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JP7795618B2 - 端末及び通信方法 - Google Patents
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JP7795618B2 - 端末及び通信方法 - Google Patents

端末及び通信方法

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Description

本開示は、端末及び通信方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)又はNext Generation(NG)とも呼ばれる)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution又は6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
5Gにおいては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている(例えば、非特許文献1)。
省電力に関して、3GPPのRelease 16では、端末が低消費電力で制御信号をモニタするために、WUS(Wake Up Signal)が導入されている。なお、電力はエネルギーで読み替えられてもよく、省電力は電力削減等で読み替えられてもよい。
3GPPのRelease 18では、基地局の省電力について検討されている(例えば、非特許文献2)。詳細については今後の検討課題となっている。
3GPP TS 38.300 V17.0.0 (2022-03) "New SI: Study on network energy savings for NR", RP-213554, 3GPP TSG RAN Meeting #94e, 3GPP, 2021年12月
このように、将来の無線通信システムでは、基地局の省電力について検討されているが、当該省電力に係る制御をどのように行うかが問題となる。しかしながら、このような制御に関する具体的な動作等については十分に検討されていない。
本開示の一態様は、基地局の省電力を図ることができる端末及び通信方法を提供する。
本開示の一態様に係る端末は、基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定する制御部と、前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する送信部と、を備える。
本開示の一態様に係る通信方法は、端末が、基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定し、前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する。
本開示の実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す図である。 本開示の実施の形態に係る無線通信システムにおいて用いられる周波数レンジの一例を示す図である。 本開示の実施の形態に係る無線通信システムにおいて用いられる無線フレーム、サブフレーム及びスロットの構成例を示す図である。 3GPPのRelease 15におけるCDRXについて説明するための図である。 3GPPのRelease 16におけるWUSについて説明するための図である。 本開示の実施の形態に係る基地局起動信号の例について説明するための図である。 本開示の実施の形態に係る、無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本開示の実施の形態に係る基地局の構成の一例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る端末の構成の一例を示すブロック図である。 本開示の実施の形態に係る基地局及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本開示の実施の形態に係る車両の構成の一例を示す図である。
以下、本開示の一態様に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
<無線通信システム>
図1は、本開示の実施の形態に係る無線通信システム10の一例を示す図である。無線通信システム10は、5G NRに従った無線通信システムであり、Next Generation-Radio Access Network20(以下、NG-RAN20)と、端末200(以下、UE(User Equipment)200とも記載する)と、を含む。
なお、無線通信システム10は、Beyond 5G、5G Evolution又は6Gと呼ばれる方式に従った無線通信システムであってもよい。
NG-RAN20は、基地局100A(以下、gNB100Aとも記載する)及び基地局100B(以下、gNB100Bとも記載する)を含む。なお、gNB100A、gNB100B等のそれぞれを区別する必要がない場合には、gNB又は基地局100と総称される。また、gNB及びUEの数は、図1に示す例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RANノード、具体的には、gNB(又はng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、図示せず)と接続される。なお、NG-RAN20及び5GCは、単に「ネットワーク」と表現されてもよい。また、以下において、gNBは、ネットワーク(NW)で読み替えられてもよい。
gNB100A及びgNB100Bは、一例として、5Gに従った基地局であり、5Gに従った無線通信をUE200と実行する。gNB100A、gNB100B及びUE200は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームBMを生成するMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)、複数のコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を束ねて用いるキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)、及び、UEと2つのNG-RANノードそれぞれとの間において通信を行うデュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)等に対応してよい。
また、無線通信システム10は、複数の周波数レンジ(FR)に対応してよい。図2は、無線通信システム10において用いられるFRの一例を示す図である。図2に示すように、無線通信システム10は、FR1及びFR2に対応してよい。各FRの周波数帯は、例えば、以下のとおりである。
・FR1:410MHz~7.125GHz
・FR2:24.25GHz~52.6GHz
FR1では、15kHz、30kHz又は60kHzのサブキャリア間隔(SCS:Sub-Carrier Spacing)が用いられ、5~100MHzの帯域幅(BW:Bandwidth)が用いられてもよい。FR2は、FR1よりも高周波数であり、60kHz又は120kHz(240kHzが含まれてもよい)のSCSが用いられ、50~400MHzの帯域幅(BW)が用いられてもよい。
なお、SCSは、ニューメロロジー(numerology)と解釈されてもよい。ニューメロロジーは、3GPP TS 38.300において定義されており、周波数ドメインにおける1つのサブキャリア間隔と対応する。
さらに、無線通信システム10は、FR2の周波数帯よりも高周波数帯に対応してもよい。具体的には、無線通信システム10は、52.6GHzを超え、114.25GHzまでの周波数帯に対応してもよい。このような高周波数帯は、便宜上「FR2x」と呼ばれてもよい。52.6GHzを超える帯域を用いる場合、より大きなSCSを有するCP-OFDM(Cyclic Prefix - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)/DFT-S-OFDM(Discrete Fourier Transform - Spread - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用してもよい。
図3は、無線通信システム10において用いられる無線フレーム(システムフレーム)、サブフレーム及びスロットの構成例を示す図である。図3に示すように、1スロットは、14シンボルで構成され、SCSが大きく(広く)なる程、シンボル期間(及びスロット期間)は短くなる。ただし、SCSは、図3に示す間隔(周波数)に限定されない。例えば、SCSとして、480kHz、960kHz等が用いられてもよい。
