JP7785287B2 - グリセロールモノメタクリレートの製造方法 - Google Patents
グリセロールモノメタクリレートの製造方法Info
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Description
前記単離工程は、
前記反応液と塩基性水溶液とを混合して前記酸触媒を中和処理すると共に両液の混合水溶液からなる1次処理液を得る酸触媒処理工程;
非水溶性非極性有機溶媒を用いて、前記1次処理液から前記副生成物を前記非水溶性非極性有機溶媒中に選択的に抽出することにより除去して、前記副生成物が除去された水溶液からなる2次処理液を得る副生成物除去工程;
非水溶性極性有機溶媒を用いて、前記2次処理液からグリセロールモノメタクリレートを該非水溶性極性有機溶媒中に選択的に抽出して、グリセロールモノメタクリレート並びに不可避的に同時抽出されるグリセリン、メタクリル酸及び前記酸触媒を含み、且つ、グリセロールモノメタクリレート100質量部に対するグリセリン及びメタクリル酸の含有量が、夫々、メタクリル酸:8質量部以下、グリセリン:7質量部以下である有機溶媒溶液からなる3次処理液を得る目的物抽出工程;
前記3次処理液と炭酸イオンを担持したハイドロタルサイト(以下「CHT」と略記することもある。)とを接触させてから両者を分離することにより、前記3次処理液から前記酸触媒及びメタクリル酸を吸着除去して、これら成分が除去された有機溶媒溶液からなる4次処理液を得る吸着処理工程;並びに
前記4次処理液から溶媒を除去することにより精製グリセロールモノメタクリレートを得る溶媒除去工程;
を含むことを特徴とする前記グリセロールモノメタクリレートの製造方法である。
前記工程で得られた精製グリセロールモノメタクリレート;分子内に1つ以上のラジカル重合性基を有し、前記ジオール化合物(a1)およびジイソシアネート化合物の何れとも重付加反応を起こさない重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含む第1原料組成物を調製する第1原料組成物調製工程、
前記第1原料組成物とジイソシアネート化合物(a2)とを混合して前記精製グリセロールモノメタクリレートと該ジイソシアネート化合物(a2)とを重付加反応させることにより、数平均分子量が1500~5000であり、かつ、ラジカル重合性基を有するポリウレタン成分(A)を形成させて、該ポリウレタン成分(A)、前記重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含み、未反応の前記精製グリセロールモノメタクリレート及び/又は未反応の前記ジイソシアネート化合物(a2)を含んでいてもよい第2原料組成物を調製する第2原料組成物調製工程、および
前記第2原料組成物中の前記ポリウレタン成分(A)におけるラジカル重合性基と、前記重合性単量体(B)と、をラジカル重合させて前記第2原料組成物を硬化させてポリウレタン系複合材料を得る硬化工程、
を含むことを特徴とする前記ポリウレタン系複合材料の製造方法である。
本発明のGLM製法は、酸触媒を用いて特定の原料を反応させて、反応目的物、反応副生成物、未反応原料、及び酸触媒を含む反応液を得る反応工程と、前記反応液からグリセロールモノメタクリレートを単離するための特定の単離工程を含む。以下、これら工程について説明する。
反応工程では、グリセリンと、メタクリル酸と、を酸触媒の存在下でエステル化反応を行って、反応目的物であるグリセロールモノメタクリレート(GLM)、グリセロールジメタクリレートを含む反応副生成物、未反応原料化合物であるグリセリン及びメタクリル酸、並びに酸触媒を含む反応液を得る。
前記反応液及び後述する各処理液中の各成分の量は以下に示す分析方法により確認することができる。
検出器:水素炎イオン化検出器 (FID)
カラム:Agilent J&W DB-5(アジレント・テクノロジー社製)
カラム温度:40~250℃。
検出器:フォトダイオードアレイ検出器210nm (PDA検出器)
カラム:Inertsil ODS―2(ジーエルサイエンス社製)
カラム温度:40℃
展開溶媒:アセトニトリル/1wt%リン酸水溶液=50/50
流速:1ml/min.
