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JP7793591B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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JP7793591B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

鞍乗り型車両

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JP7793591B2 JP2023221445A JP2023221445A JP7793591B2 JP 7793591 B2 JP7793591 B2 JP 7793591B2 JP 2023221445 A JP2023221445 A JP 2023221445A JP 2023221445 A JP2023221445 A JP 2023221445A JP 7793591 B2 JP7793591 B2 JP 7793591B2
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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、ABSモジュレータを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームの側部にABSモジュレータが支持されている。特許文献1では、ボトムブリッジの高さ程度にABSモジュレータが配置される。
特許第6800197号公報
特許文献1に記載のように、鞍乗り型車両においては、ABSモジュレータは車体フレームの前端部に設けられることが多い。これは、レイアウト上の制約が生じ易い鞍乗り型車両にあっては、車体フレームの前端部にABSモジュレータを設けることにより、車体フレームの前端部を機器搭載スペースとして有効活用できるためである。しかしながら、車体フレームの前端部は、前輪の直後となり易いため、雨水や泥などが撥ね易い位置でもある。このため、ABSモジュレータを車体フレームの前端部に配置する場合には、非電気、非電子部分である流体配管接続部を前方に配置し、電気配線接続部を流体配管接続部よりも後方に配置することになり易く、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせ難いという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
第1の態様の鞍乗り型車両は、ヘッドパイプと前記ヘッドパイプから後方に延びるモノバックボーンフレームとを備える車体フレームと、前記車体フレームの前端部に取り付けられるABSモジュレータと、を備える鞍乗り型車両において、前記ABSモジュレータを支持するモジュレータステーと、前記モジュレータステーに支持され前記ABSモジュレータを覆うモジュレータカバーと、を備え、前記モジュレータステーは、前記ヘッドパイプの後方において、前記車体フレームの前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータを、電気配線接続部が前方になり流体配管接続部が後方になるように支持し、前記モジュレータステーは、矩形板状の底面部の車幅方向外端から上方に折れ曲がるように延び、上端に厚み方向に貫通する爪孔が形成される板状の外側側面部を有し、前記電気配線接続部に接続される電気配線を支持する配線支持部の差込端が、前記外側側面部の爪孔に車幅方向内側から差し込まれて、前記電気配線は支持され、前記モジュレータカバーは、前記ABSモジュレータの前記電気配線接続部の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なり、前記モジュレータカバーの側面が前記外側側面部に締結されると共に、前記モジュレータカバーには前記配線支持部の差込端から離間する方向に凹んで前記側面から突出する凸部が設けられていることを特徴とする。
第2の態様の鞍乗り型車両は、ヘッドパイプと前記ヘッドパイプから後方に延びるモノバックボーンフレームとを備える車体フレームと、前記車体フレームの前端部に取り付けられるABSモジュレータと、を備える鞍乗り型車両において、前記ABSモジュレータを支持するモジュレータステーと、前記モジュレータステーに支持され前記ABSモジュレータを覆うモジュレータカバーと、を備え、前記モジュレータステーは、前記ヘッドパイプの後方において、前記車体フレームの前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータを、電気配線接続部が前方になり流体配管接続部が後方になるように支持し、前記モジュレータカバーは、前記ABSモジュレータの前記電気配線接続部の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なり、前記モジュレータステーは、外側ステーと、前記外側ステーの内側に支持される内側ステーと、で構成され、下面及び後面で、前記外側ステー、前記内側ステー、および、前記ABSモジュレータが、ラバーを配置した状態で締結され、側面で、前記外側ステー、および、前記内側ステーがラバーを配置した状態で締結されることを特徴とする。
