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JP7792285B2 - 空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラム - Google Patents
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JP7792285B2 - 空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラム - Google Patents

空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラム

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Description

本発明は、空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラムに関する。
近年、都市空間や観光地の空間、商業施設の空間等において、当該空間に関するコミュニケーションの円滑化を図りたい、という要望が高まっている。例えば、上記空間に対する訪問者の間においては、当該空間に関するコミュニケーションが円滑に行われることにより、当該空間を、より楽しめる結果、当該空間に対する集客効果を高めることができる。また、上記空間に対する訪問者と、当該空間を運営する運営者との間においても、当該空間に関するコミュニケーションが円滑に行われることにより、相互の理解を深めることができる結果、訪問者にとっては、当該空間における魅力を、より深く感じることができ、運営者にとっても、訪問者の意向を確認することができる結果、当該空間を、よりよいものとすることができる。
従来、上記各種空間に関するコミュニケーションを向上させるために適用することのできる技術として、以下の技術があった。
特許文献1には、観客がガラスなどを介することなく直接的に視覚することができ、模型と映像とによって観客に立体的なプレゼンテーションを行うことを目的とした視覚表示方法が開示されている。
この視覚表示方法は、観客が隔離物を介することなく直接的に視覚することのできる空間内に、風景、物語、またはある状況などを連想させる模型を配置し、前記模型と関連する映像を、投影装置によって、前記空間内に空中の像として投影する、ことを特徴とする。
特開2001-330916号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、空間内の空中に投影する映像が、当該模型に関連する映像とされているため、必ずしも模型の参照者に関連する情報が投影されるとは限らず、この結果として、必ずしも効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができるとは限らない、という問題点があった。
本発明は、以上の事情に鑑みて成されたものであり、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる空間評価支援装置、空間評価支援システム、及び空間評価支援プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る空間評価支援装置は、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出する導出部と、前記空間の立体的な模型に対して、前記導出部によって導出された要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御する制御部と、を備え、前記対象とする空間は、前記参照者によって入力された対象領域であり、前記対象領域は、複数の市区町村を含む領域、市区町村毎の領域、都道府県の領域、地方の領域、及び国全体の領域の何れかの領域であるものである。
請求項1に記載の本発明に係る空間評価支援装置によれば、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出し、上記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御することで、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
請求項2に記載の本発明に係る空間評価支援装置は、請求項1に記載の空間評価支援装置であって、前記属性が、前記参照者の趣味嗜好に関する属性、及び前記参照者の業務に関する属性の少なくとも一方を含むものである。
請求項2に記載の本発明に係る空間評価支援装置によれば、上記属性に、参照者の趣味嗜好に関する属性、及び参照者の業務に関する属性の少なくとも一方を含めることで、含めた属性に関する画像を模型に投影することができる。
請求項3に記載の本発明に係る空間評価支援装置は、請求項1又は請求項2に記載の空間評価支援装置であって、前記要求対象に関する画像が、ソーシャルヒートマップ画像であるものである。
請求項3に記載の本発明に係る空間評価支援装置によれば、上記要求対象に関する画像を、ソーシャルヒートマップ画像とすることで、より効果的に、コミュニケーションの円滑化を図ることができる。
請求項4に記載の本発明に係る空間評価支援システムは、請求項1~請求項3の何れか1項に記載の空間評価支援装置と、前記空間評価支援装置の前記制御部による制御によって前記要求対象に関する画像が投影される立体的な模型と、前記制御部による制御によって前記投影を行う投影装置と、を含む。
請求項4に記載の本発明に係る空間評価支援システムによれば、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出し、上記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御することで、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
