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JP7789301B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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JP7789301B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機

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Description

本発明は、空気調和機の室内機に関し、さらに詳しく言えば、設置場所の状況に応じて室内機内への空気吸込方向を選択できるようにした技術に関するものである。
空気調和機の室内機の一つとして、被空調室の天井裏に設置される天井埋込ダクト型がある。天井埋込ダクト型の室内機は、高さが小さい天井裏の空間内に設置されることから扁平な直方体形状の筐体を備えている。筐体の内部は、仕切板によって熱交換器が配置される熱交換室と送風機が配置される送風機室に区画されている。
送風機室側に室内空気を取り込む空気吸込口が設けられ、熱交換室側に熱交換された調和空気が吹き出される空気吹出口が設けられる。空気吸込口には空気吸込ダクトが接続され、空気吹出口には空気吹出ダクトが接続される。
多くの場合、空気吹出口は筐体の前面側に配置され、空気吸込口は筐体の後面(背面)側に設けられるが、筐体の後面と天井裏の造作(例えば、壁や柱)との間が狭く、空気吸込口に空気吸込ダクトを接続することができない場合がある。
この点を考慮して、送風機室側の空気吸込口を、筐体の後面から空気を吸い込む後面吸込口と筐体の底面(送風機室の底面)から空気を吸い込む底面吸込口の2つとし、そのいずれかを空気吸込口として選択できるようにした室内機がある。
この室内機においてはアタッチメントパネルとしてのふさぎ板を有している。室内機が後面吸込口から空気を吸い込む場合(以下、後面吸込方式ともいう)にはふさぎ板によって底面吸込口を塞ぐ。一方、室内機が底面吸込口から空気を吸い込む場合(以下、底面吸込方式ともいう)にはふさぎ板によって後面吸込口を塞ぐ。
しかし、後面吸込口と底面吸込口の開口の面積(大きさ)が等しくない場合がある。特許文献1に記載された発明では、ふさぎ板をふさぎ板大とふさぎ板小の2枚で構成している。開口の面積の大きい吸込口を塞ぐ場合には、ふさぎ板大とふさぎ板小を重ねることなく並べて配置する。これに対して、開口の面積の小さい吸込口を塞ぐ場合には、ふさぎ板大とふさぎ板小の一部分を重ね合わせてその大きさを吸込口の大きさに合わせるようにしている。しかし、従来技術ではふさぎ板としてふさぎ板大とふさぎ板小の2枚を必要とするため、室内機の構成部品が増えてしまう。従って、室内機の組み立て作業に工数を要するうえ、部品の管理コストが上がるなどの問題があり、構成の簡素化の観点から好ましくない。
特開2015-68550号公報(図15,16等参照)
したがって、本発明の課題は空気調和機の室内機において、空気吸込口を選択可能な場合であっても、室内機の構成部品を増やすことのない空気調和機の室内機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、底面に設けられた底面吸込口と側面に設けられた側面吸込口とを有する直方体形状の筐体と、上記底面吸込口および上記側面吸込口のいずれか一方を塞ぐアタッチメントパネルとを含む空気調和機の室内機において、
上記筐体は、内部が仕切板によって熱交換器を有する熱交換室と送風機を有する送風機室とに区画され、上記底面吸込口と上記側面吸込口は上記筐体の上記送風機室側に設けられ、上記アタッチメントパネルが上記底面吸込口を塞ぐ場合、上記アタッチメントパネルの一端側は上記仕切板に固定され、上記アタッチメントパネルの一端側には、緩衝材が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、空気調和機の室内機において、空気吸込口を選択可能な場合であっても、室内機の構成部品を増やすことのない空気調和機の室内機を提供することができる。
本発明による空気調和機の室内機を示す上面側から見た斜視図。 図1のA-A線断面図。 上記室内機の送風機室側の空気吸込部を示す斜視図。 上記室内機を前面吸込方式で吸込グリルを開けた状態を示す斜視図。 上記室内機を前面吸込方式とした状態を示す斜視図。 上記室内機を底面吸込方式とした状態を示す斜視図。 上記室内機が備えているアタッチメントパネルを示す斜視図。 上記アタッチメントパネルで上記室内機の前面を塞ぐ手順を示す斜視図。 図7の丸囲み部分を示す拡大図。 上記アタッチメントパネルの一端側を仕切板に固定する状態を示す断面図。
