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JP7791164B2 - 撮像装置及び情報処理方法 - Google Patents
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JP7791164B2 - 撮像装置及び情報処理方法 - Google Patents

撮像装置及び情報処理方法

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Description

本開示の技術は、撮像装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
特開2010-226496号公報には、撮像範囲中の被写体の光学像からスルー画データを生成する撮像部、撮像部の合焦位置を自動調整するオートフォーカス部、スルー画データ中の合焦位置を含む領域R1を特定する合焦領域特定部、領域R1に対応するスルー画データ中の子画面データを拡大する画像拡大部、子画面の配置を合焦領域に重ならないように設定する合成領域設定部、子画面に子画面データを合成する画像合成部、および子画面データが合成されたスルー画データを出力する画像出力部と、を備えた撮影装置が開示されている。
特開2016-004163号公報には、撮像画像内の被写体の奥行き情報を取得する奥行き情報取得部と、前記撮像画像又は前記撮像画像に対応する画像と前記奥行き情報から得られる合焦位置を指定するための情報とを重畳して表示する処理を行い、合焦位置と被写体位置との関係に応じて前記合焦位置を指定するための情報の表示状態を変化させる表示処理部と、を備える制御装置が開示されている。
特開2019-169769号公報には、被写体を撮像する撮像部と、被写体の距離分布に関連する情報をマップデータとして取得する距離マップ取得部を備える画像処理装置が開示されている。距離マップ取得部は、TOF(Time of Flight)方式や瞳分割型撮像素子を用いた撮像面位相差検出方式等により、距離マップデータまたは撮像画像に関連する像ずれ量もしくはデフォーカス量のマップデータを取得する。画像処理部は、撮像画像の低周波数成分を抑圧したテクスチャ画像のデータを生成し、テクスチャ画像のデータと、距離マップ取得部により取得されたマップデータを合成して被写体の距離分布を表現した画像データを生成する。
本開示の技術に係る一つの実施形態は、ユーザによる窓領域の設定操作が不要で、かつ合焦領域の視認性を高めることができる撮像装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。
本開示の撮像装置は、イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、プロセッサは、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、動画像データ、及び動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた情報画像データを出力し、合焦領域に応じて窓領域の位置を制御する。
プロセッサは、動画像データ及び情報画像データを表示先に出力することが好ましい。
プロセッサは、窓領域に情報画像データを配置して、動画像データと情報画像データとを合成することにより生成した合成動画像データを出力することが好ましい。
プロセッサは、合焦領域に重ならない領域に窓領域の位置を設定することが好ましい。
プロセッサは、被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として合焦領域を検出することが好ましい。
絞りを備え、プロセッサは、絞りの絞り値に応じて合焦判定範囲を設定することが好ましい。
プロセッサは、動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が合焦領域である場合に、被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として、再度合焦領域を検出することが好ましい。
プロセッサは、撮像データに基づいて被写体の距離を検出し、検出した被写体の距離の変化方向に応じて窓領域の状態を制御することが好ましい。
プロセッサは、合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が遠ざかる方向に移動して非合焦状態になることにより合焦領域が変化した場合に、窓領域の位置を一定時間変更しないことが好ましい。
プロセッサは、合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して非合焦状態になることにより合焦領域が変化した場合に、窓領域を一定時間消去するか、若しくは一定時間透過率を上げることが好ましい。
プロセッサは、合焦領域内に存在しない少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して合焦状態になることにより合焦領域が変化した場合に、窓領域の位置を一定時間変更しないことが好ましい。
プロセッサは、動画像データが表す画像の外周に沿って窓領域の位置を変更することが好ましい。
プロセッサは、動画像データが表す画像内にアイコンが表示されている場合に、アイコンを避ける経路に沿って窓領域を移動させるか、若しくは窓領域が移動する経路外にアイコンを移動させることが好ましい。
プロセッサは、窓領域が、動画像データが表す画像の一辺に沿って延伸した形状である場合に、窓領域の位置の変更方向を、窓領域の延伸方向と交差する方向に制限することが好ましい。
プロセッサは、特定の操作が行われている間には、窓領域の位置を変更しないことが好ましい。
情報画像データは、動画像データに補正を施したデータ、輝度を表すヒストグラム、又は輝度を表す波形であることが好ましい。
プロセッサは、情報画像データがピーキング画像データである場合には、窓領域の位置を、合焦領域に重なる位置に設定することが好ましい。
プロセッサは、合焦領域の大きさに応じて窓領域の大きさを変更することが好ましい。
動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が合焦領域であって、合焦領域に重ならない領域に窓領域を設定することができない場合に、窓領域を、特定の位置に設定し、透過率を上げた状態とすることが好ましい。
イメージセンサは、複数の位相差画素を備え、プロセッサは、撮像データのうち、位相差画素から得られた撮像データに基づいて合焦領域を検出することが好ましい。
位相差画素は、画素の全領域によって光電変換が行われた非位相差画像データと、画素の一部の領域によって光電変換が行われた位相差画像データとを選択的に出力可能であり、プロセッサは、位相差画素が位相差画像データを出力した場合における撮像データに基づいて合焦領域を検出することが好ましい。
本開示の情報処理方法は、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、動画像データ、及び動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた情報画像データを出力すること、合焦領域に応じて窓領域の位置を制御すること、を含む。
本開示のプログラムは、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、動画像データ、及び動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた情報画像データを出力すること、合焦領域に応じて窓領域の位置を制御することを含む処理をコンピュータに実行させる。
撮像装置の全体の構成の一例を示す概略構成図である。 撮像装置の光学系及び電気系のハードウェア構成の一例を示す概略構成図である。 光電変換素子の構成の一例を示す概略構成図である。 プロセッサの機能の一例を示すブロック図である。 撮像装置による撮像エリアを上空から見た俯瞰図である。 動画像データの一例を示す図である。 情報画像データ生成処理の一例を説明する概念図である。 データ出力処理の一例を説明する概念図である。 窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 PinP表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1変形例に係るプロセッサの機能の一例を示すブロック図である。 被写界深度と合焦判定範囲との関係一例を示す概念図である。 第1変形例に係る合焦領域検出処理の一例を説明する概念図である。 F値と合焦判定範囲との関係の一例を示す図である。 第1変形例に係る合焦領域検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第2変形例に係る窓領域位置制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第3変形例に係る窓領域位置制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第4変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第4変形例に係る窓領域位置制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第5変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第6変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第6変形例に係る窓領域位置制御処理の他の例を説明する概念図である。 第7変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第8変形例に係る窓領域位置制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第9変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。 第10変形例に係る窓領域位置制御処理の一例を説明する概念図である。
以下、添付図面に従って本開示の技術に係る撮像装置、情報処理方法、及びプログラムの一例について説明する。
先ず、以下の説明で使用される文言について説明する。
CPUとは、“Central Processing Unit”の略称を指す。GPUとは、“Graphics Processing Unit”の略称を指す。TPUとは、“Tensor processing unit”の略称を指す。NVMとは、“Non-volatile memory”の略称を指す。RAMとは、“Random Access Memory”の略称を指す。ICとは、“Integrated Circuit”の略称を指す。ASICとは、“Application Specific Integrated Circuit”の略称を指す。PLDとは、“Programmable Logic Device”の略称を指す。FPGAとは、“Field-Programmable Gate Array”の略称を指す。SoCとは、“System-on-a-chip”の略称を指す。SSDとは、“Solid State Drive”の略称を指す。USBとは、“Universal Serial Bus”の略称を指す。HDDとは、“Hard Disk Drive”の略称を指す。EEPROMとは、“Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory”の略称を指す。ELとは、“Electro-Luminescence”の略称を指す。I/Fとは、“Interface”の略称を指す。UIとは、“User Interface”の略称を指す。fpsとは、“frame per second”の略称を指す。MFとは、“Manual Focus”の略称を指す。AFとは、“Auto Focus”の略称を指す。CMOSとは、“Complementary Metal Oxide Semiconductor”の略称を指す。CCDとは、“Charge Coupled Device”の略称を指す。A/Dとは、“Analog/Digital”の略称を指す。LUTとは、“Lookup table”の略称を指す。
