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JP7779062B2 - 情報処理装置、情報処理システム、およびプログラム - Google Patents
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JP7779062B2 - 情報処理装置、情報処理システム、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、およびプログラム

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、およびプログラムに関する。
例えばHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置に表示されたオブジェクトをジェスチャによって操作するAR(拡張現実)やVR(仮想現実)の技術は、直感的な操作で3Dモデルの閲覧等を行える点でメリットがある。例えば、特許文献1には、HMDを装着しているユーザが、ジェスチャによってスマートフォンを1以上の仮想オブジェクトの各々に重ねながらタップやピンチ等の入力操作を行えるようにする技術が開示されている。
特許第6346585号公報
しかしながら、HMDに表示されたオブジェクトへの入力操作をジェスチャによって行う場合、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等の汎用デバイスに入力する場合よりも操作が難しいと感じるユーザが多い。
本発明の目的は、表示装置を介して視認可能になったオブジェクトに対する入力操作の操作性を、ジェスチャによる入力操作を行う場合よりも向上させることにある。
請求項1に記載された発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行い、前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知し、検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、情報処理装置である。
請求項2に記載された発明は、前記プロセッサは、前記入力装置と接触した前記オブジェクトの状態をさらに検知し、当該オブジェクトの状態に応じて、当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させるかどうかを決定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトの状態が、書き込み禁止の措置が講じられている場合、または入力ができない場合には、当該オブジェクトが前記入力装置に接触したときに連携させることなくはじき返すことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、現実空間に存在する前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、前記現実空間に存在する前記入力装置のうち、前記ユーザの入力操作の対象となるものを特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、前記入力装置から提供されるデータ、当該入力装置を撮像した画像データ、および当該入力装置を対象とするセンシングデータのうち、いずれか1以上のデータから推定される当該入力装置の挙動に基づいて、前記ユーザの入力操作の対象となる前記入力装置を特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、前記入力装置の慣性計測データ(IMUデータ)と、三次元挙動データとの突合結果から推定される当該入力装置の挙動に基づいて、前記ユーザの入力操作の対象となる前記入力装置を特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、前記ユーザに装着された前記表示装置を介して、前記入力装置を視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項に記載された発明は、前記プロセッサは、前記ユーザの頭部に装着された前記表示装置としてのヘッドマウントディスプレイを介して、前記入力装置を視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載された発明は、前記プロセッサは、テキスト情報、音声情報、および画像情報のうちいずれか1種類以上の情報の前記入力操作を受付可能とする前記オブジェクトおよび前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項11に記載された発明は、前記プロセッサは、前記1種類以上の情報の前記入力操作を受付可能とする前記オブジェクトおよび前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御として、当該入力装置への当該入力操作を支援する他のオブジェクトをさらに視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載された発明は、前記プロセッサは、前記入力装置の近傍に、または当該入力装置の少なくとも一部に重畳するように、前記他のオブジェクトを視認可能にする制御を行うことを特徴とする、請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項13に記載された発明は、前記プロセッサは、前記位置に関する情報として、前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の外縁を示す情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項14に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の前記外縁を示す情報から特定される、前記外縁を囲む仮想領域の外縁同士の接触を、当該オブジェクトと当該入力装置との接触として検知することを特徴とする、請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項15に記載された発明は、前記仮想領域の外縁は、前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の外縁から外側に向かう距離の値として予め定められた値に基づいて特定されることを特徴とする、請求項14に記載の情報処理装置である。
請求項16に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトの種類と前記入力装置の機能との組み合わせに基づいて特定される前記入力操作を行うための入力機能により当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項17に記載された発明は、前記プロセッサは、前記入力装置から提供されるデータ、当該入力装置を撮像した画像データ、および当該入力装置を対象とするセンシングデータのうちいずれか1以上のデータに基づいて、前記入力装置の機能を特定することを特徴とする、請求項16に記載の情報処理装置である。
請求項18に記載された発明は、前記プロセッサは、データベースに記憶されている前記組み合わせにより特定される前記入力機能にて前記入力装置に入力された情報を、前記オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、請求項16に記載の情報処理装置である。
請求項19に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の前記位置に関する情報に基づいて、接触した状態にある当該オブジェクトと当該入力装置との離隔をさらに検知し、前記離隔を検知すると、前記入力装置に情報が入力されたとしても、当該情報を前記オブジェクトに入力された情報として受け付けないことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項20に記載された発明は、前記プロセッサは、検知した前記離隔が、ユーザによる意図的な操作に基づくものである場合に、前記入力装置に情報が入力されたとしても、当該情報を前記オブジェクトに入力された情報として受け付けないことを特徴とする、請求項19に記載の情報処理装置である。
請求項21に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトと、前記入力装置との間で連携先の候補の登録が完了している場合に、前記接触を検知することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項22に記載された発明は、前記プロセッサは、前記オブジェクトと、予め定められた前記入力装置、または予め定められた接続用のアプリケーションソフトウェアがインストールされた前記入力装置との間で連携先の候補の登録が完了している場合に、前記接触を検知することを特徴とする、請求項21に記載の情報処理装置である。
