以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
以下で述べる実施形態では、作業現場で作業を行う作業者や介護施設で生活する要介護者などの対象者に取り付けられているセンサの計測値により対象者にヒヤリハットが発生した(対象者の状態が異常である)と判定する。対象者の状態が異常であると判定したときは、センサの計測値、取得時間、および取得位置を取得する。さらに、センサの計測値の取得位置近傍に設置された固定監視カメラ、無人移動体、または利用者が装着している撮影装置で撮影された画像(静止画像または動画像)をヒヤリハットデータベースに含める。これにより、対象者や対象者の活動を管理する管理者は、ヒヤリハットが発生した際の対象者の状況を画像により確認することができる。そのため、対象者の状態が異常になったときの状況(いつ、どこで、だれが、なにをしていて、どうして、どうなったなど)を、センサの計測値、取得時間、および取得位置により把握することが可能になる。すなわち、ヒヤリハット発生時を含む対象者の状況を把握することが可能なヒヤリハットデータベースを自動的に生成することができる。
そして、実施形態では生成されたヒヤリハットデータベースを用いて、ヒヤリハットの発生場所をマップ上にマッピングする。それにより、対象者は、ヒヤリハットの発生場所を容易に把握することができる。また、マップ上に記されたヒヤリハットの発生場所に対象者が近づいた場合に注意を喚起することも可能になる。以下、実施形態を更に詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る生成システム1の一例を示す図である。図1に示す生成システム1は、取得装置2と、1以上の撮影装置3と、生成装置4とを備える。生成装置4は、無線通信または有線通信またはインターネットなどのネットワークを介して取得装置2および撮影装置3から情報を取得してもよいし、メモリカードなどの記録媒体を介して取得装置2および撮影装置3から情報を取得してもよい。なお、図1の例では、生成システム1が、取得装置2、撮影装置3、および生成装置4により構成されているが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、取得装置2、撮影装置3、および生成装置4は、統合された1つの装置であってもよい。
取得装置2は、対象者の身体に取り付けられるものであって、状態情報取得部21と、時間情報取得部22と、位置情報取得部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。状態情報取得部21は、時間情報取得部22と、位置情報取得部23と、を含む構成としてもよい。なお、取得装置2は、活動量計、スマートウォッチ、スマートフォン、モバイル端末などの形態で、対象者に保持されてもよい。また、取得装置2は、対象者の身体に埋め込まれるものであってもよい。
状態情報取得部21は、加速度センサ、傾斜センサ、心拍計、血圧計、皮膚電気活動センサ、足底圧力センサ、気圧センサなどであり、対象者の動作、位置、姿勢、バイタルデータなどの対象者の状態に関する状態情報を取得する。
例えば、取得装置2が対象者の中心部(腰など)に取り付けられる場合、状態情報取得部21は加速度センサや傾斜センサにより構成される。このように状態情報取得部21が加速度センサや傾斜センサにより構成される場合、対象者の体の中心付近の加速度や傾斜角度を計測することができるため、腕および足などの局所的な体の部位の動きの影響を抑えて対象者の動作を計測することができる。または、取得装置2が対象者の手のひら、指、腕などに取り付けられる場合、状態情報取得部21は心拍計、血圧計、皮膚電気活動センサなどにより構成される。このように状態情報取得部21が心拍計、血圧計、皮膚電気活動センサなどにより構成される場合、対象者の状態が異常になると、対象者の心拍数が急峻に上昇したり、冷や汗(精神性発汗)が生じたりするため、心拍計、血圧計、皮膚電気活動センサの計測値の急峻な増加を検知することで、対象者の状態が異常になったことを判定することができる。または、取得装置2が対象者の足底に取り付けられる場合、状態情報取得部21は圧力センサにより構成される。このように状態情報取得部21が圧力センサにより構成される場合、対象者の状態が異常になると、対象者の足底にかかる圧力が通常時と比較して圧力分布や重心移動が変化するため、圧力センサの計測値の変化を検出することで、対象者の状態が異常になったことを判定することができる。
時間情報取得部22は、電波時計またはGPS(Global Positioning System)などであり、状態情報取得部21により状態情報が取得されたときの時間(日時)を示す状態情報取得時間情報を取得する。
位置情報取得部23は、GPSまたは屋内位置情報取得端末などであり、状態情報取得部21により状態情報が取得されたときの取得装置2の位置情報を取得する。なお、時間情報取得部22および位置情報取得部23がGPSにより構成される場合、時間情報取得部22と位置情報取得部23を1つにまとめてもよい。
記憶部24は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはメモリカードなどであり、取得装置2により取得される情報(識別情報、状態情報、状態情報取得時間情報、状態情報取得位置情報)が記憶される。
