JP7794040B2 - 抗菌抗ウイルスコート剤、抗菌抗ウイルス性印刷物、およびその製造方法 - Google Patents
抗菌抗ウイルスコート剤、抗菌抗ウイルス性印刷物、およびその製造方法Info
- Publication number
- JP7794040B2 JP7794040B2 JP2022043978A JP2022043978A JP7794040B2 JP 7794040 B2 JP7794040 B2 JP 7794040B2 JP 2022043978 A JP2022043978 A JP 2022043978A JP 2022043978 A JP2022043978 A JP 2022043978A JP 7794040 B2 JP7794040 B2 JP 7794040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- coating agent
- antiviral
- inorganic particles
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
前記可塑剤が、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系からなる群より選ばれる少なくとも一種を含み、前記無機粒子が、銀系無機粒子を含む、抗菌抗ウイルスコート剤に関する。
ウレタン樹脂とニトロセルロース樹脂は、バインダー樹脂として機能する。バインダー樹脂総量中、ウレタン樹脂およびニトロセルロース樹脂を合計で60質量%含有することが好ましい。80質量%含有することがなお好ましい。基材への接着性が良好となるためである。更に、ウレタン樹脂/ニトロセルロース樹脂の質量比率は、それぞれ質量比で2/98~50/50であることが好ましい。より好ましくは質量比で5/95~40/60あるいは5/95~30/70である。この配合比および組み合わせのとき、後述する可塑剤を併用することにより、印刷層の接着性及びカール適性が向上する。
ウレタン樹脂は、重量平均分子量が8000~80000のものが好ましく、10000~60000であることがなお好ましい。ガラス転移温度が0℃以下であることが好ましい。-40℃~-5℃であることがなお好ましく、-35~-10℃であることが更に好ましい。ニトロセルロース樹脂および可塑剤との親和性が良好となるためである。また、ウレタン樹脂は、アミン価および/または水酸基価を有するものが好ましく、アミン価は0.5~20mgKOH/gであることが好ましく、より好ましくは1~15mgKOH/gである。また、水酸基価は0.5~30mgKOH/gであることが好ましく、より好ましくは1~20mgKOH/gである。上記範囲であると、基材への接着性が向上し、また、銀系無機粒子と作用して抗菌抗ウイルス性が発現しやすくなる。
ニトロセルロース樹脂は、天然セルロースと硝酸とを反応させて、天然セルロース中の無水グルコピラノース基の6員環中の3個の水酸基を、硝酸基に置換した硝酸エステルとして得られるものが好ましく、重量平均分子量は、5,000~2,00,000のものが好ましく、10,000~100,000が更に好ましい。また、ガラス転移温度が120℃~170℃、あるいは140℃~165℃であるものが好ましい。また、窒素分は10.5~12.5質量%であることが好ましい。上記においてニトロセルロース樹脂のガラス転移温度は、2か所に現れることが多いが、高温側のガラス転移温度として定義する。上記の範囲であれば、インキ被膜の強度が向上し、耐摩擦性、耐もみ性が向上するため好ましい。また、溶剤への溶解性、インキの低温安定性、併用樹脂との相溶性が向上するため好ましい。なお、ニトロセルロース樹脂は、ウレタン樹脂および可塑剤と併用されることで、熱可塑性が増し、コート層として安定なものとなる。
本発明にて使用するコート剤は、有機溶剤を含有することが好ましい。有機溶剤としてはメタノール、エタノール、イソプロパノール、ノルマルプロピルアルコールなどのアルコール系溶剤、酢酸エチル、酢酸ノルマルプロピルなどのエステル系溶剤、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリコールエーテル系溶剤、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン系溶剤、トルエン、キシレンなどの芳香族系溶剤、また、これらの混合物が挙げられる。中でもノルマルプロピルアルコールや酢酸ノルマルプロピルなどを含むことが好ましい。