また、1スロットを構成するシンボル数は、必ずしも14シンボルでなくてもよい(例えば、28又は56シンボル等であってもよい)。さらに、サブフレーム当たりのスロット数は、SCSによって異なっていてよい。
なお、図3に示す時間方向(t)は、時間領域、シンボル期間又はシンボル時間等と呼ばれてもよい。また、周波数方向は、周波数領域、リソースブロック、サブキャリア、バンド幅部分(BWP:Bandwidth Part)等と呼ばれてもよい。
gNB100は、下りリンク(DL:Downlink)信号として、gNB100の省電力を実現するための制御情報、設定情報等をUE200へ送信する。
また、例えば、gNB100は、上りリンク(UL:Uplink)信号として、UE200から、gNB100の省電力を実現するための制御情報、データ信号、UE200の処理能力に関する情報(端末能力(情報);例えば、UE capability)等を受信する。
DL信号の送信に使用されるチャネルには、例えば、データチャネル及び制御チャネルが含まれる。例えば、データチャネルには、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)が含まれてよく、制御チャネルには、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)が含まれてよい。例えば、gNB100は、UE200に対して、PDCCHを用いて制御情報を送信し、PDSCHを用いてDLのデータ信号を送信する。なお、PDSCHは下りリンク共有チャネルの一例であり、PDCCHは下りリンク制御チャネルの一例である。なお、PDCCHは、PDCCHにおいて送信される下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)、制御情報等で読み替えられてもよい。
DL信号に含まれる参照信号には、例えば、例えば、DMRS(Demodulation Reference Signal)、PTRS(Phase Tracking Reference Signal)、CSI-RS(Channel State Information - Reference Signal)、SRS(Sounding Reference Signal)及び位置情報用のPRS(Positioning Reference Signal)のうちの少なくとも1つが含まれてよい。例えば、DMRS、PTRS等の参照信号は、DLのデータ信号の復調に使用され、PDSCHを用いて送信される。
UE200は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の、無線通信機能を備えた通信装置である。
UE200は、DLで制御信号又はデータ信号をgNB100から受信し、ULで制御信号又はデータ信号をgNB100へ送信することで、無線通信システム10により提供される各種通信サービスを利用する。また、UE200は、gNB100から送信される各種の参照信号を受信し、当該参照信号の受信結果に基づいて伝搬路品質の測定を実行する。
例えば、UE200は、DL信号として、gNB100から、gNB100の省電力を実現するための制御情報、設定情報等を受信する。
また、例えば、UE200は、UL信号として、gNB100の省電力を実現するための制御情報、データ信号、UE200の端末能力情報等をgNB100へ送信する。
UL信号の送信に使用されるチャネルには、例えば、データチャネル及び制御チャネルが含まれる。例えば、データチャネルには、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)が含まれてよく、制御チャネルには、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)が含まれてよい。例えば、UE200は、PUCCHを用いて制御情報を送信し、PUSCHを用いてULのデータ信号を送信する。なお、PUSCHは上りリンク共有チャネルの一例であり、PUCCHは上りリンク制御チャネルの一例である。共有チャネルはデータチャネルと呼ばれてもよい。なお、PUSCH又はPUCCHは、PUSCH又はPUCCHにおいて送信される上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)、制御情報等で読み替えられてもよい。
UL信号に含まれる参照信号には、例えば、DMRS、PTRS、CSI-RS、SRSRS及び位置情報用のPRSのうちの少なくとも1つが含まれてよい。例えば、DMRS、PTRS等の参照信号は、ULのデータ信号の復調に使用され、PUSCHを用いて送信される。
<基地局の省電力の議論状況>
次に、3GPPのRelease 18における基地局の省電力の議論状況について説明する。基地局の送信及び受信の両方の観点からネットワークエネルギー削減を向上させるための、基地局側及び端末側での技術が検討されている。例えば、端末からの潜在的なサポート/フィードバックと潜在的な端末支援情報とを用いて、時間ドメイン、周波数ドメイン、空間ドメイン及び電力ドメインでの1つ以上のネットワークエネルギー削減技術において、より効率的な動作を動的及び/又は半静的に実現し、送信及び/又は受信のより細かい粒度の適応を実現する方法が検討されている(例えば、非特許文献2)。
<端末の省電力>
次に、端末の省電力を実現する例として、従来の端末における間欠受信(DRX:Discontinuous Reception)及び接続モードDRX(CDRX:Conneced Mode Discontinuous Reception)について説明する。
図4は、3GPPのRelease 15におけるCDRXについて説明するための図である。3GPPのRelease 15におけるCDRX動作では、端末は、DRXサイクル(DRX cycle)におけるDRXオン期間(DRX on-duration)でアクティブ(Active)であり、DRXオン期間内のPDCCHをモニタする。
図5は、3GPPのRelease 16におけるWUSについて説明するための図である。3GPPのRelease 16において、PDCCHベースのWUS(PDCCH-based WUS)は、端末が次のDRXオン期間内でPDCCHをモニタするかどうかを1つ以上の端末に指示することができる。
PS-RNTI(Power Saving - Radio Network Temporary Identifier)によってCRC(Cyclic Redundancy Check)がスクランブルされたDCIフォーマット2_6が、PDCCHベースのWUSとして使用され、DCP(DCI with CRC scrambled by PS-RNTI)とも呼ばれる。
WUSのモニタ機会(monitoring occasion)は、端末能力に基づくDRXオン期間からのオフセット(offset)によって設定される。WUSが「非アクティブ(Not Active)」を指示している場合(すなわち、端末にデータの送受信が無い場合)、端末は、DRXオン期間内のモニタをスキップして、スリープモードに直ちに移行することができる。
また、例えば検出ミス等によって、PDCCHベースのWUSが検出されない場合のために、デフォルトの端末動作が設定されてもよい。
DCIフォーマット2_6は、「アクティブ」又は「非アクティブ」を示す1ビットの起動指示(情報)(1-bit Wake-up Indication)を含む。なお、アクティブは、有効、有効化、起動等で読み替えられてもよく、非アクティブは、無効、無効化、スリープ等で読み替えられてもよい。
従来では、一例として、このように端末の省電力が図られている。
<検討>
現在、カーボンニュートラル及びSDGs(Sustainable Development Goals)を達成するために、基地局の消費電力を削減することの重要性が高まっている。また、5Gは、新しい機能及び性能向上を実現するが、基地局及び端末のエネルギー要件は厳しくなる。上記の通り、端末については、省電力に関する標準化が進められているが、基地局の消費電力を削減する技術は標準化されていないという問題がある。基地局の消費電力を削減するには、基地局の受信ユニット(RX unit)を動的に有効化/無効化する(enable/disable)ことが重要である。ここで、基地局の受信ユニットとは、端末からの信号を受信するための装置又はデバイス、UL受信のための装置又はデバイス等を意味してよい。また、基地局の受信ユニットを有効化するとは、基地局の受信ユニットをスリープ状態から起動させる(起動状態にする)ことを意味してよく、基地局の受信ユニットを無効化するとは、基地局の受信ユニットを起動状態からスリープさせる(スリープ状態、休止状態又は休眠状態にする)ことを意味してよい。
