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JP7779566B2 - 無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機 - Google Patents
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JP7779566B2 - 無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機 - Google Patents

無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機

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Description

本開示は、無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機に関する。
従来、互いに交差する第1方向と第2方向に夫々2つずつ並んだフレームにより構成される飛行体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
中国実用新案公告第204399473号明細書
特許文献1の飛行体においては、機体を縮小可能にするという課題を解決するために、フレームを垂直方向に折り畳み可能なジョイント構造が設置されている。このようなジョイント構造の設置は、機体重量の軽量化を阻む一つの要因になっており、製造コストも高くなる問題があった。
そこで、本開示は、このような問題を解決することを目的とするもので、軽量であって且つ縮小可能で、しかも、製造コストの低廉な無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機を提供することを一つの目的とする。
本開示による無人航空機用フレーム組立体は、
第1パイプと、
前記第1パイプの外径よりも大きい内径を有している第2パイプと、
前記第1パイプを前記第2パイプに挿入して、前記第1パイプと前記第2パイプとを互いに固定することにより構成される。
本開示による無人航空機は、
本開示による無人航空機用フレーム組立体と、
本体部と、
揚力発生部と、
前記本体部に設けられ、且つ搭載対象物を収納する搭載部と、を備える。
本開示によれば、軽量であって且つ縮小可能で、しかも、製造コストの低廉な無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機を提供し得る。
一実施の形態による無人航空機の平面視図である。 同実施の形態による無人航空機の正面視図である。 第1パイプを第2パイプに挿入する状態を示す斜視図である。 第2パイプを第1パイプに対して回転させる状態を示す断面図である。 同実施の形態による無人航空機の地上からのホバリング状態を示す側面視図である。 同実施の形態による無人航空機のホバリング時の飛行状態を示す側視図である。 同実施の形態による無人航空機の水平飛行時の飛行状態を示す側視図である。 無人航空機の例示的な機能ブロック図である。
本開示の一実施形態の内容を列記して説明する。本開示の一実施の形態による無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機は、例えば以下のような構成を備える。
[項目1]
第1パイプと、
前記第1パイプの外径よりも大きい内径を有し、前記第1パイプが内側に挿入された状態で前記第1パイプと互いに固定される第2パイプと、を備える、無人航空機用フレーム組立体。
[項目2]
項目1に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
前記第1パイプ及び前記第2パイプは、金属基材及び/又はFRP基材である金属又はFRP(Fiber Reinforced Plastics)を用いて形成される、無人航空機用フレーム組立体。
[項目3]
項目1又は項目2に記載の無人航空機用フレームであって、
前記第1パイプの外径と前記第2パイプの内径との差は、5mm以下である、無人航空機用フレーム組立体。
[項目4]
項目1乃至項目3の何れか一項に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
前記第1パイプの前記第2パイプへの挿入量は、10mm以上である、無人航空機用フレーム組立体。
