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JP7796059B2 - コーヒー豆を焙煎して放出する装置及び方法 - Google Patents
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JP7796059B2 - コーヒー豆を焙煎して放出する装置及び方法 - Google Patents

コーヒー豆を焙煎して放出する装置及び方法

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Description

本発明は、コーヒー豆を焙煎するための装置、そのような装置を備えるシステム、及びコーヒー豆を放出するための方法に関する。
コーヒー豆を焙煎することで、未焙煎コーヒー豆は焙煎コーヒー豆に変化する。未焙煎コーヒー豆は、典型的には、コーヒー生豆及び/又は乾燥したコーヒー豆であり、焙煎コーヒー豆は、特に、(粉砕された)焙煎コーヒー豆から調製されるコーヒー飲料の風味に寄与する。コーヒー豆の焙煎は、大規模であり得るが、小規模でもあり得る。コーヒー豆の小規模焙煎では、顧客向け事業者(店、コーヒーショップなど)、又は顧客、例えばコーヒー飲料の消費者が、コーヒー豆を焙煎する。消費者によるコーヒー豆の焙煎は、非常に興味深い。なぜなら、消費者は、例えば趣味として、様々な風味プロファイルを試すために、かつコーヒー豆の焙煎が特に新鮮であることを確実にするために、家庭でコーヒー豆を焙煎することができるからである。
コーヒー豆の焙煎が終了すると、焙煎コーヒー豆は、粉砕及び/又はコーヒー飲料の調製(例えば、コーヒー抽出)などの更なる処理のために供給される必要がある。焙煎コーヒー豆の取り出しは、典型的には手動で行われる。しかしながら、これは、焙煎コーヒー豆を手動で操作するユーザがマシンの高温の部分及び/又は(高温の)焙煎コーヒー豆に触れることによって怪我をする可能性があるため、好ましくない。更に、ユーザがコーヒー豆をコーヒー焙煎機(マシン)から取り出し、焙煎コーヒー豆を、更に処理するために、更なる装置、例えばコーヒー粉砕機及び/又はコーヒー飲料マシンに手動で投入する必要があるので、焙煎コーヒー豆を手動で取り扱うことはそれほど効率的ではない。
焙煎コーヒー豆を装置から取り出すことは、自動的に行われてもよい。しかしながら、焙煎コーヒー豆がそれぞれ比較的大きい重量を有するため(例えば、粉末の形態の粉砕コーヒーと比較した場合)、コーヒー豆を推進し、それによりチャンバからコーヒー豆を取り出すために、特定量のエネルギーが必要とされる。更に、焙煎コーヒー豆の取り出しの自動化は、特に、コーヒー豆を焙煎及び/又は冷却するための空気流が装置内部のコーヒー豆を撹拌するという理由で、非常に困難である。
したがって、本発明の目的は、上述した欠点を克服する装置及び方法を提供することである。すなわち、特に、本発明の目的は、消費者に対して、特に焙煎コーヒー豆が更に処理される必要があるときに、コーヒー豆のより効率的で便利な焙煎を提供する装置及び方法を提供することである。
以下の説明を読むことで明らかとなるこれらの目的及び他の目的は、独立請求項の主題によって解決される。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態に言及する。
本発明の第一の態様によれば、コーヒー豆を焙煎するための装置が提供される。装置は、コーヒー豆が焙煎のために受容され得るチャンバと、チャンバによって受容されたコーヒー豆を撹拌するために空気流を生成するデバイスと、を備える。チャンバは、底部と、頂部と、底部から頂部まで延びる側壁とによって画定されており、側壁は、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能である放出(又は吐出)ポートを備え、それにより、放出ポートが開位置にあるとき、デバイスによって生成された空気流が、コーヒー豆を放出ポートを通して推進してチャンバから放出(すなわち吐出)することができる。
したがって、装置は、具体的には、焙煎コーヒー豆をチャンバから(ひいては装置から)放出(又は吐出)するために、放出ポートのみを動作させることを容易にする。したがって、放出ポートは「落とし戸」として機能する。したがって、換言すれば、焙煎コーヒー豆をチャンバから放出するために、デバイスによって生成される空気流を変化させる必要がない場合がある。具体的には、デバイスは、したがって、焙煎コーヒー豆をチャンバから放出するために、空気流(例えば、焙煎及び/又は冷却のための空気流)の速度及び/又は圧力を上昇させるように操作する必要がない。更に、放出ポートが頂部に配置されず、(少なくとも部分的に)側壁に配置されるので、焙煎コーヒー豆をチャンバから放出するために、垂直方向に放出ポートへ搬送するのに使用される位置エネルギーが少なくなる。放出ポートが配置される側壁は、更に、放出ポートが開位置にあるとき、空気流によって推進されるコーヒー豆が、側壁に沿って放出ポートに移動し、次いでチャンバから放出され得ることをもたらす。
要するに、結果として、装置は特に、焙煎コーヒー豆を放出するためのより少ない(電)力又はエネルギーで動作することができる。よって、チャンバ内に空気流を生成するデバイス(例えば、ファン)を小型化することができ、これにより、デバイス又はデバイスのモータを大型化する必要が特にない。したがって、装置全体の大きさも最適化することができ、それによって装置(又はマシン)をコンパクトにすることができる。更に、装置は、特に、焙煎コーヒー豆に直接触れる必要なく、及び/又は任意選択的に設けられた温度センサと衝突又は干渉することなく、ユーザが焙煎コーヒー豆を更なる処理のために容易に放出するための便利な解決策を提供する。したがって、ユーザの手が装置の高温の部分に接触するリスクも低減される。
放出ポートは、頂部よりも底部の近くに配置されてもよい。したがって、コーヒー豆がチャンバから放出されるために垂直方向に移動するのに多くの位置エネルギーを必要としないので、チャンバからコーヒー豆を放出するために必要とするエネルギーは特に少ない。
追加的に又は代替的に、放出ポートは、底部から距離を置いて離れて配置されおり、当該距離は、チャンバの高さの0%~5%、5%~10%、10%~20%、20%~30%、30%~40%、40%~50%、50%~60%、60%~70%又は70%~80%の範囲内の距離であり、チャンバの高さは、チャンバの底部から頂部までである。したがって、コーヒー豆がチャンバから放出されるために垂直方向に移動するのに多くの位置エネルギーを必要としないので、チャンバからコーヒー豆を放出するために必要とするエネルギーは特に少ない。
放出ポートは、閉位置と開位置との間で手動で移動可能であってもよい。よって、ユーザは、放出ポートを、閉位置と開位置との間で、例えばユーザの手の筋力のみで移動させることができる。更に、閉位置と開位置との間の放出ポートの移動は、その結果、電気構成要素(例えば、駆動ユニット)及び/又は電力の利用可能性に依存する必要がない。したがって、放出ポートはまた、装置のメンテナンスの簡略化を容易にする。
追加的又は代替的に、装置は、放出ポートを閉位置と開位置との間で移動させるように構成された駆動ユニット(例えば、(電気)モータ)を備えてもよい。よって、ユーザは、放出ポートを閉位置と開位置との間で移動させるために自身の筋力を使用する必要がない。したがって、放出ポートを、閉位置と開位置との間で非常に容易に移動させることができる。それに加えて、駆動ユニットは、放出ポートの閉位置と開位置との間の移動の自動化を可能にすることを容易にする。
放出ポートは、閉位置と開位置との間で放出ポートを移動させるために、摺動移動可能であり得る。これにより、放出ポートを摺動させることによって、放出ポートが側壁から突出しないように放出ポートを構成することができるので、装置が特にコンパクトになる。
追加的に又は代替的に、放出ポートは、閉位置と開位置との間で放出ポートを移動させるために枢動自在に移動可能であってもよい。よって、放出ポートは、回転運動軸を中心に移動可能であり得、その運動軸は、垂直方向又は水平方向に延びていてもよい。したがって、放出ポートを、閉位置と開位置との間で容易に移動させることができる。
