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JP7764587B2 - 機器制御装置、機器制御方法、プログラム及び機器制御システム - Google Patents
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JP7764587B2 - 機器制御装置、機器制御方法、プログラム及び機器制御システム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法、プログラム及び機器制御システム

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Description

本開示は、機器制御装置、機器制御方法、プログラム及び機器制御システムに関する。
宅内の機器の自動運転に関する技術として、宅内の人の存在、不在を検知し、不在のときに機器に特定の処理を実行させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、人体検知センサにより人の不在を検知したときに、空気清浄ユニットを作動するとともに室内機に設けられた室内ファンの速度を空調運転時の速度より増大させる不在時クリーニングを行う空気調和機について記載されている。
特開2009-002602号公報
特許文献1に記載されている発明では、現時点での宅内の人の存在、不在を検知し、その結果に応じて機器を制御するものであり、検知した状態がどれだけ継続するかについては考慮に入れられていない。そのため、特許文献1に記載されている発明では、人が外出後すぐに帰宅するような場合でも、不在時クリーニングが実行されてしまう恐れがある。この場合、在宅時に不在時クリーニングが実行されることになるため、ユーザに不快感を与えてしまう恐れがある。
本開示は上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの快適性を損なわずに宅内の機器を適切に制御することが可能な機器制御装置、機器制御方法、プログラム及び機器制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る機器制御装置は、
宅内の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、ユーザが、不在、在宅かつ睡眠中、在宅かつ起床中のうちの何れの状態であるか、及び当該状態の継続時間を推定する状態推定手段と、
前記状態推定手段による推定結果に基づいて、前記宅内の機器を制御する機器制御手段と、を備え、
前記機器制御手段は、
前記状態推定手段が前記ユーザの状態が不在であると推定した場合は、在宅かつ睡眠中および在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能であり、
前記状態推定手段が前記ユーザの状態が在宅かつ睡眠中であると推定した場合は、在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能である。
本開示によれば、ユーザの快適性を損なわずに宅内の機器を適切に制御することが可能となる。
本開示の実施形態に係る機器制御システムの構成を示す図 本開示の実施形態に係る機器制御装置の構成を示すブロック図 学習した生活パターンの例を示す図 本開示の実施形態に係るメンテナンス機能テーブルの構成例を示す図 本開示の実施形態に係る学習処理のフローチャート 本開示の実施形態に係る機器制御処理のフローチャート 本開示の変形例1に係る機器制御システムの構成を示す図 本開示の変形例1に係る機器制御装置の構成を示すブロック図 本開示の変形例1に係る設定画面の例を示す図 本開示の他の変形例に係るメンテナンス機能テーブルの構成例を示す図 本開示の他の変形例に係るメンテナンス機能テーブルの構成例を示す図 本開示の他の変形例に係る制御条件テーブルの構成例を示す図 本開示の他の変形例に係る機器制御処理のフローチャート 本開示の他の変形例に係る機器制御システムの構成を示す図
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
本開示の実施形態に係る機器制御システム1について説明する。機器制御システム1は、図1に示すように、住宅100に設置された空調機10A、洗濯乾燥機10B、食洗機10C、給湯器10D、電子レンジ10E、等の機器10と、環境取得センサ群20と、これらの各構成とネットワークN1を介して通信可能に接続された機器制御装置30と、を備える。ネットワークN1は、例えば、ECHONET(登録商標)に準じた宅内ネットワーク、インターネット等である。ネットワークN1は、有線、無線を問わない。
