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JP7777863B2 - 肩吊下サポート具 - Google Patents
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JP7777863B2 - 肩吊下サポート具 - Google Patents

肩吊下サポート具

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特許法第30条第2項適用 第46回 藤原農機大創業祭にて令和4年2月18日から令和4年2月19日まで展示
本発明は、荷物運搬用の肩吊下サポート具に関する。
荷物の運搬を、人手によって行う現場も多いが、この運搬作業の際に、運搬作業者の手や腕に大きな負荷がかかるため、手や腕を痛める虞があり、また、手の疲労を起こしやすく、運搬回数を重ねると疲労の蓄積による怪我が起こりやすくなる。そこで、従来、運搬者の手や腕への過大な負荷を防止して、疲労を軽減するために、補助具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-288797号公報
しかし、従来の補助具では、手や腕への過大な負荷を防止して疲労を軽減することは可能であるが、荷物の保持そのものは、運搬作業者の手によって行わねばならず、運搬回数を重ねると手の疲労により荷物の保持が危うくなる虞があった。
そこで、本発明は、運搬作業者の手、腕、肩を痛めることなく、工場や農作業現場で使用する型枠やプラスチックケース等の荷物(被運搬物)を確実に保持でき、運搬中に荷物の保持姿勢に傾きが生じた場合でも柔軟に対応できて、安全かつ確実に荷物の運搬作業を継続できる肩吊下サポート具の提供を目的とする。
本発明の肩吊下サポート具は、使用者の肩から垂れ下がるベルト部と、該ベルト部の下端に間接又は直接に連結されたJ字状に弯曲したフック板片と、該フック板片の下方先端辺部に形成した水平軸部に揺動自在に嵌着される水平面状上面を有する保持板と、を備えている。
また、使用者の肩に装着するための肩当て部と、該肩当て部から垂れ下がるベルト部と、該ベルト部を通すためのベルト通し部と、該ベルト通し部に鉛直状軸心周りに回転可能に保持される連結環部と、該連結環部によって吊下げ状に保持されるJ字状に弯曲したフック板片と、該フック板片の下方先端辺部に形成した横断面円形膨出状の水平軸部に揺動自在に嵌着されて被運搬物を下方から保持する水平面状上面を有する保持板と、を具備する。
また、上記保持板は、下方開口状の蟻溝型凹溝を有し、上記フック板片の上記水平軸部を、上記蟻溝型凹溝に圧入し、上記水平軸部に対して、上記保持板を小角度揺動自在に、嵌着したものである。
また、上記保持板は、上面にゴム又はプラスチック製の滑り止め片が固着されている
ものである。
本発明によれば、運搬作業者の手、腕、肩を痛めることなく、重量のある被運搬物を確実に保持でき、運搬中に被運搬物の保持姿勢に傾きが生じた場合でも柔軟に対応できて、安全かつ確実に被運搬物の運搬作業を継続できる。
本発明の肩吊下サポート具の実施の一形態を示す斜視図である。 要部斜視図である。 要部側面図である。 使用状態を示す図である。 使用状態を示す要部側面図である。 使用状態を示す図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明の肩吊下サポート具1は、図1,図2に示すように、使用者(運搬作業者)の肩に装着するための一対の肩当て部2,2と、肩当て部2に固着され垂れ下がるベルト部4と、ベルト4を通すベルト通し部5と、ベルト通し部5に回転部6aを介して鉛直状軸心L6 周りに回転自在に取付けられる連結環部6と、連結環部6に連結され孔部7a周りに揺動自在に取付けられたフック板片7と、フック板片7の水平軸部7bに揺動自在に嵌着された保持板8と、を有する。一対の肩当て部2,2に固定されたベルト部4,4を、連結帯4a,4aで連結している。
肩当て部2は、使用者の肩に接触するクッション部3を有し、ベルト部4は、ベルト通し部5に通されて、連結環部6とフック板片7を吊下げる。クッション部3の材質は、使用者が装着した際に圧迫感や痛みを感じないように、適度に柔らかく弾力性のある素材(ウレタンゴム等)が望ましい。フック板片7の位置(肩当て部2からの距離)を、使用者の体格(腕の長さ)に応じて調整するため、ベルト部4の長さを調整可能としている(図示省略)。また、ベルト部4には、十分な強度と柔軟性を備えた材質(ポリエステル等の合成繊維)が望ましい。
