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JP7794050B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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JP7794050B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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JP7794050B2 JP2022051859A JP2022051859A JP7794050B2 JP 7794050 B2 JP7794050 B2 JP 7794050B2 JP 2022051859 A JP2022051859 A JP 2022051859A JP 2022051859 A JP2022051859 A JP 2022051859A JP 7794050 B2 JP7794050 B2 JP 7794050B2
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Description

本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
例えば特許文献1には、電線とその電線を車両に対して固定する電線固定部材とを備えたワイヤハーネスが記載されている。電線固定部材は、電線を保持する保持部と、車両に対してボルト締めにより固定される固定部とを有している。
特開2014-45570号公報
上記のようなワイヤハーネスにおいて、高電圧に対応すべく電線の断面積が大きい場合には、電線の重量が重くなる。すると、車両の振動時に電線固定部材の固定部に過剰な負荷がかかるおそれがあった。
本開示の目的は、電線固定部材の固定部にかかる負荷を軽減可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
本開示のワイヤハーネスは、車両用のワイヤハーネスであって、電線を含む電線部材と、前記電線部材を保持する保持部、及び車両に対してボルト締めにより固定される固定部を有する電線固定部材と、を備え、前記電線のサイズは、50sq以上であり、前記固定部には、前記固定部を貫通する貫通孔の内側に筒状部材が設けられており、前記筒状部材は、締結用のボルトが挿通される挿通孔を有し前記固定部よりも剛性が高い硬質筒部と、前記固定部よりも高い弾性を有する弾性部と、を備え、前記弾性部は、前記硬質筒部の外周面と前記貫通孔の内周面との間に位置している。
本開示のワイヤハーネスは、電線固定部材の固定部にかかる負荷を軽減させる効果を発揮する。
図1は、ワイヤハーネスを備える車両の模式図である。 図2は、実施形態のワイヤハーネスの斜視図である。 図3は、同形態のワイヤハーネスにおいて、電線固定部材の固定部付近を示す拡大平面図である。 図4は、図3における4-4線断面図である。 図5は、同形態のワイヤハーネスにおける筒状部材の斜視図である。 図6は、変更例のワイヤハーネスにおける断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]車両用のワイヤハーネスであって、電線を含む電線部材と、前記電線部材を保持する保持部、及び車両に対してボルト締めにより固定される固定部を有する電線固定部材と、を備え、前記電線のサイズは、50sq以上であり、前記固定部には、前記固定部を貫通する貫通孔の内側に筒状部材が設けられており、前記筒状部材は、締結用のボルトが挿通される挿通孔を有し前記固定部よりも剛性が高い硬質筒部と、前記固定部よりも高い弾性を有する弾性部と、を備え、前記弾性部は、前記硬質筒部の外周面と前記貫通孔の内周面との間に位置している。
この構成によれば、筒状部材の硬質筒部が、ボルトの軸力を受ける構成とすることが可能となる。そして、筒状部材に含まれる弾性部によって、車両の振動が電線固定部材の固定部に伝わることを抑制可能である。これにより、固定部にかかる負荷を軽減させることが可能となる。したがって、サイズが50sq以上の重量が重い電線を保持する電線固定部材における固定部の破損を抑制することが可能となる。
[2]前記電線部材は、走行駆動用のモータを含む動力装置に接続される。
この構成によれば、振動発生源となる動力装置の振動が電線固定部材の固定部に伝わることを、筒状部材の弾性部によって抑制可能となる。
[3]前記電線部材は、前記動力装置とバッテリとを電気的に繋ぐものである。
この構成によれば、振動発生源となる動力装置と自ら振動しないバッテリとを繋ぐ電線部材を保持する電線固定部材において、固定部にかかる負荷を軽減させることが可能となる。
