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JP7795385B2 - アンテナおよび通信システム - Google Patents
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JP7795385B2 - アンテナおよび通信システム - Google Patents

アンテナおよび通信システム

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JP7795385B2 JP2022043098A JP2022043098A JP7795385B2 JP 7795385 B2 JP7795385 B2 JP 7795385B2 JP 2022043098 A JP2022043098 A JP 2022043098A JP 2022043098 A JP2022043098 A JP 2022043098A JP 7795385 B2 JP7795385 B2 JP 7795385B2
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Description

本発明は、同軸ケーブルを用いたアンテナ、および、このアンテナを含む通信システムに関する。
従来、同軸ケーブルを用いたアンテナが各種考案されている。
例えば、特許文献1には、漏洩同軸ケーブルが記載されている。
特開2012-239160号公報
しかしながら、漏洩同軸ケーブルは、放射電力が小さく、所望の指向性を実現することが難しい。
したがって、本発明の目的は、大きな放射電力が得られ、所望の指向性を実現できるアンテナを提供することにある。
この発明のアンテナは、内導体、外導体、および、複数の第1スリットを備える。外導体は、内導体の延びる方向に沿って配置され、内導体の周方向に距離をおいて配置される。複数の第1スリットは、外導体における延びる方向に互いに離間する位置に、互いに独立して形成される。
この構成では、複数の第1スリットから電磁波が放射されることで、所定の放射電力を確保できる。さらに、複数の第1スリットの位置関係に応じて、所望の指向性を実現できる。
この発明のアンテナは、複数の第1スリットに充填される第1誘電体を備える。この構成では、第1スリットの形状を安定的に保持できる。
この発明のアンテナは、外導体の外周面を覆う第2誘電体を備える。この構成では、外導体を外部から保護しながら、電磁波を放射できる。
また、この発明のアンテナは、第2誘電体の外周面を覆う防水フィルムを備える。この構成では、アンテナの防水性を高めることができる。
この発明のアンテナでは、複数の第1スリットの形成間隔は、内導体と外導体による伝送経路内での波長をλg1として、λg1およびλg1/2と異なる長さである。この構成では、内導体の延びる方向(同軸線路部分での電磁波の伝送方向)と周方向とに対して、所定の指向性を設定できる。
この発明のアンテナでは、複数の第1スリットの形成間隔は、それぞれに異なる。この構成では複数の周波数の電磁波を放射できる。
この発明のアンテナは、外導体に形成され、延びる方向に対して0°および90°でない角度で延びる複数の第2スリットを備える。この構成では、複数の第2スリットからも電磁波を放射できる。
この発明のアンテナでは、複数の第2スリットの長さは、第1スリットで放射する電磁波の波長と異なる波長の1/2の長さである。この構成では、複数の第2スリットから放射する電磁波の周波数を、複数の第1スリットから放射する電磁波の周波数と異ならせることができる。
この発明のアンテナは、外導体に形成され、延びる方向の両端に達する第3スリットを備える。この構成では、外導体を板状部材の湾曲加工によって実現できる。
この発明のアンテナでは、複数の第1スリットは、外導体における延びる方向に対して0°および90°でない角度で延びる。この構成では、所望の放射電力、所望の指向性で電磁波を放射できる。
この発明のアンテナでは、複数の第1スロットは、延びる方向において、内導体と外導体による伝送経路内での波長×(2n+1)/2(nは0以上の整数)の間隔で形成される。この構成では、アンテナの軸方向に直交する面に所定の指向性を有する電磁波を放射できる。
この発明のアンテナでは、複数の第1スリットは、対となる複数の第3スリットと、対となる複数の第4スリットとを含む。複数の第3スリットの長辺方向の長さと、複数の第4スリットの長辺方向の長さとは、異なる。複数の第3スリットの形成間隔と複数の第4スリットの形成間隔とは、異なる。この構成では、複数の周波数の電磁波を放射できる。
この発明のアンテナでは、外導体における延びる方向において、複数の第4スリットは、複数の第3スリットを間に挟む位置に形成される。この構成では、複数の周波数の電磁波を放射するアンテナを小型化できる。
この発明のアンテナでは、外導体は、それぞれが平面を有する複数の壁を備える。複数の第3スリットと複数の第4スリットとは、複数の壁における異なる壁に形成される。この構成では、より多様な放射特性を実現できる。
この発明のアンテナは、内導体、外導体、および、スリットを備えるアンテナ機能部と、アンテナ機能部に接続する同軸コネクタと、を備える。この構成では、アンテナ(アンテナ機能部)を、外部の同軸ケーブルに容易に接続できる。
この発明のアンテナでは、同軸コネクタの外導体は、内導体の周方向の一部が外部に露出する開口部を備える。この構成では、アンテナの内導体を、外部の同軸ケーブルの内導体に、はんだ等の導電性接合材を用いて容易に接合できる。
この発明の通信システムは、アンテナと、同軸コネクタが接続される同軸ケーブルと、同軸ケーブルに接続される通信機と、を備える。この構成では、同軸ケーブルを適宜引き回すことによって、アンテナと通信機を所望位置に配置しながら、通信が可能な通信システムを実現できる。
