以下、図面を参照しつつ、本実施形態のサイドブラシ装置及び床面清掃機について説明する。図1は本実施形態の床面清掃機の斜視図である。図2は本実施形態の床面清掃機の平面図である。図3は本実施形態の床面清掃機の正面図である。図4は本実施形態の床面清掃機の側面図である。図5は本実施形態の床面清掃機の制御ブロック図である。なお、図2(A)はサイドブラシの格納状態を示し、図2(B)はサイドブラシの使用状態をそれぞれ示している。
図1に示すように、床面清掃機1は、床面を自律走行しながら乾式清掃する清掃機であり、商業施設、製造工場、鉄道駅、空港、ホテル、オフィス、病院、学校等に使用される。床面清掃機1の機体2の下部には、駆動輪としての前輪3と補助輪としての一対の後輪4が設けられている。前輪3の左右側方には左右一対のサイドブラシ装置75が設けられており、前輪3の後方にはメインブラシ装置71が設けられている。各サイドブラシ装置75には回転軸が略縦向きのサイドブラシ76が装着されており、メインブラシ装置71には回転軸が横向きのメインブラシ(ロールブラシ)72が装着されている。
一対のサイドブラシ76が床面FL(図3参照)に回転接触して装置内側に塵埃がかき集められ、装置内側でメインブラシ72が床面FLに回転接触して吸引口(不図示)に塵埃が送られる。メインブラシ72による清掃幅がサイドブラシ76によって拡幅されている。メインブラシ72の後方には塵埃を溜めるバケット5が設けられており、バケット5の上方には吸引ブロア(不図示)を駆動するブロアモータ25が設けられている。機体2の上部後側にはハンドル11及びアクセルグリップ12が設けられ、ハンドル11の前側には操作パネル13が設けられている。機体2の下部前側には緩衝装置としてバンパー7が設けられている。
機体外面には各種カメラやセンサ等が設けられている。機体前面には前方カメラ37a、段差センサ44、超音波センサ45aが設けられ、機体両側面には左右一対の側方カメラ37b、超音波センサ45bが設けられ、機体後面には後方カメラ37c(図5参照)が設けられている。機体前面のバンパー7の上方が窪んでおり、機体前面の窪みにはLRF(Laser Range Finder)42(図3参照)、コーナーセンサとしての左右一対の超音波センサ45cが設けられている。これらカメラやセンサによって床面清掃機1の周辺環境を認識すると共に障害物を検出することが可能になっている。
図2(A)、(B)に示すように、床面清掃機1の前部には左右一対のサイドブラシ装置75が設けられており、左右一対のサイドブラシ76の格納状態と使用状態が切替えられている。各サイドブラシ76のブラシ円板77がサイドブラシモータ28の下面に取り付けられており、ブラシ円板77から無数のブラシ毛79が放射状に延びている。サイドブラシ76の格納状態ではブラシ円板77が機体内側に位置付けられ、ブラシ毛79の一部だけが機体側面から露出している。サイドブラシ76の使用状態ではブラシ円板77が機体外側に位置付けられ、ブラシ毛79の大部分が機体側面から露出している。
図3に示すように、サイドブラシ76の使用状態を正面から見たときには、床面FLの垂線Zに対してサイドブラシ76の回転軸Cが僅かに外向きに傾けられている。正面視にてサイドブラシ76の外側のブラシ毛79が床面FLに接しており、サイドブラシ76の内側のブラシ毛79が床面FLから離れている。図4に示すように、サイドブラシ76の使用状態を側方から見たときには、床面FLの垂線Zに対してサイドブラシ76の回転軸Cが僅かに前方に傾けられている。側面視にてサイドブラシ76の前側のブラシ毛79が床面FLに接しており、サイドブラシ76の後側のブラシ毛79が床面FLから離れている。
左側のサイドブラシ76は時計回りに回転し、右側のサイドブラシ76は反時計回りに回転する(図2(B)参照)。すなわち、左右のサイドブラシ76は床面FLの塵埃を機体側部前方から内部に掻き集めるよう互いに逆方向に回転する。サイドブラシ76のブラシ毛79の前部外側が床面FLに強く接しており、サイドブラシ76の前部の内向き回転によって機体内側に塵埃が集められる。一方で、サイドブラシ76のブラシ毛79の後部内側が床面FLから離れているため、サイドブラシ76の後部の外向きの回転によって機体外側に塵埃が掃き出され難くなっている。ブラシ毛79は可撓性を持った線材によって形成されており、ブラシ毛79が床面FLに接触することで床面FLに沿うようにブラシ毛79が撓んでいる。
図5に示すように、床面清掃機1には、走行部15、走行操作部21、清掃部24、操作表示部31、マイク32、スピーカ33、通信部34、電源部35、撮像部36、計測部41、制御部51、記憶部61が設けられている。走行部15、走行操作部21、清掃部24、操作表示部31、マイク32、スピーカ33、通信部34、電源部35、撮像部36、計測部41にはインターフェース67及びバス68を介して制御部51及び記憶部61が電気的に接続されている。制御部51にはバス68を介して記憶部61が電気的に接続されている。制御部51と機体各部の間で電気信号が送受信されている。
