JP7793979B2 - 液体収容容器、および液体収容容器に液体を収容させる方法 - Google Patents
液体収容容器、および液体収容容器に液体を収容させる方法Info
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Description
このような態様とすれば、液体収容容器が様々な向きに配された場合にも、大気導入路の一部を構成する捕捉部に含まれ互いに異なる方向に伸びている第1領域と第2領域とにより、液体を捕捉することができる。その結果、液体収容室内の液体が大気開放口を通じて外部に流出する可能性を低減することができる。
A1.液体収容容器の構成:
図1は、本実施形態の液体収容容器ICを示す斜視図である。液体収容容器ICは、内部にインクを収容している。液体収容容器ICは、プリンターに装着されて、液体供給口200からプリンターにインクを供給する。液体収容容器ICは、直方体状の外形形状を有する筐体900を備える。筐体900は、ポリプロピレン(PP)により構成されている。液体収容容器ICは、プリンターに装着されて使用される際の姿勢において、側面である面の一つにメモリーチップMCを備える。メモリーチップMCは端子を備えており、端子を介してプリンターの回路と電気的に接続される。以下、プリンターに装着されて使用される際の姿勢を基準に、筐体900の「底面」、筐体900の「上面」、筐体900の「側面」の呼称を用いる。
図8は、使用済みの液体収容容器ICにインクを再充填する際に使用される吸引装置700の構成を示すブロック図である。吸引装置700は、液体収容容器ICの液体供給口200に接続されて、液体収容容器IC内部のインクおよび空気を吸引する(図6の下段右部参照)。
図10は、液体収容容器にインクを再充填する処理を示すフローチャートである。図11は、液体収容容器にインクを再充填する際の各バルブの開閉状態を示す表である。図10の処理の結果、使用済みの液体収容容器にインクが収容され、新たな液体収容容器が製造される。
第2実施形態の液体収容容器ICbは、大気導入路400bの捕捉部4Cと空気室414との間に、第2捕捉部4CSを備える。液体収容容器ICbの他の点は、第1実施形態の液体収容容器ICと同じである。
C1.他の実施形態1:
(1)上記第1実施形態においては、第1領域4C1は、具体的には、4個の円柱状の空間410,411,412,413である(図7参照)。しかし、第1領域4C1は、さらに、円柱状の空間以外の領域を含んでいてもよい。
(i)液晶ディスプレー等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材。
(ii)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材。
(iii)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体。
(iv)精密ピペットとしての試料。
(v)潤滑油。
(vi)樹脂液。
(vii)光通信素子等に用いられる微小半球レンズを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液。
(viii)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体。
(ix)他の任意の液体。
上記第1実施形態においては、液体収容容器ICの液体供給路300は、差圧弁325を備える(図4の上段参照)。しかし、液体収容容器ICは、差圧弁を備えない態様とすることもできる。そのような液体収容容器においては、液体収容容器内において弾性を有する多孔質素材の空隙に液体を含ませることで、液体を保持することができる。
上記第1実施形態においては、液体収容容器ICの大気導入路400は、通気フィルムFLvによって、塞がれている(図3の上段中央部参照)。しかし、液体収容容器は、大気導入路にそのようなフィルムを備えない態様とすることもできる。
上記第1実施形態においては、大気導入路400は、障壁流路部4Hを備える(図5の上段左部、図3の上段右部、および図6の上段右部参照)。障壁流路部4Hは、液体収容容器ICの液体供給口200から外部にインクを供給するときの液体収容容器ICの姿勢において、捕捉部4Cよりも鉛直上方に位置する。しかし、液体収容容器は、大気導入路にそのような構成を備えない態様とすることもできる。
上記第1実施形態においては、大気導入路400は、屈曲流路部403を備える(図3の上段左部および図6の上段左部参照)。屈曲流路部403は、前後の流路部分よりも断面積が小さく相互に180度異なる向きに空気を流通させる一対の流路部分を含む。しかし、液体収容容器は、大気導入路に屈曲流路部を備えない態様とすることもできる。また、大気導入路は、捕捉部と液体収容室との間に、そのような屈曲流路部を備えてもよい。
上記第1実施形態においては、大気開放口401は、剥離可能な封止フィルムFLeによって、封止されている(図1の上段左部参照)。しかし、液体収容容器は、大気開放口を封止する封止フィルムを備えない態様とすることもできる。
上記第1実施形態においては、大気開放口から導入された空気が流通する柱状の空間は円柱状の空間410である(図7参照)。第1領域と第2領域とを接続する開口は、円形の外形を有する円開口410oである。しかし、柱状の空間は、三角柱や四角柱、楕円柱など、他の形状を有していてもよい。開口は、三角形や四角形、楕円形など、他の形状を有していてもよい。
