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JP7793968B2 - タイヤ - Google Patents
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JP7793968B2 - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JP7793968B2 JP2021204473A JP2021204473A JP7793968B2 JP 7793968 B2 JP7793968 B2 JP 7793968B2 JP 2021204473 A JP2021204473 A JP 2021204473A JP 2021204473 A JP2021204473 A JP 2021204473A JP 7793968 B2 JP7793968 B2 JP 7793968B2
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Description

本開示は、タイヤに関する。
下記特許文献1には、トレッド部が複数の横溝によって複数のブロックに区分されたタイヤが提案されている。このタイヤは、前記ブロックの前記横溝側のブロック壁の形状や、サイプの配置を改善することにより、氷雪上性能及びノイズ性能の向上を期待している。
特開2019-018753号公報
近年、タイヤには、雪上性能のさらなる向上が要求されている。一方、タイヤには、耐摩耗性能を維持することも要求されている。
本開示は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、耐摩耗性能を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本開示は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含む、タイヤである。
本開示のタイヤは、上記の構成を採用したことによって、耐摩耗性能を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮することができる。
本開示の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のミドル陸部の拡大図である。 図2の2つのミドルブロックの拡大図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 図3のC-C線断面図である。 図3のD-D線断面図である。 図1のクラウン陸部の拡大図である。 図1のショルダー陸部の拡大図である。 図9のE-E線断面図である。
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本開示の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、冬用の乗用車用の空気入りタイヤとして用いられ、特にピックアップトラック用として好適である。但し、本開示は、このような態様に限定されるものではない。
図1に示されるように、トレッド部2には、2つのトレッド端Teの間でタイヤ周方向に連続してのびる複数の周方向溝3と、周方向溝3に区分された複数の陸部4とを含む。
2つのトレッド端Teは、それぞれ、正規状態のタイヤ1に正規荷重の70%が負荷され、トレッド部2をキャンバー角0°で平面に接地させたときの接地面の端に相当する。
「正規状態」とは、各種の規格が定められた空気入りタイヤの場合、タイヤが正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。各種の規格が定められていないタイヤや、非空気式タイヤの場合、前記正規状態は、タイヤの使用目的に応じた標準的な使用状態であって車両に未装着かつ無負荷の状態を意味する。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、前記正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、各種の規格が定められた空気入りタイヤの場合、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。また、各種の規格が定められていないタイヤの場合、「正規荷重」は、上述の規格に準じ、タイヤを使用する上で適用可能な最大の荷重を指す。
周方向溝3は、例えば、2本のクラウン周方向溝5と2本のショルダー周方向溝6とを含んでいる。
2本のクラウン周方向溝5は、タイヤ赤道Cを挟むように設けられている。2本のショルダー周方向溝6は、2本のクラウン周方向溝5を挟むように設けられている。クラウン周方向溝5の溝中心線からタイヤ赤道Cまでのタイヤ軸方向の距離L1は、例えば、トレッド幅TWの5%~15%である。ショルダー周方向溝6の溝中心線からタイヤ赤道Cまでのタイヤ軸方向の距離L2は、例えば、トレッド幅TWの20%~35%である。なお、トレッド幅TWは、前記正規状態における2つのトレッド端Te間のタイヤ軸方向の距離である。