走行部15は、駆動モータ16、駆動エンコーダ17、操舵モータ18、操舵センサ19を有している。駆動モータ16によって前輪3(図1参照)が回転されて床面清掃機1が走行される。左右一対の後輪4に連結した駆動エンコーダ17によって走行量と走行方向が検出される。操舵モータ18によって前輪3が水平回りに操舵され、操舵センサ19によって前輪3の操舵角が検出される。走行操作部21は、ハンドルセンサ22、アクセルセンサ23を有している。ハンドルセンサ22によってハンドル11(図1参照)の揺動角が検出され、アクセルセンサ23によってアクセルグリップ12(図1参照)の回転角が検出される。
清掃部24は、ブロアモータ25、メインブラシモータ26、メインブラシシリンダ27、左右一対のサイドブラシモータ28、左右一対のサイドブラシシリンダ29を有している。ブロアモータ25によって吸引ブロア(不図示)が駆動される。メインブラシモータ26によってメインブラシ72(図1参照)が回転され、メインブラシシリンダ27によってメインブラシ72が昇降される。サイドブラシモータ28によってサイドブラシ76(図1参照)が回転され、サイドブラシシリンダ29によって後述するワイヤー98(図6参照)を介してサイドブラシ76が昇降されると共に機体2の内外方向に揺動される。なお、サイドブラシモータ28は左右のサイドブラシ76に対応して、右側のサイドブラシモータ28a、左側のサイドブラシモータ28bで構成される。
操作表示部31は、操作パネル13にオペレータの操作を受け付ける操作画面等を表示させる。操作画面によって床面清掃機1の動作モードが選択され、床面清掃機1に対して各種設定が入力される。マイク32は床面清掃機1の周囲の音声を集音し、スピーカ33は床面清掃機1の警報音を放音する。通信部34は、床面清掃機1と外部端末を無線通信する。なお、床面清掃機1に着脱可能なスマートフォン等の携帯端末を、操作表示部31、マイク32、スピーカ33、通信部34として機能させてもよい。電源部35はバッテリ(不図示)及び充電回路等を有し、電源部35から装置各部に電力が供給される。
撮像部36は、前方カメラ37a、左右一対の側方カメラ37b、後方カメラ37cを有している。前方カメラ37aによって床面清掃機1の前方が撮像され、左右一対の側方カメラ37bによって床面清掃機1の左右側方が撮像され、後方カメラ37cによって床面清掃機1の後方が撮像される。各カメラ37a-37cによって床面清掃機1の周囲画像が撮像されて、ドライブレコーダ等によって床面清掃機1の清掃状況が記録される。また、カメラ37a-37cの撮像画像が解析されて床面清掃機1の周辺環境や立入禁止エリアや障害物等が画像認識されてもよい。
計測部41は、LRF42、バンパーセンサ43、段差センサ44、超音波センサ45a-45cを有している。LRF42によって床面清掃機1から壁や障害物までの距離及び角度が計測される。バンパーセンサ43によってバンパー7(図1参照)と壁や障害物の接触が検出される。段差センサ44によって床面FLの段差が検出される。超音波センサ45a-45cによって床面清掃機1から近距離の範囲で、床面清掃機1の前方の障害物、左右側方の障害物、斜め前方の障害物が検出される。これら各種センサによって床面清掃機1の周辺環境が検出される。
記憶部61には、走行経路の各地点に清掃条件を設定した清掃プランや、その他のパラメータが記憶されている。清掃プランには、走行経路の他、ブロアモータ25等の各モータに関する清掃条件、メインブラシ装置71に関する清掃条件、サイドブラシ装置75に関する清掃条件等が設定されている。メインブラシ装置71に関する清掃条件としては、メインブラシ72の回転数や床面FLへの圧接の有無及び強さ等が設定されている。サイドブラシ装置75に関する清掃条件としては、サイドブラシ76の回転数の他、サイドブラシ76の格納状態と使用状態の切替タイミング等が設定されている。
制御部51は、装置各部を統括制御している。制御部51によって清掃プランに従って自律走行しながら床面FLの清掃が制御されている。制御部51はプロセッサによって構成され、記憶部61は各種記憶媒体によって構成されている。プロセッサによって記憶媒体からプログラムや各種データが読み出されて各種処理が実施される。プロセッサとしては、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等が使用される。記憶媒体としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等が使用される。
この床面清掃機1には、手動モード、学習モード、再現モードの3つの動作モードが用意されている。手動モードは、オペレータが床面清掃機1を手動操作して床面FLを清掃するモードである。学習モードは、オペレータが床面清掃機1を手動操作して床面清掃機1に清掃プランを学習させるモードである。再現モードは、清掃プランを再現するように、床面清掃機1が床面FL上を自律走行しながら清掃するモードである。また、床面清掃機1は、学習モードで学習された清掃プランに従って清掃する他、事前に作成された清掃プランに従って清掃することも可能である。
