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JP7792889B2 - 監視制御装置および監視制御システム - Google Patents
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JP7792889B2 - 監視制御装置および監視制御システム - Google Patents

監視制御装置および監視制御システム

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本願は、監視制御装置および監視制御システムに関するものである。
一般に、監視制御システム内に存在するコンピュータプログラムのプロセスは、メモリ、ハンドル、ファイルポインタ、GDIオブジェクトなどのリソースをシステムから動的に取得したり、解放したりしながら処理を行う。ところがプロセスが、リソースを動的に取得して処理を行った後、不要になったにもかかわらずそのリソースを解放せず、プロセスが保持されたままとなる場合がある。このようなリソースの解放漏れをリソースリークと呼ぶ。
リークしたリソースは、取得されたプロセスに占有され、そのプロセスが終了するまでは、他のプロセスが使用不可能となる。このため、システムに常駐するようなプロセスでリークが発生すると、システムで使用できるリソースが減り続け、最終的にはリソースが枯渇し、システムが異常終了する。
そのため、長時間起動を前提としたプラント等の監視制御システムでは、これらのリークは重大な影響を及ぼす恐れがある。ところが、システムを構成するプロセスは、オープンソースソフトウェア、或いは購入したソフトウェアなど、多岐に渡るため、全てのプロセスに対してリソースリークがゼロになることを保証してシステムを構築することは極めて困難である。
そこで、従来の技術として、たとえリソースリークが発生したとしても、その影響が軽減されるよう、リソースリークに対応したプロセス管理方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、システム上に起動している各プロセスが、それぞれ自身の内部、もしくはシステム上に独立した機能(プロセス)として、メモリ等のリソースの使用状況を監視する機能を有する。これらの監視機能は、別途システムで用意された上限値定義に従い、対象プロセスのリソースの使用状況の監視し、必要ならばプロセスの再起動を行う。
システムは、あらかじめファイル或いは共有メモリの形で上限値定義を用意する。この上限値定義には、どのプロセスがリソースリーク対応(再起動)の対象なのか、そのプロセスがどの程度までメモリ等のリソースを使用したときに再起動を行うのか、プロセスがどの程度の時間稼働したとき、および、何回処理が行われたときに再起動を行うのかのという閾値が設定されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001-75823号公報(0012~0013、0019~0020、0023~0025)
上述のようなリソースリークに対応したプロセス管理方法では、リソースの使用状況の閾値をオーバーしたタイミングで、プロセスの再起動が行われるため、オペレータがプラント監視制御の操作を行っている最中に、突然、プロセスの再起動が行われ、オペレータ業務に支障をきたすという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、たとえ一部のプロセスでリソースリークが発生し、システムのリソースを圧迫したとしても、それらのプロセスを、オペレータによる監視制御の操作に影響を与えないように再起動することで、不要なリソースの解放を行い、システムの長期運転を保証できる監視制御装置および監視制御システムを提供することを目的とする。
本願に開示される監視制御装置は、
ラントの監視制御に使用される監視制御装置であって、
前記監視制御装置のプログラムであるプロセスは、それぞれ、前記プロセス自身を再起動するか否かを判断する、プロセス監視機能を備え、
前記監視制御装置は、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを再起動するか否かの判断に用いる、前記プロセスによるリソースの使用状況の閾値を記録した閾値定義と、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを前記監視制御装置のオペレータが使用していないと判断するために利用する判断基準を記録した判断基準定義とを備え、
前記プロセスの稼働中に、前記閾値定義および前記判断基準定義の内容を変更する、リソース管理定義変更機能を備えるものである。
また、本願に開示する監視制御システムは、
前記監視制御装置と、
ネッワークを介して前記監視制御装置に接続された被監視装置とを備えるものである。