空調機10A、洗濯乾燥機10B、食洗機10C、給湯器10D、および電子レンジ10Eは、ネットワークN1に接続する機能を有する家電機器であり、ネットワークN1を介して機器制御装置30によって運転が制御される。以下の説明において、空調機10A、洗濯乾燥機10B、食洗機10C、給湯器10D、および、電子レンジ10Eを区別しない場合は、機器10とも表記する。
ここで、本実施形態の各機器10は、家電機器本来の機能であるメイン機能と、メイン機能を維持、保守するためのメンテナンス機能とを有している。例えば、機器10が空調機10Aであれば、メイン機能は冷房、暖房、除湿等の機能、メンテナンス機能はフィルタ自動清掃機能である。機器10のメイン機能を正常に実行するために、メンテナンス機能を適当な頻度で実行する必要がある。なお、機器10によってはメンテナンス機能の実行中に騒音が発生して、ユーザに不快感を与える場合がある。
環境取得センサ群20は、宅内の環境を検出するための各種のセンサである。具体的には、環境取得センサ群20は、人感センサ、熱画像センサ、カメラ、マイク、ミリ波センサ等によって構成される。環境取得センサ群20は、随時、予め定めた時間間隔で宅内の環境情報を検出し、機器制御装置30に送信している。環境情報は、例えば、宅内の人の有無を示す情報、熱画像情報、音声情報、画像情報、人の姿勢や動きを示す情報等である。
機器制御装置30は、ネットワークN1を介して各機器10を監視、制御するための装置である。機器制御装置30は、図2に示すように、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、を備える。
通信部31は、機器制御装置30がネットワークN1を介して機器10及び環境取得センサ群20と通信するための通信インタフェースである。
制御部32は、CPU(Central Processing Unit)、オペレーティングシステム等のプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、ワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)等を備える。制御部32は、機器制御装置30の全体を制御する。また、制御部32は、機能的な構成として、環境取得部321と、学習部322と、状態推定部323と、機器制御部324と、を備える。
環境取得部321は、環境取得センサ群20から住宅100内の環境情報を取得する。また、環境取得部321は、随時、取得した環境情報を取得日時と対応付けて、後述する環境記憶DB331に記憶する。環境取得部321は、本開示の環境情報取得手段の一例である。
学習部322は、環境記憶DB331に記憶されている環境情報の履歴に基づいて、宅内のユーザの一日の生活パターンを学習する。具体的には、学習部322は、ユーザの生活パターンとして、ユーザの外出時間帯、在室時間帯、睡眠時間帯等を学習する。図3に、学習部322が学習したユーザの生活パターンの一例を示す。なお、学習部322は、曜日毎、月毎、季節毎等の単位でこのような学習を行うのが望ましい。例えば、水曜日のユーザの生活パターンを学習する場合、学習部322は、環境記憶DB331に記憶されている環境情報のなかから取得日が水曜日のものだけを用いて生活パターンを学習すればよい。学習部322は、本開示の学習手段の一例である。
状態推定部323は、環境取得部321が取得した最新の環境情報から、現在のユーザの状態を推定する。具体的には、状態推定部323は、ユーザの状態として、ユーザの在否と、在宅である場合はユーザが睡眠中であるか否かを推定する。従って、状態推定部323は、ユーザの状態が、「不在」、「在宅で起床中」、「在宅で睡眠中」のうちの何れの状態であるかを推定する。
また、状態推定部323は、学習部322が学習した生活パターンに基づいて、推定したユーザの状態の継続時間を推定する。例えば、図3に示すように生活パターンが学習されており、14時にユーザの状態が「不在」であると推定された場合を考える。この場合、図3に示す生活パターンよりユーザは19時に帰宅する可能性が高いため、状態推定部323は、「不在」状態の継続時間は14時から19時までの5時間であると推定することができる。一方、14時にユーザの状態が「在宅で起床中」であると推定された場合は、図3に示す生活パターンよりこの時間は通常は不在であるため、この状態は長く継続しないと判断し、状態推定部323は、継続時間を1時間と推定することができる。状態推定部323は、本開示の状態推定手段の一例である。
図2に戻り、機器制御部324は、状態推定部323による推定結果に基づいて、各機器10を制御する。具体的には、機器制御部324は、状態推定部323が推定したユーザの状態と、その継続時間とに基づいて、後述するメンテナンス機能テーブル333を参照して、ユーザの快適性を損なわない特定の機器10にメンテナンス機能を実行させる。機器制御部324は、本開示の機器制御手段の一例である。