側壁は、放出ポートを閉位置と開位置との間で移動させるために、移動可能、例えば枢動自在に移動可能であってもよい。例えば、放出ポートの一部、例えばカバー要素は静止しており、側壁は開口部を含み、それにより、側壁を移動させることによって、開口部がカバー要素に対して移動する。次いで、カバー要素は、閉位置において、この開口部を完全に覆ってもよく、開位置において、側壁は、開口部が少なくとも部分的に覆われないよう移動され、それにより、コーヒー豆が開口部を通って推進されてチャンバから放出され得る。側壁は、典型的には放出ポートよりも、特に対応する部分を移動させるための接触面に対して大きいので、例えば手動での又は駆動ユニット(上記参照)による、閉位置と開位置との間での放出ポートの移動が、単純化される。もちろん、他の例では、放出ポートの一部、例えばカバー要素は移動し、側壁は静止している。更にまた、放出ポートの一部(例えば、カバー要素)及び側壁(例えば、開口部)の両方が、開位置と閉位置との間で放出ポートを移動させるために互いに対して移動するように移動してもよい。
デバイスは、加熱された空気流を生成して、チャンバによって受容されたコーヒー豆を焙煎するように適合されてもよい。換言すれば、デバイスによって生成された空気流は、コーヒー豆を焙煎するために、すなわち、(焙煎)コーヒー豆を焙煎するための化学反応をもたらすために、コーヒー豆に伝達される熱を搬送することができる。装置は、空気を加熱するためのヒータを備えてもよく、それにより、そのように加熱された空気は、デバイスによってチャンバ内に吹き込まれて加熱された空気流を生成する。よって、装置は、コーヒー豆を焙煎するための加熱された空気流を選択的に供給するために、非常に容易に制御可能である。特に、ヒータは、デバイスによって生成される空気流に対して下流に配置されてもよい。
追加的に又は大体的に、デバイスは、チャンバによって受容されたコーヒー豆を冷却するための空気流を生成するように適合されてもよい。例えば、デバイスは、コーヒー豆を冷却するための空気流を生成するために、加熱されていない(周囲の新鮮な)空気をチャンバ内に搬送する。次いで、空気流が(既に焙煎された)コーヒー豆と接触することにより、コーヒー豆から空気流に熱が伝達され、それにより、コーヒー豆が冷却される。例えば、コーヒー豆を冷却するための空気流を生成するために、ヒータを単に停止又はオフにしてもよい。
装置は、焙煎モードと放出モードとの間で装置を切り替えるための制御ユニットを備えてもよく、焙煎モードでは、放出ポートが閉位置にあり、放出モードでは、放出ポートが開位置にある。よって、制御ユニットは、例えばコーヒー豆を焙煎するための一定の時間が経過した後に、装置が例えば焙煎モードと放出モードとの間で自動的に切り替わり得ることを容易にする。したがって、コーヒー豆の焙煎及びコーヒー豆の放出が簡略化される。
焙煎モードでは、装置は、例えば、デバイスがチャンバ内に加熱された空気流を生成することによって、チャンバによって受容されたコーヒー豆を焙煎するように構成されてもよい。
放出モードでは、装置が、デバイスによって生成された空気流を使用して、コーヒー豆を放出ポートを通して推進してチャンバから放出するように構成されてもよい。例えば、焙煎モードで使用される空気流と同じ空気流を、コーヒー豆を放出ポートを通して推進してチャンバから放出するための放出モードで使用することができる。
放出ポートを備える側壁の少なくとも断面は、少なくとも部分的に円形又は楕円形を有してもよい。この断面の形状は、チャンバからコーヒー豆を放出するために、コーヒー豆を側壁に沿って、続いて放出ポートへと推進するのに非常に有利である。次いで放出ポートを通って放出されるコーヒー豆は、次に、断面の形状に対して接線方向に移動することができる。例えば、円形又は楕円形の断面の部分は、放出ポート、特に放出ポートの開口部と連続的に結合する。好ましくは、前述の断面は閉じた円形又は楕円形を有する。
底部は、空気入口を備えてもよく、デバイスは、当該入口を通して空気を吹き込んでチャンバの内部に空気流を生成するように構成されている。したがって、デバイスを装置内に非常に効果的に配置することができる。
チャンバの頂部は、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能な出口を備えてもよく、開位置では、出口は、空気及び/又はコーヒーチャフがチャンバから放出されることを可能にする。換言すれば、出口は、チャンバの換気部として機能することができる。この出口を閉位置に移動させることによって、デバイスによって生成される空気の(全体の)流れを強めることなく、コーヒー豆を放出ポートを通して推進するための空気流の一部を非常に容易に強めることができる。すなわち、チャンバから空気及び/又はチャフを放出するための空気流の一部は、放出ポートを通してコーヒー豆を放出するために、非常に容易に向きを変えることができる。
装置はチャフコレクタを更に備えてもよく、チャフコレクタは、例えば出口を介してコーヒー豆のチャフを収集するように構成されており、装置は、空気流を使用してチャフをチャフコレクタに推進するように適合されていることが好ましい。焙煎コーヒー豆がいかなるチャフをも伴わずにチャンバから放出されることが望ましいので、チャフコレクタは、焙煎コーヒー豆からチャフを分離して、チャフを収集する容易な手段を提供する。次いで、チャフコレクタを装置から取り出す又は取り外してもよく、チャフは次に、チャフコレクタから取り出されて、そして、例えば、ごみ箱に捨てられる、又はチャフの他の処理に使用されてもよい。
装置は、家電装置であり得る。よって、装置は、家庭のキッチンで使用されるための設計を有してもよく、例えば、コーヒー粉砕機及び/又は飲料調製マシンの隣に配置されてもよい。換言すれば、装置は、コーヒー焙煎のための家庭用ソリューションであってもよい。
本発明の第2の態様によれば、上記の装置と、更なる装置とを備えるシステムが提供される。更なる装置は、放出ポートを通して装置から放出されるコーヒー豆を処理するために、装置に機能的に接続される。
したがって、システムは、システムのユーザが、更なる装置で使用されるコーヒー豆を、装置から、手動で、特に自身の手で取り扱う必要がないことを容易にする。したがって、システムのユーザは、非常に容易にコーヒー豆を焙煎し、そのように焙煎されたコーヒー豆を更に処理することができる。例えば、システムは、家電装置であっても、及び/又は(単一の)ユニットとして提供されてもよい。
更なる装置は、(焙煎)コーヒー豆を粉砕するための粉砕機を含んでもよい(又は粉砕機であってもよい)。したがって、粉砕機は、焙煎コーヒー豆を粉砕コーヒー(例えば、粉末の形態)に変化させ、これは、次いで、コーヒー抽出によってコーヒー飲料を調製するために使用され得る。追加的に又は代替的に、更なる装置は、例えばコーヒー抽出によって、コーヒー豆から飲料を調製するための飲料調製マシンを含んでもよい(又は飲料調製マシンであってもよい)。例えば、粉砕機が存在する場合、飲料調製マシンは、粉砕コーヒーからコーヒー飲料を調製するために、粉砕機に機能的に接続され得る。粉砕機及び飲料調製マシンは、ユニットとして提供されても、及び/又は一体的に形成されてもよい。
本発明の第3の態様によれば、チャンバからコーヒー豆を放出する方法が提供される。チャンバ内には、コーヒー豆が焙煎のために受容され、チャンバは、底部と、頂部と、底部から頂部まで延びる側壁とによって画定されている。方法は、チャンバによって受容されたコーヒー豆を撹拌し、好ましくは焙煎又は冷却するために空気流を生成する工程と、チャンバの側壁の中又は上に配置された放出ポートを開位置に移動させて、空気流がコーヒー豆を放出ポートを通してチャンバから放出する工程と、を含む。
装置の説明及び利点は、同様に方法に適用される。具体的には、本方法は、チャンバから(焙煎)コーヒー豆を放出するために、放出ポートを動作させるだけでよいという結果をもたらす。すなわち、コーヒー豆をチャンバの外へ推進するために空気流の速度又は圧力を変化させる必要は特にない。
以下では、本発明が、以下の付属の図を参照して例示的に説明される。
