<情報処理システム1の概要> 図1は、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1は、一以上の情報端末10(第1情報端末10-1、第2情報端末10-2、第3情報端末10-3)と、情報処理装置20とを備える。複数の情報端末10及び情報処理装置20は、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)、又は移動体通信網のネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
情報端末10は、情報処理システム1においてサービスを利用する利用者(以下、「ユーザ」という)が使用する端末であり、例えば携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等の情報処理端末である。サービスは、例えばEC(Electronic Commerce)サービス等の電子商取引サービス、銀行、保険、証券、決済等に関する金融サービス、情報端末10がネットワークNを利用するための通信サービス、又は競技に対する投票を受け付ける投票サービスを含む。
情報端末10には、例えばユーザがサービスを利用するための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という)がインストールされている。ユーザは、専用アプリを介して、ECサイトから商品を購入したり、商品の購入においてキャッシュレス決済を実行したり、競技における投票対象に投票したりすることができる。
競技は、例えば競輪、オートレース、競馬、競艇、ドッグレース、自動車レース等の順位を競うレースや、野球、ラグビー、サッカー等の試合、又はエレクトロニック・スポーツであり、投票対象に対してユーザが投票可能な競技である。投票対象は、ユーザが所定価値を投票する対象であり、投票対象の候補となる複数の競技体(競技者、競技車体、競技チーム、又は動物を含む)のうち、勝利するとユーザが予想する競技体と賭式(投票方式)との組み合わせにより定められる。所定価値は、金銭、電子通貨又はポイントのように、ユーザが物品又はサービスを得るために使用可能な有形物又は無形物である。
情報処理装置20は、例えばコンピュータであり、一又は複数の物理的なサーバから構成されている。情報処理装置20は、ハイパーバイザ(hypervisor)上で動作する仮想的なサーバを用いて構成されていてもよく、クラウドサーバを用いて構成されていてもよい。
情報処理装置20は、投票サービスを利用するユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値をユーザに付与するための装置である。投票用価値は、例えば競技に対する投票に使用可能なポイントであり、競技の結果に応じて払い戻される報酬と異なる所定価値である。情報処理装置20は、投票対象に対して投票が可能な競技に対する投票を受け付けてもよい。
ユーザは、自身の金銭又は電子通貨を用いた投票が的中しないと金銭的な損失が発生するため、投票に対する敷居が高い。これに対して、情報処理装置20は、例えば電子商取引サービス、金融サービス、又は通信サービスのような、投票サービスと異なる他のサービスをユーザが利用した内容が所定の条件を満たした場合に投票用価値をユーザに付与する。所定の条件は、例えば電子商取引サービスを利用して所定の商品を購入すること、金融サービスにおいて口座を開設すること、所定の通信サービスを利用するための契約を結ぶこと等の条件である。
情報処理装置20がこのように動作することで、ユーザは、投票サービスと異なる他のサービスを利用することにより取得した投票用価値を使用して競技に投票できるため、投票に的中しない場合であっても自身の金銭又は電子通貨を失わない。その結果、ユーザは、競技に投票しやすくなる。そして、情報処理装置20は、ユーザが各種のサービスを利用するように促すことができるため、ユーザがサービスを利用する回数又はユーザが利用するサービスの数を増やすことができる。
ところで、ユーザは、競技に投票可能な投票用価値だけでなく、投票サービスと異なる他のサービスにおいて利用可能なポイント等のサービス用価値を付与されたいと考える。これに対して、情報処理装置20は、例えばユーザが投票サービスを利用した内容が所定の条件を満たした場合にサービス用価値を付与する。所定の条件は、例えばユーザが投票サービスに登録をするための操作を行ったこと、ユーザが投票サービスを利用して競技に投票をしたこと等の条件である。情報処理装置20がこのように動作することで、ユーザは、投票サービスを利用することによりサービス用価値を付与されるため、投票サービスと異なる他のサービスを利用しやすくなる。
本明細書においては、電子商取引サービス、金融サービス又は通信サービスのような、投票サービスと異なる他のサービスを第1サービス又は第2サービスという場合がある。 以下、情報端末10及び情報処理装置20の構成及び動作を詳細に説明する。
<ハードウェア構成> 図2は、情報端末10のハードウェア構成例を示す図である。情報端末10は、プロセッサ11、記憶部12、通信IF(Interface)13、入力デバイス14及び出力デバイス15を有する。
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部12は、プロセッサ11が実行するプログラムを記憶する。
通信IF13は、ネットワークNを介して情報処理装置20との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF13は、情報処理装置20から受信したデータをプロセッサ11に通知する。また、通信IF13は、プロセッサ11から入力されたデータを情報処理装置20に送信する。
入力デバイス14は、例えばユーザから入力操作を受け付ける。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス15は、例えばユーザに対して情報を出力する表示部及び音声出力部等である。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
図3は、情報処理装置20のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置20は、プロセッサ21、記憶部22、通信IF23、入力デバイス24及び出力デバイス25を有する。
プロセッサ21は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphical Processing Unit)であり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
記憶部22は、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を有する。記憶部22は、プロセッサ21が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部22は、情報端末10にインストールされた専用アプリを介してユーザがサービスを利用した内容を示す利用情報と、情報処理装置20がユーザに投票用価値又はサービス用価値を付与するための条件と、を記憶する。
通信IF23は、ネットワークNを介して情報端末10との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF23は、情報端末10から受信したデータをプロセッサ21に通知する。また、通信IF23は、プロセッサ21から入力されたデータを情報端末10に送信する。