制御部25は、CPU(Central Processing Unit)またはプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device))などにより構成され、状態情報取得部21、時間情報取得部22、位置情報取得部23、および記憶部24のそれぞれの動作を制御する。また、制御部25は、対象者を識別する識別情報と、状態情報取得部21により取得される状態情報と、時間情報取得部22により取得される状態情報取得時間情報と、位置情報取得部23により取得される状態情報取得位置情報とを対応付けて記憶部24に記憶させる。また、記憶部24に記憶される情報は、無線通信または有線通信またはネットワークを介して生成装置4に送信される。または、記憶部24に記憶される情報は、メモリカードを介して生成装置4に提供される。
また、撮影装置3は、撮影部31と、時間情報取得部32と、位置情報取得部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。
撮影部31は、作業現場や介護施設に設置された固定監視カメラ、ドローンやロボットなどの無人移動体が備えるカメラ、または対象者に装着されるヘルメットに取り付けられたカメラなどであり、画像(静止画像または動画像)を撮影する。このカメラは、例えば、360度カメラまたは3Dスキャナでもよい。なお、撮影部31は、静止画像を撮影する場合、例えば、設定周期毎に画像を撮影する。設定周期は、画像の検索性を考慮し適宜に設定されることが好ましい。また、撮影部31が固定監視カメラや無人移動体カメラである場合、撮影部31は、対象者および対象者の周囲を撮影することが可能なものとする。また、撮影部31が360度カメラなどの対象者の体に取り付けられるカメラである場合、撮影部31は、対象者の周囲を撮影することが可能なものとする。
時間情報取得部32は、電波時計またはGPSなどであり、撮影部31により画像が撮影されときの時間(日時)を示す撮影時間情報を取得する。
位置情報取得部33は、GPSまたは屋内位置情報取得端末などであり、撮影部31により画像が撮影されたときの撮影装置3の位置を示す撮影位置情報を取得する。なお、時間情報取得部32および位置情報取得部33がGPSにより構成される場合、時間情報取得部32と位置情報取得部33を1つにまとめてもよい。
記憶部34は、RAM、ROM、またはメモリカードなどであり、撮影装置3により取得される情報(画像、撮影時間情報、撮影位置情報)が記憶される。
制御部35は、CPUまたはプログラマブルなデバイスなどにより構成され、撮影部31、時間情報取得部32、位置情報取得部33、および記憶部34のそれぞれの動作を制御する。また、制御部35は、撮影部31により撮影される画像と、時間情報取得部32により取得される撮影時間情報と、位置情報取得部33により取得される撮影位置情報とを対応付けて記憶部34に記憶させる。また、記憶部34に記憶される情報は、無線通信または有線通信またはネットワークを介して生成装置4に送信される。または、記憶部34に記憶される情報は、メモリカードを介して生成装置4に提供される。
生成装置4は、パーソナルコンピュータ(PC)、モバイルPC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、またはネットワーク上のサーバコンピュータなどのコンピュータにより構成される。
また、生成装置4は、判定部41と、生成部42と、記憶部43とを備え、取得装置2により取得された情報と撮影装置3により取得された情報とを用いてヒヤリハットデータベースを生成する。
判定部41は、取得装置2により取得される状態情報が急峻な変化を検出した場合をヒヤリハットとして検出する。例えば、判定部41は、状態情報取得部21としての加速度センサにより計測された加速度が「静止状態」に対応する加速度範囲に含まれることを一定期間連続して判定すると、対象者の状態が「静止状態」であると判定する。次に、判定部41は、対象者の状態として「静止状態」を特定した後、加速度センサにより計測された加速度が「歩行状態」に対応する加速度範囲に含まれることを一定期間連続して判定すると、対象者の状態が「静止状態」から「歩行状態」に変わったと判定する。一方、判定部41は、対象者の状態として「静止状態」を特定した後、加速度センサにより計測された加速度が予め用意されている何れの加速度範囲に含まれないと判定すると、対象者の状態が異常である、すなわち、ヒヤリハットが発生したと判定する。
なお、加速度範囲の判定範囲は、最小値、最大値などの閾値を設けることができる。例えば、「静止状態」に対応する加速度範囲は、対象者が静止しているときに加速度センサにより一定期間連続して計測される複数の加速度のうちの最小値から最大値までの範囲とする。同様に、「歩行状態」に対応する加速度範囲は、対象者が歩行しているときに加速度センサにより一定期間連続して計測される複数の加速度のうちの最小値から最大値までの範囲とする。また、加速度範囲の最小値および最大値は、固定値であってもよいし、対象者に応じて変化させてもよいし、加速度センサの計測値の単位時間あたりの変化量に応じて変化させてもよい。
