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JP7786265B2 - 車両用フロントピラー - Google Patents
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JP7786265B2 - 車両用フロントピラー - Google Patents

車両用フロントピラー

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Description

本発明は、車両用フロントピラーに関するものである。
一般に、車両のフロントピラーを形成する領域は、車外側のサイドアウタパネルと車内側のヒンジリンフォースとを含んで構成されている。例えば、本出願人による特許文献1の技術では、図1および図2に示されているように、フロントピラーを形成する領域の車外側にサイドボディアウタパネル102が設けられ、その車内側にピラーヒンジリンフォース140が設けられている。ピラーヒンジリンフォース140は、図2(b)に示されているように、フロントサイドドアのドアヒンジが取り付けられる複数のヒンジ取付部146a、146bを有している。
特開2015-229369号公報
上述したヒンジリンフォースは、フロントサイドドアを支える部材であるため、剛性を確保する目的で車内側に補強部材を備えることが多い。この補強部材は、ドア下がり対策の他、衝突性能やNVH性能を満たすために、寸法の拡大や、個数の追加がよく行われる。しかしながら、これらの対応は、コストや車両重量を増加させる要因になりやすい。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構成でドアヒンジの周囲の剛性を向上可能な車両用フロントピラーを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントピラーの代表的な構成は、車両のルーフからサイドシルにわたって設けられる車両用フロントピラーにおいて、当該車両用フロントピラーは、複数のドアヒンジが取り付けられる車内側のヒンジリンフォースと、ヒンジリンフォースの車外側に接合されるサイドアウタパネルとを備え、ヒンジリンフォースは、当該ヒンジリンフォースの後縁を形成する後側フランジ部と、後側フランジ部の前側から車外側に屈曲し延びている後壁部と、後壁部から前方に屈曲し延びている側壁部と、側壁部のうち少なくとも上下二か所に設けられて複数のドアヒンジがそれぞれ取り付けられる複数のヒンジ取付部と、後側フランジ部のうち複数のヒンジ取付部の少なくとも1つの後方の箇所に設けられて車両のステアリングサポートメンバが取り付けられるサポートメンバ取付部と、後壁部のうち複数のヒンジ取付部それぞれの後方の領域に形成され他の領域よりも前方に傾斜している傾斜領域と、を有し、後壁部と側壁部との間の稜線のうち傾斜領域に沿った部分は、車両前方に湾曲して窪んでいることを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な構成でドアヒンジの周囲の剛性を向上可能な車両用フロントピラーを提供することが可能になる。
本発明の実施例に係る車両用フロントピラーの概要を示した図である。 図1のサイドアウタパネルをヒンジリンフォースから取り外した状態を示した図である。 図2のヒンジリンフォースとサイドアウタパネルを示す斜視図である。 図1の車両用フロントピラーの各断面図である。 図1の車両用フロントピラーの各断面図である。 図1のフロントピラーが備える補強部材を示した図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用フロントピラーは、車両のルーフからサイドシルにわたって設けられる車両用フロントピラーにおいて、当該車両用フロントピラーは、複数のドアヒンジが取り付けられる車内側のヒンジリンフォースと、ヒンジリンフォースの車外側に接合されるサイドアウタパネルとを備え、ヒンジリンフォースは、当該ヒンジリンフォースの後縁を形成する後側フランジ部と、後側フランジ部の前側から車外側に屈曲し延びている後壁部と、後壁部から前方に屈曲し延びている側壁部と、側壁部のうち少なくとも上下二か所に設けられて複数のドアヒンジがそれぞれ取り付けられる複数のヒンジ取付部と、後側フランジ部のうち複数のヒンジ取付部の少なくとも1つの後方の箇所に設けられて車両のステアリングサポートメンバが取り付けられるサポートメンバ取付部と、後壁部のうち複数のヒンジ取付部それぞれの後方の領域に形成され他の領域よりも前方に傾斜している傾斜領域と、を有し、後壁部と側壁部との間の稜線のうち傾斜領域に沿った部分は、車両前方に湾曲して窪んでいることを特徴とする。
