以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
図1は、本発明の実施形態に係る給油システム10の概略構成を示す図である。給油システム10は、給油位置(給油レーン)に配置される給油操作端末1に入力される利用者の給油操作に基づいて車両に給油を行うシステムである。給油システム10は、給油操作端末1(給油操作端末1A,1B,1Cなど)と、給油機2(給油機2A,2B,2Cなど)と、店内に設置されるセルフサービスコンソール(以下、店内SSC3という。)とを含んでいる。給油システム10は、利用者の給油操作に基づいて車両に給油を行うセルフ給油所(以下「給油所」と称する。)に適用される。図1には、特定の給油所GS1の構成を模式的に示している。給油所GS1には、車両の給油スペースとして、6個の給油レーンR1~R6が設置されており、各給油レーンには当該給油レーンに停車した車両に給油を行うための給油操作端末1及び給油機2が設置されている。例えば給油レーンR1には、給油レーンR1に停車した車両に給油を行うための給油操作端末1A及び給油機2Aが設置されている。給油操作端末1は、本発明の操作端末の一例である。前記給油レーンは、本発明の給油位置の一例である。
また、給油所GS1には各種手続き等を行うための店舗(事務所)が設置されており、店舗内には店内SSC3、POS端末(不図示)などが設置されている。店内SSC3及びPOS端末は一体の機器(情報処理装置、サーバー)であってもよい。店舗内には各種事務作業、手続き業務などを行うスタッフが駐在している。また店舗外には、利用者の車両を誘導したり、メンテナンスエリアMAで修理(整備)、洗車など特定作業を行ったりするスタッフが駐在している。また、給油所GS1にはカメラCaが設置されており、カメラCaは、車両、利用者などを検出する。カメラCaは、1台であってもよいし複数台であってもよい。カメラCaは、本発明の撮像部の一例である。
図2に示すように、各給油レーンの給油操作端末1及び給油機2は、ネットワークN1を介して互いに接続されている。また各給油操作端末1及び各給油機2は、ネットワークN2を介して店内SSC3に接続されている。また店内SSC3及びカメラCaは、ネットワークN3を介して互いに接続されている。ネットワークN1,N2,N3は、例えばSS-LAN、有線LAN、無線LANなどである。
[給油機2]
図2に示すように、給油機2は、制御部21、記憶部22、給油ノズル23、ノズルセンサー24、給油ポンプ25、及び通信部26などを備える。
通信部26は、給油機2を有線又は無線でネットワークN1に接続し、ネットワークN1を介して給油操作端末1及び店内SSC3との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。記憶部22には、制御部21に各種処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。例えば、前記制御プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録され、給油機2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。なお、前記制御プログラムは、クラウドサーバーから配信されて記憶部22に記憶されてもよい。また、前記方法で制御プログラムを記憶されたマスターの記憶媒体を、デュプリケーターなどでコピーして記憶部22に記憶してもよい。
給油ノズル23は、車両の給油口に挿入され、車両に給油を行うノズルである。例えば給油ポンプ25が稼働して利用者が給油ノズル23のレバーを押すと、給油ノズル23からガソリンが車両に給油される。ノズルセンサー24は、給油機2の給油ノズル23を収容する収容部から給油ノズル23が取り外されたことを検出するセンサーである。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより給油機2を制御する。
具体的に、制御部21は、受付処理部211、要求処理部212などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、利用者の給油操作を受け付ける。具体的には、受付処理部211は、利用者が給油ノズル23を前記収容部から取り外す操作を受け付ける。例えば受付処理部211は、ノズルセンサー24の検出信号を取得することにより前記給油操作を受け付ける。例えば受付処理部211は、給油ノズル23が前記収容部に格納されているときはノズルセンサー24からオン信号を受信し、給油ノズル23が前記収容部から取り外されたときにノズルセンサー24からオフ信号を受信する。受付処理部211は、前記オフ信号を受信した場合に、利用者による給油ノズル23の取り外し操作を受け付ける。
要求処理部212は、前記給油許可の要求を出力する。具体的には、要求処理部212は、受付処理部211が利用者の前記取り外し操作を受け付けた場合に、前記給油許可の要求を出力する。例えば、要求処理部212は、受付処理部211が利用者による給油ノズル23の取り外し操作を受け付けた場合に、前記給油許可の要求を店内SSC3に出力する。なお、要求処理部212は、前記給油許可の要求を給油操作端末1に出力してもよい。
また、制御部21は、前記給油許可の要求に対してスタッフにより給油許可が与えられた場合(店内SSC3から給油許可を取得した場合)に、給油ポンプ25を稼働させて利用者による給油作業を許可する。制御部21は、利用者が給油作業を終えて給油ノズル23を前記収容部に格納したことによりノズルセンサー24から前記オン信号を検出すると、給油処理を終了する。給油機2は、周知の構成であってもよい。
なお、スタッフは、利用者の給油作業の安全を確認して前記給油許可を与える資格を有する。また、前記資格を有するスタッフが限定されてもよい。
