JP7793359B2 - 水系撥水性塗料組成物および硬化塗膜付き無機質建材 - Google Patents
水系撥水性塗料組成物および硬化塗膜付き無機質建材Info
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Description
[1] (A)酸化チタン、(B)非晶質シリカ、(C)シリコーン樹脂、および水を含む、水系撥水性塗料組成物であって、
前記(A)酸化チタンのメディアン径が0.1μm以上5μm以下であり、
前記水系撥水性塗料組成物の固形分換算100質量%を基準として、前記(A)酸化チタンの含有量が30質量%以上65質量%以下であり、前記(B)非晶質シリカの含有量が10質量%以上55質量%以下であり、顔料質量濃度(PWC)が50質量%以上80質量%以下である、水系撥水性塗料組成物。
[2] 前記(B)非晶質シリカが、(b1)メディアン径5μm以上のシリカ粒子を含む、[1]に記載の水系撥水性塗料組成物。
[3] 前記(B)非晶質シリカが、(b2)メディアン径1μm以上の珪藻土を含む、[1]または[2]に記載の水系撥水性塗料組成物。
[4] (D)塗膜形成樹脂をさらに含む、[1]~[3]のいずれかに記載の水系撥水性塗料組成物。
[5] 無機質建材の塗装に用いられる、[1]~[4]のいずれかに記載の水系撥水性塗料組成物。
[6] [1]~[5]のいずれかに記載の水系撥水性塗料組成物から形成される硬化塗膜。
[7] 無機質建材の少なくとも片面に[1]~[5]のいずれかに記載の水系撥水性塗料組成物から形成された硬化塗膜を備える、硬化塗膜付き無機質建材。
[8] [1]~[5]のいずれかに記載の水系撥水性塗料組成物を無機質建材上の少なくとも一部に塗装する工程と、
前記塗装工程で形成された塗膜を乾燥して、硬化させる工程と
を有する、硬化塗膜付き無機質建材の製造方法。
なお、本明細書において、「固形分」とは、水系撥水性塗料組成物から水等の揮発成分を除いたものであり、硬化させたときに硬化塗膜を構成する成分を示す。
「顔料質量濃度(PWC)」とは、水系撥水性塗料組成物の固形分の質量に対する、顔料成分の合計の質量の百分率であり、次の式で表される。
「顔料成分」とは、下記の(A)酸化チタン、(B)非晶質シリカ、任意の他の顔料、および添加剤中の固体粒子である。
PWC=[顔料成分の質量合計]/[水系撥水性塗料組成物中の固形分の質量]×100(%)
本発明による水系撥水性塗料組成物は、少なくとも、(A)酸化チタン、(B)非晶質シリカ、(C)シリコーン樹脂、および水を含むものである。本発明による水系撥水性塗料組成物は、(D)塗膜形成樹脂および他の成分をさらに含んでもよい。本発明による水系撥水性塗料組成物から形成された硬化塗膜は、長期撥水性、耐水性、および長期耐候性に優れるものである。このような硬化塗膜は、これらの性能が求められる建材、特に無機質建材の塗装(トップコート、バックシーラー)に好適に使用できる。
(A)酸化チタンとしては、メディアン径が0.1μm以上5μm以下であれば、形状等は特に限定されず、従来公知の酸化チタンを用いることができる。(A)酸化チタンのメディアン径は、好ましくは0.15μm以上4.5μm以下であり、より好ましくは0.2μm以上4μm以下であり、さらに好ましくは0.25μm以上3.5μm以下である。酸化チタンのメディアン径が上記数値範囲内であれば、硬化塗膜は基材(下地)に対する隠蔽力を発揮することができる。
なお、(A)酸化チタンのメディアン径は、硬化被膜を走査型電子顕微鏡または透過型電子顕微鏡を用いて観測した際の酸化チタン(微粒子)の直径の中央値として算出することが出来る。
(B)非晶質シリカとしては、(b1)シリカ粒子および(b2)珪藻土の少なくとも1種を用いることができ、(b2)珪藻土を用いることが好ましい
シリカ粒子としては、メディアン径が5μm以上であれば、形状等は特に限定されず、従来公知の非晶質シリカを用いることができる。シリカ粒子のメディアン径は、好ましくは10μm以上100μm以下であり、より好ましくは15μm以上70μm以下であり、さらに好ましくは20μm以上50μm以下である。シリカ粒子のメディアン径が上記数値範囲内であれば、硬化塗膜の長期撥水性、撥水滑落性をより向上させることができる。