図2,図3に示すように、連結環部6は、ベルト通し部5に回転部6aを介して鉛直状軸心L6 周りに矢印Aのように回転自在に取付けられ、フック板片7は、孔部7a周りに矢印Bのように前後揺動自在に取付けられ、保持板8は、フック板片7の水平軸部7bに矢印Cのように揺動自在に嵌着されている。この構造により、運搬中の姿勢変更に柔軟に対応できる。フック板片7の、連結環部6への取付方法は、フック板片7が揺動自在に保持される限り自由である。なお、フック板片7は、前後方向から見て、弯曲したJ字状に形成される。この形状により、使用者が荷物(被運搬物)を運ぶ際にフック板片7の弯曲面に手がフィットしやすくなり、安定して荷物を運ぶことができる。
フック板片7は、水平軸部7bを有しており、保持板8が、水平軸部7bに揺動自在に嵌着される。図示の実施例では、保持板8に一体状に形成される蟻溝型凹溝8bに、水平軸部7bが嵌着されているが、保持板8が水平軸部7bに揺動自在である限り、保持板8のフック板片7への取付方法は自由である。
また、保持板8は、型枠やプラスチックケース等の荷物(被運搬物)を載置して保持するためのものであり、その上面には、ゴム又はウレタン等のプラスチックの弾性素材で形成された滑り止め片8aが固着されている。滑り止め片8aは、表面が凹凸またはエンボス加工されることが望ましい。
図2,図3に示すように、フック板片7は、孔部7a周りに、使用者が肩吊下サポート具1を使用して荷物を運ぶ際の進行方向を基準とした前後方向に矢印Bのように揺動する。また、連結環部6は、ベルト通し部5に対して鉛直状軸心L6 周りに矢印Aのように回転する。さらに、保持板8は、水平軸部7bに矢印Cのように揺動する。この構成により、保持板8に載置された被運搬物10(図4,図5において型枠として例示)の運搬姿勢に柔軟に対応できる。
例えば、坂道での運搬や、型枠(被運搬物)10を運ぶ際の進行方向から見て左右に傾いた場所における運搬であっても、型枠(被運搬物)10の姿勢を水平に保ち得る。様々な運搬状態に柔軟に対応するため、連結環部6の回転角度は360°可能とし、また、フック板片7と保持板8の各々の揺動角度は、プラスマイナス45°程度を可能とすることが望ましい。
ところで、図1~図6に示した実施形態では、ベルト部4の下端に、ベルト通し部5,連結環体6等を介して、フック板片7を連結しており、これを、ベルト部4の下端とフック板片7とを、「間接」に連結していると呼ぶならば、図1~図6の上記ベルト通し部5,連結環体6の代りに、(図示省略の)他の部材をもって「間接」に連結したり、(図示省略の)別部材を付加して「間接」に連結することも、自由である。あるいは、(図示省略するが)上記ベルト通し部5や連結環体6を介在させずに、「直接」にベルト部4の下端を、フック板片7を、連結する構成とするも、自由である。
図4は、本発明の肩吊下サポート具1の装着状態を示す。ベルト4を適切な長さに調節した上で、腕をベルト部4に通し、肩当て部2を使用者の肩にかけ、クッション部3が肩から胸部にかけて密着するように装着した状態である。腕をベルト部4に通し、肩当て部2を使用者の肩にかけるだけで容易に装着できる。
図4,図5に示すように、使用者は、フック板片7を、手のひらと指で支えるように持ち、保持板8を型枠10の上辺部内側面に引掛けて、型枠10を持ち上げる。型枠10の上辺部内側面は、保持板8の上面の滑り止め片8aにより、保持板8上で動くことなく安定して保持される。
運搬中に、運搬作業者が、何かの拍子に意図せずして手指を開いてしまうことが起こり得るが、その場合、運搬作業者が直接手で型枠10を運んでいると、型枠10が落下して、事故の原因となる。
しかしながら、使用者(運搬作業者)が本発明の肩吊下サポート具1を使用して型枠10を運んでいる場合、意図せずして手指を開いても、型枠10の上辺部内側面が、保持板8の摩擦力により保持され、ベルト部4を通じて肩当て部2により型枠10の重量を負担できるため、型枠10の落下を防止できる。また、型枠10の荷重Lがフック板片7にかかることで、フック板片7の弯曲面のJ字状により、フック板片7の弯曲面を使用者の手に向かって押し付ける力Fが生じるため、保持板8の摩擦力との相乗効果により型枠10の落下を確実に防止できる。
なお、上述の実施例では、型枠10を被運搬物として説明したが、本発明の肩吊下サポート具1は、底面が平坦である他の種類の物、すなわち、木箱、プラスチックコンテナ、金属製コンテナ等を運ぶ場合にも、上記説明と同様に使用できる。
図6は、被運搬物10として、水平帯状フランジ(外鍔)を有するプラスチックケースを示す。このプラスチックケースは、農作業において、果物等の取り入れに使用されるもので、果物等を入れたプラスチックケースの上辺に形成された水平帯状フランジの下面に、保持板8を引掛けて、プラスチックケースを運搬する。図6から分るように、本発明の肩吊下サポート具1は、水平帯状フランジを有するプラスチックケースやコンテナ等の運搬に好適である。