基地局の消費電力を削減するために、端末についての省電力と同様に上述したDRX及びWUS(制御情報)等の技術を導入することが考えられる。しかしながら、端末についての省電力と同様に、制御情報が、基地局の消費電力を削減するために用いられるとしても、この制御情報自体、この制御情報に関連する設定及び動作等は、何ら規定されていない。
そこで、本実施の形態では、基地局の消費電力の削減を実現するための制御情報、制御情報に関する設定及び動作の例について説明する。
具体的には、UL受信のために、基地局の受信ユニット(以下では、単に「基地局」と記載することもある)が起動(ウェイクアップ)/スリープする必要があるかどうかを示すメカニズムが、基地局用の起動信号(g-WUS又はgWUS:gNB Wake Up Signal)(以下、基地局起動信号という)として導入される。基地局起動信号は、基地局を起動又はスリープさせる指示(情報)を含む信号、基地局を起動又はスリープさせる信号、基地局の電力削減又は省電力に関する信号、電力削減信号又は省電力信号等と称されてもよい。ここでの「信号」は、情報、制御情報、通知等で読み替えられてもよい。
基地局起動信号の概念は、図5を参照して説明した3GPPのRelease 16における端末用の起動信号と同様であってもよい。したがって、端末に関して上述したWUSに関する事項が、g-WUSに適用されてもよい。例えば、基地局起動信号は、「アクティブ」又は「非アクティブ」を示す1ビットの起動指示を含んでもよい。1ビットの起動指示は、基地局を起動又はスリープさせる指示である。
また、図4を参照して説明した3GPPのRelease 15における間欠受信の概念が、基地局についても同様に適用されてもよい。
より具体的には、基地局100は、次の間欠受信の機会に起動する必要があるか否かを指示する基地局起動信号をUCIとして端末200から受信してもよい。これは、基地局100による間欠受信が有効化されている場合に適用されてもよい。
図6は、本開示の実施の形態に係る基地局起動信号の例について説明するための図である。
図6の右側に示すように、端末200は、基地局100の次の間欠受信の機会に起動するようにPUCCH又はPUSCHで基地局起動信号を基地局100へ送信してもよい。また、端末200は、基地局100が起動するように指示する期間中にのみULチャネルを基地局100へ送信してもよい。
図6の左側に示すように、端末200は、基地局100の次の間欠受信の機会にスリープするようにPUCCH又はPUSCHで基地局起動信号を基地局100へ送信してもよい。端末200は、基地局100がスリープするように指示する期間中には、ULチャネルを基地局100へ送信しないこととしてもよい。
また、基地局100は、スリープを指示する基地局起動信号を受信すると、次の間欠受信の機会に、端末200によって送信されるULチャネルを受信しなくてもよい。
あるいは、基地局100は、基地局100が起動する必要があるか起動する必要がないかを示す基地局起動信号をUCIとして端末200から受信してもよい。これは、基地局100が間欠受信機能を有しない場合、又は、基地局100による間欠受信が無効化されている場合に適用されてもよい。例えば、基地局100は、起動するタイミングを示すUCI又は起動しないタイミングを示すUCIを端末200から受信してもよい(端末200は、起動するタイミングを示すUCI又は起動しないタイミングを示すUCIをPUCCH又はPUSCHで基地局100へ送信してもよい)。
次に、上述したようにUCIとして端末200から基地局100へ送信される基地局起動信号等の詳細について説明する。
<提案1>
基地局起動信号のUCIタイプは、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)であってよい。このSRと基地局起動信号とは同義であると解されてよい。このSRは、基地局起動信号用のSRであってもよい。例えば、基地局起動信号用のSRは、gWUS-SR又はSRベースの基地局起動信号と称されてもよい。基地局起動信号のUCIタイプをSRとすることにより、新たなUCIタイプを導入する必要がないので、新たな系列生成方法等を導入する必要がなく、新たな系列生成方法等の導入に伴う煩雑化を避けることができる。
[多重/優先付け]
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、既存のUL多重/優先付け(multiplexing/prioritization)が用いられてもよい。例えば、3GPPのRelease 15における同じ優先度(優先順位)を有するUCI/チャネルの端末内多重(intra-UE multiplexing)、3GPPのRelease 16における異なる優先度を有するUCI/チャネルの端末内優先付け(intra-UE prioritization)、及び、3GPPのRelease 17における異なる優先度を有するUCI/チャネルの端末内多重のうちの少なくとも1つが用いられてもよい。
優先度は、例えば、SR(基地局起動信号用のSR及び基地局起動信号用のSR以外のSR)、CSI及びHARQ-ACK(hybrid automatic repeat request acknowledgement)等のUCIに対して設定されてよい。
優先度は、ある優先度(例えば、高優先度(HP:high priority))と当該ある優先度より優先度が低い優先度(例えば、低優先度(LP:low priority))とを含むように定義されてもよい。あるいは、3種類以上の優先度が定義されてもよい。
例えば、端末200は、3GPP TS 38.313の第9節及び第9.2.5節においてSRに関して規定されるように、他のUCIとの間で、上述した同じ優先度を有するUCIの端末内多重、異なる優先度を有するUCIの端末内優先付け、及び、異なる優先度を有するUCIの端末内多重を行ってもよい。
一例として、端末200は、他のUCI用のリソースと基地局起動信号用のSR用のリソースとが時間領域でオーバーラップしている場合、基地局起動信号用のSR及び他のUCIの優先度に基づいて、基地局起動信号用のSRと他のUCIとを多重し、多重された基地局起動信号用のSRと他のUCIとを基地局100へ送信してもよい。
別の例として、端末200は、他のUCI用のリソースと基地局起動信号用のSR用のリソースとが時間領域でオーバーラップしており、他のUCIの優先度が基地局起動信号用のSRの優先度よりも低い場合、他のUCIの送信をキャンセルし、基地局起動信号用のSRを優先させて基地局100へ送信してもよい。なお、キャンセルは、取り消し、停止、中止、ドロップ又は削除等で読み替えられてもよい。
[送信電力]
UCIとして基地局起動信号用のSRがPUSCH/PUCCHで送信される場合、既存のPUSCH/PUCCH送信用のUL送信電力決定が用いられてもよい。例えば、端末200は、3GPP TS 38.313の第7.1/7.2節においてSRに関して規定されるように、PUCCH/PUSCHで基地局起動信号用のSRを送信するための送信電力を決定してもよい。これにより、新たな送信電力決定方法を導入する必要がなく、新たな送信電力決定方法の導入に伴う煩雑化を避けることができる。
[ビット系列]
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、既存のUCIビット系列生成が用いられてもよい。例えば、端末200は、3GPP TS 38.312の第6.3.1.1節においてSRに関して規定されるように、基地局起動信号用のSRのビット系列を生成してもよい。これにより、新たなUCIビット系列生成方法を導入する必要がなく、新たなUCIビット系列生成方法の導入に伴う煩雑化を避けることができる。
[レートマッチング]
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、既存のレートマッチングが用いられてもよい。例えば、端末200は、3GPP TS 38.312の第6.3.1.4.1節においてSRに関して規定されるように、他のUCIと多重する際に、基地局起動信号用のSR及び他のUCIに対してレートマッチングを行ってもよい。これにより、新たなレートマッチング方法を導入する必要がなく、新たなレートマッチング方法の導入に伴う煩雑化を避けることができる。
<提案2>
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、SR設定(SRコンフィグレーション又はSR構成)及びPUCCHリソースは、以下のように設定又は決定されてもよい。
[SR設定]