本願に開示される監視制御装置および監視制御システムによれば、たとえ一部のプロセスでリソースリークが発生し、システムのリソースを圧迫したとしても、それらのプロセスを、オペレータによる監視制御の操作に影響を与えないように再起動することで、不要なリソースの解放を行い、システムの長期運転を保証できる。
実施の形態1による監視制御システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1による監視制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1による監視制御装置のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。 実施の形態1によるリソースの使用状況の閾値定義の構成を示す図である。 実施の形態1によるオペレータによる使用状態の判断基準定義の構成を示す図である。 実施の形態1によるプロセス監視機能の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による監視制御装置のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。 実施の形態2によるプロセス監視機能の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3による監視制御装置のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。 実施の形態3によるプロセス監視機能の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4による監視制御装置のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。 実施の形態4によるプロセス監視機能の動作を示すフローチャートである。 実施の形態5による監視制御装置のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。 実施の形態5によるプロセス監視機能の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による監視制御装置および監視制御システムを図に基づいて説明する。
図1は、監視制御システム100の構成を示すブロック図である。
図2は、監視制御装置50の構成を示すブロック図である。
監視制御システム100は、プラント等の監視制御に使用する監視制御装置50と、ネットワーク4を介して監視制御装置50に接続された被監視装置51A、51B等を備える。オペレータは、監視制御装置50を使って、被監視装置51A、51Bを監視および制御する。
図2に示すように、監視制御装置50は、演算装置であるプロセッサ52と、監視画面を表示する表示装置53と、オペレータが操作する入力装置54と、データ等を保存する記憶装置55とを有する。
図3は、監視制御装置50のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。
図4は、リソースの使用状況の閾値定義31の構成を示す図である。
図5は、オペレータによる使用状態の判断基準定義32の構成を示す図である。
監視制御装置50は、リソース管理定義30の中に、リソースの使用状況の閾値定義31(以下、単に閾値定義31という)だけでなく、オペレータによる監視制御装置50の使用状態によってプロセス管理動作を判断する、使用状態の判断基準定義32(以下、単に判断基準定義32という)も備える。また、監視制御装置50のプログラムの1単位であるプロセス10は、それぞれプロセス監視機能20を備えている。
そして、プロセス監視機能20は、監視制御装置50のリソースの使用状況が、閾値定義31に定義された値を超えたと判断した場合には、プロセス10の再起動を行う前に、判断基準定義32の条件も満たしているか否かを確認する。判断基準定義32の条件を満たしている場合(オペレータが操作中でない場合)のみ、プロセス10自身の再起動を行う。
次に、プロセス10の再起動動作について説明する。
図6は、実施の形態1によるプロセス監視機能20の動作を示すフローチャートである。
各プロセス10のプロセス監視機能20は、起動するとまず、閾値定義31および判断基準定義32を読み込む(S0010)。次に、監視制御装置50のシステムから自身のプロセス10によるリソースの使用状況を取得し(S0020)、それらの値が閾値定義31に記録されている閾値を超えているかどうか(S0030)さらに、オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S0040)。
この両方の条件の内、どちらか一方でも条件を満たさない場合は、一定時間待機(S0050)したうえで、リソースの使用状況を取得(S0020)以降の処理を繰り返す。両方とも条件を満たしている場合は、その時点で当該プロセス10のプロセス監視機能20が自身を再起動させることで(S0060)、監視制御装置50のシステムを圧迫しているリソースを解放する。