請求項23に記載された発明は、情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行う表示制御手段と、前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知する検知手段と、検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付ける受付手段と、を有することを特徴とする情報処理システムである。
請求項24に記載された発明は、情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行う機能と、前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知する機能と、検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付ける機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項1の本発明によれば、入力装置への入力操作がそのままオブジェクトへの入力操作として連携されるので、表示装置を介して視認可能となったオブジェクトに対する入力操作の操作性を、ジェスチャによる入力操作を行う場合によりも向上させることができる。また、オブジェクトを移動させて入力装置に接触させる操作を、ユーザによる意図的な操作とすることで、ユーザの意図せぬ接触による意図せぬ動作の発生を防ぐことができる。
請求項2の本発明によれば、入力装置に接触したオブジェクトの状態に応じて、オブジェクトと入力装置とを連携させるかどうかを決定できる。
請求項3の本発明によれば、ユーザは、書き込み禁止であることや、オブジェクトへの入力ができないことを感覚的に知得できる。
請求項の本発明によれば、現実空間に存在する入力装置を、表示装置を介して視認可能にして、その入力装置に対する入力操作を、オブジェクトに対する入力操作とすることが可能となる。
請求項の本発明によれば、現実空間にてユーザの入力操作の対象となる入力装置を、表示装置を介して視認可能にして、その入力装置に対するユーザの入力操作を、オブジェクトに対する入力操作とすることが可能となる。
請求項の本発明によれば、現実空間にてユーザの入力操作の対象となる入力装置であるかどうかを、入力装置の挙動に基づいて特定することが可能となる。
請求項の本発明によれば、現実空間にてユーザの入力操作の対象となる入力装置であるかどうかを、入力装置の慣性計測データ(IMUデータ)と、三次元の挙動データとの突合結果に基づいて推定することが可能となる。
請求項の本発明によれば、ユーザに装着された表示装置を介してオブジェクトおよび入力装置を視認可能にし、入力装置に対するユーザの入力操作をオブジェクトに対する入力操作とすることが可能となる。
請求項の本発明によれば、ユーザの頭部に装着されたヘッドマウントディスプレイを介して入力装置を視認可能にして、その入力装置に対するユーザの入力操作を、オブジェクトに対する入力操作とすることが可能となる。
請求項10の本発明によれば、表示装置を介して視認可能になった入力装置に対する、テキスト情報、音声情報、および画像情報のうちいずれか1種類以上の情報の入力操作を、オブジェクトに対する入力操作とすることが可能となる。
請求項11の本発明によれば、表示装置を介して視認可能になった入力装置に対する入力操作の操作性を向上させることが可能となる。
請求項12の本発明によれば、表示装置を介して視認可能になった入力装置への入力操作の操作性を向上させることができる。
請求項13の本発明によれば、表示装置を介して視認可能になったオブジェクトおよび入力装置の各々の外縁を示す情報から、オブジェクトと入力装置との接触の有無の検知が可能となる。
請求項14の本発明によれば、表示装置を介して視認可能になったオブジェクトおよび入力装置の各々の外縁同士が完全に接触するよりも前に接触が検知されるという接触判定の緩和により、ユーザの操作性が向上する。
請求項15の本発明によれば、接触判定の緩和の度合いを任意に設定することが可能になるので、ユーザの操作性がさらに向上する。
請求項16の本発明によれば、オブジェクトの種類と入力装置の機能との組み合わせで特定される入力機能による入力操作が可能となる。
請求項17の本発明によれば、入力装置から提供されるデータ、入力装置を撮像した画像データ、および入力装置を対象とするセンシングデータのいずれかから、入力装置の入力機能を特定することが可能となる。
請求項18の本発明によれば、データベースに記憶されているオブジェクトの種類と入力装置の機能との組み合わせから入力機能の特定が可能となるので、様々な組み合わせに対応することが可能となる。
請求項19の本発明によれば、ユーザは、接触した状態にあるオブジェクトと入力装置とを離隔させる操作を行うことで、オブジェクトと入力装置との入力操作の連携を解除することができる。
請求項20の本発明によれば、ユーザの意図せぬ離隔に伴う意図せぬ動作の発生を防ぐことができる。
請求項21の本発明によれば、オブジェクトと入力装置との間で連携先の候補の登録が事前に完了していることを条件とすることで、意図せぬ入力装置への接続を未然に防ぐことができる。
請求項22の本発明によれば、オブジェクトと、予め定められた入力装置、または予め定められた接続用のアプリケーションソフトウェアがインストールされた入力装置との間で連携先の候補の登録が事前に完了していることを条件とすることで、意図せぬ入力装置への接続を未然に防ぐことができる。
請求項23の本発明によれば、表示装置を介して視認可能となったオブジェクトに対する入力操作の操作性を、ジェスチャによる入力操作を行う場合によりも向上させる情報処理システムを提供することができる。また、オブジェクトを移動させて入力装置に接触させる操作を、ユーザによる意図的な操作とすることで、ユーザの意図せぬ接触による意図せぬ動作の発生を防ぐことができる。
請求項24の本発明によれば、表示装置を介して視認可能となったオブジェクトに対する入力操作の操作性を、ジェスチャによる入力操作を行う場合によりも向上させるプログラムを提供することができる。また、オブジェクトを移動させて入力装置に接触させる操作を、ユーザによる意図的な操作とすることで、ユーザの意図せぬ接触による意図せぬ動作の発生を防ぐことができる。
本実施の形態が適用される情報処理システムの全体の構成を示す図である。 HMDのハードウェア構成を示す図である。 HMDの制御部の機能構成を示す図である。 ペアリングの処理の流れを示すフローチャートである。 HMDの処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトが、テキスト入力を受付可能とする電子文書であり、入力装置がタブレット端末である場合の例を示す図である。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトが、PDF(Portable Document Format)文書であり、入力装置が、表示機能を有しないペンタブレットである場合の例を示す図である。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトが、スタイラスによる描画のための入力操作を受付可能とし、かつ、他のユーザとの共有が可能なオブジェクトであり、入力装置がタブレット端末である場合の例を示す図である。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトがソフトウェアキーボードであり、入力装置がタブレット端末である場合の例を示す図である。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトが、三次元モデル設計ソフトウェアによる編集のための入力を受付可能とする三次元モデルであり、入力装置がノートタイプのパーソナルコンピュータである場合の例を示す図である。 ユーザがHMDを介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置の具体例のうち、オブジェクトが、テキスト入力を受付可能とする吹き出しであり、入力装置がタブレット端末である場合の例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(情報処理システムの構成)
図1は、本実施の形態が適用される情報処理システム1の全体の構成を示す図である。
情報処理システム1は、情報処理機能を有するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)30と、入力装置50とがネットワーク90、または赤外線通信、可視光通信、近接無線通信、ブルートゥース(登録商標)、RFID(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)等の通信方式により接続されることにより構成されている。ネットワーク90は、例えば、LAN(Local Area Network)、インターネット等である。