一例として図1に示すように、撮像装置10は、被写体を撮像する装置であり、プロセッサ12、撮像装置本体16、及び交換レンズ18を備えている。プロセッサ12は、本開示の技術に係る「コンピュータ」の一例である。プロセッサ12は、撮像装置本体16に内蔵されており、撮像装置10の全体を制御する。交換レンズ18は、撮像装置本体16に交換可能に装着される。交換レンズ18には、フォーカスリング18Aが設けられている。フォーカスリング18Aは、撮像装置10のユーザ(以下、単に「ユーザ」と称する)等が撮像装置10による被写体に対するピントの調整を手動で行う場合に、ユーザ等によって操作される。
図1に示す例では、撮像装置10の一例として、レンズ交換式のデジタルカメラが示されている。但し、これは、あくまでも一例に過ぎず、レンズ固定式のデジタルカメラであってもよいし、スマートデバイス、ウェアラブル端末、細胞観察装置、眼科観察装置、又は外科顕微鏡等の各種の電子機器に内蔵されるデジタルカメラであってもよい。
撮像装置本体16には、イメージセンサ20が設けられている。イメージセンサ20は、本開示の技術に係る「イメージセンサ」の一例である。イメージセンサ20は、CMOSイメージセンサである。イメージセンサ20は、少なくとも1つの被写体を含む撮像エリアを撮像する。交換レンズ18が撮像装置本体16に装着された場合に、被写体を示す被写体光は、交換レンズ18を透過してイメージセンサ20に結像され、被写体の画像を示す画像データがイメージセンサ20によって生成される。
本実施形態では、イメージセンサ20としてCMOSイメージセンサを例示しているが、本開示の技術はこれに限定されず、例えば、イメージセンサ20がCCDイメージセンサ等の他種類のイメージセンサであっても本開示の技術は成立する。
撮像装置本体16の上面には、レリーズボタン22及びダイヤル24が設けられている。ダイヤル24は、撮像系の動作モード及び再生系の動作モード等の設定の際に操作され、ダイヤル24が操作されることによって、撮像装置10では、動作モードとして、撮像モード、再生モード、及び設定モードが選択的に設定される。撮像モードは、撮像装置10に対して撮像を行わせる動作モードである。再生モードは、撮像モードで記録用の撮像が行われることによって得られた画像(例えば、静止画像及び/又は動画像)を再生する動作モードである。設定モードは、撮像に関連する制御で用いられる各種の設定値を設定する場合などに撮像装置10に対して設定する動作モードである。
レリーズボタン22は、撮像準備指示部及び撮像指示部として機能し、撮像準備指示状態と撮像指示状態との2段階の押圧操作が検出可能である。撮像準備指示状態とは、例えば待機位置から中間位置(半押し位置)まで押下される状態を指し、撮像指示状態とは、中間位置を超えた最終押下位置(全押し位置)まで押下される状態を指す。なお、以下では、「待機位置から半押し位置まで押下される状態」を「半押し状態」といい、「待機位置から全押し位置まで押下される状態」を「全押し状態」という。撮像装置10の構成によっては、撮像準備指示状態とは、ユーザの指がレリーズボタン22に接触した状態であってもよく、撮像指示状態とは、操作するユーザの指がレリーズボタン22に接触した状態から離れた状態に移行した状態であってもよい。
撮像装置本体16の背面には、指示キー26及びタッチパネル・ディスプレイ32が設けられている。
タッチパネル・ディスプレイ32は、ディスプレイ28及びタッチパネル30(図2も参照)を備えている。ディスプレイ28の一例としては、ELディスプレイ(例えば、有機ELディスプレイ又は無機ELディスプレイ)が挙げられる。ディスプレイ28は、ELディスプレイではなく、液晶ディスプレイ等の他種類のディスプレイであってもよい。
ディスプレイ28は、画像及び/又は文字情報等を表示する。ディスプレイ28は、撮像装置10が撮像モードの場合に、ライブビュー画像用の撮像、すなわち、連続的な撮像が行われることにより得られたライブビュー画像の表示に用いられる。ここで、「ライブビュー画像」とは、イメージセンサ20によって撮像されることにより得られた画像データに基づく表示用の動画像を指す。ライブビュー画像を得るために行われる撮像(以下、「ライブビュー画像用撮像」とも称する)は、例えば、60fpsのフレームレートに従って行われる。60fpsは、あくまでも一例に過ぎず、60fps未満のフレームレートであってもよいし、60fpsを超えるフレームレートであってもよい。
ディスプレイ28は、撮像装置10に対してレリーズボタン22を介して静止画像用の撮像の指示が与えられた場合に、静止画像用の撮像が行われることで得られた静止画像の表示にも用いられる。また、ディスプレイ28は、撮像装置10が再生モードの場合の再生画像等の表示にも用いられる。更に、ディスプレイ28は、撮像装置10が設定モードの場合に、各種メニューを選択可能なメニュー画面の表示、及び、撮像に関連する制御で用いられる各種の設定値等を設定するための設定画面の表示にも用いられる。
タッチパネル30は、透過型のタッチパネルであり、ディスプレイ28の表示領域の表面に重ねられている。タッチパネル30は、指又はスタイラスペン等の指示体による接触を検知することで、ユーザからの指示を受け付ける。なお、以下では、説明の便宜上、上述した「全押し状態」には、撮像開始用のソフトキーに対してユーザがタッチパネル30を介してオンした状態も含まれる。
本実施形態では、タッチパネル・ディスプレイ32の一例として、タッチパネル30がディスプレイ28の表示領域の表面に重ねられているアウトセル型のタッチパネル・ディスプレイを挙げているが、これはあくまでも一例に過ぎない。例えば、タッチパネル・ディスプレイ32として、オンセル型又はインセル型のタッチパネル・ディスプレイを適用することも可能である。
指示キー26は、各種の指示を受け付ける。ここで、「各種の指示」とは、例えば、メニュー画面の表示の指示、1つ又は複数のメニューの選択の指示、選択内容の確定の指示、選択内容の消去の指示、ズームイン、ズームアウト、及びコマ送り等の各種の指示等を指す。また、これらの指示はタッチパネル30によってされてもよい。
一例として図2に示すように、イメージセンサ20は、光電変換素子72を備えている。光電変換素子72は、受光面72Aを有する。光電変換素子72は、受光面72Aの中心と光軸OAとが一致するように撮像装置本体16内に配置されている(図1も参照)。光電変換素子72は、マトリクス状に配置された複数の感光画素72B(図3参照)を有しており、受光面72Aは、複数の感光画素によって形成されている。各感光画素72Bは、マイクロレンズ72C(図3参照)を有する。各感光画素72Bは、フォトダイオード(図示省略)を有する物理的な画素であり、受光した光を光電変換し、受光量に応じた電気信号を出力する。
また、複数の感光画素72Bには、赤(R)、緑(G)、又は青(B)のカラーフィルタ(図示省略)が既定のパターン配列(例えば、ベイヤ配列、GストライプR/G完全市松、X-Trans(登録商標)配列、又はハニカム配列等)でマトリクス状に配置されている。
なお、以下では、説明の便宜上、マイクロレンズ72C及びRのカラーフィルタを有する感光画素72BをR画素と称し、マイクロレンズ72C及びGのカラーフィルタを有する感光画素72BをG画素と称し、マイクロレンズ72C及びBのカラーフィルタを有する感光画素72BをB画素と称する。また、以下では、説明の便宜上、R画素から出力される電気信号を「R信号」と称し、G画素から出力される電気信号を「G信号」と称し、B画素から出力される電気信号を「B信号」と称する。
交換レンズ18は、撮像レンズ40を備えている。撮像レンズ40は、対物レンズ40A、フォーカスレンズ40B、ズームレンズ40C、及び絞り40Dを有する。対物レンズ40A、フォーカスレンズ40B、ズームレンズ40C、及び絞り40Dは、被写体側(物体側)から撮像装置本体16側(像側)にかけて、光軸OAに沿って、対物レンズ40A、フォーカスレンズ40B、ズームレンズ40C、及び絞り40Dの順に配置されている。
また、交換レンズ18は、制御装置36、第1アクチュエータ37、第2アクチュエータ38、及び第3アクチュエータ39を備えている。制御装置36は、撮像装置本体16からの指示に従って交換レンズ18の全体を制御する。制御装置36は、例えば、CPU、NVM、及びRAM等を含むコンピュータを有する装置である。制御装置36のNVMは、例えば、EEPROMである。但し、これは、あくまでも一例に過ぎず、EEPROMに代えて、又は、EEPROMと共に、HDD、及び/又はSSD等をシステムコントローラ44のNVMとして適用してもよい。また、制御装置36のRAMは、各種情報を一時的に記憶し、ワークメモリとして用いられる。制御装置36において、CPUは、NVMから必要なプログラムを読み出し、読み出した各種プログラムをRAM上で実行することで撮像レンズ40の全体を制御する。
なお、ここでは、制御装置36の一例として、コンピュータを有する装置を挙げているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、ASIC、FPGA、及び/又はPLDを含むデバイスを適用してもよい。また、制御装置36として、例えば、ハードウェア構成及びソフトウェア構成の組み合わせによって実現される装置を用いてよい。
第1アクチュエータ37は、フォーカス用スライド機構(図示省略)及びフォーカス用モータ(図示省略)を備えている。フォーカス用スライド機構には、光軸OAに沿ってスライド可能にフォーカスレンズ40Bが取り付けられている。また、フォーカス用スライド機構にはフォーカス用モータが接続されており、フォーカス用スライド機構は、フォーカス用モータの動力を受けて作動することでフォーカスレンズ40Bを光軸OAに沿って移動させる。
第2アクチュエータ38は、ズーム用スライド機構(図示省略)及びズーム用モータ(図示省略)を備えている。ズーム用スライド機構には、光軸OAに沿ってスライド可能にズームレンズ40Cが取り付けられている。また、ズーム用スライド機構にはズーム用モータが接続されており、ズーム用スライド機構は、ズーム用モータの動力を受けて作動することでズームレンズ40Cを光軸OAに沿って移動させる。
第3アクチュエータ39は、動力伝達機構(図示省略)及び絞り用モータ(図示省略)を備えている。絞り40Dは、開口40D1を有しており、開口40D1の大きさが可変な絞りである。開口40D1は、例えば、複数枚の絞り羽根40D2によって形成されている。複数枚の絞り羽根40D2は、動力伝達機構に連結されている。また、動力伝達機構には絞り用モータが接続されており、動力伝達機構は、絞り用モータの動力を複数枚の絞り羽根40D2に伝達する。複数枚の絞り羽根40D2は、動力伝達機構から伝達される動力を受けて作動することで開口40D1の大きさを変化させる。絞り40Dは、開口40D1の大きさを変化させることで露出を調節する。
フォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータは、制御装置36に接続されており、制御装置36によってフォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータの各駆動が制御される。なお、本実施形態では、フォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータの一例として、ステッピングモータが採用されている。従って、フォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータは、制御装置36からの命令によりパルス信号に同期して動作する。なお、ここでは、フォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータが交換レンズ18に設けられている例が示されているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、フォーカス用モータ、ズーム用モータ、及び絞り用モータのうちの少なくとも1つが撮像装置本体16に設けられていてもよい。なお、交換レンズ18の構成物及び/又は動作方法は、必要に応じて変更可能である。
撮像装置10では、撮像モードの場合に、撮像装置本体16に対して与えられた指示に従ってMFモードとAFモードとが選択的に設定される。MFモードは、手動でピントを合わせる動作モードである。MFモードでは、例えば、ユーザによってフォーカスリング18A等が操作されることで、フォーカスリング18A等の操作量に応じた移動量でフォーカスレンズ40Bが光軸OAに沿って移動し、これによって焦点が調節される。
AFモードでは、撮像装置本体16が被写体距離に応じた合焦位置の演算を行い、演算して得た合焦位置に向けてフォーカスレンズ40Bを移動させることで、焦点を調節する。ここで、合焦位置とは、ピントが合っている状態でのフォーカスレンズ40Bの光軸OA上での位置を指す。
撮像装置本体16は、イメージセンサ20、プロセッサ12、システムコントローラ44、画像メモリ46、UI系デバイス48、外部I/F50、通信I/F52、光電変換素子ドライバ54、及び入出力インタフェース70を備えている。また、イメージセンサ20は、光電変換素子72及びA/D変換器74を備えている。
入出力インタフェース70には、プロセッサ12、画像メモリ46、UI系デバイス48、外部I/F50、光電変換素子ドライバ54、及びA/D変換器74が接続されている。また、入出力インタフェース70には、交換レンズ18の制御装置36も接続されている。
システムコントローラ44は、CPU(図示省略)、NVM(図示省略)、及びRAM(図示省略)を備えている。システムコントローラ44において、NVMには、非一時的記憶媒体であり、各種パラメータ及び各種プログラムが記憶されている。システムコントローラ44のNVMは、例えば、EEPROMである。但し、これは、あくまでも一例に過ぎず、EEPROMに代えて、又は、EEPROMと共に、HDD、及び/又はSSD等をシステムコントローラ44のNVMとして適用してもよい。また、システムコントローラ44のRAMは、各種情報を一時的に記憶し、ワークメモリとして用いられる。システムコントローラ44において、CPUは、NVMから必要なプログラムを読み出し、読み出した各種プログラムをRAM上で実行することで撮像装置10の全体を制御する。すなわち、図2に示す例では、プロセッサ12、画像メモリ46、UI系デバイス48、外部I/F50、通信I/F52、光電変換素子ドライバ54、及び制御装置36がシステムコントローラ44によって制御される。
プロセッサ12は、システムコントローラ44の制御下で動作する。プロセッサ12は、CPU62、NVM64、及びRAM66を備えている。
CPU62、NVM64、及びRAM66は、バス68を介して接続されており、バス68は入出力インタフェース70に接続されている。なお、図2に示す例では、図示の都合上、バス68として1本のバスが図示されているが、複数本のバスであってもよい。バス68は、シリアルバスであってもよいし、データバス、アドレスバス、及びコントロールバス等を含むパラレルバスであってもよい。
NVM64は、非一時的記憶媒体であり、システムコントローラ44のNVMに記憶されている各種パラメータ及び各種プログラムとは異なる各種パラメータ及び各種プログラムを記憶している。各種プログラムには、後述のプログラム65(図4参照)が含まれる。NVM64は、例えば、EEPROMである。但し、これは、あくまでも一例に過ぎず、EEPROMに代えて、又は、EEPROMと共に、HDD、及び/又はSSD等をNVM64として適用してもよい。また、RAM66は、各種情報を一時的に記憶し、ワークメモリとして用いられる。
CPU62は、NVM64から必要なプログラムを読み出し、読み出したプログラムをRAM66で実行する。CPU62は、RAM66上で実行するプログラムに従って画像処理を行う。
光電変換素子72には、光電変換素子ドライバ54が接続されている。光電変換素子ドライバ54は、光電変換素子72によって行われる撮像のタイミングを規定する撮像タイミング信号を、CPU62からの指示に従って光電変換素子72に供給する。光電変換素子72は、光電変換素子ドライバ54から供給された撮像タイミング信号に従って、リセット、露光、及び電気信号の出力を行う。撮像タイミング信号としては、例えば、垂直同期信号及び水平同期信号が挙げられる。
交換レンズ18が撮像装置本体16に装着された場合、撮像レンズ40に入射された被写体光は、撮像レンズ40によって受光面72Aに結像される。光電変換素子72は、光電変換素子ドライバ54の制御下で、受光面72Aによって受光された被写体光を光電変換し、被写体光の光量に応じた電気信号を、被写体光を示す撮像データ73としてA/D変換器74に出力する。具体的には、A/D変換器74が、露光順次読み出し方式で、光電変換素子72から1フレーム単位で且つ水平ライン毎に撮像データ73を読み出す。
A/D変換器74は、光電変換素子72から読み出されるアナログの撮像データ73をデジタル化する。A/D変換器74によりデジタル化された撮像データ73は、いわゆるRAW画像データであり、R画素、G画素、及びB画素がモザイク状に配列された画像を表す。また、本実施形態では、一例として、RAW画像データに含まれるR画素、B画素、及びG画素の各画素のビット数、すなわち、ビット長は、14ビットである。
本実施形態において、一例として、プロセッサ12のCPU62は、A/D変換器74から撮像データ73を取得し、取得した撮像データ73に対して画像処理を行う。本実施形態では、プロセッサ12は、撮像データ73に基づいて、動画像データ80及び情報画像データ82を生成する。画像メモリ46には、動画像データ80と情報画像データ82とを合成することにより生成された合成動画像データ84が記憶される。本実施形態では、合成動画像データ84は、ライブビュー画像の表示に用いられる動画データである。
UI系デバイス48は、ディスプレイ28を備えている。CPU62は、ディスプレイ28に対して、画像メモリ46に記憶された合成動画像データ84を表示させる。また、CPU62は、ディスプレイ28に対して各種情報を表示させる。
また、UI系デバイス48は、受付デバイス76を備えている。受付デバイス76は、タッチパネル30及びハードキー部78を備えている。ハードキー部78は、指示キー26(図1参照)を含む複数のハードキーである。CPU62は、タッチパネル30によって受け付けられた各種指示に従って動作する。なお、ここでは、ハードキー部78がUI系デバイス48に含まれているが、本開示の技術はこれに限定されず、例えば、ハードキー部78は、外部I/F50に接続されていてもよい。
外部I/F50は、撮像装置10の外部に存在する装置(以下、「外部装置」とも称する)との間の各種情報の授受を司る。外部I/F50の一例としては、USBインタフェースが挙げられる。USBインタフェースには、スマートデバイス、パーソナル・コンピュータ、サーバ、USBメモリ、メモリカード、及び/又はプリンタ等の外部装置(図示省略)が直接的又は間接的に接続される。
通信I/F52は、ネットワーク(図示省略)に接続されている。通信I/F52は、ネットワーク上のサーバ等の通信装置(図示省略)とシステムコントローラ44との間の情報の授受を司る。例えば、通信I/F52は、システムコントローラ44からの要求に応じた情報を、ネットワークを介して通信装置に送信する。また、通信I/F52は、通信装置から送信された情報を受信し、受信した情報を、入出力インタフェース70を介してシステムコントローラ44に出力する。
一例として図3に示すように、本実施形態では、光電変換素子72の受光面72Aには、独立した一対のフォトダイオードPD1,PD2を含む感光画素72Bが2次元状に配列されている。図3では、受光面72Aに平行である1つの方向をX方向とし、X方向に直交する方向をY方向としている。感光画素72Bは、X方向及びY方向に沿って配列されている。
フォトダイオードPD1は、撮像レンズ40における第1の瞳部分領域を通過する光束に対する光電変換を行う。フォトダイオードPD2は、撮像レンズ40における第2の瞳部分領域を通過する光束に対する光電変換を行う。感光画素72Bの各々には、カラーフィルタ(図示省略)、及びマイクロレンズ72Cが配置されている。
図3に示す構成の光電変換素子72は、一画素に一対のフォトダイオードPD1,PD2が設けられた像面位相差方式の光電変換素子である。本実施形態では、電変換素子72は、全ての感光画素72Bが撮像及び位相差に関するデータを出力する機能を兼ね備えている。光電変換素子72は、撮像時には、一対のフォトダイオードPD1,PD2を合わせて1つの画素とすることで、非位相差画像データ73Aを出力する。また、光電変換素子72は、AFモードでは、一対のフォトダイオードPD1,PD2のそれぞれから信号を検出することにより、位相差画像データ73Bを出力する。
すなわち、本実施形態の光電変換素子72に設けられた全ての感光画素72Bは、いわゆる「位相差画素」である。感光画素72Bは、画素の全領域によって光電変換が行われた非位相差画像データ73Aと、画素の一部の領域によって光電変換が行われた位相差画像データとを選択的に出力可能である。ここで、「画素の全領域」とは、フォトダイオードPD1とフォトダイオードPD2とを合わせた受光領域である。また、「画素の一部の領域」とは、フォトダイオードPD1の受光領域、又はフォトダイオードPD2の受光領域である。
なお、非位相差画像データ73Aは、位相差画像データ73Bに基づいて生成することも可能である。例えば、位相差画像データ73Bを、一対のフォトダイオードPD1,PD2に対応する一対の画素信号ごとに加算することにより、非位相差画像データ73Aが生成される。また、位相差画像データ73Bには、一対のフォトダイオードPD1,PD2のうちの一方から出力されたデータのみが含まれていてもよい。例えば、位相差画像データ73BにフォトダイオードPD1から出力されたデータのみが含まれている場合には、非位相差画像データ73Aから位相差画像データ73Bを画素ごとに減算することにより、フォトダイオードPD2から出力されるデータを作成することが可能である。
すなわち、光電変換素子72から読み出される撮像データ73には、非位相差画像データ73A及び/又は位相差画像データ73Bが含まれる。本実施形態では、MFモードにおいて、位相差画像データ73Bに基づいて撮像エリア内における合焦領域を検出する。検出した合焦領域に基づいて、後述するピクチャー・イン・ピクチャー表示(以下、PinP表示と称する)が行われる。
一例として図4に示すように、撮像装置10のNVM64には、プログラム65が記憶されている。CPU62は、NVM64からプログラム65を読み出し、読み出したプログラム65をRAM66上で実行する。CPU62は、RAM66上で実行するプログラム65に従ってPinP表示処理を行う。PinP表示処理は、CPU62がプログラム65に従って、動画像データ生成部62A、情報画像データ生成部62B、データ出力処理部62C、合焦領域検出部62D、及び窓領域位置制御部62Eとして動作することで実現される。