[給油操作端末1]
図2に示すように、給油操作端末1は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、読取部14、及び通信部15などを備える。給油操作端末1は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置であってもよい。
通信部15は、給油操作端末1を有線又は無線でネットワークN1に接続し、ネットワークN1を介して給油機2及び店内SSC3との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また通信部15は、ネットワークN2を介して決済サーバー(不図示)との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行可能であってもよい。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネル、マウス、又はキーボードなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
読取部14は、クレジットカードを読み取るための読取装置である。具体的には、読取部14は、クレジットカード、予め現金がチャージされたプリペイドカードなどの決済用カードが挿入され、当該決済用カードのカード情報を読み取る。例えば、利用者がクレジットカードを読取部14に挿入すると、読取部14は、クレジットカードのカード情報を読み取る処理(読取処理)を行う。読み取られた前記カード情報に基づいて、前記決済サーバーにおいてクレジットカードが認証された場合、読取部14は、制御部11の指示に基づいてクレジットカードを排出(返却)する。また、読取部14は、電子マネーを利用可能な情報処理装置(例えばスマートフォン)から決済情報を読み取ってもよい。
なお、読取部14は、利用料金(給油金額)に対する特典情報を含む媒体を読み取る機能を備えてもよい。例えば、読取部14は、クーポンコード(二次元コード)、クーポン番号、ポイントカードなどから割引に関する特典情報を読み取る機能を備えてもよい。
記憶部12は、各種の情報を記憶するHDD、SSD、又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。記憶部12には、制御部11に後述の給油処理(図7等参照)を実行させるための給油プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記給油プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録され、給油操作端末1が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。なお、前記給油プログラムは、クラウドサーバーから配信されて記憶部12に記憶されてもよい。また、前記方法で制御プログラムを記憶されたマスターの記憶媒体を、デュプリケーターなどでコピーして記憶部12に記憶してもよい。
また記憶部12には、支払方法(決済種別)及び油種に応じた価格情報D1などのデータが記憶されている。図3Aは、価格情報D1の一例を示す図である。価格情報D1には、決済種別ごとに、レギュラー、ハイオク、軽油の各油種の価格(1リットル当たりの単価)が記憶されている。ここでは、前記決済種別として、「現金」、「クレジットカード」、「プリペイドカード」が登録されている。
他の実施形態として、価格情報D1などの情報の一部又は全部が、給油操作端末1からアクセス可能なサーバーに記憶されてもよい。この場合、給油操作端末1の制御部11は、前記サーバーから前記情報を取得して、後述の給油処理などの各処理を実行してもよい。また、価格情報D1は、店内SSC3の記憶部32に記憶されてもよい。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより給油操作端末1を制御する。
制御部11は、利用者の給油操作を受け付けて、受け付けた各種情報を店内SSC3(又はPOS端末)に送信する。店内SSC3は、給油操作端末1から取得する前記各種情報に基づいて給油許可を給油機2に送信する。給油機2は、店内SSC3から前記給油許可を取得すると給油ポンプ25を稼働させて利用者による給油作業を許可する。
ここで、利用者による給油作業の流れについて一例を示す。図4には、給油操作端末1の操作表示部13に表示される表示画面の画面遷移の具体例を示している。先ず、利用者が受付画面(図4(a)参照)において給油料金の支払方法としてクレジットカードを選択すると、制御部11は、クレジットカードを挿入するように促す案内画面(図4(b)参照)を表示させる。利用者がクレジットカードを読取部14(図2参照)に挿入すると、制御部11は、読取部14により読み取られたカード情報(クレジットカード種別、クレジットカード番号、個人情報など)を取得し、前記カード情報を決済サーバーに送信する。前記決済サーバーは、前記カード情報を受信すると認証処理を実行する。制御部11は、前記認証処理が実行されている間、待機画面(図4(c)参照)を表示させる。前記クレジットカードの認証に成功すると、制御部11は、前記クレジットカードを読取部14から排出し、前記クレジットカードを受け取るように促す案内画面(図4(d)参照)を表示させる。利用者が前記クレジットカードを受け取ると、制御部11は、油種を選択するための操作画面(図4(e)参照)を表示させる。続いて、制御部11は、数量を選択するための操作画面(図4(f)参照)を表示させる。そして、制御部11は、給油作業の確認画面(図4(g)参照)を表示させる。その後、利用者は給油の方法などを確認すると給油ノズル23を給油機2から取り外して車両の給油口に挿入して給油操作(ノズルレバーを押す操作)を行う。なお、利用者が給油ノズル23を給油機2から取り外したことが検出されると給油許可の要求がスタッフに送信され、スタッフは当該要求を受けると利用者の給油作業の安全を確認して給油許可を与える。これにより、給油機2は給油処理を実行し、利用者は給油作業を行うことが可能になる。給油作業を終えて給油料金が確定すると、制御部11は前記決済サーバーに決済処理を依頼し、前記決済サーバーは確定した給油料金の決済処理を実行する。利用者は、上述の流れで給油作業を行うことができる。