[項目5]
項目1乃至項目4の何れか一項に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
前記第1パイプと前記第2パイプのどちらか一方は、無人航空機の本体部に取り付けられる、無人航空機用フレーム組立体。
[項目6]
項目1乃至項目4の何れか一項に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
前記第1パイプと前記第2パイプのどちらか一方は、無人航空機の揚力発生部に取り付けられる、無人航空機用フレーム組立体。
[項目7]
項目1乃至項目6の何れか一項に記載の無人航空機用フレーム組立体と、
本体部と、
前記本体部に設けられ、且つ搭載対象物を収納する搭載部と、を備える、無人航空機。
<実施の形態の詳細>
以下、本開示の一実施の形態による無人航空機について、図面を参照しながら説明する。
<本開示の一実施の形態の詳細>
図1は、一実施の形態による無人航空機1の平面視図である。また、図2は、本実施の形態による無人航空機1の正面視図である。図3は、本実施の形態による無人航空機1の側面視図である。図1~図3に示されるように、本実施の形態による無人航空機1は、例えば、前進方向への飛行又はホバリング可能な無人航空機である。無人航空機1は、例えば、回転翼2(揚力発生部)と、回転翼2を回転させるためのモータ3と、回転翼2を保持するとともにモータ3が取り付けられているフレーム4とを備えている。本実施形態では、無人航空機1の前後方向をY軸方向、左右方向(または水平方向)をX軸方向、上下方向(または鉛直方向)をZ軸方向とする。ここで、無人航空機1は+Y方向を前進方向としている。無人航空機1の重量は特に限定されないが、該重量としては、例えば、3kg以上であることが好ましい。
回転翼2は、モータ3からの出力を受けて回転する。回転翼2が回転することによって、無人航空機1に推進力が発生する。回転翼2は、揚力発生部の一例である。例えばマルチコプタ方式であれば、複数の回転翼2のそれぞれが、時計回り方向もしくは反時計回り方向に回転するように、または停止するよう制御される。これにより、無人航空機1の上下方向および水平方向の移動、並びに旋回およびヨー軸方向の回転が可能である。
本開示の回転翼2の羽根(回転子)の数は、任意(例えば、1、2、3、4、またはそれ以上の羽根)でよい。また、羽根の形状は、平らな形状、曲がった形状、よじれた形状、テーパ形状、またはそれらの組み合わせ等の任意の形状が可能である。なお、羽根の形状は固定でもよいし、例えば、伸縮、折りたたみ、折り曲げ等のように変化可能であってもよい。羽根は、対称的または非対称的(異なる形状の上部及び下部表面を有する)であってもよい。ここで対称的とは、羽根の翼弦線を基準として上下の表面形状が対称であることを意味する。非対称的とは、上記の対称的ではないことを意味する。このように羽根はエアホイル、ウイング、または羽根が空中を移動される時に動的空気力(例えば、揚力、推力)を生成するために好適な幾何学形状に形成可能である。羽根の幾何学形状は、揚力及び推力を増加させ、抗力を削減する等の、羽根の動的空気特性を最適化するために適宜選択可能である。また、回転翼2は、推進式(プッシュ式)としてもよいし、牽引式(プル式)としてもよいし、その組み合わせでもよい。
モータ3は、回転翼2の回転を生じさせるものである。すなわち、モータ3は駆動ユニットの一例である。例えば、回転翼2の駆動ユニットは、モータ3の他にエンジン等であってもよい。羽根は、モータ3によって駆動可能であり、例えば、時計方向に及び/または反時計方向に、モータ3の回転軸(例えば、モータ3の長軸)の周りに回転する。または、羽根を構成するプロペラ(回転翼2)は、モータ3の動力軸からプーリ等を介して出力が伝達される駆動軸を有し、羽根は該駆動軸の周りに回転してもよい。
羽根は、それぞれ独立して回転が制御されることも可能である。例えばマルチコプタ方式の無人航空機にあっては、羽根のいくつかは一方の方向に回転し、他の羽根は他方の方向に回転する。羽根は、同一回転数ですべて回転することも可能であり、夫々異なる回転数で回転することも可能である。回転数は移動体の寸法(例えば、大きさ、重さ)又は制御状態(速さ、移動方向等)に基づいて自動又は手動により定めることができる。