HMD30は、オブジェクトを表示する制御と、現実空間に存在する入力装置50を、ユーザUが視認可能になるようにする制御とを行う。また、HMD30は、表示したオブジェクトと、視認可能になった入力装置50との接触を検知する。そして、HMD30は、オブジェクトと入力装置50との接触が、ユーザUの意図的な操作に基づくものである場合には、オブジェクトと入力装置50とを連携させ、その後、入力装置50に入力された情報を、オブジェクトに入力された情報として受け付ける。
HMD30は、画像情報を表示するディスプレイを有する頭部装着型の情報処理装置である。HMD30には、透過型のものと非透過型のものがある。透過型のHMD30は、オブジェクトをディスプレイに表示し、現実空間に存在する入力装置50を、ディスプレイを介して視認可能にする。非透過型のHMD30は、オブジェクトおよび入力装置50をリアルタイムでディスプレイに表示する。
透過型のHMD30を装着したユーザUは、HMD30に表示されたオブジェクトと、現実空間に存在する入力装置50とを、HMD30を介して同時に視認することができる。また、非透過型のHMD30を装着したユーザUは、HMD30に表示されたオブジェクトおよび入力装置50を同時に視認することができる。なお、本実施の形態では、透過型のHMD30が採用されている。HMD30に表示されるオブジェクトとしては、例えば、ドキュメントデータ、ホワイトボード、仮想キーボード、三次元モデル、画像、動画、音声ファイル等が挙げられる。
入力装置50は、ユーザUとともに現実空間に存在し、ユーザUの入力操作を受け付ける機能を有する情報処理装置である。入力装置50としては、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(デスクトップタイプ、ノートタイプ)、タブレット端末のほか、いわゆるタッチセンサ、ペンタブレット、電子ペン、スマートペン等が挙げられる。
(HMDのハードウェア構成)
図2は、HMD30のハードウェア構成を示す図である。
HMD30は、制御部31と、メモリ32と、記憶部33と、通信部34と、表示部35と、センサ部36と、撮像部37とを有している。これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス等で接続されている。
制御部31は、OS(基本ソフトウェア)やアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアの実行を通じて自機の動作を制御するプロセッサである。制御部31は、例えばCPU(Central Processing Unit)で構成される。メモリ32は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、演算に際して作業エリアとして用いられる。メモリ32は、例えばRAM(Random Access Memory)等で構成される。
記憶部33は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域であり、各種情報を記憶するデータベースが格納されている。記憶部33は、例えばプログラムや各種設定データなどの記憶に用いられるHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、半導体メモリ等で構成される。通信部34は、ネットワーク90を介して、または赤外線通信等の通信方式によるデータの送受信を行う。通信部34は、入力装置50、および外部との間でデータの送受信を行う。
表示部35は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイにより画像をユーザに対して提示するものであり、通常のディスプレイと同様に非透過型のものとユーザがディスプレイを通して前方を視認できる透過型のものがある。通常、前者を仮想現実HMD(VR-HMD)、後者を拡張現実HMD(AR-HMD)もしくは混合現実HMD(MR-HMD)と呼ぶ。
センサ部36は、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)センサ等の光センサ、加速度センサなど各種のセンサで構成される。撮像部37は、カメラ等で構成される。そして、これらの各部は、データバス、アドレスバス、PCIバス等で接続されている。
(入力装置のハードウェア構成)
入力装置50のハードウェア構成は、入力装置50の種類により異なるが、例えば、入力装置50が、スマートフォン、パーソナルコンピュータ(デスクトップタイプ、ノートタイプ)、タブレット端末である場合には、図2に示すHMD30のハードウェア構成と同様に加え、操作部を有する。操作部は、例えばキーボード、マウス、機械式のボタン、スイッチで構成され、入力操作を受け付ける。操作部には、表示部と一体的にタッチパネルを構成するタッチセンサも含まれる。また、例えば、入力装置50が、いわゆるタッチセンサ、ペンタブレット、電子ペン、スマートペンなど画面を有しないものである場合には、図2に示すHMD30のハードウェア構成のうち、表示部35以外の構成と同様の構成を備えている。
(HMDの制御部の機能構成)
図3は、HMD30の制御部31の機能構成を示す図である。
HMD30の制御部31では、表示制御部101と、データ取得部102と、登録判定部103と、挙動推定部104と、装置特定部105と、位置取得部106と、接触検知部107と、入力情報受付部108と、入力制御部109とが機能する。
表示制御部101は、情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置50を、自機を介して視認可能にする制御を行う。具体的には、表示制御部101は、情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトを、表示部35に表示させる制御を行い、現実空間に存在する入力装置50を、表示部35を介して視認可能にする制御を行う。
データ取得部102は、センサ部36の各種のセンサのセンシングデータ、および撮像部37により撮像された画像(静止画像および動画像)のデータを取得する。センサ部36の各種のセンサのセンシングデータには、ユーザUの両手の動きや目の動きに関するセンシングデータが含まれる。また、撮像部37により撮像された画像のデータには、ユーザUを撮像した画像のデータ、表示部35を介して視認可能な領域に存在するオブジェクトおよび入力装置50を撮像した画像のデータが含まれる。
登録判定部103は、HMD30と入力装置50との間における連携先の候補の登録の状態を判定する。「連携先の候補の登録の状態」とは、複数台のデバイスの組み合わせが、互いに連携先の候補として登録されて、連携待ちの状態になっているかどうかを示す状態のことをいう。このような状態は、いわゆる「ペアリング」がなされた状態ともいう。一度ペアリングがなされると、2回目以降の接続時におけるペアリングは不要となる。登録判定部103は、HMD30と入力装置50とがペアリングされて、連携待ちの状態になっているかどうかを、自機が保有する情報および入力装置50の各々から得られる情報に基づいて判定する。
ここで、HMD30と入力装置50とのペアリングについて説明する。HMD30と入力装置50とのペアリングは、例えば以下のような手順で行われる。すなわち、ユーザUの音声入力によりペアリングの処理が開始されてもよい。この場合、例えば、ユーザが「ペアリングして」と発話すると、その音声が検知されて、HMD30からペアリングに関する音声の案内が出力されてもよい。また、例えば、HMD30から「ペアリングしたいデバイスのアプリケーションソフトウェアでペアリング開始ボタンを押してください」といった案内が出力され、入力装置50に予めインストールされている接続用のアプリケーションソフトが起動して、ペアリングの処理が開始されるようにしてもよい。
この場合、接続用のアプリケーションソフトがインストールされている入力装置50であれば、どのようなものであってもペアリングの処理が開始されるような、オープンな接続環境にしてもよい。また、頭部にHMD30を装着したユーザUが、入力装置50に表示されたQRコード(登録商標)をHMD30越しに視認すると、HMD30がそのQRコード(登録商標)を検知して、自動的にペアリングの処理が開始されるようにしてもよい。また、意図しない入力装置50とのペアリングを防ぐ見地から、HMD30がペアリング可能な入力装置50を限定し、予めペアリングされているような、クローズドな接続環境にしてもよい。