さらに、酸触媒はp-トルエンスルホン酸のようなHPLC測定で測定できるものはHPLCで測定を行い、硫酸、硝酸などHPLC測定で測定することができず、イオンクロマトグラフで測定できるものは、例えば次のような条件でイオンクロマトグラフ測定に基づき定量することができる。
検出器:電気伝導度検出器
分離カラム:Dionex IonPac AS18-fast(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)
溶離液:KOH水溶液
溶離液流量:1.0mL/min。
単離工程では、前記反応液からグリセロールモノメタクリレートを単離する。本発明のGLM製法は、単離工程として酸触媒処理工程;副生成物除去工程;目的物抽出工程;吸着処理工程;及び溶媒除去工程;の5つの工程を含む点が大きな特徴となっている。以下各工程について説明する。
酸触媒処理工程では、前記反応液と塩基性水溶液を混合して、酸性物質である、前記酸触媒及びメタクリル酸を中和処理して塩として失活させるとともに両液の混合水溶液からなる1次処理液を得る。得られる1次処理液は、pH6~9になるように塩基性水溶液を添加することが好ましい。pHが9を超える塩基性水溶液を添加した際は1次処理液に含まれるGLMが加水分解してしまうため、9以下であることが好ましい。また、pHを6以上にすることで反応液に含まれるメタクリル酸、酸触媒の十分な量を中和することができる。メタクリル酸、酸触媒の中和及びGLMの分解を防ぐという観点から、pHは7~8がより好ましい。pHは一般的に使用されるpH試験紙を使用し測定すればよい。この時、酸触媒及びメタクリル酸は全てが中和され塩になることは無く、残存酸触媒及びメタクリル酸が1次処理液には含まれることとなる。塩基性水溶液は後述する量、濃度、体積を適宜添加すればよい。後述する目的物抽出工程で、メタクリル酸が多く確認された場合は追加洗浄をしてメタクリル酸を範囲内にすればよく、酸触媒に関しても、追加でCHTを添加すれば除去することが可能であるためである。
副生成物除去工程では、前記1次処理液と非水溶性非極性有機溶媒を混合して、1次処理液から副生成物を非水溶性非極性有機溶媒中に選択的に抽出することにより除去して、副生成物が除去された水溶液からなる2次処理液を得る。
目的物抽出工程では、前記2次処理液と非水溶性極性有機溶媒を用いて、前記2次処理液からグリセロールモノメタクリレートを該非水溶性極性有機溶媒中に選択的に抽出して、グリセロールモノメタクリレート並びに不可避的に同時抽出されるグリセリン、メタクリル酸及び前記酸触媒を含み、且つ、グリセロールモノメタクリレート100質量部に対するグリセリン及びメタクリル酸の含量が、夫々、メタクリル酸:8質量部以下、グリセリン:7質量部以下である有機溶媒溶液からなる3次処理液を得る。
吸着処理工程では、前記3次処理液とCHTとを接触させてから両者を分離することにより、前記3次処理液から前記酸触媒及びメタクリル酸を吸着除去して、これら成分が除去された有機溶媒溶液からなる4次処理液を得る。
溶媒除去工程では、上記吸着処理工程で得られた4次処理液から溶媒を留去する。溶媒留去は、重合を防ぐため、20~100℃の範囲で行うことが好ましい。圧力は、温度によるが、0.1kPaから50kPaで行うことができる。また、溶媒留去の際には、事前に重合禁止剤を添加することが好ましい。重合禁止剤の添加量は、反応工程で使用したメタクリル酸100質量部に対して、0.001質量部から1.0質量部が好ましく、0.01質量部から0.5質量部がより好ましい。
そして、該GLMは、CHPMとGMAを含まないため、特許文献1に示される方法におけるジオール化合物(a1)として好適に使用することができる。
前記したように、本発明のGLM製法により得られた精製GLMは、特許文献1に示されるポリウレタン系複合材料の製造方法におけるジオール化合物(a1)として好適に使用することができる。そこで、上記ポリウレタン系複合材料の製造方法において前記精製GLMを用いた、本発明の複合材製法について説明する。