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、端末200には、基地局100からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、報知情報(SIB(System Information Block))等)によって、PUCCHフォーマットを用いたPUCCH送信における基地局起動信号(の通知)用のSR設定(情報)が設定されてもよい。例えば、端末200は、上位レイヤパラメータを受信すると、PUCCHフォーマットを用いたPUCCH送信における基地局起動信号用のSR設定(情報)を設定してもよい。このようなSR設定には、例えば、SRのID、SRの周期及びオフセット、使用されるPUCCHリソースの情報が含まれてもよい。このような上位レイヤシグナリング(上位レイヤパラメータ)は、基地局の省電力に関する設定(情報)、基地局の起動又はスリープに関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号に関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号を送信するための設定(情報)等と称されてもよい。
・PUCCHフォーマット
上記のPUCCHフォーマットとして、例えば、PUCCHフォーマット0(PF0)及び/又はPUCCHフォーマット1(PF1)がサポートされてもよい。したがって、基地局起動信号用のSRは、PF0又はPF1を用いて送信されてもよい。もちろん、PUCCHフォーマット2(PF2)、PUCCHフォーマット3(PF3)、PUCCHフォーマット4(PF4)、新規のPUCCHフォーマット等、他のPUCCHフォーマットがサポートされてもよい。
・上位レイヤパラメータ
(Alt.1)上記の上位レイヤパラメータは、既存のパラメータであってもよい。例えば、既存のパラメータとして、情報要素SchedulingRequestResourceConfigが用いられてもよい。これにより、新たなパラメータを導入する必要がないので、新たなパラメータの導入に伴う煩雑化を避けることができる。
(Alt.2)Alt.1に代えて又は加えて、上記の上位レイヤパラメータは、新規のパラメータであってもよい。例えば、新規のパラメータとして、基地局起動信号用に情報要素SchedulingRequestID-gWUSが用いられてもよい。これにより、基地局起動信号に合わせた細かな設定、制御等を行うことができる。
[PUCCHリソース]
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、端末200には、基地局100からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、報知情報等)によって、基地局起動信号(の通知)用のPUCCHリソースが設定されてもよい。例えば、端末200は、上位レイヤパラメータを受信すると、基地局起動信号用のPUCCHリソースを設定してもよい。例えば、当該上位レイヤパラメータとして、上述した新規のパラメータである情報要素SchedulingRequestID-gWUSが用いられてもよい。これに代えて又は加えて、当該上位レイヤパラメータとして、情報要素SchedulingRequestResourceIdが用いられてもよい。このような上位レイヤパラメータは、IDによって、例えば、PUCCHリソース、PUCCHフォーマット、SRの送信可能な周期及びオフセットを示してもよい。このような上位レイヤシグナリング(上位レイヤパラメータ)は、基地局の省電力に関する設定(情報)、基地局の起動又はスリープに関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号に関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号を送信するためのリソースに関する設定(情報)等と称されてもよい。
上記のSR設定とPUCCHリソースとは、SR設定のID及び/又はPUCCHリソースのIDによって、互いに対応付けられてもよい。
・SRオケージョン(SR(送信)機会)
(Alt.1)UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、端末200には、基地局100からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、報知情報等)によって、SRオケージョン(SRを送信するタイミング)が設定されてもよい。例えば、端末200には、上位レイヤパラメータで示される周期及び/又はオフセットによって、SRオケージョンが設定されてもよい。周期及びオフセットの時間単位は、シンボル、スロット、サブフレーム、ミリ秒、秒等であってもよい。例えば、端末200は、上位レイヤパラメータを受信すると、SRオケージョンを設定してもよい。例えば、当該上位レイヤパラメータとして、上述した新規のパラメータである情報要素SchedulingRequestID-gWUS、情報要素SchedulingRequestResourceConfig、情報要素SchedulingRequestResourceId等のうちの1つ又は組み合わせが用いられてもよい。このような上位レイヤパラメータは、例えば、PUCCHフォーマット、SRの送信可能な周期及びオフセットを示してもよい。このような上位レイヤシグナリング(上位レイヤパラメータ)は、基地局の省電力に関する設定(情報)、基地局の起動又はスリープに関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号に関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号を送信するためのリソースに関する設定(情報)、基地局を起動又はスリープさせる信号を送信するタイミングに関する設定(情報)等と称されてもよい。
端末200は、全てのSRオケージョンにおいて基地局起動信号用のSRを必ず送信してもよいし、任意の条件が満たされた後の次のSRオケージョンにおいて基地局起動信号用のSRを送信してもよい。例えば、このような条件は、端末200が、BSR(Buffer
Status Report)に基づいて基地局100へ送信するデータを(送信バッファに)有していることであってもよい。このような条件は、基地局の省電力に関する条件、基地局の起動又はスリープに関する条件、基地局を起動又はスリープさせる信号に関する条件、基地局を起動又はスリープさせる信号を送信する条件等と称されてもよい。
(Alt.2)Alt.1に代えて又は加えて、UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、MAC CE(Control Element)が、基地局起動信号用のSRをトリガしてもよい。したがって、基地局起動信号用のSRは、端末200によって、任意のタイミングで基地局100へ送信されてよい。例えば、端末200が、BSRに基づいて基地局100へ送信するデータを(送信バッファに)有している場合、MAC CEが、基地局起動信号用のSRをトリガしてもよい。
・優先度
UCIとして基地局起動信号用のSRが用いられる場合、端末200には、基地局100からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、報知情報等)によって、基地局起動信号用のSRについて優先度(優先度インデックス)が設定又は提供されてもよい。例えば、端末200には、上位レイヤパラメータで示される優先度インデックスによって、基地局起動信号用のSRについて優先度が設定又は提供されてもよい。基地局起動信号用のSRの優先度インデックスは、0又は1であってもよい。端末200に当該上位レイヤパラメータが設定又は提供されない場合、基地局起動信号用のSRの優先度インデックスは、0又は1に固定されてもよい。なお、優先度インデックス「0」は、上述したLPを意味してもよく、優先度インデックス「1」は、上述したHPを意味してもよい。あるいは、反対に、優先度インデックス「0」は、上述したHPを意味してもよく、優先度インデックス「1」は、上述したLPを意味してもよい。また、3つ以上の優先度インデックスが定義されてもよく、基地局起動信号用のSRについて3つ以上の優先度インデックスのうちの1つの優先度インデックスが、端末200に設定又は提供されてもよい。例えば、端末200は、上位レイヤパラメータを受信すると、基地局起動信号用のSRの優先度を設定してもよい。例えば、当該上位レイヤパラメータとして、情報要素SchedulingRequestResourceConfigにおけるphy-PriorityIndex、新規のパラメータ等のうちの1つ又は組み合わせが用いられてもよい。このような上位レイヤシグナリング(上位レイヤパラメータ)は、制御情報(SR等)に関する設定(情報)、制御情報の(送信)優先度に関する設定(情報)、制御情報を送信する優先度に関する設定(情報)等と称されてもよい。
端末が設定するSR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等は、基地局の受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むSRに関するパラメータ、基地局の受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むSRを送信するためのパラメータ等と称されてもよい。