上記第1実施形態においては、第1領域4C1は、4個の円柱状の空間410,411,412,413を含む(図7参照)。しかし、第1領域は、1個のみの円柱状空間を備える態様とすることもできる。また、第1領域は、第2実施形態に示したように、6個の円柱状の空間を備えてもよい。また、第1領域が備える円柱状の空間の数は、2個、3個、5個など、他の数であってもよい。
上記第2実施形態においては、液体収容容器ICbは、2個の捕捉部4C,4CSを含む(図18参照)。しかし、液体収容容器が備える捕捉部の数は、4個、5個など、他の数であってもよい。
上記第1実施形態においては、周囲壁1404の高さは、隣接する他の壁部1406の高さよりも高い(図7参照)。しかし、周囲壁の高さは、隣接する他の壁部の高さと同じであってもよいし、隣接する他の壁部の高さよりも低くてもよい。
上記第1実施形態においては、第2領域4C22のうち、第2部分壁1404bによって囲まれる空間は、第1部分壁1404aによって囲まれる空間よりも大きい(図7参照)。しかし、より液体収容室117,121の側に位置する第2部分壁1404bによって囲まれる空間は、第1部分壁1404aによって囲まれる空間よりも、小さくてもよい。
上記第1実施形態においては、壁部1402において、円開口413oの外周と周囲壁1404の基部との間の距離は、0.6mmである(図7参照)。また、壁部1402において、円開口412oの外周と周囲壁1404の基部との間の距離は、0.3mmである。円開口410oの外周と周囲壁1403の基部との間の距離は、0.3mmである。円開口411oの外周と周囲壁1403の基部との間の距離は、0.3mmである。しかし、これらの寸法は、0.4mm、0.5mm、0.8mmなど、他の寸法であってもよい。ただし、円開口413oの外周と周囲壁1404の基部とが接しておらず、壁部1402を介して離れていることが好ましい。
上記第1実施形態においては、壁部1402において、円開口413oの外周と周囲壁1404の基部との間の距離dは、0.6mmである(図7参照)。しかし、開口の外周と周囲壁の基部との間の距離は、0.4mm、0.8mmなど、他の値であってもよい。
上記第1実施形態においては、液体収容容器ICが使用された後に液体収容容器ICにインクが再充填された状態においては、隔壁フィルムFLpは、第1隔壁フィルムFLp1と第2隔壁フィルムFLp2とによって構成される(図2の下段左部、および図1の下段右部参照)。しかし、液体収容容器ICが使用された後に、隔壁フィルムFLpは、第1隔壁フィルムFLp1によって構成され、第2隔壁フィルムFLp2を含まない態様とすることもできる。そのような態様は、たとえば、周囲壁1404に囲まれた空間を液体収容容器ICの外部に対して封止する蓋部を備える態様とすることができる。
上記第1実施形態においては、第1隔壁フィルムFLp1は、第1層L1と、第2層L2と、を備える。しかし、第1隔壁フィルムは、1個のみの層で構成されてもよく、3個以上の層で構成されてもよい。ただし、周囲壁と接する部分は、周囲壁の上端に接合可能な素材で構成されていることが好ましい。
上記他の実施形態1の(1)においては、大気導入路400は、捕捉部4Cよりも大気開放口401側の部位において、インクが流通できる穴FLvOを備える通気フィルムFLvによって、仕切られている(図3の上段中央部参照)。しかし、第1実施形態に示したように、再充填の処理を経た液体収容容器は、インクが流通可能な穴を備えない通気フィルムによって、仕切られていてもよい。
上記第1実施形態においては、作業者は、第2隔壁フィルムFLp2の第3層L3を、隔壁フィルムFLpの第1層L1と溶着させる(図16および図17参照)。しかし、第2隔壁フィルムを接着剤または粘着剤で第1隔壁フィルムに貼るなど、第1隔壁フィルムの穴は、他の方法で塞がれてもよい。
上記第1実施形態においては、ステップS200の後であって、ステップS400の前に、液体供給口200を介して液体収容室117,121内のインクが吸引される(図8および図10のS300参照)。しかし、液体供給口200を介して液体収容室117,121内のインクが吸引される工程を備えず、円開口413oの外周を注入ノズル830の円錐台状の部分830tのテーパを構成する外面で封止した後、液体収容容器ICの円開口413oおよび大気導入路400を介して液体収容室117,121内にインクが流入されてもよい(図6および図5参照)。そのような態様としても、液体収容室内に液体を流入させることができる。
上記第1実施形態のステップS700において、作業者は、液体収容容器ICの大気開放口401を、液体収容室117,121に収容されるインクを流通させない封止フィルムFLeによって、封止する(図1の上段左部、および図10参照)。しかし、液体収容容器の充填の処理は、大気開放口の封止を含まない態様とすることもできる。
上記第1実施形態においては、作業者は、第1隔壁フィルムFLp1の第2層L2の一部を第1層L1が露出するまで除去し、第2隔壁フィルムFLp2の第3層L3を、隔壁フィルムFLpの第1層L1と溶着させる(図16および図17参照)。しかし、第1隔壁フィルムの全体および第2隔壁フィルムの全体を、熱溶着が容易な素材で構成して、第1隔壁フィルムの一部の除去を伴わずに、第2隔壁フィルムを第1隔壁フィルムに溶着してもよい。
