JP7782207B2 - グリッドコンピューティングの管理方法及び管理システム - Google Patents
グリッドコンピューティングの管理方法及び管理システムInfo
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Description
(グリッドコンピューティングシステム)
図1は、実施形態のグリッドコンピューティングシステム1(以下、単に「システム1」ともいう)の構成を例示する。
図2に示すように、実施形態のシステム1では、複数の演算装置102によりグリッドコンピューティング(以下、単に「グリッドG」ともいう)が構成され、複数の演算装置102のうち利用可能な演算装置102にアプリケーションジョブ(以下、単に「ジョブ」ともいう)のジョブデータD1の演算を実行させるグリッド演算が行われる。
車両10には、電池(図示省略)が搭載される。電池の電力は、演算装置102などの車載機器に供給される。このような車両10の例としては、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車などが挙げられる。
通信部101は、通信網6を介して管理サーバ50と情報やデータを送受信する。通信部101により受信された情報やデータは、演算装置102に送られる。
演算装置102は、車両10の各部を制御する。この例では、演算装置102は、センサ群110から得られた各種の情報に応じて各種のアクチュエータ(図示省略)を制御する。なお、演算装置102として、車両10の制御に用いられる演算装置に加えて、グリッドコンピューティング専用、すなわち、車両10の制御に関わらない演算装置を搭載してもよい。
乗員センサ111は、ドライバを認証するのに必要な情報を取得する。乗員センサ111は、特に限定されないが、例えば、ドライバの顔が撮影可能な位置に設置された車内カメラ(図示省略)を含む。車内カメラによって撮像された画像は、演算装置102に送信される。演算装置102では、運転者の顔画像を抽出し、ドライバを特定する。
運転操作センサ112は、ドライバの運転操作を検出する。運転操作センサ112として、例えば、アクセル開度センサ、シフトセンサ、ブレーキセンサ及び操舵角センサ等が例示される。運転操作センサ112での検出信号は、演算装置102に送信される。駐車状態を検知する駐車検知部は、運転操作センサ112及び演算装置102で実現できる。例えば、ブレーキセンサでサイドブレーキがかけられた状態であることが検知され、かつ、シフトセンサでシフトレバーがパーキングに設定されたことが検知されたとき、演算装置102は車両10が駐車状態であると判断する。なお、演算装置102は、運転操作センサ112に加えて、後述する位置センサ114や車両状態センサ113の検知情報を用いる等、複合的な情報に基づいて駐車状態を検知するようにしてもよい。
車両状態センサ113は、車両10の状態を取得する。車両状態センサ113は、例えば、車速センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ等で構成される。運転操作センサ112での検出信号は、演算装置102に送信される。前述のとおり、車両状態センサ113が駐車検知部の一部を構成してもよい。
位置センサ114は、全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)を利用して、車両10の位置(車両位置情報)を検出する。運転操作センサ112で取得された情報は、演算装置102に送信される。
記憶部103は、各種の情報やデータを記憶する。記憶部103の具体的な構成は、特に限定されない。例えば、チップに内蔵されたメモリで実現されてもよいし、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)で実現されてもよいし、DVDやBDのような光ディスクで実現されてもよい。
車両基本情報D11は、車両識別情報及びリソース情報を含む。
車両状態情報D13は、車両10の状態を示す情報であり、例えば、車両位置情報、車両通信情報、車両電源情報等を含む。
稼働情報D15は、例えば、車両10の走行履歴を示す車両走行情報と、演算装置102の稼働履歴を示す稼働履歴情報と、演算装置102の稼働予定を示す稼働予定情報を含む。
ユーザ情報D20は、車両を運転する可能性があるドライバ候補者(以下、「登録ユーザ」という)に関する情報であり、例えば、主ユーザ情報D21と副ユーザ情報D22を含む。
クライアント端末30は、クライアントにより所有される。クライアントは、ジョブデータの計算を依頼する。このようなクライアントの例としては、企業、研究機関、教育機関などが挙げられる。
通信部301は、管理サーバ50と双方向通信が可能に接続され、相互間での情報やデータを送受信する。通信部301により受信された情報やデータは、制御部302に送られる。
制御部302は、クライアント端末30の各部を制御する。制御部302は、1または複数のプロセッサ、1または複数のメモリなどを有する。メモリは、プロセッサを動作させるためのプログラム、プロセッサの処理結果を示す情報やデータなどを記憶する。