なお、取得装置2の状態情報取得部21を複数のセンサにより構成する場合、判定部41は、複数のセンサによりそれぞれ計測される計測値を用いて、対象者の状態が異常であるか否かを判定するように構成してもよい。または、取得装置2の状態情報取得部21を複数のセンサにより構成する場合、判定部41は、対象者の状態を特定した後、対象者の状態が特定した状態から異常になったか否かを判定するように構成してもよい。例えば、判定部41は、加速度センサにより計測される計測値と気圧センサにより計測される計測値とを用いて、対象者が階段を下りていることを特定した後、対象者の状態が階段を下りている状態から異常になったか否かを判定するように構成してもよい。
また、取得装置2の状態情報取得部21をカメラなどの撮影装置により構成する場合、判定部41は、その撮影装置により撮影された画像(静止画像または動画像)を用いて、対象者の状態が異常であるか否かを判定するように構成してもよい。または、取得装置2の状態情報取得部21を撮影装置により構成する場合、判定部41は、その撮影装置により撮影された画像を用いて、対象者の状態を特定した後、対象者の状態が特定した状態から異常になったか否かを判定するように構成してもよい。例えば、判定部41は、動画像を解析し動画像内の対象者を追跡することで、対象者が歩いていることを特定した後、対象者の状態が歩いている状態から異常になったか否かを判定するように構成してもよい。
また、取得装置2の状態情報取得部21を加速度センサなどのセンサとカメラなどの撮影装置とにより構成する場合、判定部41は、センサの計測値と撮影装置の画像とを両方用いて、対象者の状態が異常であるか否かを判定するように構成してもよい。または、取得装置2の状態情報取得部21をセンサと撮影装置とにより構成する場合、判定部41は、センサの計測値と撮影装置の画像とを両方用いて、対象者の状態を特定した後、対象者の状態が特定した状態から異常になったか否かを判定するように構成してもよい。例えば、判定部41は、センサの計測値を用いて特定した対象者の状態と、撮影装置の画像を用いて特定した対象者の状態とが互いに一致すると、その特定した対象者の状態を確定するように構成してもよい。また、判定部41は、センサの計測値を用いて対象者の状態が特定した状態から異常になったと判定するとともに、撮影装置の画像を用いて対象者の状態が特定した状態から異常になったと判定する場合、対象者の状態が異常であると確定するように構成してもよい。
生成部42は、判定部41により対象者の状態が異常であると判定されると、対象者を識別するための識別情報と、対象者の状態が異常であると判定したときに用いた状態情報の取得時間を示す状態情報取得時間情報と、対象者の状態が異常であると判定したときに用いた状態情報の取得位置を示す状態情報取得位置情報と、対象者の状態が異常であると判定したときに用いた状態情報の取得位置を撮影した画像とを対応付けてヒヤリハットデータベースを生成する。
なお、複数の撮影装置3を備えて生成システム1が構成される場合、生成部42は、識別情報と、状態情報取得時間情報と、状態情報取得位置情報と、複数の撮影装置3によりそれぞれ撮影された画像とを対応付けてヒヤリハットデータベースを生成するように構成してもよい。
記憶部43は、RAMまたはROMなどであり、取得装置2により取得される情報(識別情報、状態情報、状態情報取得時間情報、状態情報取得位置情報)、撮影装置3により取得される情報(画像情報、撮影時間情報、撮影位置情報)、および生成部42で生成されるヒヤリハットデータベースが記憶される。
図2は、取得装置2により取得される取得情報200の一例を示す図である。
図2に示す取得情報200は、取得装置2の記憶部24や生成装置4の記憶部43に記憶される情報である。また、取得情報200は、識別情報が格納されるフィールドF11と、状態情報が格納されるフィールドF12と、状態情報取得時間情報が格納されるフィールドF13と、状態情報取得位置情報が格納されるフィールドF14とを有する。すなわち、取得情報200は、識別情報と、状態情報と、状態情報取得時間情報と、状態情報取得位置情報とが互いに対応付けられている情報である。図2の例では、取得情報200のレコードR11~レコードR20のそれぞれのフィールドF11に「ID1」が格納され、レコードR11~レコードR20のそれぞれのフィールドF14に「緯度:35度41分29秒、経度:139度44分16秒」が格納されている。また、取得情報200のレコードR11のフィールドF12に「1.1[G]」が格納され、レコードR11のフィールドF13に「2021年1月15日9時30分31秒」が格納されている。
図3は、撮影装置3により取得される撮影情報300の一例を示す図である。
図3に示す撮影情報300は、撮影装置3の記憶部34や生成装置4の記憶部43に記憶される情報である。また、撮影情報300は、画像が格納されるフィールドF21と、撮影時間情報が格納されるフィールドF22と、撮影位置情報が格納されるフィールドF23とを有する。すなわち、撮影情報300は、画像情報と、撮影時間情報と、撮影位置情報とが互いに対応付けられている情報である。図3の例では、撮影情報300のレコードR21のフィールドF21に「Image1」が格納され、レコードR21のフィールドF22に「2021年1月15日9時30分31秒」が格納されている。また、撮影情報300のレコードR21のフィールドF23に「緯度:35度41分29秒、経度:139度44分16秒」が格納されている。
図4は、ヒヤリハットデータベース400の一例を示す図である。