<無線通信システムの動作例>
次に、図7を参照して、本開示の実施の形態に係る、無線通信システムの動作例について説明する。図7は、本開示の実施の形態に係る、無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
ステップS101において、基地局100は、上位レイヤパラメータを端末200へ送信する。上位レイヤパラメータは、例えば、情報要素SchedulingRequestID-gWUS、情報要素SchedulingRequestResourceConfig、情報要素SchedulingRequestResourceId等のうちの1つ以上であってもよい。
ステップS102において、端末200は、受信した上位レイヤパラメータに基づいて設定を行う。設定は、例えば、SR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等、基地局100の受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含む基地局起動信号用のSRに関するパラメータの設定であってもよい。
ステップS103において、端末200は、ステップS102における設定(設定されたパラメータ)に従って、SRオケージョンにおいて、基地局100をスリープさせる指示を含む基地局起動信号用のSRを、基地局100へ送信する。これにより、基地局起動信号を受信した基地局100は、次の間欠受信の機会(DRXオン期間)に基地局100の受信ユニットをスリープさせることになる。
基地局100は、端末200からステップS103において送信された基地局起動信号を受信すると、ステップS104において、間欠受信の機会に基地局100の受信ユニットをスリープさせる。
ステップS105において、基地局100は、基地局起動信号を受信するために受信ユニットを起動させる。
ステップS106において、端末200は、ステップS102における設定(設定されたパラメータ)に従って、SRオケージョンにおいて、基地局100を起動させる指示を含む基地局起動信号用のSRを、基地局100へ送信する。これにより、基地局起動信号を受信した基地局100は、次の間欠受信の機会(DRXオン期間)に基地局100の受信ユニットを起動させることになる。
基地局100は、ステップS107において、基地局100の受信ユニットをスリープさせる。
ステップS108において、基地局100は、ULチャネルをモニタするために受信ユニットを起動させる。
ステップS109において、端末200は、ULチャネルを基地局100へ送信する。そして、基地局100は、DRXオン期間においてULチャネルを受信する。以後、同様に処理が繰り返されてよい。
なお、ステップS103、ステップS106等において、端末200は、基地局起動信号用のSR用のリソースと他のUCI用のリソースとが時間領域でオーバーラップしている場合、基地局起動信号用のSR及び他のUCIの優先度に基づいて、基地局起動信号用のSRと他のUCIとを多重して基地局100へ送信することもある。また、ステップS103、ステップS106等において、端末200は、基地局起動信号用のSR用のリソースと他のUCI用のリソースとが時間領域でオーバーラップしている場合、基地局起動信号用のSR及び他のUCIの優先度に基づいて、基地局起動信号用のSRを優先させて基地局100へ送信し、他のUCIの送信を行わない(他のUCIの送信をキャンセルする)こともあるし、他のUCIを優先させて基地局100へ送信し、基地局起動信号用のSRの送信を行わない(基地局起動信号用のSRの送信をキャンセルする)こともある。
以上、基地局起動信号用のSR(UCI)、当該SRに関連する設定及び動作により、基地局100の省電力を図ることができる。
<変形例>
上記の提案1及び提案2において選択肢の形で説明した事項(例えば、Alt.X等)又は以下において選択肢の形で説明する事項のうちどの事項がサポートされるかは、RRCによる設定、MAC CE又はUCIによる指示、又は、端末能力に依存してもよい。
上記では、基地局起動信号のUCIタイプがSRである例について説明したが、基地局起動信号のUCIタイプは、HARQ-ACK、CSI、新規のUCIタイプ等であってもよい。
上記では、SRが基地局起動信号用に導入される例について説明したが、これに代えて又は加えて、基地局を起動又はスリープさせる指示を含むSRは、端末200がPUSCHを送信できるように基地局にULグラント(UL送信許可;PUSCHリソースの割り当て)を要求する一般的なSRであってもよい。例えば、上記のように、端末200が、基地局100へ送信するデータを有しているときに当該SRを基地局100へ送信し、基地局100が当該SRを受信すると、基地局100は、例えば、ULグラントを端末200へ送信してもよい。上述した基地局起動信号用のSRに関して説明した事項の一部又は全部が、矛盾が生じない限り当該SRに対して適用されてもよい。当該SRも、SRベースの基地局起動信号と称されてもよい。
SRベースの基地局起動信号がPUSCHで送信される場合(UCI on PUSCH)、PUSCHで制御情報を送信するための技術が、当該信号の送信のために導入されてもよい。また、例えば、レートマッチング用のアルファスケーリングファクタ(alpha scaling factor)及び/又はベータオフセット(beta-offset)が導入されてもよく、UCI on PUSCHの場合、端末200は、アルファスケーリングファクタ及び/又はベータオフセットに基づいて、UCI用のリソース量を決定してもよい。
<UE capability>
端末200は、以下の端末能力を、UE capabilityとして基地局100に報告してもよい。
・基地局起動信号をサポートするか否か
・SRベースの基地局起動信号をサポートするか否か
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局100及び端末200の機能構成例を説明する。基地局100及び端末200は、上述した実施の形態を実施する機能を有してよい。ただし、基地局100及び端末200はそれぞれ、実施の形態の中の一部の機能のみを有してもよい。
<基地局>
図8は、本開示の一実施の形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。基地局は、例えば、送信部101と、受信部102と、制御部103と、を含む。基地局100は、端末200(図9参照)と無線によって通信する。なお、送信部101及び受信部102は、あわせて通信部と称されてもよい。
送信部101は、DL信号を端末200へ送信する。例えば、送信部101は、制御部103による制御の下に、DL信号を送信する。例えば、DL信号には、端末200の信号送信に関するスケジューリングを示す情報(例えば、ULグラント)、上位レイヤの制御情報等が含まれてよい。
例えば、送信部101は、DL信号として、各種の制御信号(RRCレイヤの制御信号等)、参照信号、データ信号等を端末200へ送信する。送信部101は、例えば、DL信号として、上記の実施の形態において説明した各種の信号、チャネル、設定情報、制御情報等を端末200へ送信する。
例えば、送信部101は、制御部103によって生成された、SR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等の設定情報を、上位レイヤパラメータによって端末200へ送信する。
受信部102は、端末200から送信されたUL信号を受信する。例えば、受信部102は、制御部103による制御の下に、UL信号を受信する。
例えば、受信部102は、UL信号として、端末200の端末能力情報(例えば、UE capability)を含む信号、各種の制御信号、参照信号、データ信号等を端末200から受信する。
例えば、受信部102は、基地局100が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求、多重されたこのようなスケジューリング要求及び他の制御情報(UCI)等を、端末200から受信する。
制御部103は、送信部101における送信処理及び受信部102における受信処理を含む、基地局100の(通信)動作全般を制御する。
例えば、制御部103は、上位レイヤからデータ及び制御情報といった情報を取得し、送信部101へ出力する。また、制御部103は、受信部102から受信したデータ及び制御情報等を上位レイヤへ出力する。
例えば、制御部103は、端末200から受信した信号(例えば、データ及び制御情報等)及び/又は上位レイヤから取得したデータ及び制御情報等に基づいて、DL信号の送受信に用いるリソース及び/又はUL信号の送受信に用いるリソースの割り当てを行う。割り当てたリソースに関する情報は、端末200に送信する制御情報に含まれてよい。
