JP7795974B2 - 資金用途調査装置及び資金用途調査方法 - Google Patents
資金用途調査装置及び資金用途調査方法Info
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Description
こうした資金調達では、申請等の各種手続時や開示レポートにて、資金用途をグリーン関
連と記述しているが、実際には異なる用途で当該調達資金を使用するケースも後を絶たな
い。
上述のごときケースは用途違反に該当し、いわゆるグリーンウォッシュと呼ばれる。こ
のグリーンウォッシュとしては、例えば以下の2つの事案が想定される。
調達する状況下において、得られたグリーン資金の総額のうち余剰分を別用途すなわちグ
リーン関連以外の用途で使用するケースである。
設備購入」に関するグリーン融資として、銀行Xと銀行Yから5000万円ずつ合計1億
円を調達したとする。その場合、当該調達者が、実際の設備購入に要した5000万円以
外の残り5000万円を、グリーン関連用途ではない別用途で利用すると、グリーンウォ
ッシュ事案となる。
Xから「グリーンプロジェクトAの実行資金」として1億円を調達したのち、当該1億円
のうちの一部(例:1000万円)を、別会社による実体不明なコンサルティング業務の料
金として利用すると、グリーンウォッシュ事案となる。
技術が提案されてきた。そうした技術として、例えば、分散台帳技術を用いて商取引に伴
う商品の移転経路を追跡する取引追跡システム(特許文献1参照)などが存在する。
商取引における商品の取引履歴を追跡する取引追跡システムであって、前記トランザクシ
ョンデータを生成するための生成手段と、それぞれの前記トランザクションデータを記憶
する記憶手段と、前記生成手段が前記トランザクションデータを生成したときに、前記記
憶手段に記憶された複数のトランザクションデータ間の分岐情報を含んだデータ構造を付
与する分岐情報付与手段と、前記分岐情報を保管するデータベースと、を有し、前記トラ
ンザクションデータは、起点として前記商取引が開始したときに生成される第1トランザ
クションデータと、前記商品の移転を繰り返す一連の商取引の経過においてそれぞれ生成
される第2トランザクションデータと、を含み、前記データベースは、前記分岐情報の起
点に対応する前記第1トランザクションデータと当該分岐情報とを紐づけて保管し、前記
データベースにアクセスすることで前記第2トランザクションデータから前記分岐情報を
読み出す履歴読取手段を備えることを特徴とする取引追跡システムに係る。
報を含む決済情報をデジタル化し、トレース可能となる。この技術によれば、銀行から融
資されたグリーン資金が、融資の対象者から誰に支払われたのか確認可能となる。
そのため、上記で示した「複数の金融機関それぞれから、同じ事案に関してグリーン資
金を調達」するケースにおいて、融資資金の使用対象が明確なグリーン関連の事案や企業
のみであるならば、所期の目的どおりグリーンウォッシュの有無を検証可能である。
に必要ではあるが、表面上はグリーン関連とはみなしにくい、グリーン向け施設等の設置
場所となる土地の購入や当該施設の建築や運営に必要な人件費、備品等の購入費、などに
も利用される事案が非常に多い。
に確かに必要な費用に関する決済情報であっても、グリーンウォッシュの疑いありと判定
されてしまうことなる。
ロジェクトに関する融資資金が流用目的に使用されたか否かについて、把握できない可能
性が高い。
はなく現金で物品やサービスの決済を行った場合、当該決済がグリーンプロジェクトのた
めであるか否かを示す情報は管理されない。つまり、当該決済の流れや目的は追跡出来な
いこととなる。
、人手による対応が必要となる。ところが、事案数もそれに伴う各事業者らに関する決済
情報も大量、かつ多頻度に発生しうるため、現実的に対応が可能な工数には収まり難い。
トレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能とする技術を提供することにあ
る。
されたデジタル通貨の流通履歴を保持する記憶装置と、前記グリーンプロジェクトの関与
者における前記デジタル通貨の現金化処理の情報を、前記流通履歴から抽出し、前記関与
者それぞれにおけるデジタル通貨の現金化率を算定する処理と、前記現金化率が基準を超
える関与者の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理を
実行する演算装置と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の資金用途調査方法は、情報処理装置が、記憶装置において、グリーンプ
ロジェクトに関して発行されたデジタル通貨の流通履歴を保持し、前記グリーンプロジェ
クトの関与者における前記デジタル通貨の現金化処理の情報を、前記流通履歴から抽出し
、前記関与者それぞれにおけるデジタル通貨の現金化率を算定する処理と、前記現金化率
が基準を超える関与者の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力
する処理を実行する、ことを特徴とする。
