JP7772829B2 - プログラム教示支援装置 - Google Patents
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Description
この点、シーケンス番号で識別される複数のブロックを含む加工プログラムを実行する工作機械の動作中の状態を変化量及び時間軸で示す状態情報と工作機械が実行している加工プログラムの所定のタイミングを示すタイミング情報とを取得し、取得した状態情報及びタイミング情報に基づいて時系列情報を生成し、タイミング情報によって示されるタイミングを揃えて、複数の時系列情報を重畳して表示する技術が知られている。例えば、特許文献1参照。
また、ロボットプログラムの教示修正を行う際に、プログラム全体に対して時間を軸とした表示が無く、時間を軸とした簡単なプログラムの修正方法も無い。
<一実施形態>
図1は、一実施形態に係る機械装置システムの機能的構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、機械装置システム1は、2台の機械装置10A、10B、2台の制御装置20A、20B、及びプログラム教示支援装置30を有する。ここでは、ロボットとしての機械装置10A、10Bと、ロボット制御装置としての制御装置20A、20Bと、を例示する。なお、本発明は、機械装置10A、10Bとして、ロボットに限定されず、工作機械、搬送機、プレス機、射出成型機等の産業用機械に対しても適用可能である。また、本発明は、制御装置20A、10Bとして、ロボット制御装置に限定されず、工作機械等を制御する数値制御装置に対しても適用可能である。
機械装置10A、10Bは、例えば、工作機械や産業用ロボット等の産業用機械である。なお、以下では、機械装置10A、10Bは、産業用ロボット(以下、「ロボット10A、10B」ともいう)として説明する。
また、ロボット10A、10Bのそれぞれを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ロボット10」ともいう。
制御装置20A、20Bは、当業者にとって公知のロボット制御装置であり、ユーザによりロボット10A、10Bそれぞれを教示することにより生成されたロボットプログラムに基づいて指令を生成し、生成した指令をロボット10A、10Bに送信する。これにより、制御装置20A、20Bは、ロボット10A、10Bそれぞれの動作を制御する。
なお、制御装置20A、20Bのそれぞれを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「制御装置20」ともいう。
プログラム教示支援装置30は、コンピュータ等であり、ユーザからの入力に応じてロボット10の動作時間を調整するために、プログラムを制御装置20から取得し、取得したプログラムを修正する。
なお、プログラム教示支援装置30は、制御装置20A、20Bと接続されるが、1又は3以上の制御装置20と接続されてもよい。
図1に示すように、プログラム教示支援装置30は、制御部31、入力部33、表示部35、及び記憶部37を有する。そして、制御部31は、プログラム入力部310、シミュレーション実行部311、配置部312、変更判定部313、時間算出部314、パラメータ算出部315、変更可否判定部316、プログラム修正部317、及びプログラム出力部318を有する。
時間記憶部371には、後述するように、シミュレーション実行部311により実行されたプログラムのシミュレーションから求められたプログラムの命令毎のロボット10の動作時間を、シミュレーション結果として記憶される。
制御部31は、CPU、ROM、RAM、CMOSメモリ等を有し、これらはバスを介して相互に通信可能に構成される、当業者にとって公知のものである。
CPUはプログラム教示支援装置30を全体的に制御するプロセッサである。CPUは、ROMに格納されたシステムプログラム及びアプリケーションプログラムを、バスを介して読み出し、システムプログラム及びアプリケーションプログラムに従ってプログラム教示支援装置30全体を制御する。これにより、図1に示すように、制御部31は、プログラム入力部310、シミュレーション実行部311、配置部312、変更判定部313、時間算出部314、パラメータ算出部315、変更可否判定部316、プログラム修正部317、及びプログラム出力部318の機能を実現するように構成される。RAMには一時的な計算データや表示データ等の各種データが格納される。CMOSメモリは図示しないバッテリでバックアップされ、プログラム教示支援装置30の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成される。
