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JP7803703B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
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JP7803703B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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Description

本開示は、半導体メモリ装置に関する。
半導体メモリ装置としては、例えば、ECC(Error Check and Correct)機能を備え自律してデータのエラー訂正処理を行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)が用いられることがある。しかしながら、このようなECC対応DRAMでは、SoC(Ssystem On a Chip)等から要求を受けて読み出されるデータに対してしかエラー訂正は行われず、訂正された読み出しデータはDRAMに書き戻されないため、DRAM内にエラーが残ってしまう。
下記特許文献1の半導体メモリ装置では、半導体メモリ装置のリフレッシュ時にエラー訂正処理を行いエラー訂正後のデータを半導体メモリ装置に書き戻すことにより、半導体メモリ装置内のエラーを減少させ、データの信頼性低下を抑制している。
特開2020-71589号公報
半導体メモリ装置には、複数のデータ格納領域(以下、「バンク」とも呼ぶ)を有することにより性能低下を抑制しているものがある。しかしながら、特許文献1には、半導体メモリ装置が複数のバンクを備える場合のリフレッシュおよびエラー訂正処理についての記載はなされていない。したがって当然に、特許文献1には、複数のバンクのすべてを対象としてリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことと、複数のバンクのうち指定された一部のバンクのみを対象としてリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うこととの両方に対応することについて記載されていない。このように従来においては、複数のバンクを備える半導体メモリ装置におけるリフレッシュおよびエラー訂正処理について十分に検討がなされておらず、改善の余地がある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、半導体メモリ装置(100)が提供される。この半導体メモリ装置は、リフレッシュ機能を有する半導体メモリ装置であって、データが記録されるデータ記録部(20)と、前記データ記録部に記録されるデータに対応したエラー訂正コードが記録されるエラー訂正コード記録部(30)と、を有する複数のバンク(10)と、前記エラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成部(40)と、前記エラー訂正コードを用いてデータのエラー訂正処理を行うエラー訂正部(50)と、リフレッシュ対象のローアドレスを定めるローカウンタ(61)と、エラー訂正対象のバンクアドレスを定めるバンクカウンタ(63)と、前記エラー訂正対象のカラムアドレスを定めるカラムカウンタ(62)と、を備え、前記エラー訂正部は、リフレッシュコマンドを受けた場合に前記ローカウンタ、前記バンクカウンタおよび前記カラムカウンタに基づいて定められるエラー訂正対象アドレスのデータを対象として、前記エラー訂正処理を行い、前記ローカウンタは、前記リフレッシュコマンドとして前記複数のバンクのうちすべてのバンクを対象としたリフレッシュを指示する第1リフレッシュコマンドを受けた場合には前記第1リフレッシュコマンドの発行ごとにカウント動作を行い、前記リフレッシュコマンドとして前記複数のバンクのうち指定されたバンクを対象としたリフレッシュを指示する第2リフレッシュコマンドを受けた場合には指定されたすべてのバンクに対して前記第2リフレッシュコマンドの発行ごとにカウント動作を行い、前記バンクカウンタは、前記ローカウンタが一巡するごとにカウント動作を行い、前記カラムカウンタは、前記バンクカウンタが一巡するごとにカウント動作を行い、前記第1リフレッシュコマンドの受信に応じてリフレッシュを実行中に前記第2リフレッシュコマンドを受信すること、または、前記第2リフレッシュコマンドの受信に応じてリフレッシュを実行中に前記第1リフレッシュコマンドを受信することであるリフレッシュ実行中コマンド受信が起こり得、前記ローカウンタ、前記バンクカウンタおよび前記カラムカウンタは、前記リフレッシュ実行中コマンド受信が起こった場合に、前記リフレッシュ実行中コマンド受信が起こる前のカウンタ値を維持するように引き継いで前記カウント動作を実行する