この発明の通信システムは、同軸ケーブルおよび通信機を複数備える。複数の同軸ケーブルは、アンテナの両端の同軸コネクタにそれぞれ接続し、複数の通信機は、複数の同軸ケーブルにそれぞれ接続する。この発明の通信システムは、アンテナ、同軸ケーブルおよび通信機を複数備える。複数のアンテナ、および、複数の通信機は、複数の同軸ケーブルを用いて直列接続される。これらの構成では、アンテナと通信機との所望の位置関係および接続関係を、容易に実現できる。
この発明の通信システムは、同軸ケーブルの開放端に接続される吸収抵抗を備える。この構成では、同軸ケーブルの開放端の終端処理を適切に行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面断面図である。 図2は、第1の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。 図3は、第1の実施形態に係るアンテナの外観斜視図である。 図4は、第1の実施形態に係るアンテナを機能ブロックで示した図である。 図5は、第1の実施形態に係るアンテナの放射特性の一例を示す図である。 図6(A)、図6(B)、図6(C)は、それぞれに放射特性の一例を示す図である。 図7(A)は、第2の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図であり、図7(B)は、第2の実施形態に係るアンテナにおけるアンテナ機能部を拡大した平面図である。 図8(A)、図8(B)は、外導体の派生構成を示す図である。 図9(A)は、第3の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図9(B)は、第3の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。 図10は、第3の実施形態に係るアンテナの外観斜視図である。 図11(A)、図11(B)は、第3の実施形態に係るアンテナの放射特性の一例を示す図である。 図12(A)は、第4の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図12(B)は、第4の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。 図13(A)、図13(B)、図13(C)は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。 図14(A)、図14(B)、図14(C)は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。 図15は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るアンテナについて、図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面断面図である。図2は、第1の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。なお、平面および側面は、説明の便宜上つけている名称であり、アンテナの配置姿勢を規定するものではない。図3は、第1の実施形態に係るアンテナの外観斜視図である。
図1、図2、図3に示すように、アンテナ10は、内導体21、外導体220、外導体221、外導体222、誘電体23、スリット241、スリット242、スリット243、誘電体241DE、誘電体242DE、誘電体243DE、誘電体31、および、防水フィルム32を備える。なお、誘電体241DE、誘電体242DE、誘電体243DE、誘電体31および防水フィルム32は、省略することが可能である。
内導体21は、線状の導体である。内導体21は、所定方向(図では、z軸に平行な方向)に延びる形状である。内導体21における延びる方向に直交する断面(図では、xy平面で切ったの断面)は、円形である。すなわち、内導体21は、z軸方向に細長い円柱状であり、円筒形の外周面を有する。
外導体220は、z軸方向に長い円筒形の導体である。外導体220の軸方向と内導体21の軸方向とは同じ(平行)である。内導体21は、外導体220の円筒形の内部に配置される。すなわち、外導体220は、内導体21の延びる方向に沿って配置され、内導体211の外周面から距離をおいて配置される筒状である。
誘電体23は、内導体21と外導体220との間に配置される。
これにより、内導体21、外導体220、および、誘電体23による同軸線路が構成される。
内導体21の延びる方向の両端部は、外導体200よりも突出している。
内導体21における外導体220よりも突出している一方端部は、外導体221によって覆われている。外導体221は、略円筒形の主体部を備える。これにより、内導体21と外導体221とによる同軸線路が形成される。
また、外導体221は、内導体21の外周面の一部を外部に露出する開口部2210を備える。開口部2210は、内導体21の第1端21E1が露出する位置に形成される。
このような構成によって、内導体21と外導体221からなる部分は、アンテナ10における一方端側の同軸コネクタとなる。
また、外導体221は、主体部よりも外方に突出する鍔部を備える。外導体221の鍔部は、外導体220に近接する側に配置される。この鍔部は、外導体222の鍔部とともに、後述する誘電体31および防水フィルム32の固定に利用される。
内導体21における外導体220よりも突出している他方端部は、外導体222によって覆われている。外導体222は、略円筒形の主体部を備える。これにより、内導体21と外導体222とによる同軸線路が形成される。
また、外導体222は、内導体21の外周面の一部を外部に露出する開口部2220を備える。開口部2220は、内導体21の第2端21E2が露出する位置に形成される。
このような構成によって、内導体21と外導体222からなる部分は、アンテナ10における他方端側の同軸コネクタとなる。