[4]前記電線固定部材は、走行駆動用のモータを含む動力装置を収容する収容室の内部に配置される。
この構成によれば、振動発生源となる動力装置の振動を電線固定部材がより顕著に受けやすい。このため、弾性部による固定部の負荷軽減効果をより顕著に得ることができる。
[5]前記電線のサイズは、200sq以下である。
この構成によれば、サイズが50sq以上、かつ200sq以下の電線を保持する電線固定部材において、固定部にかかる負荷を軽減させることが可能となる。
[6]前記硬質筒部は、金属にて構成されており、前記弾性部は、ゴムにて構成されている。
この構成によれば、金属からなる硬質筒部にてボルトの軸力を受けることが可能となる。また、ゴムからなる弾性部によって、車両の振動が電線固定部材の固定部に伝わることを好適に抑制可能となる。
[7]前記弾性部は、前記硬質筒部を囲む筒状をなしている。
この構成によれば、筒状の弾性部によって、車両の振動が電線固定部材の固定部に伝わることを好適に抑制可能となる。
[8]前記硬質筒部を第1硬質筒部として、前記筒状部材は、前記弾性部よりも剛性が高い第2硬質筒部を有し、前記第2硬質筒部は、前記弾性部と前記貫通孔の内周面との間に配置されている。
この構成によれば、第2硬質筒部にて筒状部材の外周面を形成することが可能となる。このため、弾性部にて筒状部材の外周面を形成する場合と比較して、筒状部材を固定部の貫通孔に挿入する際の摩擦を小さく抑えることが可能となる。その結果、筒状部材の組付作業性を向上させることが可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。
なお、本明細書の説明で使用される「筒状」は、周方向全周にわたって連続して周壁が形成されたものだけではなく、複数の部品を組み合わせて筒状をなすものや、C字状のように周方向の一部に切り欠きなどを有するものも含む。また、「筒状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれる。
(車両10の構成)
図1に示す車両10は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車などの車両である。車両10は、車両10を走行させるための動力を発する動力装置11と、動力装置11に電力を供給するバッテリ12と、充電インレット13とを備えている。
動力装置11は、例えば、車両走行の動力源となる走行駆動用のモータ11aと、モータ11aに電気的に接続された変換器11bとを有している。変換器11bは、例えばインバータである。変換器11bは、バッテリ12の直流電力から交流電力を生成し、その交流電力をモータ11aに供給する。バッテリ12は、例えば、数百ボルトの電圧を供給可能な高圧バッテリである。バッテリ12は、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池である。充電インレット13には、図示しない外部給電装置が接続可能である。充電インレット13に接続された外部給電装置の供給電力は、動力装置11を介してバッテリ12に供給されて充電される。
動力装置11は、例えば、車両10の前方側に設定された収容室10aの内部に配置される。車両10がハイブリッド車の場合、収容室10aは、例えばエンジンルームである。バッテリ12は、例えば、車両10の前後方向の中央部における床下付近に配置されている。充電インレット13は、例えば、車両10の前端部に配置されている。
車両10は、動力装置11とバッテリ12とを電気的に接続する第1ワイヤハーネス14と、動力装置11と充電インレット13とを電気的に接続する第2ワイヤハーネス15とを備えている。
第1ワイヤハーネス14は、電線部材16と、電線部材16を車両10に固定するための電線固定部材17とを備えている。電線部材16の一端は、動力装置11の変換器11bに接続される。電線部材16の他端は、バッテリ12に接続される。
第2ワイヤハーネス15は、電線部材18を備えている。電線部材18の一端は、動力装置11の変換器11bに接続される。電線部材18の他端は、充電インレット13に接続される。
(第1ワイヤハーネス14の構成)
図2に示すように、第1ワイヤハーネス14の電線部材16は、例えば複数の電線21と、複数の電線21をまとめて包囲する外装部材22とを有している。なお、第2ワイヤハーネス15の電線部材18も、電線部材16と略同様の構成を有している。
各電線21は、導電性を有する芯線23と、芯線23の外周を囲うとともに絶縁性を有する絶縁被覆24とを有する被覆電線である。各電線21は、例えば、高電圧・大電流に対応可能な高圧電線である。各電線21において、芯線23のサイズは、50sq以上、かつ200sq以下である。芯線23は、銅系またはアルミニウム系の金属材料にて形成されている。