図2は、表示部35に表示された画面の一例を示す図である。
図2に示すように、表示部35に表示された画面は、横軸を時間軸にして、シミュレーション実行部311のシミュレーション結果であるロボット10A、10Bそれぞれのプログラム(ロボットプログラム)の各命令による動作時間を、配置部312により配置されたブロックで示す。具体的には、ロボット10Aのプログラム(ロボットプログラム)は、3つの命令L1~L3(教示位置P[1]~P[3])を有し、図2の画面では、命令L1~L3それぞれのロボット10Aの動作時間が時間軸に沿って配置されたブロックA1~A3で示される。また、ロボット10Bのプログラム(ロボットプログラム)は、2つの命令L1、L2(教示位置P[1]、P[2])を有し、図2の画面では、命令L1、L2それぞれのロボット10Bの動作時間が時間軸に沿って配置されたブロックB1、B2で示される。
なお、時間軸は、横軸であることに限定されない。例えば、縦方向や任意の方向に時間軸が配置されることも含む。その場合、ブロックは時間軸の方向に沿って配置される。
例えば、ユーザがロボット10Aからロボット10Bへワークをハンドリングさせたい場合、プログラム入力部310が読み込んだプログラム(ロボットプログラム)では、図2に示すように、ロボット10Aの教示位置P[3]の到達時刻とロボット10Bの教示位置P[2]の到達時刻とにずれがある。
そこで、ユーザは、例えば、図3Aに示すように、表示部35に表示された画面上において、ロボット10Aの教示位置P[3]の到達時刻とロボット10Bの教示位置P[2]の到達時刻とを一致させるように、ロボット10BのブロックB2の長さ(命令L2のロボット10Bの動作時間)を延ばす指示を、入力部33を用いて入力する。あるいは、ユーザは、例えば、図3Bに示すように、表示部35に表示された画面上において、ロボット10AのブロックA3の長さ(命令L3のロボット10Aの動作時間)を縮小する指示を、入力部33を用いて入力するようにしてもよい。
この場合、変更判定部313は、ブロックの長さが変更されたと判定する。
なお、図3A及び図3Bでは、ユーザが入力部33のタッチパネルを操作することによりブロックの長さを変更しているが、ユーザが入力部33のキーボード等を操作して動作時間の値を変更することでブロックの長さを変更してもよい。
具体的には、時間算出部314は、図3Aに示すように、ユーザにより延ばされたロボット10BのブロックB2の長さに基づいて命令L2に対するロボット10Bの動作時間を算出する。あるいは、時間算出部314は、図3Bに示すように、ユーザにより縮小されたロボット10AのブロックA3の長さに基づいて命令L3に対するロボット10Aの動作時間を算出する。
具体的には、パラメータ算出部315は、例えば、図3Aに示すように、ロボット10Bの命令L2の動作時間(ブロックB2の長さ)が延ばされた場合、ロボット10Bに設定可能な移動速度の範囲(例えば、1~2000mm/ms等)で、延ばされた動作時間でロボット10Bが教示位置P[2]に到達する速度の値を算出する。なお、パラメータ算出部315は、例えば、速度を変えただけではロボット10Bが延ばされた動作時間で教示位置P[2]に到達することができない場合、ロボット10Bに設定可能な加速度の範囲(例えば、0~100mm/ms/ms等)で、延ばされた動作時間でロボット10Bが教示位置P[2]に到達する加速度の値を算出するようにしてもよい。あるいは、パラメータ算出部315は、ロボット10Bに設定可能な速度及び加速度の範囲で、延ばされた動作時間でロボット10Bが教示位置P[2]に到達する速度及び加速度の値を算出するようにしてもよい。
具体的には、変更可否判定部316は、例えば、時間算出部314により算出されたロボット10の動作時間を満たす速度及び/又は加速度の値がパラメータ算出部315により算出できた場合、ユーザにより指示されたブロックの長さが変更可能と判定する。この場合、変更可否判定部316は、「指定した動作時間への変更が可能です。」等のメッセージを表示部35に表示してもよい。