記憶部303は、情報やデータを記憶する。この例では、記憶部303は、クライアント情報D31と、ジョブデータD1とを記憶する。
クライアント情報D31は、クライアントに関する情報である。クライアント情報D31は、クライアントに設定されたクライアントID、クライアントにより所有されるクライアント端末30に設定されたクライアント端末ID、担当者名、住所、電話番号などを含む。
ジョブデータD1は、ジョブに対応するデータであり、ジョブの実施のために処理されるデータである。
ジョブデータD1に付随してジョブに関するジョブ情報D32が記憶される。ジョブ情報D32は、例えば、ジョブの名称情報、ジョブの内容情報、ジョブデータの計算タイプ、処理条件、必要計算能力、ジョブの納期情報などを含む。
管理サーバ50は、グリッドコンピューティングの運営を管理する。換言すると、システム1は、管理サーバ50を備える。管理サーバ50は、システム1を運営する事業者により所有される。
通信部501は、車両10やクライアント端末30と双方向通信が可能に接続され、相互間での情報やデータを送受信する。通信部501により受信された情報やデータは、制御部502に送られる。
記憶部503には、各種の情報やデータが記憶される。記憶部503の具体的な構成は、特に限定されない。例えば、チップに内蔵されたメモリで実現されてもよいし、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)で実現されてもよいし、DVDやBDのような光ディスクで実現されてもよい。
車両情報テーブルD51は、車両情報を管理するためのテーブルである。車両情報テーブルD51には、例えば、各車両の車両情報D10がリスト化されて格納されている。
ジョブテーブルD53は、クライアントから依頼されたジョブを管理するためのテーブルである。ジョブテーブルD53には、ジョブ毎に、そのジョブに設定された受付番号、そのジョブを依頼したクライアントに設定されたクライアントID、そのジョブの名称および内容などが登録される。また、ジョブテーブルD53には、ジョブ毎に、そのジョブに対応するジョブデータD1の計算タイプおよび処理条件、そのジョブデータD1の計算に必要となる計算能力である必要計算能力、そのジョブに設定された納期などが登録される。ジョブテーブルD53では、それぞれのジョブデータD1がどのクライアントから依頼されたジョブなのかがわかるように紐づけされている。
マッチングテーブルD55は、マッチング工程でのマッチングの結果を管理するためのテーブルである。マッチングテーブルD55には、ジョブ毎に、そのジョブに設定された受付番号、そのジョブに対応するジョブデータD1に設定されたジョブデータID、マッチング処理によりそのジョブデータに対して割り当てられた車両の車両識別情報などが登録される。
ユーザテーブルD56は、各車両10の登録ユーザ(例えば、主ユーザ及び副ユーザ)を管理するためのテーブルである。ユーザテーブルD56には、例えば、各車両の車両識別情報と、それぞれの車両の主ユーザの識別情報及び副ユーザの識別情報とが紐づけされて、リスト化されて格納されている。主ユーザの識別情報及び副ユーザの識別情報の形態は特に限定されないが、例えば、各ユーザに付された識別IDであってもよいし、各ユーザの氏名等であってもよい。また、ユーザテーブルには、主ユーザ及び副ユーザの連絡先が登録されている。
予約テーブルD57は、車両の利用予約を管理するテーブルである。例えば、車両10が特定の企業が従業員(以下、ユーザという)に使用させる商用車等の場合に、その商用車等の利用予約を管理するテーブルである。なお、普段使用するユーザが決まっている場合には、そのユーザを主ユーザとして登録し、それ以外のユーザの使用についてのみ予約テーブルD57で管理するようにしてもよい。
記憶部503に記憶されるジョブデータD1は、後述するジョブ受付処理でクライアント端末から受け付けられたジョブのデータである。
記憶部503に記憶される演算結果データD2は、後述するグリッドコンピューティング処理により各車両10で実行されたジョブの計算結果のデータである。
この例では、制御部502は、グリッドコンピューティングの運営や管理に関する一連の制御及び処理を実行する機能を有する。例えば、後述する図7のフロー図内での制御や処理を実行する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、管理サーバ50を主体をとして動作や処理についての記載をしているが、制御部502がその処理や制御に寄与することで実現される場合がある。
以下において、グリッドコンピューティングシステムの動作例について、図6~図8のフローチャートを参照しつつ説明する。図6は、車両の動作や車両での制御・処理を中心に記載したフローチャートである。図7は、図6と同じ内容の動作について、車両と管理装置の間の連携、及び管理装置と主ユーザの所有する端末装置の間における連携という観点で記載したフローチャートである。図6と図7において、同じ処理については、同じ符号を付している。また、図8は、グリッド開始条件の判定フローの一例を示している。
ステップS11では、車両の所有者により指定されたドライバ候補者が、車両のユーザテーブルに登録ユーザとして登録される。