スし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能となる。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の
資金用途調査装置100を含むネットワーク構成図である。図1に示す資金用途調査装置
100は、グリーンプロジェクトに関する資金の流れを効率的かつ的確にトレースし、適
宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能とするコンピュータである。
、企業システム200、及び金融機関システム300らと通信可能に接続されている。よ
って、これらを総称して資金用途調査システム10としてもよい。
融機のシステムすなわち金融機関システム300と連携する事業者のシステムを想定する
が、そうした金融機関が自身で運用するシステムであってもよいが、勿論こうした形態に
限定しない。
100)が発行するデジタル通貨を、グリーンプロジェクト向けの融資名目で受領し、当
該グリーンプロジェクトの実行に伴う物資、サービス、人員などの調達資金として使用す
るシステムとなる。
<ハードウェア構成>
また、本実施形態の資金用途調査装置100のハードウェア構成は、図2に以下の如く
となる。
、および通信装置105、を備える。
ディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
3に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制
御処理を行なうCPUである。
、不正リスク候補抽出部111、及び結果出力部112といった機能を実装することとな
る。
を担うネットワークインターフェイスカード等を想定する。
力装置、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置、を更に備えるとしてもよい
。
する為のプログラム102に加えて、DC発行履歴DB125、DC決済履歴DB126
、現金化履歴DB127、融資目的・DC対応DB128、及び決済用途テーブル129
が少なくとも記憶されている。ただし、これらデータベースやテーブルについての詳細は
後述する。
る。
よび通信装置205、を備える。
ディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
3に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制
御処理を行なうCPUである。
C現金化部211といった機能を実装することとなる。
処理を担うネットワークインターフェイスカード等を想定する。
置、処理データの表示を行うディスプレイ等の出力装置、を更に備えるとしてもよい。
装する為のプログラム202に加えて、保有DC情報225が少なくとも記憶されている
。ただし、この保有DC情報225についての詳細は後述する。
<データ構造例>
続いて、本実施形態の資金用途調査装置100が用いる各種情報について説明する。図
4に、本実施形態におけるDC発行履歴DB125の一例を示す。
ェクトに関与する企業に関して、当該グリーンプロジェクト向けの融資に伴い発行したデ
ジタル通貨(DC:Digital Currency)の情報を、資金用途調査装置1
00が取得し格納したテーブルである。
既存のブロックチェーン技術等を適宜採用することとする(よって詳細説明は省略する)
。 このDC発行履歴DB125は、例えば、デジタル通貨の発行機会(グリーンプロジ
ェクト向け融資案件の識別情報とも言える)を一意に示す発行IDをキーとして、デジタ
ル通貨の融資実行者たる金融機関を示す送金元、当該金融機関からグリーンプロジェクト
向け融資を受けた企業を示す送金先、及び、融資額を示す金額といったデータを紐付けレ
コードの集合体となっている。
態のDC決済履歴DB126は、上述の送金元である金融機関から発行されたデジタル通
貨が、その送金先(融資先)となる企業を起点に、どのような用途の決済で使用されてい
るかをトレースした履歴情報を格納したものである。
、及び発行IDといった値を対応付けたレコードの集合体となっている。なお、決済用途
欄の値として「グリーン設備」なる例を図中で示しているが、これは後述する資金用途テ
ーブル129(図8)に設備の具体的属性を照合して判定して得た値である。
業システム200のDC決済部210によって、グリーンプロジェクトの実行に必要な事
物の調達に伴う代金等の決済を行うことになる。
の現金化履歴DB127は、DC決済履歴DB126のレコードに含まれている「送金先
」の企業が、「送金元」の企業から得たデジタル通貨について、金融機関システム300
に要求して現金化した履歴を格納したものとなる。
報225を参照し、その一部又は全部を現金化するか判断することとなる。その場合、企
業システム200のDC現金化部211は、企業担当者等の指示を受けて、指定学のデジ
タル通貨について、金融機関システム300に送信して現金化の所定手続を受けることと
なる。
業が現金化した金額を対応付けたレコードの集合体となっている。
実施形態の融資目的・DC対応DB128は、DC発行履歴DB125のレコードが示す