実施の形態1による監視制御装置50および監視制御システム100によれば、監視制御装置50にたとえリソースリークが発生していたとしても、オペレータが監視制御操作を行っている最中でのプロセス10の再起動が抑えられ、操作外の時間帯に再起動が行われるため、オペレータ業務を継続して行うことが可能となる。また、オペレータが業務を行っていないときに必要なプロセスだけ再起動できるので、短時間にリソースを開放できる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2による監視制御装置および監視制御システムを図に基づいて説明する。
図7は、実施の形態2による監視制御装置50のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。実施の形態1では、リソース管理定義30の閾値定義31および判断基準定義32は固定されてあり、オペレータによって後から動的に各定義の内容を変更することができなかった。そこで実施の形態2では、監視制御システム100が運用中であっても、監視制御装置50のシステム内のプロセス10を再起動することなく閾値定義31および判断基準定義32を動的に変更できるように、リソース管理定義変更機能240を設けることとする。
次に、プロセス10の再起動動作について説明する。
図8は、プロセス監視機能20の動作を示すフローチャートである。
各プロセス10のプロセス監視機能20は、起動するとまず、閾値定義31および判断基準定義32を読み込む(S0010)。次に、監視制御装置50のシステムから自身のプロセス10によるリソースの使用状況を取得し(S0020)、それらの値が閾値定義31に記録されている閾値を超えているかどうか(S0030)さらに、オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S0040)。
この両方の条件の内、どちらか一方でも条件を満たさない場合は、一定時間待機(S0050)したうえで、リソースの使用状況を取得(S0020)以降の処理を繰り返す。このとき、監視ループRの間に、閾値定義31或いは判断基準定義32のデータが書き換えられた場合は、新たな閾値および判断基準に基づいてS0030での判断を行う。そして、両方とも条件を満たしている場合は、その時点で当該プロセス10のプロセス監視機能20が自身を再起動させることで(S0060)、監視制御装置50のシステムを圧迫しているリソースを解放する。
実施の形態2による監視制御装置50および監視制御システム100によれば、実施の形態1で述べた効果の他に、別途、リソース管理定義変更機能240によって、オペレータが、閾値定義31の閾値或いは判断基準定義32の内容を変更した場合であっても、変更された新しい閾値、判断基準に従って、プロセス10の監視、プロセス10の再起動を行うことができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3による監視制御装置および監視制御システムを図に基づいて説明する。
図9は、実施の形態3による監視制御装置50のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。
実施の形態1では、リソースリークが発生し、プロセス監視機能20がプロセス10の再起動を始めようとした際、プラントの緊急事態などオペレータ側で不都合があった場合でも、オペレータが直前に再起動をキャンセルする手段が存在しなかった。
そこで本実施の形態3では、プロセス10の再起動が行われる直前に、オペレータが監視制御を行っている画面上に、プロセス10が再起動される旨の警告メッセージの表示をプロセス監視機能20が行うようにし、オペレータに対して再起動をキャンセルする時間的な猶予を与えるようにした。
この警告メッセージは、時限的なメッセージであり、何秒後に再起動するかの表示は、動的にカウントダウンされる。そして、その時間が経過した場合(残り秒数が0秒になった場合)は、メッセージを消去して、直ちにプロセス10の再起動が行われる。
また、オペレータによってプロセス10の再起動がキャンセルされた場合は、一定時間(数時間単位)休止した後、プロセス監視機能20がリソースの使用状況の監視を再開する。なお、メッセージに表示する残り秒数および、キャンセル時に何時間休止するかは、定義ファイルなど(閾値定義31の中に含めても良い)で別途、管理する。
次に、プロセス10の再起動動作について説明する。
図10は、プロセス監視機能20の動作を示すフローチャートである。
各プロセス10のプロセス監視機能20は、実施の形態1と同様に、起動するとまず、閾値定義31および判断基準定義32を読み込む(S0010)。次に、監視制御装置50のシステムから自身のプロセス10によるリソースの使用状況を取得し(S0020)、それらの値が閾値定義31に記録されている閾値を超えているかどうか(S0030)さらに、オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S0040)。