上記のステアリングサポートメンバは、インストルメントパネルの前側にて、車体の左右のヒンジリンフォースに車幅方向にわたって設置される。よって、ヒンジリンフォースのなかでもサポートメンバ取付部の周囲は、剛性が高くなる。そこで、上記構成では、剛性の高いサポートメンバ取付部と、ドアヒンジからの荷重が集中しやすいヒンジ取付部とを、傾斜領域によってより短い距離でつないでいる。これによって、ヒンジ取付部の周囲の剛性を向上させ、変形を抑えることが可能になる。
さらに、上記ヒンジリンフォースは、後壁部と側壁部との稜線が傾斜領域に沿って湾曲した形状になっていて、稜線が直線的である場合に比べてより剛性が向上し、変形し難くなっている。特に、湾曲した稜線は、上下のヒンジ取付部にわたって連続していて、ドアヒンジの周辺の応力集中を効率よく防いで変形を抑えることができる。
上記のサイドアウタパネルは、ヒンジリンフォースの後側フランジ部と側壁部とに接合されて後壁部との間に三角形の第1の閉断面を形成する。
上記構成によれば、サイドアウタパネルとヒンジリンフォースとの間に三角形の第1の閉断面を形成することで、当該車両用フロントピラーの剛性をより向上させることができる。
上記のヒンジリンフォースはさらに、側壁部のうち上側のヒンジ取付部の前方で上下にわたる範囲に形成されてヒンジ取付部よりも車外側に膨出しているリンフォース膨出部を有し、リンフォース膨出部は、上方に向かうほど車外側に延びるリンフォース傾斜部を有する。
上記構成によれば、ヒンジリンフォースのうちヒンジ取付部の周囲の断面二次モーメントを大きくさせ、当該ヒンジリンフォースの剛性を向上させることができる。
上記のサイドアウタパネルは、リンフォース膨出部の車外側に設けられてリンフォース膨出部に沿って車外側に膨出しているアウタ膨出部を有し、アウタ膨出部は、上方に向かうほど車外側に延びるアウタ傾斜部を有する。
上記構成によっても、車両用フロントピラーのうちヒンジ取付部の周囲の断面二次モーメントを大きくさせ、当該車両用フロントピラーの剛性を向上させることができる。
上記のアウタ膨出部は、リンフォース膨出部との間に第2の閉断面を形成する。
上記の第2の閉断面によっても、車両用フロントピラーのうちヒンジ取付部の周囲の剛性を向上させることができる。
当該車両用フロントピラーはさらに、ヒンジリンフォースのうち複数のヒンジ取付部の間の範囲の車内側であって第1の閉断面と第2の閉断面とに前後方向にわたるよう取り付けられる補強部材を備える。
上記の補強部材によれば、第1の閉断面および第2の閉断面をつなぐことで、ヒンジリンフォースの剛性を効率よく向上させ、当該補強部材の寸法を拡大せずとも剛性の要求を満たすことができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用フロントピラー(以下、フロントピラー100)の概要を示した図である。図1は、車両の右側のフロントピラー100を車外側から見て示している。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
フロントピラー100は、フロントサイドドア用の開口102の前縁を形成する領域であって、不図示の車両のルーフからサイドシル106にわたって設けられている。当該フロントピラー100は、パネル部材として、車内側のヒンジリンフォース108と、ヒンジリンフォース108の車外側に接合されるサイドアウタパネル110とを含んでいる。
図2は、図1のサイドアウタパネル110をヒンジリンフォース108から取り外した状態を示した図である。ヒンジリンフォース108は、不図示のフロントサイドドアのドアヒンジが取り付けられる部材であってて、当該フロントピラー100のインナパネルとして機能する。