また、外導体222は、主体部よりも外方に突出する鍔部を備える。外導体222の鍔部は、外導体220に近接する側に配置される。この鍔部は、外導体221の鍔部とともに、後述する誘電体31および防水フィルム32の固定に利用される。
このような構成において、アンテナ10は、外導体220における延びる方向の所定位置にスリット242を備える。また、アンテナ10は、外導体220と外導体221との間にスリット241を備え、外導体220と外導体222との間にスリット243を備える。
スリット242は、外導体220を延びる方向に複数の導体部分に分割するものであり、外導体220の全周に亘って導体が形成されていない溝である。スリット241は、外導体220の一方端と外導体221とを離間するものであり、スリット243は、外導体220の他方端と外導体222とを離間するものであり、外導体220の全周に亘って導体が形成されていない溝である。
このようなスリット241、スリット242、および、スリット243では、同軸線路を伝送した電磁波の一部が外部に放射される。これにより、アンテナ10は、機能的に図4に示す構成を実現する。図4は、第1の実施形態に係るアンテナを機能ブロックで示した図である。図4に示すように、アンテナ10は、一方端から他方端に向けて、接続部(伝送路)PT1、アンテナANT1、伝送路TL12、アンテナANT2、伝送路TL23、アンテナANT3、および、接続部(伝送路)PT2が接続される構成を備える。アンテナANT1、伝送路TL12、アンテナANT2、伝送路TL23、アンテナANT3からなる部分が、アンテナ10のアンテナ機能部となる。
接続部(伝送路)PT1は、外導体221を含む同軸コネクタによって実現される。アンテナANT1は、スリット241によって実現される。伝送路TL12は、スリット241とスリット242との間の同軸線路によって実現される。アンテナANT2は、スリット242によって実現される。伝送路TL23は、スリット242とスリット243との間の同軸線路によって実現される。アンテナANT3は、スリット243によって実現される。接続部(伝送路)PT2は、外導体222を含む同軸コネクタによって実現される。
そして、複数のアンテナANT1、ANT2、ANT3から放射される電磁波は、後述する複数のスリット241、242、243の形状、位置関係によって、所定方向に強め合うように作用する。これにより、アンテナ10は、所定の指向性を有し、所定レベルの放射電力を実現できる。
(アンテナ10の放射特性を実現するより具体的な構成)
より具体的には、複数のスリット241、242、243は、次に示すような形状、位置関係を有する。
スリット241は、幅G241で形成され、スリット242は、幅G242で形成され、スリット243は、幅G243で形成される。幅G241、幅G242、および、幅G243は、アンテナ10としての放射電力、すなわち、アンテナ10としてのインピーダンス、および、アンテナ10を構成する同軸線路への結合度によって決定される。この例では、幅G241、幅G242、および、幅G243は同じに設定されているが、異なっていてもよい。
スリット241とスリット242との距離L12、および、スリット242とスリット243との距離L23は、アンテナ10が放射する電磁波の周波数および指向性によって決定される。一例として、距離L12と距離L23とは、同じであり、例えば、次のように設定される。アンテナ10で放射する電磁波の同軸線路内での波長をλg1とする。距離L12および距離L13は、λg1およびλg1/2と異なる長さである。すなわち、複数のスリット241、242、243は、それぞれから放射される電磁波の位相が同相でなく、逆相でない距離で形成される。
これにより、アンテナ10は、同軸線路の軸方向に直交する全方位方向で強度が略同じ指向性(周方向の無指向性)や、全方位方向で略NULLとなる指向性とは異なる指向性を実現できる。すなわち、アンテナ10は、既存のコーリニアアンテナで実現できない指向性を実現できる。
例えば、距離L12および距離L13を適宜設定することで、アンテナ10は、図5に示す放射特性を実現できる。図5は、第1の実施形態に係るアンテナの放射特性の一例を示す図である。図5に示すように、アンテナ10は、軸方向に対して90°と異なる所定角度の方向に相対的に放射電力が強い指向性を実現できる。
また、距離L12および距離L13を適宜設定することで、アンテナ10は、図6(A)、図6(B)、図6(C)に示す放射特性も実現できる。図6(A)、図6(B)、図6(C)は、それぞれに放射特性の一例を示す図である。図6(A)は、距離L12、L13を2λg1/3にしたときの放射特性であり、図6(B)は、距離L12、L13をλg1/4にしたときの放射特性であり、図6(C)は、距離L12、L13をλg1にしたときの放射特性である。
図6(A)に示すように、距離L12、L13を2λg1/3にすることで、軸方向、および、軸方向に直交する方向を含む軸方向と異なるいずれの方向においても同程度の放射強度を実現できる。図6(B)に示すように、距離L12、L13をλg1/4にすることで、軸方向に相対的に強く、軸方向に直交する方向に相対的に弱い放射特性を実現できる。図6(C)に示すように、距離L12、L13をλg1にすることで、軸方向に相対的に弱く、軸方向に直交する方向に相対的に強い放射特性を実現できる。
なお、これらは一例であり、これらの例に示すように、距離L12、L13をλg1の所定倍(正の実数倍)にすることで、アンテナ10は、所望の指向性を容易に且つより確実に実現できる。
この際、上述のように、スリット241の幅G241、スリット242の幅G242、および、スリット243の幅G243を適宜設定することで、放射電力を調整できる。これにより、アンテナ10は、所望の放射電力で所望の指向性を、容易に且つより確実に実現できる。