フレーム4は、それぞれ対応するモータ3及び回転翼2を支持している部材である。フレーム4は本体部の一例である。フレーム4には、回転翼機の飛行状態、飛行方向等を示すためにLED等の発色体を設けることとしてもよい。本実施の形態によるフレーム4は、カーボン、炭素繊維樹脂、ガラス繊維樹脂、ステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、もしくはマグネシウム合金等の金属またはこれらの組み合わせから適宜選択される素材で形成することが可能である。なお、フレーム4の形状や他の構成要素との結合の態様について、本実施形態に開示された構成は、あくまで一例にすぎない。
フレーム4は、図1及び図2に示すように、例えば、左右対称でありうる。フレーム4は、図1及び図2に示すように、第1フレーム40と、第2フレーム41とを備える。図1に示す例では、第2フレーム41、41は、略平行に並んで設けられる第1フレーム40、40間に並んで横架される。第1フレーム40と第2フレーム41とは、例えば継手又はカシメ等の公知の方法で接続される。
図1に示すように、第1フレーム40、40は、Y方向を長手方向として、X方向に沿って所定の間隔をおいて並んでいる。第1フレーム40,40の両端部には、モータ3を介して回転翼2が取り付けられている。
また、図1に示すように、第2フレーム41,41は、X方向を長手方向として、Y方向に沿って所定の間隔をおいて並んでいる。
本実施形態では、2つの第1フレーム40,40と、2つの第2フレーム41,41との接続点をV1~V4と定義している。フレーム4には、第1フレーム組立体60と、第2フレーム組立体61とが取り付けられている。なお以下では、第1フレーム組立体60及び第2フレーム組立体61を総称して「フレーム組立体6」と呼ぶことがある。第1フレーム組立体60は、第1フレーム40上の頂点V1と頂点V2の間を始点として第1フレーム40からX方向に延びる。第2フレーム組立体61は、第1フレーム40上の頂点V3と頂点V4の間を始点として第1フレーム組立体60とは反対に第1フレーム40からX方向に延びる。
また、図1及び図2に示すように、フレーム組立体6の各端部には、回転翼2およびモータ3を支持するモータマウント31が設けられる。モータマウント31は支持部の一例である。回転翼2の回転軸RAが、無人航空機1の前方かつフレーム4に対して傾斜するように、モータマウント31が設けられている。例えば、モータマウント31は、フレーム4の端部からフレーム4の長手方向に向かって細くなるテーパ状の形状を有していてもよい。また、本実施形態に係るモータマウント31は、フレーム4の端部において固定されている。つまり、モータマウント31は、回転翼2をフレーム4に対して回動不能に固定する。つまり、回転翼2そのものはフレーム4に対して回動しない。なお、本実施形態に係るモータマウント31はフレーム4に対して傾斜するように設けられているが、他の実施形態において、モータマウント31は、フレーム4により構成される平面に対して回転翼2の回転軸RAが直交する方向に設けられてもよい。
図1及び図2に示すように、第1フレーム組立体60は、第1パイプ60Aと、第2パイプ60Bとを備える。第1パイプ60A及び第2パイプ60Bは、例えば、ステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、もしくはマグネシウム合金等の金属基材及び/又はFRP(Fiber Reinforced Plastics)基材である金属又はFRPを用いて形成される。第1パイプ60Aの端部には、例えば継手又はカシメ等の公知の方法でフレーム4が取り付けられている。第2パイプ60Bの端部には、モータマウント31が取り付けられている。第2パイプ60Bは、第1パイプ60Aの外径よりも大きい内径を有し、第1パイプ60Aが内側に挿入された状態で第1パイプ60Aと互いに固定される。そのため、第1パイプ60Aと、第2パイプ60Bとの境目には実際には段差があるが、図1及び図2に示す例では図示を省略している。
第1パイプ60Aの外径と第2パイプ60Bの内径との差は、5mm以下であることが好ましい。なぜなら、差を5mm以下とすることで、パイプ60A、60B同士をよりしっかりと強固に固定できるからである。さらに、第1パイプ60Aの第2パイプ60Bへの挿入量(第1パイプ60Aと第2パイプ60Bとがオーバーラップする長さ)は、10mm以上であることが好ましい。なぜなら、挿入量を10mm以上とすることで、パイプ60A、60B同士をよりしっかりと強固に固定できるからである。なお、ここでいうオーバーラップとは、パイプ60A、60Bの径方向から見てパイプ60Aの端部とパイプ60Bの端部とが重なることをいうものである。ここでいうオーバーラップする長さとは、パイプ60A、60Bの軸方向に沿って計測した距離を示している。