記憶部33は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等である。記憶部33には、制御部32が実行するプログラム及び各種のデータが記憶される。また、記憶部33は、環境記憶DB331と、学習結果記憶DB332と、メンテナンス機能テーブル333と、を有する。
環境記憶DB331には、環境取得センサ群20によって取得された宅内の環境情報が取得日時情報とともに時系列で格納される。
学習結果記憶DB332には、学習部322が学習したユーザの生活パターンを示す情報が記憶される。
メンテナンス機能テーブル333は、各機器10のメンテナンス機能に関する情報が登録されるテーブルである。具体的には、メンテナンス機能テーブル333には、図4に示すように、機器10毎に、メンテナンス機能の実行時間と、メンテナンス機能実行中の稼働音レベルと、メンテナンス機能の内容を示す情報とが登録される。メンテナンス機能テーブル333に登録されている実行時間は、メンテナンス機能によって機器10のメイン機能の保守、点検が十分できるような適切な時間に設定されている。
メンテナンス機能テーブル333に登録されている稼働音レベルは、メンテナンス機能実行中の機器10の稼働音の大きさを「大」、「中」、「小」の何れかで表したものである。稼働音レベル「大」のメンテナンス機能は、実行中に非常に大きな音が発生するため、ユーザの不在中に実行するのが望ましい。稼働音レベル「中」のメンテナンス機能は、稼働音レベル「大」よりは小さい音であるものの、起床中のユーザに不快感を与える程度の音が発生するため、ユーザの不在中、若しくはユーザの睡眠中に実行するのが望ましい。稼働音レベル「小」のメンテナンス機能は、実行中にユーザに不快感を与えるほどの音は発生しないため、ユーザの状態に係わらずにいつでも実行してよい。
続いて、機器制御装置30が実行する処理について説明する。始めに、機器制御装置30が実行する学習処理について説明する。機器制御システム1が稼働して数か月が経過し、学習処理をするのに十分な環境情報が環境記憶DB331に蓄積される。その後、ユーザは、音声、ボタン操作等で学習処理の開始を指示する。当該指示に応答して、機器制御装置30では、図5のフローチャートに示す学習処理が開始される。
学習処理が開始されると、まず、機器制御装置30の学習部322は、環境記憶DB331に時系列で格納されている環境情報から、ユーザの生活パターンを学習する(ステップS101)。例えば、学習部322は、ニューラルネットワークモデルに従った機械学習の手法により、環境情報からユーザの生活パターンを学習すればよい。
続いて、学習部322は、学習したユーザの生活パターンを示す情報を学習結果記憶DB332に記憶する(ステップS102)。以上で学習処理は終了する。
続いて、機器制御装置30が実行する機器制御処理について説明する。なお、機器制御処理の実行前に上述した学習処理が実行済みである。例えば、1時間毎に、機器制御装置30は、図6のフローチャートに示す機器制御処理を実行する。
機器制御処理が開始されると、まず、機器制御装置30の環境取得部321は、環境取得センサ群20から住宅100内の最新の環境情報を取得する(ステップS201)。ステップS201は、本開示の環境情報取得ステップの一例である。
続いて、状態推定部323は、取得した環境情報からユーザの現在の状態が「不在」、「在宅で起床中」、「在宅で睡眠中」のうちの何れかであるかを推定する(ステップS202)。そして、状態推定部323は、学習結果記憶DB332に記憶されているユーザの生活パターンに基づいて、推定した状態の継続時間を推定する(ステップS203)。ステップS202、S203は、本開示の状態推定ステップの一例である。
ステップS202でユーザの状態が「不在」であると推定した場合(ステップS204;Yes)、「不在」状態の継続中にメンテナンス機能を実行すれば、ユーザの快適性が損なわれることはない。そのため、機器制御部324は、メンテナンス機能テーブル333を参照して、実行時間が推定した継続時間以下であるメンテナンス機能を有する機器10を特定する(ステップS205)。そして、ステップS209に処理は移る。
例えば、メンテナンス機能テーブル333に図4に示すような情報が登録されており、ユーザの状態が「不在」で、その継続時間が6時間と推定された場合を考える。この場合、ステップS205で機器制御部324は、メンテナンス機能を実行させる機器として、メンテナンス機能の実行時間が6時間以下である洗濯乾燥機10Bと食洗機10Cとを特定する。
一方、ステップS202でユーザの状態が「不在」でなく(ステップS204;No)、「在宅で睡眠中」であると推定した場合(ステップS206;Yes)、稼働音レベル「大」のメンテンナンス機能を実行すると、睡眠中のユーザの快適性が損なわれる。そのため、機器制御部324は、メンテナンス機能テーブル333を参照して、稼働音レベルが「中」又は「小」で、実行時間が推定した継続時間以下であるメンテナンス機能を有する機器10を特定する(ステップS207)。そして、ステップS209に処理は移る。