クラウン周方向溝5は、例えば、タイヤ周方向に平行に直線状に延びている。ショルダー周方向溝6は、例えば、タイヤ軸方向に僅かに振幅してタイヤ周方向に延びている。ショルダー周方向溝6の溝中心線のタイヤ軸方向の振幅量は、例えば、ショルダー周方向溝6の最大の溝幅の50%以下である。但し、各周方向溝3は、このような態様に限定されるものではない。
周方向溝3の溝幅W1は、例えば、3.0mm以上である。周方向溝3の溝幅W1は、例えば、トレッド幅TWの3.0%~6.0%であるのが望ましい。周方向溝3の深さ(図示省略)は、例えば、5.0~15.0mmである。
陸部4は、少なくともミドル陸部7を含んでいる。ミドル陸部7は、トレッド端Teとタイヤ赤道Cとの間に配されており、本実施形態ではクラウン周方向溝5とショルダー周方向溝6との間に区分されている。本実施形態では、2つのミドル陸部7が、タイヤ赤道Cを挟むように設けられている。
本実施形態の陸部4は、2つのショルダー陸部9と、1つのクラウン陸部8とを含んでいる。ショルダー陸部9は、ショルダー周方向溝6のタイヤ軸方向外側に区分されており、トレッド端Teを含んでいる。クラウン陸部8は、2本のクラウン周方向溝5の間に区分されている。これにより、クラウン陸部8は、ミドル陸部7のタイヤ軸方向内側に、クラウン周方向溝5を介して隣接している。また、クラウン陸部8は、タイヤ赤道C上に設けられている。
図2には、図1のミドル陸部7の拡大図が示されている。図2に示されるように、ミドル陸部7には、ミドル陸部7をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝10が設けられている。ミドル陸部7は、複数のミドル横溝10によって、複数のミドルブロック15に区分されている。複数のミドルブロック15は、トレッド端Te側の第1縦エッジ15aと、タイヤ赤道C側の第2縦エッジ15bと、第1縦エッジ15aと第2縦エッジ15bとの間の踏面15sとを含む。
図3には、図2の2つのミドルブロック15の拡大図が示されている。図3に示されるように、ミドルブロック15の少なくとも1つには、第1縦エッジ15aから延び、かつ、踏面15s内に途切れ端20aを有する少なくとも1本のミドル途切れ溝20が設けられている。
図4には、ミドル途切れ溝20の断面を示す図として、図2のA-A線断面が示されてている。図4に示されるように、ミドル途切れ溝20は、途切れ端20aに向かって深さが連続的に小さくなっている。
図5には、ミドル横溝10の断面を示す図として、図2のB-B線断面図が示されている。図5に示されるように、複数のミドル横溝10の少なくとも1つは、第1縦エッジ15a側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバー13を含む。本開示のタイヤ1は、上記の構成を採用したことによって、耐摩耗性能を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮することができる。その理由としては、以下のメカニズムが推察される。
本開示のタイヤ1は、雪上走行時、上述のミドル横溝10及びミドル途切れ溝20が内部で雪を押し固めて雪柱を生成し、これをせん断することにより、大きなグリップ力を発揮する(以下、このようなメカニズムで得られるグリップ力を、雪柱せん断力という場合がある。)。とりわけ、ミドル途切れ溝20が途切れ端20aに向かって深さが連続的に小さくなっているため、ミドル途切れ溝20内に取り込まれた雪は、ショルダー周方向溝6(図2に示す)側に強く押し固められ、固い雪柱が形成される。このため、より大きな雪柱せん断力が期待できる。
上述のミドル途切れ溝20は、ミドルブロック15の剛性低下を抑制できる。また、本開示では、ミドル横溝10の第1縦エッジ15a側の端部に第1ミドルタイバー13が設けられており、ミドル途切れ溝20と第1ミドルタイバー13がタイヤ軸方向の同じ側に設けられているため、ミドルブロック15の剛性低下が抑制され、耐摩耗性能が効果的に維持される。本開示のタイヤ1は、このようなメカニズムにより、耐摩耗性能を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮することができると考えられる。
以下、本実施形態のさらに詳細な構成が説明される。なお、以下で説明される各構成は、本実施形態の具体的態様を示すものである。したがって、本開示は、以下で説明される構成を具えないものであっても、上述の効果を発揮し得るのは言うまでもない。また、上述の特徴を具えた本開示のタイヤに、以下で説明される各構成のいずれか1つが単独で適用されても、各構成に応じた性能の向上は期待できる。さらに、以下で説明される各構成のいくつかが複合して適用された場合、各構成に応じた複合的な性能の向上が期待できる。
図2に示されるように、ミドルブロック15は、第1縦エッジ15aの形状が僅かに異なる第1ミドルブロック16及び第2ミドルブロック17を含んでいる。本実施形態では、第1ミドルブロック16と第2ミドルブロック17とがタイヤ周方向に交互に設けられている。第1ミドルブロック16は、第1縦エッジ15aがタイヤ周方向に沿って直線状に延びている。第2ミドルブロック17は、第1縦エッジ15aがタイヤ赤道C側に凹となる向きに鈍角で折れ曲がっている。このため、第2ミドルブロック17に含まれる第1縦エッジ15aは、タイヤ周方向に対して傾斜した第1傾斜部18と、第1傾斜部18とは逆向きに傾斜した第2傾斜部19とを含んでいる。