挙動推定部104は、データ取得部102により取得されたデータ、および入力装置50から提供されるデータに基づいて、ユーザUおよび入力装置50の各々の挙動を推定する。このうち、ユーザUの挙動とは、ユーザUの両手の動きや目の動きのことをいう。また、入力装置50の挙動とは、現実空間における入力装置50の動きのことをいう。データ取得部102により取得されデータには、例えば、入力装置50とのペアリングの状態を示すデータ、センサ部36の各種のセンサのセンシングデータ、および撮像部37により撮像された画像(静止画像および動画像)のデータ等が含まれる。
また、入力装置50から提供されるデータには、HMD30とのペアリングの状態を示すデータ、入力装置50に入力されたデータ、入力装置50の慣性計測データ(IMUデータ)、入力装置50の三次元挙動データ、入力装置50の位置に関するデータ等が含まれる。具体的には、例えば、挙動推定部104は、入力装置50の慣性計測データ(IMUデータ)と三次元挙動データとの突合結果から、入力装置50の挙動を推定する。
なお、入力装置50の外形の三次元データをどのように取得するかについては特に限定されない。例えば、記憶部13のデータベースに予め記憶されている入力装置の種類に基づいて別途取得してもよい。また、例えば、HMD30を装着したユーザUが、入力装置50を四方八方から眺める動作を行い、それと同時にHMD30が入力装置50を撮像することで得られる複数の撮像画像のデータから三次元データを生成してもよい。この場合、入力装置50を眺める手順についての音声の案内が、HMD30からユーザUに向けて出力されるようにしてもよい。
装置特定部105は、データ取得部102により取得されたデータ、および入力装置50から提供されるデータ、挙動推定部104による推定の結果、および記憶部13のデータベースに予め記憶されている入力装置の種類と機能との組み合わせに基づいて、ユーザUの入力操作の対象となる入力装置50を特定する。入力装置50の特定には、入力装置50の機能の特定が含まれる。データ取得部102により取得されたデータとしては、センシングデータおよび画像のデータ等が挙げられる。入力装置50から提供されるデータとしては、ペアリングの状態を示すデータ、入力データ、慣性計測データ(IMUデータ)、三次元挙動データ、位置に関するデータ等が挙げられる。具体的には、例えば、装置特定部105は、データ取得部102により取得されたデータのうち、自機を介してユーザUが視認可能な領域を示す画像のデータに基づいて入力装置50を特定する。
位置取得部106は、自機を介してユーザUが視認可能な領域における、オブジェクトおよび入力装置50の各々の位置に関する情報を取得する。具体的には、位置取得部106は、データ取得部102により取得された画像のデータのうち、ユーザUが表示部35を介して視認可能な領域を示す画像のデータから、ユーザUが表示部35を介して視認可能な領域における、オブジェクトおよび入力装置50の各々の位置に関する情報を取得する。
接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との接触を検知する。具体的には、接触検知部107は、位置取得部106により取得された、オブジェクトおよび入力装置50の各々の位置に関する情報に基づいて、表示部35を介して視認可能な領域におけるオブジェクトと、入力装置50との接触を検知する。オブジェクトと入力装置50との接触は、オブジェクトおよび入力装置50の各々の外縁同士が接触したときとしてもよいし、入力装置50およびオブジェクトの各々の外縁を囲む仮想領域の外縁同士が接触したときとしてもよい。この場合、「外縁を囲む仮想領域」は、オブジェクトおよび入力装置50の各々の外縁から外側に向かう距離の値として予め定められた値に基づいて特定される。
また、接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との接触がユーザUの意図的な操作に基づくものであるかどうかを検知する。接触検知部107がオブジェクトと入力装置50との接触を検知し、その接触がユーザUの意図的な操作に基づくものである場合には、そのオブジェクトと入力装置50とが連携された状態となる。例えば、HMD30を装着したユーザUのジェスチャとして、HMD30に表示されているオブジェクトを掴んで入力装置50に接触させる動作が行われた場合、接触検知部107は、その接触がユーザUの意図的な操作に基づくものであると検知する。また、例えば、オブジェクトと入力装置50とが接触するタイミングにおけるユーザUの視線の位置が、オブジェクトと入力装置50との接触点、またはその近傍にあることが検知された場合、接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との接触がユーザUの意図的な操作に基づくものであると検知してもよい。
また、接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との接触を検知した際、そのオブジェクトの状態を検知する。接触検知部107により検知されたオブジェクトの状態が、書き込み禁止の措置が講じられていて入力ができない場合や、ペアリングされた入力装置50の入力機能ではオブジェクトへの入力ができない場合には、オブジェクトが入力装置50に接触したとしても連携されることなくはじき返される。このようにすることで、ユーザUは、書き込み禁止であることを感覚的に知得できる。また、例えば、オブジェクトへの入力ができないことを示す色やポップアップメッセージをHMD30に表示したり、音声で出力したり、振動を発生させたりすることで、オブジェクトへの入力ができないことをユーザUが視覚的、聴覚的、触覚的に知得できるようにしてもよい。
また、接触検知部107は、オブジェクトおよび入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、接触した状態にあるオブジェクトと入力装置とがの離隔をさらに検知する。これにより、オブジェクトと入力装置50との連携が解除された状態となる。また、接触検知部107は、接触した状態にあるオブジェクトと入力装置50との離隔が、ユーザUの意図的な操作に基づくものであるかどうかを検知する。接触検知部107がオブジェクトと入力装置50との離隔を検知し、その接触がユーザUの意図的な操作に基づくものである場合には、そのオブジェクトと入力装置50との連携が解除された状態となる。
例えば、HMD30を装着したユーザUのジェスチャとして、HMD30を介して視認可能になっているオブジェクトを掴んで入力装置50から離隔させる動作が行われた場合、接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との離隔が、ユーザUの意図的な操作に基づくものであると検知する。また、例えば、オブジェクトと入力装置50とが離隔するタイミングにおけるユーザUの視線の位置が、オブジェクトと入力装置50との接触点、またはその近傍にあることが検知された場合、接触検知部107は、オブジェクトと入力装置50との離隔が、ユーザUの意図的な操作に基づくものであると検知してもよい。
入力情報受付部108は、接触検知部107によりオブジェクトと入力装置50との接触が検知され、オブジェクトと入力装置50とが連携した状態になると、入力装置50に入力された情報を、オブジェクトに入力された情報として受け付ける。すなわち、ひとたびオブジェクトと入力装置50とが連携した状態になると、ユーザUは、オブジェクトと入力装置50との位置関係を特に気にすることなく入力操作に集中することが可能となる。
具体的には、入力情報受付部108は、記憶部13のデータベースに記憶されているオブジェクトの種類と入力装置50の機能との組み合わせにより特定される入力操作を行うための入力機能により入力された情報を、オブジェクトに入力された情報として受け付ける。入力操作を行うための入力機能としては、例えば、入力装置50がスマートフォンやタブレット端末である場合には、タッチパネル、スマートペン等が挙げられる。また、入力装置50がパーソナルコンピュータである場合には、キーボード、マウス等が挙げられる。
また、入力情報受付部108は、接触検知部107が、接触して連携した状態にあるオブジェクトと入力装置50との離隔を検知し、オブジェクトと入力装置50との連携が解除された状態になると、入力装置50に情報が入力されたとしても、この情報をオブジェクトに入力された情報として受け付けない。ただし、接触検知部107によりオブジェクトと入力装置50との離隔が検知されたとき、その原因がユーザUのジェスチャによるものでない場合には、その離隔がユーザUの意図的な操作に基づいたものではないことが検知されて、オブジェクトと入力装置50との連携は解除されることなく継続される。このため、入力装置50に入力された情報は、引き続きオブジェクトに入力された情報として受け付けられる。
