で溶出)によって精製して、4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-ピリジン-2-アミン(22.0g、77.4mmol、収率80.5%)を黄色の固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.00-8.02(m,2H),7.14(d,J=1.2Hz,1H),6.93(dd,J=11.2,1.2Hz,1H),6.47(s,1H),4.63-4.65(m,1H),4.39(br.s,2H),2.14(s,3H),1.65(d,J=6.8Hz,6H)。
工程2:tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート
(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(8.56g、35.2mmol、1.0当量)のDCM(50.0mL)中撹拌溶液に、[クロロ(ジメチルアミノ)メチレン]-ジメチル-アンモニウム、ヘキサフルオロホスフェート(11.8g、42.2mmol、1.2当量)を0℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで、4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-ピリジン-2-アミン(10.0g、35.2mmol、1.0当量)及び1-メチル-1H-イミダゾール(9.45mL、123mmol、3.5当量)を添加した。更に14時間後、反応混合物を水(50mL)で希釈し、濾過し、DCM(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラムでのカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=5/1で溶出)によって精製して、tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(17.0g、33.3mmol、収率94.8%)を得た。LCMS C28H37FN5O3(M+H)+ m/zの計算値=510.3;実測値:510.2。
工程3:(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
tert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(29.0g、56.9mmol、1.0当量)のDCM(200mL)中混合物に、TFA(43.5mL、569mmol、10.0当量)を添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌した。揮発物を減圧下で除去し、褐色の油状残留物を水(500mL)で希釈した。水溶液をNa2CO3でpH>10まで塩基性化し、塩基性水相をDCM(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(19.0g、46.4mmol、収率81.5%)を得た。LCMS C23H29FN5O(M+H)+ m/zの計算値=410.2;実測値:410.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.37(s,1H),8.48(s,1H),8.24(s,1H),8.06(s,1H),7.53(d,J=1.2Hz,1H),7.07(dd,J=11.6,0.8Hz,1H),4.82-4.87(m,1H),4.03(br.s,1H),2.64-2.70(m,1H),2.22(s,3H),1.86(d,J=12.0Hz,1H),1.71-1.76(m,3H),1.53(d,J=10.8Hz,6H),1.22-1.27(m,3H),1.16-1.19(m,1H)。
工程4:(1S,3R)-3-(ジメチルカルバモイルアミノ)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
ジイソプロピルエチルアミン(「DIPEA」)(30.2mL、183mmol、5.0当量)及び(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(15.0g、36.6mmol、1.0当量)を、ジメチルカルバモイルクロリド(5.91g、55.0mmol、1.5当量)の乾燥DCM(300mL)中溶液に0℃で連続的に添加した。反応物を室温で一晩撹拌した。次いで、混合物を水(500mL)で希釈し、濾過し、DCM(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、残留物をシリカゲルカラム(100~200メッシュサイズ、DCM/MeOH=5/1)でのカラムクロマトグラフィーで精製し、16.0gの粗製物を得た。粗製物を50mLのMeOHに添加し、撹拌し、濾過した。固体を真空下で乾燥し、(1S,3R)-3-(ジメチルカルバモイルアミノ)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(8.90g、18.5mmol、収率50.6%)を得た。LCMS C26H34FN6O2 [M+1]+m/zの計算値=481.3、実測値:481.31H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.38(s,1H),8.21(s,1H),8.04(s,1H),7.47(d,J=0.8Hz,1H),7.05(dd,J=11.2,0.8Hz,1H),6.06(d,J=8.0Hz,1H),4.79-4.84(m,1H),3.61-3.68(m,1H),2.87(s,6H),2.55-2.61(m,1H),2.26(s,3H),2.06(d,J=12.4Hz,1H),1.88-1.90(m,3H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.41-1.51(m,3H),1.21-1.30(m,1H)。
表4の実施例は、適切な出発材料を用いて、実施例28の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例43:(S)-N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキサミド
(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(工程3、実施例28、50.0mg、0.120mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中撹拌溶液に、TEA(0.0500mL、0.370mmol、3.0当量)、続いて、トリホスゲン(18.1mg、0.0600mmol、0.5当量)を、氷浴中で一度に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌した。(S)-ピロリジン-3-オール(0.0300mL、0.610mmol、5.0当量)を添加し、得られた混合物を室温で更に18時間撹拌した。揮発物を除去し、残留物を逆相クロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物である(S)-N-((1R,3S)-3-((4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)-3-ヒドロキシピロリジン-1-カルボキサミド(35.0mg、0.0670mmol、収率54.8%)を白色の固体として得た。LCMS C28H36FN6O3[M+1]+ m/zの計算値=523.3、実測値:523.3。
表5の実施例は、適切な出発材料を用いて、実施例43の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例47:(1S,3R)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]-3-[(メチルスルホンイミドイル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド
工程1:N-(tert-ブチルジメチルシリル)メタンスルホンアミド
メタンスルホンアミド(10.0g、105mmol、1.0当量)及びtert-ブチルジメチルクロロシラン(23.8g、158mmol、1.5当量)のクロロホルム(150mL)中撹拌溶液に、トリエチルアミン(22.0mL、158mmol、1.5当量)を0℃で添加した。室温で一晩撹拌した後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物を水(200mL)で希釈して、酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、N-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]メタンスルホンアミド(17.8g、84.7mmol、収率80.6%)を白色の固体として得た。LCMS C7H20NO2SSi(M+H)+ m/zの計算値=210.1;実測値:210.0。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ6.88(s,1H),2.74(s,3H),0.72(s,9H),0.00(s,6H)。
工程2:2:(1S,3R)-3-[[N-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]-メチル-スルホンイミドイル]アミノ]-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド
トリフェニルホスフィンジクロリド(55.3mg、0.170mmol、1.0当量)のジクロロメタン(2.0mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.06mL、0.520mmol、3.0当量)を添加し、室温で10分間撹拌した。N-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]メタンスルホンアミド(34.8mg、0.170mmol、1.0当量)のジクロロメタン(2.0mL)中溶液を0℃で添加し、混合物を0℃で20分間撹拌した。(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(工程3、実施例28、20.0mg、0.05mmol、0.3当量)の溶液を0℃で添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、一晩かけて室温まで加温した。得られた混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物(20.0mg、0.0300mmol、収率60.0%)を得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.38(s,1H),8.22(s,1H),8.03(s,1H),7.47(d,J=0.8Hz,1H),7.06(d,J=10.8Hz,1H),4.68-4.80(m,1H),3.30-3.31(m,1H),2.97(d,J=1.2Hz,3H),2.54-2.61(m,1H),2.27(s,3H),2.13-2.20(m,1H),1.99-2.06(m,1H),1.84-1.92(m,2H),1.64(d,J=6.4Hz,6H),1.36-1.52(m,3H),1.22-1.30(m,1H),0.90(s,9H),0.09(s,3H),0.08(s,3H)。