一方、変更可否判定部316は、時間算出部314により算出されたロボット10の動作時間を満たす速度及び/又は加速度の値がパラメータ算出部315により算出できなかった場合、ユーザにより指示されたブロックの長さが変更不可と判定する。この場合、変更可否判定部316は、「指定した動作時間への変更ができません。」等のメッセージを表示部35に表示してもよい。そして、変更可否判定部316は、ロボット10に設定可能な移動速度の範囲(例えば、1~2000mm/ms等)及び/又は加速度の範囲(例えば、0~100mm/ms/ms等)内で、時間算出部314により算出された動作時間に最も近い動作時間となる速度及び/又は加速度の値を算出するようにしてもよい。変更可否判定部316は、算出した速度及び/又は加速度の値の場合のロボット10の動作時間を示すブロックを表示部35に表示(更新)してもよい。
図4は、算出された動作時間に最も近い動作時間を示すブロックA3´の一例を示す図である。
この場合、変更可否判定部316は、図4の画面が示すブロックA3´が示す最も近い動作時間に修正するか否かの指示を、入力部33を介してユーザから受け付けることが好ましい。
一方、変更可否判定部316によりユーザから指示されたブロックの長さに変更不可と判定された場合で、かつ、図4に示すように、変更可否判定部316が算出した最も近い動作時間に修正する指示をユーザから受け付けた場合に、プログラム修正部317は、変更可否判定部316により算出された最も近い動作時間となる速度及び/又は加速度の値を使用してプログラム(ロボットプログラム)を修正する。
なお、変更可否判定部316によりユーザから指示されたブロックの長さに変更不可と判定された場合で、かつ、変更可否判定部316が算出した最も近い動作時間に修正する指示をユーザから受け付けなかった場合、プログラム修正部317は、プログラム(ロボットプログラム)を修正しない。
次に、図5を参照しながら、プログラム教示支援装置30の教示支援処理の流れを説明する。
図5は、プログラム教示支援装置30の教示支援処理について説明するフローチャートである。ここで示すフローは、プログラム(ロボットプログラム)が読み込まれる度に実行される。
一方、変更可否判定部316は、ステップS16で算出されたロボット10の動作時間を満たす速度及び/又は加速度の値がステップS17で算出できなかった場合、ステップS15で指示されたブロックの長さが変更不可と判定する。そして、処理はステップS19に進む。
また、ユーザは、時間軸上に命令毎の動作時間を示すブロックを配置した画面が表示されることにより、プログラム(ロボットプログラム)のサイクルタイム(全体)に対する各動作が占める時間割合が分かり易くなる。
また、ユーザは、各ブロックの長さ(サイズ)が動作時間に直結しているため、直感的に動作時間の修正が可能となり、プログラム(ロボットプログラム)の教示工数を削減することができる。
一実施形態では、プログラム教示支援装置30は、制御装置20と異なる装置としたが、これに限定されない。例えば、プログラム教示支援装置30は、制御装置20に含まれてもよい。
あるいは、プログラム教示支援装置30のプログラム入力部310、シミュレーション実行部311、配置部312、変更判定部313、時間算出部314、パラメータ算出部315、変更可否判定部316、プログラム修正部317、及びプログラム出力部318の一部又は全部を、例えば、サーバが備えるようにしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、プログラム教示支援装置30の各機能を実現してもよい。
さらに、プログラム教示支援装置30は、プログラム教示支援装置30の各機能を適宜複数のサーバに分散される、分散処理システムとしてもよい。
また例えば、パラメータ算出部315は、時間算出部314により算出されたロボット10の動作時間を満たす速度及び/又は加速度の値を算出したが、これに限定されない。
例えば、パラメータ算出部315は、時間算出部314により算出されたロボット10の動作時間を所定の範囲内で満たす速度及び/又は加速度の値を算出するようにしてもよい。そこで、パラメータ算出部315は、時間算出部314により算出されたロボット10の動作時間のうち、最もユーザの要求に近いロボット10の動作時間を満たす速度及び/又は加速度を算出してもよい。
また例えば、上述の実施形態では、パラメータ算出部315は、ユーザによりブロックの長さが変更された場合、変更されたブロックの長さの動作時間となるように速度及び/又は加速度のパラメータの値を算出したが、これに限定されない。例えば、パラメータ算出部315は、ユーザによりブロックの長さが変更された場合、変更されたブロックの長さの動作時間となるように速度及び/又は加速度とともに、オーバライド値等のパラメータの値を算出するようにしてもよい。
