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JP7782302B2 - 自動販売機システム - Google Patents
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JP7782302B2 - 自動販売機システム - Google Patents

自動販売機システム

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Description

本発明は、アイスクリームなどの温度管理商品の廃棄ロスを低減することができる自動販売機システムに関する。
自動販売機の設置業者である飲料メーカーでは、ルートマンが各自動販売機を巡回して、売上金の回収や釣り銭の補充を行うとともに、商品の補充を行っている。
ここで、自動販売機をオンライン化し、自動販売機の販売数データをもとに自動販売機への商品補充量を把握するものが提案されている(非特許文献1参照)。しかし、配送車に商品を積み込む時点と、実際に自動販売機に到着して商品を補充する時点とでは時間差がある。このため、ルートマンは、商品の売れ行きを見越して、商品を積み込む時点の補充必要数よりも多めに配送車に商品を積み込むようにしている。この場合、実際に複数の自動販売機を巡回した結果、商品が余った場合には、仕分場や倉庫などに持ち帰ることになる。商品を持ち帰った場合、商品の管理上、配送車に搭載したままにはせず、商品毎の管理スペースに戻す必要があり、手間がかかる。また、商品を持ち帰ることで、該商品の販売機会を失うおそれもある。
そこで、特許文献1には、予め定められた複数の自動販売機に補充する商品を配送する配送車に搭載されている商品数を取得し、配送車に搭載されている商品数に、複数の自動販売機に補充する予定の商品数を超える余剰分が含まれる場合に、余剰分を補充可能な少なくとも1つの自動販売機を選択し、選択した少なくとも1つの自動販売機の情報を通知するようにしている。
特開2014-199486号公報
「DoCoリモ・ネットV2」http://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/docoremonetv2/
ところで、上記のように、各自動販売機を巡回して商品補充を行う際、配送車に商品を積み込む時点での商品数であるピッキング数と、商品補充する時点での商品補充数とは異なる場合があり、この場合、余剰商品は配送車に戻される。ここで、ルートマンは、商品補充を行う場合、自動販売機の近くの駐車場に配送車を駐車し、補充商品を荷卸しして自動販売機まで台車などを用いて運搬する。したがって、ルートマンは、余剰商品が発生する場合、この余剰商品を含めて配送車から自動販売機まで運搬し、さらに余剰商品を配送車まで戻すため、ルートマンに作業負荷がかかっていた。
そして、ルートマンがこのような余剰商品を含む商品の補充のための運搬作業を行うと、アイスクリーム、乳製品、冷凍食品などの温度管理商品は外気に晒されて温度管理範囲を超え、商品が溶けてしまう場合があり、商品が廃棄されるリスクが高くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アイスクリームなどの温度管理商品の廃棄ロスを低減することができる自動販売機システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の自動販売機、及び、所定の配送ルートに従って各自動販売機に商品補充を行う巡回作業員の携帯端末に接続された管理サーバを有し、前記管理サーバは、各自動販売機から取得した商品販売情報をもとに各自動販売機の商品在庫数を取得し、取得した商品在庫数をもとに各自動販売機に対する商品補充数を算出するとともに、該商品補充数をもとに巡回する各自動販売機に対する商品ごとの巡回前の商品補充数である巡回前商品補充数を算出し、前記巡回作業員が、前記巡回前商品補充数の補充商品を配送車に積載して巡回することによって各自動販売機に対する商品補充を行う自動販売機システムであって、前記携帯端末は、前記巡回作業員が商品補充をすべき自動販売機の近傍に到着して前記配送車を駐車した場合、補充商品の荷卸しを行う前に前記巡回作業員の操作により前記管理サーバに到着通知を行い、前記管理サーバは、前記携帯端末から前記到着通知を受けた場合、補充作業を行う自動販売機の現在の商品販売情報をもとに現在の商品補充可能数を算出し、前記配送車が積載した巡回前商品補充数と前記商品補充可能数との差異数をもとに、商品補充できない余剰商品の有無と前記差異数とを前記携帯端末に通知し、前記携帯端末は、前記管理サーバからの通知をもとに、商品補充できない余剰商品が有った場合、前記差異数をもとに必要最小限の補充商品の荷卸しを案内表