工程3:(1S,3R)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]-3-[(メチルスルホンイミドイル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)-3-[[N-[tert-ブチル(ジメチル)シリル]-S-メチル-スルホンイミドイル]アミノ]-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(20.0mg、0.03mmol、1.0当量)のメタノール(2.0mL)中溶液に、メタノール中の4N HCl溶液(0.5mL、2.00mmol、60.0当量)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応物をアンモニア溶液でクエンチし、濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、(1S,3R)-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]-3-[(メチルスルホンイミドイル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド(3.9mg、0.007mmol、収率23.1%)を黄色の固体として得た。LCMS C24H32FN6O2S[M+H]+ m/zの計算値=487.2;実測値:487.1。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.38(s,1H),8.22(s,1H),8.03(s,1H),7.47(s,1H),7.06(d,J=11.2Hz,1H),4.68-4.80(m,1H),3.30-3.31(m,1H),3.02(s,3H),2.55-2.61(m,1H),2.27(s,3H),2.15-2.20(m,1H),1.96-2.04(m,1H),1.85-1.91(m,2H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.38-1.52(m,3H),1.26-1.29(m,1H)。
実施例48:(1S,3R)-N1-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-N3-メチルシクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド
工程1:エチル(1R,3S)-3-[(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキサンカルボキシレート
(1S,3R)-3-エトキシカルボニルシクロヘキサンカルボン酸(0.470g、2.35mmol、1.0当量)のDCM(25mL)中混合物に、N-(クロロ(ジメチルアミノ)メチレン)-N-メチルメタンアミニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(0.720g、2.56mmol、1.1当量)及び1-メチル-1H-イミダゾール(0.590g、7.48mmol、3.2当量)を0 ℃で添加した。混合物を室温で20分間撹拌した。次いで、4-ヨード-5-メチル-ピリジン-2-アミン(0.500g、2.14mmol、0.91当量)を添加した。更に18時間後、揮発物を減圧下で除去し、残留物をクロマトグラフィー(DCM/MeOH=20/1で溶出)によって精製して、エチル(1R,3S)-3-[(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキサンカルボキシレート(0.800g、1.92mmol、収率89.9%)を得た。LCMS C16H22IN2O3(M+H)+ m/zの計算値=417.1;実測値:417.0。
工程2:(1S,3R)-N1-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)-N3-メチルシクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド
エチル(1R,3S)-3-[(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキサンカルボキシレート(300.0mg、0.72mmol、1.0当量)のメチルアミンエタノール溶液(3M、7.19mL、21.6mmol、30.0当量)中混合物を、3時間撹拌しながらマイクロ波条件下で100℃に加熱した。混合物を濃縮し、クロマトグラフィー(DCM/MeOH=30/1で溶出)によって精製して、(1S,3R)-N1-(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)-N3-メチル-シクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド(92.0mg、0.229mmol、収率31.8%)を白色の固体として得た。LCMS C15H21IN3O2(M+H)+ m/zの計算値=402.1;実測値:402.0。
工程3:(1S,3R)-N1-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)-N3-メチルシクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミド
表題化合物は、(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-ヨード-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドの代わりに、(1S,3R)-N1-(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)-N3-メチル-シクロヘキサン-1,3-ジカルボキサミドを用いて、実施例22、工程8について記載したものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C25H31FN5O2(M+H)+ m/zの計算値=452.2;実測値:452.2。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.38(s,1H),8.21(s,1H),8.03(s,1H),7.47(d,J=1.2Hz,1H),7.05(dd,J=11.2,1.2Hz,1H),4.73-4.89(m,1H),2.70(s,3H),2.52(t,J=8.0Hz,1H),2.28-2.31(m,1H),2.26(s,3H),1.92-1.96(m,3H),1.82-1.84(m,1H),1.68-1.78(m,1H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.41-1.53(m,3H)。
実施例49:3-シアノ-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:メチル3-カルバモイルシクロヘキサン-1-カルボキシレート
3-メトキシカルボニルシクロヘキサン-1-カルボン酸(1.00g、5.37mmol、1.0当量)の塩化チオニル(3.00mL、41.7mmol、7.8当量)中溶液を、室温で一晩撹拌した。濾液を真空下で濃縮した。次いで、残留物をエーテルに溶解し、0℃に冷却した。アンモニア溶液(1.00mL)を滴下して加えた。更に2時間後、反応混合物を濾過した。固体をDCMに溶解し、ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、メチル3-カルバモイルシクロヘキサン-1-カルボキシレート(627mg、3.38mmol、収率63%)を得た。LCMS C9H16NO3(M+H)+ m/zの計算値=186.1;実測値:186.2。
工程2:メチル3-シアノシクロヘキサン-1-カルボキシレート
メチル3-カルバモイルシクロヘキサン-1-カルボキシレート(185mg、1.00mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(3.0mL)中溶液に、バージェス試薬(384mg、1.50mmol、1.5当量)を室温で加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈して、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、粗メチル3-シアノシクロヘキサン-1-カルボキシレート(169mg、0.960mmol、収率96.1%)を得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。LCMS C9H14NO2(M+H)+ m/zの計算値=168.1;実測値:168.2。
工程3:3-シアノシクロヘキサン-1-カルボン酸
水酸化リチウム(58.1mg、2.43mmol、2.4当量)を、メチル3-シアノシクロヘキサン-1-カルボキシレート(169mg、1.01mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(4.0mL)、メタノール(1.0mL)、及び水(1.0mL)の混合溶媒中溶液に室温で添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を1NのHCl溶液でpH5~6に調整し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、3-シアノシクロヘキサン-1-カルボン酸(119mg、0.780mmol、収率76.9%)を得た。LCMS C8H12NO2(M+H)+ m/zの計算値=154.1;実測値:154.2。
工程4:3-シアノ-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、(1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸の代わりに3-シアノシクロヘキサン-1-カルボン酸を用いて、実施例28、工程2について記載されたものと類似した手順を使用して調製した。LCMS C24H27FN5O(M+H)+ m/zの計算値=420.2;実測値:420.2。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ10.46(s,1H),8.48(s,1H),8.25(s,1H),8.04(s,1H),7.53(d,J=1.2Hz,1H),7.06(d,J=1.2,11.2Hz,1H),4.81-4.88(m,1H),2.67-2.74(m,1H),2.49-2.55(m,1H),2.27(s,3H),2.22-2.25(m,1H),2.08-2.11(m,1H),1.90-1.96(m,2H),1.68-1.80(m,1H),1.64(d,J=6.8Hz,6H),1.41-1.58(m,3H)。
実施例50:(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロ-N-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)アニリン