上記したように、床面清掃機1には、機体両側面から略縦向きの回転軸で回転する左右一対のサイドブラシ76を突出して清掃幅を拡幅する左右一対のサイドブラシ装置75が設けられている。サイドブラシ76によって清掃幅が拡幅されるが、サイドブラシ76によって床面清掃機1の側方の障害物に衝突し易くなる。また、超音波センサ45a-45c等によって障害物が確実に検出されるとは限らない。そこで、本実施形態の床面清掃機1では、サイドブラシ76の揺動中心(揺動軸84(図10参照))よりも進行方向後側でサイドブラシ76が揺動され、サイドブラシ76が障害物に衝突した場合にサイドブラシ76を機体内側に逃がしている。
以下、サイドブラシ装置の詳細構成について説明する。図6は本実施形態のサイドブラシ装置の斜視図である。図7は本実施形態のサイドブラシ装置の平面図である。図8は本実施形態のサイドブラシ装置の側面図である。なお、図6(A)から図8(A)はサイドブラシの格納状態を示し、図6(B)から図8(B)はサイドブラシの使用状態をそれぞれ示している。なお、以下の説明では右側のサイドブラシ装置について説明するが、左側のサイドブラシ装置も同様に(左右対称形状で)構成されている。
図6(A)及び図6(B)に示すように、サイドブラシ装置75は機体2のシャーシ81に取り付けられている。シャーシ81は縦フレーム82と横フレーム83によって上面視略L字状に形成されており、縦フレーム82と横フレーム83の内側にサイドブラシ装置75の格納エリアが確保されている。縦フレーム82は断面視逆L字状に形成され、横フレーム83は断面視角C字状に形成されている。縦フレーム82の上板の一部は、格納エリア内のサイドブラシ装置75(サイドブラシモータ28)を避けるように切り欠かれている。横フレーム83の先端側の上板と下板には揺動軸84を介して揺動アーム85が支持されている。
揺動アーム85の一端側は揺動軸84から機体内側に延びており、揺動アーム85の一端側の先端には引掛け部86が形成されている。揺動アーム85の引掛け部86にはスプリング87を介して縦フレーム82が接続されている。揺動アーム85の他端側は揺動軸84から後方に突出しており、揺動アーム85の他端側の先端には平行リンク機構88を介してブラケット89が上下動可能に連結されている。横フレーム83の先端側の側板には板状のストッパ91が設けられており、揺動アーム85の他端側がストッパ91に突き当たることでサイドブラシ76の揺動が規制されている。
ブラケット89にはサイドブラシモータ28が取り付けられており、サイドブラシモータ28の回転軸(図示せず)にはサイドブラシ76のブラシ円板77が固定されている。このように、揺動アーム85の他端側のブラケット89にサイドブラシ76が保持され、揺動アーム85によって揺動軸84を中心にしてサイドブラシ76が機体2の内外方向に揺動される。また、スプリング87によって揺動アーム85の一端側が引っ張られて、揺動アーム85の他端側のサイドブラシ76が機体外側に押し出され、ストッパ91が揺動アーム85の他端に突き当たってサイドブラシ76の機体外側への揺動限界が規定される。
横フレーム83の上板には支持台93が設けられており、支持台93上にはスライダ94が設置されている。支持台93の上面にはスライダ94の進退方向に一対のスリット95が形成されており、支持台93の一対のスリット95にスライダ94の一対の突起106が挿し込まれている。支持台93の一対のスリット95は進出方向に向かって幅広に形成されており、スライダ94の進出方向へのスライドに遊びが持たせられている。スライダ94の先端側には連結軸96を介して傾動リンク97が上下に揺動可能に連結され、このスライダ94と傾動リンク97の連結軸96にはワイヤー98の先端が連結されている。
傾動リンク97には進退方向に長孔99が形成されており、長孔99には横向きの連結軸96が挿し込まれている。傾動リンク97の先端側には連結部材101を介してブラケット89の上面に連結されている。連結部材101は断面視角U字状の板材によって形成されており、連結部材101の一対の縦板には連結軸102を介して傾動リンク97の先端側が連結されている。連結部材101の底板は鉛直軸(不図示)を介してブラケット89の上面に回転可能に支持されている。また、横フレーム83の上板には、傾動リンク97の進退動作を下側から支持するガイドローラ(ガイド)103が設けられている。
これら支持台93、スライダ94、傾動リンク97、連結部材101、ガイドローラ103等によってワイヤー98の牽引力をブラケット89の引き上げ力に変換する変換機構92が形成されている。ワイヤー98によって変換機構92を介してブラケット89と一体にサイドブラシ76が床面FLから離れた上昇位置と床面FLに接した下降位置の間で昇降される。また、ワイヤー98によってブラケット89と一体にサイドブラシ76が機体内側の格納位置と機体外側の使用位置との間で揺動される。サイドブラシ装置75は、ワイヤー98によってサイドブラシ76の格納状態と使用状態が切替可能に構成されている。