入力デバイス24は、例えば情報処理装置20の管理者から入力操作を受け付ける。入力デバイス24は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス25は、例えば情報処理装置20の管理者に対して情報を出力する。出力デバイス25は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
<機能ブロック構成> 図4は、情報処理装置20の機能ブロック構成例を示す図である。プロセッサ21は、取得部211と、投票用価値付与部212と、サービス用価値付与部213と、投票情報表示制御部214と、サービス情報表示制御部215と、を有する。プロセッサ21は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部211、投票用価値付与部212、サービス用価値付与部213、投票情報表示制御部214及びサービス情報表示制御部215として機能する。
記憶部22は、サービスを利用するユーザのユーザ情報と、当該ユーザがサービスを利用した内容を示す利用情報と、投票用価値又はサービス用価値を付与するための条件と、を記憶する。図5から図7は、記憶部22に記憶された情報の一例を示す図である。
図5は、記憶部22に記憶されたユーザ情報を示す図である。ユーザ情報は、ユーザが利用しているサービスと、当該サービスの利用状況とを含む情報である。図5においては、サービスを利用するユーザのユーザ名、ユーザがサービスの利用を開始した日、ユーザが保有するポイントの数、ユーザがサービスを利用した回数、及びユーザのグレードが、複数のサービス名それぞれに関連付けられている。
以下の説明においては、サービス名「AA」に対応するサービスをサービスAA、サービス名「BB」に対応するサービスをサービスBB、サービス名「CC」に対応するサービスをサービスCCという。サービスAA及びサービスBBは、例えば電子商取引サービス、金融サービス又は通信サービスのような、投票サービスと異なる
サービス(すなわち第1サービス)であり、サービスCCは、投票サービスである。サービスAA及びサービスBBに関連付けられた、ユーザが保有するポイントの種別は、サービス用価値であり、サービスCCに関連付けられた保有ポイントの種別は、投票用価値である。
グレードは、例えば複数のサービスそれぞれにおいてユーザがサービスを利用した利用金額の合計、又は利用回数に応じて決定される。ユーザに付与されるグレードは、例えば複数のサービスそれぞれにおける利用金額の合計が大きければ大きいほど、又は複数のサービスそれぞれにおける利用回数が大きければ大きいほど、高くなる。図5においては、グレード「A」がもっとも高いグレードであり、グレード「C」がもっとも低いグレードである。グレード「B」は、グレード「A」とグレード「C」との間のグレードである。
図6は、記憶部22に記憶された第1サービスに関する情報を示す図である。図6(a)は、ユーザが第1サービスを利用した内容を示す利用情報を示す図である。図6(b)は、ユーザに投票用価値を付与するための条件を示す図である。図6においては、ユーザに付与される投票用価値は、所定の競技に投票することが可能な投票用ポイントである。
図6(a)においては、ユーザが第1サービスを利用した日時、ユーザ名、ユーザが利用した第1サービスのサービス名、ユーザが第1サービスにおいて使用した金額、及びユーザが第1サービスを利用することにより購入した商品名が関連付けられている。図6(b)においては、ユーザに投票用ポイントを付与するための第1サービスの利用条件、投票用ポイントを使用可能な競技の種別、投票用ポイントを使用可能な競技名、及びユーザに付与される投票用ポイントのポイント数が関連付けられている。
図7は、記憶部22に記憶された投票サービスに関する情報を示す図である。図7(a)は、ユーザが投票サービスを利用した内容を示す利用情報を示す図である。図7(b)は、ユーザにサービス用価値を付与するための条件を示す図である。図7においては、ユーザに付与されるサービス用価値は、所定のサービスにおいて使用することが可能なサービス用ポイントである。
図7(a)においては、ユーザ名、ユーザが投票した競技の競技名、ユーザが競技に投票した投票金額、及びユーザが競技に投票した投票用ポイント数が関連付けられている。図7(b)においては、ユーザにサービス用ポイントを付与するための投票サービスの利用条件、サービス用ポイントを利用する対象となるサービス、及びユーザに付与されるサービス用ポイントのポイント数が関連付けられている。
以下、図4に戻って、プロセッサ21により実現される各部の構成を説明する。 取得部211は、ユーザ情報、ユーザが第1サービスを利用した内容を示す第1サービス利用情報、又は投票サービスを利用した内容を示す投票サービス利用情報を外部の情報処理装置(不図示)から取得する。外部の情報処理装置は、例えば第1サービスの提供に用いられるサーバ又は投票サービスの提供に用いられるサーバである。ユーザ情報は、例えば図5に示すサービス名、ユーザ名及び利用開始日である。第1サービス利用情報は、例えば図6(a)に示す第1サービスを利用した内容を示す情報である。投票サービス利用情報は、図7(a)に示す投票サービスを利用した内容を示す情報である。
取得部211は、ユーザ情報、第1サービス利用情報又は投票サービス利用情報を、ユーザが使用する情報端末10から取得してもよい。取得部211は、例えばユーザが所定のサービスに登録する際に、ユーザ情報を情報端末10から取得してもよい。取得部211は、外部の情報処理装置又は情報端末10から取得したユーザ情報又は利用情報を記憶部22に記憶させる。
投票用価値付与部212は、ユーザが第1サービスを利用した内容を示す利用情報が所定の第1条件を満たした場合に、第1サービスとは異なる投票サービスにおいてユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値をユーザに付与する。第1サービスを利用した内容を示す利用情報は、例えば図6(a)に示す第1サービス利用情報である。第1条件は、例えば図6(b)に示す「条件」である。投票用価値は、例えば投票サービスにおいて競技に投票するために使用可能な投票用ポイントである。
「投票用価値をユーザに付与する」とは、例えば、ユーザが使用する情報端末10に、ユーザに付与する投票用ポイントのポイント数を示す情報を送信すること、又は、ポイント数を示す情報をユーザ名に関連付けて記憶部22に記憶させることである。
投票用価値付与部212は、例えば取得部211が記憶部22に記憶させた第1サービス利用情報を参照することにより、第1サービスにおいてユーザが購入した商品名又はユーザが使用した金額を特定する。投票用価値付与部212は、特定した商品名又は金額が、記憶部22が記憶している第1条件を満たしていると判定した場合に、当該第1条件に関連付けられた投票用ポイントのポイント数をユーザに付与する。
具体的には、投票用価値付与部212は、図6(a)に示す第1サービス利用情報を参照することにより、ユーザ名「U1」に対応するユーザ(以下、「ユーザU1」という)がサービスAAにおいて1000円を使用したことを特定する。投票用価値付与部212は、図6(b)を参照することにより、特定した金額が条件「1000円以上を使用」を満たしていると判定し、条件「1000円以上を使用」に関連付けられた投票用ポイント(500ポイント)をユーザに付与する。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、ユーザが競技に投票することが可能な投票用価値を、ユーザが投票サービスと異なる第1サービスを利用することにより付与することができる。その結果、投票用価値付与部212は、ユーザが競技に投票しやすくすることができる。