本発明の抗菌抗ウイルスコート剤は、当該コート剤から形成された皮膜の性質の観点から可塑剤を有する事が好ましい。当該可塑剤としては、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系から選ばれる少なくとも一種を必要とし、中でもトリメット酸化合物、クエン酸エステル系が好ましい。その中でもクエン酸エステル系であることが更に好ましい。可塑剤が含まれる量としては、コート剤全質量中、0.1~8質量%が好ましく、0.5~5質量%であることがなお好ましく、1~3質量%が更に好ましい。クエン酸エステルとしては、例えば、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸トリn‐ブチル、クエン酸アセチルトリn‐ブチル、アセチルクエン酸-2-エチルヘキシルなどのクエン酸アセチルトリアルキルが好ましい。当該アルキル基としては炭素数2~12であることが好ましい。中でもクエン酸アセチルトリn‐ブチル、クエン酸アセチルトリエチルなどが好ましい。フタル酸エステルとしては、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジウンデシルなどのフタル酸ジアルキルが挙げられ、当該アルキル基としては炭素数2~12であることが好ましい。中でもフタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシルなどが好ましい。リン酸エステルとしては、リン酸トリクレジル、リン酸トリフェニル、リン酸トリブチルなどのリン酸エステルが好適に挙げられ、リン酸トリブチルなどが好ましい。トリメット酸エステルとしては、トリメット酸トリ-2-エチルヘキシル、トリメット酸トリオクチル、トリメット酸トリイソノニルなどのトリメリット酸トリアルキルが好適に挙げられ、当該アルキル基としては炭素数2~12であることが好ましい。中でもトリメット酸トリ-2-エチルヘキシルなどが好ましい。脂肪族二塩基酸エステル系としては脂肪酸ジアルキルエステルが好ましく、アジピン酸エステル、セバシン酸エステルなどが好適であり、例えば、アジピン酸ビス(2-エチルヘキシル)、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジイソデシル、セバシン酸ビス(2-エチルヘキシル)、セバシン酸ジイソノニル、セバシン酸ジイソデシルなどのセバシンジアルキルが好適に挙げられ、当該アルキル基としては炭素数2~12であることが好ましい。スルホン酸アミド系としては、N-ブチルベンゼンスルフォン酸アミドやN-エチルトルエンスルフォン酸アミドなどが好ましい。
銀系無機粒子その他の無機粒子は抗菌/抗ウイルス性を発現させるために用いられる。銀系無機粒子であることで抗菌/抗ウイルス性を発現可能である。一方で、コート層中にはそれらのみで存在するよりもコート層が可塑剤により熱可塑性を有する場合には、抗菌/抗ウイルス性に加え、基材密着性、耐摩擦性、などの強化が図れるので好適である。銀系無機粒子としては、銀-リン酸ジルコニウム粒子および/または銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子を含むことが好ましい。
銀-リン酸ジルコニウム粒子は無機イオン交換体である六方晶リン酸ジルコニウムに、イオン交換で銀イオンを担持させたものであり、ジルコニウムを中心とした酸素八面体とリンを中心とした酸素四面体が酸素共有で3次元的に連なり、その骨格中に銀イオンが存在する。具体的な製品としてはノバロンAG300(東亞合成株式会社)、ノバロンAG1100(東亞合成株式会社)、ノバロンAGZ330(東亞合成株式会社)、ノバロンAGT330(東亞合成株式会社)等が挙げられる。
銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子はゼオライトに銀を担持したものからなり、当該ゼオライトはリン酸亜鉛カルシウムを含む。銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子の平均粒子径は1.0~8.0μmが好ましく、更に2.0~6.0μmが好ましい。銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子の比重は0.1~8が好ましく、更に1.0~3が好ましい。
本発明の抗菌抗ウイルスコート剤が体質顔料を含む場合、体質顔料の含有量は、抗菌抗ウイルスコート剤100質量%中、0.2~40質量%であることが好ましく、9~25質量%であることが更に好ましい。体質顔料は、シリカ、硫酸バリウム、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどが好ましいが、更には硫酸バリウムが好ましい。耐ブロッキング性や抗菌剤の脱離を防ぐ為である。
本発明のコート剤において、樹脂微粒子は固有の屈折率によって光拡散性の制御が可能であり、光沢、艶消し、透明性等によって求める意匠性を付与する事ができる。
本発明の抗菌抗ウイルスコート剤が樹脂微粒子を含む場合、使用する樹脂微粒子の屈折率は1.40以上であることが好ましく、1.45以上であることがなお好ましい。また、1.75以下であることが好ましく、1.70以下であることがなお好ましく、1.60以下であることが更に好ましい。当該樹脂微粒子としては、アクリル微粒子、ポリアミノ微粒子、ポリオレフィン微粒子、ポリスチレン微粒子などが挙げられ、上記微粒子から選ばれる少なくとも一種を含有することが好ましく。中でもアクリル微粒子であることが好ましい。樹脂微粒子の平均粒子径は、0.5~10μmであることが好ましく、1~8μmであることがなお好ましく、1.5~6μmであることが更に好ましい。耐摩耗性と艶消し効果向上のためである。