一例として図5に示すように、撮像装置10を用いて被写体の撮像が行われる。図5は、撮像装置10による撮像エリア10Aを上空から見た俯瞰図である。図5に示す例では、撮像エリア10Aに、被写体として、人物11A及び木11Bが存在している。図5において、光軸OAに平行な方向をZ方向とする。Z方向は、前述のX方向及びY方向に直交している。図5に示す例では、撮像装置10を基準として、人物11Aと木11Bとの距離が異なり、人物11Aよりも木11Bのほうが遠くに存在する。
一例として図6に示すように、動画像データ生成部62Aは、イメージセンサ20の撮像動作により得られる非位相差画像データ73A(図4参照)に基づいて、複数のフレーム80Aを含む動画像データ80を生成する。図6に示す例では、各フレーム80Aには、人物11A及び木11Bの2つの被写体が写っている。
情報画像データ生成部62Bは、動画像データ生成部62Aが生成した動画像データ80に基づき、動画像データ80に関連する情報を表す情報画像データ82を生成する。一例として図7に示すように、情報画像データ生成部62Bは、動画像データ80の各フレーム80Aに対して色味補正を行うことにより、色味補正が施された複数のフレーム82Aからなる動画像データである情報画像データ82を生成する。
なお、情報画像データ生成部62Bは、色味補正に限られず、動画像データ80に対して、カラーマッチングを行うためのLUTを適用することにより情報画像データ82を生成してもよい。また、情報画像データ82は、動画像データ80に補正を施したデータに限られず、画像の輝度を表すヒストグラム、又は画像の輝度を表す波形であってもよい。このように、情報画像データ82は、動画像データ80に関連する情報を表すデータであればよい。
データ出力処理部62Cは、動画像データ80、及び動画像データ80が表す画像内における窓領域85(図8参照)に関連付けられた情報画像データ82を出力する。一例として図8に示すように、データ出力処理部62Cは、動画像データ80のフレーム80A内の一部に矩形領域として設定される窓領域85に情報画像データ82を重畳させる。また、本実施形態では、データ出力処理部62Cは、動画像データ80の窓領域85に情報画像データ82を重畳させた状態で、動画像データ80と情報画像データ82とを合成することにより、合成動画像データ84を生成する。データ出力処理部62Cは、合成動画像データ84を、画像メモリ46(図2参照)を介してディスプレイ28に出力する。
なお、ディスプレイ28は、本開示の技術に係る「表示先」の一例である。また、データ出力処理部62Cは、合成動画像データ84を直接表示先に出力することに限られず、中継装置等を介して間接的に表示先に出力してもよい。また、データ出力処理部62Cは、合成動画像データ84を生成せずに、情報画像データ82を動画像データ80の窓領域85に関連付けた状態で、動画像データ80及び情報画像データ82を、直接又は間接的に表示先に出力してもよい。
合焦領域検出部62Dは、位相差画像データ73Bに基づいて撮像エリア10A内における合焦領域を検出する。すなわち、合焦領域検出部62Dは、位相差画素としての感光画素72B(図3参照)が、位相差画像データ73Bを出力した場合における撮像データ73に基づいて合焦領域を検出する。
具体的には、合焦領域検出部62Dは、位相差画像データ73Bに基づいて、フォトダイオードPD1から出力された信号による像と、フォトダイオードPD2から出力された信号による像との位相差(ずれ量及びずれ方向)を検出することにより、撮像エリア10A内の複数の位置における距離情報を取得する。本実施形態では、一画素に一対のフォトダイオードが設けられた像面位相差方式の光電変換素子72を用いているので、感光画素72Bの各々に対応する位置について距離を取得することができる。合焦領域検出部62Dは、撮像エリア10A内の複数の位置における距離情報に基づいて、合焦状態にある被写体の領域(すなわち合焦領域)を検出することができる
例えば、合焦領域検出部62Dは、動画像データ生成部62Aが1つのフレーム80Aを生成するたびに、生成されたフレーム80Aに対応する位相差画像データ73Bに基づいて、フレーム80Aから合焦領域を検出する。
窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dが検出した合焦領域に応じて窓領域85の位置を制御する。本実施形態では、窓領域位置制御部62Eは、動画像データ80の各フレーム80Aにおいて、合焦領域に重ならない領域に窓領域85の位置を設定する。
一例として図9に示すように、人物11Aを含む領域が合焦領域FAとして検出されている場合には、窓領域位置制御部62Eは、フレーム80A内において合焦状態にある人物11Aに重ならないように、窓領域85の位置を設定する。例えば、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85を、非合焦状態にある木11Bに重なる位置に設定する。なお、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域FAに重ならないように窓領域85の大きさを縮小してもよい。なお、本開示において、「窓領域の位置を変更する」ことには、窓領域の大きさを変更することも含まれる。
図9において、合焦状態である被写体を実線で表し、非合焦状態である被写体を破線で表している。以下の図においても同様である。
この後、木11Bにピントが合うようにユーザが手動でピント調整を行った場合には、人物11Aに代えて、木11Bを含む領域が合焦領域FAとして検出される。この場合、窓領域位置制御部62Eは、合焦状態にある木11Bに重ならないように、窓領域85の位置を変更する。例えば、図9に示す例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を、非焦状態にある人物11Aに重なる位置に変更している。
上述のデータ出力処理部62Cは、動画像データ80の各フレーム80Aにおいて、窓領域位置制御部62Eにより設定された窓領域85の位置に情報画像データ82を重畳させる。これにより、表示先としてのディスプレイ28では、動画像データ80の各フレーム80Aにおいて、情報画像データ82は、合焦領域FAに重ならないようにPinP表示される。
次に、撮像装置10の作用について図10を参照しながら説明する。図10には、CPU62によって実行されるPinP表示処理の流れの一例が示されている。図10に示すPinP表示処理は、例えば、MFモードにおいてレリーズボタン22により撮像指示が行われる前のライブビュー画像の表示中に実行される。
図10に示すPinP表示処理では、先ず、ステップST100で、動画像データ生成部62Aは、イメージセンサ20(図2参照)によって撮像データ73(図3参照)が生成されたか否かを判定する。ここで、撮像データ73には、非位相差画像データ73A及び位相差画像データ73Bが含まれる。
ステップST100において、イメージセンサ20によって撮像データ73が生成されていない場合は、判定が否定されて、PinP表示処理はステップST106へ移行する。ステップST100において、イメージセンサ20によって撮像データ73が生成された場合は、判定が肯定されて、PinP表示処理はステップST101へ移行する。
ステップST101で、動画像データ生成部62Aは、撮像データ73に含まれる非位相差画像データ73Aに基づいて動画像データ80(図6参照)を生成する。ステップST101で、動画像データ80の1つのフレーム80Aが生成された後、PinP表示処理はステップST102へ移行する。
ステップST102で、情報画像データ生成部62Bは、動画像データ生成部62Aが生成した動画像データ80に基づいて、動画像データ80に関連する情報を表す情報画像データ82を生成する。本実施形態では、情報画像データ生成部62Bは、動画像データ80の各フレーム80Aに対して色味補正(図7参照)を行うことにより情報画像データ82を生成する。ステップST102で、情報画像データ82が生成された後、PinP表示処理はステップST103へ移行する。
ステップST103で、合焦領域検出部62Dは、撮像データ73に含まれる位相差画像データ73Bに基づいて、撮像エリア10A内(すなわちフレーム80A内)における合焦領域FA(図9参照)を検出する。ステップST103で、合焦領域FAが検出された後、PinP表示処理はステップST104へ移行する。
ステップST104で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dが検出した合焦領域FAに応じて窓領域85の位置を設定する(図9参照)。本実施形態では、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域FAに重ならない領域に窓領域85の位置を設定する。ステップST104で、窓領域85の位置が設定された後、PinP表示処理はステップST105へ移行する。
ステップST105で、データ出力処理部62Cは、フレーム80Aに設定された窓領域85に情報画像データ82を重畳させた状態で、動画像データ80及び情報画像データ82を、ディスプレイ28に出力する。本実施形態では、データ出力処理部62Cは、動画像データ80と情報画像データ82とを合成することにより生成した合成動画像データ84(図8参照)をディスプレイ28に出力する。ステップST105で、合成動画像データ84を出力した後、PinP表示処理はステップST106へ移行する。
ステップST106で、CPU62は、PinP表示処理を終了する条件(以下、「終了条件」と称する)を満足したか否かを判定する。終了条件としてはレリーズボタン22(図1参照)により撮像指示がなされたことを検出した、との条件等が挙げられる。ステップST106において、終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、PinP表示処理はステップST100へ移行する。ステップST105において、終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、PinP表示処理が終了する。
以上説明したように、上記実施形態に係る撮像装置10では、窓領域85は、合焦領域FAに重ならないように位置が制御されるので、ユーザによる窓領域85の設定操作が不要で、かつ合焦領域FAの視認性を高めることができる。
上記実施形態では、光電変換素子72は、一画素に一対のフォトダイオードが設けられた像面位相差方式の光電変換素子であり、全ての感光画素72Bが撮像及び位相差に関するデータを出力する機能を兼ね備えているが、全ての感光画素72Bが撮像及び位相差に関するデータを出力する機能を兼ね備えていることには限定されない。光電変換素子72には、撮像及び位相差に関するデータを出力する機能を有しない感光画素が含まれていてもよい。また、光電変換素子72は、一画素に一対のフォトダイオードが設けられた像面位相差方式の光電変換素子に限られず、非位相差画像データ73Aを取得するための撮像用の感光画素と、位相差画像データ73Bを取得するための位相差検出用の感光画素とを含むものであってもよい。この場合、位相差画素は、第1の瞳部分領域と第2の瞳部分領域とのうち一方を受光するように遮光部材が設けられる。
また、合焦領域FAは、位相差画素を有する光電変換素子を用いる手法に限られず、位相差画素を有しない光電変換素子により得られる撮像データに基づいて検出することも可能である。例えば、撮像データが表す被写体のコントラスト又は輪郭情報などに基づいて、合焦領域FAを検出することが可能である。
[第1変形例]