この両方の条件の内、どちらか一方でも条件を満たさない場合は、一定時間待機(S0050)したうえで、リソースの使用状況を取得(S0020)以降の処理を繰り返す。そして、両方とも条件を満たしている場合は、これからプロセス10の再起動が行われる旨のメッセージを表示する(S3070)。そして、予め定められた時間内に、オペレータによって明示的に再起動がキャンセルされた場合は(S3080-YES)、一定時間待機をし(S3090)、S0020から監視ループRに戻る。また、キャンセルされなかった場合(S3080-NO)は、従来通り、プロセス10の再起動(S0060)を行う。プロセス監視機能20がプロセス10自身を再起動させることで、監視制御装置50のシステムを圧迫しているリソースを解放する。
実施の形態3による監視制御装置50および監視制御システム100によれば、プロセス監視機能20がリソースリーク等によりプロセス10を再起動すると判断した場合であっても、オペレータ業務上それが不都合であった場合、オペレータがプロセス10の再起動をキャンセルすることができる。これにより、監視業務を円滑に継続し、その後、業務に支障のない時に、プロセス10の再起動を実施できる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4による監視制御装置および監視制御システムを図に基づいて説明する。
図11は、実施の形態4による監視制御装置50のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。
実施の形態1~3では、リソースリークが発生し、プロセス監視機能20がプロセス10の再起動を行ったとき、再起動の直前に、そのプロセス10の画面展開がどのような状態であったかのを確認していなかった。そのため、プロセス10によって複数のウィンドウが表示装置53のデスクトップ画面に表示されていた場合は、再起動により、その画面のレイアウトが失われてしまっていた。
そのため、オペレータがプロセス10の再起動に気が付かなかった場合、突然、ウィンドウが消えてしまったと捉えてしまう恐れがあった。そこで本実施の形態4では、ウィンドウが消去されてしまう問題を解決するために、プロセス10の再起動の前後で、表示装置53のデスクトップ画面の画面レイアウトを維持できるようにする。
本実施の形態4では、プロセス監視機能20によって、対象のプロセス10の再起動を行う直前に、プロセス監視機能20は、そのプロセス10が、表示装置53のデスクトップ画面上に表示しているウィンドウの位置、サイズ、ウィンドウ上の表示内容を、画面レイアウト情報440に保存したうえで、再起動を行う。
そして、再起動した後のプロセス10は、画面レイアウト情報440が保存されているか否かを判断し、保存されている場合は、その情報に記載されている通りに、画面レイアウトを復元する。
次に、動作について説明する。
図12は、プロセス監視機能20の動作を示すフローチャートである。
各プロセス10のプロセス監視機能20は、起動するとまず、画面レイアウト情報440の読み込みを試みる(S4100)。画面レイアウト情報440を取得できなかった場合(S4110-NO)は、実施の形態1と同様にリソース管理定義(S0010)を取得してS0020以下の監視ループRを開始する。画面レイアウト情報440を取得できた場合(S4110-YES)は、画面レイアウト情報440の通りに、各ウィンドウをデスクトップ画面上に配置し(S4120)、実施の形態1と同様にリソース管理定義(S0010)を取得してS0020以下の監視ループRを開始する。
各プロセス10のプロセス監視機能20は、起動するとまず、閾値定義31および判断基準定義32を読み込む(S0010)。次に、監視制御装置50のシステムから自身のプロセス10によるリソースの使用状況を取得し(S0020)、それらの値が閾値定義31に記録されている閾値を超えているかどうか(S0030)さらに、オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S0040)。
この両方の条件の内、どちらか一方でも条件を満たさない場合は、一定時間待機(S0050)したうえで、リソースの使用状況を取得(S0020)以降の処理を繰り返す。両方とも条件を満たしている場合は、プロセス再起動の前に、自身のプロセス10がデスクトップ画面上に表示しているウィンドウの位置、サイズ、ウィンドウ上の表示内容を、画面レイアウト情報440に保存(S4130)してから再起動を行う(S0060)。
その時点で当該プロセス10のプロセス監視機能20が自身を再起動させることで、監視制御装置50のシステムを圧迫しているリソースを解放できる。
実施の形態4による監視制御装置50および監視制御システム100によれば、プロセス10が再起動された場合であっても、再起動前においてオペレータが使用していた画面レイアウトを維持できるため、オペレータが違和感を持つことなく、監視制御業務をシームレスに行うことができる。
実施の形態5.