本発明の好ましい実施形態による装置の概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の異なる概略斜視図であり、装置の一部がチャンバ及び放出ポートを概略的に示すために省略されており、放出ポートが異なる位置にある、概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の頂部を拡大図で概略的に示す、異なる概略斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態による装置の頂部を拡大図で概略的に示す、異なる概略斜視図である。 チャフコレクタを更に備える、図1に示す好ましい実施形態による装置を示す概略斜視図である。 本発明の更なる好ましい実施形態による装置の概略斜視図である。 本発明の好ましい実施形態によるシステムの概略斜視図である。 特に装置と更なる装置との間の機能的接続を概略的に示すための、図14に示す好ましい実施形態によるシステムの(水平断面に沿った)概略斜視断面図である。 図14に示す好ましい実施形態によるシステムの(垂直断面に沿った)概略斜視断面図である。 好ましい実施形態による装置のための例示的な機構の概略斜視図である。
図1~図13では、装置1の好ましい実施形態を例示的に示している。装置1は、コーヒー豆を焙煎するように適合されている。より具体的には、装置1は、例えば、コーヒー生豆及び/又は乾燥コーヒー豆の形態の未焙煎コーヒー豆を、焙煎コーヒー豆に変化させるように適合されている。より具体的には、コーヒー豆の焙煎は、焙煎コーヒー豆の特徴的な風味、ひいては、そのように焙煎されたコーヒー豆から調製されたコーヒー飲料の特徴的な風味を生成するために、未焙煎コーヒー豆の化学的及び物理的特性を変化させる。すなわち、コーヒー豆の焙煎により、例えばメイラード反応及び他の化学反応により、焙煎コーヒー豆の特定の味がもたらされる。したがって、コーヒー豆を焙煎するプロセスは、コーヒーの粉砕及び/又はコーヒーの淹出などの、コーヒー飲料を調製するために必要な他のプロセスに先行する。
例示的に図示する装置1は、小規模のコーヒー焙煎に適合され、よって、具体的には大規模の(工業用の)焙煎装置又は焙煎マシンではない。よって、装置1は、企業対顧客間(例えば、コーヒーショップ)、及び/又は典型的にはコーヒー飲料の消費者である顧客側での使用に特に好適である。したがって、装置1は、好ましくは家電装置である。このように、装置1は、家庭又はキッチンにおいて、特に卓上で、例えば、コーヒー粉砕機及び/若しくは飲料調製マシンの隣で、又はそれらに(機能的に)一体化されて使用され得る。したがって、装置1は、好ましくは1人で、特に専用の輸送機構を必要とせずに運ぶことができるサイズ及び重量を有する。
装置1は、コーヒー豆を焙煎のために内部に受容することができるチャンバ10を備える。例えば、チャンバ10は、底部11と、頂部12と、底部11から頂部12に延びる側壁13とによって画定されている。したがって、コーヒー豆がチャンバ10によって受容されている場合、コーヒー豆は、好ましくは、底部11上に支持されており、少なくとも部分的に側壁13と接触している。チャンバ10は、コーヒー豆を焙煎するために、特に熱及び/又は加熱された空気がコーヒー(未焙煎の)豆と接触することができる設計を有する。例えば、底部11及び/又は側壁13は、比較的高い熱伝導率を有する材料、例えば金属を含む材料又は金属からなる材料で作製されている。底部11及び/又は側壁13は、複数の穴を備えてもよく、これは、(加熱及び/又は冷却のための)熱及び/又は空気流がチャンバ10内へと流入し、それに応じてコーヒー豆を処理することを容易にする。
頂部12は、好ましくは、側壁13の遠位端によって画定されても、及び/又は底部11の反対側に配置されてもよい。例えば、頂部12は、平面内に延びていてもよい。頂部12は、チャンバ10にアクセスするための開口部を備えても、又は開口部であってもよい。このようにして、頂部12を介して、コーヒー豆をチャンバ10から取り出すこと、及び/又はチャンバ10内に投入することができる、すなわち、頂部12を介してチャンバ10にコーヒー豆を充填することができる。チャンバ10は、追加的に又は代替的に、例えば側壁13及び/又は底部11に配置された開口部を介して、コーヒー豆で充填されてもよい。例えば、装置1は、未焙煎コーヒー豆、すなわち生豆及び/又は乾燥したコーヒー豆を収容するホッパと機能的に接続されるように適合され得る。次いで、未焙煎コーヒー豆は、焙煎のためにチャンバ10内に受容されるように、ホッパ、例えば開口部からチャンバ10内に移動してもよい。例えば、ホッパは、未焙煎コーヒー豆が重力のみによってホッパからチャンバ10内に移動するように配置されてもよい。
チャンバ10は、例えば、形状及び/又は摩擦嵌めにより、装置1に着脱可能に取り付けられ得る。例えば、装置1は、容器を備え、容器は、チャンバ10が装置1に着脱可能に取り付けられるようにチャンバ10を備える。例えば、容器は、例えばチャンバ10を装置1から取り外すため、及び/又はチャンバ10を装置1に取り付けるために、容器、ひいてはチャンバ10を手動で取り扱うためのハンドルを備え得る。
特に図1から明らかなように、装置1は、少なくともチャンバ10を収容するためのハウジング20を備えてもよい。例えば、ハウジング20は、基部21及び頂部22を有し、チャンバ10は、(チャンバ10の)頂部12がハウジング20の頂部22に配置される、又はハウジングの頂部22であるように構成されている。したがって、頂部12は、好ましくは、ハウジング20の遠位端によって画定されている頂部22と同一平面をなす。ハウジング20はまた、底部21から頂部22まで延び、かつ好ましくは、チャンバ10を周方向に取り囲む、側壁23を備えてもよい。ハウジング20は、特定の形状に限定されない。ハウジング20は、非対称形状又は対称形状を有してもよい。例えば、ハウジング20は、実質的に円筒形又は(切頭)円錐の形状を有する。
図1から明らかなように、ハウジング20は分割されてもよい、すなわち、いくつかの部分で提供されてもよい。例えば、ハウジング20は、下側部分24及び上側部分25を備える。上側部分25は、例えばフォーム及び/又は摩擦嵌めによって、下側部分24に着脱可能に取り付けられていることが好ましい。上側部分25は、チャンバ10の少なくとも一部を収容する、及び/又は頂部22を備えることが好ましい。例えば、上側部分25とチャンバ10とは同心円状に配置されている。下側部分24は、チャンバ10の少なくとも一部を収容してもよい、及び/又はハウジング20の底部21を備えてもよい。下側部分24は、チャンバ内でコーヒー豆を焙煎するための構成要素、例えば(空気生成)デバイス及び/又はヒータ(以下参照)を収容し得る。すなわち、下側部分24が焙煎機であってもよい。下側部分24及び上側部分25は、同一の断面を有してもよい。このようにして、下側部分24及び上側部分25は、部分24、25が一緒に組み立てられたときに、例えば、円筒などの幾何学的(対称)形態を形成してもよい。ハウジング20、具体的には側壁23は、例えば側壁23にわたって均等に分布された複数の通気孔を備えてもよい。通気孔は、ハウジング20によって収容されている構成要素を冷却するのに役立つ。したがって、通気孔は、チャンバ10から熱を移動させることを特に助け、それにより、チャンバ10が冷却される。好ましくは、下側部分24は、装置1の底部又は支持体を形成している。よって、下側部分24は、装置1を表面上(卓上など)に置くことができ、かつ/又は飲料調製マシンに対して若しくは飲料調製マシン上に配置することができるように設計されてもよい。好ましくは、底部21は、テーブルトップなどの表面上に配置されるように適合され、並びに/あるいは、粉砕機及び/若しくは飲料調製マシンなどの更なる装置に又は装置上に取り付けられる(例えば、形状及び/又は摩擦嵌めなどによって取り付けられる)ように構成されてもよい。
装置1は、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆を撹拌するために、チャンバ10内部で空気流を発生させるためのデバイス(図示せず)を更に備える。具体的には、デバイスは、ファンであってもよく、及び/又はデバイスは、流動床技術を使用してチャンバ10の内部に空気流を生成するように適合されてもよい。例えば、コーヒー豆は、コーヒー豆がチャンバの側壁13に向けて、次いで側壁13に沿って移動し、任意選択的にチャンバの頂部12に向けて移動するように、空気流によって撹拌される。チャンバ10内のコーヒー豆を撹拌することは、特にコーヒー豆の焙煎及び/又は冷却を改善するために有利であり得る。デバイスは、加熱された空気流を生成して、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆を焙煎するように適合されてもよい。例えば、装置1又は(空気流生成)デバイスは、(新鮮な)空気を加熱するヒータを更に備えてもよく、デバイスは、この加熱された空気をチャンバ10内へと搬送する、又は吹き込む。したがって、(高温の)空気流がコーヒー豆と接触して、それによって、化学的及び/又は物理的反応を起こして、コーヒー豆を焙煎する。追加的に又は代替的に、デバイスは、チャンバ10によって受容された(既に焙煎された)コーヒー豆を冷却するために空気流を生成するように適合されてもよい。例えば、コーヒー豆を冷却するためには、デバイスによって生成された空気流は(例えば、単にヒータが停止又はオフにされるよう制御することによって)加熱されず、それにより、例えば、(新鮮な)空気、例えば周囲空気のみがチャンバ10内に吹き込まれる。