5-ブロモ-1,3-ジフルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(200mg、0.840mmol、1.0当量)のTHF(10.0mL)中0℃の溶液に、TEA(0.490mL、4.20mmo、5.0当量)及び2-アミノ-1,1,1-トリフルオロプロパン塩酸塩(126mg、0.840mmol、1.0当量)をゆっくりと添加した。更に30分間撹拌した後、冷却浴を外し、反応物を封管内で110℃にて3日間撹拌した。反応混合物を濃縮し、逆相クロマトグラフィーによって精製して、5-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロ-N-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)アニリン(1.80g、5.43mmol、収率64.8%)を得た。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ7.20(s,1H),6.89(dd,J=10.8,2.0Hz,1H),4.59-4.64(m,1H),1.45(d,J=6.8Hz,3H)。
工程2~工程8:(1S,3R)-3-(3,3-ジメチルウレイド)-N-(4-(4-フルオロ-1-(1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル)-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例22、工程2~工程8について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C26H31F4N6O2(M+H)+m/zの計算値=535.2;実測値:535.2。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.54(s,1H),8.23(s,1H),8.03(s,1H),7.55(s,1H),7.14(dd,J=10.8,1.2Hz,1H),6.05-6.07(m,1H),5.57-5.61(m,1H),3.62-3.66(m,1H),2.92(s,6H),2.56-2.58(m,1H),2.26(s,3H),2.06(d,J=12.0Hz,1H),1.88-1.93(m,6H),1.41-1.54(m,3H),1.24-1.28(m,1H)。
実施例51:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:3,3-ジメチル-1-ニトロソピロリジン-2-カルボン酸
3,3-ジメチルピロリジン-2-カルボン酸(500mg、3.49mmol、1.0当量)、水(1.0mL)及び亜硝酸ナトリウム(342.24mg、4.89mmol、1.4当量)を5mLのバイアルに添加し、溶解し、0℃に冷却した。12NのHCl溶液(0.580mL、6.98mmol)を滴下して添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(3mL)で希釈し、酢酸エチル(3×5mL)で抽出した。有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、3,3-ジメチル-1-ニトロソピロリジン-2-カルボン酸(374mg、2.17mmol、収率62.2%)を得た。LCMS C7H13N2O3(M+H)+ m/zの計算値=173.1;実測値:173.2。
工程2:4,4-ジメチル-5,6-ジヒドロ-4H-ピロロ[1,2-c][1,2,3]オキサジアゾール-7-イウム-3-オレート
3,3-ジメチル-1-ニトロソピロリジン-2-カルボン酸(374mg、2.17mmol、1.0当量)のアセトニトリル(3.0mL)中撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸無水物(0.390mL、2.82mmol、1.3当量)をゆっくりと添加した。混合物を室温で18時間撹拌した。炭酸カリウム(405mg、2.93mmol、1.35当量)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。得られた混合物を水(5mL)で希釈し、酢酸エチル(3×5mL)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、所望の生成物(371mg、2.13mmol、収率97.9%)を得た。LCMS C7H11N2O2
+(M)+ m/zの計算値=155.1;実測値:155.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ4.54-4.58(m,2H),2.44-2.51(m,2H),1.30(s,6H)。
工程3:1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール
4,4-ジメチル-3-オキソ-3a,4,5,6-テトラヒドロ-3H-ピロロ[1,2-c][1,2,3]オキサジアゾール-7-イウム(100mg、0.570mmol、1.0当量)及び(2-トリメチルシリルフェニル)トリフルオロメタンスルホネート(204mg、0.680mmol、1.2当量)のテトラヒドロフラン(5.0mL)中溶液に、フッ化テトラブチルアンモニウム(239mg、0.910mmol、1.3当量)を添加した。混合物を室温で18時間撹拌した。得られた混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、塩化アンモニウムの飽和水溶液(3×5mL)で洗浄した。有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、分取TLC(軽質石油エーテル/酢酸エチル=3/1で溶出)によって精製して、1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-b]インダゾール(66.0mg、0.350mmol、収率62.2%)を得た。LCMS C12H15N2(M+H)+ m/zの計算値=187.1;実測値:187.2。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.71-7.74(m,1H),7.51-7.54(m,1H),7.17-7.20(m,1H),6.94-6.98(m,1H),4.42-4.45(m,2H),2.49-2.52(m,2H),1.47(s,6H)。
工程4:8-ブロモ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール
1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-b]インダゾール(66.0mg、0.350mmol、1.0当量)の酢酸(2.0mL)中溶液に、臭素(56.6mg、0.350mmol、1.0当量)をゆっくりと添加した。混合物を65℃で一晩加熱した。混合物を亜硫酸ナトリウムの水溶液でクエンチし、重炭酸ナトリウムでpH8にアルカリ化し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮し、分取TLC(軽質石油エーテル/酢酸エチル=3/1)によって精製して、8-ブロモ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-b]インダゾール(44.0mg、0.160mmol、収率46.8%)を得た。LCMS C12H14BrN2(M+H)+ m/zの計算値=265.0,267.0;実測値:265.1,267.1。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ7.78(d,J=1.2Hz,1H),7.55(d,J=9.2Hz,1H),7.32(dd,J=9.2,1.2Hz,1H),4.48(t,J=7.2Hz,2H),2.56(t,J=7.2Hz,2H),1.53(s,6H)。
工程5:1,1-ジメチル-8-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール
8-ブロモ-1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-b]インダゾール(44.0mg、0.170mmol、1.0当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(63.2mg、0.250mmol、1.5当量)、及び酢酸カリウム(32.5mg、0.330mmol、2.0当量)の1,4-ジオキサン(1.0mL)中混合物を、窒素で5分間バブリングした。1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)ジクロリド(12.1mg、0.0200mmol、0.11当量)を添加した。混合物を100℃で3時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(10mL)で希釈し、水(3×10mL)で洗浄した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、1,1-ジメチル-8-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2,3-ジヒドロピロロ[1,2-b]インダゾール(50.0mg、0.160mmol、収率96.5%)を得た。LCMS C18H26BN2O2(M+H)+ m/zの計算値=313.2;実測値:313.2。
工程6~工程9:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(1,1-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[1,2-b]インダゾール-8-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例22、工程5~工程8について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C26H31ClN5O2(M+H)+ m/zの計算値=480.2;実測値:480.3。1H NMR(400MHz,CD3OD)δ8.36(s,1H),8.22(s,1H),7.87(s,1H),7.64(d,J=9.2Hz,1H),7.42(dd,J=9.2,1.6Hz,1H),4.52(t,J=7.2Hz,2H),3.70-3.76(m,1H),2.65(t,J=3.6Hz,2H),2.57-2.64(m,1H),2.04-2.07(m,1H),1.91(s,3H),1.86-1.92(m,3H),1.58(s,6H),1.36-1.49(m,3H),1.15-1.28(m,1H)。
実施例52:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(1-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)プロパン-1-オール及び2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチルインダゾール-3-イル)プロパン-2-オール
