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JP7777949B2 - 電子機器および制御方法 - Google Patents
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JP7777949B2 - 電子機器および制御方法 - Google Patents

電子機器および制御方法

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Description

本発明は、スイッチドキャパシタを有する電子機器およびその制御方法に関する。
特許文献1には、スイッチドキャパシタを有するコンバータであって、電子機器のモード毎に決められた出力電圧が設定され、モード変化によって出力電圧を変更するコンバータが記載されている。
特開2016-154439号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているコンバータでは、スイッチドキャパシタDCDCの出力電圧で入力電圧が一意に決まってしまい、入力電流に対する考慮がされていない。従って、スイッチドキャパシタDCDCの入力に接続される外部電源に電流規定がある場合は、その規定を超えないように機能を制限することが望ましい。このような外部電源を電源として利用する場合は、外部電源の能力を効率的に利用すると共に、電子機器の動作性能をできる限り損なわないようにすることが求められる。
そこで、本発明は、外部電源の能力を効率的に利用すると共に、電子機器の動作性能をできる限り損なわないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、外部機器が接続される接続手段と、前記外部機器から供給された電圧と電流を、キャパシタを用いて変換する手段であって、前記外部機器から供給された電圧を整数分の一に変換し、前記外部機器から供給された電流を前記整数分の一の逆数倍に変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段と並列に前記接続手段に接続され、前記外部機器から供給される電力を前記第1の変換手段をバイパスして出力するバイパススイッチと、前記バイパススイッチと前記第1の変換手段を制御する制御手段と、前記外部機器と通信を行って、前記外部機器の電力供給能力に関する情報を取得する取得手段と、前記電子機器に設定可能な複数の動作モードに対する消費電力の情報に基づいて、前記電子機器に設定された動作モードでの動作に必要な電圧および電流を計算する計算手段とを有し、前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記電力供給能力に関する情報に基づいて、前記計算された電圧および電流が得られるように、前記バイパススイッチおよび前記第1の変換手段を制御し、前記計算された電圧および電流を前記外部機器が供給可能である場合、前記制御手段は、前記動作に必要な電圧および電流を前記外部機器に要求し、前記バイパススイッチをオンにするように制御する。
本発明によれば、外部電源の能力を効率的に利用すると共に、電子機器の動作性能をできる限り損なわないようにすることができる。
実施形態1における電子機器101の構成を説明するためのブロック図である。 実施形態1における電子機器101の消費電力情報の一例を説明するための図である。 実施形態1における電子機器101の動作例を説明するためのフローチャートである。 実施形態1における外部機器151が供給可能な電力情報の一例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1における電子機器101の構成を説明するためのブロック図である。
インターフェース102は、USB等のインターフェースで、外部機器151のインターフェース152と接続することにより、電源回路153から電力供給を受けたり、双方の機器情報や画像データの送受信を行う。
電源能力判定回路103は、インターフェース102に接続された外部機器151と通信を行い、外部機器151が供給可能な電力情報を取得する。また、外部機器151へ必要電力の要求を行う。
電源装置104は、バイパススイッチ105、第1のDC-DCコンバータ106、第2のDC-DCコンバータ107、電源制御回路108、電力情報メモリ109を含む構成を有する。バイパススイッチ105は、インターフェース102を介して供給された電力を、並列に接続された第1のDC-DCコンバータ106および第2のDC-DCコンバータ107をバイパスして出力する。第1のDC-DCコンバータ106は、接続されたスイッチドキャパシタ110への充放電を行うことで、インターフェース102を介して供給された電圧を整数分の1の電圧に変換して出力する。