第1変形例に係る撮像装置10は、フレーム80A内において窓領域85を設定可能な領域を広げるために、被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として合焦領域FAを検出する。第1変形例に係る撮像装置10のその他の構成は、上記実施形態に係る撮像装置10の構成と同様である。
一例として図11に示すように、第1変形例では、合焦領域検出部62Dは、非位相差画像データ73Aに加えて、例えばシステムコントローラ44から被写界深度情報90を取得する。被写界深度情報90は、下式(1)で表される後方被写界深度Lと、下式(2)で表される前方被写界深度Lとを表す情報である。



ここで、fは焦点距離、Fは絞り40Dの絞り値(すなわちF値)、Lは合焦距離、δは許容錯乱円径である。許容錯乱円径は、感光画素72Bの配列ピッチの2倍程度であり、1画素程度の大きさのボケを許容する。なお、合焦距離Lとは、イメージセンサ20に含まれる光電変換素子72の受光面72Aから合焦状態にある被写体までの距離である。
例えば、被写界深度情報90には、後方被写界深度L及び前方被写界深度Lの値が含まれている。なお、被写界深度情報90に、焦点距離f、F値、合焦距離L、及び許容錯乱円径δの値がそれぞれ含まれていてもよい。この場合、合焦領域検出部62Dは、上式(1)及び上式(2)に基づいて、後方被写界深度L及び前方被写界深度Lを算出すればよい。
一例として図12に示すように、被写界深度DOFは、Z方向に沿って、前方被写界深度Lから後方被写界深度Lまでの範囲を表す。被写界深度DOFは、F値が大きいほど大きく(すなわち深く)なる。
合焦領域検出部62Dは、被写界深度DOF内の一部の範囲を合焦判定範囲FJRとして合焦領域FAを検出する。すなわち、合焦領域検出部62Dは、非位相差画像データ73Aに基づき、合焦判定範囲FJR内に存在する被写体を検出し、検出した被写体の領域を合焦領域FAとする。
F値が大きい場合(例えばF値が22の場合)には、Z方向のすべての範囲が被写界深度DOF内となり、フレーム80A内のほぼすべての領域が合焦領域FAとなることがある。このような場合には、合焦領域FAに重ならない位置に窓領域85を設定することができない。一例として図13に示すように、例えば、FJR=DOFであり、フレーム80A内に多数の合焦領域FAが検出されることにより、合焦領域FAに重ならない位置に窓領域85を設定することができない場合を想定する。
このような場合であっても、FJR<DOFとすることにより、フレーム80A内において検出される合焦領域FAの数が減少するので、合焦領域FAに重ならない位置に窓領域85を設定することが可能となる。すなわち、FJR<DOFとすることにより、窓領域85を設定可能な領域を広げることができる。
合焦判定範囲FJRは、固定値であってもよい。例えば、合焦距離Lを基準として±1mの範囲を合焦判定範囲FJRとしてもよい。但し、被写界深度DOFはF値に応じて変化するものであるため、合焦判定範囲FJRを固定値とすると、合焦領域FAの判定結果とF値との関係に対して、ユーザに違和感を与える可能性がある。
このため、一例として図14に示すように、F値に応じて合焦判定範囲FJRを変化させてもよい。例えば、F値が大きいほど、合焦判定範囲FJRを広くする。また、被写界深度DOFに応じて合焦判定範囲FJRを変化させてもよい。例えば、被写界深度DOFに一定の比率(例えば10%)を乗じることにより縮小した範囲を合焦判定範囲FJRとしてもよい。さらに、受付デバイス76等により、ユーザが合焦判定範囲FJRを設定可能としてもよい。
また、合焦領域検出部62Dは、動画像データ80が表す画像内(すなわちフレーム80A内)の一定割合以上の領域が合焦領域FAである場合に、被写界深度DOF内の一部の範囲を合焦判定範囲FJRとして(すなわちFJR<DOFとして)、再度合焦領域FAを検出してもよい。
この場合、合焦領域検出部62Dは、一例として図15に示す合焦領域検出処理を行う。まず、ステップST200で、合焦領域検出部62Dは、撮像データ73に含まれる位相差画像データ73Bに基づいて合焦領域FAを検出する。このステップST200は、上記実施形態のステップST103(図10参照)と同様であり、FJR=DOFである。ステップST200で、合焦領域FAが検出された後、合焦領域検出処理はステップST201へ移行する。
ステップST201で、合焦領域検出部62Dは、フレーム80A内における合焦領域FAの割合を算出する。ステップST201で、合焦領域FAの割合が算出された後、合焦領域検出処理はステップST202へ移行する。
ステップST202で、合焦領域検出部62Dは、合焦領域FAの割合が一定割合以上であるか否かを判定する。ステップST202において、合焦領域FAの割合が一定割合未満である場合には、判定が否定されて、合焦領域検出処理は終了する。ステップST202において、合焦領域FAの割合が一定割合以上である場合には、判定が肯定されて、合焦領域検出処理はステップST203へ移行する。
ステップST203で、合焦領域検出部62Dは、合焦判定範囲FJRを、被写界深度DOF内の一部の範囲に制限する(すなわちFJR<DOFとする)。ステップST203で、FJR<DOFとされた後、合焦領域検出処理はステップST204へ移行する。
ステップST204で、合焦領域検出部62Dは、FJR<DOFとした状態で、位相差画像データ73Bに基づいて、再度合焦領域FAを検出する。ステップST204で、合焦領域FAが検出された後、合焦領域検出処理はステップST202へ移行する。
ステップST202で、合焦領域検出部62Dは、合焦領域FAの割合が一定割合以上であるか否かを再度判定する。ステップST202において、合焦領域FAの割合が一定割合未満である場合には、判定が否定されて、合焦領域検出処理は終了する。ステップST202において、合焦領域FAの割合が一定割合以上である場合には、判定が肯定されて、合焦領域検出処理は、再度ステップST203へ移行する。
ステップST203で、合焦領域検出部62Dは、合焦判定範囲FJRをさらに狭い範囲に制限する。この後、合焦領域検出処理は、ステップST202において判定が否定されるまで繰り返し実行される。
このように、図15に示す例では、合焦領域検出部62Dは、動画像データ80が表す画像のほぼ全体が合焦領域FAである場合に、合焦判定範囲FJRを狭めることで、窓領域85の位置を変更可能な領域を広げる。
[第2変形例]
第2変形例に係る撮像装置10は、被写体の距離を検出し、検出した被写体の距離の変化方向に応じて窓領域85の状態を制御する。特に本変形例では、撮像装置10は、合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が撮像装置10から遠ざかる方向に移動して非合焦状態になった場合に、窓領域85の位置を制御する。
本変形例では、合焦領域検出部62Dは、複数のフレーム80Aに対応する位相差画像データ73Bに基づいて、合焦領域FAの検出に加えて、被写体の移動を検出する。窓領域位置制御部62Eは、被写体の移動方向に基づいて、窓領域85の位置を制御する。
一例として図16に示すように、フレーム80Aにおいて合焦領域FAに二人の人物11A1,11A2が存在している場合に、一方の人物11A2が撮像装置10から遠ざかる方向に移動したとする。本変形例では、合焦領域検出部62Dは、人物11A2が撮像装置10から遠ざかって非合焦状態となったことを検出する。
合焦状態であった人物11A2が非合焦状態となることにより、人物11A2が存在する領域は合焦領域FAではなくなるので、人物11A2に重なるように窓領域85を移動させることが可能である。しかし、ユーザは、合焦状態にある人物11A1にピントを合わせ続けるのではなく、遠ざかった人物11A2を追うようにピント調整を行いたい場合がある。この場合、窓領域位置制御部62Eが非合焦状態となった人物11A2に重なるように窓領域85を設定すると、窓領域85に表示される情報画像データ82が、人物11A2に対するピント調整の邪魔となってしまう。
このため、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、合焦状態の人物11A2が撮像装置10から遠ざかる方向に移動して非合焦状態となった場合に、窓領域85を一定時間(例えば2秒間)移動させず、非合焦状態が一定時間継続した後に窓領域85を移動させる。図16に示す例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85を移動させるとともに、窓領域85を拡大している。
本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、一例として図17に示す窓領域位置制御処理を行う。まず、ステップST300で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより被写体の移動が検出されたか否かを判定する。ステップST300において、被写体の移動が検出されていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST305へ移行する。ステップST300において、被写体の移動が検出された場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST301へ移行する。
ステップST301で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体の移動が、遠ざかる方向への移動であるか否かを判定する。ステップST301において、遠ざかる方向への移動でない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST305へ移行する。ステップST301において、遠ざかる方向への移動である場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST302へ移行する。
ステップST302で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体が合焦状態から非合焦状態となったか否かを判定する。ステップST302において、被写体が非合焦状態となっていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST305へ移行する。ステップST302において、被写体が非合焦状態となった場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST303へ移行する。
ステップST303で、窓領域位置制御部62Eは、非合焦状態が一定時間継続したか否かを判定する。ステップST303において、非合焦状態が一定時間継続しなかった場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST305へ移行する。ステップST303において、非合焦状態が一定時間継続した場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST304へ移行する。
ステップST304で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を変更する(図16参照)。ステップST304で、窓領域85の位置が変更された後、窓領域位置制御処理はステップST305へ移行する。
ステップST305で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域位置制御処理を終了する条件(以下、「終了条件」と称する)を満足したか否かを判定する。ステップST305において、終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST300へ移行する。ステップST305において、終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理が終了する。
