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JP7769412B2 - くし - Google Patents
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JP7769412B2 - くし - Google Patents

くし

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JP7769412B2 JP2023575843A JP2023575843A JP7769412B2 JP 7769412 B2 JP7769412 B2 JP 7769412B2 JP 2023575843 A JP2023575843 A JP 2023575843A JP 2023575843 A JP2023575843 A JP 2023575843A JP 7769412 B2 JP7769412 B2 JP 7769412B2
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Description

本発明は、表面にめっき処理が施されているくしに関する。
くしの表面にめっき処理を施した場合、表面が滑らかになって髪との接触摩擦が軽減される。このようなくしは、髪に滞留した静電気に対し、人体をアースとして放電する効果が認められている(例えば特許文献1参照)。特許文献1で示しているように、めっき処理を施すと電極部分との接点で非めっき部が発生してしまう。非めっき部分を起点に剥離する問題があり、塗装では毛染め剤などで溶解する可能性があり、この非めっき部をめっき部品で覆う必要がある。特許文献1では、互いに嵌合される蓋体にてこの非めっき部を覆っている。このようなめっき処理により、滑らかな髪のとき心地を実現でき、髪の詰まりを防止している。
また一方で、髪をとくためのヘアブラシとしては、めっき処理によらずとも、一本一本の歯を可撓性材料にて形成し、髪の詰まりを防止している(例えば特許文献2参照)。
国際公開2017/126021号 実用新案登録第3092847号明細書
しかしながら、ヘアブラシではなくくしの場合、歯と把持部を含む全ての部分が樹脂等の剛性の高い材質にて形成されている。このため、くしの場合、歯の部分だけを異なる材質で形成することは一般的ではなく、製造が困難である。また、髪をとく場合には、剛性の高く髪に接する部分が極めてなめらかで摩擦が少ない部材からなる歯でといた方が好ましい。特に髪の毛が複雑に絡まっているときは、歯が柔らかいと、髪をとくのに時間がかかるからである。
また、従来では髪が歯に絡まることを防止するため、まずは歯の間隔が広いくしにてある程度髪に流れを形成するようにとき、その後歯の間隔が狭いくしにて整えている。しかしこの方法では、くしが2本必要であり、くしを持ち替える必要もあり、手間がかかり面倒である。
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、剛性の高い材質からなるものであっても、髪が絡まることなく、一つのくしで滑らかに髪をとくことができるくしを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、表面にめっき処理が施されているくし本体と、該くし本体であって、利用者が把持すべき把持部と、該把持部と連続している土台部と、該土台部から突出して形成されている複数本のくし歯とを含むくし本体と、前記くし歯であって、前記くし本体の長手方向における中心軸線に沿って間隔を存して並べて配されている少なくとも1列のメイン歯と、該メイン歯に平行してその両側にそれぞれ少なくとも1列配されているサブ歯とを含むくし歯とを備え、前記メイン歯の高さは前記くし本体の左右方向にてこれに隣り合う前記サブ歯の高さよりも高く、前記メイン歯の本数は前記サブ歯の本数よりも少ないことを特徴とするくしを提供する。
好ましくは、前記土台部は、前記メイン歯とサブ歯との間にて貫通している貫通孔を有している。
好ましくは、前記メイン歯は、根元に向けて広がって形成されている。
好ましくは、前記土台部は前記把持部よりも幅広に形成されていて、前記サブ歯は前記土台部の左右の周縁に沿って形成されている。
好ましくは、前記メイン歯及び前記サブ歯は、1列全体を側面から視たときに中央が凹んだ湾曲形状を形成している。
本発明によれば、くし歯としてメイン歯及びサブ歯を有し、中心軸線に沿って配されているメイン歯の高さがこれに隣り合う(メイン歯の左右に位置する)サブ歯よりも高い。そして、メイン歯の本数はサブ歯の本数よりも少ない。このため、まずメイン歯が利用者の頭部に接し、メイン歯により髪は最初にとかれる。メイン歯の本数は少ないため、まずはこのメイン歯により大まかに髪がとかれる。この後、くし本体を傾けることにより、メイン歯でとかれた箇所をサブ歯にてとくことができる。サブ歯の本数は多いため、メイン歯で大まかにとかれた髪をさらに細かくとくことができる。髪はメイン歯にてある程度揃えられてとかれているため、歯の本数が多いサブ歯でとく際に、髪がサブ歯に絡まることを防止できる。これにより、剛性の高い材質からなるくし本体であっても一つのくし本体のみで髪の絡まりを防止して髪をとくことができる。つまり、一回の動作で髪を粗くといてさらに細かく仕上げるようにとくことができる。
また、土台部に貫通孔が形成されているので、くし本体をめっき処理する際にこの貫通孔をめっき液が流通することができ、くし本体へのめっきの密着に対する信頼性を向上させることができる。また、髪をとく際にもこの貫通孔を髪が通過するので、髪の絡まりをさらに防止できる。
また、メイン歯はその根元に向けて広がって形成されているので、高い剛性を確保することができ、髪を最初に粗くとくことができ、さらに髪が絡まるようなことも減少させることができる。
また、土台部が把持部よりも幅広でサブ歯はこの土台部の左右周縁に沿って形成されているので、メイン歯とサブ歯との間に一定の距離を形成することになる。したがってメイン歯で大まかに一定距離の間、髪をといた後にサブ歯にて髪をとくことができる。これにより、ある程度メイン歯にて髪を大まかにといて髪の流れを形成してからサブ歯にて髪をとくことになり、より滑らかに髪をとくことができる。メイン歯で髪をといた後、すぐにサブ歯で髪をとくよりは、ある一定程度メイン歯で髪をといた後にサブ歯で髪をといた方が仕上がりがよいため、メイン歯とサブ歯との間に一定距離ができるようにしている。