図4に示すヒヤリハットデータベース400は、生成装置4の記憶部43に記憶される情報である。また、ヒヤリハットデータベース400は、識別情報が格納されるフィールドF31と、状態情報が格納されるフィールドF32と、状態情報取得時間情報が格納されるフィールドF33と、状態情報取得位置情報が格納されるフィールドF34と、画像情報が格納されるフィールドF35とを有する。すなわち、ヒヤリハットデータベース400は、識別情報と、状態情報と、状態情報取得時間情報と、状態情報取得位置情報と、画像情報とが互いに対応付けられている情報である。図4の例では、情報D3のレコードR31のフィールドF31に「ID1」が格納され、レコードR31のフィールドF32に「2.9[G]」が格納され、レコードR31のフィールドF33に「2021年1月15日9時30分38秒」が格納され、レコードR31のフィールドF34に「緯度:35度41分29秒、経度:139度44分16秒」が格納され、レコードR31のフィールドF35に「Image8」が格納されている。
ここで、図2に示す取得情報200および図3に示す撮影情報300が生成装置4の記憶部43に記憶されている場合において、対象者が歩いている状態を特定する場合の加速度範囲の最小値を0.6[G]とし最大値を1.2[G]とし、一定時間を5[秒]とする場合を想定する。
まず、生成装置4の判定部41は、取得情報200のレコードR11~レコードR20のうち、一定時間(5[秒])分のレコードR11~レコードR15のそれぞれのフィールドF12に格納されている各状態情報(1.1[G]、1.0[G]、0.9[G]、0.8[G]、0.6[G])が加速度範囲(0.6[G]~1.2[G])内であると判定すると、対象者の状態として「歩いている状態」を特定する。次に、判定部41は、取得情報200のレコードR11~R20のうち、次の一定時間(5[秒])分のレコードR16~レコードR20のそれぞれのフィールドF12に格納されている各状態情報のうちのレコードR18のフィールドF12に格納されている状態情報(2.9[G])が所定範囲(0.6[G]~1.2[G])外であると判定すると、対象者の状態が「歩いている状態」から異常になったと判定する。すなわち、判定部41は、対象者が歩いているときにヒヤリハットが発生したと判定する。なお、生成部42は、判定部41により判定された内容(対象者が歩いているときにヒヤリハットが発生したこと)をヒヤリハットデータベースに含めるように構成してもよい。
次に、生成装置4の生成部42は、取得情報200のレコードR18の状態情報取得時間情報および状態情報取得位置情報と一致する撮影時間情報および撮影位置情報に対応するレコードR28を撮影情報300から検索する。これにより、対象者の状態が異常であると判定したときに用いた状態情報の取得位置または近傍で撮影された画像として、撮影情報300のレコードR28のフィールドF21に格納されている画像(Image8)を抽出することができる。なお、状態情報の取得位置または近傍で撮影された画像は、例えば、対象者に取り付けられた撮影装置で撮影された画像である。あるいは、状態情報の取得位置または近傍で撮影された画像は、例えば、状態情報の取得位置から所定の撮影距離以内にある撮影装置で撮影された画像である。別の例では状態情報の取得位置または近傍で撮影された画像は、状態情報の取得位置を撮影装置で撮影した画像である。
そして、生成部42は、撮影情報300のレコードR28のフィールドF21に格納されている画像(Image8)を、取得情報200のレコードR18に対応付けることで、レコードR31から構成されるヒヤリハットデータベース400を生成する。これにより、対象者または対象者の活動を管理する管理者がヒヤリハットデータベース400のレコードR31のフィールドF31~フィールドF34に格納されている各情報を確認することにより、いつ(「緯度:35度41分29秒、経度:139度44分16秒」)、どこで(「2021年1月15日9時30分35秒」~「2021年1月15日9時30分40秒」)、だれが(「ID1」)を認識することができるとともに、レコードR31のフィールドF35に格納されている画像を確認することにより、なにをしていて、どうして、どうなったか(例えば、歩行しているときに床に散乱している資材でつまずいたこと)を認識することができる。なお、撮影装置3は、ヒヤリハットが発生したときのみレコードを撮影情報300に記録するように設定されてもよい。ヒヤリハットが発生したときのみ記録するようにすることで、記憶装置の容量を少なくすることができる。また、生成装置4に送信するデータ量を少なくすることができる。決められた時間に撮影情報300をまとめて送信するように設定されてもよい。
なお、生成部42は、対象者の状態が異常になったときの取得情報200のレコードR18を含むレコードR18前後のレコードR16~レコードR20と、それらレコードR16~レコードR20と時間および位置が一致する撮影情報300のレコードR26~レコードR30の各画像(Image6~Image10)とによりヒヤリハットデータベース400を生成するように構成してもよい。また、生成部42は、複数の対象者についてヒヤリハットデータベースを生成するように構成してもよい。また、生成部42は、ヒヤリハットデータベースに基づいて、対象者が異常になったときの状況について分析および統計処理し、その分析および統計処理から対象者が異常になった原因を抽出するように構成してもよい。これにより、対象者または管理者は、ヒヤリハットデータベース400の各画像を確認することにより、対象者の異常時の前後の状況を把握することができる。したがって、対象者や管理者は、ヒヤリハットデータベース400を確認することで、いつ、どこで、だれが異常になったか(ヒヤリハットが発生したか)を認識することができるだけでなく、異常になったときの状況を分析および統計処理し、異常になった原因を抽出することができる。