次に、図1ないし図9を参照しながら、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、図1と図2を参照して、本実施形態の説明において、空気調和機の室内機1は、例えば天井埋込ダクト型空気調和機の室内機であり、家屋の天井裏に設置される筐体10を備えている。天井裏の空間は高さが低いため、天井裏に設置される筐体10の形状は扁平な直方体である。筐体10の四隅には、図示しない吊下げボルトにより当該筐体10を天井裏の例えば躯体スラブに吊り下げるための吊下げフック101が設けられている。なお、本実施形態では、天井埋込ダクト型室内機を用いて説明を行うが、本発明の空気調和機の室内機はこれに限られず、室内空間に露出する天吊型室内機やダクト型室内機など様々な室内機に適用することができる。
筐体10は、上面パネル11、左側面パネル12Lおよび右側面パネル12Rを備えている。図4を併せて参照して、筐体10の底面には、底蓋パネル13とアタッチメントパネル14とが配置される。筐体10の前面16と後面15は空気流通口として開放されている。
図2に示すように、筐体10の内部は、仕切板20によって左右に区画されており、その一方である後面15側が熱交換室30、他方である前面16側が送風機室40である。熱交換室30の底面は底蓋パネル13によって塞がれている。図示しないが、左側面パネル12Lは仕切板20の左側端部に固定され、右側面パネル12Rは仕切板20の右側端部に固定されている。
熱交換室30内には、熱交換器31とドレンパン32とが設けられている。送風機室40内には、送風機41が設けられている。送風機41にはシロッコファンが用いられている。本実施形態において、図3に示すように、送風機41の台数は2台であるが、1台もしくは3台以上であってもよい。
本実施形態によると、送風機41の運転により、筐体10の前面16側から室内空気が吸い込まれ、熱交換器31にて冷媒と熱交換された調和空気が筐体10の後面15側から吹き出される。
したがって、筐体10の前面16側に図示しない空気吸込ダクトが接続され、筐体10の後面15側に図示しない空気吹出ダクトが接続されるが、筐体10の前面16と天井裏の造作(例えば、壁や柱)との間に空気吸込ダクトを接続するための十分な空間がない場合、筐体10の前面16側に空気吸込ダクトを接続することができない。
そこで、本発明では、送風機室40側の空気吸込口を、筐体10の前面16から空気を吸い込む前面吸込口161と、筐体10の底面(送風機室40の底面)から空気を吸い込む底面吸込口162の2つとし、そのいずれかを選択できるようにしている。この空気吸込口の選択は、アタッチメントパネル14の取付位置を変更することにより行われる。なお、アタッチメントパネル14はメンテナンス用のサービスパネルでもある。
図4aおよび図4bはアタッチメントパネル14にて底面吸込口162を塞いで、筐体10を前面吸込口161より室内空気を吸い込む前面吸込方式とした状態を示している。これに対して、図5はアタッチメントパネル14にて前面吸込口161を塞いで、筐体10を底面吸込口162より室内空気を吸い込む底面吸込方式とした状態を示している。いずれの場合にも、吸込口にはエアフィルタを有する吸込グリル17が設けられる。本実施形態において、前面吸込口161と底面吸込口162の開口の面積(大きさ)は等しいことで吸込グリル17は前面吸込口161と底面吸込口162とに兼用される。
しかし、前面吸込口161と底面吸込口162では、その周囲で吸込グリル17を使用しない吸込口(前面吸込口161または底面吸込口162)を塞ぐ、アタッチメントパネル14を固定するネジ止め位置が異なる。
すなわち、図3に示すように、前面吸込口161と底面吸込口162を塞ぐアタッチメントパネル14が取り付けられる箇所は、ともにその横幅(左側面パネル12lと右側面パネル12R間に沿った幅)WAは等しいが、縦幅(前面吸込口161では上下方向に沿った幅WB1、底面吸込口162側では前後方向に沿った幅WB2)については、底面吸込口162側の幅WB2の方が前面吸込口161側の幅WB1より長い。アタッチメントパネル14を固定するネジ止め部が底蓋パネル13の仕切板20の下端にあるため、アタッチメントパネル14は、底面吸込口162の前後方向に沿った幅と底蓋パネル13の一端131の前後方向に沿った幅とを足し合わせた長さを有して形成されている。すなわち、アタッチメントパネル14は図6に示すように、横幅WA、縦幅WB2を有する一枚構成の板金材からなる。
そのため図7に示すように、底面吸込方式とするにあたって、アタッチメントパネル14の、縦幅WB2方向の一辺(図6では下辺)14aを、筐体10の底面と後面とが交差する角部10a(図3参照)に合わせて、アタッチメントパネル14にて後面吸込口161を塞ぐ場合、アタッチメントパネル14の一部分が筐体10の上面側にはみ出す。
ここで説明の便宜上、アタッチメントパネル14において、後面吸込口161に対応する大きさの部分をパネル本体141、筐体10の上面側にはみ出す部分をはみ出し部142という。
本発明において、はみ出し部142は上面パネル11に重なるように折り曲げ可能であり、アタッチメントパネル14は、図6に示すように、はみ出し部142を折り曲げるための折り曲げ部143を備えている。折り曲げ部143は、パネル本体141とはみ出し部142の境界線に沿って延在している。折り曲げ部143には、その折り曲げを容易とするため、機械的強度がアタッチメントパネル14の他の部位よりも機械的強度が弱められた脆弱部143aが形成されている。