ミドル横溝10は、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜している。ミドル横溝10のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ1は、例えば、20~40°である。また、ミドル横溝10は、一定の溝幅で延びる第1ミドル横溝11と、タイヤ赤道C側に向かって溝幅が小さくなる第2ミドル横溝12とを含む。本実施形態では、第1ミドル横溝11と第2ミドル横溝12とがタイヤ周方向に交互に設けられている。このような第1ミドル横溝11及び第2ミドル横溝12は、ドライ路面での操縦安定性(以下、単に「操縦安定性」という場合がある。)と雪上性能とをバランス良く高めるのに役立つ。
図5に示されるように、本実施形態のミドル横溝10は、上述の第1ミドルタイバー13と、第2縦エッジ15b側の端部に設けられた第2ミドルタイバー14とを含む。これにより、耐摩耗性能がより一層向上する。
第1ミドルタイバー13のタイヤ軸方向の長さL3、及び、第2ミドルタイバー14のタイヤ軸方向の長さL4は、ミドルブロック15の踏面のタイヤ軸方向の幅W2(図2に示され、以下、同様である。)の15%~25%である。なお、前記タイバーのタイヤ軸方向の長さがタイヤ半径方向で変化する場合、前記長さL3及び前記長さL4は、タイヤ半径方向の中間位置で測定するものとする。また、ミドルブロック15の踏面15sから第1ミドルタイバー13の外面までの深さd1、及び、前記踏面15sから第2ミドルタイバー14の外面までの深さd2は、それぞれ、ミドル横溝10の最大の深さdaの60%~90%である。このような第1ミドルタイバー13及び第2ミドルタイバー14は、耐摩耗性能と雪上性能とをバランス良く高めるのに役立つ。
図3に示されるように、ミドル途切れ溝20は、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜している。望ましい態様では、ミドル横溝10とミドル途切れ溝20とは、タイヤ軸方向に対して互いに逆向きに傾斜している。ミドル途切れ溝20のタイヤ軸方向に対する最大の角度は、例えば、5~15°である。また、ミドル途切れ溝20の前記角度は、ミドル横溝10のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ1(図2に示す)よりも小さいのが望ましい。これにより、ミドル途切れ溝20周辺の偏摩耗が抑制される。
ミドル途切れ溝20は、例えば、ミドルブロック15のタイヤ軸方向の中心位置よりも第1縦エッジ15a側で途切れている。望ましい態様では、ミドル途切れ溝20の途切れ端20aは、第1ミドルタイバー13(図5に示す)よりも第2縦エッジ15b側に位置している。ミドル途切れ溝20のタイヤ軸方向の長さL5は、例えば、ミドルブロック15の踏面のタイヤ軸方向の幅W2の20%~30%である。このようなミドル途切れ溝20は、耐摩耗性能と雪上性能とをバランス良く高めるのに役立つ。
第2ミドルブロック17に設けられたミドル途切れ溝20は、第1縦エッジ15aの第1傾斜部18と第2傾斜部19との間から延びているのが望ましい。これにより、前記ミドル途切れ溝20とショルダー周方向溝6とが協働して固い雪柱を形成することができ、雪上性能がさらに向上する。
図4に示されるように、ミドル途切れ溝20の最大の深さd3は、例えば、ショルダー周方向溝6の最大の深さdcの40%~60%である。ミドル途切れ溝20の前記深さd3は、前記踏面15sから第1ミドルタイバー13の外面までの深さd1(図5に示す)よりも小さいのが望ましい。具体的には、ミドル途切れ溝20の前記深さd3は、前記深さd1の65%~80%である。これにより、耐摩耗性能及び操縦安定性を維持しつつ、雪上性能が向上する。
ミドル途切れ溝20の長さ方向に沿った断面において、底部20dは直線状に延びている。また、前記底部20dのタイヤ法線に対する角度θ3は、例えば、35~55°である。このようなミドル途切れ溝20は、耐摩耗性能と雪上性能とをバランス良く高めることができる。
図3に示されるように、ミドルブロック15には、第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22が設けられている。本明細書において、「サイプ」とは、小さな幅を有する切れ込みであって、サイプ本体部において、2つのサイプ壁間の幅が1.5mm以下であるものを意味する。また、サイプ本体部は、2つのサイプ壁が互いに略平行にタイヤ半径方向に延びる部分を意味する。「略平行」とは、2つのサイプ壁の間の角度が10°以下である態様を意味する。サイプは、面取り部を介して開口するものでも良い。また、サイプは、底部において幅が拡大した所謂フラスコ底を備えるものでも良い。
第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22は、それぞれ、ジグザグ状に延びている。このような第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22は、ミドルブロック15に接地圧が作用したとき、互いに向き合うサイプ壁が噛み合ってミドルブロック15の見かけの剛性を高めることができる。これにより、操縦安定性及び耐摩耗性能が維持されつつ、雪上性能が向上する。