入力制御部109は、入力情報受付部108により受け付けられた入力情報を、オブジェクトに入力する制御を行う。例えば、オブジェクトがテキスト入力を受付可能とする電子文書であり、入力装置50がタブレット端末である場合には、タブレット端末に入力されたテキスト情報を電子文書に入力する制御を行う。また、例えば、オブジェクトがPDF文書であり、入力装置50がペンタブレットである場合には、スタイラスによりペンタブレットに入力された描画の情報である筆跡データを電子文書に入力する制御を行う。また、例えば、オブジェクトが三次元モデルであり、入力装置50がパーソナルコンピュータである場合には、三次元モデルを編集するために入力された情報を三次元モデルに反映させる制御を行う。
(ペアリングの処理)
図4は、HMD30と入力装置50とのペアリングの処理の流れを示す図である。図4には、ペアリングの処理の一例として、ユーザの音声入力によりペアリングの処理が開始される場合の例が示されている。
HMD30と入力装置50とがペアリングされていない状態で、ペアリングの処理の開始を指示するための音声入力が行われると(ステップ201でYES)、HMD30からペアリングに関する音声の案内が出力される(ステップ202)。これに対して、ペアリングの処理の開始を指示するための音声入力が行われていない場合には(ステップ201でNO)、ペアリングの処理の開始を指示するための音声入力が行われるまでステップ201の処理が繰り返される。
HMD30からの案内に従い、ペアリングの処理を開始するための入力操作が入力装置50に対して行われると(ステップ203でYES)、入力装置50から周囲のデバイスに向けてペアリングの開始通知が発信される(ステップ204)。これに対して、ペアリングの処理を開始するための入力操作が入力装置50に対して行われていない場合には、(ステップ203でNO)、ペアリングの処理を開始するための入力操作が入力装置50に対して行われるまでステップ203の処理が繰り返される。
入力装置50から発信されたペアリングの開始通知が、予め定められた時間内にHMD30によって受信されると(ステップ205でYES)、HMD30からユーザUに向けて、ペアリングを確定させるための入力操作についての案内が報知される(ステップ206)。例えば、「パスコードを入力してペアリング確定ボタンを押して下さい」といった内容の案内が報知される。これに対して、発信されたペアリングの開始通知が、予め定められた時間内にHMD30によって受信されない場合には(ステップ205でNO)、ペアリングされることなく処理が終了する。
ここで、ユーザUが、報知された内容の操作を行うと(ステップ207でYES)、入力装置50から周囲のデバイスに向けてパスコードを含むペアリングの確定通知が発信される(ステップ208)。これに対して、ユーザUが、報知された内容の操作を行わない場合には(ステップ207でNO)、ユーザUが、報知された内容の操作を行うまでステップ207の処理が繰り返される。
発信されたペアリングの確定通知が、予め定められた時間内にHMD30によって受信されると(ステップ209でYES)、HMD30から入力装置50に対して、入力装置50を特定可能なデータ、および入力装置50が提供可能な機能に関するデータの送信が要求される(ステップ210)。入力装置50を特定可能なデータとしては、例えば、入力装置50のWi-Fiアドレス等が挙げられる。これに対して、発信されたペアリングの確定通知が、予め定められた時間内にHMD30によって受信されない場合には(ステップ209でNO)、ペアリングされることなく処理が終了する。
入力装置50が、HMD30から要求されたデータをHMD30に向けて送信すると(ステップ211でYES)、HMD30は、入力装置50から送信されてきたデータを受信して記憶する(ステップ212)。これに対して、入力装置50が、HMD30から要求されたデータをHMD30に向けて送信していない場合には(ステップ211でNO)、入力装置50が、HMD30から要求されたデータをHMD30に向けて送信するまでステップ211の処理が繰り返される。
そして、HMD30からユーザUに向けて、入力装置50の外形の三次元データを取得するための案内が報知される(ステップ213)。例えば、「デバイス(入力装置50)を手に持ち、様々な角度からデバイスを見つめてください」といった音声の案内が報知される。そこで、ユーザUが、入力装置50を把持し、これを注視しながら向きを変えたり持ち替えたりすることで四方八方から眺めると(ステップ214でYES)、HMD30は、入力装置50の外形の特徴の認識結果を、ペアリング済みの入力装置50の外形の特徴として記憶する(ステップ215)。
具体的には、HMD30は、ユーザUが注視する点の近傍から、ユーザUが把持している入力装置50の三次元形状を推定し、様々な角度から入力装置50の外形の特徴を認識して、その認識結果をペアリング済みの入力装置50の外形の特徴として記憶する。これにより、HMD30と入力装置50とのペアリングが完了して連携待ちの状態となる。これに対して、ユーザUが、入力装置50を把持し、これを注視しながら向きを変えたり持ち替えたりすることで四方八方から眺める動作が行われない場合には(ステップ214でNO)、このような動作が行われるまでステップ214の処理が繰り返される。
(HMDの処理)
図5は、HMD30による連携処理の流れを示すフローチャートである。
HMD30は、オブジェクトおよび現実空間を、自機を介して視認可能にする制御を行う(ステップ401)。具体的には、HMD30の表示部35にオブジェクトを表示させる制御が行われる。なお、本実施の形態では、透過型のHMD30が採用されているため、表示部35を介して入力装置50が視認可能な状態になっている。
HMD30は、撮像部37により撮像された画像のデータから、ユーザの視界に存在する物体を認識する(ステップ402)。そして、入力装置50を特定した結果、ユーザUの視界にペアリング済みの入力装置50が存在する場合には(ステップ403でYES)、連携待ちの状態となる(ステップ404)。HMD30は、データ取得部102により取得されたデータ、および入力装置50の各々から取得したデータに基づいて、ユーザUおよび入力装置50の各々の挙動を推定する(ステップ405)。これに対して、ユーザの視界にペアリング済みの入力装置が存在しない場合には(ステップ403でNO)、ステップ402の処理に戻る。
HMD30は、ユーザUが自機を介して視認可能な領域を示す画像のデータから、オブジェクトおよび入力装置50の各々の位置に関する情報を取得する(ステップ406)。HMD30は、取得したオブジェクトおよび入力装置50の各々の位置に関する情報に基づいて、自機を介して視認可能な領域におけるオブジェクトと入力装置50との接触を検知すると(ステップ407でYES)、記憶部13のデータベースに予め記憶されている入力装置50の種類と機能との組み合わせに基づいて、入力方法と表示方法を決定(ステップ408)する。そして、HMD30は、入力装置50に入力された情報を、オブジェクトに入力された情報として受け付けて(ステップ409)、受け付けた入力情報をオブジェクトに入力する制御を行う(ステップ410)。これに対して、オブジェクトと入力装置50との接触を検知していない場合(ステップ407でNO)、HMD30は、オブジェクトと入力装置50との接触を検知するまでステップ407の処理を繰り返す。
(具体例)
図6乃至図11は、ユーザUがHMD30を介して視認可能となったオブジェクトおよび入力装置50の具体例を示す図である。なお、HMD30と入力装置50とは事前にペアリングされているものとする。
図6(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV1が、テキスト入力を受付可能とする電子文書であり、入力装置50がタブレット端末である場合の例が示されている。図6(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV1と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。ここで、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトV1を掴み、そのままオブジェクトV1を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV1と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV1と入力装置50との接触が検知されると、図6(B)に示すように、オブジェクトV1と入力装置50とが接触している状態、すなわち、連携している状態になる。すると、HMD30を介して視認可能な状態となっている入力装置50に重畳するように、ソフトウェアキーボードが表示される。これにより、ユーザUは、表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作を行うことが可能となる。
