JP7797150B2 - 工事用扉及び工事用昇降機 - Google Patents
工事用扉及び工事用昇降機Info
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Description
特許文献1には、孔付き板(パンチングメタル)がスペーサゴムを介して扉枠に保持された工事用扉が開示されている。特許文献1の工事用扉では、スペーサゴムによってパンチングメタルと扉枠との密着性を向上させて、扉枠に対するパンチングメタルのがたつきを抑制することで、工事用扉の開閉時における静音性の向上を図っている。
また、孔付き板の周縁部に対する内側部位の変位量(孔付き板の撓み量)を簡単に調整することができる。
そして、この構成では、一方向における吊下げ治具のローラの数が一つだけである場合と比較して、連結柱及びこれに接続された扉板部の荷重によって、同一のローラがガイドレールに押し付けられる力を小さくすることができる。これにより、工事用扉を開閉する際に、連結柱が鉛直方向を軸線として回転する等して、吊下げ具のローラがガイドレールに対して擦れても、当該擦れに基づいて発生する騒音を抑制することができる。
図2,3に示すように本実施形態の工事用昇降機EVは、建築現場において使用されるものであり、昇降機本体EV1と、工事用扉1と、を備える。昇降機本体EV1は、建築現場において昇降して資材等を搬送する。工事用扉1は、建築現場の各階に設けられ、昇降機本体EV1側RE(以下、昇降機本体側REと呼ぶ。)と各階のステージ側RSとを開閉可能に仕切る。
図1,2に示すように工事用扉1を閉じた状態(後述する複数の扉板部10を展開した状態)においては、昇降機本体側REとステージ側RSとを区切る。一方、図3に示すように、工事用扉1を開いた状態(後述する複数の扉板部10を折り畳んだ状態)においては、昇降機本体側REとステージ側RSとの間で人や物を行き来させることができる。
扉枠11は、扉板部10の厚さ方向(Y方向)から見て、当該厚さ方向に貫通する開口部を有する。本実施形態の扉枠11では、複数の開口部がZ方向に並んでいる。
図示例(図1,4)において、扉枠11を構成する縦枠112の数は2本であり、横枠113の数は5本である。このため、Z方向に並ぶ扉枠11の開口部の数は4つとなっている。なお、扉枠11の開口部の数や、扉枠11を構成する縦枠112及び横枠113の本数は、上記した例に限られない。
また、棒状部材13は、開口部の短辺方向(X方向)の中間において、棒状部材13の長手方向が扉枠11の開口部の長辺方向(Z方向)に沿うように配置されている。
本実施形態において、棒状部材13の両端部は、弾性変形可能な弾性体14を介して扉枠11に保持されている。すなわち、棒状部材13と扉枠11との間に弾性体14が介在している。具体的に、弾性体14は棒状部材13と扉枠11の段差面11aとの間に介在している。弾性体14は、例えばブロック状又はシート状に形成されたゴムであってよい。なお、棒状部材13の両端部は、例えば弾性体14を介さずに扉枠11に接触してもよい。
本実施形態において、保持具15によって同一の棒状部材13の中途部分と孔付き板12とを保持する部分(保持部分)は、一つだけであり、棒状部材13の長手方向の中間に位置するが、これに限ることはない。棒状部材13と孔付き板12との保持部分は、例えば複数であってもよい。この場合、複数の保持部分は、棒状部材13の長手方向に間隔をあけて配置されてよい。
孔付き板12及び棒状部材13に取り付けられたボルトナット16は、扉枠11の厚さ方向において扉枠11の内側(開口部)に配置されている。すなわち、ボルトナット16は、扉枠11の厚さ方向において扉枠11の両端から外側にはみ出さない。
なお、ボルトナット16によって孔付き板12を棒状部材13に保持させる構成では、棒状部材13及び孔付き板12に対するボルト161及びナット162の配置が、上記した例と逆であってもよい。また、孔付き板12を棒状部材13に保持させる保持具15は、ボルトナット16に限られない。
図1に示すように、本実施形態のガイドレール4は、一対の支柱6によって支持されている。一対の支柱6は、それぞれZ方向に延びており、ガイドレール4の長手方向(X方向)の両端に配置されている。ガイドレール4は、一対の支柱6の上端に取り付けられている。一対の支柱6を各階のステージ上に立てることで、ガイドレール4をステージの上方に保持することができる。
図4,10に示すように、各吊下げ具5は、ガイドレール4においてX方向に転動するローラ51を有する。各吊下げ具5のローラ51は、X方向に複数並んでいる。図10に例示する吊下げ具5では、ローラ51が水平方向に沿ってX方向に直交する方向(Y方向)にも二つ並んでいる。これにより、吊下げ具5は、ガイドレール4に対してその長手方向に移動可能となっている。
なお、図示例では、工事用扉1を開いた状態で、複数の扉板部10がY方向に折れ曲がりながらX方向に延びるように配置されている。すなわち、同一の一対扉2を構成する二つの扉板部10が小さい角度で折れている。同一の一対扉2を構成する二つの扉板部10は、Y方向においてステージ側RSに山折りとなっている。このため、扉板部10はガイドレール4に対して昇降機本体側REに張り出さない。
この際には、隣り合う二つの連結柱3の間隔が小さくなることに伴って、一対扉2を構成する二つの扉板部10が折り畳まれる(二つの扉板部10がなす角度が大きくなる)。これら二つの扉板部10が折り畳まれる動作においては、二つの扉板部10を連結する蝶番20がY方向においてステージ側RSに移動する。このため、二つの扉板部10が互いに折り畳まれる動作においても、扉板部10はガイドレール4に対して昇降機本体側REに張り出さない。
工事用扉1を開いた状態から閉じるためには、前述した工事用扉1を開くときの動作と逆の動作を行えばよい。すなわち、複数の連結柱3の間隔が大きくなるように連結柱3(移動柱3B)をガイドレール4に沿ってX方向に移動させればよい。
緩衝材30は、図9に示すように複数の扉板部10を折り畳んだ状態(すなわち工事用扉1を開いた状態)で互いに対向する扉板部10の対向面10aに設けられている。扉板部10の対向面10aは、扉板部10の厚さ方向に向く面である。