この形態の半導体メモリ装置によれば、複数のバンクを備える半導体メモリ装置において、エラー訂正部は、リフレッシュコマンドを受けた場合にローカウンタ、バンクカウンタおよびカラムカウンタに基づいて定められるエラー訂正対象アドレスのデータを対象としてエラー訂正処理を行うので、複数のバンクを備える半導体メモリ装置におけるデータの信頼性低下を抑制できる。
本実施形態の半導体メモリ装置の構成を模式的に表す説明図である。 データ記録部の構成を模式的に表す説明図である。 ABR処理を表すフローチャートである。 リフレッシュおよびエラー訂正処理を表すフローチャートである。 カウント動作を表すフローチャートである。 PBR処理を表すフローチャートである。 ABR処理とPBR処理とを交互に行う処理の前半部分を表す説明図である。 ABR処理とPBR処理とを交互に行う処理の後半部分を表す説明図である。 図7のステップS515終了後におけるエラー訂正処理済み領域を表す説明図である。 図7のステップS517終了後におけるエラー訂正処理済み領域を表す説明図である。 図8のステップS533終了後におけるエラー訂正処理済み領域を表す説明図である。 図8のステップS551終了後におけるエラー訂正処理済み領域を表す説明図である。
A.実施形態:
図1に示すように、本実施形態の半導体メモリ装置100は、複数のバンク10と、エラー訂正コード生成部40と、エラー訂正部50と、カウンタ60を備える。本実施形態では、各機能部はハードウェアで構成されており、互いにバス70を介して接続されている。半導体メモリ装置100は、例えばDRAMであり、SoC等の外部装置から受けた要求に応じて、データの読み書きを行う。また、半導体メモリ装置100は、リフレッシュ機能を有し自律的にデータの復元を行う。また、半導体メモリ装置100は、リフレッシュ実行時にすべてのバンク10を対象としてエラー訂正処理を行う。
複数のバンク10は、データ記録部20とエラー訂正コード記録部30を備える。データ記録部20は、外部装置から受けた要求に応じて読み書きされるデータを保持する。エラー訂正コード記録部30は、入力されたデータに応じてエラー訂正コード生成部40で生成されるエラー訂正コードを保持する。本実施形態では、データ記録部20とエラー訂正コード記録部30とは、互いに異なるバンクで構成されている。
図2に示すように、本実施形態では、データ記録部20は、バンクB0およびバンクB1を備える。バンクB0およびバンクB1は、それぞれメモリセルアレイ21と、ローデコーダ23と、カラムデコーダ24と、センスアンプ25とを備える。
バンクB0およびバンクB1はバス26に接続され、外部装置による半導体メモリ装置100へのデータの読み書きはバス26を介して行われる。データはセンスアンプ25を介してメモリセルアレイ21へ読み書きされる。なお、バス26は、図1に示すバス70に接続されている。
メモリセルアレイ21の構成は、典型的なDRAMと同じである。より具体的には、メモリセルアレイ21は、1トランジスタ1キャパシタ型の複数のメモリセル22がマトリクス状に配列されたものである。各メモリセル22には、図示しないワード線およびビット線が接続されている。
ローデコーダ23は、ローアドレスに応じて、メモリセルアレイ21内の複数のワード線のうちいずれか1つを活性化する。カラムデコーダ24は、カラムアドレスに応じて、メモリセルアレイ21内の複数のビット線のうちいずれか1つを活性化する。このように、アクセス対象となるメモリセル22は、ローデコーダ23およびカラムデコーダ24が活性化させるワード線およびビット線の組み合わせにより選択される。
図1のエラー訂正コード生成部40は、データ記録部20にデータが書き込まれる場合に、書き込みデータに応じてエラー訂正コードを生成する。エラー訂正コードは、例えばハフマン符号を用いることができる。