例えば、メンテナンス機能テーブル333に図4に示すような情報が登録されており、ユーザの状態が「在宅で睡眠中」で、その継続時間が6時間と推定された場合を考える。この場合、ステップS207で機器制御部324は、メンテナンス機能を実行させる機器10として、メンテナンス機能の稼働音レベルが「中」又は「小」で実行時間が6時間以下である食洗機10Cを特定する。
一方、ステップS206でユーザの状態が「在宅で睡眠中」でない場合(ステップS206;No)、ユーザの状態は「在宅で起床中」となり、稼働音レベル「大」、「中」のメンテンナンス機能を実行すると、起床中のユーザの快適性が損なわれる。そのため、機器制御部324は、メンテナンス機能テーブル333を参照して、稼働音レベルが「小」であるメンテナンス機能を有する機器10を特定する(ステップS208)。そして、ステップS209に処理は移る。
例えば、メンテナンス機能テーブル333に図4に示すような情報が登録されており、ユーザの状態が「在宅で起床中」と推定された場合を考える。この場合、ステップS208で機器制御部324は、メンテナンス機能を実行させる機器10として、メンテナンス機能の稼働音レベルが「小」である電子レンジ10Eを特定する。
ステップS209において、機器制御部324は、ステップS205、S207、若しくはS208で特定した機器10が、メンテナンス機能テーブル333で規定されている実行時間だけメンテナンス機能を実行するように制御する(ステップS209)。例えば、機器制御部324は、ネットワークN1を介して特定した機器10に、実行時間だけメンテナンス機能を実行させる制御信号を送信すればよい。なお、現在メンテナンス機能を実行中の機器10、若しくは、前回のメンテナンス機能の実行から予め定めた時間が経過していない機器10については、ステップS209の制御の対象外としてもよい。以上で機器制御処理は終了する。ステップS204~S209は、本開示の機器制御ステップの一例である。
このように本開示によれば、環境情報に基づいて宅内のユーザの状態が推定されるだけでなく、その状態の継続時間も推定され、その推定結果に基づいて機器10が制御される。これにより、例えば、ユーザが不在であると推定した場合でも、その継続時間が短い場合は、稼働音の大きいメンテナンス機能の実行を控えるような制御が可能となり、ユーザの快適性を損なわずに宅内の機器10を適切に制御することが可能となる。
(変形例1)
続いて、上述した実施形態の変形例1について説明する。なお、上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、説明を適宜簡略化、若しくは省略する。同一のメンテナンス機能であっても、ユーザの個人差により、実行中の稼働音を不快に感じる度合いが異なることが経験的に知られている。変形例1では、メンテナンス機能の稼働音レベルをユーザが設定可能とすることにより、よりユーザ個人に最適な機器10の制御を可能とすることを特徴とする。
図7は、変形例1に係る機器制御システム1を示す図である。図8は、変形例1に係る機器制御装置30の構成を示す図である。変形例1に係る機器制御システム1では、機器制御装置30は、インターネットN2を介して、端末40と通信可能に接続されている。端末40は、ユーザによって操作されるタブレット端末、スマートフォン等であり、インターネットN2を介して、機器制御装置30と種々の情報を送受信する。なお、端末40は、ネットワークN1への接続機能も有しており、住宅100内に位置する場合は、ネットワークN1を介して機器制御装置30と通信することも可能である。
また、変形例1の機器制御装置30は、制御部32の機能的な構成として、新たに機器設定部325を備える。機器設定部325は、ユーザからの入力に基づいて、各機器10のメンテナンス機能の稼働音レベルを設定する。具体的には、機器設定部325は、端末40からの要求に応じて、図9に示すような、各機器10のメンテナンス機能の稼働音レベルを設定するための設定画面を端末40に表示させる。端末40のユーザは、端末40を操作して表示された設定画面から稼働音を設定するための入力を行い、機器制御装置30の機器設定部325は、当該入力に基づいて、メンテナンス機能テーブル333に登録されているメンテナンス機能の稼働音レベルを更新する。機器設定部325は、本開示の機器情報設定手段の一例である。
このような構成にすることで、ユーザは、例えば、不快さを感じるメンテナンス運転の稼働音レベルを「大」に設定することで、自分が不在のとき以外はこのメンテナンス運転を実行させないようにすることができる。また、ユーザは、不快さを感じないメンテンナンス運転の稼働音レベルを「小」に設定することで、このメンテナンス運転を自分の在、不在に係わらずに実行させることができる。即ち、本変形例1によれば、よりユーザ個人に不快感を与えない機器10の制御が可能となる。