そして、実施形態では、生成部42は、例えば、以上のように生成されたヒヤリハットデータベース400の情報をマップ情報500に登録する。
図5は、実施形態に係るヒヤリハットデータベース400の情報を含むマップ情報500を例示する図である。マップ情報500は、例えば、作業員などが働く作業現場の平面図およびBIM(Building Information Modeling)データなどの図面のデータである。図5の例では、マップ情報500には、マップ上の位置と、実空間での座標と対応づける座標位置501が登録されている。座標位置501は、例えば、撮影装置3、およびビーコンの受信機などの設置位置を含んでよい。例えば、撮影装置3、およびビーコンの受信機の設置位置の画像内での位置と、実空間での位置座標とを予め計測して記録しておくことで、画像内での設置位置と、実空間での位置座標とを対応づけることができる。例えば、撮影装置3の設置されている設置位置の位置座標は、撮影情報300から取得することができる。そして、このような複数の座標位置501(例えば、3点以上など)を用いることで、画像内での他の位置と、実空間での座標とを対応づけることが可能である。
また、図5の例ではマップ情報500には、ヒヤリハットの発生位置502が登録されている。生成部42は、例えば、ヒヤリハットの発生位置の情報を、ヒヤリハットデータベース400の状態情報取得位置情報から取得する。そして、生成部42は、ヒヤリハットの発生位置を、マップ情報500に登録してよい。例えば、生成部42は、マップ情報500に含まれる座標位置501に基づいて、ヒヤリハットの発生位置の位置座標と対応する位置に、ヒヤリハットの発生位置502を登録する。
従って、実施形態によれば、現場内のヒヤリハットの発生位置を示すマップ情報500が簡便に生成することができる。また、マップ情報500によれば、現場内のどこに気を付けるべきかの情報共有が容易になる。マップ情報500によれば、複数のヒヤリハットの発生位置を確認できるため、ヒヤリハットの傾向の把握、および現場環境の改善などに有益に用いることができる。なお、マップ情報500には、例えば、対象者、発生時刻、ヒヤリハットの内容などのヒヤリハットに関する他の情報が含まれていてもよい。
また更に、マップ情報500は、例えば、現場で働く対象者に対するヒヤリハットに関する注意喚起に利用されてもよい。例えば、マップ情報500上に登録されているヒヤリハットの発生位置502に対象者が近づくと、音、バイブレーション、メールなどでアラートの通知を行って、注意喚起してもよい。それにより、対象者がヒヤリハットの事象を起こすことを抑制することができる。
続いて、実施形態に係るヒヤリハットのマップ情報500の生成処理について説明する。図6は、実施形態に係るヒヤリハットのマップ情報500の生成処理の動作フローを例示する図である。例えば、生成装置4は、マップ情報500の生成処理の実行指示が入力されると図6の動作フローを開始してよい。
S601において生成装置4の判定部41は、作業現場や介護施設などの所定の場所に対象者が入場したか否かを判定する。対象者が入場していないと判定した場合(S601がNo)、フローはS601の処理を繰り返す。一方、対象者が入場したことを判定すると(S601がYes)、フローはS602に進む。
S602において生成装置4の判定部41は、状態情報取得開始指示を取得装置2に送信するとともに画像取得開始指示を撮影装置3に送信する。例えば、生成装置4は、作業現場や介護施設の入口付近に設置されているRFID(Radio Frequency Identification)受信機、磁気読み取り機、赤外線センサ、または顔認証などにより、作業現場や介護施設に対象者が入場したことを判定する。または、生成装置4は、作業現場や介護施設の入口付近に設置されている、または対象者が装着した機器が備える計測開始ボタンが対象者により押下されたことを検知することにより、作業現場や介護施設に対象者が入場したことを判定する。なお、取得装置2は、例えば、状態情報取得開始指示を受信すると、対象者の状態情報の収集を開始して、取得情報200にレコードを登録する。また、撮影装置3は、例えば、画像取得開始指示を受信すると、撮影を開始して撮影情報300にレコードを登録する。
S603において生成装置4の判定部41は、作業現場や介護施設などの所定の場所から対象者が退場したか否かを判定する。例えば、作業現場や介護施設などの所定の場所から対象者が退場していない場合(S603がNo)、フローはS603の処理を繰り返す。一方、対象者が退場したことを判定すると(S603がYes)、フローはS604に進む。例えば、判定部41は、作業現場や介護施設の出口付近に設置されているRFID受信機、磁気読み取り機、赤外線センサ、または顔認証などにより、作業現場や介護施設から対象者が退場したことを判定する。または、判定部41は、作業現場や介護施設の出口付近に設置されている、または対象者が装着した機器が備える計測終了ボタンが対象者により押下されたことを検知することにより、作業現場や介護施設から対象者が退場したことを判定する。