なお、シリカ粒子のメディアン径は、硬化被膜を走査型電子顕微鏡または透過型電子顕微鏡を用いて観測した際の非晶質シリカ(微粒子)の直径の中央値として算出することが出来る。
珪藻土は、藻類の一種であり、二酸化珪素を主要成分とする珪藻の殻の化石から形成される堆積物である。このような珪藻土は多孔質である。珪藻土としては、メディアン径が1μm以上であれば、形状等は特に限定されず、従来公知の珪藻土を用いることができる。珪藻土のメディアン径は、好ましくは2μm以上100μm以下であり、より好ましくは3μm以上70μm以下であり、さらに好ましくは10μm以上50μm以下である。珪藻土のメディアン径が上記数値範囲内であれば、硬化塗膜の長期撥水性、耐水性、および長期耐候性をより向上させることができる。
なお、珪藻土のメディアン径は、硬化被膜を走査型電子顕微鏡または透過型電子顕微鏡を用いて観測した際の珪藻土(微粒子)の直径の中央値として算出することが出来る。
シリコーン樹脂としては、特に制限なく従来公知のシリコーン樹脂が使用できる。シリコーン樹脂としては、塗装作業性の観点から、例えば、アルコキシシラン化合物又はその縮合物を重縮合してなるポリオルガノシロキサン類を水性媒体に乳化、分散、又は溶解したシリコーン樹脂エマルションやシリコーン樹脂ディスパージョンを用いることが好ましい。
(D)塗膜形成樹脂としては、上記(C)シリコーン樹脂以外にも、特に制限されず、従来公知の樹脂を使用することができる。このような塗膜形成樹脂(シリコーン樹脂を除く)としては、例えば、エポキシ系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリエステル系樹脂等の合成樹脂;セラック樹脂、ロジン樹脂、セルロース樹脂、ゴム系樹脂、カシュー樹脂等の天然樹脂が挙げられる。これらの塗膜形成樹脂は、水系(水中への乳化・分散系)に合わせて適宜選択すればよい。これらの塗膜形成樹脂は、従来公知の方法で合成して得てもよく、市販品でもよい。これらの塗膜形成樹脂の中でも、(メタ)アクリル系樹脂が好ましい。
前記多塩基酸としては、例えば、フタル酸、コハク酸、アジピン酸、グルタル酸、セバシン酸、イソセバシン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ダイマー酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ピメリン酸、アゼライン酸が挙げられる。
前記多価アルコールとしては、例えば、1,6-ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールが挙げられる。
本発明による水系撥水性塗料組成物には、本発明の目的を損なわない範囲で、上記成分の他にもその他の成分を含んでもよい。その他の成分として、希釈剤(水)、体質顔料・着色顔料((A)酸化チタン、(B)非晶質シリカを除く)、pH調整剤、増粘剤、分散剤、造膜助剤、消泡剤、防汚剤、非反応性希釈剤、つや消し剤、沈降防止剤、レベリング剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、密着性向上剤、防腐剤、抗菌剤、防カビ剤、抗ウイルス剤、シランカップリング剤、可塑剤等を必要に応じて配合することができる。
希釈剤(水)としては、特に制限されず、水道水、イオン交換水等を用いてもよい。希釈剤(水)は、例えば、(C)シリコーン樹脂および(D)塗膜形成樹脂に由来する水であってもよいが、水系撥水性塗料組成物の調製をより容易にし、本組成物の粘度を調整し、塗装作業性および無機質建材への浸透性を向上させる等の観点から、本組成物にはさらに希釈剤(水)を配合することが好ましい。