本発明のコート剤には、必要に応じて、分散剤、紫外線吸収剤、光安定剤、防菌防かび剤、帯電防止剤、酸化防止剤、着色剤、滑剤、充填剤、潜在性硬化剤、難燃剤、硬化剤等を配合することもできる
本発明のコート剤は、例えば、ウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤、可塑剤、及び抗菌剤粒子を、必要に応じて体質顔料を有機溶剤中に溶解および/または分散することにより製造することができる。具体的には、例えば抗菌剤粒子をニトロセルロース樹脂、および必要に応じてウレタン樹脂を混合し、有機溶剤に分散させた分散体を製造し、得られた分散体に更にニトロセルロース樹脂、可塑剤、あるいは必要に応じて他の樹脂や添加剤等を配合することによりコート剤を製造することができる。また分散体の粒度分布は、分散機の粉砕メディアのサイズ、粉砕メディアの充填率、分散処理時間、分散体の吐出速度、分散体の粘度などを適宜調節することにより、調整することができる。分散機としては一般的に使用される、例えばローラーミル、ボールミル、ペブルミル、アトライター、サンドミルなどを好適に用いることができる。
また抗菌抗ウイルス性印刷物は基材上に前記抗菌抗ウイルス性コート剤を印刷・塗布することで形成される。当該印刷・塗布方法としては、グラビア印刷方式やフレキソ印刷方式などの輪転印刷方式が好ましい。フレキソ印刷法による印刷が下記印刷膜厚との観点から好ましい。基材上に上記コート剤のフレキソ印刷を行い、コート層を基材上に形成させることで抗菌抗ウイルス性印刷物の製造を行うことができる。印刷物は基材とコート層の間に印刷インキから形成された絵柄層などを有する形態も好ましい。コート層は、表面保護層として位置することが好ましい。他の層としては、プライマー層、絵柄層と熱可塑性樹脂層、アンカーコート層、等が挙げられる。
抗菌抗ウイルス剤は、上記バインダー樹脂とともに可塑剤と併用することで、コート層の軟調化による塗膜の自由度が増す。必然的に抗菌抗ウイルス剤が塗膜に埋もれて抗菌抗ウイルス性の発現を阻害することや、コート層を擦った後などにコート層からの離脱を防ぐことが可能になり、抗菌抗ウイルス性能が持続しやすくなる。そのため、無機粒子の平均粒子径との兼ね合いから、コート層としての膜厚は0.5~5μmが好ましく、更に1~3μmが好ましい。コート層としての抗菌抗ウイルス剤添加量は固形分で0.01~2質量%が好ましく、更に0.1~1質量%が好ましい。
上記フレキソ印刷に使用される版としてはUV光源による紫外線硬化を利用する感光性樹脂版またはダイレクトレーザー彫刻方式を使用するエラストマー素材版が挙げられる。フレキソ版の画像部の形成方法に関わらず版のスクリーン線数において75lpi以上のものが使用される。版を貼るスリーブやクッションテープについては任意のものを使用することができる。(印刷機)フレキソ印刷機としてはCI型多色フレキソ印刷機、ユニット型多色フレキソ印刷機等があり、インキ供給方式についてはチャンバー方式、2ロール方式が挙げることが出来、適宜の印刷機を使用することができる。
前記方法で製造されたコート剤の粘度は、フレキソ印刷法の高速印刷(50~300m/分)に対応させるためには、B型粘度計での25℃における粘度が100~1000cpsの粘度範囲であることが好ましい。より好ましくは400~800cpsである。この粘度範囲は、ザーンカップ#4での粘度が10秒~40秒程度に相当する。なお、コート剤の粘度は、使用される原材料の種類や量、例えばウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤などの量比率を適宜選択することにより調整することができる。また、コート剤中の体質顔料の粒度および粒度分布を調節することによりコート剤の粘度を調整することもできる。
本発明に使用できる基材としては、プラスチック基材が好適であり、プラスチック基材は、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系基材、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸などのポリエステル系基材、ポリカーボネート系基材、ポリメタクリル酸メチル等のアクリル系基材、6-ナイロン、6,6-ナイロン等のポリアミド系基材、セルロースアセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース等の繊維素系基材、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素系基材、ポリテトラフロロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂ポリスチレン基材、AS樹脂、ABS樹脂などのポリスチレン系基材等が挙げられ、フィルム状またはシート状であることが好ましい。基材は、これらの熱可塑性樹脂から一種又は二種以上から選ばれた混合物を用いて得られる。基材は、積層体であってもよい。また、コロナ処理などの表面処理が施されていても良い。また、上記熱可塑性樹脂に着色剤が混練された着色基材を用いても良い。当該着色剤は特に限定は無く、上記の有機顔料、無機顔料などを適宜使用できる。一実施形態において着色剤を含む基材である場合もまた好ましい。