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理サーバは、商品補充できない余剰商品が有った場合、以降に巡回する自動販売機において同一商品の補充が不足する場合に前記余剰商品を前記配送車の補充商品として補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理サーバは、先に前記余剰商品となった補充商品を優先して商品補充の補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記余剰商品には、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理サーバは、商品補充を行った自動販売機の所定範囲内に前記余剰商品と同じ商品を販売する自動販売機であって該余剰商品の補充が可能な自動販売機が存在する場合、該自動販売機に対して、巡回予定がなくても、商品補充後、前記携帯端末を介して、前記巡回作業員に該自動販売機に対して該余剰商品の商品補充の補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理サーバは、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品が生じ、商品の入れ替え以降に巡回する自動販売機が前記引き出し商品と同一商品の補充を行う場合、前記巡回前商品補充数は、該引き出し商品と同一商品の商品補充数を差し引いて相殺した数とすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理サーバは、アイスクリーム商品の入れ替えを行う自動販売機において商品入れ替え時に引き出し商品がある場合、巡回前に該自動販売機の管理設定温度を下げておくことを特徴とする。
本発明によれば、アイスクリームなどの温度管理商品の廃棄ロスを低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。 図2は、自販機在庫情報の一例を示す図である。 図3は、配送車在庫情報の一例を示す図である。 図4は、自動販売機システムにおける各自動販売機に対する商品補充処理手順を示すシーケンス図である。 図5は、商品補充処理の一例を説明する説明図である。 図6は、自動販売機システムの変形例1における各自動販売機に対する商品補充処理手順を示すシーケンス図である。 図7は、変形例1による商品補充処理の一例を説明する説明図である。 図8は、変形例2による商品補充処理の一例を説明する説明図である。 図9は、変形例3による商品補充処理の一例を説明する説明図である。 図10は、変形例4による商品補充処理の概念を示す説明図である。 図11は、管理サーバによる自動販売機の管理設定温度の低下処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<金銭処理装置の構造>
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機システムの概要構成を示す模式図である。この自動販売機システムは、複数の自動販売機1,2の各通信ユニット11,12、及び、所定の配送ルートRに従って各自動販売機1,2に商品補充を含む作業を行う巡回作業員であるルートマン100の携帯端末10に接続される管理サーバ31を有する。ルートマン100の作業には、商品補充の他に、故障対応、売上金回収、釣銭補充などがある。なお、ここでの自動販売機1,2は、一例としてアイスクリームを販売するアイスクリーム自動販売機としている。また、自動販売機1,2は、複数の自動販売機の一例を示している。
管理サーバ31は、クラウド30上のサーバであり、自販機DB32、在庫DB33、配送計画情報34を有する。自販機DB32は、自動販売機1,2の静的な情報であり、自動販売機1,2の設置場所、商品構成情報などを記憶する。在庫DB33は、動的な情報であり、自販機在庫情報D1及び配送車在庫情報D2を有する。自販機在庫情報D1は、各自動販売機の在庫情報であり、例えば、図2に示すように、自動販売機の設置場所、商品名、在庫数、補充数がほぼリアルタイムで随時更新される。在庫数は、自動販売機から送られる一件明細をもとに更新し、補充数はルートマン100による商品補充の完了の際、通信ユニット11,12を介して通知されて更新される。配送車在庫情報D2は、配送車20内の在庫情報であり、例えば、図3に示すように、配送車ごとに、商品名と在庫とが記憶される。在庫は、ケース数、ピース数に分けられ、在庫の合計数が管理される。この配送車在庫情報D2は、自動販売機への補充作業完了の都度、更新される。配送計画情報34は、配送ルート、配送日、配送車、商品積み込み数(巡回前商品補充数:ピッキング数)など配送計画に関する情報である。なお、管理サーバ31は、その他、売上データなども管理する。