第1ミドルサイプ21は、例えば、第1縦エッジ15a又はミドル途切れ溝20から延び、かつ、踏面15s内で途切れている。本実施形態では、第1ミドルブロック16に設けられた第1ミドルサイプ21は、第1縦エッジ15aから延びており、第2ミドルブロック17に設けられた第1ミドルサイプ21は、ミドル途切れ溝20から延びている。このような第1ミドルサイプ21の配置は、第1ミドルブロック16及び第2ミドルブロック17が接地するときの打音をホワイトノイズ化するのに役立つ。
第1ミドルサイプ21は、例えば、ミドルブロック15のタイヤ軸方向の中心位置を横断しているのが望ましい。第1ミドルサイプ21のタイヤ軸方向の長さL6aは、例えば、ミドルブロック15の踏面15sのタイヤ軸方向の最大の幅W2の50%~90%である。望ましい態様では、第1ミドルブロック16に設けられた第1ミドルサイプ21、及び、第2ミドルブロック17に設けられた第1ミドルサイプ21のそれぞれについて、前記長さL6aが前記幅W2の60%以上とされる。これにより、耐摩耗性能及び雪上性能がバランス良く向上する。
第1ミドルサイプ21は、例えば、タイヤ軸方向に対して傾斜している。第1ミドルサイプ21とミドル横溝10とは、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜しているのが望ましい。第1ミドルサイプ21のタイヤ軸方向に対する角度(サイプがジグザグ状の場合、振幅の中心線のタイヤ軸方向に対する角度を意味する)は、ミドル途切れ溝20のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも大きいのが望ましく、具体的には20~40°である。このような第1ミドルサイプ21は、雪上走行時、タイヤ軸方向にも摩擦力を提供できる。
図6には、第1ミドルサイプ21の断面を示す図として、図3のC-C線断面図が示されている。なお、図6において、サイプがジグザグ状に延びることでサイプ壁に形成される稜線は、省略されている。図6に示されるように、第1ミドルサイプ21は、その両端部において深さが小さいのが望ましい。両端部の深さd5は、第1ミドルサイプ21の最大の深さd4の20%~35%である。このような第1ミドルサイプ21は、耐摩耗性能を効果的に維持しつつ、雪上性能を高めることができる。
図3に示されるように、第2ミドルサイプ22は、例えば、第2縦エッジ15bから延び、かつ、踏面15s内で途切れている。第2ミドルサイプ22は、例えば、ミドルブロック15のタイヤ軸方向の中心位置を横断しているのが望ましい。第2ミドルサイプ22のタイヤ軸方向の長さL6bは、例えば、ミドルブロック15の踏面15sのタイヤ軸方向の最大の幅W2の70%~85%である。これにより、耐摩耗性能及び雪上性能がバランス良く向上する。
第2ミドルサイプ22のタイヤ軸方向に対する角度、及び、第2ミドルサイプ22の断面形状には、上述の第1ミドルサイプ21の構成を適用することができる。
ミドルブロック15には、クラウン周方向溝5側の側壁が凹んだミドル凹部28が設けられている。図7には、ミドル凹部28の断面を示す図として、図3のD-D線断面図が示されている。図7に示されるように、踏面15s上におけるミドル凹部28のタイヤ軸方向の幅W3は、例えば、ミドルブロック15の踏面15sの前記幅W2の10%以下である。また、ミドル凹部28の最大の深さd7は、クラウン周方向溝5の最大の深さd6の50%~65%である。このようなミドル凹部28は、操縦安定性及び耐摩耗性能を維持しつつ、雪上性能を高めることができる。
図3に示されるように、ミドル凹部28は、第2ミドル横溝12のタイヤ赤道C側の端部に連通している。ミドル凹部28のタイヤ周方向の長さL8は、第2縦エッジ15bのタイヤ周方向の長さL7の40%~60%である。
図8には、図1のクラウン陸部8の拡大図が示されている。図8に示されるように、クラウン陸部8には、クラウン陸部8をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のクラウン横溝30が設けられている。これにより、クラウン陸部8は、複数のクラウン横溝30によって、複数のクラウンブロック35に区分されている。クラウンブロック35は、タイヤ軸方向の一方側(図8では、左側である。)の第1縦エッジ35aと、タイヤ軸方向の他方側(図8では、右側である。)の第2縦エッジ35bと、第1縦エッジ35aと第2縦エッジ35bとの間の踏面35sとを含む。
クラウン横溝30は、例えば、ミドル横溝10(図2に示す)とは逆向きに傾斜している。クラウン横溝30のタイヤ軸方向に対する角度θ4は、例えば、15~35°である。このようなクラウン横溝30は、ミドル横溝10とは異なる向きに大きな雪柱せん断力を提供でき、雪上性能がより一層向上する。
クラウン横溝30の最大の溝幅W5は、ミドル横溝10の最大の溝幅W4(図2に示す)の小さいのが望ましい。具体的には、クラウン横溝30の前記溝幅W5は、ミドル横溝10の前記溝幅W4の50%~90%である。これにより、耐摩耗性能及び操縦安定性が向上し、かつ、クラウン横溝30及びミドル横溝10のピッチノイズがホワイトノイズ化されるため、ノイズ性能も向上し得る。