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
このような態様とすれば、液体収容容器が様々な向きに配された場合にも、大気導入路の一部を構成する捕捉部に含まれ互いに異なる方向に伸びている第1領域と第2領域とにより、液体を捕捉することができる。その結果、液体収容室内の液体が大気開放口を通じて外部に流出する可能性を低減することができる。また、捕捉部内に存在する液体を、外部から隔壁フィルムを介して容易に検知することができる。このため、捕捉部に捕捉された液体が大気開放流路を封止していることが検知できた場合には、その液体収容容器を使用する対象から除外することにより、液体収容容器から外部に液体が適切に供給できない液体収容容器を、使用対象から除外することができる。
このような態様とすることにより、液体収容室から液体供給口に向けて、液体を適切に供給でき、かつ、逆向きの液体の流通を防止できる。
このような態様とすることにより、大気導入路内において、捕捉部からさらに大気開放口側の部位に流出する液体についても、大気開放口を通じて外部に流出しないようにすることができる。
このような態様とすることにより、捕捉部を通過した液体が通気フィルムに接触する可能性を低減することができる。その結果、通気フィルム全体が液体に濡れることにより、大気導入路において空気が流通できなくなる可能性を低減することができる。
このような態様とすれば、大気導入路を介して液体収容室内の液体の揮発成分が蒸発する量を、低減することができる。
このような態様とすることにより、液体収容容器の使用が開始される前の状態において、大気導入路内において、捕捉部からさらに大気開放口側の部位に流出する液体についても、大気開放口を通じて外部に流出しないようにすることができる。
このような態様においては、液体収容容器の姿勢によらず、円柱状の空間に液体を保持させやすい。
このような態様とすることにより、捕捉部が1個のみ柱状の空間を備える態様に比べて、より多くの液体を捕捉部の複数の柱状の空間内に捕捉することができる。
このような態様とすることにより、1個のみの捕捉部を備える液体収容容器に比べて、より多くの液体を捕捉部内に捕捉することができる。
このような態様とすることにより、捕捉部内に存在する液体を、外部から隔壁フィルムを介して容易に検知することができる。
このような態様とすることにより、第2領域のうち、第1部分壁に囲まれる空間よりも液体収容室に近い位置にある第2部分壁に囲まれる空間に、液体を収集しやすい。このため、第2部分壁によって囲まれる空間が、第1部分壁によって囲まれる空間よりも小さい態様に比べて、大気開放口に液体がより到達しにくい。
このような態様においては、周囲壁の内壁面と、開口との間には、段差が存在する。このため、第1領域から第2領域に移動した液体が、再び第1領域に戻る可能性を低減できる。このため、第2領域においてより確実に液体を捕捉することができる。
このような態様とすれば、融点が高い第1隔壁フィルムの第2層と、融点が高い第2隔壁フィルムの第4層とにより、隔壁フィルムの強度を担保することができる。一方で、第2隔壁フィルムの第3層と第1隔壁フィルムの第1層とが溶着されているため、第2隔壁フィルムと第1隔壁フィルムとの接合を強固にすることができる。
前記液体収容容器は、前記大気導入路の一部を構成する1以上の受入部であって、1以上の円柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記円柱状の空間に流通させる第1領域と、前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられ円形の外形を有する円開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、受入部を含む。前記第2領域は、前記円開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記円開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含む。
前記方法は、前記隔壁フィルムに穴を設ける工程と、円錐台状の部分を有するノズルを前記穴を介して前記受入部に入れ、前記円開口に前記円錐台状の部分を挿入することにより、前記円開口の外周を前記円錐台状の部分の外面で封止する工程と、前記液体供給口を介して前記液体収容室内の流体を吸引する工程と、前記ノズルから液体を送出し、前記円開口を介して前記液体収容室内に液体を流入させる工程と、前記ノズルを前記受入部の外部に退出させる工程と、前記隔壁フィルムに設けられた穴を封止する工程と、を含む。
このような態様とすることにより、差圧弁を備える液体収容容器においても、液体収容室内の圧力を低下させて、円開口を介して液体収容室内に液体を流入させることができる。すなわち、使用済みの液体収容容器に容易に液体を収容させることができる。
このような態様とすることにより、液体収容室内への液体の流入に先立ち、液体収容室内の圧力を筐体の外部の圧力よりも低くすることができる。その結果、効率的に液体収容室内に液体を流入させることができる。
このような態様とすることにより、液体の充填後、液体収容容器の使用が開始される前の状態において、大気導入路内において、受入部からさらに大気開放口側の部位に流出する液体についても、大気開放口を通じて外部に流出しないようにすることができる。