S604において判定部41は、状態情報取得終了指示を取得装置2に送信するとともに画像取得終了指示を撮影装置3に送信する。なお、取得装置2は、例えば、状態情報取得終了指示を受信すると、収集した状態情報のレコードを登録した取得情報200を生成装置4に送信する。また、撮影装置3は、例えば、画像取得終了指示を受信すると、撮影した画像が登録されているレコードを含む撮影情報300を生成装置4に送信する。
S605において判定部41は、対象者についての情報を受信したか否かを判定する。対象者についての情報を受信していない場合(S605がNo)、フローはS605の処理を繰り返す。一方、対象者についての情報を受信した場合(S605がYes)、フローはS606に進む。例えば、判定部41は、取得装置2から取得情報200を受信するとともに撮影装置3から撮影情報300を受信すると、S605においてYesと判定する。
S606において判定部41は、対象者の状態に異常があったか否かを判定する。例えば、受信した情報に、対象者の状態が異常であると判定される状態情報が含まれていない場合、判定部41は、S606においてNoと判定し、ヒヤリハットデータベースを作成せずに、本動作フローは終了する。一方、受信した情報に、対象者の状態が異常であると判定される状態情報が含まれている場合、判定部41は、S606においてYesと判定し、フローはS607に進む。
S607において生成部42は、異常であると判定された状態情報と、その状態情報に関連する情報(識別情報、状態情報取得時間情報、および状態情報取得位置情報)と、その状態情報の取得位置または近傍で撮影された画像とによりヒヤリハットデータベース400を生成し記憶部43に記憶させる。
S608において生成部42は、生成したヒヤリハットデータベース400の情報を基に、ヒヤリハットの発生位置(例えば、状態情報取得位置情報に示される位置)の情報をマップに登録してマップ情報500を生成し、記憶部43に記憶させて、本動作フローは終了する。
このように、実施形態の生成システム1では、対象者の状態が異常であると判定したときに用いた状態情報だけでなく、その状態情報の取得位置で撮影された画像も含めてヒヤリハットデータベースを生成する構成である。これにより、対象者や管理者は、ヒヤリハットデータベースを確認することで、ヒヤリハット発生時の対象者の状況を把握することが可能なヒヤリハットデータベースを自動的に生成することができる。そして、実施形態によればヒヤリハットデータベースを用いてヒヤリハットの発生位置が登録されたマップ情報500を生成することができる。そのため、対象者や管理者がヒヤリハットの発生を防止するための対策を立て易くすることができる。例えば、マップ情報500によれば、現場内のどこに気を付けるべきかの情報共有が容易になる。また、複数のヒヤリハットの発生位置をマップ情報500上で確認できるため、ヒヤリハットの傾向の把握、および現場環境の改善などに有益に用いることができる。
また、複数の対象者に対してもヒヤリハットデータベースを収集することができる。複数の対象者のヒヤリハット情報を収集することで、ヒヤリハットデータベースを作成することができる。なお、実施形態は、複数の作業現場に対しても適用することができる。
また、生成部42は、所定の条件に基づいてヒヤリハットデータベース400に登録されているレコードを分類し、分類結果に基づいてマップ情報500を生成してもよい。例えば、生成部42は、ヒヤリハットデータベース400のレコードについて、発生場所や、状況、時刻などの分析および統計処理を行い、発生したヒヤリハットの事象を、つまずきおよび滑りなどのカテゴリに分類する。そして、生成部42は、S607において、その分類結果を含む分類情報もヒヤリハットデータベース400に含めてレコードを登録してもよい。この場合に、S608において生成部42は、例えば、分類ごとに表示形式を異なる形式に表示分けしてマップ情報500を生成する。
図7は、分類ごとに異なる表示形式でヒヤリハットの発生位置が登録されているマップ情報500を例示する図である。図7の例では、ヒヤリハットの発生位置として、つまずきの発生した×で表される発生位置502と、滑りが発生した〇で表される発生位置502とが示されている。このように事象の分類ごとに表示分けを行うことで、ヒヤリハットについての内容の把握が容易になる。なお、表示分けは、例えば、形だけじゃなく、色やサイズなどその他の形式で区別されてもよい。
また、分類は他にも、ヒヤリハットの発生の時間帯、季節、および天気などのその他の環境を示す環境情報による条件に基づいて行われてもよい。例えば、生成部42は、ヒヤリハットデータベース400の状態情報取得時間情報によって、10時~12時、13時~15時、15時~17時などの時間帯ごとにヒヤリハットデータベース400からレコードを抽出する。そして、生成部42は、時間帯ごとに、その時間帯に発生したヒヤリハットの発生位置502を含むマップ情報500を生成してよい。それにより、例えば、15時~17時などの疲れが出てくる時間帯にヒヤリハットの発生が多いなどの状況の把握を容易に行うことが可能になる。或いは、季節によりヒヤリハットを分類して表示することで、夏場の熱い時期にヒヤリハットの発生が多いなどの状況の把握を容易に行うことが可能になる。また、天気によりヒヤリハットを分類して表示することで、雨の日に発生が多いヒヤリハットを、晴れの日にはマップ情報500に含めずに、雨の日にマップ情報500に含めて提供するといった表示分けが可能である。従って、実施形態によればヒヤリハットの発生しやすいタイミングで、ヒヤリハットの情報をマップ情報500に登録して提供することができる。