制御部11は、表示処理部111、受付処理部112などの各種の処理部を含む。なお、制御部11は、前記CPUで前記給油プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記給油プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
表示処理部111は、給油処理に関する各種情報を操作表示部13に表示させる。例えば、表示処理部111は、図4に示すように、給油操作に関する受付画面、操作画面、案内画面、待機画面などを操作表示部13に表示させる。また、表示処理部111は、店内SSC3から出力される後述の車両情報(異常情報、修理情報など)を操作表示部13に表示させる。
受付処理部112は、利用者から各種の給油操作を受け付ける。例えば、受付処理部112は、利用者から支払方法、油種、給油量(数量)のそれぞれを選択する給油操作を受け付ける。また、受付処理部112は、クーポン番号を入力する操作、使用するポイントを入力する操作などを受け付ける。また、受付処理部112は、操作表示部13に表示される各種操作画面において、利用者の確認操作、キャンセル操作などを受け付ける。
制御部11は、上述の処理に加えて、決済処理を実行することが可能である。例えば、制御部11は、利用者の利用料金(給油料金)の支払いに用いるクレジットカードのカード情報を読取部14から取得する。制御部11は、取得した前記カード情報を、前記クレジットカードの認証処理を実行する決済サーバーに送信して決済を依頼する。前記決済サーバーは、前記決済依頼を受信すると、前記認証処理を実行する。前記決済サーバーは、前記認証処理において前記クレジットカードの認証に成功した場合、仮の決済を完了させて、認証結果(認証成功)を給油操作端末1に送信する。また前記決済サーバーは、前記認証処理において前記クレジットカードの認証に失敗した場合、認証結果(認証エラー)を給油操作端末1に送信する。制御部11は、前記認証結果を受信すると、前記クレジットカードを読取部14から排出する。例えば前記認証処理において前記クレジットカードの認証に成功した場合に、制御部11は前記クレジットカードを読取部14から排出する。
[店内SSC3]
図2に示すように、店内SSC3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信部34などを備える。店内SSC3は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置又はサーバーであってもよい。
通信部34は、店内SSC3を有線又は無線でネットワークN2に接続し、ネットワークN2を介して給油操作端末1及び給油機2との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また通信部34は、ネットワークN3を介してカメラCaとの間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行可能である。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるタッチパネル、マウス、又はキーボードなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD、SSD、又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。記憶部32には、制御部31に後述の給油処理(図7等参照)を実行させるための給油プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記給油プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録され、店内SSC3が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部32に記憶される。なお、前記給油プログラムは、クラウドサーバーから配信されて記憶部32に記憶されてもよい。また、前記方法で制御プログラムを記憶されたマスターの記憶媒体を、デュプリケーターなどでコピーして記憶部32に記憶してもよい。
また記憶部32には、給油レーンごとの車両に関する車両検出情報D2などのデータが記憶されている。図3Bは、車両検出情報D2の一例を示す図である。車両検出情報D2には、給油レーンごとに、車両検出フラグ、異常検出フラグなどの情報が記憶されている。前記車両検出フラグは、給油レーンにおいて車両が検出されたか否かを示す情報である。給油レーンに車両が進入して当該車両が検出された場合に、前記車両検出フラグに「1」が登録される。給油レーンにおいて車両が検出されない場合は、前記車両検出フラグに「0」が登録される。前記異常検出フラグは、給油レーンに進入した車両に異常が検出されたか否かを示す情報である。車両の異常が検出された場合に、前記異常検出フラグに「1」が登録される。車両の異常が検出されない場合は、前記異常検出フラグに「0」が登録される。