外装部材22は、例えば円筒状に形成されている。外装部材22には、各電線21が挿通されている。外装部材22は、例えば、飛翔物や水滴から電線21を保護する機能を有している。外装部材22は、例えば、可撓性を有し、容易に屈曲可能である。可撓性を有する外装部材22の例としては、例えば、樹脂製のコルゲートチューブやゴム製の防水カバーなどが挙げられる。
本実施形態の外装部材22は、外装部材22の長さ方向において径が大小繰り返す蛇腹形状をなす樹脂製のコルゲートチューブである。すなわち、本実施形態の外装部材22は、外装部材22の長さ方向に沿って大径部と小径部とが交互に連なって設けられた蛇腹構造を有している。外装部材22の材料としては、例えば、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ABS樹脂などの合成樹脂を用いることができる。
(電線固定部材17の構成)
電線固定部材17は、固定部材本体30を有している。固定部材本体30は、電線部材16を保持する保持部31と、車両10に対してボルト締めにより固定される固定部32とを有している。固定部材本体30は、例えば、合成樹脂材からなる射出成形品である。固定部材本体30の材料としては、ポリプロピレンやポリアミドなどの合成樹脂を用いることができる。
保持部31は、例えば、外装部材22に対して長さ方向及び長さ方向と直交する方向の移動を制限するように、外装部材22を保持している。保持部31は、例えば、外装部材22の外周を包囲している。
図2及び図3に示すように、固定部32は、例えば、車両10側のブラケット10bに対してボルトBによって締結される。ブラケット10bは、例えば、動力装置11の筐体に支持されている。
(固定部32の構成)
図4に示すように、固定部32には、固定部32を貫通する貫通孔33の内側に筒状部材40が設けられている。筒状部材40は、例えば、固定部32に形成した貫通孔33に挿入されて組み付けられる。または、筒状部材40は、例えば、インサート成形などによって一部が固定部32の樹脂部分に埋設される。
図4及び図5に示すように、筒状部材40は、第1硬質筒部41と、第2硬質筒部42と、弾性部43とを有している。筒状部材40は、例えば、内周側から外周側にかけて、第1硬質筒部41、弾性部43及び第2硬質筒部42の順に積層された構成をなしている。すなわち、弾性部43は、第1硬質筒部41と第2硬質筒部42との間に介在している。第2硬質筒部42の外周面は、貫通孔33の内周面に接している。
第1硬質筒部41及び第2硬質筒部42は、固定部32を構成する合成樹脂よりも剛性が高い材料にて形成されている。第1硬質筒部41及び第2硬質筒部42の材料としては、例えば、アルミニウム系の金属や、ステンレス鋼などの鉄系の金属を用いることができる。なお、第1硬質筒部41と第2硬質筒部42の各形成材料は、同一材料であっても、異なる材料であってもよい。
弾性部43は、第1硬質筒部41の外周を囲む筒状をなしている。弾性部43は、第1硬質筒部41の外周面と貫通孔33の内周面との間に位置している。また、弾性部43の内周面は、第1硬質筒部41の外周面に接している。弾性部43の外周面は、第2硬質筒部42の内周面に接している。
弾性部43は、固定部32を構成する合成樹脂よりも高い弾性を有する材料にて形成されている。弾性部43の材料としては、シリコーンゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴムなどを用いることができる。
第1硬質筒部41は、ボルトBが挿通される挿通孔44を有している。挿通孔44は、例えば、電線部材16の長さ方向に沿って延びる長孔形状をなしている。このため、電線部材16の長さ方向において電線固定部材17の位置の調整が可能である。
第1硬質筒部41は、筒状部材40の軸方向における一端部から外周側に延びるフランジ部41aを有している。なお、筒状部材40の軸方向は、挿通孔44の貫通方向と一致する。フランジ部41aは、例えば、第1硬質筒部41においてブラケット10bと接する側の端部とは反対側の端部に設けられている。
弾性部43は、筒状部材40の軸方向における一端部から外周側に延びるフランジ部43aを有している。フランジ部43aは、筒状部材40の軸方向において第1硬質筒部41のフランジ部41aに接している。
第2硬質筒部42は、筒状部材40の軸方向における一端部から外周側に延びるフランジ部42aを有している。フランジ部42aは、筒状部材40の軸方向において弾性部43のフランジ部43aに接している。弾性部43のフランジ部43aは、筒状部材40の軸方向において、第1硬質筒部41のフランジ部41aと第2硬質筒部42のフランジ部42aの間に介在している。第2硬質筒部42のフランジ部42aは、筒状部材40の軸方向において固定部32に接している。