スイッチドキャパシタ110は、複数のキャパシタで構成されており、実施形態1では、キャパシタ111、キャパシタ112およびキャパシタ113の3つのキャパシタで構成されている。なお、スイッチドキャパシタ110を構成するキャパシタの数はこれに限られるものではなく、2つであっても、4つ以上であってもよい。
第1のDC-DCコンバータ106は、2つのキャパシタ(キャパシタ111およびキャパシタ112)の充電および放電を制御することで、第1のDC-DCコンバータ106に供給された電圧を2分の1の電圧に電圧変換して出力することができる。さらに、第1のDC-DCコンバータ106は、3つのキャパシタ(キャパシタ111、キャパシタ112およびキャパシタ113)の充電および放電を制御することで、第1のDC-DCコンバータ106に供給された電圧を3分の1の電圧に電圧変換して出力することもできる。
第2のDC-DCコンバータ107は、インターフェース102を介して供給された電源電圧を任意の電圧(定電圧)に変換して出力する。出力電圧は、電源制御回路108の指示の下、変更可能である。
バイパススイッチ105、第1のDC-DCコンバータ106、第2のDC-DCコンバータ107の出力は、充電電流制御回路115、第3のDC‐DCコンバータ116、鏡筒回路117、ストロボ回路118へ接続されている。
電源制御回路108は、電源能力判定回路103により判定された外部機器151の電力供給能力と、電力情報メモリ109に記録された消費電力情報とに基づいて電源装置104を制御する。電源制御回路108で行わえる制御処理については後述する。
電力情報メモリ109は、供給電圧と電子機器101の動作モードに基づいた消費電力情報を記憶している。図2に、電力情報メモリ109に記憶された電子機器101の消費電力情報の一例を示す。電力情報メモリ109には、電子機器101の消費電流の最大値が、予め分割された電池114の電圧範囲、および、動作モード毎に記録されている。
電池114は、リチウムイオン電池等で、電子機器101に内蔵され、外部からの電力供給がない場合に電子機器101へ電力を供給する。充電電流制御回路115は、電池114への充電電流を制御する。
第3のDC-DCコンバータ116は、電池114、あるいはバイパススイッチ105、第1のDC-DCコンバータ106、第2のDC-DCコンバータ107のいずれかから出力された電圧から、電子機器101を構成する機能デバイスが必要な電圧を生成する。実施形態1では、音声処理回路119、表示回路120、撮像回路121、CPU122が必要な電圧をそれぞれ生成する。
鏡筒回路117およびストロボ回路118への電力供給は、電池114、あるいはバイパススイッチ105、第1のDC-DCコンバータ106、第2のDC-DCコンバータ107のいずれかから出力された電圧を供給する構成としている。鏡筒回路117は、電子機器101の鏡筒装置を制御することで、シャッター、絞り、ズームの制御を行う。ストロボ回路118は、被写体が暗いシーンで撮影する際や、逆光等の明るいシーンで撮影する際に光量を補助する。
音声処理回路119は、撮像回路121で撮影される動画の録音処理や、電子機器101の操作音や撮影した動画の再生音等を出力する処理を行う。
表示回路120は、撮像回路121で撮影された静止画および動画や、電子機器101の設定メニュー等を表示するために用いられる。
撮像回路121は、電子機器101の鏡筒装置から入射された光を電気信号へ変換する。
CPU(Central Processing Unit)122は、電子機器101全体を制御する。
外部機器151は、電力供給機能およびデータ伝送機能を有するインターフェース152と、外部に出力する電圧を生成する電源回路153と、電源回路153が供給可能な電力情報を記憶した電源能力メモリ154とを有する。さらに、外部機器151は、電源回路153を制御する電源制御回路155と、外部機器151全体を制御するMPU156とを有する。
次に、図3のフローチャートを参照して、実施形態1における電子機器101の動作例について説明する。
インターフェース102に外部電源である外部機器151が未接続の状態においては、バイパススイッチ105がON状態であり、第1のDC-DCコンバータ106および第2のDC-DCコンバータ107は動作停止の状態にある。S300において、外部機器151(外部電源)が検出されたか否かを判定し、外部機器151(外部電源)が検出されるまでS300において監視を続ける。
S300において外部機器151(外部電源)が検出されると、S301において、CPU122は、インターフェース102および外部機器151のインターフェース152を介して電源回路153の電圧出力(5.0V)を検出し、電源能力判定回路103を起動する。