以上のように、本変形例では、合焦状態であった被写体が撮像装置10から遠ざかる方向に移動して非合焦状態になることにより合焦領域FAが変化した場合に、窓領域85の位置を一定時間変更しない。これにより、窓領域85に表示される情報画像データ82がピント調整の邪魔になることを抑制することができる。
[第3変形例]
第3変形例に係る撮像装置10は、第2変形例と同様に、被写体の距離を検出し、検出した被写体の距離の変化方向に応じて窓領域85の状態を制御する。特に本変形例では、撮像装置10は、合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が撮像装置10に近づく方向に移動して非合焦状態になった場合に、窓領域85を一定時間消去するか、若しくは一定時間透過率を上げる。
本変形例では、合焦領域検出部62Dは、第2変形例と同様に、合焦領域FAの検出に加えて、被写体の移動を検出する。窓領域位置制御部62Eは、被写体の移動方向に基づいて、窓領域85の位置を制御する。
一例として図18に示すように、フレーム80Aにおいて合焦領域FAに二人の人物11A1,11A2が存在している場合に、一方の人物11A2が撮像装置10に近づく方向に移動したとする。本変形例では、合焦領域検出部62Dは、人物11A2が撮像装置10に近づいて非合焦状態となったことを検出する。
第2変形例の場合と同様に、ユーザは、合焦状態にある人物11A1にピントを合わせ続けるのではなく、近づいてきた人物11A2にピント調整を行いたい場合がある。しかし、人物11A2は、撮像装置10に近づくに連れて大きさが大きくなるので、窓領域85が人物11A2に重なり、窓領域85に表示される情報画像データ82が、人物11A2に対するピント調整の邪魔となってしまう。
このため、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、人物11A2が撮像装置10に近づく方向に移動して非合焦状態となった場合に、窓領域85を一定時間(例えば2秒間)消去する。なお、窓領域85を一定時間消去することに代えて、窓領域85の透過率を一定時間上げてもよい。この場合、窓領域85の透過率は、例えば0%から70%に設定される。窓領域85の透過率上げることで、窓領域85に情報画像データ82を表示させた場合においても、窓領域85に重なった領域における人物11A2の像が、窓領域85を透過して視認可能となる。
本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、一例として図19に示す窓領域位置制御処理を行う。まず、ステップST400で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより被写体の移動が検出されたか否かを判定する。ステップST400において、被写体の移動が検出されていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST404へ移行する。ステップST400において、被写体の移動が検出された場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST401へ移行する。
ステップST401で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体の移動が、近づく方向への移動であるか否かを判定する。ステップST401において、近づく方向への移動でない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST404へ移行する。ステップST401において、近づく方向への移動である場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST402へ移行する。
ステップST402で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体が合焦状態から非合焦状態となったか否かを判定する。ステップST402において、被写体が非合焦状態となっていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST404へ移行する。ステップST402において、被写体が非合焦状態となった場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST403へ移行する。
ステップST403で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85を一定時間消去する(図18参照)。すなわち、情報画像データ82が一定時間表示されない。ステップST403で、窓領域85が一定時間消去された後、窓領域位置制御処理はステップST404へ移行する。
ステップST404で、窓領域位置制御部62Eは、終了条件を満足したか否かを判定する。ステップST404において、終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST400へ移行する。ステップST404において、終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理が終了する。
以上のように、本変形例では、合焦状態であった被写体が撮像装置10に近づく方向に移動して非合焦状態になることにより合焦領域FAが変化した場合に、窓領域85を一定時間消去するか、若しくは一定時間透過率を上げる。これにより、窓領域85に表示される情報画像データ82がピント調整の邪魔になることを抑制することができる。
[第4変形例]
第4変形例に係る撮像装置10は、第2変形例及び第3変形例と同様に、被写体の距離を検出し、検出した被写体の距離の変化方向に応じて窓領域85の状態を制御する。特に本変形例では、撮像装置10は、合焦領域内に存在しない少なくとも1つの被写体が撮像装置10に近づく方向に移動して合焦状態になった場合に、窓領域85の位置を一定時間変更しない。
本変形例では、合焦領域検出部62Dは、第2変形例及び第3変形例と同様に、合焦領域FAの検出に加えて、被写体の移動を検出する。窓領域位置制御部62Eは、被写体の移動方向に基づいて、窓領域85の位置を制御する。
一例として図20に示すように、フレーム80Aにおいて二人の人物11A1,11A2のうち、合焦領域FAに存在しない一方の人物11A2が撮像装置10に近づく方向に移動したとする。本変形例では、合焦領域検出部62Dは、非合焦状態の人物11A2が撮像装置10に近づいて合焦状態となったことを検出する。
非合焦状態であった人物11A2が近づいてきて合焦状態となったとしても、この人物11A2は、ユーザが撮像対象としたい対象被写体とは限らない。このような場合に、合焦領域FAが変更することにより窓領域85が移動及び/又は縮小すると、窓領域85に表示される情報画像データ82の視認性が低下する恐れがある。
このため、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、非合焦状態の人物11A2が撮像装置10に近づく方向に移動して合焦状態となった場合に、窓領域85の位置を一定時間(例えば10秒間)変更しない。すなわち、窓領域85は、一定時間経過後に位置が変更される。なお、一定時間は、次の操作(MF操作、ズーム操作、又はホワイトバランス等の設定変更操作など)が行われるまでの時間であってもよい。また、一定時間は、画角が変更されたことを、加速度センサなどが検出するまでの時間であってもよい。
本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、一例として図21に示す窓領域位置制御処理を行う。まず、ステップST500で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより被写体の移動が検出されたか否かを判定する。ステップST500において、被写体の移動が検出されていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST504へ移行する。ステップST500において、被写体の移動が検出された場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST501へ移行する。
ステップST501で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体の移動が、近づく方向への移動であるか否かを判定する。ステップST501において、近づく方向への移動でない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST504へ移行する。ステップST501において、近づく方向への移動である場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST502へ移行する。
ステップST502で、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域検出部62Dにより検出された被写体が非合焦状態から合焦状態となったか否かを判定する。ステップST502において、被写体が合焦状態となっていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST504へ移行する。ステップST502において、被写体が合焦状態となった場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST503へ移行する。
ステップST503で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を一定時間変更しない(図20参照)。すなわち、窓領域85は、一定時間経過後に位置が変更される。ステップST503で、窓領域85の位置が一定時間変更されず、位置が固定された状態が続いた後、窓領域位置制御処理はステップST504へ移行する。
ステップST504で、窓領域位置制御部62Eは、終了条件を満足したか否かを判定する。ステップST504において、終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST500へ移行する。ステップST504において、終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理が終了する。
以上のように、本変形例では、非合焦状態であった被写体が撮像装置10に近づく方向に移動して合焦状態になることにより合焦領域FAが変化した場合に、窓領域85の位置を一定時間変更しない。これにより、ユーザが意図しない被写体が合焦することにより、窓領域85の位置が変更されることを抑制することができる。
[第5変形例]
次に、窓領域85の位置の変更に関する変形例について説明する。本変形例では、一例として図22に示すように、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を変更する場合に、動画像データ80が表す画像の外周(すなわちフレーム80Aの外周)に沿って窓領域85の位置を変更する。
合焦領域FAはフレーム80Aの中央付近に存在することが多いので、フレーム80Aの外周に沿って窓領域85を移動させることで、合焦領域FAの視認性が確保される。
[第6変形例]
次に、動画像データ80が表す画像内にアイコンが表示されている場合における窓領域85の位置の変更に関する変形例について説明する。本変形例では、一例として図23に示すように、窓領域位置制御部62Eは、フレーム80A内にアイコン92が表示されている場合において、アイコン92を避ける経路に沿って窓領域85を移動させる。これにより、窓領域85が重なることによるアイコン92の視認性の低下が防止される。