上記印刷物は、基材とコート層との間に絵柄層を有していてもよい。当該絵柄層は、印刷インキを、上記基材上に、グラビア印刷方式やフレキソ印刷方式などの輪転印刷方式で絵柄層を形成することで得ることができる。例えば、印刷インキをグラビア印刷に適した粘度及び濃度にまで有機溶剤で希釈され、各印刷ユニットに供給され印刷される。印刷方式は特段限定されないが、スクリーン印刷方式、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、オフセット印刷方式、インクジェット印刷方式など好適に挙げられるが、なかでもグラビア印刷方式やフレキソ印刷方式が好ましい。
なお、実施例15b、15c、15dは、参考例である。
重量平均分子量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)装置(昭和電工社製「ShodexGPCSystem-21」)を用いて分子量分布を測定し、ポリスチレン換算分子量として求めた。以下に測定条件を示す。カラム:下記の複数のカラムを直列に連結して使用。東ソー株式会社製、TSKgelSuperAW2500、東ソー株式会社製、TSKgelSuperAW3000、東ソー株式会社製、TSKgelSuperAW4000、東ソー株式会社製、TSKgelguardcolumnSuperAWH検出器:RI(示差屈折計)、測定条件:カラム温度40℃、溶離液:テトラヒドロフラン流速:1.0mL/分
ガラス転移温度(Tg)は、DSC(示差走査熱量測定測定)により求めた。なお、測定機は株式会社リガク製DSC8231を使用し、測定温度範囲-70~250℃、昇温速度10℃/分、DSC曲線におけるガラス転移に基づく吸熱開始温度と終了温度との中点をガラス転移温度とした。
数平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール(以下「PTMG」)100部、ポリカプロラクトン(以下「MePCL」)100部、イソホロンジイソシアネート(IPDI)103.4部、および酢酸エチル75.8部を窒素気流下に80℃で4時間反応させ、末端イソシアネートウレタンプレポリマーの樹脂溶液を得た。次いでイソホロンジアミン(IPDA)44.6部、酢酸エチル/IPA=50/50(質量比)の混合溶剤755.2部のものに、上記末端イソシアネートウレタンプレポリマーの樹脂溶液を40℃で徐々に添加し、次に80℃で1時間反応させ、固形分35質量%、アミン価0.3mgKOH/g、水酸基価0.0mgKOH/g、重量平均分子量30000のウレタン樹脂溶液PU1を得た。
表1に記載の原料を使用する以外は、合成例1と同様によりウレタン樹脂PU2およびPU3を得た。
ウレタン樹脂溶液PU1を10部、ニトロセルロース樹脂(重量平均分子量52000ガラス転移温度150℃固形分30質量%溶液)40部、有機溶剤(n-プロピルアルコール/酢酸n-プロピル=質量比70/30)37.8部、可塑剤B1(クエン酸アセチルトリn‐ブチル)を2.0部、銀系無機粒子F1(銀-リン酸ジルコニウム粒子分散平均粒子径1.8μm比重3)0.2部で配合し、ビーズミルであるアイガーミルで10分分散し、その後、ワックスE1(ポリエチレン系ワックス分散液)10.0部を添加し、攪拌混合してコート剤(S1)を得た。
表2に記載の原料および配合比率を使用した以外は、実施例1と同様の方法にてコート剤(S2~S19およびSS1~SS4)を得た。尚、表2において、空欄は配合なしを表す。この内、S1~19は、それぞれ実施例に相当するコート剤であり、SS1~SS4は、それぞれ比較例に相当し、本発明のコート剤ではない組成物である。なお、表2および表4で使用した材料の略号の詳細は表6に表す。
ウレタン樹脂溶液PU1を10部、ニトロセルロース樹脂(重量平均分子量52000ガラス転移温度150℃固形分30質量%溶液)40部、有機溶剤(n-プロピルアルコール/酢酸n-プロピル=質量比70/30)36.0部、可塑剤B1(クエン酸アセチルトリn‐ブチル)を2.0部、銀系無機粒子G1(銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子分散平均粒子径4.2μm)2.0部で配合し、ビーズミルであるアイガーミルで10分分散し、その後、ワックスE1(ポリエチレン系ワックス分散液)10.0部を添加し、攪拌混合してコート剤(T1)を得た。
表7に記載の原料および配合比率を使用した以外は、実施例1と同様の方法にてコート剤(J2~J21およびJJ1~JJ4)を得た。尚、表7において、空欄は配合なしを表す。この内、J1~J21は、それぞれ実施例に相当するコート剤であり、JJ1~JJ4は、それぞれ比較例に相当し、本発明のコート剤ではない組成物である。なお、表7で使用した材料の略号の詳細は表6に表す。