デバイスは、デバイスがチャンバ10内に空気流を発生させることができる限り、特定の位置に配置されることに限定されない。例えば、底部11は、例えば(単一の)穴又は複数の穴の形態である空気入口を備えてもよい。次いで、デバイスは、デバイスによって生成された空気流がデバイスから空気入口を通ってチャンバ10内に流れ、それによってチャンバ10の内部に空気流を生成するように構成されてもよい。よって、底部11は、一方の側でチャンバ10とデバイスとの間、及び任意選択的に他方の側でヒータとの間に配置されてもよい。空気入口は、側壁13の遠位端と同じ高さに配置されないことが好ましく、すなわち、空気入口は、底部11の凹部に設けられるなど、チャンバ10から離れる方向にオフセットされた、底部11の一部に設けられ得る。放出ポート30が底部11に設けられている場合、すなわち、放出ポート30と底部11との間に実質的に距離がない場合、放出ポート30は、空気入口から離れて設けられてもよい。換言すれば、放出ポート30は、(高温の)空気入口の上方に配置されてもよい。好ましくは、ハウジング20、例えば下側(ハウジング)部分24は、デバイス及び/又はヒータを収容する。他の例では、上側(ハウジング)部分25もまた、デバイス及び/又はヒータを収容してもよい。
本発明によれば、側壁13は、放出ポート30を備える。図2~図9に見られるように、放出ポート30は、閉位置(例えば、図2及び図3を参照)と開位置(例えば、図4~図6及び図8を参照)との間で選択的に移動可能である。例えば、放出ポート30は、開口部31及びカバー要素32を備え、それにより、カバー要素32は、開口部31を選択的に(完全に)覆っている、又は(少なくとも部分的に)覆っていない。したがって、カバー要素32が開口部31を(完全に)覆っているとき、放出ポート30は、好ましくは閉位置にあり、一方でカバー要素32が(少なくとも部分的に)開口部31を覆っていないとき、放出ポート30は、好ましくは開位置にある。開口部31は、側壁13上に、又は側壁13内に、すなわち、側壁13を通って延びる開口部として配置又は形成されてもよい。カバー要素32は、側壁13上に配置されてもよい、又は側壁13に対して別個に配置されてもよい。図2~図9で明らかなように、カバー要素32は、チャンバ10内に、例えばチャンバ10の内側に方向付けられた側壁13の表面上に配置されてもよい。他の例では、カバー要素32はまた、チャンバ10の外に、例えばチャンバ10から離れる方に面する側壁13の表面上に配置されてもよい。
閉位置では、空気流によって撹拌されたコーヒー豆は、放出ポート30を介してチャンバ10からこぼれ出ることができない。例えば、カバー要素32が開口部31を覆っているので、動いている又は撹拌しているコーヒー豆は、放出ポート30を通って推進されることができない。このようにして、コーヒー豆は、カバー要素32と接触し得るが、開口部31を介してチャンバ10からこぼれ出ることはできない。したがって、閉位置では、デバイスによって生成された空気流が、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆を焙煎及び/又は冷却することができる。
放出ポート30の開位置では、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆は、デバイスによって生成された空気流によって放出ポート30を通って推進され、結果として、チャンバ10から、具体的には装置1から離れる方向に放出され得る。放出ポート30が開位置にあるとき、放出ポート30は、1粒以上のコーヒー豆が放出ポート30を通って同時に放出され得るように適合されている。例えば図4に見られるように、カバー要素32は、チャンバ10からコーヒー豆を放出するための開口部31を少なくとも部分的に覆う。したがって、開口部31及びカバー要素32は、開口部を画定してもよく、当該開口部は、開口部31よりも小さくてもよく、1粒以上のコーヒー豆が同時に当該開口部を通して放出され得る。この開口部は、したがって、少なくとも1粒のコーヒー豆の大きさを有する。好ましくは、開位置では、カバー要素32は、開口部31を全く覆わず、それにより、開口部31の全範囲がチャンバ10からコーヒー豆を放出するために使用され得る。例えば図5から明らかなように、カバー要素32は、開位置において、開口部31が半分だけ開いているように開口部31を部分的にのみ覆ってもよい。
したがって、放出ポート30を介してチャンバ10から放出されるコーヒー豆は、チャンバ10から離れる方向に、特に、側壁13から離れる方向に移動する。こうして放出されたコーヒー豆は、ここで、例えば専用のジャグにおける更なる処理のために、及び/又は粉砕のために、及び/又はコーヒー飲料調製、例えばコーヒー抽出のために使用され得る。例えば、チャンバ10から放出されるコーヒー豆は、更なる処理のためにコーヒー豆を案内するように構成されている導管又はパイプ33に方向付けられる。導管33は、コーヒー豆をチャンバ10とは異なる位置に、例えば装置1の外に、好ましくはコーヒー豆を粉砕するための粉砕機及び/又はコーヒー豆若しくはコーヒー豆から作られた粉砕コーヒーから飲料を調製するための飲料調製マシンなどの更なる装置において処理されるために、案内してもよい。導管33は、放出ポート30から離れて配置されてもよく、又は放出ポート30に直接結合されてもよく、例えば開口部31に直接結合されてもよい。導管33は、ハウジング20を通って、例えば上側ハウジング部分25を通って延びていてもよい。例えば、導管33は、チャンバ10が設けられているハウジング20の内部から、ハウジング20の外部にまで延びていてもよい。導管33は、ノズル、スライド、流路、パイプ、チューブ、若しくはホースの設計又は形態など、放出されたコーヒー豆を案内するのに適した任意の設計又は形態を有し得る。
コーヒー豆は、側壁13と交差する又は交差しない方向で、チャンバ10から放出され得る。好ましくは、コーヒー豆は、側壁13及び/又は放出ポート30の、例えば開口部31の範囲に対して実質的に接線方向である方向で、放出ポート30を介してチャンバ10から放出される。放出ポート30を通って、ひいてはチャンバ10の外へコーヒー豆を放出する方向は、(空気生成)デバイスによって生成される空気流の方向によって及び/又は側壁13によってもたらされ得る。好ましくは、側壁13は、放出ポート30を通したコーヒー豆の有利な放出を容易にするように適宜設計される。例えば、放出ポート30を備える側壁13の少なくとも断面(すなわち、チャンバ10の内部に方向付けられた側壁13の表面、「内面」とも呼ばれる)は、少なくとも部分的に円形又は楕円形の形状を有する。好ましくは、断面全体が閉じた円又は楕円の形態である。断面形状の少なくとも一部が円形又は楕円形であることにより、側壁13に接触しているコーヒー豆が、側壁13に沿ってスムーズに移動して、次いで放出ポート30から放出され得る。このようにして、コーヒー豆は、具体的に、円形又は楕円形に対して接線方向である方向で、放出ポート30を通って放出され得る。好ましくは、側壁13、少なくとも側壁13の内面は、チャンバ10の(対称)軸に沿って同一の断面を有する。
