JP7794075B2 - 油中水型日焼け止め化粧料 - Google Patents
油中水型日焼け止め化粧料Info
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Description
(A)下記式(1)で示されるアルキレンオキシド誘導体
(B)紫外線散乱剤
(C)25℃で液状のエステル油
(D)25℃での動粘度が1~20mm2/sの直鎖状シリコーン油
成分(A)は、式(1)に示すアルキレンオキシド誘導体である。
成分(B)は、紫外線散乱剤である。紫外線散乱剤とは、紫外線を反射・散乱させて皮膚等を紫外線から防御することができる物質を指す。本発明で使用し得る紫外線散乱剤の材料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム等があげられる。また、紫外線散乱剤としてこれらの材料を微粒子化したものや、複合化したものがあげられる。紫外線散乱剤は、酸化チタン及び酸化亜鉛から選択される1種又は2種を含むことが好ましい。
成分(C)は、25℃で液状のエステル油である。本発明に用いられる25℃で液状のエステル油としては、炭素数8~28の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸と、炭素数2~28の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のアルコールとのエステル油が好ましく、例えば、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸ブチル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、イソステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ-2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、オレイン酸エチル、エルカ酸オクチルドデシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル等が挙げられる。
成分(D)は、25℃での動粘度が1~20mm2/sの直鎖状シリコーン油である。で、25℃での動粘度が1~20mm2/sの直鎖状シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、メチルフェニルポリシロキサンなどが挙げられる。好ましくは、ジメチルポリシロキサンが用いられる。
本発明の油中水型日焼け止め化粧料は、上記成分(A)~(D)に加え、通常、水を含有する。水としては、例えば、精製水、水道水、工業用水、脱イオン水等が挙げられる。本発明における水の添加濃度は、油中水型日焼け止め化粧料の全質量に対して、通常、5~60質量%であり、好ましくは10~55質量%、さらに好ましくは15~50質量%である。
<合成例1:実施例化合物A-1>
イソプロピリデングリコール100gと触媒としてカリウムtert-ブトキシド0.5gをオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら130℃で触媒を溶解した。引続き、130℃、0.2~0.5MPa(ゲージ圧)にて、滴下装置によりエチレンオキシド866gを滴下し、1時間攪拌した。その後、オートクレーブより反応組成物を取り出し、塩酸でpH3とし、脱アセタール化を行った。その後、水酸化カリウムで中和し、減圧-0.095MPa(ゲージ圧)、100℃で3時間処理することで含有する水分を除去し、濾過を行い、実施例化合物A-1を得た。
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドの各付加量を変更したこと以外は、合成例1と同様の方法にて、実施例化合物A-2、比較例化合物A’-1~A’-2を得た。ただし、比較例化合物A’-1のようなランダム付加体の場合、エチレンオキシドとプロピレンオキシドまたはブチレンオキシドをあらかじめ混合し、滴下装置により滴下し反応を行った。また、実施例化合物A-2のようなブロック付加体の場合、プロピレンオキシドを所定の付加モル数になるよう滴下装置により滴下することにより反応させた後、エチレンオキシドを所定の付加モル数になるよう滴下装置により滴下することにより反応を行った。
成分(A)~(D)、(A′)、(D′)、その他成分を、表2、表3(実施例)、および表4、表5(比較例)に示す組成で、油中水型日焼け止め化粧料として調製し、(1)SPF向上効果(2)べたつきの無さ、(3)乾燥肌への塗り広げやすさ、(4)こすれに対する化粧膜の強さについて、下記評価基準にて、評価を行った。