なお、上述の例では、距離L12、L13は、軸方向の距離であるが、外導体220の厚みを考慮して、距離L12、L13を決定する。すなわち、波長λg1を用いて設定する距離は、軸方向の距離と外導体220の厚みを加算した長さによって決定する。これにより、アンテナ10は、より精度良く、所望の指向性を実現できる。
なお、スリット241、242、243は、誘電体が充填されていなくてもよいが、図1、図2、図3に示すように、誘電体が充填されていてもよい。スリット241には、誘電体241DEが充填され、スリット242には、誘電体242DEが充填され、スリット243には、誘電体243DEが充填される。このような誘電体を備えることによって、スリット241、242、243の形状を安定的に保持できる。これにより、アンテナ10の信頼性は向上する。
また、アンテナ10は、個別に形成した複数の同軸ケーブルを同相や逆相に接続する構成を備えていないので、構造的に高い強度を実現できる。これにより、アンテナ10の信頼性はさらに向上する。
(アンテナ10の保護構造)
誘電体31は、外導体220の外周面を覆う。これにより、アンテナ10は、スリット241、242、243から電磁波の放射に悪影響を与えることなく、外導体200を含むアンテナ機能部を誘電体31によって外部環境から保護できる。これにより、アンテナ10の信頼性は向上する。
また、誘電体31の軸方向の一方端は、外導体221の鍔部によって保持され、誘電体31の軸方向の他方端は、外導体222の鍔部によって保持される。すなわち、誘電体31は、外導体221の鍔部と外導体222の鍔部とに挟まれて保持される。これにより、誘電体31は、安定的に固定される。
防水フィルム32は、誘電体31の外周面を覆う。防水フィルム32は、導電性を有さない材料からなる。これにより、アンテナ10は、スリット241、242、243から電磁波の放射に悪影響を与えることなく、アンテナ機能部の防水性を向上できる。これにより、アンテナ10の信頼性はさらに向上する。
この際、防水フィルム32は、外導体221の鍔部と外導体222の鍔部とを用いて固定される。これにより、アンテナ機能部は、防水フィルム32によって、より確実に覆われる。これにより、アンテナ機能部の防水性は、さらに向上し、アンテナ10の信頼性はさらに向上する。
(アンテナ10の外部同軸ケーブルへの接続構成)
上述のように、外導体221は、開口部2210を有している。この開口部2210によって、内導体21の第1端21E1は露出する。外部の同軸ケーブル91の外導体は、外導体221に当接し固定される。外部の同軸ケーブル91の内導体21o1は、開口部2210まで突出しており、内導体21の第1端21E1に近接する位置まで延びている。
内導体21と内導体21o1とは、はんだ等の導電性接合材によって接続される。この際、開口部2210を有することによって、内導体21o1と内導体21との近接部に、導電性接合材を外部から容易に供給できる。これにより、アンテナ10と外部の同軸ケーブル91とを容易に且つより確実に接合できる。
この際、導電性接合材が外導体221に接触しないように、内導体21と内導体21o1との近接部で、外導体221が存在している側には、誘電体を配置することが好ましい。これにより、導電性接合材による内導体21、21o1と外導体221との短絡を抑制できる。
同様に、外導体222は、開口部2220を有している。この開口部2220によって、内導体21の第2端21E2は露出する。外部の同軸ケーブル92の外導体は、外導体222に当接し固定される。外部の同軸ケーブル92の内導体22o2は、開口部2220まで突出しており、内導体21の第2端21E2に近接する位置まで延びている。
内導体21と内導体21o2とは、はんだ等の導電性接合材によって接続される。この際、開口部2220を有することによって、内導体21o2と内導体21との近接部に、導電性接合材を外部から容易に供給できる。これにより、アンテナ10と外部の同軸ケーブル92とを容易に且つより確実に接合できる。
この際、導電性接合材が外導体222に接触しないように、内導体21と内導体21o2との近接部で、外導体222が存在している側には、誘電体を配置することが好ましい。これにより、導電性接合材による内導体21、21o2と外導体222との短絡を抑制できる。
なお、開口部2210および開口部2220は、外導体221および外導体222の周方向の一部を開口する形状であればよい。これにより、開口部2210および開口部2220からの電磁波の放射は抑制される。すなわち、電磁波の不要放射を抑制しながら、アンテナ10を同軸ケーブル91、92に接続できる。この際、開口部2210および開口部2220を有する箇所を、同軸線路と同じインピーダンスに調整することで、インピーダンスの不整合を抑制できる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るアンテナについて、図を参照して説明する。図7(A)は、第2の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図であり、図7(B)は、第2の実施形態に係るアンテナにおけるアンテナ機能部を拡大した平面図である。
図7(A)、図7(B)に示すように、第2の実施形態に係るアンテナ10Aは、第1の実施形態に係るアンテナ10に対して、複数のスリット41、42を備える点で異なる。アンテナ10Aの他の構成は、アンテナ10と同様であり、同様の箇所の説明は省略する。
図7(A)、図7(B)に示すように、アンテナ10Aは、複数のスリット41、42を外導体220に備える。スリット41およびスリット42は、外導体220に形成された開口であり、開口形状は矩形である。
スリット41およびスリット42は、同軸線路の軸方向において、異なる位置に形成されている。スリット41の長辺およびスリット42の長辺は、同軸線路の軸方向に対して所定の角度を有する。所定の角度とは、0°(軸方向に平行)でなく、90°(軸方向の直交)でない角度である。