(その他の変形例)
なお、本開示は、上記実施形態、変形例1に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、学習したユーザの生活パターンに応じて、機器制御処理で参照するメンテナンス機能テーブル333を異ならせてもよい。例えば、在宅勤務、在宅介護等で宅内にほぼ人が存在し、「不在」となる継続時間が非常に短い生活パターンのユーザであると学習処理で学習した場合、機器制御処理は、図4の代わりに図10に示すメンテナンス機能テーブル333を用いて機器制御処理を行ってもよい。図10に示すメンテナンス機能テーブル333では、図4よりも稼働音レベル「大」のメンテナンス機能の実行時間が短くなっているため、短い「不在」の継続時間であっても、稼働音レベル「大」のメンテナンス機能を実行させ易くすることが可能となる。また、外出しがちで在宅時間が短い生活パターンのユーザの場合は、図4の代わりに図11に示すメンテナンス機能テーブル333を用いて機器制御処理を行うことで、短い在宅時にメンテナンス機能を実行させ易くすることが可能となる。
また、図6に示した機器制御処理は、あくまで一例であり、処理をより簡略化させることも可能である。例えば、記憶部33に図12に示すような制御条件テーブルを記憶させることで、図13に示すフローチャートのように機器制御処理を簡略化させることができる。
この機器制御処理では、同様に環境情報を取得して(ステップS201)、ユーザの状態とその継続時間を推定した後(ステップS202、S203)、機器制御部324は、図12に示す制御条件テーブルを参照して条件に合致する機器10を、メンテナンス機能を実行するように制御する(ステップS210)。これにより、図6に示した機器制御処理よりも処理時間を短縮することが可能となる。
また、上記実施形態では、機器制御処理で機器10をメンテナンス運転する例について説明したが、本開示は機器10のメンテナンス運転の制御に限定されるものではない。例えば、機器10のメイン機能の制御にも本開示は適用可能である。
また、上記実施形態では、機器制御装置30が住宅100内に設けられる機器制御システム1について説明したが、機器制御装置30が住宅100の外部に設けられていてもよい。例えば、図14に示す機器制御システム1では、機器制御装置30は外部に設けられており、住宅100内のルータ50を介して、各機器10及び環境取得センサ群20と接続されている。
また、上記実施形態において、機器制御装置30の制御部32が実行するプログラムを、既存のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを本開示に係る制御部32として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
1 機器制御システム、10 機器、10A 空調機、10B 洗濯乾燥機、10C 食洗機、10D 給湯器、10E 電子レンジ、20 環境取得センサ群、30 機器制御装置、40 端末、100 住宅、N1 ネットワーク、N2 インターネット、31 通信部、32 制御部、321 環境取得部、322 学習部、323 状態推定部、324 機器制御部、325 機器情報設定部、33 記憶部、331 環境記憶DB、332 学習結果記憶DB、333 メンテナンス機能テーブル

Claims (9)

  1. 宅内の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、ユーザが、不在、在宅かつ睡眠中、在宅かつ起床中のうちの何れの状態であるか、及び当該状態の継続時間を推定する状態推定手段と、
    前記状態推定手段による推定結果に基づいて、前記宅内の機器を制御する機器制御手段と、を備え、
    前記機器制御手段は、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が不在であると推定した場合は、在宅かつ睡眠中および在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能であり、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が在宅かつ睡眠中であると推定した場合は、在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能である、
    機器制御装置。
  2. 宅内の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、ユーザの状態と当該状態の継続時間とを推定する状態推定手段と、