クラウン横溝30の断面形状には、上述のミドル横溝10の構成を適用することができる。このため、クラウン横溝30は、第1縦エッジ35a側の端部において溝底が隆起した第1クラウンタイバー、及び、第2縦エッジ35b側の端部において溝底が隆起した第2クラウンタイバーを含む(図示省略)。
クラウンブロック35には、第1縦エッジ35a又は第2縦エッジ35bから延び、かつ、踏面35s内に途切れ端を有するクラウン途切れ溝40が設けられている。本実施形態では、第1縦エッジ35aから延びるクラウン途切れ溝40が設けられたクラウンブロック35と、第2縦エッジ35bから延びるクラウン途切れ溝40が設けられたクラウンブロック35とがタイヤ周方向に交互に設けられている。これにより、クラウン陸部8の偏摩耗が抑制される。
クラウン途切れ溝40は、例えば、タイヤ軸方向に対してミドル途切れ溝20と同じ向きに傾斜している。クラウン途切れ溝40のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ5は、ミドル途切れ溝20のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも大きい。具体的には、クラウン途切れ溝40の前記角度θ5は、20~30°である。このようなクラウン途切れ溝40は、雪上走行時、タイヤ軸方向にも雪柱せん断力を提供できる。
クラウン途切れ溝40は、例えば、クラウンブロック35のタイヤ軸方向の中心位置を横切ることなく、クラウンブロック35内で途切れている。クラウン途切れ溝40のタイヤ軸方向の長さL9は、ミドル途切れ溝20のタイヤ軸方向の長さL5(図3に示す)よりも大きいのが望ましい。クラウン途切れ溝40の前記長さL9は、クラウンブロック35の踏面35sのタイヤ軸方向の幅W6の25%~35%である。このようなクラウン途切れ溝40は、耐摩耗性能と雪上性能とをバランス良く高めるのに役立つ。
クラウン途切れ溝40の断面形状には、上述のミドル途切れ溝20の構成を適用することができる。これにより、雪上性能がより一層向上する。
クラウンブロック35には、第1クラウンサイプ41及び第2クラウンサイプ42が設けられている。第1クラウンサイプ41は、第1縦エッジ35aから延び、かつ、踏面35s内で途切れている。第2クラウンサイプ42は、第2縦エッジ35bから延び、かつ、踏面35s内で途切れている。第1クラウンサイプ41及び第2クラウンサイプ42は、タイヤ軸方向に対して第1ミドルサイプ21及び第2ミドルサイプ22とは逆向きに傾斜している。これ以外の構成について、第1クラウンサイプ41及び第2クラウンサイプ42には、第1ミドルサイプ21又は第2ミドルサイプ22の構成を適用することができる。
図9には、図1のショルダー陸部9の拡大図が示されている。図9に示されるように、ショルダー陸部9には、複数のショルダー横溝50が設けられている。ショルダー横溝50は、ショルダー周方向溝6からトレッド端Teを超えた位置まで延びている。これにより、ショルダー陸部9は、ショルダー横溝50によって、複数のショルダーブロック55に区分されている。
ショルダー横溝50は、第1溝部51及び第2溝部52を含んでいる。第1溝部51は、ショルダー周方向溝6からタイヤ軸方向に対して延びている。望ましい態様では、第1溝部51は、タイヤ軸方向に対してミドル横溝10(図2に示す)とは逆向きに傾斜している。第1溝部51のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ6は、ミドル横溝10のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ1よりも小さい。具体的には、第1溝部51の前記角度θ6は、20~30°である。このような第1溝部51は、雪上走行時のトラクション性能及び旋回性能を向上させるのに役立つ。
第2溝部52は、タイヤ軸方向に対して第1溝部51と同じ向きに傾斜している。第2溝部52のタイヤ軸方向に対する最大の角度θ7は、第1溝部51の前記角度θ6よりも小さい。具体的には、第2溝部52の前記角度θ7は、10°以下である。このような第2溝部52は、雪上走行時のワンダリング性能を高めるのに役立つ。
図10には、ショルダー横溝50の断面を示す図として、図9のE-E線断面図が示されている。図10に示されるように、ショルダー横溝50は、第1溝部51において溝底が隆起したショルダータイバー53が設けられている。ショルダータイバー53は、例えば、ステップ状に高さが変化している。これにより、ショルダータイバー53は、最もタイヤ半径方向外側に位置する第1外面53aと、第1外面53aよりもタイヤ半径方向内側に位置する第2外面53bとを含む。ショルダーブロック55の踏面55sから第1外面53aまでの深さd9は、ショルダー横溝50の最大の深さd8の10%~25%である。前記踏面55sから第2外面53bまでの深さd10は、例えば、ショルダー横溝50の前記深さd8の65%~80%である。このようなショルダータイバー53は、耐摩耗性能及び操縦安定性を向上させ、かつ、ショルダー横溝50に雪が詰まるのを抑制することができる。