放出ポート30は、例えば図8に見られるように、チャンバ10の頂部12よりも底部11に近くなるように配置されてもよい。最も好ましい例では、放出ポート30は、底部11に隣接して、あるいは底部11に配置される。放出ポート30が開口部31を含む場合、開口部31の下側縁部がひいては底部11によって画定され得る。放出ポート30を底部11の近くに配置することが好ましく、それにより、デバイスは、チャンバ10からコーヒー豆を放出するために長い垂直方向に沿ってそれぞれのコーヒー豆を推進することができる空気流を生成するために、多くのエネルギーを供給する必要がない。換言すれば、コーヒー豆をチャンバ10から放出するために多くの位置エネルギーを使用する必要がない。一般に、放出ポート30は、底部11から一定距離を置いて離れて配置されてもよい。距離は、底部11から放出ポート30の下側縁部まで測定され得、コーヒー豆がチャンバ10から放出されるように当該下側縁部を越えて移動する。例えば、下側縁部は、開口部31の下側縁部であってもよい。距離は、チャンバ10の高さの0%~5%、5%~10%、10%~20%、20%~30%、30%~40%、40%~50%、50%~60%、60%~70%、70%~80%の範囲内であってもよく、チャンバ10の高さは、チャンバ10の底部11から頂部12までである(測定される)。
開口部31は、スリットの形態などの細長い形態を有してもよい。しかしながら、一般に、開口部31は、1粒以上のコーヒー豆が開口部31を通って同時に放出され得る限り、特定の形態に限定されない。例えば、開口部31は、円形、楕円形、多角形、正方形、及び/又は長方形の形状を有してもよい。開口部31は、特に、側壁13の周囲に沿って延びていてもよい。よって、開口部31は、周囲方向に沿って延びていてもよい。カバー要素32は、少なくとも開口部31の大きさを有し、それにより、具体的にはカバー要素32が開口部31を適切に覆うことができる。例えば、カバー要素32の形態は、開口部31の形態に対応し、それにより、カバー要素32は、例えば丸い形状を有することができる。カバー要素32はまた、細長い形態を有してもよい。カバー要素32は、例えば長方形の形状を有する(細長い)材料片から作製され得る。材料片は、シート、例えば金属シートであってもよい。材料片は、開口部31に対応するように形成又は屈曲され得る。例えば、カバー要素32は、フラップ、アパーチャ、又はドアであってもよく、かつ/又は薄い構造を有してもよい。
放出ポート30は、閉位置と開位置との間で放出ポート30を移動させるために摺動移動可能であってもよい。放出ポート30は、例えば、1つの自由度のみを有する摺動要素によって画定される摺動運動、すなわち摺動運動により放出ポート30を動作させる、又は移動させることによって、放出ポートを閉位置と開位置との間で移動させるように構成されてもよい。例えば、カバー要素32は、カバー要素32が側壁13に対して摺動し、それによって開口部31を選択的にカバーする又はカバーしないことが可能なように、側壁13上に構成されている。追加的に又は代替的に、放出ポート30は、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるために枢動自在に移動可能であってもよい。例えば、開口部31及び/又はカバー要素32は、特定の運動軸を中心として枢動自在(すなわち回転可能)に移動可能であるように構成されてもよい。好ましくは、運動軸は、垂直方向又は水平方向に延びている。運動軸は、例えば、チャンバ10の対称軸であってもよい。
開口部31、すなわち開口部31を備える側壁13と、カバー要素32とは、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるように、互いに対して相対的に移動可能であってもよい。例えば、開口部31(すなわち、側壁13)及びカバー要素32のうちの一方は(装置1に対して)静止したままであり、開口部31及びカバー要素32のうちの対応する他方は移動する。別の例では、開口部31及びカバー要素32の両方が、互いに対して相対的に移動するように移動する。それによって、具体的には側壁13が、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるように、移動可能、例えば枢動自在に移動可能であり得る。このようにして、側壁13は、移動可能に支持されてもよく、例えば回転可能に支持されてもよい。側壁13は、ハウジング20上、例えば下側ハウジング部分24上に移動可能に支持されてもよい。
放出ポート30は、閉位置と開位置との間で手動で移動可能であってもよい。すなわち、放出ポート30は、好ましくは、装置1のユーザの(手の)筋力のみで放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させることができるように適合されている。例えば、放出ポート30は、閉位置と開位置との間で放出ポート30を手動で移動させるための操作要素を備える。操作要素は、例えば、突起34であってもよい。突起34は、カバー要素32上に配置されてもよく、例えばカバー要素32と一体的に形成されてもよい。例えば、カバー要素32は、例えば突起34の形態の操作要素が、開口部31又は(側壁13を通って延びる)更なる開口部35を通ってチャンバ10に対して外側に延びるように構成されている。したがって、操作要素又は突起34は、開口部31とカバー要素32との間の相対移動を制限するためのストッパとしても使用することができる。
追加的又は代替的に、装置1は、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるための駆動ユニット36(例えば、モータ駆動装置)を備えてもよい。駆動ユニット36は、(電気)モータ37及び/又は伝動装置38を備えてもよく、伝動装置38は、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるために、モータ37の動力を放出ポート30に伝達するように適合されている。例えば、駆動ユニット36は、開口部31を覆う又は覆わないようにカバー要素32を移動させることで、放出ポート30をそれぞれ閉位置と開位置との間で適宜移動させる。例示的に示す装置1の好ましい実施形態では、例えば図8に見られるように、駆動ユニット36は、側壁13に(例えば側壁13の外面に)動力を伝達し、それによって側壁13を移動させて、放出ポート30を開位置と閉位置との間で移動させるように適合されている。例えば、駆動ユニット36は、例えば伝動装置38により側壁13と噛み合い、それにより、駆動ユニット36の(回転)移動が側壁13を駆動して(回転)移動させることによって放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させる。駆動ユニット36の伝動装置38は1つ以上の歯車を備えてもよく、その歯車は、一方の側で側壁13上に構成された歯と噛み合い、別の側で駆動ユニット36のモータ37と噛み合う。
駆動ユニット36は、特定の位置に配置されることに限定されない。好ましくは、駆動ユニット36は、ハウジング20内に、例えば下側部分24及び/又は上側部分25内に配置される。駆動ユニット36は、好ましくは、チャンバ10内に配置されていない。例えば、駆動ユニット36は、側壁13とハウジング20の側壁、例えば側壁23との間に配置されている。
装置1はまた、具体的には、例えば予め定められた焙煎及び/又は温度プロファイルを含む制御プログラムに従って、コーヒー豆の焙煎及び放出を適宜制御するための制御ユニット(図示せず)をも備え得る。制御ユニットは、具体的には、装置1を焙煎モードと放出モードとの間で切り替えるように適合されてもよい。焙煎モードでは、放出ポート30は閉位置にあり、かつ/又は装置1は、例えば、チャンバ10の内部に加熱された空気流を生成するように、(空気流生成)デバイスを適宜制御することによって、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆を焙煎するように構成されている。例えば、制御ユニットは、チャンバ10の内部に加熱された空気流を供給するために、デバイスとヒータの両方を制御する又は作動させる。したがって、制御ユニットは、具体的には、デバイス及び/又はヒータに機能的に接続されている。