デジタル通貨の発行事案が、どのグリーンプロジェクトに関する融資事案であるかを示す
情報を格納したデータベースである。
Dを紐付けたレコードの集合体となっている。このうち発行IDは、図4で例示したDC
発行履歴DB125における発行ID欄の値と対応するものとなっている。
態の決済用途テーブル129は、上述のようなグリーンプロジェクトの融資事案で発行さ
れたデジタル通貨の用途に関して、グリーンカテゴリに属するか否かを規定するテーブル
である。
ゴリ当否の値を紐付けたレコードの集合体となっている。図8の例では、決済用途の例と
して、グリーン設備やグリーン部品の具体的な種類を規定し、一般設備や一般部品につい
ては、それ以外として既定した。
<フロー例>
以下、本実施形態における資金用途調査方法の実際手順について図に基づき説明する。
以下で説明する資金用途調査方法に対応する各種動作は、資金用途調査装置100がメモ
リ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、
以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
資金用途調査装置100のDC利用実績収集部110は、記憶装置101で保持する、D
C発行履歴DB125、DC決済履歴DB126、現金化履歴DB127、及び融資目的
・DC対応DB128の各レコードを参照し、各DBにおける各企業のデータを抽出する
(s1)。
業に関して得たデータを、金融機関からグリーンプロジェクトに関してデジタル通貨で融
資を受けた企業すなわち融資先企業と、この融資先企業からの発注を受けて物やサービス
を提供した企業すなわち取引先企業、の分類ごとに集計する(s5)。
引先企業に関する集計結果として一例を図11に示す。
推DC、非グリーン利用DC、及び現金化の各観点と、当該企業のグリーンDC決済先、
及び非グリーンDC決済先、の観点でデータが集計されたテーブルとなっている。
通貨(図4のDC発行履歴DB125のレコードが示す金額)のうち、グリーン用途の事
物(図5のDC決済履歴DB126で決済用途がグリーン設備またはグリーン部品のもの
)の代金決済に使用されたデジタル通貨の総額を集計した値となる。
ル通貨(図4のDC発行履歴DB125のレコードが示す金額)のうち、非グリーン用途
の事物(図5のDC決済履歴DB126で決済用途が一般設備、一般部品、土地のもの)
であるが、別の発行IDかつ同じ融資IDのデータでグリーン用途の事物の購入がなされ
ているもの、の代金決済に使用されたデジタル通貨の総額を集計した値となる。
DC発行履歴DB125のレコードが示す金額)のうち、上述の「グリーン利用DC」及
び「グリーン利用類推DC」を除いた額を集計した値となる。
C受取情報、DC支払情報、及び、関連する融資IDの数の観点でデータが集計されたテ
ーブルとなっている。
ジタル通貨の額を、グリーン利用、グリーン利用類推、及び非グリーンの各観点で集計し
たものとなる。これら集計の概念については図10の例と同様である。
)に対して行った決済額を、グリーン利用、非グリーン利用、及び現金化の各観点で集計
したものとなる。
クトの関連で受発注に伴う決済を行った件数を、カウントした値となる。
で示す集計結果に基づき、融資先企業及び取引先企業のそれぞれに関して、デジタル通貨
の現金化比率を算定し、その値(図12参照)が所定の基準を超えるか判定する(s10
)。
グリーン利用DC」、及び「現金化」の合計値のうち、「現金化」の値が占める割合を算
定することになる。
調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該企業が融資先企業か取引先企業か
判定する(s11)。
査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該融資先企業について、デジタル通貨
の目的外使用リスクが高い企業と判定し(s12)、これを受けた結果出力部112が情
報出力して処理を終了する。
金用途調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該取引先企業における、デジ
タル通貨での取引を行った相手企業(取引対象企業)の数が基準以上であるか判定する(
s13)。
企業に関して、図11の「関連する融資ID数」を参照し、その数を、図13における「
DC決済取引対象数」の値として基準値と比較する。
履歴の各レコードに送金先の企業に関する業種情報が含まれていると想定)しておき、各
業種に属する取引先企業における、取引対象企業の平均数を算定し、当該平均数を基準値
とする。
途調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該取引先企業について、デジタル
通貨の目的外使用リスクが高い企業と判定し(s14)、これを受けた結果出力部112
が情報出力して処理を終了する。
資金用途調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該取引先企業について、デ
ジタル通貨の目的外使用リスクが中程度の企業と判定し(s15)、これを受けた結果出