例えば、アイコン92は、撮像装置10の各種の設定情報(フォーカスモードの種別、F値、フラッシュのオン/オフなど)を表す表示画像である。
別の例として図24に示すように、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85が移動する経路上にアイコン92が存在する場合に、窓領域85が移動する経路外にアイコン92を移動させてもよい。
[第7変形例]
次に、窓領域85が、動画像データ80が表す画像の一辺に沿って延伸した形状である場合における窓領域85の位置の変更に関する変形例について説明する。本変形例では、一例として図25に示すように、窓領域85は、フレーム80Aの長辺方向であるX方向に延伸した矩形状である。本変形例では、窓領域85には、情報画像データ82として、フレーム80AのY方向に関する輝度値をプロットしたヒストグラム又は波形が表示される。
この場合、窓領域85をX方向に移動させることはできない。そこで、窓領域85の形状を変更して移動させると、窓領域85に表示されるヒストグラム又は波形の視認性が低下する。このため、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置の変更方向を、窓領域85の延伸方向と交差する方向に制限する。図25に示す例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置の変更方向をY方向に制限する。なお、窓領域85はY方向に延伸していてもよい。この場合、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置の変更方向をX方向に制限する。
[第8変形例]
次に、窓領域85の位置の変更を、撮像装置10に対してユーザが操作を行っている場合に禁止する例を説明する。ユーザが、撮像装置10に対してピント調整などの操作を行っている最中に窓領域85が移動すると、煩わしく、操作に支障をきたす恐れがある。このため、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、ユーザが特定の操作を行っている場合に、窓領域85の位置を変更しない。
本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、一例として図26に示す窓領域位置制御処理を行う。まず、ステップST600で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を変更する条件を満たすか否かを判定する。例えば、窓領域位置制御部62Eは、合焦領域FAに変更が生じた場合には、窓領域85の位置を変更する条件を満たすと判定する。ステップST600において、条件を満たさない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST603へ移行する。ステップST600において、条件を満たす場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST601へ移行する。
ステップST601で、窓領域位置制御部62Eは、撮像装置10に対してユーザにより特定の操作が行われているか否かを判定する。ステップST601において、特定の操作が行われていない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST603へ移行する。ステップST601において、特定の操作が行われている場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST602へ移行する。
ステップST602で、窓領域位置制御部62Eは、操作が終了したか否かを判定する。ステップST602において、操作が終了していない場合には、判定が否定されて、窓領域位置制御処理は再びステップST602を実行する。ステップST602において、操作が終了した場合には、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理はステップST603へ移行する。
ステップST603で、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を変更する。ステップST603で、窓領域85の位置が変更された後、窓領域位置制御処理はステップST604へ移行する。
ステップST604で、窓領域位置制御部62Eは、終了条件を満足したか否かを判定する。ステップST604において、終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、窓領域位置制御処理はステップST600へ移行する。ステップST604において、終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、窓領域位置制御処理が終了する。
以上のように、本変形例では、ユーザにより特定の操作が行われている場合に、窓領域85の位置を変更しないので、操作性と窓領域85の視認性とが両立する。
[第9変形例]
次に、情報画像データ82がピーキング画像データである場合について説明する。ピーキング画像データとは、合焦部分が強調された画像データであり、情報画像データ生成部62Bにより生成される。本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を合焦領域FAに重なる位置に設定する。
一例として図27に示すように、人物11Aの顔部分が合焦領域FAとして検出されている場合を想定する。この場合、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85の位置を合焦領域FAに重なる位置に設定する。窓領域85には、人物11Aの顔部分における合焦部分(例えば輪郭)が強調されたピーキング画像データが表示される。
なお、合焦領域FAの面積に応じて窓領域85の大きさを変更してもよい。図27に示す例では、ピーキング画像内の顔の大きさが、フレーム80A内における人物11Aの顔の大きさよりも大きくなるように、窓領域85を拡大している。
このように、情報画像データ82がピーキング画像データである場合に、ピーキング画像に限って、窓領域85の位置を合焦領域FAに重なる位置に設定することで、ユーザによる合焦確認の精度が向上する。
[第10変形例]
次に、動画像データ80が表す画像内の一定割合以上の領域が合焦領域FAであって、合焦領域FAに重ならない領域に窓領域85を設定することができない場合について説明する。上記第2変形例では、合焦判定範囲FJRを狭めることで、窓領域85の位置を変更可能な領域を広げているが、本変形例では、窓領域85を、フレーム80A内の特定の位置に設定し、透過率を上げた状態とする
一例として図28に示すように、フレーム80A内に多数の合焦領域FAが検出されることにより、合焦領域FAに重ならない位置に窓領域85を設定することができない場合を想定する。この場合、本変形例では、窓領域位置制御部62Eは、窓領域85をフレーム80A内の特定の位置(例えば、右上隅のデフォルト位置)に設定する。窓領域85の透過率は、例えば0%から50%に変更される。窓領域85の透過率を上げることで、窓領域85に情報画像データ82を表示させた場合においても、窓領域85に重なった領域における人物11Aの像が、窓領域85を透過して視認可能となる。
本変形例によれば、合焦領域FAに重ならないように窓領域85を設定することができない状況下で、合焦領域FAの視認性を一定程度確保することができる。
上記実施形態及び各変形例は、MFモード時においてライブビュー画像の表示中に行われるPinP表示処理について説明しているが、本開示のPinP表示処理は、AFモード時にも適用可能である。
なお、上記実施形態及び各変形例は、矛盾が生じない限り互いに組み合わせることが可能である。
また、上記実施形態では、CPU62を例示したが、CPU62に代えて、又は、CPU62と共に、他の少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのGPU、及び/又は、少なくとも1つのTPUを用いるようにしてもよい。
上記実施形態では、NVM64にプログラム65が記憶されている形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、プログラム65がSSD又はUSBメモリなどの可搬型の非一時的記憶媒体に記憶されていてもよい。非一時的記憶媒体に記憶されているプログラム65は、撮像装置10のプロセッサ12にインストールされる。CPU62は、プログラム65に従ってPinP表示処理を実行する。
また、ネットワークを介して撮像装置10に接続される他のコンピュータ又はサーバ装置等の記憶装置にプログラム65を記憶させておき、撮像装置10の要求に応じてプログラム65がダウンロードされ、プロセッサ12にインストールされるようにしてもよい。
なお、撮像装置10に接続される他のコンピュータ又はサーバ装置等の記憶装置、又はNVM64にプログラム65の全てを記憶させておく必要はなく、プログラム65の一部を記憶させておいてもよい。
また、図1及び図2に示す撮像装置10にはプロセッサ12が内蔵されているが、本開示の技術はこれに限定されず、例えば、プロセッサ12が撮像装置10の外部に設けられるようにしてもよい。
上記実施形態では、CPU62、NVM64、及びRAM66を含むプロセッサ12が例示されているが、本開示の技術はこれに限定されず、プロセッサ12に代えて、ASIC、FPGA、及び/又はPLDを含むデバイスを適用してもよい。また、プロセッサ12に代えて、ハードウェア構成及びソフトウェア構成の組み合わせを用いてもよい。
上記実施形態で説明したPinP表示処理を実行するハードウェア資源としては、次に示す各種のプロセッサを用いることができる。プロセッサとしては、例えば、ソフトウェア、すなわち、プログラムを実行することで、PinP表示処理を実行するハードウェア資源として機能する汎用的なプロセッサであるCPUが挙げられる。また、プロセッサとしては、例えば、FPGA、PLD、又はASICなどの特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路が挙げられる。何れのプロセッサにもメモリが内蔵又は接続されており、何れのプロセッサもメモリを使用することでPinP表示処理を実行する。
PinP表示処理を実行するハードウェア資源は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ、又はCPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、PinP表示処理を実行するハードウェア資源は1つのプロセッサであってもよい。
1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが、PinP表示処理を実行するハードウェア資源として機能する形態がある。第2に、SoCなどに代表されるように、PinP表示処理を実行する複数のハードウェア資源を含むシステム全体の機能を1つのICチップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、PinP表示処理は、ハードウェア資源として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて実現される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路を用いることができる。また、上記のPinP表示処理はあくまでも一例である。従って、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