造膜助剤としては、従来公知のアルコール類、グリコールエーテル類およびエステル類等が挙げられ、例えば、イソプロピルアルコール等の炭素数1~3のアルコール、2,2,4-トリメチルペンタンジオール、2,2,4-トリメチルペンタンジオールモノイソブチレート等のアルコール類;エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル等のグリコールエーテル類;2,2,4-トリメチルペンタンジオールジイソブチレート等のエステル類が挙げられる。造膜助剤は、1種を用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
本発明による水系撥水性塗料組成物は、上記の各成分を、従来公知の混合機、分散機、撹拌機等の装置を用いて、混合・撹拌することにより得られる。このような装置としては、たとえば混合・分散ミル、ホモディスパー、モルタルミキサー、ロール、ペイントシェーカー、ホモジナイザー等が挙げられる。本発明による水系撥水性塗料組成物は、(D)塗膜形成樹脂以外の成分を十分に混合攪拌した後、最後に(D)塗膜形成樹脂を混合させ、水系撥水性塗料組成物を調製することが好ましい。
本発明による硬化塗膜付き無機質建材は、無機質建材の少なくとも一部に上記の水系撥水性塗料組成物から形成された硬化塗膜を備えるものである。本発明においては、硬化塗膜付き無機質建材は、例えば、建築物の表面(外壁側のトップコート等)または裏面(住宅側のバックシーラー等)として用いることができる。特に、建築物の壁材(表面)に硬化塗膜を備えることで、長期撥水性、耐水性、および長期耐候性等の性能を長期的に維持し、藻類の付着等を防止することができる。
本発明による硬化塗膜付き無機質建材は、上記の水系撥水性塗料組成物を無機質建材の少なくとも一部に塗装する工程(塗装工程)と、塗装工程で形成された塗膜を乾燥して、硬化させる工程(硬化工程)とを含むものである。
塗装工程は、無機質建材の少なくとも片面に、従来公知の方法により、上記の水系撥水性塗料組成物を塗装する工程である。塗装には、例えば、スポンジロールコーター、ナチュラルロールコーター、リバースロールコーター、カーテンフローコーター、ナイフコーター、ダイコーター、エアースプレー、エアレススプレー、ローラー、刷毛塗り、浸漬などが挙げられ、適宜選択することができる。中でも、スプレーやフローコーター、スポンジロールコーターを用いると、基材への塗布量を多くすることができ、耐水性などの塗膜性能が向上するため好ましい。
硬化工程は、建材の塗装面を乾燥して、塗装された水系撥水性塗料組成物を硬化させて、硬化塗膜を形成する工程である。乾燥方法としては、例えば熱風乾燥(ドライヤー等)が挙げられる。乾燥温度は、好ましくは10~200℃、塗膜の平滑性および外観の観点から更に好ましい上限は150℃、乾燥速度の観点からより好ましい下限は30℃である。
<水系撥水性塗料組成物の調製>
まず、水系撥水性塗料組成物の調製のために、以下の原材料を準備した。
・酸化チタン1:白色、メディアン径0.5μm、堺化学工業株式会社製、商品名:TITONE R-5N
・酸化チタン2:白色、メディアン径0.28μm、石原産業株式会社製、商品名:タイペーク PFC105(超高耐候)
・酸化チタン3:黒色、メディアン径1.2μm、石原産業株式会社製、商品名:タイペーク ブラック SG-103(黒色遮熱)
・酸化チタン4:オレンジ色、メディアン径0.7μm、石原産業株式会社製、商品名:タイペーク オレンジ TY-200(高耐候性)
・酸化チタン5:黄色、メディアン径0.7μm、石原産業株式会社製、商品名:タイペーク イエロー TY-70(高耐候性)
・シリカ粒子1:メディアン径6.4μm、富士シリシア化学株式会社、商品名:サイリシア370
・シリカ粒子2:メディアン径14μm、富士シリシア化学株式会社、商品名:サイリシア470(14μ)
・シリカ粒子3:メディアン径18μm、水澤化学工業株式会社、商品名:ミズカシルP-78F
・シリカ粒子4:メディアン径20~50μm、Oriental Silicas Co.,Ltd.社製、商品名:OSC-BL6030
・珪藻土1:メディアン径1~2μm、東京珪藻土工業株式会社製、商品名:セライトスノーフロス