スリット41の長辺の長さL41、および、スリット42の長辺の長さL42は、スリット241、スリット424、および、スリット243で放射する電磁波の周波数とは異なる周波数(波長λg2)に基づいて決定される。より具体的には、長さL41、L42は、λg2/2である。
このような構成によって、スリット41およびスリット42からは、スリット241、スリット424、および、スリット243で放射する電磁波と異なる周波数の電磁波を放射できる。
これにより、アンテナ10Aは、複数の周波数の電磁波を放射できる。
(外導体の派生構成)
上述の各実施形態において、外導体は次の構成とすることもできる。図8(A)、図8(B)は、外導体の派生構成を示す図である。
図8(A)に示す外導体220Aは、成形用スリットSLを備える。成形用スリットSLは、外導体220Aの延びる方向の両端に達する。
この構成では、外導体220Aは、板状部材の湾曲加工によって形成できる。これにより、金属柱から円筒形を削り出す製造方法よりも、外導体220Aを安価で容易に製造できる。
図8(B)に示す外導体220Bは、複数の成形用スリットSL1、SL2を備える。複数の成形用スリットSL1、SL2は、外導体220Aの延びる方向の両端に達する。この場合、外導体220Bは、外導体220B1と外導体220B2によって構成される。
この構成では、外導体220B(外導体B1および外導体220B2)は、板状部材の湾曲加工によって形成できる。これにより、金属柱から円筒形を削り出す製造方法よりも、外導体220Bを安価で容易に製造できる。
なお、図8(A)、図8(B)に示す例は一例であり、外導体に形成される成形用スリットの個数は、これらに限るものではない。
また、このような形状の成形用スリットは、外導体を流れる電流と平行の方向であるので、放射素子として機能しない。したがって、成形用スリットからの電波の漏洩は生じない。したがって、放射特性を劣化させることなく、製造の容易性を向上できる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係るアンテナについて、図を参照して説明する。図9(A)は、第3の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図9(B)は、第3の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。図10は、第3の実施形態に係るアンテナの外観斜視図である。
図9(A)、図9(B)、図10に示すように、第3の実施形態に係るアンテナ10Cは、第1の実施形態に係るアンテナ10に対して、外導体220Cの構造において異なる。アンテナ10Cの他の構成は、アンテナ10と同様であり、同様の箇所の説明は省略する。また、アンテナ10Cの軸方向の両端と同軸ケーブル91との接続部は簡略化して記載しており、上述の実施形態と同様であってもよく、他の接続構造であってもよい。
アンテナ10Cの外導体220Cは、内導体21の軸方向に沿って延びる直方体の内部空間を有する形状である。この構造によって、外導体220Cは、平板状の第1壁F2201を備える。より具体的には、外導体220Cは、それぞれに凹部を有する第1部品2201および第2部品2202を重ね合わせることで形成される。なお、外導体220Cは、一枚の金属板を折り曲げて、角筒状にしてもよい。
外導体220Cの第1壁F2201には、複数のスリット511、512、521、522が形成されている。スリット511、512、521、522は、外導体220Bに形成された開口であり、開口形状は矩形である。スリット511とスリット512とが対となり、スリット521とスリット522とが対となる。
同軸線路の延びる方向において、スリット511とスリット512は、スリット521とスリット522との間に配置される。
スリット511とスリット512とは、同軸線路の軸方向において、異なる位置に形成されている。スリット511の長辺およびスリット512の長辺は、同軸線路の軸方向に対して所定の角度を有する。所定の角度とは、0°(軸方向に平行)でなく、90°(軸方向の直交)でない角度である。
スリット511、512長辺方向の長さは、スリット511、512の対によって放射する電磁波の周波数(波長λg3)に基づいて決定される。より具体的には、スリット511、512の長辺の長さは、λg3/2である。
同軸線路の軸方向におけるスリット511とスリット512との間隔SP51は、スリット511、512の対によって放射する電磁波の周波数(波長λg3)に基づいて決定される。より具体的には、スリット511とスリット512との間隔SP51は、(2n+1)λg3/2である。なお、nは、0以上の整数である。
スリット521とスリット522とは、同軸線路の軸方向において、異なる位置に形成されている。スリット521の長辺およびスリット522の長辺は、同軸線路の軸方向に対して所定の角度を有する。所定の角度とは、0°(軸方向に平行)でなく、90°(軸方向の直交)でない角度である。
スリット521、522長辺方向の長さは、スリット521、522の対によって放射する電磁波の周波数(波長λg4)に基づいて決定される。波長λg4は、波長λg3よりも短い。より具体的には、スリット511、512の長辺の長さは、λg4/2である。
同軸線路の軸方向におけるスリット511とスリット512との間隔SP52は、スリット521、522の対によって放射する電磁波の周波数(波長λg4)に基づいて決定される。より具体的には、スリット521とスリット522との間隔SP52は、(2n+1)λg4/2である。なお、nは、0以上の整数である。
このような構成によって、スリット511およびスリット512の対から、第3周波数の電磁波を放射でき、スリット521およびスリット522の対から、第4周波数(第3周波数と異なる周波数(本実施形態では、第3周波数よりも高周波数))の電磁波をできる。これにより、アンテナ10Cは、複数の周波数の電磁波を放射できる。