本実施形態において、脆弱部143aは、図8に示すように、パネル本体141とはみ出し部142の境界線に沿って所定の間隔をもって一列状に形成された複数の長孔(スリット)143bからなる。
これによれば、室内機1を設置する天井裏において、筐体10の後面16と天井裏の造作(例えば、壁や柱)との間が狭く、筐体10の後面16と天井裏の造作との間に空気吸込ダクトを接続するための十分な空間がないため、筐体10の後面吸込口161に空気吸込ダクトを接続することができない場合、室内機1を底面吸込方式とする際に、アタッチメントパネル14にて筐体10の後面吸込口161を塞いではみ出し部142を上面パネル11に重なるように折り曲げればよく、一枚のアタッチメントパネル14にて吸込方式の選択に対応することができる。
当該室内機の出荷時には、アタッチメントパネル14は底面吸込口162を塞ぐように筐体10の底面にネジ止めされる。その際、製品の搬送時等の衝撃に耐えるように筐体10の底面側の機械的強度を高めるため、アタッチメントパネル14はその一端側であるはみ出し部142が熱交換室30の底面を覆う底蓋パネル13の一端部131とともに仕切板20にネジ止めされる。
図9は図2のX部拡大図である。図9を参照して、仕切板20は底蓋パネル13の一端部131とアタッチメントパネル14の一端部であるはみ出し部142がネジ止めされる脚部21を有している。脚部21は、熱交換室30内のドレンパン32と干渉しないように、機械室40側に向けてL字状に折り曲げられていることが好ましい。
底蓋パネル13の一端部131は、仕切板20の脚部21の下面に沿って配置され、同様に、アタッチメントパネル14の一端部であるはみ出し部142も仕切板20の脚部21の下面に沿って配置される。
底蓋パネル13の一端部131とアタッチメントパネル14のはみ出し部142は互いに重ねられた状態で仕切板20の脚部21にネジ止めされる。これにより、筐体10の底面側の機械的強度が高められる。また、折り曲げ部143は底蓋パネル13と重なることで長孔(スリット)143bが塞がれる。
アタッチメントパネル14のはみ出し部142には、図6に梨地模様で示すように例えばFPE(フォームドポリエチレン)からなる緩衝材144が設けられている。このため、底蓋パネル13の一端部131を上、その下にアタッチメントパネル14のはみ出し部142を重ねて配置して仕切板20の脚部21にネジ止めすることが好ましく、これによれば、緩衝材144によりネジ止め部分の気密性を確保することができる。また、例えば室内機1を設置場所まで搬送する際に筐体10に振動が加わっても、アタッチメントパネル14を仕切板20で強固に保持することができる。
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。当業者であるならば上記実施形態に加えられる変更もしくは改良も本発明の技術的範囲に含まれる。
10 筐体
10a,10b 筐体の角部
101 吊下げフック
11 上面パネル
12L,12R 側面パネル
13 底蓋パネル
131 底蓋パネルの一端
14 アタッチメントパネル
141 パネル本体
142 はみ出し部
143 折り曲げ部
144 緩衝材
15 筐体の前面
16 筐体の後面
161 後面吸込口
162 底面吸込口
17 吸込グリル
20 仕切板
21 脚部
30 熱交換室
31 熱交換器
32 ドレンパン
40 送風機室
41 送風機

Claims (4)

  1. 底面に設けられた底面吸込口と側面に設けられた側面吸込口とを有する直方体形状の筐体と、上記底面吸込口および上記側面吸込口のいずれか一方を塞ぐアタッチメントパネルとを含む空気調和機の室内機において、
    上記筐体は、内部が仕切板によって熱交換器を有する熱交換室と送風機を有する送風機室とに区画され、上記底面吸込口と上記側面吸込口は上記筐体の上記送風機室側に設けられ、上記アタッチメントパネルが上記底面吸込口を塞ぐ場合、上記アタッチメントパネルの一端側は上記仕切板に固定され、上記アタッチメントパネルの一端側には、緩衝材が設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 上記仕切板はその下端に脚部を有し、上記アタッチメントパネルの一端側は上記脚部の下面に固定されることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室内機。
  3. 上記脚部が上記仕切板の下端を上記送風機室側に向けて折り曲げられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の室内機。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の室内機を備える空気調和機。
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