ステップS12では、車両10のイグニッション電源がON(電気自動車の場合、駆動電源がON)されて、車両10の走行が開始される。次のステップS13において、演算装置102は、車両の走行開始から駐車までの間に、センサ群110からの入力情報に基づいて、走行中の車両を運転するドライバを認識する。そして、車両を運転しているドライバがあらかじめ登録された登録ユーザと一致する場合、そのドライバをその車両におけるグリッド演算の承認手続き及び変更手続きができる管理ユーザに設定する。
ステップS14において、例えば、車両10が駐車場に入って駐車領域に入り、イグニッション電源がOFF(電気自動車の場合、駆動電源がOFF)されて、走行状態から駐車状態となる。そうすると、駐車検知部(例えば、運転操作センサ112及び車両状態センサ113)により車両の駐車状態が検知され、フローは次のステップS15に進む。
ステップS15では、演算装置102は、グリッド開始条件が充足されているかどうかを判定する。具体的には、例えば、グリッド開始条件として、駐車検知部で車両の駐車が検知されている状態において、ドライバの降車が確認された後に、ロック検知部で車両のドアロック状態が検知されることという条件が設定される。
図6及び図7に戻り、ステップS17では、演算装置102は、グリッド演算を開始することについて管理ユーザへの問い合わせ依頼を管理サーバ50に送信する。
50 管理サーバ(管理装置)
101 通信部
111 乗員センサ(センサ)
112 運転操作センサ(駐車検知部)
113 車両状態センサ(駐車検知部、ロック検知部)
501 通信部
503 記憶部
D56 ユーザテーブル
D57 予約テーブル
Claims (2)
- 管理サーバを用いて車両に搭載された演算資源を活用したグリッドコンピューティングを管理する管理方法であって、
前記車両には、ドライバを認識するセンサが設けられ、
前記管理サーバの制御部が、オペレータまたは前記車両の所有者により指定された前記車両のドライバ候補者を登録ユーザとしてユーザテーブルに登録する登録工程と、
前記管理サーバの制御部が、前記車両の利用予約状況を管理する予約テーブルに、オペレータまたは前記車両の利用者により指定された日時に当該車両の利用予約を設定する予約設定工程と、
前記予約テーブルの予約日時に前記センサで前記予約テーブルに登録された登録ユーザによる前記車両の運転が確認された場合に、前記管理サーバの制御部が、当該車両におけるグリッドコンピューティングの演算開始及び演算停止を承認する操作を受け付ける対象ユーザを、演算開始の直前に運転していた前記登録ユーザに設定する管理ユーザ設定工程とを備える、
グリッドコンピューティングの管理方法。 - 管理サーバを用いて車両に搭載された演算資源を活用したグリッドコンピューティングを管理する管理システムであって、
前記車両は、ドライバを認識するセンサを備え、
前記管理サーバは、
制御部と、
登録ユーザが登録されるユーザテーブル及び車両の利用予約状況を管理する予約テーブルが記憶される記憶部とを備え、
前記管理サーバの制御部は、
オペレータまたは前記車両の所有者により指定された前記車両のドライバ候補者を前記登録ユーザとして前記ユーザテーブルに登録する登録工程と、
オペレータまたは前記車両の利用者により指定された日時における当該車両の利用予約を前記予約テーブルに設定する予約設定工程と、
前記予約テーブルの予約日時に前記センサで前記予約テーブルに登録された登録ユーザによる前記車両の運転が確認された場合に、当該車両におけるグリッドコンピューティングの演算開始及び演算停止を承認する操作を受け付ける対象ユーザを前記演算開始の直前に運転していた前記登録ユーザに設定する管理ユーザ設定工程とを実行する、
グリッドコンピューティングの管理システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021176919A JP7782207B2 (ja) | 2021-10-28 | 2021-10-28 | グリッドコンピューティングの管理方法及び管理システム |
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| JP2020142762A (ja) | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 株式会社デンソー | 認証装置及び管理システム |
| JP2020144784A (ja) | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 住友電装株式会社 | 車載更新装置、更新処理システム、更新処理方法及びコンピュータプログラム |
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| JP2020176974A (ja) | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 本田技研工業株式会社 | ソフトウェア更新装置、ソフトウェア更新システム、及びソフトウェア更新方法 |
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