そして、スリット511とスリット512との対が上述の位置関係にあることで、第3周波数の電磁波は、アンテナ10Cの延びる方向に対して直交する方向へ所定レベルの所定指向性を有する。同様に、スリット521とスリット522との対が上述の位置関係にあることで、第4周波数の電磁波は、アンテナ10Cの延びる方向に対して直交する方向へ所定レベルで所定指向性を有する。
図11(A)、図11(B)は、第3の実施形態に係るアンテナの放射特性の一例を示す図である。図11(A)、図11(B)では、第3周波数は、2.4GHzであり、第4周波数は、5.0GHzである。図11(A)、図11(B)に示すように、アンテナ10Cは、異なる二種類の周波数の電磁波を、アンテナ10Cの延びる方向に対して直交する方向へ所定レベルで所定指向性を有するように放射できる。
なお、本実施形態では、二種類の周波数の電磁波を放射する態様を示したが、三種類以上の周波数の電磁波を放射する場合も、上述の構成を適用できる。例えば、三種類の周波数の電磁波を放射する場合、それぞれの周波数(波長)に応じて、三種類のスリットの組を外導体220Bに形成すればよい。
また、一種類の電磁波を放射する複数のスリットの間隔は、上述の間隔に限らず、所望の放射特性に応じて設定すればよい。
また、アンテナ10Cの構成では、対となるスリット521とスリット522とは、対となるスリット511とスリット512とを間に挟むように、形成される。これにより、アンテナ10Cは、複数の周波数を放射する態様であっても、軸方向の長さを短くできる。なお、アンテナ10Cでは、相対的に高い周波数を放射するスリット521とスリット522で、相対的に低い周波数を放射するスリット511とスリット512とを挟む態様としている。しかしながら、この関係は逆であってもよく、それぞれのスリットで放射する電磁波の波長の関係に応じて、適宜選択できる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態に係るアンテナについて、図を参照して説明する。図12(A)は、第4の実施形態に係るアンテナの構成を示す平面図であり、図12(B)は、第4の実施形態に係るアンテナの構成を示す側面断面図である。
図12(A)、図12(B)に示すように、第4の実施形態に係るアンテナ10Dは、第3の実施形態に係るアンテナ10Cに対して、外導体220Dの構成において異なる。アンテナ10Dの他の構成は、アンテナ10Cと同様であり、同様の箇所の説明は省略する。
アンテナ10Cの外導体220Dは、互いに直交する第1壁F2201と第2壁F2202を備える。第1壁F2201には、スリット511とスリット512とが形成されている。第2壁F2202には、スリット521とスリット522とが形成されている。
このような構成によって、アンテナ10Dは、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の指向性と、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の指向性との関係を、同軸線路の軸方向を中心軸として90°回転させるように設定できる。
例えば、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の最も強度の強い方位と、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の最も強度の強い方位との関係を、同軸線路の軸方向を中心軸として90°回転させるように設定できる。または、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の最も強度の弱い方位と、スリット511とスリット512との対によって放射する電磁波の最も強度の弱い方位との関係を、同軸線路の軸方向を中心軸として90°回転させるように設定できる。
このように、アンテナ10Dの構成を用いることで、複数の周波数の電磁波に対して、より多様な電磁波の指向性の関係を実現できる。
なお、第3の実施形態および第4の実施形態では、外導体を方形にする態様を示したが、方形に限らず、他の多角形にしてもよい。
[第5の実施形態]
(通信システムの構成)
図12(A)、図12(B)、図12(C)、図14(A)、図14(B)、図14(C)、図15は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成図である。それぞれが異なる接続構成を示すが、これらは組み合わせることも可能である。また、下記の説明では、アンテナ10を例に説明するが、アンテナ10Aに置き換えることもできる。
図13(A)の通信システム1Aは、複数のアンテナ10、通信機90、および、複数の同軸ケーブル91を備える。
通信機90は、第1の同軸ケーブル91を通じて第1のアンテナ10に接続する。第1のアンテナ10は、第2の同軸ケーブル91を通じて第2のアンテナ10に接続する。第2のアンテナ10は、第3の同軸ケーブル91を通じて第3のアンテナ10に接続する。第3のアンテナ10は、第4の同軸ケーブル91に接続する。すなわち、通信機90、および、複数のアンテナ10は、複数の同軸ケーブル91を通じて、通信機90を通信ラインの一端として直列接続される。
同軸ケーブル91の長さL91は、アンテナ10の長さL10よりも大きい。なお、同軸ケーブル91の長さL91は、アンテナ10の長さL10以下であってもよい。すなわち、同軸ケーブル91の長さL91は、適宜設定できる。
この構成によって、通信システム1Aは、通信機90を所望の位置に配置し、複数のアンテナ10をそれぞれ所望の位置に配置しながら、これらを複数の同軸ケーブル91で接続できる。したがって、通信システム1Aを配備する環境に応じて適切な配置が可能となる。