管理サーバ31は、各自動販売機1,2から随時送られる一件明細をもとに取得した商品販売情報をもとに各自動販売機1,2の商品在庫数を取得する。管理サーバ31は、配送日の前日に、前日に取得した商品在庫数をもとに各自動販売機1,2に対する商品補充数を算出するとともに、該商品補充数をもとに巡回する各自動販売機1,2に対する商品ごとの巡回前の商品補充数である巡回前商品補充数(ピッキング数)を算出する。この巡回前商品補充数は、配送日当日における自動販売機への商品補充時の商品販売を予測した値である。例えば、商品のピッキングが配送前日に行われる場合、巡回前商品補充数は、配送前日の商品補充数に、前日までの一週間の商品販売数の一日平均数を加えた値としている。
管理サーバ31は、この巡回前商品補充数を含む配送計画を食品管理庫101側に送る。なお、携帯端末10に配送計画を送ってもよいが、管理サーバ31は、食品管理庫101の図示しない端末に配送計画を送り、これに基づいて、各ルートマン100に対する配送計画が渡される。ルートマン100は、設置場所LOの食品管理庫101において配送計画をもとに配送車20に補充商品を積み込む。この積み込んだ商品数が巡回前の配送車在庫数となる。
ルートマン100は、配送当日に、配送前日に商品が詰め込まれた配送車20を配送ルートRに沿って巡回し、各自動販売機1,2に対する補充作業を行う。最初の自動販売機1の設置場所LP1の近くの駐車場PP1に配送車20が到着すると、ルートマン100は、配送車20から補充商品の荷卸しを行う前に、携帯端末10を介して自動販売機1に到着した旨を示す到着通知を管理サーバ31に送信する。なお、携帯端末は、少なくとも商品補充に関するアプリ(アプリケーションソフトウェア)を予めインストールして登録しておく。
この到着通知を受けた管理サーバ31は、現在の商品販売情報をもとに現在の商品補充可能数を算出し、配送車が積み込んだ巡回前商品補充数と現在の商品補充可能数との差異数をもとに、商品補充できない余剰商品の有無と差異数とを携帯端末10に通知する。商品補充できない余剰商品の有無と差異数とを受信した携帯端末10は、荷卸しに関する案内表示を行う。例えば、商品補充できない余剰商品が有る場合、その旨と荷卸ししない商品数とを案内表示する。商品補充できない余剰商品が無い場合、荷卸し数に変更がない旨を案内表示する。これにより、ルートマン100は、台車40などを用いて配送車20から自動販売機1までに補充商品を運ぶが、無駄な余剰商品を運ばなくて済み、自動販売機1から補充できなかった余剰商品を自動販売機1から配送車20まで戻すこともなく、作業負荷が軽減する。特に、余剰商品が配送車20と自動販売機との間で運搬されると、補充作業などの作業時間と運搬時間と合わせた長い作業時間に、余剰商品が外気温によって溶けてしまうことによる商品の廃棄ロスが発生するリスクが高くなるが、本実施の形態では、この余剰商品が外気温に影響されないため、商品の廃棄ロスを低減することができる。その後、ルートマン100は、次の自動販売機2の設置場所LP2の近くの駐車場PP2に配送車20が到着すると、自動販売機1に対する補充作業と同様の作業を自動販売機2に対して行う。
<商品補充処理>
図4は、自動販売機システムにおける各自動販売機に対する商品補充処理手順を示すシーケンス図である。なお、管理サーバ31は、ほぼリアルタイムで通信ユニット11,12を介して自動販売機1,2から商品販売の一件明細を取得している。
図4に示すように、携帯端末10は、配送車20が自販機設置場所近くの駐車場に到着する(ステップS101:Yes)と、到着通知を管理サーバ31に通知する(ステップS102)。この到着通知を受けた管理サーバ31は、現在の商品補充可能数を算出し、これと巡回前商品補充数(ピッキング数)との差異数を算出する(ステップS103)。そして、管理サーバ31は、商品補充できない余剰商品の有無と差異数とを携帯端末10に通知する(ステップS104)。
その後、携帯端末10は、商品補充できない余剰商品の有無と差異数とを受けると、荷卸しに関する案内表示を行う(ステップS105)。これにより、余剰商品の無駄な荷卸しを防止することができ、商品の廃棄ロスを低減できる。その後、ルートマン100の補充作業を含む作業が終了した場合(ステップS106:Yes)、携帯端末10は管理サーバ31に対して作業完了通知を行う(ステップS107)。一方、作業完了通知を受けた管理サーバ31は、在庫DB33の更新を行って(ステップS108)、1つの自動販売機に対する商品補充処理を終了する。
<商品補充処理の一例>
図5は、商品補充処理の一例を説明する説明図である。図5に示すように、この自動販売機では、商品Aが予測に反して販売数が少なかったため、商品Aのピッキング数(巡回前商品補充数)は現在の商品補充可能数よりも多くなり、商品補充できない余剰商品は配送車内在庫として荷卸しをしないようにしている。