制御部31は、カメラCaから取得する撮像画像に基づいて車両を検出し、当該撮像画像を画像解析して、検出した車両の異常の有無を判定する。制御部31は、車両の検出結果及び異常の判定結果を車両検出情報D2に登録する。
他の実施形態として、車両検出情報D2などの情報の一部又は全部が、店内SSC3からアクセス可能なサーバーに記憶されてもよい。この場合、店内SSC3の制御部31は、前記サーバーから前記情報を取得して、後述の給油処理(図7等参照)などの各処理を実行してもよい。また、車両検出情報D2は、給油操作端末1の記憶部12に記憶されてもよい。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより店内SSC3を制御する。
制御部31は、給油操作端末1から利用者の操作に応じた各種情報を取得する。また制御部31は、給油操作端末1から取得する前記各種情報に基づいてスタッフに給油許可を要求し、スタッフから給油許可を取得すると給油機2に送信する。
具体的に、制御部31は、給油処理部311、検出処理部312、撮像処理部313、報知処理部314、判定処理部315などの各種の処理部を含む。なお、制御部31は、前記CPUで前記給油プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記給油プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
給油処理部311は、車両に対する給油処理を実行する。具体的には、給油処理部311は、給油機2から出力される前記給油許可の要求を取得する。例えば、給油処理部311は、給油所GS1に設置された6台の給油機2のそれぞれから前記給油許可の要求を取得することが可能である。本実施形態では、例えば、給油レーンR1(図1参照)の給油機2Aにおいて、利用者が給油ノズル23を取り外した場合に、給油処理部311は、給油レーンR1の給油機2Aから前記給油許可の要求を取得する。
給油処理部311は、前記給油許可の要求を取得すると、スタッフに給油許可を要求する。前記給油許可の要求には、油種(「ハイオクガソリン」等)の情報と、給油レーンR1の情報とが含まれる。
給油処理部311は、スタッフから前記給油許可を受け付けた場合に、利用者の給油作業の安全を確認して車両に対する給油を許可する。スタッフが店内SSC3において給油許可を与えると、給油処理部311は、スタッフの給油許可を取得し、前記給油許可の要求元の給油機2(ここでは給油機2A)に前記給油許可を送信する。給油機2Aは、店内SSC3から前記給油許可を取得すると、給油ポンプ25を稼働させて利用者による給油作業を許可する。
以上の給油処理において、制御部11は、さらに、車両の撮像画像に基づく車両情報を給油操作端末1に報知させる報知処理を実行する。以下では、前記報知処理の具体例(第1構成例~第7構成例)について説明する。なお、各構成例において共通する構成についてはその説明を適宜省略する。
[第1構成例]
前記報知処理の第1構成例について説明する。
検出処理部312は、給油レーンに進入する車両を検出する。具体的には、検出処理部312は、カメラCaから取得する撮像画像に基づいて車両を検出する。例えば、検出処理部312は、車両が給油レーンR1に進入すると、給油レーンR1を含む所定エリアを撮像するカメラCaの撮像画像に基づいて当該車両を検出する。検出処理部312は、車両を検出すると、車両検出情報D2において、給油レーンR1に関連付けて車両検出フラグ「1」を登録する(図3B参照)。検出処理部312は、本発明の検出処理部の一例である。
撮像処理部313は、検出処理部312により車両が検出された場合に、車両を含む所定エリアをカメラCaに撮影させる。例えば、検出処理部312が給油レーンR1に進入する車両を検出すると、撮像処理部313は、給油レーンR1に対応して設置されたカメラCaに給油レーンR1の撮影を開始させる。これにより、カメラCaは、給油レーンR1の動画撮影を開始する。
また、撮像処理部313は、車両が給油レーンR1に進入して停車すると、カメラCaに給油レーンR1の撮影を終了させる。これにより、カメラCaは、給油レーンR1の動画撮影を終了する。このように、撮像処理部313は、車両が給油レーンR1に進入し始めてから給油レーンR1で停車するまでの間、連続してカメラCaに車両を動画撮影させる。撮像処理部313は、カメラCaからカメラCaが撮影した動画データを取得する。撮像処理部313は、本発明の撮像処理部の一例である。
報知処理部314は、カメラCaに撮像された撮像画像に基づく車両情報を、給油操作端末1に報知させる。具体的には、報知処理部314は、車両が給油レーンR1に進入し始めてから給油レーンR1で停車するまでの間、連続してカメラCaが撮影した給油レーンR1の撮影画像(動画)を給油操作端末1の操作表示部13に表示(再生)させる。
また、報知処理部314は、車両が給油レーンR1に停車してから車両の給油が終了するまでの間に車両情報を給油操作端末1に報知させる。これにより、例えば図5A~図5Cに示すように、給油操作端末1の操作表示部13に表示される表示画面において、車両の様子が再生される。図5A~図5Cには、利用者が車両に給油中の表示画面を示しており、当該表示画面に、車両が給油レーンR1に進入し始めてから停車するまでの撮影動画が再生される。なお、車両が給油レーンR1に進入し始めてから停車するまでの前記撮影動画は、本発明の車両情報の一例である。
図5A~図5Cに示す例によれば、利用者は車両の後方ランプ(例えばブレーキランプ)が正常に点灯していることを把握することができる。これに対して、図6A~図6Cに示す例によれば、車両の左側の後方ランプが点灯していないため、利用者は左側の後方ランプが故障していることを把握することができる。