図13(B)の通信システム1Bは、複数のアンテナ10、通信機90、複数の同軸ケーブル91、および、終端抵抗(吸収抵抗)99を備える。通信システム1Bは、通信システム1Aに対して、第4の同軸ケーブル91の開放端に終端抵抗99を接続する点で異なる。また、通信システム1Bの複数の同軸ケーブル91は、屈曲性を有する。言い換えれば、通信システム1Bの複数の同軸ケーブル91は、変形可能である。
このような構成によって、通信システム1Bでは、同軸ケーブル91の開放端で適切な終端処理が行われる。これにより、より低損失な通信システムを実現できる。
また、複数の同軸ケーブル91が変形可能であることから、より多様な配置が可能になる。例えば、導波管で同様の通信システムを構成する場合、導波管を予め湾曲して製造する等の事前準備が必要となる。しかしながら、通信システム1Bでは、同軸ケーブル91が変形可能であることから、通信システム1Bの配備箇所に到着してから、この配備箇所の形状に応じて同軸ケーブル91を変形できる。したがって、より高いフレキシビリティをもって、通信システム1Bを配備できる。特に、同軸ケーブル91の長さL91がアンテナ10の長さL10よりも長ければ、変形可能な部分が相対的に大きくなる。したがって、通信システム1Bは、さらに多様な態様で配備できる。
図13(C)の通信システム1Cは、複数のアンテナ10、通信機90、および、複数の同軸ケーブル91を備える。通信システム1Cは、通信システム1Aに対して、通信機90から二方向に同軸ケーブル91を通じて複数のアンテナ10を配置する点で異なる。
このような構成によって、通信システム1Cは、通信機90から複数方向に電波を伝送し、複数のアンテナ10から放射できる。なお、通信システム1Cの構成は、二方向の例を示したが、この構成は、三方向以上にも適用できる。
図14(A)の通信システム1Dは、複数のアンテナ10、複数の通信機90、および、複数の同軸ケーブル91を備える。通信システム1Dは、通信システム1Aに対して、両端に通信機90を備える点で異なる。
このような構成によって、通信システム1Dは、複数の通信機から電波を伝送し、複数のアンテナ10から放射できる。
図14(B)の通信システム1Eは、複数のアンテナ10、複数の通信機90、複数の同軸ケーブル91、および、終端抵抗99を備える。通信システム1Eは、通信システム1Aに対して、複数の通信機90と複数のアンテナ10とが複数の同軸ケーブル91を用いて、交互に接続され、同軸ケーブル91の開放端に終端抵抗99が接続される点で異なる。
このような構成によって、通信システム1Eは、複数の通信機から電波を伝送し、複数のアンテナ10から放射できる。また、通信システム1Eは、同軸ケーブル91の開放端の終端処理を適切に行い、より低損失な通信システムを実現できる。
図14(C)の通信システム1Fは、複数のアンテナ10、複数の通信機90、複数の同軸ケーブル91、および、合成器98を備える。
複数の通信機90は、合成器98に接続する。合成器98は、第1の同軸ケーブル91を通じて第1のアンテナ10に接続する。第1のアンテナ10は、第2の同軸ケーブル91を通じて第2のアンテナ10に接続する。第2のアンテナ10は、第3の同軸ケーブル91を通じて第3のアンテナ10に接続する。第3のアンテナ10は、第4の同軸ケーブル91に接続する。
このような構成によって、通信システム1Fは、複数の通信機から電波を合成して伝送し、複数のアンテナ10から放射できる。
図15の通信システム1Gは、複数のアンテナ10、通信機90、複数の同軸ケーブル91、および、終端抵抗99を備える。通信システム1Gは、通信システム1Cに対して、複数のアンテナ10を、建築物の異なる階に配置する点、終端抵抗99を備える点で異なる。なお、図15は、各階への配置の一例を示すものであり、複数の階にアンテナ10が配置される態様であれば、この例の構成を適用できる。
通信機90は、地上1階に配置され、通信機90には、2本の同軸ケーブル91が接続される。地上1階のアンテナ10は、同軸ケーブル91によって通信機90に接続される。地上の他の階のアンテナ10は、順次、同軸ケーブル91によって、地上1階のアンテナ10に接続される。すなわち、通信機90を起点として、地上の複数の階(図15の場合、地上1階、地上2階、地上M階)のアンテナ10は、複数の同軸ケーブル91を用いて順次接続される。そして、終点のアンテナ10には、終端抵抗99が接続される。
地下1階のアンテナ10は、同軸ケーブル91によって通信機90に接続される。地下の他の階のアンテナ10は、順次、同軸ケーブル91によって、地下1階のアンテナ10に接続される。すなわち、通信機90を起点として、地下の複数の階(図15の場合、地下1階、地下N階)のアンテナ10は、複数の同軸ケーブル91を用いて順次接続される。そして、終点のアンテナ10には、終端抵抗99が接続される。
このような構成によって、通信システム1Gは、通信機90から地上および地下の複数階に電波を伝送し、複数のアンテナ10から放射できる。
以上のように、本実施形態の通信システムを採用することによって、配備する環境、および、電波の放射範囲に応じて、適切に通信機およびアンテナを配置することができる。
なお、上述の各実施形態の構成は、適宜組み合わせることが可能であり、それぞれの組み合わせに応じた作用効果を奏することができる。
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G:通信システム
10、10A、10C、10D:アンテナ
21:内導体
21E1:第1端
21E2:第2端
23、241DE、242DE、243DE、31:誘電体
220、220A、220B、220B1、220B2、220C、220D、221、222:外導体
241、242、243:スリット
2210、2220:開口部
32:防水フィルム
41、42、511、512、521、522:スリット
90:通信機
91:同軸ケーブル
98:合成器
99:終端抵抗