5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-3-プロパ-1-エン-2-イルインダゾール(工程2、実施例1、70mg、0.26mmol)のN2下THF(1.3mL)中溶液を含有する、セプタム付きの4mLバイアルに、テトラヒドロフラン中1Mのボラン(300μL、0.30mmol)を0℃で1分間かけて投入した。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物をRTで1日間撹拌した。反応混合物に、追加のテトラヒドロフラン中1Mボラン(310μL、0.31mmol)を入れ、RTで1日間撹拌した。反応混合物に、追加のテトラヒドロフラン中1Mボラン(170μL、0.17mmol)を入れ、RTで4時間撹拌した。反応混合物に、15重量%水酸化ナトリウム溶液(800μL、3mmol)を入れ、40℃で15分間撹拌した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、水中35重量%過酸化水素(500μL、5.84mmol)を入れ、RTで20分間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(15mL)及び水(15mL)でクエンチし、EtOAc(50mL)で抽出し、ブライン(15mL)で洗浄した。水層を合わせ、EtOAc(50mL)で逆抽出した。有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(12g SiO2、ヘキサン中EtOAc 10→80%、DCM中湿式充填)によって精製した。分離した異性体生成物を含有する画分を別々に合わせ、減圧及び加熱(~40℃)下で濃縮し、掻き出し後に2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチルインダゾール-3-イル)プロパン-1-オール(18.7mg、0.065mmol、収率25%)を透明な/白色の固体として得た。LCMS C11H13BrFN2O(M+H)+ m/zの計算値:287.0/289.0;実測値:286.9/288.9;Rf=0.04(2:1ヘキサン:EtOAc)。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ7.73(d,J=1.4Hz,1H),7.03(dd,J=1.4,10.0Hz,1H),4.44(s,3H),2.17(s,1H),1.87(s,6H)
同じ反応物から、2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチルインダゾール-3-イル)プロパン-2-オール(21mg、0.072mmol、収率28%)も白色の固体として単離された。LCMS C11H13BrFN2O(M+H)+ m/zの計算値:287.0/289.0;実測値:286.9/288.9;Rf=0.15(2:1 ヘキサン:EtOAc)。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ7.67(d,J=1.4Hz,1H),7.07(dd,J=1.4,10.1Hz,1H),4.24(s,3H),3.98(d,J=7.0Hz,2H),3.53(h,J=6.8Hz,1H),1.51(d,J=7.2Hz,3H)。
工程2:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(1-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチルインダゾール-3-イル)プロパン-1-オールを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C25H30ClFN5O3(M+H)+ m/zの計算値:502.2;実測値502.0
実施例53:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチルインダゾール-3-イル)プロパン-2-オールを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C25H30ClFN5O3(M+H)+ m/zの計算値:502.2;実測値502.0。1H NMR(500MHz,アセトニトリル-d3)δ8.78(s,1H),8.34(s,1H),8.24(s,1H),7.80(d,J=1.3Hz,1H),7.05(dd,J=1.3,12.2Hz,1H),6.30(d,J=8.1Hz,1H),4.38(s,3H),3.78(s,1H),3.69(tdt,J=4.0,8.1,11.7Hz,1H),2.55(tt,J=3.1,11.5Hz,1H),2.04(d,J=12.5Hz,1H),1.89-1.82(m,3H),1.81(s,3H),1.80(s,6H),1.48-1.26(m,3H),1.13(qd,J=3.7,12.6,13.2Hz,1H)。
実施例54:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール
5-ブロモ-7-フルオロ-3-ヨード-2-メチル-インダゾール(工程1、実施例1、41.0mg、0.12mmol)、炭酸ナトリウム(25.0mg、0.24mmol)、ジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(9.0mg、0.01mmol)、及びシクロプロピルボロン酸(13.0mg、0.15mmol)を含有する、セプタム付きの4mLバイアルを脱気し、N2を再充填した。反応混合物に、1,4-ジオキサン(800)μL)を入れ、N2を1分間注入し、水(200μL)を入れ、N2を更に1分間注入した後、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に追加のシクロプロピルボロン酸(17.0mg、0.20mmol)、ジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15.0mg、0.02mmol)、及び1,4-ジオキサン(100μL)を入れ、N2を1分間注入して、80℃で2時間撹拌する。反応混合物をEtOAc(30mL)、飽和NH4Cl(15mL)及び水(15mL)で希釈し、ポリプロピレンフリットを通して濾過した。有機層を分離し、ブライン(30mL)で洗浄した。水層を合わせ、EtOAc(30mL)で逆抽出した。有機画分を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(24g SiO2、ヘキサン中EtOAc 5→30%、DCM中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧及び加熱(~50℃)下で濃縮し、5-ブロモ-3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-インダゾール(11.7mg、0.04348mmol、収率37.639%)を灰白色の固体として得た。LCMS C11H11BrFN2(M+H)+ m/zの計算値:269.0/271.0;実測値:268.9/270.9
工程2:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに5-ブロモ-3-シクロプロピル-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾールを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C25H28ClFN5O2(M+H)+ m/zの計算値:484.2;実測値484.0。
実施例55:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:1-(3-フルオロピリジン-2-イル)-2-メチルプロパン-1-オン
2-ブロモ-3-フルオロピリジン(505mg、2.87mmol)のTHF(14.5mL)中、N2下-78℃の溶液を含有する、セプタム付きの4mLの加熱乾燥したバイアルに、n-ブチルリチウム(1.9mL、3.0mmol)を2分間かけてゆっくりと投入した(添加中に、明黄色→濃黄色が形成)。反応混合物を-78℃で10~15分間撹拌し、次いで、N-メトキシ-N,2-ジメチル-プロパンアミド(454μL、3.12mmol)のTHF(500μL)中溶液を、2分かけて投入した。溶液を-78℃で更に15分間撹拌した後、飽和NH4Cl(5mL)でクエンチした。反応混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、飽和NH4Cl(50mL)、及びブライン(50mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(40g SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→15%、DCM中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧及び加熱(~50℃)下で濃縮し、1-(3-フルオロ-2-ピリジル)-2-メチル-プロパン-1-オン(154mg、0.92mmol、収率32%)を透明な油として得た。LCMS C9H11FNO(M+H)+ m/zの計算値:168.1;実測値:168.0。
工程2:3-イソプロピル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン
1-(3-フルオロ-2-ピリジル)-2-メチル-プロパン-1-オン(154mg、0.92mmol)のヒドラジン一水和物(1.0mL、20.6mmol)及びピリジン(1mL)中混合物を含有する、セプタム付きの2mLマイクロ波用バイアルを、120℃で5.5時間、マイクロ波反応器内で加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、ジオキサン(2×10mL)と共蒸発させて、粗3-イソプロピル-1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン(143mg、0.89mmol、収率96%)を透明/黄色の油として得て、これは白色の固体に固化した。LCMS C9H12N3(M+H)+ m/zの計算値:162.1;実測値:162.1。
工程3:3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン
3-イソプロピル-1H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン(143mg、0.89mmol)の酢酸エチル(5mL)中、N2下の溶液を含有するセプタム付きの100mLのRBFに、トリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(214mg、1.45mmol)をRTで2時間かけて2度に分けて投入した。合計3時間後、反応混合物に、追加のトリメチルオキソニウムテトラフルオロボレート(150mg、1.01mmol)を1時間かけて4度にわけて投入した。反応混合物をEtOAc(50mL)で希釈し、次いで飽和NaHCO3(20mL)及び水(20mL)でクエンチした。有機層を分離し、水(30mL)及びブライン(20mL)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(24g SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→70%、DCM中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧及び加熱(~50℃)下で濃縮し、所望の生成物(11mg、0.063mmol、収率7.1%)を白色の固体として得た。LCMS C10H14N3(M+H)+ m/zの計算値:176.1;実測値:176.0。