制御ユニットは、制御ユニットに記憶され得る予め定められた焙煎プログラム(又はプロファイル)に基づいて、装置1が焙煎モードのままであるように構成されてもよい。予め定められた焙煎プログラムは、例えば、チャンバ10によって受容されたコーヒー豆を焙煎するためのプロセスパラメータを含み得る。プロセスパラメータは、(加熱された)空気流の温度、速度及び/若しくは圧力、並びに/又はコーヒー豆の焙煎及び/若しくは冷却のための特定の(合計)時間を含み得る。例えば、制御ユニットは、特定の時間が経過した後、制御ユニットが装置1を放出モードに自動的に切り替えるように構成されてもよい。制御ユニットが装置1を放出モードに切り替えると、制御ユニットは、放出ポート30を開位置に移動するようにのみ制御し得る。よって、制御ユニットは、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるように適宜制御するために、放出ポート30、具体的には放出ポート30の駆動ユニット36に機能的に接続されてもよい。制御ユニットはまた、焙煎モードと放出モードとの間で(手動で)切り替えるために、ユーザによって、例えば以下に説明するユーザインターフェースによって、操作されてもよい。
よって、放出モードでは、装置1は、デバイスによって生成された空気流を使用して、コーヒー豆を放出ポート30を通して推進してチャンバ10から放出するように構成されている。制御ユニットは、放出モードでは、ヒータがオフに切り替えられる又は停止されるよう制御されるように構成されてもよい。制御ユニットは、制御ユニットが放出モードを離れるための、例えば焙煎モードに切り替えるための信号を受信するまで、装置1が放出モードのままであるように構成されてもよい。例えば、信号は、例えばユーザインターフェースから受信されたユーザ入力信号であってもよい。制御ユニットはまた、装置1を冷却モードなどの異なるモードに切り替えるように適合されてもよく、冷却モードでは、放出ポート30は閉位置にあり、ヒータは停止されるように制御される。制御ユニットは、ハウジング20内に、例えば下側部分24及び/又は上側部分25内に配置されてもよい。
図13に例示的に示すように、装置1は、ユーザインターフェース60を備えてもよい。ユーザインターフェース60は、装置1のユーザが、具体的にはコーヒー豆を焙煎及び/又は放出するために、すなわち、具体的には放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるために、装置1を適宜制御できることを容易にする。ユーザインターフェース60は、好ましくは、制御ユニットに機能的に接続され、それにより、制御ユニットが例えば焙煎モードと放出モードとを切り替えるために、ユーザインターフェース60からユーザ入力又は信号を受信することができる。ユーザインターフェース60は、装置1を制御するための1つ以上の(例えば、4つだけの)制御要素61を、例えば1つ以上のボタン又は他のタッチ感知要素(タッチスクリーンなど)の形態で備え得る。例えば、1つ以上の制御要素61は、焙煎プロセスを開始するための、すなわち焙煎モードに切り替えるための制御要素と、焙煎プロセスを停止するための、例えば冷却モード及び/又は放出モードに切り替えるための制御要素とを含む。制御要素61はまた、装置1の電源をオンにする(及びオフにする)ための制御要素(例えば、オン/オフ制御要素)も備え得る。ユーザインターフェースは、装置1のユーザ側に配置されていることが好ましい。装置1のユーザ側は、好ましくは装置1の前側、及び/又はコーヒー豆がチャンバ10から放出される装置1の側である。
装置1は、例えば、電源プラグの形態の電源インレットを更に備え得る。電源インレットを介して、電気エネルギー(電圧及び/又は電流)などのエネルギーを必要とする装置1の部分に、エネルギーを供給することができる。これらの部分は、具体的には、デバイス、ヒータ、駆動ユニット36、制御ユニット、及び/又はユーザインターフェース60である。電源プラグは、装置1の後側、及び/又はハウジング20、例えば下側部分24若しくは上側部分25に設けられ得る。装置1の後側は、ユーザ側とは反対側の装置1の側であってもよい。
特に図10及び図11に見られるように、頂部12は、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能な出口14を備えてもよい。開位置では、出口14は(熱い又は冷たい)空気及び/又はコーヒーチャフ(「チャフ」とも呼ばれる)がチャンバ10から放出されることを可能にする。未焙煎コーヒー豆は、典型的には、特に最初にコーヒーの木から収穫された時に、(緑色の及び/又は乾燥した)皮を有する。チャフはまた、コーヒー豆の殻とも称され得る。コーヒー豆の焙煎中、この皮はコーヒー豆から剥がれ落ち、したがってチャフとして残る。すなわち、具体的には焙煎時の高温により、追加の作業を必要とせずに、チャフがコーヒー豆から容易に除去されることが可能になる。例えば、消費者が粉砕機及び/又は飲料調製マシンの内部、ひいてはコーヒー飲料の内部にチャフがあることを望まないため、そのような焙煎コーヒー豆のこのチャフが焙煎コーヒー豆と共に残らないことが望ましく、そのためチャフはチャンバ10から放出されて、例えば装置1の外で収集されることが好ましい。よって、チャフは、焙煎コーヒー豆である最終製品に残らない。
すなわち、デバイスによって生成される空気流は、空気及び/又はチャフを頂部12に推進し、その後、出口14を通して放出され、ひいてはチャンバ10から放出される。出口14は、ダイヤフラムであってもよい。出口14は、可動要素15及び1つ以上の開口部16を備えてもよく、可動要素15及び1つ以上の開口部16は、出口14を閉位置と開位置との間で移動させるために互いに対して相対的に移動可能である。例えば、要素15は、(静止した)開口部16に対して移動する。要素15は、開口部16に対して回転移動可能であるように構成されてもよい。閉位置では、要素15は次に、好ましくは、開口部16を(完全に)覆い、開位置において、要素15は少なくとも部分的に開口部16を覆わず、それによって、空気及び/又はチャフをチャンバ10から放出することを可能にする。閉位置では、出口14を通って流れる空気流は実質的にない、又は少なくとも減少した量である。よって、デバイスによって生成される空気流の全体又は少なくとも増加分を、例えば、チャンバ10から放出されるコーヒー豆を推進するために使用することができる。好ましくは、1つ以上の開口部16は、ハウジング20の頂部22に配置又は形成される。要素15は、ハウジング20又は上側ハウジング部分25に、例えば頂部22に移動可能に取り付けられてもよい。
出口14は、好ましくは、制御ユニットに機能的に接続され、それにより、制御ユニットは、出口14を(自動的に)動作させて閉位置と開位置との間で移動させることができる。例えば、制御ユニットは、出口14が焙煎モードでは(のみ)開位置に移動されるように構成されてもよい。追加的に又は代替的に、制御ユニットは、出口14が放出モードでは(のみ)閉位置にあるように構成されてもよい。追加的又は代替的に、出口14は、出口の閉位置と開位置との間で移動するよう手動で操作されるように適合されてもよい。
図12に見られるように、装置1は、チャンバ10により焙煎されたコーヒー豆のチャフを収集するためのチャフコレクタ50を更に備えてもよい。チャフコレクタ50は、チャフがチャンバ10から出口14を通ってチャフコレクタ50に流れて、チャフコレクタ50によって収集されるように配置されることが好ましい。チャフコレクタ50は、内部にチャフが収集され、かつチャフがチャンバ10に戻ることを防止するコンパートメントを備え得る。例えば、チャフコレクタ50は、チャフがチャフコレクタ50によって収集されるように、チャフの一方向の流れのみを可能にする入口を備え得る。これにより、入口は、コンパートメント内へのチャフ50の流れを可能にする一方で、コンパートメントから出る、具体的にはチャンバ10に向かうチャフの流れを防止する。チャフコレクタ50により特に良好なチャフの収集をもたらすために、チャフコレクタ50及びデバイスは、互いに応じて配置され得る。例えば、デバイスは、チャフがチャフコレクタ50により収集されるように、デバイスにより生成される空気流がコーヒー豆のチャフをチャフコレクタ50に向けて推進するように構成され得る。
チャフコレクタ50は、収集されたチャフを捨てるため、又は別の方法で使用するために、チャフコレクタ50を、又は存在する場合はコンパートメントを、選択的に開くことができるように設計され得る。チャフコレクタ50は、着脱可能に配置され得、それにより、例えばチャフを容易に捨てるために、チャフコレクタ50を装置1から取り外すことができる。例えば、チャフコレクタ50は、例えば、形状及び/若しくは摩擦嵌め、又はそれに応じて設計された取付要素により、ハウジング20(例えば、ハウジング20の頂部22)に着脱可能に取り付けられる。よって、チャフコレクタ50は、装置1の頂部を形成し得る。