第1硬質筒部41は、フランジ部41aとは反対側の端部において突出部45を有している。突出部45は、筒状部材40の軸方向において、弾性部43の端部、及び第2硬質筒部42の端部よりも外側に突出する。突出部45は、筒状部材40の軸方向においてブラケット10bに接触可能に構成される。
第1硬質筒部41の突出部45及びフランジ部41aは、筒状部材40の軸方向の一端部と他端部をそれぞれ構成している。これにより、筒状部材40を含む固定部32とブラケット10bとをボルトBとナットNで締結した状態において、例えば、ボルトBの頭部が突出部45に接するとともに、ナットNがフランジ部41aに接する。このように、筒状部材40は、ボルトB及びナットNの軸力を第1硬質筒部41で受ける構成となっている。
本実施形態の作用について説明する。
例えば、モータ11aの駆動時に動力装置11で発生した振動は、ブラケット10bを介して、電線固定部材17の筒状部材40に伝わる。このとき、ブラケット10bから第1硬質筒部41に伝わった振動は、第1硬質筒部41と固定部32との間に設けられた弾性部43にて吸収される。これにより、固定部32及び保持部31の振動が抑制される。高電圧対応のため電線21が重量化する場合、電線21を含む電線部材16を保持する保持部31の振動が大きくなると、ブラケット10bに固定された固定部32に過剰な負荷がかかるおそれがある。その点、本実施形態では、弾性部43によって保持部31の振動が抑制されることで、振動時に固定部32にかかる負荷が軽減される。
本実施形態の効果について説明する。
(1)筒状部材40は、締結用のボルトBが挿通される挿通孔44を有し固定部32よりも剛性が高い第1硬質筒部41と、固定部32よりも高い弾性を有する弾性部43とを備える。そして、弾性部43は、第1硬質筒部41の外周面と固定部32の貫通孔33の内周面との間に位置している。
この構成によれば、筒状部材40の第1硬質筒部41が、ボルトBの軸力を受ける構成とすることが可能となる。そして、筒状部材40に含まれる弾性部43によって、車両10の振動が電線固定部材17の固定部32に伝わることを抑制可能である。これにより、固定部32にかかる負荷を軽減させることが可能となる。したがって、サイズが50sq以上の重量が重い電線21を保持する電線固定部材17における固定部32の破損を抑制することが可能となる。
(2)電線部材16は、走行駆動用のモータ11aを含む動力装置11に接続される。この構成によれば、振動発生源となる動力装置11の振動が電線固定部材17の固定部32に伝わることを、筒状部材40の弾性部43によって抑制可能となる。
(3)電線部材16は、動力装置11とバッテリ12とを電気的に繋ぐものである。この構成によれば、振動発生源となる動力装置11と自ら振動しないバッテリ12とを繋ぐ電線部材16を保持する電線固定部材17において、固定部32にかかる負荷を軽減させることが可能となる。
(4)動力装置11を収容する収容室10aの内部に電線固定部材17が配置されるため、動力装置11の振動を電線固定部材17がより顕著に受けやすい構成となる。このため、弾性部43による固定部32の負荷軽減効果をより顕著に得ることができる。
(5)電線21のサイズは、200sq以下である。この構成によれば、サイズが50sq以上、かつ200sq以下の電線21を保持する電線固定部材17において、固定部32にかかる負荷を軽減させることが可能となる。
(6)第1硬質筒部41が金属にて構成される。また、弾性部43がゴムにて構成されている。この構成によれば、金属からなる第1硬質筒部41にてボルトBの軸力を受けることが可能となる。また、ゴムからなる弾性部43によって、車両10の振動が電線固定部材17の固定部32に伝わることを好適に抑制可能となる。
(7)弾性部43は、第1硬質筒部41を囲む筒状をなしている。この構成によれば、筒状の弾性部43によって、車両10の振動が電線固定部材17の固定部32に伝わることを好適に抑制可能となる。
(8)筒状部材40は、弾性部43よりも剛性が高い第2硬質筒部42を有している。第2硬質筒部42は、弾性部43と貫通孔33の内周面との間に配置されている。この構成によれば、第2硬質筒部42にて筒状部材40の外周面を形成することが可能となる。このため、弾性部43にて筒状部材40の外周面を形成する場合と比較して、筒状部材40を固定部32の貫通孔33に挿入する際の摩擦を小さく抑えることが可能となる。その結果、筒状部材40の組付作業性を向上させることが可能となる。
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図6に示すように、上記実施形態の筒状部材40から第2硬質筒部42を省略してもよい。図6に示す筒状部材40では、弾性部43が筒状部材40の外周面を形成している。すなわち、弾性部43の外周面が固定部32の貫通孔33の内周面に接している。また、弾性部43のフランジ部43aは、筒状部材40の軸方向において固定部32に接している。