このように、報知処理部314は、前記撮影動画を給油作業中に利用者に報知させることにより、給油作業を行う利用者に車両の状態に関する情報を通知することができる。報知処理部314は、本発明の報知処理部の一例である。
[第1構成例の給油処理]
以下、図7を参照しつつ、給油システム10において実行される第1構成例の給油処理の手順の一例について説明する。
給油システム10は、各給油操作端末1及び各給油機2からのアクセスに応じて前記給油処理を並行して実行することが可能である。なお、本発明は、前記給油処理に含まれる一又は複数のステップを実行する給油方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記給油処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記給油処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは店内SSC3の制御部31が前記給油処理における各ステップを実行する場合を例に挙げて説明するが、一又は複数のプロセッサーが当該給油処理における各ステップを分散して実行する給油方法も他の実施形態として考えられる。ここでは、利用者が給油レーンR1に車両を停車して、給油レーンR1の給油操作端末1Aを操作して給油作業を行う場合を例に挙げて説明する。本段落において説明した事項は、以降の第2構成例~第7構成例についても同様である。
図7のステップS11において、店内SSC3の制御部31は、給油レーンR1において車両を検出したか否かを判定する。制御部31は、車両を検出すると(S11:Yes)、処理をステップS12に移行させる。制御部31は、車両を検出するまで待機する(S11:No)。
ステップS12において、制御部31は、給油レーンR1を撮影範囲に含むカメラCaに撮影を開始させる。これにより、カメラCaは、車両が給油レーンR1に進入し始めると撮影を開始する。
次にステップS13において、制御部31は、給油レーンR1に進入する車両が停車したか否かを判定する。制御部31は、車両が停車すると(S13:Yes)、処理をステップS14に移行させる。制御部31は、車両が停車するまで待機する(S13:No)。
ステップS14において、制御部31は、カメラCaに撮影を終了させる。これにより、カメラCaは、車両が給油レーンR1で停車すると撮影を終了する。制御部31は、車両が給油レーンR1に進入し始めてから給油レーンR1で停車するまでの期間撮影した動画データを取得する。
次にステップS15において、制御部31は、給油許可を取得したか否かを判定する。具体的には、制御部31は、利用者の給油操作(支払い方法、油種、数量などの入力操作)に応じて、給油レーンR1の給油機2Aから前記給油許可の要求を取得する。制御部31は、スタッフに前記給油許可の要求を送信してスタッフから給油許可を取得する。制御部31は、前記給油許可を取得すると車両に対する給油を許可し(S15:Yes)、処理をステップS16に移行させる。制御部31は、前記給油許可を取得するまで待機する(S15:No)。
ステップS16において、制御部31は、給油が開始されたか否かを判定する。制御部31は、給油機2において給油ノズル23が収容部から取り外されたことを検知すると給油が開始されたと判定する。制御部31は、給油が開始されると(S16:Yes)、処理をステップS17に移行させる。制御部31は、給油が開始されるまで待機する(S16:No)。
ステップS17において、制御部31は、撮影動画の再生を開始させる。具体的には、制御部31は、車両が給油レーンR1に進入し始めてから給油レーンR1で停車するまでの間、連続してカメラCaが撮影した給油レーンR1の撮影画像(動画)を給油操作端末1の操作表示部13に表示(再生)させる(図5A~図5C、図6A~図6C参照)。
ステップS18において、制御部31は、給油が終了されたか否かを判定する。制御部31は、給油機2において給油ノズル23が収容部に格納されたことを検知すると給油が終了されたと判定する。制御部31は、給油が終了されると(S18:Yes)、処理をステップS19に移行させる。制御部31は、給油が終了されるまで待機する(S18:No)。
ステップS19において、制御部31は、動画の再生を終了させる。そして、ステップS20において、制御部31は、給油処理を終了させる。このように、制御部31は、車両に給油が開始されてから終了するまでの間、車両の状態を示す車両情報(撮影動画)を給油操作端末1において再生させる。
他の実施形態として、制御部31は、前記動画の再生画面において、利用者に車両の点検、注意を促す情報を表示させてもよい。例えば図8Aの表示画面において、制御部31は、車両が給油レーンR1に進入した様子の映像であることを示すメッセージを表示させ、図8B及び図8Cの表示画面において、制御部31は、ブレーキランプに異常がないか確認を促すメッセージを表示させる。
[第2構成例]
前記報知処理の第2構成例について説明する。ここでは、主に上述した第1構成例と相違する点を説明し、第1構成例と重複する点は説明を省略する。
第2構成例では、判定処理部315が、前記撮像画像に基づいて車両の異常の有無を判定する。具体的には、判定処理部315は、カメラCaが撮像した撮像画像を画像解析して、車両の異常(ランプの故障など)の有無を判定する。判定処理部315は、本発明の判定処理部の一例である。
報知処理部314は、車両に異常がある場合に、異常情報を給油操作端末1に表示させる。具体的には、報知処理部314は、異常の内容(「ブレーキランプ切れ」など)、異常個所を識別可能な識別画像などを給油操作端末1に表示させる。