力部112が情報出力して処理を終了する。
10:NO)、資金用途調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該企業につ
いて、デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事
物に合致しない割合を算定(図15参照)し、当該割合が基準を超えるか判定する(s1
6)。なお、この判定は、融資先企業についても実行される(図16参照)。
ンカテゴリの事物に合致しない割合が基準を超えない場合(s16:NO)、資金用途調
査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該取引先企業について、デジタル通貨
の目的外使用リスクが低程度の企業と判定し(s18)、これを受けた結果出力部112
が情報出力して処理を終了する。
グリーンカテゴリの事物に合致しない割合が基準を超える場合(s16:YES)、資金
用途調査装置100の不正リスク候補抽出部111は、当該取引先企業について、デジタ
ル通貨の目的外使用リスクが中程度の企業と判定し(s17)、これを受けた結果出力部
112が情報出力して処理を終了する。
果を集約したテーブル(図16のテーブル16000)を生成し、これを出力するとして
もよい。
これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
的確にトレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能となる。
の資金用途調査装置において、前記演算装置は、前記デジタル通貨の発行を受けた融資先
企業、及び当該融資先企業との間で取引を行った取引先企業の各情報を、前記流通履歴か
ら抽出し、前記取引先企業それぞれにおける、前記デジタル通貨での取引を行った取引対
象企業である、融資先企業又は他の取引先企業の数を算定する処理と、前記現金化率が基
準を超える関与者であって、かつ、前記算定した取引対象企業の数が基準を下回る取引先
企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに
実行するものである、としてもよい。
金などトレース困難な決済手段を採用しがちな企業については、デジタル通貨の目的外使
用のリスクが高いと判定可能となる。ひいては、グリーンプロジェクトに関する資金の流
れを、より効率的かつ的確にトレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能と
なる。
ぞれの業種の情報を前記流通履歴から抽出して、各業種に属する前記取引先企業における
前記取引対象企業の平均数を算定し、当該平均数を前記取引対象企業の数の前記基準とす
るものである、としてもよい。
との取引数の基準を定めることが可能となる。ひいては、グリーンプロジェクトに関する
資金の流れを、より効率的かつ的確にトレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防
止可能となる。
発行を受けた融資先企業との間で取引を行った取引先企業の情報を、前記流通履歴から抽
出して、前記取引先企業それぞれにおける、前記融資先企業からの支払いで得たデジタル
通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を原資
とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を算定
する処理と、前記現金化率が基準を越える関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を超え
る取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理
をさらに実行するものである、としてもよい。
から見た取引先企業)として不適切、すなわちグリーンカテゴリ以外の事物に資金を使用
しやすい企業を的確に特定可能となる。ひいては、グリーンプロジェクトに関する資金の
流れを、より効率的かつ的確にトレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能
となる。
発行を受けた融資先企業の情報を前記流通履歴から抽出して、前記融資先企業それぞれに
おけるデジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジ
タル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致し
ない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越える関与者ではなく、かつ、前記割
合が基準を超える融資先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報とし
て出力する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
企業を的確に特定可能となる。ひいては、グリーンプロジェクトに関する資金の流れを、