図4(a)、図4(b)および図4(c)に、電源能力メモリ154に記憶された、外部機器151が供給可能な電力情報の一例を示す。電力情報としては、外部機器151が出力可能な電圧値と電流値の情報が記憶されている。なお、供給可能な電力は、外部機器151の仕様によって異なる。図4(a)は、外部機器151がUSB Power Delivery(PD)規格、USB Type-C規格およびプログラマブル・パワー・サプライ(PPS)機能のいずれにも準拠している場合に供給可能な電力情報を示している。図4(b)は、外部機器151がUSB PD規格およびUSB Type-C規格には準拠しているがPPS機能には準拠していない場合に供給可能な電力情報を示している。図4(c)は、外部機器151がUSB PD規格およびPPS機能のいずれにも準拠していない場合がUSB Type-C規格に準拠している場合に供給可能な電力情報を示している。
S302において、電源能力判定回路103は、外部機器151のMPU156とインターフェース102を介して通信を行い、電源能力メモリ154から外部機器151が供給可能な電力情報を取得する。
S303において、電源能力判定回路103はS302で取得した電力情報をCPU122に供給し、CPU122は接続された外部機器151がPPS機能に準拠しているか否かを判定する。外部機器151がPPS機能に準拠していると判定された場合(S303でYES)、CPU122はS304に進む。外部機器151がPPS機能に準拠していないと判定された場合(S303でNO)、CPU122はS321に進む。
S304において、CPU122は電池114の電圧Vbattをチェックする。
S305において、CPU122は、電池114の電圧Vbattと、図2に示す電力情報メモリ109に記録された電子機器101の電力情報とから、電子機器101の消費電流を計算する。ここでは、図2に示した消費電流のテーブルから該当する数値を合計して計算する。例えば、電池114の電圧Vbattが7.4Vで、電子機器101が4K60pの動画記録および充電を行う場合は、1.64A(=0.64A+1.0A)が消費電流となる。
S306において、CPU122は、S305で計算された電流に基づいて、電子機器101が動作可能な電流を、外部機器151からバイパススイッチ105を介して供給可能であるか否かを判定する。例えば、上述したように電池114の電圧Vbattが7.4Vで、電子機器101の消費電流が1.64Aとなる場合、CPU122は、電池114の充電を行うために外部機器151に7.42Vを要求した場合にバイパススイッチ105を介して電子機器101が動作可能であるか否かを、図4(a)に示す電力情報に基づいて判定する。図4(a)に示す電力情報は、外部機器151がUSB PD規格、USB Type-C規格およびPPS機能のいずれにも準拠している場合に供給可能な電力情報を示している。図4(a)に示す電力情報から、外部機器151の7.42V時の供給可能電流は3.0Aであることが分かる。これは電子機器101が必要な消費電流1.64Aを十分上回っているので、この場合はバイパススイッチ105を介して供給可能と判定される。S306でバイパススイッチ105を介して必要な消費電流が供給可能と判定された場合(S306でYES)、CPU122はS307に進む。S306でバイパススイッチ105を介して必要な消費電流が供給不可能と判定された場合(S306でNO)、CPU122はS309に進む。
S307において、CPU122は、バイパススイッチ105のON状態を維持することを電源制御回路108に指示する。電源制御回路108は、バイパススイッチ105のON状態と、第1のDC-DCコンバータ106および第2のDC-DCコンバータ107のOFF状態(非動作状態)とを継続させる。
S308において、CPU122は、電源能力判定回路103を介して外部機器151へ必要電圧の要求を行い、図3のフローチャートが終了する。外部機器151では、MPU156が必要電圧の要求を受け、要求された電圧をMPU156が電源制御回路155に伝え、電源制御回路155は要求された電圧を生成するように電源回路153を制御する。
S305において、例えば、電池114の電圧Vbattが6.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合、図2に基づいて計算された消費電流は、5.5A(=4.5A+1.0A)となる。外部機器151のバイパススイッチ105を介して供給可能な電流は、図4(a)に示す例では3Aまでなので、S306において、電子機器101の動作に必要な消費電流は、バイパススイッチ105を介して供給することができないと判定される。
S309~S314において、CPU122は、外部機器151から第1のDC-DCコンバータ106を介して電流を供給することで、電子機器101が動作可能であるか否かを判定する。以下に判定方法について説明する。
実施形態1の第1のDC-DCコンバータ106は、外部機器151から供給された電圧を2分の1あるいは3分の1の電圧に電圧変換して出力することが可能である。ここで、第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧(外部機器151の出力電圧)をVin、入力電流(外部機器151の出力電流)をIinとする。また、第1のDC-DCコンバータ106の出力電圧(電子機器101への供給電圧)をVout、出力電流(電子機器101の消費電流)をIoutとする。電力変換式は、例えば、式(1)および式(2)で表される。ここで、第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を2分の1の電圧に電圧変換する場合の電源変換効率をη2とし、第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を3分の1の電圧に電圧変換する場合の電源変換効率をη3とする。