車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 鞍乗り型車両のフロントフェンダーの周辺部を示す斜視図である。 鞍乗り型車両のブレーキ配管系を示す正面図である。 ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右前方からの斜視図である。 ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右側面図である。 ABSモジュレータ支持構造の周辺を示す右後方からの斜視図である。 ABSモジュレータ支持構造の分解斜視図である。 ABSモジュレータを底面側から見た斜視図である。 ABSモジュレータ支持構造を左後方から見た斜視図である。 ABSモジュレータ支持構造の車体上面図である。 ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体上面図である。 ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体正面図である。 ABSモジュレータに入力ブレーキホースと出力ブレーキホースと電気ハーネスとが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造の車体下面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
本実施の形態のフロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びるメインフレーム31と、メインフレーム31の後端部から下方に延びる左右一対のピボットフレーム32と、ヘッドパイプ18においてメインフレーム31よりも下方の位置から下方に延びるダウンフレーム33と、ダウンフレーム33の下端から後方に延びてピボットフレーム32の下端部に接続される左右一対のロアフレーム34と、ヘッドパイプ18とメインフレーム31とダウンフレーム33との接続部を補強するガセット35と、を備える。
リアフレーム20は、メインフレーム31の後端部から後上がりに車体後端部まで延びる左右一対のシートフレーム41と、左右のピボットフレーム32の上下方向中間部からシートフレーム41の前後方向中間部まで延びる左右一対のリアサブフレーム42と、を備える。
ここで、本実施の形態のメインフレーム31は、モノバックボーンフレームである。すなわち、メインフレーム31は、ヘッドパイプ18から後方に一本形状で延びるフレームである。本実施の形態のメインフレーム31やダウンフレーム33は、円筒状のパイプフレームである。メインフレーム31とダウンフレーム33とは、ヘッドパイプ18との接続部において、ガセット35で補強されている。
メインフレーム31には、燃料タンク29が支持される。燃料タンク29は、左上タンク体、右上タンク体、下タンク体による三分割構造の燃料タンクが使用される。三分割構造の燃料タンク29では、下タンク体に大きな湾曲を設け易く、メインフレーム31を覆うように凹んだ逆U字状の凹みを設け易い。このため、メインフレーム31に沿って燃料タンク29を配置する場合に、深くし易く、燃料タンク29の容量を増大させ易くできる。燃料タンク29は、シュラウドカバー72で外部から覆われる。
ヘッドパイプ18には、操舵系50が操舵可能に支持される。操舵系50は、ヘッドパイプ18に挿通されたステアリングステム(不図示)を有する。ステアリングステムは、ヘッドパイプ18に回動可能に支持される。ステアリングステムの上端には、トップブリッジ52が設けられる。ステアリングステムの下端には、ボトムブリッジ53が設けられる。トップブリッジ52およびボトムブリッジ53の左右両側には、フロントフォーク14が支持される。よって、トップブリッジ52およびボトムブリッジ53には、左右一対のフロントフォーク14が支持される。本実施の形態のフロントフォーク14は、テレスコピック型のショックアブソーバであり、スプリング及びダンパが内蔵されている。
フロントフォーク14は、トップチューブ54と、トップチューブ54の下方に配置されたボトムチューブ55と、を有する。トップチューブ54は、トップブリッジ52およびボトムブリッジ53に固定される。トップチューブ54には、ボトムチューブ55が上下方向にスライド可能に支持される。
トップブリッジ52には、左右方向に延びるハンドル21が支持される。フロントフォーク14の上部前側には、ヘッドライトユニット61が支持される。ヘッドライトユニット61は、前後方向に延びる左右一対のヘッドライトステー62を介してトップブリッジ52に支持される。ヘッドライトユニット61の下方には、フロントフェンダー26が接続される。フロントフェンダー26は、ボトムブリッジ53に支持される。よって、ヘッドライトユニット61は、ヘッドライトステー62およびフロントフェンダー26によって支持される。
フロントフォーク14のボトムチューブ55の下端の車軸支持部には、車軸13aが支持される。車軸13aを介して、左右一対のフロントフォーク14の間に、前輪13が回転可能に支持される。前輪13の回転速度は、左側のボトムチューブ55の下端部に支持された前輪速センサで検出される。前輪速センサからは、センサケーブル90が延びる。センサケーブル90は、出力ブレーキホース86に沿って上方に延びる。
前輪13は、前輪制動装置65で制動される。前輪制動装置65は、前輪13と同軸で固定されたブレーキディスク65aと、フロントフォーク14の下端部に支持されてブレーキディスク65aを挟持するブレーキキャリパー65bと、を備える。本実施の形態では、前輪制動装置65は、前輪13の左側に設けられる。
ステアリングステム、トップブリッジ52、ボトムブリッジ53、左右一対のフロントフォーク14、ハンドル21、ヘッドライトユニット61、ヘッドライトステー62、前輪13、前輪制動装置65などにより、本実施の形態の操舵系50が構成される。
図2は、鞍乗り型車両10のフロントフェンダー26の周辺部を示す斜視図である。