    前記宅内の機器のメンテナンス機能の実行時間と稼働音レベルとが登録されるメンテナンス機能テーブルと、
    前記状態推定手段が推定した前記ユーザの状態が前記宅内に不在の状態である場合、前記メンテナンス機能テーブルに登録されている実行時間が前記不在の状態の推定継続時間以下であるメンテナンス機能を前記機器に実行させる機器制御手段と、を備え、
    前記宅内における前記ユーザの不在時間が短い傾向にあるほど、前記メンテナンス機能テーブルに登録されている閾値以上の稼働音レベルの前記メンテナンス機能の実行時間は短くなっている、
    機器制御装置。
  3. 前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、前記ユーザの生活パターンを学習する学習手段をさらに備え、
    前記状態推定手段は、前記学習手段が学習した前記ユーザの生活パターンに基づいて前記継続時間を推定する、
    請求項1又は2に記載の機器制御装置。
  4. 前記機器制御手段は、メンテナンス機能を実行するように前記宅内の機器を制御する、
    請求項に記載の機器制御装置。
  5. 前記機器制御手段は、前記メンテナンス機能の稼働音レベルと実行時間とに基づいて、前記宅内の機器を制御する、
    請求項4に記載の機器制御装置。
  6. 前記ユーザからの入力に基づいて、前記メンテナンス機能の稼働音レベルを設定する機器情報設定手段をさらに備える、
    請求項2又は5に記載の機器制御装置。
  7. 宅内の環境情報を取得する環境情報取得ステップと、
    前記環境情報取得ステップで取得した環境情報に基づいて、ユーザが、不在、在宅かつ睡眠中、在宅かつ起床中のうちの何れの状態であるか、及び当該状態の継続時間を推定する状態推定ステップと、
    前記状態推定ステップでの推定結果に基づいて、前記宅内の機器を制御する機器制御ステップと、を有し、
    前記機器制御ステップでは、
    前記状態推定ステップで前記ユーザの状態が不在であると推定した場合は、在宅かつ睡眠中および在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能であり、
    前記状態推定ステップで前記ユーザの状態が在宅かつ睡眠中であると推定した場合は、在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能である、
    機器制御方法。
  8. コンピュータを、
    宅内の環境情報を取得する環境情報取得手段、
    前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、ユーザが、不在、在宅かつ睡眠中、在宅かつ起床中のうちの何れの状態であるか、及び当該状態の継続時間を推定する状態推定手段、
    前記状態推定手段による推定結果に基づいて、前記宅内の機器を制御する機器制御手段、
    として機能させ
    前記機器制御手段は、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が不在であると推定した場合は、在宅かつ睡眠中および在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能であり、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が在宅かつ睡眠中であると推定した場合は、在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能である、
    プログラム。
  9. 宅内の環境情報を検出するセンサと、機器制御装置と、を備える機器制御システムであって、
    前記機器制御装置は、
    前記センサから前記宅内の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記環境情報取得手段が取得した環境情報に基づいて、ユーザが、不在、在宅かつ睡眠中、在宅かつ起床中のうちの何れの状態であるか、及び当該状態の継続時間を推定する状態推定手段と、
    前記状態推定手段による推定結果に基づいて、前記宅内の機器を制御する機器制御手段と、を備え
    前記機器制御手段は、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が不在であると推定した場合は、在宅かつ睡眠中および在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能であり、
    前記状態推定手段が前記ユーザの状態が在宅かつ睡眠中であると推定した場合は、在宅かつ起床中と推定した場合よりも稼働音レベルが大きい機器の制御を実行可能である、
    機器制御システム。
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