表9に記載の原料および配合比率を使用した以外は、実施例1と同様の方法にてコート剤(K2~K21およびKK1~KK4)を得た。尚、表9において、空欄は配合なしを表す。この内、K1~K21は、それぞれ実施例に相当するコート剤であり、KK1~KK4は、それぞれ比較例に相当し、本発明のコート剤ではない組成物である。なお、表9で使用した材料の略号の詳細は表6に表す。
表2および4に示したコート剤について、以下の方法で抗菌性、抗ウイルス性、耐ブロッキング性、基材密着性、耐摩擦性、耐熱性、耐ブロッキング性、カール適性を評価し結果を表3および表5に示す。
上記印刷物にて、日本工業規格JISZ 2801:2000「抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」5.2プラスチック製品などの試験方法に準拠して、大腸菌または黄色ぶどう球菌に対する抗菌試験を行った。抗菌活性値にて、2.0以上を効果ありと判定した。
上記印刷物にて、JISZ2801:2000「抗菌加工製品―抗菌性試験方法・抗菌効果」のフィルム密着法に準拠して、菌液の代わりにインフルエンザウイルス液とネコカリシウイルス液を用いた。試験体表面へのウイルス接種後の条件は25℃で24時間とし、対照区にはポリエチレンフィルムを用いた。ウイルスの感染価は、JISL1922「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」附属書Bに記載されるプラーク測定法によって求め、抗ウイルス活性値を算出した。抗ウイルス活性値が2.0以上であれば、抗ウイルス効果があると評価した。
上記印刷物について、印刷面にセロハンテープを貼り付け、すばやく剥がした。テープを貼り付けた面積と、コート剤がフィルムから剥離した面積との比較から、コート剤のフィルムに対する密着性を評価した。評価「C」以上であれば、実際の使用時に特に問題ない。(判定基準)
A.コート層が全く剥離しないもの(優)
B.コート層がフィルムから剥離した面積がテープ接着面積の0%以上~10%未満剥離するもの(良)
C.コート層がフィルムから剥離した面積がテープ接着面積の10%以上~30%未満剥離するもの(可)
D.コート層がフィルムから剥離した面積がテープ接着面積の30%以上~50%未満剥離するもの(不可)
E.コート層がフィルムから剥離した面積がテープ接着面積の50%以上剥離するもの(劣)
上記印刷物について、学振型摩擦堅牢試験機を用いて耐摩擦性を評価した。評価条件は荷重200g×往復回数3回、当紙上質紙とした。堅牢後の印刷物コート層の耐摩擦性を評価した。評価「C」以上であれば、実際の使用時に特に問題ない。
(判定基準)
A.コート層が全く剥離しないもの(優)
B.コート層が当紙との堅牢面積の0%超え~5%未満剥離するもの(良)
C.コート層が当紙との堅牢面積の5%以上~10%未満剥離するもの(可)
D.コート層が当紙との堅牢面積の10%以上~30%未満剥離するもの(不可)
E.コート層が当紙との堅牢面積の30%以上剥離するもの(劣)
上記印刷物について、印刷面にアルミホイルを貼り合わせ、貼り合わせた印刷物の両側よりヒートシールテスターにて熱履歴を加えた。印刷物の粗熱をとった後、印刷物とアルモホイルを剥離する。アルミホイルと印刷物を貼り合わせた面積と、フィルムからコート層が剥がれた面積との比較から、コート層の耐熱性を評価した。評価「C」以上であれば、実際の使用時に特に問題ない。
(判定基準)
A.コート層のアルミ面への付着が全く剥離しないもの(優)
B.コート層がフィルムから剥離した面積がアルミホイル貼り合わせ面積の0%超え~5%未満剥離するもの(良)
C.コート層がフィルムから剥離した面積がアルミホイル貼り合わせ面積の5%以上~10%未満剥離するもの(可)
D.コート層がフィルムから剥離した面積がアルミホイル貼り合わせ面積の10%以上~30%未満剥離するもの(不可)
E.コート層がフィルムから剥離した面積がアルミホイル貼り合わせ面積の30%以上剥離するもの(劣)
上記印刷物について、4cm×4cmの大きさに切り、同じ大きさに切った上記ポリプロピレン基材を重ね合わせ5kg/cm2荷重をかけ、40℃、湿度80%RHの雰囲気下で24時間静置後、印刷面とフィルムを引きはがし、コート層の取られ具合を目視で判定した。評価「C」以上であれば、実際の使用時に特に問題ない。
(判定基準
A.コート層が全く剥離しないもの(優)
B.コート層が0%超え~5%未満剥離するもの(良)
C.コート層が5%以上~10%未満剥離するもの(可)
D.コート層が10%以上~30%未満剥離するもの(不可)
E.コート層が30%以上剥離する、あるいは印刷面とフィルムが全面密着して剥がせないもの(劣)
上記印刷物について、サイズ横10cm×10cmに切り出し、左上端部から右か端部と、右上端部から左上端部にかけて切り込みを入れ印刷物を24時間静置させた。24時間後の印刷物の切り込み部分の反り方のよりカール適性を評価した。評価「C」以上であれば、実際の使用時に特に問題ない。