そして、ユーザUが、HMD30に表示されたソフトウェアキーボードを見ながら、現実空間に存在する入力装置50に対する入力操作を行うと、その入力操作は、ソフトウェアキーボードの入力操作に連動する。これにより、入力装置50に入力された情報が、オブジェクトV1に入力された情報として受け付けられて、視認可能な態様でオブジェクトV1に反映される。なお、図6(B)では、HMD30を介して視認可能な状態になっている入力装置50に重畳するように表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成となっているが、入力装置50の表示部に表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成であってもよい。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUは、ジェスチャにより、図6(B)に示す終了ボタンB1を押下する。すると、図6(C)に示すように、接触して連携した状態にあるオブジェクトV1と入力装置50とが離隔される。これにより、オブジェクトV1と入力装置50とが連携していない状態となり、入力装置50に重畳するように表示されていたソフトウェアキーボードが消える。また、オブジェクトV1には、入力された情報が反映されて、視認可能な態様で表示される。
なお、接触して連携した状態にあるオブジェクトV1と入力装置50とを離隔し、連携していない状態にする手法は、終了ボタンB1を押下する手法に限定されない。例えば、ユーザUのジェスチャにより、入力装置50に接触して連携した状態にあるオブジェクトV1を掴み、そのままオブジェクトV1を移動させて入力装置50から離隔させる動作を行うことでも、連携していない状態にすることができる。
図7(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV2が、PDF文書であり、入力装置50が、表示機能を有しないペンタブレットである場合の例が示されている。図7(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV2と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。ここで、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトV2を掴み、そのままオブジェクトV2を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV2と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV2と入力装置50との接触が検知されると、図7(B)に示すように、オブジェクトV2と入力装置50とが接触している状態、すなわち、連携している状態になる。すると、HMD30を介して視認可能な状態となっている入力装置50に重畳するように、PDF文書のうち編集の対象となる箇所が拡大表示される。これにより、ユーザUは、拡大表示された箇所に対する入力操作として、スタイラスによる手書きの描画が可能となる。
そして、ユーザUが、入力装置50に重畳するように拡大表示された箇所を見ながら、現実空間に存在する入力装置50に対する入力操作として、スタイラスによる手書きの描画を行うと、その入力操作は、オブジェクトV2の入力操作に連動する。これにより、入力装置50に入力された情報が、オブジェクトV2に入力された情報として受け付けられて、視認可能な態様でオブジェクトV2に反映される。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUが、ジェスチャにより、図7(B)に示す終了ボタンB2をスタイラスで押下する。すると、図7(C)に示すように、接触して連携した状態にあるオブジェクトV2と入力装置50とが離隔される。これにより、オブジェクトV2と入力装置50とが連携していない状態となり、入力装置50に重畳するように拡大表示されていた箇所が消える。また、オブジェクトV2には、入力された情報が視認可能な態様で表示される。
なお、接触して連携した状態にあるオブジェクトV2と入力装置50とを離隔し、連携していない状態にする手法は、終了ボタンB2を押下する手法に限定されない。例えば、ユーザUのジェスチャにより、入力装置50に接触して連携した状態にあるオブジェクトV2を掴み、そのままオブジェクトV2を移動させて入力装置50から離隔させる動作を行うことでも、連携していない状態にすることができる。
図8(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV3が、スタイラスによる描画のための入力操作を受付可能とし、かつ、他のユーザUとの共有が可能なオブジェクト(以下、「ホワイドボード」と呼ぶ)であり、入力装置50がタブレット端末である場合の例が示されている。図8(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV3と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。ここで、ユーザUのジェスチャとして、摘まむ操作により表示されるポインタLでオブジェクトV3を示し、そのままオブジェクトV3を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV3と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV3と入力装置50との接触が検知されると、図8(B)に示すように、オブジェクトV3が元の位置に戻るとともに、オブジェクトV3と入力装置50とが連携している状態になる。すると、HMD30を介して視認可能な状態の入力装置50に重畳するように、オブジェクトV3のイメージ(ホワイトボードイメージ)が表示される。これにより、ユーザUは、表示されたオブジェクトV3のイメージに対する入力操作として、スタイラスによる手書きの描画が可能となる。
そして、ユーザUが、入力装置50に重畳するように表示されたオブジェクトV3のイメージを見ながら、現実空間に存在する入力装置50に対する入力操作として、スタイラスによる手書きの描画を行うと、その入力操作は、オブジェクトV3の入力操作に連動する。これにより、入力装置50に入力された情報が、オブジェクトV3に入力された情報として受け付けられて、視認可能な態様でオブジェクトV3に反映される。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUが、ジェスチャにより、図8(B)に示す終了ボタンB3をスタイラスで押下する。すると、オブジェクトV3と入力装置50とが連携していない状態となり、図8(C)に示すように、入力装置50に重畳するように表示されていたオブジェクトV3のイメージ(ホワイトボードイメージ)が消える。また、オブジェクトV3には、入力された情報が視認可能な態様で表示される。
なお、接触して連携した状態にあるオブジェクトV3と入力装置50とを離隔し、連携していない状態にする手法は、終了ボタンB3を押下する手法に限定されない。例えば、ユーザUのジェスチャにより、入力装置50に接触して連携した状態にあるオブジェクトV3をポインタLで示し、そのままオブジェクトV3を移動させて入力装置50から離隔させる動作を行うことでも、連携していない状態にすることができる。
図9(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV4がソフトウェアキーボードであり、入力装置50がタブレット端末である場合の例が示されている。図9(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV4と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。図9(A)では、オブジェクトV4に入力された情報が反映されるオブジェクトV5が、HMD30を介して視認可能になっている。ここで、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトV4を掴み、そのままオブジェクトV4を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV4と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV4と入力装置50との接触が検知されると、図9(B)に示すように、ソフトウェアキーボードとしてのオブジェクトV4が消え、HMD30を介して視認可能な状態になっている入力装置50に重畳するようにソフトウェアキーボードが表示される。また、入力装置50に接触するように、他のオブジェクトとしてのオブジェクトV6が出現する。オブジェクトV6には入力行および変換候補が表示される。このため、ユーザUは、オブジェクトV6に表示される入力行および変換候補を見ながら、入力装置50に重畳するように表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作を行うことが可能となる。