一方、商品Bは予測に反して販売数が多かったため、商品Bのピッキング数は現在の商品補充可能数よりも少なくなり、余剰商品は発生せず、ピッキング数の商品がすべて当日積み込み数として補充される。
<変形例1>
ここで、上記の実施の形態では、巡回補充が進むにつれて配送車20に余剰商品が増えてしまう可能性がある。配送車20において、商品補充できない余剰商品は、特に夏場の外気温が高い場合、持ち帰っても溶けて廃棄せざるを得ないため、配送車20内の余剰商品を減らすことも重要である。そこで、本変形例1では、余剰商品を、以降の配送ルートRの自動販売機又は近隣の自動販売機に補充して、配送車20内の余剰商品を減らすようにしている。
図6は、自動販売機システムの変形例1における各自動販売機に対する商品補充処理手順を示すシーケンス図である。なお、管理サーバ31は、ほぼリアルタイムで通信ユニット11,12を介して自動販売機1,2から商品販売の一件明細を取得している。
図6に示すように、携帯端末10は、配送車20が自販機設置場所近くの駐車場に到着する(ステップS201:Yes)と、到着通知を管理サーバ31に通知する(ステップS202)。この到着通知を受けた管理サーバ31は、現在の商品補充可能数を算出し、これと巡回前商品補充数(ピッキング数)との差異数を算出する(ステップS203)。
その後、管理サーバ31は、商品補充できない余剰商品が発生したか否かを判定する(ステップS204)。の有無と差異数とを携帯端末10に通知する(ステップS104)。商品補充できない余剰商品が発生した場合(ステップS204:Yes)、管理サーバ31は携帯端末10に対して、余剰商品有りと差異数の通知を行う(ステップS205)。
一方、商品補充できない余剰商品が発生しない場合(ステップS204:No)、管理サーバ31はさらに、補充商品が不足しているか否かを判定する(ステップS206)。補充商品が不足している場合(ステップS206:Yes)、さらに余剰商品があるか否かを判定する(ステップS207)。余剰商品がある場合(ステップS207:Yes)には、補充可能な余剰商品有りの通知を携帯端末10に通知する(ステップS208)。この場合、先に余剰商品となった補充商品を優先して補充する情報を含めるとよい。
補充商品が不足していない場合(ステップS206:No)、あるいは、余剰商品がない場合(ステップS207:No)には、携帯端末10に商品補充の変更がない旨を通知する(ステップS209)。
ステップS205、S208、S209の通知を受けた携帯端末10は、それぞれの通知に対応した案内表示を行う(ステップS210)。なお、ステップS208の通知を受けた場合、例えば、「商品Aを2本追加して補充してください。」とする追加補充の案内表示を行う。余剰商品の追加補充は、管理サーバ31からの指示であってもよいし、案内表示を参照したルートマン100の任意であってもよい。
その後、ルートマン100の補充作業を含む作業が終了した場合(ステップS211:Yes)、携帯端末10は管理サーバ31に対して作業完了通知を行う(ステップS212)。一方、作業完了通知を受けた管理サーバ31は、在庫DB33の更新を行って(ステップS213)、1つの自動販売機に対する商品補充処理を終了する。
<商品補充処理の一例>
図7は、変形例1による商品補充処理の一例を説明する説明図である。ここでは、自動販売機1において余剰商品が発生し、この余剰商品を自動販売機2において不足した補充商品としている。図7に示すように、自動販売機1では、商品A、Bはともに予測に反して販売数が少なかったため、商品A,Bのピッキング数(巡回前商品補充数)は現在の商品補充可能数よりも多くなり、商品補充できない余剰商品は配送車内在庫として荷卸しをしないようにしている。
一方、自動販売機2では、商品A,Bはともに予測に反して販売数が多かったため、商品A,Bのピッキング数は現在の商品補充可能数よりも少なくなり、余剰商品は発生しない。そして、ピッキング数の商品がすべて当日積み込み数として補充され、補充商品が満杯数にならないが、自動販売機1で発生した商品A,Bの余剰商品を、自動販売機2の不足した補充商品として補充している。これにより、配送車20内の余剰商品の在庫数を減らすことができる。
<変形例2>
ここで、新商品の販売時などの商品入れ替えタイミングにおいては、商品入れ替え前の自動販売機内の在庫を引き出し、新商品を補充するようにしている。この場合、引き出した商品は配送車内在庫になってしまう。そこで、本変形例2では、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品を余剰商品として取り扱い、変形例1と同様に余剰商品を補充商品として補充し、配送車20内の余剰商品を減らすようにしている。
<商品補充処理の一例>