ヒンジリンフォース108は、後述する図3に示すように、上下方向にわたって車外側に膨出した形状になっている。ヒンジリンフォース108は、後縁が後側フランジ部112によって形成され、前縁が前側フランジ部114によって形成されている。後側フランジ部112は、フロントサイドドア用の開口102の前縁を形成する。前側フランジ部114は、車両の前側の他の構造物に接合される。
側壁部116は、ヒンジリンフォース108のうち車外側に膨出した上面の部位である。側壁部116には、フロントサイドドアのドアヒンジを取り付けるヒンジ取付部118、120が上下二か所に設けられている。
後側フランジ部112と側壁部116との間には段差が形成され、後方を向いた後壁部122が形成されている。
後側フランジ部112のうち、上側のヒンジ取付部118の後方の箇所には、サポートメンバ取付部124が設けられている。サポートメンバ取付部124は、車両のインストルメントパネルおよびステアリングホイールを支えるステアリングサポートメンバ136(図4(b)参照)が車内側に取り付けられる。
上述したサイドアウタパネル110は、ヒンジリンフォース108のうち、ヒンジ取付部118、120を含む、主に後側の半分程度の範囲を覆う構成になっている。
図3は、図2のヒンジリンフォース108とサイドアウタパネル110を示す斜視図である。ヒンジリンフォース108およびサイドアウタパネル110は、共に車外側に膨出した形状になっている。
ヒンジリンフォース108のヒンジ取付部118には、車外側にサイドアウタパネル110の外側ヒンジ取付部126が重ねられる。そして、ヒンジ取付部118および外側ヒンジ取付部126に対し、車外側からドアヒンジが締結固定される。
図2に示すように、本実施例のフロントピラー100では、後壁部122のうちヒンジ取付部118、120それぞれの後方の領域に、傾斜領域128、130が形成されている。傾斜領域128、130は、後壁部122のうち、他の領域よりも前方に傾斜している部位である。特に、上側のヒンジ取付部118の後方の傾斜領域128は、ヒンジ取付部118とサポートメンバ取付部124とをなるべく短い距離でつなぐよう傾斜して延びている。
図4は、図1のフロントピラー100の各断面図である。図4(a)は、図1のフロントピラー100のA-A断面図である。サイドアウタパネル110は、後側のフランジ部132および前側のフランジ部134が、ヒンジリンフォース108の後側フランジ部112および側壁部116それぞれに接合される。
ヒンジリンフォース108は、後側フランジ部112の前側から後壁部122が車外側に屈曲して延び、後壁部122から側壁部116が前方に屈曲して延びている。これら構成によって、ヒンジリンフォース108は、水平方向の断面が上方から見てハット型になっている。
図4(b)は、図1のフロントピラー100のB-B断面図である。ヒンジ取付部118は、ヒンジリンフォース108のうちハット型断面の上面となる側壁部116に設けられている。
上述したように、上側のヒンジ取付部118の後方には、傾斜領域128が設けられている。例えば、図4(b)の傾斜領域128は、図4(a)の後壁部122の車両前後方向に対する角度α1に比べて、前方に倒れるよう、後側フランジ部112とヒンジ取付部118とをより浅い角度α2で結んでいる(α1>α2)。
ステアリングサポートメンバ136は、インストルメントパネルの前側にて、車体の左右のヒンジリンフォース108に車幅方向にわたって設置される。よって、ヒンジリンフォース108のなかでも、サポートメンバ取付部124の周囲は剛性が高くなっている。
本実施例のフロントピラー100では、剛性の高いサポートメンバ取付部124と、ドアヒンジからの荷重が集中しやすいヒンジ取付部118とを、傾斜領域128によってより短い距離でつなぎ、ヒンジ取付部118の周囲の剛性を向上させて変形を抑えることが可能になっている。
再び図2を参照する。ヒンジリンフォース108は、上側の傾斜領域128だけでなく、下側のヒンジ取付部120の後方にも傾斜領域130が設けられている。これによって、後壁部122と側壁部116との間の稜線138は、傾斜領域128、130に沿った部分が車両前方に湾曲して窪んだ曲線状(曲線部138a、138b)に形成されている。稜線138のうち、傾斜領域128と傾斜領域130との間の部分は直線状(直線部138c)に延びている。