エラー訂正部50は、データ記録部20から外部機器へデータが読み出される場合に加えて、リフレッシュが行われる場合にも、エラー訂正コード記録部30から読み出したエラー訂正コードを用いてセンスアンプ25に読み出されたデータのエラーを訂正する。例えば、上述したようにハフマン符号を用いてエラー訂正処理を行うことで、読み出しデータの1ビットのエラーを訂正することができる。
カウンタ60は、ローカウンタ61と、カラムカウンタ62と、バンクカウンタ63とを備える。カウンタ60は予め定められたカウント動作を行い、カウンタ60が示すカウンタ値に応じて、アクセスされるデータのアドレスが定められる。カウンタ60のカウント動作については後述する。
本実施形態のリフレッシュおよびエラー訂正処理について説明する。本実施形態では、半導体メモリ装置100は、外部装置から発行されるALL Bank Refresh(以下、「ABR」とも呼ぶ)コマンドとPer Bank Refresh(以下、「PBR」とも呼ぶ)コマンドとのいずれかのリフレッシュコマンドを受信した場合にリフレッシュおよびエラー訂正処理を行う。外部装置は、半導体メモリ装置100の処理状況に関わらず、ABRコマンドとPBRコマンドとのいずれかを半導体メモリ装置100に送信しリフレッシュおよびエラー訂正処理の実行を指示する。ABRコマンドおよびPBRコマンドは、ページごとに発行される。ページとは、あるバンクにおいて共通のローアドレスに属するメモリセル22を意味する。
図3に示すABR処理について説明する。ABR処理とは、複数のバンク10のうちすべてのバンクを対象として、リフレッシュおよびエラー訂正処理を行う処理である。本実施形態では、半導体メモリ装置100は、外部装置から発行されるABRコマンドを受信した場合にABR処理を実行する。ABRコマンドは、本開示における「第1リフレッシュコマンド」に相当する。
ABR処理においては、複数のバンク10のうちすべてのバンクがリフレッシュ対象バンクに指定される(ステップS110)。リフレッシュ対象バンクとは、リフレッシュが実行されるバンクを意味する。
ステップS120において、半導体メモリ装置100は、ABRコマンド発行時点でのローカウンタ値Cr、バンクカウンタ値Cbおよびカラムカウンタ値Ccに基づいて、リフレッシュ対象ページ、エラー訂正対象バンクおよびエラー訂正対象メモリセルを決定する。リフレッシュ対象ページとは、リフレッシュ対象バンクのうち、リフレッシュが実行されるページを意味し、ローカウンタ61により定められるローアドレスによって特定される。エラー訂正対象バンクとは、エラー訂正が実行されるバンクを意味し、バンクカウンタ63により定められるバンクアドレスによって特定される。エラー訂正対象メモリセルとは、エラー訂正対象バンクのうちエラー訂正が実行されるメモリセル22を意味し、カラムカウンタ62により定められるカラムアドレスによって特定される。エラー訂正対象バンクおよびエラー訂正対象メモリセルは、本開示における「エラー訂正対象アドレス」に相当する。なお、ABRコマンドの発行時点とは、ABRコマンドの発行と同時に限らず、例えば、半導体メモリ装置100がABRコマンドを受信したタイミングも含む。
ステップS130において、半導体メモリ装置100はリフレッシュおよびエラー訂正処理を行う。このリフレッシュおよびエラー訂正処理の詳細手順について図4に沿って説明する。
図4のステップS210において、半導体メモリ装置100は、リフレッシュ対象バンクのうち、リフレッシュ対象ページのデータをセンスアンプ25に読み出す。
ステップS220において、半導体メモリ装置100は、エラー訂正対象バンクのセンスアンプ25へ読み出されたデータのうち、エラー訂正対象メモリセルのデータ、すなわち、バンクアドレスおよびカラムアドレスに対応するデータをセンスアンプ25からエラー訂正部50へ読み出す。
ステップS230において、エラー訂正部50は、エラー訂正部50に読み出されたデータを訂正する。本実施形態では、エラー訂正は、上述のようにハフマン符号を用いて行われる。
ステップS240において、エラー訂正部50は、エラー訂正部50からエラー訂正対象バンクのセンスアンプ25へデータを書き戻す。
ステップS250において、半導体メモリ装置100は、リフレッシュ対象バンクのセンスアンプ25からリフレッシュ対象ページへデータを書き戻す。その後、リフレッシュおよびエラー訂正処理は終了する。