図9に示されるように、ショルダーブロック55には、少なくとも1本のショルダーサイプ58が設けられている。本実施形態では、1つのショルダーブロック55に、2本のショルダーサイプ58が設けられている。ショルダーサイプ58は、ショルダー周方向溝6からトレッド端Te付近まで延びるショルダーサイプ58が設けられている。本実施形態のショルダーサイプ58は、トレッド端Teの手前で途切れているが、トレッド端Teを超えた位置まで延びるものでも良い。このようなショルダーサイプ58は、雪上性能を高めるのに役立つ。
以上、本開示の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本パターンを有するサイズLT265/70R17の空気入りタイヤが表1の仕様に基づき試作された。比較例として、ミドルブロックにミドル途切れ溝が設けられておらず、かつ、ミドル横溝に第1ミドルタイバーが設けられていないタイヤが試作された。比較例のタイヤは、上述の事項を除き、実質的に図1に示されるタイヤと同じ構成を備えている。各テストタイヤの耐摩耗性能及び雪上性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:17×7.5J
タイヤ内圧:前輪:410kPa、後輪520kPa
テスト車両:排気量4600cc、四輪駆動車
タイヤ装着位置:全輪
<耐摩耗性能>
上記テスト車両で一定距離走行後、ミドル陸部の残存陸部高さが測定された。結果は、比較例の前記残存陸部高さを100とする指数であり、数値が大きい程、耐摩耗性能が優れていることを示す。
<雪上性能>
上記テスト車両で雪路を走行したときの走行性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、雪上性能が優れていることを示す。
テスト結果が表1に示される。
表1に示されるように、実施例のタイヤは、耐摩耗性能を維持しつつ、優れた雪上性能を発揮していることが確認できた。
[付記]
本開示は以下の態様を含む。
[本開示1]
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含む、
タイヤ。
[本開示2]
前記ミドル途切れ溝の最大の深さは、前記踏面から前記第1ミドルタイバーの外面までの深さよりも小さい、本開示1に記載のタイヤ。
[本開示3]
前記途切れ端は、前記第1ミドルタイバーよりも前記第2縦エッジ側に位置している、本開示1又は2に記載のタイヤ。
[本開示4]
前記第1縦エッジは、タイヤ周方向に対して傾斜した第1傾斜部と、タイヤ周方向に対して前記第1傾斜部とは逆向きに傾斜した第2傾斜部とを含み、
前記ミドル途切れ溝は、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間から延びている、本開示1ないし3のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示5]
前記ミドル横溝と前記ミドル途切れ溝とは、タイヤ軸方向に対して互いに逆向きに傾斜している、本開示1ないし4のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示6]
前記ミドル途切れ溝のタイヤ軸方向に対する最大の角度は、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも小さい、本開示5に記載のタイヤ。
[本開示7]
前記複数のミドルブロックの少なくとも一つには、前記第1縦エッジ又は前記ミドル途切れ溝から延び、かつ、前記踏面内で途切れる少なくとも1本の第1ミドルサイプが設けられている、本開示1ないし6のいずれかに記載のタイヤ。
[本開示8]
前記第1ミドルサイプのタイヤ軸方向の長さは、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の最大の幅の60%以上である、本開示7に記載のタイヤ。
[本開示9]
前記第1ミドルサイプと前記ミドル横溝とは、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している、本開示7又は8に記載のタイヤ。
[本開示10]
前記第1ミドルサイプは、ジグザグ状に延びている、本開示7ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
2 トレッド部
7 ミドル陸部
10 ミドル横溝
13 第1ミドルタイバー
15 ミドルブロック
15a 第1縦エッジ
15b 第2縦エッジ
15s 踏面
20 ミドル途切れ溝
20a 途切れ端
Te トレッド端

Claims (8)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
    前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
    前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
    前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
    前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含み、