図14~図16では、本発明の好ましい実施形態によるシステム100を例示的に示す。システム100は、上記の装置1と、この好ましい実施形態では飲料調製マシン101、例えば(完全)自動飲料調製マシンである更なる装置と、を備える。装置1は、飲料調製マシン101が、装置1から放出ポート30を通して放出されるコーヒー豆を処理することができるように、飲料調製マシン101に機能的に接続されている。すなわち、飲料調製マシン101は、放出されたコーヒー豆から飲料を調製する。他の例では、更なる装置はまた、放出されたコーヒー豆を処理するための異なる装置、例えばコーヒー豆を粉砕するための粉砕機であってもよい。
装置1は、チャンバ10から放出されたコーヒー豆が、装置1の(空気流生成)デバイスによって生成された空気流によって飲料調製マシン101に移動することができるように、飲料調製マシン101に機能的に接続される。したがって、コーヒー豆は、特にコーヒー豆のいかなる追加の操作もなしに、装置1から飲料調製マシン101を通って直接移動することができる。例えば、装置1は、導管33を備え、それにより、コーヒー豆が少なくとも導管33に沿って移動して、(焙煎)コーヒー豆の更なる処理のために装置1から飲料調製マシン101内に移動する。特に図16から明らかなように、導管33は、(例えば煙突の形態に設計された)ホッパ102に接続されていてもよく、それにより、導管33を通って移動する焙煎コーヒー豆が導管33から放出されてホッパ102に充填される。ホッパ102は、飲料調製マシン101と一体的に設けられてもよい、及び/又は、ホッパ102は、飲料調製マシン101に対して、もしくは飲料調製マシン101上に着脱可能に設けられてもよい。ホッパ102、及び/又は導管33とホッパ102との間の接続部は、好ましくは、密封され、それにより、実質的に空気がホッパ102に入ることができず、ホッパ102内に充填された焙煎コーヒー豆と接触することができない。よって、ホッパ102に充填された焙煎コーヒー豆は、比較的長い時間にわたって新鮮な焙煎を維持することができる。
飲料調製マシン101は、好ましくは、装置1から放出されたコーヒー豆を粉砕するための粉砕機を備える。例えば、コーヒー粉砕機は、ホッパ102が、例えば重力によってコーヒー豆をホッパ102から粉砕機に移動させることによって、コーヒー粉砕機に供給するように、構成されている。したがって、粉砕機は、コーヒー豆を粉砕して粉砕コーヒーにし、次いで、飲料調製マシン101は、粉砕コーヒーからコーヒー飲料を調製することができる。例えば、飲料調製マシン101は、焙煎コーヒー豆から、すなわち粉砕コーヒーからコーヒー飲料を調製するための、水タンク、水ポンプ、及び/又はヒータなどの1つ以上の飲料調製モジュールを更に備える。図14から明らかなように、飲料調製マシン101は、コーヒー飲料を注出するための飲料注出側103を備え得る。注出側103は、例えば、コーヒー飲料を注出するための出口104、及び/又は、上にコーヒーカップを置くことができる支持体又はトレイ105を備え、それにより、コーヒーカップがマシン101から、例えば出口104から注出されるコーヒー飲料で満たされる。
飲料調製マシン101は、ハウジング106を備える。ハウジング106内では、飲料調製モジュールの少なくとも一部を配置することができる。ハウジング106は、底部107と、頂部108とを有する。底部107は、飲料調製マシン101、ひいてはシステム100を、家庭又はキッチンのテーブルトップなどの表面上に置くことができるように適合されているのが好ましい。装置1は、ハウジング106の頂部108上に配置されることが好ましい。したがって、装置1は、飲料調製マシン101に対して非常に効率的に配置され得る。
図14及び図16から明らかなように、装置1は、未焙煎コーヒー豆を(密封して)収容するように適合されたホッパ2(例えば、コーヒー(豆)入口チャンバ及び/又は円筒の形態のもの)を備えてもよい。ホッパ2はチャンバ10に接続されているので、ホッパ2内に収容されたコーヒー豆は、例えば重力のみによって(その後の焙煎のために)チャンバ10内に移動することができる。例えば、ホッパ2内に収容されたコーヒー豆は、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能なポート(「投入ポート3」とも呼ばれる)を介してチャンバ10内に移動することができる。したがって、開位置では、未焙煎コーヒー豆は、このポートを介してホッパ2からチャンバ10内に移動することができ、一方で、閉位置では、未焙煎コーヒー豆は、ホッパ2からチャンバ10内に移動することができない。このポートは制御ユニットに機能的に接続され得、それにより、制御ユニットがこのポートを閉位置又は開位置に制御することができる。例えば、制御ユニットは、焙煎モードに切り替わる前に、このポートを開くように制御する。追加的又は代替的に、ポートはまた、閉位置又は開位置に移動させるために、手動で、すなわち筋力で移動可能であってもよい。しかしながら、ホッパ2は必須ではない。例えば、未焙煎コーヒー豆は、チャンバ10内に直接、すなわち手動で充填されてもよい。
図17に見られるように、装置1は、少なくとも放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるための機構17を備えてもよい。機構17は、側壁13を含み、それによって、好ましくは部分的にチャンバ10を画定している。底部11は、機構17の一体部分ではないことが好ましく、よって、底部11は、機構17に対して別個に設けられることが好ましい。機構17は、移動可能に(例えば、回転可能に)配置されることが好ましく、それにより、側壁13もまた、移動可能に配置される。これにより、機構17、ひいては側壁13を移動させることによって、放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させることができる。図17では、機構17が、駆動ユニット36によって、例えば、機構17又は側壁13上に配置された任意選択の歯とカム運動する駆動ユニット36によって、移動され得ることも分かる。よって、機構17によって放出ポート30を閉位置と開位置との間で移動させるために、側壁13は、好ましくは開口部31を備え、それによって、例えばカバー要素32(上記参照)に対して開口部31も移動させる。
よって、機構17は、放出ポート30を介してチャンバ10からコーヒー豆を放出することを容易にする。機構17はまた、チャンバ10内への未焙煎コーヒー豆の投入を容易にすることもできる。このように、機構17は、少なくとも第1の位置及び第2の位置に(回転)移動可能であるように適合されてもよく、第1の位置では、放出ポート30(のみ)が開位置にあり、第2の位置では、(コーヒー豆)投入ポート3(のみ)(上記参照)が開位置にある。よって、第1の位置では、投入ポート3が閉位置にあるのが好ましく、第2の位置では、放出ポート30が閉位置にあることが好ましい。第2の位置では、未焙煎コーヒー豆が、その後の焙煎のためにチャンバ10に入ることができる。未焙煎コーヒー豆は、好ましくは、ホッパ2から投入ポート3を介してチャンバ10内に(重力)供給される。投入ポート3は、側壁13に形成又は穿孔された開口部(例えば、穴又はスロット)であってもよく、又は開口部を備えてもよい。このように、投入ポート3の開位置では、開口部は覆われておらず、すなわち塞がれておらず、それにより、未焙煎コーヒー豆を投入ポート3を介してチャンバ10内に投入することができ、一方で閉位置では、開口部は覆われており、すなわち塞がれており、それにより、未焙煎コーヒー豆を投入ポート3を介してチャンバ10内に投入することができない。