図3に示すようにABR処理においては、カウンタ60は、ABRコマンドの発行ごとに予め定められたカウント動作を行う(ステップS140)。より具体的には本実施形態では、カウンタ60は、リフレッシュおよびエラー訂正処理の終了後にカウント動作を行う。このカウント動作について、図5に沿って説明する。
図5に示すように、ステップS310においてローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxよりも小さい場合、ローカウンタ61は、ローカウンタ値Crを1インクリメントし(ステップS311)、カウント動作は終了する。
ステップS310においてローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxに等しい場合、ローカウンタ61は、ローカウンタ値Crを0にリセットする(ステップS312)。
ステップS320においてバンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxよりも小さい場合、バンクカウンタ63は、バンクカウンタ値Cbを1インクリメントし(ステップS321)、カウント動作は終了する。言い換えれば、バンクカウンタ63は、ローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxから0にリセットするごとに、バンクカウンタ値Cbを1インクリメントする。より具体的には、本実施形態では、バンクカウンタ63は、ローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxから0にリセットされるのと同時に、バンクカウンタ値Cbを1インクリメントする。
ステップS320においてバンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxに等しい場合、バンクカウンタ63は、バンクカウンタ値Cbを0にリセットする(ステップS322)。
ステップS330においてカラムカウンタ値Ccがカラムカウンタ最大値Ccmaxよりも小さい場合、カラムカウンタ62は、カラムカウンタ値Ccを1インクリメントし(ステップS321)、カウント動作は終了する。言い換えれば、カラムカウンタ62は、バンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxから0にリセットするごとに、カラムカウンタ値Ccを1インクリメントする。より具体的には本実施形態では、カラムカウンタ62は、バンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxから0にリセットされるのと同時に、カラムカウンタ値Ccを1インクリメントする。
ステップS330においてカラムカウンタ値Ccがカラムカウンタ最大値Ccmaxに等しい場合、カラムカウンタ62は、カラムカウンタ値Ccを0にリセットする(ステップS332)。その後、カウント動作は終了する。
上記のように、ABR処理を1回行うことにより、リフレッシュ対象ページに記録されたデータに対するリフレッシュおよびエラー訂正対象メモリセルに記録されたデータに対するエラー訂正処理を行うことができる。さらに、外部装置から次々に発行されるABRコマンドに応じて、すべてのカウンタ60が一巡するまで繰り返しABR処理が行われることにより、データ記録部20に記録されたすべてのデータに対してリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことができる。
図6に示すPBR処理について説明する。PBR処理とは、複数のバンク10のうち、指定されたひとつまたは複数のバンクを対象として、リフレッシュおよびエラー訂正処理を行う処理である。本実施形態では、半導体メモリ装置100は、外部装置から発行されるPBRコマンドを受信した場合にPBR処理を実行する。PBRコマンドは、本開示における「第2リフレッシュコマンド」に相当する。
PBR処理においては、PBRコマンドにより指定されたバンクが、リフレッシュ対象バンクおよびエラー訂正対象バンクに指定される。ステップS410では、バンクB0がリフレッシュ対象バンクおよびエラー訂正対象バンクに指定される。
ステップS420において、半導体メモリ装置100は、PBRコマンド発行時点でのローカウンタ値Crおよびカラムカウンタ値Ccに基づいて、リフレッシュ対象ページおよびエラー訂正対象メモリセルを決定する。なお、PBRコマンドの発行時点とは、PBRコマンドの発行と同時に限らず、例えば、半導体メモリ装置100がPBRコマンドを受信したタイミングも含む。