図8は、変形例2による商品補充処理の一例を説明する説明図である。ここでは、自動販売機1において、商品Cが商品Aに入れ替えられ、引き出された商品Aは、余剰商品として管理される。また、商品Bは商品補充に伴う余剰商品が発生している。ここで、本変形例2では、自動販売機2において、引き出された商品Aを商品Aの余剰商品として取り扱い、補充商品として商品Aの補充を行う。また、商品Bの余剰商品は、商品Bの補充商品として商品Bの補充を行う。これにより、配送車20内の余剰商品の在庫数を減らすことができる。
<変形例3>
なお、商品Aを商品Cに入れ替えることは事前にわかっているので、管理サーバ31は、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品が生じ、商品の入れ替え以降に巡回する自動販売機が引き出し商品と同一商品の補充を行う場合、巡回前商品補充数を、引き出し商品と同一商品の商品補充数を差し引いて相殺した数にするとよい。
図9は、変形例3による商品補充処理の一例を説明する説明図である。図9に示すように、自動販売機1の商品Cから商品Aへの入れ替えに伴う引き出し商品Cを予測しておき、この引き出し商品Cが自動販売機2の商品Cへの補充商品として計画しておく。これにより、商品Cのピッキング数が減り、配送車20内の商品Cの余剰商品を減らすことができる。
<変形例4>
ところで、配送ルートR上の自動販売機でなくても、現在商品補充が完了した自動販売機の近くに、余剰商品と同一商品の商品補充が可能な自動販売機がある場合、この自動販売機に商品補充を行う方が効率的に配送車内の余剰商品を減らすことができる。すなわち、管理サーバ31は、商品補充を行った自動販売機の所定範囲内に余剰商品と同じ商品を販売する自動販売機であって該余剰商品の補充が可能な自動販売機が存在する場合、該自動販売機に対して、巡回予定がなくても、商品補充後、携帯端末10を介して、ルートマン100に、所定範囲内の自動販売機に対して余剰商品の商品補充の補充案内又は補充指示を行う。
図10は、変形例4による商品補充処理の概念を示す説明図である。図10に示すように、配送ルートRには自動販売機1,2が存在し、配送ルートR以外の自動販売機3が自動販売機1から半径rの所定範囲E内に存在している。ここで、自動販売機1に対する商品補充が終了した時点で、配送車20に自動販売機3の補充商品と同じ商品が余剰商品として残っている場合、管理サーバ31は、携帯端末10に対して、この余剰商品を自動販売機3に対して補充する補充案内又は補充指示を行う。
この場合、ルートマン100は配送車20を移動させず、配送車20から余剰商品を非卸しして自動販売機3に運搬して商品補充を行う。なお、配送ルートR外の自動販売機3に対する余剰商品の補充条件は、所定範囲E内に限らず、自動販売機3の商品補充数が所定値以上であってもよいし、加重条件としてもよい。
<変形例5>
ところで、商品入れ替え時、入れ替え前の自動販売機内在庫を引き出し、新商品を補充し、引き出した商品は配送車まで戻されるが、商品入れ替え作業は時間がかかるため、引き出した商品が外気温によって溶けてしまう。そこで、本変形例5では、アイスクリーム商品の入れ替えを行う自動販売機において商品入れ替え時に引き出し商品がある場合、巡回前に該自動販売機の管理設定温度を下げておく。この管理設定温度を下げる指示は、配送計画情報34を有する管理サーバ31が自動販売機に対して行う。なお、予め管理設定温度を下げておいても、冷却されるのは引き出し商品であるため、補充される商品には影響を及ぼさない。
図11は、管理サーバ31による自動販売機の管理設定温度の低下処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、まず、管理サーバ31は、配送計画情報34を参照して、配送計画に商品の入れ替えがあるか否かを判定する(ステップS301)。商品の入れ替えがある場合(ステップS301:Yes)、さらに、自動販売機内に引き出し商品が残っているか否かを判定する(ステップS302)。自動販売機内に引き出し商品が残っている場合(ステップS302:Yes)、管理サーバ31は、商品入れ替えを行う自動販売機に対して前日から管理設定温度を下げる指示を行う(ステップS303)。
その後、販売停止条件に合致するか否かを判定する(ステップS304)。販売停止条件とは、例えば、引き出し商品の一日の販売数が所定数を超える場合である。販売停止条件に合致する場合(ステップS304:Yes)、販売停止表示を行わせて(ステップS305)、本処理を終了する。一方、商品の入れ替えがない場合(ステップS301:No)、自動販売機内に引き出し商品が残っていない場合(ステップS302:No)、販売停止条件に合致しない場合(ステップS304:No)には、そのまま本処理を終了する。