より効率的かつ的確にトレースし、適宜な精度でグリーンウォッシュを防止可能となる。
貨の発行を受けた融資先企業、及び当該融資先企業との間で取引を行った取引先企業の各
情報を、前記流通履歴から抽出し、前記取引先企業それぞれにおける、前記デジタル通貨
での取引を行った取引対象企業である、融資先企業又は他の取引先企業の数を算定する処
理と、前記現金化率が基準を超える関与者であって、かつ、前記算定した取引対象企業の
数が基準を下回る取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報とし
て出力する処理をさらに実行するとしてもよい。
それぞれの業種の情報を前記流通履歴から抽出して、各業種に属する前記取引先企業にお
ける前記取引対象企業の平均数を算定し、当該平均数を前記取引対象企業の数の前記基準
とする、としてもよい。
貨の発行を受けた融資先企業との間で取引を行った取引先企業の情報を、前記流通履歴か
ら抽出して、前記取引先企業それぞれにおける、前記融資先企業からの支払いで得たデジ
タル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を
原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を
算定する処理と、前記現金化率が基準を越える関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を
超える取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する
処理をさらに実行する、としてもよい。
貨の発行を受けた融資先企業の情報を前記流通履歴から抽出して、前記融資先企業それぞ
れにおけるデジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記
デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合
致しない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越える関与者ではなく、かつ、前
記割合が基準を超える融資先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報
として出力する処理をさらに実行する、としてもよい。
10 資金用途調査システム
100 資金用途調査装置
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
110 DC利用実績収集部
111 不正リスク候補検出部
112 結果出力部
125 DC発行履歴DB
126 DC決済履歴DB
127 現金化履歴DB
128 融資目的・DC対応DB
129 資金用途テーブル
200 企業システム
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 通信装置
210 DC決済部
211 DC現金化部
225 保有DC情報
300 金融機関システム
Claims (10)
- グリーンプロジェクトに関して発行されたデジタル通貨の流通履歴を保持する記憶装置と、
前記グリーンプロジェクトの関与者における前記デジタル通貨の決済履歴を、前記流通履歴から抽出し、前記関与者それぞれにおける前記デジタル通貨の現金化率を算定する処理と、前記現金化率が基準を超える前記関与者の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理を実行する演算装置と、
を含み、
前記流通履歴は、発行履歴と、前記決済履歴とを含み、
前記発行履歴は、
前記デジタル通貨の発行を受けた融資先企業の情報および前記デジタル通貨の発行額を含み、
前記決済履歴は、
前記融資先企業および前記融資先企業と取引を行った取引先企業を含む前記関与者の情報と、前記関与者が受取った前記デジタル通貨の第1の額と、前記第1の額のうち前記関与者が現金化した第2の額とを含み、
前記現金化率は、
前記第1の額に対する前記第2の額の割合を示す、
ことを特徴とする資金用途調査装置。 - 前記演算装置は、
前記融資先企業、及び前記取引先企業の各情報を、前記流通履歴から抽出し、前記取引先企業それぞれにおける、前記デジタル通貨での取引を行った取引対象企業である、前記融資先企業又は他の取引先企業の数を算定する処理と、前記現金化率が基準を超える前記関与者であって、かつ、前記算定した取引対象企業の数が基準を下回る前記取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の資金用途調査装置。 - 前記演算装置は、
前記取引先企業それぞれの業種の情報を前記流通履歴から抽出して、各業種に属する前記取引先企業における前記取引対象企業の平均数を算定し、当該平均数を前記取引対象企業の数の前記基準とするものである、ことを特徴とする請求項2に記載の資金用途調査装置。 - 前記演算装置は、
前記取引先企業の情報を、前記流通履歴から抽出して、前記取引先企業それぞれにおける、前記融資先企業からの支払いで得た前記デジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越える前記関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を超える前記取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の資金用途調査装置。 - 前記演算装置は、
前記融資先企業の情報を前記流通履歴から抽出して、前記融資先企業それぞれにおける前記デジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越える前記関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を超える前記融資先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の資金用途調査装置。 - 情報処理装置が、
記憶装置において、グリーンプロジェクトに関して発行されたデジタル通貨の流通履歴を保持し、
前記グリーンプロジェクトの関与者における前記デジタル通貨の決済履歴を、前記流通履歴から抽出し、前記関与者それぞれにおける前記デジタル通貨の現金化率を算定する処理と、前記現金化率が基準を超える前記関与者の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理を実行し、
前記流通履歴は、発行履歴と、前記決済履歴とを含み、
前記発行履歴は、
前記デジタル通貨の発行を受けた融資先企業の情報および前記デジタル通貨の発行額を含み、
前記決済履歴は、
前記融資先企業および前記融資先企業と取引を行った取引先企業を含む前記関与者の情報と、前記関与者が受取った前記デジタル通貨の第1の額と、前記第1の額のうち現金化した第2の額とを含み、
前記現金化率は、
前記第1の額に対する前記第2の額の割合を示す、
ことを特徴とする資金用途調査方法。 - 前記情報処理装置が、
前記融資先企業、及び前記取引先企業の各情報を、前記流通履歴から抽出し、前記取引先企業それぞれにおける、前記デジタル通貨での取引を行った取引対象企業である、前記融資先企業又は他の取引先企業の数を算定する処理と、前記現金化率が基準を超える前記関与者であって、かつ、前記算定した取引対象企業の数が基準を下回る前記取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行する、
ことを特徴とする請求項6に記載の資金用途調査方法。 - 前記情報処理装置が、
前記取引先企業それぞれの業種の情報を前記流通履歴から抽出して、各業種に属する前記取引先企業における前記取引対象企業の平均数を算定し、当該平均数を前記取引対象企業の数の前記基準とする、
ことを特徴とする請求項7に記載の資金用途調査方法。 - 前記情報処理装置が、
前記取引先企業の情報を、前記流通履歴から抽出して、前記取引先企業それぞれにおける、前記融資先企業からの支払いで得た前記デジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越える前記関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を超える前記取引先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行する、
ことを特徴とする請求項6に記載の資金用途調査方法。 - 前記情報処理装置が、
前記融資先企業の情報を前記流通履歴から抽出して、前記融資先企業それぞれにおける前記デジタル通貨の使用状況を前記流通履歴にて参照し、前記使用状況が示す前記デジタル通貨を原資とした各決済の用途のうち、予め定めたグリーンカテゴリの事物に合致しない割合を算定する処理と、前記現金化率が基準を越え前記関与者ではなく、かつ、前記割合が基準を超える前記融資先企業の情報を、前記デジタル通貨の目的外使用リスクの情報として出力する処理をさらに実行する、
ことを特徴とする請求項6に記載の資金用途調査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022094319A JP7795974B2 (ja) | 2022-06-10 | 2022-06-10 | 資金用途調査装置及び資金用途調査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022094319A JP7795974B2 (ja) | 2022-06-10 | 2022-06-10 | 資金用途調査装置及び資金用途調査方法 |
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Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Green Funding Coin ブロックチェーンの活用によってESG投資を広める注目のICO,月刊アイシーオー マガジン,株式会社平河出版,2018年07月05日,第1巻,第78-79頁 |
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