図1、図2に示すように、車体フレーム11には、車体カバー70が支持される。車体カバー70は、ヘッドライトユニット61の前方を覆うフロントバイザー71と、燃料タンク29を左右方向外側から覆う左右一対のシュラウドカバー72と、シュラウドカバー72の後方でシート17の下方を左右方向外側から覆う左右一対のサイドカバー73と、を備える。
ここで、シュラウドカバー72は、燃料タンク29に近接して配置されたインナーシュラウド72bと、インナーシュラウド72bの車幅方向外側に配置されたアウターシュラウド72aとを有する。インナーシュラウド72bは、アウターシュラウド72aよりも後方まで延出している(図1参照)。
図3は、鞍乗り型車両10のブレーキ配管系80を示す正面図である。図4は、ABSモジュレータ支持構造100の周辺を示す右前方からの斜視図である。図5は、ABSモジュレータ支持構造100の周辺を示す右側面図である。図6は、ABSモジュレータ支持構造100の周辺を示す右後方からの斜視図である。
ハンドル21には、図1に示すように、ブレーキレバー67と、ブレーキレバー67に連動するマスターシリンダ68と、が設けられている。
マスターシリンダ68には、前輪制動装置65との間を接続するブレーキ配管系80(図3参照)が接続される。ブレーキ配管系80の各部は、ゴム等を素材とする可撓性を有するホースや金属製の配管等により適宜に構成される。
本実施の形態では、ブレーキ配管系80は、マスターシリンダ68に接続される入力ブレーキホース81を有する。入力ブレーキホース81は、トップブリッジ52の上方を前方に配索されると、トップブリッジ52のクランプ部材82にクランプされ、ヘッドパイプ18と右側のヘッドライトステー62との間を下方に配索される。入力ブレーキホース81は、下方に配索されると、ヘッドパイプ18と右側のフロントフォーク14との間を通って後方の車体フレーム11に向けて配索される。入力ブレーキホース81は、ヘッドパイプ18の下方のガセット35の右面に固定されたクランプ部材83にクランプされ、ガセット35の右側に配置されたABSモジュレータ110(図5、図7参照)に接続される。
ABSモジュレータ110からは出力ブレーキホース86が延びる。出力ブレーキホース86は、ABSモジュレータ110から前方に配索されると、フロントフェンダー26に形成されたフェンダー凹部26aを通過して、車幅方向右側から左側に配索される。この際に、出力ブレーキホース86は、フェンダー凹部26aではガイドバー87(図1参照)に保持される。フェンダー凹部26aは、車体側面視でヘッドパイプ18の真下に形成される。フェンダー凹部26aは、ボトムブリッジ53よりも下方に位置する。出力ブレーキホース86は、フロントフェンダー26の左側では、フロントフェンダー26に支持されたフェンダーステー88にクランプされ、左側のフロントフォーク14に沿って下方に配索されると前輪制動装置65のブレーキキャリパー65bに接続される。
出力ブレーキホース86には、センサケーブル90が支持される。
ここで、ブレーキレバー67が操作されると、ブレーキレバー67の操作に応じたブレーキ液圧がABSモジュレータ110に入力される。このとき、ABSモジュレータ110は、前輪速センサの計測結果に基づいて前輪13のロックが回避されるようにしながら、前輪制動装置65のブレーキキャリパー65bに出力するブレーブレーキ液圧を制御する。
図7は、ABSモジュレータ支持構造100の分解斜視図である。
車体フレーム11の前端部には、ABS(Antilock Braking System)モジュレータ支持構造100が設けられる。ABSモジュレータ支持構造100は、ABSモジュレータ110と、ABSモジュレータ110を車体フレーム11に接続するモジュレータステー120と、ABSモジュレータ110およびモジュレータステー120を覆うモジュレータカバー150と、を有する。
図8は、ABSモジュレータ110を底面側から見た斜視図である。
ABSモジュレータ110は、外観ブロック状に構成される。本実施の形態のABSモジュレータ110は、外観矩形板状のサイドベース部111を有する。サイドベース部111は車幅方向に厚みを有し、前後方向に長手形状を有する外観矩形板状である。サイドベース部111の後部(長手方向一側部)には、外観ブロック状のモジュレータ本体部112が形成される。モジュレータ本体部112は、サイドベース部111の車幅方向内側に形成される。
モジュレータ本体部112には、ポンプ作動用の電動モータや油圧バルブを開閉する電磁ソレノイドが内蔵されている。モジュレータ本体部112には、油圧のための入力配管接続部(流体配管接続部)113と出力配管接続部(流体配管接続部)114とが設けられる。出力配管接続部114は、入力配管接続部113よりも車幅方向外側後方に設けられる。入力配管接続部113と出力配管接続部114とは、ABSモジュレータ110の全体の後部に設けられる。
サイドベース部111の前部(長手方向他側部)には、コネクタ部(電気配線接続部)115が形成される。コネクタ部115は、サイドベース部111から車幅方向内側に突出する筒状に形成される。コネクタ部115の外周部の内部には、図示しないコネクタピンが配置される。コネクタ部115は、ABSモジュレータ110の全体の前部に設けられる。
モジュレータ本体部112の底面には、底面締結部112a(図8参照)が形成される。モジュレータ本体部112の後面には、後面締結部112bが形成される。サイドベース部111の底面には、圧力調整孔111a(図8参照)が形成される。圧力調整孔111aは、前後方向において、モジュレータ本体部112とコネクタ部115との間の位置に対応して形成される。
ABSモジュレータ110は、モジュレータステー120に支持される。モジュレータステー120は、ABSモジュレータ110を支持する内側ステー130と、内側ステー130を支持する外側ステー140とを有する。