例えば左側の後方ランプが故障している車両が給油レーンR1に進入した場合、判定処理部315は、車両に異常があると判定し、報知処理部314は、給油中に給油操作端末1の表示画面において、左側の後方ランプ(ブレーキランプ)が故障していることを示すメッセージ、故障個所を示す識別画像などを表示させる(図9B参照)。また、報知処理部314は、前記表示画面において、後方ランプの交換を促すメッセージを表示させる(図9C参照)。
なお、図10には、第2構成例における給油操作端末1の操作表示部13に表示される表示画面の画面遷移の具体例を示している。図10(d)に示すように、制御部31は、車両の異常を検出した場合に、異常を示すメッセージを表示させてもよい。なお、制御部31は、図10(d)の表示画面において、図9A~図9Cに示す動画を再生する。
[第2構成例の給油処理]
以下、図11を参照しつつ、給油システム10において実行される第2構成例の給油処理の手順の一例について説明する。ここでは、主に上述した第1構成例の給油処理(図7参照)と相違する点を説明し、第1構成例の給油処理と重複する点は説明を省略する。
制御部31は、車両を検出して撮影を開始させると(S11、S12)、ステップS21において、車両に異常があるか否か、ここでは後方ランプが故障しているか否かを判定する。制御部31は、後方ランプの故障を検出すると(S21:Yes)、ステップS22において、車両検出情報D2に、給油レーンR1に関連付けて異常検出フラグ「1」を登録する(図3B参照)。その後、制御部31は、処理をステップS13に移行させる。制御部31は、後方ランプの故障を検出しない場合(S21:No)、処理をステップS13に移行させる。
次に、制御部31は、ステップS13~S17の処理(図7のステップS13~S17と同一の処理)を実行し、ステップS23において異常検出フラグがあるか否かを判定する。制御部31は、車両検出情報D2に異常検出フラグ「1」が登録されている場合(S23:Yes)、処理をステップS24に移行させる。一方、制御部31は、車両検出情報D2に異常検出フラグ「0」が登録されている場合(S23:No)、処理をステップS18に移行させる。
ステップS24では、制御部31は、後方ランプが故障していることを示すメッセージ(異常情報)を表示させる(図9B参照)。その後、制御部31は、処理をステップS18に移行させる。制御部31は、ステップS18~S20の処理(図7参照)を実行して前記給油処理を終了する。
第2構成例によれば、制御部31は、車両の異常を検出した場合に異常情報を利用者に通知することができるため、利用者は車両の異常を容易に認識することができる。
[第3構成例]
前記報知処理の第3構成例について説明する。
第3構成例では、判定処理部315は、第2構成例と同様に、前記撮像画像に基づいて車両の異常の有無を判定する。
また、報知処理部314は、車両に異常がある場合に、異常情報を給油操作端末1に表示させるとともに、販促情報を給油操作端末1に表示させる。具体的には、報知処理部314は、異常の修理に関する修理情報などを給油操作端末1に表示させる。
例えば左側の後方ランプが故障している車両が給油レーンR1に進入した場合、判定処理部315は、車両に異常があると判定し、報知処理部314は、給油中に給油操作端末1の表示画面において、左側の後方ランプ(ブレーキランプ)が故障していることを示すメッセージ、故障個所を示す識別画像、ランプ交換に関するメッセージ(作業時間、交換費用など)などを表示させる(図12B参照)。また、報知処理部314は、前記表示画面において、後方ランプの交換を促すメッセージ、交換作業を依頼するためのボタン(スタッフを呼ぶボタン)、交換不要を選択するボタンなどを表示させる(図12C参照)。
他の実施形態として、報知処理部314は、図13に示すように、車両の異常に関するお知らせがあることを示すメッセージを表示させてもよい。報知処理部314は、利用者が「お知らせを見る」のボタンを選択した場合に、図12B及び図12Cの表示画面を表示させてもよい。
なお、図14には、第3構成例における給油操作端末1の操作表示部13に表示される表示画面の画面遷移の具体例を示している。図14(d)に示すように、制御部31は、車両の異常を検出した場合に、異常を示すメッセージを表示させてもよい。また、図14(e)に示すように、制御部31は、清算画面において、図13に示すメッセージを表示させてもよい。
他の実施形態として、制御部31は、車両の異常を検出した場合にスタッフに通知してもよい。スタッフは車両の異常通知を取得すると、メンテナンスエリアMA(図1参照)の作業状況、混雑状況、予約状況などに基づいて交換作業に要する時間を確認して、現在の作業状況などを入力する。例えば、スタッフは、店内SSC3において、ランプの交換作業について「今すぐ」、「10分後」、「30分後」、「予約」などを選択する。例えばスタッフが「今すぐ」を選択した場合、制御部31は、すぐにブレーキランプの交換作業を実施できることを示すメッセージを給油操作端末1に表示させる(図15A参照)。また例えばスタッフが「予約」を選択した場合、制御部31は、ブレーキランプの交換作業の予約を受け付け可能であることを示すメッセージを給油操作端末1に表示させる(図15B参照)。
また他の実施形態として、制御部31は、車両の異常が検出されなかった場合でも、点検を行ったことを示すメッセージを給油操作端末1に表示させてもよい(図16B及び図16C参照)。なお、制御部31は、給油中に前記メッセージを表示させてもよいし(図16B参照)、給油終了後の清算時に前記メッセージを表示させてもよい(図16C参照)。これにより、給油所GS1は、給油に訪れた利用者に対して、車両の点検サービスを行っていることをアピールすることができる。
[第3構成例の給油処理]
以下、図17を参照しつつ、給油システム10において実行される第3構成例の給油処理の手順の一例について説明する。ここでは、主に上述した第2構成例の給油処理(図11参照)と相違する点を説明し、第2構成例の給油処理と重複する点は説明を省略する。