入力電圧を2分の1の電圧に電圧変換する場合:
Vin × Iin/2 × η2 = Vout/2 × Iout …(1)
入力電圧を3分の1の電圧に電圧変換する場合:
Vin × Iin/3 × η3 = Vout/3 × Iout …(2)
従って、上記式(2)および式(3)より、外部機器151に要求される電流は、電子機器101の消費電流の2分の1または3分の1の電流になる。
第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を2分の1の電圧に電圧変換する場合は、キャパシタ111とキャパシタ112の充電および放電が制御される。第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を3分の1の電圧に電圧変換する場合は、キャパシタ111、キャパシタ112およびキャパシタ113の充電および放電が制御される。従って、第1のDC-DCコンバータ106の電源変換効率はη2>η3の関係になる。
S309において、CPU122は、図4(a)に示す電力情報に基づいて、S304で検出された電池114の電圧Vbattを2倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にあるか否かを判定する。例えば、電池114の電圧Vbattが6.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合は、13V(6.5V×2)に対し、充電電圧分をオフセットした電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にあるか否かを判定する。この場合、図4(a)に示す電力情報から、設定可能と判定される。S304で検出された電池114の電圧Vbattを2倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にある場合(S309でYES)、CPU122は、S310に進む。S304で検出された電池114の電圧Vbattを2倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にない場合(S309でNO)、CPU122は、S315に進む。
S310において、CPU122は、S305で計算された電流を2分の1(外部機器151に要求される電圧の倍率の逆数倍)にした電流が外部機器151が供給可能な範囲内にあるか否かを判定する。例えば、電池114の電圧Vbattが6.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合は、電子機器101の消費電流5.5A(=4.5A+1.0A)を2分の1にした約2.75Aが外部機器151で供給可能であるか否かを判定する。この場合、図4(a)に示す電力情報から供給可能であると判定される。S305で計算された電流を2分の1にした電流が外部機器151が供給可能な範囲内にある場合(S310でYES)、CPU122は、S311に進む。S305で計算された電流を2分の1にした電流が外部機器151が供給可能な範囲内にない場合(S310でNO)、CPU122は、S313に進む。
S310からS311に進んだ場合、S311において、CPU122は、第1のDC-DCコンバータ106を動作させることを電源制御回路108に指示する。第1のDC-DCコンバータ106は、2つのキャパシタ(キャパシタ111およびキャパシタ112)の充電および放電を制御し、第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を2分の1の電圧に電圧変換して出力する。
S312において、電源制御回路108は、バイパススイッチ105をOFF状態にし、電子機器101の外部電力供給パスをバイパススイッチ105から第1のDC-DCコンバータ106に切り替える。そして、S308において、CPU122は電源能力判定回路103を介して外部機器151へ必要電圧の要求を行う。例えば、電池114の電圧Vbattが6.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合は、13V(6.5V×2)に充電分をオフセットした13.02Vを供給電圧として要求する。外部機器151では、MPU156が必要電圧の要求を受け、電源制御回路155に伝達し、電源制御回路155は要求電圧を生成するよう電源回路153を制御する。上記例では13.02Vとなるよう電源回路153を制御する。