工程4:5-ブロモ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン
3-イソプロピル-2-メチル-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン(11mg、0.06mmol)のDCM(1.6mL)中溶液を含有する20mLのバイアルに、DCM中1%v/v臭素(1.6mL、0.31mmol)を投入し、RTで1時間撹拌した。次いで、反応混合物を50℃で1日間撹拌した。反応混合物に、追加のDCM中1%v/v臭素(500μL、0.10mmol)を投入し、50℃で1日間撹拌した。粗反応混合物を、FCC(12g SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→40%、DCM中湿式充填)によって直接精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧下で濃縮して、所望の生成物(4.4mg、0.017mmol、収率28%)を透明なフィルムとして得た。LCMS C10H13BrN3(M+H)+ m/zの計算値:254.0/256.0;実測値:253.9/255.9;1H NMR(500MHz,クロロホルム-d):δ7.78(d,J=8.9Hz,1H),7.26(d,J=9.0Hz,1H),4.17(s,3H),3.51(hept,J=7.1Hz,1H),1.57(d,J=7.1Hz,6H)。
工程5:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに5-ブロモ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-ピラゾロ[4,3-b]ピリジンを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C24H30ClN6O2(M+H)+ m/zの計算値:469.2;実測値469.0。
実施例56:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-2H-インダゾール
5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール(297mg、1.1mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(285mg、1.12mmol)、及びジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(72mg、0.09mmol)の混合物を含有する加熱乾燥した20mLのマイクロ波用バイアルに、酢酸カリウム(215mg、2.19mmol)を投入し、セプタムキャップを圧着し、脱気し、N2を再充填(3×)した。次いで、バイアルに1,4-ジオキサン(10mL)を入れ、N2を1分間注入した。反応混合物を90℃で3.5時間マイクロ波処理した。反応混合物を、7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)インダゾール(349mg、1.03mmol、収率94%)のジオキサン中の0.1M混合物として処理し、そのまま使用した。LCMS C17H25BFN2O2(M+H)+ m/zの計算値:319.2;実測値:319.0。
工程2:tert-ブチル((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-5-(4,4,5,5,-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)インダゾール(318mg、1mmol)の1,4-ジオキサン(10mL)中の粗反応混合物を含有するセプタム付きの20mLのマイクロ波用バイアルに、炭酸ナトリウム(194mg、1.83mmol)、ジクロロメタンと錯体化された[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(60mg、0.07mmol)、及びtert-ブチルN-[(1R,3S)-3-[(4-ヨード-5-メチル-2-ピリジル)カルバモイル]シクロヘキシル]カルバメート(工程5、実施例22、418mg、0.91mmol)を投入し、N2を1分間注入した。次いで、バイアルに水(2.5mL)を入れ、N2を2分間注入し、10秒間超音波処理し、90℃で2時間マイクロ波処理した。合わせた混合物を酢酸エチル(「EtOAc」)(100mL)、飽和NaHCO3(30mL)及び水(30mL)で希釈し、ポリプロピレンフリットを通して真空濾過した。有機層を分離し、ブライン(50mL)で洗浄した。水層を合わせ、DCM(2×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、FCC(40g SiO2、DCM中EtOAc 10→45%、DCM中湿式充填)によって精製した。ほとんどの所望の生成物を含有する画分を合わせ、減圧及び加熱(~40℃)下で濃縮し、所望の生成物(535mg、1.02mmol、収率112%)を橙色~黄褐色の発泡体として得た。生成物は、ピナコールボラン関連副生成物を含有する可能性が高い。LCMS C29H39FN5O3(M+H)+ m/zの計算値:524.3;実測値:524.2。
工程3:(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
tert-ブチル((1R,3S)-3-((4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2)H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(535.0mg、1.02mmol)の酢酸エチル(11mL)中溶液を含有するセプタム付きの20mLバイアルに、6M HCl(水溶液)(2.5mL、15mmol)を入れた(注:ガス発生)。反応混合物をRTで15分間激しく撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、ジオキサン及びメタノールと2回共蒸発させ、高真空及び加熱(~50℃)下で乾燥させ、掻き出し後に、(1S,3R)-3-アミノ-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2-H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをHCl塩(489mg、0.917mmol、収率90%)として、淡黄色の粉末として得た。LCMS C24H31FN5O(M+H)+ m/zの計算値:424.3;実測値:424.1。
工程5:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンボキサミド、三塩酸塩(4.8mg、0.01mmol)をDMF(200μL)及びトリエチルアミン(8μL、0.06mmol)中に含有するセプタム付きの4mLバイアルに、無水酢酸(2μL、0.02mmol)を投入した。反応混合物を40℃で1時間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮して過剰のEt3Nを除去し、水及びMeOHで希釈し、0.45μmPTFEを通して濾過し、分取HPLCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 25→37%、湿式充填)によって精製した。純粋な生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥して、純度99.6%の(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをTFA塩(3.7mg、0.0053mmol、収率59%)として、淡黄色の凍結乾燥物として得た。LCMS C26H33FN5O2(M+H)+ m/zの計算値:466.3;実測値:466.2。
表6の実施例は、適切な出発材料を用いて、実施例2の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例65:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
(1S,3R)-3-アミノ-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2-H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(工程3、実施例2、7.0mg、0.01mmol)のDMF(200μL)中溶液を含有する4mLバイアルに、トリエチルアミン(9.0μL、0.06mmol)、続いてシアノ酢酸N-ヒドロキシスクシンイミドエステル(3.2mg、0.02mmol)を一度に投入した。混合物をRTで1時間撹拌し、追加のシアノ酢酸N-ヒドロキシスクシンイミドエステル(1.5mg、0.01mmol)及びトリエチルアミン(3.0μL、0.02mmol)を入れ、RTで1回更に1時間撹拌した。反応混合物を高真空下に置いて過剰のトリエチルアミンを除去した後、水及びMeOHで希釈し、0.45μmPTFEを通して濾過し、分取HPLCMS(5μm 10×3cm Luna C18、H2O(0.1%TFA)中MeCN 42→62%、MeOH+水中湿式充填)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を合わせ、凍結乾燥して、(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2-H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミドをTFA塩(5.7mg、0.0077mmol、収率61%)として、黄色の凍結乾燥物として得た。LCMS C26H29ClFN6O2(M+H)+ m/zの計算値:511.2/513.2;実測値:511.1/513.1。
実施例66:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例65について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C27H32FN6O2(M+H)+ m/zの計算値:491.3;実測値:491.2。
表7の実施例は、適切な出発材料を用いて、実施例7の合成に記載の手順を使用して調製した。
実施例74:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-a(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(2つのジアステレオ異性体の混合物)
工程1:1-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン
5-ブロモ-7-フルオロ-3-ヨード-2-メチル-2H-インダゾール(実施例1の工程1に従って調製)(588mg、1.66mmol)のTHF(11mL)中、-78℃の溶液を含有する加熱乾燥した100mL丸底フラスコに、2M塩化マグネシウムプロパン-2-イド(0.9mL、1.8mmol)を2分間かけて滴下して加え、同じ温度で15分間撹拌した。塩化アセチル(0.35mL、4.9mmol)を滴下して添加し、-78℃で5時間撹拌させた。反応混合物を飽和NH4(水溶液)で希釈し、DCMで2回洗浄し、次いでEtOAcで1回洗浄した。有機層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をFCC(40g、SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→25%)を用いて精製して、1-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン(289.5mg、0.875mmol、収率52.9%)を白色の固体として得た。LCMS C10H9BrFN2O+[M+H]+ m/zの計算値=270.9;実測値:270.8。
工程2:2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オール
1-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン(243mg、0.74mmol)をTHF(2.5mL)中に0℃で含有する50mLのバイアルに、トリメチル(トリフルオロメチル)シラン(TCI)(320μL、2.16mmol)を添加し、0℃で30分間撹拌した。次いで、反応物を、THF中の1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(110μL、0.11mmol)で0℃にて処理し、室温で1時間撹拌した。次に、THF中の1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(735μL、0.74mmol)を添加し、RTで1.5時間撹拌させた。反応物を飽和NH4(水溶液)で希釈し、DCMで2回、EtOAcで1回抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をFCC(24g、SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→40%)を用いて精製して、ラセミ2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オール(160.8mg、0.471mmol、収率64.1%)を黄褐色の粉末として得た。LCMS C11H10BrF4N2O+[M+H]+ m/zの計算値=340.9;実測値:340.8。
工程3:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(2つのジアステレオ異性体の混合物)
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オールを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C25H27ClF4N5O3(M+H)+ m/zの計算値:556.2;実測値556.0。
実施例75:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(2つのジアステレオ異性体の混合物)
工程1:2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1-ジフルオロプロパン-2-オール
1-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)エタン-1-オン(実施例74、工程1に従って調製)(106mg、0.32mmol)をTHF(1mL)中に含有する20mLのバイアルに、(ジフルオロメチル)トリメチルシラン(TCI)(200μL、1.46mmol)を氷上で加えた。反応物を0℃で35分間撹拌した。次いで、反応物を、THF(100μL、0.10mmol)中の1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド溶液で処理し、室温で反応させた。1時間後、THF中の1Mテトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(200μL、0.20mmol)を添加した。次に、RTで1時間撹拌した反応物を、飽和NH4Cl(水溶液)(20mL)及び1N HCl(5mL)で希釈した。水層をEtOAc(3回)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。揮発性物質を減圧下で除去し、残留物をFCC(12g、SiO2、ヘキサン中EtOAc 0→50%)を用いて精製して、ラセミ2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1-ジフルオロプロパン-2-オール(60.3mg、0.136mmol、収率42%)を半透明の黄色油として得た。LCMS C11H11BrF3N2O+[M+H]+ m/zの計算値=323.0/324.9;実測値:322.8/324.8。
工程2:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-(1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(2つのジアステレオ異性体の混合物)
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1-ジフルオロプロパン-2-オールを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。LCMS C25H28ClF3N5O3(M+H)+ m/zの計算値:538.2;実測値538.0。
実施例76-1:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-((R)-1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:ラセミ2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オールのSFC分離
1.34gのラセミ2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オールを、以下の条件を使用するキラル超臨界流体クロマトグラフィーで分離した:カラム:Chiralpak AD-H(2×25cm);移動相:12%IPA/CO2;圧力:100バール;流量:65mL/分;UV:220nM;注入量:0.2mL、IPA中50mg/mL。550mgのピーク1(tr=1.88分)及び560mgのピーク2(tr=2.19分)を収集した。ピーク2の絶対(S)-配置は、X線結晶構造によって決定した(表D~Iに示されるデータ)。
工程2~工程6:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-(1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド(P1)
表題化合物は、鏡像異性的に純粋な2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オール(ピーク1)及び他の適切な出発物質を用いて、実施例22、工程4~工程8について記載したものと類似した手順に従って調製した。LCMS C27H29F4N6O2(M+H)+ m/zの計算値:561.2;実測値:561.2。1H NMR(500MHz,dmso)δ10.43(s,1H),8.22(s,1H),8.19(d,J=7.7Hz,1H),8.00(s,1H),7.57(s,1H),7.47(s,1H),7.11(d,J=12.0,1.2Hz,1H),4.39(s,3H),3.60-3.51(m,3H),2.60(t,J=11.7Hz,1H),2.18(s,3H),2.05(s,3H),1.89(d,J=12.3Hz,1H),1.81-1.73(m,3H),1.28(q,J=12.4Hz,3H),1.09(q,1H)。19F NMR(470MHz,dmso)δ-79.91(3.10 F),-129.10(d,J=12.0Hz,1.0F)。
実施例76-2:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-2-メチル-3-((S)-1,1,1-トリフルオロ-2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、鏡像異性的に純粋な2-(5-ブロモ-7-フルオロ-2-メチル-2H-インダゾール-3-イル)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-オール(ピーク2)及び他の適切な出発物質を用いて、実施例22、工程4~工程8について記載したものと類似した手順に従って調製した。LCMS C27H29F4N6O2(M+H)+ m/zの計算値:561.2;実測値:561.2。1H NMR(500MHz,dmso)δ10.44(s,1H),8.23(s,1H),8.20(d,J=7.8Hz,1H),8.01(s,1H),7.58(s,1H),7.48(s,1H),7.12(d,J=11.9,1.2Hz,1H),4.40(s,3H),3.61-3.53(m,3H),2.60(t,J=11.9Hz,1H),2.19(s,3H),2.06(s,3H),1.93-1.87(m,1H),1.79(d,J=11.1Hz,3H),1.37-1.21(m,3H),1.09(q,J=11.7Hz,1H)。19F NMR(470MHz,dmso)δ-79.91(3.10F),-129.10(d,J=11.9Hz,1F)。
表8の実施例は、適切な出発材料を用いて、実施例56の合成において前述した適切な鈴木及びアミドカップリング手法を使用して調製した。
実施例80:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
シアノ酢酸N-ヒドロキシスクシンイミドエステル(267mg、1.47mmol)のDCM(4mL)中撹拌溶液に、トリエチルアミン(272μL、1.95mmol)をRTで加えた。0.5時間後、(1S,3R)-3-アミノ-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(実施例28、工程3、400mg、0.98mmol)を添加した。得られた混合物をRTで一晩撹拌した。反応混合物をDCM(50mL)で希釈し、水(5mL)及びブライン(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、EA/ヘキサン=0~100%で溶出する20gのシリカカラムによって精製し、(1S,3R)-3-[(2-シアノアセチル)アミノ]-N-[4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-ベンズイミダゾール-5-イル)-5-メチル-2-ピリジル]シクロヘキサンカルボキサミド(410mg、0.86mmol、収率88%)を白色の固体として得た。LCMS C26H30FN6O2(M+H)+ m/zの計算値:477.2;実測値:477.1。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ10.43(s,1H),8.47(s,1H),8.23(s,1H),8.19(d,J=7.7Hz,1H),8.02(s,1H),7.51(d,J=1.3Hz,1H),7.05(dd,J=1.3,11.5Hz,1H),4.83(hept,J=6.7Hz,1H),3.56(s,3H),2.63-2.58(m,1H),2.20(s,3H),1.94-1.84(m,1H),1.80-1.72(m,3H),1.53(d,J=6.7Hz,6H),1.32-1.24(m,3H),1.10-1.06(m,1H)