図3に示すように、第1パイプ60Aの外周面には、拡径加工が施されている。以下、拡径加工が施された部位を「拡径部」と称する。図3に示す例では、第1パイプ60Aの途中部分に拡径部60Cが形成されている。拡径部60Cには、径方向内側に窪んだ凹部60Dが設けられている。
図3に示すように、第2パイプ60B内の空間には、軸方向に弾性力を有するコイルスプリング60Eが設けられている。第2パイプ60Bの内周面には、コイルスプリング60Eの弾性力に抗して凹部60Dを所定距離(例えば10mm以上)だけ通過させる突起60Fが設けられている。第1フレーム組立体60は、第2パイプ60Bが所定距離(例えば10mm以上)だけ第1パイプ60Aに挿入された状態で、第2パイプ60Bを第1パイプ60Aに対して回転可能に構成されている(図4中の矢印で示す方向)。この回転により、図4に示すように、突起60Fの位置が凹部60Dの位置からずれると、コイルスプリング60Eの付勢力によって突起60Fが拡径部60Cに押圧される。この押圧により、第2パイプ60Bは、第1パイプ60Aに対して所定の位置で位置決めされた状態で固定される。
なお、第1フレーム組立体60の部位60A~60Fと、第2フレーム組立体61の部位61A~61Fとは、順に同様のものであるので、第2フレーム組立体61の構成については説明を省略する。
搭載部5は、例えば、荷物(搭載対象物)51を搭載・保持するための機構である。搭載部5には、バッテリー50が積載されていてもよい。搭載部5は、フレーム4に設けられ、且つ荷物51を収納する。バッテリー50は、荷物51を挟んでX方向に並んで配置されている。積載されるバッテリー50の数は特に限定されない。搭載部5は、平面視において、V1~V4を頂点とする方形部分のみならず、この方形部分から-Y方向にはみ出した方形部分も有していてもよい。
搭載部5は、フレーム4に回動不能に固定されていてもよい。また、搭載部5は、フレーム4に対して回動可能な機構を有していてもよい。
より具体的には、搭載部5は、図5に示すように、搭載部5の筐体とフレーム4とを接続するヒンジ(接続部)52を有している。当該ヒンジ52を支点として、搭載部5がフレーム4に対してピッチ方向に回動可能に構成されている。なお、搭載部5がヒンジ52を介してフレーム4に対して回転する角度の限度は、特に限定されない。
かかるヒンジ52を設けることで、例えば、図5に示されるように、無人航空機1が後傾姿勢で地上Grからホバリングを行った場合であっても荷物51が傾かないように搭載部5の向きを水平に保つことができる。これにより、荷物51は、飛行中でも安定した状態で保持されて目的地まで配達することが可能となる。なお、本実施の形態によるヒンジ52は、進行方向と同じ方向である前後方向(すなわちピッチ方向)のみに搭載部5を回動させるものである。しかしながら、ヒンジ52は、さらに左右方向(ロール方向および/またはヨー方向)に搭載部5を回動させるものであってもよい。
ここで、ヒンジ52は、例えばジンバルのように、モータ等によってアクティブに搭載部5の姿勢を制御する機構を有していてもよい。これにより、飛行時に搭載部5の姿勢を制御することが可能となる。そうすると、搭載部5のふらつき(自然振動等)がより軽減され、より安定的に荷物51を配達することができる。なお、ヒンジ52は、搭載部5ではなく、荷物51に接続されるような構成であってもよい。また、かかるヒンジ52は設けられなくてもよい。
搭載部5の形状および/または機構は、荷物51を収納したり保持したりすることができれば特に限定されるものではない。また、搭載部5に搭載される荷物51の位置又は傾きを保持する機構は、例えば、荷物51を傾斜移動させるチルト機構等であってもよい。また、上述したように、搭載部5は必ずしもフレーム4に対して回動可能な構造を有していなくてもよい。
なお、本実施の形態における無人航空機1は、軽量化を図るために着陸脚を有していない。従って、本実施の形態において、無人航空機1の着陸時には、搭載部5が着陸脚の機能を発揮することとなる。なお、他の実施形態においては、フレーム4又は搭載部5等に、適宜着陸脚が設けられていてもよい。