以上に示した記載内容及び図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用、及び効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用、及び効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容及び図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことは言うまでもない。また、錯綜を回避し、本開示の技術に係る部分の理解を容易にするために、以上に示した記載内容及び図示内容では、本開示の技術の実施を可能にする上で特に説明を要しない技術常識等に関する説明は省略されている。
本明細書において、「A及び/又はB」は、「A及びBのうちの少なくとも1つ」と同義である。つまり、「A及び/又はB」は、Aだけであってもよいし、Bだけであってもよいし、A及びBの組み合わせであってもよい、という意味である。また、本明細書において、3つ以上の事柄を「及び/又は」で結び付けて表現する場合も、「A及び/又はB」と同様の考え方が適用される。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。

Claims (26)

  1. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が前記合焦領域である場合に、被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として、再度前記合焦領域を検出する、
    撮像装置。
  2. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出し、
    前記合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が遠ざかる方向に移動して非合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置を一定時間変更しない、
    撮像装置。
  3. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出し、
    前記合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して非合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域を一定時間消去するか、若しくは一定時間透過率を上げる、
    撮像装置。
  4. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出し、
    前記合焦領域内に存在しない少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置を一定時間変更しない、
    撮像装置。
  5. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が前記合焦領域であって、前記合焦領域に重ならない領域に前記窓領域を設定することができない場合に、前記窓領域を、特定の位置に設定し、透過率を上げた状態とする、
    撮像装置。
  6. 前記プロセッサは、前記動画像データ及び前記情報画像データを表示先に出力する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記窓領域に前記情報画像データを配置して、前記動画像データと前記情報画像データとを合成することにより生成した合成動画像データを出力する、
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記合焦領域に重ならない領域に前記窓領域の位置を設定する、
    請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記プロセッサは、
    被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として前記合焦領域を検出する、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 絞りを備え、
    前記プロセッサは、前記絞りの絞り値に応じて前記合焦判定範囲を設定する、
    請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記プロセッサは、
    前記動画像データが表す画像の外周に沿って前記窓領域の位置を変更する、
    請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記プロセッサは、
    前記動画像データが表す画像内にアイコンが表示されている場合に、前記アイコンを避ける経路に沿って前記窓領域を移動させるか、若しくは前記窓領域が移動する経路外に前記アイコンを移動させる、
    請求項1から請求項11のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記プロセッサは、
    前記窓領域が、前記動画像データが表す画像の一辺に沿って延伸した形状である場合に、前記窓領域の位置の変更方向を、前記窓領域の延伸方向と交差する方向に制限する、
    請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記プロセッサは、
    特定の操作が行われている間には、前記窓領域の位置を変更しない、
    請求項1から請求項13のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記情報画像データは、前記動画像データに補正を施したデータ、輝度を表すヒストグラム、又は輝度を表す波形である、
    請求項1から請求項14のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記プロセッサは、
    前記情報画像データがピーキング画像データである場合には、前記窓領域の位置を、前記合焦領域に重なる位置に設定する、
    請求項1から請求項7、及び請求項9から請求項14のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. 前記プロセッサは、
    前記合焦領域の大きさに応じて前記窓領域の大きさを変更する、
    請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記イメージセンサは、複数の位相差画素を備え、
    前記プロセッサは、
    前記撮像データのうち、前記位相差画素から得られた撮像データに基づいて前記合焦領域を検出する、
    請求項1から請求項17のうちいずれか1項に記載の撮像装置。
  19. 前記位相差画素は、画素の全領域によって光電変換が行われた非位相差画像データと、画素の一部の領域によって光電変換が行われた位相差画像データとを選択的に出力可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記位相差画素が前記位相差画像データを出力した場合における撮像データに基づいて前記合焦領域を検出する、
    請求項18に記載の撮像装置。
  20. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が前記合焦領域である場合に、被写界深度内の一部の範囲を合焦判定範囲として、再度前記合焦領域を検出すること、
    を含む情報処理方法。
  21. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出すること、
    前記合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が遠ざかる方向に移動して非合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置を一定時間変更しないこと、
    を含む情報処理方法。
  22. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出すること、
    前記合焦領域内に存在する少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して非合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域を一定時間消去するか、若しくは一定時間透過率を上げること、
    を含む情報処理方法。
  23. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出すること、
    前記合焦領域内に存在しない少なくとも1つの被写体が近づく方向に移動して合焦状態になることにより前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置を一定時間変更しないこと、
    を含む情報処理方法。
  24. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記動画像データが表す画像内の一定割合以上の領域が前記合焦領域であって、前記合焦領域に重ならない領域に前記窓領域を設定することができない場合に、前記窓領域を、特定の位置に設定し、透過率を上げた状態とすること、
    を含む情報処理方法。
  25. イメージセンサ及びプロセッサを備える撮像装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出し、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成し、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成し、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力し、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御し、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出し、
    前記合焦領域内に存在する被写体の移動に応じて前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置の制御又は前記窓領域の表示状態の変更を行う、
    撮像装置。
  26. イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて、撮像エリア内における合焦領域を検出すること、
    前記イメージセンサにより得られた撮像データに基づいて動画像データを生成すること、
    前記動画像データに関連する情報を表す情報画像データを生成すること、
    前記動画像データ、及び前記動画像データが表す画像内における窓領域に関連付けられた前記情報画像データを出力すること、
    前記合焦領域に応じて前記窓領域の位置を制御すること、
    前記撮像データに基づいて被写体の距離を検出すること、
    前記合焦領域内に存在する被写体の移動に応じて前記合焦領域が変化した場合に、前記窓領域の位置の制御又は前記窓領域の表示状態の変更を行うこと、
    を含む情報処理方法。
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