S313において、CPU122は、図4(a)に示す電力情報に基づいて、S304で検出された電池114の電圧Vbattを3倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にあるか否かを判定する。例えば、電池114の電圧Vbattが5.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合は、16.5V(5.5V×3)に対し、充電電圧分をオフセットした電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にあるか否かを判定する。図4(a)に示す例では、設定可能と判定される。S304で検出された電池114の電圧Vbattを3倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にある場合(S313でYES)、CPU122は、S314に進む。S304で検出された電池114の電圧Vbattを3倍にした電圧またはそれよりも大きい電圧が外部機器151で設定可能な範囲内にない場合(S313でNO)、CPU122は、S315に進む。
S314において、CPU122は、S305で計算された電流を3分の1にした電流が外部機器151の供給可能な範囲内にあるか否かを判定する。例えば、電池114の電圧Vbattが5.5Vで、電子機器101がコマ速15の連写撮影および充電を行う場合、電子機器101の消費電流は図2より6.2A(=5.2A+1.0A)である。S310の判定では、3.1Aが外部機器151の供給電流として要求されるが、図4(a)に示す例では、外部機器151が供給可能な電流は3Aなので供給することができない。これに対し、S314の判定では、電子機器101の消費電流6.2Aを3分の1(外部機器151に要求される電圧の倍率の逆数倍)にした約2.07Aが外部機器151で供給可能であるか否かを判定し、図4(a)に示す例では、供給可能と判定される。S305で計算された電流を3分の1にした電流が外部機器151の供給可能な範囲内にある場合(S314でYES)、CPU122は、S311に進む。S305で計算された電流を3分の1にした電流が外部機器151の供給可能な範囲内にない場合(S314でNO)、CPU122は、S315に進む。
S314からS311に進んだ場合、S311において、CPU122は、第1のDC-DCコンバータ106を動作させることを電源制御回路108に指示する。第1のDC-DCコンバータ106は、3つのキャパシタ(キャパシタ111、キャパシタ112およびキャパシタ113)の充電および放電を制御し、第1のDC-DCコンバータ106の入力電圧を3分の1の電圧に電圧変換して出力する。その後、S312、S308において、上述した処理を行う。
S309、S313、S314のいずれかで、電圧設定あるいは電流供給が不可能と判定された場合は、外部機器151の供給能力で電子機器101の負荷に対応する電力を供給しきれないということである。その場合、S315において、CPU122は、外部機器151が電力供給可能な範囲まで電子機器101の動作に機能制限をかける。例えば、図2に示す消費電力に基づいて、連写時の場合はコマ測を落としたり、充電を停止する方法が考えられる。
次に、外部機器151がPPS機能に準拠していないと判定された場合(S303でNO)について説明する。PPS機能に準拠していない外部機器151は、S302で取得した電力情報が図4(b)および図4(c)のいずれかに該当し、設定可能な電圧の選択数が少ない。
S321において、CPU122は、S304と同様に、電池114の電圧Vbattをチェックする。
S322において、CPU122は、S321でチェックした電圧Vbattを元に、電池114の充電電圧を決定する。
S323において、CPU122は、S305と同様に電池114の電圧Vbattと、図2に示す電力情報メモリ109に記録された電子機器101の電力情報とから、電子機器101の消費電流を計算する。計算方法は、図2に示した消費電流のテーブルから該当する数値を合計して計算する。
S324において、CPU122は、図4(b)および図4(c)で示した外部機器151の設定可能な最大電力値の条件で、S323で計算された電流が供給可能であるか否かを判定する。例えば、外部機器151がUSB PD規格およびUSB Type-C規格には準拠しているがPPS機能には準拠していない場合、外部機器151は、20Vまでの電圧と3Aの電流の供給が可能である(図4(b))。例えば、外部機器151がUSB PD規格およびPPS機能のいずれにも準拠していない場合がUSB Type-C規格に準拠している場合、外部機器151は、5Vの電圧と3Aの電流の供給が可能である(図4(c))。S323で計算された電流が供給可能であると判定された場合(S324でYES)、CPU122は、ステップS325に進む。S323で計算された電流が供給可能でないと判定された場合(S324でNO)、CPU122は、ステップS328に進む。S323で計算された電流が供給可能でないと判定された場合は、S315と同様に、外部機器151の供給能力では電子機器101の負荷に対応する電力を供給しきれないということである。