請求項5に記載の本発明に係る空間評価支援プログラムは、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出し、前記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御する、処理であって、前記対象とする空間は、前記参照者によって入力された対象領域であり、前記対象領域は、複数の市区町村を含む領域、市区町村毎の領域、都道府県の領域、地方の領域、及び国全体の領域の何れかの領域である、処理をコンピュータに実行させる。
請求項5に記載の本発明に係る空間評価支援プログラムによれば、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出し、上記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御することで、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
実施形態に係る空間評価支援システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る空間評価支援システムの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る対象領域情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る参照者情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る空間評価支援処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る初期画面の構成の一例を示す正面図である。 実施形態に係る立体模型に対する画像の投影状況の一例を示す概略斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明を、サーバコンピュータ等により構成された空間評価支援装置と、立体的な模型と、当該模型に対して画像を投影する投影装置と、を含む空間評価支援システムに適用した場合について説明する。
まず、図1~図2を参照して、本実施形態に係る空間評価支援システム90の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る空間評価支援システム90のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。また、図2は、本実施形態に係る空間評価支援システム90の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る空間評価支援システム90は、ネットワーク80に各々アクセス可能とされた、空間評価支援装置10と、投影装置30と、を含む。なお、空間評価支援装置10の例としては、パーソナルコンピュータ及びサーバコンピュータ等の情報処理装置が挙げられる。また、投影装置30は、画像を光によって投影することができるものであり、所謂プロジェクタ(Projector)と呼ばれるものである。
このように、本実施形態では、空間評価支援装置10と投影装置30とを、ネットワーク80を介して接続しているが、これに限るものではない。例えば、空間評価支援装置10と投影装置30とを直接接続する形態としてもよい。また、本実施形態では、空間評価支援装置10と投影装置30との間の通信として、有線による通信を適用しているが、これに限るものではない。例えば、無線による通信、又は有線による通信及び無線による通信の組み合わせを、空間評価支援装置10と投影装置30との間の通信として適用する形態としてもよい。
本実施形態に係る空間評価支援装置10は、空間評価支援システム90で取り扱う各種情報を統括的に保管して利用する装置である。空間評価支援装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、一時記憶領域としてのメモリ12、不揮発性の記憶部13、キーボードとマウス等の入力部14、液晶ディスプレイ等の表示部15、媒体読み書き装置(R/W)16及び通信インタフェース(I/F)部18を備えている。CPU11、メモリ12、記憶部13、入力部14、表示部15、媒体読み書き装置16及び通信I/F部18はバスBを介して互いに接続されている。媒体読み書き装置16は、記録媒体17に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体17への情報の書き込みを行う。
記憶部13はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部13には、空間評価支援プログラム13Aが記憶されている。空間評価支援プログラム13Aは、空間評価支援プログラム13Aが書き込まれた記録媒体17が媒体読み書き装置16にセットされ、媒体読み書き装置16が記録媒体17からの空間評価支援プログラム13Aの読み出しを行うことで、記憶部13へ記憶される。CPU11は、空間評価支援プログラム13Aを記憶部13から読み出してメモリ12に展開し、空間評価支援プログラム13Aが有するプロセスを順次実行する。
また、記憶部13には、対象領域情報データベース13B及び参照者情報データベース13Cが記憶される。対象領域情報データベース13B及び参照者情報データベース13Cについては、詳細を後述する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る空間評価支援装置10の機能的な構成について説明する。
図2に示すように、空間評価支援装置10は、導出部11A及び制御部11Bを含む。空間評価支援装置10のCPU11が空間評価支援プログラム13Aを実行することで、導出部11A及び制御部11Bとして機能する。