機構17は、コーヒー豆のチャフがチャフコレクタ50によって収集されるようチャフコレクタ50に向けて流れ得る位置(例えば、第1及び第2の位置に加えた位置、すなわち第3の位置)に(例えば、回転)移動するように適合されてもよい。例えば、機構17は、(例えば、側壁13に少なくとも部分的に配置された)1つ以上(例えば、2つのみ)のチャフポート51を備え、これは、当該(第3の)位置では、チャフが、チャフコレクタ50によって収集されるように、チャフポート51を介してチャフコレクタ50に向けて(デバイスによって生成された空気流によって)移動又は流れることを可能にする。よって、この位置では、(それぞれの)チャフポート51は開位置にある。この(第3の)位置以外の任意の位置、例えば第1及び第2の位置では、チャフポート51は、好ましくは閉位置にある。この閉位置では、チャフポート51を通ってチャフコレクタ50に向けって流れる空気は(大幅に)低減又は遮られ、その結果、例えばチャンバ10から放出ポート30を介してコーヒー豆を放出するために、空気流が有利には方向転換される。チャフポート51の閉位置では、チャフがチャンバ10からチャフポート51を通ってチャフコレクタ50に向けて流れることができないことが好ましい。チャフポート51の閉位置では、チャフコレクタ50によって収集されたチャフは、チャフポート51を介してチャンバ10内に戻ることが防止される。チャフポート51は、側壁13に形成又は穿孔された開口部(例えば、スロット又は穴)であってもよく、又は開口部を備えてもよい。このようにして、チャフポート51の開位置では、開口部は覆われておらず、すなわち塞がれていないので、空気流及びチャフは、チャフ収集のために開口部を通ってチャフコレクタ50に向けて流れることができ、閉位置では、開口部は覆われており、すなわち塞がれているため、空気流及びチャフは、チャフ収集のために開口部を通ってチャフコレクタ50に向かって流れることができない。
側壁13は、投入ポート3及びチャフポート51の両方を含む断面を備えることができる。換言すれば、投入ポート3及びチャフポート51は、チャンバ10の高さに対して実質的に同じ高さに、例えばチャンバ10の頂部に配置されてもよい。放出ポート30は、投入ポート3及び/又はチャフポート51を備える側壁13の断面に配置されないことが好ましい。換言すれば、一方の側の放出ポート30と、他方の側の投入ポート3及び/又はチャフポート51とは、チャンバ10の高さに対して異なる高さに配置されてもよく、例えば、放出ポート30は、投入ポート3及び/又はチャフポート51よりも低い高さに配置されてもよい。駆動ユニット36とカム運動する機構17の歯は、放出ポート30とチャフポート51との間に配置されていることが好ましい。
よって、機構17は、好ましくは方向転換機構であり、方向転換機構は、動作中の装置1の異なる状態、例えば、(チャンバ10内に未焙煎コーヒー豆を投入するための)コーヒー投入状態、(焙煎されているコーヒー豆のチャフを収集するための)コーヒー焙煎状態、及び(そのように焙煎されたコーヒー豆を放出するための)コーヒー放出又は吐出状態に対応する異なる位置に移動することができる。機構17は、デバイスによって生成された空気流が、具体的にはそれぞれの状態(焙煎、放出など)の特定の機能のために、有利に方向転換されることをもたらす。したがって、機構17は、空気流のセレクタとして機能する。機構17は、特定の形態に限定されない。例えば、機構17は、リング、タンク、及び/又はスリーブの形態を有してもよく、よって、機構17は方向転換リングであってもよい。
図示する実施形態は、好ましい実施形態に過ぎないこと、しかしながら、装置1又はシステム100の他の設計をも使用できることが、当業者には明らかであろう。具体的には、ホッパ2及び/又はホッパ102及び/又は粉砕機などのシステム100の特徴は、装置1の特徴でもあり得る。

Claims (13)

  1. コーヒー豆を焙煎するための装置(1)であって、
    焙煎するためにコーヒー豆を内部に受容することができるチャンバ(10)と、
    前記チャンバによって受容された前記コーヒー豆を撹拌するために空気流を生成するためのデバイスと、を備え、
    前記チャンバ(10)が、底部(11)と、頂部(12)と、前記底部(11)から前記頂部(12)まで延びている側壁(13)とによって画定されており、前記側壁(13)が、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能な放出ポート(30)を備え、それにより、前記放出ポート(30)が前記開位置にあるとき、前記デバイスによって生成された前記空気流が、前記コーヒー豆を前記放出ポート(30)を通して推進して前記チャンバ(10)から放出することができ、
    前記底部(11)が空気入口を備え、前記デバイスが、前記チャンバ(10)の内部に前記空気流を生成するために、前記空気入口を通して空気を吹き込むように構成されており
    前記放出ポート(30)が、前記頂部(12)よりも前記底部(11)の近くに配置されている、
    装置(1)。
  2. 前記放出ポート(30)が、前記閉位置と前記開位置との間で手動で移動可能である、及び/又は前記装置(1)が、前記放出ポート(30)を前記閉位置と前記開位置との間で移動させるように構成されている駆動ユニット(36)を備える、請求項1に記載の装置(1)。
  3. 前記放出ポート(30)が、前記放出ポート(30)を前記閉位置と前記開位置との間で移動させるために、摺動自在に又は枢動自在に移動可能である、及び/又は、前記側壁(13)が、前記放出ポート(30)を前記閉位置と前記開位置との間で移動させるために、移動可能である、請求項1又は2に記載の装置(1)。
  4. 前記デバイスが、前記チャンバ(10)によって受容された前記コーヒー豆を焙煎するために、加熱された空気流を生成するように適合されている、及び/又は前記デバイスが、前記チャンバ(10)によって受容された前記コーヒー豆を冷却するための空気流を生成するように適合されている、請求項1~のいずれか一項に記載の装置(1)。
  5. 前記装置(1)が、焙煎モードと放出モードとの間で前記装置(1)を切り替えるための制御ユニットを備え、前記焙煎モードでは、前記放出ポート(30)が前記閉位置にあり、前記放出モードでは、前記放出ポート(30)が前記開位置にある、請求項1~のいずれか一項に記載の装置(1)。
  6. 前記焙煎モードでは、前記装置(1)が、前記チャンバ(10)によって受容された前記コーヒー豆を焙煎するように構成されている、請求項に記載の装置(1)。
  7. 前記放出モードでは、前記装置(1)が、前記デバイスによって生成された前記空気流を使用して、前記コーヒー豆を前記放出ポート(30)を通して推進して前記チャンバ(10)から放出するように構成されている、請求項又はに記載の装置(1)。
  8. 前記放出ポート(30)を備える前記側壁(13)の少なくとも断面が、少なくとも部分的に円形又は楕円形の形状を有する、請求項1~のいずれか一項に記載の装置(1)。
  9. 前記頂部(12)が、閉位置と開位置との間で選択的に移動可能である出口(14)を備え、前記開位置では、前記出口(14)が、空気及び/又はコーヒーチャフを前記チャンバ(10)から放出することを可能にする、請求項1~のいずれか一項に記載の装置(1)。
  10. チャフコレクタ(50)を更に備え、前記チャフコレクタ(50)が、前記コーヒー豆のチャフを収集するように構成されている、請求項1~のいずれか一項に記載の装置(1)。
  11. 請求項1~10のいずれか一項に記載の装置(1)と、更なる装置と、を備えるシステム(100)であって、前記更なる装置が、前記装置(1)から前記放出ポート(30)を通して放出される前記コーヒー豆を処理するために前記装置(1)に機能的に接続される、システム(100)。
  12. 前記更なる装置が、前記コーヒー豆を粉砕するための粉砕機を備える、及び/又は、前記更なる装置が、前記コーヒー豆から飲料を調製するための飲料調製マシン(101)を備える、請求項11に記載のシステム(100)。
  13. 焙煎するために内部にコーヒー豆が受容されたチャンバ(10)から、前記コーヒー豆を吐出するための方法であって、前記チャンバ(10)が、空気入口を備える底部(11)と、頂部(12)と、前記底部(11)から前記頂部(12)まで延びている側壁(13)とによって画定されており、前記方法が、
    前記チャンバ(10)によって受容された前記コーヒー豆を撹拌及び/又は焙煎するために空気流を生成する工程であって、前記チャンバ(10)の内部に前記空気流を生成するために、前記空気入口を通して空気が吹き込まれる、工程と、
    前記チャンバ(10)の前記側壁(13)において前記頂部(12)よりも前記底部(11)の近くに設けられた放出ポート(30)を開位置に移動させ、それにより、前記空気流が、前記コーヒー豆を前記放出ポート(30)を通して推進して前記チャンバ(10)から放出する工程と、
    を含む、方法。
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