内側ステー130は、折り曲げ板状である。本実施の形態の内側ステー130は、三面を有する折り曲げ板状である。具体的には、内側ステー130は、平板状の内側側面部131を有する。内側側面部131の下端には、車幅方向外側に折れ曲がった形状の底面部132が形成される。内側側面部131の後端には、車幅方向外側に折れ曲がった形状の後面部133が形成される。内側側面部131には、厚み方向に貫通する締結部131aが形成される。底面部132には、厚み方向に貫通する挿通孔132aが形成される。後面部133には、厚み方向に貫通する挿通孔133aが形成される。
外側ステー140は、折り曲げ板状である。本実施の形態の外側ステー140は、三面以上を有する折り曲げ板状である。具体的には、外側ステー140は、矩形板状の底面部141を有する。底面部141の車幅方向内端には、上方に折れ曲がるように延びる板状の内側側面部142が形成される。底面部141の車幅方向外端には、上方に折れ曲がるように延びる板状の外側側面部143が形成される。底面部141の後方には、後面部144が形成される。後面部144は、内側側面部142の後端から車幅方向内側に折れ曲がるように形成される板状部である。底面部141の後端には、下方に折れ曲がるように延びる板状の下方フレーム接続部145が形成される。
底面部141には、厚み方向に貫通するラバー装着孔141aが設けられる。ラバー装着孔141aの前方には、底面部141を厚み方向に貫通するカバー支持孔141bが形成される。
内側側面部142は、底面部141から上方に延びる基部146と、基部146の上端から上方に進むに連れて車幅方向内側に傾斜する傾斜部147と、傾斜部147の上端から上方に延びる先端部148と、を有する。基部146には、厚み方向に貫通するラバー装着孔146aが形成される。傾斜部147には、厚み方向に貫通する爪孔147aが形成される。先端部148の先端には、厚み方向に貫通する固定孔148aが形成される。
外側側面部143は、底面部141から上方に延びる。外側側面部143の上端には、厚み方向に貫通する爪孔143aが形成される。外側側面部143の後端には、厚み方向に貫通するカバー支持孔143bが形成される。外側側面部143には、厚み方向に貫通する複数の肉抜き孔143cが形成される。
後面部144には、厚み方向に貫通するラバー装着孔144aが形成される。ラバー装着孔144aの車幅方向外側上方には、後面部144の車幅方向外側上端から後方に屈曲する屈曲部144bが形成される。屈曲部144bは上下方向に厚みを有する。屈曲部144bには、厚み方向に貫通する爪孔144cが形成される。
下方フレーム接続部145は、底面部141の後端から下方に延出する下方延出部145aと、下方延出部145aの下端に形成された固定部145bと、が形成される。固定部145bには、厚み方向に貫通する左右一対の締結部145cが形成される。
モジュレータステー120には、モジュレータカバー150が支持される。
モジュレータカバー150は、ABSモジュレータ110を前方から覆う前面部151を有する。前面部151の車幅方向内側には、後方に延びる内側側面部152が形成される。前面部151の車幅方向外側には、後方に延びる外側側面部153が形成される。外側側面部153は、内側側面部152よりも後方まで延びる。外側側面部153の上方には、前面部151の上端から延びる上面部154が形成される。上面部154は、後方に進むに連れて車幅方向内端が車幅方向外側に傾斜して左右幅が狭く形成される(図10参照)。外側側面部153の下方には、前面部151の下端から延びる下面部155が形成される。下面部155は、後方に進むに連れて車幅方向内端が車幅方向外側に傾斜して左右幅が狭く形成される(図13参照)。下面部155は、上面部154よりも後方まで延びている。
前面部151は、外側側面部153から内側側面部152に進むに連れて後方に湾曲するように形成される(図10参照)。これにより、前面部151が平面である場合に比べて、走行風抵抗を抑制可能である。
外側側面部153の上部には、外側側面部153よりも車幅方向外側に突出する凸部156が形成される。凸部156は、カバー形状が車幅方向内側から車幅方向外側に凹んで突出した形状である。凸部156は、前後方向に延びる。
外側側面部153の後端部には、厚み方向に貫通する固定孔153aが形成される。下面部155の前部には、厚み方向に貫通する固定孔を有する固定部155a(図13参照)が形成される。
図9は、ABSモジュレータ支持構造100を左後方から見た斜視図である。図10は、ABSモジュレータ支持構造100の車体上面図である。
次に、ABSモジュレータ支持構造100の組立方法の一例を説明する。
図7~図10において、外側ステー140の底面部141、内側側面部142、後面部144のラバー装着孔141a、146a、144aには、それぞれ、グロメット(ラバー)173、171、172が装着される。
グロメット173、171、172が装着されると、外側ステー140のグロメット171~173上には、内側ステー130が配置される。そして、外側ステー140の内側側面部142のグロメット171に、車幅方向内側からボルト(締結部材)161が挿入され、内側ステー130の内側側面部131の締結部131aに締結される。これにより、内側ステー130が外側ステー140に仮止めされる。
内側ステー130が外側ステー140に仮止めされると、ABSモジュレータ110が内側ステー130上に配置される。
そして、外側ステー140の後面部144のグロメット172に、後方からボルト162が挿入され、ボルト162が、内側ステー130の後面部133の挿通孔133aを貫通して、ABSモジュレータ110の後面締結部112b(図8参照)に締結される。