・珪藻土2:メディアン径4.3μm、昭和化学工業株式会社製、商品名:ラヂオライトF
・珪藻土3:メディアン径13μm、昭和化学工業株式会社製、商品名:ラヂオライト#100
・珪藻土4:メディアン径15μm、昭和化学工業株式会社製、商品名:ラヂオライト#300
・珪藻土5:メディアン径30μm、昭和化学工業株式会社製、商品名:ラヂオライト#700
・珪藻土6:メディアン径40μm、昭和化学工業株式会社製、商品名:ラヂオライト#900
・シリコーン樹脂1:Wacker Chemicals Co.,Ltd.社製、商品名:BS45
・シリコーン樹脂2:水希釈型、Wacker Chemicals Co.,Ltd.社製、商品名:BS1306
・カーボンブラック:Orion Engineered Carbons GmbH社製、カーボンブラック FW200
・酸化鉄1:黄色酸化鉄、戸田工業株式会社製、商品名:黄色酸化鉄TSY-1
・酸化鉄2:弁柄、戸田ピグメント株式会社製、商品名:月光BB
・炭酸カルシウム1:メディアン径5μm、丸尾カルシウム株式会社製、商品名:タンカルスーパーSS
・炭酸カルシウム2:メディアン径12μm、丸尾カルシウム株式会社製、商品名:重質炭酸カルシウム
・炭酸カルシウム3:メディアン径20μm、丸尾カルシウム株式会社製、商品名:R重炭
・マイカ1:メディアン径42μm、株式会社ヤマグチマイカ製、商品名:SYA-41R
・マイカ2:メディアン径16μm、Lingshou Huajing Mica社製、商品名:マイカパウダー325メッシュ
・マイカ3:メディアン径2.4μm、株式会社ヤマグチマイカ株式会社製、商品名:マイカ粉A-11
・アクリルエマルション:大竹明新化学株式会社製、商品名:WSR325
・pH調整剤:Wacker Chemicals Co.,Ltd.社製、商品名:BS198
・増粘剤:住友精化株式会社製、商品名:FUJI CHEMI HEC SW-25F
・防腐剤:大阪ガスケミカル株式会社製、商品名:デルトップ
・分散剤:Rohm & Haas Company社製、商品名:25%オロタン731水溶液
・造膜助剤:JNC株式会社製、商品名:テキサノール(A)CS-12
・消泡剤:BASFジャパン株式会社製、商品名:Foamaster MO 2111 NC
無機質建材板(珪酸カルシウム板)に、実施例1~18、比較例1~15で得られた水系撥水性塗料組成物を組成物100質量部に対して40質量部の水で希釈した後、エアスプレーを用い、140g/m2の塗装量で塗装した。次に、無機質建材板の塗装面に100℃の熱風乾燥機にて20分間乾燥させ、塗膜を硬化させて硬化塗膜付き無機質建材を得た。硬化塗膜の膜厚は40~50μmであった。
実施例1~18および比較例1~15で製造した各硬化塗膜付き無機質建材について、以下に示す評価試験を行った。
(接触角測定試験)
硬化塗膜付き無機質建材の撥水性を評価するために、水の接触角を測定した。具体的には、自動接触角計(「Drop Master DM500」、協和界面科学(株)製)を用いて、硬化塗膜付き無機質建材の試験板(10cm×10cm)の硬化塗膜面上に純水1μlを滴下し、着滴してから10秒後の水に対する接触角を測定し、下記の基準で評価した。評価結果を表1~4に示した。
[評価基準]
・5点:接触角が130度以上であった。
・4点:接触角が120度以上130度未満であった。
・3点:接触角が110度以上120度未満であった。
・2点:接触角が100度以上110度未満であった。
・1点:接触角が100度未満であった。
硬化塗膜付き無機質建材の撥水性を評価するために、水の滑落性を測定した。具体的には、硬化塗膜付き無機質建材の試験板(10cm×10cm)を水平な台に対して30度に傾けて、硬化塗膜面が上方側となるように設置した。続いて、その試験板の上端側に、上方5cmの高さからスポイトで水を1滴(約0.05mL)滴下した際の滑落性を下記の基準で評価した。評価結果を表1~4に示した。
[評価基準]
・5点:水滴が試験板外に転がり落ちた。
・4点:水滴が転がったが、試験板の途中で止まった。
