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JP7779031B2 - 駆動装置 - Google Patents
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JP7779031B2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JP7779031B2 JP2021110592A JP2021110592A JP7779031B2 JP 7779031 B2 JP7779031 B2 JP 7779031B2 JP 2021110592 A JP2021110592 A JP 2021110592A JP 2021110592 A JP2021110592 A JP 2021110592A JP 7779031 B2 JP7779031 B2 JP 7779031B2
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Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来の駆動装置としては例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1では、モータを有する電動アクチュエータと、モータを制御する制御ユニットとしての駆動制御装置とが一体的に設けられている。
特開2015-180155号公報
特許文献1では、モータ駆動用のスイッチング素子が接続される配線パターンを基板の固定用の締結孔まで形成し、ビスの締結により基板をECUハウジングに密着させて、スイッチング素子から配線パターンに伝達された熱をECUハウジングに逃がしている。しかし、配線パターンの経路上や周辺に実装される他の回路に熱を与える可能性がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータ駆動素子から他の回路に与える熱を低減できる駆動装置を提供することである。
本発明の駆動装置は、モータ(20)と、モータを制御する制御ユニット(40)とを一体的に備える。制御ユニットは、モータの回転軸心(O)の外側に配置されたヒートシンク(33)と、モータの回転軸心(O)上に配置された基板(41)と、基板を固定する固定部材(51)と、モータへの通電を行うモータ駆動素子(55)と、モータ駆動素子に接続されて電力供給する電力配線パターン(56)と、モータ駆動素子に制御信号を送る制御回路(61)と、を有する。
基板のうち回転軸心から所定距離以内の部分であって基板の外縁(44)よりも回転軸心に近い部分のことを基板中央部(45)と定義する。また基板のうち基板中央部以外の部分のことを基板外周部(46)と定義する。
制御回路は基板中央部に配置される。電力配線パターンは、モータ駆動素子の高電位側に接続されて電力供給する電源パターン、および、モータ駆動素子の低電位側に接続されるグランドパターンを含み、基板外周部にて一部がグランドパターンの投影領域と重複して配置される。固定部材は、基板よりも熱伝導率が高い材料からなり、基板外周部に配置されるとともに基板をヒートシンクに固定している。モータ駆動素子は、固定部材と制御回路との間において固定部材寄りに配置されている。基板において、モータ駆動素子が実装される面を第1実装面、第1実装面と反対側を第2実装面とすると、基板外周部において、第1実装面に電源パターンが設けられ、第2実装面側であって電源パターンの裏面にグランドパターンが設けられている。電源パターンには、固定部材が設けられる箇所において、固定部材の領域と重複しないように基板の内側を向いて開口する逃がし凹部が形成されており、グランドパターンには、逃がし凹部が形成されていない。
このような構造にすることで、固定部材を介してヒートシンクにモータ駆動素子の熱を吸収させて放熱することができ、モータ駆動素子の昇温を抑制できる。モータ駆動素子は制御回路よりも固定部材寄りに配置されているため、モータ駆動素子の熱を制御回路に与えにくい。そのため、モータ駆動素子から他の回路に与える熱の影響を低減することができる。
従来形態では、電力や信号の授受ではなく放熱のために配線パターンを締結孔まで形成しており、これが製造コストアップにつながっていた。これに対して本発明では、固定部材を介してヒートシンクにモータ駆動素子の熱を逃がしているので、放熱のために配線パターンを必要以上に大きく形成する必要がなく、製造コストを低減できる。
一実施形態の駆動装置の縦断面図。 図1の基板、電子部品およびスクリューを矢印II方向から見た図。 図1のIII部分拡大図。
以下、駆動装置の実施形態を図面に基づき説明する。
[一実施形態]
図1に示すように駆動装置10は、モータ20およびこれを制御する制御ユニット40を一体的に備える。制御ユニット40は、外部から入力される情報や制御ユニット40内部で検出したモータ電流等の情報に基づき、モータ20が所望のトルクを発生するように制御を行う。モータ20のトルクは、回転軸26の出力端から外部に出力される。