実施例81:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メトキシピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:4-ヨード-5-メトキシピリジン-2-アミン
2-フルオロ-4-ヨード-5-メトキシピリジン(100.0mg、0.40mmol)及び水酸化アンモニウム(1.03mL、7.9mmol)の1,4-ジオキサン(2mL)中溶液を、5mLのマイクロ波用チューブに密封し、マイクロ波照射下で160℃にて一晩加熱した。反応物が冷却した後、揮発性物質を真空下で除去した。残留物を、50%EA/Hexを用いる4gのシリカカラムによって精製し、4-ヨード-5-メトキシ-ピリジン-2-アミン(16mg、収率16%)を得た。LCMS C6H7IN2O(M+H)+ m/zの計算値:251.0;実測値:251.1。
工程2~工程9:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)-5-メトキシピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例22、工程1~工程8について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C25H31FN5O3(M+H)+m/zの計算値:468.2;実測値:468.1。
実施例82:N-((1R,3S)-3-((5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)ピリジン-2-イル)カルバモイル)シクロヘキシル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例2について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C29H34ClFN5O2(M+H)+m/zの計算値=538.2;実測値:538.1
実施例83:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:6-ブロモ-4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール
5-ブロモ-3-フルオロ-1-N-プロパン-2-イルベンゼン-1,2-ジアミン(工程2、実施例22、123.0mg、0.50mmol)を含有する20mLバイアルに、塩酸2N(水溶液)(1.5mL、3mmol)及び酢酸(0.5mL、8.74mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、水(0.2mL)中の亜硝酸ナトリウム(37.78mg、0.55mmol)をゆっくりと投入した。次に、反応物をRTで一晩撹拌した。水酸化ナトリウム(497mg、12.44mmol)を、pH>8まで少しずつ投入した。得られた混合物をDCM 20mLで2回抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、真空下で濃縮した。残留物を100%DCMを用いる12gのカラムで精製し、6-ブロモ-4-フルオロ-1-プロパン-2-イルベンゾトリアゾール(111mg、収率86%)を淡褐色の固体として得た。LCMS C29H10BrFN3(M+H)+m/zの計算値=258.0/260.0;実測値:257.8/259.8
工程2:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
[2-[[(1S,3R)-3-アセタミドシクロヘキサンカルボニル]アミノ]-5-クロロ-4-ピリジル]ボロン酸(工程7、実施例1、0.086M、0.3mL、0.03mmol)、6-ブロモ-4-フルオロ-1-プロパン-2-イルベンゾトリアゾール(7.7mg、0.03mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(3.1mg、0.0027mmol)、炭酸ナトリウム(8.59mg、0.08mmol)の1,4-ジオキサン(1mL)及び水(0.30mL)中溶液を、N2下で2時間100℃にて撹拌した。反応物をMeOHで希釈し、濾過し、次いで、auto-pure分取HPLCによって精製して、(1S,3R)-3-アセタミド-N-[5-クロロ-4-(7-フルオロ-3-プロパン-2-イルベンゾトリアゾール-5-イル)ピリジン-2-イル]シクロヘキサン-1カルボキサミド(8mg、収率63%)をTFA塩として得た。LCMS C23H27ClFN6O2(M+H)+m/zの計算値=473.2;実測値:473.1。1H NMR(500MHz,DMSO-d6)δ10.77(s,1H),8.51(s,1H),8.25(s,1H),7.96(d,J=1.2Hz,1H),7.76(d,J=7.9Hz,1H),7.38(d,J=11.0Hz,1H),5.31(hept,J=6.7Hz,1H),3.60-3.51(m,1H),2.64-2.59(m,1H),1.87-1.75(m,4H),1.75(s,3H),1.64(d,J=6.7Hz,6H),1.31-1.22(m,3H),1.07-1.04(m,1H)。
実施例84:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:5-ブロモ-3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン
窒素下のDMF(3mL)中5-ブロモ-1H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(300mg、1.51mmol)に、水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、90.8mg、2.27mmol)を添加し、反応混合物を30分間撹拌した。反応物に2-ブロモプロパン(0.28mL、3.03mmol)を添加し、2時間撹拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。粗物を、DCM中0~10%MeOHで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、5-ブロモ-3-イソプロピル-イミダゾ[4,5-b]ピリジン(180mg、0.75mmol、収率49.5%)を得た。LCMS C9H11BrN3(M+H)+ m/zの計算値:240.0;実測値240.0。
工程2:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジン-5-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、5-ブロモ-7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-インダゾールの代わりに5-ブロモ-3-イソプロピル-3H-イミダゾ[4,5-b]ピリジンを用いて、実施例1、工程8について記載したものと同様の手順を使用して調製した。)。LCMS C23H28ClN6O2(M+H)+ m/zの計算値:455.2;実測値:455.1。
実施例85:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(9-フルオロ-4,4-ジメチル-3,4-ジヒドロ-1H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-c][1,4]オキサジン-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
工程1:4-(5-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロフェニル)-5,5-ジメチルモルホリン-3-オン
水素化ナトリウム(鉱油中60%の分散液、762mg、19.0mmol)のDMF(3mL)中窒素下の撹拌溶液に、5,5-ジメチル-3-モルホリノン(1.66g、12.8mmol)を添加し、次いで、室温で30分間撹拌した。反応物に、5-ブロモ-1,3-ジフルオロ-2-ニトロ-ベンゼン(3.02g、12.7mmol)をDMF(0.50mL)中の溶液として添加し、1時間撹拌した。反応物を水(30mL)でクエンチし、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、粗4-(5-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロフェニル)-5,5-ジメチルモルホリン-3-オンを得、これを更に精製することなく次の工程で使用した。C12H13BrFN2O4(M+H)+ m/z:347.0;実測値:346.9。
工程2:4-(2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロフェニル)-5,5-ジメチルモルホリン-3-オン
粗4-(5-ブロモ-3-フルオロ-2-ニトロフェニル)-3,3-ジメチルモルホリン(15mL)/水(5mL)の溶液に、塩化アンモニウム(535mg、10mmol)及び鉄粉末(558mg、10mmol)を添加した。反応混合物を80℃で2時間加熱し、Celite(登録商標)で濾過し、濃縮した。粗製物を酢酸エチルで抽出し、水、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。酢酸エチル層を濾過し、濃縮し、粗物をヘキサン中0~50%のEtOAcを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、4-(2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロフェニル)-5,5-ジメチルモルホリン-3-オン(670mg、2.1mmol、2工程で収率16.6%)を得た。C12H15BrFN2O2(M+H)+ m/z:317.0;実測値:316.9。
工程3:7-ブロモ-9-フルオロ-4,4-ジメチル-3,4-ジヒドロ-1H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-c][1,4]オキサジン
4-(2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロフェニル)-5,5-ジメチルモルホリン-3-オン(640mg、2.02mmol)のトルエン(25mL)中撹拌溶液に、酢酸(3.0mL、2.02mmol)をrtで添加した。得られた混合物を110℃で3時間加熱した。揮発物を除去し、残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮し、粗製物をヘキサン中0~30%のEtOAcを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、7-ブロモ-9-フルオロ-4,4-ジメチル-1,3-ジヒドロ-[1,4]オキサジノ[4,3-a]ベンズイミダゾール(470mg、1.57mmol、収率77.8%)を得た。C12H13BrFN2O(M+H)+ m/z:299.0;実測値:299.0。