このような構成によっても、弾性部43によって固定部32にかかる負荷を軽減させることが可能となる。また、図6に示す筒状部材40によれば、筒状部材40の構成の簡略化が可能である。
・弾性部43は、第1硬質筒部41の周方向に沿って連続する周壁を有する構成に限定されるものではなく、第1硬質筒部41の周方向に沿って弾性部43が複数点在する構成としてもよい。
・軸方向から見た筒状部材40の形状は、電線部材16の長さ方向に長い形状に限定されるものではなく、例えば円形などに変更可能である。
・芯線23のサイズを200sqよりも大きく設定してもよい。
・電線固定部材17を車両10における収容室10a以外の箇所に配置してもよい。
・上記実施形態では、筒状部材40を含む電線固定部材17を、動力装置11とバッテリ12とを繋ぐ第1ワイヤハーネス14の固定のために用いている。しかしながら、これに限定されるものではなく、電線固定部材17を、例えば動力装置11と充電インレット13とを繋ぐ第2ワイヤハーネス15の固定に用いてもよい。また、動力装置11に接続される第1ワイヤハーネス14及び第2ワイヤハーネス15以外のワイヤハーネスの固定に電線固定部材17を用いてもよい。例えば、充電インレット13とバッテリ12とを直接繋ぐワイヤハーネスの固定に電線固定部材17を用いてもよい。
・上記実施形態では、走行駆動用のモータ11aを有するハイブリッド車や電気自動車などの車両10に適用したが、これ以外に例えば、走行駆動用のモータ11aを有しない車両に適用してもよい。
・今回開示された実施形態及び変更例はすべての点で例示であって、本発明はこれらの例示に限定されるものではない。すなわち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両
10a 収容室
10b ブラケット
11 動力装置
11a モータ
11b 変換器
12 バッテリ
13 充電インレット
14 第1ワイヤハーネス(ワイヤハーネス)
15 第2ワイヤハーネス
16 電線部材
17 電線固定部材
18 電線部材
21 電線
22 外装部材
23 芯線
24 絶縁被覆
30 固定部材本体
31 保持部
32 固定部
33 貫通孔
40 筒状部材
41 第1硬質筒部
41a フランジ部
42 第2硬質筒部
42a フランジ部
43 弾性部
43a フランジ部
44 挿通孔
45 突出部
B ボルト
N ナット

Claims (7)

  1. 車両用のワイヤハーネスであって、
    電線を含む電線部材と、
    前記電線部材を保持する保持部、及び車両に対してボルト締めにより固定される固定部を有する電線固定部材と、を備え、
    前記電線のサイズは、50sq以上であり、
    前記固定部には、前記固定部を貫通する貫通孔の内側に筒状部材が設けられており、
    前記筒状部材は、締結用のボルトが挿通される挿通孔を有し前記固定部よりも剛性が高い硬質筒部と、前記固定部よりも高い弾性を有する弾性部と、を備え、
    前記弾性部は、前記硬質筒部の外周面と前記貫通孔の内周面との間に位置し
    前記硬質筒部を第1硬質筒部として、
    前記筒状部材は、前記弾性部よりも剛性が高い第2硬質筒部を有し、
    前記第2硬質筒部は、前記弾性部と前記貫通孔の内周面との間に配置されている、
    ワイヤハーネス。
  2. 前記電線部材は、走行駆動用のモータを含む動力装置に接続される、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記電線部材は、前記動力装置とバッテリとを電気的に繋ぐものである、
    請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記電線固定部材は、走行駆動用のモータを含む動力装置を収容する収容室の内部に配置される、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記電線のサイズは、200sq以下である、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記硬質筒部は、金属にて構成されており、
    前記弾性部は、ゴムにて構成されている、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  7. 前記弾性部は、前記硬質筒部を囲む筒状をなしている、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
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