(判定基準)
A.切り込み部が全く反らず、カールしない。(優)
B.切り込み部の0.0cm超え~0.5cm未満の反りが確認された。(良)
C.切り込み部の0.5cm以上~1.0cm未満の反りが確認された。(可)
D.切り込み部の1.0cm以上~1.5cm未満の反りが確認された。(不可)
E.切り込み部の反りが1.5cm以上確認された。(劣)
上記印刷物について、マルチラブテスター試験機(往復回転摩耗試験機)を用いて逆艶性を評価した。印刷物をサイズ横7cm×7cmに切り出し、ヘッド部に装着させ、ステージ部にはKライナーを装着させた。ヘッド部とステージ部の往復摩耗の繰り返しに伴い、印刷物と段ボールが往復摩耗により擦れ、印刷物表面が摩耗し逆艶が発生する。その際に発生した逆艶性を評価した。同様に、ステージ部に印刷物を装着した際の逆艶性も評価した。
評価「C」以上であれば実際の使用時に特に問題ない。以下の評価において「%」とは面積%を表す。
(判定基準)
A.印刷物表面に逆艶が全く発生しない。(優)
B.印刷物表面を、角度を変更して目視した場合に限り、逆艶が確認できる。(良)
C.印刷物表面を正面から目視した際に逆艶の発生が確認できる。逆艶の発生は摩耗部の10%未満(可)
D.印刷物表面を正面から目視した際に逆艶の発生が容易に確認でき、逆艶の発生が摩耗部の10%以上30%未満。(不可)
E.印刷物表面を正面から目視した際に逆艶の発生が容易に確認でき、逆艶の発生が摩耗部の30%以上。(劣)
上記印刷物について、マイクロトリグロス(光沢計・BYK社製)を用いて光沢値を測定し、マット感の指標とした。マット感は光沢値によって評価した。一般的に光沢値が低い程マット感が高いものとされる。
評価「C」以上であれば実際の使用時に特に問題ない。
(判定基準)
A.光沢値が4未満(優)
B.光沢値が4以上7未満(良)
C.光沢値が以上11未満(可)
D.光沢値が11以上15未満(不可)
E.光沢値が15以上(劣)
下記コート剤組成物を用いた印刷物それぞれについて、上記逆艶性およびマット感を評価したところ、下記の通りであった。
コート剤組成物S18を用いた印刷物 逆艶性:C マット感:C
コート剤組成物S19を用いた印刷物 逆艶性:C マット感:C
コート剤組成物T18を用いた印刷物 逆艶性:C マット感:C
コート剤組成物T19を用いた印刷物 逆艶性:C マット感:C
Claims (12)
- ウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤、可塑剤、及び無機粒子を含有する抗菌抗ウイルスコート剤であって、
前記可塑剤が、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系からなる群より選ばれる少なくとも一種を含み、前記無機粒子が、銀系無機粒子を含み、
前記銀系無機粒子が銀-リン酸ジルコニウム粒子である、抗菌抗ウイルスコート剤。 - ウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤、可塑剤、及び無機粒子を含有する抗菌抗ウイルスコート剤であって、
前記可塑剤が、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系からなる群より選ばれる少なくとも一種を含み、前記無機粒子が、銀系無機粒子を含み、
前記銀系無機粒子が銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子である、抗菌抗ウイルスコート剤。 - コート剤全質量中に、銀-リン酸ジルコニウム粒子を0.05~0.9質量%含む、請求項1に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- コート剤全質量中に、銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子を0.5~9質量%含む、請求項2に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- 無機粒子の平均粒子径が、0.5~10μmである、請求項1~4いずれか1項に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- ウレタン樹脂/ニトロセルロース樹脂の質量比率が、質量比で2/98~50/50である、請求項1~5いずれか1項に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- 更に、体質顔料および/または樹脂微粒子を含む、請求項1~5いずれか1項に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- ウレタン樹脂/ニトロセルロース樹脂の質量比率が、質量比で98/2~50/50である、請求項7に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- フレキソ印刷用である、請求項1~8いずれか1項に記載の抗菌抗ウイルスコート剤。