また、メイン歯及びサブ歯が側面から視たときに1列全体として中央が凹んだ湾曲形状となっているので、人体の頭部に沿うようにしてメイン歯及びサブ歯の先端が接触することになり、頭皮へのダメージを軽減させ、髪を滑らかにとくことができる。
本発明に係るくしの概略図である。 本発明に係るくしを別の角度から視たときの概略図である。 本発明に係るくしをさらに別の角度から視たときの概略図である。 本発明に係るくしをさらに別の角度から視たときの概略図である。 本発明に係るくしの概略平面図である。 本発明に係るくしの概略底面図である。 本発明に係るくしの概略側面図である
図1~図7を参照すれば明らかなように、本発明に係るくし1は、くし本体2を有している。くし本体2は表面がめっき処理されている。具体的には、くし本体2は樹脂成形品(例えばABS樹脂成形品)をめっき加工したものであり、これにより表面が滑らかになり、髪との接触摩擦が軽減される。また、めっき処理には、髪に滞留した静電気に対し、人体をアースして放電する効果も認められている。このめっきをする際、電極とくし本体2とは接していて、電極によりくし本体2が保持される。この電極によるくし本体2の保持を確実なものとするために、くし本体2にはめっき処理のために電極が挿通されるための挿通孔6が形成されている。この挿通孔6は、くし1として製品化される際は図示しない蓋等で塞がれる。
このくし本体2は、くし歯3と、把持部4と土台部5とで形成されている。把持部4は、くし1を使用して髪をとく利用者が把持する部分である。土台部5は、把持部4の一方の端部から連続して形成されている。そしてこの土台部5からは、くし歯3が突出して複数本形成されている。
くし歯3は、少なくとも1列(図では1列)のメイン歯7を備え、さらにその左右両側にそれぞれ少なくとも1列(図では左右両側それぞれに1列)のサブ歯8を備えている。具体的には、メイン歯7はくし本体2の長手方向における中心軸線に沿って間隔を存して並べて複数本配されている(素手は6本のメイン歯7)。このメイン歯7に平行するように、サブ歯8はメイン歯7の左右両側に間隔を存して複数本配されている。図を参照すれば明らかなように、1列当たりのメイン歯7の本数はサブ歯8の本数より少ない。そして、即に図7を参照すれば明らかなように、メイン歯7の高さは、くし本体2の左右方向(くし本体2の中心軸線に直交する方向)にてこれに隣り合うサブ歯8の高さよりも高い。
すなわち、くし歯3としてメイン歯7及びサブ歯8を有し、くし本体2の中心軸線に沿って配されているメイン歯7の高さがこれに隣り合う(メイン歯7の左右に位置する)サブ歯8よりも高い。そして、メイン歯7の本数はサブ歯8の本数よりも少ない。このため、利用者が把持部4を把持してくし歯3を利用者の頭部に当接させた際、まずメイン歯7が利用者の頭部に接する。そして、メイン歯7により髪は最初にとかれる。メイン歯7の本数は少ないため、まずはこのメイン歯7により大まかに髪がとかれる。この後、くし本体2を傾けることにより、メイン歯7でとかれた箇所をサブ歯8にてとくことができる。サブ歯8の本数は多いため、メイン歯7で大まかにとかれた髪をさらに細かくとくことができる。髪はメイン歯7にてある程度揃えられてとかれているため、歯の本数が多いサブ歯8でとく際に、髪がサブ歯8に絡まることを防止できる。これにより、剛性の高い材質からなるくし本体2であっても一つのくし本体2のみで髪の絡まりを防止して髪をとくことができる。つまり、一回の動作にて、メイン歯7で髪を粗くといて、さらにサブ歯8で細かく仕上げるようにとくことができる。
メイン歯7は、その根元に向けて広がって形成されている。このため、メイン歯7は高い剛性を確保することができる。剛性が高いため、絡まっている髪であってもその髪を最初に粗くとくことができる。これにより、髪が絡まるようなことを減少させている。なお、メイン歯7及びサブ歯8の先端は球形状にすることが好ましい。頭皮への接触によるダメージを軽減させるためである。
ここで、土台部5は、メイン歯7とサブ歯8との間にて貫通している貫通孔9を有している。すなわち、メイン歯7とサブ歯8とはある程度の一定距離を存して離れていて、その離れた間隔において土台部5は貫通孔9にて貫通している。この貫通孔9により、くし本体2をめっき処理する際にこの貫通孔9をめっき液が流通することができ、くし本体2へのめっきの密着に対する信頼性を向上させることができる。また、髪をとく際にもこの貫通孔9を髪が通過するので、髪の絡まりをさらに防止できる。すなわち、土台部5が単なる板形状であると、くし1にて髪をといている際にくし歯3の底部に髪が集められてしまうため、髪がくし歯3に絡まる可能性が高くなってしまう。これに対して貫通孔9を設けることにより、髪が土台部5の貫通孔9からすり抜けるので、くし歯3の底部に髪が集められて絡まってしまうことを防止できる。
そして土台部5は、把持部4よりも幅広に形成されている。さらにサブ歯8は土台部5の左右の周縁に沿って形成されている。このため、メイン歯7とサブ歯8との間に一定の距離を形成することになる。したがってメイン歯7で大まかに一定距離の間、髪をといた後にサブ歯8にて髪をとくことができる。これにより、ある程度メイン歯7にて髪を大まかにといて髪の流れを形成してからサブ歯8にて髪をとくことになり、より滑らかに髪をとくことができる。メイン歯7で髪をといた後、すぐにサブ歯8で髪をとくよりは、ある一定程度メイン歯7で髪をといた後にサブ歯8で髪をといた方が仕上がりがよいため、メイン歯7とサブ歯8との間に一定距離ができるようにしている。
また、メイン歯7及びサブ歯8は、1列全体を側面から視たときに中央が凹んだ湾曲形状となって形成されている。このため、人体の頭部に沿うようにしてメイン歯7及びサブ歯9の先端が接触することになり、頭皮へのダメージを軽減させ、髪を滑らかにとくことができる。
土台部5のくし歯3が突出している反対側の面からは、突起10が延びて形成されている。具体的には、突起10はメイン歯7及びサブ歯8に沿ってその裏側に間隔を存して並べて形成されている。この突起10を用いて、利用者は頭皮やその他の皮膚をこするようにしてマッサージを行うことができる。特に、突起10をメイン歯7の真裏に位置するように形成すれば、メイン歯7の補強としても用いることができるので、さらにメイン歯7の剛性を高めることができる。
1:くし、2:くし本体、3:くし歯、4:把持部、5:土台部、6:挿通孔、7:メイン歯、8:サブ歯、9:貫通孔、10:突起