ステップS430において、半導体メモリ装置100はリフレッシュおよびエラー訂正処理を行う。本ステップにおけるリフレッシュおよびエラー訂正処理は、上述したABR処理におけるリフレッシュおよびエラー訂正処理と同じである。
バンクB0に対するリフレッシュおよびエラー訂正処理後、図6の例では、半導体メモリ装置100は、再び外部機器から発行されたPBRコマンドを受信している。この場合、ステップS410と同様に、PBRコマンドにより指定されたバンクが、リフレッシュ対象バンクおよびエラー訂正対象バンクに指定される。ステップS440では、バンクB1がリフレッシュ対象バンクおよびエラー訂正対象バンクに指定される。
ステップS450において、半導体メモリ装置100は、ステップS420と同様に、リフレッシュ対象ページおよびエラー訂正対象メモリセルを決定する。
ステップS460において、半導体メモリ装置100はリフレッシュおよびエラー訂正処理を行う。本ステップにおけるリフレッシュおよびエラー訂正処理は、上述したABR処理におけるリフレッシュおよびエラー訂正処理と同じである。
図6に示すようにPBR処理においては、カウンタ60は、指定されたすべてのバンクに対するPBRコマンドの発行ごとに予め定められたカウント動作を行う(ステップS470)。より具体的には本実施形態では、カウンタ60は、指定されたすべてのバンクに対するリフレッシュおよびエラー訂正処理の終了後にカウント動作を行う。PBR処理におけるカウント動作は、ABR処理におけるカウント動作と同じであるが、PBR処理においてはエラー訂正対象アドレスの決定にバンクカウンタ値Cbは用いられない。
上記のように、PBR処理を1回行うことにより、指定されたバンクのリフレッシュ対象ページに記録されたデータに対するリフレッシュおよびエラー訂正対象メモリセルに記録されたデータに対するエラー訂正処理を行うことができる。さらに、外部装置から次々に発行されるPBRコマンドに応じて、ローカウンタ61およびカラムカウンタ62が一巡するまで繰り返しPBR処理を実行されることにより、データ記録部20のすべてのデータにリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことができる。
図7、図8および図9A~9Dに沿って、ABR処理実行中にPBRコマンドが発行された場合およびPBR処理実行中にABRコマンドが発行された場合の処理の一例について説明する。なお、図7および図8において、リセットおよびインクリメントを行うステップがあるが、これらのステップは、説明のためにカウンタ60のいずれかが一巡する際の動作を抜き出して表されているにすぎず、ABR処理またはPBR処理において行われるカウント動作に加えて行われるカウント動作ではない。
ステップS501において、半導体メモリ装置100は、図9Aの領域MC01に対してABR処理を行う。領域MC01の最終ローアドレスまで処理が終わると、ローカウンタ61はローカウンタ値Crをリセットし(ステップS503)、バンクカウンタ63はバンクカウンタ値Cbをインクリメントする(ステップS505)。
ステップS507において、半導体メモリ装置100は、領域MC11に対してABR処理を行う。領域MC11の最終ローアドレスまでABR処理が終わると、ローカウンタ61はローカウンタ値Crをリセットし(ステップS509)、バンクカウンタ値Cbはバンクカウンタ最大値Cbmaxである1に等しいので、バンクカウンタ63はバンクカウンタ値Cbをリセットする(ステップS511)。さらに、バンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxから0にリセットされたため、カラムカウンタ62はカラムカウンタ値Ccをインクリメントする(ステップS513)。
ステップS515において、領域MC02に対してABR処理を行うが、図9Aの例では、バンクB0の最終ローアドレスに達する前に、PBRコマンドの発行が開始されている。本処理におけるPBRコマンドではバンクB0およびバンクB1が指定されている。
図9Aは、ステップS515終了時点におけるエラー訂正処理済み領域を表している。図9Aのハッチングを付した領域は、エラー訂正処理が1回行われた領域を表している。