上記のヒンジリンフォース108は、後壁部122と側壁部116との稜線138が傾斜領域128、130に沿って湾曲した形状になっていて、稜線138が直線的である場合に比べて変形し難く、より剛性が向上している。特に、湾曲した稜線である曲線部138a、138bは、上下のヒンジ取付部118、120にわたって連続していて、ドアヒンジの周辺の応力集中を効率よく防ぐことが可能になっている。
これらのように、当該フロントピラー100は、傾斜領域128、130および湾曲した稜線138を利用した簡潔な構成で、ドアヒンジ取付部118、120の周囲の剛性を向上させ、ドアヒンジおよびフロントサイドドアに由来する変形を抑えることを可能にしている。
本実施例では、図4(b)に示すように、サイドアウタパネル110は、ヒンジリンフォース108の後側フランジ部112と側壁部116とに接合される。そして、当該フロントピラー100では、サイドアウタパネル110とヒンジリンフォース108の後壁部122との間に、三角形の第1の閉断面E1を形成している。
ヒンジ取付部118の後方に三角形の第1の閉断面E1を形成することによっても、ヒンジ取付部118の周囲の剛性を向上させ、フロントサイドドアに由来する変形を抑えることが可能になる。
再び図3を参照する。ヒンジリンフォース108のうち、ヒンジ取付部118の周囲には、リンフォース膨出部140が設けられている。リンフォース膨出部140は、ヒンジ取付部118よりも車外側に膨出した部位であって、側壁部116のうち上側のヒンジ取付部118の前方の下方から上方にわたる範囲を含んで形成されている。
図5は、図1のフロントピラー100の各断面図である。図5(a)は、図1のフロントピラー100のC-C断面図である。上述したように、ヒンジリンフォース108は、リンフォース膨出部140によって、上部が車外側に膨出した形状になっている。
図5(b)は、図1のフロントピラー100のD-D断面図である。リンフォース膨出部140には、傾斜したリンフォース傾斜部142が設けられている。リンフォース傾斜部142は、上方に向かうほど車外側に延びるよう傾斜している。リンフォース膨出部140の下側にリンフォース傾斜部142が設けられていることで、ヒンジリンフォース108のうちヒンジ取付部118の周囲の断面二次モーメントを大きくさせ、ヒンジリンフォース108の剛性を向上させることが可能になっている。
再び図3を参照する。サイドアウタパネル110のうち、リンフォース膨出部140の車外側の範囲には、アウタ膨出部144が設けられている。アウタ膨出部144は、リンフォース膨出部140に沿って車外側に膨出した部位であって、サイドアウタパネル110のうち上側のヒンジ取付部118の前方の下方から上方にわたる範囲を含んで形成されている。
図5(b)に示すように、アウタ膨出部144にも、傾斜したアウタ傾斜部146が設けられている。アウタ傾斜部146もまた、上方に向かうほど車外側に延びるよう傾斜した部位であり、サイドアウタパネル110のうち外側ヒンジ取付部126の周囲の断面二次モーメントを大きくさせ、サイドアウタパネル110の剛性を向上させることを可能にしている。
図4(b)に示すように、サイドアウタパネル110とヒンジリンフォース108のうち、上側のヒンジ取付部118の前側では、アウタ膨出部144とリンフォース膨出部140との位置が前後にずれていて、アウタ膨出部144とリンフォース膨出部140との間に上下方向に延びる第2の閉断面E2が形成されている。ヒンジ取付部118の前側に第2の閉断面E2が形成されていることによっても、ヒンジ取付部118の周囲の剛性は向上している。
図6は、図1のフロントピラー100が備える補強部材148を示した図である。当該補強部材148は、ヒンジリンフォース108のうち、上下のヒンジ取付部118、120の間の範囲の車内側に設けられている。
図5(a)に示すように、補強部材148は、車内側に凸の断面ハット型の構成になっていて、ヒンジリンフォース108の車内側の面との間に閉断面E3を形成する。
図4(a)に示すように、補強部材148は、上述した第1の閉断面E1と第2の閉断面E3とに、前後方向にわたるよう取り付けられている。