モータ20は、三相ブラシレスモータであって、ステータ21、ロータ25、およびそれらを収容するハウジング31を備える。ステータ21は、ハウジング31に固定されたステータコア22と、ステータコア22に組み付けられた三相巻線組23とを有する。三相巻線組23は、図示しないリード線を介して制御ユニット40に接続されている。
ロータ25は、リア軸受35およびフロント軸受36により支持されている回転軸26と、回転軸26が嵌入されたロータコア27とを有する。ロータ25は、ステータ21の内側に設けられており、ステータ21に対して相対回転可能である。回転軸26の一端には永久磁石37が設けられている。
ハウジング31は、筒状のケース32と、ケース32の一端に設けられたフロントフレームエンド33と、ケース32の他端に設けられたリアフレームエンド34とを有する。フロントフレームエンド33およびリアフレームエンド34は、図示しないボルトにより互いに締結されている。フロントフレームエンド33は、制御ユニット40のヒートシンクとしても機能する。以下において、フロントフレームエンド33のヒートシンクとしての機能を説明する場合、適宜「ヒートシンク33」と記載する。
図1および図2に示すように、制御ユニット40は、モータ20の回転軸心O上に配置されたヒートシンク33および基板41と、基板41を固定する固定部材としてのスクリュー51と、モータ20への通電を行うモータ駆動素子55と、モータ駆動素子55に接続されて電力供給する電力配線パターン56と、モータ駆動素子55に制御信号を送る制御回路61と、回転軸26の回転角検を検出する回転角センサ62と、を有する。
基板41は、ヒートシンク33に対してステータ21とは反対側に配置されている。一実施形態では基板41は一枚であるが、他の実施形態では基板が二枚以上であってもよい。スクリュー51は、基板41の通孔42を挿通している。モータ駆動素子55は、例えばMOSFET等のスイッチング素子から構成され、制御回路61からの制御信号によりスイッチング動作し、三相巻線組23の通電状態を切り替える。制御回路61は、外部や回転角センサ62等からの情報に基づき演算を行い、モータ駆動素子55等に指令する信号を生成する。
制御ユニット40は、さらに、基板41およびこれに実装された電子部品を覆うように配置されたカバー64と、制御ユニット40を外部につなぐためのコネクタ66とを有する。
カバー64は、外部の衝撃から制御ユニット40を保護したり、制御ユニット40内への埃や水等の浸入を防止したりする。図1および図2では、モータ駆動素子55および制御回路61以外の電子部品の図示を省略している。コネクタ66は、スクリュー63により基板41のコネクタ接続部43に固定されており、開口部65を通じてカバー64外まで延び出している。
基板41のうち回転軸心Oから所定距離以内の部分であって基板41の外縁44よりも回転軸心Oに近い部分のことを基板中央部45と定義する。また、基板41のうち基板中央部45以外の部分のことを基板外周部46と定義する。
制御回路61は基板中央部45に配置されている。特に一実施形態では、制御回路61は回転軸心O上であって基板中央部45の略中心に配置されている。
スクリュー51は、実装面積確保のために基板外周部46に配置されるとともに基板41をヒートシンク33に固定している。一実施形態では、スクリュー51は回転軸心O周りの周方向に間隔を空けて3つ設けられている。
電力配線パターン56およびモータ駆動素子55は基板外周部46に配置されている。電力配線パターン56は、モータ駆動素子55と比べて径方向の外側(すなわち外縁44寄り)に配置され、モータ駆動素子55および制御回路61を半周以上取り囲むとともに外縁44に沿って延びるように形成されている。
基板41のうちヒートシンク33とは反対側の実装面のことを第1実装面47と定義する。また、基板41のうちヒートシンク33側の実装面のことを第2実装面48と定義する。
モータ駆動素子55は、第1実装面47に配置されている。すなわちモータ駆動素子55は、基板41を挟んでヒートシンク33とは反対側に配置されている。
電力配線パターン56は、第1実装面47に配置され、モータ駆動素子55の高電位側に接続されて電力供給する電源パターン57と、第2実装面48に配置され、モータ駆動素子55の低電位側に接続されるグランドパターン58と、を含む。
スクリュー51は、樹脂製の基板41よりも熱伝導率が高い金属材料からなり、受熱部52、ネジ部53および接続部54を有する。受熱部52は、スクリュー51の頭部から構成され、第1実装面47上においてモータ駆動素子55の付近に配置される。ネジ部53は、ヒートシンク33に螺合している。接続部54は、受熱部52とネジ部53とを接続している。
モータ駆動素子55は、スクリュー51と制御回路61との間においてスクリュー51寄りに配置されている。つまりモータ駆動素子55と受熱部52とのギャップの大きさは、モータ駆動素子55と制御回路61とのギャップの大きさよりも狭くなっている。
(効果)
以上説明したように、一実施形態では、制御回路61は基板中央部45に配置される。電力配線パターン56は基板外周部46に配置される。スクリュー51は、基板41よりも熱伝導率が高い材料からなり、基板外周部46に配置されるとともに基板41をヒートシンク33に固定している。モータ駆動素子55は、スクリュー51と制御回路61との間においてスクリュー51寄りに配置されている。