本発明は、設計変更可能であって、例えば、上記実施例では、一対の肩当て部2,2に固定されたベルト部4,4を、連結帯4a,4aで連結している構成を例示したが、使用者が肩吊下サポート具1を容易に装着できる構造であれば、他の構成でも可である。例えば、肩当て部2が、2つのベルト固着部を前後に有する一体成形された構造(図示省略)でも可である。また、ベルト通し部5、連結環部6、フック板片7の形状、構造についても、図2、図3で説明した各部材の揺動方向、揺動角度に影響を与えない限りにおいて変更自由である。
以上のように、本発明は、使用者の肩から垂れ下がるベルト部4と、該ベルト部4の下端に間接又は直接に連結されたJ字状に弯曲したフック板片7と、該フック板片7の下方先端辺部に形成した水平軸部7bに揺動自在に嵌着される水平面状上面18を有する保持板8と、を備えているので、運搬作業者の手、腕、肩を痛めることなく、被運搬物10を確実に保持でき、運搬中に被運搬物10の保持姿勢に傾きが生じた場合でも柔軟に対応できて、安全かつ確実に被運搬物10の運搬作業を継続できる。また、運搬作業者が手をひらいて指を延ばした場合でも、被運搬物10を保持でき、運搬作業中の落下事故を防止できる。また、建築現場における型枠、農作業の現場における水平帯状フランジを有するプラスチックケースやコンテナ等の運搬に好適である。
また、使用者の肩に装着するための肩当て部2と、該肩当て部2から垂れ下がるベルト部4と、該ベルト部4を通すためのベルト通し部5と、該ベルト通し部5に鉛直状軸心L6 周りに回転可能に保持される連結環部6と、該連結環部6によって吊下げ状に保持されるJ字状に弯曲したフック板片7と、該フック板片7の下方先端辺部に形成した横断面円形膨出状の水平軸部7bに揺動自在に嵌着されて被運搬物10を下方から保持する水平面状上面18を有する保持板8と、を具備するので、運搬作業者の手、腕、肩を痛めることなく、被運搬物10を確実に保持でき、運搬中に被運搬物10の保持姿勢に傾きが生じた場合でも柔軟に対応できて、安全かつ確実に被運搬物10の運搬作業を継続できる。また、運搬作業者が手をひらいて指を延ばした場合でも、被運搬物10を保持でき、運搬作業中の落下事故を防止できる。また、建築現場における型枠、農作業の現場における水平帯状フランジを有するプラスチックケースやコンテナ等の運搬に好適である。
また、上記保持板8は、下方開口状の蟻溝型凹溝8bを有し、上記フック板片7の上記水平軸部7bを、上記蟻溝型凹溝8bに圧入し、上記水平軸部7bに対して、上記保持板8を小角度揺動自在に、嵌着したので、被運搬物10の保持姿勢に傾きが生じた場合でも柔軟に対応できて、安全かつ確実に被運搬物10の運搬作業を行うことができる。
また、上記保持板8は、上面にゴム又はプラスチック製の滑り止め片8aが固着されているので、摩擦力によって確実に被運搬物10を保持でき、運搬作業中に被運搬物10が滑って落下する事故を防止できる。
2 肩当て部
4 ベルト部
5 ベルト通し部
6 連結環部
7 フック板片
7b 水平軸部
8 保持板
8a 滑り止め片
8b 蟻溝型凹溝
10 被運搬物
6 鉛直状軸心

Claims (4)

  1. 使用者の肩から垂れ下がるベルト部(4)と、該ベルト部(4)の下端に間接又は直接に連結されたJ字状に弯曲したフック板片(7)と、該フック板片(7)の下方先端辺部に形成した水平軸部(7b)に揺動自在に嵌着される水平面状上面(18)を有する保持板(8)と、を備えていることを特徴とする肩吊下サポート具。
  2. 使用者の肩に装着するための肩当て部(2)と、該肩当て部(2)から垂れ下がるベルト部(4)と、該ベルト部(4)を通すためのベルト通し部(5)と、該ベルト通し部(5)に鉛直状軸心(L6 )周りに回転可能に保持される連結環部(6)と、該連結環部(6)によって吊下げ状に保持されるJ字状に弯曲したフック板片(7)と、該フック板片(7)の下方先端辺部に形成した横断面円形膨出状の水平軸部(7b)に揺動自在に嵌着されて被運搬物(10)を下方から保持する水平面状上面(18)を有する保持板(8)と、を具備することを特徴とする肩吊下サポート具。
  3. 上記保持板(8)は、下方開口状の蟻溝型凹溝(8b)を有し、上記フック板片(7)の上記水平軸部(7b)を、上記蟻溝型凹溝(8b)に圧入し、上記水平軸部(7b)に対して、上記保持板(8)を小角度揺動自在に、嵌着した請求項1又は2記載の肩吊下サポート具。
  4. 上記保持板(8)は、上面にゴム又はプラスチック製の滑り止め片(8a)が固着されている請求項1,2又は3記載の肩吊下サポート具。
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