    前記ミドル途切れ溝の最大の深さは、前記踏面から前記第1ミドルタイバーの外面までの深さよりも小さい
    タイヤ。
  2. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
    前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
    前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
    前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
    前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含み、
    前記途切れ端は、前記第1ミドルタイバーよりも前記第2縦エッジ側に位置している、
    タイヤ。
  3. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
    前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
    前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
    前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
    前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含み、
    前記第1縦エッジは、タイヤ周方向に対して傾斜した第1傾斜部と、タイヤ周方向に対して前記第1傾斜部とは逆向きに傾斜した第2傾斜部とを含み、
    前記ミドル途切れ溝は、前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間から延びている、
    タイヤ。
  4. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
    前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
    前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
    前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
    前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも一つには、前記第1縦エッジ又は前記ミドル途切れ溝から延び、かつ、前記踏面内で途切れる少なくとも1本の第1ミドルサイプが設けられており、
    前記第1ミドルサイプのタイヤ軸方向の長さは、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の最大の幅の60%以上である、
    タイヤ。
  5. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、トレッド端とタイヤ赤道との間に配されたミドル陸部を含み、
    前記ミドル陸部は、前記ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数のミドル横溝によって、複数のミドルブロックに区分されており、
    前記複数のミドルブロックは、前記トレッド端側の第1縦エッジと、タイヤ赤道側の第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも1つには、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内に途切れ端を有する少なくとも1本のミドル途切れ溝が設けられており、
    前記ミドル途切れ溝は、前記途切れ端に向かって深さが連続的に小さくなっており、
    前記複数のミドル横溝の少なくとも1つは、前記第1縦エッジ側の端部において溝底が隆起した第1ミドルタイバーを含み、
    前記複数のミドルブロックの少なくとも一つには、前記第1縦エッジ又は前記ミドル途切れ溝から延び、かつ、前記踏面内で途切れる少なくとも1本の第1ミドルサイプが設けられており、
    前記第1ミドルサイプと前記ミドル横溝とは、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している、
    タイヤ。
  6. 前記第1ミドルサイプは、ジグザグ状に延びている、請求項4又は5に記載のタイヤ。
  7. 前記ミドル横溝と前記ミドル途切れ溝とは、タイヤ軸方向に対して互いに逆向きに傾斜している、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のタイヤ。
  8. 前記ミドル途切れ溝のタイヤ軸方向に対する最大の角度は、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向に対する最大の角度よりも小さい、請求項7に記載のタイヤ。
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