本実施形態に係る導出部11Aは、対象とする空間(以下、「対象空間」という。)における、参照者の属性(以下、単に「属性」という。)に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出する。ここで、本実施形態では、属性として、参照者の趣味嗜好に関する第1属性、及び参照者の業務に関する第2属性の双方が含まれているが、これに限るものではない。例えば、第1属性及び第2属性の何れか一方のみを上記属性に含める形態としてもよいし、例えば、参照者の家族に関する属性、居住地域に関する属性といった他の属性を上記属性に更に含める形態としてもよい。
なお、第1属性としては、飲食、映画鑑賞、音楽鑑賞等といった趣味嗜好の範疇に含まれるもの全般を例示することができる。また、第2属性としては、建設業、デザイン業、住宅販売業等といった業務の範疇に含まれるもの全般を例示することができる。
そして、本実施形態に係る制御部11Bは、対象空間の立体的な模型(以下、「立体模型」という。)50に対して、導出部11Aによって導出された要求対象情報が示す要求対象に関する画像(以下、「要求対象画像」という。)を、対応する位置に投影するように投影装置30を制御する。
本実施形態では、要求対象画像を立体模型50に対して投影するための技術として、プロジェクション・マッピングの技術を適用している。プロジェクション・マッピングは、ビデオ・マッピング、マッピング・プロジェクション、ビジュアル・マッピング等とも呼ばれるものであり、投影装置を用いて立体物に映像を投影することで、当該立体物に映像を張り合わせる(マッピングする)ことを特徴とするものである。なお、プロジェクション・マッピングは広く知られた技術であるので、これ以上の説明は省略する。
また、本実施形態では、要求対象画像としてソーシャルヒートマップ(登録商標)の画像(以下、「ソーシャルヒートマップ画像」という。)を適用している。
ソーシャルヒートマップ画像は、対応する領域の通常表示される地図画像に重ねて濃度や色が異なる領域を表示することで、対象者のカテゴリー(上記属性に相当。)に適合した情報が多い場所を強調した地図を示す画像である。
即ち、本実施形態では、各参照者に対して予め複数の設問に回答してもらい、回答結果を分析して分類することにより各参照者の属性を事前に決定する。そして、本実施形態に係るソーシャルヒートマップ画像は、利用する参照者の属性に適合した情報(本実施形態では、SNS(Social Networking Service)において投稿された情報。)が多い場所ほど濃度が高くなるように、立体模型50に重ねて投影されるものとされている。但し、この濃度を変える形態に限らず、高い濃度から低い濃度の順に、赤色→黄色→緑色といったように色を変える形態としてもよい。
本実施形態では、空間評価支援装置10がネットワーク80等を介して、空間評価支援システム90が取り扱い対象としている領域(以下、「対象領域」という。)の各々毎で、かつ、上述した属性毎のソーシャルヒートマップ画像の最新版を提供するサーバに接続されている。そして、空間評価支援装置10は、このサーバからソーシャルヒートマップ画像の最新版を取得して、後述する対象領域情報データベース13B(図3も参照。)に記憶されているソーシャルヒートマップ画像を逐次更新するものとしている。但し、この形態に限らず、空間評価支援装置10自身により、各属性に対応するソーシャルヒートマップ画像を逐次更新する形態としてもよい。
一方、本実施形態に係る立体模型50は、空間評価支援装置10の制御部11Bによる制御によって要求対象画像が投影されるものであり、投影装置30は、制御部11Bによる制御によって当該投影を行うものであることは、上述したとおりである。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る対象領域情報データベース13Bについて説明する。図3は、本実施形態に係る対象領域情報データベース13Bの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る対象領域情報データベース13Bは、上述した対象領域に関する情報が登録されたデータベースである。一例として図3に示すように、本実施形態に係る対象領域情報データベース13Bは、対象領域名、属性、及びソーシャルヒートマップ画像の各情報が記憶される。
上記対象領域名は、上記対象領域の各々の名称を示す情報であり、上記属性は、上述した属性そのものを示す情報である。そして、上記ソーシャルヒートマップ画像は、対応する対象領域名が示す対象領域における、上述した属性別のソーシャルヒートマップ画像を示す情報である。
本実施形態では、上記対象領域として、「東京臨海副都心」、「東京都心」、「神奈川県西部」といったように、複数の市区町村を含む程度の広さの領域を適用しているが、これに限るものではない。例えば、市区町村毎の領域を対象領域として適用する形態としてもよいし、都道府県を対象領域として適用する形態としてもよいし、関東地方、関西地方等の地方や国全体を対象領域として適用する形態としてもよい。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る参照者情報データベース13Cについて説明する。図4は、本実施形態に係る参照者情報データベース13Cの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る参照者情報データベース13Cは、参照者に関する情報が登録されたものである。図4に示すように、本実施形態に係る参照者情報データベース13Cは、参照者ID(Identification)、及び属性の各情報が記憶される。
上記参照者IDは、参照者を個別に識別するために、参照者の各々毎に予め割り振られた情報であり、上記属性は、上述した複数の設問に対する回答結果に基づいて予め決定された、対応する参照者の属性を示す情報である。