制御部31は、ステップS21において後方ランプの故障を検出すると(S21:Yes)、ステップS22に移行し、車両検出情報D2において、給油レーンR1に関連付けて異常検出フラグ「1」を登録する(図3B参照)。その後、制御部31は、ステップS31において、故障の修理に対する作業状況を取得する。具体的には、制御部31は、ランプの交換作業について、スタッフから「今すぐ」、「10分後」、「30分後」、「予約」などの対応情報を取得する。その後、制御部31は、処理をステップS13に移行させる。
次に、制御部31は、ステップS13~S17の処理(図7のステップS13~S17と同一の処理)を実行し、ステップS23において異常検出フラグがあるか否かを判定する。制御部31は、車両検出情報D2に異常検出フラグ「1」が登録されている場合(S23:Yes)、処理をステップS24に移行させる。一方、制御部31は、車両検出情報D2に異常検出フラグ「0」が登録されている場合(S23:No)、処理をステップS18に移行させる。
ステップS24では、制御部31は、後方ランプが故障していることを示すメッセージ(異常情報)を表示させる(図9B参照)。その後、ステップS32において、制御部31は、販促情報を給油操作端末1に表示させる。具体的には、制御部31は、異常の修理(ここでは後方ランプの故障)に関する修理情報などを給油操作端末1に表示させる(図15A及び図15B参照)。
また制御部31は、給油処理(S20)が終了した後に、ステップS33において、前記販促情報を給油操作端末1に表示させてもよい(図16C参照)。
第3構成例によれば、制御部31は、車両の異常を検出した場合に異常情報と販促情報とを利用者に通知することができるため、利用者は車両の異常を容易に認識することができ、また修理の依頼をするかどうかを判断することができる。
[第4構成例]
前記報知処理の第4構成例について説明する。
第4構成例では、判定処理部315は、第2構成例と同様に、前記撮像画像に基づいて車両の異常の有無を判定する。また、第4構成例では、判定処理部315は、車両の前方ランプの異常の有無を判定する。例えば、判定処理部315は、車両の左側及び右側のそれぞれの前方ランプ(ヘッドライトなど)が正常に点灯しているか否かを判定する。また、判定処理部315は、前方ライトを点灯させる時間帯(例えば夜間)に限定して異常の有無を判定してもよい。このように、本発明の判定処理部315は、車両の前方ランプ及び後方ランプの少なくともいずれかの異常の有無を判定する。
例えば右側の前方ランプが故障している車両が給油レーンR1に進入した場合、判定処理部315は、車両に異常があると判定し、報知処理部314は、給油中に給油操作端末1の表示画面において、右側の前方ランプ(ヘッドライト)が故障していることを示すメッセージ、故障個所を示す識別画像、ランプ交換に関するメッセージ(作業時間、交換費用など)などを表示させる(図18B参照)。また、報知処理部314は、前記表示画面において、後方ランプの交換を促すメッセージ、交換作業を依頼するためのボタン(スタッフを呼ぶボタン)、交換不要を選択するボタンなどを表示させる(図18C参照)。
[第5構成例]
前記報知処理の第5構成例について説明する。
第5構成例では、判定処理部315は、第2構成例と同様に、前記撮像画像に基づいて車両の異常の有無を判定する。また、第5構成例では、判定処理部315は、車両の給油が終了して車両が発進した後に異常の有無を判定する。例えば、判定処理部315は、車両の給油口の蓋が閉まっているか、ドアに服などが挟まっていないか、給油レーンに忘れ物(落とし物)がないか、などを判定する。
判定処理部315が異常を検出すると、報知処理部314は、スタッフに当該異常を報知する。報知処理部314は、例えば図19に示すように、店内SSC3の表示画面において、給油口の蓋が開いていること、給油レーンに落とし物があることを表示させる。スタッフは、前記異常を把握すると車両を停止させたり、利用者に連絡したりする。
[第5構成例の給油処理]
以下、図20を参照しつつ、給油システム10において実行される第5構成例の給油処理の手順の一例について説明する。ここでは、主に上述した第1構成例の給油処理(図7参照)と相違する点を説明し、第1構成例の給油処理と重複する点は説明を省略する。
制御部31は、給油処理が終了すると(S20)、ステップS41に移行し、車両が発進したか否かを判定する。制御部31は、車両が発進すると(S41:Yes)、処理をステップS42に移行させる。
ステップS42において、制御部31は、給油レーン及び車両に異常があるか否かを判定する。制御部31は、異常を検出すると(S42:Yes)、処理をステップS43に移行させる。
ステップS43において、制御部31は、スタッフに当該異常を通知する。具体的には、制御部31は、異常を示す表示画面を店内SSC3に表示させる(図19参照)。
第5構成例によれば、制御部31は、車両の給油が終了した後においても異常を検出して利用者に通知することができる。
[第6構成例]
前記報知処理の第6構成例について説明する。
第6構成例では、報知処理部314は、図21Aに示すように、給油操作端末1において、利用者が給油操作中に車両の周囲の様子を撮影した画像を表示させる。図21Bは、図21Aの部分拡大図である。
また、報知処理部314は、例えば図21Cに示すように、判定処理部315が車両の周囲に人物を検出した場合に、人物がいることを示す警告情報を給油操作端末1に表示させてもよい。
図22には、第6構成例における給油操作端末1の操作表示部13に表示される表示画面の画面遷移の具体例を示している。図22(b)~(e)に示すように、制御部31は、車両の周囲の画像を各操作画面に表示させる。