また、制御装置20が工作機械等を制御する数値制御装置の場合、パラメータ算出部315は、ユーザによりブロックの長さが変更された場合、変更されたブロックの長さの動作時間となるように速度、加速度、又は加加速度等のいずれかのパラメータの値を算出するようにしてもよい。
また例えば、上述の実施形態では、プログラム教示支援装置30は、ユーザによりブロックの長さが変更された場合、変更されたブロックの長さの動作時間となるように速度及び/又は加速度のパラメータの値を算出したが、これに限定されない。
例えば、プログラム教示支援装置30は、干渉物がロボット10の周りに無くロボット10の動作軌跡を無視できる場合、「カクジク」、「チョクセン」、「エンコ」等のロボット動作形式と位置決め形式も変更された動作時間を満たすパラメータ候補として扱うようにしてもよい。
このプログラム教示支援装置30によれば、不慣れなユーザであっても、プログラムにおいて目的の位置までの到達時間を容易に調整できる。
そうすることで、ユーザは、どのブロックの動作時間を調整すべきかを容易に判断することができる。
そうすることで、プログラム教示支援装置30は、変更されたブロックの長さに応じたロボット10の動作時間を容易に算出することができる。
そうすることで、プログラム教示支援装置30は、ユーザによりブロックの長さが変更されるだけで、変更されたブロックの長さに対応したロボット10の動作時間となるようにプログラムを修正することができる。
そうすることで、プログラム教示支援装置30は、不適切なパラメータの値が設定されたプログラムを制御装置20に出力することを回避することができる。
そうすることで、プログラム教示支援装置30は、目的の位置までの到達時間を確実に調整することができる。
10A、10B ロボット
20A、20B 制御装置
30 プログラム教示支援装置
31 制御部
310 プログラム入力部
311 シミュレーション実行部
312 配置部
313 変更判定部
314 時間算出部
315 パラメータ算出部
316 変更可否判定部
317 プログラム修正部
318 プログラム出力部
33 入力部
35 表示部
37 記憶部
371 時間記憶部
Claims (5)
- プログラムの命令毎及び/又は命令順に算出される産業用機械の動作時間を、前記動作時間の長さが可変のブロックを時間軸に並べて表示する表示部と、
ユーザにより前記表示部に表示された前記ブロックの長さを変更する指示が入力された場合、前記ブロックの長さが変更されたと判定する変更判定部と、
前記変更判定部により前記ブロックの長さが変更されたと判定された場合、変更された前記ブロックの長さに基づいて前記ブロックに対応する命令による前記産業用機械の動作時間を算出する時間算出部と、
を備えるプログラム教示支援装置。 - 前記プログラムを入力するプログラム入力部と、
前記プログラムのシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、
前記産業用機械のシミュレーション結果に基づいて前記命令毎の前記動作時間を記憶する時間記憶部と、
前記時間記憶部に記憶された前記動作時間に基づいて前記ブロックを配置する配置部と、を備える請求項1に記載のプログラム教示支援装置。 - 前記時間算出部により算出された前記産業用機械の動作時間を満たす少なくとも速度又は加速度のいずれかを含むパラメータの値を算出するパラメータ算出部と、
前記パラメータ算出部によって算出された前記パラメータの値を使用して前記プログラムを修正するプログラム修正部と、を備える請求項1に記載のプログラム教示支援装置。 - 前記時間算出部により算出された前記産業用機械の動作時間を満たす前記パラメータの値が前記パラメータ算出部により算出できたか否かに基づいて、前記ブロックの長さが変更可能か否かを判定する変更可否判定部を備える請求項3に記載のプログラム教示支援装置。
- 前記変更可否判定部は、前記産業用機械の動作時間を満たす前記パラメータの値を算出できなかった場合、前記時間算出部により算出された前記産業用機械の動作時間に最も近い動作時間となる前記パラメータの値を算出し、算出した前記パラメータの値の場合の前記産業用機械の動作時間を示すブロックを前記表示部に表示する、請求項4に記載のプログラム教示支援装置。
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