補強部材148は、第1の閉断面E1および第2の閉断面E2をつなぐよう閉断面E3を形成することで、ヒンジリンフォース108の剛性を効率よく向上させることができる。当該補強部材148によれば、寸法を拡大せずとも剛性の要求を満たすことができ、部品寸法の縮小および重量増加の回避を図ることができ、コストの面でも有益である。
以上のように、当該フロントピラー100によれば、傾斜領域128、130や湾曲した稜線138、さらには寸法を抑えた補強部材148を利用した簡潔な構成で、コストや重量を抑えつつも剛性を高め、衝突性能、NVH性能、ドア下がり対策等の向上を図ることが可能になっている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用フロントピラーに利用することができる。
100…フロントピラー、102…開口、104…ルーフ、106…サイドシル、108…ヒンジリンフォース、110…サイドアウタパネル、112…後側フランジ部、114…前側フランジ部、116…側壁部、118、120…ヒンジ取付部、122…後壁部、124…サポートメンバ取付部、126…外側ヒンジ取付部、128、130…傾斜領域、132…フランジ部、134…フランジ部、136…ステアリングサポートメンバ、138…稜線、138a、138b…曲線部、138c…直線部、140…リンフォース膨出部、142…リンフォース傾斜部、144…アウタ膨出部、146…アウタ傾斜部、148…補強部材、E1…閉断面、E2…閉断面、E3…閉断面

Claims (4)

  1. 車両のルーフからサイドシルにわたって設けられる車両用フロントピラーにおいて、
    当該車両用フロントピラーは、
    複数のドアヒンジが取り付けられる車内側のヒンジリンフォースと、
    前記ヒンジリンフォースの車外側に接合されるサイドアウタパネルとを備え、
    前記ヒンジリンフォースは、
    当該ヒンジリンフォースの後縁を形成する後側フランジ部と、
    前記後側フランジ部の前側から車外側に屈曲し延びている後壁部と、
    前記後壁部から前方に屈曲し延びている側壁部と、
    前記側壁部のうち少なくとも上下二か所に設けられて前記複数のドアヒンジがそれぞれ取り付けられる複数のヒンジ取付部と、
    前記後側フランジ部のうち前記複数のヒンジ取付部の少なくとも1つの後方の箇所に設けられて前記車両のステアリングサポートメンバが取り付けられるサポートメンバ取付部と、
    前記後壁部のうち前記複数のヒンジ取付部それぞれの後方の領域に形成され他の領域よりも前方に傾斜している傾斜領域と、
    を有し、
    前記後壁部と前記側壁部との間の稜線のうち前記傾斜領域に沿った部分は、車両前方に湾曲して窪んでいて、
    前記サイドアウタパネルは、前記ヒンジリンフォースの前記後側フランジ部と前記側壁部とに接合されて前記後壁部との間に三角形の第1の閉断面を形成し、
    前記ヒンジリンフォースはさらに、前記側壁部のうち上側の前記ヒンジ取付部の前方で上下にわたる範囲に形成されて該ヒンジ取付部よりも車外側に膨出しているリンフォース膨出部を有し、
    前記リンフォース膨出部は、上方に向かうほど車外側に延びるリンフォース傾斜部を有することを特徴とする車両用フロントピラー。
  2. 前記サイドアウタパネルは、前記リンフォース膨出部の車外側に設けられて該リンフォース膨出部に沿って車外側に膨出しているアウタ膨出部を有し、
    前記アウタ膨出部は、上方に向かうほど車外側に延びるアウタ傾斜部を有することを特徴とする請求項に記載の車両用フロントピラー。
  3. 前記アウタ膨出部は、前記リンフォース膨出部との間に第2の閉断面を形成することを特徴とする請求項に記載の車両用フロントピラー。
  4. 当該車両用フロントピラーはさらに、前記ヒンジリンフォースのうち前記複数のヒンジ取付部の間の範囲の車内側であって前記第1の閉断面と前記第2の閉断面とに前後方向にわたるよう取り付けられる補強部材を備えることを特徴とする請求項に記載の車両用フロントピラー。
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