このような構造にすることで、スクリュー51を介してヒートシンク33にモータ駆動素子55の熱を吸収させて放熱することができ、モータ駆動素子55の昇温を抑制できる。モータ駆動素子55は制御回路61よりもスクリュー51寄りに配置されているため、モータ駆動素子55の熱を制御回路61に与えにくい。そのため、モータ駆動素子55から他の回路に与える熱の影響を低減することができる。
従来形態では、電力や信号の授受ではなく放熱のために配線パターンを基板の締結孔まで形成しており、これが製造コストアップにつながっていた。これに対して一実施形態では、スクリュー51を介してヒートシンク33にモータ駆動素子55の熱を逃がしているので、放熱のために電力配線パターン56を必要以上に大きく形成する必要がなく、製造コストを低減できる。
また一実施形態では、電力配線パターン56は、モータ駆動素子55と比べて径方向の外側に配置され、外縁44に沿って延びるように形成されている。このように信号配線パターンと比べて大電流が流れる電力配線パターン56をできるだけ外側に配置することで、電力配線パターン56の熱が駆動装置の内側にこもらず外側に放出し易くなる。
また一実施形態では、モータ駆動素子55は、基板41を挟んでヒートシンク33とは反対側に配置されている。スクリュー51は、基板41の第1実装面47上においてモータ駆動素子55の付近に配置される受熱部52と、ヒートシンク33に螺合するネジ部53と、受熱部52とネジ部53とを接続する接続部54とを有する。これによりモータ駆動素子55の近くにある受熱部52でモータ駆動素子55で受けた熱を、接続部54およびネジ部53を介してヒートシンク33に効果的に逃がすことができる。
[他の実施形態]
他の実施形態では、スクリューの数は3つに限らず、2つ以下または4つ以上であってもよい。また、固定部材としてスクリューではなく、例えばクリップやピンなどの他の形態のものが用いられてもよい。また、モータ駆動素子は基板外周部と基板中央部とにまたがって配置されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10 駆動装置、20 モータ、33 ヒートシンク、40 制御ユニット、41 基板、44 外縁、45 基板中央部、46 基板外周部、51 スクリュー(固定部材)、55 モータ駆動素子、56 電力配線パターン、61 制御回路、O 回転軸心。

Claims (3)

  1. モータ(20)と、前記モータを制御する制御ユニット(40)とを一体的に備える駆動装置であって、
    前記制御ユニットは、前記モータの回転軸心(O)の外側に配置されたヒートシンク(33)と、前記モータの回転軸心(O)上に配置された基板(41)と、前記基板を固定する固定部材(51)と、前記モータへの通電を行うモータ駆動素子(55)と、前記モータ駆動素子に接続されて電力供給する電力配線パターン(56)と、前記モータ駆動素子に制御信号を送る制御回路(61)と、を有し、
    前記基板のうち前記回転軸心から所定距離以内の部分であって前記基板の外縁(44)よりも前記回転軸心に近い部分のことを基板中央部(45)と定義し、前記基板のうち前記基板中央部以外の部分のことを基板外周部(46)と定義すると、
    前記制御回路は前記基板中央部に配置され、
    前記電力配線パターンは、前記モータ駆動素子の高電位側に接続されて電力供給する電源パターン、および、前記モータ駆動素子の低電位側に接続されるグランドパターンを含み、前記基板外周部に配置され、
    前記固定部材は、前記基板よりも熱伝導率が高い材料からなり、前記基板外周部にて一部が前記グランドパターンの投影領域と重複して配置されるとともに前記基板を前記ヒートシンクに固定し、
    前記モータ駆動素子は、前記固定部材と前記制御回路との間において前記固定部材寄りに配置されており、
    前記基板において、前記モータ駆動素子が実装される面を第1実装面、前記第1実装面と反対側を第2実装面とすると、前記基板外周部において、前記第1実装面に前記電源パターンが設けられ、前記第2実装面側であって前記電源パターンの裏面に前記グランドパターンが設けられており、
    前記電源パターンには、前記固定部材が設けられる箇所において、前記固定部材の領域と重複しないように前記基板の内側を向いて開口する逃がし凹部が形成されており、前記グランドパターンには、前記逃がし凹部が形成されていない、駆動装置。
  2. 前記電力配線パターンは、前記モータ駆動素子と比べて径方向の外側に配置され、前記外縁に沿って延びるように形成されている、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記モータ駆動素子は、前記基板を挟んで前記ヒートシンクとは反対側に配置され、
    前記固定部材は、前記基板の実装面(47)上において前記モータ駆動素子の付近に配置される受熱部(52)と、前記ヒートシンクに螺合するネジ部(53)と、前記受熱部と前記ネジ部とを接続する接続部(54)とを有する、請求項1または2に記載の駆動装置。
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