制御部103は、上記の実施の形態において説明した送信及び受信以外の動作を実行する(なお、当該動作は、送信部101及び/又は受信部102によって実行されてもよい)。
例えば、制御部103は、SR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等の設定情報を生成する。
例えば、制御部103は、基地局100が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に従って、受信ユニットを起動又はスリープさせる。これにより、基地局100の省電力を図ることができる。
<端末>
図9は、本開示の一実施の形態に係る端末200の構成の一例を示すブロック図である。端末200は、例えば、受信部201と、送信部202と、制御部203と、を含む。端末200は、例えば、基地局100(図8参照)と無線によって通信する。なお、受信部201及び送信部202は、あわせて通信部と称されてもよい。
受信部201は、基地局100から送信されたDL信号を受信する。例えば、受信部201は、制御部203による制御の下に、DL信号を受信する。
例えば、受信部201は、DL信号として、各種の制御信号、参照信号、データ信号等を基地局100から受信する。受信部201は、例えば、DL信号として、上記の実施の形態において説明した各種の信号、チャネル、設定情報、制御情報等を基地局100から受信する。
例えば、受信部201は、上位レイヤパラメータによって、SR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等の設定情報を基地局100から受信する。
送信部202は、UL信号を基地局100へ送信する。例えば、送信部202は、制御部203による制御の下に、UL信号を送信する。
例えば、送信部202は、UL信号として、端末200の処理能力に関する情報を含む信号、各種の制御信号、参照信号、データ信号等を基地局100へ送信する。
例えば、送信部202は、基地局100が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関する、制御部203によって設定されたパラメータに従って、スケジューリング要求を基地局100へ送信する。これにより、基地局100の省電力を図ることができる。
例えば、スケジューリング要求と他の制御情報(UCI)とが制御部203によって多重された場合、送信部202は、多重されたスケジューリング要求と他の制御情報とを基地局100へ送信する。
例えば、送信部202は、制御部203によって設定されたパラメータに従った、スケジューリング要求を送信する周期的な送信機会のうち、スケジューリング要求を送信する条件が満たされた後の次の送信機会において、スケジューリング要求を基地局100へ送信する。これにより、基地局100の省電力をさらに図ることができる。
制御部203は、受信部201における受信処理及び送信部202における送信処理を含む、端末200の(通信)動作全般を制御する。
例えば、制御部203は、上位レイヤからデータ及び制御情報といった情報を取得し、送信部202へ出力する。また、制御部203は、例えば、受信部201から受信したデータ及び制御情報等を上位レイヤへ出力する。
例えば、制御部203は、基地局100へフィードバックする情報の送信を制御する。基地局100へフィードバックする情報は、例えば、HARQ-ACKを含んでもよいし、チャネル状態情報(CSI)を含んでもよいし、スケジューリング要求(SR)を含んでもよい。基地局100へフィードバックする情報は、UCIに含まれてよい。UCIは、PUCCH又はPUSCHのリソースにおいて送信される。
制御部203は、上記の実施の形態において説明した送信及び受信以外の動作を実行する(なお、当該動作は、受信部201及び/又は送信部202によって実行されてもよい)。
例えば、制御部203は、基地局100から送信された上位レイヤパラメータに基づいて、SR設定、PUCCHリソース、SRオケージョン、SRの優先度等、基地局100が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定する。
例えば、制御部203は、他の制御情報(UCI)用のリソースとスケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしている場合、スケジューリング要求の優先度及び他の制御情報の優先度に基づいて、スケジューリング要求と他の制御情報とを多重する。これにより、リソースを効率的に利用することができる。
例えば、制御部203は、他の制御情報(UCI)用のリソースとスケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしており、他の制御情報の優先度がスケジューリング要求の優先度よりも低い場合、他の制御情報の送信をキャンセルする。これにより、基地局100の受信ユニットの起動又はスリープを優先的に処理させることができる。
例えば、制御部203は、スケジューリング要求を送信する条件が満たされたか否かを判断する。例えば、この条件は、端末200が基地局100へ送信するデータを有していることである。
また、DL信号の送信に使用されるチャネル及びUL信号の送信に使用されるチャネルは、上述した例に限定されない。例えば、DL信号の送信に使用されるチャネル及びUL信号の送信に使用されるチャネルには、上述したRACH及びPBCHが含まれてよい。
以上、本開示について説明した。なお、上記の説明における項目の区分けは本開示に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。
<ハードウェア構成等>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における基地局、ユーザ端末などは、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本開示の一実施の形態に係る基地局100及び端末200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局100及び端末200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局100及び端末200のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局100及び端末200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。例えば、上述の制御部103、203などは、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局100の制御部103、端末200の制御部203などは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送信部101、受信部102、受信部201及び送信部202などは、通信装置1004によって実現されてもよい。通信装置1004は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、基地局100及び端末200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
本開示の実施の形態によれば、基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定する制御部と、前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する送信部と、を備える端末が提供される。
上記の構成により、基地局の受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求が、設定されたパラメータに従って基地局へ送信されるので、当該スケジューリング要求を受信した基地局は、受信ユニットを起動又はスリープさせることができ、基地局の省電力を図ることができる。
本端末において、前記パラメータは、前記スケジューリング要求の優先度を含み、前記制御部は、他の制御情報用のリソースと前記スケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしている場合、前記スケジューリング要求の優先度及び前記他の制御情報の優先度に基づいて、前記スケジューリング要求と前記他の制御情報とを多重し、前記送信部は、多重された前記スケジューリング要求と前記他の制御情報とを前記基地局へ送信する。
上記の構成により、リソースを効率的に利用することができる。