図7(A)に示すように、ブラケット89には揺動アーム85を介してスプリング87が連結されている。スプリング87の引張力F1によって揺動アーム85の揺動軸84を支点にしてブラケット89には機体外側にモーメントM1が作用している。一方で、ブラケット89には傾動リンク97等を介してワイヤー98が連結されている。ワイヤー98の牽引力F2によって揺動アーム85の揺動軸84を支点にしてブラケット89には機体内側にモーメントM2が作用している。このように、スプリング87の反力に抗してワイヤー98によってブラケット89が牽引されている。
サイドブラシ76の格納状態ではワイヤー98が強く牽引されており、ブラケット89に作用する機体外側のモーメントM1よりも機体内側のモーメントM2が大きくなっている。このため、ワイヤー98によってブラケット89を介してサイドブラシ76が機体内側に引き込まれて、サイドブラシ76のブラシ円板77が機体内側に格納されている。このとき、揺動アーム85の揺動軸84よりも床面清掃機1の進行方向後側にブラシ円板77が位置している。また、サイドブラシ76のブラシ毛79が描く外縁よりも内側に揺動アーム85の揺動軸84が位置している。
図7(A)及び図8(A)に示すように、ワイヤー98が強く牽引されると、スライダ94と傾動リンク97の連結軸96がガイドローラ103よりも退避方向に位置付けられる。このため、スライダ94が支持台93に下側から支えられると共に、傾動リンク97が支持台93及びガイドローラ103に下側から支えられている。傾動リンク97が水平姿勢になるため、ブラケット89が上昇位置に位置付けられて、ブラケット89に保持されたサイドブラシ76が床面FLから上方に持ち上げられている。このように、ワイヤー98の牽引によってサイドブラシ76が上昇すると共に機体内側に格納されている。
図7(B)に示すように、サイドブラシ76の使用状態ではワイヤー98の牽引が緩められ、ブラケット89に作用する機体外側のモーメントM1よりも機体内側のモーメントM2が小さくなっている。このため、スプリング87の引張力F1によってブラケット89を介してサイドブラシ76が機体外側に押し出されて、サイドブラシ76のブラシ円板77が機体外側に突出される。サイドブラシ76が機体側面から突出されることで床面清掃機1の清掃幅が拡幅される。揺動アーム85がストッパ91に突き当たって、ストッパ91によってサイドブラシ76の揺動が規制される。
このとき、揺動アーム85の揺動軸84よりも床面清掃機1の進行方向後側にブラシ円板77が位置している。また、サイドブラシ76のブラシ毛79が描く外縁よりも内側に揺動アーム85の揺動軸84が位置している。揺動アーム85の揺動軸84よりも進行方向後側でサイドブラシ76が揺動されるように、ストッパ91によってサイドブラシ76の揺動が規制されている。サイドブラシ76の揺動によって、サイドブラシ76が障害物に衝突してもサイドブラシ76が機体内側に逃がされる。また、揺動アーム85の揺動軸84がバンパー7の内側に位置しており(図10参照)、揺動軸84が障害物に衝突することが防止されている。
サイドブラシ76の使用状態では、床面清掃機1の走行によってサイドブラシ76に対して走行方向とは逆向きに走行負荷R1が作用する。ブラケット89には走行負荷R1によって機体内側のモーメントM2が増大されるため、機体外側のモーメントM1を大きくするためにはスプリング87の引張力F1を強くする必要がある。ところで、サイドブラシ76の回転によってサイドブラシ76と床面FLの接触箇所に回転負荷R2が作用する。回転負荷R2によって機体外側のモーメントM1が増大されるため、床面清掃機1が停止若しくは低速で走行している場合にはスプリング87の引張力F1を過度に強くする必要がない。なお、回転負荷R2は床面FLとの摩擦に応じて変化する。
図7(B)及び図8(B)に示すように、ワイヤー98の牽引が緩められると、スライダ94と傾動リンク97の連結軸96がガイドローラ103よりも相対的に進出方向に位置付けられる。スライダ94は支持台93に下側から支えられるが、傾動リンク97が支持台93及びガイドローラ103から外れる。傾動リンク97が傾斜姿勢になるため、ブラケット89が下降位置に位置付けられて、ブラケット89に保持されたサイドブラシ76が床面FLに部分的に接触する。このとき、ブラケット89に保持されたサイドブラシ76とサイドブラシモータ28とブラケット89自体等の重量がワイヤー98に作用しており、このように、ワイヤー98の牽引が緩められることで、サイドブラシ76が下降すると共に機体外側に突出される。また、サイドブラシ76のブラシ毛79が床面FLに接触して適度に撓むように、ブラケット89の下降位置は図示しない下側ストッパで規定されている。下側ストッパはブラシ毛79の摩耗による短縮化に適応すべく、手動により上下位置を調整できるようになっている。