図6は、本実施の形態による無人航空機1のホバリング時の飛行状態を示す側視図である。なお、図7は、本実施の形態による無人航空機1の水平飛行時の飛行状態を示す側視図である。図6に示すように、無人航空機1のホバリング時においては、回転翼2により得られる揚力が上方となるように、無人航空機1は、後傾する姿勢をとる。
一方、図7に示すように、無人航空機1の水平飛行時においては、フレーム4が水平になり、回転翼2の回転軸RAはY軸方向かつ斜め上方に向く。このとき、回転翼2から得られる揚力は前方成分および上方成分からなる。これにより、例えば、無人航空機1は空中において、搭載部5の姿勢を水平にしたまま、水平方向に移動することが可能である。なお、本実施形態に係る無人航空機1の飛行態様は、図5~図7に示した例に限定されない。例えば、無人航空機1のホバリング時の飛行状態において無人航空機1は水平姿勢であり、無人航空機1の水平飛行時においては、無人航空機1は、巡航する方向に対して前傾する姿勢であってもよい。かかる飛行態様は、無人航空機1を構成するフレーム4や回転翼2等の構成態様に応じて適宜調整され得る。
従来の飛行体においては、機体を縮小可能にするという課題を解決するために、フレームを垂直方向に折り畳み可能なジョイント構造が設置されているものがある。このようなジョイント構造の設置は、機体重量の軽量化を阻む一つの要因になっており、製造コストも高くなりやすい。
一方で、本実施形態に係る無人航空機1は、第2パイプ60B(第2パイプ61B)を第1パイプ60A(第1パイプ61A)へ抜き差しするだけで、第2パイプ60B(第2パイプ61B)を第1パイプ60A(第1パイプ61A)から着脱可能である。従って、本実施形態に係る構成では、フレームを折り畳み可能なジョイント構造が不要となる。つまり、本実施形態に係る構成により、軽量であって且つ縮小可能で、しかも、製造コストの低廉なフレーム組立体6及びこれを備えた無人航空機1を提供することができる。
また、本実施形態では、第2パイプ60B(第2パイプ61B)を第1パイプ60A(第1パイプ61A)へ繰り返し抜き差ししても、第2パイプ60B(第2パイプ61B)の第1パイプ60A(第1パイプ61A)に対する位置決めの再現性が確保される。これにより、第1フレーム組立体60(第2フレーム組立体61)の長さが毎回同じ長さに維持される。そのため、無人航空機1の姿勢が常に左右対称に保たれ、無人航空機1の飛行時のバランスを安定に保つことができる。
上述した無人航空機1は、例えば、図8に示される機能ブロックを有している。なお、図8の機能ブロックは最低限の参考構成である。従って、本実施形態に係る無人航空機1の有する機能ブロックはかかる例に限定されない。フライトコントローラは、所謂処理ユニットである。処理ユニットは、プログラマブルプロセッサ(例えば、中央処理ユニット(CPU))などの1つ以上のプロセッサを有することができる。処理ユニットは、図示しないメモリを有しており、当該メモリにアクセス可能である。メモリは、1つ以上のステップを行うために処理ユニットが実行可能であるロジック、コード、および/またはプログラム命令を記憶している。メモリは、例えば、SDカード又はランダムアクセスメモリ(RAM)などの分離可能な媒体または外部の記憶装置を含んでいてもよい。カメラ又はセンサ類から取得したデータは、メモリに直接に伝達されかつ記憶されてもよい。例えば、カメラ等で撮影した静止画・動画データが内蔵メモリ又は外部メモリに記録される。
処理ユニットは、無人航空機1の状態を制御するように構成された制御モジュールを含んでいる。例えば、制御モジュールは、6自由度(並進運動x、y及びz、並びに回転運動θ、θ及びθ)を有する無人航空機1の空間的配置、速度、および/または加速度を調整するために無人航空機1の推進機構(モータ等)を制御する。制御モジュールは、搭載部5、センサ類の状態のうちの1つ以上を制御することができる。
処理ユニットは、1つ以上の外部のデバイス(例えば、端末、表示装置、または他の遠隔の制御器)からのデータを送信および/または受け取るように構成された送受信部と通信可能である。送受信機は、有線通信または無線通信などの任意の適当な通信手段を使用することができる。例えば、送受信部は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、赤外線、無線、WiFi、ポイントツーポイント(P2P)ネットワーク、電気通信ネットワーク、クラウド通信などのうちの1つ以上を利用することができる。送受信部は、センサ類で取得したデータ、処理ユニットが生成した処理結果、所定の制御データ、端末または遠隔の制御器からのユーザコマンドなどのうちの1つ以上を送信および/または受け取ることができる。