本端末において、前記パラメータは、前記スケジューリング要求の優先度を含み、前記制御部は、他の制御情報用のリソースと前記スケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしており、前記他の制御情報の優先度が前記スケジューリング要求の優先度よりも低い場合、前記他の制御情報の送信をキャンセルする。
上記の構成により、受信ユニットの起動又はスリープを優先的に処理させることができる。
本端末において、前記送信部は、前記スケジューリング要求を送信する周期的な送信機会のうち、前記スケジューリング要求を送信する条件が満たされた後の次の送信機会において、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する。
上記の構成により、例えば、条件が満たされた場合に受信ユニットが起動されることになるので、基地局の省電力をさらに図ることができる。
本端末において、前記条件は、前記端末が前記基地局へ送信するデータを有していることである。
上記の構成により、例えば、端末が基地局へデータを送信する必要がある場合に受信ユニットが起動されることになるので、基地局の省電力をさらに図ることができる。
また、本開示の実施の形態によれば、端末が、基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定し、前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する、通信方法が提供される。
上記の構成により、基地局の受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求が、設定されたパラメータに従って基地局へ送信されるので、当該スケジューリング要求を受信した基地局は、受信ユニットを起動又はスリープさせることができ、基地局の省電力を図ることができる。
(実施の形態の補足)
以上、本開示の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本開示に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局100及び端末200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本開示の実施の形態に従って基地局100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本開示の実施の形態に従って端末200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
<情報の通知、シグナリング>
情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
<適用システム>
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、6th generation mobile communication system(6G)、xth generation mobile communication system(xG)(xG(xは、例えば整数、小数))、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、New radio access(NX)、Future generation radio access(FX)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張、修正、作成、規定された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
<処理手順等>
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
<基地局の動作>
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
<入出力の方向>
情報等(<情報、信号>の項目参照)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
<入出力された情報等の扱い>
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
<判定方法>
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
<態様のバリエーション等>
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わないこと)によって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
<ソフトウェア>
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
<情報、信号>
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
<システム、ネットワーク>
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
<パラメータ、チャネルの名称>
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
<基地局>
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示において、基地局が端末に情報を送信することは、基地局が端末に対して、情報に基づく制御・動作を指示することと読み替えられてもよい。
<移動局>
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
<基地局/移動局>
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、移動可能な物体をいい、移動速度は任意である。また移動体が停止している場合も当然含む。当該移動体は、例えば、車両、輸送車両、自動車、自動二輪車、自転車、コネクテッドカー、ショベルカー、ブルドーザー、ホイールローダー、ダンプトラック、フォークリフト、列車、バス、リヤカー、人力車、船舶(ship and other watercraft)、飛行機、ロケット、人工衛星、ドローン(登録商標)、マルチコプター、クアッドコプター、気球、およびこれらに搭載される物を含み、またこれらに限らない。また、当該移動体は、運行指令に基づいて自律走行する移動体であってもよい。乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施の形態を適用してもよい。この場合、上述の基地局100が有する機能を端末200が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述の端末200が有する機能を基地局100が有する構成としてもよい。
図11に車両2001の構成例を示す。図11に示すように、車両2001は駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、電子制御部2010、各種センサ2021~2029、情報サービス部2012と通信モジュール2013を備える。本開示において説明した各態様/実施の形態は、車両2001に搭載される通信装置に適用されてもよく、例えば、通信モジュール2013に適用されてもよい。
駆動部2002は例えば、エンジン、モータ、エンジンとモータのハイブリッドで構成される。操舵部2003は、少なくともステアリングホイール(ハンドルとも呼ぶ)を含み、ユーザによって操作されるステアリングホイールの操作に基づいて前輪及び後輪の少なくとも一方を操舵するように構成される。
電子制御部2010は、マイクロプロセッサ2031、メモリ(ROM、RAM)2032、通信ポート(IOポート)2033で構成される。電子制御部2010には、車両2001に備えられた各種センサ2021~2029からの信号が入力される。電子制御部2010は、ECU(Electronic Control Unit)と呼んでも良い。
各種センサ2021~2029からの信号としては、モータの電流をセンシングする電流センサ2021からの電流信号、回転数センサ2022によって取得された前輪や後輪の回転数信号、空気圧センサ2023によって取得された前輪や後輪の空気圧信号、車速センサ2024によって取得された車速信号、加速度センサ2025によって取得された加速度信号、アクセルペダルセンサ2029によって取得されたアクセルペダルの踏み込み量信号、ブレーキペダルセンサ2026によって取得されたブレーキペダルの踏み込み量信号、シフトレバーセンサ2027によって取得されたシフトレバーの操作信号、物体検知センサ2028によって取得された障害物、車両、歩行者等を検出するための検出信号等がある。