第1原料組成物調製工程:前記工程で得られた精製グリセロールモノメタクリレート;分子内に1つ以上のラジカル重合性基を有し、前記ジオール化合物(a1)およびジイソシアネート化合物の何れとも重付加反応を起こさない重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含む第1原料組成物を調製する工程
第2原料組成物調製工程: 前記第1原料組成物とジイソシアネート化合物(a2)とを混合して前記精製グリセロールモノメタクリレートと該ジイソシアネート化合物(a2)とを重付加反応させることにより、数平均分子量が1500~5000であり、かつ、ラジカル重合性基を有するポリウレタン成分(A)を形成させて、該ポリウレタン成分(A)、前記重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含み、未反応の前記精製グリセロールモノメタクリレート及び/又は未反応の前記ジイソシアネート化合物(a2)を含んでいてもよい第2原料組成物を調製する第2原料組成物調製工程、
硬化工程: 前記第2原料組成物中の前記ポリウレタン成分(A)におけるラジカル重合性基と、前記重合性単量体(B)と、をラジカル重合させて前記第2原料組成物を硬化させてポリウレタン系複合材料を得る工程。
実施例1
(1)反応工程: 冷却管、温度計、撹拌機を備えたナスフラスコに、グリセリン22.1g(0.24モル)、メタクリル酸10.3g(0.12モル)、酸触媒としてのp-トルエンスルホン酸一水和物0.47g(0.0048モル)、重合禁止剤としてのジブチルヒドロキシトルエン0.13g(0.00048モル)を仕込み、オイルバスで加熱し撹拌しながら90℃に昇温した。その後3時間反応を行った。反応終了後ナスフラスコをオイルバスから外し室温に冷却して反応液を得た。
実施例1の(2)酸触媒処理工程において、塩基性水溶液を5wt%炭酸カリウム水溶液30mlに変更したこと以外は実施例1と同様に行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、4次処理液中のメタクリル酸、酸触媒、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例1の(4)目的物抽出工程において、酢酸エチルの添加、撹拌を1回のみしか行わなかったこと以外は実施例1と同様に行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、4次処理液中のメタクリル酸、酸触媒、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例1の(2)酸触媒処理工程において、塩基性水溶液を4wt%炭酸カリウム水溶液90mlに変更したこと以外は実施例1と同様に行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、4次処理液中のメタクリル酸、酸触媒、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例1の(1)反応工程と同様にして反応液を得、(2)酸触媒処理工程及び(3)副生成物除去工程を省略して反応液に酢酸エチル60mlを添加して希釈した後に、得られた希釈溶液にCHTを3.5g添加し、室温で10分間撹拌を行った。撹拌後、希釈溶液を確認するとCHTが膨潤しており、分離することが出来なかった。
実施例1と同様にして(1)反応工程及び(2)酸触媒処理工程を行い、1次処理液を得た。その後、(2)酸触媒処理工程及び(3)副生成物除去工程を省略して1次処理液にジブチルヒドロキシトルエンを0.01g添加してからさらにCHTを3.5g添加し、室温で10分間撹拌を行った。撹拌後、中和処理水溶液を確認すると、CHTが膨潤しており、CHTを分離することが出来なかった。