支持台93のスリット95が進出方向に向かって幅広に形成されているため、スライダ94の進出方向へのスライドに伴ってスライダ94及び傾動リンク97が機体外側に僅かに揺動可能に形成されている。サイドブラシ76とブラケット89が機体外側に揺動すると、スライダ94及び傾動リンク97が進出方向にスライドして、ブラケット89によってスライダ94と傾動リンク97が機体外側に連れ動かされる。サイドブラシ76とブラケット89の揺動がスライダ94と傾動リンク97によって規制されることがなく、サイドブラシ76とブラケット89の機体2の内外方向への揺動が許容されている。
サイドブラシ装置75がワイヤー98を用いた簡易な構成でサイドブラシ76を昇降させると共に機体2の内外方向に揺動させている。ワイヤー98の牽引力が変換機構92を介してブラケット89の引き上げ力に変換されており、ワイヤー98の牽引力によってブラケット89が上昇し、サイドブラシ76(及びその周辺の部材を含む)の自重によってブラケット89が下降されている。このため、ブラケット89と共にサイドブラシ76を昇降させるための駆動源が不要になってサイドブラシ装置75の薄型化を図ることができ、サイドブラシ装置75の周辺部材のレイアウトの自由度を確保することができる。
特に、図8(A)及び図8(B)に示すように、機体側面には超音波センサ45cが設けられている。本実施形態のサイドブラシ装置75が薄型に形成されているため、超音波センサ45cの検出範囲に入ることなく、サイドブラシ装置75によってサイドブラシ76の格納状態と使用状態が切替えられている。床面清掃機1を自律走行させながら清掃している場合に、サイドブラシ76の格納状態と使用状態が切替られても超音波センサ45cの検出状態に影響を及ぼすことがない。すなわち、超音波センサ45cによってサイドブラシ76が障害物であると誤検出されることがない。
図8(B)に示すように、スライダ94は傾動リンク97の長孔99に連結軸96を介して連結されている。このため、サイドブラシ76が障害物に衝突して機体内側に押し込まれても、スライダ94と傾動リンク97の相対的な傾きと連結位置が変化することで、サイドブラシ76を下降させておくことができる。すなわち、ワイヤー98が強く牽引されたときとは異なり、サイドブラシ76が障害物に衝突してブラケット89が機体内側に揺動されても、サイドブラシ76が床面FLから上方に離間することがなく、サイドブラシ76を床面FLに接触させ続けて清掃を継続することができる。
なお、サイドブラシ76の下降位置が安定しない場合、サイドブラシ76を床面FLに強制的に接触させるため、ブラケット89に下降力を付加するスプリング等を別途設けることも可能である。逆にサイドブラシ76の自重が大きい場合は、常時上昇力を付加するダンパー等を設けても良い。
続いて、装置本体の制御部及び記憶部の詳細構成について説明する。図9は本実施形態の制御部及び記憶部の制御ブロック図である。なお、ここでは、図1から図4の符号を適宜使用して説明する。
図9に示すように、制御部51には、清掃制御部52、走行制御部53、SLAM制御部54、走行経路作成部55、環境地図作成部56、清掃プラン作成部57が設けられている。記憶部61には、清掃条件記憶部62、走行経路記憶部63、環境地図記憶部64、清掃プラン記憶部65が設けられている。
清掃制御部52は、学習モード中にオペレータによる床面清掃機1の手動操作を制御する。清掃制御部52による制御内容は、ティーチングデータとして清掃条件記憶部62に記憶される。このティーチングデータには、吸引ブロアの吸引力、メインブラシ72の回転数、サイドブラシ76の回転数、サイドブラシ76による拡幅タイミング等が含まれている。走行制御部53は、学習モード中にオペレータによる床面清掃機1の手動走行を制御する。走行制御部53による制御内容は、ティーチングデータとして清掃条件記憶部62に記憶される。このティーチングデータには、走行速度等が含まれている。
SLAM制御部54は、リアルタイムでSLAMを実行して、LRF42に計測された床面清掃機1の周囲の障害物からの距離及び角度に基づいて、床面清掃機1の自己位置を推定すると共に局所地図を作成する。走行経路作成部55は、時系列に並んだ複数の自己位置を繋ぎ合わせて床面清掃機1の走行経路を作成する。環境地図作成部56は、時系列に並んだ複数の局所地図を繋ぎ合わせて環境地図を作成する。走行経路はティーチングデータとして走行経路記憶部63に記憶され、環境地図はティーチングデータとして環境地図記憶部64に記憶される。
なお、LRF42としては2次元タイプのLRFが用いられてもよいし、3次元タイプのLRFが用いられてもよい。2次元タイプのLRFによって2次元データが取得されてもよいし、3次元タイプのLRF又は2次元タイプのLRFの上下揺動によって3次元データが取得されてもよい。すなわち、走行経路作成部55によって2次元の走行経路が作成されてもよいし、走行経路作成部55によって3次元の走行経路が作成されてもよい。また、環境地図作成部56によって2次元の環境地図が作成されてもよいし、環境地図作成部56によって3次元の環境地図が作成されてもよい。