緩衝材30は、工事用扉1を開いた状態で、X方向において対向する同一の一対扉2において互いに対向する二つの扉板部10の対向面10b(以下、別の対向面10bと呼ぶ。)にも設けられている。別の対向面10bに設けられた緩衝材30は、扉板部10の幅方向(図9ではY方向)において連結柱3が位置する扉板部10の端部に設けられている。なお、別の対向面10bに設けられた緩衝材30は、例えば扉板部10の幅方向において蝶番20が位置する端部に設けられてもよい。
図示例では、互いに対向する二つの扉板部10の対向面10a(10b)の両方に設けられているが、例えばこれら二つの対向面10a(10b)の一方のみに設けられてもよい。また、緩衝材30は、扉板部10の対向面10a及び別の対向面10bのいずれか一方のみに設けられてもよい。
また、孔付き板12の周縁部に対する内側部位の変位量(孔付き板12の撓み量)を簡単に調整することもできる。
これに対し、X方向における吊下げ具5のローラ51の数が複数である場合には、一つのローラ51が上記荷重によってガイドレール4に押し付けられる力を小さくすることができる。これにより、ローラ51がガイドレール4に対して擦れた際に生じる騒音を小さくすることができる。
2 一対扉
3 連結柱
4 ガイドレール
5 吊下げ具
10 扉板部
10a,10b 対向面
11 扉枠
12 孔付き板
13 棒状部材
14 弾性体
16 ボルトナット
20 蝶番
30 緩衝材
51 ローラ
EV 工事用昇降機
EV1 昇降機本体
Claims (6)
- 工事用昇降機において各階に設けられ、昇降機本体側とステージ側とを仕切る工事用扉であって、
扉枠、及び、周縁部が扉枠に保持された孔付き板を有する扉板部を備え、
前記扉板部は、前記孔付き板に対してその板厚方向に隣り合わせて配置され、長手方向の両端部が前記扉枠に保持されると共に、前記長手方向の中途部分が前記扉枠の内側に位置する前記孔付き板の内側部位に保持される棒状部材をさらに有し、
前記孔付き板の内側部位は、ボルトナットによって前記棒状部材の中途部分に保持される工事用扉。 - 工事用昇降機において各階に設けられ、昇降機本体側とステージ側とを仕切る工事用扉であって、
扉枠、及び、周縁部が扉枠に保持された孔付き板を有する扉板部を備え、
前記扉板部は、前記孔付き板に対してその板厚方向に隣り合わせて配置され、長手方向の両端部が前記扉枠に保持されると共に、前記長手方向の中途部分が前記扉枠の内側に位置する前記孔付き板の内側部位に保持される棒状部材をさらに有し、
前記棒状部材の両端部は、弾性変形可能な弾性体を介して前記扉枠に保持されている工事用扉。 - 前記棒状部材に保持された前記孔付き板の内側部位は、前記扉枠に保持された前記孔付き板の周縁部に対して、前記板厚方向に変位している請求項1または2に記載の工事用扉。
- 前記扉板部が、一方向に複数並べられ、
前記一方向に隣り合う前記扉板部が折り畳み可能に連結され、
隣り合う前記扉板部を折り畳んだ状態で互いに対向する前記扉板部の対向面に設けられた緩衝材をさらに備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の工事用扉。 - 前記扉板部が、水平方向に沿う一方向に複数並べられ、
前記一方向に隣り合う二つの前記扉板部が、蝶番によって鉛直方向を回転軸線として折り畳み可能に連結された一対扉を構成し、
前記一方向に並ぶ複数の前記一対扉の各間、及び、複数の前記一対扉の両端に設けられ、前記扉板部に対して鉛直方向を回転軸線として回転可能に連結された複数の連結柱と、
水平方向に延び、複数の前記連結柱を前記一方向に移動可能に案内するガイドレールと、
複数の前記連結柱をそれぞれ前記ガイドレールに吊り下げる複数の吊下げ具と、をさらに備え、
前記吊下げ具は、前記ガイドレールにおいて前記一方向に転動するローラを有し、
前記ローラは、前記一方向に複数並んでいる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の工事用扉。 - 昇降機本体と、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の工事用扉と、を備える工事用昇降機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021155318A JP7797150B2 (ja) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | 工事用扉及び工事用昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021155318A JP7797150B2 (ja) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | 工事用扉及び工事用昇降機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023046620A JP2023046620A (ja) | 2023-04-05 |
| JP7797150B2 true JP7797150B2 (ja) | 2026-01-13 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021155318A Active JP7797150B2 (ja) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | 工事用扉及び工事用昇降機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7797150B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP3251416B2 (ja) * | 1994-01-20 | 2002-01-28 | ジャパン スチールス インターナショナル株式会社 | エレベーター用開口部の仮設ドア |
| JP2018003471A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 三成研機株式会社 | 工事用出入口扉における騒音防止装置 |
-
2021
- 2021-09-24 JP JP2021155318A patent/JP7797150B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023046620A (ja) | 2023-04-05 |
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