[第6構成例の給油処理]
以下、図23を参照しつつ、給油システム10において実行される第6構成例の給油処理の手順の一例について説明する。ここでは、主に上述した第1構成例の給油処理(図7参照)と相違する点を説明し、第1構成例の給油処理と重複する点は説明を省略する。
制御部31は、ステップS11(図7参照)において車両を検出すると(S11:Yes)、ステップS111において、給油レーンR1を上部(上方)から撮影可能なカメラCaに撮影を開始させる。なお、制御部31は、第1構成例のステップS12~S20の処理(図7参照)を、これ以降も並行して実行してもよい。すなわち、第6構成例では、制御部31は、車両を検出した場合に、車両の後方又は前方を撮影する処理(図7のS12~S20)と、車両の上部を撮影する処理(S111~S116)とを並行して実行してもよい。
次にステップS112において、制御部31は、給油操作端末1において、カメラCaにより撮像された画像の表示を開始させる(図22(b)参照)。
次にステップS113において、制御部31は、給油レーンR1の車両の周囲において人物を検出したか否かを判定する。制御部31は、前記人物を検出すると(S113:Yes)、処理をステップS114に移行させる。一方、制御部31は、前記人物を検出しない場合(S113:No)、処理をステップS115に移行させる。
ステップS114において、制御部31は、人物がいることを示す警告情報を給油操作端末1に表示させる(図21C参照)。
ステップS115において、制御部31は、給油処理が終了されたか否かを判定する。制御部31は、給油処理が終了されると(S115:Yes)、ステップS116において、車両周囲の撮影及び表示処理を終了する。
第6構成例によれば、制御部31は、給油作業中に車両周囲の人物の有無を判定し、人物を検出した場合に利用者に警告情報を通知することができる。このため、利用者に注意を促すことができるため、給油作業の安全性を確保することができる。
[第7構成例]
前記報知処理の第7構成例について説明する。
第7構成例では、図24Aに示すように、判定処理部315が車両の汚れを検出した場合に、報知処理部314が、車両が汚れていることを示す情報を給油操作端末1に表示させてもよい。
また図24Bに示すように、判定処理部315が、複数の人物が給油作業を行っていることを検出した場合に、報知処理部314が、警告情報を給油操作端末1に表示させてもよい。
また図24Cに示すように、判定処理部315が、車両の窓が開いていることを検出した場合に、報知処理部314が、車両の窓が開いていることを示すメッセージを給油操作端末1に表示させてもよい。
[第7構成例の給油処理]
以下、図25を参照しつつ、給油システム10において実行される第7構成例の給油処理の手順の一例について説明する。ここでは、主に上述した第6構成例の給油処理(図23参照)と相違する点を説明し、第7構成例の給油処理と重複する点は説明を省略する。
制御部31は、ステップS113において、給油レーンR1の車両の周囲において人物を検出したか否かを判定する。制御部31は、前記人物を検出すると(S113:Yes)、処理をステップS114に移行させる。一方、制御部31は、前記人物を検出しない場合(S113:No)、処理をステップS117に移行させる。
ステップS117において、制御部31は、車両に汚れがあるか否かを判定する。制御部31は、車両の汚れを検出すると(S117:Yes)、ステップS114において、車両が汚れていることを示す警告情報を給油操作端末1に表示させる(図24A参照)。一方、制御部31は、車両の汚れを検出しない場合(S117:No)、処理をステップS115に移行させる。
第7構成例によれば、制御部31は、給油作業中に車両周囲の人物の有無及び車両の汚れの有無を判定することができる。
第5~第7構成例に示すように、判定処理部315は、給油位置(給油レーン)の異常の有無、又は、車両の周囲の異常の有無を判定し、報知処理部314は、前記給油位置に異常がある場合、又は、車両の周囲に異常がある場合に、異常情報を給油操作端末1に表示させる。
他の実施形態として、制御部31は、図26に示すように、ステップS117において車両の汚れを検出しない場合(S117:No)、ステップS118において、禁止事項を検出したか否かを判定する。例えば複数人が給油作業を行っている場合に、制御部31は、禁止事項を検出したと判定する。制御部31は、禁止事項を検出すると(S118:Yes)、ステップS114において、利用者に禁止行為に該当することを示す警告情報を給油操作端末1に表示させる(図24B参照)。これにより、制御部31は、利用者に禁止行為を認識させることができる。一方、制御部31は、禁止事項を検出しない場合(S118:No)、処理をステップS115に移行させる。
上述の各構成例において、制御部31は、車両を検出した場合に、車両の状態を示す車両情報を店内SSC3に表示させてもよい。また、制御部31は、車両の異常を検出した場合に、異常情報を店内SSC3に表示させてもよい。
本発明の他の実施形態として、カメラCaは、各給油レーンの前後に設置されてもよいし、複数の給油レーンごとに前後に設置されてもよいし、給油レーンの前方又は後方に設置されてもよい。また、カメラCaは、給油所GS1に1つ設置されてもよい。
なお、給油操作端末1、給油機2、及び店内SSC3は本発明に係る給油システムに相当するが、本発明に係る給油システムは、給油操作端末1、給油機2、及び店内SSC3のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、本発明に係る給油システムは、店内SSC3単体で構成されてもよい。また、給油操作端末1及び店内SSC3が一体の機器(管理サーバー又はPOS端末)で構成されてもよい。