投票用価値付与部212は、投票サービスにおいて投票可能な複数の競技の中から、利用情報が示す利用内容に基づいて投票用価値を使用可能な競技を選択してもよい。利用情報は、ユーザが第1サービスを利用した情報であり、例えばユーザが第1サービスを利用することにより使用した金額又は購入した商品の種類である。投票用価値付与部212は、所定の競技名を選択してもよいし、競輪、オートレース等の競技の種類、又は複数の競技それぞれに関連付けられた競技のグレードを選択してもよい。
投票用価値付与部212は、使用金額が閾値以上である場合、又はユーザが所定の商品を購入した場合、競輪及びオートレースを選択する。一方、投票用価値付与部212は、ユーザの使用金額が閾値未満である場合、又はユーザが所定の商品と異なる商品を購入した場合、競輪を選択する。閾値は、予め決められた金額であり、例えば記憶部22に記憶された金額である。所定の商品は、例えば第1サービスを運営する事業者が指定した商品、競輪又はオートレース等の競技に関する商品、又はユーザが付与される投票用価値で投票可能な競技のスポンサーに関連付けられた商品である。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくするように動機づけられたり、第1サービスの事業者が購入してほしい商品をユーザが購入するように動機づけられたりする。
投票用価値付与部212は、第1サービス利用情報が示す利用内容に基づいて、投票用価値を使用可能な競技の数を決定してもよい。利用内容は、例えばユーザが第1サービスにおいて使用した金額又は購入した商品の種類である。投票用価値付与部212は、例えばユーザが第1サービスを利用することにより購入した商品の金額が大きければ大きいほど、又はユーザが購入した商品の種類が多ければ多いほど、ユーザに付与する投票用価値を用いて投票可能な競技の数を大きくする。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、投票可能な競技の数を大きくするために、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくしたり、購入する商品の種類を多くしたりするように仕向けることができる。その結果、投票用価値付与部212は、ユーザが第1サービスを利用する機会を増やすことができる。
投票用価値付与部212は、第1サービス利用情報が示す利用内容に基づいて、投票用価値を使用する投票における配当率を決定してもよい。利用内容は、例えばユーザが第1サービスにおいて使用した金額である。投票用価値付与部212は、例えばユーザの使用金額が大きければ大きいほど、投票用価値を使用する投票における配当率を高くする。投票用価値付与部212は、ユーザの使用金額が閾値以上であることを条件として配当率を標準値よりも大きくしてもよい。閾値は、ユーザの使用金額により第1サービスの事業者が得られた利益が、配当率の増加による払戻金の増加額を上回るように決定される。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票が的中したことによる払戻金を大きくするために、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくするように動機づけられる。
投票用価値付与部212は、第1サービス利用情報が示す利用内容に含まれる、ユーザが第1サービスを利用することにより購入した商品の金額又は商品の種類の少なくともいずれかに基づいて、投票用価値を使用可能な期間を決定してもよい。投票用価値付与部212は、例えばユーザが第1サービスを利用することにより購入した商品の金額が大きければ大きいほど、又はユーザが購入した商品の種類が多ければ多いほど、投票用価値を使用可能な期間を長くする。
投票用価値付与部212は、第1サービス利用情報が示す利用内容に含まれる商品名に対応する商品であってユーザが第1サービスを利用することにより購入した商品を提供した提供者がスポンサーである競技を、投票用ポイントを使用可能な競技に決定してもよい。投票用価値付与部212は、例えば記憶部22を参照することによりユーザが購入した商品の商品名に関連付けられた販売者又は生産者等の提供者を特定する。投票用価値付与部212は、記憶部22を参照することにより、投票用価値付与部212が特定した提供者がスポンサーである競技を特定し、特定した競技に使用可能な投票用価値をユーザに付与する。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、商品に関心を抱くユーザが、当該商品の提供者がスポンサーである競技に投票用価値を用いて投票できるため、ユーザに商品を印象付けやすくすることができる。その結果、提供者は、競技のスポンサーであることの効果が高いと考えることができるため、当該競技のスポンサーを継続しやすくする。さらに、競技の運営者は、競技のスポンサーを集めやすくなる。
投票用価値付与部212は、ユーザが第1サービスを利用した履歴に基づいて決定されたユーザのグレードに応じて決定した量の投票用価値をユーザに付与してもよい。グレードは、例えばユーザが第1サービスを利用した履歴に含まれる利用金額の合計、又は利用回数に応じたグレードであり、図5に示す「グレード」である。投票用価値付与部212は、例えば第1サービスを利用したユーザが当該第1サービスにおいて付与されたグレードが高ければ高いほど、投票用価値の量を大きくする。
具体的には、投票用価値付与部212は、図5を参照することにより、サービスAAを利用したユーザU1のグレード「C」と、サービスAAを利用したユーザU2のグレード「A」とを特定する。投票用価値付与部212は、例えばユーザU1とユーザU2が同じ金額を利用した場合であっても、ユーザU1に付与する投票用価値の量よりもユーザU2に付与する投票用価値の量を大きくする。
サービス用価値付与部213は、ユーザが、投票サービスを含む競技に関する複数のサービスのうち少なくともいずれかを利用したことに応じて所定の第2条件を満たした場合に、ユーザが第1サービスにおいて使用可能な第1サービス用価値をユーザに付与する。競技に関する複数のサービスは、例えば競技に投票するための投票サービス、競技を撮像した動画を閲覧するための閲覧サービス、又は競技場、競技の開始時刻、及び競技の結果等の競技に関する情報を検索するための検索サービスを含む。
第2条件は、例えば図7(b)に示す「条件」である。第2条件は、例えば競技情報を閲覧すること、投票サービスを含む複数のサービスにおける所定機能を使用すること、又は投票サービスを含む複数のサービスにおいてユーザが他のユーザと相互に承認することにより他のユーザを登録すること(いわゆるフレンド登録をすること)、所定の競技に対してユーザが入力した投票内容を他のユーザが閲覧可能に公開することを含んでもよい。第1サービス用価値は、例えば第1サービスを利用するために使用可能な第1サービス用ポイントである。
「第1サービス用価値をユーザに付与する」とは、例えば、ユーザが使用する情報端末10に、ユーザに付与する第1サービス用ポイントのポイント数を示す情報を送信すること、又は、ポイント数を示す情報をユーザ名に関連付けて記憶部22に記憶させることである。
サービス用価値付与部213は、例えば取得部211が情報端末10から取得した投票サービス利用情報、又は記憶部22に記憶させた投票サービス利用情報を参照することにより、ユーザが投票サービスを利用した利用状況を特定する。利用状況は、例えばユーザが投票サービスに登録したか否か、ユーザが投票サービスにおいて投票した金額、ユーザが専用アプリを介して投票サービスを操作した操作内容である。サービス用価値付与部213は、特定した利用状況が第2条件を満たしていると判定した場合に、当該第2条件に関連付けられた第1サービス用ポイントをユーザに付与する。
具体的には、サービス用価値付与部213は、取得部211が取得した投票サービス利用情報に、ユーザU2が投票サービスに登録をしたことが含まれていることを特定する。サービス用価値付与部213は、図7(b)を参照することにより、特定した内容が条件「投票サービスに登録」を満たしていると判定し、条件「投票サービスに登録」に関連付けられた第1サービス用ポイント(1000ポイント)をユーザに付与する。
サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、ユーザが第1サービスにおいて利用することが可能な第1サービス用価値を、ユーザが投票サービスを利用することにより付与することができる。その結果、サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票したり、第1サービスを利用したりしやすくすることができる。
サービス用価値付与部213は、例えばユーザが投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより所定の第2条件を満たした場合に、ユーザに第1サービス用価値を付与する。サービス用価値付与部213は、例えば図7(a)に示す投票サービス利用情報を参照することにより、ユーザが競技に投票したことを特定する。サービス用価値付与部213は、図7(b)に示す第2条件を参照することにより、ユーザが条件「競技に投票」を満たしたと判定し、条件「競技に投票」に関連付けられた第1サービス用ポイント(1500ポイント)をユーザに付与する。
サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票したことにより第1サービス用価値をユーザに付与することができる。その結果、ユーザは、競技に投票したり、第1サービスを利用したりするように動機づけられる。
サービス用価値付与部213は、ユーザに付与された投票用価値を用いてユーザが競技に投票した場合に、ユーザに第1サービス用価値を付与してもよい。サービス用価値付与部213は、例えば図7(a)を参照することにより、ユーザが投票用価値である投票用ポイントを用いて競技に投票したことを特定した場合に、ユーザに第1サービス用価値である第1サービス用ポイントを付与する。サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票するように仕向けることができる。
サービス用価値付与部213は、ユーザが投票用価値を付与された状態である場合に、ユーザに第1サービス用価値を付与してもよい。サービス用価値付与部213は、例えば図5に示すサービスCCに関連付けられた「保有ポイント数」を参照することにより、ユーザが投票用価値である投票用ポイントを保有していることを特定する。サービス用価値付与部213は、投票用ポイントを保有していることを特定したユーザに、第1サービス用価値である第1サービス用ポイントを付与する。
サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、第1サービスを利用したユーザに付与される投票用価値を付与されたユーザが第1サービスを利用しやすくすることができる。その結果、ユーザは、第1サービスと投票サービスとを循環的に利用しやすくなる。
サービス用価値付与部213は、第1サービスの利用において所定の第1条件を満たすユーザが、投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより所定の第2条件を満たした場合に、ユーザに第1サービス用価値を付与してもよい。所定の第1条件は、例えば第1サービスが金融サービスである場合、ユーザが口座を開設していることである。所定の第2条件は、例えば投票サービスにおいて、ユーザが競技に投票したことである。
サービス用価値付与部213は、例えば図5を参照することにより、所定の金融サービスにおいて口座を開設している複数のユーザを特定する。サービス用価値付与部213は、特定した複数のユーザのうち、投票サービスを利用することにより競技に投票した1以上のユーザに第1サービス用価値を付与する。
サービス用価値付与部213がこのように動作することで、ユーザが所定の金融サービスを利用するように動機づけられるため、例えば金融サービスの運営者は、金融サービスと投票サービスとを提携させることにより、金融サービスの口座の開設数を増やすことができる。
サービス用価値付与部213は、ユーザが投票に使用した価値から投票用価値を除外した価値の量に応じて決定した第1サービス用価値をユーザに付与してもよい。サービス用価値付与部213は、例えば図7(a)に示す「投票金額」を参照することにより、ユーザが投票した所定価値のうち、投票用価値を除外した所定価値の量を特定する。サービス用価値付与部213は、特定した所定価値の量が大きければ大きいほどユーザに付与する第1サービス用価値の量を大きくする。
サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、ユーザが投票した金銭又は電子通貨等の金額に応じた第1サービス用価値をユーザに付与できる。その結果、ユーザが、ユーザ自身の金銭又は電子通貨を積極的に使用するように動機づけられる。
サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票した結果に基づいて、ユーザが競技に投票したことによりユーザに付与される第1サービス用価値を使用可能な期限を決定してもよい。サービス用価値付与部213は、例えば記憶部22、情報端末10又は外部の情報処理装置からユーザが投票した投票内容が的中したか否かを含む的中結果を取得する。サービス用価値付与部213は、例えばユーザが競技に投票した投票内容が的中した場合は、ユーザが競技に投票した投票内容が的中していない場合よりも、ユーザに付与する第1サービス用価値を使用可能な期限を長くする。
サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票した投票内容が的中した場合に、第1サービス用価値をユーザに付与してもよい。サービス用価値付与部213がこのように動作することで、ユーザは、的中することを目指して投票を続けるので、競技に投票する回数を増やすように動機づけられる。
サービス用価値付与部213は、投票サービスにおける投票に基づいてユーザが得た価値の量が所定の第2条件を満たした場合に、ユーザに第1サービス用価値を付与してもよい。ユーザが得た価値は、例えばユーザが競技に投票した投票内容が的中したことによる払戻金である。所定の第2条件は、例えば「ユーザへの払戻金が閾値以上であること」である。閾値は、予め決められた金額であり、例えば競技のグレードが高ければ高いほど大きく設定される。サービス用価値付与部213は、例えばユーザが競技に投票した投票内容が的中し、かつ的中したことによる払戻金額が閾値以上である場合に、第1サービス用価値をユーザに付与する。サービス用価値付与部213がこのように動作することで、ユーザは、的中額が大きくなるように投票額を大きくするように動機づけられる。
サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票した投票内容が的中しなかった場合に第1サービス用価値をユーザに付与してもよい。サービス用価値付与部213がこのように動作することで、サービス用価値付与部213は、ユーザが競技に投票したことによる損失を、第1サービス用価値により補填することができる。その結果、ユーザは、投票が的中しないことによる金銭の損失に対する敷居が低くなるので、競技に投票しやすくなる。
投票情報表示制御部214は、競技に関する情報とユーザが所持する投票用価値とをユーザが使用する情報端末10に表示させる。競技に関する情報は、例えば競技名、競技の開始時刻を含む。投票情報表示制御部214は、投票用価値を使用可能な競技と、投票用価値を使用可能でない競技と、を識別可能な態様でユーザが使用する情報端末10に表示させる。投票情報表示制御部214は、例えば複数の競技のうち、投票用価値を使用可能な1以上の競技と、投票用価値を使用可能でない1以上の競技とを、異なる色、異なる字体、異なる文字の大きさ等の異なる態様で情報端末10に表示させる。投票情報表示制御部214がこのように動作することで、投票情報表示制御部214は、投票用価値を使用可能な競技をユーザに分かりやすく知らせることができる。
サービス情報表示制御部215は、複数の第1サービスを利用することにより購入することが可能な複数の商品に関する情報と、ユーザが所持する第1サービス用価値に関する情報と、をユーザが使用する情報端末10に表示させる。商品に関する情報は、商品の商品名、商品の価格、及び第1サービス用価値を用いることが可能か否かを含む。第1サービス用価値に関する情報は、第1サービス用価値の量を含む。
サービス情報表示制御部215は、投票サービスを利用するための画面において、ユーザが第1サービス用価値を用いて購入することが可能な商品と、第1サービス用価値を用いて購入することが可能でない商品と、を識別可能な態様でユーザが使用する情報端末10に表示させる。サービス情報表示制御部215は、例えば第1サービス用価値を用いて購入することが可能な商品と、第1サービス用価値を用いて購入することが可能でない商品とを、異なる色、異なる字体、異なる文字の大きさ等の異なる態様で情報端末10に表示させる。サービス情報表示制御部215がこのように動作することで、サービス情報表示制御部215は、第1サービス用価値を用いて購入することが可能な商品を、ユーザに分かりやすく知らせることができる。
サービス情報表示制御部215は、ユーザが所持する投票用価値の量に基づいて、ユーザが競技に投票するために必要な投票用価値を付与されるための第1サービスの利用条件に関する情報をユーザが使用する
情報端末10に表示させる。サービス情報表示制御部215は、例えば図5に示した「保有ポイント数」を参照することにより、ユーザが競技に投票するために必要な投票用価値の量と、ユーザが所持する投票用価値の量との差を特定する。サービス情報表示制御部215は、特定した投票用価値の量の差をユーザが取得するために必要な第1サービスの利用条件を特定する。
具体的には、ユーザが第1サービスを利用して2000円の商品を購入することにより取得可能な投票用価値の量と、ユーザが所持する投票用価値の量とを加算することにより、ユーザが競技に投票可能な投票用価値の量に達するとする。この場合、サービス情報表示制御部215は、「2000円以上の商品を購入する」という利用条件をユーザが使用する情報端末10に表示させる。サービス情報表示制御部215がこのように動作することで、サービス情報表示制御部215は、ユーザが投票用価値を用いて競技に投票するために必要な第1サービスの利用金額をユーザに知らせることができる。
<情報処理システム1における処理シーケンス> 図8は、情報処理システム1における処理シーケンスの例を示す図である。図8は、情報端末10及び情報処理装置20の間で送受信されるデータの一部を示している。図8に示す処理シーケンスは、情報端末10がユーザから第1サービスを利用する操作を受け付ける時点から開始している(S11)。第1サービスを利用する操作は、例えば電子商取引サービスにおいて所定の商品を購入するための操作である。情報端末10は、ユーザから操作を受け付けたことにより、第1サービスを利用した内容を示す第1サービス利用情報を情報処理装置20に送信する(S12)。
情報処理装置20は、情報端末10から取得した第1サービス利用情報が示す利用内容が第1条件を満たしたか否かを判定する(S13)。第1条件は、例えば「ユーザが商品を購入すること」である。第1条件を満たしたと判定した場合(S13のYES)、情報処理装置20は、ユーザに投票用価値を付与し(S14)、付与した投票用価値を示す投票用価値情報を情報端末10に送信する(S15)。投票用価値情報は、例えば投票用価値の量と情報端末10のユーザが投票用価値を用いて投票可能な競技名とを含む。第1条件を満たしていないと判定した場合(S13のNO)、情報処理装置20は、ユーザに投票用価値を付与せずに次の処理に進む。
情報端末10は、情報処理装置20から取得した投票用価値情報を出力デバイス15に表示する(S16)。情報端末10は、投票サービスを利用する操作を受け付ける(S17)。投票サービスを利用する操作は、例えばユーザが投票サービスを利用するための登録を行う操作、又はユーザが投票サービスを用いて競技に投票するための操作である。情報端末10は、ユーザから操作を受け付けたことにより、投票サービスを利用した内容を示す投票サービス利用情報を情報処理装置20に送信する(S18)。
情報処理装置20は、情報端末10から取得した投票サービス利用情報が示す利用内容が第2条件を満たしたか否かを判定する(S19)。第2条件は、例えば「競技に投票すること」である。第2条件を満たしたと判定した場合(S19のYES)、情報処理装置20は、ユーザに第1サービス用価値を付与し(S20)、付与した第1サービス用価値を示す第1サービス用価値情報を情報端末10に送信する(S21)。第1サービス用価値情報は、例えば第1サービス用価値の量と情報端末10のユーザが第1サービス用価値を利用可能な第1サービスのサービス名とを含む。第2条件を満たしていないと判定した場合(S19のNO)、情報処理装置20は、ユーザに第1サービス用価値を付与せずに次の処理に進む。
情報端末10は、情報処理装置20から取得した第1サービス用価値情報を出力デバイス15に表示する(S22)。情報端末10は、S11における動作と同じように、ユーザから第1サービスを利用するための操作を受け付ける。
<情報処理装置20における動作の流れ> 図9及び図10は、情報処理装置20における動作の流れを示すフローチャートである。図9は、情報処理装置20が投票用価値を付与する動作の流れを示すフローチャートであり、図8に示すS12からS15までの動作に相当する。図10は、情報処理装置20が第1サービス用価値を付与する動作の流れを示すフローチャートであり、図8に示すS18からS21までの動作に相当する。
図9に示すように、取得部211は、情報端末10から第1サービス利用情報を取得する(S31)。投票用価値付与部212は、取得部211が取得した第1サービス利用情報が示す利用内容に基づいて情報端末10のユーザが第1サービスにおいて使用した金額を特定する(S32)。特定した金額が閾値未満である場合(S33のNO)、投票用価値付与部212は、情報端末10のユーザに投票用価値を付与しない。
特定した金額が閾値以上である場合(S33のYES)、投票用価値付与部212は、例えば特定した金額に応じた投票用価値の量を決定する(S34)。投票用価値付与部212は、投票用価値を用いて投票可能な競技を決定する(S35)。続いて、投票用価値付与部212は、決定した投票用価値の量と投票可能な競技とに対応する投票用価値を情報端末10のユーザに付与する(S36)。投票情報表示制御部214は、決定した投票用価値の量と投票可能な競技とを含む投票用価値情報を情報端末10に送信することにより、投票用価値情報を情報端末10に表示させる(S37)。
情報処理装置20は、処理を終了する操作が行われていない場合(S38のNO)、S31からS37までの処理を繰り返す。処理を終了する操作が行われた場合(S38のYES)、情報処理装置20は、処理を終了する。なお、情報処理装置20は、S34とS35との動作を実行する順序を入れ替えてもよい。
図10に示すように、取得部211は、情報端末10から投票用サービス利用情報を取得する(S41)。サービス用価値付与部213は、取得部211が取得した投票用サービス利用情報が示す利用内容に基づいて情報端末10のユーザが競技に投票したか否かを判定する(S42)。ユーザが競技に投票していないと判定した場合(S42のNO)、サービス用価値付与部213は、情報端末10のユーザに第1サービス用価値を付与しない。
ユーザが競技に投票したと判定した場合(S42のYES)、サービス用価値付与部213は、投票サービス利用情報に基づいてユーザが競技に投票した所定価値を特定する(S43)。サービス用価値付与部213は、特定した所定価値から投票用価値を除外した所定価値(すなわち、投票した金銭又は電子通貨の量)を特定する(S44)。
サービス用価値付与部213は、所定価値から投票用価値を除外した所定価値の量に応じた第1サービス用価値の量を決定する(S45)。サービス用価値付与部213は、決定した第1サービス用価値の量を、情報端末10のユーザに付与する(S46)。サービス情報表示制御部215は、決定した第1サービス用価値の量を含む第1サービス用価値情報を情報端末10に送信することにより、第1サービス用価値情報を情報端末10に表示させる(S47)。
情報処理装置20は、処理を終了する操作が行われていない場合(S48のNO)、S41からS47までの処理を繰り返す。処理を終了する操作が行われた場合(S48のYES)、情報処理装置20は、処理を終了する。
<第1変形例> 以上の説明においては、ユーザが第1サービスを利用することにより情報処理装置20がユーザに投票用価値を付与し、ユーザが投票サービスを利用することにより情報処理装置20がユーザに第1サービス用価値を付与する動作を例示したが、これに限らない。情報処理装置20は、ユーザが第1サービスを利用することによりユーザに投票用価値を付与し、ユーザが投票サービスを利用することにより、ユーザに、第2サービスにおいて利用可能な第2サービス用価値を付与してもよい。第2サービスは、第1サービスと投票サービスとのいずれとも異なるサービスであり、第1サービスと異なる電子商取引サービス、金融サービス、又は通信サービスを含むサービスである。
図11は、第1変形例に係る情報処理装置20の機能ブロック構成例を示す図である。図11に示す情報処理装置20は、第2サービス用価値付与部216を有する点で図4に示す情報処理装置20と異なり、他の点において同じである。
第2サービス用価値付与部216は、ユーザが投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより所定の第3条件を満たした場合に、ユーザが第1サービスと投票サービスのいずれとも異なる第2サービスにおいて使用可能な第2サービス用価値をユーザに付与する。第3条件は、例えば投票用価値を用いて競技に投票すること等の条件である。第3条件は、第2条件と同じであってもよいし異なっていてもよい。
第2サービス用価値付与部216は、例えば図6(a)を参照することにより、ユーザU3がサービスAAを利用することにより商品ZZZを購入したことを特定し、特定した利用内容が第1条件を満たすと判定したことによりユーザU3に投票用価値を付与する。
続いて、第2サービス用価値付与部216は、図7(a)を参照することによりユーザU3が投票用価値である投票ポイントを使用して競技に投票したことを特定し、特定した利用内容が第3条件を満たすと判定する。第2サービス用価値付与部216は、ユーザU3の利用内容が第3条件を満たすと判定したことにより、サービスBBにおいて利用可能な第2サービス用価値をユーザU3に付与する。
第2サービス用価値付与部216がこのように動作することで、第2サービス用価値付与部216は、ユーザがサービス用価値を利用することが可能なサービスの数を増やすことができるため、複数のサービスにおける利用回数を向上させることができる。さらに、第2サービスの運営者が第2サービスを利用するユーザの数を増やすために投票サービスと提携しようとすることにより、投票サービスの利用回数を向上させることができる。
第2サービス用価値付与部216は、ユーザが投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより所定の第3条件を満たした場合に、第2サービス用価値と、ユーザが第1サービスにおいて使用可能な第1サービス用価値と、をユーザに付与してもよい。第2サービス用価値付与部216がこのように動作することで、ユーザが投票サービスと異なる複数のサービスを利用するように動機づけられるため、投票サービスと異なる複数のサービスにおける利用回数を向上させることができる。
第2サービス用価値付与部216は、ユーザが投票サービスを利用することにより満たした所定の第3条件の内容に応じて、サービス用価値を付与する対象となるサービスの数を決定してもよい。サービス用価値を付与する対象となるサービスは、投票サービスと異なる電子商取引サービス、金融サービス、又は通信サービスを含むサービスである。第2サービス用価値付与部216は、例えばユーザが投票サービスを利用することにより競技に投票した投票価値が大きければ大きいほど、ユーザに付与するサービス用価値を使用することが可能なサービスの数を大きくする。
第2サービス用価値付与部216がこのように動作することで、ユーザは投票サービスを利用するように動機づけられる。さらに、サービス用価値を利用可能なサービスの数が増えるため、サービス用価値を利用しやすくなる。その結果、ユーザが投票サービスを用いて投票する金額を大きくさせたり、投票サービスと異なるサービスを利用する確率を向上させたりすることができる。
<第2変形例> 以上の説明においては、ユーザが1つの第1
サービスを利用することにより第1条件を満たすか否かを判定し、第1条件を満たした場合にはユーザに投票用価値を付与する動作を例示したが、これに限らない。投票用価値付与部212は、ユーザが第1サービスを含む複数のサービスを利用した場合、当該複数のサービスそれぞれに設定された第4条件を満たすか否かを判定し、複数の第4条件を満たした場合にはユーザに投票用価値を付与してもよい。
図12は、第2変形例に係る第4条件に関する情報を示す図である。図12(a)は、複数のサービスそれぞれに設定された第4条件を示す図であり、図12(b)は、複数の第4条件を達成した場合にユーザに付与される投票用価値を示す図である。図12(a)及び図12(b)に示す第4条件及び投票用価値は、記憶部22に記憶されている。
図12(a)においては、サービス名と、複数のサービスそれぞれに関連付けられた条件を識別するための条件識別情報(以下、「条件ID」という)と、第4条件と、が関連付けられている。図12(b)においては、達成条件と、競技種別と、競技の競技名と、ユーザに付与する投票用価値のポイント数と、が関連付けられている。達成条件は、図12(a)に示す複数の条件を組み合わせた条件であり、例えば達成条件が「AとB」である場合、図12(a)に示す条件ID「A」に関連付けられた条件と条件ID「B」に関連付けられた条件とを満たす条件である。
以下、第2変形例における投票用価値付与部212の動作を詳細に説明する。なお、第2変形例に係る情報処理装置20の機能ブロック構成例は、図4と同じである。 投票用価値付与部212は、第1サービスを少なくとも含む複数のサービスのそれぞれを利用した内容を示す利用情報が、それぞれのサービスに設定された所定の第4条件を満たした場合に、投票用価値をユーザに付与する。
投票用価値付与部212は、例えば図6(a)を参照することにより、ユーザU1が、サービスAAを利用することにより1000円を使用したこと、及びサービスBBを利用することにより商品ZZZを購入したことを特定する。投票用価値付与部212は、図12(a)を参照することにより、ユーザU1が条件ID「A」に関連付けられた第4条件と、条件ID「B」に関連付けられた第4条件と、を満たしたと判定する。投票用価値付与部212は、図12(b)を参照することにより、達成条件「AとB」を満たしたユーザU1に競技名「名古屋1」に対応する競技への投票に使用可能な投票用ポイントを1000ポイント付与する。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、ユーザに複数のサービスを利用させるように仕向けることができるため、複数のサービスにおいてユーザが利用する回数を増やすことができる。さらに、複数のサービスを運営する事業者においては、当該事業者が運営する複数のサービスを達成条件とすることで、複数のサービスの事業効率を向上させることができる。
投票用価値付与部212は、所定の第4条件を満たすサービスの数が多い場合に、所定の第4条件を満たすサービスの数が少ない場合よりも、ユーザが投票用価値を使用可能な対象の競技を多くしてもよい。投票用価値付与部212は、例えばユーザが利用した複数のサービスのうち、複数のサービスそれぞれに設定された第4条件を満たした数が閾値以上である場合、投票可能な競技の種別又は投票可能なレースの数を多くした投票用価値をユーザに付与する。投票用価値付与部212は、第4条件を満たした数が閾値以上である場合、投票可能な期間を長くした投票用価値をユーザに付与してもよい。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、ユーザに複数のサービスを利用するように仕向けることができるため、ユーザが複数のサービスを利用する回数を増やすことができる。その結果、投票用価値付与部212は、複数のサービスの事業効率を向上させることができる。
投票用価値付与部212は、ユーザが第1サービスを少なくとも含む複数のサービスに含まれるサービスそれぞれの利用により消費した価値を合算した合計額が所定の第5条件を満たした場合に、投票用価値をユーザに付与してもよい。第5条件は、例えば「10000円以上」等の条件であり、記憶部22に記憶されている。投票用価値付与部212は、例えば図6(a)を参照することにより、ユーザが複数のサービスにおいて使用した金額の合計額を算出する。投票用価値付与部212は、算出した合計額が第5条件を満たした場合に投票用価値をユーザに付与する。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、ユーザが第5条件を満たすように複数のサービスを利用するように仕向けることができるため、ユーザが複数のサービスを利用する金額を向上させることができる。
投票用価値付与部212は、ユーザが複数のサービスのうち第1数のサービスを利用して消費した合計額が所定額である場合に、ユーザが第1数よりも少ない第2数のサービスを利用して消費した合計額が所定額である場合よりも、多くの投票用価値を付与してもよい。例えば、ユーザが複数のサービスを利用したことにより5000円を使用したとする。この場合、投票用価値付与部212は、ユーザが5000円を使用するために2つのサービスを利用した場合に投票用価値として500ポイントをユーザに付与し、ユーザが5000円を使用するために3つのサービスを利用した場合に1000ポイントを付与する。
投票用価値付与部212がこのように動作することで、投票用価値付与部212は、ユーザが多くのサービスを利用するように仕向けることができる。その結果、複数のサービスを運営する事業者においては、複数のサービスそれぞれにおけるユーザの利用回数の偏りを減少させることができる。
<情報処理装置20による効果> 以上説明したように、情報処理装置20は、ユーザが第1サービスを利用した内容を示す第1サービス利用情報が所定の第1条件を満たした場合に、投票サービスにおいてユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値をユーザに付与する投票用価値付与部212を有する。
情報処理装置20がこのように構成されることで、ユーザは、自身の金銭又は電子通貨と異なる所定価値を用いて競技に投票することができるため、金銭的な損失の発生を抑えることができる。さらに、情報処理装置20は、電子商取引サービス、金融サービス及び通信サービス等の利用と、競技への投票と、をユーザに促すことができるため、複数のサービスにおけるユーザの利用回数を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
上記実施形態に加えて、さらに以下を付記する。(付記1) ユーザが第1サービスを利用した内容を示す利用情報が所定の第1条件を満たした場合に、前記第1サービスとは異なる投票サービスにおいて前記ユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値を前記ユーザに付与する投票用価値付与部を有する、 情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、第1サービスの利用と競技への投票とをユーザに促すことができる。(付記2) 前記ユーザが、前記投票サービスを含む前記競技に関する複数のサービスのうち少なくともいずれかを利用したことに応じて所定の第2条件を満たした場合に、前記ユーザが前記第1サービスにおいて使用可能な第1サービス用価値を前記ユーザに付与するサービス用価値付与部をさらに有する、 付記1に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが競技に投票したり、第1サービスを利用したりしやすくすることができる。(付記3) 前記サービス用価値付与部は、前記ユーザが前記投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより前記所定の第2条件を満たした場合に、前記ユーザに前記第1サービス用価値を付与する、 付記2に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが競技に投票したり、第1サービスを利用したりするように動機づけられる。(付記4) 前記サービス用価値付与部は、前記ユーザが投票に使用した価値から前記投票用価値を除外した価値の量に応じて決定した前記第1サービス用価値を前記ユーザに付与する、 付記3に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが投票した金銭又は電子通貨等の金額に応じた第1サービス用価値を付与することができるため、ユーザがユーザ自身の金銭又は電子通貨を積極的に使用するように動機づけられる。(付記5) 前記サービス用価値付与部は、前記投票サービスにおける投票に基づいて前記ユーザが得た価値の量が前記所定の第2条件を満たした場合に、前記ユーザに前記第1サービス用価値を付与する、 付記2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが、的中額が大きくなるように投票額を大きくするように動機づけられるため、ユーザが投票サービスにおいて競技への投票に使用する金額を大きくすることができる。(付記6) 前記投票サービスを利用するための画面において、前記ユーザが前記第1サービス用価値を用いて購入することが可能な商品と、前記第1サービス用価値を用いて購入することが可能でない商品と、を識別可能な態様で前記ユーザが使用する情報端末に表示させるサービス情報表示制御部をさらに有する、 付記2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、第1サービス用価値を用いて購入することが可能な商品を、ユーザに分かりやすく知らせることができる。(付記7) 前記ユーザが前記投票サービスを利用して競技に投票をしたことにより所定の第3条件を満たした場合に、前記ユーザが前記第1サービスと前記投票サービスのいずれとも異なる第2サービスにおいて使用可能な第2サービス用価値を前記ユーザに付与する第2サービス用価値付与部をさらに有する、 付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザがサービス用価値を利用することが可能なサービスの数を増やすことができる。(付記8) 前記投票用価値付与部は、前記投票サービスにおいて投票可能な複数の競技の中から、前記利用情報が示す利用内容に基づいて前記投票用価値を使用可能な競技を選択する、 付記1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくするように動機づけられたり、第1サービスの事業者が購入してほしい商品をユーザが購入するように動機づけられたりする。(付記9) 前記投票用価値付与部は、前記利用情報が示す利用内容に基づいて、前記投票用価値を使用可能な競技の数を決定する、 付記1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第1サービスを利用すればするほど投票用価値を使用可能な競技の数が増えるため、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくしたり、購入する商品の種類を多くしたりするように仕向けることができる。(付記10) 前記投票用価値付与部は、前記利用情報が示す利用内容に基づいて、前記投票用価値を使用する投票における配当率を決定す
る、 付記1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第1サービスを利用すればするほど配当率が大きくなるため、ユーザが第1サービスにおいて利用する金額を大きくするように動機づけられる。(付記11) 前記投票用価値を使用可能な競技と、前記投票用価値を使用可能でない競技と、を識別可能な態様で前記ユーザが使用する情報端末に表示させる投票情報表示制御部をさらに有する、 付記1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、投票用価値を使用可能な競技をユーザに分かりやすく知らせることができる。(付記12) 前記ユーザが所持する前記投票用価値の量に基づいて、前記ユーザが競技に投票するために必要な前記投票用価値を付与されるための前記第1サービスの利用条件に関する情報を前記ユーザが使用する情報端末に表示させるサービス情報表示制御部をさらに有する、 付記1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが投票用価値を用いて競技に投票するために必要な第1サービスの利用金額をユーザに知らせることができる。(付記13) 前記投票用価値付与部は、前記第1サービスを少なくとも含む複数のサービスのそれぞれを利用した内容を示す利用情報が、それぞれのサービスに設定された所定の第4条件を満たした場合に、前記投票用価値を前記ユーザに付与する、 付記1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザに複数のサービスを利用させるように仕向けることができるため、複数のサービスにおいてユーザが利用する回数を増やすことができる。(付記14) 前記投票用価値付与部は、前記所定の第4条件を満たすサービスの数が多い場合に、前記所定の第4条件を満たすサービスの数が少ない場合よりも、前記ユーザが前記投票用価値を使用可能な対象の競技を多くする、 付記13に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは第4条件を満たすサービスの数が大きければ大きいほど、投票用価値を使用可能な競技の数が増えるため、ユーザが複数のサービスを利用する回数を増やすことができる。(付記15) 前記投票用価値付与部は、前記ユーザが前記第1サービスを少なくとも含む複数のサービスに含まれるサービスそれぞれの利用により消費した価値を合算した合計額が所定の第5条件を満たした場合に、前記投票用価値を前記ユーザに付与する、 付記1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが第5条件を満たすように複数のサービスを利用するように仕向けることができるため、ユーザが複数のサービスを利用する金額を向上させることができる。(付記16) 前記投票用価値付与部は、前記ユーザが前記複数のサービスのうち第1数のサービスを利用して消費した合計額が所定額である場合に、前記ユーザが前記第1数よりも少ない第2数のサービスを利用して消費した合計額が前記所定額である場合よりも、多くの前記投票用価値を付与する、 付記15に記載の情報処理装置。 このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが多くのサービスを利用するように仕向けることができるため、複数のサービスそれぞれにおけるユーザの利用回数の偏りを減少させることができる。(付記17) ユーザが第1サービスを利用した内容を示す利用情報が所定の第1条件を満たした場合に、前記第1サービスとは異なる投票サービスにおいて前記ユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値をコンピュータが前記ユーザに付与する、 情報処理方法。 このように情報処理方法が構成されていることにより、第1サービスの利用と競技への投票とをユーザに促すことができる。(付記18) コンピュータに、 ユーザが第1サービスを利用した内容を示す利用情報が所定の第1条件を満たした場合に、前記第1サービスとは異なる投票サービスにおいて前記ユーザが競技に投票するための所定価値として使用可能な投票用価値を前記ユーザに付与するステップを、 実行させるためのプログラム。 このようにプログラムが構成されていることにより、第1サービスの利用と競技への投票とをユーザに促すことができる。