Claims (18)

  1. 内導体と、
    前記内導体の延びる方向に沿って配置され、前記内導体から距離をおいて配置される筒状の外導体と、
    前記外導体における前記延びる方向に互いに離間する位置に、互いに独立して形成される複数の第1スリットと、
    を備える、アンテナであって、
    前記複数の第1スリットの形成間隔は、
    前記内導体と前記外導体による伝送経路内での波長をλ g1 として、λ g1 およびλ g1 /2と異なる長さである、
    アンテナ
  2. 内導体と、
    前記内導体の延びる方向に沿って配置され、前記内導体から距離をおいて配置される筒状の外導体と、
    前記外導体における前記延びる方向に互いに離間する位置に、互いに独立して形成される複数の第1スリットと、
    前記外導体に形成され、前記延びる方向の両端に達する第3スリットと、
    を備える、アンテナ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアンテナであって、
    前記複数の第1スリットに充填される第1誘電体を備える、
    アンテナ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナであって、
    前記外導体の外周面を覆う第2誘電体を備える、
    アンテナ。
  5. 請求項に記載のアンテナであって、
    前記第2誘電体の外周面を覆う防水フィルムを備える、
    アンテナ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のアンテナであって、
    前記複数の第1スリットの形成間隔は、それぞれに異なる、
    アンテナ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のアンテナであって、
    前記外導体に形成され、前記延びる方向に対して0°および90°でない角度で延びる複数の第2スリットを備える、
    アンテナ。
  8. 請求項7に記載のアンテナであって、
    前記複数の第2スリットの長さは、
    前記第1スリットで放射する電磁波の波長と異なる波長の1/2の長さである、
    アンテナ。
  9. 内導体と、
    前記内導体の延びる方向に沿って配置され、前記内導体から距離をおいて配置される筒状の外導体と、
    前記外導体における前記延びる方向に互いに離間する位置に、互いに独立して形成される複数の第1スリットと、
    を備える、アンテナであって、
    前記複数の第1スリットは、前記外導体における前記延びる方向に対して0°および90°でない角度で延び、
    前記複数の第1スリットは、前記延びる方向において、前記内導体と前記外導体による伝送経路内での波長×(2n+1)/2(nは0以上の整数)の間隔で形成される、
    アンテナ。
  10. 内導体と、
    前記内導体の延びる方向に沿って配置され、前記内導体から距離をおいて配置される筒状の外導体と、
    前記外導体における前記延びる方向に互いに離間する位置に、互いに独立して形成される複数の第1スリットと、
    を備える、アンテナであって、
    前記複数の第1スリットは、前記外導体における前記延びる方向に対して0°および90°でない角度で延び、
    前記複数の第1スリットは、対となる複数の第3スリットと、対となる複数の第4スリットとを含み、
    前記複数の第3スリットの長辺方向の長さと、前記複数の第4スリットの長辺方向の長さとは、異なり、
    前記複数の第3スリットの形成間隔と、前記複数の第4スリットの形成間隔とは、異なる、
    アンテナ。
  11. 請求項10に記載のアンテナであって、
    前記外導体における前記延びる方向において、前記複数の第4スリットは、前記複数の第3スリットを間に挟む位置に形成される、
    アンテナ。
  12. 請求項10または請求項11に記載のアンテナであって、
    前記外導体は、それぞれが平面を有する複数の壁を備え、
    前記複数の第3スリットと前記複数の第4スリットとは、前記複数の壁における異なる壁に形成される、
    アンテナ。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のアンテナであって、
    前記内導体、前記外導体、および、前記第1スリットを備えるアンテナ機能部と、
    前記アンテナ機能部に接続する同軸コネクタと、
    を備える、アンテナ。
  14. 請求項13に記載のアンテナであって、
    前記同軸コネクタの外導体は、
    前記内導体の周方向の一部が外部に露出する開口部を備える、
    アンテナ。
  15. 請求項13または請求項14に記載のアンテナと、
    前記同軸コネクタが接続される同軸ケーブルと、
    前記同軸ケーブルに接続される通信機と、
    を備える通信システム。
  16. 請求項15に記載の通信システムであって、
    前記同軸ケーブルおよび前記通信機を複数備え、
    複数の同軸ケーブルは、前記アンテナの両端の前記同軸コネクタにそれぞれ接続し、
    複数の通信機は、前記複数の同軸ケーブルにそれぞれ接続する、
    通信システム。
  17. 請求項15に記載の通信システムであって、
    前記アンテナ、前記同軸ケーブルおよび前記通信機を複数備え、
    複数のアンテナ、および、複数の通信機は、複数の同軸ケーブルを用いて直列接続される、
    通信システム。
  18. 請求項15乃至請求項17のいずれかに記載の通信システムであって、
    前記同軸ケーブルの開放端に接続される吸収抵抗を備える、
    通信システム。
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