実施例1と同様にして(1)反応工程、(2)酸触媒処理工程、(3)副生成物除去工程及び(4)目的物抽出工程を行い、3次処理液を得た。その後、(5)吸着処理工程を省略し、(6)溶媒除去工程と同様に溶媒除去を行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例2と同様にして(1)反応工程、(2)酸触媒処理工程、(3)副生成物除去工程及び(4)目的物抽出工程を行い、3次処理液を得た。その後、(5)吸着処理工程を省略し、(6)溶媒除去工程と同様に溶媒除去を行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例3と同様にして(1)反応工程、(2)酸触媒処理工程、(3)副生成物除去工程及び(4)目的物抽出工程を行い、3次処理液を得た。その後、(5)吸着処理工程を省略し、(6)溶媒除去工程と同様に溶媒除去を行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例4と同様にして(1)反応工程、(2)酸触媒処理工程、(3)副生成物除去工程及び(4)目的物抽出工程を行い、3次処理液を得た。その後、(5)吸着処理工程を省略し、(6)溶媒除去工程と同様に溶媒除去を行った。3次処理液中のメタクリル酸、グリセリン、及び、精製グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
温度計、撹拌器、還流管および滴下ロートを備え付けた500ml四つ口フラスコに水270g(15モル)、硫酸0.1g(0.001モル)およびヒドロキノン0.014gをとり、グリシジルメタクリレート142.2g(1モル)を滴下しながら70~80℃で5時間反応を行い、さらに1時間反応を続けた。次に30℃に温度を下げて水を加えた後にCHTを1.4g添加し、30分間撹拌を行った。その後CHTをろ過して取り除き、ヒドロキノン0.014gを添加した後、40℃,0.4KPaの減圧度で脱水した。得られた反応生成物は153.8gであった。グリセロールモノメタクリレートの純度、その含有するメタクリル酸、酸触媒の量は表1に示した。
実施例5~8及び比較例8~12
夫々、実施例1~4及び比較例3~7で得られた精製GLMをジオール化合物(a1)として用いて以下に示すようにして、第1原料組成物調製工程、第2原料組成物調製工程、及び硬化工程を行い、ポリウレタン系複合材料を製造した。
ジイソシアネート化合物(a2):m-キシリレンジイソシアネート:12.50質量部
重合性単量体(B):エチレングリコールジメタクリレート:5.79質量部
ラジカル重合開始剤(C):tert-ブチルパーオキシラウレート:0.08質量部
充填材(D):シリカ-ジルコニア(平均粒径:0.4μm、メタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル表面処理物):49.70質量部 及び シリカ-チタニア(平均粒径:0.08μm、メタクリル酸3-(トリメトキシシリル)プロピル表面処理物):21.30質量部。
得られたポリウレタン系複合材料2.0gを粉砕し、アセトン50ml加え室温で攪拌を行った。その後抽出液をろ過し、ポリウレタン系複合材料を除去した後に、得られた抽出液を2.0mlまで濃縮した。得られた抽出液を下記に示す測定条件でGCMSにより測定を行い、GMA,CHPMの残存の確認を行った。
測定装置:Agilent J&WGCMS(アジレントテクノロジー社製)
・カラム:DB―WAX
・インジェクション温度:260℃
・カラム温度:40℃から250℃まで10℃/minで昇温
・検出方法:SIMモード 指定分子量 GMA(69) CHPM(69)。
得られたポリウレタン系複合材料の外観およびポリウレタン系複合材料を略2等分して得た切断面を目視で観察することにより、ポリウレタン系複合材料の着色を評価した。ここで、ポリウレタン系複合材料が着色を有するか否かは、ポリウレタン系複合材料の表面および切断面において、比較例12で得られたポリウレタン系複合材料と比較し、色の変化により判断し、色の変化が確認されない場合は〇とし、色の変化が確認された場合は×とした。
Claims (7)
- グリセリンと、メタクリル酸と、を酸触媒の存在下で反応させて、反応目的物であるグリセロールモノメタクリレート、グリセロールジメタクリレートを含む反応副生成物、未反応原料化合物であるグリセリン及びメタクリル酸、並びに酸触媒を含む反応液を得る反応工程;及び
前記反応液からグリセロールモノメタクリレートを単離する単離工程;