S325において、CPU122は、第2のDC-DCコンバータ107の出力電圧をS322で決定された電圧に設定することを、電源制御回路108に指示する。電源制御回路108は、第2のDC-DCコンバータ107の出力電圧がS322で決定した電圧となるように、第2のDC-DCコンバータ107を制御する。
S326において、S308と同様に、CPU122は電源能力判定回路103を介して外部機器151へ必要電圧の要求を行う。外部機器151では、MPU156が必要電圧の要求を受け、電源制御回路155に伝達し、電源制御回路155は要求電圧を生成するよう電源回路153を制御する。例えば、外部機器151がPDに対応した図4(b)の場合は20V設定、PD非対応の5Vのみ出力可能な図4(C)の場合は、5V設定(現状維持)である。
S327において、電源制御回路108は、S312と同様に、バイパススイッチ105をOFF状態にさせ、電子機器101の外部電力の供給経路をバイパススイッチ105から第2のDC-DCコンバータ107に切り替える。
S328において、CPU122は、外部機器151の電力供給可能な範囲まで電子機器101の動作に機能制限をかける。例えば、図2に示す消費電力に基づいて、連写時の場合はコマ測を落としたり、充電を停止する方法が考えられる。
なお、実施形態1では、外部機器151の設定可能電圧および供給可能電流を図4に示した値としたが、外部機器151の設定可能電圧および供給可能電流は図4に示した値に限られるものではない。
以上説明したように、実施形態1によれば、スイッチドキャパシタ110を選択的に用いることで、外部機器151(外部電源)の能力を効率的に利用すると共に、電子機器101の動作性能をできる限り損なわないようにすることができる。
[実施形態2]
上述の実施形態で説明した様々な機能、処理および方法の少なくとも一つは、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)またはマイクロプロセッサがプログラムを実行することによって実現することもできる。以下、実施形態2では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPUまたはマイクロプロセッサを「コンピュータX」と呼ぶ。実施形態2では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、上述の実施形態で説明した様々な機能、処理および方法の少なくとも一つを実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
上述の実施形態で説明した様々な機能、処理および方法の少なくとも一つは、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non-transitoryな記憶媒体である。
101…電子機器、102…インターフェース、103…電源能力判定回路、104…電源装置、105…バイパススイッチ、106…第1のDC-DCコンバータ、107…第2のDC-DCコンバータ、108…電源制御回路、109…電力情報メモリ、110…スイッチドキャパシタ、111,112,113…キャパシタ、114…電池、115…充電電流制御回路、116…第3のDC-DCコンバータ、117…鏡筒回路、118…ストロボ回路、119…音声処理回路、120…表示回路、121…撮像回路、122…CPU、151…外部機器、152…インターフェース、153…電源回路、154…電源能力メモリ、155…電源制御回路

Claims (9)

  1. 電子機器であって、
    外部機器が接続される接続手段と、
    前記外部機器から供給された電圧と電流を、キャパシタを用いて変換する手段であって、前記外部機器から供給された電圧を整数分の一に変換し、前記外部機器から供給された電流を前記整数分の一の逆数倍に変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段と並列に前記接続手段に接続され、前記外部機器から供給される電力を前記第1の変換手段をバイパスして出力するバイパススイッチと、
    前記バイパススイッチと前記第1の変換手段を制御する制御手段と、
    前記外部機器と通信を行って、前記外部機器の電力供給能力に関する情報を取得する取得手段と、
    前記電子機器に設定可能な複数の動作モードに対する消費電力の情報に基づいて、前記電子機器に設定された動作モードでの動作に必要な電圧および電流を計算する計算手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記電力供給能力に関する情報に基づいて、前記計算された電圧および電流が得られるように、前記バイパススイッチおよび前記第1の変換手段を制御し、