また、外側ステー140の底面部141のグロメット173に、下方からボルト163が挿入され、ボルト163が、内側ステー130の底面部132の挿通孔132aを貫通して、ABSモジュレータ110の底面締結部112a(図8参照)に締結される。
これにより、ABSモジュレータ110が内側ステー130を介して外側ステー140に固定される。このとき、内側ステー130と外側ステー140との間には、グロメット171~173が挟まれているため、外側ステー140からの振動が内側ステー130に伝達され難くなっており、内側ステー130に支持されたABSモジュレータ110にも振動が伝達され難くなっている。
ABSモジュレータ110がモジュレータステー120に固定された状態で、モジュレータステー120は、車体フレーム11に固定される。すなわち、モジュレータステー120の内側側面部142の先端部148が、ガセット35の右面に当接される。また、下方フレーム接続部145が、ダウンフレーム33の右面から右方に突出するステー36(図4参照)に後方から当接される。
そして、先端部148の固定孔148aに車幅方向外側(右側)からボルト160が挿通され、ボルト160がガセット35の締結部に締結される。また、ステー36の前下方から左右一対のボルト166が挿通され、それぞれのボルト166が、下方フレーム接続部145の締結部145cに締結される。
これにより、ABSモジュレータ110が車体フレーム11に取り付けられる。
なお、このとき、先端部148は、燃料タンク29に車体側面視で重複する(図5参照)。
図11は、ABSモジュレータ110に入力ブレーキホース81と出力ブレーキホース86と電気ハーネス95とが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造100の車体上面図である。図12は、ABSモジュレータ110に入力ブレーキホース81と出力ブレーキホース86と電気ハーネス95とが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造100の車体正面図である。図13は、ABSモジュレータ110に入力ブレーキホース81と出力ブレーキホース86と電気ハーネス95とが接続された状態を示すABSモジュレータ支持構造100の車体下面図である。
ABSモジュレータ110の入力配管接続部113には、金属製のジョイント部84を介して入力ブレーキホース81が接続される。
また、ABSモジュレータ110の出力配管接続部114には、金属製のジョイント部85を介して出力ブレーキホース86が接続される。
入力ブレーキホース81と、ジョイント部84と、ジョイント部85と、出力ブレーキホース86とにより、本実施の形態のブレーキ配管系80(図11参照)が構成される。
出力ブレーキホース86には、クランプ91を介して、センサケーブル90が係止される。センサケーブル90は、前輪13からABSモジュレータ110までの間を出力ブレーキホース86と並列に配索される。センサケーブル90は、ABSモジュレータ110に最も近いクランプ91を通過すると、車幅方向内側上方に配索され、外側ステー140の傾斜部147に係止されたクランプ部材92によりクランプされる。クランプ部材92は、傾斜部147の爪孔147a(図7参照)に係止爪92a(図12参照)が差し込まれて支持される。センサケーブル90は車幅方向内側に向けて延び、図示しないECU(Electronic Control Unit)に電気的に接続される。
このECUからは電気ハーネス(電気配線)95が延びており、ABSモジュレータ110に電気的に接続される。すなわち、電気ハーネス95のコネクタ96が、ABSモジュレータ110のコネクタ部115に接続される。コネクタ96は、コネクタ部115よりも外周形状が大きく形成されており、コネクタ96がコネクタ部115を覆うように装着される。これにより、ABSモジュレータ110と電気ハーネス95が電気的に接続される。電気ハーネス95は、コネクタ96から車幅方向内側に向かうと上方にU字状に曲げられ(図12参照)、車幅方向外側に配索される。車幅方向外側に配索された電気ハーネス95は、コネクタ96の外周側にバンド97で巻かれて保持される。
電気ハーネス95は、コネクタ96の上方を車幅方向外側に越えると、外側ステー140の外側側面部143の車幅方向内側に沿って後方に配索される(図11参照)。このとき、電気ハーネス95は、外側側面部143に係止されたクランプ部材(配線支持部)98でクランプされる。クランプ部材98の差込爪(差込端)98a(図11参照)は、外側側面部143の爪孔143a(図7参照)に車幅方向内側から差し込まれて支持される。
電気ハーネス95は、外側ステー140の外側側面部143を後方に越えると、車幅方向内側に配索され、車幅方向内側に向かって延びて、図示しないECUに接続される。このとき、電気ハーネス95は、外側ステー140の後面部144に係止されたクランプ部材99でクランプされる。クランプ部材99の差込爪99a(図13参照)は、後面部144の屈曲部144bの爪孔144c(図7参照)に上方から差し込まれて支持される。
この状態で、モジュレータカバー150が取り付けられる。モジュレータカバー150は、外側側面部153の固定孔153aに、車幅方向外側からボルト164が挿通され、ボルト164が外側ステー140の外側側面部143のカバー支持孔143bに締結される。また、下面部155の固定部155aに、下方からボルト165が挿通され、ボルト165が外側ステー140の底面部141のカバー支持孔141bに締結される。これにより、モジュレータカバー150がモジュレータステー120に取り付けられる。このとき、モジュレータカバー150には、差込爪98a(図11参照)から離間する方向に突出する凸部156が形成されているため、クランプ部材98の差込爪98aに干渉せずに取付けられる。