なお、天気の情報は、例えば、気象庁などが提供しているウェブサイトなどから収集することができる。例えば、生成部42は、S607でヒヤリハットデータベース400を生成する際に、気象庁が提供しているウェブサイトからヒヤリハットデータベース400のレコードの状態情報取得時間情報と対応する日時におけるマップ情報500と対応する現場の地域の天気を取得し、ヒヤリハットデータベース400に登録してよい。
また、実施形態によればマップ情報500に記されたヒヤリハットの発生位置502に対象者が近づいた場合に注意を喚起することも可能になる。
図8は、実施形態に係る通知処理の動作フローを例示する図である。例えば、生成装置4は、ヒヤリハットの通知処理の実行指示が入力されると、図8の動作フローを開始する。
S801において生成装置4の判定部41は、作業現場や介護施設などの所定の場所に対象者が入場したか否かを判定する。対象者が入場していないと判定した場合(S801がNo)、フローはS801の処理を繰り返す。一方、対象者が入場したことを判定すると(S801がYes)、フローはS802に進む。なお、S801の処理は、例えば、S601と同様に実行されてよい。
S802において判定部41は、取得装置2から対象者の状態情報を取得する。なお、状態情報には、例えば、GPSで取得された対象者の位置情報が含まれている。
S803において判定部41は、対象者がヒヤリハットの発生場所にいるか否かを判定する。例えば、判定部41は、S802で取得された対象者の現在位置が、ヒヤリハットデータベース400におけるヒヤリハットの発生位置502に所定の条件を満たして近づいた場合、ヒヤリハットの発生場所であると判定する。なお、所定の条件を満たして近づいた場合は、一例では、ヒヤリハットの発生位置502から所定の距離以内の位置に入った場合である。また、別の例では、ヒヤリハットの発生位置502にはビーコンの受信機が設置されていてよく、受信機は、対象者が保持するビーコンの発信機からのビーコンを所定の強度以上で受信すると、生成装置4に通知を行う。この場合、生成装置4の判定部41は、例えば、所定の強度以上でビーコンが受信されたことを示す通知を受信すると、発生位置502に所定の条件を満たして近づいたと判定する。それにより、判定部41は、対象者がヒヤリハットの発生場所にいると判定することができる。
S803において対象者がヒヤリハットの発生場所にいない場合(S803がNO)、フローはS805に進む。一方、S803において対象者がヒヤリハットの発生場所にいる場合(S803がYES)、フローはS804に進む。
S804において判定部41は、注意喚起の通知を行い、フローはS805に進む。例えば、判定部41は、対象者が所持する取得装置2などの端末に注意喚起の通知を行う。対象者が所持する端末は、例えば、注意喚起の通知を受信すると、音、バイブレーションなどで通知を出力する。それにより、対象者は、ヒヤリハットの発生位置にいることを知ることができ、ヒヤリハットの事象を発生させないように配慮することができる。そのため、ヒヤリハットの発生を抑制することができる。
S805において判定部41は、作業現場や介護施設などの所定の場所から対象者が退場したか否かを判定する。例えば、作業現場や介護施設などの所定の場所から対象者が退場していない場合(S805がNo)、フローはS802に戻る。一方、対象者が退場したことを判定すると(S805がYes)、本動作フローは終了する。例えば、判定部41は、作業現場や介護施設の出口付近に設置されているRFID受信機、磁気読み取り機、赤外線センサ、または顔認証などにより、作業現場や介護施設から対象者が退場したことを判定する。または、判定部41は、作業現場や介護施設の出口付近に設置されている、または対象者が装着した機器が備える計測終了ボタンが対象者により押下されたことを検知することにより、作業現場や介護施設から対象者が退場したことを判定する。
以上で述べたように、実施形態によればヒヤリハットデータベース400またはマップ情報500の情報に基づいて、対象者がヒヤリハットの発生場所にいる場合に注意喚起を行うことができる。そのため、ヒヤリハットの発生を抑制することができる。
なお、上述の実施形態ではS803において距離および電波強度などを用いて対象者がヒヤリハットの発生位置にいるか否かを判定する例を述べているが、実施形態はこれに限定されるものではない。別の実施形態では判定部41は、更にマップ情報500の情報に基づいて対象者がヒヤリハットの発生位置にいるか否かを判定してもよい。
例えば、マップ情報500がBIMデータとして提供されている場合、建築物の構造などの情報を含まれているため、利用することができる。この場合、例えば、判定部41は、対象者がヒヤリハットの発生位置と対応する領域内にいるか否かを判定してよい。