を含んでなるグリセロールモノメタクリレートの製造方法であって、
前記単離工程は、
前記反応液と塩基性水溶液とを混合して前記酸触媒を中和処理すると共に両液の混合水溶液からなる1次処理液を得る酸触媒処理工程;
非水溶性非極性有機溶媒を用いて、前記1次処理液から前記副生成物を前記非水溶性非極性有機溶媒中に選択的に抽出することにより除去して、前記副生成物が除去された水溶液からなる2次処理液を得る副生成物除去工程;
非水溶性極性有機溶媒を用いて、前記2次処理液からグリセロールモノメタクリレートを該非水溶性極性有機溶媒中に選択的に抽出して、グリセロールモノメタクリレート並びに不可避的に同時抽出されるグリセリン、メタクリル酸及び前記酸触媒を含み、且つ、グリセロールモノメタクリレート100質量部に対するグリセリン及びメタクリル酸の含有量が、夫々、メタクリル酸:8質量部以下、グリセリン:7質量部以下である有機溶媒溶液からなる3次処理液を得る目的物抽出工程;
前記3次処理液と炭酸イオンを担持したハイドロタルサイトとを接触させてから両者を分離することにより、前記3次処理液から前記酸触媒及びメタクリル酸を吸着除去して、これら成分が除去された有機溶媒溶液からなる4次処理液を得る吸着処理工程;並びに
前記4次処理液から溶媒を除去することにより精製グリセロールモノメタクリレートを得る溶媒除去工程;
を含むことを特徴とする前記グリセロールモノメタクリレートの製造方法。 - 前記反応工程における前記反応を、無溶媒、重合禁止剤の共存下で行う、請求項1に記載のグリセロールモノメタクリレートの製造方法。
- 前記溶媒除去工程において、高効率液体クロマトグラフィー分析により得られる検出ピークの総面積に占めるグリセロールモノメタクリレートのピーク面積の割合(面積%)で定義される純度が90(面積%)以上であり、前記酸触媒及びメタクリル酸の含有量が夫々、前記酸触媒:0.015質量部以下及びメタクリル酸:6質量部以下である、精製グリセロールモノメタクリレートを得る、請求項1又は2に記載のグリセロールモノメタクリレートの製造方法。
- 歯科用ポリウレタン系樹脂原料用のグリセロールモノメタクリレートを製造する、請求項1~3の何れか1項に記載のグリセロールモノメタクリレートの製造方法。
- 1つ以上のラジカル重合性基を有するジオール化合物(a1)であるグリセロールモノメタクリレートを請求項1に記載の方法で製造して精製グリセロールモノメタクリレートを得る工程、
前記工程で得られた精製グリセロールモノメタクリレート;分子内に1つ以上のラジカル重合性基を有し、前記ジオール化合物(a1)およびジイソシアネート化合物の何れとも重付加反応を起こさない重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含む第1原料組成物を調製する第1原料組成物調製工程、
前記第1原料組成物とジイソシアネート化合物(a2)とを混合して前記精製グリセロールモノメタクリレートと該ジイソシアネート化合物(a2)とを重付加反応させることにより、数平均分子量が1500~5000であり、かつ、ラジカル重合性基を有するポリウレタン成分(A)を形成させて、該ポリウレタン成分(A)、前記重合性単量体(B);ラジカル重合開始剤(C);及び充填材(D)を含み、未反応の前記精製グリセロールモノメタクリレート及び/又は未反応の前記ジイソシアネート化合物(a2)を含んでいてもよい第2原料組成物を調製する第2原料組成物調製工程、および
前記第2原料組成物中の前記ポリウレタン成分(A)におけるラジカル重合性基と、前記重合性単量体(B)と、をラジカル重合させて前記第2原料組成物を硬化させてポリウレタン系複合材料を得る硬化工程、
を含むことを特徴とする前記ポリウレタン系複合材料の製造方法。 - 前記精製グリセロールモノメタクリレートが歯科用ポリウレタン系樹脂原料用であり、歯科用ポリウレタン系複合材料を製造する請求項5に記載のポリウレタン系複合材料の製造方法。
- 請求項6に記載の歯科用ポリウレタン系複合材料の製造方法を含む歯科切削加工用材料の製造方法。
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