工程4:(1S,3R)-N-(5-クロロ-4-(9-フルオロ-4,4-ジメチル-3,4-ジヒドロ-1H-ベンゾ[4,5]イミダゾ[2,1-c][1,4]オキサジン-7-イル)ピリジン-2-イル)-3-(2-シアノアセタミド)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例65について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C27H29ClFN6O3(M+H)+ m/zの計算値:539.2;実測値:539.1。
実施例86:(1S,3R)-3-(2-シアノアセタミド)-N-(4-(7-フルオロ-3-イソプロピル-2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-5-メチルピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例65について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C26H29ClFN6O3(M+H)+ m/zの計算値:527.2;実測値:527.2。
実施例87:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(5-クロロ-4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例22について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C24H28ClFN5O2(M+H)+ m/zの計算値:472.2;実測値:472.2。
実施例88:(1S,3R)-3-アセタミド-N-(4-(4-フルオロ-1-イソプロピル-1H-ベンゾ[d]イミダゾール-6-イル)ピリジン-2-イル)シクロヘキサン-1-カルボキサミド
表題化合物は、適切な出発材料を使用して、実施例22について記載したものと類似した手順を用いて調製した。LCMS C24H29FN5O2(M+H)+ m/zの計算値:438.2;実測値:438.2。
生物学的アッセイ
CDK9/サイクリンT1酵素活性アッセイ
白色384ウェルの低容積マイクロプレート(Greiner Bio-One)を用いるTR-FRETアッセイを使用して、化合物の阻害活性をインビトロで評価した。化合物の存在下及び非存在下における、CDK9/サイクリンT1が触媒するペプチドのリン酸化を測定し、IC50の決定に使用した。昆虫細胞から発現させた組換えタンパク質複合体CDK9/サイクリンT1を、ProQinaseから購入した。試験化合物を1mMでDMSOに溶解し、9用量を用いてIC50を試験した。CDK9/サイクリンT1(最終1nM)、ULight-4E-BP1(最終50nM、Perkinelmer、TRF0128-D)、及びATP(最終1mM)を、アッセイ緩衝液(20mM HEPES pH7.4、1mM EGTA、0.05%BSA、0.005%Tween20、及び1mM TCEP)中に混合することによって、反応混合物を調製した。DMSO中の目的化合物を、ディスペンサー(TECAN D300E)による3倍連続希釈で各ウェルに添加して、9.9μLの反応混合物にした。室温で20分のプレインキュベーション後、0.1μLのMgCl2(最終10mM)を添加して、反応を開始した。37℃で45分間のインキュベーション後、Lance検出緩衝液(Perkinelmer CR97-100C)、LANCE Ultra Europium-anti-P-4E-BP1(Perkinelmer、TRF0216-D)、EDTAからなるクエンチ用緩衝液を2μL加えることによって反応を停止し、暗所にて更に60分間室温でインキュベートした。反応シグナルは、Envisionマルチモードプレートリーダー(PerkinElmer、2102-0010)によって測定した。IC50値を、GraphPad Prismソフトウェアを使用して、ヒル勾配を用いて標準的な4つのパラメータにデータを当てはめることによって決定した。表B(CDK9_T1)を参照されたい。
CDK2/サイクリンA2酵素活性アッセイ
白色384ウェルの低容積マイクロプレート(Greiner Bio-One)を用いるTR-FRETアッセイを使用して、化合物の阻害活性をインビトロで評価した。化合物の存在下及び非存在下における、CDK2/サイクリンA2が触媒するペプチドのリン酸化を測定し、IC50の決定に使用した。昆虫細胞から発現させた組換えタンパク質複合体CDK2/サイクリンA2を、ProQinaseから購入した。試験化合物を1mMでDMSOに溶解し、9用量を用いてIC50を試験した。CDK2/サイクリンA2(最終1nM)、ULight-4E-BP1(最終50nM、Perkinelmer、TRF0128-D)、及びATP(最終1mM)を、アッセイ緩衝液(20mM HEPES pH7.4、1mM EGTA、0.05%BSA、0.005%Tween20、及び1mM TCEP)中に混合することによって、反応混合物を調製した。DMSO中の目的化合物を、ディスペンサー(TECAN D300E)による3倍連続希釈で各ウェルに添加して、9.9μLの反応混合物にした。室温で20分のプレインキュベーション後、0.1μLのMgCl2(最終10mM)を添加して、反応を開始した。37℃で45分間のインキュベーション後、Lance検出緩衝液(Perkinelmer CR97-100C)、LANCE Ultra Europium-anti-P-4E-BP1(Perkinelmer、TRF0216-D)、EDTAからなるクエンチ用緩衝液を2μL加えることによって反応を停止し、暗所にて更に60分間室温でインキュベートした。反応シグナルは、Envisionマルチモードプレートリーダー(PerkinElmer、2102-0010)によって測定した。IC50値を、GraphPad Prismソフトウェアを使用して、ヒル勾配を用いて標準的な4つのパラメータにデータを当てはめることによって決定した。表B(CDK2_A2)を参照されたい。
CDK4/サイクリンD1酵素活性アッセイ
白色384ウェルの低容積マイクロプレート(Greiner Bio-One)を用いるTR-FRETアッセイを使用して、化合物の阻害活性をインビトロで評価した。化合物の存在下及び非存在下における、CDK4/サイクリンD1が触媒するペプチドのリン酸化を測定し、IC50の決定に使用した。昆虫細胞から発現させた組換えタンパク質複合体CDK4/サイクリンD1を、ProQinaseから購入した。試験化合物を1mMでDMSOに溶解し、9用量を用いてIC50を試験した。CDK4/サイクリンD1(最終1nM)、ULight-4E-BP1(最終100nM、Perkinelmer、TRF0128-D)、及びATP(最終2mM)を、アッセイ緩衝液(20mM HEPES pH7.4、1mM EGTA、0.05%BSA、0.005%Tween20、及び1mM TCEP)中に混合することによって、反応混合物を調製した。DMSO中の目的化合物を、ディスペンサー(TECAN D300E)による3倍連続希釈で各ウェルに添加して、9.9μLの反応混合物にした。室温で20分のプレインキュベーション後、0.1μLのMgCl2(最終10mM)を添加して、反応を開始した。37℃で45分間のインキュベーション後、Lance検出緩衝液(Perkinelmer CR97-100C)、LANCE Ultra Europium-anti-P-4E-BP1(Perkinelmer、TRF0216-D)、EDTAからなるクエンチ用緩衝液を2μL加えることによって反応を停止し、暗所にて更に60分間室温でインキュベートした。反応シグナルは、Envisionマルチモードプレートリーダー(PerkinElmer、2102-0010)によって測定した。IC50値を、GraphPad Prismソフトウェアを使用して、ヒル勾配を用いて標準的な4つのパラメータにデータを当てはめることによって決定した。表B(CDK4_D1)を参照されたい。
CellTiter-Glo(登録商標)の手順(増殖)
調製したH929細胞(細胞:トリパンブルー(#1450013、Bio-Rad)を1:1)の10μLのアリコートを、細胞カウント用スライド(#145-0011、Bio-Rad)上に分注し、細胞カウンター(TC20、Bio-Rad)を使用して細胞密度及び細胞生存率を得る。適切な量の再懸濁した細胞を培養フラスコから除去して、10μL/ウェルで細胞4000個/ウェルとなるようにする。H929細胞を50mLのコニカル管(#430290、Corning)に移す。卓上遠心分離機(SPINCHRON15、Beckman)を使用して、1000rpmで5分間遠沈する。上清を廃棄し、細胞ペレットを、10%FBS(F2422-500ML、Sigma)、ピルビン酸ナトリウム(100mM)(#25-000-CL、Corning)、HEPES緩衝液(1M)(#25-060-CL、Corning)、及びグルコース(200g/L)(A24940-01、Gibco)を含む改良RPMI1640(#10-040-CV、Corning)細胞培養培地に再懸濁し、400,000個/mLの細胞密度にする。ウェル当たり10μLの再懸濁したH929細胞を、クリーンベンチ内のMultidrop Combi(#5840310、Thermo Scientific)上の標準カセット(#50950372、Thermo Scientific)を使用して、384ウェルの低容積TC処理プレート(#784080、Greiner Bio-One)内に分注する。デジタル液体ディスペンサー(D300E、Tecan)を使用して、化合物をプレート上に分注する。プレートを加湿組織培養インキュベーター内で37℃にて24時間インキュベートする。10μLの調製したCellTiTer-Glo(登録商標)検出緩衝液(G7570、Promega)を、Combi multi drop上の小型チューブカセット(#24073295、Thermo Scientific)を使用して384ウェルプレートの各ウェルに加え、RTで30~60分間インキュベートする。384ウェル発光モードを使用するマイクロプレートリーダー(PheraStar、BMG Labtech)を用いてプレートを読み取る。表B(増殖_CTG_H929)を参照されたい。
表Bに示すように、式(I)又は式(II)のいずれかの式を有し、式中、ピリジン環上のR2がMeである化合物は、驚くべきことかつ予想外に、R2がCl又はHである対応する化合物と比較して、CDK4などの他のCDKよりもCDK9に対する選択性を改善することが示された。CDK4よりもCDK9に対する驚くべきかつ予想外の選択性を示す化合物のいくつかの例を表Cに示す。
X線結晶構造解析
実施例76-2に示すように、実施例76-2の調製のための前駆体としてピーク2を使用した。実施例76-2の調製のためピーク2の絶対(S)-配置をX線結晶構造解析によって決定し、(S)-配置の表示は
の化合物に示されるように例示できる。X線結晶構造解析のための結晶データ及びパラメータの詳細は、表D~Iに示されるとおりである。