ここで、モジュレータカバー150は、ABSモジュレータ110を覆う際に、コネクタ部115の少なくとも一部を、車体上面視(図11参照)、車体正面視(図12参照)、車体側面視(図5参照)、車体底面視(図13参照)のいずれでも覆う。よって、前輪13による雨水や泥がABSモジュレータ110に向けて撥ねても、モジュレータカバー150により、コネクタ部115を雨水や泥から保護し易くなっている。特に、電気ハーネス95のコネクタ96が、コネクタ部115を覆うように装着される構造であるため、接続時におけるコネクタ96とコネクタ部115との間の隙間は、車幅方向外側に位置する。このため、車幅方向外側から覆う構造のモジュレータカバー150により、効率的に、コネクタ部115に水や泥が進入することを防止できる。また、上面部154がコネクタ部115の一部に重複する構成であるため(図10参照)、電気ハーネス95をU字状に曲げ易くなっている。
また、ABSモジュレータ110の圧力調整孔110aは、図13に示すように、下方から外側ステー140の底面部141で覆われると共に、モジュレータカバー150の下面部155で覆われる。したがって、二重構造状に下方から覆われるため、前輪13から撥ねた水や泥が圧力調整孔110aには進入し難くなっている。特に、圧力調整孔110aは、内側ステー130により外側ステー140から離間した状態であり、空気が出入りし易くなっている。
ここで、操舵系50では、操舵されると共にフロントフォーク14が伸縮するため、操舵系50と車体フレーム11との間に跨るブレーキ配管系80は、走行時に、触れ幅、移動幅が所定の範囲となるように規制されて配索される。本実施の形態では、モジュレータカバー150により、シュラウドカバー72と共に、ABSモジュレータ110を雨水や泥などから保護することができ、ABSモジュレータ110を、コネクタ部115を前方に配置して、入力配管接続部113や出力配管接続部114が後方になるように配置することが可能となり、操舵時のブレーキホース81、86の規制に余裕代を生じさせて、ABSモジュレータ110の配置に自由度を持たせ易くできる。
したがって、車体フレーム11の前端部にABSモジュレータ110を設ける場合において、ABSモジュレータ110の配置に自由度を持たせることができる。
特に、本実施の形態では、フロントフェンダー26が前輪13から大きく離れたオフロード用の鞍乗り型車両10であり、フロントフォーク14の伸縮が大きくなり易いと共に、前輪13からの水や泥が車体フレーム11の前端部には撥ね易い。その上、燃料タンク29がメインフレーム31の下方まで配置されており、ABSモジュレータ110が下方に位置し易く、ブレーキホース81、86の規制に制約が生じやすい。これに対して、本実施の形態では、モジュレータカバー150により、好適にABSモジュレータ110を車体フレーム11の前端部に設けることができる。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、ヘッドパイプ18とヘッドパイプ18から後方に延びるメインフレーム31とを備える車体フレーム11と、車体フレーム11の前端部に取り付けられるABSモジュレータ110と、を備える鞍乗り型車両10において、ABSモジュレータ110を支持するモジュレータステー120と、モジュレータステー120に支持されABSモジュレータ110を覆うモジュレータカバー150と、を備え、モジュレータステー120は、ヘッドパイプ18の後方において、車体フレーム11の前端部に締結されることにより、ABSモジュレータ110を、コネクタ部115が前方になり入力配管接続部113および出力配管接続部114が後方になるように支持し、モジュレータカバー150は、ABSモジュレータ110のコネクタ部115の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なる。
この構成によれば、ABSモジュレータ110を、コネクタ部115が前方になるように、車体フレーム11の前端部に配置しても、モジュレータカバー150により、走行中に前輪13が巻き上げる泥、水等からコネクタ部115を保護できるとともに、空力面の向上も期待でき走行安定性が高まる。このため、ABSモジュレータ110を、入力配管接続部113および出力配管接続部114が後方になるように配置することが可能となり、操舵時のブレーキホース81、86の規制に余裕代を生じさせて、ABSモジュレータ110の配置に自由度を持たせ易くできる。
したがって、車体フレーム11の前端部にABSモジュレータ110を設ける場合に、ABSモジュレータ110の配置にレイアウト上の自由度を持たせることができる鞍乗り型車両10を提供することができる。
本実施の形態では、ABSモジュレータ110は、コネクタ部115が車体幅方向内側に向くように配置される。
この構成によれば、コネクタ部115から延びる電気ハーネス95が車体幅方向内側に取り回され易くなるため、コネクタ部115を覆うモジュレータカバー150が車体幅方向外側に嵩むことを抑制できる。
また、本実施の形態では、ABSモジュレータ110は、入力配管接続部113および出力配管接続部114が車体上下方向上側に向くように配置される。
この構成によれば、入力配管接続部113および出力配管接続部114が後方で上側に向くので、ブレーキホース81、86を上方から接続し易くでき、操舵時のブレーキホース81、86の規制に余裕代を生じさせることができる。
また、本実施の形態では、モジュレータカバー150とモジュレータステー120とは、側面及び下面で締結される。
この構成によれば、異なる方向に面する複数の面で締結されるので、最小限の締結箇所でモジュレータカバー150とモジュレータステー120との締結剛性を向上できる。