- 基材上に請求項1~9のいずれか1項に記載の抗菌抗ウイルスコート剤から形成された抗菌抗ウイルスコート層を有する抗菌抗ウイルス性印刷物。
- プラスチック基材上に抗菌抗ウイルスコート剤をフレキソ印刷する工程を含む抗菌抗ウイルス性印刷物の製造方法であって、前記抗菌抗ウイルスコート剤が、ウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤、可塑剤、及び無機粒子を含有し、前記可塑剤が、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系より選ばれる少なくとも一種を含み、前記無機粒子が、銀系無機粒子を含み、前記銀系無機粒子が銀-リン酸ジルコニウム粒子である、抗菌抗ウイルス性印刷物の製造方法。
- プラスチック基材上に抗菌抗ウイルスコート剤をフレキソ印刷する工程を含む抗菌抗ウイルス性印刷物の製造方法であって、前記抗菌抗ウイルスコート剤が、ウレタン樹脂、ニトロセルロース樹脂、有機溶剤、可塑剤、及び無機粒子を含有し、前記可塑剤が、クエン酸エステル系、フタル酸エステル系、リン酸エステル系、トリメット酸エステル系、脂肪族二塩基酸エステル系、およびスルホン酸アミド系より選ばれる少なくとも一種を含み、前記無機粒子が、銀系無機粒子を含み、前記銀系無機粒子が銀-リン酸亜鉛カルシウム粒子である、抗菌抗ウイルス性印刷物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021104874 | 2021-06-24 | ||
| JP2021104874 | 2021-06-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023004856A JP2023004856A (ja) | 2023-01-17 |
| JP7794040B2 true JP7794040B2 (ja) | 2026-01-06 |
Family
ID=85100984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022043978A Active JP7794040B2 (ja) | 2021-06-24 | 2022-03-18 | 抗菌抗ウイルスコート剤、抗菌抗ウイルス性印刷物、およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7794040B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003012985A (ja) | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Reiko Udagawa | 耐候性に優れたインクジェットプリンター用のインク |
| JP2009216750A (ja) | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Konica Minolta Opto Inc | ハードコートフィルム |
| JP2021080403A (ja) | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Dicグラフィックス株式会社 | リキッド印刷インキ組成物、及び印刷物 |
| WO2022124082A1 (ja) | 2020-12-08 | 2022-06-16 | Dicグラフィックス株式会社 | 紙基材用又はプラスチック基材用コーティング剤、並びに該コーティング剤のコーティング層を有する紙基材、プラスチック基材、容器及び包装材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022124084A1 (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-16 | ソニーグループ株式会社 | 再生装置、再生方法、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
-
2022
- 2022-03-18 JP JP2022043978A patent/JP7794040B2/ja active Active
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003012985A (ja) | 2001-07-03 | 2003-01-15 | Reiko Udagawa | 耐候性に優れたインクジェットプリンター用のインク |
| JP2009216750A (ja) | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Konica Minolta Opto Inc | ハードコートフィルム |
| JP2021080403A (ja) | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Dicグラフィックス株式会社 | リキッド印刷インキ組成物、及び印刷物 |