清掃プラン作成部57は、各種ティーチングデータを学習モードの開始から終了までの所定時間間隔のステップ毎に関連付けて清掃プランを作成する。この場合、環境地図に床面清掃機1の走行経路が反映されて、走行経路の開始地点から終了地点までの各地点における吸引ブロアの吸引力、メインブラシ72の回転数、サイドブラシ76の回転数、サイドブラシ76による拡幅タイミング等が設定されて清掃プランが作成される。清掃プランは清掃プラン記憶部65に記憶される。清掃プラン記憶部65には、学習モードで学習された清掃プランの他にも、事前に作成された清掃プランが記憶されている。
また、学習モードから再現モードに変更されると、清掃制御部52は、再現モード中に清掃プラン記憶部65から清掃プランを読み込み、清掃プランに従って床面清掃機1の自律清掃を制御している。走行制御部53は、再現モード中に清掃プラン記憶部65から清掃プランに含まれる走行経路を読み込み、走行経路に従って床面清掃機1の自律走行を制御している。床面清掃機1が走行経路に沿って自律走行しながら、メインブラシ72及びサイドブラシ76によって床面FLを清掃している。このように、清掃制御部52及び走行制御部53によって床面清掃機1が制御されることで、清掃プラン記憶部65から読み込まれた清掃プランが再現される。
床面清掃機の走行動作について説明する。図10は本実施形態の床面清掃機の走行動作の一例を示す図である。図10(A)は柱状の突き出た壁を検出したときの走行状態、図10(B)は高さが低い障害物を検出できなかったときの走行状態をそれぞれ示している。
図10(A)に示すように、床面清掃機1の進行方向前方には、壁面104の一部が柱状に室内側へ突出している。学習走行で床面清掃機1に壁面104に沿った清掃を学習させることで、再現走行でも床面清掃機1によって壁面104に沿った清掃が再現される。このとき、サイドブラシ76による清掃幅の拡幅状態も再現される。LRF42(図5参照)の測距によって壁面から一定距離を維持しながら、メインブラシ72及びサイドブラシ76によって床面FLが清掃される。壁面104の一部が室内側に突出していても、サイドブラシ76が壁面の突出部分を避けるように床面清掃機1が走行される。
図10(B)に示すように、床面清掃機1の進行方向前方には、高さが低い障害物105が設置されている。学習走行では床面清掃機1に障害物105の存在が学習されておらず、再現走行ではLRF42や超音波センサ45c(図5参照)等の検出範囲から障害物105が外れている。このため、右側のサイドブラシ76が障害物105に衝突するが、スプリング87(図7参照)の反力に抗してサイドブラシ76が機体内側に揺動される。サイドブラシ76が障害物105を通過すると、スプリング87によってサイドブラシ76が機体外側に押し戻される。サイドブラシ76が障害物105に衝突しても、サイドブラシ76が機体内側に逃げることで部材の損傷が抑えられる。
床面清掃機の旋回時のサイドブラシの回転数制御について説明する。図11は本実施形態の床面清掃機の旋回動作の説明図である。図12は本実施形態のサイドブラシの回転数制御の説明図である。図13は本実施形態のサイドブラシの最低回転数の設定例を示す図である。なお、図12(A)は連続的にサイドブラシの回転数を変化させる一例、図12(B)は段階的にサイドブラシの回転数を変化させる一例をそれぞれ示している。
左右のサイドブラシ76を回転させながら走行する場合、サイドブラシ76の回転負荷によって走行経路に沿った自律走行が不安定になる場合がある。例えば、床面清掃機1を右旋回させる場合には、右側のサイドブラシ76の回転によって床面清掃機1の旋回に対して負荷が与えられ、左側のサイドブラシ76の回転によって床面清掃機1の旋回が補助される。また、床面清掃機1を右旋回時には、左側のサイドブラシ76が旋回前後で右側のサイドブラシ76と同じ場所を通るため、右側のサイドブラシ76の回転数を高く維持して塵埃をかき寄せる必要はない。一方で、左側のサイドブラシ76は旋回前後で異なる場所を通るため、左側のサイドブラシ76の回転数を高く維持しなければ塵埃を取り残す恐れがある。
このため、左右のサイドブラシ76が常に同じ回転数に設定されることが良いとは限らず、床面清掃機1の旋回時には左右のサイドブラシ76の回転数に差分を付けることが望ましい。そこで、本実施形態の清掃制御部(制御部)52は、床面清掃機1が左右に旋回する際に、内側のサイドブラシ76の回転数を外側のサイドブラシ76の回転数よりも減少させるように制御してもよい。これにより、床面清掃機1の旋回時にサイドブラシ76の回転負荷によって走行経路に沿った自律走行が不安定になることがない。また、学習走行時にサイドブラシ76の回転数の変化を学習させることもできる。