また、本実施の形態では、モジュレータステー120は、外側ステー140と、外側ステー140の内側に支持される内側ステー130と、で構成され、下面及び後面で、外側ステー140、内側ステー130、および、ABSモジュレータ110が、グロメット172、173を配置した状態で締結され、側面で、外側ステー140、および、内側ステー130がグロメット171を配置した状態で締結される。
この構成によれば、外側ステー140とABSモジュレータ110との間に内側ステー130が配置され、また、各々の締結箇所にはグロメット171、172、173が配置されるので、走行時の車体の振動がABSモジュレータ110に伝わり難くできる。
また、本実施の形態では、コネクタ部115に接続される電気ハーネス95と、モジュレータステー120の外側ステー140に差し込まれ、電気ハーネス95を支持するクランプ部材98と、を備え、モジュレータカバー150の側面には、クランプ部材98の差込爪98aから離間する方向に凹んで突出する凸部156が設けられている。
この構成によれば、モジュレータカバー150との干渉を回避しながら、クランプ部材98を外側ステー140に十分に差し込ませることができ、ABSモジュレータ110から延びる電気ハーネス95をしっかりと支持できるとともに、モジュレータカバー150内に電気ハーネス95をスペース効率よく収容することができる。
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として、内燃機関としてのエンジンを有する鞍乗り型車両10を例示したが、これに限定されない。例えば、鞍乗り型車両10としては、エンジンを有しない車両、すなわち、電動車両でもよい。よって、上記実施の形態では、車体を駆動するパワーユニット12としてエンジンを例示したが、パワーユニット12としては、駆動用の電動モータを備えるパワーユニットでもよい。よって、燃料タンク29はなくてもよい。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)ヘッドパイプと前記ヘッドパイプから後方に延びるモノバックボーンフレームとを備える車体フレームと、前記車体フレームの前端部に取り付けられるABSモジュレータと、を備える鞍乗り型車両において、前記ABSモジュレータを支持するモジュレータステーと、前記モジュレータステーに支持され前記ABSモジュレータを覆うモジュレータカバーと、を備え、前記モジュレータステーは、前記ヘッドパイプの後方において、前記車体フレームの前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータを、電気配線接続部が前方になり流体配管接続部が後方になるように支持し、前記モジュレータカバーは、前記ABSモジュレータの前記電気配線接続部の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、ABSモジュレータを、電気配線接続部が前方になるように、車体フレームの前端部に配置しても、モジュレータカバーにより、走行中に前輪が巻き上げる泥、水等から電気配線接続部を保護できるとともに、空力面の向上も期待でき走行安定性が高まる。このため、ABSモジュレータを、流体配管接続部が後方になるように配置することが可能となり、操舵時のブレーキホースの規制に余裕代を生じさせて、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせ易くできる。
したがって、車体フレームの前端部にABSモジュレータを設ける場合において、ABSモジュレータの配置に自由度を持たせることができる鞍乗り型車両を提供することができる。
(構成2)前記ABSモジュレータは、前記電気配線接続部が車体幅方向内側に向くように配置されることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、電気配線接続部から延びる電気配線が車体幅方向内側に取り回され易くなるため、電気配線接続部を覆うモジュレータカバーが車体幅方向外側に嵩むことを抑制できる。
(構成3)前記ABSモジュレータは、前記流体配管接続部が車体上下方向上側に向くように配置されることを特徴とする構成1または2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、流体配管接続部が後方で上側に向くので、ブレーキホースを上方から接続し易くでき、操舵時のブレーキホースの規制に余裕代を生じさせることができる。
(構成4)前記モジュレータカバーと前記モジュレータステーとは、側面及び下面で締結されることを特徴とする構成1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、異なる方向に面する複数の面で締結されるので、最小限の締結箇所でモジュレータカバーとモジュレータステーとの締結剛性を向上できる。
(構成5)前記モジュレータステーは、外側ステーと、前記外側ステーの内側に支持される内側ステーと、で構成され、下面及び後面で、前記外側ステー、前記内側ステー、および、前記ABSモジュレータが、ラバーを配置した状態で締結され、側面で、前記外側ステー、および、前記内側ステーがラバーを配置した状態で締結されることを特徴とする構成1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、外側ステーとABSモジュレータとの間に内側ステーが配置され、また、各々の締結箇所にはラバーが配置されるので、走行時の車体の振動がABSモジュレータに伝わり難くできる。