Claims (4)

  1. 表面にめっき処理が施されているくし本体と、
    該くし本体であって、
    利用者が把持すべき把持部と、
    該把持部と連続している土台部と、
    該土台部から突出して形成されている複数本のくし歯とを含むくし本体と、
    前記くし歯であって、
    前記くし本体の長手方向における中心軸線に沿って間隔を存して並べて配されている少なくとも1列のメイン歯と、
    該メイン歯に平行してその両側にそれぞれ少なくとも1列配されているサブ歯とを含むくし歯とを備え、
    前記メイン歯の高さは前記くし本体の左右方向にてこれに隣り合う前記サブ歯の高さよりも高く、
    前記メイン歯の本数は前記サブ歯の本数よりも少なく、
    前記土台部は、前記メイン歯と前記サブ歯との間にて貫通している貫通孔を有していて、
    前記貫通孔は、前記土台部の表裏面にて露出していることを特徴とするくし。
  2. 前記メイン歯は、根元に向けて広がって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のくし。
  3. 前記土台部は前記把持部よりも幅広に形成されていて、前記サブ歯は前記土台部の左右の周縁に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のくし。
  4. 前記メイン歯及び前記サブ歯は、1列全体を側面から視たときに中央が凹んだ湾曲形状を形成していることを特徴とする請求項1に記載のくし。
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