各処方に対し、成分(A)無添加のブランクを調整し、各試料を、PMMAプレート(Labsphere社製 HELIOPLATE HD6)に2mg/cm2塗布後、暗所で20分静置したサンプルについて、SPFアナライザー(Labsphere社製 UV-2000S)を用いたSPF測定を行い、前記プレート上を9点測定し、平均値から[SPFブランク]を得た。実施例および比較例の各組成物も同様に[SPF試料]を測定した。下記式よりブランクに対するSPFの変化率を求めた。
◎:変化率が150%以上
○:変化率が125%以上、150%点未満
△:変化率が110%以上、125%未満
×:変化率が110%未満
20名の女性(23~55才)をパネラーとし、顔と、手・腕・足の全体に日焼け止め化粧料を塗布した後のべたつきを、下記評価基準により点数化した。パネラー20名の評価点の合計点を求め、合計点が20点以上の場合、べたつきの少ない日焼け止め化粧料と判断した。
2点:べたつきを感じなかった。
1点:わずかにべたつきを感じた。
0点:べたつきを感じた。
○:合計点が20点以上、30点未満
△:合計点が10点以上、20点未満
×:合計点が10点未満
20名の女性(23~55才)をパネラーとし、エタノールを手・腕・足の全体に塗布した後、一定湿度の部屋に20分間待機させ、その後、日焼け止め化粧料を塗布する時の塗り広げやすさを、下記評価基準により点数化した。パネラー20名の評価点の合計点を求め、合計点が20点以上の場合、乾燥肌でも塗り広げやすい日焼け止め化粧料と判断した。
2点:乾燥した肌にのばす途中、ひっかかりを感じることなく塗り広げることができた。
1点:乾燥した肌にのばす途中、わずかにひっかかりを感じたが塗り広げることができた。
0点:乾燥した肌にのばす途中、ひっかかりを感じ、塗り広げにくかった。
○:合計点が20点以上、30点未満
△:合計点が10点以上、20点未満
×:合計点が10点未満
各日焼け止め化粧料を、PMMAプレート(Labsphere社製 HELIOPLATE HD6)に2mg/cm2塗布後、暗所で20分静置し、SPFアナライザー(Labsphere社製 UV-2000S)を用いてSPF測定を行った。その後、同じプレート上に紙ワイパー(日本製紙クレシア(株)製 キムワイプS-200)を挟むように85gのおもりを置き、プレート上で、紙ワイパーごとおもりを動かしてこすり、同様にSPF測定を行った。下記式より紙ワイパーでこする前後のSPFの変化率を計算した。変化率が20%未満の時、こすれに対して強い化粧膜を形成できる日焼け止め化粧料と判断した。
○:変化率が10%以上20%未満
△:変化率が20%以上30%未満
×:変化率が30%以上100%以下
酸化チタン:脂肪酸処理微粒子酸化チタン(テイカ株式会社製「MTー10EX」、平均一次粒子径10nm)
酸化亜鉛:シリコーン処理微粒子酸化亜鉛(テイカ株式会社製「MZY-505M」、平均一次粒子径25nm)
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:信越化学工業株式会社製「KF-6028」、HLB4.0)
Claims (1)
- 下記成分(A)を0.5~10質量%、成分(B)を5~35質量%、成分(C)を1~30質量%、成分(D)を5~35質量%含む油中水型日焼け止め化粧料。
(A)下記式(1)で示されるアルキレンオキシド誘導体
(式(1)中、AOは炭素数3~4のオキシアルキレン基を示し、EOはオキシエチレン基を示し、aは前記炭素数3~4のオキシアルキレン基の付加モル数を示し、bは前記オキシエチレン基の付加モル数を示し、aは0~50の数を示し、bは1~50の数を示し、a+b≧10であり、0≦a/b≦2である。式(1)に示すアルキレンオキシド誘導体が前記炭素数3~4のオキシアルキレン基と前記オキシエチレン基との両方を有するとき、前記炭素数3~4のオキシアルキレン基と前記オキシエチレン基とは、ランダム状またはブロック状に付加しており、ブロック付加である場合配列順は問わない。)
(B)紫外線散乱剤
(C)25℃で液状のエステル油
(D)25℃での動粘度が1~20mm2/sの直鎖状シリコーン油
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| JP2022084547A JP7794075B2 (ja) | 2022-05-24 | 2022-05-24 | 油中水型日焼け止め化粧料 |
| KR1020230029911A KR20230132388A (ko) | 2022-03-08 | 2023-03-07 | 화장용 기제, 그것을 포함하는 화장료, 및 유중수형 자외선 차단 화장료 |
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