ユーザUが、オブジェクトV6に表示される入力行および変換候補を見ながらソフトウェアキーボードに対する入力操作を行うと、その入力された情報が、オブジェクトV5に入力された情報として受け付けられる。そして、視認可能な態様でオブジェクトV5に反映される。なお、図9(B)では、入力装置50に重畳するように表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成となっているが、入力装置50に実際に表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成であってもよい。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUがジェスチャによって、図9(B)に示す終了ボタンB4を押下する。すると、図9(C)に示すように、オブジェクトV6が消え、オブジェクトV6と入力装置50とが連携していない状態となり、入力装置50に重畳するように表示されていたソフトウェアキーボードが消える。また、オブジェクトV5には、ソフトウェアキーボード入力された情報が視認可能な態様で表示される。
なお、接触して連携した状態にあるオブジェクトV6と入力装置50とを離隔し、連携していない状態にする手法は、終了ボタンB4を押下する手法に限定されない。例えば、ユーザUのジェスチャにより、入力装置50に接触して連携した状態にあるオブジェクトV4を掴み、そのままオブジェクトV4を移動させて入力装置50から離隔させる動作を行うことでも、連携していない状態にすることができる。
図10(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV7が、三次元モデル設計ソフトウェアによる編集のための入力を受付可能とする三次元モデルであり、入力装置50がノートタイプのパーソナルコンピュータである場合の例が示されている。図10(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV7と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。ここで、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトV7を掴み、そのままオブジェクトV7を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV7と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV7と入力装置50との接触が検知されると、図10(B)に示すように、オブジェクトV7は元の位置に戻るとともに、HMD30を介して視認可能な状態になっている入力装置50の表示部に三次元モデルの編集画面が表示される。これにより、ユーザUは、HMD30を介して視認可能となった三次元モデルの編集画面を見ながら、三次元モデルであるオブジェクトV7を編集するための入力操作を行うことが可能となる。ユーザUが、三次元モデルの編集画面を見ながら三次元モデルを編集するための入力操作を行うと、その入力された情報が反映された三次元モデルがオブジェクトV7として表示される。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUがジェスチャによって、図10(B)に示す終了ボタンB5を押下する。すると、図10(C)に示すように、オブジェクトV7と入力装置50とが連携していない状態となり、入力装置50の表示部に表示されていた三次元モデルの編集画面が消える。また、三次元モデルを編集するために入力された情報が反映された三次元モデルが、オブジェクトV7として視認可能な態様で表示される。
図11(A)乃至(C)には、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV8が、テキスト入力を受付可能とする吹き出しであり、入力装置50がタブレット端末である場合の例が示されている。図11(A)乃至(C)の吹き出しは、HMD30を介して視認可能となった現実空間の点検設備に接触するように、または点検設備の近傍に表示された吹き出しである。この吹き出しには、点検設備そのものを示す情報や、点検の内容を示す情報、あるいは点検設備から得られる情報等が、編集可能な態様で表示される。図11(A)は、HMD30を介して視認可能となったオブジェクトV8と入力装置50とが離隔し、連携していない状態を示している。ここで、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトV8を掴み、そのままオブジェクトV8を移動させて入力装置50に接触させる動作を行うと、オブジェクトV8と入力装置50との接触が検知される。
ユーザUのジェスチャの結果、オブジェクトV8と入力装置50との接触が検知されると、図11(B)に示すように、オブジェクトV8が元の位置に戻るとともに、HMD30を介して視認可能な状態になっている入力装置50に重畳するようにソフトウェアキーボードが表示される。また、入力装置50に接触するように、他のオブジェクトとしてのオブジェクトV9が出現する。オブジェクトV9には入力行および変換候補が表示される。これにより、ユーザUは、オブジェクトV9に表示される入力行および変換候補を見ながら、入力装置50に重畳するように表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作を行うことが可能となる。
ユーザUが、オブジェクトV9に表示される入力行および変換候補を見ながらソフトウェアキーボードに対する入力操作を行うと、その入力された情報が、オブジェクトV9に入力された情報として受け付けられて、視認可能な態様でオブジェクトV8に反映される。なお、図11(B)では、入力装置50に重畳するように表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成となっているが、入力装置50に実際に表示されたソフトウェアキーボードに対する入力操作が行われる構成であってもよい。
ユーザUによる入力装置50に対する入力操作が完了すると、ユーザUがジェスチャによって、図11(B)に示す終了ボタンB6を押下する。すると、図11(C)に示すように、オブジェクトV9が消え、オブジェクトV9と入力装置50とが連携していない状態となり、入力装置50に重畳するように表示されていたソフトウェアキーボードが消える。また、オブジェクトV8には、ソフトウェアキーボード入力された情報が視認可能な態様で表示される。
なお、連携した状態にあるオブジェクトV8と入力装置50とが連携していない状態にする手法は、終了ボタンB6を押下する手法に限定されない。例えば、ユーザUのジェスチャにより、入力装置50に接触した状態にあるオブジェクトV9を掴み、そのままオブジェクトV9を移動させて入力装置50から離隔させる動作を行うことでも、連携していない状態にすることができる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上述した本実施の形態に限るものではない。また、本発明による効果も、上述した本実施の形態に記載されたものに限定されない。例えば、図1に示すシステム構成、図2に示すハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。また、図3に示す機能構成も例示に過ぎず、特に限定されない。上述した処理を全体として実行できる機能が図1の情報処理システム1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能構成を用いるかは図3の例に限定されない。
また、図4および図5に示す処理のステップの順序も例示に過ぎず、特に限定されない。図示されたステップの順序に沿って時系列的に行われる処理だけではなく、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別的に行われてもよい。また、図6乃至図11に示す具体例も一例に過ぎず、特に限定されない。
また、例えば、図6乃至図11には、ユーザUのジェスチャとして、オブジェクトを掴んだり示したりすることで入力装置50に接触させる構成となっているが、これに限定されない。オブジェクトと入力装置50が接触すればよいので、ユーザUのジェスチャとして、現実空間の入力装置50を移動させてオブジェクトに接触させる構成であってもよい。具体的には、ユーザUが、手に持った入力装置50を動かして、HMD30に表示されたオブジェクトに接触させる。この場合、HMD30の接触検知部107(図3参照)は、オブジェクトと入力装置50との接触が、ユーザUの意図的な操作(この場合、ジェスチャ)に基づくものであることを検知する。
また、例えば、上述の実施の形態では、透過型のHMD30が採用されているが、非透過型のHMD30を採用してもよい。すなわち、本発明では、ユーザが表示装置を介してオブジェクトおよび入力装置を視認できればよいので、例えば、入力装置の撮像画像が、非透過型のHMDにリアルタイムで表示されるようにしてもよい。