なお、販売停止表示を行うのは、商品が売れる自動販売機では、冷却によって商品が固くなっており、商品販売に適さないからである。また、商品が売れる自動販売機では、アイスクリーム商品が固くなり過ぎないように、管理設定温度を下げ過ぎない適正な温度で冷却するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例1~4では、アイスクリーム、乳製品、冷凍食品などの温度管理商品を対象として説明したが、これに限らず、一般の缶飲料商品などにも適用できる。
なお、上述した実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1,2、3 自動販売機
10 携帯端末
11,12 通信ユニット
20 配送車
30 クラウド
31 管理サーバ
32 自販機DB
33 在庫DB
34 配送計画情報
40 台車
100 ルートマン
101 食品管理庫
A,B,C 商品
D1 自販機在庫情報
D2 配送車在庫情報
E 所定範囲
LO,LP1,LP2 設置場所
PP1,PP2 駐車場
R 配送ルート
r 半径

Claims (7)

  1. 複数の自動販売機、及び、所定の配送ルートに従って各自動販売機に商品補充を行う巡回作業員の携帯端末に接続された管理サーバを有し、前記管理サーバは、各自動販売機から取得した商品販売情報をもとに各自動販売機の商品在庫数を取得し、取得した商品在庫数をもとに各自動販売機に対する商品補充数を算出するとともに、該商品補充数をもとに巡回する各自動販売機に対する商品ごとの巡回前の商品補充数である巡回前商品補充数を算出し、前記巡回作業員が、前記巡回前商品補充数の補充商品を配送車に積載して巡回することによって各自動販売機に対する商品補充を行う自動販売機システムであって、
    前記携帯端末は、前記巡回作業員が商品補充をすべき自動販売機の近傍に到着して前記配送車を駐車した場合、補充商品の荷卸しを行う前に前記巡回作業員の操作により前記管理サーバに到着通知を行い、
    前記管理サーバは、前記携帯端末から前記到着通知を受けた場合、補充作業を行う自動販売機の現在の商品販売情報をもとに現在の商品補充可能数を算出し、前記配送車が積載した巡回前商品補充数と前記商品補充可能数との差異数をもとに、商品補充できない余剰商品の有無と前記差異数とを前記携帯端末に通知し、
    前記携帯端末は、前記管理サーバからの通知をもとに、商品補充できない余剰商品が有った場合、前記差異数をもとに必要最小限の補充商品の荷卸しを案内表示することを特徴とする自動販売機システム。
  2. 前記管理サーバは、商品補充できない余剰商品が有った場合、以降に巡回する自動販売機において同一商品の補充が不足する場合に前記余剰商品を前記配送車の補充商品として補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
  3. 前記管理サーバは、先に前記余剰商品となった補充商品を優先して商品補充の補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機システム。
  4. 前記余剰商品には、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品が含まれることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動販売機システム。
  5. 前記管理サーバは、商品補充を行った自動販売機の所定範囲内に前記余剰商品と同じ商品を販売する自動販売機であって該余剰商品の補充が可能な自動販売機が存在する場合、該自動販売機に対して、巡回予定がなくても、商品補充後、前記携帯端末を介して、前記巡回作業員に該自動販売機に対して該余剰商品の商品補充の補充案内又は補充指示を行うことを特徴とする請求項2~4のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  6. 前記管理サーバは、商品の入れ替えに伴って自動販売機から引き出した引き出し商品が生じ、商品の入れ替え以降に巡回する自動販売機が前記引き出し商品と同一商品の補充を行う場合、前記巡回前商品補充数は、該引き出し商品と同一商品の商品補充数を差し引いて相殺した数とすることを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
  7. 前記管理サーバは、アイスクリーム商品の入れ替えを行う自動販売機において商品入れ替え時に引き出し商品がある場合、巡回前に該自動販売機の管理設定温度を下げておくことを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の自動販売機システム。
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