図9は、ヒヤリハットの発生位置と対応する領域901の情報を含むマップ情報500を例示する図である。例えば、図9のマップ情報500には、ルームCの室内の領域を示す領域情報901が含まれている。
ここで、例えば、ルームCの発生位置502から所定の距離以内に対象者が近づいたとする。この場合、対象者がルームAにいることもあれば、ルームCにいることもあり得る。一方で、ヒヤリハットの発生はルームCで起きているため、ルームCの発生位置502のどんなに近くに対象者がいたとしても、ルームAにいる場合にはそのヒヤリハットの事象を起こす可能性は低いことがある。そこで、実施形態では判定部41は、例えば、対象者がヒヤリハットの発生位置502から所定の距離以内におり、かつ、発生位置502と対応する領域内にいる場合に、S803においてヒヤリハットの発生場所にいると判定する。例えば、判定部41は、対象者がヒヤリハットの発生位置502から所定の距離以内におり、かつ、ヒヤリハットの発生位置502が属するルームCの領域情報901で示される領域内に対象者がいる場合に、S803においてヒヤリハットの発生場所にいると判定する。
それにより、より高い精度で対象者にヒヤリハットの注意喚起を行うことができる。なお、発生位置502と対応する領域内にいるか否かの判定は、例えば、同じ部屋(室内)にいるか否かにより実行されてよい。また、マップ情報500は、例えば、ルームCと対応する領域情報901と同じように、その他のルームの領域を示す領域情報を含んでよい。
図10は、生成装置4を実現するためのコンピュータの一例を示す図である。
図10に示すコンピュータ1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、記憶装置1003と、読取装置1004と、通信インタフェース1005と、入出力インタフェース1006とを備える。なお、プロセッサ1001、メモリ1002、記憶装置1003、読取装置1004、通信インタフェース1005、および入出力インタフェース1006は、バス1007を介して互いに接続されている。
プロセッサ1001は、シングルプロセッサまたはマルチプロセッサまたはマルチコアなどにより構成される。また、プロセッサ1001は、記憶装置1003に格納されているプログラムを読み出し、メモリ1002を利用して、図6および図8に示すフローチャートの手順を記述したプログラムを実行することにより、判定部41および生成部42の一部または全部の機能を提供する。
メモリ1002は、半導体メモリなどであり、RAM領域およびROM領域を含んでいてよい。
記憶装置1003は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの半導体メモリ、または、外部記憶装置である。
読取装置1004は、プロセッサ1001の指示に従って着脱可能記憶媒体1009にアクセスする。着脱可能記憶媒体1009は、半導体デバイス、磁気的作用により情報が入出力される媒体、光学的作用により情報が入出力される媒体などにより実現される。なお、半導体デバイスは、USB(Universal Serial Bus)メモリなどである。また、磁気的作用により情報が入出力される媒体は、磁気ディスクなどである。光学的作用により情報が入出力される媒体は、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu-ray Disc(Blu-rayは登録商標)などである。
上述の記憶部43は、例えば、メモリ1002、記憶装置1003、および着脱可能記憶媒体1009を含む。例えば、記憶装置1003には、取得情報200、撮影情報300、ヒヤリハットデータベース400、およびマップ情報500が格納されている。
通信インタフェース1005は、プロセッサ1001の指示に従って、他の装置と通信する。例えば、生成装置4は、通信インタフェース1005を介して取得装置2および撮影装置3から情報を収集する。
入出力インタフェース1006は、例えば、入力装置および出力装置との間のインタフェースである。入力装置は、対象者や管理者からの指示を受け付けるキーボード、マウス、タッチパネルなどのデバイスである。出力装置は、ディスプレイなどの表示装置、または、スピーカなどの音声装置である。
実施形態に係る各プログラムは、例えば、下記の形態で生成装置4に提供される。
(1)記憶装置1003に予めインストールされている。
(2)着脱可能記憶媒体1009により提供される。
(3)プログラムサーバなどのサーバから提供される。
なお、図10を参照して述べた生成装置4を実現するためのコンピュータ1000のハードウェア構成は例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の構成の一部が、削除されてもよく、また、新たな構成が追加されてもよい。また、別の実施形態では、例えば、上述の生成装置4の一部または全部の機能がFPGA、SoC(System-on-a-Chip)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、または、PLDなどによるハードウェアとして実装されてもよい。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して、または実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。