例えば、図11(A)に示すように、ハンドル11が右側に15度だけ動かされると、前輪3の操舵角が右側に45度に調整される。このとき、左側のサイドブラシ76の回転数が最高回転数(100%)に維持され、右側のサイドブラシ76の回転数が最高回転数の75%まで減少される。図11(B)に示すように、ハンドル11が右側に30度だけ動かされると、前輪3の操舵角が右側に90度に調整される。このとき、左側のサイドブラシ76の回転数が最高回転数に維持され、右側のサイドブラシ76の回転数が最高回転数の25%まで減少される。
この場合、図12(A)に示すように、清掃制御部52によってハンドル11の揺動角に応じて、サイドブラシ76の回転数が連続的に変化されてもよい。図12(B)に示すように、清掃制御部52によってハンドル11の揺動角に応じて、サイドブラシ76の回転数が段階的に変化されてもよい。これらのサイドブラシ76の回転数の制御により、床面清掃機1の旋回角に応じてサイドブラシ76の回転数を適切に調整できる。ここでは、床面清掃機1の旋回角を示す指標としてハンドル11の揺動角が用いられたが、前輪3の操舵角に応じてサイドブラシ76の回転数が変化されてもよい。
ところで、上記したようにサイドブラシ76に作用する走行負荷R1や回転負荷R2(図7(B))は床面FLとサイドブラシ76の摩擦状態で変化する。床面FLとサイドブラシ76の摩擦係数が低ければ、床面FL上をサイドブラシ76が滑って回転負荷R2が減少する。一方で、床面FLとサイドブラシ76の摩擦係数が高いと、サイドブラシ76が回転しながら床面FL上を機体外側に移動して回転負荷R2が増加する。この回転負荷R2がサイドブラシ76に対して走行負荷R1と逆向きに作用するため、サイドブラシ76の回転数を増やすことで、回転負荷R2によって走行負荷R1と共にサイドブラシ76の揺動アーム85に係るモーメントのアンバランスを相殺することができる。
このため、床面清掃機1の走行前に、床面FLとサイドブラシ76の摩擦係数に応じて変化するサイドブラシモータ28の電流値を測定し、サイドブラシモータ28の電流値と走行速度に応じてサイドブラシ76の回転数を制御することが好ましい。ただし、サイドブラシ76の回転数は清掃性能にも影響し、サイドブラシ76の回転数を大きくし過ぎると床面FLやブラシ毛79の損傷にもつながる。そこで、本実施形態の清掃制御部(制御部)52は、床面清掃機1の走行速度とサイドブラシモータ28の電流値によってサイドブラシ76の最低回転数を決定してもよい。
例えば、図13に示すように、サイドブラシモータ28の電流値が「小」であり、走行速度が「低」である場合には、摩擦係数と走行負荷R1が小さいことを示している。このため、走行負荷R1に対して回転負荷R2が大きくなり過ぎて揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントが過大にならないように、サイドブラシ76の最低回転数が「中」に設定される。サイドブラシモータ28の電流値が「小」であり、走行速度が「高」である場合には、摩擦係数は小さいが走行負荷R1は大きく、揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントが減少することを示している。このため、回転負荷R2によって走行負荷R1による揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントの減少が相殺されるように、サイドブラシ76の最低回転数が「高」に設定される。
サイドブラシモータ28の電流値が「大」であり、走行速度が「低」である場合には、摩擦係数は大きいが走行負荷R1は小さいことを示している。このため、走行負荷R1に対して回転負荷R2が大きくなり過ぎて揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントが過大にならないように、サイドブラシ76の最低回転数が「低」に設定される。サイドブラシモータ28の電流値が「大」であり、走行速度が「高」である場合には、摩擦係数と走行負荷R1が大きく、揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントがある程度バランスしていることを示している。このため、回転負荷R2と走行負荷R1とのバランスによる揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントが安定するように、サイドブラシ76の最低回転数が「中」に設定される。
揺動アーム85に係る機体外側方向のモーメントが過大にならずにバランスした状態に近ければ、スプリング87の牽引力が適切に作用し、走行中にサイドブラシ76が障害物に衝突しても、サイドブラシ76はスプリング87の牽引力に応じた小さな反力を受けるだけで退避状態に移行できるので、部品の損傷が極力防止できる。
最低回転数の「低」は最高回転数の25%、最低回転数の「中」は最高回転数の35%、最低回転数の「大」は最高回転数の45%にそれぞれ設定されてもよい。また、上記した床面清掃機1の旋回時にサイドブラシ76の回転数が制御される場合には、清掃制御部52によってサイドブラシ76の最低回転数以上で回転数が制御されてもよい。例えば、サイドブラシ76の最低回転数が最高回転数の25%に設定された場合には、ハンドル11が30度以上動かされても、サイドブラシ76の回転数が最高回転数の25%未満にならないように制御される(図12(A)、(B)参照)。