本実施の形態によるセンサ類は、慣性センサ(加速度センサ、ジャイロセンサ)、GPSセンサ、近接センサ(例えば、ライダー)、またはビジョン/イメージセンサ(例えば、カメラ)を含み得る。
本開示の無人航空機用フレーム組立体及びこれを備える無人航空機は、物流用の無人航空機としての利用、及び倉庫、工場内における産業用の無人航空機としての利用が期待できる。また、本開示の無人航空機は、マルチコプター・ドローン等の飛行機関連産業において利用することができる。さらに、本開示は、カメラ等を搭載した空撮用の無人航空機としても好適に使用することができる。また、本技術は、セキュリティ分野、農業、インフラ監視等の様々な産業にも利用することができる。
上述した実施の形態は、本技術の理解を容易にするための例示に過ぎず、本技術を限定して解釈するためのものではない。本技術は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本技術にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
なお、上述した実施形態では、第2パイプ60B(第2パイプ61B)の第1パイプ60A(第1パイプ61A)への固定方法として、コイルスプリング60E(コイルスプリング61E)の付勢力を利用した押圧を例に挙げて説明した。しかし、固定方法はこれに限らない。固定方法は、例えば、圧入、螺合、ネジ止め、溶接、接着、塑性変形によるカシメ、磁着、その他の形式の固定方法であっても良い。
なお、上述した実施形態では、パイプ同士の固定方法として、第1パイプ60A(第1パイプ61A)に凹部60D(凹部61D)を設け、第2パイプ60B(第2パイプ61B)に突起60F(突起61F)を設ける例を示した。しかし、パイプ同士の固定方法はこれ限定するものではなく、逆であっても良い。
なお、上述した実施形態では、第1パイプ60Aの端部にフレーム4が取り付けられるとともに、第2パイプ60Bの端部にモータマウント31が取り付けられる例を示した。しかし、これに限らず、第1パイプ60Aの端部にモータマウント31が取り付けられるとともに、第2パイプ60Bの端部にフレーム4が取り付けられても良い。
1 無人航空機
2 回転翼(揚力発生部)
3 モータ
31 モータマウント(支持部)
4 フレーム(本体部)
5 搭載部
51 荷物(搭載対象物)
52 ヒンジ(接続部)
6 フレーム組立体
60 第1フレーム組立体
61 第2フレーム組立体
60A、61A 第1パイプ
60B、61B 第2パイプ
60C、61C 拡径部
60D、61D 凹部
60E、61E コイルスプリング
60F、61F 突起

Claims (4)

  1. 第1パイプと、
    前記第1パイプの外径よりも大きい内径を有し、前記第1パイプが内側に挿入された状態で前記第1パイプと互いに固定される第2パイプと、を備え、
    前記第1パイプ及び前記第2パイプのいずれか一方側に、径方向に窪んだ凹部を有し、前記径方向に厚さを有する第1部分を有し、
    前記第1パイプ及び前記第2パイプのいずれか他方側に、突起部を有し、
    前記第1パイプが内側に挿入され前記凹部を前記突起部が通過した後に回転することで、前記第1部分と前記突起部とが互いに固定され、
    前記第1部分は、前記第1パイプに設けられ、
    前記突起部は、前記第2パイプに設けられる、無人航空機用フレーム組立体。
  2. 請求項1に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
    前記第1パイプが内側に挿入され前記凹部を前記突起部が通過した後に回転することで、前記第1部分と前記突起部とが互いに押圧されて固定される、無人航空機用フレーム組立体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無人航空機用フレーム組立体であって、
    前記第2パイプの内側端部に前記第1部分と前記突起部とを互いに押圧する付勢部材をさらに有する、無人航空機用フレーム組立体。
  4. 請求項1乃至請求項の何れか一項に記載の無人航空機用フレーム組立体と、
    本体部と、
    前記本体部に設けられ、且つ搭載対象物を収納する搭載部と、を備える、無人航空機。
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