・3点:水滴が転がった直後に止まった。
・2点:水滴ができたが、転がらなかった。
・1点:水滴ができずに、濡れ広がった。
(耐水性試験)
硬化塗膜の耐水性を評価するため、耐温水試験を行った。具体的には、各硬化塗膜付き試験片(10mm×10mm)を60℃の温水に240時間浸漬した。その後、該温水から取り出し、塗膜面を軽く拭いた試験体を用い、硬化塗膜の無機質建材への密着性を評価するため、JIS K5400に基づき、碁盤目試験を行った。
[評価基準(耐水試験240時間後の密着性/碁盤目試験)]
・5点:残存マス数が25であった。
・4点:残存マス数が23以上25未満であった。
・3点:残存マス数が21以上23未満であった。
・2点:残存マス数が19以上21未満であった。
・1点:残存マス数が17以上19未満であった。
・0点:残存マス数が17未満であった。
(耐候性試験)
硬化塗膜付き無機質建材の耐候性を評価するため、耐候性試験を行った。具体的には、各硬化塗膜付き無機質建材の試験板(5cm×5cm)の硬化塗膜面に対して、塗膜の耐候性を評価するため、アイスーパーUVテスターによる促進耐候性試験を行った。具体的には、以下の条件で耐候性試験を行った。
試験機:アイスーパーUVテスター(岩崎電気(株)製、フィルター;WJ100-SUV、試験体面への放射照度;75mW/cm2、波長域;295~450nm)
試験時間:1000時間
試験サイクル;照射4時間→結露4時間(結露前後のシャワー30秒間)
平均湿度;照射時50%、結露時98%、
ブラックパネル温度;照射時63℃、結露時30℃
光沢度保持率(%)=耐候性試験後の試験板の硬化塗膜面の光沢度/耐候性試験前の試験板の硬化塗膜面の光沢度×100
[評価基準]
・5点:光沢度保持率が90%以上であった。
・4点:光沢度保持率が80%以上90%未満であった。
・3点:光沢度保持率が70%以上80%未満であった。
・2点:光沢度保持率が60%以上70%未満であった。
・1点:光沢度保持率が60%未満であった。
Claims (8)
- (A)酸化チタン、(B)非晶質シリカ、および(C)シリコーン樹脂を含む、水系撥水性塗料組成物であって、
前記(A)酸化チタンのメディアン径が0.1μm以上5μm以下であり、
前記(B)非晶質シリカが、(b2)メディアン径1μm以上の珪藻土であり、
前記水系撥水性塗料組成物の固形分換算100質量%を基準として、前記(A)酸化チタンの含有量が30質量%以上65質量%以下であり、前記(B)非晶質シリカの含有量が10質量%以上30.8質量%以下であり、顔料質量濃度(PWC)が50質量%以上80質量%以下である、水系撥水性塗料組成物。 - 前記(b2)珪藻土のメディアン径が10μm以上50μm以下である、請求項1に記載の水系撥水性塗料組成物。
- 前記水系撥水性塗料組成物の固形分換算100質量%を基準として、前記(C)シリコーン樹脂の含有量が1質量%以上20質量%以下である、請求項1または2に記載の水系撥水性塗料組成物。
- (D)塗膜形成樹脂をさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の水系撥水性塗料組成物。
- 無機質建材の塗装に用いられる、請求項1~4のいずれか一項に記載の水系撥水性塗料組成物。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の水系撥水性塗料組成物から形成される硬化塗膜。
- 無機質建材の少なくとも片面に請求項1~5のいずれか一項に記載の水系撥水性塗料組成物から形成された硬化塗膜を備える、硬化塗膜付き無機質建材。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の水系撥水性塗料組成物を無機質建材上の少なくとも一部に塗装する工程と、
前記塗装工程で形成された塗膜を乾燥して、硬化させる工程と
を有する、硬化塗膜付き無機質建材の製造方法。
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