ステップS517において、半導体メモリ装置100は、図9Bの領域MC03および領域MC13に対してPBR処理を行う。領域MC03および領域MC13は交互にPBR処理が行われる。
図9Bは、ステップS517終了時点におけるエラー訂正処理済み領域を表している。
領域MC13の最終ローアドレスのメモリセル22に対するPBR処理後に行われるステップS519およびステップS521における処理は、ステップS503およびステップS505における処理と同じである。ステップS521においてバンクカウンタ63はバンクカウンタ値Cbをインクリメントするが、0から1への変化であるのでカラムカウンタ値Ccは変化しない。
ステップS523において、リフレッシュ対象列はステップS517から変わらないため、半導体メモリ装置100は、領域MC02および領域MC12に対してPBR処理を行う。領域MC02については既にABR処理が行われているが、同じ領域に再びエラー訂正処理を行っても問題ない。
ステップS525において、半導体メモリ装置100は、再び領域MC03および領域MC13に対してPBR処理を行う。領域MC13の最終ローアドレスのメモリセル22に対するPBR処理後に行われる図8に示すステップS527からステップS531における処理は、図7に示すステップS509からステップS513における処理と同じである。
ステップS533において、半導体メモリ装置100は、図9Cの領域MC04および領域MC14に対してPBR処理を行うが、図9Cの例では、バンクB1の最終ローアドレスに達する前に、ABRコマンドの発行が開始されている。
図9Cは、ステップS533終了時点におけるエラー訂正処理済み領域を表している。図9Cのクロスハッチングを付した領域は、エラー訂正が2回行われた領域を表している。
ステップS535において、半導体メモリ装置100は、図9Dの領域MC05に対してABR処理を行う。領域MC05の最終ローアドレスのメモリセル22に対するABR処理後に行われるステップS537およびステップS539における処理は、図7に示すステップS503およびステップS505における処理と同じである。
ステップS541において、半導体メモリ装置100は、領域MC14に対してABR処理を行う。領域MC14には既にPBR処理も行われているため、本ステップで行われるABR処理は、2回目のエラー訂正である。続けて、半導体メモリ装置100は、領域MC15に対してABR処理を行う(ステップS543)。領域MC15の最終ローアドレスのメモリセル22に対するABR処理後に行われるステップS545からステップS549における処理は、図7に示すステップS509からステップS513における処理と同じである。
ステップS551において、領域MC06に対するABR処理が終了したところで、外部装置からのABRコマンドの発行およびPBRコマンドの発行が行われなくなり、本処理は終了するものとする。図9Dは、本処理終了後におけるエラー訂正処理済み領域を表している。図9Dに示すように、ABR処理およびPBR処理を交互に行っても、リフレッシュコマンドが発行されている間は、漏れなくリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことができる。なお、ステップS551以降についても引き続きABRコマンドの発行が行われた場合には、データ記録部20に記録されたすべてのデータ対してリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことができる。
以上説明した実施形態の半導体メモリ装置100によれば、複数のバンク10を備える半導体メモリ装置100についても、データ記録部20に記録されたすべてのデータに対してリフレッシュ時にエラー訂正処理を行うことができるため、複数のバンク10を備える半導体メモリ装置100におけるデータの信頼性低下を抑制できる。加えて、ABR処理およびPBR処理を交互に行っても、すべてのデータに対して漏れなくリフレッシュおよびエラー訂正処理を行うことができるため、これによっても、データの信頼性低下を抑制できる。
B.他の実施形態:
(B1)上記実施形態において、半導体メモリ装置100が備える複数のバンク10は、バンクB0およびバンクB1であるが、本開示はこれに限定されない。複数のバンク10の数は、2よりも多くてもよい。
(B2)上記実施形態において、ローカウンタ61、カラムカウンタ62およびバンクカウンタ63は、カウンタ値をインクリメントするが、本開示はこれに限定されない。例えば、ローカウンタ61、カラムカウンタ62およびバンクカウンタ63は、カウンタ値をデクリメントするものでもよい。