このような態様とすれば、融点が高い第1隔壁フィルムの第2層と、融点が高い第2隔壁フィルムの第4層とにより、隔壁フィルムの強度を担保することができる。一方で、第2隔壁フィルムの第3層と第1隔壁フィルムの第1層とが溶着されるため、第2隔壁フィルムと第1隔壁フィルムとの接合を強固にすることができる。
Claims (13)
- 筐体を備える液体収容容器であって、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の捕捉部であって、
1以上の柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられる開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、捕捉部を含み、
前記第2領域は、前記開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記大気導入路は、前記捕捉部よりも前記大気開放口側の部位において、空気を流通させることができかつ前記液体収容室に収容される液体を流通させない素材で構成された通気フィルムによって、塞がれており、
前記大気導入路は、前記捕捉部と前記通気フィルムとの間に、前後の流路部分よりも断面積が小さく相互に180度異なる向きに空気を流通させる一対の流路部分を含む屈曲流路部を備え、
前記大気導入路は、前記捕捉部と前記液体収容室との間に、前記屈曲流路部を備えない、液体収容容器。 - 請求項1に記載の液体収容容器であって、
前記大気開放口は、前記液体収容室に収容される液体を流通させない封止フィルムであって、剥離可能な封止フィルムによって、封止されている、液体収容容器。 - 請求項1から2のいずれか1項に記載の液体収容容器であって、
前記柱状の空間は円柱状の空間であり、
前記開口は円形の外形を有する円開口である、液体収容容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体収容容器であって、
前記捕捉部は、複数の前記柱状の空間を含む、液体収容容器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体収容容器であって、
複数の前記捕捉部を含む、液体収容容器。 - 筐体を備える液体収容容器であって、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の捕捉部であって、
1以上の柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられる開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、捕捉部を含み、
前記第2領域は、前記開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記周囲壁の高さは、前記壁部から突出しており前記周囲壁に隣接する他の壁部の高さよりも高い、液体収容容器。 - 筐体を備える液体収容容器であって、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の捕捉部であって、
1以上の柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられる開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、捕捉部を含み、
前記第2領域は、前記開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記第1領域は、前記1以上の柱状の空間として、
前記大気導入路において前記第2領域よりも前記大気開放口の側に位置し、前記開口としての第1の開口を介して前記第2領域と接続されている、第1の柱状の空間と、
前記大気導入路において前記第2領域よりも前記液体収容室の側に位置し、前記開口としての第2の開口を介して前記第2領域と接続されている、第2の柱状の空間と、を含み、
前記周囲壁は、
前記第1の開口を囲む第1部分壁と、
前記第2の開口を囲む第2部分壁と、を含み、
前記第2領域のうち、前記第2部分壁によって囲まれる空間は、前記第1部分壁によって囲まれる空間よりも大きい、液体収容容器。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の液体収容容器であって、
前記壁部において、前記開口の外周と前記周囲壁の基部との間に所定の距離がある、液体収容容器。 - 請求項8に記載の液体収容容器であって、
前記所定の距離は0.6mm以上である、液体収容容器。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の液体収容容器であって、
前記隔壁フィルムは、
前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てており、穴を有する第1隔壁フィルムと、
前記第1隔壁フィルムが有する前記穴を封止している第2隔壁フィルムと、を備える、液体収容容器。 - 筐体を備える液体収容容器であって、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の捕捉部であって、
1以上の柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられる開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、捕捉部を含み、