以下、実施の形態5による監視制御装置および監視制御システムを図に基づいて説明する。
図13は、実施の形態5による監視制御装置50のプロセス管理の動作を表すイメージ図である。
監視制御装置50のシステムのプロセス10は、常駐して長時間動作することが前提であり、起動時に様々な初期化処理を行う必要がある。プロセス10の起動が実行されて、実際にオペレータが使用可能となるまで、数十秒かかる場合がある。
そのため、実施の形態1~4では、リソースリークが発生し、プロセス10の再起動が行われた後、プロセス10が実際に使用可能になるまで、数十秒間、オペレータによる操作ができない時間が生じてしまう。そこで実施の形態5では、一時的にプロセス10Aと同じプロセス10Bを二重起動し、プロセス10Aの終了前に処理をプロセス10Bに切り替えることで、実施の形態1~4で生じていたプロセス10Aの再起動中の待ち時間を解消できるようにする。なお、以下で詳細を説明するプロセス10Aとプロセス10Bは、上述のように同じプロセスであり、10A、10Bの符号は、二重起動されているプロセス10を互いに区別するために変えている。プロセス監視機能20A、20Bについても同様である。
次に、動作について説明する。
図14は、プロセス監視機能20の動作を示すフローチャートである。
プロセス監視機能20Aは、監視ループRにおいて、実施の形態1~4と同様に、監視制御装置50のシステムから自身のプロセス10Aのリソースの使用状況を取得し(S0020)、それらの値が閾値定義31に記録されている閾値を超えているかどうか(S0030)さらに、オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S0040)。この両方の条件を満たす場合は、プロセス10Aのプロセス監視機能20Aは、プロセス10Aと同じ動作をさせるプロセス10Bを起動し(S5170)、起動したプロセス10Bから終了指示を受けるまで待機する(S5180)。
起動したプロセス10Bは、初期化処理が完了するまで待機し(S5140)、他のプロセス10が二重起動中であるかどうかを確認する(S5150)。ここでは、プロセス10Aが起動しているので、S5150-YESに進む。
次に、プロセス10Bのプロセス監視機能20Bは、他のプロセス10Aに終了を指示する(S5160)。
終了指示を受けたプロセス10Aのプロセス監視機能20Aは、再度オペレータが監視制御操作をしていないと判断する判断基準定義32に記録されている判断基準を満たしているかを確認する(S5190)。
満たしていない場合、すなわちオペレータが操作中の場合(S5190-NO)は、S5190を繰り返す。判断基準を満たしている場合は(S5190-YES)、プロセス10Aのプロセス監視機能20Aは、プロセス10Aを終了する(S5210)。既にプロセス10Bが起動しているので、監視ループRは、プロセス10Bのプロセス監視機能20Bによって継続される。
実施の形態5による監視制御装置および監視制御システム100によれば、監視制御装置50プロセス10にリソースリーク等が生じ、再起動を行う必要が生じた場合であっても、予め同一のプロセスを二重起動して処理を切り替えて引き継ぐので、オペレータは、プロセス10の再起動(一時的な二重起動)を意識することなく、隙間なくオペレータ業務を行うことができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
付記1
プラントの監視制御に使用される監視制御装置であって、
前記監視制御装置のプログラムであるプロセスは、それぞれ、前記プロセス自身を再起動するか否かを判断する、プロセス監視機能を備え、
前記監視制御装置は、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを再起動するか否かの判断に用いる、前記プロセスによるリソースの使用状況の閾値を記録した閾値定義と、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを前記監視制御装置のオペレータが使用していないと判断するために利用する判断基準を記録した判断基準定義とを備える監視制御装置。
付記2