    前記計算された電圧および電流を前記外部機器が供給可能である場合、前記制御手段は、前記動作に必要な電圧および電流を前記外部機器に要求し、前記バイパススイッチをオンにするように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記外部機器が、前記計算された電圧および電流を供給できないが、前記外部機器が供給可能な電圧と電流を前記第1の変換手段で変換することにより前記計算された電圧および電流を得ることができる場合に、前記計算された電圧と前記整数とに基づいて前記外部機器に電圧を要求し、前記第1の変換手段による前記変換を行い、前記バイパススイッチをオフにするように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の変換手段は、入力された電圧を変換するための倍率を複数の異なる整数分の一のいずれかに設定可能であり、前記制御手段は、前記外部機器から供給された電圧と電流とを前記第1の変換手段により変換した後の電圧および電流が、前記計算された電圧および電流に最も近くなるように、前記第1の変換手段における前記倍率を設定することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  4. 前記外部機器が、前記計算された電圧および電流を供給できず、前記外部機器が供給可能な電圧と電流を前記第1の変換手段で変換しても前記計算された電圧および電流を得ることができない場合に、前記外部機器が供給できる電圧および電流の範囲で動作可能となるように、前記動作モードを制限することを特徴とする請求項またはに記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記外部機器がUSB Power Deliveryのプログラマブル・パワー・サプライに準拠している場合、前記計算された電圧および電流が、前記電力供給能力に関する情報に含まれているか否かを判別することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記第1の変換手段および前記バイパススイッチと並列に前記接続手段に接続され、入力された電圧を任意の電圧に変換する第2の変換手段をさらに有し、
    前記外部機器が供給可能な電圧の選択数が予め決められた数を超えない場合であって、前記計算された電圧及び電流を上回る、前記動作に必要な電圧および電流を前記外部機器が供給可能な場合、前記制御手段は、前記動作に必要な電圧を前記外部機器に要求し、前記第2の変換手段により前記電子機器から供給された電圧の変換を行い、前記バイパススイッチをオフするように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記外部機器が供給可能な電圧の選択数が予め決められた数を超えない場合であって、前記動作に必要な電圧および電流を前記外部機器が供給できない場合、前記制御手段は、前記外部機器が供給可能な電圧および電流の範囲で動作可能となるように、前記動作モードを制限することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  8. 前記第1の変換手段は、スイッチドキャパシタを有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 外部機器が接続される接続手段と、
    前記外部機器から供給された電圧と電流を、キャパシタを用いて変換する手段であって、前記外部機器から供給された電圧を整数分の一に変換し、前記外部機器から供給された電流を前記整数分の一の逆数倍に変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段と並列に前記接続手段に接続され、前記外部機器から供給される電力を前記第1の変換手段をバイパスして出力するバイパススイッチとを有する電子機器の制御方法であって、
    前記外部機器と通信を行って、前記外部機器の電力供給能力に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記電子機器に設定可能な複数の動作モードに対する消費電力の情報に基づいて、前記電子機器に設定された動作モードでの動作に必要な電圧および電流を計算する計算ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記電力供給能力に関する情報に基づいて、前記計算された電圧および電流が得られるように、前記バイパススイッチおよび前記第1の変換手段を制御する制御ステップとを有し、
    前記計算された電圧および電流を前記外部機器が供給可能である場合、前記制御ステップでは、前記動作に必要な電圧および電流を前記外部機器に要求し、前記バイパススイッチをオンにするように制御することを特徴とする制御方法。
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