(構成6)前記電気配線接続部に接続される電気配線と、前記モジュレータステーに差し込まれ、前記電気配線を支持する配線支持部と、を備え、前記モジュレータカバーの側面には、前記配線支持部の差込端から離間する方向に凹んで突出する凸部が設けられていることを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、モジュレータカバーとの干渉を回避しながら、配線支持部を外側ステーに十分に差し込ませることができ、ABSモジュレータから延びる電気配線をしっかりと支持できるとともに、モジュレータカバー内に電気配線をスペース効率よく収容することができる。
10 鞍乗り型車両
11 車体フレーム
18 ヘッドパイプ
31 メインフレーム(モノバックボーンフレーム)
95 電気ハーネス(電気配線)
98 クランプ部材(配線支持部)
98a 差込爪(差込端)
110 ABSモジュレータ
113 入力配管接続部(流体配管接続部)
114 出力配管接続部(流体配管接続部)
115 コネクタ部(電気配線接続部)
120 モジュレータステー
130 内側ステー
140 外側ステー
150 モジュレータカバー
156 凸部
171 グロメット(ラバー)
172 グロメット(ラバー)
173 グロメット(ラバー)

Claims (5)

  1. ヘッドパイプ(18)と前記ヘッドパイプ(18)から後方に延びるモノバックボーンフレーム(31)とを備える車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)の前端部に取り付けられるABSモジュレータ(110)と、を備える鞍乗り型車両において、
    前記ABSモジュレータ(110)を支持するモジュレータステー(120)と、
    前記モジュレータステー(120)に支持され前記ABSモジュレータ(110)を覆うモジュレータカバー(150)と、
    を備え、
    前記モジュレータステー(120)は、前記ヘッドパイプ(18)の後方において、前記車体フレーム(11)の前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータ(110)を、電気配線接続部(115)が前方になり流体配管接続部(113、114)が後方になるように支持し、
    前記モジュレータステー(120)は、矩形板状の底面部(141)の車幅方向外端から上方に折れ曲がるように延び、上端に厚み方向に貫通する爪孔(143a)が形成される板状の外側側面部(143)を有し、
    前記電気配線接続部(115)に接続される電気配線(95)を支持する配線支持部(98)の差込端(98a)が、前記外側側面部(143)の爪孔(143a)に車幅方向内側から差し込まれて、前記電気配線(95)は支持され、
    前記モジュレータカバー(150)は、前記ABSモジュレータ(110)の前記電気配線接続部(115)の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なり、
    前記モジュレータカバー(150)の側面(153)が前記外側側面部(143)に締結されると共に、前記モジュレータカバー(150)には前記配線支持部(98)の差込端(98a)から離間する方向に凹んで前記側面(153)から突出する凸部(156)が設けられている
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. ヘッドパイプ(18)と前記ヘッドパイプ(18)から後方に延びるモノバックボーンフレーム(31)とを備える車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)の前端部に取り付けられるABSモジュレータ(110)と、を備える鞍乗り型車両において、
    前記ABSモジュレータ(110)を支持するモジュレータステー(120)と、
    前記モジュレータステー(120)に支持され前記ABSモジュレータ(110)を覆うモジュレータカバー(150)と、
    を備え、
    前記モジュレータステー(120)は、前記ヘッドパイプ(18)の後方において、前記車体フレーム(11)の前端部に締結されることにより、前記ABSモジュレータ(110)を、電気配線接続部(115)が前方になり流体配管接続部(113、114)が後方になるように支持し、
    前記モジュレータカバー(150)は、前記ABSモジュレータ(110)の前記電気配線接続部(115)の一部に、車体正面視、車体側面視、車体上面視および車体下面視で重なり、
    前記モジュレータステー(120)は、外側ステー(140)と、前記外側ステー(140)の内側に支持される内側ステー(130)と、で構成され、
    下面及び後面で、前記外側ステー(140)、前記内側ステー(130)、および、前記ABSモジュレータ(110)が、ラバー(172、173)を配置した状態で締結され、
    側面で、前記外側ステー(140)、および、前記内側ステー(130)がラバー(171)を配置した状態で締結される
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  3. 前記ABSモジュレータ(110)は、前記電気配線接続部(115)が車体幅方向内側に向くように配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記ABSモジュレータ(110)は、前記流体配管接続部(113、114)が車体上下方向上側に向くように配置される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記モジュレータカバー(150)と前記モジュレータステー(120)とは、側面及び下面で締結される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
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