(B3)上記実施形態において、カウンタ60のカウント動作は、リフレッシュおよびエラー訂正処理の終了後に行われるが、本開示はこれに限定されない。例えば、カウンタ60のカウント動作は、リフレッシュコマンド発行後または訂正データの書き戻し後に行われてもよい。
(B4)上記実施形態において、バンクカウンタ63は、ローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxから0にリセットされるのと同時に、バンクカウンタ値Cbを1インクリメントするが、本開示はこれに限定されない。例えば、バンクカウンタ63は、ローカウンタ値Crがローカウンタ最大値Crmaxから0にリセットされたあとに、バンクカウンタ値Cbを1インクリメントしてもよい。
(B5)上記実施形態において、カラムカウンタ62は、バンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxから0にリセットされるのと同時に、カラムカウンタ値Ccを1インクリメントするが、本開示はこれに限定されない。例えば、カラムカウンタ62は、バンクカウンタ値Cbがバンクカウンタ最大値Cbmaxから0にリセットされたあとに、カラムカウンタ値Ccを1インクリメントしてもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した形態中の技術的特徴に対応する各実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…バンク、20…データ記録部、30…エラー訂正コード記録部、40…エラー訂正コード生成部、50…エラー訂正部、61…ローカウンタ、62…カラムカウンタ、63…バンクカウンタ、100…半導体メモリ装置

Claims (1)

  1. リフレッシュ機能を有する半導体メモリ装置(100)であって、
    データが記録されるデータ記録部(20)と、前記データ記録部に記録されるデータに対応したエラー訂正コードが記録されるエラー訂正コード記録部(30)と、を有する複数のバンク(10)と、
    前記エラー訂正コードを生成するエラー訂正コード生成部(40)と、
    前記エラー訂正コードを用いてデータのエラー訂正処理を行うエラー訂正部(50)と、
    リフレッシュ対象のローアドレスを定めるローカウンタ(61)と、
    エラー訂正対象のバンクアドレスを定めるバンクカウンタ(63)と、
    前記エラー訂正対象のカラムアドレスを定めるカラムカウンタ(62)と、
    を備え、
    前記エラー訂正部は、リフレッシュコマンドを受けた場合に前記ローカウンタ、前記バンクカウンタおよび前記カラムカウンタに基づいて定められるエラー訂正対象アドレスのデータを対象として、前記エラー訂正処理を行い、
    前記ローカウンタは、前記リフレッシュコマンドとして前記複数のバンクのうちすべてのバンクを対象としたリフレッシュを指示する第1リフレッシュコマンドを受けた場合には前記第1リフレッシュコマンドの発行ごとにカウント動作を行い、前記リフレッシュコマンドとして前記複数のバンクのうち指定されたバンクを対象としたリフレッシュを指示する第2リフレッシュコマンドを受けた場合には指定されたすべてのバンクに対して前記第2リフレッシュコマンドの発行ごとにカウント動作を行い、
    前記バンクカウンタは、前記ローカウンタが一巡するごとにカウント動作を行い、
    前記カラムカウンタは、前記バンクカウンタが一巡するごとにカウント動作を行い、
    前記第1リフレッシュコマンドの受信に応じてリフレッシュを実行中に前記第2リフレッシュコマンドを受信すること、または、前記第2リフレッシュコマンドの受信に応じてリフレッシュを実行中に前記第1リフレッシュコマンドを受信することであるリフレッシュ実行中コマンド受信が起こり得、
    前記ローカウンタ、前記バンクカウンタおよび前記カラムカウンタは、前記リフレッシュ実行中コマンド受信が起こった場合に、前記リフレッシュ実行中コマンド受信が起こる前のカウンタ値を維持するように引き継いで前記カウント動作を実行する
    半導体メモリ装置。
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