1…情報処理システム、30…HMD、31…制御部、50…入力装置、90…ネットワーク、101…表示制御部、102…データ取得部、103…登録判定部、104…挙動推定部、105…装置特定部、106…位置取得部、107…接触検知部、108…入力情報受付部、109…入力制御部

Claims (24)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行い、
    前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知し、
    検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記入力装置と接触した前記オブジェクトの状態をさらに検知し、当該オブジェクトの状態に応じて、当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させるかどうかを決定することを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記オブジェクトの状態が、書き込み禁止の措置が講じられている場合、または入力ができない場合には、当該オブジェクトが前記入力装置に接触したときに連携させることなくはじき返すことを特徴とする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、現実空間に存在する前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記現実空間に存在する前記入力装置のうち、前記ユーザの入力操作の対象となるものを特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記入力装置から提供されるデータ、当該入力装置を撮像した画像データ、および当該入力装置を対象とするセンシングデータのうち、いずれか1以上のデータから推定される当該入力装置の挙動に基づいて、前記ユーザの入力操作の対象となる前記入力装置を特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、前記入力装置の慣性計測データ(IMUデータ)と、三次元挙動データとの突合結果から推定される当該入力装置の挙動に基づいて、前記ユーザの入力操作の対象となる前記入力装置を特定して前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記ユーザに装着された前記表示装置を介して、前記入力装置を視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記ユーザの頭部に装着された前記表示装置としてのヘッドマウントディスプレイを介して、前記入力装置を視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、テキスト情報、音声情報、および画像情報のうちいずれか1種類以上の情報の前記入力操作を受付可能とする前記オブジェクトおよび前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、前記1種類以上の情報の前記入力操作を受付可能とする前記オブジェクトおよび前記入力装置を、前記表示装置を介して視認可能にする制御として、当該入力装置への当該入力操作を支援する他のオブジェクトをさらに視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、前記入力装置の近傍に、または当該入力装置の少なくとも一部に重畳するように、前記他のオブジェクトを視認可能にする制御を行うことを特徴とする、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記プロセッサは、前記位置に関する情報として、前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の外縁を示す情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知することを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記プロセッサは、前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の前記外縁を示す情報から特定される、前記外縁を囲む仮想領域の外縁同士の接触を、当該オブジェクトと当該入力装置との接触として検知することを特徴とする、
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記仮想領域の外縁は、前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の外縁から外側に向かう距離の値として予め定められた値に基づいて特定されることを特徴とする、
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記プロセッサは、前記オブジェクトの種類と前記入力装置の機能との組み合わせに基づいて特定される前記入力操作を行うための入力機能により当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  17. 前記プロセッサは、前記入力装置から提供されるデータ、当該入力装置を撮像した画像データ、および当該入力装置を対象とするセンシングデータのうちいずれか1以上のデータに基づいて、前記入力装置の機能を特定することを特徴とする、
    請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 前記プロセッサは、データベースに記憶されている前記組み合わせにより特定される前記入力機能にて前記入力装置に入力された情報を、前記オブジェクトに入力された情報として受け付けることを特徴とする、
    請求項16に記載の情報処理装置。
  19. 前記プロセッサは、
    前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の前記位置に関する情報に基づいて、接触した状態にある当該オブジェクトと当該入力装置との離隔をさらに検知し、
    前記離隔を検知すると、前記入力装置に情報が入力されたとしても、当該情報を前記オブジェクトに入力された情報として受け付けないことを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  20. 前記プロセッサは、検知した前記離隔が、ユーザによる意図的な操作に基づくものである場合に、前記入力装置に情報が入力されたとしても、当該情報を前記オブジェクトに入力された情報として受け付けないことを特徴とする、
    請求項19に記載の情報処理装置。
  21. 前記プロセッサは、前記オブジェクトと、前記入力装置との間で連携先の候補の登録が完了している場合に、前記接触を検知することを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  22. 前記プロセッサは、前記オブジェクトと、予め定められた前記入力装置、または予め定められた接続用のアプリケーションソフトウェアがインストールされた前記入力装置との間で連携先の候補の登録が完了している場合に、前記接触を検知することを特徴とする、
    請求項21に記載の情報処理装置。
  23. 情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行う表示制御手段と、
    前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知する検知手段と、
    検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付ける受付手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  24. 情報の入力操作を受付可能とするオブジェクトおよび入力装置を、表示装置を介して視認可能にする制御を行う機能と、
    前記表示装置を介して視認可能になった前記オブジェクトおよび前記入力装置の各々の位置に関する情報に基づいて、当該オブジェクトと当該入力装置との接触を検知する機能と、
    検知した前記接触が、ユーザのジェスチャによる、前記オブジェクトを移動させて前記入力装置に接触させる操作である場合には、当該ユーザの意図的な操作に基づくものとして当該オブジェクトと当該入力装置とを連携させ、当該入力装置に入力された情報を、当該オブジェクトに入力された情報として受け付ける機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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