| WO2022124082A1 (ja) | 2020-12-08 | 2022-06-16 | Dicグラフィックス株式会社 | 紙基材用又はプラスチック基材用コーティング剤、並びに該コーティング剤のコーティング層を有する紙基材、プラスチック基材、容器及び包装材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023004856A (ja) | 2023-01-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6636483B2 (ja) | 軟包装用ラミネート用印刷インキ組成物 | |
| JP6932960B2 (ja) | 印刷用コート剤組成物及び印刷物 | |
| JP6973046B2 (ja) | インキセット及び化粧材 | |
| JP6994615B1 (ja) | マットコート剤およびそれを用いた積層体 | |
| WO2015068412A1 (ja) | 印刷インキ用バインダー、軟包装用ラミネートインキ組成物及び印刷物 | |
| JP2019011435A (ja) | グラビアインキおよびその印刷物と積層体 | |
| JP2011122064A (ja) | 溶剤型グラビアインキ | |
| JP7250989B1 (ja) | グラビアインキ組成物、グラビアインキ、およびラミネート積層体 | |
| JP6870673B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー、包装ラミネート用印刷インキ組成物及び印刷物 | |
| JP2020186344A (ja) | 水性フレキソインキ、フレキソ印刷物およびその製造方法 | |
| JP6948505B2 (ja) | ラミネート用グラビアまたはフレキソインキとその利用 | |
| JP7833350B2 (ja) | 軟包装用ラミネート用印刷インキ組成物、印刷方法、印刷物及びラミネート積層体 | |
| JP7794040B2 (ja) | 抗菌抗ウイルスコート剤、抗菌抗ウイルス性印刷物、およびその製造方法 | |
| JP2021088690A (ja) | 表刷り用グラビア印刷インキ組成物および印刷物 | |
| JP6532310B2 (ja) | ポリウレタンウレア樹脂溶液及びその製造方法、並びに印刷インキ | |
| JP2020183489A (ja) | 印刷インキ用バインダー及びこれを用いた印刷インキ | |
| TW200909207A (en) | Reduction of label curl | |
| JP2004256694A (ja) | カチオン性アクリル−ウレタン共重合体水分散物並びに該共重合体を含有するコーティング剤、接着剤及びインクジェット記録材料 | |
| JP7126642B1 (ja) | 抗菌コート剤、それを用いた印刷物 | |
| CN113874209B (zh) | 装饰片 | |
| JP2022019058A (ja) | 溶剤型ラミネート用グラビアまたはフレキソインキとその利用 | |
| CN109689804A (zh) | 膜用印刷墨水组合物以及其用途 | |
| JP7707775B2 (ja) | 溶剤型ラミネート用フレキソインキとその利用 | |
| JP7111124B2 (ja) | グラビアまたはフレキソインキ、およびその利用 | |
| JP2019099761A (ja) | リキッドインキ組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20250115 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20250124 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20250124 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250825 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250902 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251008 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20251022 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20251118 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20251201 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7794040 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |