JP7768019B2 - シールドフラットケーブル - Google Patents
シールドフラットケーブルInfo
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Description
前記グランド線に平行に配列された1つまたは複数の信号線と、
前記グランド線および前記信号線を覆う絶縁層と、
前記絶縁層の外周側に設けたシールド層を有するシールドフラットケーブルであって、
前記グランド線の長手方向に垂直な断面において、前記絶縁層は1つの前記グランド線の上面と下面をそれぞれ底部とする複数の開口部を有し、前記開口部において、前記グランド線が前記シールド層と電気的に接続されており、前記信号線が前記グランド線と前記シールド層に囲まれているシールドフラットケーブルが開示されている。
第一誘電体層と、第二誘電体層と、
第一シールド層と、第二シールド層と、を有し、
前記複数本の導体は、第一信号線と、第二信号線と、グランド線と、を有しており、
前記第二信号線は隣接して配置される2本で一対の前記導体を一対以上含み、
前記第一誘電体層が前記複数本の導体の上面から前記導体に貼られ、
前記第二誘電体層が前記複数本の導体の下面から前記導体に貼られ、
前記第一誘電体層と前記第二誘電体層とは、前記導体が配置されていないところでは貼り合わされ、
前記第一シールド層、および前記第二シールド層は、前記第一誘電体層および前記第二誘電体層の前記複数本の導体と接する面と反対の面上に、それぞれ設けられ、
前記複数本の導体、前記第一誘電体層、および前記第二誘電体層の積層方向に沿って見た場合に、
前記第一シールド層は、前記第一信号線を配置した領域を覆い、かつ前記第二信号線を配置した領域を覆わず、
前記第二シールド層は、前記第一信号線および前記第二信号線を配置した領域を覆っている。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。以下の説明では、同一または対応する要素には同一の符号を付し、それらについて同じ説明は繰り返さない。
第一誘電体層と、第二誘電体層と、
第一シールド層と、第二シールド層と、を有し、
前記複数本の導体は、第一信号線と、第二信号線と、グランド線と、を有しており、
前記第二信号線は隣接して配置される2本で一対の前記導体を一対以上含み、
前記第一誘電体層が前記複数本の導体の上面から前記導体に貼られ、
前記第二誘電体層が前記複数本の導体の下面から前記導体に貼られ、
前記第一誘電体層と前記第二誘電体層とは、前記導体が配置されていないところでは貼り合わされ、
前記第一シールド層、および前記第二シールド層は、前記第一誘電体層および前記第二誘電体層の前記複数本の導体と接する面と反対の面上に、それぞれ設けられ、
前記複数本の導体、前記第一誘電体層、および前記第二誘電体層の積層方向に沿って見た場合に、
前記第一シールド層は、前記第一信号線を配置した領域を覆い、かつ前記第二信号線を配置した領域を覆わず、
前記第二シールド層は、前記第一信号線および前記第二信号線を配置した領域を覆っている。
前記第一信号線が有する前記導体と、前記第二シールド層との間の距離よりも短くてもよい。
前記第一信号線と、前記電源線との間に、前記グランド線が配置されていても良い。
本開示の一実施形態(以下「本実施形態」と記す)に係るシールドフラットケーブルの具体例を、以下に図面を参照しながら説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
[シールドフラットケーブル]
図1Aに、本実施形態に係るシールドフラットケーブル10の上面図を、図1Bに、本実施形態に係るシールドフラットケーブル10の下面図を、それぞれ示す。また、図2に、図1A中のA-A´線での断面図に相当する、本実施形態に係るシールドフラットケーブル10の長手方向と垂直な面での断面図を示す。
(1)シールドフラットケーブルが有する各部材について
以下、各部材について説明する。
(1-1)導体
図2に示すように、シールドフラットケーブル10は、複数本の導体20を有する。複数本の導体20は、図2におけるY軸に沿って並列に配列される。
(導体の構成について)
複数本の導体20は、平形導体(平角導体)、丸導体、扁平導体から選択された1種類以上とすることができる。上記平形導体とは、長手方向と垂直な断面が四角形形状を有する導体を意味する。平形導体は、例えば長手方向と垂直な断面において、厚さが幅よりも短い導体とすることができる。丸導体は、長手方向と垂直な断面が円形形状を有する導体を意味する。扁平導体は、長手方向と垂直な断面が円形をつぶした形状、例えば楕円形状を有する導体を意味する。扁平導体は、例えば長手方向と垂直な断面において、厚さが幅よりも短い導体とすることができる。
(第一信号線)
第一信号線22A、22Bは、1本の導体20で信号を伝送するシングルエンド伝送を行うシングルエンド線である。図2ではシールドフラットケーブル10が、第一信号線22A、22Bを2本有する形態を示しているが、係る形態に限定されない。シールドフラットケーブル10は、第一信号線を1本のみ有することもでき、3本以上有することもできる。
(第二信号線)
第二信号線23は、差動伝送を行う差動伝送線である。このため、第二信号線23は、隣接して配置される2本の導体である第一導体23Aと、第二導体23Bと、を一対として含む構成とすることができる。従って、第二信号線23は、隣接して配置される2本で一対の導体を一対以上含むことができる。
(グランド線)
グランド線は、複数本の導体20の配列方向に沿った端部、または第一信号線22A、22Bと第二信号線23との間に配置できる。
(電源線)
図4に示すように、シールドフラットケーブル110において、複数本の導体20は、電源線41A、41Bを有することもできる。電源線41A、41Bは、図4に示したシールドフラットケーブル110が接続される電子・電気機器や電子部品に対して電力の供給を行うための導体である。電源線41A、41Bについても、第一信号線22A、22B等で説明したものと同じ導体の構成を有することができる。電源線41A、41Bは流す電流の大きさに対応した断面積となるように、厚さや幅を選択できる。なお、電源線を必要としない場合には、図2、図3に示したシールドフラットケーブル10、100の様に、電源線41A、41Bを設けなくてもよい。
(1-2)誘電体層
シールドフラットケーブル10は、第一誘電体層12Aと、第二誘電体層12Bとを有することができる。第一誘電体層12Aは、複数本の導体20の上面から導体20に貼ることができる。第二誘電体層12Bは、複数本の導体20の下面から導体20に貼ることができる。第一誘電体層12Aと第二誘電体層12Bとは、導体20が配置されていないところでは直接接し、貼り合わせることができる。
(基材)
第一基材121A、第二基材121B(以下、まとめて「基材」とも記載する)には、柔軟性に優れた樹脂フィルムを用いることが好ましい。このため、基材の材料としては、例えばポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂等から選択された1種類以上を用いることができる。ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリブチレンナフタレート樹脂等の樹脂材料が挙げられる。各基材の厚さは、例えば9μm以上400μm以下とすることができる。第一基材121Aと、第二基材121Bとで厚さや材料が異なっていても良く、同じであってもよい。
(接着層)
第一接着層122A、第二接着層122B(以下、まとめて「接着層」とも記載する)の材料としては、例えばポリエステル系樹脂や、ポリオレフィン系樹脂などが挙げられる。ポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン等が挙げられる。接着層は、必要に応じて難燃剤等の添加剤を含有することもできる。各接着層の厚さは、例えば10μm以上200μm以下とすることができる。第一接着層122Aと、第二接着層122Bとで厚さや材料が異なっていても良く、同じであってもよい。
(介在)
誘電体層12の厚さを調整し、導体20のインピーダンスを調整するために、図3に示したシールドフラットケーブル100の様に、誘電体層12は介在123を有することもできる。図3ではシールドフラットケーブル100の幅方向、すなわちY軸方向全体に渡って介在123を設けているが、係る形態に限定されず、シールドフラットケーブル100の幅方向の一部にのみ介在123を設けることもできる。
(1-3)シールド層
(シールド層の構成について)
本実施形態のシールドフラットケーブル10は、誘電体層12の外に配置したシールド層13を有することができる。シールド層13は、第一シールド層13Aと第二シールド層13Bとを有することができる。
(シールド層の配置について)
シールド層13は、複数本の導体20、第一誘電体層12A、および第二誘電体層12Bの積層方向に沿って見た場合に、すなわち、図1A~図4について、Z軸に沿って見た場合に、第一シールド層13A、第二シールド層13Bが所定の領域を覆うように配置できる。
(2)信号線のインピーダンスと、各信号線の構成について
第一信号線22A、22Bであるシングルエンド線は、第二信号線23である差動伝送線よりもインピーダンスを小さくすることを求められることが一般的である。
(第一シールド層と第一信号線が有する導体との間の距離)
例えば、第一信号線22A、22Bが有する導体20と、第一シールド層13Aとの間の第一距離L22Aを、第一信号線22A、22Bが有する導体20と、第二シールド層13Bとの間の第二距離L22Bよりも短くできる(図2を参照)。
(導体の幅、厚さ)
第一信号線22A、22Bが有する導体20の幅W22と、第二信号線23が有する導体20の幅W23とは異なっていてもよい。例えば、第一信号線22A、22Bが有する導体20の幅W22を、第二信号線23が有する導体20の幅W23よりも狭くすることもできる。
(1)評価方法
以下の実験例のシールドフラットケーブルが有する、第一信号線、第二信号線について、インピーダンスを計算で求めた。
(2)シールドフラットケーブルの作製条件
以下、各実験例の条件、結果の説明を行う。以下の実験例1は実施例になる。
[実験例1]
長手方向と垂直な断面が図4に示した構造を有するシールドフラットケーブル110を作製した。作製したシールドフラットケーブルは、上面、および下面がそれぞれ図1A、図1Bに示した構造を有する。
(導体)
導体20は、銅製の平形導体とした。そして、導体20は、隣接する導体20の中心間距離が等しくなるように配置し、隣接する導体20の中心間距離を0.5mmとした。このため、例えば第一信号線22A、22Bの導体20の中心間距離P1(図2を参照)と、第二信号線23を構成する第一導体23A、第二導体23Bの中心間距離P2はP1=P2=0.5mmである。
複数本の導体20の上面および下面から第一誘電体層12A、第二誘電体層12Bを貼り合わせ、誘電体層12とした。第一誘電体層12Aと、第二誘電体層12Bとは、導体20を配置していないところでは直接接し、貼り合わされている。
(シールド層)
誘電体層12の外に、シールド層13である第一シールド層13Aと、第二シールド層13Bとを配置した。
10A 第一端部
10B 第二端部
12 誘電体層
1201、1202 外面
12A 第一誘電体層
121A 第一基材
122A 第一接着層
12B 第二誘電体層
121B 第二基材
122B 第二接着層
123 介在
120A 第一端部
120B 第二端部
13 シールド層
13A 第一シールド層
13B 第二シールド層
13C 第三シールド層
131 第一端部
132 第二端部
11 開口部
501 樹脂層
502 金属層
51A 第一面
51B 第二面
20 導体
21A、21B、21C グランド線
211 上面
212 下面
22A、22B 第一信号線
23 第二信号線
23A 第一導体
23B 第二導体
P1、P2 中心間距離
T22、T23 厚さ
L22A 第一距離
L22B 第二距離
W1、W2 幅
W22、W23 幅
41A、41B 電源線
Claims (6)
- 並列に配列された複数本の導体と、
第一誘電体層と、第二誘電体層と、
第一シールド層と、第二シールド層と、を有し、
前記複数本の導体は、第一信号線と、第二信号線と、グランド線と、を有しており、
前記第二信号線は隣接して配置される2本で一対の前記導体を一対以上含み、
前記第一誘電体層が前記複数本の導体の上面から前記導体に貼られ、
前記第二誘電体層が前記複数本の導体の下面から前記導体に貼られ、
前記第一誘電体層と前記第二誘電体層とは、前記導体が配置されていないところでは貼り合わされ、
前記第一シールド層、および前記第二シールド層は、前記第一誘電体層および前記第二誘電体層の前記複数本の導体と接する面と反対の面上に、それぞれ設けられ、
前記複数本の導体、前記第一誘電体層、および前記第二誘電体層の積層方向に沿って見た場合に、
前記第一シールド層は、前記第一信号線を配置した領域を覆い、かつ前記第二信号線を配置した領域を覆わず、
前記第二シールド層は、前記第一信号線および前記第二信号線を配置した領域を覆っているシールドフラットケーブル。 - 前記複数本の導体の配列方向の端部、または前記第一信号線と前記第二信号線との間に、前記グランド線が配置される請求項1に記載のシールドフラットケーブル。
- 前記第一信号線が有する前記導体の幅が、前記第二信号線が有する前記導体の幅よりも狭い請求項1または請求項2に記載のシールドフラットケーブル。
- 前記第一信号線が有する前記導体の厚さが、前記第二信号線が有する前記導体の厚さよりも薄い請求項1または請求項2に記載のシールドフラットケーブル。
- 前記第一信号線が有する前記導体と、前記第一シールド層との間の距離が、
前記第一信号線が有する前記導体と、前記第二シールド層との間の距離よりも短い請求項1または請求項2に記載のシールドフラットケーブル。 - 前記複数本の導体は、電源線を含み、
前記第一信号線と、前記電源線との間に、前記グランド線が配置されている請求項1または請求項2に記載のシールドフラットケーブル。
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| JP2022066446A JP7768019B2 (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | シールドフラットケーブル |
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2022
- 2022-04-13 JP JP2022066446A patent/JP7768019B2/ja active Active
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