前記プロセス監視機能は、前記プロセスによる前記リソースの使用状況が前記閾値を超え、かつ、前記判断基準の条件を満たす場合に前記プロセスを再起動する付記1に記載の監視制御装置。
付記3
前記プロセスの稼働中に、前記閾値定義および前記判断基準定義の内容を変更する、リソース管理定義変更機能を備える付記1または付記2に記載の監視制御装置。
付記4
前記プロセス監視機能は、前記プロセスの再起動前に、前記プロセスが再起動される旨の警告メッセージを表示する付記1から付記3のいずれか1つに記載の監視制御装置。
付記5
前記プロセス監視機能は、前記再起動のキャンセルが可能である付記4に記載の監視制御装置。
付記6
前記監視制御装置は、前記プロセス監視機能によって、前記プロセスの再起動を行う直前に、前記プロセスが、表示装置のデスクトップ画面上に表示しているウィンドウの位置、サイズ、ウィンドウ上の表示内容を保存した画面レイアウト情報を備え、
前記プロセスは、再起動後に、前記画面レイアウト情報を元に画面レイアウトを復元する付記1から付記5のいずれか1つに記載の監視制御装置。
付記7
前記プロセス監視機能は、前記プロセスの終了前に、前記プロセスと同じプロセスを二重起動し、二重起動した前記プロセスに処理を引き継ぐ請求項1に記載の監視制御装置。付記1から付記6のいずれか1つに記載の監視制御装置。
付記8
付記1から付記6のいずれか1つに記載の前記監視制御装置と、
ネッワークを介して前記監視制御装置に接続された被監視装置とを備える監視制御システム。
100 監視制御システム、50 監視制御装置、10,10A,10B プロセス、
20,20A プロセス監視機能、240 リソース管理定義変更機能、
30 リソース管理定義、31 閾値定義,32 判断基準定義、4 ネットワーク、
440 画面レイアウト情報、51A,51B 被監視装置、52 プロセッサ、
53 表示装置、54 入力装置、55 記憶装置、R 監視ループ。

Claims (7)

  1. プラントの監視制御に使用される監視制御装置であって、
    前記監視制御装置のプログラムであるプロセスは、それぞれ、前記プロセス自身を再起動するか否かを判断する、プロセス監視機能を備え、
    前記監視制御装置は、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを再起動するか否かの判断に用いる、前記プロセスによるリソースの使用状況の閾値を記録した閾値定義と、前記プロセス監視機能が、前記プロセスを前記監視制御装置のオペレータが使用していないと判断するために利用する判断基準を記録した判断基準定義とを備え、
    前記プロセスの稼働中に、前記閾値定義および前記判断基準定義の内容を変更する、リソース管理定義変更機能を備える監視制御装置。
  2. 前記プロセス監視機能は、前記プロセスによる前記リソースの使用状況が前記閾値を超え、かつ、前記判断基準の条件を満たす場合に前記プロセスを再起動する請求項1に記載の監視制御装置。
  3. 前記プロセス監視機能は、前記プロセスの再起動前に、前記プロセスが再起動される旨の警告メッセージを表示する請求項1に記載の監視制御装置。
  4. 前記プロセス監視機能は、前記再起動のキャンセルが可能である請求項に記載の監視制御装置。
  5. 前記監視制御装置は、前記プロセス監視機能によって、前記プロセスの再起動を行う直前に、前記プロセスが、表示装置のデスクトップ画面上に表示しているウィンドウの位置、サイズ、およびウィンドウ上の表示内容を保存した画面レイアウト情報を備え、
    前記プロセスは、再起動後に、前記画面レイアウト情報を元に前記表示装置の画面レイアウトを復元する請求項1に記載の監視制御装置。
  6. 前記プロセス監視機能は、前記プロセスの終了前に、前記プロセスと同じプロセスを二重起動し、二重起動した前記プロセスに処理を引き継ぐ請求項1に記載の監視制御装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の前記監視制御装置と、
    ネッワークを介して前記監視制御装置に接続された被監視装置とを備える監視制御システム。
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