次に、図5~図7を参照して、本実施形態に係る空間評価支援システム90の作用を説明する。図5は、本実施形態に係る空間評価支援処理の一例を示すフローチャートである。
空間評価支援装置10の管理者(例えば、空間評価支援システム90の運営者)により、入力部14を介して空間評価支援処理の実行を開始する指示入力が行われた場合に、空間評価支援装置10のCPU11が空間評価支援プログラム13Aを実行することで、図5に示す空間評価支援処理が実行される。なお、ここでは、錯綜を回避するために、対象領域情報データベース13B及び参照者情報データベース13Cが既に構築されている場合について説明する。また、ここでは、上述した参照者が、空間評価支援装置10に対する、実行中の空間評価支援処理に応じた操作を行っている場合について説明する。更に、ここでは、空間評価支援システム90が対象としている対象領域に対応する立体模型50が、予め定められた位置に設置されている場合について説明する。
図5のステップ100で、CPU11は、予め定められた構成とされた初期画面を表示するように表示部15を制御し、ステップ102で、CPU11は、参照者から所定情報が入力されるまで待機する。図6には、本実施形態に係る初期画面の構成の一例が示されている。
一例として図6に示すように、本実施形態に係る初期画面は、対象領域名の入力を促すメッセージが表示されると共に、対象領域の対象領域名を入力する入力領域15Aが表示される。また、本実施形態に係る初期画面は、参照者自身のID情報(本実施形態では、参照者ID)の入力を促すメッセージが表示されると共に、当該ID情報を入力する入力領域15Bが表示される。
図6に示す初期画面が表示部15により表示されると、参照者は、入力部14を用いて、所望の対象領域の名称を入力領域15Aに入力し、自身に割り振られた参照者IDを入力領域15Bに入力した後、終了ボタン15Cを指定する。これに応じてステップ102が肯定判定となってステップ104に移行する。なお、本実施形態では、初期画面での対象領域名の入力の形態を、当該対象領域名を直接入力する形態としているが、これに限るものではない。例えば、空間評価支援システム90が対象としている全ての対象領域名をプルダウン形式に表示する一方、表示された対象領域名から所望の対象領域名を指定する形態としてもよい。また、本実施形態では、初期画面での参照者IDの入力の形態も、当該参照者IDを直接入力する形態としているが、これに限るものではない。例えば、空間評価支援システム90が対象としている全ての参照者の参照者IDをプルダウン形式に表示する一方、表示された参照者IDから自身の参照者IDを指定する形態としてもよい。
ステップ104で、CPU11は、入力された参照者IDに対応する属性を参照者情報データベース13Cから読み出し、ステップ106で、CPU11は、読み出した属性に対応し、かつ、入力された対象領域に対応するソーシャルヒートマップ画像を対象領域情報データベース13Bから読み出す。
ステップ108で、CPU11は、入力された対象領域に対応する立体模型50に対して、読み出したソーシャルヒートマップ画像をプロジェクション・マッピングにより投影するように投影装置30を制御し、ステップ110で、CPU11は、参照者から所定情報が入力されるまで待機する。
図7には、本実施形態に係る立体模型50に対する画像の投影状況の一例を示す概略斜視図が示されている。
一例として図7に示すように、空間評価支援処理におけるステップ108の処理により、立体模型50には、参照者の属性に対応するソーシャルヒートマップ画像60が投影される。
従って、参照者は、立体模型50を参照することで、指定した対象領域における、自身の属性に関連する情報を直感的に把握することができ、周囲の人とのコミュニケーションが円滑化される。
この結果、例えば、参照者と、その周囲の人との間においては、当該対象領域に関するコミュニケーションが円滑に行われることにより、当該対象領域を、より楽しめる結果、当該対象領域に対する集客効果を高めることができる。また、参照者と、当該対象領域を運営する運営者との間においても、当該対象領域に関するコミュニケーションが円滑に行われることにより、相互の理解を深めることができる結果、参照者にとっては、当該空間における魅力を、より深く感じることができ、運営者にとっても、参照者の意向を確認することができる結果、当該空間を、よりよいものとすることができる。
参照者は、立体模型50に対する参照を終了する場合、入力部14を用いて、初期画面に表示されている終了ボタン15Cを再び指定する。これに応じてステップ110が肯定判定となってステップ112に移行する。
ステップ112で、CPU11は、本空間評価支援処理を終了させるタイミングとして予め定められた終了タイミングが到来したか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ100に戻る一方、肯定判定となった場合は本空間評価支援処理を終了する。なお、本実施形態では、上記終了タイミングとして、上記管理者により空間評価支援処理の実行を終了する指示入力が行われたタイミングを適用しているが、これに限るものでないことは言うまでもない。
以上説明したように、本実施形態によれば、対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報(本実施形態では、ソーシャルヒートマップ(登録商標))を導出し、上記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像(本実施形態では、ソーシャルヒートマップ画像)を、対応する位置に投影するように制御している。従って、より効果的にコミュニケーションの円滑化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、上記属性に、参照者の趣味嗜好に関する属性、及び参照者の業務に関する属性の双方を含めている。従って、これらの属性に関する画像を模型に投影することができる。