以上、本実施形態によれば、揺動アーム85の揺動中心よりも進行方向後側でサイドブラシ76が揺動可能なため、サイドブラシ76が障害物に衝突してもサイドブラシ76を機体内側に逃がして、サイドブラシ装置75の損傷を抑えることができる。サイドブラシ76と障害物の衝撃がスプリング87によって吸収されると共に、床面清掃機1が障害物を通過した後にスプリング87によってサイドブラシ76を機体外側に戻すことができる。
また、ワイヤー98が牽引されることで、サイドブラシ76が上昇されると共に機体内側に格納され、ワイヤー98の牽引が緩められることで、サイドブラシ76が下降されると共に機体外側に押し出される。サイドブラシ装置75に上下動用の駆動源が不要になってサイドブラシ装置75の薄型化を図り、サイドブラシ装置75の周辺部材のレイアウトの自由度を確保できる。
なお、本実施形態では、床面清掃機に左右一対のサイドブラシ装置が設けられているが、床面清掃機には単一のサイドブラシ装置が設けられていてもよい。この場合にも、床面清掃機の旋回時にサイドブラシの回転数を制御することが可能である。例えば、床面清掃機が左右に旋回する際に内側に位置するサイドブラシの回転数が最高回転数よりも減少するように清掃制御部に制御される。また、単一のサイドブラシ装置であっても、ワイヤーによってサイドブラシを機体の内外方向に揺動されると共にサイドブラシを昇降させることができる。
また、本実施形態では、清掃制御部は、機体が左右に旋回する際に、内側のサイドブラシの回転数を最高回転数よりも減少させているが、内側のサイドブラシの回転数を外側のサイドブラシの回転数よりも減少させていればよい。例えば、清掃制御部は、機体が左右に旋回する際に、内側のサイドブラシの回転数を外側のサイドブラシの回転数よりも減少させていれば、外側のサイドブラシの回転数を最高回転数よりも減少させてもよい。
また、本実施形態では、揺動アームがストッパに突き当たることでサイドブラシの揺動が規制されているが、ストッパはサイドブラシの機体外側への揺動限界を規定するように形成されていればよい。例えば、ブラケットやサイドブラシがストッパに突き当たることでサイドブラシが規制されてもよい。
また、本実施形態では、スプリングが揺動アームの一端側を引っ張るように形成されているが、スプリングはサイドブラシを機体外側に向かって押し出すように形成されていればよい。例えば、スプリングが揺動アームの他端側やブラケットを押し込むことでサイドブラシが機体外側に向かって押し出されてもよい。
また、本実施形態では、揺動アームの揺動中心がバンパーの内側に位置しているが、揺動アームの揺動中心が機体内側に位置していれば、揺動アームの揺動中心が障害物に衝突することを防止できる。例えば、揺動アームの揺動中心がバンパーよりも後方に位置付けられていてもよい。
また、本実施形態では、支持台、スライダ、傾動リンク、ガイドローラ等によって変換機構が形成されたが、変換機構はワイヤーの牽引力をブラケットの引き上げ力に変換可能に構成されていれば、どのように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、床面清掃機が学習プランに従って自律走行する機能を有しているが、床面清掃機が自律走行する機能を有していなくてもよい。
また、本実施形態では、SLAMによって環境地図が作成される構成にしたが、V-SLAMやLiDAR-SLAMによって環境地図が作成されてもよいし、オペレータによって事前に環境地図が用意されてもよい。
また、本実施形態では、オペレータが清掃装置のハンドルを持って手動操作しているが、オペレータが表示端末によって清掃装置を遠隔手動操作してもよい。
また、本実施形態では、床面清掃機がサイドブラシの回転数を制御しているが、床面清掃機はサイドブラシ装置を備えていれば、サイドブラシの回転数を制御しなくてもよい。
また、本実施形態において、床面清掃機にプログラムをインストールすることによって、サイドブラシの回転数を制御する機能が追加されてもよい。これらのプログラムは記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は特に限定されないが、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の非一過性の記憶媒体であってもよい。
なお、本実施形態を説明したが、他の実施形態として、上記実施形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の技術は上記の実施形態に限定されるものではなく、技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、技術的思想を別の仕方によって実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。