情報サービス部2012は、カーナビゲーションシステム、オーディオシステム、スピーカー、テレビ、ラジオといった、運転情報、交通情報、エンターテイメント情報等の各種情報を提供(出力)するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。情報サービス部2012は、外部装置から通信モジュール2013等を介して取得した情報を利用して、車両2001の乗員に各種マルチメディア情報及びマルチメディアサービスを提供する。
情報サービス部2012は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、タッチパネルなど)を含んでもよいし、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ、タッチパネルなど)を含んでもよい。
運転支援システム部2030は、ミリ波レーダ、LiDAR(Light Detection and Ranging)、カメラ、測位ロケータ(例えば、GNSS等)、地図情報(例えば、高精細(HD)マップ、自動運転車(AV)マップ等)、ジャイロシステム(例えば、IMU(Inertial Measurement Unit)、INS(Inertial Navigation System)等)、AI(Artificial Intelligence)チップ、AIプロセッサといった、事故を未然に防止したりドライバの運転負荷を軽減したりするための機能を提供するための各種機器と、これらの機器を制御する1つ以上のECUとから構成される。また、運転支援システム部2030は、通信モジュール2013を介して各種情報を送受信し、運転支援機能又は自動運転機能を実現する。
通信モジュール2013は通信ポートを介して、マイクロプロセッサ2031および車両2001の構成要素と通信することができる。例えば、通信モジュール2013は通信ポート2033を介して、車両2001に備えられた駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、電子制御部2010内のマイクロプロセッサ2031及びメモリ(ROM、RAM)2032、センサ2021~2029との間でデータを送受信する。
通信モジュール2013は、電子制御部2010のマイクロプロセッサ2031によって制御可能であり、外部装置と通信を行うことが可能な通信デバイスである。例えば、外部装置との間で無線通信を介して各種情報の送受信を行う。通信モジュール2013は、電子制御部2010の内部と外部のどちらにあってもよい。外部装置は、例えば、基地局、移動局等であってもよい。
通信モジュール2013は、電子制御部2010に入力された上述の各種センサ2021~2029からの信号、当該信号に基づいて得られる情報、及び情報サービス部2012を介して得られる外部(ユーザ)からの入力に基づく情報、の少なくとも1つを、無線通信を介して外部装置へ送信してもよい。電子制御部2010、各種センサ2021~2029、情報サービス部2012などは、入力を受け付ける入力部と呼ばれてもよい。例えば、通信モジュール2013によって送信されるPUSCHは、上記入力に基づく情報を含んでもよい。
通信モジュール2013は、外部装置から送信されてきた種々の情報(交通情報、信号情報、車間情報等)を受信し、車両2001に備えられた情報サービス部2012へ表示する。情報サービス部2012は、情報を出力する(例えば、通信モジュール2013によって受信されるPDSCH(又は当該PDSCHから復号されるデータ/情報)に基づいてディスプレイ、スピーカーなどの機器に情報を出力する)出力部と呼ばれてもよい。また、通信モジュール2013は、外部装置から受信した種々の情報をマイクロプロセッサ2031によって利用可能なメモリ2032へ記憶する。メモリ2032に記憶された情報に基づいて、マイクロプロセッサ2031が車両2001に備えられた駆動部2002、操舵部2003、アクセルペダル2004、ブレーキペダル2005、シフトレバー2006、前輪2007、後輪2008、車軸2009、センサ2021~2029などの制御を行ってもよい。
<用語の意味、解釈>
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
<参照信号>
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
<「に基づいて」の意味>
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
<「第1の」、「第2の」>
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
<手段>
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
<オープン形式>
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
<TTI等の時間単位、RBなどの周波数単位、無線フレーム構成>
無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SCS:SubCarrier Spacing)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボル等)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub-Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(BWP:Bandwidth Part)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
<最大送信電力>
本開示に記載の「最大送信電力」は、送信電力の最大値を意味してもよいし、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)を意味してもよいし、定格最大送信電力(the rated UE maximum transmit power)を意味してもよい。
<冠詞>
本開示において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
<「異なる」>
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示は、無線通信システムに有用である。
10 無線通信システム
20 NG-RAN
100 基地局(gNB)
200 端末(UE)
101,202 送信部
102,201 受信部
103,203 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (6)

  1. 基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定する制御部と、
    前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する送信部と、
    を備える端末。
  2. 前記パラメータは、前記スケジューリング要求の優先度を含み、
    前記制御部は、他の制御情報用のリソースと前記スケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしている場合、前記スケジューリング要求の優先度及び前記他の制御情報の優先度に基づいて、前記スケジューリング要求と前記他の制御情報とを多重し、
    前記送信部は、多重された前記スケジューリング要求と前記他の制御情報とを前記基地局へ送信する、
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記パラメータは、前記スケジューリング要求の優先度を含み、
    前記制御部は、他の制御情報用のリソースと前記スケジューリング要求用のリソースとがオーバーラップしており、前記他の制御情報の優先度が前記スケジューリング要求の優先度よりも低い場合、前記他の制御情報の送信をキャンセルする、
    請求項1に記載の端末。
  4. 前記送信部は、前記スケジューリング要求を送信する周期的な送信機会のうち、前記スケジューリング要求を送信する条件が満たされた後の次の送信機会において、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する、
    請求項1に記載の端末。
  5. 前記条件は、前記端末が前記基地局へ送信するデータを有していることである、
    請求項4に記載の端末。
  6. 端末が、
    基地局が信号を受信するための受信ユニットを起動又はスリープさせる指示を含むスケジューリング要求に関するパラメータを設定し、
    前記パラメータに従って、前記スケジューリング要求を前記基地局へ送信する、
    通信方法。
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