前記第2領域は、前記開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記隔壁フィルムは、
前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てており、穴を有する第1隔壁フィルムと、
前記第1隔壁フィルムが有する前記穴を封止している第2隔壁フィルムと、を備え、
前記第1隔壁フィルムは、
前記周囲壁の上端に接合されている第1層と、
前記第1層の素材よりも融点が高い素材で構成され、前記第2隔壁フィルムに接触している第2層と、を備え、
前記第2隔壁フィルムは、
前記第2層の素材よりも融点が低い素材で構成され、前記第2層に接触している第3層と、
前記第3層の素材よりも融点が高い素材で構成されている第4層と、を備え、
前記第2隔壁フィルムの前記第3層は、前記第1隔壁フィルムのうち前記第2層が設けられていない部分において、前記第1隔壁フィルムの前記第1層と溶着されている、液体収容容器。 - 筐体を備える液体収容容器であって、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の捕捉部であって、
1以上の柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられる開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、捕捉部を含み、
前記第2領域は、前記開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記大気導入路は、前記捕捉部よりも前記大気開放口側の部位において、空気を流通させることができかつ前記液体収容室に収容される液体を流通させない素材で構成された通気フィルムであって、前記液体収容室に収容される液体が流通できる穴を備える通気フィルムによって、仕切られている、液体収容容器。 - 液体収容容器の製造方法であって、
前記液体収容容器は、
筐体と、
前記筐体内に設けられ、液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を前記液体収容容器の外部に供給する液体供給口であって、前記筐体に設けられる液体供給口と、
前記筐体内に設けられ、前記液体供給口と前記液体収容室とを接続する液体供給路と、
前記液体供給路に設けられる差圧弁であって、
前記液体供給路のうち前記差圧弁と前記液体供給口との間の流路部分の圧力である下流圧力が、前記液体供給路のうち前記差圧弁と前記液体収容室との間の流路部分の圧力である上流圧力よりも、小さく、かつ前記下流圧力と前記上流圧力の差があらかじめ定められた値より大きいときに、前記液体供給路を導通させ、
前記下流圧力と前記上流圧力の差が前記あらかじめ定められた値よりも小さいか、前記下流圧力が前記上流圧力よりも大きいときに、前記液体供給路を遮断する、差圧弁と、
大気を前記液体収容室内に導入するための大気開放口であって、前記筐体に設けられる大気開放口と、
前記筐体内に設けられ、前記大気開放口と前記液体収容室とを接続する大気導入路と、を備え、
前記大気導入路の一部を構成する1以上の受入部であって、
1以上の円柱状の空間を含み、前記大気開放口から導入された空気を前記円柱状の空間に流通させる第1領域と、
前記第1領域とは異なる方向に伸びており、前記液体収容容器の一部を構成する壁部に設けられ円形の外形を有する円開口を介して、前記第1領域に接続されている第2領域を含む、受入部を含み、
前記第2領域は、前記円開口が設けられている前記壁部と、前記壁部から突出している周囲壁であって前記円開口を囲んでいる周囲壁と、前記周囲壁の上端に接合され前記周囲壁に囲まれた空間と前記液体収容容器の外部との間を隔てている隔壁フィルムと、により画定されている領域を含み、
前記方法は、
前記隔壁フィルムに穴を設ける工程と、
円錐台状の部分を有するノズルを前記穴を介して前記受入部に入れ、前記円開口に前記円錐台状の部分を挿入することにより、前記円開口の外周を前記円錐台状の部分の外面で封止する工程と、
前記ノズルから液体を送出し、前記円開口を介して前記液体収容室内に液体を流入させる工程と、
前記ノズルを前記受入部の外部に退出させる工程と、
前記隔壁フィルムに設けられた穴を封止する工程と、を含み、
前記隔壁フィルムに設けられた穴を封止する工程は、
前記隔壁フィルムが有する前記穴を第2隔壁フィルムにより封止する工程を含み、
前記穴を空けられる前の前記隔壁フィルムとしての第1隔壁フィルムは、
前記周囲壁の上端に接合されている第1層と、
前記第1層の素材よりも融点が高い素材で構成されている第2層と、を備え、
前記第2隔壁フィルムは、
前記第2層の素材よりも融点が低い素材で構成されている第3層と、
前記第3層の素材よりも融点が高い素材で構成されている第4層と、を備え、
前記穴を前記第2隔壁フィルムにより封止する工程は、
前記第1隔壁フィルムの前記第2層の一部を前記第1層が露出するまで除去する工程と、
前記第2隔壁フィルムの前記第3層を、前記第1隔壁フィルムのうち前記第1層が露出している部分において、前記隔壁フィルムの前記第1層と溶着させる工程を含む、方法。
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