更に、本実施形態によれば、上記要求対象に関する画像を、ソーシャルヒートマップ画像としている。従って、より効果的に、コミュニケーションの円滑化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、要求対象とする画像としてソーシャルヒートマップ画像を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、参照者の属性に応じた人流を示す人流画像を、要求対象とする画像として適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、一人の参照者について属性を一つのみ適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、一人の参照者について複数の属性を適用する形態としてもよい。この場合、複数のソーシャルヒートマップ画像が用いられることになるが、この場合は、当該複数のソーシャルヒートマップ画像を重畳させて投影する形態としてもよいし、当該複数のソーシャルヒートマップ画像を、参加者等の指示に応じて順次切り替えて投影する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、対象領域として屋外の領域を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、対象領域として屋内の領域を適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、処理対象とする対象領域を参照者自身が指定する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、参照者が所持する端末装置(図示省略。)に内蔵されたGPS(Global Positioning System)等を用いて、当該端末装置が存在する位置を含む領域を処理対象とする対象領域として自動的に適用する形態としてもよい。同様に、参照者IDについても、参照者が所持するIDカード等から自動的に取得して適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、空間評価支援装置10において空間評価支援処理を実行する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、参照者が所有する端末装置(図示省略。)によって空間評価支援処理を実行する形態としてもよいし、投影装置30によって空間評価支援処理を実行する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、処理対象とする対象領域の入力を、入力部14を用いて初期画面上で行う場合について説明したが、これに限定されない。例えば、処理対象とする対象領域を、マイクロフォンを用いて音声情報として入力する形態としてもよい。
また、上記実施形態において、例えば、導出部11A及び制御部11Bの各処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
10 空間評価支援装置
11 CPU
11A 導出部
11B 制御部
12 メモリ
13 記憶部
13A 空間評価支援プログラム
13B 対象領域情報データベース
13C 参照者情報データベース
14 入力部
15 表示部
16 媒体読み書き装置
17 記録媒体
18 通信I/F部
30 投影装置
50 立体模型
60 ソーシャルヒートマップ画像
80 ネットワーク
90 空間評価支援システム

Claims (5)

  1. 対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出する導出部と、
    前記空間の立体的な模型に対して、前記導出部によって導出された要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御する制御部と、
    を備えた空間評価支援装置であって、
    前記対象とする空間は、前記参照者によって入力された対象領域であり、
    前記対象領域は、複数の市区町村を含む領域、市区町村毎の領域、都道府県の領域、地方の領域、及び国全体の領域の何れかの領域である、
    空間評価支援装置
  2. 前記属性は、前記参照者の趣味嗜好に関する属性、及び前記参照者の業務に関する属性の少なくとも一方を含む、
    請求項1に記載の空間評価支援装置。
  3. 前記要求対象に関する画像は、ソーシャルヒートマップ画像である、
    請求項1又は請求項2に記載の空間評価支援装置。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1項に記載の空間評価支援装置と、
    前記空間評価支援装置の前記制御部による制御によって前記要求対象に関する画像が投影される立体的な模型と、
    前記制御部による制御によって前記投影を行う投影装置と、
    を含む空間評価支援システム。
  5. 対象とする空間における、参照者の属性に応じた要求対象を示す要求対象情報を導出し、
    前記空間の立体的な模型に対して、導出した要求対象情報が示す要求対象に関する画像を、対応する位置に投影するように制御する、処理であって、
    前記対象とする空間は、前記参照者によって入力された対象領域であり、
    前記対象領域は、複数の市区町村を含む領域、市区町村毎の領域、都道府県の領域、地方の領域、及び国全体の領域の何れかの領域である、
    処理をコンピュータに実行させるための空間評価支援プログラム。
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